JP3587755B2 - 粒子測定装置およびその方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、粒子測定装置およびその方法に関し、特に粒子の特徴を表わす信号を非線形増幅器を介して特徴パラメータを算出する装置とその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
粒子測定装置において、特に工業用粒子を対象とする場合、その対象粒子の測定範囲(レンジ)が広く、例えば粒径でサブミクロンから数百ミクロンに及ぶ。ところで、線形増幅器で信号を増幅する場合には、その直線性の精度を維持する必要があるが、そのために、増幅特性を補償(補正)するようにした各種の線形増幅装置が知られている(例えば、特開平7−147518号公報、特開平2−206905号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一方、前述のような粒子測定装置に非線形増幅器を用いる場合においても同様に増幅特性(入出力特性)の補償が必要とされるが、その補償技術については、従来から知られていない。
この発明はこのような事情を考慮してなされたもので、粒子測定信号の処理に用いられる非線形増幅器の特性を補償して、広い測定レンジにわたって高精度に粒子測定を行うことが可能な粒子測定装置およびその方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、複数の粒子について各粒子の特徴を表わす粒子信号を検出する粒子信号検出部と、前記粒子信号に対応する疑似信号を発生する疑似信号発生部と、前記粒子信号と疑似信号の一方を選択する選択部と、非線形増幅器と、選択部で選択された信号を非線形増幅器を介して受入れて特徴パラメータを算出する第1演算部と、選択部で選択された信号を非線形増幅器を介さずに受入れて特徴パラメータを算出する第2演算部と、選択部が疑似信号を選択するとき第1および第2演算部がそれぞれ算出する特徴パラメータを比較する比較部と、比較結果を格納する格納部と、選択部が粒子信号を選択するとき第1演算部が算出する特徴パラメータを前記比較結果に基づいて補正する補正部を備えた粒子測定装置を提供するものである。
【0005】
つまり、この発明は、予め疑似信号によって非線形増幅器の入出力特性を確認しておき、粒子信号を非線形増幅器で増幅し粒子信号の特徴パラメータを算出する際に、その算出結果を上記比較結果を用いて補正するようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
この発明の測定対象粒子とは、トナー,黒鉛,シリカ,研磨剤,セラミックス粉体,顔料,粉体塗料,培養細胞,血液細胞,酵母菌,プランクトン,磁性粉体などを含み、測定サイズの範囲としては、粒径でサブミクロンから数百ミクロン程度である。
【0007】
この発明において、複数の粒子について各粒子の特徴を検出して粒子信号に変換する粒子信号検出部には、例えば、粒子含有液をシースフローセルに流し、粒子からの光学情報を検出するようにした光学式フローサイトメータ方式の検出器や、粒子含有液をオリフィス(微細孔)に流し、そのオリフィスの両側における粒子含有液の電気インピーダンスの変化を検出するようにした電気抵抗式の検出器を用いることができる。
【0008】
また、検出部は粒子の特徴を検出して粒子信号に変換するが、この粒子信号とは例えばアナログパルス信号であり、検出部に光学式フローサイトメータ方式の検出器を用いる場合には、その信号波形は、粒子からの前方散乱光,側方散乱又は蛍光などの光の時間的な強度変化を表わす。検出部に電気抵抗式の検出器を用いる場合には、その信号波形は、電気インピーダンスの時間的変化を表わす。
【0009】
また、疑似信号を発生する信号発生部には、サイズや種類の異なる複数の粒子について粒子信号検出部が検出する粒子信号に対応した波形信号(例えばパルス状信号)を発生する信号発生器を用いることができる。
【0010】
選択部は、スイッチング機能を備えており、これには、例えばアナログスイッチが使用できる。また、非線形増幅器としては、例えば、対数増幅器(LOGアンプ)TL441(テキサス・インスツルメント社製)を挙げることができ、同種のアンプを複数個組合せて(例えばカスケード接続して)、その入出力レンジを拡大して用いてもよい。
【0011】
