JP3585675B2 - Hydraulic auto tensioner - Google Patents

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    • F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16H2007/0842—Mounting or support of tensioner
    • F16H2007/0844—Mounting elements essentially within boundaries of final output members

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車の内燃機関に組込まれたタイミングベルトの張力を一定に保つ油圧式オートテンショナに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
この種の張力調整を行なうオートテンショナとして、図７に示したものを本件出願人は既に提案している。このオートテンショナは、エンジンブロック６０にねじ込まれたボルト６１の締付けにより筒状の支点軸６２を固定し、その支点軸６２によって偏心位置が支持された偏心輪６３によってプーリ６４を回転自在に支持し、上記支点軸６２に支持された張力調整ばね６５のばね力を偏心輪６３に付与して偏心輪６３に回転力を付与し、プーリ６４をベルトＡに押し付けている。
【０００３】
また、エンジンブロック６０とプーリ６４との間に油圧ダンパ７０を設け、上記ベルトＡの緊張によってプーリ６４を介して偏心輪６３が押される押圧力を上記油圧ダンパ７０で緩衝している。
【０００４】
ここで、油圧ダンパ７０は、ボルト６１の締付けによってエンジンブロック６０に固定されたダンパシリンダ７１に上部が開口するシリンダ室７２を設け、そのシリンダ室７２にプランジャ７３をスライド自在に組込み、プランジャ７３の下方に形成された圧力室７４内のリターンスプリング７５によりプランジャ７３を押圧してその先端を偏心輪６３に設けた突出部７６に押し付けている。
【０００５】
また、プランジャ７３にリザーバ室７７と、そのリザーバ室７７を圧力室７４に連通させる通路７８とを形成し、上記通路７８の下端にチェック弁７９を設けている。
【０００６】
上記油圧ダンパ７０においては、ベルトＡの張力が増大し、そのベルトＡによりプーリ６４を介して偏心輪６３が押圧されたとき、その押圧力を圧力室７４内に封入された作動油により緩衝する。そして、その押圧力がリターンスプリング７５の弾力より強い場合、圧力室７４内の作動油をプランジャ７３とシリンダ室７２の摺動面間からプランジャ７３に形成された半径方向の通路８０を介してリザーバ室７７内に流入させ、上記リターンスプリング７５の弾力と押圧力とが釣り合う位置までプランジャ７３をゆっくりと後退動させる。
【０００７】
また、ベルトＡに弛みが生じ、張力調整ばね６５のばね力によって偏心輪６３が回転されるとき、リターンスプリング７５の弾力によってプランジャ７３を上方に移動させる。このとき、圧力室７４の圧力がリザーバ室７７の圧力より低くなるため、チェック弁７９が通路７８を開放し、リザーバ室７７内の作動油を通路７８から圧力室７４にスムースに流動させてプランジャ７３を急速に上方に移動させる。
【０００８】
上記油圧式のオートテンショナにおいては、ベルトＡの張力変化に応じてプーリ６４を良好に追従させることができるという特徴を有する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記油圧式オートテンショナにおいては、偏心輪６３を貫通するボルト６１を油圧ダンパ７０のダンパシリンダ７１に形成されたボルト挿入孔８１に挿入し、そのボルト６１をエンジンブロック６０にねじ込んで偏心輪６３と油圧ダンパ７０結合状態に保持する構成であるため、エンジンブロック６０に油圧式オートテンショナを取付ける前の輸送の段階及びエンジンブロックから取外し時に偏心輪６３と油圧ダンパ７０とが分離するおそれがあり、取付け性の向上を図るうえにおいて改善すべき点が残されている。
【００１０】
この発明の課題は、油圧式オートテンショナの偏心輪と油圧ダンパとが分離するのを防止して油圧式オートテンショナの取付け性等の向上を図ることである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明においては、固定部材にねじ係合されるボルトによって偏心位置が支持され、上記ボルトを中心として揺動自在に支持された偏心輪によりプーリを回転自在に支持し、上記偏心輪を張力調整ばねによって上記プーリがベルトを押圧する回転方向に付勢し、ベルトからプーリを介して偏心輪に付与される押圧力を前記固定部材と偏心輪との間に組込まれて偏心輪の一部に当接する作動油密封式の油圧ダンパにより緩衝する油圧式オートテンショナにおいて、前記偏心輪と油圧ダンパとを組立て状態に保持する結合手段を設けた構成を採用している。
【００１２】
ここで、結合手段として、偏心輪にボルトを中心とする弧状の長孔を形成し、前記油圧ダンパのダンパシリンダには上記長孔に挿入される係合ピンを設け、その係合ピンの先端部に上記長孔に沿って移動可能なフランジ付き筒体を圧入したものを採用している。
【００１３】
