JP3588382B2 - 心臓ペースメーカの基礎頻度数を制御するための方法および装置 - Google Patents

心臓ペースメーカの基礎頻度数を制御するための方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は心臓ペースメーカの基礎頻度数の制御に関し、より詳細には患者の活動に呼応してペースメーカにおける基礎頻度数を調整する生理学的パラメータを監視するための少なくとも1個のセンサを備えた心臓ペースメーカに関するものである。
【0002】
さらに本発明は、生理学的パラメータに刺激頻度数を「従属(enslavement )」させる機能を有するペースメーカ、すなわち速度応答性もしくは代謝要求性ペースメーカに関するものであり、調速は患者の活動レベルおよび/または心臓出力要求を示す監視された生理学的パラメータの関数として制御されるが、この最後の機能は前記センサとは異なるセンサおよび基礎頻度数を制御する生理学的パラメータによって確保することができる。
【0003】
【従来の技術】
心臓ペースメーカ(心臓パルス発生器とも呼ばれる)においては、自然心臓リズムの不存在下で刺激パルスが供給される基礎頻度数(すなわち基礎速度)を規定するのが通常である。基礎頻度数値は典型的にはプログラミングされる。1分間当りの心臓における基礎頻度数は秒としての対応の時間間隔(一般にmsとして現す)を有することが了解される。さらに基礎間隔は基礎エスケープ間隔(「EI」)とも称され、この間隔は第1心臓イベントにて出発し、間隔の終了前に自然心臓イベントが生じない限り間隔の終了時に供給される刺激パルスをもたらす。
【0004】
本発明者等が認めたところでは、患者が静止している期間に際し基礎頻度数よりも低くかつ患者の状態に生理学的に適合するような自然心臓リズムが存在しうる。しかしながら従来のペースメーカに伴う問題は、プログラミングされた基礎頻度数における装置の制御がこの種の自然リズムを基礎頻度数以下で吸収しえないことである。
【0005】
基礎頻度数の機能を患者の静止期間および活動期間に際し変化させる数種の試みが提案されている。
【0006】
米国特許第5,143,065号は、基礎頻度数を1日の時間および患者の周期的な生理学的要求の関数として調整する予想可能なモデルを記載している。
【0007】
国際特許WO 86/07270号は、自然心臓リズムの日中および夜間の変動(概日リズム)をシュミレートする機能につき記載している。
【0008】
しかしながら、これら特許公報はいずれも、患者の実動もしくは有効な静止の期間に対する基礎頻度数の適合を可能にしない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明の課題は、日中もしくは夜間の静止期、並びに非静止(すなわち活動)状態への復帰期に際し患者の生理学的要求にプログラミング基礎頻度数を自動的に適合させるような心臓ペースメーカを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
広義において本発明は生理学的パラメータを監視する少なくとも1個のセンサを備えた心臓ペースメーカにおける基礎頻度数の制御に向けられ、患者の静止期と活動再開期とがペースメーカの基礎頻度数を患者の静止および活動の期間に自動適合させるよう検出されることを特徴とする。これは、装置を再プログラミングすることなくプログラミング基礎頻度数とは異なる基礎頻度数(「現在の基礎頻度数」とも称する)を用いることを可能にし、さらに自然リズムが生理学的に許容しうると共にプログラミング基礎頻度数よりも低い静止期に際し、自然心臓リズムがペースを妨げないようにする。便宜上、活動再開期を「活動」期とも称する。
【0011】
好ましくは静止期および活動期は、(1)情報がセンサにより検出される患者の活動を示すセンサにより与えられる情報信号(ここでは「センサ活動」と称する)および(2)たとえば刺激パルスの調速もしくは供給から或いは心内心電図もしくは外部ECG信号またはその組合せの解析から妨げられるペースメーカ回路により検出される患者活動を示す自然もしくは刺激心臓リズム(ここでは「心臓活動」と称する)の解析により決定される。行うべき解析は、センサ活動および心臓活動のそれぞれが静止状態および/または活動状態に対応する時点を決定することである。
