JP3587458B2 - Food molding equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品成形装置、より詳しくは、パン生地、饅頭生地等の外皮材によって、餡、調理した肉・野菜等の内材を確実に包み込み成形することができる食品成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
こうした外皮材によって内材を包み込む食品成形に関する技術としては、従来より内材を棒状にしてその外側に外皮材を筒状にしたものを連続して形成し、シャッタ機構の開閉動作により絞り込んで成形切断することが行われてきている(例えば実公昭63−29433号公報)。しかしながら、上述したパン生地等の発酵性の生地を外皮材として用いる場合筒状に形成することは外皮材に加圧、捻りなどが加わって生地がダメージを受けてしまい、成形切断後に生地が十分膨らまなくなり、外皮材が弾性のない硬い食品になってしまうため、その成形加工は人間の手で行っているのが現状である。こうした外皮材の筒状形成を避けてシート状の外皮材で食品成形を行う方法も提案されている。例えば、実公平7−18299号公報では、丸形状生地片をベルトコンベアによりカップ上に供給し、その上に餡を配置して押込み棒でカップ内に押込み、封止ゲートによりパン生地を封止した点が記載されている。また、特開平9−289866号公報では、シート状の食品生地をベルトコンベアで受け器上に搬送し、上方から押圧部材で生地を押圧して円形状に打ち抜いて凹状に形成して受け器内に設置される点が記載されている。また、特開2000−50854号公報では、ほぼ扁平円形状に形成した外包材をベルトコンベアでカップ状の雌型の開口部に載置し、雌型の内壁面に沿って外包材を椀状に形成し、この椀状に形成した外包材の内部に内材を供給した後、外包材の上縁部を複数のシャッタ片から成るシャッタで絞ることによって外包材の上縁部を封着して内材を包み込んだ点が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のようなシート状の外皮材を用いて成形を行う場合、内材を外皮材で包み込み成形する際に外皮材が適切な位置に配置されていないと外皮材の周縁部がきちんと封着されずに内材が露出してしまうことになる。上述した従来技術のように、外皮材の搬送は一般的にベルトコンベアで行っているが、ベルトコンベアから配置場所に移す際に外皮材が柔軟性を有するため外皮材の位置が一定にならないことが多い。こうした問題点に対して、従来技術では、外皮材を一旦カップ状の受け器等に保持して椀状形成を行うことで、外皮材を適切な位置に配置するようにしている。さらに、上述した特開平9−289866号公報では、押圧部材で食品生地を円形に打ち抜いて受け器に設置するようにしている。他の先行文献では対応策について特に明記されてはいないが、カップ状の雌型等を用いていることから、外皮材を予めカップの開口部より大きめに形成しておき、外皮材の位置が少しずれても外皮材の周縁部が封着されるようにしているものと考えられる。しかしながら、適切な位置に外皮材が配置されたとしても外皮材の形状がばらついていると、外皮材の周縁部がきちんと封着されないおそれがある。また、実公平7−18299号公報及び特開2000−50854号公報では、外皮材の封着手段としてシャッタを用いているが、いずれもシャッタが摺動するカップの上面に外皮材の周縁部を保持しているため、シャッタの閉動作により外皮材の周縁部が水平方向に寝たまま圧縮されてうまく封着されない場合が生じやすい。
【0004】
本発明は、従来の食品成形装置に上記のような難点があったことに鑑みて為されたもので、簡単な構成で外皮材の配置に柔軟に対応でき、確実に外皮材で内材を包み込み成形することができる食品成形装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る食品成形装置は、複数のシャッタ片から成るシャッタと、前記シャッタの上面に配置されるとともに前記シャッタの開口領域において開口部を有し、その上面に外皮材が配置される受け部材と、周縁部を前記受け部材上に配置した状態で前記受け部材の開口部において椀状に形成された外皮材で内材を包み込むように前記シャッタを封着動作させるシャッタ制御手段とを備えたことを特徴とする。さらに、前記受け部材上に配置された外皮材の位置を調整する位置決め手段を備えたことを特徴とする。さらに、前記位置決め手段は、前記受け部材上に固定された突起部材からなることを特徴とする。さらに、前記位置決め手段は、前記受け部材上に配置された可動部材を備えていることを特徴とする。さらに、前記外皮材を前記受け部材の開口部に押し込んで前記外皮材を椀状に形成する押込み手段を備えたことを特徴とする。さらに、前記押込み手段は、前記内材を供給する内材供給手段を備えたことを特徴とする。さらに、前記外皮材を前記受け部材の開口部から下方に引き込んで前記外皮材を椀状に形成する吸引手段を備えたことを特徴とする。さらに、前記外皮材の縁部を前記受け部材に保持する保持手段を備えたことを特徴とする。
【0006】
上記のような構成を有することで、外皮材は一旦受け部材上に配置されて外皮材の周縁部がシャッタの上部に配された状態でシャッタによる封着動作を行うことから、確実に外皮材により内材を包み込んで封着することができる。すなわち、受け部材に外皮材の周縁部が配置されることで、外皮材の周縁部がいわばせり上げられたような状態になり、シャッタが封着動作をする封着面に外皮材の周縁部がほぼ沿った状態になるため、確実な包み込みが可能になる。また、受け部材の開口部はシャッタの開口領域に設けられているため、受け部材上での外皮材の配置が多少ずれたとしても受け部材の開口部から外れなければ、外皮材の周縁部がシャッタの封着動作領域に配置されるためシャッタによる封着動作には影響がなくなる。
