JP3578616B2 - 農産物の内部品質検査装置 - Google Patents

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佳浩 倉持
靖郎 橋本
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、西瓜やメロン等の農産物の内部品質、例えば空洞やひび入り、熟度などを自動的,機械的に検査することができる農産物の内部品質検査装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、農産物、特に西瓜やメロン等の青果物の内部検査を行う方法として、作業者が青果物を手などで叩きながらその音響によって内部欠陥や熟度(過熟,適熟,未熟)等を判定する官能検査法が知られ、これを自動的,機械的に行うための装置についても既にいくつかの提案がされており、一般に、農産物を打撃して内部の状態に由来する特有の振動波を生じさせる打撃手段と、発生した振動波を検出する振動波検出手段との組合せにより構成されている。
【0003】
前者の打撃手段としては、衝撃時の反動でハンマーが逆方向に容易に跳ね返されるために振動がフレーム等に伝わらず、振動波検出を精度よく行うことができる振り子式の打撃方式が適していると考えられており、例えば特開平3−39649号公報、特開平3−95455号公報では、下端にハンマーヘッドを有するハンマーシャフトにピストン−シリンダ装置のピストンを連結し、シリンダの駆動によるピストンの前後進でハンマーシャフトを揺動させて農産物を打撃する方式の打撃手段が開示されている。
【0004】
しかし、このピストン−シリンダ方式で揺動駆動を行わせる振り子式打撃手段は、衝撃を与えたときの反力(反動による振動)がピストンロッドを通じてシリンダ本体やフレーム(ピストン−シリンダ装置を支持する構造物)に伝わり、発生する振動波に農産物の内部品質に関係のないノイズ成分を含ませるという影響を与えたり、フレーム等に伝わった振動が振動波検出手段で検出されるためにノイズ成分を含むことになるという問題があって、内部品質に由来した振動波を精度高く検出するためには、そのノイズを除去するための補正処理が必要になるという問題がある。また、ピストン−シリンダ装置によってハンマーシャフトを揺動させる方式であるため、ハンマーヘッドが自由に揺動(自重による揺動:以下「自由揺動」という)で農産物を打撃する方式とは異なり、衝撃を与えて戻るという一連の動作タイミングをシリンダへの圧力媒体の給排を電磁弁等で制御しなければならないが、圧力媒体の温度による流動性の変化や空気圧等の変化があるためにその制御は必ずしも簡単でないという問題もある。
【0005】
特開平2−310465号公報では、ハンマーヘッドが自由揺動してノイズの取り込みが少ない振り子式の打撃手段が開示され、また打撃により農産物の外周に伝搬する波動に基づいて内部品質である熟度を評価する方法が開示されている。しかし、この文献で開示されているのは原理的なものにしかすぎず、農産物の選別ライン上で使用されて、精度の高い振動波検出を効率よく実施するための具体的な打撃装置については提案されていない。
【0006】
特開平7−239320号公報では上述したノイズ取り込みが少ないハンマーヘッド自由揺動型の振り子式打撃手段が開示されていると共に、農産物に対する打撃力を一定にするためにハンマーシャフトの引き上げ角を一定にするための角度検出器についても提案されている。しかしこの文献で開示されているのは、引き上げ角の検出が打撃力一定化に有効であるというだけで、それ以外には、農産物の選別ライン上で使用されて、精度の高い振動波検出を効率よく実施するための具体的な打撃手段の提案はない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、内部品質を検査するための打撃式装置は従来から提案されているものの、農産物の選別ラインに組み込まれて効率よくかつ精度よく打撃時の振動波を検出するためには、未だ解決すべき課題がある。
【0008】
例えば、振り子式の打撃装置はハンマーヘッドを一定角度に引き上げて自由揺動させるようにすることで、振動波にノイズが含まれることを防止できる点で優れているが、自由揺動式であるために、打撃の反動で反対側に揺れ戻ったハンマーヘッドが再び農産物を打撃するという2度打ち(3度打ち以上もある)の問題があり、農産物を傷めることや、複数回発生する振動波のうちから1度目の振動波を区別して検出し、演算装置に取り込まなければならないなどの取り込み制御上の煩雑さを招く問題がある。
【0010】