【0012】
この点に関し次の定義を用いる。「静止期」とは、「センサ静止」の期間または「心臓静止」の期間が存在する場合と規定される。より好適な実施例において、静止期はセンサ静止期と心臓静止期との両者が同時に存在する場合と規定される。「活動期」とは、静止期の状態が満足されない場合、たとえば事例に応じ「センサ活動」期および「心臓活動」期の一方もしくは両者が存在する場合と規定される。「センサ静止」期とは、個数pの比較もしくは試料につきセンサ情報信号の平均がp回のうち回数r(r≦p)にてセンサの静止レベルより低い場合と規定され、或いは「センサ活動」期はセンサ平均がp回のうちr未満につきセンサの静止レベル未満である場合と規定される。たとえば限定はしないが、活動状態からセンサ静止状態を区別する基準は、センサ平均が8回の連続比較のうち5回につきセンサ静止レベル未満もしくはそれより高い場合とすることができる。
【0013】
好ましくは、センサ平均は第1プログラミング持続期間に際しセンサにより与えられる最終情報の平均であると規定される。プログラミングしうる第1持続時間は時計(すなわち時間間隔)により規定することができ、或いは予備選択された呼吸サイクルの回数により規定することができる。好ましくはセンサ平均は持続時間がプログラミング可能な第2持続時間に対応する正常間隔にて計算され、この第2持続時間も時計により規定され或いは呼吸サイクルの回数により規定される。すなわち平均はセンサ情報のスライドウインド、すなわちセンサ情報(これは連続もしくは非連続部分とすることができる)の順次の個別部分に基づくことができる。勿論、荷重平均も所望ならば用いることができる。
【0014】
「心臓静止」期とは、N回の心臓サイクルに際し類似した性質の2つの順次の心臓イベント間における時間間隔が敷閾値だけ減少した現在の基礎間隔よりも大、すなわちプログラミングしうる数値Y%よりも大であるN回の心臓サイクルの比率と規定される。換言すれば、N回の心臓サイクルの試料につき、x(xは敷閾値だけ減少した現在の基礎間隔に等しい)よりも大である類似した性質の2つの連続する心臓イベント間の間隔(すなわちエスケープ間隔)を有する心臓サイクルの回数を数値zとして計数する。試料セットにおけるこの種の間隔の比率、すなわちz/Nがプログラミングしうる数値Y%より大であれば、心臓静止期が規定される。或いは、心臓静止期は、S回の心臓サイクルに際し類似する性質の2つの順次の心臓イベント間の間隔が敷閾値だけ減少した現在の基礎間隔よりも大である場合と規定することもできる。後者の試験は、典型的には敷閾値だけ減少した現在の基礎間隔よりも低い心臓エスケープ間隔を有する一連の連続心臓サイクルに基づく。
【0015】
「心臓活動」期は、N回の心臓サイクルに際し類似する性質の2つの連続心臓イベント間の間隔が敷閾値だけ減少した現在の基礎間隔より大(すなわちプログラミングしうる数値Y%未満もしくは等しい)の心臓サイクルの比率であると規定される。或いは心臓活動期は、S回の心臓サイクルに際し類似する性質の2回の連続心臓イベント間の間隔が敷閾値だけ減少した現在の基礎間隔より小もしくは等しい場合と規定される。
【0016】
本発明によれば、各静止期の後、現在の基礎間隔は好ましくはプログラミングしうる増分だけ延長され、より好ましくは現在の基礎間隔が最小基礎頻度数に対応する最大基礎間隔に達するまでプログラミング可能な増分だけ延長される。さらに各活動期の後、現在の基礎間隔はプログラミング可能な減少分だけ減少され、より好ましくは現在の基礎間隔がプログラミング基礎頻度数に対応する最小基礎間隔に達するまでプログラミング可能な減少分だけ減少される。
【0017】
本発明の1面において、期外収縮が「重大」であると称する状態が規定される。これは、N回の心臓サイクルに際し生ずる心房もしくは心室期外収縮の回数がプログラミング可能な数値Mより大である場合に生ずる。期外収縮が重大状態であると規定する場合、現在の基礎間隔を減少分だけ減少させる。周知のよう期外収縮は尚早な自然心臓イベントである(たとえば米国特許第5,271,394号参照)。