【0007】
さらに、受け部材上に外皮材の位置を調整する位置決め手段を設けることで、外皮材の位置を確実に適切な位置に配置することができ、より確実にシャッタによる封着動作を行うことができる。位置決め手段については、受け部材に固定した突起部材とすることができ、この場合は外皮材が供給されるときに突起部材に外皮材が当接して位置決めをすることができる。また、受け部材上に可動部材を配置することで供給された外皮材の位置を可動部材で調整することで位置決めすることができる。
【0008】
さらに、受け部材の開口部で外皮材を椀状形成する場合内材を外皮材上に供給するだけでもその自重により椀状形成がなされるが、押込み手段を用いて積極的に椀状形成を行うこともできる。押込みの際同時に内材を供給するようにすればより生産効率を向上させることができる。また、受け部材の開口部から吸引手段により外皮材を吸引して椀状形成を行えば、外皮材を押圧することなく安定して外皮材を椀状形成することができ、外皮材に与えるダメージを軽減することができる。そして、外皮材の縁部を受け部材上に保持することで、より確実に外皮材の椀状形成及び封着動作を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて詳しく説明する。図1は本発明に係る食品成形装置の正面図であり、内部構造を示すために一部断面図としている。
【0010】
図1において符号1で指示するものは、図2の平面図に示した計4枚のシャッタ片10・10…が組み合って開閉可能に構成されたシャッタである。シャッタ1は、図1及び図2に示すように、駆動軸11・11…に各々固定された各シャッタ片10がこの駆動軸11を中心に往復揺動して各シャッタ片10の先端が隣りのシャッタ片10の側辺を摺動移動するように構成されており、これらシャッタ片10・10…の側辺で囲んだ開口領域を開閉させる。図1において符号2で指示するものは、シャッタ1の上面に配置された薄板状の受け部材である。図2の平面図に示すように、受け部材2には円形状の開口部20が設けられている。受け部材2は、シャッタ片10とともに駆動軸11に保持されている。図2(a)は、シャッタ1が開口した状態を示しており、この開口領域に開口部20が設けられている。図2(b)は、シャッタ1が閉動作した状態を示しており、シャッタ片10が開口部20の中心に向かって駆動されている。
【0011】
シャッタの駆動機構は、図1及び図3の平面図に示すように、各駆動軸11の下端部に固定されたフランジ12と、このフランジ12に枢着され、フランジ12同士を連繋するリンク13・13…と、これらリンク13を駆動するモータ14とから構成されており、このモータ14の回転方向、回転角度等を制御することによって、複数のリンク13・13…が連関動作してシャッタ1を適宜に開閉させる。
【0012】
図1において符号3で指示するものは、外皮材を椀状に形成するための押込み手段である。本実施形態の押込み手段3は、図1に示すように、ステー31に固定された押込み部材30と、このステー31を上下動させる送りねじ機構32と、この送りねじ機構32を駆動するモータ33とから構成されており、このモータ33の回転方向、回転角度等を制御することによって押込み部材30を適宜に上下昇降させる。改めて詳述するが、この押込み部材30を下降させて受け部材2の開口部20に進入させて、受け部材2上に供給したシート状外皮材の中央部を窪ませて椀状に形成することができる。
【0013】
また、本実施形態では、外皮材を椀状に形成すると共に椀状形成した外皮材の底部に内材を供給する内材供給手段を備えている。即ち、押込み部材30は、下端に内材を吐出するための吐出孔を備えた筒体により構成されており、この吐出孔を開閉するための弁40が内装されている。そして、ホッパ45内へ投入した内材を、従来公知のポンプ44により供給パイプ43を通じて押込み部材30の筒内へ圧送し、前記ステー31に固定されたエアシリンダ42の駆動によりロッド41を介して弁40を上下動させることで、吐出孔を適宜開閉して椀状形成した外皮材の底部に所要量の内材を供給する。
【0014】
図1において符号5で指示するものは、外皮材の縁部を受け部材2上に保持する保持手段である。保持手段5は、押込み部材30を囲むように設けられた複数の通孔を有するリング状のステー52、このステー52の通孔に上下スライド可能に挿嵌され、上端にステー52に係止可能な頭部を備えた複数の支持ロッド51、この支持ロッド51の下端に固定されるとともに押込み部材30を囲むように設けられたリング状の押え部材50、ステー52を上下動させるエアシリンダ53を備えている。押え部材50とステー52との間には、各支持ロッド51に被嵌され、押え部材50を下方へ付勢するためのコイルばねが設けられており、押え部材50が常時下方に付勢されるようになっている。したがって、エアシリンダ53によってステー52を下降させることで、押え部材50を受け部材2上の外皮材に押し付けることができる。
【0015】
