JP3576140B2 - スイッチング電源装置用制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置用制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチング電源装置用の制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装置に関し、さらに詳細には、スイッチング電源装置をデジタル制御する制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スイッチング電源装置として、いわゆるDC/DCコンバータが知られている。代表的なDC/DCコンバータは、スイッチング回路を用いて直流入力を一旦交流に変換し、出力回路を用いて再びこれを直流に変換する装置であり、これによって入力電圧とは異なる電圧を持った直流出力を得ることができる。
【0003】
このようなスイッチング電源装置においては、制御回路によって出力電圧が検出され、これに基づいてスイッチング回路によるスイッチング動作が制御される。これにより、スイッチング電源装置が駆動すべき負荷には安定した動作電圧が供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、スイッチング電源装置に用いる制御回路の一部若しくは全部をデジタル化する試みが数多くなされている。ここで、連続的な値を用いるアナログ制御とは異なり、離散的な値を用いるデジタル制御においては、最小制御単位がクロック信号の周波数(クロック周波数)に依存するため、より高精度な制御を行うためにはクロック周波数を高く設定する必要がある。
【0005】
しかしながら、クロック周波数の向上には限界がある一方で、消費電力はクロック周波数に比例して増大してしまう。このため、クロック周波数を高めることなく、より高精度な制御が可能なスイッチング電源装置用の制御回路が望まれている。
【0006】
したがって、本発明の目的は、クロック周波数を高めることなく、より高精度にスイッチング電源装置を制御可能なスイッチング電源装置用の制御回路及びこれを用いたスイッチング電源装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のかかる目的は、スイッチング電源装置の出力電圧に基づき、制御信号の周波数fcの1周期内において、それぞれ第1のパルス幅及び前記第1のパルス幅との差が、前記制御信号の1周期に相当する第2のパルス幅のいずれか一方のパルス幅を有する複数のスイッチング制御信号を生成して、前記スイッチング電源装置をデジタル制御するための制御回路であって、前記出力電圧をデジタル化し、前記出力電圧のデジタル値をスイッチング周波数fswと前記制御信号の周波数fcとの比(fsw/fc)で除算することによって得られた商に基づいて、前記第1のパルス幅を決定し、剰余に基づいて、前記制御信号の周波数fcの1周期内における前記第2のパルス幅を有する前記スイッチング制御信号の数を決定することを特徴とする制御回路によって達成される。
【0008】
本発明によれば、制御信号の周波数fcの1周期内において第2のパルス幅をもつスイッチング制御信号の出現回数を制御することにより等価的に出力電圧精度を高めているから、クロック周波数を高めることなく、より高精度にスイッチング電源装置を制御することが可能となる。
【0012】
本発明の好ましい実施態様においては、前記制御周波数の1周期を複数の副制御周期に分割し、前記各副制御周期において同じ内容を有する複数のスイッチング制御信号を生成するように構成されている。
【0013】
本発明のさらに好ましい実施態様によれば、第2のパルス幅をもつスイッチング制御信号の最大出現周期が短くなるので、スイッチング電源装置の出力電圧に周期の長いリップルが生じにくくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施態様について説明する前に、スイッチング電源装置をデジタル制御する場合に最小制御単位がクロック周波数に依存する様子について、参考例を用いて説明する。
【0016】
