JP3587560B2 - 記録媒体のローディング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ミニディスクなどの、記録媒体本体がケーシングに収納された記録媒体の記録または再生が可能な電子機器のローディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンパクトディスク(以下、「CD」と称す)の再生が可能な電子機器において、複数のCDを収納することができる収納部を備え、該収納部に収納されたCDを自由に選択して再生することができるいわゆるオートチェンジャ機能付きの電子機器が用いられている。
【0003】
図6は先行技術である前述のオートチェンジャ機能を備えたミニディスク(以下、「MD」と称す)の再生および記録を行うことができる電子機器1を説明するための天板を外した状態での平面図であり、図7はその切断面線B−Bから見た断面図である。電子機器1は、大略的に、筺体2、昇降部3および収納部4を備えて構成され、筺体2は挿入口6を備える前面板7を含んで構成される。
【0004】
昇降部3は、昇降台8および昇降脚9を備えて構成される。昇降台8には、図示しない駆動装置によって作動し、図7の上下方向に対向する一対のローラ10およびローラ11が備えられる。ローラ10は挿入口6を介してMD41の挿入または排出が行われる際に作動し、ローラ11は収納部4への挿入または排出時に作動する。
【0005】
昇降台8から延設された台13には、収納部4に対してMD41の挿排を行う挿排装置14が設けられる。挿排装置14は、ローラ15、ギア16,17、モータ18、ローラホルダ19および巻ばね23を備えて構成される。ローラホルダ19はピン20を中心に揺動可能に設けられ、巻ばね23によって収納部4に近接する方向に付勢されており、MD41の挿排が行われるときは、ローラ15はばね付勢によって収納部4に設けられた開口12を通ってMD41の側部50と圧着し、MD41を挿入または排出する。MD41の挿排が行われないときは、ローラホルダ19は図示しない装置によって巻ばね23の弾発力に抗して収納部4とは離反する方向に後退させられている。
【0006】
昇降脚9は図示しない駆動装置によって変位駆動され、所望の収納部4へ昇降台8を案内する。
【0007】
収納部4は、4つの収納室28から構成される。収納部4の下方には、MD41を記録/再生装置5へ装填するホルダ24が設けられ、図示しない昇降装置によって、クランピングプレート26がターンテーブル25に吸着されるようにMD41を記録および再生位置へ案内する。
【0008】
また前記ホルダ24には、MD41の扉33側に対向して、側壁30に押圧片31、および山形に形成された板ばね32が突設され、この押圧片31および板ばね32によって、ローラ11,15による昇降台8からホルダ24へのMD41への挿排時に、その扉33が開閉される。
【0009】
以上のような構成の電子機器1において、MD41の扉33の開閉動作を以下に説明する。図8および図9は、MD41の扉の開閉動作を説明するための斜視図および平面図である。MD41は、筺体42、ディスク本体27および扉33を備えて構成される。筺体42は、案内凹部43、案内溝44および窓61を備え、案内凹部43は扉33が摺動可能な範囲を与え、窓61は筺体42の裏面にも設けられる。
【0010】
扉33は、平坦な板部45、案内片46,47および係止片48を備えて形成される。平坦な板部45は、窓61を覆うことができる大きさで、かつ筺体42を表裏両面から挟込むように取付けられ、窓61の開放および閉鎖を行う。案内片46,47は、扉33の摺動方向とは交差する方向への扉のずれを防止し、係止片48は、扉33の不所望な摺動変位を抑止する。また、表裏両面の板部45を連結し、案内溝44を覆う連結部62には、係合孔49が設けられる。
【0011】
案内溝44は、筺体42内に設けられた係止レバー51の一部が突出する透孔52を備える。係止レバー51は、第1片54および第2片55を有し、軸53を中心に屈曲している。第1片54には第1案内斜面56および第2案内斜面57が設けられ、第1案内斜面56と第2案内斜面57との間には、係止凹部58が設けられる。
【0012】