図1において符号6で指示するものは、シャッタ1の下方に配設され、外皮材を支持するための支持手段である。支持手段6は、図1に示すように、支持部材60と、この支持部材60によってベルトが上下動されるベルトコンベヤ63とから構成されている。支持部材60は、支持ロッド61を介してラック−ピニオン機構62に連結され、モータ64によりラック−ピニオン機構62が駆動されることで支持ロッド61を介して適宜に上下動して外皮材を支持する。そして、成形品Hはベルトコンベア63で次の工程へ搬送される。
【0016】
図4〜図8を参照しながら本実施形態の食品成形装置による食品成形工程の一例について説明する。図4〜図8は、図1のシャッタ部分について拡大した部分断面図であり、各工程でのシャッタ1、受け部材2、押込み部材30、押え部材50及び支持部材60の配置を示している。なお、本実施形態では、外皮材Fとしてパン生地を使用し、内材Gとして餡を使用した例で説明する。
【0017】
図4では、シャッタ1のシャッタ片10は閉じた状態になっている。図ではシャッタ片10の間に隙間があるが、完全に閉じた状態でも構わない。外皮材Fは受け部材2及び受け部材2の開口部20に露出したシャッタ片10の上面に載置されている。外皮材Fは従来技術と同様にベルトコンベア等により供給される。押込み部材30及び押え部材50は上昇した状態で待機している。図5では、エアシリンダ53が作動して押え部材50が下降し、外皮材Fの周縁部を受け部材2に押し付けて外皮材Fの周縁部を保持する。一方シャッタ1が開口して受け部材2の開口部20から退避し、図2(a)の状態にセットされる。図6では、押込み部材30が下降して弁40が開き、内材Gが外皮材Fの上に供給される。この場合押込み部材30が外皮材Fに接触した後内材Gを供給してもよいし、接触せずに内材Gを供給してもよく、いずれにしても外皮材Fが開口部から下方に湾曲して椀状形成がなされればよい。図7では、シャッタ1が閉動作に入り、シャッタ片10の開口領域が狭められるとともに、押え部材50が上昇して外皮材Fの周縁部は解放される。したがって、シャッタ1の閉動作に従って外皮材Fの周縁部は受け部材2の開口部20の中に引き込まれていくことになる。このとき、外皮材Fの周縁部はシャッタ1の封着面に対してほぼ沿った状態になっている。そして、シャッタ1が閉動作を完了すると、図8に示すように外皮材Fの周縁部が確実に封着され、内材Gが外皮材Fに包み込まれて成形される。図8ではシャッタ1のシャッタ片10は完全に閉じた状態にはなっていないが、完全に閉じた状態にしても構わない。
【0018】
以上のように、シャッタ1の上面に配置された受け部材2上で一旦外皮材Fを受けてから受け部材2の開口部20で椀状形成を施してシャッタ1の封着動作を行うので、外皮材Fの周縁部が封着の際にシャッタ1の封着面にほぼ沿った状態なり、確実な封着が行われる。また、受け部材2の開口部20はシャッタ1の開口領域内に設けられているので、外皮材Fが開口部20を覆うように配置されれば、多少その位置がずれていても問題はない。
【0019】
図9〜図14は別の食品成形工程を示している。この工程では、図9及び図10は図4及び図5と同様であるが、図11において押込み部材30をシャッタ1の開口領域に進入させて支持部材60で外皮材Fを支持するようにしている。その後図12に示すように押込み部材30を退避させながら弁40を開き内材Gを供給している。図13ではシャッタ1を閉動作させるとともに押え部材50を上昇させ、外皮材Fの周縁部がシャッタ1の封着面にほぼ沿った状態で、図14に示すようにシャッタ片10により外皮材Fの周縁部を封着している。この例では、外皮材Fの粘弾性が大きい場合に有効で、押込み部材30が深く進入するので、椀状形成の後外皮材Fが復元する前に封着動作を行うことができる。
【0020】
また、上述した実施形態では外皮材Fを押込み部材30により椀状形成しているが、押込み部材30の代わりに支持部材に吸引手段を設けることで椀状形成することもできる。この場合、外皮材Fは、受け部材2の開口部20から吸引手段により引き出されることになる。図15〜図19にその食品成形工程を示す。図15に示すように、支持部材7は先端に複数の通気孔70を設けた管状部材71で構成され、管状部材71には図示されていない吸排気装置に接続されている。そして、支持部材7は、通気孔70から吸気することで外皮材Fを吸着保持するとともに通気孔70から排気することで吸着保持した外皮材Fを離すようになる。図15では、シャッタ1は閉じた状態に設定されており、受け部材2の上面に内材Gを配置した外皮材Fが供給される。図16では、押え部材50が下降して外皮材Fの周縁部を受け部材2の上面に押え付ける。その後、図17に示すようにシャッタ1が開口して支持部材7が上方に移動して外皮材Fの下面に当接し、通気孔70から吸気することで外皮材Fを吸着保持する。図18では、支持部材7が外皮材Fを吸着保持した状態で下降することで、外皮材Fが受け部材2の開口部20から引き出されて椀状に形成される。図19では、押え部材50が上昇して退避し、シャッタ1が閉動作し、外皮材Fの周縁部がシャッタ1の封着面にほぼ沿った状態で、外皮材Fの周縁部を寄せ集めながらシャッタ1は封着動作を行う。
【0021】
