JP3577466B2 - 情報サービスに特徴を有する通信カラオケシステム、ホスト装置 - Google Patents

情報サービスに特徴を有する通信カラオケシステム、ホスト装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ホスト装置とカラオケ装置とが通信回線網を介して接続する通信カラオケシステムを応用した情報サービス方法に関する。具体的には、サービス対象者の携帯情報端末に新譜のカラオケ楽曲に係わる各種情報を提供するためのサービス方法に関する。また、この方法を適用したホスト装置とカラオケ装置とにも関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、インターネットに代表される情報通信ネットワークにはさまざまな情報処理機器が接続されて相互にデータ通信を行っている。とくに、移動体通信網の整備と携帯情報端末の進歩は目覚ましく、情報通信ネットワークの利用普及を促進させる大きな要因となっている。
【0003】
携帯情報端末は可搬型の情報処理装置であり、その装置形態は、電子メール機能やブラウザ機能を内蔵した携帯電話機(以下、携帯電話機)からノートブック型パーソナルコンピュータ(PC)まで多種多様である。とくに携帯電話機は、常時携行する機器であり、PCのようにソフトウエアをセットアップすることなく購入してすぐにインターネットに接続できることから爆発的に普及した。最近では、インターネット利用のための基本機能(電子メール送受信機能、ブラウザ機能)に加え、至近距離にある同機種の携帯電話機と赤外線信号によってデータを送受信できる機能や、Java実行環境を実装してダウンロードなどによってプログラムを電話機にインストールするだけでその機能を自由に拡張したりカスタマイズしたりすることができる機種もある。また、Bluetooth規格に準拠した電波信号によって他の情報処理機器とより複雑で高速な無線データ通信を行える機能を備えた機種も追加される予定である。したがって、携帯電話機を主体とした携帯情報端末による情報通信ネットワーク利用は今後も普及し続けるものと思われる。
【0004】
このように、携帯情報端末によるデータ通信ネットワーク利用が広く普及するのに伴い、携帯情報端末のみを対象とした情報サービスの数も増えてきた。情報サービスの形態やサービスの提供者も多種多様である。サービス形態としては、電子メールによる定期的な情報提供・Webページの公開・電子商取引・各種データのダウンロードなどがある。サービス提供者は、プロバイダなどの情報通信関連事業者が主流ではあるが、それ以外の異なる業種の事業者からの参入が目立つようになってきた。
【0005】
カラオケ事業者も携帯情報端末向けに各種サービスを提供している「異業種」の一つである。カラオケ事業者が提供する代表的な情報サービスとしては、膨大なカラオケ楽曲を保有しているという利点を活かし、カラオケ楽曲のMIDIデータを携帯電話機の着信メロディ用データに変換してダウンロードするサービスがよく知られている。さらに、携帯情報端末と移動体データ通信網を利用して、カラオケ事業者の「本業」であるカラオケ装置そのものの利用普及を目指した情報サービスも各種提案されている。例えば、カラオケ装置用のリモコン送信器として機能する情報処理端末とこの端末を利用した通信カラオケシステム(特開2000−148169号:以下、これを従来例と称す)がその一つである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例の技術によれば、カラオケ目次本を見ることなくカラオケ楽曲の演奏予約をすることができる。具体例としては、利用者がカラオケ装置用のリモコン送信器として機能する携帯情報端末を所持し、よく歌唱するカラオケ楽曲のIDをこの携帯電話機にダウンロードしておく。そして、カラオケ利用時にこの楽曲IDを呼び出してカラオケ装置に送信する。カラオケ装置は、この楽曲IDを利用者からのリクエスト楽曲として認知し、所定の演奏順番に従ってリクエスト楽曲を演奏する。
【0007】
この従来例の技術は、確かにカラオケ利用時の利便性を向上させることができ、ある程度カラオケ装置の利用普及に寄与することができよう。しかし、先を争ってカラオケ装置を利用するというほどの動機付けを利用者に提供することはできない。
【0008】