【0018】
本発明によれば、センサにより検出される生理学的パラメータに対する刺激頻度数の従属関係は、常に現在の基礎頻度数とは無関係に機能し続ける。換言すれば、患者の活動および/または心臓出力要求を示す生理学的パラメータの関数として決定される速度応答刺激頻度数は、現在の基礎頻度数とは独立して機能し続ける。
【0019】
さらに本発明は生理学的パラメータを監視する少なくとも1個のセンサを備えた速度応答性心臓ペースメーカに向けられ、患者の静止期および活動期を検出して刺激の基礎頻度数を自動適合させることを特徴とする。この種のペースメーカは少なくとも1個の生理学的センサと信号状態調節回路と、ステートマシン(state machine )および/または上記過程で作動して基礎間隔を調整しうるマイクロプロセッサとを備える。
【0020】
【実施例】
以下、添付図面を参照して実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0021】
図1を参照して、現在の基礎頻度数(FBASE CUR)の変動の順序(工程として)を、プログラミング基礎頻度数(FBASE PROG)および最小基礎頻度数(FBASE MIN)と対比して示す。順序は、図1の左側から出発して患者が静止している期間を含む。これは、どのように現在の基礎頻度数(FBASE CUR)が最小基礎頻度数(FBASE MIN)まで経時的に低下するかを示す。次いで図1の中間近くから出発し、センサ頻度数(SENSOR FREQUENCY)の上昇により示される患者の活動再開の後(これはキャロットで示される)、現在の基礎頻度数(FBASE CUR)が活動持続の間にプログラミング可能な基礎値(FBASE PROG)まで経時的に上昇する。心臓イベント(CARDIAC FREQUENCY)が星印として示される。
【0022】
図2を参照してセンサの制御方法が示され、これはセンサにより与えられる情報に呼応してセンサ静止状態であると決定される静止期が存在するかどうかを規定する目的を有する。
【0023】
図2を参照して、センサ情報は適当に状態調節されると共にデジタル解析のため変換された後に好ましくは次のようにソフトウエア制御マイクロプロセッサによって処理される。工程10にて、平均センサ情報を計算するサイクルが第1の所定持続時間(すなわち所定回数の呼吸サイクル)につき開始される。工程20にてセンサ平均が得られ、センサ静止レベル値と比較される。センサ平均がセンサ静止レベルより低ければ、工程30にて計数器 CYCセンサレストが増加すると共に、手順は工程40に進む。センサ平均がセンサ静止レベル以上であれば、手順は工程40に進む。
【0024】
工程40にて計数器解析センサレストが予備選択数値pと比較される。計数値がpに等しくなければ、手順は工程45にて計数器を増加させ、手順が他の検知サイクルのため工程10に戻る。解析センサレストのカウント値がpに等しければ、計数器CYCセンサレスト値は数値rと比較される。これがrより大または等しければ、工程60にてセンサ静止状態がイエスとして規定され、計数器CYCセンサレストおよび解析センサレストがゼロにリセットされる。次いで手順は他の検知サイクルのため工程10に戻る。計数器CYCセンサレスト値がr以下であれば、工程55にてセンサ静止状態がノーとして規定され、計数器CYCセンサレストおよび解析センサレストがゼロにリセットされる。次いで手順は他の検知サイクルのため工程10に戻る。
【0025】
図3を参照してペースメーカの制御方法が示され、これは心臓イベントを監視することにより心臓静止期であると決定される静止期が存在するかどうかを規定する目的を有する。静止状態がセンサにより与えられる情報および心臓イベントの規定(すなわち図2および3に示された手順)の両者により規定される場合、すなわちセンサ静止および心臓静止の両状態が存在する場合は、本発明の方法はプログラミング基礎頻度数(FBASE PROG)から最小基礎頻度数(FBASE MIN)への現在の基礎頻度数の減少を制御する。この減少は、自動的かつ段階的に生ずる。静止期間、すなわち規定された静止期に際し活動が検出されると、本発明の方法は最小基礎頻度数(FBASE MIN)からプログラミング基礎頻度数(FBASE PROG)まで現在の基礎頻度数の増加を制御する。この増加も自動的かつ段階的に生ずる。かくして本発明は、患者が静止期にある時間と活動期にある時間との相対期間の関数として、プログラミング基礎頻度数と最小基礎頻度数との間で現在の基礎頻度数を自動的に制御する。