前記係止レバー51は、第1片54および第2片55が互いに離反する方向に弾発力を生じるように筺体42内に設けられる。第2片55は、筺体42内に設けられた支持片59と圧接し、これによって第1案内斜面56、第2案内斜面57および係止凹部58は透孔52から突出しており、突出方向に弾発的に付勢される。前記係止片48が係止凹部58に嵌り込むことによって、扉33が固定される。
【0013】
MD41がホルダ24に挿入されると、図9(1)に示すように、押圧片31が案内溝44に入り込む。MD41がローラ11,15によって搬送されてゆくと、押圧片31は第1案内斜面56を押圧し、MD41の挿入方向に平行な押圧力は、第1案内斜面56によって挿入方向とは略垂直な力に変換される。これによって、第1片54は、突出方向の弾発力に抗して後退し、係止片48から係止凹部58が離反して扉33は摺動自在となる。このとき、板ばね32が係合孔49に嵌り込み、MD41の搬送に伴って、図9(2)に示すように扉33は窓61を開放し、ディスク本体27の記録および再生が可能となる。
【0014】
MD41がホルダ24から排出されるときは、係合孔49に嵌り込んだ板ばね32によって、扉33が、MD41の排出方向への搬送に伴って窓61を閉鎖してゆく。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような構成の電子機器1では、MD41の挿排動作に伴って扉33が開閉されるようになっており、記録および再生位置へのMD41の搬送方向と扉33の開閉方向とに制約が生じる。たとえば、図6および図7において記録/再生装置5が昇降台8に一体で設けられた場合、または、記録/再生装置と収納部とがMD41の扉33の開閉方向とは交差する方向に並んで設けられた場合、収納部から取出したMD41の扉33を開放することができない。
【0016】
このように、MD41を記録/再生装置5へ任意の方向から装填することができないので、収納部と記録/再生装置との配置に制約が生じてしまう。
【0017】
本発明の目的は、記録媒体の扉の開閉方向とは無関係に、記録媒体を任意の方向から記録/再生位置へ装填することができる記録媒体のローディング装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ディスク状の記録媒体本体がケーシング内に収納され、該ケーシングに形成された窓を扉が摺動変位して開放することによって前記窓を介して記録媒体本体の記録および再生が可能となるように形成された記録媒体を、前記扉が搬送方向下流側に位置するように前記記録および再生のための装填位置へ搬送するローディング装置において、
前記装填位置において、該装填位置への記録媒体の搬送方向下流側で前記扉に対向して設けられ、前記扉に掛合することができる爪を有するレバーと、
前記記録媒体の装填位置よりも搬送方向下流側に設けられ、前記レバーを前記扉方向に突出または後退する方向に案内する第1案内部と、突出したレバーを前記搬送方向に対して略垂直な扉の開閉方向に案内する第2案内部とを有する連続した案内溝が形成される案内手段と、
記録媒体が前記装填位置に搬送された状態にあるとき、前記レバーを案内手段の案内溝に沿って変位駆動する駆動手段とを含むことを特徴とする記録媒体のローディング装置である。
また本発明は、前記駆動手段は、前記装填位置よりも搬送方向下流側に設けられ、一対の駆動ローラと従動ローラとの間に伸縮自在の索条が巻掛けられ、この索条の一点が前記レバーに固定されて構成されることを特徴とする。
【0019】
【作用】
本発明に従えば、ディスク状の記録媒体本体がケーシングに収納され、該ケーシングに形成された窓を扉が摺動変位して開放することによって、前記窓を介して記録媒体の記録および再生が可能となるように形成されたミニディスクなどの記録媒体を、記録および再生が行われる装填位置へ搬送するローディング装置において、前記装填位置には、該装填位置への記録媒体の搬送方向下流側で前記扉に対向してレバーが設けられる。前記レバーには爪が設けられており、この爪が扉と掛合し、駆動手段による案内手段に沿ったレバーの変位駆動によって扉が開閉する。
【0020】