そこで本発明は、移動体通信網の発展と携帯情報端末の進歩を背景として、通信カラオケシステムを応用し、カラオケ装置を積極的に利用する動機付けとなる情報サービス方法を提供することを目的としている。また、この情報サービス方法に適用されるホスト装置やカラオケ装置を提供することも目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る通信カラオケシステムは、つぎの事項(1)〜により特定されるものである。
(1)ホスト装置と、それに通信回線網を介して結合される多数のカラオケ装置を備える通信カラオケシステムである。
(2)カラオケ装置は、近距離無線データ通信手段を備え、演奏管理処理と、履歴送信処理を行う。
(3)近距離無線データ通信手段は、近辺の携帯電話機から発信された楽曲IDと会員端末IDを含むリクエスト信号を受信可能とする。
(4)演奏管理処理は、受信したリクエスト信号を演奏予約して順番に演奏させるとともに、リクエスト信号とその演奏日時とを対応付けした演奏履歴データを作成する。
(5)履歴送信処理は、演奏履歴データをホスト装置に送信する。
(6)ホスト装置は、電子メール送信手段と、会員データベースを備え、新譜紹介処理と、履歴集信処理と、実績報告処理を行う。
(7)電子メール送信手段は、携帯電話機に電子メールを送信可能である。
(8)会員データベースには、会員の携帯電話機の電子メールアドレスが登録される。
(9)新譜紹介処理は、新譜楽曲のタイトル・アーティスト・楽曲IDを列記した電子メールを作成し、会員の電子メールアドレスに宛てて送信する。
(10)履歴集信処理は、各カラオケ装置と通信し、演奏履歴データを集信する。
(11)実績報告処理は、集信した演奏履歴データをその演奏日時の順にて編集した新譜演奏実績報告記事を作成し、会員の電子メールアドレスに宛てて送信する。
【0010】
上記のように構成された通信カラオケシステムにおいて、ホスト装置が行う新譜紹介処理や実績報告処理を、つぎの特定事項(A)や(B)に置換することができる。
(A)新譜紹介処理は、新譜楽曲のタイトル・アーティスト・楽曲IDを列記した新譜紹介Web記事を作成してWebサーバー手段に登録するとともに、新譜紹介Web記事にリンクした電子メールを作成し、会員の電子メールアドレスに宛てて送信する。
(B)実績報告処理は、集信した演奏履歴データに基づいて新譜演奏実績報告Web記事を作成してWebサーバー手段に登録するとともに、新譜演奏実績報告Web記事にリンクした電子メールを作成し、会員の電子メールアドレスに宛てて送信する。
【0014】
【発明の実施の形態】
===通信ネットワークの構成===
図1は、本発明の実施例における情報サービス方法が適用される情報通信ネットワークの概略構成図である。この例ではインターネット100・移動体通信網200・公衆電話回線網300を包括するネットワーク構成が示されている。インターネット100には、不特定多数のパーソナルコンピュータ(PC)など不特定多数の利用者が使用するコンピュータ10やこの利用者コンピュータに各種サービスを提供するサーバーコンピュータ20が接続され、移動体通信網200には、携帯電話機40a・移動体通信網に接続可能なノート型PC40bやPDA(Personal Digital Assistant)40cなど、さまざまな形態の携帯情報端末40が無線基地局41を介して接続されている。そして、移動体通信網200とインターネット100とは移動体通信事業者が運営管理するゲートウエイサーバーと呼ばれるプロトコル変換装置42を介して相互接続している。また本発明の主要な構成要素であるホスト装置20aはインターネット100に接続されているサーバーコンピュータの一つであり、インターネット100とそれに接続される移動体通信網200を介して携帯情報端末40とデータ通信を行う。また、多数のカラオケ装置30と公衆電話回線網300を介して結合され、カラオケ装置30とともに通信カラオケシステムを構成する。
【0015】
なお、本発明の情報サービス方法が適用されるネットワークは、この実施例の構成に限らず、例えば、ホスト装置20aが移動体通信網200に直接接続された構成や、ホスト装置20aとカラオケ装置30とがインターネット100を介してデータ通信する構成も考えられる。
【0016】
===通信カラオケシステム===
