JP3582607B2 - レール締結部品の搬送機械 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、鉄道のレール保線作業におけるレール交換後のレール用枕木とレールを締結する際にレール締結ボルトを有するレール締結部品を締付け位置近くまで搬送する機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄道のレールはレール用枕木の上に2本並行に設置し、各レールを一対のレール締結部品でレール用枕木に締結している。このレール締結部品はレール締結ボルトとスプリングより成る。
このような鉄道のレールにおけるレール交換作業はレール締結ボルトを弛めて旧いレールを外して新らしいレールを設置してレール交換し、このレール交換後にレール用枕木とレールをレール締結ボルトで締結している。
【0003】
このレール交換作業におけるレール交換後のレール締結ボルトを締付けるには、1本の締付軸を有する可搬式ボルトの締付ユニットと動力源より成るレール締結ボルトの締付機械や、手押し式台車に1本又は2本の締付軸を有するボルト締付ユニットと動力源を取付けたレール締結ボルトの締付機械等を用いて締付けている。
【0004】
前述の締付機械によりレール締結ボルトを締付けるには作業者がレール締結部品を持って締付け位置にセットしている。
他方、前記レール締結部品は重量物であるから作業者が多数を一度に持ち運びできず通常は走行車の荷台等に多数のレール締結部品を置いて運搬している。
このために、レール締結毎に作業者が走行車の荷台からレール締結ボルトを手で持って締付け位置まで運搬することになり、その作業に時間がかかって作業効率が悪くなるばかりか、作業者の労働力が大となって苦渋作業となる。
【0005】
そこで、特開平6−10304号公報に示すように前述の課題を解消できるようにしたレール締結部品の搬送機械が提案されている。
【0006】
つまり、レールに沿って走行する軌道走行車の車体に作業機フレームを装着し、この作業機フレームの車体側に後部昇降横材を上方位置とレール近くの下方位置に亘って昇降自在に取付け、前記後部昇降横材にレール締結部品を正しい姿勢と向きで保持する形状のホルダを設け、作業機フレームの車体寄りに後部固定横材を取付けると共に、作業機フレームの車体と反対側に前部昇降横材を昇降自在に設け、この前部昇降横材と後部固定横材にホルダをそれぞれ設け、前記作業機フレームの上部にレール締結部品支持部材を前後方向に移動自在に取付け、このレール締結部品支持部材を前記ホルダ上のレール締結部品を取り出し、載置可能な構成としたレール締結部品の搬送機械。
【0007】
このレール締結部品の搬送機械によれば、後部昇降横材のホルダにレール締結部品をセットして下降することでレール締結部品をレールの近くまで搬送できるし、後部固定機械のホルダにセットにレール締結部品をレール締結部品支持部材によって前部昇降横材のホルダまで搬送してセットし、前部昇降横材を下降することでレール締結部品をレールの近くまで搬送できる。
【0008】
このように、軌道走行車の車体上に置いたレール締結部品をレール近くの下方位置まで自動的に搬送できるから、重量物であるレール締結部品を多量に軌道走行車で運搬できるし、その運搬したレール締結部品を自動的に締付位置近くまで搬送できて作業者がレール締結部品を車体から締付位置まで持ち運ぶ必要がなく作業者の労力を低減できるばかりか、レール締結作業を効率良くできる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
かかるレール締結部品の搬送機械によりレールの近くの下方位置まで搬送されたレール締結部品は、ナットランナなどの締付機により締付け位置まで運搬してレール締付け作業されるので、このレール締結部品の搬送機械はそのレール締付け作業と同期するように間欠的にレール締付部品を下方位置まで搬送している。
【0010】
しかしながら、前述のレール締結部品の搬送機械によりレール締結部品を下方位置まで搬送するには、後部昇降横材のホルダ、後部固定横材のホルダにレール締結部品をセットする動作、後部昇降横材を下降する動作、後部昇降横材を上方位置まで上昇する動作、レール締結部品支持部材を前後に移動する動作、前部昇降横材を下降する動作、前部昇降横材を上昇する動作が必要となる。
【0011】
このように、車体上のレール締結部品をレール近くの下方位置まで搬送するには複数の動作が必要となるので、その搬送時間が長く、締付機によるレール締結部品の締付け作業に要する時間よりもレール締結部品の搬送時間が長くなることがある。