本発明は、以上のような種々の課題を解決するためになされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた本願の農産物の内部品質検査装置の発明の特徴は、上記特許請求の範囲の各請求項に記載されたところにある。
【0012】
請求項1の農産物の内部品質検査装置の発明は、シャフト上端で揺動自在に枢軸支持されかつシャフト下端にハンマーヘッドを有するハンマーシャフトと、このハンマーヘッドを前記枢軸回りに所定角度引き上げた位置から自由に揺動させて農産物を打撃させる打撃制御手段と、前記打撃時に農産物に発生する振動波を検出する振動波検出手段とを備え、検出した振動波の信号に基づいて農産物の内部品質を解析評価する農産物の内部品質検査装置において、前記打撃制御手段は、前記ハンマーシャフトを枢軸回りに引き上げ揺動させる揺動駆動手段と、この揺動駆動手段と前記ハンマーシャフトの連結をオン・オフするクラッチ手段とを備え、このクラッチ手段によって、連結オフにより前記ハンマーヘッドを枢軸回りに揺動自在とすると共に、連結オンにより前記ハンマーヘッドが農産物を打撃したときの反動で打撃方向とは反対方向に戻り揺動した前記ハンマーシャフトの揺動を拘束する二度打ち防止手段を設けたことを特徴とする。
【0013】
上記構成において、農産物の内部品質の解析評価は、MPU(マイクロ プロセッサ ユニット)等のコンピュータ技術を用いた既知の方法で行うことができる。
【0014】
この発明によれば、戻り揺動するハンマーシャフトを拘束(ロック)して、ハンマーヘッドによる農産物の二度打ちを防止することができる。
【0016】
請求項の発明は、上記の二度打ち防止手段が、前記ハンマーシャフトの傾斜角度を検出する傾斜角度検出手段を有し、戻り揺動する前記ハンマーシャフトの揺動拘束を、その戻り揺動が予め定めた傾斜角度(例えば打撃揺動が30°の角度で行なわれるときに、戻り揺動を10°に設定)を越えたときに前記クラッチ手段のオンにより行うことを特徴とし、戻り揺動角度の大きさのうちで最も小さい場合を拘束条件の設定傾斜角度とすることにより、ハンマーシャフトの確実な拘束(ロック)を行うことができる。
【0017】
請求項の発明は、上記請求項の発明において、前記ハンマーシャフトの傾斜角度検出手段が、前記揺動駆動手段により前記ハンマーシャフトを枢軸回りに揺動させて所定角度まで引き上げるための引き上げ角度検出手段を兼ねていることを特徴とし、これにより、戻り揺動して拘束された前記ハンマーシャフトの角度が12°の場合、例えば打撃揺動角度が30°で行われるときには、残りの18°(30°−12°=18°)の角度を揺動回動させるのみでハンマーシャフトを所定の揺動角度まで引き上げることができ、ハンマーシャフトの揺動復帰動作を迅速かつ正確に行うことができる。こうすることにより、農産物打撃の強さを安定して与えることができる
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0024】
実施形態1
図1〜図13により示される本例は、フリートレイ式の搬送コンベアに連結されない状態で搬送される受皿1を用いて、農産物である西瓜Pの内部品質を示す透過光情報と打音情報をこの順序で検出するようにした農産物選別装置の構成概要の一例を示したものである。
【0025】
図1は、この農産物選別装置の途中に設けられた透過光検出ステージから打音検出ステージに渡る搬送ラインの概要を平面図で示しており、図示しない搬送上流側の農産物供給位置、すなわち作業者が受皿1の上に農産物を載せる作業を行う位置から、無端回動する平行一対の細幅のコンベアベルト201,202等で構成されて受皿1を搬送する搬送手段2と、この上に乗って搬送される前記受皿1との関係が示される。
【0026】
すなわち、本例の搬送手段2は、図1,図7及び図8に示しているように、受皿1に対してこれを搬送させるための搬送面を形成すると共に搬送駆動力を与えるように構成された受皿搬送駆動機構と、受皿1の搬送横方向の位置決めを行うために構成された受皿搬送ガイド機構とからなっている。
【0027】
そして、前者の受皿搬送駆動機構は、本例では図7,図8に示しているように細幅のコンベアベルト201,202が垂直面内で無端回動するように平行一対に並設されていて、垂直面内の上側軌道では、左右の立上りフランジを有する固定ガイドレール203によって搬送横方向へのふらつきがなくかつ重量を支えることができるように軌道走行案内され、また下側軌道では、適宜の間隔で固定位置に配置されているガイドローラ204(図13参照)によりコンベアベルト201,202のたるみがないように無端回動されるように構成されている。なお図7に示した205,206は前記の様に並設されたコンベアベルト201,202を回動駆動するための駆動プーリであり、該駆動プーリ205,206は本例では共通の駆動軸に連結されて共通の駆動モータ207により回転駆動されるようになっている。
