JP3578748B2 - 床付テントユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は大自然の懐に素直に溶け込んでいくのに適するように工夫された新規なテントユニットに関する。さらに詳しくは、軽量性やコンパクト性のみを追及してきた従来のテントとは異なり、非常に多機能、快適であり、かつコスト、取扱い性および機動力の点においても優れた画期的な床付テントユニットに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
アウトドアのキャンプに用いられるテントの一例としては、三角形状のフレームにインナーテントを張るとともに、該インナーテントの外側に防水用のフライシートを配置し、そして該フライシートの周辺をペグで固定するようにしたくさび形テントがある。
【0003】
かかるテントをキャンプ地に設営する場合、インナーテントの縫い込み床面(シート部)は薄地であり、かつ直接地面に接するものであるため、眺望やアクセスなど他の条件が優れていても、キャンプ地において水が溜まっている場所や起伏のある場所などには設営することができない。
【0004】
したがって、湿地を避け、できるだけ平坦なところに設営場所が限定されるともに、移動するためにはテントをたたむ必要があるため、いったん設営してしまうと移動が煩わしいという問題がある。
【0005】
また、通常のキャンプ地以外の場所、たとえばコンクリート上などにテントを設営すると、とくに夏場においては、テント内の床面の温度が高く、寝苦しいという問題がある。逆に、冬場では寒すぎて寝つけないという問題もある。
【0006】
さらに、従来のテントではテント内で火を使ったり、ゴミを捨てたりすることができず、単に寝るだけという限られた機能しかもっていなかった。
【0007】
また、水害や地震の被災地においてはプレハブ式の仮設住宅が用いられているが、このプレハブ住宅は基礎を設ける必要があるため、軟弱な地盤上には設置することができない。また、夏場は部屋の温度が上昇して居住環境がよくないという問題がある。
【0008】
本発明は、叙上の事情に鑑み、キャンプ地などの地形状態の良否にかかわらずテントを設営することができ、かつ夏場や冬場でも通常の住宅と変わることなく快適に過ごすことができる床付テントユニットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の床付テントユニットは、第1連結手段により水平方向に組み付けられる床骨組体と、該床骨組体に配設される床面体と、第3連結手段により床骨組体または床面体に配置される屋根骨組体と、第4連結手段により該屋根骨組体に張られるテントシートとからなり、
前記床骨組体が前記第1連結手段と複数のフレーム部材からなるとともに、前記床面体が第2連結手段と複数のパネルからなり、
前記複数のパネルのうち、少なくとも1枚のパネルに折りたたみ式足が設けられていることを特徴としている
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の床付テントユニットを説明する。
【0011】
図1〜4に示されるように、本発明の一実施の形態にかかわる床付テントユニットは、床骨組体A、床面体Bおよび屋根骨組体Cからなるテント本体と、テントシートDと、前記床骨組体Aを設営地Gから所定の高さに支持するジャッキEとから構成されている。
【0012】
前記床骨組体Aは、複数のフレーム部材1と第1連結手段2とからなり、フレーム部材1は、第1連結手段2により分解可能に組み付けられている。このフレーム部材1としては、軽量かつ強度がある部材であれば、本発明において、とくに限定されるものではなく、たとえば材質がアルミニウム合金である角筒パイプ、断面がコ字状のチャンネルまたは円筒パイプなどを適宜用いることができる。また、これらのフレーム部材を2種以上組み合わせることもできる。このフレーム部材1の数は、収容人員に必要な居住空間の広さおよび後述するパネル1枚の大きさにより、適宜選定することができる。前記第1連結手段2としては、風力や人員の荷重移動の衝撃などによりフレーム部材1の組み付け部が緩まないものであれば、本発明においてとくに限定されるものではないが、たとえばロープ、ワイヤーまたはボルトナットなどを適宜選定することができる。また、フレーム部材同士を嵌合または溶接により接続ないしは連結することもでき、この場合、嵌合部または溶接部が第1連結手段となる。本実施の形態では、コストや組み付けの容易さを考慮してロープが用いられている。
