JP3568417B2 - 機器転倒防止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機器転倒防止装置に関し、より詳しくは、回転機構付きテレビ、または回転機構付きテレビ台に載置されたテレビのような回転可能な機器や家具が、地震などの災害発生時に転倒したり、落下したりすることを防止する機器転倒防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転機構付きテレビ、又は回転機構付きテレビ台に載置されたテレビは、視聴者がテレビの画面を正面から視聴するように方向を適宜変えることができ、広く使用されている。しかし、最近のテレビは大型化し、重量も大きく、地震などの災害発生時に転倒したり、落下したりすると非常に危険である。
【0003】
従来の機器転倒防止装置について、図6乃至図10を参照して説明する。
図6は、回転機構付きテレビ台上にテレビ本体を設置し、テレビ本体に転倒防止装置を装着した状態の側面図であり、21は回転機構付きテレビ台、22はテレビ台固定台、23は回転機構、24はテレビ本体、25は転倒防止装置、Wは壁面等の固定物である。
【0004】
図7は、図6の転倒防止装置25の部分を拡大して示す詳細図であり、26はテレビ本体側取付ホルダ、28は壁面固定ホルダ、29は連結ひも、30はビスである。連結ひも29はテレビ台24が転倒するのを防止するため、適当な張力で引っ張られた状態としておく。
【0005】
図8は、図6に示す回転機構付きテレビ台21に載置されたテレビ本体24を部屋の隅に設置した場合の上面図である。図9及び図10は、図8の転倒防止装置25の部分及びその近傍を拡大して示す上面図であって、テレビ本体24の回転角度が各々異なる場合を示す。
【0006】
このように構成された従来の機器転倒防止装置25において、テレビ本体24を回転させるには、回転機構付きテレビ台21をテレビ台固定台22に取り付けられた回転機構23により回転させればよいのであるが、テレビ本体24と壁面Wの間は転倒防止のため連結ひも29で連結されており、連結ひも29が引っ張られる方向へは回転することができない。そこで、テレビ本体24を任意角度に回転させる場合は、その都度連結ひも29の長さを変えたり、連結ひもの長さが一定で変えることができない場合には、壁面固定ホルダ28の位置を移動しなくてはならなかった。また、連結ひも29が弛む方向へテレビ本体24を任意角度に回転させる場合であっても、テレビ本体24の転倒を防ぐためには、テレビ本体24を回転させた後、連結ひも29の長さを短くしたり、壁面固定ホルダ28の位置を移動しなくてはならなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術においては、回転機構付きテレビや回転機構付きテレビ台を回転してテレビの角度を変える場合には、連結ひもを取り外したり、取り付けたりしなければならず、また壁面固定ホルダの位置を移動したりしなければならず不便であった。
したがって、本発明は、回転可能に設置された機器本体が任意の角度回転することができるとともに、機器本体の転倒あるいは落下を確実に防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような従来技術における課題を解決すべき手段として、機器の回転中心と略一致した中心を有する湾曲状レールを機器に固定し、このレールに摺動自在なホルダを装着し、壁面に固定されるホルダとの間を連結部材で連結することにより、機器が回転しても壁面からの連結部材の長さが一定であることにより機器の転倒あるいは落下を防止することができる。
【0009】
請求項1の発明は、壁面等の固定物に固定されるホルダと、床面と略平行に回転可能な機器の前記固定物と対向する面に設けられる湾曲状レールと、該湾曲状レールに摺動自在に保持されるスライダと、前記ホルダと前記スライダとを連結する連結部材とからなり、前記湾曲状レールの曲率中心が前記機器の回転中心と略一致していることを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記連結部材の長さは一定であり、少なくともその一端は前記ホルダまたはスライダと前記機器の回転方向に回動自在に係止されることを特徴とする。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記連結部材の長さが調整可能であることを特徴とする。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記湾曲状レールは前記機器のキャビネットと一体成型にて形成されることを特徴とする。
【0013】
請求項5の発明は、壁面等の固定物に固定されるホルダと、床面と略平行に回転可能な機器の前記固定物と対向する面に設けられるレールと、該レールに摺動自在に保持されるスライダと、前記ホルダと前記スライダとを連結する連結部材とからなり、該連結部材の長さは一定であり、少なくともその一端は前記ホルダまたはスライダと前記機器の回転方向に回動自在に係止されることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例の機器転倒防止装置について、図1乃至図5を参照して説明する。
図1は、回転機構付きテレビ台1上にテレビ本体4を載置し、テレビ本体4の後部上方と建物の壁面W等の固定物との間に機器転倒防止装置5を装着して連結した状態を示す側面図であり、図2は、図1の機器転倒防止装置5及びその近傍を拡大して示す斜視図である。図1,図2において、1は回転機構付きテレビ台、2はテレビ台固定台、3は回転機構、4はテレビ本体、5は機器転倒防止装置、6は断面略C字状レール、7はスライダ、8は壁面固定ホルダ、9は連結ひも、10はビスである。断面略C字状レール6は、その長手方向において略円弧状に湾曲して形成されており、図3に示すように、テレビ本体4が回転機器付きテレビ台1上に載置された時、湾曲したレール6の円弧の中心が回転機構付きテレビ台1の回転中心と略一致するようにテレビ本体4の後部上方にビス10を用いて取り付けられている。また、断面C字状レール6は、テレビ本体4のキャビネットと一体成形によって予め形成しておけば、ビスにより取り付ける作業を省略することができる。連結ひも9は長さを一定とし、レール6および壁面固定ホルダ7との係止部を機器の回転方向に回動自在にしておけば、連結ひも9の取り付け時に作業がしやすく、またテレビ本体4を回転させる時の動作が円滑になる。