図20〜図27には、受け部材2上に配置された外皮材の位置決め手段の例を示す。図20〜図24では、外皮材の位置決め手段として、受け部材2上に突起部材80を設けている。突起部材80は、図21に示すように開口部20とほぼ同心円状に設けてもよいし、図22に示すように、一部のみ設けることもできる。こうして突起部材80を設けることで外皮材Fがベルトコンベア等で受け部材2上に供給されたときに外皮材Fが突起部材80に当接して位置ずれを防止する。突起部材80は、受け部材2に接着剤等で固定してもよいし、受け部材2とともに一体成形することもできる。また、図23及び図24に示すように、突起部材80を受け部材2に設けた長孔21にボルト81で固定してもよい。このように構成すれば、実際にテストしながら微調整ができ、外皮材Fの大きさに応じて調整することもできる。図25〜図27は位置決め手段が可動部材から構成されている場合を示している。位置決め部材82にはロッド83が取り付けられており、ロッド83はエアシリンダ84により往復動可能となっている。エアシリンダ84を作動させて位置決め部材82を退避させておき、受け部材2上に外皮材Fを供給した後位置決め部材82を前進させて外皮材Fを押すことで適切な位置にセットすることが可能となる。位置決め部材82は、図26のように開口部20を挟んで相対するように2個設けてもよいし、図27のように4個設けることもできる。
【0022】
なお、上記各実施形態においては押え部材50により外皮材Fを受け部材2上に保持するようにしているが、外皮材Fが椀状形成の際に受け部材2からずれないようであれば、保持手段を設けなくてもかまわない。
【0023】
本発明の食品成形装置は、これらの実施形態に限定されるものではなく「特許請求の範囲」の記載内において種々の設計変更が可能である。
【0024】
例えば、上記実施形態では、シャッタ1として、4枚のシャッタ片を用いているが、シャッタ片の枚数は特に限定されることはない。シャッタ駆動手段については、駆動軸を中心に各シャッタ片が往復揺動することにより開閉動作する駆動機構を用いているが、本発明は勿論これに限定されるものではなく、例えば、図28に示すように、各シャッタ片101が互いに矢印方向にスライドして直線移動することで開閉動作させたり、図29(a)、(b)に示すように、各シャッタ片102が作用ピン103の矢印方向の回転運動に応じて直線運動しながら揺動することにより開閉動作する駆動機構等種々の駆動機構を用いることができる。また、図30及び図31に示す例は、回動軸105が一方に連続回転してシャッタの開閉動作を行う場合であり、図30ではシャッタ片104に隣り合うシャッタ片との摺動面が両側に形成され、回動軸105が1回転する間にシャッタ片104が開閉動作を2回行うことができる。図31ではシャッタ片104に隣り合うシャッタ片との摺動面が片側に形成され、回動軸105が1回転する間にシャッタ片104が開閉動作を1回行うようになっている。そして、各シャッタ片の形状ついても、こうしたシャッタ駆動手段に対応して上記実施形態以外にも図28又は図29に示すような直線状の側辺を有するもの等種々の形状を採用することができる。
【0025】
上記実施形態では、シャッタ1は1組だけであるが、図32に示すように複数組設けることも可能である。図32では、図2に示したシャッタ1を、シャッタ111及びシャッタ112の2組並列して配設している。2組の隣接するシャッタ片の駆動軸は共通化しており、隣接するシャッタ片を1つの駆動軸で揺動するようにしている。図33は、図30に示した連続回転するシャッタ機構を複数組用いた場合の駆動軸の共通化の例である。この例では、隣り合うシャッタ機構で1つのシャッタ片104を共有し、共有したシャッタ片104の両側に形成された摺動面が常に開閉動作に用いられる。上記実施形態で説明した押込み部材等の椀状形成手段、押え部材等の保持手段、ホッパ等の内材供給手段、支持部材等の支持手段は、配設する組数に応じて設ければよい。このように複数組の隣接するシャッタ片の駆動軸を共通化していけば、3組以上でも同様に並列配置していくことができ、同時に複数の成形処理が可能となる。したがって、生産効率が大幅にアップするとともに、駆動軸の共通化により装置の構造が単純化でき、さらにコンパクト化も達成できる。
【0026】
【発明の効果】
以上に説明したとおり、本発明に係る食品成形装置にあっては、シャッタ及びその上面に設けられた受け部材を備えた簡単な構成を有し、外皮材は一旦受け部材上に配置されて外皮材の周縁部がシャッタの上部に配された状態でシャッタによる封着動作を行うことから、確実に外皮材により内材を包み込んで封着することができる。すなわち、受け部材に外皮材の周縁部が配置されることで、シャッタが封着動作をする封着面に外皮材の周縁部がほぼ沿った状態になるため、確実な包み込みが可能になる。また、受け部材の開口部はシャッタの開口領域に設けられているため、受け部材上での外皮材の配置が多少ずれたとしても受け部材の開口部から外れなければ、外皮材の周縁部がシャッタの封着動作領域に配置されるためシャッタによる封着動作には影響がなくなる。
【0027】
さらに、受け部材上に外皮材の位置を調整する位置決め手段を設けることで、外皮材の位置を確実に適切な位置に配置することができ、より確実にシャッタによる封着動作を行うことができる。位置決め手段については、受け部材に固定した突起部材とすることができ、この場合は外皮材が供給されるときに突起部材に外皮材が当接して位置決めをすることができる。また、受け部材上に可動部材を配置することで供給された外皮材の位置を可動部材で調整することで位置決めすることができる。
【0028】
さらに、受け部材の開口部で外皮材を椀状形成する場合内材を外皮材上に供給するだけでもその自重により椀状形成がなされるが、押込み手段を用いて積極的に椀状形成を行うこともできる。押込みの際同時に内材を供給するようにすればより生産効率を向上させることができる。また、外皮材の縁部を受け部材上に保持することで、より確実に外皮材の椀状形成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る食品成形装置の部分断面正面図である。