【0013】
また、床骨組体Aの組み付け方法としては、図2〜3に示されるようにフレーム部材1が交差する箇所で当該フレーム部材1同士を連結する方法以外にも、たとえば図4に示される方法を採用することもできる。すなわち、フレーム部材1の上に他のフレーム部材1を直交するように配置するまでは図2〜3に示される方法と同じであるが、図4に示される方法ではフレーム部材1の断面形状とほぼ等しい形状および大きさの切欠き20が形成された押さえフレーム21を、フレーム部材1が前記切欠き20に嵌まるように配置する。そして、この押さえフレーム21と最も下のフレーム部材1とをロープなどでしばるか、またはボルトとナットで締め付けることにより、フレーム部材同士を連結させることができる。
【0014】
前記押さえフレーム21には、所定間隔で切欠き20が形成されているのでフレーム部材1の位置合わせを簡単かつ正確に行なうことができる。
【0015】
また、後述する屋根骨組体Cのパイプフレーム7が嵌まる切欠き22を形成しておけば、フレーム部材同士をロープでしばることによってこの切欠き22の縁部22aがパイプフレーム7を下方へ押圧するようにすることができ、前記屋根骨組体Cをより強固に床骨組体Aに固定させることができる。
【0016】
本実施の形態にかかわるテント本体は、前記ジャッキEにより設営地Gの地面から所定の高さに支持されているため、キャンプ地が平坦で乾燥している良好な地形状態以外に、キャンプ地が雨でぬかるんでいる場合、キャンプ地に起伏がある場合または傾斜部や段差部がある場合など地形状態がわるいときでも、設営することができる。そして、床下の空気の通路を確保することができるため、夏場でも涼しく、快適に過ごすことができる。また、逆に、床面が直接地面に接していないので冬場でも地面に体温が奪われることもなく比較的あたたかく過ごすことができる。さらに、草などが生えている場所でキャンプを設営する場所でも、テントの床面が地面から離れているので芝生や草花などを傷めることがなく、環境にやさしいテントとなる。また、地面からの湿気が少なく、虫もほとんどこないので非常に健康的である。
【0017】
前記床面体Bは、前記床骨組体Aに配設される複数のパネル3と第2連結手段4とからなり、パネル3は第2連結手段4により床骨組体Aに着脱自在に組み付けられている。このパネル3としては、軽量かつ強度がある部材であれば、本発明において、とくに限定されるものではなく、たとえば合板またはプラスチック製パネルなどを適宜用いることができる。前記第2連結手段4としては、前記第1連結手段2と同様に、ロープ、ワイヤー、針金またはボルトナットなどを適宜使用することができるが、本実施の形態では、前記第1連結手段2と同様にロープが用いられている。本実施の形態では、第2連結手段4としてロープが用いられているので、パネル3を前記床骨組体Aに組み付けつけるための開口部5がパネル3の四隅に形成されている。したがって、パネル3は、かかるロープを開口部5に通して前記床骨組体Aのフレーム部材1に巻き付けられている。また、パネル3に開口部5を形成することにより、たとえば3枚のパネル3の開口部5にロープを通して束ねることができるため、3枚のパネル3をまとめて持ち運びすることができ、取り扱い上便利である。なお、パネル3は第2連結手段4を用いることなく、単に床骨組体A上に並べて配置させることもできる。
【0018】