【0012】
このために、レール締付作業が終了した後に締付機がレール締結部品が搬送されるまで待機することになるから、レール締付け作業全体のサイクルタイム(作業時間)が長くなり、保線作業のように夜間の短かい作業時間内にレール交換作業が完了しなければならない場合には大きな問題となる。
【0013】
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにしたレール締結部品の搬送機械を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
レール2に沿って走行する軌道走行車Aの車体10に作業機フレーム18を装着し、
この作業機フレーム18に、複数のレール締結部品3が自重によって連続して摺動する前方搬送用シュート40と、後方搬送用シュート43を水平に対して車体10側の後方が高く、車体10と反対側の前方が低い斜めにそれぞれ取付け、
その前方搬送用シュート40、後方搬送用シュート43の出口部に、連続して搬送されるレール締結部品3を1つ毎に排出する間欠排出機構42,45をそれぞれ取付け、
前記前方搬送用シュート40は、作業機フレーム18の後部から前部までに亘る長尺でレール2とずれた位置に取付けられ、この前方搬送用シュート40の出口部に設けた間欠排出機構42の排出側に、排出されたレール締結部品3を支持する前方ホルダ41を、出口部と対向した位置とレール2と対向した位置に亘って左右移動自在に設け、
前記後方搬送用シュート43は、作業機フレーム18の後部から前後中間部までに亘る短尺でレール2と同一位置に取付けられ、この後方搬送用シュート43の出口部に設けた間欠排出機構45の排出側に、排出されたレール締結部品3を支持する後方ホルダ44を、上方位置とレール2に接した下方位置に亘って移動自在に設けたことを特徴とするレール締結部品の搬送機械。
【0015】
【作用】
前方搬送用シュート40、後方搬送用シュート43に沿って複数のレール締結部品3を連続してそれぞれ搬送し、そのレール締結部品3を1つ毎に排出して前方ホルダ41、後方ホルダ44にそれぞれ支持することで、前方・後方搬送用シュート40,43に沿ってそれぞれ搬送される複数のレール締結部品3を1つ毎に間欠的に前方・後方ホルダ41,44までそれぞれ搬送できる。
これにより、複数のレール締結部品3を同時に前方ホルダ41、後方ホルダ44まで短時間に搬送できるから、レール締結作業の全サイクルタイムを短くして短時間にレール締結できる。
【0016】
【実 施 例】
(全体の構造)
図1、図2に示すように、レール用枕木1上に一対のレール2,2が一対のレール締結部品3,3でそれぞれ締結してあり、このレール締結部品3は図3に示すようにレール締結ボルト4、スプリング5より成り、レール締結ボルト4をレール用枕木1のボルト穴6に螺合してレール2をレール用枕木1に締結している。
【0017】
図1、図2に示すように軌道走行車Aは車体10の前後中間に履帯式走行体より成る陸上走行体11を取付けると共に、その車体10の前部と後部に支持アーム12をシリンダ13で上下揺動自在にそれぞれ支承し、その各アーム12の先端部に走行用モータで駆動される鉄輪14を取付けて軌道走行体としてあり、シリンダ13でアーム12を下方に揺動すると鉄輪14がレール2上に接して陸上走行体11が浮き上ってレール2に沿って走行可能となり、シリンダ13でアーム12を上方に揺動すると鉄輪13がレール2から離れて陸上走行体11が接地して陸上走行可能となり、軌道走行車Aは軌陸走行可能となっている。陸上走行体11はゴムタイヤでも良い。
【0018】
前記車体10の前端部に左右一対の第1・第2リンク15,16と揺動シリンダ17で作業機フレーム18が上下揺動自在に取付けてあり、この作業機フレーム18は前後方向に向う左横材19と右横材20の前端部間に前連結横材21を連結部材22で横架連結し、左横材19、右横材20の後端部に左縦材23と右縦材24を連結し、その左縦材23と右縦材24を後上連結横材25と後下連結横材26で連結し、前連結横材21の左右寄りに取付けたブラケット27と後上連結横材25の左右寄りに取付けたブラケット28に亘って左連結材29と右連結材30を連結してある。
【0019】
