JP3573172B2 - ディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3573172B2
JP3573172B2 JP25778495A JP25778495A JP3573172B2 JP 3573172 B2 JP3573172 B2 JP 3573172B2 JP 25778495 A JP25778495 A JP 25778495A JP 25778495 A JP25778495 A JP 25778495A JP 3573172 B2 JP3573172 B2 JP 3573172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection timing
fuel injection
fuel
solenoid valve
deviation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25778495A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09100727A (ja
Inventor
博通 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP25778495A priority Critical patent/JP3573172B2/ja
Publication of JPH09100727A publication Critical patent/JPH09100727A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3573172B2 publication Critical patent/JP3573172B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両などに採用されるディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からディーゼルエンジンには、電子制御式の分配型燃料噴射ポンプが用いられており、このような燃料噴射ポンプの噴射時期制御装置としては、例えば、特開平2−305336号公報や、SAE930327号等が知られている。
【0003】
これらの燃料噴射時期制御装置では、燃料噴射量を噴射量制御電磁弁で制御する一方、噴射時期は、タイマピストンの高圧室の圧力を調整する噴射時期制御電磁弁をデューティ制御により調整しており、タイマピストンの位置によってプランジャを駆動するカムの位相を制御して、燃料の圧送開始時期(噴射時期)を決定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の制御装置において、タイマピストンは、一端にかかるポンプ内圧と、他端にかかる大気圧との連通を電磁弁で構成された噴射時期制御電磁弁によって制御する構成となっており、比較的低圧の油圧によってタイマピストン位置を制御するため、噴射時期制御の応答性には大幅な制約を受けていた。また、燃料噴射ポンプの内圧は、エンジンの回転数に同期したベーンポンプ等で構成されたフィードポンプによって発生されるため、エンジン回転数に依存しており、特に、低回転域では発生圧力が低くなり、タイマピストンの時定数が数秒になる場合がある。このような低圧時に過渡的な運転領域に入ると、目標噴射時期に対して実噴射時期が一致せず、動力性能及び排気性能を悪化させていた。
【0005】
すなわち、目標噴射時期は、排気性能と動力性能の両立が図れるように設定されたものであり、目標噴射時期に対して実噴射時期が遅れた場合には、排気性能のうち、特にスモーク、PMが悪化し、さらに、同一の噴射量での発生トルクも低下するため、アクセル開度が増大してスモーク及びPMの悪化を助長するのに加えて、NOxもほとんど低下しないばかりか、燃費及び運転性を悪化させるという問題があり、一方、実噴射時期が目標噴射時期よりも進んだ場合(過度の進角でない場合)には、NOxが大幅に増加し、さらに、スモーク及びPMも増加するという問題があって、タイマピストンのみでは応答性の高い燃料噴射時期制御が行えない場合がある。
【0006】
また、燃料噴射量制御電磁弁によって、噴射時期(閉弁時期)と噴射量(閉弁期間)を制御する構成も可能ではあるが、この場合には、等速度カム(カムのどの角度位置でも送油率が一定となるカム)を用いる必要があるが、要求される噴射圧力が1000bar以上となる直接噴射式ディーゼルエンジンの場合では、カムリフトを高くする(例えば、8mm)必要があるが、一般的な分配型燃料噴射ポンプでは構造上カムリフトは約4mm程度に規制されるため、等速度カムで要求される圧力を得ることは不可能であった。
【0007】