また、前記第1連結手段1としてロープを用いる代わりに、ボルトナットを用いる場合、開口部に座グリを形成し、ナットを埋め込んでおくと、予め前記フレーム部材に形成しておいた孔にボルトを差し込んだのち、前記ナットにねじ込むだけでパネルを容易に組み付けることができる。また、図1に示されるように、1枚のパネル3に円形パネル部3aを着脱自在に設けることもできる。かかる円形パネル3aを設けることにより、たとえば円形パネル3aを取り除き、七輪、石油ランプ、ローソク、ガスコンロ、ストーブを置いたり、または土の上に炭や薪を石で囲んで燃やすことができるため、テント内で暖を取ったり、煮炊きを行なうことができる。そして、とくに夏場においては、火をたくことにより虫がこなくなるという効果も得られるので、蚊取線香をたいたり、殺虫剤、防虫剤を散布する必要がなくなる。夏のテント内が暑いときは、パネル3または円形パネル3aを取り除いて、下にファンを置いて回すとウィンドファン的な効果があるので、大変涼しくて快適である。また、部分的にではなく1枚のパネル全体を着脱自在にして、このパネル3の下方に専用の容器を置くことにより簡易トイレとしたり、灰皿またはごみ箱とすることもできる。この場合に、容器を用いることなく、地面に穴を掘るだけでトイレとすることもできる(テント解体時に掘った穴は埋めておく)。テント内で火を燃やしても、本実施の形態にかかわるテント本体が、前記ジャッキEにより設営地Gの地面から所定の高さに支持されているため、床骨組体Aの下の空気の流れが確保されて、不完全燃焼を防止することができるとともに、テント内の酸欠を防止することもできる。さらに図5に示されるように、前記複数のパネル3のうち、少なくとも1枚のパネル3の背面の四隅に折りたたみ式足6を設けておくと、就寝以外のときに食卓テーブル、事務テーブル、作業テーブルなどとしてかかるパネル3を使用することもできる。この折りたたみ式足を有するパネルは種々の利用方法があり、たとえば2枚のパネルを間隔をあけて配置し、そのあいだに孔あきパネルをセットし、その孔内にコンロなどを置くことで簡単に調理台兼食卓をつくることができる。
【0019】
また、フレーム部材1にネットを張ったり、または係止部を有するかごやバスケットなどの容器の当該係止部をフレーム部材1に引っかけることにより、さらには係止部を有していない容器や袋をパネルの下方に設けることにより、床下収納庫を簡単につくることができる。この床下収納庫は、普段はパネルで蓋をしておき、物品を出し入れする際にパネルを取りはずして利用すればよい。
【0020】
また、本発明では、床骨組体および床面体としてある程度重量のある鋼材などの材料を用いるようにすれば、自重だけで安定した構造となるので、従来のテント設営に不可欠であったペグを省略することができる。
【0021】
前記屋根骨組体Cは、複数のパイプフレーム7と第3連結手段8とからなり、該第3連結手段8により前記床骨組体Aのフレーム部部材1に組み立てられている。このパイプフレーム7としては、通常用いられるパイプ材を用いることができる。また、パイプフレーム7の数は、たとえば屋根の形状をドーム形やくさび形などに設定する場合や風力に耐え得るように設定する場合に対応して選定することができる。前記第3連結手段8としては、前記第1連結手段2と同様に、ロープ、ワイヤーまたはボルトナットなどを適宜使用することができるが、本実施の形態では、前記第1連結手段2および第2連結手段4と同様にロープが用いられている。なお、本実施の形態では、屋根骨組体Cが床骨組体Aのフレーム部材1に組み立てられているが、本発明においては、これに限定されるものではなく、床面体Bのパネル3に組み付けることもできる。
【0022】
前記テントシートDとしては、第4連結手段9によりフレーム部材1または水平に配置したパイプフレーム7に接続し得るシートであれば、本発明において、とくに限定されるものではなく、通常用いられるテント用シートを用いることができる。たとえばテントシートDとして、防水用シートであるフライシートとすることができる。かかるフライシートの素材は、ナイロン、ポリエステルなどの繊維を使用した織布やフィルム、またはこれらに樹脂処理を施したものである。またはテントシートDとして、前記屋根骨組体Cに張られるインナーテントと該インナーテントの外側に張られる前記フライシートとからなるものを用いることもできる。この場合に、インナーテントの下端部を延長させて、床骨組体の周囲から地面に向けてスカート状に垂らすようにすれば、床下への風雨や虫などの侵入を防ぐことができる。