図1は、最小制御単位がクロック周波数に依存することを説明するためのスイッチング制御信号SWのタイミング図である。
【0017】
スイッチング電源装置をデジタル制御する場合、スイッチング電源装置の出力電圧Voは、制御回路によって生成されるスイッチング制御信号SWのパルス幅によって定められる。ここで、スイッチング制御信号SWの最小分解能Tonminは、式(1)に示すように、クロック信号(クロック周波数=fs)の1周期に一致する。
【0018】
【数1】
Figure 0003576140
したがって、1スイッチング周期Tswにおいてスイッチング制御信号SWが取りうるパルス幅の種類(Qcount)は式(2)に示すように制限され、これにより、出力電圧Voの最小制御幅△Voは、式(3)に示すように制限される。
【0019】
【数2】
Figure 0003576140
具体的な数値を挙げて説明すると、例えば、クロック信号の周波数fsが40MHzであり、スイッチング周期Tswが2.5μsec(スイッチング周波数fsw=400KHz)であり、入力電圧Vinが12Vであるとすれば、出力電圧Voの最小制御幅△Voは、0.12Vとなる。
【0020】
図1には示されていないが、スイッチング制御信号SWのパルス幅は、一般に、スイッチング周期Tswの数百倍の周期をもつ制御周期Tcごとに現在の出力電圧Voに応じて見直され、変更される。すなわち、各制御周期内においてスイッチング制御信号SWのパルス幅は一定に制御されるので、上記の例で言えば、出力電圧Voは、各制御周期ごとに0.12V単位で制御されることになる。したがって、CPU用のスイッチング電源装置のように出力電圧Voが例えば1Vと非常に低い場合、出力電圧精度(△Vo/Vo)は±12%となり、非常に精度が低くなってしまう。
【0021】
最小制御幅△Voを小さくすることによって出力電圧精度(△Vo/Vo)を高めるためには、式(3)から明らかなように、Qcountを大きくすることが有効である。しかしながら、Qcountを大きくするためには、式(1)及び式(2)から明らかなように、クロック信号の周波数fsを高める必要があり、これには種々の技術的な困難性を伴うばかりでなく、消費電力の増大を招いてしまう。
【0022】
このように、スイッチング電源装置をデジタル制御すると最小制御幅△Voがクロック周波数に依存するが、本発明は、実際の最小制御幅△Voを変更することなく、等価的に出力電圧精度を高めるものであり、以下、その好ましい実施態様について詳細に説明する。
【0023】
図2は、本発明の好ましい実施態様にかかるスイッチング電源装置の回路図である。
【0024】
図2に示すように、本実施態様にかかるスイッチング電源装置は、入力電源端子1に供給される入力電圧Vinを降圧して出力電圧Voを生成し、これを出力電源端子2に供給する装置であり、スイッチング回路部10と、出力回路部20と、制御回路部30とを備えて構成される。出力電源端子2には、CPU等の直流負荷3が接続される。以下に詳述するように、本実施態様にかかるスイッチング電源装置は、出力電圧Voが低いほど効果的であることから、CPUのように動作電圧の低い負荷を駆動するためのスイッチング電源装置として好適に用いることができる。
【0025】
スイッチング回路部10は、入力コンデンサ11と、スイッチ素子12及び13によって構成される。入力コンデンサ11は、入力電源端子1とグランドとの間に接続されており、入力電圧Vinを安定化させる役割を果たす。また、スイッチ素子12は、入力コンデンサ11と出力回路部20との間に接続されており、スイッチ素子13は、スイッチ素子12と出力回路部20の接続点とグランドとの間に接続されている。これらスイッチ素子12及び13は、制御回路部30による制御のもと所定のデッドタイムを介して交互にオン状態となる。
【0026】
出力回路部20は、出力リアクトル21と出力コンデンサ22によって構成される。出力リアクトル21は、スイッチング回路部10と出力電源端子2との間に接続されており、出力コンデンサ22は、出力電源端子2とグランドとの間に接続されている。
【0027】