一方、直接噴射式ディーゼルエンジンに用いられる非等速度カムを用いた場合で、上記のように燃料噴射量制御電磁弁のみで噴射時時期と噴射量を制御する場合では、各カム毎に送油率が異なるため、電磁弁閉弁時期(噴射開始時期)毎に、噴射量に対応した電磁弁閉弁期間をコントローラ内のROM等の記憶手段へ格納する必要があり、この場合のデータ量は、例えば、噴射時期の制御幅を20°CAとした場合、16×16×20Byte=5.12Kbyteとなり、制御用ロジックや各種制御定数に加えて、このような大容量の電磁弁閉弁期間データをROMへ格納するためには記憶容量が増大するだけでなく、各噴射時期ごとに電磁弁閉弁期間を演算しなければならず、非常に高速度の演算処理手段が必要となって、製造コストが増大するという問題があり、さらに、噴射時期と噴射量等の各々のデータを適合させるマッチング工数も過大となって、実現するのは難しいという問題があった。
【0008】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、タイマピストンのみによる噴射時期制御では達成できなかった噴射時期制御の応答性を燃料噴射量制御電磁弁を制御することで向上させながらも、制御に必要なデータ量を低減して記憶手段の小容量化を推進することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、エンジンと同期的に駆動されるフィードポンプと、同じくエンジンと同期的に駆動されるとともに、噴射時期を設定するカムに係合して燃料を加圧するプランジャと、一端に前記フィードポンプからの加圧燃料を導くとともに、両端にかかる燃料の差圧に応じてカムの位相を設定するタイマピストンと、前記タイマピストンの両端にかかる差圧を調整して燃料噴射時期を制御する燃料噴射時期制御電磁弁と、エンジンの運転条件を検出する運転条件検出手段と、
前記検出した運転条件に応じて目標燃料噴射時期を演算するとともに、前記燃料噴射時期制御電磁弁を制御する第1の噴射時期制御手段と、閉弁期間に応じて前記プランジャから噴射ノズルに圧送供給される燃料噴射量を制御する燃料噴射量制御電磁弁と、前記運転条件に応じて燃料噴射量制御電磁弁の閉弁期間を制御する燃料噴射量制御手段とを備えたディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置において、前記目標噴射時期と実際の噴射時期との偏差を検知する手段と、前記エンジンと同期的に駆動される円板部材と、この円板部材に突設される基準の凸部と、前記目標噴射時期と実際の噴射時期との偏差の基準値に相当する所定の間隔で前記円板部材の円周方向に配設された第2の凸部と、前記カムの位相に応動するとともに、これら凸部の通過に応じて前記基準の凸部に対応する基準トリガ信号と前記第2の凸部に対応する第2のトリガ信号とを発生するトリガ信号発生手段と、前記検知した偏差が予め設定した基準値を越えた場合には前記トリガ信号のうち前記偏差が縮小するように前記基準トリガ信号に代わって第2のトリガ信号を選択する手段と、前記検出した運転条件に応じて設定された閉弁期間に関するマップを、前記トリガ信号の数に対応した数だけ備え、前記選択されたトリガ信号に対応したマップのデータに基づいて前記燃料噴射量制御電磁弁を制御する第2の噴射時期制御手段と、前記第2のトリガ信号が選択された場合に、このトリガ信号に対応する前記基準値に基づいて前記偏差を前記基準値分少なくするよう補正する手段と、この補正された偏差に基づいて、この偏差が解消されるように前記燃料噴射時期制御電磁弁を制御する手段と、を備える。
【0010】
また、第2の発明は前記第1の発明において、前記目標噴射時期と実際の噴射時期との偏差を検知する手段は、噴射ノズルに設けたセンサから噴射開始時期を検出し、この噴射開始時期を実際の噴射時期として前記偏差を求める
【0011】
また、第3の発明は前記第1の発明において、前記目標噴射時期と実際の噴射時期との偏差を検知する手段は、燃料噴射時期制御電磁弁とタイマピストンの制御状態に基づいて実噴射時期の予測値を演算し、前記目標噴射時期とこの予測値の差を偏差とする。
【0014】
【作用】
したがって、第1の発明は、第1の噴射時期制御手段は、運転条件に応じて演算された目標燃料噴射時期に応じて燃料噴射時期制御電磁弁がタイマピストンの両端の差圧を調整し、この差圧に応動するタイマピストンがカムの位相を変更することで、プランジャからの燃料噴射時期を設定し、燃料噴射量制御手段は運転条件に応じて燃料噴射量制御電磁弁の閉弁期間を制御することで、プランジャから噴射ノズルに供給される燃料噴射量を設定する。
【0015】
