JP3580835B2 - 車両の外部表示灯点灯システム - Google Patents

車両の外部表示灯点灯システム Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は車両の外部表示灯点灯システムに関し、さらに詳細には停車して積荷等配送中に外部表示灯を点灯させる外部表示灯点灯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の外部表示灯点灯システムとしては、従来バッテリー回路または交流発電機回路の一部にスイッチなどの選択手段を介して外部表示灯を接続し、点灯することが一般的に行われていた(例えば、実公昭52−53090号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の外部表示灯点灯システムでは、バッテリー回路に外部表示灯を接続した場合、エンジンを停止しても点灯が可能であるが、長時間の点灯ではバッテリーの放電が進み、バッテリーが過放電となってしまう可能性があるという問題点があった。また、交流発電機回路に外部表示灯を接続した場合、エンジンが運転状態では交流発電機が発電状態にあればバッテリーの過放電を防止できるものの、キースイッチを差し込んだままにしなければならず、車両盗難のおそれが生ずるという問題点があった。
【0004】
本発明は、バッテリーの過放電を防止し、かつ車両盗難のおそれをなくした車両の外部表示灯点灯システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の車両の外部表示灯点灯システムは、交流発電機の出力電圧により点灯駆動される外部表示灯の点灯を指示する点灯指示手段と、点灯指示手段による点灯指示期間中エンジン点火装置を制御してクランク軸の回転数を車両が走行しない所定回転数に制御する制御手段とを備え、点灯指示手段による点灯指示期間中にキースイッチを抜いてもイグニションスイッチ回路を実質的に遮断してエンジンを駆動すると共に交流発電機を駆動することを特徴とする。
【0006】
本発明の車両の外部表示灯点灯システムにおける制御手段は、クランク軸の回転数に対応した電圧と車両が走行しないクランク軸の回転数に対応した基準電圧とをレベル比較して、前記電圧が前記基準電圧を超えかつ点灯指示手段による点灯指示期間の間点火を停止させる回転数比較手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本発明の車両の外部表示灯点灯システムによれば、点灯指示手段によって点灯表示されている期間中外部表示灯は点灯される。この点灯は交流発電機の出力電圧によってなされる。したがってバッテリーの消耗はない。さらにまた、点灯指示期間中制御手段の制御によって点火装置はクランク軸の回転数を車両が走行しない所定回転数に制御する。この結果車両は走行しない。その上、点灯指示期間中イグニションスイッチ回路は実質的に遮断される。この結果、イグニションスイッチを抜いても支障なく、車両盗難のおそれがなくなる。
【0008】
【実施例】
以下、本発明を実施例により説明する。
【0009】
図1は本発明の一実施例の構成を示す回路図であり、図2は本実施例を適用した配達車の外観図である。
【0010】
本実施例において、交流発電機1の出力電圧をダイオード2および3により全波整流し、ダイオード2および3による整流出力をコンデンサ4とイグニションコイル5の1次コイルとの直列回路に供給して、整流出力によってコンデンサ4を充電し、パルサ6からの出力をゲート制御回路7に供給して、ゲート制御回路7からの出力に基づいてサイリスタ8のゲートを制御し、パルサ6からの出力に基づいてサイリスタ8を介してコンデンサ4の電荷を放電させるように構成して、コンデンサ4の放電電流により生ずるイグニションコイル5の2次コイルの電圧によってスパークプラグ9間に火花を発生させる容量放電型点火装置(CDI)10を構成する。
【0011】
また、ダイオード11によって整流された交流発電機1の出力電圧はバッテリー12に供給してバッテリー12を充電するように構成する。
【0012】
一方、ダイオード11によって整流された交流発電機1の出力電圧はキースイッチ中のメインスイッチ13を介してスタータ等の直流負荷に供給する。
【0013】