【0026】
図3を参照して、心臓活動とセンサ活動情報と共に評価する過程を示す。手順は工程110にて各心臓サイクルから出発する。工程120にて、順次の性質的に同じ種類の2つの心臓イベント(たとえば2つのRウエーブ)の間の間隔INTを、敷閾値だけ減少した現在の基礎間隔EIと比較する(たとえば現在の基礎間隔のx%)。間隔INTが現在の減少した基礎間隔EIより大または等しければ工程130にて計数器CCスローが増加する。計数器CCスローは、現在の基礎頻度数EIに近い緩徐な心臓リズムに対応する間隔INTの回数を計数する。次いで、工程140にて計数器CCは、検査される複数の心臓サイクルを示す回数Nと比較される。計数器CCがNに等しくなければ、手順は工程145にて計数器CCを増加させ、次の間隔INTを得るため次の心臓サイクルの工程110に戻る。しかしながら、計数器CCがNに等しければ、工程150にて計数器CCはゼロにリセットされ、次いで手順は患者の心臓状態を検査する。
【0027】
間隔INTが現在の基礎間隔以下である場合、工程122にて計数器CCファーストが増加する。計数器CCファーストは、より早い心臓リズムに対応する間隔INTの回数を計数する。次いで工程124にて間隔INTを試験し、心房もしくは心室のいずれかで期外収縮があるかどうかを決定する。この試験は任意慣用の方法で、たとえば間隔を1つもしくはそれ以上のプリセット時間と比較することにより行うことができる。期外収縮が存在すれば、計数器ESA/Vが増加し、手順は工程140に移る。期外収縮でなければ、手順は直接に工程140へ進む。
【0028】
計数器CCをリセットした後、手順は予備選択された或いはプログラミング可能な数値Mと工程160にて比べ計数器ESA/Vを検査する。試験が陽性であって多くの期外収縮が存在することを示せば、手順は工程162へ移行して現在の基礎間隔EIをプログラミングされた基礎間隔(PROG INT BASE)と比較する。現在の基礎間隔EIがプログラミング基礎間隔(PROG INT BASE)以下であれば手順は工程166に進み、ここで計数器ESA/VとCCファーストとCCスローとがゼロにリセットされ、次いで手順が工程110に進んで新たなN心臓サイクルの順序を開始する。しかしながら、現在の基礎間隔EIがプログラミング基礎間隔(PROG INT BSAE)より大であれば現在の基礎間隔EIは数値DECだけ工程164にて減少し、次いで手順は工程166に移行して上記したように進行する。
【0029】
計数器ESA/Vが数値M未満である場合、工程170にてスロー間隔の比較(すなわちNにより割算した計数器CCスローの計数値)が所定の割合Y%と比較される。比率がY%以下であれば計数器ACTが工程172にて増加すると共に、計数器ACTがプログラミング値mと比較される。計数器ACTの計数値がmより大であれば計数器ACTおよびRESTが工程176にてゼロにリセットされ、手順は工程162に移行して上記したような順序で進行する。計数器ACTの計数値がmに等しくなければ、手順は工程166に移行して上記した順序で進行する。
【0030】
しかしながら、比率がY%より大であれば、工程180にてセンサ状態を試験してセンサ静止状態であるかどうかを決定する。静止状態でなければ手順は工程172に移行し、計数器ACTが増加して、上記したように進行する。明確なセンサ静止状態が存在すれば工程190にて計数器RESTが増加し、計数器REST値が所定値nと工程200にて比較される。計数器REST値がnに等しければ、手順は工程166に進んで各計数器をリセットすると共に上記したように進行する。nに等しくなければ、工程210にて計数器ACTおよびRESTがゼロにリセットされ、プログラミング基礎間隔PROG INT BASEとDELTA(DELTAはプログラミング可能な数値である)との合計と工程220にて現在の基礎間隔EIが対比される。現在の基礎間隔EIがプログラミング基礎間隔プラスDELTAより低ければ工程225にて現在の基礎間隔EIは量INCだけ増加し、手順は工程166に進む。或いは、手順は直接に工程166に移行する。