【図2】同装置のシャッタ及び受け部材を示す概略平面図である。
【図3】同装置のシャッタの駆動機構を示す概略平面図である。
【図4】同装置による食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図5】同装置による食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図6】同装置による食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図7】同装置による食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図8】同装置による食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図9】同装置による別の食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図10】同装置による別の食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図11】同装置による別の食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図12】同装置による別の食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図13】同装置による別の食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図14】同装置による別の食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図15】吸引手段を用いた食品成形装置の食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図16】同装置による食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図17】同装置による食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図18】同装置による食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図19】同装置による食品成形工程を説明するシャッタ部分の概略側面図である。
【図20】受け部材上に位置決め手段を備えた食品成形装置のシャッタ部分の概略側面図である。
【図21】同装置のシャッタ及び受け部材の平面図である。
【図22】同装置の変形例に関するシャッタ及び受け部材の平面図である。
【図23】受け部材上に別の位置決め手段を備えた食品成形装置のシャッタ部分の概略側面図である。
【図24】同装置のシャッタ及び受け部材の平面図である。
【図25】受け部材上に別の位置決め手段を備えた食品成形装置のシャッタ部分の概略側面図である。
【図26】同装置のシャッタ及び受け部材の平面図である。
【図27】同装置の変形例に関するシャッタ及び受け部材の平面図である。
【図28】シャッタに関する変形例を示す概略平面図である。
【図29】シャッタに関する別の変形例を示す概略平面図である。
【図30】シャッタに関する別の変形例を示す概略平面図である。
【図31】シャッタに関する別の変形例を示す概略平面図である。
【図32】シャッタ駆動機構を複数組設けた変形例を示すシャッタ駆動機構の概略平面図である。
【図33】シャッタ駆動機構を複数組設けた別の変形例を示すシャッタ駆動機構の概略平面図である。
【符号の説明】
F 外皮材
G 内材
H 成形品
1 第一シャッタ
10 第一シャッタのシャッタ片
11 駆動軸
12 フランジ
13 リンク
14 モータ
2 受け部材
20 開口部
21 長孔
3 外皮材押込み手段
30 押込み部材
31 ステー
32 送りねじ機構
33 モータ
40 弁
41 ロッド
42 エアシリンダ
43 供給パイプ
44 ポンプ
45 ホッパ
5 保持手段
50 押え部材
51 支持ロッド
52 ステー
53 エアシリンダ
6 支持手段
60 支持部材
61 支持ロッド
62 ラック−ピニオン機構
63 ベルトコンベア
64 モータ
7 吸引手段を備えた支持部材
70 吸気孔
71 管状部材
80 突起部材
81 ボルト
82 位置決め部材
83 ロッド
84 エアシリンダ
101 変形例のシャッタ片
102 変形例のシャッタ片
103 変形例の作用ピン
104 別の変形例のシャッタ片
105 別の変形例のシャッタ片の駆動軸
111 変形例のシャッタ
112 変形例の別のシャッタ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a food molding apparatus, and more particularly, to a food molding apparatus capable of reliably wrapping and molding an inner material such as an annealed and cooked meat or vegetable with an outer skin material such as bread dough or bun dough.