本実施例における通信カラオケシステムの基本的構成は、周知の通信カラオケシステムと同様である。すなわち、ホスト装置20aは、大規模なデータベースを付帯したコンピュータシステムであり、多数のカラオケ楽曲についてMIDI形式に準拠したカラオケデータを蓄積・管理している。そして、適時に公衆電話回線網300を介して適宜なカラオケ装置30と接続し、新譜のカラオケ楽曲についてのカラオケデータを配信する。
【0017】
またホスト装置は、通信カラオケシステムで運用管理する全カラオケ装置についての各種情報(設置店舗の名称・所在、配信先、カラオケデータの配信状況、カラオケ楽曲の演奏状況など)をデータベースに蓄積・管理することで各カラオケ装置の稼働状態を常に掌握している。さらに、通信によってカラオケ装置を保守・点検し、異常が検出された場合は、その旨を保守・点検要員に通知するなどの処理も行う。
【0018】
カラオケ装置30は、コンピュータとシンセサイザとを主体として構成され、配信されたカラオケデータを内蔵するハードディスク装置などに格納する。そして、所定の無線信号によって楽曲IDを受け付け、これをリクエスト楽曲として認知し、所定の演奏順番に従って該当のカラオケデータをシンセサイザに転送する。シンセサイザは、そのカラオケデータを処理してカラオケ伴奏音楽の音響信号を生成する。また、カラオケ楽曲毎の演奏履歴などを記録し、適時な通信機会にホスト装置20aにその記録情報を送達する。なお、ホスト装置20aは各カラオケ装置30から集信した記録情報に基づいてヒットチャートを作成したりする処理も行う。
【0019】
===サービス対象者と携帯電話機===
本発明の情報サービス方法は、通信カラオケシステムを応用してサービス対象者の携帯情報端末40に各種情報を提供するものである。また、サービス対象者の携帯情報端末40は、移動体通信網200を介して前記ホスト装置20aとデータ通信を行うことができ、至近のカラオケ装置30に対しては所定の無線信号によりデータ転送する機能を備えていることが前提となる。
【0020】
本実施例では、携帯情報端末40として、ブラウザや電子メールの送受信機能を備え、さらにIrDAやBluetoothなどの周知のデータ通信規格に準拠した無線信号によって至近のカラオケ装置30にデータ通信を行える携帯電話機40aを想定している。また、Java実行環境を実装し、所定のJavaプログラム(カラオケ連携プログラム)があらかじめダウンロードなどによってインストールされているものとする。
【0021】
===ホスト装置===
本実施例のホスト装置20aはWebサーバーとしての機能も備えており、携帯電話機40aのブラウザが送付したHTTPリクエスト中に指定されているURLに該当するWebコンテンツ(Webページ・ダウンロードデータなど)をHTTPレスポンスとして返送する。また、ホスト装置20aは、自身が提供する情報サービスの対象者を会員とし、多数の会員についての個人情報を付帯するデータベース(会員データベース)に蓄積・管理している。会員の個人情報としては、会員の氏名・年齢・性別・連絡先などのほかに、会員端末IDと会員が任意に設定できるニックネームなどの呼称とを管理している。会員端末IDは、会員の携帯電話機を識別するための情報であり、電話機本体にあらかじめ割り当てられている固有のID(狭義の端末ID)であってもよいし、電子メールアドレスであってもよい。携帯電話機であれば、電話番号も会員端末IDとして利用できる。この例では、会員端末IDとして電子メールアドレスを使用している。またこのアドレスは、電子メールの送付先でもあり会員への連絡先になる。以上、ホスト装置・カラオケ装置・携帯情報端末(携帯電話機)の構成について説明した。以下、これらの情報処理装置における処理や各装置間のデータ通信の流れを追って、本実施例の情報サービス方法を具体的に説明する。
【0022】
===新譜紹介記事データの配信===
図2は本実施例における各情報処理装置(20a,30,40a)における処理や各装置間のデータ通信の流れを示している。また、図3(A)〜(C)に当該処理やデータ通信の過程で携帯電話機40aのディスプレイに表示される画面の概略図を示した。