【0023】
また、本実施の形態では、床の部分が省略されたテントシートを用いているが、本発明の床付テントユニットは、これに限定されるものではなく、床の部分を含む通常の市販されているテントシートを用いることもできる。
【0024】
その場合、テントシートの床部分はフレーム部材の上に敷き、その上にパネルを設けてもよいし、またパネルの上にテントシートの床部分を敷くようにしてもよい。このテントシートの床部分は、前述したようにテント内で火を利用したり、床下収納庫を形成する場合を考慮して、ファスナーやフックなどで少なくとも部分的に開閉(開放)できるようにするのが好ましい。
【0025】
なお、夏場のように太陽光が強いときには、前記フライトシートの上に熱線吸収ネットを被せることにより、太陽熱を当該ネットに吸収させて、テント内の温度を下げるようにしてもよい。
【0026】
前記第4連結手段9としては、ロープやゴムバンドなどを適宜使用することができるが、本実施の形態では、前記第1連結手段2、第2連結手段4および第3連結手段8と同様にロープが用いられている。
【0027】
前記ジャッキEは、図3に示されるように、一端部に正転ネジ部10aを有し、かつ他端部に逆ネジ部10bを有する調整ネジ部10と、上端の載置部11、下部の接地部12およびこれらを連結するリンク13からなるリンク機構14とから構成されている。このジャッキEは、たとえば載置部11のネジ孔(図示せず)に前記フレーム部材1に予め形成される孔からボルト(図示せず)を挿通することにより該フレーム部材1にネジ止めされているが、フレーム部材1を単にジャッキE上に置くだけでもよい。このジャッキEの数は、テント本体を安定して支持することができるように適宜選定することができる。本実施の形態では、前記床骨組体Aの外周に8個および中央部に1個設置され、合計9個用いられている。なお、図3に示されるタイプのジャッキ以外に、ダルマジャッキや棒状ジャッキを用いることもでき、また高さ調整可能な、たとえば入れ子式の支柱を用いることもできる。
【0028】
本実施の形態では、テント本体が、前記ジャッキEにより設営地Gの地面から所定の高さに支持されているため、地形状態がわるいキャンプ地にでも設営することができる。また、各ジャッキEの高さ調整により床骨組体Aを水平に保つことができる。この水平状態を簡単に確認する方法として、たとえばボールなどの球体を床に置く方法があり、球体が静止することで全方位に対する水平状態を確認することができる。さらにテント本体を設営する場合に、従来のようなくい打ち作業が不要となり、また、テント本体を車の屋根の上や車の荷台に載せるか、または台車に載せるなどして比較的容易に持ち運びすることができるため、キャンプ地への持込みや設営地の移動を簡単かつ速やかに行なうことができる。なお、本実施の形態では、テント本体が設営地Gの地面にジャッキEにより所定の高さに支持されているが、本発明においては、これに限定されるものではなく、たとえばテントの背面に広がる傾斜部の一部に床骨組体の1辺を載置するとともに、残りの3辺と中央部とにジャッキを配置して床骨組体を所定の高さに支持することができる。またはジャッキをすべて省いて、床骨組体の下に石や木材などを適宜配置して、該床骨組体を所定の高さに支持することもできる。
【0029】
また、以上の説明では、床付テントユニットを地上に設営しているが、本発明の床付テントユニットは床骨組体という丈夫な構造を含んでいるので、この床骨組体を樹木などを利用してロープやチェーンで吊り下げることにより、空中に設営することもできる。また、舟、ゴムボート、カヌー、ブイ、フロート、いかだなどの上にも設営することができるし、さらには車の屋根の上、車の荷台、台車の上などにも設営することができる。したがって、水害地や沼地、さらには海上、湖上、川の上、中州などでも設営可能であり、非常に利用範囲が広い。
【0030】
さらに、本発明の床付テントユニットは、図1〜2に示されるような、屋根の頂部が尖っている家形のテントだけでなくドーム形など他のテントにも適用することができる。
