JP3575684B2 - 立体遊び用学習具 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、幼児や子供達の頭脳発育と共に学習効果増進のために用いられる立体遊び用学習具に関し、特に、学習内容を不織布紙で事実感と立体感を与えるように構成して、子供達の視覚・聴覚および触覚を同時に刺激する相互作用と共に、学習興味を誘発して高い学習力を得られるようにした立体遊び用学習具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、幼児或いは子供達の興味を誘発して頭脳発育や学習能力を高めることができるようにした学習具が出現しているのは周知のことである。
【0003】
しかし、子供達の文字・数字および絵等に対する学習効果を高めるに用いられる既存の教材は、大部分これら内容が表示された本やまたはカード形態で成っている。このような構成の学習教材は、子供達が文字・数字および各種の絵等に対する学習をするにあたって、2次元的平面に表示された文字・数字および絵等を単に視覚に頼ってのみこれら内容を学習または教習している実情であるため、子供達が学習に大した興味を持たなくなる弊害がある。参考までに子供達の学習に対する研究結果を見れば、手で直接的に動かすことができるようにして立体感があるように構成した立体物を利用することにより、大きな学習効果を得られると発表されている。
【0004】
また、既存の学習教材、即ち、本やカードは容易に破損するのを防止する目的で、大部分が厚い紙で製作されているため、子供達が悪戯で本やカードを投げる場合、その本の角部分が、身体の一部の頭や目等に当たって子供達の生命に危険を与える程度に傷けるおそれがあり、また、長く使用したり或いは湿気や水等に接触する場合には紙の材質によっては容易に破損して寿命が短くなる不都合もある。また、汚れてもこれをきれいに洗浄することができない問題もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、前記諸欠点を解消し、童話や既存の物語の内容に現れるいろいろな事物や動植物を実物のような立体物で構成して、子供達が立体物を実際に移動させながらその内容展開を解るようにしたことにより、視聴覚および触覚の活用による均等な頭脳発育と、また、視聴覚および触覚を同時に刺激することによる事物の認知力および記憶力の向上と、実物のような立体形象による好奇心を誘発させて学習効果を増大させる立体遊び用学習具を提供することにある。
【0006】
また、本発明の別の目的は、学習具全体を相互接着特性を発揮する軽いフェルト紙で形成して、身体に損傷を与えない安全性、湿気や水で容易に崩れたりり破損されることなく長く使用できるようにした耐久性、汚れても容易に洗浄できる洗浄性および重量が軽い軽量性を有する学習具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明の立体遊び用学習具は、請求項1の発明に係る子供達の学習力と知能発育のための文字・数字・事物および動植物・昆虫等の表示部を有する学習具において、任意の形象を成すように切断された不織布板紙を二つ以上縫合して成る基板、該基板の一側縁部のみを除く残りの縁部から垂直に立設して相互連結し、前記基板と同じ不織布板紙から動植物・昆虫等の形象を成すように裁断された形象物を二重に裁縫した後、内部には繊維を縫入して立体感を有するようにした壁板から折り畳みと展開を可能に形成した本体;前記壁板の形象物と調和を成す形象物で形成し、前記本体と同じ不織布板紙から裁断された動植物・昆虫等の形象物を二重以上に縫裁した後、内部に繊維を縫入して立体感を有するようにした立体部、該立体部の下部に水平状態を成すように縫合して該立体部を基板上から直立するように支持する該立体部と同じ不織布板紙で形成した支え部から成る多数個の立体物を含むことを特徴とする。
【0008】
また、請求項2記載の通り、前記学習具は、本体と同じ不織布板紙で形成した文字・数字・事物・動植物および昆虫等の形象やこれらを表示して成る学習物を備えて、前記壁板や基板等に着脱できるようになっている。
【0009】
また、請求項3記載の通り、前記本体の壁板には前記学習物を掛けて置くことができるようにした掛止手段を備えるのが望ましく、該掛止手段は前記壁板に外部へ開口するように形成した多数個の孔を備え、該各孔に外部へ露出する状態で挿し込まれて、前記学習物を掛けて置くことができるようにした掛止部を形成する掛止片と、前記学習物に形成した掛止孔を含む。
【0010】
また、請求項4記載の通り、前記掛止片は前記本体と同じ不織布板紙で形成し、前記壁板の内側に離脱可能に挿し込まれる長方形の胴体部;前記壁板の穴から外部へ突出するように位置し、前記学習物を掛止するための掛止部を形成する前記胴体部のいずれ一側で狭い幅を成し長く形成された頭部;前記胴体部と離隔した位置から前記頭部の両側に突出するように形成して、前記頭部が孔の内部に没入しなく前記孔に掛止されるようにした係止顎部から構成するのが望ましい。
【0011】
また、請求項5記載の通り、前記立体物の支え部底面には、立体物がどのようなものであるのかを知らせてやるための表示部を形成するのが望ましい。
