JP3573412B2 - 物質活性化装置 - Google Patents

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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、活性化させる物質に照射する放射線を発生させる放射線発生手段の層と、この放射線発生手段と活性化させる物質との間に介在する導電性金属層とを備えた物質活性化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本願の出願人は、例えば自動車エンジンの吸気管や排気管に取り付けることにより、燃料消費率を改善しかつ排気ガスの清浄化を促進する物質活性化装置を開発し、先に出願して特許を得ている(特許第3065590号)。
【0003】
この特許発明の物質活性化装置の構造を図18を参照して概説すると、物質活性化装置1は、微弱線量の放射線を放射するモナズ石の粉末を放射線を吸収しない合成樹脂を用いて帯板状に成形した、放射線発生手段の層2を有している。
また、この放射線発生手段の層2の一面側には、銅板3,4を積層して形成された導電性金属層が積層されている。
一方、放射線発生手段の層2の他面側には、放射線を遮断するための帯板状の鉛板5と銅板6とが積層されている。
そして、放射線発生手段の層2、銅板3,4、鉛板5,銅板6は、リベット7によって相対スライド可能な状態で互いにかしめられ、例えば自動車エンジンの高分子材料製吸気ダクト等の上に容易に巻き付けることができる。
【0004】
この物質活性化装置1を吸気ダクトに装着すると、吸気ダクト上には2枚重ねの銅板3,4によって導電性金属層が形成されるとともに、その外側に放射性発生手段の層2が形成される。
すると、放射線発生手段の層2から放射される100ミリシーベルト程度の放射線は、吸気ダクト内を流れる吸入空気に作用してこれをイオン化させる。
同時に、このイオン化の際に生じた電荷が銅板3,4に帯電して電界および磁界を生じさせるとともに、このようにして生じた電界および磁界がイオン化した吸入空気に作用し、吸入空気の活性化を大幅に促進させる。
そして、このように活性化された空気が図示されない自動車エンジンのシリンダ内に供給されると、シリンダ内に噴射された燃料と充分に混合するので、シリンダ内における燃料の燃焼効率が大幅に高まり、燃料消費率の改善および排気ガスの清浄化を促進することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで本願の出願人は、物質活性化装置の研究開発を進めたところ、同一構造の物質活性化装置を組み合わせて用いると、物質を活性化させる度合いが高まる場合とそうでない場合とが様々に入り混じって出現することを見出した。
【0006】
そして、物質を活性化させる度合いを確実に高めることができる物質活性化装置の構造を追求した結果、ある種の構造差を有する一対の物質活性化装置同士を組み合わせて用いることにより、所期の目的を達成できることを見出した。
【0007】
すなわち本発明の目的は、ある種の構造差を有する一対の物質活性化手段を組み合わせてなる物質活性化装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する請求項1に記載の物質活性化装置は、第1の物質活性化手段と第2の物質活性化手段とを組み合わせたものである。
第1の物質活性化手段は、活性化させる物質に照射する放射線を発生させる第1の放射 線発生手段の層と、前記第1の放射線発生手段の層の一面側に幅を揃えて積層されて前記物質と前記第1の放射線発生手段の層との間に介在する、前記第1の放射線発生手段の層と等しい幅を有する第1の導電性金属板を複数枚積層して形成された第1の一面側導電性金属層と、前記第1の放射線発生手段の層の他面側に幅を揃えて積層された、前記第1の導電性金属板を複数枚積層して形成された第1の他面側導電性金属層とを有するとともに、前記第1の一面側導電性金属層における前記第1の導電性金属板の枚数を前記第1の他面側導電性金属層における前記第1の導電性金属板の枚数よりも多くして、前記第1の一面側導電性金属層の質量を前記第1の他面側導電性金属層の質量よりも大きくなるようにしている。