また、結合手段として、前記ボルトと前記偏心輪に形成されたボルト挿入孔との間にフランジ付きスリーブを組込み、そのフランジ付きスリーブの先端部を油圧ダンパのダンパシリンダに形成されたスリーブ挿入孔に圧入したものを採用している。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図１乃至図６に基づいて説明する。
【００１６】
図１および図２は、この発明の第１の実施の形態を示す。図示のように、固定部材としてのエンジンブロック１にねじ込まれる鍔付きのボルト２は、偏心輪３の偏心位置に形成されたボルト挿入孔４内に挿入され、そのボルト挿入孔４とボルト２との間に鍔付きの滑り軸受５が組込まれている。
【００１７】
このため、偏心輪３はボルト２を中心として揺動自在となり、その偏心輪３に転がり軸受６を介してプーリ７が回転自在に支持されている。
【００１８】
エンジンブロック１と偏心輪３との間には、油圧ダンパ１０が組込まれている。油圧ダンパ１０は、プーリ７の内径円内に収納可能な大きさのダンパシリンダ１１を有し、そのダンパシリンダ１１に形成されたボルト挿通孔１１ａに前記ボルト２が挿通され、上記ボルト２の締付けによって、ダンパシリンダ１１が固定される。
【００１９】
また、ダンパシリンダ１１には係合ピン１２が貫通支持され、その係合ピン１２の一端部はエンジンブロック１に形成されたピン孔１３に対して係合可能となり、その係合によってダンパシリンダ１１は回り止めされる。
【００２０】
係合ピン１２の他端部は、偏心輪３に形成された凹部１４内に臨んでいる。凹部１４内には、合成樹脂から成る案内筒１５が組込まれ、その案内筒１５内に筒状のキャップ１６がスライド自在に挿入されている。キャップ１６は、案内筒１５内に組込まれた張力調整ばね１７により、上記係合ピン１２に押し付けられ、上記張力調整ばね１７により偏心輪３はプーリ７がベルトＡを押圧する方向に付勢されている。
【００２１】
図２（ｂ）に示すように、ダンパシリンダ１１には、その下部に斜め方向に延びるシリンダ室１８が形成されている。シリンダ室１８の上部開口はオイルシール１９の取付けにより密封され、そのオイルシール１９をスライド自在に貫通するロッド２０はシリンダ室１８内に組込まれて軸方向に非可動に支持されたウェアリング２１によってスライド自在に支持されている。ロッド２０は外周下部に段２０ａを有し、その段２０ａのウェアリング２１に対する当接によってロッド２０は抜け止めされ、油圧式オートテンショナの輸送の段階でロッド２０が抜け落ちるのが防止されている。
【００２２】
ロッド２０の下部にはプランジャ２２が設けられている。プランジャ２２はシリンダ室１８の内径面に沿ってスライド自在となり、そのプランジャ２２の組込みによってシリンダ室１８に圧力室２３と主リザーバ室２４が形成されている。圧力室２３に組込まれたリターンスプリング２５はプランジャ２２を押圧してロッド２０に外方向への突出性を付与しており、上記ロッド２０の先端は偏心輪３に設けられたピン８に押し付けられている。
【００２３】
プランジャ２２には圧力室２３と主リザーバ室２４とを連通する通路２６が形成され、その通路２６の下端に設けたチェック弁２７は、圧力室２３内の圧力が主リザーバ室２４の圧力より高くなると、通路２６を閉じる。
【００２４】
また、ダンパシリンダ１１には主リザーバ室２４の上方に副リザーバ室２８が形成され、両リザーバ室２４、２８は連通路２９を介して連通している。
【００２５】
前記圧力室２３、主リザーバ室２４および副リザーバ室２８内には作動油が充填され、副リザーバ室２８内の作動油上に空気溜り３０が設けられている。
【００２６】
偏心輪３と油圧ダンパ１０とは結合機構４０によって組立て状態に保持されている。結合機構４０は、図１（ｂ）に示すように、ダンパシリンダ１１のボルト挿通孔１１ａから外方に突出する先端部外周に係合溝４１を形成し、その係合溝４１に止め輪４２を係合してボルト２を抜け止めし、かつ偏心輪３と油圧ダンパ１０とを結合状態に保持している。
【００２７】
図３（ａ）、（ｂ）は上記の構成から成る油圧式オートテンショナの取付け前の状態を示し、偏心輪３の表面から凹部１４に貫通するピン孔３１にセットピン３２を挿入し、そのセットピン３２によって、図２（ａ）に示す張力調整ばね１７および図２（ｂ）に示すリターンスプリング２５を収縮状態に保持している。
【００２８】
ここで、セットピン３２の挿入に際しては、ボルト２を中心として、偏心輪３と油圧ダンパ１０とをピン８が油圧ダンパ１０のロッド２０を押し込む方向に相対的に回動して、係合ピン１２により図２（ａ）に示すキャップ１６を押し込んで張力調整ばね１７を収縮させ、偏心輪３に形成されたピン孔３１にセットピン３２を挿入して、そのセットピン３２を係合ピン１２に係合させる。
【００２９】
セットピン３２と係合ピン１２の係合によって偏心輪３と油圧ダンパ１０とは相対的に回動させた状態に保持され、張力調整ばね１７およびリターンスプリング２５のそれぞれは収縮状態に保持される。
【００３０】
セットピン３２は、エンジンブロック１に対するボルト２のねじ込みにより油圧式オートテンショナを取付けたのち引き抜かれる。
【００３１】
油圧式オートテンショナの取付け後において、セットピン３２を引き抜くと、張力調整ばね１７の弾力により偏心輪３がベルトＡを張る方向に揺動し、図１（ａ）に示すように、プーリ７がベルトＡを押圧して一定の張力を付与する。また、リターンスプリング２５の弾力によりプランジャ２２およびロッド２０が外方向に移動し、ベルトＡからピン８を介してロッド２０を押し込む押し込む力とリターンスプリング２５の弾力とが釣り合う位置でプランジャ２２およびロッド２０が停止する。