第1演算部は選択部で選択される信号(粒子信号あるいは疑似信号)を非線形増幅器を介して受入れて特徴パラメータを算出し、第2演算部は選択部で選択された信号を非線形増幅器を介さずに受入れて特徴パラメータを算出するが、これらの特徴パラメータとは、例えば、信号の波高値やパルス幅などのサンプリング値、あるいはそれらに基づいて算出された粒子体積,粒子径などを含むものである。
【0012】
第1演算部は非線形増幅器を介して粒子信号又は疑似信号に基づいて特徴パラメータを算出するので、その算出結果は非線形増幅器の入出力特性に依存し補正を必要とする値となる。これに対し、第2演算部では非線形増幅器を介さずに疑似信号から特徴パラメータを算出するので、その算出結果は精度の高い値となる。但し、非線形増幅器の本来の入出力特性に対応する非線形関数を用いて算出する必要があるため、演算プロセスが複雑になり、第1演算部に比べて長い演算時間を要する。
【0013】
比較部は、選択部が疑似信号を選択するときに第1および第2演算部がそれぞれ算出する特徴パラメータを比較するが、その場合、両者の特徴パラメータをそれぞれ直交座標にプロットしてグラフ(補正曲線)化して対照してもよいし、両者のパラメータの差を算出して補正テーブルのようなものを作成して比較してもよい。
比較結果を格納する格納部は、例えば、前記補正曲線や補正テーブルを更新可能に格納するので、書き換え可能なメモリで構成されることが好ましい。
【0014】
なお、この発明における第1および第2演算部,比較部,格納部,補正部は、パーソナルコンピュータやマイクロコンピュータを用いて一体的に構成することができる。
【0015】
また、別の観点から、この発明は、試料液を吸引し所定の工程を経て粒子信号検出部に導入する測定準備工程と、粒子信号に対応する疑似信号を発生する疑似信号発生工程と、疑似信号を非線形増幅器を介して受入れて特徴パラメータを算出する第1演算工程と、疑似信号を非線形増幅器を介さずに受入れて特徴パラメータを算出する第2演算工程と、疑似信号に対して第1および第2演算工程がそれぞれ算出する特徴パラメータを比較する比較工程と、比較結果を格納する格納工程と、複数の粒子について各粒子の特徴を表わす粒子信号を検出する粒子信号検出工程と、粒子信号を非線形増幅器を介して受入れて特徴パラメータを算出する第3演算工程と、粒子信号に対して第3演算工程が算出する特徴パラメータを前記比較結果に基づいて補正する補正工程を備えた粒子測定方法を提供するものである。
【0016】
測定準備工程では、試料の吸引から粒子検出部への導入までのサンプリングや分布,希釈,反応等の流体的な処理を行う。この間に疑似信号による補正用比較結果の格納までを実行しておくことにより次ぎ工程で得られる粒子信号にとって最良の補正を効率よく行うことができる。例えば周囲温度の影響に対して適正な補正を行うことができる。
【0017】
実施例
以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。これによってこの発明が限定されるものではない。
図1は、この発明の実施例を示す粒子測定装置のブロック図である。
【0018】
粒子信号検出部の構成と動作
この実施例では粒子信号検出部1として電気抵抗式の検出器を用いている。粒子信号検出部1は、フローセル2,粒子含有試料液を収容する試料液を収容する試料液容器3,試料液を吸引する吸引ノズル4,弁5,6,7,シリンジ8,シース液容器10を備える。フローセル2は、第1セル2a,第2セル2bと、第1セル2aと第2セル2bとを微細な貫通孔(オリフィス)を介して連通するオリフィス部2cと、オリフィス部2cに試料液を噴射する試料ノズル2dから構成される。また、シース液を容器10から弁7を介して供給するための供給口2eが第1セル2aに設けられ、シース液と試料液とを排出する排液口2fが第2セル2bに設けられている。
【0019】
さらに、第1および第2セル2a,2bにはそれぞれ電極11,12が設置される。電極11,12の間には、オリフィス部2cに定電流を供給するための直流定電流電源13が接続され、電極12と電極11との間に発生する電圧はその直流分がコンデンサ14と抵抗15によってカットされ交流分(変動分)のみが粒子信号V1として出力されるようになっている。
【0020】
このような粒子信号検出部1では、まず、弁5,6を所定時間開けると、陰圧により吸引ノズル4から試料液が弁5,6の間に満たされる。次に、シリンジ8が一定流量で弁5,6間の試料液を試料ノズル2dへ押し出すことにより、試料ノズル2dから試料液が第1セル2aに吐出される。