【0028】
また前記後者の受皿搬送ガイド機構は、前記駆動モータ207や固定ガイドレール203などの装置固定部の一部として設けられたフレーム2101の一部である受皿搬送横方向左右のガイドレール210,210と、受皿1の搬送横方向両側の下部それぞれに垂直軸回りに回転自在に設けられたガイドコロ110,110とが係合するようにして構成される。
【0029】
以上の受皿搬送駆動機構及び受皿搬送ガイド機構によって搬送される受皿1に対し、図示しない農産物供給位置で農産物Pが作業者により載せられ、農産物を支持した状態の受皿1は、所定の軌道を搬送されて糖度等の内部品質の測定のために透過光検出装置5、次いで熟度や内部欠陥等の内部品質を測定するのに先立って打音計測位置検出装置7に通されることになる。なお受皿1の構造の詳細については後述する。
【0030】
前記のようにして農産物Pが載せられた受皿1は、図1に示しているように、まず、内部品質による選別仕分情報の一つである糖度等の情報を検出するために透過光検出装置5内に搬送される。なおその前段に配置した上動切換駆動手段4によって、後述するグリップ装置108による受皿1上の揺動レバー107の拘束が解除され、検出用筒体105の環状上端部1051が上動状態にされて農産物Pの底面に係合した光学的なシール状態を確保して透過光検出装置5に搬入される。404は上動切換駆動手段4の位置に設けられたストッパ装置であり、通常は搬送路下に埋没していて、シリンダの動作により搬送路上に突出することで受皿1の搬送を止めるものであり、以下に示すストッパ装置も同様である。
【0031】
本例の透過光検出装置5は図1,図13に示され、搬送路の上方側には搬送路を挟んでその両側に照明室501が設けられていて、この照明室501内に配置された複数の照明ランプ502がそれぞれ略中心方向に向かって照明光を照射するように設けられている。なお、照明光の光量を一定とするために、照明室501を含んで全体を外部から出入口をカーテン等で遮光した暗室ボックスとすることも好ましい。また、前記照明室501,501の中心位置の搬送路の下方側に透過光検出用の受光光学装置503が暗室ボックス504内に配置されている(図13参照)。このように設けられた透過光検出装置5によれば、上下貫通筒状をなすように設けられた検出用筒体105が、その上端で農産物Pの底面に環状に係合して外乱光の侵入を阻止した密着状態を作ることができ、また、下端は受光光学装置503との間で外乱光の侵入がない状態で移動を行うようにすることを比較的容易にできるので、外乱光の侵入のない透過光検出が可能であり、照明光からの減衰が10−4〜10−6にも及んで極めて微弱な透過光を感度よくかつ精度よく検出する作業が実現される。
【0032】
以上の構成により、受皿1上に載って搬送される農産物Pの内部を透過した光を、感度,精度よく検出することができる。
【0033】
内部透過光が検出された農産物は、次に内部品質の他の一つである内部欠陥等を検出するために打音検出装置6に搬入されるが、その前段において、下動切換駆動手段3によって上述した揺動レバー107が倒されて、グリップ装置108により揺動が拘束された状態とされる。すなわち、この下動切換駆動手段3は、図10に示すように、フレーム2101に設けた固定ブラケット2103にピン302により「く」の字形の中間部が枢支された下動駆動レバー301と、この下動駆動レバー301の一端3011とフレームの間に連結されて伸縮により該下動駆動レバー301を回転させる駆動シリンダ303とから構成され、駆動シリンダ303の伸長により該下動駆動レバー301の他端の作動部3012が、前記した揺動レバー107を図10の反時計回り方向(図中の矢印方向)に揺動させて、該レバー107を溝1011内に収容してグリップ装置108による前記拘束が与えられる。下動切換駆動手段3の下動駆動レバー301は、通常は図10の二点鎖線で示す姿勢にあり、搬送される受皿1をストッパ装置304(図1参照)により一旦停止させた状態で、駆動シリンダ303が伸長することで下動駆動レバー301を回転させてその作動部3012が揺動レバー107端部を倒して図10の実線の状態にする。これにより、受皿1上の環状上端部1051が農産物Pから下方に離間して打音検出に適した下動状態に保持される。
【0034】
このようにして検出用筒体105の環状上端部1051が農産物Pから下方に離間した下動状態とされた図12の状態の受皿1は、図1の打音計測位置検出装置7に搬入され、ストッパ装置710により一旦停止される。