第2の物質活性化手段は、前記物質に照射する放射線を発生させる第2の放射線発生手段の層と、前記第2の放射線発生手段の層の一面側に幅を揃えて積層されて前記物質と前記第2の放射線発生手段の層との間に介在する、前記第2の放射線発生手段の層と等しい幅を有する第2の導電性金属板を複数枚積層して形成された第2の一面側導電性金属層と、前記第2の放射線発生手段の層の他面側に幅を揃えて積層された、前記第2の導電性金属板を複数枚積層して形成された第2の他面側導電性金属層とを有するとともに、前記第2の一面側導電性金属層における前記第2の導電性金属板の枚数を前記第2の他面側導電性金属層における前記第2の導電性金属板の枚数よりも少なくして、前記第2の一面側導電性金属層の質量を前記第2の他面側導電性金属層の質量よりも小さくしている。
【0009】
すなわち、本発明に係る請求項1に記載の物質活性化装置は、互いに構造が異なる一対の物質活性化手段を組み合わせることにより、物質を活性化させる度合いを向上させるものである。
このとき、放射線を照射して物質をイオン化させる際に生じた電荷が導電性金属層に帯電して電界および磁界を生じさせるが、その強度は導電性金属層を形成する導電性金属板の質量によって様々に異なる。
このような作用効果が生じる理由を完璧に説明するためには今後の更なる研究を待たなければならないが、放射線を照射して物質をイオン化させる際に生じた電荷が導電性金属層に帯電して電界および磁界を生じさせるときに、第1の物質活性化手段と第2の物質活性化手段の構造を変えて導電性金属層を配置する位置および質量を異ならせることにより、一方が物質を活性化させる作用(電位差発生作用)を果たし、他方が活性化の度合いを増幅させる作用(電位差増幅作用)を果たすためと考えられる。
【0010】
このとき、請求項2に記載の物質活性化装置においては、前記第1の一面側導電性金属層を形成している前記第1の導電性金属板の枚数と、前記第2の他面側導電性金属層を形成している前記第2の導電性金属板の枚数とが等しくなるようにして、前記第1の一面側導電性金属層の質量と前記第2の他面側導電性金属層の質量とを等しくすることにより、第1の物質活性化手段による物質活性効果と第2の物質活性化手段による活性効果増幅作用とを釣り合わせることができる。
【0011】
これに対して、請求項3に記載の物質活性化装置においては、前記第1の一面側導電性金属層を形成している前記第1の導電性金属板の枚数が、前記第2の他面側導電性金属層を形成している前記第2の導電性金属板の枚数より多くなるようにして、前記第1の一面側導電性金属層の質量が前記第2の他面側導電性金属層の質量より大きくなるようにすることにより、第2の物質活性化手段による活性効果増幅作用を弱め、何らかの原因により抑制された第1の物質活性化手段による物質活性効果と第2の物質活性化手段による活性効果増幅作用とを釣り合わせる。
【0012】
本発明に係る物質活性化装置は、内燃機関に燃焼用空気を供給する吸気管の外側表面に第1の物質活性化手段を装着するとともに、内燃機関の排気ガスを排出する排気管の外側表面に第2の物質活性化手段を装着することが好ましい。
【0013】
また、内燃機関に燃焼用空気を供給する吸気管の外側表面に、第1の物質活性化手段および第2の物質活性化手段を並べて装着することが好ましい。
【0014】
また、内燃機関の排気ガスを排出する排気管の外側表面に、第1の物質活性化手段および第2の物質活性化手段を並べて装着することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る物質活性化装置の各実施形態を、図1乃至図17を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明においては、同一の部分には同一の符号を用いてその説明を省略する。
【0016】
まず最初に図1を参照し、本発明に係る物質活性化装置100について説明すると、この物質活性化装置100は第1の物質活性化手段10および第2の物質活性化手段20か構成されている。
【0017】
図1に示した第1の物質活性化手段10は、例えば自動車エンジンに燃焼用空気を供給する排気管Eの外側表面に巻き付けられて排気管Eの内部を流れる排気ガスGを活性化させるもので、排気ガスGに照射する放射線を発生させる放射線発生手段の層11を有している。
この放射線発生手段の層11は、微弱線量の放射線を放射するモナズ石の粉末を、放射線を吸収しない合成樹脂を用いて帯板状に成形したものである。
【0018】
放射線発生手段の層11の一面側、すなわち排気管Eの側には、0.1ミリメートルの厚さの銅板を27枚積層することにより形成した第1の一面側導電性金属層12が積層されている。
これに対して、放射線発生手段の層11の他面側、すなわち排気管Eとは反対側には、0.1ミリメートルの厚さの真鍮板若しくはアルミ板を2枚積層することにより形成した第1の他面側導電性金属層13が積層されている。