前記前連結横材21の左右には支持ブラケット31を介して前輪32が回転自在に取付けられ、後下連結横材26の左右には支持ブラケット33を介して後輪34が回転自在に取付けられており、前記後上連結横材25の左右寄りと後連結横材26の左右寄りに跨って取付用ブラケット35がそれぞれ固着され、この取付用ブラケット35に前記第1・第2リンク15,16が枢着連結してある。
【0020】
このようであるから、揺動シリンダ17を伸ばすと作業機フレーム18が上方に揺動し、揺動シリンダ17を縮めると作業機フレーム18が下方に揺動して左右の前輪32と左右の後輪34が一対のレール2上に接して作業機フレーム18がレール2に沿って走行自在に支承される。
【0021】
図4と図5と図6に示すように、前記作業機フレーム18の左右中間部(左右のレール2間の位置)には左右一対の前方搬送用シュート40,40が取付けてあり、この前方搬送用シュート40は車体10側(後方)から作業機フレーム18の前連結横材21側(前方)に複数のレール締結部品3を自重により連続して搬送するものであって、入口側となる後方側が高く出口部となる前方側が低くなるように水平に対して斜めに取付けてある。
【0022】
前記前方搬送用シュート40の出口部には連続して搬送されたレール締結部品3を前方ホルダ41に1つ毎に排出する間欠排出機構42が設けてあり、その前方ホルダ41は左右方向に移動自在となってレール締付部品3をレール2の締結位置まで搬送するようにしてある。
【0023】
前記作業機フレーム18の左右両側寄り(左右のレール2と合致した位置)には左右一対の後方搬送用シュート43が取付けてあり、この後方搬送用シュート43は後方から前方に複数のレール締結部品3を自重により連続して搬送するものであって、入口側となる後方側が高く出口部となる前方側が低くなるように水平に対して斜めに取付けてある。
【0024】
前記後方搬送用シュート43の出口部には連続して搬送されたレール締結部品3を後方ホルダ44に1つ毎に排出する間欠排出機構45が設けてあり、その後方ホルダ44は昇降機構46により上下方向に移動するようにしてある。
【0025】
つまり、後方搬送用シュート43は前方搬送用シュート40よりも短かくなって出口部が高い位置となっているので、後方ホルダ44を昇降機構46によって排出部とレール2との間で上下動してレール締結部品3をレール2の締結位置まで搬送するようにしてある。
【0026】
前記作業機フレーム18には前後一対の横材47が駆動モータ48とリンク機構49で前後方向に水平移動自在に設けてあり、この各横材47には4つのナットランナ等の締付機50が取付けられてレール締結部品3の締付ボルト4をレール用枕木1のボルト穴6に螺合するようにしてある。
【0027】
次に各部の詳細を説明する。
(前方搬送用シュート40の構造)
図7に示すように、底板51と両側縦板52,52で上向コ字状となった本体53を有し、この底板51の両側寄りに一対の側部寄りブラケット54と中間部ブラケット55を長手方向に連続して取付けると共に、各縦板52に側部ブラケット56を長手方向に連続して取付け、その各ブラケットに下部スプリングガイド57を取付けると共に、各ブラケットと縦板52に上部押え片58を取付けてほぼ横向きコ字状で長手方向両端部に開口した搬送用ガイド部59を8つ形成してあり、相対向した搬送用ガイド部59に沿ってレール締結部品3のスプリング5が摺動自在となって複数のレール締結部品3を自重により入口部から出口部に向けて連続して搬送できるようにしてある。
なお、一対の前方搬送用シュート40は一体となっている。
【0028】
(間欠排出機構42の詳細)
図4,図5,図6に示すように、作業機フレーム18を構成する前連結横材21の長手方向中間部に下向コ字状の一対のフレーム60が固着され、この一対のフレーム60を横材61で連結して支持フレーム62とし、この支持フレーム62に図8,図9,図10に示すように、ブラケット63を介して案内部材64が取付けてあると共に、そのブラケット63が前記前方搬送用シュート40の底板51に固着してある。
【0029】
前記案内部材64は前ガイドレール65と後ガイドレール66を連結材67で連結したもので、その前後ガイドレール65,66のガイド凹部65a,66aに沿って板状の第1・第2摺動体68,69を左右摺動自在に設けてあり、この第1・第2摺動体68,69は前記ブラケット63に取付けた第1・第2シリンダ70,71で左右に摺動される。
【0030】
前記第1・第2摺動体68,69には第1・第2ストッパー72,73が下向にそれぞれ取付けてあり、この第1ストッパー72と第2ストッパー73はレール締結部品搬送方向と摺動体摺動方向に位置がずれており、第1・第2摺動体68,69を左右に摺動すると第1・第2ストッパー72,73の一方がレール締結部品3のレール締結ボルト4の頭部と干渉するようにしてある。
