JP3567191B2 - マイクロウエーブセンサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、可視光線よりも低周波の電磁波を用いた能動型のセンサであるマイクロウエーブセンサ(以下、「MWセンサ」という)に係る。特に、本発明は、周波数の異なる複数のマイクロ波を利用して物体までの距離を測定するようにしたMWセンサの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、防犯装置の一つとして、マイクロ波を検知エリアに向けて送信し、検知エリア内に人体が存在する場合には、その人体からの反射波(ドップラー効果によって変調したマイクロ波)を受信して人体(侵入者)を検知するMWセンサが知られている(例えば特開平7−37176号公報)。
【0003】
更に、MWセンサの1タイプとして、周波数の異なる複数のマイクロ波を利用して物体までの距離を計測するようにしたものも知られている。この種のセンサは、例えば周波数の異なる2種類のマイクロ波を検知エリアに向けて送信し、それぞれの反射波に基づく2つのIF信号の位相差を検出するようになっている。この位相差は、ターゲット(人体等の物体)までの距離に相関があり、ターゲットまでの距離が大きいほど位相差も大きくなる傾向がある。つまり、この位相差を求めることによりターゲットまでの距離を計測することが可能である。以下、この種のセンサにおけるIF信号の位相差検出動作について説明する。
【0004】
周波数の異なる2種類のマイクロ波の反射波に基づくIF信号が図7(a)に示すような正弦波IFout1,IFout2(ターゲットまでの距離に応じた位相差を有している)である場合、これらIF信号から成形される矩形波A,Bは、それぞれ図7(b)に示すようになる。そして、これら矩形波A,Bの位相差(図中における矩形波の立ち上がり部分の位相差Δt)を検出することによってターゲットまでの距離を計測することが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実際にマイクロ波が人体によって反射される場合、その反射波は、人体の手足などの複雑な動きを行っている部分から反射されたものが含まれているため、多くの周波数成分を含んでいる。このため、実際に得られるIF信号は、図8(a)に示すような複雑な波形として得られ、上述のような正弦波の状態では得られない。
【0006】
このような複雑な波形として得られたIF信号IFout1,IFout2から矩形波を成形した場合、図8(b)に示すように、矩形波A,B同士の位相差はターゲットまでの距離を正確に反映したものにならない可能性が高い。つまり、本来、ターゲットの位置は一定又は徐々に変化していくものであるため、各矩形波A,B同士の位相差は常に一定かまたは徐々に変化していく(ターゲットが近づいて来る場合には位相差は徐々に小さくなり、ターゲットが遠ざかっていく場合には位相差は徐々に大きくなる)のが通常である。ところが、図8(b)に示すものでは各矩形波A,B同士の位相差はそれを反映したものとはなっていない。
【0007】
つまり、この複数のマイクロ波を利用したMWセンサは、図7を用いて説明したように理論上はターゲットまでの距離を計測することができるものの、実際にターゲットまでの距離を正確に計測するためには更なる改良が必要とされるものであった。
【0008】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、周波数の異なる複数のマイクロ波を利用して物体までの距離を測定するようにしたMWセンサに対し、ターゲットからの反射波に多くの周波数成分が含まれている場合であってもターゲットまでの距離を正確に計測することができるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
−発明の概要−
上記の目的を達成するために、本発明は、IF信号から成形される矩形波中のデータを所定時間に亘ってサンプリングしてこれらのXOR(排他的論理和)またはXNOR(排他的否定論理和)を積分することにより個々の周波数成分の波形に含まれる誤差を相殺できるようにしている。
【0010】
−解決手段−
具体的に、本発明は、検知エリアに向けて周波数の異なる複数のマイクロ波を送信し、この検知エリア内に物体が存在する場合に、各マイクロ波の物体による反射波を受信することにより物体検知を行うマイクロウエーブセンサを前提とする。このマイクロウエーブセンサに対し、各マイクロ波の反射波により得られる複数のIF信号波形を矩形波として成形し、これらIF信号の矩形波を所定時間に亘ってデータサンプリングしてこれらのXOR(排他的論理和)またはXNOR(排他的否定論理和)を積分し、これをサンプリングデータ数で除した値を相関値として求め、この相関値に基づいて物体までの距離を計測する距離計測手段を備えさせている。
【0011】
この特定事項により、MWセンサによって人体等を検知する場合において、人体の手足などの複雑な動きに起因する多くの周波数成分が含まれている反射波を受けた場合であっても、各周波数成分の誤差を互いに相殺することができ、ターゲットまでの距離を正確に計測することができる。