【0012】
また、請求項6記載の通り、前記本体の基板は、折り畳みを容易にするために少なくとも二つの分割体に形成するのが望ましい。
【0013】
また、請求項7記載の通り、前記不織布板紙は、相互接着特性を有するフェルト紙で構成するのが望ましい。
【0014】
上記の如き構成の本発明は、子供達が立体物を実際に移動させながらその内容展開を分かるようにしたことにより、視聴覚および触覚の活用による均衡的な頭脳発育の効果があり、視聴覚および触覚の活用による相互作用に基づく発達により事物の認知力および記憶力を向上させる効果があり、実物のような立体形象により好奇心を誘発して高い学習効果を得るようになる利点がある。
また、学習具をフェルト紙で製作することにより、安全性、湿気や水に容易に崩れたり破損したりすることなく長い間使用できる耐久性および汚れても容易に洗浄して再使用することができる効果がある。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照しながら本発明による立体遊び用学習具のより望ましい実施例を詳細に説明する。
図1は本発明による立体遊び用学習具の一実施例を示した斜視図であり、図2は図1を外側から見て示した斜視図である。
【0016】
図示の通り、本発明による立体遊び用学習具は、子供達の学習力と知能発育のための文字・数字・事物および動植物・昆虫等を立体的に形成した学習具本体100を備えている。前記学習具本体100は、全体が接着特性を有する不織布の一種から成るフェルト紙で形成した基板110と、壁板120a,120bで構成されている。
【0017】
先ず、前記基板110は、任意の形象を成すように切断された二つの不織布板紙112a,112bを相互当て合わせた後、ミシンにより縫合したもので、本発明では保管時に折り畳みを容易にするために二つの分割体に形成したが、一つの一体化された基板110で構成しても構わない。また、前記基板110は、1枚の不織布板紙112a或いは112bで形成しても構わないが、所定の強度を保つためには少なくとも二重に形成するのが望ましい。また、本発明の実施例による図面では前記基板110を扇形のものを一例として示したが、基板110の形状は図示の形状以外の他の形状、即ち、長方形、円形等に変形実施しても構わない。
【0018】
前記基板110の一側縁部のみを除く残りの縁部には、前記基板110のように所定の強度を保つために少なくとも2枚の不織布板紙122a,122bを縫合して作った前記壁板120a,120bが垂直に立設されて相互連結されている。一方の壁板120aは、前記基板110とは異に子供達が好感を持つ家などの事物・動植物・昆虫の形象を成すように裁断された不織布板紙122a,122bの間に繊維のような充填材(これについては図3を参照しながら詳細に説明する)を縫入した後、裁縫して立体感を有するようにした。前記で基板110と壁板120a、該壁板120aと壁板120bとの連結は直接裁縫して連結することもできるが、作業の便利のために別途の不織布連結板紙130による裁縫で連結するのが望ましい。
【0019】
前記学習具本体100の基板110には前記壁板120に示した形状と調和を成す形状物で形成した多数個の立体物140が直立状態で位置している。前記立体物140は子供達が前記基板110上で任意の位置へ自由に移動させながら位置させることができるが、この際、子供達は前記壁板120の形状と似合う立体物140を自分自身で選択して位置させるようになるため、事物の認知力と記憶力が向上する学習効果を得ることができるようになる。前記立体物140は、前記基板110のように接着特性を有する不織布板紙で形成することにより、前記立体物140を前記基板110に立てて置くと、相互付着特性を発揮して容易に倒れたり離脱することがなく堅実に立設された状態を保つようになる。更に、前記立体物140は、前記本体100と同じ不織布板紙で形成するが、特に、事物・動植物・昆虫等の形象物を成すように裁断された2枚の不織布板紙142a,142bの内部に充填材(これについては図5を参照して詳細に説明する)で繊維を縫入した後に縫裁することにより、立体感を有するようにした立体部144によって子供達が柔らな触感を感じるようにすると共に一層事実的な立体感を感じるようにする。このように形成された前記立体部144は、その下部に水平状態を成すように裁縫される支え部146により前記基板110上に直立するように支持する支え役割をする。前記支え部146もまた不織布板紙で成り、前記立体部144を安定的に直立させるために所定広さに裁断して前記立体部144の板紙142a,142bと一体に縫着する。前記立体部144は、表現された形象のみ異なるだけで構造は全て同一である。
【0020】
前記学習具本体100の壁板120には、前記壁板と同じ材質でカード形状に形成された学習物210,220が備えられて、子供達が文字や数字・動植物の形状やその外の他の事物を認識するに大きな学習効果を得られるようにする。 先ず、前記第1学習物210は、前記本体100と同じ不織布板紙から文字・数字・事物・動植物および昆虫等の形象のうちいずれ一つの形象を成すように切断したものであるが、本実施例では国文と英文字を形成したものを一例に挙げて示した。