すなわち、前記装填位置に装填された前記記録媒体の扉を開放する場合、駆動手段によって変位駆動される前記レバーは、先ず前記案内手段の第1案内部によって前記扉方向に突出し、次に第2案内部によって前記搬送方向に対して略垂直な扉の開放方向に案内される。前記レバーが案内手段の第1案内部から第2案内部に案内される過程において、前記爪が扉に掛合し、レバーの変位駆動とともに扉が摺動変位する。したがって窓は開放され、記録媒体の記録および再生が可能となる。
【0021】
扉を閉鎖するときは、前記駆動手段によって変位駆動されるレバーが、第2案内部によって扉の閉鎖方向に案内され、さらに第1案内部によって前記扉方向から後退させられる。
【0022】
したがって、記録媒体の装填位置への搬送方向と扉の開放方向とは無関係に設定することができ、設計の自由度を拡げることができる。また、レバーは、記録媒体の装填以前には後退位置に待機しているので、記録媒体の装填時に、レバーの爪が記録媒体に引掛かることはなく、円滑なローディング動作を実現することができる。
【0023】
好ましくは、前記駆動手段は、一対の駆動ローラと従動ローラとの間に伸縮自在の索条が巻掛けられ、この索条の一点が前記レバーに固定されて構成される。
【0024】
したがって、歯車などの駆動部材の変位を必要とせず、レバーの変位だけで扉を開閉できるので、簡便な構成で実現することができる。
【0025】
【実施例】
図1は本発明の一実施例の電子機器71を説明するための天板を外した状態での平面図であり、図2はその切断面線A−Aから見た断面図である。電子機器71は、大略的に、筺体72、昇降部73および収納部74を備えて構成される。筺体72は挿入口76を備える前面板77を含んで構成され、収納部74はMD41を収納する4つの収納室75を備えて構成される。
【0026】
昇降部73は、案内室94、記録/再生装置116および昇降脚79を備えて構成され、昇降脚79は、図示しない駆動装置によって変位駆動され、所望の収納室75へ案内室94を案内する。
【0027】
案内室94は、挿入口76から挿入されたMD41を収納室75へ搬送、または、収納室75から排出されたMD41を挿入口76から排出する際の一時的な取込室であり、該案内室94は、MD41の記録および再生が行われる場合、図示しない昇降装置によって、MD41のクランピングプレート26がターンテーブル95に吸着されるように、MD41を再生および記録位置へ案内する。
【0028】
また、前記案内室94には、図示しない駆動装置によって駆動され、それぞれ上下一対のローラ80および81が備えられる。ローラ80は挿入口76を通してMD41の挿入または排出が行われるときに駆動され、ローラ81は収納部74への挿入または排出時に駆動される。前記案内室94の支持台98から延設された台83には、収納部74に対してMD41の挿排を行う挿排装置84が設けられる。
【0029】
挿排装置84は、ローラ85、ギア86,87、モータ88、ローラホルダ89および巻ばね93を備えて構成される。ローラホルダ89はピン90を中心に揺動可能に設けられ、巻ばね93によってローラ85が収納部74に近接する方向に弾発的に付勢されており、MD41の挿排が行われるときは、ローラ85は、ばね付勢によって、収納部74に設けられた開口82を通ってMD41の側部60と圧着し、MD41を挿入または排出する。MD41の挿排が行われないときは、ローラホルダ89は、図示しない装置によって巻ばね93の弾発力に抗して収納部74とは離反する方向に後退させられている。
【0030】
昇降部73の上板120には、MD41の扉33の開閉装置100が設けられる。開閉装置100は、レバー101、ベルト106、プーリ108,109およびモータ111から構成される。レバー101は、横片121および立片122を有し、この2片によって軸直角断面がL字形を形成している。
【0031】
図3の分解斜視図に示すように、横片121に設けられたピン孔123,124にフランジ125a,126aをそれぞれ有する凸形のピン125,126が、上板120に形成された案内溝104,105をそれぞれ挿通した後、嵌着される。また、案内溝104,105は、第1案内溝104a,105aおよび第2案内溝104b,105bから形成される。
【0032】
横片121の両端部には、支持片112および113が立設されており、該支持片112にはベルト106の一端が、支持片113にはばね107を介してベルト106の他端が取付けられる。該ベルト106は、プーリ108および109に巻掛けられており、プーリ108にはギア110を介してモータ111が作用する。立片122の一端には押圧片102が立設されており、他端には山形に形成された爪である板ばね103が突設されている。