【0012】
IF信号をサンプリングする時間としては、物体によって反射される反射波に含まれる周波数成分のうち最も周波数の低い波形の1周期分の時間よりも長い時間に設定されている。例えば最も周波数の低い波形の周波数が15Hzである場合にサンプリング時間を0.2secに設定することなどが掲げられる。このように反射波に含まれる各周波数成分の波形の波長よりも長い時間に亘ってIF信号をサンプリングすることにより、上記各周波数成分の誤差の相殺を確実に行うことができ、ターゲットまでの距離をよりいっそう正確に計測することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ここでは、周波数の異なる2種類のマイクロ波を利用して物体までの距離を計測するようにしたMWセンサに本発明を適用した場合について説明する。
【0014】
−MWセンサの構成説明−
図1は本形態に係るMWセンサ1の回路構成を示している。この図に示すように、MWセンサ1は、RFモジュール2及び信号処理部3を備えている。
【0015】
RFモジュール2は、マイクロ波を発振する発振器21、この発振器21から発振されるマイクロ波の周波数を切り換えるための変調器22、発振器21から発振されたマイクロ波を検知エリアに向けて送信する送信アンテナ23、人体等の物体によって反射したマイクロ波の反射波を受信する受信アンテナ24、この受信されたマイクロ波と発振器21の電圧波形とをミキシングして出力するミキサ25を備えている。つまり、送信アンテナ23から検知エリアに向けて送信されたマイクロ波は、検知エリア内に人体等が存在する場合、ドップラー効果によりその人体等からの反射波の周波数が変調されて受信アンテナ24に受信される。この受信された反射波はミキサ25によって発振器21の電圧波形とミキシングされた後、RFモジュール2からIF出力信号(IFout0)として信号処理部3に出力されるようになっている。
【0016】
一方、信号処理部3は、送信アンテナ23から送信する各周波数のマイクロ波毎に対応して第1の出力ラインL1及び第2の出力ラインL2を備えている。各ラインL1,L2には、電源31,32,33、IFアンプ34,35、コンパレータ36,37が備えられ、コンパレータ36,37の出力側には本形態の特徴とする距離計測手段としての距離計測演算部38が設けられている。
【0017】
各IFアンプ34,35は、第1スイッチSW1を介してRFモジュール2の出力側に接続されている。この第1スイッチSW1は、上記2種類のマイクロ波のうち一方が送信アンテナ23から送信されている場合には第1の出力ラインL1に接続し、他方のマイクロ波が送信アンテナ23から送信されている場合には第2の出力ラインL2に接続するように切り換えられる。つまり、一方のマイクロ波の送信時に人体等によって反射された反射波に係るIF出力信号(IFout1)は第1の出力ラインL1に出力され、他方のマイクロ波の送信時に人体等によって反射された反射波に係るIF出力信号(IFout2)は第2の出力ラインL2に出力される構成となっている。
【0018】
また、各電源31,32は、上記第1スイッチSW1に連動する第2スイッチSW2を介してRFモジュール2の入力側に接続されている。この第2スイッチSW2も、2種類のマイクロ波のうち何れのマイクロ波を送信アンテナ23から送信するかによって各電源31,32に対する接続状態が切り換わるようになっている。つまり、この第2スイッチSW2が一方の電源31に接続している状態と他方の電源32に接続している状態とで、変調器22がマイクロ波の周波数を切り換え、これによって送信アンテナ23から送信されるマイクロ波の周波数が切り換えられる構成となっている。
【0019】
このようにして、各スイッチSW1,SW2の切り換え動作に伴い、一方の周波数のマイクロ波が送信アンテナ23から検知エリアに向けて送信され、その反射波に基づくIF出力信号(IFout1)が信号処理部3の第1の出力ラインL1に出力されてこの第1の出力ラインL1において信号処理が行われる第1処理動作と、他方の周波数のマイクロ波が送信アンテナ23から検知エリアに向けて送信され、その反射波に基づくIF出力信号(IFout2)が信号処理部3の第2の出力ラインL2に出力されてこの第2の出力ラインL2において信号処理が行われる第2処理動作とが所定時間間隔(例えば数msec)をもって切り換えられるようになっている。そして、各処理動作では、RFモジュール2から出力されたIF出力信号は、IFアンプ34,35によって増幅され、このIFアンプ34,35からの出力がコンパレータ36,37によって矩形波に成形された後に距離計測演算部38に出力されるようになっている。
【0020】