また、第2学習物220は、前記第1学習物210とは異に所定の形象、即ち、円形に切断した不織布上に文字・数字・事物・動植物および昆虫等の形象のうち、いずれ一つの形象とその形象に対する名前を表示したものであるが、前記第2学習物220の形象表示は任意に変形実施が可能であり、できるだけ子供達の好奇心をそそることができる形象や、前記学習具本体100の壁板120の形象および立体物140の形象と関連するもので形成するのが望ましい。前記学習物210,220は、前記学習具100と同じ材質、即ち、マジックテープの特性と同じ不織布から成っているため、前記学習具本体100の壁板120に対し自由に着脱しながら学習をすることができる。これは子供達が手と目を同時に用いて感覚を相互に同時刺激して事物の認知力と記憶力を向上させるのみならず、頭脳を均衡に発達させるようになっている。
【0021】
前記学習物210,220を壁板120に直接的に着脱しながら学習する方法を説明したが、前記第2学習物220に表示された通り、別途の掛止孔220を形成して前記壁板120に既に設けられた掛止手段である掛止片300に掛ける方法を利用しながら学習をするようにすることができる。このような学習方法は、子供達が学習物220を掛止片300に掛ける間に集中力を育てる学習効果と共に、事物に対する記憶力を育てる学習効果を得ることができるようにする。
前記掛止片300は、前記壁板120と同じ材質で形成し、その壁板120に外部へ開口する孔124のそれぞれに一部が突出する状態で挿脱自在に嵌めることにより、前記第2学習物220を掛止孔222に容易に掛けることができるようにする掛止部を提供する。前記掛止片300は、図4に示した通り、前記学習具本体100と同じ不織布板紙で形成し、前記壁板120の孔124にその壁板120の内部に挿し込まれる長方形の胴体部310を備えている。該胴体部310の形状は図示の長方形の外にどのような形状にしても構わない。前記胴体部310のいずれ一側、即ち、図面から見て上端からは掛止部を形成する頭部320が狭い幅を成し長く形成されているが、前記頭部320は前記壁板120の孔124から外部に突出するように位置して、前記第2学習物220を掛け止めるための掛止部を形成する。前記頭部320の幅を狭くしながら先端部を尖るように形成した理由は、前記第2学習物220の掛止孔222を前記頭部320に容易に嵌められるようにするためである。前記胴体部310と離隔された位置には前記頭部320の両側に突出するように形成された係止顎部340が設けられているが、該係止顎部340は前記掛止片300を前記胴体部310側が前記壁板120の孔124の内部に入るようにして、嵌めるときに前記頭部320が孔124の内部に没入されなく掛かるようにする役割をすることにより、前記頭部320が壁板120の外部に突出するようにして、学習物220を掛けることができる掛止部を提供する。前記掛止片300は、所定の強度を有する不織布板紙で形成するため、前記学習物220を掛けても折り曲げられることはない。
【0022】
前記で学習具本体100に形成された壁板120、立体物200、そして学習物210,220の形状や模様は、任意に変形実施が可能であるが、できるだけ子供達に好奇心と興味をそそることができる物語や童話等の内容を形成化するのが望ましい。
図3は図2の1‐1線方向に沿った拡大切断図である。
この図面を参照して学習具本体100の壁板120を立体感があるようにした構成について説明する。前記壁板120は、少なくとも2枚の不織布板紙122a,122bの間にクッション力のある繊維等の充填材150を介して相互縫合したことにより、立体感があるようにするが、該充顛材150の量によって前記壁板120の立体感、即ち、厚さを適宜に調節することができる。前記壁板120のように二重の不織布板紙112a,112bから成る基板110は、連結板紙130による裁縫により一体に連結される。また、前記壁板120に設けられた孔124は、掛止片300を前記壁板120の内部に挿し込むことができるようにし、前記掛止片300が前記壁板120の内部に挿入固定させた状態で保持されるようにする。
【0023】
図5(A)は図1に示した立体物を底面部が見えるようにして拡大図示した斜視図であり、図5(B)は図5(A)の2‐2線方向に沿った切断図である。
立体物140もまた少なくとも2枚の不織布板紙142a,142bの間に綿や化学繊維のような充填材145を入れて縫合することにより、前記立体物140には立体感がある立体部144を形成しているが、前記立体物140における前記立体部144の厚さは、前記充填材145の充填量に従って任意に調節が可能である。また、前記充填材145の量は、前記立体物140の均衡保持のために前記不織布板紙142a,142bの裁縫線147を越えないように充填するのが望ましい。前記立体物140に前記立体部144を形成する理由は、子供達が手で触るときに柔らな感触を感じるようにするためである。前記立体物140の支え部146は、別途に形成した不織布板紙を前記立体部144を形成する不織布板紙142a,142bの一部のように二重に積層された状態で一体に縫合するため、前記立体部144を支持することができる強度を保持できるようになる。また、前記の通り形成された前記立体物140の支え部146の底面は、前記立体物140の名前や特性を表示するための表示部148として活用して子供達に学習効果を与えることができる。