【0031】
前記前方搬送用シュート40の本体53と搬送用ガイド部59は間欠排出機構42まで突出し、その底板51の突出部には切欠溝51aが形成してあり、その切欠溝51aよりボルトガイド凹部74を有するガイド部材75が底板51に取付けてあり、そのガイド部材75にはレール締結部品3を検出する近接スイッチ等の第1センサ76が取付けてある。
【0032】
なお、前記支持フレーム62には一対の間欠排出機構42が左右方向に間隔を置いて一対の前方搬送用シュート40と対向して左右同様に取付けてある。
【0033】
(前方ホルダー41の詳細)
図8に示すように作業機フレーム18の前連結横材21には断面鉤形の板状となったブラケット80の横板80aが長手方向に亘って取付けられ、このブラケット80の縦板80bにレール81が長手方向に亘って取付けてあり、L字状の移動体82の縦片82aに取付けた摺動ブロック83が前記レール81に左右摺動自在に嵌合支承されており、この移動体82の縦片82aに固着した縦板82bにナット部材84が取付けられ、このナット部材84に螺合した送りネジ杆85は図11,図12に示すように前連結横材21に取付けたACサーボモータ等の横移動用モータ86により回転されるようにしてある。
【0034】
前記前方ホルダ41は図8,図11,図12に示すように、縦板87にクランク形の縦片88と鉤形の縦片89を相対向して一対固着してボルト挿通用溝90とその両側のスプリング受け部91より成る一対のレール締結部材支持部92を有するものとなり、その縦板87に固着したアーム93が移動体82に横ピン94が上下揺動自在に連結され、そのアーム93と移動体82の縦片82aとに亘って上下揺動用シリンダ95が連結してある。
【0035】
このようであるから、横移動用モータ86により送りネジ杆85を正逆回転すると移動体82とともに前方ホルダー41が図4と図10に実線で示すようにレール2上に位置する第1位置と仮想線で示す前方搬送用シュート40と対向する第2位置に左右に移動し、第1位置となると第2センサ96が検出信号を出力し、第2位置となると第3センサ97が検出信号を出力する。
【0036】
また、上下揺動用シリンダ95を伸ばしてすとアーム93が移動体82の横片82bに設けたストッパ98に当接前方ホルダー41が図8で実線で示す水平姿勢となり、上下揺動用シリンダ95を縮めるとアーム93が上方に移動して前方ホルダー41が図7で仮想線で示す斜め上向姿勢となり、そのレール締結部材支持部92が前方搬送用シュート40の搬送用ガイド部59と一直線状となるようにしてある。
【0037】
(前方搬送用シュート40によるレール締結部品の搬送動作)
前方搬送用シュート40の搬送用ガイド部59に複数のレール締結部品3を連続してセットし、最下方のレール締結部品3のスプリング5の頭部が第1ストッパ72に当接して落下しないように支持される。
【0038】
横移動用モータ86を駆動して送りネジ杆85を回転して移動体82とともに前方ホルダー41を仮想線で示す第2位置とする。このことは第3センサー97が縦板83を検出して検出信号を出力することで感知される。
【0039】
前記の第3センサー97の検出信号により上下揺動用シリンダ95を縮めて前方ホルダー41を図8に仮想線で示す上向き姿勢とすると共に、第1・第2シリンダ70,71を伸ばして第1・第2摺動体68,69を図9で矢印方向に摺動する。
【0040】
これにより、第1ストッパ72が最下部のレール締結部品3のレール締付ボルト4の頭部から離れ、これと同時に第2ストッパ73が後続するレール締結部品3のレール締付ボルト4の頭部と対向する位置に移動し、後続するレール締結部材3のレール締付ボルト4の頭部が第2ストッパ73に当接するので、その最下部のレール締結部品3のみ自重により排出されて前方ホルダ41のレール締結部品支持部93まで落下して支持され、後続するレール締結部品3は第2ストッパ73によって停止保持される。
【0041】
前方ホルダ41にレール締結部品3が支持されると第4センサ98が検出信号を出力し、それにより上下揺動用シリンダ95が伸びて前方ホルダ41が水平姿勢となってレール締結部品3のレール締付ボルト4が垂直姿勢となる。
【0042】