ここで、第2の噴射時期制御手段は、エンジンと同期的に駆動されるとともに、複数のトリガ信号を発生するトリガ信号発生手段から、エンジンの運転条件に応じて複数のトリガ信号のうちの一つを選択して、この選択したトリガ信号に対応するマップに基づいて燃料噴射量制御電磁弁を閉弁駆動し、第1の噴射時期制御手段はタイマピストンを、エンジンと同期的に駆動されるフィードポンプからの加圧燃料によって駆動するため、エンジンの低回転域ではタイマピストンに加わる圧力が低下して制御の応答性も低下するが、第2の噴射時期制御手段は、エンジンと同期的に駆動されたトリガ信号発生手段から選択したトリガ信号に応じた噴射時期を、燃料噴射量制御電磁弁の閉弁駆動により段階的に変更することができ、エンジンの低回転域や過渡時においてもタイマピストンの応答遅れを迅速に補正して、正確な噴射時期を確保することができる。
【0017】
また、第3の発明は、目標噴射時期と実際の噴射時期の差を予測するので、実際の噴射時期が得られない場合でも迅速に噴射時期の補正を行うことができ、噴射時期制御の応答性をさらに向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0021】
まず、図1において、20はディーゼルエンジンの各気筒へ直接的に燃料を圧送する分配型の燃料噴射ポンプであり、前記従来例等により公知のものであり、この燃料噴射ポンプ20は、図2に示すコントローラ40によって制御される。
【0022】
燃料噴射ポンプ20は、エンジンの回転数の1/2の回転数で同期的に駆動されるシャフト5を介してフィードポンプ50とプランジャケース6が一体となって回転する。
【0023】
フィードポンプ50は、後述するプランジャ室8Aとタイマピストン1へ加圧燃料を供給する。
【0024】
プランジャケース6の内部には軸方向へ変位可能なプランジャ8が収装される一方、外周にはカムディスク4と係合するローラ7を設けており、カムディスク4にはエンジンの気筒数に等しい凸部が内周に向けて突設され、例えば、4気筒エンジンでは円周方向に90°間隔で凸部が配設され、ローラ7がカムディスク4の凸部を乗り越える度にプランジャ8が軸方向へ変位して燃料の圧送を行うものである。なお、カムディスク4は説明の都合上90°だけ方向を回転させた状態で図示した。
【0025】
また、プランジャ8の軸芯にはプランジャ室8Aと連通する連通路10が形成され、この連通路10から径方向に分岐した分配ポートは各気筒に対応して形成され、分配ポートから圧送された燃料は、デリバリバルブ11を介して噴射ノズル12へ圧送され、加圧された燃料は噴射ノズル12の図示しないニードルを押し上げて各気筒の燃焼室(図示せず)にそれぞれ噴射されるもので、各気筒への燃料の噴射は、燃料噴射量制御電磁弁9の閉弁期間中にプランジャ8がプランジャ室8Aを縮小する方向へ駆動されることで行われる。
【0026】
一方、カムディスク4は外周から突設したピン3を介して軸方向に変位可能なタイマピストン1に連結しており、タイマピストン1の位置に応じてカムディスク4とローラ7の位相が変更され、この位相に応じて燃料噴射時期が変更される。
【0027】
タイマピストン1は両端に形成した高圧室1Hと低圧室1Lの差圧に応じて軸方向の位置が決定され、この差圧は燃料噴射時期制御電磁弁2によって高圧室1Hへ供給されるフィードポンプ50からの加圧燃料を制御することで行われ、ここで、タイマピストン1、燃料噴射時期制御電磁弁2が第1の噴射時期制御手段を構成する。
【0028】
上記、燃料噴射時期制御電磁弁2及び燃料噴射量制御電磁弁9は、図2に示すように、マイクロプロセッサ等を主体に構成されたコントローラ40によって駆動されるもので、コントローラ40は、エンジンの運転条件を検出するため、アクセル開度センサ41からのアクセル開度Acc、エンジン回転数センサ42からのエンジン回転数Ne、水温センサ43からの機関冷却水温Tw、噴射ノズル12の図示しないニードルのリフト状態、すなわち、噴射ノズル12の開弁時期を検出するリフトセンサ44のリフト信号をそれぞれ入力するのに加えて、後述する電磁ピックアップ15から入力された信号に基づいて燃料噴射時期制御電磁弁2と燃料噴射量制御電磁弁9の制御を行う。なお、リフトセンサ44は、本願出願人が提案した上記特願平7−48185号と同様に構成される。
【0029】
ここで、電磁ピックアップ15はカムディスク4に固設されて、図1に示すように、シャフト5と一体となって回転する角度板13と閉弁指令信号板14の外周に突設された歯の近接をそれぞれ検出するものである。
【0030】
角度板13は円周方向に等間隔で歯を形成しており、電磁ピックアップ15は、シャフト5の回転角に応じたパルスを出力し、コントローラ40はこの回転角からシャフト5の回転数を演算する。なお、電磁ピックアップ15は、図示はしないが、角度板13と閉弁指令信号板14の歯に応じてそれぞれ信号を発生する複数の電磁ピックアップから構成される。
【0031】