【００３２】
上記のように、セットピン３２の取付けによって張力調整ばね１７およびリターンスプリング２５を収縮状態に保持し得るようにしておくことにより、油圧式オートテンショナの取付け時に、プーリ７をベルトＡから離れる方向に揺動させる必要がなく、油圧式オートテンショナの取付けの容易化を図ることができる。
【００３３】
図１は油圧式オートテンショナの取付け状態を示し、その取付け状態において、回転トルクの変動によりベルトＡの張力が変化し、そのベルトＡが弛むと、張力調整ばね１７の押圧により偏心輪３がボルト２を中心にしてベルトＡを張る方向に急速に揺動してベルトＡの弛みを吸収する。
【００３４】
このとき、偏心輪３の揺動によって、ピン８はロッド２０の上端から離れる方向に移動するため、リターンスプリング２５の弾力によりプランジャ２２およびロッド２０が外方に向けて移動する。プランジャ２２の外方向への移動時、圧力室２３内の圧力は、主リザーバ室２４内の圧力より低くなるため、チェック弁２７が通路２６を開放し、主リザーバ室２４内の作動油は上記通路２６から圧力室２３内にスムースに流入する。
【００３５】
このため、プランジャ２２およびロッド２０は外方向に急速に移動して、ロッド２０の先端がピン８に当接する。
【００３６】
一方、ベルトＡの張力が増大し、そのベルトＡにより、プーリ７を介して偏心輪３が押されると、偏心輪３のピン８がロッド２０を押圧する。
【００３７】
このとき、圧力室２３内の圧力は主リザーバ室２４内の圧力より高くなるため、チェック弁２７は通路２６を閉じ、偏心輪３に作用する押圧力は、圧力室２３に封入された作動油と張力調整ばね１７とで受けられ、ベルトＡは緊張状態に保持される。
【００３８】
ベルトＡの張力が強く、ロッド２０に作用する押し込み力がリターンスプリング２５の弾力より強い場合、圧力室２３内の作動油はシリンダ室１８とプランジャ２２の摺動面間より主リザーバ室２４内に流入し、ロッド２０およびプランジャ２２はリターンスプリング２５と上記押圧力とが釣り合う位置までゆっくりと後退動する。
【００３９】
図１および図３に示す油圧式オートテンショナにおいては、ボルト２に係合溝４１を形成し、その係合溝４１に止め輪４２を係合させたので、偏心輪３と油圧ダンパ１０とがオートテンショナの取付け前の輸送の段階で分離するのを防止することができ、油圧式オートテンショナの取付け性の向上を図ることができる。
【００４０】
図４および図５は、偏心輪３と油圧ダンパ１０とを結合状態に保持する結合機構４０の他の例を示す。
【００４１】
図４（ａ）、（ｂ）に示す結合機構４０においては、偏心輪３にボルト２を中心とする弧状の長孔４４を形成し、その長孔４４に油圧ダンパ１０のダンパシリンダ１１に設けた係合ピン１２を挿入し、その係合ピン１２の先端部に長孔４４に沿って移動可能なフランジ付き筒体４５を圧入し、その筒体４５のフランジ４５ａを偏心輪３の表面側に対向させて偏心輪３と油圧ダンパ１０とを結合状態に保持している。
【００４２】
なお、図４（ａ）、（ｂ）では、筒体４５のフランジ４５ａにピン孔４６を形成し、そのピン孔４６を偏心輪３に設けられた図示省略のピン孔に一致させてセットピン４７を挿入し、このセットピン４７の挿入によって図３（ａ）、（ｂ）に示す場合と同様に、図２に示す張力調整ばね１７とリターンスプリング２５とを収縮させた状態に保持している。
【００４３】
図５に示す結合機構４０においては、ボルト２と滑り軸受５との間にフランジ付きのスリーブ４８を組込み、そのスリーブ４８の先端部の小径部４８ａを油圧ダンパ１０のダンパシリンダ１１に形成されたスリーブ挿入孔４９に圧入して、スリーブ４８のフランジ４８ｂを偏心輪３の表面側に対向し、偏心輪３と油圧ダンパ１０とを結合状態に保持している。
【００４４】
図４および図５に示すいずれの結合機構４０も偏心輪３と油圧ダンパ１０とを結合状態に保持することができるため、油圧式オートテンショナの取付け性の向上を図ることができる。
【００４５】
図６は、この発明に係る油圧式オートテンショナの他の例を示す。この油圧式オートテンショナは、図４に示す油圧式オートテンショナと同様に、偏心輪３にボルト２を中心とする弧状の長孔５０を形成し、その長孔５０にダンパシリンダ１１に設けられた係合ピン１２の他端部を挿入している。
【００４６】
また、偏心輪３の表面側において、プーリ７の内径円内に捩りばねから成る張力調整ばね５１を組込み、その張力調整ばね５１の一端部を係合ピン１２に係合し、他端部を偏心輪３の表面側に設けた突出部５２に係止して偏心輪３をベルトＡが張る方向に付勢している。
【００４７】
他の構成は、図１および図２と同様であるため、同一部品には同一符号を付して説明を省略する。
【００４８】
図６に示す油圧式オートテンショナにおいては、図４に示す油圧式オートテンショナと同様に、係合ピン１２の先端部（他端部）にフランジ付き筒体４５を圧入して偏心輪３と油圧ダンパ１０とを結合状態に保持する。
【００４９】
図１および図２〜図６とに示す油圧式オートテンショナにおいては、油圧ダンパ１０のダンパシリンダ１１に主リザーバ室２４と連通する副リザーバ室２８を形成して、ダンパシリンダ１１の小型化を図り、そのダンパシリンダ１１をプーリ７の内径円内に収納可能な大きさとしたので、油圧式オートテンショナの小型化を図り、エンジンブロック１とプーリ７の中心までの寸法Ｌ０ を図７に示す油圧式オートテンショナより小さくすることができる。