【0019】
図1に示した第2の物質活性化手段20は、自動車エンジンの排気管Eの外側表面に第1の物質活性化手段10と並べて巻き付けられて排気管Eの内部を流れる排気ガスGを活性化させるもので、排気ガスGに照射する放射線を発生させる放射線発生手段の層21を有している。
この放射線発生手段の層21は、微弱線量の放射線を放射するモナズ石の粉末を、放射線を吸収しない合成樹脂を用いて帯板状に成形したものである。
【0020】
放射線発生手段の層21の一面側、すなわち排気管Eの側には、0.1ミリメートルの厚さの真鍮板若しくはアルミ板を2枚積層することにより形成した第2の一面側導電性金属層22が積層されている。
これに対して、放射線発生手段の層21の他面側、すなわち排気管Eとは反対側には、0.1ミリメートルの厚さの銅板を27枚積層することにより形成した第2の他面側導電性金属層23が積層されている。
なお、この第2の物質活性化手段20の幅W2は、導電性金属板の全体質量を第1の物質活性化手段10のそれと合わせるために、第1の物質活性化手段10の幅W1よりもわずかに狭くなっている。
【0021】
すなわち、第1の物質活性化手段10における第1の一面側導電性金属層12を形成する導電性金属板の枚数は27枚であるのに対して、第2の物質活性化手段20における第2の一面側導電性金属層22を形成する導電性金属板の枚数は2枚であり、両者の枚数は異なっている。
【0022】
さらに、第1の物質活性化手段10においては、第1の一面側導電性金属層12を形成する導電性金属板の枚数が27枚であるのに対して、第1の他面側導電性金属層13を形成する導電性金属板の枚数は2枚であり、前者の枚数が後者のそれよりも多くなっている。
これに対して、第2の物質活性化手段20においては、第2の一面側導電性金属層22を形成する導電性金属板の枚数が2枚であるのに対して、第2の他面側導電性金属層23を形成する導電性金属板の枚数は27枚であり、前者の枚数の方が後者のそれよりも少ない。
【0023】
次に図2を参照し、本発明に係る物質活性化装置に用いる第2の物質活性化手段の第1変形例30について説明する。
【0024】
図2に示した第2の物質活性化手段の第1変形例30は、自動車エンジンに燃焼用空気を供給する吸気管Iの外側表面に巻き付けられて吸気管Iの内部を流れる新鮮な空気Aを活性化させるもので、新鮮な空気Aに照射する放射線を発生させる放射線発生手段の層31を有している。
この放射線発生手段の層31は、微弱線量の放射線を放射するモナズ石の粉末を、放射線を吸収しない合成樹脂を用いて帯板状に成形したものである。
【0025】
放射線発生手段の層31の一面側、すなわち吸気管Iの側には、0.1ミリメートルの厚さの真鍮板若しくはアルミ板を2枚積層することにより形成した第2の一面側導電性金属層32が積層されている。
これに対して、放射線発生手段の層31の他面側、すなわち吸気管Iとは反対側には、0.1ミリメートルの厚さの銅板を27枚積層することにより形成した第2の他面側導電性金属層33が積層されている。
なお、この第2の物質活性化手段の第1変形例30の幅W3は、図1に示した第1の物質活性化手段10の幅W1の1/2とされ、この第1変形例30における導電性金属層の質量第1の物質活性化手段10の導電性金属層の質量よりも大幅に小さくなっている
【0026】
次に図3を参照し、本発明に係る物質活性化装置に用いる第2の物質活性化手段の第2変形例40について説明する。
【0027】
図3に示した第2の物質活性化手段の第2変形例40は、自動車エンジンに燃焼用空気を供給する吸気管Iの外側表面に巻き付けられて吸気管Iの内部を流れる新鮮な空気Aを活性化させるもので、新鮮な空気Aに照射する放射線を発生させる放射線発生手段の層41を有している。
この放射線発生手段の層41は、微弱線量の放射線を放射するモナズ石の粉末を、放射線を吸収しない合成樹脂を用いて帯板状に成形したものである。
【0028】
放射線発生手段の層41の一面側、すなわち吸気管Iの側には、0.1ミリメートルの厚さの真鍮板若しくはアルミ板を2枚積層することにより形成した第2の一面側導電性金属層42が積層されている。
これに対して、放射線発生手段の層31の他面側、すなわち吸気管Iとは反対側には、0.1ミリメートルの厚さの銅板を9枚積層することにより形成した第2の他面側導電性金属層43が積層されている。
なお、この第2の物質活性化手段の第2変形例40の幅W4は、図1に示した第1の物質活性化手段10の幅W1の1/2となっている。