[0002]
[Prior art]
As a technology related to food molding in which the inner material is wrapped by such an outer material, the inner material is conventionally formed in a rod shape, and the outer material is formed into a cylindrical shape outside the bar, and then formed by opening and closing the shutter mechanism. Cutting has been performed (for example, Japanese Utility Model Publication No. Sho 63-29433). However, when the above-mentioned fermentable dough such as bread dough is used as the outer skin material, forming the outer shell material into a tubular shape applies pressure, twist, and the like to the outer skin material, which damages the dough and causes the dough to expand sufficiently after cutting. As a result, the outer shell material becomes a hard food product having no elasticity. Therefore, at present, the molding process is performed by human hands. A method of forming a food using a sheet-like outer material while avoiding such a cylindrical outer material has also been proposed. For example, in Japanese Utility Model Publication No. 7-18299, a round dough piece is supplied onto a cup by a belt conveyor, bean jam is placed on the piece, pressed into the cup with a push rod, and the dough is sealed by a sealing gate. Points are listed. Further, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-289866, a sheet-shaped food dough is conveyed onto a receiving device by a belt conveyor, and the dough is pressed from above by a pressing member, punched out in a circular shape, and formed into a concave shape. Is described. In Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-50854, an outer wrapping material formed in a substantially flat circular shape is placed on a cup-shaped female opening by a belt conveyor, and the outer wrapping material is bowl-shaped along the female inner wall surface. After supplying the inner material to the inside of the bowl-shaped outer packaging material, the upper edge of the outer packaging material is sealed by squeezing the upper edge of the outer packaging material with a shutter including a plurality of shutter pieces. The point that the inner material is wrapped is described.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
When performing molding using the sheet-like outer material as described above, when the inner material is wrapped in the outer material and molded, if the outer material is not arranged at an appropriate position, the peripheral portion of the outer material is properly sealed. Without exposing the inner material. As in the prior art described above, the transport of the skin material is generally performed by a belt conveyor, but the position of the skin material is not constant because the skin material has flexibility when moving from the belt conveyor to the arrangement location. There are many. In order to solve such a problem, in the related art, the outer shell material is temporarily held in a cup-shaped receiver or the like to form a bowl shape, so that the outer shell material is arranged at an appropriate position. Further, in the above-mentioned Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-289866, the food dough is punched out in a circular shape with a pressing member, and is placed in a receptacle. Although other countermeasures do not specifically state countermeasures, since a cup-shaped female mold or the like is used, the outer shell material is formed larger than the opening of the cup in advance, and the position of the outer shell material is determined. It is considered that the peripheral portion of the outer skin material is sealed even if it is slightly displaced. However, even if the outer skin material is arranged at an appropriate position, if the shape of the outer skin material varies, the peripheral portion of the outer skin material may not be properly sealed. Further, in Japanese Utility Model Publication No. 7-18299 and Japanese Patent Laid-Open No. 2000-50854, a shutter is used as a sealing means for the outer skin material. Because of the holding, the peripheral portion of the outer cover material is likely to be compressed while lying horizontally in the horizontal direction due to the closing operation of the shutter, so that it is difficult to seal well.
[0004]
The present invention has been made in view of the above-mentioned difficulties in the conventional food molding apparatus, and can flexibly cope with the arrangement of the outer skin material with a simple configuration, and reliably secure the inner material with the outer skin material. It is an object of the present invention to provide a food molding apparatus capable of wrapping and molding.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
A food forming apparatus according to the present invention includes a shutter including a plurality of shutter pieces, and a receiving member disposed on an upper surface of the shutter and having an opening in an opening region of the shutter, and a skin material disposed on the upper surface thereof. When, With the peripheral part arranged on the receiving member And a shutter control means for performing a sealing operation of the shutter so as to wrap the inner material with an outer shell material formed in a bowl shape at the opening of the receiving member. Further, a positioning means is provided for adjusting the position of the skin material arranged on the receiving member. Further, the positioning means comprises a projecting member fixed on the receiving member. Further, the positioning means includes a movable member disposed on the receiving member. Further, there is provided a pushing means for pushing the outer skin material into the opening of the receiving member to form the outer skin material into a bowl shape. Further, the pushing means includes an internal material supply means for supplying the internal material. Further, suction means is provided for drawing the outer skin material downward from the opening of the receiving member to form the outer skin material into a bowl shape. Further, a holding means for holding an edge portion of the outer skin material on the receiving member is provided.