制御回路部30は、コンパレータ31、36と、ラッチ回路32と、カウンタ33、35と、パルス幅制御回路34と、タイミング制御回路37と、ドライバ38とを備える。特に限定されるものではないが、制御回路部30を構成する各要素のうち、少なくともラッチ回路32、カウンタ33、35、パルス幅制御回路34、コンパレータ36、タイミング制御回路37については、アナログ信号を取り扱わず、また、大きなドライブ能力を必要としないことから、これらを1つの半導体チップ上に集積することが好ましい。
【0028】
タイミング制御回路37は、外部クロック信号CLK0を受け、これに基づいてタイミング信号CLK1、CLK2及びCLK3を生成する回路である。本実施態様においては、タイミング信号CLK1の周波数は基本クロック信号CLK0の周波数fsに一致し、タイミング信号CLK2の周波数はスイッチング周波数fswに一致し、タイミング信号CLK3の周波数は制御周波数fcに一致する。したがって、本明細書においては、タイミング信号CLK1の1周期(1/fs)をクロック周期(Ts)と呼ぶことがあり、タイミング信号CLK2の1周期(1/fsw)をスイッチング周期(Tsw)と呼ぶことがあり、タイミング信号CLK3の1周期(1/fc)を制御周期(Tc)と呼ぶことがある。
【0029】
タイミング信号CLK1は、制御回路部30内の基本クロックとして用いられる信号であり、スイッチング周波数fswよりも十分に高く設定する必要がある。また、スイッチング周期Tsw(=1/fsw)とはスイッチング回路部10に含まれるスイッチ素子12、13の動作周期である。また、制御周期Tc(=1/fc)とは、出力電圧Voに基づいて制御内容を見直し、変更する周期である。特に限定されるものではないが、
fs=100×fsw
fsw=300×fc
程度に設定することが好ましい。より具体的には、タイミング信号CLK1、CLK2及びCLK3の周波数を、それぞれ40MHz、400KHz及び1.33KHz程度に設定することが好ましい。この場合、クロック周期Ts、スイッチング周期Tsw及び制御周期Tcは、それぞれ25nsec、2.5μsec及び750μsecとなる。
【0030】
コンパレータ31は、反転入力端子(−)及び非反転入力端子(+)を有し、反転入力端子(−)には出力電圧Voの目標値である基準電圧Vrefが供給されており、非反転入力端子(+)は出力電源端子2に接続されることにより出力電圧Voが供給されている。したがって、コンパレータ31は、現在の出力電圧Voが目標値である基準電圧Vrefよりも高くなるとその出力信号S1をハイレベル(1)とし、逆に、現在の出力電圧Voが目標値である基準電圧Vrefよりも低くなるとその出力をローレベル(0)とする。
【0031】
ラッチ回路32は、いわゆるデータラッチ型(D型)のラッチ回路であり、データ入力端子(D)、クロック入力端子(C)及びデータ出力端子(Q)を備えている。データ入力端子(D)にはコンパレータ31からの出力信号S1が供給され、クロック入力端子(C)にはタイミング制御回路37により生成されるタイミング信号CLK1が供給されている。ラッチ回路32の動作は、通常のデータラッチ型のラッチ回路と同様であり、クロック入力端子(C)に供給されるタイミング信号CLK1が活性化したタイミングにおいてデータ入力端子(D)に供給される出力信号S1の論理レベルをラッチし、データ出力端子(Q)より出力する出力信号S2を当該論理レベルとする。
【0032】
カウンタ33は、カウント端子(COUNT)、クロック入力端子(C)、リセット端子(R)及びデータ出力端子(Q)を備えており、カウント端子(COUNT)にはラッチ回路32からの出力信号S2が供給され、クロック入力端子(C)及びリセット端子(R)には、タイミング制御回路37により生成されるタイミング信号CLK1及びCLK3がそれぞれ供給されている。カウンタ33は、クロック入力端子(C)に供給されるタイミング信号CLK1が活性化したタイミングにおいてカウント端子(COUNT)に供給される出力信号S2の論理レベルがハイレベルであればカウントアップ、すなわち内部レジスタ(図示せず)のインクリメントを行い、そのカウント値を出力信号S3としてデータ出力端子(Q)より出力する。また、カウンタ33は、リセット端子(R)供給されるタイミング信号CLK3が活性化すると、カウント値をゼロにリセットする。