【0024】
図6は本発明による立体遊び用学習具の折り畳む状態を示した斜視図である。図示は、学習具本体100を用いないとき、保管上の便利のために前記学習具本体100を板形状になるように折り畳む場合を示したものであるが、前記学習具本体100を分割体から成るそれぞれの基板110を連結板紙130を通じて矢印a方向に折り畳み前記壁板120側に畳まれるようにし、次いで、前記基板110が隣接した壁板120を連結板紙130を通じて矢印b方向に畳まれると、前記学習具本体100は平らになるように畳むことができる。この際、立体物140や学習物210,220は畳まれた前記学習100具本体の内部に入れて一緒に保管すればよい。
【0025】
図7は本発明による立体遊び用学習具のまた別の実施例を示した斜視図であり、図8は図7の3‐3線方向に沿った拡大切断面図である。
本実施例による学習具本体400は、基板410や壁板420を‘子豚3兄弟’との童話内容を基にして作ったことのみが前記実施例と異なるだけで、その外の構成と作用は前記一実施例と同一であるため、別途の具体的な説明は省略する。
本実施例において、図面符号412a,412bは前記基板410を形成する二つの不織布板紙を、422a,422bは前記壁板420を形成する二つの不織布板紙をそれぞれ表示したもので、その内部には立体感があるようにする充填材450を充填した後に一体に縫合する。図面符号430は前記基板410と壁板420、壁板420と壁板420を連結する連結板紙をそれぞれ表示したものである。
【0026】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、童話等に出現するいろいろな事物や動植物を実物のような立体物で構成して、子供達が立体物を自ら移動させながらその内容展開を分かるようにしたことにより、視聴覚および触覚の活用による均衡的な頭脳発育効果と、また,視聴覚および触覚の活用による協応力の育成にによって事物の認知力および記憶力を向上させる効果と、実物のような立体形状による好奇心誘発によって高い学習効果を得るようになる利点等がある。また、学習具全体を相互接着特性を発揮する軽いフェルト紙で製作することにより、子供達の身体に損傷を与えない安全性と、湿気や水に容易に崩れたり破損されることがなく長い間使用できる耐久性効果と、汚れても容易に洗浄して再使用できる効果と、重量が軽い軽量性を有するようにした効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による立体遊び用学習具の一実施例を示した斜視図である。
【図2】図1を外側から見て示した斜視図である。
【図3】図2の1‐1線方向に沿った拡大切断面図である。
【図4】図1のA部位だけを分離して拡大図示した斜視図である。
【図5】図5(A)は図1の立体物を底面部が見えるようにして拡大図示した斜視図、図5(B)は図5(A)の2‐2線に沿った切断面図である。
【図6】本発明による立体遊び用学習具の折り畳んだ状態を示した斜視図である。
【図7】本発明による立体遊び用学習具のまた別の実施例を示した斜視図である。
【図8】図7の3‐3線方向に沿った拡大切断面図である。
【符号の説明】
100:学習具本体
110:基板
112a,112b,122a,122b,142a,142b:不織布板紙
120:壁板
140:立体物
144:立体部
145,150:充填材
146:支え部
148:表示部
210,220:学習物
222:掛止孔
300:掛止片
310:胴体部
320:頭部
340:係止顎部
【発明の属する技術分野】
本発明は、幼児や子供達の頭脳発育と共に学習効果増進のために用いられる立体遊び用学習具に関し、特に、学習内容を不織布紙で事実感と立体感を与えるように構成して、子供達の視覚・聴覚および触覚を同時に刺激する相互作用と共に、学習興味を誘発して高い学習力を得られるようにした立体遊び用学習具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、幼児或いは子供達の興味を誘発して頭脳発育や学習能力を高めることができるようにした学習具が出現しているのは周知のことである。
【0003】
しかし、子供達の文字・数字および絵等に対する学習効果を高めるに用いられる既存の教材は、大部分これら内容が表示された本やまたはカード形態で成っている。このような構成の学習教材は、子供達が文字・数字および各種の絵等に対する学習をするにあたって、2次元的平面に表示された文字・数字および絵等を単に視覚に頼ってのみこれら内容を学習または教習している実情であるため、子供達が学習に大した興味を持たなくなる弊害がある。参考までに子供達の学習に対する研究結果を見れば、手で直接的に動かすことができるようにして立体感があるように構成した立体物を利用することにより、大きな学習効果を得られると発表されている。
