JP3568524B1 - スパイラルダイ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ダイ本体1内部に、スパイラル溝3を外面に有するマンドレル2を嵌設すると共に、ダイ本体1の内面を形成するダイシリンダー部の一部分の範囲であって、かつスパイラル溝3の始めの部分から終りの部分までの間に対応する部位に所望幅寸法の回転リング5を前記スパイラル溝3の外周面に沿って回動自在に装着して成ることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、押出し成形法による管状体の成形に好適なスパイラルダイに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の押出法による管状体の成形に用いるダイとしては、スパイダーマークの頻発するスパイダーダイや、偏肉を伴いがちなストレートダイは余り使用されず、マンドレル外面にスパイラル溝を設け、押出機から供給される溶融樹脂をマンドレル内に導入し、2〜8の流路に分割してスパイラル溝を経てダイリップまで移動させることが多い。スパイラル溝は先端から末端に向けて順次浅くなり、溶融樹脂はスパイラル溝を移動する過程でダイシリンダー内面とマンドレルの間に一部移行し、溜り部及び直線部(ランド部:リップギャップ部)で整流され、層流状態でダイリップに達するという構成が従来例として挙げられる。
【0003】
ダイリップ出口での溶融高分子の均一化及び均質化を得るため、現在までに種々の提案がなされて来ている。
【0004】
1)高粘弾性物質の多孔性パイプを製造するに際して、ブレーカープレート後のストランドの分散、又は、原料粉体の接着、架橋のため昇温をするのにシリンダー、マンドレル間の材料を摩擦発熱させる。その摩擦発熱は、シリンダー全域を回転させることで得られる。これは「押出成形の金型と成形物とが相対的に回転するように構成し、回転は連続したものでも振動でもよく、回転の仕方や程度を制御することによって、成形物の特性を制御する」(図5参照)という提案が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
2)パイプ押出成形に際し、肉厚修正をダイと回転可能な偏心ニップル(マンドレル)との隙間と円周方向の温度差検出値で行うというもので、「ダイスとニップル間の樹脂流路を先端を除いて偏心させたクロスヘッドと、樹脂流路の周方向の樹脂温度を検出する温度センサーとを備え、前記ダイス又はニップルの何れか一方が軸心のまわりに回転できるようになされている偏肉防止押出し装置」(図6参照)という提案が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0006】
3)「異なる材料で複数積層物を製造するに際して、分配され、複数スパイラル流路溝からの漏洩流となる材料は、スパイラルを設けたマンドレルを回転することで、異なる樹脂からなる溶融樹脂流を一定の順序で積層させ得る」(図7参照)という提案が開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平8−57936号公報
【特許文献2】
特開昭59−9035号公報
【特許文献3】
特開平10−29237号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
通常ダイ本体は、シリンダー内壁に沿って移動する溶融樹脂流(以下、ランドフローと称する)とスパイラル溝を移動する溶融樹脂流(以下、スパイラルフローと称する)は、量的に一定のバランスを保ってダイリップへ移動するが、このバランスは重要であり、このバランスがくずれると管状体の外観不良が発生し、スジ、ムラ、偏肉、シワ、強度ムラ等を惹き起す。
【0009】
ランドフローとスパイラルフローの適正なバランスは、経験的にスパイラル溝幅、溝深さ、ピッチ等により決定している。然し各フローの適正バランスは、溶融樹脂の流量、温度、粘弾性等によっても変化するが、その変化に対応する適当な手段がないため、ウエルドマークを頻発するが、混練によってこれを解消するため、温度を上げ粘弾性を下げようとして偏肉を生じたり、樹脂の熱劣化によるダイリップの汚れ(ダイマーク等)を惹き起す等の問題がある。
【0010】
押出機で溶融混練された高分子材料を目的の形状に成形するために使用するダイとして、丸ダイ、平ダイがある。
【0011】