【0035】
本例の打音計測位置検出装置7の詳細は図7に示される。すなわち、搬送軌道をまたぐように門型に構成されたフレーム701の上部に、駆動モータ702により駆動回転される回転駆動軸703が水平に延設されていて、この回転駆動軸703に軸着した駆動スプロケット704,704と、門型フレーム701の下部に組み付けられた従動スプロケット705,705とにより、受皿の搬送軌道を横方向に挟んで上下方向に回動するチェーン706,706の一対を配置し、この一対のチェーン706,706により高さを揃えて対向した光電センサ707,708を同期して上下動させるようになっていて、これらの間の投受光(一方が発光素子で他方が受光素子)が農産物Pで遮られる上限及び下限の位置を検出することで農産物Pの全高を計測することができる。なお、前記上限及び下限の高さ位置の検出のために、前記駆動モータ702には、一定回転角度毎にパルス(信号)を発生するエンコーダを組み合わせて用いたり、パルスモータを用いることができる。この光電センサ707,708による農産物の全高計測は、後述する受皿1の溝1011が投受光の光路に位置するように該受皿1をストッパ装置710で停止させて行われる。
【0036】
前記により農産物Pの全高計測を行った結果に基づき、図示しない演算装置により農産物Pに対する打音検出のための最適打撃位置が算出される。この最適打撃位置は、一般的には農産物Pの全高の1/2の高さが選択される。
【0037】
次に、受皿1は打音検出装置6に搬入され、ストッパ装置610により一旦停止される。
【0038】
本例のこの打音検出装置6の詳細は図2〜図6に示され、前記打音計測位置検出装置7により計測して算出した最適打撃位置で農産物Pに打撃を加えるための打撃制御手段を含むハンマー装置61と、この打撃により発生する振動波(打音)を集音する集音装置62と、これらのハンマー装置61及び集音装置(振動波検出手段)62を所定の高さ位置に移動対応させる打音検出用移動装置(上下動機構及び水平動機構を含む)63の組み合わせで構成されている。
【0039】
前記した打音検出装置6のうちの打音検出用移動装置63は、受皿1がストッパ610により停止された位置を図1に示した状態で囲む矩形四辺状の枠体631と、この枠体631の矩形四辺状の四隅の位置に設けられたフランジ6311,6311・・・・の上下方向貫通孔6312,6312・・・・に対して、該枠体631の垂直方向の上下動を案内するように固定部から立設されて滑合するガイドバー632,632・・・・と、前記枠体631の上部に一体に設けられて、ハンマー装置61及び集音装置62を支持する支持フレーム633と、この枠体631と一体の支持フレーム633を所定高さ位置に移動させることができるようにチェーン635で吊り下げた上下動用の駆動モータ634とから構成されている。6341は該駆動モータ634により駆動回転されるスプロケットであり、駆動モータ634には、一定回転角度毎にパルス(信号)を発生するエンコーダを組み合わせて用いたり、パルスモータを用いることができる。これらにより上下動機構が構成される。
【0040】
また本例のハンマー装置61は、図2に示すように、受皿搬送方向の前後に前記支持フレーム633により一対に支持されて、所定のタイミングで農産物Pをハンマー611で打撃するように構成されている。6111はハンマーのシャフト、6112はハンマーのヘッドである。636は前記駆動モータ634が固設される固定フレームである。
【0041】
前記ハンマー装置61は、ハンマー611と、このハンマー611及びこれを農産物打撃のために揺動させる打撃制御装置612とを備え、かつこれらを一つのユニットにして受皿上の農産物Pに対して水平方向の打撃最適位置に移動させるハンマー水平移動装置613とから構成されていて、その詳細は図3に示すが、この図3では、本来は90°向きが異なるハンマー611と集音マイク621とを説明の便宜上対向した位置関係に図示している。
【0042】
上記の最適打撃位置とは、農産物に対して一定の打撃を与えるために設定された農産物被打撃面との相対距離を一定にした位置をいう。この最適打撃位置は、農産物の大きさによって被打撃面との相対距離が変わることはないが、農産物の大きさにより水平方向の実質的な位置が変わることになる。このため所定の検査位置に搬入された農産物の被打撃面の水平方向の位置と、待機状態のハンマー装置の位置との距離を打音検査毎に測定し、これをハンマー装置の打撃最適位置への移動動作に採用する。
【0043】