【0033】
以上のような構成の電子機器71における扉の開閉動作を以下に説明する。図4および図5は、開閉装置100によるMD41の扉33の開閉動作を説明するための斜視図および平面図である。MD41は、筺体42、ディスク本体27および扉33を備えて構成される。筺体42は、案内凹部43、案内溝44および窓61を備え、案内凹部43は扉33が摺動可能な範囲を与え、窓61は筺体42の裏面にも設けられる。
【0034】
扉33は、平坦な板部45、案内片46,47および係止片48を備えて形成される。平坦な板部45は、窓61を覆うことができる大きさで、かつ筺体42を表裏両面から挟込むように取付けられ、窓61の開放および閉鎖を行う。案内片46,47は、窓33の摺動方向とは交差する方向への扉のずれを防止し、係止片48は、扉33の不所望な摺動変位を抑止する。また、表裏両面の板部45を連結し、案内溝44を覆う連結部62には、係合孔49が設けられる。
【0035】
案内溝44は、筺体42内に設けられた係止レバー51の一部が突出する透孔52を備える。係止レバー51は、第1片54および第2片55を有し、軸53を中心に屈曲している。第1片54には、第1案内斜面56および第2案内斜面57が設けられ、第1案内斜面56と第2案内斜面57との間には、係止凹部58が設けられる。
【0036】
前記係止レバー51は、第1片54および第2片55が互いに離反する方向に弾発力を生じるように筺体42内に設けられる。第2片55は、筺体42内に設けられた支持片59と圧接し、これによって第1案内斜面56、第2案内斜面57および係止凹部58は透孔52から突出しており、突出方向に弾発的に付勢される。前記係止片48が、扉33の閉鎖時には、第1案内斜面56に案内されて係止凹部58に嵌り込むことによって、扉33が固定される。
【0037】
MD41が記録/再生装置116に装填されると、図示しないスイッチによって検出されてモータ111が作動する。該モータ111の作動によってギア110を介して駆動プーリ109が作動し、ベルト106が扉33を開放する方向に巻かれる。これによって、レバー101は第1案内溝104a,105aに沿って突出方向に案内される。このとき、押圧片102は、案内溝44に入り込む。
【0038】
第1案内溝104a,105aに沿った変位が終了すると、レバー101は第2案内溝104b,105bに沿って扉33の開放方向に案内される。このとき、図5(1)に示すように、押圧片102は、第1案内斜面56を押圧し、扉33の開閉方向に平行な押圧力は、第1案内斜面56によって、略垂直方向の力に変換される。これによって、第1片54は突出方向の弾発力に抗して後退させられ、係止片48から係止凹部58が離反し、扉33は摺動自在となる。このとき、板ばね103は係合孔49に嵌り込み、図5(2)に示すように、レバー101の変位駆動に伴って該扉33は窓61を開放し、ディスク本体27の再生および記録が可能となる。
【0039】
MD41の記録/再生が終了すると、ベルト106が扉33を閉鎖する方向に巻かれ、レバー101は第2案内溝104b,105bによって扉33の閉鎖方向に案内される。このとき、係合孔49に嵌合した板ばね103によって、扉33は窓61を閉鎖する方向に摺動する。この過程において、係止片48は、第2案内斜面56を押圧し、第1片54を後退させ、該係止片48は係止凹部58に嵌り込み、扉33を固定する。第2案内溝104b,105bに沿った変位が終了したレバー101は、第1案内溝104a,105aによって後退位置に案内される。
【0040】
以上のような構成によって、MD41を挿入口76と収納部74との多方向から記録/再生装置116に装填した場合でも、MD41の扉33を開閉することができる。したがって、収納部74と記録/再生装置116と挿入口76とを任意に配置することができ、設計の自由度を拡げることができる。また、MD41の装填されていない状態ではレバー101は後退しているので、MD41を円滑にローディングすることができる。
【0041】