丸ダイを使用して成形されるものとして、フィルム、パイプ、ブロー容器、ネット等の管状体が挙げられ、何れもダイリップから押出される溶融高分子の同一円周上の形状が異型を目的とする場合を除いて、ダイの性能が成形品の品質に大きく影響する。同一円周上の形状が均一、均質でない場合、(イ)偏肉、(ロ)外観不良(ウエルドマーク、スジ、ムラ、シワ等)、(ハ)強度ばらつき、(ニ)電気特性ばらつき、などを惹き起す。更に異種原料の切替えの場合、スパイラル溝部等の置換がし難く切替え時間が長く、切替えロスが多いなどの問題が挙げられる。
【0012】
ダイ内の材料の流れは、材料の特性としての粘弾性が温度、圧力に依存する上、流量によっても変化するので流れの制御手段は、固定的なものではなく、可変的とすることが必要であるが、ダイリップに近い直線部(ランド部)に求められる機能としての整流性のためには、固定的な制御手段が望ましい。
【0013】
ここで、ウエルドマーク(ウエルドライン)とは、スパイラル溝を流れた溶融樹脂の流れが合流する場合に、均一、均質にならない時に発生する細い線、即ち「筋目状態」を意味するものとする。
【0014】
前記先行技術(特許文献1〜3)においても、上記課題は、解決されていない。
【0015】
本発明は、上述の状況に鑑みて成されたもので、流入樹脂を周囲均等に分散成形し、均一化、均質化の優れた管状体、インフレーション無延伸、延伸フィルム及び機能フィルムが得られ、且つ多種の溶融樹脂、押出条件に対応出来るスパイラルダイを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
【0017】
(1)ダイ本体内部に、スパイラル溝を外面に有するマンドレルを嵌設すると共に、ダイ本体の内面を形成するダイシリンダー部の一部分の範囲であって、かつスパイラル溝の始めの部分から終りの部分までの間に対応する部位に所望幅寸法の回転リングを前記スパイラル溝の外周面に沿って回動自在に装着し、回転リングとダイ本体の隣接する摺動部位に使用原料を漏洩させて潤滑材とし、且つ排出流量を調節可能なニードルバルブを備えて、この潤滑材を機外に排出する流路を備えた排出機構を設けて成るスパイラルダイ。
【0018】
(2)前記回転リングは、その回転数を60rpm以下で回動制御可能とする前項(1)記載のスパイラルダイ。
【0019】
(3)前記回転リングの内面を、表面あらさ規格における鏡面(0.1S〜6.3S)、粗面(梨地深度4μ〜150μ)、歯形状面(平歯形状、スパイラル歯形状)のいずれか一つの構成とした前項(1)記載のスパイラルダイ。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るスパイラルダイの実施の形態を説明する。
【0024】
図1は、本発明に係るスパイラルダイの要部構成を示す説明図、(a)は、回転リングとピニオン(小歯車)の噛み合う状態を示した模式的説明図、(b)は、断面図、図2は、本発明に係る回転リングの斜視図、図3(a)、(b)、(c)は、回転リング内面の歯形形状の例を示す説明図、図4は、従来例における管状体成形用スパイラルダイの断面図、(a)は溜り部のない場合、(b)は溜り部のある場合、図5は、従来例における特許文献1に係る要部構成を示す断面図、図6は、従来例における特許文献2に係る要部構成を示す断面図、図7は、従来例における特許文献3に係る要部構成を示す断面図、図8は、回転リングを回転させない場合の条件による管状体成形品の外観(偏肉)の状況を示すグラフ、図9は、回転リングを右回転させた場合の条件による管状体成形品の外観(偏肉)の状況を示すグラフ、図10は、回転リングを左回転させた場合の条件による管状体成形品の外観(偏肉)の状況を示すグラフである。
【0025】
以下、図面を参照して本発明に係るスパイラルダイの実施の形態について説明する。
【0026】
本発明に係る押出法による管状体の成形に好適なスパイラルダイは、ダイ本体1内部に、スパイラル溝3を外面に有し、フランジ部2aを一体に成形したマンドレル2をダイ本体1に圧入・嵌設すると共に、ダイ本体1の内面を形成するダイシリンダー部であって、且つスパイラル溝3の始めの部分から終りの部分までの間に所望幅寸法の回転リング5を前記スパイラル溝3の外周面に沿って回動自在に装着して成ることを特徴とする。
【0027】
マンドレル2の外面に設けたスパイラル溝3の深さは、開始点から終点に至るまでの間、徐々に減じて溜り部及び直線部につながる構成としてある。
【0028】
回転リング5は、溶融樹脂の流れを円周方向に適度に分散させ均一、均質化する機能を有し、材料の特性、押出条件等に応じて正逆回転の回転方向及び回転数を選択する構成としてある。
【0029】