ホスト装置20aは、新譜のカラオケ楽曲についてのカラオケデータが自身のカラオケデータベースに格納され、そのカラオケデータを全カラオケ装置30に配信し終えたことを認知すると、そのカラオケ楽曲についてのタイトル・アーティスト・楽曲IDを含んだ新譜紹介記事データを作成する(s1)。この記事データは、携帯電話機に実装されているカラオケ連携ソフトによって解釈・実行されるようなデータ構造となっている。そして、この新譜紹介記事データを所定のURLによって特定される記憶位置にダウンロード可能に格納する。
【0023】
また、この新譜紹介記事データの作成と並行して、本文に新譜がリリースされた旨と新譜紹介記事データのダウンロード場所となるURLとを記載した電子メール(新譜リリース通知)を作成し(s2)、この電子メールを会員の携帯電話機に宛てて配信する(s3)。
【0024】
ホスト装置20aから配信された新譜リリース通知が会員の携帯電話機40aに送達され、これがディスプレイに表示される(s4,図3A)。周知の通り、携帯電話機40aは電子メールの本文中にURLの記載形式に基づいた文字列があると、この文字列部分にハイパーリンクを設定するようになっている。会員が携帯電話機40aを操作して、このURLの文字列を指示すると、ブラウザがこのURLを含んだHTTPリクエストをホスト装置20aに送信する(s5)。このURLには新譜紹介記事データがあり、ホスト装置20aは、HTTPレスポンスとして、新譜紹介記事データを携帯電話機40aにダウンロードする(s6)。そして、携帯電話機40aはこの新譜紹介記事データを内蔵する不揮発性メモリに格納するなどして記憶する(s7)。
【0025】
===新譜のリクエストと演奏履歴の記録===
会員が携帯電話機40aを操作し、カラオケ連携プログラムを起動すると、このプログラムは、不揮発性メモリに格納されている新譜紹介記事データを呼び出してディスプレイに新譜のタイトルとアーティストとを一覧表示する(s8、図3B)。また、利用者の操作によってこの表示中の新譜一覧からある楽曲が選択・指示されると(s9)、カラオケ連携プログラムは、その楽曲IDと携帯電話機40aの会員端末ID(この例では、電子メールアドレス)とを所定の無線信号によって送信する(s10)。すなわち、電話機40aの至近にカラオケ装置30があれば、カラオケ装置30がこの無線信号中の楽曲IDをリクエスト曲として認知し、演奏予約処理を行う(s11)。さらに、カラオケ装置30は楽曲IDとともに会員端末IDを受け取り、楽曲IDと会員端末IDと該当のカラオケ楽曲を演奏した日時とを対応付けして演奏履歴データとしてハードディスク装置に記憶する(s12,s13)。なお、本実施例では、リクエストされた新譜楽曲の演奏が終了したことを確認すると、楽曲IDの入力時点を演奏日時として記録する。もちろん、演奏日時はこの楽曲IDの入力時点に限らず、演奏開始時・演奏終了時など適宜な時点にしてよい。なお、図4にこの演奏履歴データの概略構造を示した。各カラオケ装置に演奏履歴データとして楽曲ID・会員端末ID・演奏日時が対応付けされている。
【0026】
===新譜演奏実績報告記事データの作成・配信===
ホスト装置20aはカラオケ装置30と適時に通信し、カラオケ装置30にて記録された演奏履歴データを受け取る(s14)。そして、多数のカラオケ装置30からそれぞれ受け取った演奏履歴データを集信していく。本実施例では、新譜リリース通知の配信後、一定期間が経過した時点まで集信した演奏履歴データを集計し(s15)、その集計結果に基づいて新譜演奏実績報告記事データを作成するとともに、この記事データを会員の携帯電話機40aに配信する(s16,s17)。
【0027】
本実施例において、新譜演奏実績報告記事データは、「誰が、どの新譜を、いつ、演奏させたのか」を記載したデータであり、ホスト装置20aは、演奏履歴データ中の会員端末IDを会員データベースに照会して会員の呼称を取得するとともに、当該会員端末IDに対応付けされた楽曲IDに基づいて演奏された新譜のタイトルを取得する。そして、これら取得した情報に演奏日時を対応付けして新譜演奏実績報告記事データを作成する。さらに、新譜演奏実績報告記事データにおける呼称・タイトル・演奏日時を一覧にしたテキストを電子メールの本文に記載し、その電子メール(新譜演奏実績報告記事)を会員の携帯電話機に宛てて配信する。携帯電話機40aにてこの電子メールをディスプレイに表示させると演奏日時順に、所定の順位まで、呼称・タイトルが一覧表示される(s18,図3C)。なお、この報告記事の配信先としては、当該記事中に記載された呼称に対応する会員だけであってもよいし、全会員としてもよい。