【0015】
図3は、図1において上方からみた状態を示す上面図である。図4,図5は、図3における機器転倒防止装置5およびその近傍を拡大して示す上面図であって、図4はテレビ本体4が部屋の中央部に向けられた状態を示し、図5はテレビ本体4を任意角度回転させた状態を示す。
【0016】
機器転倒防止装置5を、回転テレビ台1上に載置されたテレビ本体4に装着する作業につき図2を参照して説明する。
回転テレビ台1上に載置されたテレビ本体4の後部上方に断面略C字状レール6をビス10によって取り付ける(テレビの製造時に、テレビ本体4の後部上方に断面略C字状レール6が一体成形等によって予め取り付けられているものについては、この作業は省略できる)。この際、断面略C字状レール6は略円弧状に湾曲しているので、その中心をテレビ本体4、すなわち回転機構付きテレビ台1の回転中心に一致するように取り付ける。壁面Wに壁面固定ホルダ8をビス10によって取り付ける。次に、レール6の端部からスライダ7を挿入し、レール6の略中央に配置し、スライダ7の輪部分と壁面固定ホルダ8の輪部分との間を十分強度のある連結ひも9によって適当な張力で引っ張った状態で確実に連結する。この場合、連結ひも9の長さが一定であるものの場合は、連結ひも9の長さに合わせて回転機構付きテレビ台1の設置位置を調整するか、または壁面固定ホルダ8の位置を移動することになる。
【0017】
このように構成された機器転倒防止装置5を取り付けたテレビ本体4は、断面略C字状レール6は略円弧状に湾曲してあり、スライダ7が断面略C字状レール6の溝中を摺動自在であるので、テレビ台固定台2に取り付けられた回転機構3によりテレビ本体4は自由に回転することができる。この時、テレビ本体4がどのような回転位置にあっても、テレビ本体4は連結ひも9によって壁面Wと連結されているので、地震等の災害発生時においても転倒したり、回転テレビ台1から落下することを防ぐことができる。
【0018】
なお、前記実施例においては、テレビ本体4に対し断面略C字状レール6をビス10によって取り付ける構成としたが、テレビに限らず転倒あるいは落下の恐れのある機器または家具等に対して適用することができ、またテレビ本体に固定される湾曲状のレールは、断面略C字状レールとその溝中に挿入されるスライダに限らず、例えばH字状のレールとそれに外嵌するスライダのような組み合わせとすることもできる。
【0019】
【発明の効果】
テレビ本体等の機器の回転中心と略一致した回転中心を有する湾曲状のレールを機器に固定し、そのレールに摺動自在なホルダを装着し、このホルダと壁面側に固定された壁面固定ホルダとを強固な連結部材で連結することにより、機器は任意の角度回転することができるにもかかかわらず、機器の転倒あるいは落下を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の機器転倒防止装置をテレビ本体に装着した状態を示す側面図である。
【図2】図1における機器転倒防止装置及びその近傍を拡大して示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例の機器転倒防止装置をテレビ本体に装着した状態を示す上面図である。
【図4】図3における機器転倒防止装置及びその近傍を拡大して示し、テレビ本体が部屋の中央部に向けられた状態を示す上面図である。
【図5】図4における状態からテレビ本体を任意角度回転させた状態を示す上面図である。
【図6】従来の機器転倒防止装置をテレビ本体に装着した状態を示す側面図である。
【図7】図6における機器転倒防止装置及びその近傍を拡大して示す図である。
【図8】従来の機器転倒防止装置をテレビ本体に装着した状態を示す上面図である。
【図9】図8における機器転倒防止装置及びその近傍を拡大して示し、テレビ本体が部屋の中央部に向けられた状態を示す上面図である。
【図10】図9における状態からテレビ本体を任意角度回転させた状態を示す上面図である。
【符号の説明】
1,21…回転機構付きテレビ台、2,22…テレビ台固定台、3,23…回転機構、4,24…テレビ本体、5,25…機器転倒防止装置、6…断面略C字状レール、7…スライダ、8,28…壁面固定ホルダ、9,29…連結ひも、10,30…ビス、26…テレビ本体側取付ホルダ、W…壁面。

Claims (5)

  1. 壁面等の固定物に固定されるホルダと、床面と略平行に回転可能な機器の前記固定物と対向する面に設けられる湾曲状レールと、該湾曲状レールに摺動自在に保持されるスライダと、前記ホルダと前記スライダとを連結する連結部材とからなり、前記湾曲状レールの曲率中心が前記機器の回転中心と略一致していることを特徴とする機器転倒防止装置。
  2. 前記連結部材の長さは一定であり、少なくともその一端は前記ホルダまたはスライダと前記機器の回転方向に回動自在に係止されることを特徴とする請求項1に記載の機器転倒防止装置。
  3. 前記連結部材の長さが調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の機器転倒防止装置。
  4. 前記湾曲状レールは前記機器のキャビネットと一体成型にて形成されることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の機器転倒防止装置。
  5. 壁面等の固定物に固定されるホルダと、床面と略平行に回転可能な機器の前記固定物と対向する面に設けられるレールと、該レールに摺動自在に保持されるスライダと、前記ホルダと前記スライダとを連結する連結部材とからなり、該連結部材の長さは一定であり、少なくともその一端は前記ホルダまたはスライダと前記機器の回転方向に回動自在に係止されることを特徴とする機器転倒防止装置。
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