一方、噴射時期指令手段としての閉弁指令信号板14は、燃料噴射量制御電磁弁9の閉弁時期(噴射開始時期)のトリガ信号を発生するため、図3に示すように、エンジンの気筒数に応じて1群の歯17を設けており、例えば、4気筒エンジンの場合では、90°間隔で1群の歯17が配設され、この1群の歯17は、例えば、閉弁指令信号板14の回転方向に対して、最も遅角側の歯17aと最も進角側の歯17cの間に中立位置の歯17bの3つの歯から構成され、これら歯17a〜17cは所定の回転角度差に設定される。
【0032】
電磁ピックアップ15はこれら歯17a〜17cの通過に応じてトリガ信号T1、T2、T3を検出し、閉弁指令信号板14の回転によってトリガ信号T3、T2、T1の順で送出する。なお、電磁ピックアップ15をカムディスク4に固設することで、タイマピストン1で設定されたカムディスク4の位相と、トリガ信号T1〜T3の位相のずれを防いでいる。
【0033】
コントローラ40は、通常の運転状態では1群の歯17のうち、最も遅角側の歯17aに応じた電磁ピックアップ15からの信号を、燃料噴射量制御電磁弁9の閉弁時期のトリガ信号として設定するが、後述する制御内容のように、1群の歯17のうちの任意の歯に応じた信号をトリガ信号として、燃料噴射量制御電磁弁9の閉弁時期を設定することができる。
【0034】
図4はコントローラ40で行われる制御の一例を示すフローチャートで、以下、このフローチャートを参照しながら制御の内容を詳述する。
【0035】
まず、ステップS1〜S3では、エンジンの運転条件を検出するため、上記エンジン回転数センサ42、アクセル開度センサ41及び水温センサ43から、それぞれエンジン回転数Ne、アクセル開度Acc及び水温Twを読み込む。
【0036】
ステップS4では、エンジン回転数Neとアクセル開度Accに基づいて、図5に示すマップから要求噴射量(目標噴射量)Qfを読み込む。このマップは、アクセル開度Accをパラメータとして予め設定したもので、コントローラ40の図示しない記憶手段、例えば、ROM等に格納される。
【0037】
次に、ステップS5では、上記ステップS4で求めた要求噴射量Qfとエンジン回転数Neに基づいて、図6に示すマップから要求噴射時期(目標噴射時期)T_ITを求める。このマップは、エンジン回転数Neと要求噴射量Qfに応じて要求噴射時期T_ITを予め設定したもので、上記マップと同様にコントローラ40の図示しない記憶手段、例えば、ROM等に格納される。
【0038】
ステップS6では、噴射ノズル12に設けたリフトセンサ44からのリフト信号を検出して、図示しないニードルの開弁時期(噴射開始時期)を、実噴射時期S_ITとして読み込む。
【0039】
ステップS7では、要求噴射時期T_ITと実噴射時期S_ITの差と所定値K1との比較を行って、T_IT−S_IT>K1であればステップS10へ進む一方、T_IT−S_IT≦K1の場合には、ステップS8へ進む。
【0040】
ここで、所定値K1は、閉弁指令信号板14の1群の歯17のうち、最も遅角側の歯17aと1歯進角側の歯17bの回転角度差に相当する値で、T_IT−S_IT≦K1となる要求噴射時期T_ITと実噴射時期S_ITの差がK1以下となるステップS8では、燃料噴射量制御電磁弁9を閉弁するトリガ信号として、電磁ピックアップ15からのトリガ信号T1を設定する。
【0041】
一方、ステップS10へ進んだ場合には、要求噴射時期T_ITと実噴射時期S_ITの差と所定値K2との比較を行って、T_IT−S_IT>K2であればステップS13へ進む一方、T_IT−S_IT≦K1の場合には、ステップS11へ進む。
【0042】
ここで、所定値K2は、閉弁指令信号板14の1群の歯17のうち、最も遅角側の歯17aと最も進角側の歯17cの回転角度差に相当する値で、T_IT−S_IT≦K1となる要求噴射時期T_ITと実噴射時期S_ITの差がK2以下となるステップS11では、燃料噴射量制御電磁弁9を閉弁するトリガ信号として、1群の歯17のうち、最も遅角側の歯17aより1歯進角側の歯17bに対応した電磁ピックアップ15からのトリガ信号T2を設定する。
【0043】
一方、要求噴射時期T_ITと実噴射時期S_ITの差がK2より大きい場合のステップS13では、燃料噴射量制御電磁弁9を閉弁するトリガ信号として、1群の歯17のうち、最も進角側の歯17cに対応した電磁ピックアップ15からのトリガ信号T3を設定する。
【0044】
こうして、ステップS8、11、13では、要求噴射時期T_ITと実噴射時期S_ITの差に応じて、1群の歯17a〜17cからのトリガ信号T3〜T1がそれぞれ燃料噴射量制御電磁弁9を閉弁するトリガとして設定される。
【0045】
ここで、ステップS8で、トリガ信号T1を設定した場合には、ステップS9で要求噴射時期T_ITと実噴射時期S_ITの差ΔITが、
ΔIT=T_IT−S_IT …(1)
より演算される。
【0046】
ステップS11へ進んで、トリガ信号T2を設定した場合には、ステップS12で要求噴射時期T_ITと実噴射時期S_ITの差ΔITが、
ΔIT=T_IT−S_IT−K1 …(2)