【００５０】
【発明の効果】
以上のように、この発明においては、偏心輪と油圧ダンパとを結合手段により結合したので、油圧式オートテンショナの取付け性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）は、この発明に係る油圧式オートテンショナの実施の形態を示す正面図、（ｂ）は（ａ）のｂ１ −ｂ１ 線に沿った断面図
【図２】（ａ）は図１（ｂ）のｂ２ −ｂ２ 線に沿った断面図、（ｂ）は図１のｂ３ −ｂ３ 線に沿った断面図
【図３】（ａ）は図１に示す油圧式オートテンショナの取付け前の状態を示す正面図、（ｂ）は（ａ）のｂ４ −ｂ４ 線に沿った断面図
【図４】（ａ）は同上油圧式オートテンショナにおける結合機構の他の例を示す正面図、（ｂ）は（ａ）のｂ５ −ｂ５ 線に沿った断面図
【図５】同上油圧式オートテンショナにおける結合機構のさらに他の例を示す縦断側面図
【図６】（ａ）は同上油圧式オートテンショナの他の実施の形態を示す正面図、（ｂ）は（ａ）のｂ６ −ｂ６ 線に沿った断面図
【図７】（ａ）は従来の油圧式オートテンショナを示す縦断側面図、（ｂ）は（ａ）のｂ７ −ｂ７ 線に沿った断面図
【符号の説明】
１ エンジンブロック
２ ボルト
３ 偏心輪
７ プーリ
１０ 油圧ダンパ
１１ ダンパシリンダ
１２ 係合ピン
１７ 張力調整ばね
４０ 結合機構
４１ 係合溝
４２ 止め輪
４４ 長孔
４５ 筒体
４８ フランジ付きスリーブ
４９ スリーブ挿入孔[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a hydraulic auto-tensioner that keeps the tension of a timing belt incorporated in an internal combustion engine of a motor vehicle constant.
[0002]
[Prior art]
The present applicant has already proposed an auto-tensioner for performing this kind of tension adjustment as shown in FIG. This auto tensioner fixes a cylindrical fulcrum shaft 62 by tightening a bolt 61 screwed into an engine block 60, and rotatably supports a pulley 64 by an eccentric wheel 63 whose eccentric position is supported by the fulcrum shaft 62. The spring force of the tension adjusting spring 65 supported by the fulcrum shaft 62 is applied to the eccentric wheel 63 to apply a rotational force to the eccentric wheel 63, thereby pressing the pulley 64 against the belt A.
[0003]
Further, a hydraulic damper 70 is provided between the engine block 60 and the pulley 64, and the pressing force with which the eccentric wheel 63 is pressed via the pulley 64 due to the tension of the belt A is buffered by the hydraulic damper 70.
[0004]
Here, the hydraulic damper 70 has a damper cylinder 71 fixed to the engine block 60 by tightening a bolt 61, provided with a cylinder chamber 72 having an upper opening, and a plunger 73 is slidably incorporated in the cylinder chamber 72, and A plunger 73 is pressed by a return spring 75 in a pressure chamber 74 formed below, and the tip of the plunger 73 is pressed against a projection 76 provided on the eccentric wheel 63.
[0005]
Further, a reservoir chamber 77 and a passage 78 for communicating the reservoir chamber 77 with the pressure chamber 74 are formed in the plunger 73, and a check valve 79 is provided at a lower end of the passage 78.