【0004】
また、既存の学習教材、即ち、本やカードは容易に破損するのを防止する目的で、大部分が厚い紙で製作されているため、子供達が悪戯で本やカードを投げる場合、その本の角部分が、身体の一部の頭や目等に当たって子供達の生命に危険を与える程度に傷けるおそれがあり、また、長く使用したり或いは湿気や水等に接触する場合には紙の材質によっては容易に破損して寿命が短くなる不都合もある。また、汚れてもこれをきれいに洗浄することができない問題もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、前記諸欠点を解消し、童話や既存の物語の内容に現れるいろいろな事物や動植物を実物のような立体物で構成して、子供達が立体物を実際に移動させながらその内容展開を解るようにしたことにより、視聴覚および触覚の活用による均等な頭脳発育と、また、視聴覚および触覚を同時に刺激することによる事物の認知力および記憶力の向上と、実物のような立体形象による好奇心を誘発させて学習効果を増大させる立体遊び用学習具を提供することにある。
【0006】
また、本発明の別の目的は、学習具全体を相互接着特性を発揮する軽いフェルト紙で形成して、身体に損傷を与えない安全性、湿気や水で容易に崩れたりり破損されることなく長く使用できるようにした耐久性、汚れても容易に洗浄できる洗浄性および重量が軽い軽量性を有する学習具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明の立体遊び用学習具は、請求項1の発明に係る子供達の学習力と知能発育のための文字・数字・事物および動植物・昆虫等の表示部を有する学習具において、任意の形象を成すように切断された不織布板紙を二つ以上縫合して成る基板、該基板の一側縁部のみを除く残りの縁部から垂直に立設して相互連結し、前記基板と同じ不織布板紙から動植物・昆虫等の形象を成すように裁断された形象物を二重に裁縫した後、内部には繊維を縫入して立体感を有するようにした壁板から折り畳みと展開を可能に形成した本体;前記壁板の形象物と調和を成す形象物で形成し、前記本体と同じ不織布板紙から裁断された動植物・昆虫等の形象物を二重以上に縫裁した後、内部に繊維を縫入して立体感を有するようにした立体部、該立体部の下部に水平状態を成すように縫合して該立体部を基板上から直立するように支持する該立体部と同じ不織布板紙で形成した支え部から成る多数個の立体物を含むことを特徴とする。
【0008】
また、請求項2記載の通り、前記学習具は、本体と同じ不織布板紙で形成した文字・数字・事物・動植物および昆虫等の形象やこれらを表示して成る学習物を備えて、前記壁板や基板等に着脱できるようになっている。
【0009】
また、請求項3記載の通り、前記本体の壁板には前記学習物を掛けて置くことができるようにした掛止手段を備えるのが望ましく、該掛止手段は前記壁板に外部へ開口するように形成した多数個の孔を備え、該各孔に外部へ露出する状態で挿し込まれて、前記学習物を掛けて置くことができるようにした掛止部を形成する掛止片と、前記学習物に形成した掛止孔を含む。
【0010】
また、請求項4記載の通り、前記掛止片は前記本体と同じ不織布板紙で形成し、前記壁板の内側に離脱可能に挿し込まれる長方形の胴体部;前記壁板の穴から外部へ突出するように位置し、前記学習物を掛止するための掛止部を形成する前記胴体部のいずれ一側で狭い幅を成し長く形成された頭部;前記胴体部と離隔した位置から前記頭部の両側に突出するように形成して、前記頭部が孔の内部に没入しなく前記孔に掛止されるようにした係止顎部から構成するのが望ましい。
【0011】
また、請求項5記載の通り、前記立体物の支え部底面には、立体物がどのようなものであるのかを知らせてやるための表示部を形成するのが望ましい。
【0012】
また、請求項6記載の通り、前記本体の基板は、折り畳みを容易にするために少なくとも二つの分割体に形成するのが望ましい。
【0013】
また、請求項7記載の通り、前記不織布板紙は、相互接着特性を有するフェルト紙で構成するのが望ましい。
【0014】
上記の如き構成の本発明は、子供達が立体物を実際に移動させながらその内容展開を分かるようにしたことにより、視聴覚および触覚の活用による均衡的な頭脳発育の効果があり、視聴覚および触覚の活用による相互作用に基づく発達により事物の認知力および記憶力を向上させる効果があり、実物のような立体形象により好奇心を誘発して高い学習効果を得るようになる利点がある。
また、学習具をフェルト紙で製作することにより、安全性、湿気や水に容易に崩れたり破損したりすることなく長い間使用できる耐久性および汚れても容易に洗浄して再使用することができる効果がある。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照しながら本発明による立体遊び用学習具のより望ましい実施例を詳細に説明する。
図1は本発明による立体遊び用学習具の一実施例を示した斜視図であり、図2は図1を外側から見て示した斜視図である。
【0016】