より演算される。
【0047】
また、ステップS13へ進んで、最も進角側のトリガ信号T3を設定した場合には、ステップS14で要求噴射時期T_ITと実噴射時期S_ITの差ΔITが、
ΔIT=T_IT−S_IT−K2 …(3)
より演算される。
【0048】
上記ステップS9、12、14でそれぞれ要求噴射時期T_ITと実噴射時期S_ITの差ΔITを演算した後に、ステップS15へ進んで、燃料噴射時期制御電磁弁2の制御が行われる。
【0049】
ステップS15では、周知のPID制御により、実噴射時期S_ITが要求噴射時期T_ITに一致するように燃料噴射時期制御電磁弁2のデューティ比を演算するとともに、このデューティ比に応じて燃料噴射時期制御電磁弁2を駆動する。
【0050】
次に、ステップS16では、上記ステップS8、11、13で設定された燃料噴射量制御電磁弁9の閉弁時期を指令するトリガ信号T1〜T3に応じて、それぞれ設定された図7に示すような3つの閉弁期間マップから、上記ステップS4で演算した要求噴射量Qfとエンジン回転数Neに応じて燃料噴射量制御電磁弁9の閉弁期間Wを読み込む。
【0051】
図7に示すマップは、閉弁期間Wをパルス幅(時間)として設定したものであるが、シャフト5の回転角あるいはクランクの回転角として設定しても良い。
【0052】
こうして、上記ステップS1〜16を所定時間毎に実行することにより、要求噴射時期T_ITと実噴射時期S_ITの差ΔITに応じて燃料噴射時期制御電磁弁2が前記従来例と同様にフィードバック制御により駆動され、タイマピストン1の位置を変更する第1の噴射時期制御手段に加えて、燃料噴射量制御電磁弁9は、要求噴射時期T_ITと実噴射時期S_ITの差に応じて、閉弁指令信号板14からの閉弁時期(噴射時期)を指令するトリガ信号T1〜T3により噴射時期を設定する第2の噴射時期制御手段でも噴射時期が設定され、また、噴射期間Wはトリガ信号T1〜T3に応じて、それぞれ設定されたマップから要求噴射量Qfとエンジン回転数Neに応じて決定され、燃料噴射量制御電磁弁9はステップS8、11、13で設定されたトリガ信号T1〜T3の発生に応じて図示しない割り込み処理等によって閉弁を開始し、所定の噴射期間Wが経過した後に開弁する。
【0053】
次に全体の作用について説明する。
【0054】
前記従来例にも示したように、フィードポンプ50が発生する圧力は、エンジンの回転数に同期するため、エンジンの低回転域では発生圧力が低くなり、タイマピストン1の時定数は数秒にもなって、このような、低回転域から加速を行う過渡状態では、タイマピストン1、燃料噴射時期制御電磁弁2から構成される第1の噴射時期制御手段には前記従来例と同様に応答遅れが発生する。
【0055】
いま、図12に示すように、通常時には最も遅角側の歯17aに基づくトリガ信号T1とタイマピストン1の位置に応じた要求噴射時期T_ITが設定されるが、要求噴射時期T_ITが急激に増大して、タイマピストン1の応答遅れにより、上記ステップS7、S10の判定では、要求噴射時期T_ITと実噴射時期S_ITの差が所定値K1、K2を超えるため、最も進角側の歯17cに基づくトリガ信号T3と、タイマピストン1の位置に応じた要求噴射時期T_ITにシフトして燃料噴射時期制御電磁弁2と燃料噴射量制御電磁弁9が制御される。
【0056】
この後、要求噴射時期T_ITと実噴射時期S_ITの差が順次所定値K2、K1以下となると、要求噴射時期T_ITは順次遅角側の歯17b、17aに基づくトリガ信号T2、T1にシフトして、燃料噴射量制御電磁弁9による噴射時期を段階的に制御するため、前記従来例のようにタイマピストン1のフィードバック制御のみによる燃料噴射時期制御に比して、応答性を大幅に向上させることができるのであリ、タイマピストン1による応答遅れを迅速に補正して、エンジンの低回転域からの過渡状態においても、常時正確な噴射時期を確保することができ、前記従来例に比して動力性能及び排気性能を向上させ、燃費及び運転性の向上を図ることができるのである。
【0057】
加えて、燃料噴射量制御電磁弁9の噴射期間W(噴射量)を設定するマップは、図7に示すように、トリガ信号の数、1群の歯17の歯数に応じて設定するだけでよく、本実施形態のように、1群の歯17を3つの歯17a〜17cで構成した場合には、3つのマップを備えるだけでよいため、前記従来例に比して、記憶手段に格納する容量を低減することができるとともに、演算を簡易にすることができるため、コントローラ40を構成するマイクロプロセッサの処理速度を向上する必要がなくなって、製造コストの増大を抑制することが可能となり、噴射期間Wデータのマッチングは、3つのマップについて行えばよく、このマッチングに要する工数も前記従来例に比して大幅に低減でき、応答性及び精度の高い燃料噴射時期制御装置を安価にて提供することが可能となるのである。
【0058】