回動自在(正逆回転自在)の回転リング5は、その回転数を60rpm以下で回動制御可能であり、回動自在の回転リング5の内面5bを、表面あらさ規格(JIS B 0601−1976)における鏡面の仕上げを0.1S〜6.3S、好ましくは0.1S〜1.6Sとし、また粗面の程度を梨地深度4μ〜150μ、好ましくは4μ〜50μとし、また歯形状面(平歯形状、スパイラル歯形状)のいずれか一つの構成としたことを特徴とする(図3(a)、(b)、(c)参照)。
【0030】
この回転リング5の内面5bの表面あらさは、材料の特性、押出条件等に応じて適正な分散度を得られるように選択することが出来る。
【0031】
回転リング5は、外周面に歯車を形成する歯5aを有し、該歯5aに噛み合う歯4aを有するピニオン(小歯車)4を3以上複数、ダイ本体1に軸4bにより軸支し、前記ピニオン4を介して回動自在としてある。ピニオン(小歯車)4を3以上複数設けることで回転の軸心を精度良く確保する構成となっている。
【0032】
スパイラル溝3を外面に有するマンドレル2に、スパイラル溝3の末端からダイリップ2bの直線部(ランド部:リップギャップ部)までの間に溜り部33を設けたことを特徴とする。溜り部33を適正の大きさとすることにより、流入樹脂の整流性を更に向上させ得る。
【0033】
回転リング5の焼付き防止のために、回転リング5とダイ本体1の隣接する摺動部位に使用原料を漏洩させて潤滑材とし、この潤滑材を機外に排出する流路6を備えた不図示の排出機構を設けてある。この排出機構は、ニードルバルブを備えて排出流量を調節可能であり、更に排出管外周に冷却用フィンを具備し、冷却した使用原料からなる潤滑剤を機外に排出するようになっている。
【0034】
尚、回転リング5の幅寸法は、スパイラル溝の始めの部分、即ちスパイラル溝3の開始点よりも前段部及びスパイラル溝3末端部よりも後段部に亙って余裕を以って決めることが出来、マンドレル2の外面に設けたスパイラル溝3に対応する位置に最小幅となる「スパイラルピッチ+溝幅」、最大幅となる「スパイラル溝開始点より終了点まで」とすることも出来、最適構成要件を満たすことが出来る。
【0035】
回転リング5と他の部位との摺動部の潤滑、高温の押出温度に対する耐熱性が要求され、材料への異種の潤滑剤の混入を回避するため、回転リング5の外周面、且つ歯5aの両側の部位に対応するダイ本体1内の摺動面に設けた環状溝(以下、軸受リングと称す)に管理された漏洩量の溶融樹脂を潤滑剤として導き、前記回転リング5の外側に排出されないようにし、シール系外に排出する構造としてある。
【0036】
以下に各種条件を変えた実施例を示し、説明する。
【0037】
本発明に係るスパイラルダイを用いたポリプロピレン製インフレーションフィルムの製膜を実施する。
【0038】
<装置の仕様>
押出機のスクリュー外径D=φ50mm、スクリュー有効長さL=1433mm、L/D=28、フライトピッチ50mm一定、スクリュー圧縮比3.8、スパイラルダイの出口径φ155mm、エアーリングの内径300mm、冷却リング、安定板、ピンチロール及び製品巻取機を具備。
【0039】
(実施試験1)
インフレーション用原料を使用し、温度条件として、押出機200℃、ヘッド200℃、ダイ200℃、押出量33kg/h、引取速度30m/minとし、図1に示すスパイラルダイを取り付け、フィルム幅320mm、厚み30μのインフレーションフィルムを安定して製膜した。
【0040】
<実施条件1A>
回転リングを固定したまま製膜。製膜を安定させた後、偏肉の調整を行った。
【0041】
<実施条件1B〜4B>
回転リングを稼動し製膜。
【0042】
【表1】
【0043】
記事:
1)右回転は、スパイラルダイのスパイラルねじれ方向と同方向。
2)左回転は、スパイラルダイのスパイラルねじれ方向と逆方向。
【0044】
(実施試験2)
インフレーション用原料に顔料を1%混合した材料(以下、着色材と称する)を15kg作り、その内5kgづつを押出した後に元の状態になるまで、顔料0%材(以下、未着色材と称する)を流す。この時、回転リングを稼動した場合と稼動しない場合の消費未着色材を計量する。
【0045】
以下に実施試験の比較を示す。
【0046】
【表2】<比較例1>
【0047】
図8(実施条件1Aの偏肉)
図9(実施条件1Bの偏肉)
図10(実施条件3Bの偏肉)
図8〜図10において、横軸Xは溝の長さ方向であり、縦軸Yは厚み(μ)の変化を示す。
【0048】
(考察)
1)表2より、実施条件1Aの回転リングを固定したままの場合、ウエルドマークが生じ、紙管に製品を巻くと巻き姿が徐々に悪化した。