図示の通り、本発明による立体遊び用学習具は、子供達の学習力と知能発育のための文字・数字・事物および動植物・昆虫等を立体的に形成した学習具本体100を備えている。前記学習具本体100は、全体が接着特性を有する不織布の一種から成るフェルト紙で形成した基板110と、壁板120a,120bで構成されている。
【0017】
先ず、前記基板110は、任意の形象を成すように切断された二つの不織布板紙112a,112bを相互当て合わせた後、ミシンにより縫合したもので、本発明では保管時に折り畳みを容易にするために二つの分割体に形成したが、一つの一体化された基板110で構成しても構わない。また、前記基板110は、1枚の不織布板紙112a或いは112bで形成しても構わないが、所定の強度を保つためには少なくとも二重に形成するのが望ましい。また、本発明の実施例による図面では前記基板110を扇形のものを一例として示したが、基板110の形状は図示の形状以外の他の形状、即ち、長方形、円形等に変形実施しても構わない。
【0018】
前記基板110の一側縁部のみを除く残りの縁部には、前記基板110のように所定の強度を保つために少なくとも2枚の不織布板紙122a,122bを縫合して作った前記壁板120a,120bが垂直に立設されて相互連結されている。一方の壁板120aは、前記基板110とは異に子供達が好感を持つ家などの事物・動植物・昆虫の形象を成すように裁断された不織布板紙122a,122bの間に繊維のような充填材(これについては図3を参照しながら詳細に説明する)を縫入した後、裁縫して立体感を有するようにした。前記で基板110と壁板120a、該壁板120aと壁板120bとの連結は直接裁縫して連結することもできるが、作業の便利のために別途の不織布連結板紙130による裁縫で連結するのが望ましい。
【0019】
前記学習具本体100の基板110には前記壁板120に示した形状と調和を成す形状物で形成した多数個の立体物140が直立状態で位置している。前記立体物140は子供達が前記基板110上で任意の位置へ自由に移動させながら位置させることができるが、この際、子供達は前記壁板120の形状と似合う立体物140を自分自身で選択して位置させるようになるため、事物の認知力と記憶力が向上する学習効果を得ることができるようになる。前記立体物140は、前記基板110のように接着特性を有する不織布板紙で形成することにより、前記立体物140を前記基板110に立てて置くと、相互付着特性を発揮して容易に倒れたり離脱することがなく堅実に立設された状態を保つようになる。更に、前記立体物140は、前記本体100と同じ不織布板紙で形成するが、特に、事物・動植物・昆虫等の形象物を成すように裁断された2枚の不織布板紙142a,142bの内部に充填材(これについては図5を参照して詳細に説明する)で繊維を縫入した後に縫裁することにより、立体感を有するようにした立体部144によって子供達が柔らな触感を感じるようにすると共に一層事実的な立体感を感じるようにする。このように形成された前記立体部144は、その下部に水平状態を成すように裁縫される支え部146により前記基板110上に直立するように支持する支え役割をする。前記支え部146もまた不織布板紙で成り、前記立体部144を安定的に直立させるために所定広さに裁断して前記立体部144の板紙142a,142bと一体に縫着する。前記立体部144は、表現された形象のみ異なるだけで構造は全て同一である。
【0020】
前記学習具本体100の壁板120には、前記壁板と同じ材質でカード形状に形成された学習物210,220が備えられて、子供達が文字や数字・動植物の形状やその外の他の事物を認識するに大きな学習効果を得られるようにする。 先ず、前記第1学習物210は、前記本体100と同じ不織布板紙から文字・数字・事物・動植物および昆虫等の形象のうちいずれ一つの形象を成すように切断したものであるが、本実施例では国文と英文字を形成したものを一例に挙げて示した。
また、第2学習物220は、前記第1学習物210とは異に所定の形象、即ち、円形に切断した不織布上に文字・数字・事物・動植物および昆虫等の形象のうち、いずれ一つの形象とその形象に対する名前を表示したものであるが、前記第2学習物220の形象表示は任意に変形実施が可能であり、できるだけ子供達の好奇心をそそることができる形象や、前記学習具本体100の壁板120の形象および立体物140の形象と関連するもので形成するのが望ましい。前記学習物210,220は、前記学習具100と同じ材質、即ち、マジックテープの特性と同じ不織布から成っているため、前記学習具本体100の壁板120に対し自由に着脱しながら学習をすることができる。これは子供達が手と目を同時に用いて感覚を相互に同時刺激して事物の認知力と記憶力を向上させるのみならず、頭脳を均衡に発達させるようになっている。
【0021】
前記学習物210,220を壁板120に直接的に着脱しながら学習する方法を説明したが、前記第2学習物220に表示された通り、別途の掛止孔220を形成して前記壁板120に既に設けられた掛止手段である掛止片300に掛ける方法を利用しながら学習をするようにすることができる。このような学習方法は、子供達が学習物220を掛止片300に掛ける間に集中力を育てる学習効果と共に、事物に対する記憶力を育てる学習効果を得ることができるようにする。