つまり、前方搬送用シュート40は水平に対して斜めとなっているから、レール締結部品3はそのレール締付ボルト4が垂直に対して斜めとなって搬送されるので、前方ホルダ41を上向き姿勢にとしてレール締結ボルト4が垂直に対して斜めの姿勢で支持し、その後に水平姿勢としてレール締付ボルト4を垂直とする。
【0043】
そして、横送り用モータ86を駆動して送りネジ杆85を前述と反対方向に回転して移動体82とともに前方ホルダ41を第1位置としてレール2上に位置決めする。このことは第1センサ96が縦板83を検出することで検出できる。
【0044】
これと同時に第1・第2シリンダ70,71を縮めて第1・第2摺動体68,69を前述と反対方向に摺動して第2ストッパ73をレール締付ボルト4の頭部より離隔し、第1ストッパ72をレール締付ボルト4の頭部と対向する位置となって最下部のレール締結部品3が図8に示すように第1ストッパ72に当接して待機位置となる。
【0045】
(後方搬送用シュート43の構造)
図13に示すように、底板101と両側縦板102,102で上向コ字状となった本体103を有し、この底板101に中間部ブラケット105を長手方向に連続して取付けると共に、各縦板102に側部ブラケット106を長手方向に連続して取付け、その各ブラケットに複数のローラにより成る下部スプリングガイド107を取付けると共に、各ブラケットと縦板102に上部押え片108を取付けてほぼ横向きコ字状で長手方向両端部に開口した搬送用ガイド部109を4つ形成してあり、相対向した搬送用ガイド部109に沿ってレール締結部品3のスプリング5が摺動自在となって複数のレール締結部品3を自重により入口部から出口部に向けて連続して搬送できるようにしてある。つまり後方搬送用シュート43は前方搬送用シュート40と同一形状となっている。
【0046】
(後方搬送用シュート43の取付構造)
図14と図15に示すように、作業機フレーム18を構成する後上連結横材25と後下連結横材26に亘って取付フレーム110が縦方向に亘って取付けられ、この取付フレーム110の上斜横部111に後方搬送用シュート43の底板101が連結されて後方搬送用シュート43は水平に対して斜めとしてある。
【0047】
(間欠排出機構45の構造)
図14,図15に示すように、前記取付フレーム110に取付縦板112が取付けてあり、この取付縦板112と後方搬送用シュート43の一方の縦板102に亘って案内部材113がブラケット114で取付けてある。
【0048】
前記案内部材113は図14,図15,図16のように前ガイドレール115と後ガイドレール116を連結材117で連結したもので、その前後ガイドレール115,116のガイド凹部115a,116aに沿って板状の第1・第2摺動体118,119を左右摺動自在に設けてあり、この第1・第2摺動体118,119は前記底板101に固着した縦板状のブラケット120に取付けた第1・第2シリンダ121,122で左右に摺動される。
【0049】
前記第1・第2摺動体118,119には第1・第2ストッパー123,124が下向にそれぞれ取付けてあり、この第1ストッパー123と第2ストッパー124はレール締結部品搬送方向と摺動体摺動方向に位置がずれており、第1・第2摺動体118,119を左右に摺動すると第1・第2ストッパー123,124の一方がレール締結部品3のレール締結ボルト4の頭部と干渉するようにしてある。
【0050】
前記後方搬送用シュート43の本体103と搬送用ガイド部109は間欠排出機構45まで突出し、その底板101の突出部には切欠溝101aが形成してあり、その切欠溝101aよりボルトガイド凹部125を有するガイド部材126が底板101に取付けてあり、そのガイド部材126にはレール締結部品3を検出する近接スイッチ等の第5センサ127が取付けてある。つまり、間欠排出機構45は前記間欠排出機構42と同一構造となっている。
【0051】
(昇降機構46の構造)
図14と図15と図17に示すように、前記取付縦板112の上部と下部に上下横板128,129が固着され、その上横板128に取付けた昇降用モータ130の出力軸130aに連結した送り縦ネジ杆131が下横板129に回転自在に支承してあり、昇降体132に取付けたナット部材133が送り縦ネジ杆131に螺合し、この昇降体132に取付けた摺動ブロック134が取付縦板112に取付けた縦レール135に摺動自在に嵌合し、昇降用モータ130を正逆回転すると昇降体132が昇降動するようにしてある。
【0052】
(後方ホルダ44の構造)