【0049】
2)回転の有無では、回転した場合の方が明らかに巻き姿の外観が良好であった。
【0050】
3)表2より、回転した場合、回転数が早い方の巻き姿が良好であった。
【0051】
4)図8のグラフでは、4本の局部偏肉が顕著であった。
【0052】
5)図9のグラフでは、4本の局部偏肉が薄くなり、改善の効果があった。
【0053】
6)図10のグラフでは、局部偏肉の傾向が無く、好適な状態が確認された。
【0054】
【表3】<比較例2>
【0055】
1)押出量15kg/時に回転させない場合は、色が消滅するまでに約40分を要した。
【0056】
2)押出量15kg/時に右回転で稼動した場合は、色が消滅するまでに約20分を要した。
【0057】
3)押出量15kg/時に左回転で稼動した場合は、色が消滅するまでに約14分を要した。
【0058】
4)回転させた場合は、回転させない場合と比べ、ほぼ半分の時間で済んだ。
【0059】
5)右回転に比べ左回転の方が、未着色材の消費量が少なかった。
【0060】
(効果の評価方法)
<評価1>
同条件下において、製膜の安定性と、製品を紙管に硬く巻き、巻き姿を目視する。同時に製膜したフィルムの厚みを連続に測定する。
【0061】
<評価2>
同条件下において、着色材の切替えの消費量と時間を比較する。
【0062】
(評価結果)
<評価結果1>
比較例1では、表2及び図8〜10のグラフより、回転リングを回動する効果が明らかであった。
【0063】
<評価結果2>
比較例2では、色替えの効果が回転リングを稼動することによって、好適な効果が得られることも明らかであり、スパイラルダイのスパイラルねじれ方向に対して逆方向の回転の方が、より効果的であることも明らかとなった。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のスパイラルダイを用いることで、流入樹脂を周囲均等に分散成形し、均一化、均質化の優れた管状体、インフレーション無延伸、延伸フィルム及び機能フィルムが得られ、且つ多種の溶融樹脂、押出条件に対応出来るスパイラルダイを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスパイラルダイの要部構成を示す説明図、(a)回転リングとピニオン(小歯車)の噛み合う状態を示した模式的説明図、(b)断面図
【図2】本発明に係る回転リングの斜視図
【図3】(a)、(b)、(c) 回転リング内面の歯形形状の例を示す説明図
【図4】従来例における管状体成形用スパイラルダイの断面図、(a)溜り部のない場合、(b)溜り部のある場合
【図5】従来例における特許文献1に係る要部構成を示す断面図
【図6】従来例における特許文献2に係る要部構成を示す断面図
【図7】従来例における特許文献3に係る要部構成を示す断面図
【図8】回転リングを回転させない場合の条件による管状体成形品の外観(偏肉)の状況を示すグラフ
【図9】回転リングを右回転させた場合の条件による管状体成形品の外観(偏肉)の状況を示すグラフ
【図10】回転リングを左回転させた場合の条件による管状体成形品の外観(偏肉)の状況を示すグラフ
【符号の説明】
1 ダイ本体
1a 調整リング
2 マンドレル
2b ダイリップ部
3 スパイラル溝
4 ピニオン(小歯車)
4a 歯
4b 軸
5 回転リング
5a 歯
6 流路
31 溶融樹脂の流入口
32 分割流入部
33,33′,33″ 溜り部
Claims (3)
- ダイ本体内部に、スパイラル溝を外面に有するマンドレルを嵌設すると共に、ダイ本体の内面を形成するダイシリンダー部の一部分の範囲であって、かつスパイラル溝の始めの部分から終りの部分までの間に対応する部位に所望幅寸法の回転リングを前記スパイラル溝の外周面に沿って回動自在に装着し、回転リングとダイ本体の隣接する摺動部位に使用原料を漏洩させて潤滑材とし、且つ排出流量を調節可能なニードルバルブを備えて、この潤滑材を機外に排出する流路を備えた排出機構を設けて成ることを特徴とするスパイラルダイ。
- 前記回転リングは、その回転数を60rpm以下で回動制御可能とすることを特徴とする請求項1記載のスパイラルダイ。
- 前記回転リングの内面を、表面あらさ規格における鏡面(0.1S〜6.3S)、粗面(梨地深度4μ〜150μ)、歯形状面(平歯形状、スパイラル歯形状)のいずれか一つの構成としたことを特徴とする請求項1記載のスパイラルダイ。
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