【0021】
それと同時に弁7を開けることにより第1セル2aにシース液が供給される。これによって試料液はシース液に包まれ、さらにオリフィス部2cによって細く絞られてシースフローを形成する。
【0022】
このようにシースフローを形成することによって試料液に予め含まれた粒子を一個づつオリフィス部2cを介して一列に整列して流すことができる。オリフィス2cを通過した試料液とシース液は第2セル2bに設けた排液口2fから排出される。
【0023】
電極11,12間の電気抵抗は、シース液の導電率(電気伝導度),オリフィス部2cの穴寸法(断面積)と穴長さ,試料液の導電率,試料液の流れの径によって決まる。
【0024】
直流定電流源13から電極12と電極11との間に定電流を流すことにより、電極12と電極11との間の電気抵抗と電流値により決まる直流電圧が発生する。また、オリフィス部2cを粒子が通過すると、オリフィス部2cの両端の電気抵抗が変化するので、電気抵抗が粒子の通過中だけ電極12と電極11との間に発生する電圧がパルス状に変化し、その変化分の最大値(パルスの波高値)はオリフィス部2cを通過する粒子の大きさに比例する。この変化分が粒子信号V1として出力される。このようにして粒子信号検出部1は粒子信号V1を生成するようになっている。
【0025】
疑似信号発生部の構成と動作
一方、疑似信号発生部20は、パルス発生回路20aを備え、パルス発生回路20aの出力するパルス波形の大きさをゲイン切換アンプ20bで変化させ、粒子信号V1に対応する複数種類の波形の疑似信号V2を順次シリアルに生成するようになっている。
粒子信号V1と疑似信号V2とは、選択部30によって選択され、次のように処理される。
【0026】
疑似信号測定工程
この実施例の粒子測定装置では、選択部30は、まず疑似信号V2を選択し、疑似信号測定工程が実施される。疑似信号V2は、後述の粒子信号測定工程で検出すべき粒子の最大サイズから最小サイズにわたる複数の粒子信号に対応する。つまり、例えば、10〜10flの体積範囲の粒子から得られると予測される、波高値の異なる複数の山形のパルスに対応する。
【0027】
そこで、選択部30によって選択された疑似信号V2は、リニアアンプ41で増幅され、その波高値がピークホールド回路42でサンプリングされ、A/D変換器43でデジタル値Pに変換され、粒径演算部44に入力される。
【0028】
ところで、粒子が球状であるとすると、その体積Vと粒径Dとは次の関係を有する。
V=(π/6)・D……(1)
波高値Pは対応する粒子の体積に比例するので、
V=k・P……(2)
(1),(2)より
D=k・P1/3……(3)
(3)を変形すると、
D=k・LOGP+k……(4)
(k,k,k,kは定数)
となる。
従って、粒径演算部44は、A/D変換器43からの出力Pを受けて式(4)を用いて粒径Dを算出し、その値をAとして比較部45へ出力する。
【0029】
また、リニアアンプ41で増幅された疑似信号は、対数増幅器46で対数変換され、その波高値がピークホールド回路47でサンプリングされ、A/D変換器でデジタル値Qに変換され粒径演算部49に入力される。
【0030】
粒径演算部49では式(4)から粒径Dを算出する。この場合、A/D変換器48の出力Qは、対数変換器46の変換により、
Q=LOGP……(5)
で表わされる。
従って(4),(5)より
D=k・Q+k……(6)
(k,kは定数)
となるので、粒径演算部49は式(6)を用いて粒径Dを算出し、その値をBとして比較部45へ出力する。
【0031】
比較部45は、疑似信号発生部20から出力されるn個の疑似信号に対して、粒径演算部44,49からそれぞれ得られる粒径A,A……A,とB,B……Bとを図2に示すように2次元座標にプロットし、プロット間を直線補間して補正曲線(a)を作成し、格納部50に格納する。
【0032】
粒子信号測定工程
この工程では、フローセル2に粒子含有試料液が流され、選択部30は粒子信号V1を選択し、粒子信号測定工程が実施される。粒子信号V1はリニアアンプ41で増幅され、対数増幅器46で対数変換され、その波高値がピークホールド回路47でサンプリングされ、A/D変換器でデジタル値Qに変換され、粒径演算部49に入力される。
【0033】