これにより、この第2変形例40における導電性金属層の質量は、第1変形例30における導電性金属層の質量よりもさらに小さくなっている。
【0029】
次に図4乃至図10を参照し、排気量2000ccの自然吸気ガソリンエンジン車における各物質活性化手段10,20,30,40の装着例と、各装着例における燃費改善率とを説明する。
【0030】
図4に示した装着例においては、吸気管Iに第1の物質活性化手段10のみを装着している。
このとき、物質活性化手段を全く装着しない場合に比較し、毎時100キロメートルの速度で走行したときに20%、毎時120キロメートルの速度で走行したときに10%の燃費改善が見られた。
ところが、吸気管Iに第1の物質活性化手段10のみを装着した場合には、より高い速度で走行したときの排気系の排圧の影響が大きく、毎時120キロメートルの速度で走行した場合の燃費改善率が10%に低下している。
【0031】
図5に示した装着例においては、排気管Eに第1の物質活性化手段10のみを装着している。
このとき、物質活性化手段を全く装着しない場合に比較し、毎時100キロメートルの速度で走行したときには0%、毎時120キロメートルの速度で走行したときには5%の燃費改善が見られた。
ところが、排気管Eに第1の物質活性化手段10のみを装着したことにより、より高い速度で走行したときの排気系の排圧の影響は改善されているが、燃費改善率はそれぞれ0%,5%であり改善の効果が低調である。
【0032】
そこで図6に示した装着例においては、吸気管Iおよび排気管Eにそれぞれ第1の物質活性化手段10を装着している。
このとき、物質活性化手段を全く装着しない場合に比較し、毎時100キロメートルの速度で走行したときには10%、毎時120キロメートルの速度で走行したときには20%の燃費改善が見られた。
【0033】
すなわち、吸気管Iおよび排気管Eの両方に第1の物質活性化手段10を装着したことにより、図5に示した装着例の場合に比較して燃費改善率がそれぞれ向上しているが、図4に示した装着例に比較すると毎時100キロメートルの速度で走行したときの燃費改善率は10%止まりであり、かつ不完全燃焼ガスの増加が計測機器により測定された。
【0034】
これは、エンジンのバルブオーバーラップ時(吸排気効率を向上させる日的で吸気バルブと排気バルブが同時に開く時)に、第1の物質活性化手段10の物質活性効果によって吸気管Iの内部の新鮮な空気Aに生じる電位と、第1の物質活性化手段10の物質活性効果によって排気管Eの内部の排気ガスGに生じる電位との間に差が無くなるため、特に排気ガスGの慣性力が小さい低回転域において燃焼ガスがシリンダー内に残留し、酸欠による不完全燃焼が生じたことによると考えられる。
【0035】
一方、図7に示した装着例においては、吸気管Iに第1の物質活性化手段10を装着するとともに、排気管Eには第1の物質活性化手段10および第2の物質活性化手段20を組み合わせて装着している。
このとき、物質活性化手段を全く装着しない場合に比較し、毎時100キロメートルの速度で走行したときには40%、毎時120キロメートルの速度で走行したときには35%の燃費改善が見られる等、全速度域でバランスのとれた燃費改善が認められた。
【0036】
これは、第1の物質活性化手段10および導電性金属板の質量を第1の物質活性化手段10と同一とした第2の物質活性化手段20を組み合わせて排気管Eに装着したことにより、物質活性効果によって吸気管Iの内部の新鮮な空気Aに生じる電位と、物質活性効果によって排気管Eの内部の排気ガスGに生じる電位との間に差が生じ、バルブオーバーラップ時を含めた各行程において吸気管Iから排気管Eに至るスムーズな流れが生じたためと思われる。
【0037】
他方、図8に示した装着例においては、吸気管Iの途中から分岐してシリンダブロック内のインテークマニホールドに延びるバイパスラインによって、吸気の一部が直接エンジンに供給されている。
この様な構造を有する吸排気系においては、図7の装着例と全く同様に第1の物質活性化手段10および第2の物質活性化手段20を装着しても、毎時100キロメートルの速度で走行したときには20%、毎時120キロメートルの速度で走行したときには10%の燃費改善が見られるだけである。
これは、吸気管Iに装着した第1の物質活性化手段10を通過して活性化された新鮮な空気と、バイパスラインを通過して活性化されなかった新鮮な空気との間に平衡作用が働き、エンジンに供給される新鮮な空気の活性化レベルが低下するためと思われる。
【0038】