本例の打音検出装置6は、農産物を載せた受皿1が所定の打音検出位置に搬入され、ストッパ装置610により停止された時点で、まず前記打音計測位置検出装置7により計測して算出した上下方向の最適打撃高さの位置(上述のように一般的には全高の1/2の位置)まで、枠体631及びこれと一体の支持フレーム633を、駆動モータ634の回転で上方から降下させ、農産物Pに打撃を加える前記最適打撃高さにおいて停止される。次にハンマー装置61を、打撃最適位置まで農産物に近付けるようにハンマー水平移動装置613によって水平方向に移動させる。この打撃最適位置へのハンマー装置61の移動は、大きさの異なる農産物Pに対してハンマー611による打撃の方向と打撃の強さが一定であるようにするために行われるものである。
【0044】
前記ハンマー水平移動装置613は、スライド装置6131がサーボモータ6133によって回転されるネジ軸6134を備えていて、このネジ軸6134にハンマー装置61を吊持した上部の軸回り回転不能のシュー6132が相対的な回転ができるように螺合することで水平移動ができるように構成されている。これにより、サーボモータ6133の回転でネジ軸6134が回転されることにより、シュー6132に吊持されたハンマー装置61が農産物Pに対して接近・離間の移動が行われる。なおハンマー水平移動装置613,613の移動は、図3,図4に示した距離測定センサ6135,6135により、所定の待機位置(原点位置)で停止しているハンマー装置61と受皿1上の農産物Pとの距離をそれぞれ測定して打撃最適位置までそれぞれ移動させるように行われる。こうすることにより大きさの異なる農産物Pに対して一定の位置(打撃最適位置)から打撃を与えることができ打音検査を迅速かつ正確に行うことができる。
【0045】
次に、本例のハンマー装置61によって行われるハンマーヘッド6112による農産物の打撃と、その打撃の反動で戻り揺動するハンマー611の拘束(ロック)を行う二度打ち防止について説明する。
【0046】
上記のようにして上下移動及び水平移動により打撃に最適な位置に移動されたハンマー装置61は、ハンマーシャフト6111の上端が一体回転するように軸着した軸6113が、電磁クラッチ615により、従動プーリ6114と軸回りに一体回転するように拘束(ロック)された状態と、従動プーリ6114との一体回転の拘束が解除された状態との間で切換えできるように構成されている。
【0047】
また、この従動プーリ6114と、駆動モータ(例えばサーボモータ)614の駆動軸6142に軸着した駆動プーリ6141との間には、タイミングベルト616が巻回されていて、駆動モータ614の回転により従動プーリ6114が回転されるようになっている。
【0048】
したがって、電磁クラッチ615をオンにした状態では、ハンマーシャフト6111上端の軸6113と従動プーリ6114とが拘束されて一体回転するようになっているから、駆動モータ614を駆動させることで、従動プーリ6114を介してハンマー611が揺動され、例えば図6に示すように30°の傾斜状態まで引き上げることができる。なお、6143は駆動モータ614の回転量を検出するためのエンコーダである。
【0049】
以上の状態から電磁クラッチ615の連結をオフ(解除)すれば、軸6113は回転自在となるのでハンマー611はそのヘッド6112の自重で農産物方向に揺動し、所定の打撃を行う。
【0050】
以上の機構により打撃制御装置が構成され、引き上げ角度を例えば農産物の大きさ別に駆動モータ614の回転量で個々に設定することもできるので、最適位置で最適な打撃力を農産物に与えることができる。なお、617は角度検出センサであり、電磁クラッチ615を貫通している前記軸6113にジョイント6171を介して接続されることによって、ハンマー上端の軸6113の回転量(回転角度)を検出するように設けられていて、この角度検出により上記のハンマー引き上げ角度を正確に制御するようにしている。
【0051】
上記により農産物Pを打撃したハンマー611は、揺動自在の状態になっているから、上述しているようにその反動で打撃とは反対方向に戻り揺動する。そして本例では、上記角度検出センサ617でハンマー上端の軸6113の回転量(回転角度)を検出し、例えば図6のように戻り揺動が10°を越えたことが検出された場合に、電磁クラッチ615をオン(連結)させることでハンマー611の揺動をその時点で静止している従動プーリ6114により拘束することができる。これによってハンマー611が再び農産物方向に揺動することが阻止され、二度打ちの虞れが全くなくなる。
【0052】
また、この角度検出センサ617は、ハンマー611の揺動が拘束されたときの角度を検知し、これが例えば12°である場合は、所定の打撃角度(30°)に対して揺動復帰させる角度を算出(30°−12°=18°)し、この角度に対する信号を図示しない制御回路を通して駆動モータ614に与えるようにしている。こうすることにより、ハンマー611の復帰動作を迅速かつ正確に行うことができると共に、打撃角度を例えば農産物の大きさに応じて変えるように設定しても容易に制御を行うことができる・