粒径演算部49は式(6)を用いて粒径Dを算出し、その値をBとして補正部51へ出力する。補正部51は粒径演算部49から得られるm個の粒径Bを図2の補正曲線を用いてそれぞれ粒径Aに補正する。出力部52は、補正されたm個の粒径に基づいて粒度分布を作成し表示を行う。
【0034】
また、リニアアンプ41で増幅された粒子信号は、その波高値がピークホールド回路42でサンプリングされ、A/D変換器43でデジタル値Pに変換され、体積演算部53へ入力される。体積演算部53はA/D変換器から得られるm個の波高値Pを式(2)を用いてそれぞれの粒子体積Vに変換する。出力部52は、m個の粒子体積に基づいて粒子の体積分布を作成し表示を行う。
【0035】
このように、粒径Dの算出が単純な一次式(6)によって高速で行われ、直ちに、その算出値が図2の補正曲線により補正される。つまり、対数増幅器46の入出力特性が補償される。従って、粒径を広いレンジにわたって高精度でしかも高速に算出することができる。
【0036】
なお、対数増幅器の入出力特性は、周囲温度に対して影響を受けやすいので、粒子信号検出工程の前には疑似信号検出工程を実施して図2の補正曲線を更新しておくことが好ましい
【0037】
また、この実施例では、2つのピークホールド回路42,47および2つのA/D変換器43,48を用いているが、ピークホールド回路42,47へ入力される信号をスイッチで選択するようにすれば、ピークホールド回路とA/D変換器をそれぞれ1つ省略することができる。
ゲイン切換アンプ20bは、リニアアンプ41内に設けられていてもよい。その場合、ゲイン切換アンプ20bは疑似信号の波高値を変える働きと、粒子信号測定時のゲイン切換の働きを兼用することができる。
【0038】
【発明の効果】
この発明によれば、粒子信号を非線形増幅器を介して増幅しても、非線形増幅器の入出力特性が十分に補償され、粒子を広いレンジで高精度で測定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】実施例における補正曲線である。
【符号の説明】
1 粒子信号検出部
2 フローセル
2a 第1セル
2b 第2セル
2c オリフィス部
2d 試料ノズル
2e 供給口
2f 排液口
3 試料液容器
4 吸引ノズル
5 弁
6 弁
7 弁
8 シリンジ
9 モータ
10 モータ
11 電極
12 電極
13 直流定電流電源
14 コンデンサ
15 抵抗
20 疑似信号発生部
20a パルス発生回路
20b ゲイン切換アンプ
30 選択部

Claims (5)

  1. 複数の粒子について各粒子の特徴を表わす粒子信号を検出する粒子信号検出部と、前記粒子信号に対応する疑似信号を発生する疑似信号発生部と、前記粒子信号と疑似信号の一方を選択する選択部と、非線形増幅器と、選択部で選択された信号を非線形増幅器を介して受入れて特徴パラメータを算出する第1演算部と、選択部で選択された信号を非線形増幅器を介さずに受入れて特徴パラメータを算出する第2演算部と、選択部が疑似信号を選択するとき第1および第2演算部がそれぞれ算出する特徴パラメータを比較する比較部と、比較結果を格納する格納部と、選択部が粒子信号を選択するとき第1演算部が算出する特徴パラメータを前記比較結果に基づいて補正する補正部を備えた粒子測定装置。
  2. 粒子信号検出部が、電気抵抗式の粒子検出器から構成された請求項1記載の粒子測定装置。
  3. 非線形増幅器が対数増幅器から構成された請求項1記載の粒子測定装置。
  4. 試料液を吸引し所定の工程を経て粒子信号検出部に導入する測定準備工程と、粒子信号に対応する疑似信号を発生する疑似信号発生工程と、疑似信号を非線形増幅器を介して受入れて特徴パラメータを算出する第1演算工程と、疑似信号を非線形増幅器を介さずに受入れて特徴パラメータを算出する第2演算工程と、疑似信号に対して第1および第2演算工程がそれぞれ算出する特徴パラメータを比較する比較工程と、比較結果を格納する格納工程と、複数の粒子について各粒子の特徴を表わす粒子信号を検出する粒子信号検出工程と、粒子信号を非線形増幅器を介して受入れて特徴パラメータを算出する第3演算工程と、粒子信号に対して第3演算工程が算出する特徴パラメータを前記比較結果に基づいて補正する補正工程を備えた粒子測定方法。
  5. 測定準備工程と並行して疑似信号発生工程から格納工程までの工程を行う請求項4記載の粒子測定方法。
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