そこで、図9に示した装着例においては、図8に示した装着例に対して、第1の物質活性化手段10の下流に第2の物質活性化手段の第1変形例30を装着している。
その結果、物質活性化手段を全く装着しない場合に比較し、毎時120キロメートルの速度で走行したときには30%の燃費改善が見られたが、毎時100キロメートルの速度で走行したときの燃費改善率は20%のままである。
【0039】
これは、第2の物質活性化手段の第1変形例30を装着したことにより、吸気管Iに装着した第1の物質活性化手段10を通過して活性化された新鮮な空気とバイパスラインを通過して活性化されなかった新鮮な空気との間の平衡作用を抑制してはいるものの、第2の物質活性化手段の第1変形例30における導電性金属板の質量が大きく、第1の物質活性化手段10を通過する新鮮な空気の活性化レベルが低下したため、物質活性効果によって吸気管Iの内部の新鮮な空気Aに生じる電位と物質活性効果によって排気管Eの内部の排気ガスGに生じる電位との間のバランスが崩れたためと思われる。
【0040】
そこで図10に示した装着例においては、図8に示した装着例に対して、第1の物質活性化手段10の下流に第2の物質活性化手段の第2変形例40を装着している。
その結果、物質活性化手段を全く装着しない場合に比較し、毎時100キロメートルの速度で走行したときの燃費改善率が40%に向上するとともに、毎時120キロメートルの速度で走行したときの燃費改善率が30%に向上した。
すなわち、吸気管Iにバイパスラインが存在する場合には、吸気管Iに装着する第2の物質活性化手段における導電性金属板の質量をきめ細かく調整することにより、燃費改善率の向上を図ることができる。
【0041】
次に図11乃至図14を参照し、排気量2500ccのターボチャージャ付きガソリンエンジン車における各物質活性化手段10,20,30,40の装着例と、各装着例における燃費改善率とを説明する。
【0042】
図11に示したエンジンの吸気系にはターボチャージャが装着され、昇圧させた吸気をインタクーラで冷却してからエンジンに供給している。
また、ターボチャージャの上流には図示されないウェイストゲートバルブが設けられ、吸気の昇圧レベルが所定値を超えると吸気の一部を直接ターボチャージの下流に流すようになっている。
さらに、ターボチャージャの上流には吸気管Iから分岐するバイパスラインが設けられ、ターボチャージャで昇圧させる前の吸気の一部をシリンダブロック内に設けたインテークマニホールドに直接供給している。
【0043】
図11に示した装着例においては、吸気管Iの最も上流に第1の物質活性化手段10を装着するとともに、排気管Eには第1の物質活性化手段10と第2の物質活性化手段20とを組み合わせて装着している。
このとき、物質活性化手段を全く装着しない場合に比較し、毎時100キロメートルの速度で走行したときには30%の燃費改善が見られたが、毎時120キロメートルの速度で走行したときの燃費改善は20%に止まった。
これは、第1の物質活性化手段10を吸気管Iの最も上流に装着したため、第1の物質活性化手段10による吸気の活性効果がインタークーラを通過する際に損なわれ、ターボチャージャの昇圧レベルが高まる高い速度域において燃費改善効果が低下したことによると思われる。
【0044】
同様に、EGRバイパスラインが設けられているディーゼルエンジンの場合においても、吸気管Iの最も上流に第1の物質活性化手段10を装着すると、活性化させた吸気とEGRバイパスラインを介して還流された排気とが干渉するため、吸気の活性化レベルが低下して燃料消費率の改善が認められない。
【0045】
そこで、図12に示した装着例においては吸気管Iの最も下流、すなわちエンジンのすぐ上流に第1の物質活性化手段10を装着するとともに、排気管Eには第1の物質活性化手段10および第2の物質活性化手段20を組み合わせて装着している。
このときには、物質活性化手段を全く装着しない場合に比較し、毎時100キロメートルの速度で走行したときには50%、毎時120キロメートルの速度で走行したときには40パーセントの燃費改善が認められた。
【0046】
なお、毎時120キロメートルの速度で走行したときの燃費改善率が毎時100キロメートルの速度で走行したときのそれと比較して低いのは、第1の物質活性化手段10で活性化されていない吸気の一部がバイパスラインを介してエンジンに供給されることの影響と思われる。
同様に、EGRバイパスラインが設けられているディーゼルエンジンの場合においても、活性化させた吸気とEGRバイパスラインを介して還流された排気とが干渉するため、吸気の活性化レベルが低下して燃料消費率の大幅な改善が認められなかった。