図8は第2の実施形態を示すフローチャートで、前記第1実施形態と同様の燃料噴射ポンプ20及びコントローラ40により構成されるもので、制御内容の一部を変更したものであり、以下、このフローチャートを参照しながら詳述する。
【0059】
ステップS101〜105は上記ステップS1〜5と同様であり、重複説明を省略する。
【0060】
ステップS106では、ステップS105で求めた要求噴射時期T_ITの値から、要求静的噴射時期T_SITの演算を行う。
【0061】
この要求静的噴射時期T_SITは、燃料噴射量制御電磁弁9の要求噴射時期T_ITをタイマピストン1の位置に変換したものであり、次式により演算される。
【0062】
T_SIT=(T_IT+Tn)×C1 …(4)
ここで、Tnはプランジャ8の圧送時期から噴射ノズル12のニードル開弁時期までの角度差を示し、シャフト5(またはクランク)の回転角に対する圧力の伝播遅れなどの影響を補正するものであり、図9に示すように、要求噴射量Qfをパラメータとしてエンジン回転数Neに応じて決まるマップとして予め記憶手段に格納されており、上記読み込んだ要求噴射量Qfとエンジン回転数Neから角度差Tnが読み込まれる。
【0063】
そして、C1は角度をタイマピストン1の位置、すなわち、ストロークへ変換するための係数である。
【0064】
ステップS107では、リフトセンサ44から実噴射時期検出が可能な時期であるか否かの判定が行われ、可能であればステップS109でリフトセンサ44からの信号に基づいて実噴射時期S_ITを読み込む一方、そうでない場合には、ステップS108へ進む。
【0065】
ステップS108では、後述する目標静的噴射時期と実静的噴射時期の差に基づく燃料噴射時期制御電磁弁2のデューティ比と、タイマピストン1の制御時定数に基づいて、現時点での実静的噴射時期の予測値S_SITを演算する。
【0066】
これは、ポンプ回転数(=シャフト5の回転数)によって得られるタイマピストン1の高圧室1Hへの供給圧の予測値Pinの前回値との差ΔPinと、上記デューティ比の係数Dの前回値との差ΔDによって、タイマピストン1の両端の差圧を予測し、さらにタイマピストン1の時定数(可動可能速度)に応じて、実静的噴射時期S_SITを次式により予測するものである。
【0067】
S_SIT=(ΔPin×ΔD×Tt)+S_SIT−1 …(5)
ここで、S_SIT−1は前回値を示し、タイマピストン1への供給圧予測値Pinは、図10に示すように、エンジン回転数Neに応じて予め設定されたもので、また、デューティ比係数Dは、図11に示すように、エンジン回転数Neに応じて予め設定されたものである。なお、Ttは定数である。
【0068】
一方、ステップS107からステップS109進んだ場合には、ステップS109で読み込んだ実噴射時期S_ITに基づいて、ステップS110では、実静的噴射時期S_SITを上記ステップS106と同様にして、次式により求める。
【0069】
S_SIT=(S_IT+Tn)×C1 …(6)
こうして、上記ステップS106で求めた要求静的噴射時期T_SITと、上記ステップS110またはステップS108で求めた実静的噴射時期または予測値S_SITに基づいて、前記第1実施形態のステップS7以降の処理を行うもので、ステップS111以降は、前記第1実施形態のステップS7以降で、要求噴射時期T_ITを要求静的噴射時期T_SITに、実噴射時期S_ITを実静的噴射時期または予測値S_SITに置き換えたもので、その他の制御内容は同一である。
【0070】
本実施形態では、リフトセンサ4からの信号の有無に拘わらず、実静的噴射時期S_SITを予測値により代用することができるため、上記ステップS101〜120の実行サイクルを前記第1実施形態よりも短縮することができるため、制御応答性を更に向上させることができるのである。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように第1の発明は、第1の噴射時期制御手段はタイマピストンを、エンジンと同期的に駆動されるフィードポンプからの加圧燃料によって駆動するため、エンジンの低回転域などではタイマピストンに加わる圧力が低下して制御の応答性も低下するが、第2の噴射時期制御手段は、エンジンと同期的に駆動されたトリガ信号発生手段から選択したトリガ信号に対応する噴射時期に応じて燃料噴射量制御電磁弁を閉弁駆動して噴射時期を設定するため、エンジンの低回転域や過渡時においてもタイマピストンの応答遅れを補正して正確な噴射時期を確保することができ、常時正確な噴射時期を確保することができ、前記従来例に比して動力性能及び排気性能を向上させ、燃費及び運転性の向上を図ることが可能となるのである。
【0073】
また、第3の発明は、目標噴射時期と実際の噴射時期の差を予測するので、実際の噴射時期が得られない場合でも迅速に噴射時期の補正を行うことができ、噴射時期制御の応答性をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す燃料噴射ポンプの概略図。