[0006]
With the above configuration, the outer shell material is once disposed on the receiving member, and the sealing operation by the shutter is performed in a state where the peripheral edge of the outer shell material is arranged above the shutter. Thereby, the inner material can be wrapped and sealed. That is, the peripheral portion of the outer shell material is arranged on the receiving member, so that the outer peripheral portion of the outer shell material is in a state of being lifted up, so that the outer peripheral portion of the outer shell material is placed on the sealing surface on which the shutter performs the sealing operation. Are almost in line with each other, so that reliable wrapping is possible. In addition, since the opening of the receiving member is provided in the opening area of the shutter, even if the arrangement of the outer covering material on the receiving member is slightly shifted, if the outer peripheral material does not come off from the opening of the receiving member, the peripheral portion of the outer covering material may be removed. Since the shutter is arranged in the sealing operation area, the sealing operation by the shutter is not affected.
[0007]
Further, by providing the positioning means for adjusting the position of the outer cover material on the receiving member, the position of the outer cover material can be reliably arranged at an appropriate position, and the sealing operation by the shutter can be performed more reliably. . The positioning means may be a protrusion fixed to the receiving member. In this case, when the outer skin material is supplied, the outer skin material comes into contact with the projection member to perform positioning. In addition, by arranging the movable member on the receiving member, the position of the supplied outer skin material can be adjusted by the movable member to perform positioning.
[0008]
Further, when the outer shell material is formed in a bowl shape at the opening of the receiving member, the bowl material is formed by its own weight just by supplying the inner material onto the outer shell material, but the bowl shape is positively formed by using the pushing means. You can do it too. If the internal material is supplied at the same time as the pressing, the production efficiency can be further improved. Further, if the outer shell material is sucked from the opening of the receiving member by the suction means to form the bowl shape, the outer shell material can be formed in a bowl shape stably without pressing the outer skin material, and damage to the outer skin material is given. Can be reduced. Then, by holding the edge of the outer shell material on the receiving member, the bowl-shaped formation and sealing operation of the outer shell material can be performed more reliably.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on embodiments shown in the accompanying drawings. FIG. 1 is a front view of a food molding apparatus according to the present invention, which is a partial cross-sectional view for showing an internal structure.
[0010]
In FIG. 1, what is indicated by
[0011]
As shown in the plan views of FIGS. 1 and 3, the shutter driving mechanism includes a
[0012]
In FIG. 1, what is indicated by
[0013]
Further, in the present embodiment, the outer shell material is formed in a bowl shape, and an inner material supply unit that supplies the inner material to the bottom of the outer shell material formed in the bowl shape is provided. That is, the pushing
[0014]
In FIG. 1, what is indicated by
[0015]
In FIG. 1, what is indicated by reference numeral 6 is support means disposed below the
[0016]
An example of a food molding process performed by the food molding apparatus according to the present embodiment will be described with reference to FIGS. FIGS. 4 to 8 are enlarged partial cross-sectional views of the shutter portion of FIG. 1, and show the arrangement of the
[0017]
In FIG. 4, the
[0018]
As described above, since the outer shell material F is temporarily received on the receiving
[0019]
9 to 14 show another food molding step. In this step, FIGS. 9 and 10 are the same as FIGS. 4 and 5, but in FIG. 11, the pushing
[0020]
Further, in the above-described embodiment, the outer skin material F is formed in the shape of a bowl by the pushing
[0021]
FIGS. 20 to 27 show examples of the means for positioning the outer skin material arranged on the receiving
[0022]
In each of the above embodiments, the outer cover material F is held on the receiving
[0023]
The food molding apparatus of the present invention is not limited to these embodiments, and various design changes can be made within the scope of the claims.
[0024]
For example, in the above embodiment, four shutter pieces are used as the
[0025]
In the above embodiment, only one set of the
[0026]
【The invention's effect】
As described above, the food molding apparatus according to the present invention has a simple configuration including the shutter and the receiving member provided on the upper surface thereof, and the outer skin material is once disposed on the Since the sealing operation is performed by the shutter in a state in which the peripheral portion of the material is arranged above the shutter, the inner material can be securely wrapped and sealed with the outer skin material. That is, since the peripheral portion of the outer skin material is arranged on the receiving member, the peripheral edge portion of the outer skin material is substantially in line with the sealing surface on which the shutter performs the sealing operation, so that reliable enclosing becomes possible. In addition, since the opening of the receiving member is provided in the opening area of the shutter, even if the arrangement of the outer covering material on the receiving member is slightly shifted, if the outer peripheral material does not come off from the opening of the receiving member, the peripheral edge of the outer covering material is Since the shutter is arranged in the sealing operation area, the sealing operation by the shutter is not affected.