以上の操作で、ハンマー611が常に一定(また農産物の大きさ別の高さ)の角度で傾斜した状態から自由揺動し、揺動下死点で農産物Pを打撃することができ、打撃の方向,打撃力を安定させることができる。また、戻り揺動したハンマー611が農産物を二度打ちすることが確実に防止される。
【0053】
次に、本例の集音装置62について説明すると、これは次のように構成されている。すなわち、マイクロホン等の振動波検出センサ(図示せず)をゴム,スポンジ等のセンサパッド622で包み込んでこれをヘッド621としてセンサロッド623に組み付け、このセンサロッド623をピストンロッドとしたシリンダ装置624を枠体631に組み付け固定して構成されている。このような構成により、センサロッド623をシリンダ装置624により農産物に対して接近係合させることでハンマー611による打撃時の振動波を集音することができる。
【0054】
打音検出後は、センサロッド623の後退離間、ハンマー装置61の後退離間を行わせ、支持フレーム633を上動させて装置全体を上方に退避させる。
【0055】
そして以上の打音検出時に、本例の受皿1及びこれを用いた選別装置によれば、透過光検出時に利用した検出用筒体を農産物Pから下方に離間させた下動状態に位置させているので、良好な打音検出を実現することができる。
【0056】
次に本例において用いている受皿1について説明する。本例の受皿1は図8〜図13に示され、平面矩形の受皿本体101の上面に、農産物(例えば西瓜)Pを載せるための支持部を形成するための四つの支持脚102が、受皿搬送方向の前後及び左右の矩形の四隅に分かれて配置され、各支持脚102は、受皿1の中央に向かって斜め下向きに傾斜する支持テーパー面1021を有するように構成されている。また受皿本体101の中央部には、上下方向の貫通孔103が設けられていると共に、この貫通孔103の下端開口に底板104が固定されていて、この底板104の上に、上下方向に伸縮可能でゴム等の弾性部材で形成された蛇腹状の胴部を有する透過光検出用の筒体(以下「検出用筒体」という)105と、この検出用筒体105を囲む外装コイルバネ106の下端が固定されている。そしてこのコイルバネ106の上端部が前記検出用筒体105の環状上端部1051に連結されて、該環状上端部1051を上方向にバネ力で押し上げるようになっている。なお、蛇腹状の検出用筒体105を、上記の様にゴム等の弾性部材で形成することにより、この検出用筒体105は全体として弾性力により伸縮可能な胴部となる。このため前記外装コイルバネ106の装着を省略することもできるが、検出用筒体105とコイルバネ106との組み合わせは、検出用筒体105を縮めた際の座屈現象を防止できる他、外装コイルバネ106自体も弾性のない蛇腹構造の検出用筒体と比較して少ないバネ力で済み、バネの構成を簡素(コンパクト)、安価にすることができるという利点から好ましい。1041は底板104の透過光導出用の開口である。受皿1の検出用筒体105及び環状上端部1051は、環状係合した内外を光学的にシールするのに適した構造に設けられており、本例では、検出用筒体105全体をゴム等の弾性体材料を用いて構成すると共に、環状上端部1051の上端を上に向かって径が漸増するシールリップ型に形成してなっている。
【0057】
また、受皿本体101の上面には、前記貫通孔103の部分を除いて搬送横方向の全範囲に渡る溝1011が延設されていて、図7,図9及び図12に示すように、搬送横方向から農産物Pの全高を計測できるように構成されていると共に、この溝1011の底部に、揺動レバー107が図8に示すように支点ピン1071により枢支されて揺動可能に収容されていると共に、この揺動レバー107の揺動を拘束するレバー揺動拘束手段としてのグリップ装置108が設けられている。なお揺動レバー107の揺動先端は、図9に示すように略U字形の二股部1072に設けられていると共に、この二股部1072の先端部に長尺方向の長穴1073が設けられていて、この長穴1073に、検出用筒体105の環状上端部1051から径方向外向きに突出させた係合ピン10511が遊嵌することで、検出用筒体105の環状上端部1051の上・下動の動きに追従・連動して揺動するようになっている。
【0058】