前記掛止片300は、前記壁板120と同じ材質で形成し、その壁板120に外部へ開口する孔124のそれぞれに一部が突出する状態で挿脱自在に嵌めることにより、前記第2学習物220を掛止孔222に容易に掛けることができるようにする掛止部を提供する。前記掛止片300は、図4に示した通り、前記学習具本体100と同じ不織布板紙で形成し、前記壁板120の孔124にその壁板120の内部に挿し込まれる長方形の胴体部310を備えている。該胴体部310の形状は図示の長方形の外にどのような形状にしても構わない。前記胴体部310のいずれ一側、即ち、図面から見て上端からは掛止部を形成する頭部320が狭い幅を成し長く形成されているが、前記頭部320は前記壁板120の孔124から外部に突出するように位置して、前記第2学習物220を掛け止めるための掛止部を形成する。前記頭部320の幅を狭くしながら先端部を尖るように形成した理由は、前記第2学習物220の掛止孔222を前記頭部320に容易に嵌められるようにするためである。前記胴体部310と離隔された位置には前記頭部320の両側に突出するように形成された係止顎部340が設けられているが、該係止顎部340は前記掛止片300を前記胴体部310側が前記壁板120の孔124の内部に入るようにして、嵌めるときに前記頭部320が孔124の内部に没入されなく掛かるようにする役割をすることにより、前記頭部320が壁板120の外部に突出するようにして、学習物220を掛けることができる掛止部を提供する。前記掛止片300は、所定の強度を有する不織布板紙で形成するため、前記学習物220を掛けても折り曲げられることはない。
【0022】
前記で学習具本体100に形成された壁板120、立体物200、そして学習物210,220の形状や模様は、任意に変形実施が可能であるが、できるだけ子供達に好奇心と興味をそそることができる物語や童話等の内容を形成化するのが望ましい。
図3は図2の1‐1線方向に沿った拡大切断図である。
この図面を参照して学習具本体100の壁板120を立体感があるようにした構成について説明する。前記壁板120は、少なくとも2枚の不織布板紙122a,122bの間にクッション力のある繊維等の充填材150を介して相互縫合したことにより、立体感があるようにするが、該充顛材150の量によって前記壁板120の立体感、即ち、厚さを適宜に調節することができる。前記壁板120のように二重の不織布板紙112a,112bから成る基板110は、連結板紙130による裁縫により一体に連結される。また、前記壁板120に設けられた孔124は、掛止片300を前記壁板120の内部に挿し込むことができるようにし、前記掛止片300が前記壁板120の内部に挿入固定させた状態で保持されるようにする。
【0023】
図5(A)は図1に示した立体物を底面部が見えるようにして拡大図示した斜視図であり、図5(B)は図5(A)の2‐2線方向に沿った切断図である。
立体物140もまた少なくとも2枚の不織布板紙142a,142bの間に綿や化学繊維のような充填材145を入れて縫合することにより、前記立体物140には立体感がある立体部144を形成しているが、前記立体物140における前記立体部144の厚さは、前記充填材145の充填量に従って任意に調節が可能である。また、前記充填材145の量は、前記立体物140の均衡保持のために前記不織布板紙142a,142bの裁縫線147を越えないように充填するのが望ましい。前記立体物140に前記立体部144を形成する理由は、子供達が手で触るときに柔らな感触を感じるようにするためである。前記立体物140の支え部146は、別途に形成した不織布板紙を前記立体部144を形成する不織布板紙142a,142bの一部のように二重に積層された状態で一体に縫合するため、前記立体部144を支持することができる強度を保持できるようになる。また、前記の通り形成された前記立体物140の支え部146の底面は、前記立体物140の名前や特性を表示するための表示部148として活用して子供達に学習効果を与えることができる。
【0024】
図6は本発明による立体遊び用学習具の折り畳む状態を示した斜視図である。図示は、学習具本体100を用いないとき、保管上の便利のために前記学習具本体100を板形状になるように折り畳む場合を示したものであるが、前記学習具本体100を分割体から成るそれぞれの基板110を連結板紙130を通じて矢印a方向に折り畳み前記壁板120側に畳まれるようにし、次いで、前記基板110が隣接した壁板120を連結板紙130を通じて矢印b方向に畳まれると、前記学習具本体100は平らになるように畳むことができる。この際、立体物140や学習物210,220は畳まれた前記学習100具本体の内部に入れて一緒に保管すればよい。
【0025】
図7は本発明による立体遊び用学習具のまた別の実施例を示した斜視図であり、図8は図7の3‐3線方向に沿った拡大切断面図である。
本実施例による学習具本体400は、基板410や壁板420を‘子豚3兄弟’との童話内容を基にして作ったことのみが前記実施例と異なるだけで、その外の構成と作用は前記一実施例と同一であるため、別途の具体的な説明は省略する。