図17に示すように、縦板136にクランク形の縦片137と鉤形の縦片138を相対向して一対固着してボルト挿通用溝139とその両側のスプリング受け部140より成る一対のレール締結部材支持部141を有するものとなり、この後方ホルダ44は前記前方ホルダ41と同一形状となっている。
【0053】
前記縦板136には横板142が固着され、この横板142にローラ143が回転自在に取付けてあると共に、連結機構144で前記昇降体132に上下揺動自在に連結してある。
【0054】
(連結機構144の構造)
図14と図17に示すように、前記昇降体132にはL字片145とブラケット146が取付けられ、そのブラケット146に軸147が回転自在に支承されており、その軸147の一端部にレバー148が固着され、他端部にアーム149が固着してあり、そのアーム149が前記後方ホルダ44の横板142に固着されて後方ホルダ44は軸147によって昇降体132に上下揺動自在に支承され、かつ自重によって図14で反時計方向に揺動してレバー148がL字片145に螺合したストッパ150に当接して水平に対して後側が高くなった上向姿勢となっている。
【0055】
そして、昇降体132とともに後方ホルダ44を下降するとローラ143がレール2の上面に当接し、さらに下降すると後方ホルダ44が水平姿勢に揺動するようにしてある。
【0056】
(後方搬送用シュート43によるレール締結部品の搬送動作)
後方搬送用シュート43の搬送用ガイド部109に複数のレール締結部品3を連続してセットし、最下方のレール締結部品3のスプリング5の頭部が第1ストッパ123に当接して落下しないように支持される。
【0057】
昇降用モータ130を駆動して縦送りネジ杆131を回転して昇降体132とともに後方ホルダ44を図14に実線で示す上方位置とする。
この時、後方ホルダ44は上向姿勢となってレール締結部品支持部141は後方搬送用シュート43の搬送用ガイド部109と一直線上に連続する。
【0058】
前述の状態で第1・第2シリンダー121,122を伸ばして第1・第2摺動体118,119を図15で矢印方向に摺動する。
【0059】
これにより、第1ストッパ123が最下部のレール締結部品3のレール締付ボルト4の頭部から離れ、これと同時に第2ストッパ124が後続するレール締結部品3のレール締付ボルト4の頭部と対向する位置に移動し、後続するレール締結部材3のレール締付ボルト4の頭部が第2ストッパ123に当接するので、その最下部のレール締結部品3のみ自重により排出されて前方ホルダ44のレール締結部品支持部141まで落下して支持され、後続するレール締結部品3は第2ストッパ134によって停止保持される。
【0060】
後方ホルダ44にレール締結部品3が支持されると第5センサ127が検出信号を出力し、それにより昇降用モータ130を駆動して縦送りネジ杆131を前述と反対方向に回転して昇降体132とともに後方ホルダ44を下降してローラ143をレール2の上面に押しつけて後方ホルダ44を水平姿勢とし、レール締付ボルト4を垂直とする。
【0061】
つまり、後方搬送用シュート43は水平に対して斜めとなっているから、レール締結部品3はそのレール締付ボルト4が垂直に対して斜めとなって搬送されるので、後方ホルダ44を上向き姿勢にとしてレール締結ボルト4が垂直に対して斜めの姿勢で支持し、その後に水平姿勢としてレール締付ボルト4を垂直とする。
【0062】
そして、第1・第2シリンダ121,122を縮めて第1・第2摺動体118,119を前述と反対方向に摺動して第2ストッパ124をレール締付ボルト4の頭部より離隔し、第1ストッパ123をレール締付ボルト4の頭部と対向する位置となって最下部のレール締結部品3が図14に示すように第1ストッパ123に当接して待機位置となる。
【0063】
以上の様にして左右の前方ホルダ41に一対のレール締結部品3,3をそれぞれ搬送できるし、左右の後方ホルダ44に一対のレール締結部品3,3をそれぞれ搬送でき、1本のレール2を1つのレール用枕木1に4本のレール締結部品3によって締結できる。
【0064】
(横材47の移動構造)
図18に示すように、横材47には一対のガイドローラ150が左右揺動自在に取付けられ、この左右のガイドローラ150はリンク機構151と伸縮機構152により左右反対方向に揺動されてレール2の側面にガイドローラ150が接するようになり、これによって横材47は左右一対のレール2に沿って平行移動するようにしてある。
【0065】
前記駆動モータ48は図4と図18に示すように左右横材19,20の前後にそれぞれ取付けられ、リンク機構49は駆動モータ48で揺動される第1リンク49aと第2リンク49bより成り、駆動モータ48で駆動することで横材47はレール2に沿って平行移動するようにしてある。