前記グリップ装置108の概要は図11に示され、揺動レバー107の左右両側に対向配置されたグリップボール1081が横溝1083内に収容されているバネ1082により互いに内向きにバネ付勢されていて、揺動レバー107の対応する位置に設けられた凹所1074に嵌合することで該揺動レバー107の揺動をこの倒れ状態で拘束し、外部からこの揺動レバー107に対して揺動力を作用させた時には、このバネ1082によるグリップボール1801の揺動レバー凹所1074への嵌合力に打ち勝って該レバー107の揺動拘束が外れるようになっている。
【0059】
以上の揺動レバー107による揺動の拘束及び拘束解除と、検出用筒体105の動きの関係は図8及び図10に示され、打音計測位置検出装置7の前段に配置した下動切換駆動手段3により揺動解除状態の揺動レバー107を図10の反時計回り方向に倒すことで、該揺動レバー107を押下して溝1011に収容させると、前記グリップ装置108の作用によりグリップボール1801が揺動レバー凹所1074に嵌合し、下動切換駆動手段3が初期位置(図4の二点鎖線で示した位置)に復帰してもこの状態が維持されて、揺動レバー107の揺動が拘束された状態となる。そしてこの揺動レバー107の先端は、検出用筒体105の環状上端部1051と上述のように連係されているので、前記レバーの倒れにより検出用筒体105はコイルバネ106を圧縮した下動状態に保持されることになる。なお、前記グリップ装置108によるレバー揺動の拘束力は、前記コイルバネ106が検出用筒体105の環状上端部1051を上動させようとするバネ力に打ち勝つことができる力を有するように設けられることは言うまでもない。他方、以上のような拘束状態にある揺動レバー107の揺動先端とは支点ピン1071を挟んで反対側の端部を、透過光検出装置5の前段に配置した図8の上動切換駆動手段4により打撃することで、前記グリップ装置108による揺動レバー107の揺動拘束を外し、検出用筒体105とその環状上端部1051を、コイルバネ106のバネ力で上動させ、図8に示した上動状態に移行させる。そして揺動レバー107はこの動きに追従して揺動する。
【0060】
なお、前記上動切換駆動手段4は、図8に示すように、フレーム2101に設けた固定ブラケット2102にピン402により「く」の字形の中間部が枢支された上動駆動レバー401と、この上動駆動レバー401の一端4011とフレームの間に連結されて伸縮により該上動駆動レバー401を回転させる駆動シリンダ装置403とから構成され、駆動シリンダ装置403の伸長により該上動駆動レバー401の他端の作動部4012が、前記した揺動レバー107の揺動先端とは支点ピン1071を挟んで反対側の端部を打撃するように構成されている。上動駆動レバー401は、通常は図8の二点鎖線で示す姿勢にあり、搬送される受皿1をストッパ装置404により一旦停止させた状態で、駆動シリンダ403が伸長することで上動駆動レバー401を回転させてその作動部4012が揺動レバー107端部を打撃(図8の実線参照)する。
【0061】
したがって、これらの下動切換駆動手段3、上動切換駆動手段4の動作により、本例の内部品質を測定する二つの装置(透過光検出装置5と打音測定装置6)に適した農産物の支持状態が得られる。
【0062】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、打撃の反動で反対側に揺れ戻ったハンマーヘッドが再び農産物を打撃するという2度打ちをクラッチ手段という簡単な機構で防止することができ、農産物を傷めることがなく、また、振動波が複数回発生することがないので、信号の取り出し、取り込みが容易である他、以下の効果が奏される。
【0064】
請求項の発明によれば、戻り揺動角度の大きさのうちで最も小さい場合を拘束条件の設定傾斜角度とすることにより、ハンマーシャフトの確実な拘束(ロック)を行うことができる。
【0065】
請求項の発明によれば、揺動して打撃を与えるハンマーシャフトの所定角度への引上げ動作を迅速かつ正確に行うことができる。更に、ハンマーシャフトの引き上げる角度を任意に決めることができて、農産物打撃の強さを安定して与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の農産物選別装置の概要を説明する平面図。
【図2】同実施形態1の打音検出装置を示した正面図。
【図3】図2の一部を拡大して示した打音検出装置の説明図。
【図4】図2の打音検出装置の平面図。
【図5】打音検出装置における打撃制御装置を説明するための図3の右側面図。
【図6】ハンマー装置による農産物打撃と戻り揺動の状態を示した図。
【図7】農産物の全高計測装置を示した縦断面図。
【図8】上動切換駆動手段と受皿の関係を示した縦断面図。
【図9】実施形態1に使用する受皿の平面図。
【図10】受皿と下動切換駆動手段の関係を示した縦断面図。