【0031】
本発明によれば患者のセンサ静止状態およびセンサ活動状態が、たとえばトランク(たとえばアクセロメータ)の運動を検出する活動のセンサにより或いは微小排気を測定するセンサにより検出される。この種の多くのペースメーカの生理学的パラメータセンサが知られている。さらに数個のセンサ(すなわち種々異なる生理学的パラメータを有する2個以上のセンサ)をたとえばアクセロメータおよび電極/インピダンス系のような同じ装置で使用して、微小排気を測定することもできる。
【0032】
センサ静止の状態を規定するため、センサにより与えられた最後の情報の平均を正常間隔にて計算する。これら間隔は好ましくはプログラミング可能であって、たとえば微小排気の場合には32回の呼吸サイクルに対応する。1実施例においてセンサ平均は、たとえば回数をプログラミングしうる最後の128回の呼吸サイクルに対応するセンサの最終情報に基づく。たとえばセンサ平均(すなわちセンサの最終情報の平均)は、たとえば最後の128回の呼吸サイクルにつき得られた微小排気測定値の平均である。この平均を次いで対応の刺激頻度数に公知の方法で関連させることができる。1実施例において、最後の128サイクルに関する平均は次の128サイクルの後または64サイクルの後、或いは他のサイクル数(好ましくは4サイクルの倍数の後に決定することができる。
【0033】
他の実施例において、センサは患者の呼吸に直接関係しない生理学的パラメータを監視することもできる。たとえばセンサは脈搏増進を測定する種類とすることもでき、患者の運動型活動を追跡することもできる。この場合は、センサ平均を呼吸サイクルの回数でなく持続期間に置くことが好ましい。
【0034】
上記したようにセンサ静止状態はセンサ平均がたとえばp回のうちr(r≦p)につきセンサの静止レベルより低い場合と規定される。回数rおよびpはプログラミングしうることが望ましい。
【0035】
センサの静止レベルは、たとえばフランス特許FR−A−2,671,013号および対応の本出願人による米国特許第5,303,702号(その開示を参考のためここに引用する)に記載された自動検量法により患者のデーリーリズムの関数として決定される。
【0036】
センサ活動状態は、センサ平均がp試料のうちr(r≦p)未満にてセンサの静止レベル未満である場合と規定される。
【0037】
心臓静止状態は複数回Nの心臓サイクルにつき決定され、回数Nはプログラミング可能である。心臓サイクルは性質的に類似する2つの順次の心臓イベント間の間隔により規定され、たとえば2つの順次のPウェーブ(すなわち自然もしくは調速された心房イベント)の間の間隔または2つの順次のRウェーブ間の間隔(すなわち自然もしくは調速された心室イベント)の間の間隔により規定される。本発明の構成において、間隔は一般に2つの順次のRウェーブ間の持続時間として規定される。
【0038】
N回の心臓サイクルに際しN回の心臓サイクルの比率が計算され、2回の順次の類似する心臓イベント間の間隔は敷閾値だけ減少した現在の基礎間隔より大である。この比率がプログラミング可能な数値Y%より大であれば、心臓静止状態が規定される。この比率がこのプログラミング可能な数値Y%以下であれば、心臓活動状態が規定される。
【0039】
他の実施例においては、S回の心臓サイクルに際し類似する性質を有する2つの連続心臓イベント間の間隔が敷閾値だけ減少した現在の基礎間隔よりも大である場合と心臓静止状態を規定することもできる。次いで心臓活動状態は、S心臓サイクルに際し間隔の少なくとも1つが敷閾値だけ減少した現在の基礎間隔の間隔以下である場合と規定される。
【0040】