【0031】
また、以上の説明では、キャンプや仮設住宅など人が居住するための比較的小規模なテントを例にとっているが、大規模化することももちろん可能であり、雨天でも使用可能な仮設ステージ、仮設集会所、仮設展示場、仮設作業所などとすることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、キャンプ地などの地形状態の良否にかかわらずテントを設営することができ、かつ夏場や冬場でも通常の住宅と変わることなく快適に過ごすことができる。したがって、キャンプだけでなく自然観察、魚釣り、狩猟などあらゆるアウトドア生活の拠点として用いることができ、従来のレジャー観を一新させるものである。また、農薬、漁業、林業などのベースキャンプとして用いることもできる。さらに、建設労働者や警備員など屋外で労働する人々の休憩所や、食堂、更衣室などとしても用いることができるなど非常に実用的でもある。この場合、複数の床付テントユニットを並べて、用途に応じて使い分けるようにしてもよい。
【0033】
また、地上だけでなく、空中や木の上、さらには車上や水上にも設営することができ、非常に利用範囲が広い。そして、分解、組み立て、補修、保管および輸送が容易であり、かつコンパクトであるので、地震・水害などの被災地やアフガニスタンなどにおける難民キャンプでの仮設住宅、および被災地などで活動するボランティアの人々の長期滞在用住居としても好適に用いることができる。
【0034】
さらに、骨組構造とパネルとテントシートからなる簡単な構成であるので、従来の仮設住宅に比べ非常に低コストであり、前述した分解や組み立てが容易なことと相俟って救授物資としても優れている。また、軽量であるため、組み立てた状態で手軽に設営場所を移動することができる。
【0035】
このように本発明の床付テントユニットは非常に多機能であり、快適性、コスト、取扱い性、収納性などの点において優れており、従来のテント、キャンピングカー、仮設住宅における欠点を一挙に解決する、画期的なものである。また、従来のテントやキャンピングカーとも連携して用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかわる床付テントユニットを示す正面斜視図である。
【図2】図1の床骨組体を示す正面斜視図である。
【図3】図1のフレーム部材同士の連結部、フレーム部材とパイプフレームとの連結部およびジャッキを示す拡大斜視図である。
【図4】フレーム部材同士の他の連結方法を示す説明図である。
【図5】図1のパネルの他の実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フレーム部材
2 第1連結手段
3 パネル
3a 円形パネル
4 第2連結手段
5 開口部
6 折りたたみ式足
7 パイプフレーム
8 第3連結手段
9 第4連結手段
10 調整ネジ部
10a 正転ネジ部
10b 逆ネジ部
11 載置部
12 接地部
13 リンク
14 リンク機構
A 床骨組体
B 床面体
C 屋根骨組体
D テントシート
E ジャッキ

Claims (3)

  1. 第1連結手段により水平方向に組み付けられる床骨組体と、該床骨組体に配設される床面体と、第3連結手段により床骨組体または床面体に組み立てられる屋根骨組体と、第4連結手段により該屋根骨組体に張られるテントシートとからなる床付テントユニットであって、
    前記床骨組体が前記第1連結手段と複数のフレーム部材からなるとともに、前記床面体が第2連結手段と複数のパネルからなり、
    前記複数のパネルのうち、少なくとも1枚のパネルに折りたたみ式足が設けられていることを特徴とする床付テントユニット
  2. 前記床骨組体を設営地の地面から所定の高さに支持する複数のジャッキを備えてなる請求項1記載の床付テントユニット。
  3. 前記複数のパネルの四隅に、該パネルを前記床骨組体に組み付けるための開口部が形成されている請求項2記載の床付テントユニット。
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