さらに、ダイオード11によって整流された交流発電機1の出力電圧はパトロールスイッチ14、外部表示灯としてのパトロールライト15およびルーフスイッチ16を介してアースしてある。ここで、パトロールスイッチ14はパトロールスイッチ14のプラグを車両に設けたソケット17(図2参照)に挿入することによって回路に挿入されるように構成してあり、さらにパトロールスイッチ18はパトロールスイッチ14と連動して動作する。
【0014】
パトロールライト15はモータ151とモータ151によって回転駆動される選択的遮蔽体を有するランプ152とから構成してあり、モータ151の駆動により実質的に点滅を行う。ルーフスイッチ16はパトロールライト15を車両ルーフの所定位置に設置したときにオン状態に制御される。
【0015】
パトロールライト15に並列にパトロールリレー19の駆動コイル191が接続してあり、パトロールスイッチ18とパトロールリレー19の接点192とは並列接続してある。ダイオード20にて整流した交流発電機1の出力電圧はパトロールスイッチ18とパトロールリレー19の接点19との並列接続回路とイグニションスイッチ21との直列回路を通して選択的にアースして、CDI10に電源電圧として交流発電機1の出力電圧を選択的に印加するように構成してある。
【0016】
一方、ダイオード2および3によって整流された交流発電機1の出力電圧と基準電圧とは回転数比較回路22においてレベル比較し、回転数比較回路22はルーフスイッチ16がオン状態のときにおいて、(ダイオード2および3によって整流された交流発電機1の出力電圧>基準電圧)のときのみ回転数比較回路22の出力によってゲート制御回路7を制御してゲート制御回路7から出力されるサイリスタ8のゲート制御電圧を遮断してサイリスタ7の導通を禁止させる。
【0017】
ここで、ダイオード2および3によって整流された交流発電機1の出力電圧はエンジンによって駆動されるクランクシャフトの回転数に対応し、基準電圧は車両が走行可能に達しない前記クランクシャフトの回転数に対応する電圧に設定してある。
【0018】
以上のように構成した本実施例において、キースイッチの挿入前、もしくは挿入されてもメインスイッチ13をオン状態位置に回動させる前の状態では、イグニションスイッチ21はオン状態である。さらにパトロールスイッチ14のプラグがソケット17に挿入されていない状態においては、パトロールスイッチ18およびパトロールリレー19の接点192はオン状態であって、交流発電機1の出力端子(電圧)はアースされて、CDI10に電源電圧が印加されない状態であって、スパークプラグ9は点火動作を行わない。
【0019】
キースイッチが挿入されてメインスイッチ13をオン状態位置に回動させると、メインスイッチ13はオン状態におよびイグニションスイッチ21はオフ状態にそれぞれ制御される。メインスイッチ13がオン状態となったため、直流負荷にバッテリー12の電圧が印加され、スタータなどが駆動可能となって、スタータを駆動することによってエンジンが始動される。
【0020】
一方、イグニションスイッチ21はオフ状態にされたため、パトロールスイッチ18およびパトロールリレー19の接点192の状態にかかわらず、交流発電機1の出力端子(電圧)のアースは解除され、エンジンの駆動によって発生する交流発電機1の出力電圧はCDI10に印加されて、CDI10は動作を開始する。
【0021】
この状態においては、ルーフスイッチ16がオフ状態のために、回転数比較回路22の比較出力によってゲート制御回路7の出力が遮断されることはなく、回転数の比較出力にかかわらず、サイリスタ8はゲート制御回路7からの出力によって導通が制御されて、車両は運転者の指示にもとづく通常の走行をする。
【0022】
車両を停車させ積荷等の配送中を表示するために、パトロールライト15を車両ルーフの所定位置に設置すると、ルーフスイッチ16はオン状態に制御される。また、パトロールスイッチ14のプラグをソケット17に挿入するとパトロールスイッチ14はオン状態に制御される。
【0023】
この結果、パトロールライト15に電圧が印加されて、パトロールライト15は実質的に点滅を繰り返して、パトロールライト15の点滅により配送中であることが表示される。ここで、キースイッチをロック位置にし、キースイッチを抜く。
【0024】
キースイッチを抜いてもパトロールライト15には電圧が印加されて、パトロールライト15は点滅を継続し、配送中であることの表示がなされる。