N心臓サイクルに際しペースメーカは心房もしくは心室期外収縮の回数を検出すると共に計数し、この数値を計数器ESA/Vに記憶する(図3)。期外収縮の回数がプログラミング可能な数値Mより大であれば、期外収縮は「重大」状態であると規定される。
【0041】
本発明による現在の基礎頻度数を増加もしくは減少させる方法は、一般に図3を参照して次のように説明される。
【0042】
N回の心臓サイクル期間のうちプログラミング可能な回数n(計数器RESTにより制御される)に際しセンサ静止および心臓静止が同時に生ずれば、現在の基礎間隔はプログラミング可能な増分だけ現在の基礎間隔が最小基礎頻度数の間隔に達するまで延長される。この最小基礎頻度数は、好ましくはプログラミング可能な頻度数δだけ減少したプログラミング基礎頻度数に等しい。
【0043】
N回の心臓サイクル期間のうちプログラミング可能な回数m(計数器ACTにより制御される)に際しセンサ活動状態または心臓活動状態が生ずれば、現在の基礎間隔はプログラミング可能な減少分だけ現在の基礎間隔がプログラミング基礎頻度数に相当する間隔に達するまで減少する。
【0044】
N心臓サイクルの期間に際し重大な期外収縮が生ずれば、現在の基礎間隔はプログラミング可能な減少分だけ現在の基礎間隔がプログラミング基礎頻度数の間隔に達するまで減少する。
【0045】
使用する心臓ペースメーカは、たとえば複式チャンバ速度応答型である。この種のペースメーカは公知であり、たとえばコーラスRM型心臓ペースメーカがELAメジカルSA、モントルージュ、フランス国から入手でき、これは当業者により本発明を実施すべく用いることができる。他の種類の速度応答ペースメーカも使用することができ、たとえばOPUS−Gペースメーカ(これもELAメジカルSA社から入手しうる)のような単チャンバ装置を包含する。
【0046】
この種のペースメーカは典型的には心臓活動を検知するハードウエア回路および監視される生理学的パラメータを示す信号を検出する回路、信号の状態調節および濾過回路、並びに処理ユニット、たとえばソフトウエア制御マイクロプロセッサを備えて、心臓活動信号およびセンサ活動信号で作動することにより種々の心臓およびセンサ状態を確認すると共に本発明に従いこれら状態に呼応して基礎頻度数を調整する。本発明で使用すべく改変しうる速度応答ペースメーカに適する設計は、同時出願の米国特許出願第08/346,027号(1994年11月29日付け出願)および本出願人による米国特許第5,330,510号、第5,303,702号および第5,249,572号(これらの開示を参考のためここに引用する)にも記載されている。
【0047】
静止の状態が存在する場合、すなわちペースメーカが静止期を検出した場合、現在の基礎間隔はプログラミング可能な持続時間だけ増加し、典型的には8〜16msだけ増加した後、現在の基礎間隔が最小基礎頻度数に対応する最大基礎間隔に達する。
【0048】
患者は、静止の期間(すなわち現在の基礎頻度数がプログラミング基礎頻度数より低い期間)の後に活動の期間(活動期)に復帰することができる。ペースメーカがこの種の活動期を検出した場合、現在の基礎間隔はプログラミング可能な持続時間だけ減少し、典型的には8〜16msだけ減少した後、現在の基礎間隔はプログラミングされた基礎頻度数に対応するプログラミング基礎間隔に達する。
【0049】
速度応答ペースメーカの従属機能は常に現在の基礎頻度数とは無関係に機能し続け、現在の基礎頻度数/間隔の調整機能を改変しない。2個もしくはそれ以上の異なるセンサを有する装置において、1個のみのセンサを用いて基礎間隔を制御することができる。
【0050】
心房もしくは心室の期外収縮を有するサイクルは、静止サイクルの途中で計数を変化しない。
【0051】
適するプログラミング可能なパラメータはたとえば以下に示す通りであり、その許容値および公称値を示す:
【0052】
【表1】
パラメータ 許容値 公称値
センサ平均の間隔 16−128 32呼吸サイクル
センサ平均のサイクル数 32−256 128サイクル
pのうちセンサ静止期r(r≦p) 1−10 1
心臓静止期または活動再開(Y%) 50−100% 87.75%
敷閾値 6.25−50% 25%
心臓静止サイクル数(N) 10−100 32card.