【0047】
そこで図13に示した装着例においては、吸気管Iの最も下流に第1の物質活性化手段10と第2の物質活性化手段の第1変形例30とを組み合わせて装着するとともに、排気管Eには第1の物質活性化手段10と第2の物質活性化手段20と組み合わせて装着している。
これにより、物質活性化手段を全く装着しない場合に比較し、毎時120キロメートルの速度で走行したときの燃費改善率は50パーセントに上昇したが、毎時100キロメートルの速度で走行したときにの燃費改善率は45%に低下してしまった。
これは、吸気管Iに装着した第2の物質活性化手段の第1変形例30における導電性金属板の質量が大きいためと思われる。
【0048】
さらに図14に示した装着例においては、吸気管Iの最も下流に第1の物質活性化手段10と導電性金属板の質量を減少させた第2の物質活性化手段の第2変形例40とを組み合わせて装着するとともに、排気管Eに第1の物質活性化手段10と第2の物質活性化手段20と組み合わせて装着した。
その結果、物質活性化手段を全く装着しない場合に比較し、毎時100キロメートルの速度で走行したときの燃費改善率が55%に上昇するとともに、毎時120キロメートルの速度で走行したときの燃費改善率も50パーセントを維持することができた。
【0049】
上述の説明から明らかなように、物質活性化手段によって活性化された新鮮な空気や排気ガスの流れは、エンジンが備える種々の機構の影響を受ける。
そこで、本発明に基づいて製造される各物質活性化手段10,20,30,40を組み合わせてエンジンの吸気系および排気系に装着すれば、活性化された吸気と活性化された排気ガスとの間に望ましい電位差が生じることになり、吸気および排気ガスがスムーズに流れるから、自動車エンジンの燃料消費率を格段に改善することができる。
なお、吸気管および排気管の形状の相違や、吸排気系に装着されている各機構の作動の具合によっては、燃料消費率の改善に若干の開きがあることも走行試験により確認された。
【0050】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の物質活性化装置は、第1および第2の物質活性化手段を組み合わせることにより物質を活性化させるものであるが、第1の物質活性化手段と第2の物質活性化手段の構造を変えて導電性金属層を配置する位置と質量とを異ならせることにより、一方が物質を活性化させる作用を果たし、他方が活性化の度合いを増幅させる作用を果たすように構成することができる。
したがって、本発明の物質活性化装置は物質を活性化させる効果がより一層強められているから、例えば自動車のエンジンに装着することにより、燃料消費率を格段に改善するとともに排気ガスをより一層清浄化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の物資活性化装置を示す縦断面図。
【図2】図1に示した第2の物資活性化手段の第1変形例をエンジンの排気管に巻き付けた状態を示す縦断面図。
【図3】図2に示した第2の物資活性化手段の第2変形例をエンジンの排気管に巻き付けた状態を示す縦断面図。
【図4】自動車エンジンの吸排気系に物質活性化手段を装着した状態と燃費改善効果とを対応させて示す図。
【図5】自動車エンジンの吸排気系に物質活性化手段を装着した状態と燃費改善効果とを対応させて示す図。
【図6】自動車エンジンの吸排気系に物質活性化手段を装着した状態と燃費改善効果とを対応させて示す図。
【図7】自動車エンジンの吸排気系に物質活性化手段を装着した状態と燃費改善効果とを対応させて示す図。
【図8】自動車エンジンの吸排気系に物質活性化手段を装着した状態と燃費改善効果とを対応させて示す図。
【図9】自動車エンジンの吸排気系に物質活性化手段を装着した状態と燃費改善効果とを対応させて示す図。
【図10】自動車エンジンの吸排気系に物質活性化手段を装着した状態と燃費改善効果とを対応させて示す図。
【図11】自動車エンジンの吸排気系に物質活性化手段を装着した状態と燃費改善効果とを対応させて示す図。
【図12】自動車エンジンの吸排気系に物質活性化手段を装着した状態と燃費改善効果とを対応させて示す図。
【図13】自動車エンジンの吸排気系に物質活性化手段を装着した状態と燃費改善効果とを対応させて示す図。
【図14】自動車エンジンの吸排気系に物質活性化手段を装着した状態と燃費改善効果とを対応させて示す図。
【図15】特許第3065590号に係る物質活性化装置を示す斜視図。
【符号の説明】
1 特許第3065590号に係る物質活性化装置。
2 放射線発生手段の層
3,4 銅板