【0025】
この状態ではエンジンは駆動された状態であるが、この場合ルーフスイッチ16がオン状態にされているため、回転数比較回路22における比較の結果、(ダイオード2および3によって整流された交流発電機1の出力電圧>基準電圧)のときのみ回転数比較回路22の比較出力によってゲート制御回路7からのゲート制御電圧が遮断されてサイリスタ8の導通が禁止される。したがってダイオード2および3によって整流された交流発電機1の出力電圧が基準電圧を超える電圧にまで、エンジンによりクランク軸が回転駆動されることはなく、このため車両は走行せず停車の状態が継続される。
【0026】
しかし、交流発電機1はダイオード2および3により整流された交流発電機1の出力電圧が基準電圧に達するまで駆動されるために、ダイオード11によって整流された交流発電機1の出力電圧によってパトロールライト15が駆動され、バッテリー12の消耗は生じない。しかもキースイッチは抜かれているために、配送中における車両盗難が防止される。
【0027】
パトロールスイッチ14のプラグをソケット17から抜くか、パトロールライト15を車両ルーフの所定位置から除去すると、パトロールライト15への電圧の印加が遮断されて、パトロールライト15は消灯する。パトロールライト15を車両ルーフの所定位置から除去するとルーフスイッチ16はオフ状態に戻され、回転数比較回路22の比較出力によるゲート制御回路7の制御は解除されて、車両を通常に運転走行させることができる。
【0028】
また、パトロールライト15を車両ルーフの所定位置に設置している状態ではルーフスイッチ16はオン状態であって、回転数比較回路22の比較出力によるゲート制御回路7の制御は解除されず、車両を走行させることはできない。この結果、パトロールライト15を点灯もしくは点滅させた状態で走行をすることはできない。
【0029】
なお、上記実施例においてルーフスイッチ16を省略して、図1のルーフスイッチ16の位置にパトロールスイッチ14を接続してもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明の車両の外部表示灯点灯システムによれば、点灯指示手段によって点灯表示されている期間中外部表示灯を点灯させ、外部表示灯は交流発電機の出力電圧により点灯するようにしたためバッテリーの消耗はないという効果がある。
【0031】
また、点灯指示期間中制御手段の制御によって点火装置はクランク軸の回転数を車両が走行しない所定回転数に制御するようにしたため、点灯指示期間中において交流発電機の出力電圧は所定電圧に維持されて外部表示灯の点灯に支障を生じさせないという効果もある。
【0032】
さらに、点灯指示期間中においては、クランク軸の回転数は車両が走行しない所定回転数に制御されるため、車両は走行しない。その上、点灯指示期間中イグニションスイッチ回路は遮断されるため、イグニションスイッチを抜いても支障なく、車両盗難のおそれはなくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例を適用した配達車の外観図である。
【符号の説明】
4…コンデンサ
7…ゲート制御回路
8…サイリスタ
14、18…パトロールスイッチ
15…パトロールライト
16…ルーフスイッチ
19…パトロールリレー
21…イグニションスイッチ
22…回転数比較回路

Claims (2)

  1. 交流発電機の出力電圧により点灯駆動される外部表示灯の点灯を指示する点灯指示手段と、点灯指示手段による点灯指示期間中エンジン点火装置を制御してクランク軸の回転数を車両が走行しない所定回転数に制御する制御手段とを備え、点灯指示手段による点灯指示期間中にキースイッチを抜いてもイグニションスイッチ回路を実質的に遮断してエンジンを駆動すると共に交流発電機を駆動することを特徴とする車両の外部表示灯点灯システム。
  2. 請求項1記載の車両の外部表示灯点灯システムにおいて、制御手段はクランク軸の回転数に対応した電圧と車両が走行しないクランク軸の回転数に対応した基準電圧とをレベル比較して、前記電圧が前記基準電圧を超えかつ点灯指示手段による点灯指示期間の間点火を停止させる回転数比較手段を備えたことを特徴とする車両の外部表示灯点灯システム。
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