[0006]
In the hydraulic damper 70, when the tension of the belt A increases and the eccentric wheel 63 is pressed by the belt A via the pulley 64, the pressing force is buffered by the hydraulic oil sealed in the pressure chamber 74. . When the pressing force is stronger than the elasticity of the return spring 75, the hydraulic oil in the pressure chamber 74 is supplied from the sliding surface between the plunger 73 and the cylinder chamber 72 to the reservoir via the radial passage 80 formed in the plunger 73. The plunger 73 is caused to flow into the chamber 77, and the plunger 73 is slowly moved backward to a position where the elasticity of the return spring 75 and the pressing force are balanced.
[0007]
Further, when the belt A is slackened and the eccentric wheel 63 is rotated by the spring force of the tension adjusting spring 65, the plunger 73 is moved upward by the elastic force of the return spring 75. At this time, since the pressure in the pressure chamber 74 becomes lower than the pressure in the reservoir chamber 77, the check valve 79 opens the passage 78, and the hydraulic oil in the reservoir chamber 77 smoothly flows from the passage 78 to the pressure chamber 74, and the plunger Move 73 quickly upward.
[0008]
The hydraulic type auto tensioner has a feature that the pulley 64 can follow the tension of the belt A satisfactorily.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
In the hydraulic auto tensioner, a bolt 61 penetrating through the eccentric wheel 63 is inserted into a bolt insertion hole 81 formed in a damper cylinder 71 of a hydraulic damper 70, and the bolt 61 is screwed into the engine block 60 to be mounted on the eccentric wheel. Since the configuration is such that the hydraulic 63 and the hydraulic damper 70 are held together, there is a possibility that the eccentric wheel 63 and the hydraulic damper 70 may be separated at the transportation stage before the hydraulic auto-tensioner is mounted on the engine block 60 and at the time of removal from the engine block. However, there are still points to be improved in improving the mountability.
[0010]
An object of the present invention is to prevent the eccentric wheel of a hydraulic auto-tensioner and a hydraulic damper from separating from each other, thereby improving the mountability of the hydraulic auto-tensioner.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, in the present invention, the eccentric position is supported by a bolt screwed to a fixing member, and the pulley is rotatably supported by an eccentric ring supported swingably about the bolt. Supporting the eccentric wheel in a rotational direction in which the pulley presses the belt by a tension adjusting spring, and applies a pressing force applied to the eccentric wheel from the belt via the pulley between the fixed member and the eccentric wheel. In a hydraulic auto-tensioner, which is incorporated and cushions with a hydraulic oil-sealed hydraulic damper that abuts a part of an eccentric wheel, a configuration is provided in which coupling means for holding the eccentric wheel and the hydraulic damper in an assembled state is provided. I have.
[0012]
Here, an arc-shaped long hole centered on a bolt is formed in the eccentric ring as a coupling means , and a damper cylinder of the hydraulic damper is provided with an engagement pin inserted into the long hole, and a tip of the engagement pin is provided. A press-fitted cylindrical body with a flange movable along the long hole is adopted.
[0013]
Further, as a coupling means, a sleeve with a flange is incorporated between the bolt and a bolt insertion hole formed in the eccentric ring, and a distal end portion of the flanged sleeve is inserted into a sleeve insertion hole formed in a damper cylinder of a hydraulic damper. The press-fitted one is used.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0016]
1 and 2 show a first embodiment of the present invention. As shown, a flanged bolt 2 screwed into an engine block 1 as a fixing member is inserted into a bolt insertion hole 4 formed at an eccentric position of an eccentric wheel 3, and the bolt insertion hole 4 and the bolt 2 Between them, a flanged slide bearing 5 is incorporated.
[0017]
For this reason, the eccentric wheel 3 can swing about the bolt 2, and the pulley 7 is rotatably supported by the eccentric wheel 3 via the rolling bearing 6.
[0018]
A hydraulic damper 10 is installed between the engine block 1 and the eccentric wheel 3. The hydraulic damper 10 has a damper cylinder 11 large enough to be accommodated within the inner diameter circle of the pulley 7. The bolt 2 is inserted into a bolt insertion hole 11 a formed in the damper cylinder 11, and the bolt 2 is tightened. Thereby, the damper cylinder 11 is fixed.
[0019]
An engaging pin 12 is supported through the damper cylinder 11, and one end of the engaging pin 12 can be engaged with a pin hole 13 formed in the engine block 1. Is stopped.
[0020]
The other end of the engagement pin 12 faces a recess 14 formed in the eccentric ring 3. A guide tube 15 made of a synthetic resin is incorporated in the recess 14, and a cylindrical cap 16 is slidably inserted into the guide tube 15. The cap 16 is pressed against the engaging pin 12 by a tension adjusting spring 17 incorporated in the guide cylinder 15, and the eccentric wheel 3 is urged by the tension adjusting spring 17 in a direction in which the pulley 7 presses the belt A. ing.
[0021]
As shown in FIG. 2B, a cylinder chamber 18 extending obliquely is formed in a lower portion of the damper cylinder 11. The upper opening of the cylinder chamber 18 is sealed by mounting an oil seal 19, and a rod 20 slidably penetrating the oil seal 19 is incorporated in the cylinder chamber 18 by a wear ring 21 which is axially immovably supported. It is slidably supported. The rod 20 has a step 20a at the lower part of the outer periphery, and the rod 20 is prevented from coming off by the contact of the step 20a with the wear ring 21, so that the rod 20 is prevented from coming off during the transportation stage of the hydraulic auto tensioner.