【0028】
===応用例===
本発明の情報サービス方法を実際に応用する際に、情報の提供タイミングなどを巧妙に設定することで、利用者にカラオケ装置を積極的に利用させるための動機づけを与えることができる。例えば、新譜リリース通知の配信タイミングをカラオケ装置に新譜のカラオケデータが格納された後、その新譜についての楽曲IDをカラオケ店舗にある目次本に掲載する前に設定する。すなわち、新譜リリース通知を見て新譜紹介記事データを受け取った会員のみが新譜をカラオケ装置で演奏させることができる。そのため、会員は非会員に対して優越感を味わえる。さらに、新譜演奏実績報告記事に演奏日時が掲載されることから、新譜を演奏させるために先を競ってカラオケ装置を利用することも期待される。このような優越感や競争心がカラオケ装置を利用する動機づけとなる。
【0029】
===その他の実施例・変更例・補足===
本発明の情報サービス方法における通信カラオケシステムは、上記実施例の構成に限るものではない。ホスト装置とカラオケ装置とが適時に通信回線網を介してデータ通信するという構成が最低限必要であり、ホスト装置におけるカラオケデータの蓄積・管理やカラオケ装置への配信処理などは必須ではない。カラオケ装置についても、所定の無線信号によって楽曲IDを受け付け、これをリクエスト楽曲として認知し、所定の演奏順番に従ってリクエスト楽曲を演奏する構成であれば、アナログ式光ビデオディスクなどにカラオケ伴奏音楽と歌詞映像とを一体的に収録したパッケージソフトを再生してカラオケ楽曲を演奏する方式であってもよい。
【0030】
上記実施例では、先に新譜リリース通知を電子メールで会員の携帯電話機に配信し、その電子メール中のハイパーリンクを指示して新譜紹介記事データを受け取っていた。この構成に限らず、新譜リリース通知に代えて、新譜紹介記事データを直接電子メール形式で配信してもよい。そして、カラオケ連携プログラム自体がこの電子メール形式の新譜紹介記事データを解釈実行すれば、新譜を一覧表示したり、表示中の一覧から指定された新譜の楽曲IDを無線信号によって送信することが可能となる。
【0031】
新譜演奏実績報告記事についても、電子メールに限らず、その報告記事をWebページにして所定のURLに用意しておくことも考えられる。そして、新譜演奏実績報告記事に先だって、そのURLを記載した電子メールを配信しておけば、報告記事を見たい人のみがそのURLを指示し、Webページとして閲覧することができる。
【0032】
また、上記実施例では、新譜演奏実績報告記事は、全新譜についての演奏順位の一覧であったが、例えば、新譜のタイトル別演奏順位の一覧とするなど、記載内容は適宜に変更可能である。新譜を演奏させたある会員が自身の演奏順位についてのみ知りたい場合に対応して、その会員についての演奏順位のみを記載するなど、各会員に個別の新譜演奏実績報告記事を作成することもできる。
【0033】
複数の書式で新譜演奏実績報告記事を用意しておき、会員が任意に選択できるようにしておくこともできる。この場合、各書式の新譜演奏実績報告記事を個別のURLに用意しておき、そのURLを一覧にしたWebページを別途用意したり、URLの一覧を電子メールで携帯電話機に配信したりすればよい。各会員に個別の新譜演奏実績報告記事を送達する場合、会員データベースは、会員の携帯電話機の「狭義の端末ID」を会員端末IDとして管理するとともに、個別の新譜演奏実績報告記事を作成するためのプログラム(CGI)を所定のURLに用意しておけばよい。そして、このCGIがHTTPリクエスト中の端末IDから会員を特定するとともに、カラオケ装置から集信した演奏履歴データ中からその会員についての記録を抽出して新譜演奏実績報告記事を作成すればよい。
【0034】
新譜演奏実績報告記事に記載する内容についても適宜に変更できる。例えば、会員の個人情報から公開しても支障のない情報(性別・年齢・住所の都道府県名など)を付加してもよい。また、ホスト装置にて各カラオケ装置の所在を管理しておけば、演奏履歴データを送付したカラオケ装置の所在が特定でき、新譜が演奏された場所も記載することができる。
【0035】