【0066】
(締付機50の取付構造)
図18に示すように、横材47の長手方向両側寄りに設けた縦ガイド153に沿って可動体154が上下用シリンダ155で上下動自在に設けてあり、この可動体154には図19に示すように一対の締付機50が取付けられ、この締付機50はモータ156でナット157を回転するナットランナと呼ばれるものとなっている。
【0067】
前記各締付機50にはクランプ機構158が取付けてあり、このクランプ機構158は一対のクランプアーム159,159とリンク機構160とクランプ用シリンダ161より成り、クランプ用シリンダ61を伸縮すると一対のクランプアーム159,159が開閉作動してスプリング5をクランプ,アンクランプするようにしてある。
【0068】
(レール締結部品3によるレール2の締結動作)
前述のように前方ホルダ41、後方ホルダ44に一対のレール締結部品3をそれぞれ支持して所定の下方位置に移動した後に上下用シリンダ155で可動体154とともに締付機50を上方に移動する。
【0069】
駆動モータ48を駆動して横材47を移動して各締付機50を前方ホルダ41、後方ホルダ44に支持されたレール締結部品3のレール締付ボルト4に位置決めし、その状態で上下用シリンダ155により可動体154とともに締付機50を下降して一対のクランプアーム159,159の先端部をスプリング5の両側に位置合せする。
【0070】
クランプ用シリンダ161とリンク機構160により一対のクランプアーム159を閉じ方向に揺動してスプリング5をクランプし、上下方向用シリンダ155で可動体154とともに締付機50を上方に移動してレール締結部品3を前方ホルダ41、後方ホルダ44より上方に抜き出す。
【0071】
図18に示すように駆動モータ48に取付けたカメラ162でレール用枕木2のボルト穴6の位置を計測し、駆動モータ48を駆動してリンク機構49により横材47をレール2に沿って平行移動してレール締付ボルト4をボルト穴6の上に位置決めする。
【0072】
上下用シリンダ155により可動体154とともに締付機50を下降してクランプしているレール締付ボルト4をレール用枕木1のボルト穴6に挿入し、クランプ用シリンダ161により一対のクランプアーム159を開放してレール締付部品3をアンクランプし、更に締付機50を下降してナット部材157をレール用締付ボルト4の頭部に嵌合し、モータ156でナット部材157を回転してレール締付ボルト4を締付けてレール2をレール用枕木1に締結する。
【0073】
次に他の実施例を説明する。
(後方搬送用シュート43の他の実施例)
図20に示すように、側部ブラケット106に断面上向きV字状のプレートとなった下部スプリングガイド107を取付け、中間部ブラケット105には平板状のプレートとなった下部スプリングガイド107を取付けてスプリング5の下部左右を保持し、上方向に対しては上部押え片108でガイドして浮き上りを防止するようにしてある。
【0074】
(後方搬送用シュート43の他の実施例)
図21に示すように、側部ブラケット106に断面上向きV字状のプレートとなった下部スプリングガイド107を取付けてスプリング5の略U字状となった下部凸部5aを保持し、中間部ブラケット105の上部に平板状のプレートとなった下部スプリングガイド107を取付け、この下部スプリングガイド107をスプリング5の上板5bと下板5cの間に挿入して浮き上ることがないように上下両方向に対して保持する。
【0075】
なお、この場合には前方搬送用シュート40も前述の図20、図21に示す後方搬送用シュート43と同一形状とする。
【0076】
(レール締結部品3の他の実施例)
図22に示すように、レール締結ボルト4、スプリング5、軌間調整金具7よりレール締結部品3とし、そのスプリング5の下部凸部5aをレール用枕木1の受け凹部1aに接すると共に、軌間調整金具7をスプリング5とレール2の下部側面2aとに接してレール締結ボルト4をレール用枕木1のボルト穴6に螺合してレール2をレール用枕木1に締結している。
【0077】
このレール締結部品3を搬送する後方搬送用シュート43は図23に示す形状となる。
すなわち、側部ブラケット106に取付けた下部スプリングガイド107に平板状の支持片107aを一体的に設け、その下部スプリングガイド107でスプリング5の下部凸部5aと軌間調整金具7の一端部下面を支持するようにし、中間部ブラケット105に取付けた下部スプリングガイド107で軌間調整金具7の他端部下面を支持するようにしてある。