心臓サイクル数(S) 10−1024 50
静止の際の期外収縮の最大数(M) 0−50 5
基礎頻度数のδ 0−45 20bpm
基礎頻度数減速(n) 1−10 3
基礎頻度数加速(m) 1−10 1
【0053】
本発明による現在の基礎頻度数の制御方法は幾つかの利点を示す。
【0054】
第1にプログラミング基礎頻度数より低い自然の心臓リズムを現すことができ、これは心臓につき刺激リズムにとって好ましい。その結果、第2に使用持続時間(すなわちペースメーカのバッテリー寿命)が減少刺激パルス数だけ延びる。
【0055】
かくして、本発明による制御方法は現在の基礎頻度数を患者の活動および静止の時間に自動的に適合させることができる。
【0056】
以上、本発明を特定実施例につき説明したが、本発明の範囲を逸脱することなく多くの改変が可能である。たとえば限定はしないが、上記の観察持続時間の代りに特に静止期についてはスライド平均または荷重平均を用いることもできる。以上の説明は単に例示の目的であって、限定を意味しないことが当業者には了解されよう。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、日中もしくは夜間の静止期、並びに非静止(すなわち活動)状態への復帰期に際し患者の生理学的要求にプログラミング基礎頻度数を自動的に適合させるような心臓ペースメーカを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例に従いペースメーカの基礎頻度数を制御する方法の使用を示す略図である。
【図2】センサの制御方法の流れ図である。
【図3】本発明による基礎頻度数の制御方法を実施する過程の流れ図である。

Claims (24)

  1. 心臓ペースメーカの基礎頻度数を制御する装置であり、この基礎頻度数は対応する基礎間隔を有する装置において
    最初のプログラムされた基礎頻度数と;
    患者の活動レベルを決定すると共に、患者の活動レベルが静止期および活動期の一方に対応するかどうかを決定する第1手段と;
    決定された静止期の関数として基礎間隔を自動調整する手段であって、調節された基礎間隔は最初にプログラムされた基礎頻度数に対応して変化する手段とを備えることを特徴とする心臓ペースメーカの基礎頻度数の制御装置。
  2. 第1手段が:患者の活動レベルを示す患者の生理学的パラメータに対応した出力信号を有するセンサと;センサ出力信号を解析すると共に、そこから静止状態における患者の活動レベルに対応するセンサ静止状態を確認する手段と;検出された心臓イベントを処理すると共に、そこから静止状態における患者の心臓活動レベルに対応する心臓静止状態を確認する手段とをさらに備える請求項に記載の装置。
  3. 第1手段が、確認されたセンサ静止状態および確認された心臓静止状態の一方の存在に呼応して静止期が存在することを決定する第2手段をさらに備える請求項に記載の装置。
  4. 第1手段が、心臓静止状態とセンサ静止状態との同時的存在に呼応して静止期が存在することを決定する第2手段をさらに備える請求項に記載の装置。
  5. 処理手段が、複数の心臓サイクルにつき検知された心臓イベントを選択する手段と、性質的に類似する2つの順次の心臓イベントを確認する手段と、確認された2つの類似する順次の各心臓イベントの間の間隔を決定する手段と、かつ2つの確認された順次の類似する心臓イベントの間の決定間隔が敷閾値だけ減少した基礎間隔よりも大である複数の心臓サイクルの比率を決定する手段と、さらに第1値より小または等しい決定比率に呼応して心臓活動レベルが静止状態にあることを決定する手段とをさらに備える請求項に記載の装置。
  6. 処理手段が、複数の心臓サイクルにつき検知された心臓イベントを選択する手段と、性質的に類似する2つの順次の心臓イベントを確認する手段と、確認された2つの類似する順次の各心臓イベントの間の間隔を決定する手段と、かつ2つの確認された順次の類似する心臓イベントの間の決定間隔が複数の心臓サイクルに対して敷閾値だけ減少した基礎間隔よりも大である間隔に呼応して心臓活動レベルが静止状態にあることを決定する手段とをさらに備える請求項に記載の装置。
  7. 基礎間隔を有するペースメーカと、心臓イベントを検出する手段と、自動調整された基礎間隔とは独立して、検知された生理学的パラメータの関数である刺激頻度数を発生する手段とをさらに備える請求項2に記載の装置。