更に、上記各処理動作について詳述すると、検知エリア内に人体等が存在していない場合には、送信アンテナ23から送信されたマイクロ波と受信アンテナ24に受信されたマイクロ波との周波数は等しいため、IFアンプ34,35からの出力信号におけるIF周波数は「0」となり、コンパレータ36,37からは信号が出力されない。これに対し、検知エリア内に人体等が存在する場合には、送信アンテナ23から送信されたマイクロ波の周波数に対して受信アンテナ24に受信されたマイクロ波は変調されるため、コンパレータ36,37の出力信号波形に変化が生じ、この矩形波が距離計測演算部38に出力されるようになっている。
【0021】
−距離計測演算部38の処理動作−
次に、コンパレータ36,37からの出力信号波形を受ける距離計測演算部38の処理動作について説明する。
【0022】
この距離計測演算部38では、各コンパレータ36,37から受けた2種類のIF信号波形の矩形波A,Bを所定時間に亘ってデータサンプリングしてこれらのXNOR(排他的否定論理和)を積分し、これをサンプリングデータ数で除した値を相関値として求める。そして、この相関値に基づいて人体等の物体までの距離を計測するようにしている。以下に詳しく説明する。
【0023】
今、各コンパレータ36,37から受けた2種類のIF信号波形の矩形波を図2に示す波形A,Bとする。これら波形に対し、以下の式(1)によって、所定時間に亘ってデータサンプリングしてこれらのXNOR(図2の最下段の波形参照)を積分し、これをサンプリングデータ数nで除した値を相関値として求める。
【0024】
【数1】
【0025】
この相関値は、2種類の矩形波A,Bが一致している場合(位相差0の場合)には「1」となり、この2種類の矩形波A,Bの位相差が180°である場合には「0」となる値として求められる。図3は、この2種類の矩形波A,Bの位相差と相関値との関係を示すグラフである。
【0026】
このようにして求めた相関値を利用し、以下の式(2)によって物体までの距離Rを求めることが可能となる。
【0027】
【数2】
【0028】
ここで、Δφは矩形波A,Bの位相差、Δλは発振器21から発振される2種類のマイクロ波の周波数差である。
【0029】
このようにして、相関値を求め、これを利用して物体までの距離を算出する場合、多くの波形の位相差が平均化され、個々の波形に含まれている誤差が相殺されることになる。このため、物体からの反射波に多くの周波数成分が含まれている場合であっても物体までの距離を正確に計測することが可能になる。
【0030】
図4は、相関値と物体までの距離との関係を示すグラフである。
【0031】
尚、IF信号をサンプリングする時間は、IFoutで検出されるドップラー信号に含まれる周波数成分のうち最も周波数の低い波形の1周期分の時間よりも十分に長い時間に設定することが好ましい。これは、サンプリング長さを長く設定するほど上記誤差を確実に相殺することができるためである。以下に、このサンプリング長さを短く設定した場合と長く設定した場合とにおける誤差の相殺度合いについて説明する。
【0032】
今、第1の出力ラインL1で得られたIF信号(IFout1)を図5で示す波形とし、第2の出力ラインL2で得られたIF信号(IFout2)を図6で示す波形とした場合について説明する。
【0033】
各IF信号(IFout1,IFout2)には、異なる2つの反射波の合成波として得られている。具体的には、第1の出力ラインL1で得られたIF信号(IFout1)は反射波α1とβ1との合成波として得られ、第2の出力ラインL2で得られたIF信号(IFout2)は反射波α2とβ2との合成波として得られている。また、ここでは、各IF信号(IFout1,IFout2)の位相差が90°である(IF信号(IFout2)がIF信号(IFout1)よりも90°だけ位相が遅れている)場合について説明する。つまり、本来の上記相関値は図3によれば「0.5」となるべきものとして設定する。
【0034】
そして、各IF信号(IFout1,IFout2)の1波長に対し36ポイントのサンプリングを行う。各ポイントにおけるデータのXNORによって成形される矩形波として「Hi」となる部分を○印で、「Lo」となる部分を×印で、一方の波形の電圧値のみが「0」である部分を●印で、それぞれ各波形上に示している。つまり、各サンプリングポイントにおいて、各IF信号(IFout1,IFout2)が共に正または共に負であるポイントでは成形される矩形波は「Hi」となるため上記○印を付している。また、各IF信号(IFout1,IFout2)の一方が正で他方が負であるポイントでは成形される矩形波は「Lo」となるため上記×印を付している。更に、各IF信号(IFout1,IFout2)の一方が正または負の値であって他方が「0」であるポイントでは上記●印を付している。
【0035】
そして、上記各サンプリングポイントにおいて、「Hi」部分を「1」、「Lo」部分を「0」、一方の波形の電圧値のみが「0」である部分を「0.5」として相関値を計算した。
【0036】