[0022]
A plunger 22 is provided below the rod 20. The plunger 22 is slidable along the inner diameter surface of the cylinder chamber 18, and a pressure chamber 23 and a main reservoir chamber 24 are formed in the cylinder chamber 18 by incorporating the plunger 22. The return spring 25 incorporated in the pressure chamber 23 presses the plunger 22 to give the rod 20 an outward projecting property. The tip of the rod 20 is pressed against the pin 8 provided on the eccentric wheel 3. ing.
[0023]
A passage 26 communicating the pressure chamber 23 and the main reservoir chamber 24 is formed in the plunger 22. A check valve 27 provided at the lower end of the passage 26 has a pressure in the pressure chamber 23 higher than the pressure in the main reservoir chamber 24. Then, the passage 26 is closed.
[0024]
A sub-reservoir chamber 28 is formed above the main reservoir chamber 24 in the damper cylinder 11, and the two reservoir chambers 24 and 28 communicate with each other via a communication passage 29.
[0025]
Hydraulic oil is filled in the pressure chamber 23, the main reservoir chamber 24 and the sub-reservoir chamber 28, and an air reservoir 30 is provided on the hydraulic oil in the sub-reservoir chamber 28.
[0026]
The eccentric wheel 3 and the hydraulic damper 10 are held in an assembled state by a coupling mechanism 40. As shown in FIG. 1B, the coupling mechanism 40 forms an engagement groove 41 on the outer periphery of a distal end portion that protrudes outward from the bolt insertion hole 11a of the damper cylinder 11, and a retaining ring 42 And the bolt 2 is prevented from coming off, and the eccentric wheel 3 and the hydraulic damper 10 are held in a connected state.
[0027]
FIGS. 3A and 3B show a state before mounting the hydraulic auto-tensioner having the above-described configuration, in which a set pin 32 is inserted into a pin hole 31 penetrating from the surface of the eccentric ring 3 to the concave portion 14. The tension adjusting spring 17 shown in FIG. 2A and the return spring 25 shown in FIG. 2B are held in a contracted state by the set pins 32.
[0028]
Here, when the set pin 32 is inserted, the eccentric wheel 3 and the hydraulic damper 10 are relatively rotated about the bolt 2 in the direction in which the pin 8 pushes the rod 20 of the hydraulic damper 10, and the engaging pin 2A, the cap 16 shown in FIG. 2A is pushed in, the tension adjusting spring 17 is contracted, the set pin 32 is inserted into the pin hole 31 formed in the eccentric wheel 3, and the set pin 32 is To engage.
[0029]
By the engagement of the set pin 32 and the engagement pin 12, the eccentric wheel 3 and the hydraulic damper 10 are held in a relatively rotated state, and the tension adjusting spring 17 and the return spring 25 are held in a contracted state. .
[0030]
The set pin 32 is pulled out after the hydraulic auto tensioner is attached by screwing the bolt 2 into the engine block 1.
[0031]
When the set pin 32 is pulled out after the hydraulic auto tensioner is attached, the eccentric wheel 3 swings in the direction of stretching the belt A by the elastic force of the tension adjusting spring 17, and the pulley 7 is pulled as shown in FIG. A certain tension is applied by pressing the belt A. Further, the plunger 22 and the rod 20 move outward due to the elasticity of the return spring 25, and the plunger 22 and the rod 20 are moved at a position where the pushing force for pushing the rod 20 from the belt A via the pin 8 and the elasticity of the return spring 25 are balanced. Stops.
[0032]
As described above, by setting the tension adjusting spring 17 and the return spring 25 in a contracted state by attaching the set pin 32, the pulley 7 is moved away from the belt A in attaching the hydraulic auto tensioner. There is no need to swing, and the mounting of the hydraulic auto tensioner can be facilitated.
[0033]
FIG. 1 shows a state in which the hydraulic auto-tensioner is mounted. In the mounted state, the tension of the belt A changes due to the fluctuation of the rotation torque, and when the belt A becomes loose, the eccentric wheel 3 is bolted by the pressing of the tension adjusting spring 17. The belt A is rapidly swung in the direction in which the belt A is stretched around the center 2 to absorb the slack of the belt A.
[0034]
At this time, the pin 8 moves in a direction away from the upper end of the rod 20 due to the swing of the eccentric wheel 3, so that the plunger 22 and the rod 20 move outward by the elastic force of the return spring 25. When the plunger 22 moves outward, the pressure in the pressure chamber 23 becomes lower than the pressure in the main reservoir chamber 24, so that the check valve 27 opens the passage 26, and the hydraulic oil in the main reservoir chamber 24 The fluid smoothly flows into the pressure chamber 23 from the passage 26.
[0035]
For this reason, the plunger 22 and the rod 20 move rapidly outward, and the tip of the rod 20 contacts the pin 8.