【0033】
したがって、上述のように、CLK1及びCLK3の周波数がそれぞれ40MHz及び1.33KHzであるとすれば、出力信号S3(カウント値)は0〜30000の値をとることになる。
【0034】
図3は、パルス幅制御回路34の回路図である。
【0035】
図3に示すように、パルス幅制御回路34は、除算器41と、商レジスタ42と、剰余レジスタ43と、補助レジスタ44と、マルチプレクサ45と、調整回路46とを備える。
【0036】
除算器41は、カウンタ33からの出力信号S3(カウント値)を受け、タイミング信号CLK3が活性化したタイミングにおいてこれをスイッチング周波数fswと制御周波数fcとの比(fsw/fc)で除算する回路であり、得られた商は商レジスタ42に格納され、剰余は剰余レジスタ43に格納される。
【0037】
したがって、上述のように、CLK1、CLK2及びCLK3の周波数がそれぞれ40MHz、400KHz及び1.33KHzであるとすれば、除算器41は出力信号S3(カウント値)を300で除算することになり、その商は0〜100の値をとり、剰余は0〜299の値をとることになる。
【0038】
補助レジスタ44は、商レジスタ42に格納されている値に「1」を加算した値が格納されるレジスタである。
【0039】
マルチプレクサ45は、選択信号SELに基づいて、商レジスタ42に格納されている値及び補助レジスタ44に格納されている値のいずれか一方を選択する回路であり、選択された値は出力信号S4としてコンパレータ36に供給される。本実施態様においては、選択信号SELの論理レベルが「0」であれば商レジスタ42に格納されている値が選択され、選択信号SELの論理レベルが「1」であれば補助レジスタ44に格納されている値が選択される。
【0040】
調整回路46は、剰余レジスタ43に格納された値に基づいて、選択信号SELを生成する回路であり、その動作の詳細は次の通りである。
【0041】
図3に示すように、調整回路46にはタイミング制御回路37により生成されるタイミング信号CLK2及びCLK3が供給されており、調整回路46は、タイミング信号CLK3が活性化する度に、剰余レジスタ43に格納された値を参照し、その値並びにタイミング信号CLK2に基づいて、当該制御周期内の各スイッチング周期における選択信号SELの論理レベルを決定すす。具体的には、参照された剰余レジスタ43内の値をmとすれば、当該制御期間内において、合計mスイッチング周期分の期間は選択信号SELの論理レベルを「1」とし、その他の期間は選択信号SELの論理レベルを「0」とする。
【0042】
上述のとおり、剰余レジスタ43には、出力信号S3(カウント値)をスイッチング周波数fswと制御周波数fcとの比(fsw/fc)で除算した剰余が格納されるので、かかる剰余が最大値((fsw/fc)−1)である場合には、当該制御周期内の1スイッチング周期においてのみ選択信号SELの論理レベルが「0」となり、その他の期間((fsw/fc)−2)×Tsw)においては選択信号SELの論理レベルは常に「1」となる。一方、かかる剰余が「0」である場合には、当該制御周期内の全てのスイッチング周期において選択信号SELの論理レベルが「0」となる。
【0043】
また、選択信号SELの論理レベルを「1」とする期間は、当該制御周期内においてできる限り分散させることが好ましい。例えば、剰余レジスタ43に格納されている値がfsw/2fc(上述した例では150となる)である場合には、1スイッチング周期ごとに選択信号SELの論理レベルを交互に「0」又は「1」とすればよい。同様に、剰余レジスタ43に格納されている値がfsw/3fc(上述した例では100となる)である場合には、2スイッチング周期おきに選択信号SELの論理レベルを「1」とし、他の期間は選択信号SELの論理レベルを「0」とすればよい。さらに同様に、剰余レジスタ43に格納されている値が2fsw/3fc(上述した例では200となる)である場合には、2スイッチング周期おきに選択信号SELの論理レベルを「0」とし、他の期間は選択信号SELの論理レベルを「1」とすればよい。
【0044】
図2に戻って、カウンタ35は、クロック入力端子(C)、リセット端子(R)及びデータ出力端子(Q)を備えており、クロック入力端子(C)及びリセット端子(R)には、タイミング制御回路37により生成されるタイミング信号CLK1及びCLK2がそれぞれ供給されている。カウンタ35は、クロック入力端子(C)に供給されるタイミング信号CLK1が活性化する度に、内部レジスタ(図示せず)のインクリメントを行い、そのカウント値を出力信号S5としてデータ出力端子(Q)より出力する。また、カウンタ35は、リセット端子(R)供給されるタイミング信号CLK2が活性化すると、カウント値をゼロにリセットする。
【0045】
したがって、上述のように、CLK1及びCLK2の周波数がそれぞれ40MHz及び400KHzであるとすれば、出力信号S5(カウント値)は0〜100の値をとることになる。
【0046】
コンパレータ36は、反転入力端子(−)及び非反転入力端子(+)を有し、反転入力端子(−)にはカウンタ35より供給される出力信号S5(カウント値)が供給され、非反転入力端子(+)にはパルス幅制御回路34より供給される出力信号S4(カウント値)が供給されている。したがって、コンパレータ36は、出力信号S4が示す値の方が出力信号S5が示す値以上である場合にはその出力であるスイッチング制御信号SWをハイレベル(1)とし、逆に、出力信号S4が示す値の方が出力信号S5が示す値よりも小さい場合にはその出力であるスイッチング制御信号SWをローレベル(0)とする。
【0047】
図4は、コンパレータ36による比較の様子を模式的に示すタイミング図である。図4では、コンパレータ36による比較の様子をアナログ的に示しているが、コンパレータ36はデジタル信号である出力信号S4と出力信号S5を比較するデジタル回路であり、実際にはデジタル的にこれらの比較が行われる。
【0048】
上述のとおり、カウンタ35のカウント値である出力信号S5は、タイミング信号CLK1に応答してその値が段階的に増大するとともに、タイミング信号CLK2に応答してリセットされることから、出力信号S5の値の変化をアナログ的に示すと、図4に示すようにのこぎり波形となる。また、パルス幅制御回路34の出力である出力信号S4は、商レジスタ42に格納されている値及び補助レジスタ44に格納されている値(商+1)のいずれか一方であり、これが出力信号S5の値以上となる期間によってスイッチング制御信号SWのパルス幅が定められることから、スイッチング制御信号SWのパルス幅は、商レジスタ42に格納されている値により定められる幅(第1のパルス幅)及び補助レジスタ44に格納されている値(商+1)により定められる幅(第2のパルス幅)のいずれかとなる。
【0049】
ここで、第1のパルス幅と第2のパルス幅との差は、クロック信号CLK1の周波数fsにより規定される最小制御幅であり、クロック周期Tsに一致する。また、第2のパルス幅をもつスイッチング制御信号SWの出現回数は、剰余レジスタ43に格納された値と一致する。
【0050】
そして、ドライバ38は、スイッチング制御信号SWがハイレベルとなっている期間においてスイッチ素子12をオンさせるとともに、スイッチング制御信号SWがローレベルとなっている期間においてスイッチ素子13をオンさせる。但し、これらスイッチ素子12、13が同時にオンしないよう、所定のデッドタイムが挿入される。
【0051】
これにより、スイッチング回路部10は、制御回路部30による制御のもと、出力電圧Voが基準電圧Vrefに一致するようにスイッチング動作を行う。この場合、1制御周期におけるスイッチング制御信号SWのパルス幅は固定ではなく、剰余レジスタ43に格納された値に基づいて最小制御幅の変更が加えられることから、等価的に出力電圧精度が高められる。
【0052】
具体的には、1制御周期において第2のパルス幅をもつスイッチング制御信号SWが出現する回数は、0〜(fsw/fc)−1であるから、1制御周期における出力電圧Voの最小制御幅△Vo’は、次式によって表すことができる。
【0053】
【数3】
Figure 0003576140
したがって、上述のように、CLK1、CLK2及びCLK3の周波数がそれぞれ40MHz、400KHz及び1.33KHzであり、入力電圧Vinが12Vであるとすれば、1制御周期における出力電圧Voの最小制御幅△Vo’は0.0004Vとなり、非常に高い精度を得ることが可能となる。
【0054】
この場合、1スイッチング周期における出力電圧Voの最小制御幅△Voはあくまでタイミング信号CLK1の周波数に依存し、上記の例では0.12Vとなる。しかしながら、一般的なスイッチング電源装置においては、各制御周期内においてスイッチング制御信号SWのパルス幅は一定に制御されることから、1スイッチング周期における出力電圧Voの最小制御幅△Voは、そのまま1制御周期における出力電圧Voの最小制御幅△Vo’に相当する。一方、スイッチング電源装置の実際の制御においては、主に、1制御周期における出力電圧Voの最小制御幅△Vo’によって実際の出力電圧精度が決まることから、本実施態様にかかるスイッチング電源装置においては、非常に高い出力電圧を得ることができる。
【0055】
以上説明したように、本実施態様では、デジタル制御されるスイッチング電源装置において、1制御周期内においてスイッチング制御信号SWのパルス幅を微調整していることから、クロック周波数を高めることなく、非常に高い出力電圧精度を得ることが可能となる。したがって、CPUのように動作電圧が低い直流負荷3を駆動するためのスイッチング電源装置として特に好適である。
【0056】
図5は、本発明の好ましい他の実施態様にかかるスイッチング電源装置の回路図である。
【0057】
図5に示すように、本実施態様にかかるスイッチング電源装置は、図1に示した制御回路部30内のコンパレータ31、ラッチ回路32及びカウンタ33が削除されて代わりにA/Dコンバータ51及びローパスフィルタ52が備えられ、さらに、タイミング制御回路37がタイミング信号CLK4を生成している点において、図1に示したスイッチング電源装置と相違している。その他の点については図1に示したスイッチング電源装置と同一であるので、重複する説明は省略する。
【0058】
A/Dコンバータ51は、出力電源端子2に接続されることにより出力電圧Voが供給され、タイミング信号CLK4が活性化する度に、出力電圧Voをデジタル値に変換する。ここで、タイミング信号CLK4の周波数としては、少なくとも制御周波数fcよりも高い必要があり、制御周波数fcの数十倍から数百倍に設定することが好ましく、スイッチング周波数fswよりも高く設定することが特に好ましい。また、ローパスフィルタ52は、A/Dコンバータ51より供給されるデジタル値を平均化する回路である。図5に示すように、ローパスフィルタ52により平均化されたデジタル値は、出力信号S3として用いられ、図1に示したスイッチング電源装置と同様、パルス幅制御回路34に供給される。
【0059】
このような構成からなるスイッチング電源装置によれば、タイミング信号CLK4の周波数をある程度高く設定することによって、出力電圧Voのより正確な監視を行うことができる。
【0060】
本発明は、以上の実施態様に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【0061】
例えば、1スイッチング周期TswのN倍(Nは、fsw/fcの整数分の1)の周期を副制御周期Tcsubと定義することにより、1制御周期Tc内に複数の副制御周期Tcsubを設け、各副制御周期Tcsubおいて同じ内容のスイッチング制御信号SWのパルス幅制御を繰り返し行っても構わない。この場合も、出力電圧Voの監視結果に基づき、1副制御周期Tcsub内に含まれるN個のスイッチング制御信号SWのそれぞれが第1のパルス幅または第2のパルス幅に制御される。このような方法によれば、上記実施態様にかかるスイッチング電源装置ほど高い出力電圧精度は得られないものの、第2のパルス幅をもつスイッチング制御信号SWの最大出現周期が短くなるので、出力回路部20を構成する出力リアクトル21及び出力コンデンサ22によるフィルタリングが容易になると言う利点を有している。
【0062】