この場合、各IF信号の前半の半波長分(図5及び図6における時間T1)の相関値は「11.5/18=0.64」となっている。一方、各IF信号の後半の半波長分(図5及び図6における時間T2)の相関値は「6.5/18=0.36」となっている。このように、IF信号をサンプリングする時間が短い場合には本来の相関値(ここでは各IF信号(IFout1,IFout2)の位相差を90°に設定しているため本来の相関値は「0.5」である)が得られない可能性がある。
【0037】
これに対し、各IF信号の1波長分(図5及び図6における時間T1及びT2)に亘ってサンプリングを行った場合の相関値は「18/36=0.5」となっており、本来の相関値が得られる。このように、サンプリング長さを長く設定するほど上記誤差を確実に相殺することができる。
【0038】
−その他の実施形態−
上述した実施形態では、距離計測演算部38が、所定時間に亘ってデータサンプリングした2種類のIF信号波形の矩形波のXNOR(排他的否定論理和)を積分し、これをサンプリングデータ数で除した値を相関値として求めるようにしていた。本発明は、これに限らず、所定時間に亘ってデータサンプリングした2種類のIF信号波形の矩形波のXOR(排他的論理和)を積分し、これをサンプリングデータ数で除した値を相関値として求めるようにしてもよい。
【0039】
また、上記実施形態では、周波数の異なる2種類のマイクロ波を利用して物体までの距離を計測するようにしたMWセンサに本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、周波数の異なる3種類以上のマイクロ波を利用して物体までの距離を計測するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、周波数の異なる複数のマイクロ波を利用して物体までの距離を測定するようにしたMWセンサに対し、IF信号から成形される矩形波中のデータを所定時間に亘ってサンプリングしてこれらのXOR(排他的論理和)またはXNOR(排他的否定論理和)を積分することにより個々の周波数成分の波形に含まれる誤差を相殺して物体までの距離を計測できるようにしている。このため、人体等を検知する場合において、人体の手足などの複雑な動きに起因する多くの周波数成分が含まれている反射波を受けた場合であっても、各周波数成分の誤差を互いに相殺することができ、人体等の物体までの距離を正確に計測することができる。
【0041】
また、IF信号をサンプリングする時間として、物体によって反射される反射波に含まれる周波数成分のうち最も周波数の低い波形の1周期分の時間よりも長い時間に設定した場合には、比較的長い時間に亘ってIF信号をサンプリングすることにより、上記各周波数成分の誤差の相殺を確実に行うことができ、物体までの距離をよりいっそう正確に計測することが可能となり、MWセンサの信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るMWセンサの回路構成を示す図である。
【図2】各コンパレータから受けた2種類のIF信号波形の矩形波及びそれらのXNOR(排他的否定論理和)波形を示す図である。
【図3】2種類の矩形波の位相差と相関値との関係を示す図である。
【図4】物体までの距離と相関値との関係を示す図である。
【図5】サンプリング長さを短く設定した場合と長く設定した場合とにおける誤差の相殺度合いについて説明するための図である。
【図6】IF信号が正弦波である場合における各IF信号及びそれにより得られた矩形波を示す図である。
【図7】従来例における各IF信号及びそれにより得られた矩形波を示す図である。
【図8】従来例において反射波が多くの周波数成分を含んでいる場合における各IF信号及びそれにより得られた矩形波を示す図である。
【符号の説明】
1 マイクロウエーブセンサ
38 距離計測演算部(距離計測手段)
Claims (2)
- 検知エリアに向けて周波数の異なる複数のマイクロ波を送信し、この検知エリア内に物体が存在する場合に、各マイクロ波の物体による反射波を受信することにより物体検知を行うマイクロウエーブセンサにおいて、
上記各マイクロ波の反射波により得られる複数のIF信号波形を矩形波として成形し、これらIF信号の矩形波を所定時間に亘ってデータサンプリングしてこれらのXOR(排他的論理和)またはXNOR(排他的否定論理和)を積分し、これをサンプリングデータ数で除した値を相関値として求め、この相関値に基づいて物体までの距離を計測する距離計測手段を備えていることを特徴とするマイクロウエーブセンサ。 - 請求項1記載のマイクロウエーブセンサにおいて、
IF信号をサンプリングする時間は、物体によって反射される反射波に含まれる周波数成分のうち最も周波数の低い波形の1周期分の時間よりも長い時間に設定されていることを特徴とするマイクロウエーブセンサ。
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2001
- 2001-07-19 JP JP2001220079A patent/JP3567191B2/ja not_active Expired - Fee Related
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