【図2】同じくコントローラの概略図。
【図3】閉弁指令信号板を示す概略図。
【図4】コントローラで行われる制御の一例を示すフローチャート。
【図5】アクセル開度Accをパラメータとした要求噴射量Qfとエンジン回転数Neの関係を示すマップ。
【図6】要求噴射時期T_ITをパラメータとした要求噴射量Qfとエンジン回転数Neの関係を示すマップ。
【図7】トリガ信号T1〜T3に応じてそれぞれ設定された閉弁期間Wをパラメータとする要求噴射量Qfとエンジン回転数Neの関係を示すマップ。
【図8】第2の実施形態を示し、コントローラで行われる制御の一例を示すフローチャート。
【図9】要求噴射量Qfをパラメータとしてエンジン回転数Neと角度差Tnの関係を示すマップ。
【図10】フィードポンプの供給圧Pinとエンジン回転数Neの関係を示すグラフ。
【図11】デューティ比係数Dとエンジン回転数Neの関係を示すマップ。
【図12】作用を説明するグラフで、要求噴射時期T_ITと時間の関係を示す。
【符号の説明】
1 タイマピストン
2 燃料噴射時期制御電磁弁
3 ピン
4 カムディスク
5 シャフト
6 プランジャケース
7 ローラ
8 プランジャ
9 燃料噴射量制御電磁弁
12 噴射ノズル
13 角度板
14 閉弁指令信号板
17a 遅角側歯
17b 中立歯
17c 進角側歯
15 電磁ピックアップ
20 燃料噴射ポンプ
40 コントローラ
41 アクセル開度センサ
42 エンジン回転数センサ
43 水温センサ
44 リフトセンサ
50 フィードポンプ

Claims (3)

  1. エンジンと同期的に駆動されるフィードポンプと、
    同じくエンジンと同期的に駆動されるとともに、噴射時期を設定するカムに係合して燃料を加圧するプランジャと、
    一端に前記フィードポンプからの加圧燃料を導くとともに、両端にかかる燃料の差圧に応じてカムの位相を設定するタイマピストンと、
    前記タイマピストンの両端にかかる差圧を調整して燃料噴射時期を制御する燃料噴射時期制御電磁弁と、
    エンジンの運転条件を検出する運転条件検出手段と、
    前記検出した運転条件に応じて目標燃料噴射時期を演算するとともに、前記燃料噴射時期制御電磁弁を制御する第1の噴射時期制御手段と、
    閉弁期間に応じて前記プランジャから噴射ノズルに圧送供給される燃料噴射量を制御する燃料噴射量制御電磁弁と、
    前記運転条件に応じて燃料噴射量制御電磁弁の閉弁期間を制御する燃料噴射量制御手段とを備えたディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置において、
    前記目標噴射時期と実際の噴射時期との偏差を検知する手段と、
    前記エンジンと同期的に駆動される円板部材と、この円板部材に突設される基準の凸部と、前記目標噴射時期と実際の噴射時期との偏差の基準値に相当する所定の間隔で前記円板部材の円周方向に配設された第2の凸部と、前記カムの位相に応動するとともに、これら凸部の通過に応じて前記基準の凸部に対応する基準トリガ信号と前記第2の凸部に対応する第2のトリガ信号とを発生するトリガ信号発生手段と、
    前記検知した偏差が予め設定した基準値を越えた場合には前記トリガ信号のうち前記偏差が縮小するように前記基準トリガ信号に代わって第2のトリガ信号を選択する手段と、
    前記検出した運転条件に応じて設定された閉弁期間に関するマップを、前記トリガ信号の数に対応した数だけ備え、前記選択されたトリガ信号に対応したマップのデータに基づいて前記燃料噴射量制御電磁弁を制御する第2の噴射時期制御手段と、
    前記第2のトリガ信号が選択された場合に、このトリガ信号に対応する前記基準値に基づいて前記偏差を前記基準値分少なくするよう補正する手段と、
    この補正された偏差に基づいて、この偏差が解消されるように前記燃料噴射時期制御電磁弁を制御する手段と、
    を備えたことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置。
  2. 前記目標噴射時期と実際の噴射時期との偏差を検知する手段は、噴射ノズルに設けたセンサから噴射開始時期を検出し、この噴射開始時期を実際の噴射時期として前記偏差を求めることを特徴とする請求項1に記載のディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置。
  3. 前記目標噴射時期と実際の噴射時期との偏差を検知する手段は、燃料噴射時期制御電磁弁とタイマピストンの制御状態に基づいて実噴射時期の予測値を演算し、
    前記目標噴射時期とこの予測値の差を偏差とすることを特徴とする請求項1に記載のディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置。