具体的には、図3に示した調整回路46によって、剰余レジスタ43に格納されている値をさらにfsw/(fc×N)で除算し、得られた商並びにタイミング信号CLK2に基づき、当該副制御周期内の各スイッチング周期における選択信号SELの論理レベルを決定すればよい。具体的には、得られた商をm’とすれば、当該副制御期間内において、合計m’スイッチング周期分の期間は選択信号SELの論理レベルを「1」とし、その他の期間は選択信号SELの論理レベルを「0」とし、このような処理を当該制御期間内の全ての副制御周期において行えばよい。
【0063】
また、上記各実施態様にかかるスイッチング電源装置においては、スイッチング回路部10としていわゆるバックコンバータを用いているが、本発明はこれに限定されることなく、他のスイッチング回路を用いたスイッチング電源装置に適用することも可能である。
【0064】
さらに、上記各実施態様にかかるスイッチング電源装置においては、スイッチング回路部10と出力回路部20とが絶縁されていないが、本発明はこれに限定されることなく、トランスを用いて絶縁したタイプのスイッチング電源装置に適用することも可能である。
【0065】
また、図1に示したスイッチング電源装置においては、タイミング信号CLK直流負荷3に応答してカウンタ33のカウント値をリセットしているが、これを直ちにリセットすることなく複数の制御周期に関わるカウント値を保存し、その移動平均値を出力信号S3として用いても構わない。
【0066】
さらに、上記各実施態様にかかるスイッチング電源装置においては、除算器41を用いて出力信号S3を除算しているが、単に、出力信号S3の上位数ビットを商レジスタ42に格納し、残りの下位数ビットを剰余レジスタ43に格納しても構わない。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、クロック周波数を高めることなく、簡単な方法によって高い出力電圧精度を得ることが可能となる。したがって、本発明は、CPUのように動作電圧が低い負荷を駆動するためのスイッチング電源装置への適用が特に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】最小制御単位がクロック周波数に依存することを説明するためのスイッチング制御信号SWのタイミング図である。
【図2】本発明の好ましい実施態様にかかるスイッチング電源装置の回路図である。
【図3】パルス幅制御回路34の回路図である。
【図4】コンパレータ36による比較の様子を模式的に示すタイミング図である。
【図5】本発明の好ましい他の実施態様にかかるスイッチング電源装置の回路図である。
【符号の説明】
1 入力電源端子
2 出力電源端子
3 直流負荷
10 スイッチング回路部
11 入力コンデンサ
12,13 スイッチ素子
20 出力回路部
21 出力リアクトル
22 出力コンデンサ
30 制御回路部
31,36 コンパレータ
32 ラッチ回路
33,35 カウンタ
34 パルス幅制御回路
37 タイミング制御回路
38 ドライバ
41 除算器
42 商レジスタ
43 剰余レジスタ
44 補助レジスタ
45 マルチプレクサ
46 調整回路
51 A/Dコンバータ
52 ローパスフィルタ

Claims (2)

  1. スイッチング電源装置の出力電圧に基づき、制御信号の周波数fcの1周期内において、それぞれ第1のパルス幅及び前記第1のパルス幅との差が、前記制御信号の1周期に相当する第2のパルス幅のいずれか一方のパルス幅を有する複数のスイッチング制御信号を生成して、前記スイッチング電源装置をデジタル制御するための制御回路であって、前記出力電圧をデジタル化し、前記出力電圧のデジタル値をスイッチング周波数fswと前記制御信号の周波数fcとの比(fsw/fc)で除算することによって得られた商に基づいて、前記第1のパルス幅を決定し、剰余に基づいて、前記制御信号の周波数fcの1周期内における前記第2のパルス幅を有する前記スイッチング制御信号の数を決定することを特徴とする制御回路。
  2. 前記制御信号の周波数fcの1周期を複数の副制御周期に分割し、前記各副制御周期において同じ内容を有する複数のスイッチング制御信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
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