さらにまた、レバー101を突出とその突出方向とは略垂直方向に変位駆動するにあたって、プーリ108,109間に、ばね107によって全長が伸縮するようにしたベルト106を巻掛け、前記伸縮によって、異なる2方向へのレバー101の変位に追従して、駆動力を伝達可能とするので、たとえば歯車を用いた場合における該歯車を変位するための構成は不要となり、簡便な構成で開閉動作を実現することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ディスク状の記録媒体本体がケーシングに収納されたミニディスクなどの記録媒体の記録および再生を行う装填位置には、駆動手段によって変位駆動されるレバーが設けられ、該レバーが案内手段の第1案内部および第2案内部によってそれぞれ記録媒体に設けられた扉に対して突出/後退方向および扉の開閉方向に案内され、この過程においてレバーに設けられた爪が扉に掛合して扉を開閉するので、記録媒体の装填位置への搬送方向と、扉の開閉方向とは無関係に設定することができ、搬送開始位置と装填位置とを任意に設定することができ、設計の自由度を拡げることができる。また、前記レバーは、記録媒体の装填以前には後退位置に待機しているので、記録媒体の装填時にレバーの爪が記録媒体に引掛かることはなく、円滑なローディング動作を実現することができる。
【0043】
好ましくは、前記駆動手段は、一対の駆動ローラと従動ローラとの間に伸縮自在の索条が巻掛けられ、この索条の一点が前記レバーに固定されて構成されるので、歯車などの駆動部材の変位を必要とせず、レバーの変位だけで扉を開閉することができ、簡便な構成で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電子機器71を説明するための天板を外した状態での平面図である。
【図2】図1の切断面線A−Aから見た断面図である。
【図3】開閉装置100を説明するための部分分解斜視図である。
【図4】前記開閉装置100による扉33の開閉動作を説明するための斜視図である。
【図5】前記開閉動作を説明するための平面図である。
【図6】先行技術である電子機器1を説明するための天板を外した状態での平面図である。
【図7】図6の切断面線B−Bから見た断面図である。
【図8】前記電子機器1によるMD41の扉33の開閉動作を説明するための斜視図である。
【図9】電子機器1によるMD41の扉33の開閉動作を説明するための平面図である。
【符号の説明】
41 MD
42 筺体
44 案内溝
48 係止片
49 係合孔
51 係止レバー
56 第1案内斜面
57 第2案内斜面
58 係止凹部
61 窓
71 電子機器
73 昇降部
74 収納部
84 挿排装置
94 案内室
100 開閉装置
101 レバー
102 押圧片
103 板ばね
104,105 案内溝
104a,105a 第1案内溝
104b,105b 第2案内溝
106 ベルト
107 ばね
108,109 プーリ
111 モータ
116 記録/再生装置

Claims (2)

  1. ディスク状の記録媒体本体がケーシング内に収納され、該ケーシングに形成された窓を扉が摺動変位して開放することによって前記窓を介して記録媒体本体の記録および再生が可能となるように形成された記録媒体を、前記扉が搬送方向下流側に位置するように前記記録および再生のための装填位置へ搬送するローディング装置において、
    前記装填位置において、該装填位置への記録媒体の搬送方向下流側で前記扉に対向して設けられ、前記扉に掛合することができる爪を有するレバーと、
    前記記録媒体の装填位置よりも搬送方向下流側に設けられ、前記レバーを前記扉方向に突出または後退する方向に案内する第1案内部と、突出したレバーを前記搬送方向に対して略垂直な扉の開閉方向に案内する第2案内部とを有する連続した案内溝が形成される案内手段と、
    記録媒体が前記装填位置に搬送された状態にあるとき、前記レバーを案内手段の案内溝に沿って変位駆動する駆動手段とを含むことを特徴とする記録媒体のローディング装置。
  2. 前記駆動手段は、前記装填位置よりも搬送方向下流側に設けられ、一対の駆動ローラと従動ローラとの間に伸縮自在の索条が巻掛けられ、この索条の一点が前記レバーに固定されて構成されることを特徴とする請求項1記載の記録媒体のローディング装置。
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