[0036]
On the other hand, when the tension of the belt A increases and the eccentric wheel 3 is pushed by the belt A via the pulley 7, the pin 8 of the eccentric wheel 3 presses the rod 20.
[0037]
At this time, since the pressure in the pressure chamber 23 becomes higher than the pressure in the main reservoir chamber 24, the check valve 27 closes the passage 26, and the pressing force acting on the eccentric wheel 3 is reduced by the hydraulic oil sealed in the pressure chamber 23. And the belt A is held in a tensioned state.
[0038]
When the tension of the belt A is strong and the pushing force acting on the rod 20 is stronger than the elasticity of the return spring 25, the hydraulic oil in the pressure chamber 23 flows into the main reservoir chamber 24 from between the sliding surfaces of the cylinder chamber 18 and the plunger 22. After the inflow, the rod 20 and the plunger 22 slowly retreat to a position where the return spring 25 balances the pressing force.
[0039]
In the hydraulic auto tensioner shown in FIGS. 1 and 3, the engaging groove 41 is formed in the bolt 2, and the retaining ring 42 is engaged with the engaging groove 41, so that the eccentric wheel 3 and the hydraulic damper 10 are connected. Separation at the stage of transportation before mounting the auto-tensioner can be prevented, and mounting of the hydraulic auto-tensioner can be improved.
[0040]
4 and 5 show another example of the coupling mechanism 40 that holds the eccentric wheel 3 and the hydraulic damper 10 in a coupled state.
[0041]
In the coupling mechanism 40 shown in FIGS. 4A and 4B, an arc-shaped long hole 44 centering on the bolt 2 is formed in the eccentric wheel 3, and the long hole 44 is provided in the damper cylinder 11 of the hydraulic damper 10. The engaging pin 12 is inserted, and a cylindrical body 45 with a flange movable along the long hole 44 is press-fitted into the tip of the engaging pin 12, and the flange 45 a of the cylindrical body 45 is placed on the surface side of the eccentric ring 3. And the eccentric wheel 3 and the hydraulic damper 10 are held in a coupled state.
[0042]
4 (a) and 4 (b), a pin hole 46 is formed in the flange 45a of the cylinder 45, and the pin hole 46 is aligned with a pin hole (not shown) provided in the eccentric wheel 3 to set the pin. 3 and the tension adjusting spring 17 and the return spring 25 shown in FIG. 2 are held in a contracted state by inserting the set pin 47 in the same manner as shown in FIGS. 3A and 3B. I have.
[0043]
In the coupling mechanism 40 shown in FIG. 5, a sleeve 48 with a flange is incorporated between the bolt 2 and the slide bearing 5, and a small diameter portion 48 a at the distal end of the sleeve 48 is formed on the damper cylinder 11 of the hydraulic damper 10. The sleeve 48 is press-fitted into the sleeve insertion hole 49 so that the flange 48b of the sleeve 48 faces the surface of the eccentric wheel 3, and the eccentric wheel 3 and the hydraulic damper 10 are held in a connected state.
[0044]
4 and 5 can hold the eccentric wheel 3 and the hydraulic damper 10 in the connected state, so that the mounting property of the hydraulic auto tensioner can be improved.
[0045]
FIG. 6 shows another example of the hydraulic auto tensioner according to the present invention. This hydraulic auto-tensioner has an arc-shaped long hole 50 centered on the bolt 2 in the eccentric wheel 3 and is provided in the damper cylinder 11 in the long hole 50, similarly to the hydraulic auto-tensioner shown in FIG. The other end of the engaging pin 12 is inserted.
[0046]
Further, on the surface side of the eccentric ring 3, a tension adjusting spring 51 composed of a torsion spring is incorporated in the inner diameter circle of the pulley 7, one end of the tension adjusting spring 51 is engaged with the engagement pin 12, and the other end is connected. The eccentric wheel 3 is urged in a direction in which the belt A is stretched by being locked to a protrusion 52 provided on the surface side of the eccentric wheel 3.
[0047]
Other configurations are the same as those in FIGS. 1 and 2, and therefore, the same components are denoted by the same reference numerals and description thereof will be omitted.
[0048]
In the hydraulic auto-tensioner shown in FIG. 6, similarly to the hydraulic auto-tensioner shown in FIG. 4, the flanged cylinder 45 is press-fitted into the distal end (the other end) of the engaging pin 12 and the eccentric wheel 3 and the hydraulic The damper 10 is held in a coupled state.
[0049]
In the hydraulic auto-tensioner shown in FIGS. 1 and 2 to 6, the auxiliary reservoir chamber 28 communicating with the main reservoir chamber 24 is formed in the damper cylinder 11 of the hydraulic damper 10 to reduce the size of the damper cylinder 11. , since the damper cylinder 11 and capable of housing size in inner diameter circle of the pulley 7, downsizing of the hydraulic auto-tensioner, hydraulic showing the dimensions L 0 to the center of the engine block 1 and the pulley 7 in FIG. 7 It can be smaller than the auto tensioner.