【0078】
前記レール締結部品3をクランプ・アンクランプするクランプ機構158は図24に示すように、クランプアーム159に取付けたクランプ片159aをクランク形状としてスプリング5の下の軌間調整金具7をクランプするようにしてある。
【0079】
【発明の効果】
前方搬送用シュート40、後方搬送用シュート43に沿って複数のレール締結部品3を連続してそれぞれ搬送し、そのレール締結部品3を1つ毎に排出して前方ホルダ41、後方ホルダ44にそれぞれ支持することで、前方・後方搬送用シュート40,43に沿ってそれぞれ搬送される複数のレール締結部品3を1つ毎に間欠的に前方・後方ホルダ41,44までそれぞれ搬送できる。
これにより、複数のレール締結部品3を同時に前方ホルダ41、後方ホルダ44まで短時間に搬送できるから、レール締結作業の全サイクルタイムを短くして短時間にレール締結できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を全体概略正面図である。
【図2】図1の概略平面図である。
【図3】レール締結部品の断面図である。
【図4】作業機フレームの拡大平面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】図4の前面図である。
【図7】前方搬送用シュートの断面図である。
【図8】図5のB部拡大一部破断正面図である。
【図9】図8の視側断面図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】図8の前面図である。
【図12】図11の平面図である。
【図13】後方搬送用シュートの断面図である。
【図14】図5のD部拡大一部破断正面図である。
【図15】図5のD部拡大前面図である。
【図16】図14のE部平面図である。
【図17】図14のG−G部断面図である。
【図18】横材部分の前面図である。
【図19】締付機部分の正面図である。
【図20】後方搬送用シュートの第2実施例を示す断面図である。
【図21】後方搬送用シュートの第3実施例を示す断面図である。
【図22】レール締結部品の断面図である。
【図23】後方搬送用シュートの第4実施例を示す断面図である。
【図24】締結機部分の第2実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1…レール用枕木、2…レール、3…レール締結部品、4…レール締付ボルト、5…スプリング、10…車体、18…作業機フレーム、40…前方搬送用シュート、41…前方ホルダ、42…間欠排出機構、43…後方搬送用シュート、44…後方ホルダ、45…間欠排出機構。
Claims (1)
- レール2に沿って走行する軌道走行車Aの車体10に作業機フレーム18を装着し、
この作業機フレーム18に、複数のレール締結部品3が自重によって連続して摺動する前方搬送用シュート40と、後方搬送用シュート43を水平に対して車体10側の後方が高く、車体10と反対側の前方が低い斜めにそれぞれ取付け、
その前方搬送用シュート40、後方搬送用シュート43の出口部に、連続して搬送されるレール締結部品3を1つ毎に排出する間欠排出機構42,45をそれぞれ取付け、
前記前方搬送用シュート40は、作業機フレーム18の後部から前部までに亘る長尺でレール2とずれた位置に取付けられ、この前方搬送用シュート40の出口部に設けた間欠排出機構42の排出側に、排出されたレール締結部品3を支持する前方ホルダ41を、出口部と対向した位置とレール2と対向した位置に亘って左右移動自在に設け、
前記後方搬送用シュート43は、作業機フレーム18の後部から前後中間部までに亘る短尺でレール2と同一位置に取付けられ、この後方搬送用シュート43の出口部に設けた間欠排出機構45の排出側に、排出されたレール締結部品3を支持する後方ホルダ44を、上方位置とレール2に接した下方位置に亘って移動自在に設けたことを特徴とするレール締結部品の搬送機械。
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- 1994-08-29 JP JP22730594A patent/JP3582607B2/ja not_active Expired - Fee Related
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