JP25778495A 1995-10-04 1995-10-04 ディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置 Expired - Fee Related JP3573172B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25778495A JP3573172B2 (ja) 1995-10-04 1995-10-04 ディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25778495A JP3573172B2 (ja) 1995-10-04 1995-10-04 ディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09100727A JPH09100727A (ja) 1997-04-15
JP3573172B2 true JP3573172B2 (ja) 2004-10-06

Family

ID=17311063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25778495A Expired - Fee Related JP3573172B2 (ja) 1995-10-04 1995-10-04 ディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3573172B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09100727A (ja) 1997-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6318343B1 (en) Fuel pump control system for an internal combustion engine
US10900436B2 (en) Method and system for fuel injector balancing
US11143135B2 (en) Method and system for fuel injector balancing
KR100342840B1 (ko) 내연기관의 밸브타이밍 제어장치
US7082923B2 (en) Idling speed control system and method
EP0206517B1 (en) A method of controlling fuel supply and a fuel injection apparatus
US5996557A (en) Fuel injection timing control system of fuel-injection pump for diesel engines
JP3818011B2 (ja) 内燃機関の燃料圧力制御装置
US5685276A (en) Engine control system
JPH0968078A (ja) 内燃機関の燃料噴射量制御装置
JP2004137901A (ja) 内燃機関のバルブタイミング制御装置
JP3573172B2 (ja) ディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置
JP3812633B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射量制御装置
JP2000314340A (ja) 内燃機関のコモンレール燃料圧力制御装置
JPH0223252A (ja) 圧縮着火機関用燃料噴射率制御装置
JP2001263140A (ja) エンジンの出力制御装置
JP2762573B2 (ja) ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置
EP1138921B1 (en) Injection rate controller for internal combustion engine
JP3628839B2 (ja) ディーゼルエンジンの燃料噴射時期制御装置
JPH02104941A (ja) ディーゼル機関の燃料噴射制御装置
JPS6275050A (ja) デイ−ゼル機関の燃料噴射時期制御装置
JPH09112320A (ja) 内燃機関の燃料噴射量制御装置
JPH062592A (ja) エンジンの空燃比制御装置
JPH063164B2 (ja) デイ−ゼルエンジンの燃料噴射時期制御方法
JP2718185B2 (ja) ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees