JP3588068B2 - Roller cutter wear detector - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、トンネル掘削機のカッターヘッドに設けられたローラーカッターの摩耗状態を検知するための摩耗検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、岩盤等の硬岩層を掘削するトンネル掘削機(本願発明では、硬岩層を掘削するトンネル掘削機および複合地層を掘削するトンネル掘進機等、ローラーカッターを具備した掘削機を全て含む。以下、総称して「トンネル掘削機」という。)のカッターヘッドには、硬岩層を掘削(圧砕)するローラーカッターが設けられている。このローラーカッターは、切羽に押圧された状態でカッターヘッドを回転させることにより転動して岩盤を掘削している。
【0003】
一方、近年、このようなトンネル掘削機による掘削距離は延長されており、掘削距離の長距離化に伴い、岩盤を圧砕するローラーカッターの保守管理が重要となっている。このローラーカッターにおける重要な保守管理項目の1つとして、ローラーカッターの刃先(先端)の摩耗量測定がある。ローラーカッターの刃先が摩耗すると掘削性能が低下するため、その摩耗量に応じて交換する必要がある。つまり、このローラーカッターの摩耗量測定は、掘削性能を左右する重要項目である。
【0004】
従来、このローラーカッターの摩耗量測定は作業員の手作業によるものがほとんどであり、この作業に比較的多くの時間をさかなければならないので、その間、トンネル掘削機が停止して掘削効率を悪化させている。特に、泥水、土圧式トンネル掘削機のように切羽側を密閉したトンネル掘削機におけるローラーカッターの摩耗量測定は、被圧下では測定が困難であるため、チャンバー内の泥水または泥土を排出してからチャンバー内に入らなければならないので、地盤改良や、泥水、泥土を抜いた後のチャンバー内の清掃等を含めると煩雑であるとともに、更なる効率の悪化を招いてしまう。
【0005】
そこで、この種の従来技術である特開平6−117188号公報記載のローラービットの摩耗検知装置では、ローラーの刃先に当接するようにミニジャッキを出没自在に設け、このミニジャッキの突出量を内視鏡で観察することによって摩耗状態を検知しようとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来技術では、ローラーの摩耗状態を検知するために精密機器である内視鏡をローラーの取付部(カッターヘッド)に設けているため、硬岩層を掘削する時の振動や粉塵によって動作不良を起こすおそれが高く、検知機器の寿命や信頼性に問題を生じるとともに、長期間の安定したローラー摩耗状態の検知が難しい。
【0007】
また、前記したような泥水、土圧式トンネル掘削機の場合、ローラーの周囲に泥水や土圧が常に存在しているため、内視鏡を設けて摩耗状態を検知することは困難である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、前記課題を解決するために、本願発明は、カッターヘッドに、該カッターヘッドに設けたローラーカッターの半径方向から該ローラーカッターの刃先に向って突出又は後退可能なセンサーを設け、該センサーをアクチュエータで構成し、該アクチュエータの後退状態と、突出させてローラーカッターの刃先に当接させた突出状態とから該ローラーカッターの摩耗状態を検知するように構成し、該アクチュエータの突出量を、該アクチュエータに供給した流体流量から掘削機本体に設けた制御装置で算出して検知するように構成している。このように、ローラーカッターの刃先に向って突出又は後退可能なセンサーを設け、このセンサーの突出量によってローラーカッターの摩耗を検知するようにしているので、カッターヘッドに設けたローラーカッターの摩耗を直接的に検知することができる。また、泥水や土圧式の場合でも、センサーが突出して検知するので、安定したローラーカッターの摩耗検知ができる。さらに、ローラーカッターの摩耗検知作業を自動化することも可能となり、ローラーカッターの摩耗検知作業の短時間化および人的省力化を可能として施工管理の効率化に貢献することもできる。
【0009】
さらに、前記センサーに油圧駆動のジャッキ等のアクチュエータを使用して、安定した検知が可能な検知装置を構成することができる。
【0010】
また、アクチュエータの突出量を、該アクチュエータに供給した流体流量から算出するように構成したので、掘削機本体側で流体流量を算出することによって、カッターヘッドに設けたアクチュエータの突出量を安定して算出することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本願発明の第1実施形態を示すローラーカッター摩耗検知装置の構成図であり、図2は同摩耗検知装置におけるローラーカッター部の図面で、(a) は一部断面した側面図、(b) はA部拡大図である。図3は同摩耗検知装置を設けるトンネル掘削機の一例を示す断面図である。なお、図1に示す1点鎖線の左側がカッターヘッド側、右側が掘削機本体側を示している。
【0013】
図1、図2(a) に示すように、カッターヘッド1に設けられたローラーカッター固定用カッターホルダー2にはローラーカッター3が設けられている。このローラーカッター3は、支持軸4によってカッターホルダー2に支持されており、この支持軸4の周囲でカッター5が回転可能なように設けられている。そして、カッターホルダー2に、ローラーカッター3の半径方向からカッター5の刃先6に向ってセンサーたる油圧駆動の摩耗検知用ジャッキ7が設けられている。この摩耗検知用ジャッキ7は、ロッド8がローラーカッター3の半径方向から刃先6に向って突出又は後退可能なように設けられており、カッター5とカッターヘッド1とが近接した軸測方位置に設けられている。
【0014】
前記摩耗検知用ジャッキ7の駆動は、掘削機本体9側から供給される圧油によって突出又は後退可能なように構成されている。摩耗検知用ジャッキ7に供給される圧油は、電動モータ10で駆動する油圧ポンプ11によって油タンク12から供給されている。この油圧ポンプ11で供給する油路には切換弁13が設けられており、この切換弁13の切換えによって摩耗検知用ジャッキ7のロッド8が突出又は後退させられる。ロッド8の突出時には切換弁13を図の左側に切換え、ロッド8の後退時には切換弁13を図の右側に切換える。
【0015】
そして、摩耗検知用ジャッキ7の圧油を排出する排出路14に、流量式ストローク計15が設けられている。この流量式ストローク計15で、切換弁13を切換えて供給路16から摩耗検知用ジャッキ7に供給された圧油でロッド8が突出して停止するまでの間に排出路14から排出された油量を計測することによってジャッキストロークが求められるように構成されている。つまり、摩耗検知用ジャッキ7のロッド8を突出させるために要した油量を、掘削機本体9内に設置された流量式ストローク計15を用いて計測し、この油量からジャッキストロークを算出している。
【0016】
このようにして算出されるジャッキストローク(突出量)は、摩耗検知用ジャッキ7の設計時に決まっているロッド8の伸縮に要する油量と、流量式ストローク計15内を流れた油量から、流量式ストローク計15に接続された制御装置17によって求められている。なお、供給路16と接続された戻り路18にはリリーフ弁19が設けられており、摩耗検知用ジャッキ7のロッド8を突出させる時に供給路16内の油圧が設定値を超えると油を油タンク12へ戻すように設定されている。
【0017】
図2(b) に示すように、カッターホルダー2に設けられた摩耗検知用ジャッキ7は、通常の掘削時にはロッド8を後退させて格納した状態であり、前記切換弁13の切換えによって供給路16から油室20に圧油が供給されると、二点鎖線で示すようにロッド8が突出してローラーカッター3の刃先6に当接するように構成されている。この時、ロッド8と刃先6の間に土砂等があったとしても、ロッド8を突出させるために要する圧力が前記リリーフ弁19の設定圧力を超えるまでは突出するので、ロッド8を土砂等に対抗させてローラーカッター3の刃先6に当接するまで突出させることができる。また、ロッド8の突出時には油室21内の油は前記排出路14から流量式ストローク計15を介して油タンク12へ戻り、前記切換弁13の切換えによって油室21に圧油が供給されると、油室20の油が油タンク12へ戻ることとなる。
【0018】
図3は図1に示す摩耗検知装置を設けるトンネル掘削機の一例を示す断面図である。図示するトンネル掘削機22は、複数のローラーカッター3が設けられたカッターヘッド1と、前胴23と後胴24とにグリッパー25が設けられた掘削機本体9とを具備しており、後胴24には掘削後にセグメント26を組むエレクタ27と、組んだセグメント26に掘削反力を取って掘進するシールドジャッキ28が設けられている。このトンネル掘削機22は泥水式のトンネル掘削機であり、送泥管29と排泥管30とがチャンバー31内と連通するように設けられている。
【0019】
そして、前記カッターヘッド1に設けられた複数のローラーカッター3に前記摩耗検知用ジャッキ7が設けられている。この摩耗検知用ジャッキ7を駆動するための供給路16と排出路14(図1)とは、カッターヘッド1と掘削機本体9との間に設けられたスイベルジョイント32を介して設けられている。
【0020】
なお、カッターヘッド1の外周側は内周側に比べてローラーカッター3の摩耗が早いため、外周側のローラーカッター3のみに摩耗検知用ジャッキ7を設けるようにしてもよい。また、中間部のローラーカッター3に摩耗検知用ジャッキ7を設けて、全体的な摩耗状態を予測するようにしてもよい。
【0021】
以上のように構成されたローラーカッター摩耗検知装置33によれば、所定距離を掘削したらトンネル掘削機22を停止し、切換弁13を切換えて油圧モータ10を駆動することによって摩耗検知用ジャッキ7に圧油を供給する。この圧油は供給路16から摩耗検知用ジャッキ7に供給され、ロッド8がローラーカッター3の刃先6に向けて突出させられる。このロッド8は、戻り路18に設けられたリリーフ弁19の設定圧により、例えばロッド8とローラーカッター3の刃先6との間に土砂が存在したとしても、その土砂に対抗してローラーカッター3の刃先6に当接させることができ、刃先6に当接して油圧が設定圧を超えたらリリーフ弁19から圧油がタンク12に戻される。
【0022】
このようにしてローラーカッター3の刃先6にロッド8を当接させる時に排出される油量が流量式ストローク計15で計測され、その信号が制御装置17に入力されてロッド8のストローク量が算出される。このストローク量と、摩耗検知用ジャッキ7のロッド8が新品のローラーカッター3の刃先6に当接するまでのストローク量とからローラーカッター3の刃先6の摩耗量が算出される。そして、この摩耗量が所定の摩耗量に達していれば、交換を要すると検知し、作業者に交換を要する信号が発せられる。この信号は、例えば、点滅ランプ等によって行われる。
【0023】
したがって、チャンバー31内に作業者が入ることなく、掘削機本体9側からローラーカッター3の摩耗状態を検知することが容易に可能となる。また、この摩耗検知用ジャッキ7(センサー)によるローラーカッター3の摩耗検知を制御装置17で自動制御することも可能であり、ローラーカッター3の摩耗量計測作業の自動化、人的省力化を図ることが可能となる。
【0024】
さらに、このローラーカッター摩耗検知装置33によれば、泥水、土圧式トンネル掘削機であっても、チャンバー内の泥水、土圧を抜くことなくローラーカッター3の摩耗量計測作業を掘削機本体9側から安定して行うことができるので、施工の効率化、およびトンネル掘削機の稼働率向上を実現することができる。
【0032】
さらに、上述した実施形態は一実施形態であり、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本願発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
【0033】
【発明の効果】
本願発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0034】
カッターヘッドに設けたローラーカッターの摩耗状態を掘削機本体側から安定して検知することができ、また、泥水や土圧式の場合でも安定したローラーカッターの摩耗検知ができるので、ローラーカッターの摩耗検知作業の短時間化および人的省力化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態を示すローラーカッター摩耗検知装置の構成図である。
【図2】図1に示す摩耗検知装置におけるローラーカッター部の図面であり、(a) は一部断面した側面図、(b) はA部拡大図である。
【図3】図1に示す摩耗検知装置を設けるトンネル掘削機の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…カッターヘッド
2…カッターホルダー
3…ローラーカッター
4…支持軸
5…カッター
6…刃先
7…摩耗検知用ジャッキ
8…ロッド
9…掘削機本体
10…電動モータ
11…油圧ポンプ
12…油タンク
13…切換弁
14…排出路
15…流量式ストローク計
16…供給路
17…制御装置
18…戻り配管
19…リリーフ弁
20,21…油室
22…トンネル掘削機
23…前胴
24…後胴
25…グリッパー
26…セグメント
27…エレクタ
28…シールドジャッキ
29…送泥管
30…排泥管
31…チャンバー
32…スイベルジョイント
33…ローラーカッター摩耗検知装置[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a wear detection device for detecting a wear state of a roller cutter provided on a cutter head of a tunnel excavator.
[0002]
[Prior art]
BACKGROUND ART Conventionally, a tunnel excavator that excavates a hard rock layer such as a bedrock (in the present invention, includes all excavators equipped with a roller cutter, such as a tunnel excavator that excavates a hard rock layer and a tunnel excavator that excavates a composite formation. , Collectively referred to as a “tunnel excavator”) is provided with a roller cutter for excavating (crushing) a hard rock layer. The roller cutter rolls and excavates the rock by rotating the cutter head while being pressed by the face.
[0003]
On the other hand, in recent years, the excavation distance of such a tunnel excavator has been extended, and maintenance of a roller cutter for crushing rock has become important as the excavation distance becomes longer. One of the important maintenance management items in the roller cutter is measurement of the wear amount of the cutting edge (tip) of the roller cutter. When the cutting edge of the roller cutter wears, the excavation performance decreases, and it is necessary to replace the cutting edge according to the wear amount. That is, the measurement of the wear amount of the roller cutter is an important item that affects the excavation performance.
[0004]
Conventionally, the measurement of the amount of wear of this roller cutter is mostly performed manually by workers, and this operation requires a relatively long time, during which time the tunnel excavator stops and the excavation efficiency deteriorates. Let me. In particular, it is difficult to measure the amount of wear of the roller cutter in a tunnel excavator with a closed face such as muddy water and earth pressure type tunnel excavator, so it is difficult to measure under pressure, so after discharging muddy water or mud in the chamber Since it is necessary to enter the chamber, it is cumbersome to include ground improvement, cleaning of the chamber after removing muddy water and mud, and the efficiency is further deteriorated.
[0005]
Therefore, in a roller bit wear detecting device described in Japanese Patent Application Laid-Open No. HEI 6-117188, which is this type of prior art, a mini jack is provided so as to be able to come into and out of contact with the blade edge of the roller, and the amount of protrusion of the mini jack is set to the inside. Attempts to detect the wear state by observing with an endoscope.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the prior art, since an endoscope, which is a precision instrument, is provided at a mounting portion (cutter head) of the roller in order to detect a worn state of the roller, the endoscope is operated by vibration or dust when excavating a hard rock layer. It is highly likely to cause a defect, causing a problem in the life and reliability of the detection device, and it is difficult to detect a long-term stable roller wear state.
[0007]
Further, in the case of the above-described muddy water or earth pressure type tunnel excavator, since there is always muddy water or earth pressure around the roller, it is difficult to detect an abrasion state by providing an endoscope.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, in order to solve the above problem, the present invention provides a cutter head with a sensor that can project or retreat from the radial direction of the roller cutter provided on the cutter head toward the cutting edge of the roller cutter , An abrasion state of the roller cutter is detected from a retracted state of the actuator and a protruded state in which the actuator is brought into contact with the blade edge of the roller cutter. The control device provided in the excavator body calculates and detects from the fluid flow rate supplied to the actuator . As described above, the sensor that can protrude or retreat toward the blade edge of the roller cutter is provided, and the abrasion of the roller cutter is detected based on the amount of protrusion of the sensor. Can be detected. Further, even in the case of muddy water or earth pressure type, since the sensor protrudes and detects, the wear of the roller cutter can be stably detected. Furthermore, the work of detecting the wear of the roller cutter can be automated, and the work of detecting the wear of the roller cutter can be reduced in time and labor can be saved, thereby contributing to more efficient construction management.
[0009]
Further, by using the actuator jack such oil pressure driven into the sensor, it is possible to configure the available stable detection detector.
[0010]
Further, the projection amount of the actuator, and then, is calculated from the fluid flow rate supplied to the actuator, by calculating the fluid flow rate in the excavator body, stably the amount of projection of the actuator which is provided to the cutter head Can be calculated.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a configuration diagram of a roller cutter wear detection device showing a first embodiment of the present invention, FIG. 2 is a drawing of a roller cutter portion in the wear detection device, (a) is a partially sectional side view, b) is an enlarged view of a part A. FIG. 3 is a sectional view showing an example of a tunnel excavator provided with the wear detection device. The left side of the dashed line in FIG. 1 indicates the cutter head side, and the right side indicates the excavator body side.
[0013]
As shown in FIGS. 1 and 2A, a
[0014]
The
[0015]
A flow path
[0016]
The jack stroke (projection amount) calculated in this manner is calculated based on the oil amount required for the expansion and contraction of the
[0017]
As shown in FIG. 2 (b), the
[0018]
FIG. 3 is a sectional view showing an example of a tunnel excavator provided with the wear detecting device shown in FIG. The illustrated
[0019]
The
[0020]
Since the outer peripheral side of the
[0021]
According to the roller cutter
[0022]
In this way, the amount of oil discharged when the
[0023]
Therefore, it is possible to easily detect the wear state of the
[0024]
Further, according to the roller cutter
[0032]
Furthermore, the above-described embodiment is an embodiment, and various changes can be made without departing from the gist of the present invention, and the present invention is not limited to the above-described embodiment.
[0033]
【The invention's effect】
The present invention is implemented in the form described above, and has the following effects.
[0034]
The wear condition of the roller cutter provided on the cutter head can be detected stably from the excavator body side, and even in the case of muddy water or earth pressure type, the wear of the roller cutter can be detected stably, so that the wear of the roller cutter can be detected. Work can be shortened and human labor can be saved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a roller cutter wear detection device according to a first embodiment of the present invention.
FIGS. 2A and 2B are drawings of a roller cutter portion in the wear detecting device shown in FIG. 1, wherein FIG. 2A is a partially sectional side view, and FIG.
FIG. 3 is a sectional view showing an example of a tunnel excavator provided with the wear detecting device shown in FIG.
[Explanation of symbols]
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