新譜演奏実績報告記事の配信タイミングについても適時としてよい。たとえば、一定量の演奏履歴データが集まってから配信したり、会員が新譜をリクエストする機会ごとにその会員についての新譜演奏実績報告記事を送付したりすることもできよう。
【0036】
カラオケ装置に周知の歌唱採点機能が搭載されていれば、演奏履歴データに採点結果を含めることもできる。カラオケ装置が携帯電話機から新譜の楽曲IDと会員端末IDとを受け取ると、その楽曲を演奏する際に歌唱採点機能を動作させ、新譜の演奏が終了した時点で、その演奏中に採取された歌唱者の音声信号に基づいて採点した結果(得点など)を演奏履歴データとして記録する。そして、ホスト装置が採点結果と演奏日時とを並記した新譜演奏実績報告記事を作成したり、演奏日時と採点結果とを加味して順位を決定すれば、単に早く演奏させただけでは上位にランキングされることがなく、よりゲーム性が増す。また、採点結果が基準以下であるときは新譜を演奏させただけで実際に歌唱してないものと判断することができ、公正な順位を報告することができる。
【0037】
演奏履歴データに記載される演奏日時は、多数のカラオケ装置で個別に計測されることになる。演奏日時が順位決定の重要な要件であることから、各カラオケ装置の時計は同調していたほうがよい。そこで、各カラオケ装置に適宜な通信経路を介して標準時刻(あるいは日時)を取得して内蔵時計をその標準時刻に補正する機能を備えさせれば、各カラオケ装置が同じ時計に基づいて演奏日時を特定することができる。時計を補正する方式としては、周知の電波修正方式やTV放送の時報音声信号に基づいて修正する方式などがある。カラオケ装置をインターネットに接続するように構成しておけば、インターネット上にある所定のタイムサーバーに接続して標準時刻を取得することもできる。
【0038】
上記実施例は、携帯情報端末として携帯電話機を使用していた。当然のことながら、本発明の情報サービス方法はそれ以外の各種携帯情報端末に適用可能である。ホスト装置と移動体通信網を介してのデータ通信が可能で、所定の無線信号によって至近のカラオケ装置とデータ通信するととともに、上述のカラオケ連携プログラムによって実行されるデータ処理機能を備えていれば、携帯情報端末の形態は問わない。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、サービス対象者となる会員は、自身の携帯情報端末に配信された新譜紹介記事データによって演奏開始となった新譜のカラオケ楽曲についての情報をカラオケ会場に行かなくても事前に得ることができる。しかも、携帯情報端末にて表示した新譜紹介記事から任意の新譜を指示するだけでその楽曲をカラオケ装置に演奏させることができる。カラオケ目次本に新譜を掲載する前に会員にのみ新譜紹介記事データを配信すれば、会員のみが新譜を演奏させることができ、非会員に対する優越感が得られる。会員には、この優越感を得たいという心理がカラオケ装置を積極的に利用する動機づけとなる。したがって、カラオケ装置の利用が促進される。
【0040】
カラオケ装置にて演奏された新譜については、楽曲IDと会員端末IDと演奏日時とを対応付けした演奏履歴が取られ、その履歴をホスト装置が集信して新譜演奏実績報告記事に作成して会員にフィードバックする。そのため、新譜演奏実績報告記事に会員による新譜の演奏順位などが記載できる。したがって、会員が先を競って新譜を演奏させようとカラオケ装置を利用することが期待される。
【0041】
カラオケ装置に歌唱採点手段を備えさせ、その手段による採点結果を演奏履歴データに含めれば、採点結果を加味した新譜演奏実績報告記事が作成でき、会員の競争心を掻き立て、さらにカラオケ装置の利用が促進される。また、確かに新譜を歌唱したことの証拠ともなり、新譜演奏実績報告記事の内容を公正なものとすることができる。
【0042】
カラオケ装置の内蔵時計を適宜な通信経路を介して取得した標準時刻に基づいて補正することで、演奏履歴データに記載される演奏日時の計測基準をカラオケ装置間で統一することができ、新譜演奏実績報告記事に演奏日時に基づいた順位を公正なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における情報サービス方法が適用されるネットワーク構成図を示している。
【図2】本実施例におけるデータ処理やデータ通信の流れを概略図として示している。