[0050]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, since the eccentric wheel and the hydraulic damper are connected by the connecting means, it is possible to improve the mountability of the hydraulic auto tensioner.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a front view showing an embodiment of a hydraulic auto-tensioner according to the present invention, and FIG. 1B is a cross-sectional view taken along line b 1 -b 1 of FIG. 1A is a cross-sectional view taken along the line b 2 -b 2 in FIG. 1B, and FIG. 1B is a cross-sectional view taken along the line b 3 -b 3 in FIG. FIG. 4B is a cross-sectional view taken along line b 4 -b 4 of FIG. 4A, showing a state before mounting the hydraulic auto-tensioner shown. FIG. 4A is a coupling mechanism in the hydraulic auto-tensioner. front view illustrating another example of, (b) is a longitudinal sectional side view showing still another example of a b 5 cross section along the -b 5 line diagram [Fig. 5] ibid hydraulic automatic belt coupling the tensioner mechanism (a) [6] (a) a front view showing another embodiment of the same hydraulic auto-tensioner, (b) is a sectional view taken along the b 6 -b 6-wire (a) 7 (a) is a longitudinal side view showing a conventional hydraulic auto-tensioner, (b) is a sectional view taken along the b 7 -b 7-wire (a) [Description of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Engine block 2 Bolt 3 Eccentric wheel 7 Pulley 10 Hydraulic damper 11 Damper cylinder 12 Engagement pin 17 Tension adjustment spring 40 Coupling mechanism 41 Engagement groove 42 Retaining ring 44 Elongated hole 45 Cylindrical body 48 Flanged sleeve 49 Sleeve insertion hole

Claims (2)

固定部材にねじ係合されるボルトによって偏心位置が支持され、上記ボルトを中心として揺動自在に支持された偏心輪によりプーリを回転自在に支持し、上記偏心輪を張力調整ばねによって上記プーリがベルトを押圧する回転方向に付勢し、ベルトからプーリを介して偏心輪に付与される押圧力を前記固定部材と偏心輪との間に組込まれて偏心輪の一部に当接する作動油密封式の油圧ダンパにより緩衝する油圧式オートテンショナにおいて、前記偏心輪と油圧ダンパとを組立て状態に保持する結合手段を設け、その結合手段が、偏心輪にボルトを中心とする弧状の長孔を形成し、前記油圧ダンパのダンパシリンダには上記長孔に挿入される係合ピンを設け、その係合ピンの先端部に上記長孔に沿って移動可能なフランジ付き筒体を圧入した構成から成ることを特徴とする油圧式オートテンショナ。The eccentric position is supported by a bolt screwed to the fixing member, the pulley is rotatably supported by an eccentric ring supported swingably about the bolt, and the pulley is rotated by a tension adjusting spring. Hydraulic oil sealing that urges the belt in the rotation direction and applies a pressing force applied to the eccentric wheel from the belt via a pulley between the fixed member and the eccentric wheel to contact a part of the eccentric wheel. In a hydraulic auto-tensioner for damping by a hydraulic damper, a connecting means for holding the eccentric wheel and the hydraulic damper in an assembled state is provided , and the connecting means forms an arc-shaped long hole centered on a bolt in the eccentric ring. The hydraulic damper has a damper cylinder provided with an engagement pin inserted into the elongated hole, and a flanged cylindrical body movable along the elongated hole is press-fitted into the tip of the engagement pin. Hydraulic auto-tensioner which is characterized in that it consists of. 固定部材にねじ係合されるボルトによって偏心位置が支持され、上記ボルトを中心として揺動自在に支持された偏心輪によりプーリを回転自在に支持し、上記偏心輪を張力調整ばねによって上記プーリがベルトを押圧する回転方向に付勢し、ベルトからプーリを介して偏心輪に付与される押圧力を前記固定部材と偏心輪との間に組込まれて偏心輪の一部に当接する作動油密封式の油圧ダンパにより緩衝する油圧式オートテンショナにおいて、前記偏心輪と油圧ダンパとを組立て状態に保持する結合手段を設け、その結合手段が、前記ボルトと前記偏心輪に形成されたボルト挿入孔との間にフランジ付きスリーブを組込み、そのフランジ付きスリーブの先端部を油圧ダンパのダンパシリンダに形成されたスリーブ挿入孔に圧入した構成から成ることを特徴とする油圧式オートテンショナ。The eccentric position is supported by a bolt screwed to the fixing member, the pulley is rotatably supported by an eccentric ring supported swingably about the bolt, and the pulley is supported by a tension adjusting spring. Hydraulic oil sealing that urges the belt in the rotational direction and applies a pressing force applied from the belt to the eccentric via a pulley between the fixed member and the eccentric so as to abut a part of the eccentric. In a hydraulic auto-tensioner for damping with a hydraulic damper of the type, coupling means for holding the eccentric wheel and the hydraulic damper in an assembled state are provided, and the coupling means comprises a bolt and a bolt insertion hole formed in the eccentric ring. A flanged sleeve is incorporated between them, and the distal end of the flanged sleeve is press-fitted into a sleeve insertion hole formed in a damper cylinder of a hydraulic damper. Hydraulic auto-tensioner characterized and.
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