[0027]
Further, by providing the positioning means for adjusting the position of the outer cover material on the receiving member, the position of the outer cover material can be reliably arranged at an appropriate position, and the sealing operation by the shutter can be performed more reliably. . The positioning means may be a protrusion fixed to the receiving member. In this case, when the outer skin material is supplied, the outer skin material comes into contact with the projection member to perform positioning. In addition, by arranging the movable member on the receiving member, the position of the supplied outer skin material can be adjusted by the movable member to perform positioning.
[0028]
Further, when the outer shell material is formed in a bowl shape at the opening of the receiving member, the bowl material is formed by its own weight just by supplying the inner material onto the outer shell material, but the bowl shape is positively formed by using the pushing means. You can do it too. If the internal material is supplied at the same time as the pressing, the production efficiency can be further improved. Further, by holding the edge of the outer skin material on the receiving member, the outer shell material can be more reliably formed in a bowl shape.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial sectional front view of a food molding apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic plan view showing a shutter and a receiving member of the apparatus.
FIG. 3 is a schematic plan view showing a shutter driving mechanism of the apparatus.
FIG. 4 is a schematic side view of a shutter portion for explaining a food molding step by the same device.
FIG. 5 is a schematic side view of a shutter portion for explaining a food molding step by the same device.
FIG. 6 is a schematic side view of a shutter portion for explaining a food molding step by the same device.
FIG. 7 is a schematic side view of a shutter portion for explaining a food molding step by the same device.
FIG. 8 is a schematic side view of a shutter portion for explaining a food molding step by the same device.
FIG. 9 is a schematic side view of a shutter portion for explaining another food molding process by the same device.
FIG. 10 is a schematic side view of a shutter part for explaining another food molding step by the same device.
FIG. 11 is a schematic side view of a shutter portion for explaining another food molding step by the same device.
FIG. 12 is a schematic side view of a shutter portion for explaining another food molding step by the same device.
FIG. 13 is a schematic side view of a shutter portion for explaining another food molding step by the same device.
FIG. 14 is a schematic side view of a shutter portion for explaining another food molding step by the same device.
FIG. 15 is a schematic side view of a shutter portion for explaining a food forming step of the food forming apparatus using the suction means.
FIG. 16 is a schematic side view of a shutter portion for explaining a food molding step by the same device.
FIG. 17 is a schematic side view of a shutter portion for explaining a food molding step by the same device.
FIG. 18 is a schematic side view of a shutter portion for explaining a food molding step by the same device.
FIG. 19 is a schematic side view of a shutter portion for explaining a food molding process by the same device.
FIG. 20 is a schematic side view of a shutter portion of a food forming apparatus including a positioning member on a receiving member.
FIG. 21 is a plan view of a shutter and a receiving member of the same device.
FIG. 22 is a plan view of a shutter and a receiving member according to a modification of the apparatus.
FIG. 23 is a schematic side view of a shutter portion of a food forming apparatus provided with another positioning means on a receiving member.
FIG. 24 is a plan view of a shutter and a receiving member of the same device.
FIG. 25 is a schematic side view of a shutter portion of a food forming apparatus provided with another positioning means on a receiving member.
FIG. 26 is a plan view of a shutter and a receiving member of the same device.
FIG. 27 is a plan view of a shutter and a receiving member according to a modification of the device.
FIG. 28 is a schematic plan view showing a modified example regarding the shutter.
FIG. 29 is a schematic plan view showing another modified example of the shutter.
FIG. 30 is a schematic plan view showing another modified example of the shutter.
FIG. 31 is a schematic plan view showing another modified example of the shutter.
FIG. 32 is a schematic plan view of a shutter drive mechanism showing a modification in which a plurality of sets of shutter drive mechanisms are provided.
FIG. 33 is a schematic plan view of a shutter drive mechanism showing another modified example in which a plurality of sets of shutter drive mechanisms are provided.
[Explanation of symbols]
F skin material
G internal materials
H Molded product
1 First shutter
10 Shutter strip of first shutter
11 Drive shaft
12 Flange
13 links
14 Motor
2 Receiving member
20 opening
21 long hole
3 Skin material pushing means
30 Pushing member
31 Stay
32 Feed screw mechanism
33 motor
40 valves
41 rod
42 air cylinder
43 Supply pipe
44 pump
45 Hopper
5 Holding means
50 Holding member
51 Support rod
52 Stay
53 Air cylinder
6 Supporting means
60 support members
61 Support rod
62 Rack-pinion mechanism
63 belt conveyor
64 motor
7. Supporting member provided with suction means
70 Inlet
71 tubular member
80 Projection member
81 volts
82 Positioning member
83 rod
84 air cylinder
101 Modified Shutter Strip
102 Modified Shutter Strip
103 Modified Working Pin
104 Shutter Piece of Another Modification
105 Drive shaft of shutter piece of another modification
111 Modified Shutter
112 Another shutter of modified example
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