【図3】上記流れの過程で携帯電話機のディスプレイに表示される画面の概略図を時系列に従って(A)〜(C)に示している。
【図4】上記実施例において、カラオケ装置にて記録される演奏履歴データの概略構造図を示している。
【符号の説明】
20a ホスト装置
30 カラオケ装置
40 携帯情報端末
40a 携帯電話機
100 インターネット
200 移動体通信網
300 公衆電話回線網

Claims (6)

  1. ホスト装置と、それに通信回線網を介して結合される多数のカラオケ装置を備える通信カラオケシステムであって、
    カラオケ装置は、近距離無線データ通信手段を備え、演奏管理処理と、履歴送信処理を行い、
    近距離無線データ通信手段は、近辺の携帯電話機から発信された楽曲IDと会員端末IDを含むリクエスト信号を受信可能とし、
    演奏管理処理は、受信したリクエスト信号を演奏予約して順番に演奏させるとともに、リクエスト信号とその演奏日時とを対応付けした演奏履歴データを作成し、
    履歴送信処理は、演奏履歴データをホスト装置に送信し、
    ホスト装置は、電子メール送信手段と、会員データベースを備え、新譜紹介処理と、履歴集信処理と、実績報告処理を行い、
    電子メール送信手段は、携帯電話機に電子メールを送信可能であり、
    会員データベースには、会員の携帯電話機の電子メールアドレスが登録され、
    新譜紹介処理は、新譜楽曲のタイトル・アーティスト・楽曲IDを列記した電子メールを作成し、会員の電子メールアドレスに宛てて送信し、
    履歴集信処理は、各カラオケ装置と通信し、演奏履歴データを集信し、
    実績報告処理は、集信した演奏履歴データをその演奏日時の順にて編集した新譜演奏実績報告記事を作成し、会員の電子メールアドレスに宛てて送信する
    通信カラオケシステム。
  2. 新譜紹介処理をつぎの特定事項に置換した請求項1に記載の通信カラオケシステム。
    新譜紹介処理は、新譜楽曲のタイトル・アーティスト・楽曲IDを列記した新譜紹介Web記事を作成してWebサーバー手段に登録するとともに、新譜紹介Web記事にリンクした電子メールを作成し、会員の電子メールアドレスに宛てて送信する。
  3. 実績報告処理をつぎの特定事項に置換した請求項1または2に記載の通信カラオケシステム。
    実績報告処理は、集信した演奏履歴データに基づいて新譜演奏実績報告Web記事を作成してWebサーバー手段に登録するとともに、新譜演奏実績報告Web記事にリンクした電子メールを作成し、会員の電子メールアドレスに宛てて送信する。
  4. 電子メール送信手段と、会員データベースを備え、新譜紹介処理と、履歴集信処理と、実績報告処理を行い、通信回線網を介して多数のカラオケ装置に結合されるホスト装置であって、
    電子メール送信手段は、携帯電話機に電子メールを送信可能であり、
    会員データベースには、会員の携帯電話機の電子メールアドレスが登録され、
    新譜紹介処理は、新譜楽曲のタイトル・アーティスト・楽曲IDを列記した電子メールを作成し、会員の電子メールアドレスに宛てて送信し、
    履歴集信処理は、各カラオケ装置と通信し、演奏曲の楽曲IDと、演奏曲をリクエストした携帯電話機の会員端末IDと、演奏曲の演奏日時とを対応付けした演奏履歴データを集信し、
    実績報告処理は、集信した演奏履歴データをその演奏日時の順にて編集した新譜演奏実績報告記事を掲載した電子メールを作成し、会員の電子メールアドレスに宛てて送信する
    ホスト装置。
  5. 新譜紹介処理をつぎの特定事項に置換した請求項4に記載のホスト装置。
    新譜紹介処理は、新譜楽曲のタイトル・アーティスト・楽曲IDを列記した新譜紹介Web記事を作成してWebサーバー手段に登録するとともに、新譜紹介Web記事にリンクした電子メールを作成し、会員の電子メールアドレスに宛てて送信する。
  6. 実績報告処理をつぎの特定事項に置換した請求項4または5に記載のホスト装置。
    実績報告処理は、集信した演奏履歴データに基づいて新譜演奏実績報告Web記事を作成してWebサーバー手段に登録するとともに、新譜演奏実績報告Web記事にリンクした電子メールを作成し、会員の電子メールアドレスに宛てて送信する。
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