5 鉛板
6 銅板
7 リベット
10 第1の物質活性化手段
11 放射線発生手段の層
12 第1の一面側導電金属層
13 第1の他面側導電金属層
20 第2の物質活性化手段
21 放射線発生手段の層
22 第2の一面側導電金属層
23 第2の他面側導電金属層
30 第2の物質活性化手段の第1変形例
31 放射線発生手段の層
32 第2の一面側導電金属層
33 第2の他面側導電金属層
40 第2の物質活性化手段の第2変形例
41 放射線発生手段の層
42 第2の一面側導電金属層
43 第2の他面側導電金属層
50 第1の物質活性化手段
51 放射線発生手段の層
52 第1の一面側導電金属層
53 第1の他面側導電金属層
60 第2の物質活性化手段
61 放射線発生手段の層
62 第2の一面側導電金属層
63 第2の他面側導電金属層
100 本発明に係る一実施形態の物質活性化装置

Claims (6)

  1. 活性化させる物質に照射する放射線を発生させる第1の放射線発生手段の層、および前記第1の放射線発生手段の層の一面側に幅を揃えて積層されて前記物質と前記第1の放射線発生手段の層との間に介在する、前記第1の放射線発生手段の層と等しい幅を有する第1の導電性金属板を複数枚積層して形成された第1の一面側導電性金属層、
    および前記第1の放射線発生手段の層の他面側に幅を揃えて積層された、前記第1の導電性金属板を複数枚積層して形成された第1の他面側導電性金属層、を有するとともに、
    前記第1の一面側導電性金属層における前記第1の導電性金属板の枚数を前記第1の他面側導電性金属層における前記第1の導電性金属板の枚数よりも多くして、前記第1の一面側導電性金属層の質量を前記第1の他面側導電性金属層の質量よりも大きくした第1の物質活性化手段と、
    前記物質に照射する放射線を発生させる第2の放射線発生手段の層、
    および前記第2の放射線発生手段の層の一面側に幅を揃えて積層されて前記物質と前記第2の放射線発生手段の層との間に介在する、前記第2の放射線発生手段の層と等しい幅を有する第2の導電性金属板を複数枚積層して形成された第2の一面側導電性金属層、
    および前記第2の放射線発生手段の層の他面側に幅を揃えて積層された、前記第2の導電性金属板を複数枚積層して形成された第2の他面側導電性金属層、を有するとともに、
    前記第2の一面側導電性金属層における前記第2の導電性金属板の枚数を前記第2の他面側導電性金属層における前記第2の導電性金属板の枚数よりも少なくして、前記第2の一面側導電性金属層の質量を前記第2の他面側導電性金属層の質量よりも小さくした第2の物質活性化手段と、
    を備えることを特徴とする物質活性化装置。
  2. 前記第1の一面側導電性金属層を形成している前記第1の導電性金属板の枚数と、前記第2の他面側導電性金属層を形成している前記第2の導電性金属板の枚数とが等しくなるようにして、前記第1の一面側導電性金属層の質量と前記第2の他面側導電性金属層の質量とを等しくしたことを特徴とする請求項に記載の物質活性化装置。
  3. 前記第1の一面側導電性金属層を形成している前記第1の導電性金属板の枚数が、前記第2の他面側導電性金属層を形成している前記第2の導電性金属板の枚数より多くなるようにして、前記第1の一面側導電性金属層の質量が前記第2の他面側導電性金属層の質量より大きくしたことを特徴とする請求項に記載の物質活性化装置。
  4. 前記第1の物質活性化手段は、内燃機関に燃焼用空気を供給する吸気管および内燃機関の排気ガスを排出する排気管のいずれか一方の外側表面に装着され、
    かつ前記第2の物質活性化手段は、前記吸気管および前記排気管のいずれか他方の外側表面に装着されることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の物質活性化装置。
  5. 前記第1の物質活性化手段および前記第2の物質活性化手段は、内燃機関に燃焼用空気を供給する吸気管の外側表面に並べて装着されることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の物質活性化装置。
  6. 前記第1の物質活性化手段および前記第2の物質活性化手段は、内燃機関の排気ガスを排出する排気管の外側表面に並べて装着されることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の物質活性化装置。
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