  8. 調整手段が、静止期の終了を決定すると共にそれに呼応して基礎間隔をプログラミング可能な増分だけ基礎間隔が最小基礎頻度数の間隔に達するまで延長される手段をさらに備える請求項に記載の装置。
  9. 調整手段が、最小基礎頻度数に対応する最大間隔限界よりも高く基礎間隔を増加させない手段をさらに備える請求項に記載の装置。
  10. 解析手段が、試料の個数pのそれぞれにつきセンサ出力信号の平均値を決定する手段と、p試料のうち回数r(r≦p)における所定のセンサ静止状態よりも低い平均に呼応してセンサ静止状態が存在することを決定する手段とをさらに備える請求項に記載の装置。
  11. 平均値が、第1持続時間に際しセンサにより与えられる呼吸サイクルに対応する最終情報の平均である第1持続時間をさらに備える請求項10に記載の装置。
  12. 監視パラメータが呼吸からなり、解析手段が呼吸サイクルを決定する手段をさらに備え、かつ第1持続時間は第1時間間隔および呼吸サイクルの第1回数の一方である請求項11に記載の装置。
  13. 解析手段が第2持続時間を有する正常間隔における平均値を計算する手段を備え、第2持続時間が第2時間間隔および呼吸サイクルの第2回数の一方である請求項12に記載の装置。
  14. 同時には存在しない心臓静止状態およびセンサ静止状態に呼応して活動期が存在することを決定する第2手段をさらに備え、調整手段の関数が患者の決定された静止期と活動期との関数をさらに含む請求項に記載の装置。
  15. 処理手段が、複数の心臓サイクルにつき検知された心臓イベントを選択する手段と、性質的に類似する2つの順次の心臓イベントを確認する手段と、確認された2つの類似する順次の各心臓イベントの間の間隔を決定する手段と、かつ2つの確認された順次の類似する心臓イベントの間の決定間隔が第1の敷閾値だけ減少した基礎間隔よりも大である複数の心臓サイクルの比率を決定し、さらに第1の敷閾値より小または等しい決定比率に呼応して心臓活動レベルが静止状態にあることを決定するよう作動しうる請求項に記載の装置。
  16. 検知された心臓イベントが心房期外収縮および心室期外収縮の一方であるかどうかを決定する第3手段と;複数の心臓サイクルにおける決定された期外収縮の回数を計数する手段と;第1回数よりも大の心房および心室期外収縮の回数に呼応して期外収縮が重大状態であることを規定する手段とをさらに備える請求項14に記載の装置。
  17. 処理手段が、複数の心臓サイクルにつき検知された心臓イベントを選択する手段と、性質的に類似する順次の心臓イベントを確認する手段と、確認された2つの類似する順次の各心臓イベントの間の間隔を決定する手段と、かつ複数の心臓サイクルにつき敷閾値だけ減少した基礎間隔よりも小または等しい2つの確認された順次の類似する心臓イベントの間の決定間隔に呼応して活動状態にある心臓活動レベルを決定する手段とをさらに備える請求項14に記載の装置。
  18. 調整手段が、活動期の終了を決定する手段をさらに備え、それに呼応して減少分だけ基礎間隔を減少させる手段をさらに備える請求項14に記載の装置。
  19. 調整手段が、第2のプログラミングされた基礎頻度数に対応する最小間隔限界より低く基礎間隔を減少させない手段をさらに備える請求項18に記載の装置。
  20. 調整手段が、規定された重大状態の期外収縮に呼応して基礎間隔を減少させる手段をさらに備える請求項19に記載の装置。
  21. 解析手段が、試料の個数pのそれぞれにつきセンサ出力信号の平均値を決定する手段と、p試料のイベントのうち回数r(r≦p)における所定のセンサ静止状態よりも低い平均に呼応してセンサ活動状態が存在することを決定する手段とをさらに備える請求項14に記載の装置。
  22. 平均値が、第1持続時間に際しセンサにより与えられる呼吸サイクルに対応する最終情報の平均である第1持続時間をさらに備える請求項21に記載の装置。
  23. 監視パラメータが呼吸からなり、解析手段が呼吸サイクルを決定する手段をさらに備え、かつ第1持続時間は第1時間間隔および呼吸サイクルの第1回数の一方である請求項22に記載の装置。
  24. 解析手段が第2持続時間を有する正常間隔における平均値を決定する手段を備え、第2持続時間が第2時間間隔および呼吸サイクルの第2回数の一方である請求項23に記載の装置。
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