本実施例において、図面符号412a,412bは前記基板410を形成する二つの不織布板紙を、422a,422bは前記壁板420を形成する二つの不織布板紙をそれぞれ表示したもので、その内部には立体感があるようにする充填材450を充填した後に一体に縫合する。図面符号430は前記基板410と壁板420、壁板420と壁板420を連結する連結板紙をそれぞれ表示したものである。
【0026】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、童話等に出現するいろいろな事物や動植物を実物のような立体物で構成して、子供達が立体物を自ら移動させながらその内容展開を分かるようにしたことにより、視聴覚および触覚の活用による均衡的な頭脳発育効果と、また,視聴覚および触覚の活用による協応力の育成にによって事物の認知力および記憶力を向上させる効果と、実物のような立体形状による好奇心誘発によって高い学習効果を得るようになる利点等がある。また、学習具全体を相互接着特性を発揮する軽いフェルト紙で製作することにより、子供達の身体に損傷を与えない安全性と、湿気や水に容易に崩れたり破損されることがなく長い間使用できる耐久性効果と、汚れても容易に洗浄して再使用できる効果と、重量が軽い軽量性を有するようにした効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による立体遊び用学習具の一実施例を示した斜視図である。
【図2】図1を外側から見て示した斜視図である。
【図3】図2の1‐1線方向に沿った拡大切断面図である。
【図4】図1のA部位だけを分離して拡大図示した斜視図である。
【図5】図5(A)は図1の立体物を底面部が見えるようにして拡大図示した斜視図、図5(B)は図5(A)の2‐2線に沿った切断面図である。
【図6】本発明による立体遊び用学習具の折り畳んだ状態を示した斜視図である。
【図7】本発明による立体遊び用学習具のまた別の実施例を示した斜視図である。
【図8】図7の3‐3線方向に沿った拡大切断面図である。
【符号の説明】
100:学習具本体
110:基板
112a,112b,122a,122b,142a,142b:不織布板紙
120:壁板
140:立体物
144:立体部
145,150:充填材
146:支え部
148:表示部
210,220:学習物
222:掛止孔
300:掛止片
310:胴体部
320:頭部
340:係止顎部
Claims (7)
- 子供達の学習力と知能開発のための文字・数字・事物および動植物・昆虫等の表示部を有する学習具において、
任意の形象を成すように切断された不織布板紙を二つ以上縫合して成る基板、該基板の一側縁部のみを除いた残り縁部から垂直に立設して相互連結され、前記基板と同じ不織布板紙で動植物・昆虫等の形象を成す裁断された形象物を二重に裁縫した後、内部には繊維を縫入して立体感を有するようにした壁板から折り畳みと展開を可能に形成した本体;および
前記壁板の形象物と調和を成す形象物で形成され、前記本体と同じ不布織布板紙から裁断された動植物・昆虫の形象物を二重以上を成すように縫裁した後、内部に繊維を縫入して立体感を有するようにした立体部、該立体部の下部に水平状態を成すように縫合されて前記立体部を基板上に直立するように支持する前記立体部と、同じ不織布板紙で形成した支え部から成る多数個の立体物を含む立体遊び用学習具。 - 前記学習具は、前記本体と同じ不織布板紙で形成した文字・数字・事物・動植物および昆虫等の形象やこれらを表示してなる学習物を更に備えて、前記壁板や基板等に着脱自在にしたことを特徴とする請求項1記載の立体遊び用学習具。
- 前記本体の壁板には前記学習物を掛けて置くことができるようにした掛止手段を更に含み、該掛止手段は前記壁板に外部ヘ開口するように設けた多数個の孔を備え、前記各孔に外部へ露出する状態で挿入されて前記学習物を掛けて置くことができるようにした掛止部を形成する掛止片と、前記学習物に設けた掛止孔を含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の立体遊び用学習具。
- 前記掛止片は、前記本体と同じ不織布板紙で形成し、前記壁板の内側へ離脱可能に挿し込まれる長方形の胴体部;
前記壁板の孔から外部へ突出するように位置し、前記学習物を掛止するための掛止部を形成する前記胴体部のいずれ一側で狭い幅を成し長く形成された頭部;および
前記胴体部と離隔した位置から前記頭部の両側に突出するように形成されて、前記頭部が孔の内部に没入されなく前記孔に掛けられるようにした係止顎部を含むことを特徴とする請求項3記載の立体遊び用学習具。 - 前記立体物の支え部底面には、立体物を知らせてやるための表示部が更に形成されることを特徴とする請求項1記載の立体遊び用学習具。
- 前記本体の基板は、折り畳みが容易にできるように少なくとも二つの分割体に形成することを特徴とする請求項1記載の立体遊び用学習具。
- 前記不織布板紙は、相互接着特性を有するフェルト紙であることを特徴とする請求項1記載の立体遊び用学習具。
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