【図11】受皿に設けられた揺動レバーの揺動拘束手段であるグリップ装置の構造を説明するための図。
【図12】農産物の全高を計測する時の状態を示した受皿の縦断面図。
【図13】実施形態1の透過光検出装置を示した縦断面図。
【符号の説明】
1・・・受皿
101・・・受皿本体
1011・・・溝
102・・・支持脚
1021・・・支持テーパー面
103・・・貫通孔
104・・・底板
1041・・・開口
105・・・検出用筒体
1051・・・環状上端部
10511・・・係合ピン
106・・・コイルバネ
107・・・揺動レバー
1071・・・支点ピン
1072・・・二股部
1073・・・長穴
1074・・・凹所
108・・・グリップ装置
1081・・・グリップボール
1082・・・バネ
1083・・・横溝
110・・・ガイドコロ
2・・・搬送手段
201,202・・・コンベアベルト
203・・・固定ガイドレール
204・・・ガイドローラ
205,206・・・駆動プーリ
207・・・駆動モータ
210・・・ガイドレール
2101・・・フレーム
2102・・・固定ブラケット
2103・・・固定ブラケット
3・・・下動切換駆動装置
301・・・下動駆動レバー
3011・・・一端
3012・・・作動部
302・・・ピン
303・・・駆動シリンダ
304・・・ストッパ装置
4・・・上動切換駆動装置
401・・・上動駆動レバー
4011・・・一端
4012・・・作動部
402・・・ピン
403・・・駆動シリンダ
404・・・ストッパ装置
5・・・透過光検出装置
501・・・照明室
502・・・照明ランプ
503・・・受光光学装置
504・・・暗室ボックス
6・・・打音検出装置
61・・・ハンマー装置
610・・・ストッパ装置
611・・・ハンマー
6111・・・シャフト
6112・・・ヘッド
6113・・・軸
6114・・・従動プーリ
612・・・打撃制御装置
613・・・ハンマー水平移動装置
6131・・・スライド装置
6132・・・シュー
6133・・・サーボモータ
6134・・・ネジ軸
614・・・駆動モータ
6141・・・駆動プーリ
6142・・・駆動軸
6143・・・エンコーダ
615・・・電磁クラッチ
616・・・タイミングベルト
617・・・角度検出センサ
6171・・・ジョイント
62・・・集音装置
621・・・ヘッド
622・・・センサパッド
623・・・センサロッド
624・・・シリンダ装置
63・・・打音検出用移動装置
631・・・枠体
6311・・・フランジ
6312・・・上下方向貫通孔
632・・・ガイドバー
633・・・支持フレーム
634・・・駆動モータ
6341・・・スプロケット
635・・・チェーン
636・・・固定フレーム
7・・・打音計測位置検出装置
701・・・フレーム
702・・・駆動モータ
703・・・回転駆動軸
704・・・駆動スプロケット
705・・・従動スプロケット
706・・・チェーン
707,708・・・光電センサ
710・・・ストッパ装置

Claims (3)

  1. シャフト上端で揺動自在に枢軸支持されかつシャフト下端にハンマーヘッドを有するハンマーシャフトと、このハンマーヘッドを前記枢軸回りに所定角度引き上げた位置から自由に揺動させて農産物を打撃させる打撃制御手段と、前記打撃時に農産物に発生する振動波を検出する振動波検出手段とを備え、検出した振動波の信号に基づいて農産物の内部品質を解析評価する農産物の内部品質検査装置において、
    前記打撃制御手段は、前記ハンマーシャフトを枢軸回りに引き上げ揺動させる揺動駆動手段と、この揺動駆動手段と前記ハンマーシャフトの連結をオン・オフするクラッチ手段とを備え、このクラッチ手段によって、連結オフにより前記ハンマーヘッドを枢軸回りに揺動自在とすると共に、連結オンにより前記ハンマーヘッドが農産物を打撃したときの反動で打撃方向とは反対方向に戻り揺動した前記ハンマーシャフトの揺動を拘束する二度打ち防止手段を設けたことを特徴とする農産物の内部品質検査装置。
  2. 請求項において、二度打ち防止手段は、前記ハンマーシャフトの傾斜角度を検出する傾斜角度検出手段を有し、戻り揺動する前記ハンマーシャフトの揺動拘束を、その戻り揺動が予め定めた傾斜角度を越えたときに前記クラッチ手段のオンにより行うことを特徴とする農産物の内部品質検査装置。
  3. 請求項において、前記ハンマーシャフトの傾斜角度検出手段は、前記揺動駆動手段により前記ハンマーシャフトを枢軸回りに揺動させて所定角度まで引き上げるための引き上げ角度検出手段を兼ねていることを特徴とする農産物の内部品質検査装置。
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