JP3567162B1 - 4−オキソキノリン化合物及びそのhivインテグラーゼ阻害剤としての利用 - Google Patents

4−オキソキノリン化合物及びそのhivインテグラーゼ阻害剤としての利用 Download PDF

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Abstract

【課題】 HIVインテグラーゼ阻害活性を有する抗HIV剤を提供すること。
【解決手段】 下記一般式[I]
【化1】
Figure 0003567162
(式中、各記号は明細書に記載の通りである。)で表される4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩、及びそれら化合物を含有してなる抗HIV剤に関する。本発明の化合物は、HIVインテグラーゼ活性を阻害する作用を有し、抗HIV剤としてエイズの治療剤若しくは予防剤として有用である。また、プロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素阻害剤等の他の抗HIV剤との併用により、更に有効な抗HIV剤となり得る。また、インテグラーゼに特異的な高い阻害活性を有することは、人体に対し安全な副作用の少ない薬剤となり得る。
【選択図】 なし

Description

本発明は、抗HIV剤として有用な新規な4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩に関する。また本発明は、ある種の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩の抗HIV剤としての新規な用途に関する。更に詳しくは、特にインテグラーゼ阻害活性により抗HIV作用を示す4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩を含む抗HIV剤に関する。
レトロウイルスに属するHIV(Human ImmunodeficiencyVirus(type 1):ヒト免疫不全症ウイルス)は、エイズ(AIDS:Acquired Immunodeficiency Syndrome:後天性免疫不全症候群)の原因ウイルスである。
HIVは、ヘルパーT細胞、マクロファージ、樹状細胞といったCD4陽性細胞群を標的とし、これら免疫担当細胞を破壊し、免疫不全症を引き起こす。
従って、エイズの治療若しくは予防のためには、生体内のHIVを根絶する或いは増殖を抑制する薬剤が有効である。
HIVは、2分子のRNA遺伝子を殻内に有し、更にその殻を外皮蛋白質で覆っている。RNAにはウイルス特有の複数の酵素(プロテアーゼ、逆転写酵素、インテグラーゼ)等がコードされ、殻内には翻訳された逆転写酵素及びインテグラーゼが、殻内外にはプロテアーゼが存在する。
HIVは宿主細胞内に接触・侵入後、脱殻を起こし、細胞質内にRNAとインテグラーゼ等の複合体を放出する。該RNAからは逆転写酵素によりDNAが転写され、完全長の二本鎖DNAが生成される。該DNAは宿主細胞核内に移行し、インテグラーゼにより宿主細胞DNAに組み込まれる。組み込まれたDNAは宿主細胞のポリメラーゼによってmRNAに変換され、該mRNAからはHIVプロテアーゼ等により、ウイルス形成に必要な種々蛋白質が合成され、最終的にウイルス粒子が形成され、出芽・遊離する。
HIVの増殖にはこれらウイルス特異的酵素が必須とされており、抗ウイルス剤開発のターゲットとして注目され、既に、いくつかの抗HIV剤が開発されている。
例えば、逆転写酵素阻害剤として、ジドブジン、ジダノシン、ラミブジン等、プロテアーゼ阻害剤として、インジナビル、ネルフィナビル等が既に市販されている。
また、これらの薬剤を併用する多剤併用療法も用いられ、例えば、逆転写酵素阻害剤(ジドブジンとジダノシン)の2剤併用、逆転写酵素阻害剤(ジドブジンとラミブジン)とプロテアーゼ阻害剤(ネルフィナビル)との3剤併用等が臨床で用いられ、これら多剤併用療法がエイズ治療の主流となってきている(例えば、非特許文献1参照。)。
しかし、これら薬剤には肝機能障害、めまい等の中枢神経障害等の副作用が知られているものもあり、薬剤に対する耐性の獲得も問題となっている。そればかりか、多剤併用療法に対する多剤耐性を示すHIVの出現も知られている。
この様な状況下、更なる新規の薬剤の開発、特に新しいメカニズムによる抗HIV剤の開発が望まれており、レトロウイルスに特徴的なインテグラーゼがHIVの増殖に必須の酵素であることから、インテグラーゼ阻害活性を有する抗HIV剤の開発が期待されている。
しかしながら、未だ有効なインテグラーゼ阻害剤は見出されていない。
次に本発明の抗HIV剤に比較的類似の既知化合物について述べる。
WO02/070486号には、インテグラーゼ阻害活性を有する抗HIV剤として、下記化合物[A]、[B]等が記載されている(特許文献1参照。)。
Figure 0003567162
また、WO02/36734号には、インテグラーゼ阻害活性を有する抗HIV剤として、下記化合物[C]等が記載されている(特許文献2参照。)。
Figure 0003567162
また、WO02/55079号には、インテグラーゼ阻害活性を有する抗HIV剤として、下記化合物[D]等が記載されている(特許文献3参照。)。
Figure 0003567162
しかし、これら公報には本発明明細書中に開示の4−オキソキノリン化合物は含まれず、それを示唆する記載も見られない。
次に、本発明の化合物に比較的類似の化合物について述べる。
US3,472,859号には、抗バクテリア剤又は抗菌剤として、下記の化合物[E]等が記載されている(特許文献4参照。)。
Figure 0003567162
また、特開昭48−26772号には、抗菌活性を有する化合物として、下記の化合物[F]等が記載されている(例えば、特許文献5、非特許文献2、非特許文献3参照。)。
Figure 0003567162
また、脱水素酵素阻害剤として、下記の化合物[G]等が薬理評価されている(非特許文献4参照。)。
Figure 0003567162
また、特表2002−534416号(特許ファミリー:WO00/40561号、US6,248,739号、EP1140850号)には、抗ウイルス活性を有する化合物の合成中間体として、下記の化合物[H]等が記載されている(特許文献6参照。)。
Figure 0003567162
特表2002−534417号(特許ファミリー:WO00/40563号、US6,248,736号、EP1140851号)にもまた、抗ウイルス活性を有する化合物の合成中間体として、下記の化合物[J]等が記載されている(特許文献7参照。)。
Figure 0003567162
また、WO01/98275号(特許ファミリー:US2001/103220号)にもまた、抗ウイルス活性を有する化合物の合成中間体として、下記の化合物[K]等が記載されている(特許文献8参照。)。
Figure 0003567162
また、特開平4−360872号(特許ファミリー:US5,985,894号、EP498721B1号)には、抗アンジオテンシンII受容体に対する拮抗作用を有する化合物として、下記の化合物[L]等が記載されている(特許文献9参照。)。
Figure 0003567162

WO02/070486号公報(118頁実施例I−62、203頁実施例I−152) WO02/36734号公報(106頁、例3) WO02/055079号公報(79頁、例1) US3,472,859号公報(カラム11、10行) 特開昭48−26772号公報(6頁、実施例9) 特表2002−534416号公報(頁141、化60) 特表2002−534417号公報(34頁、化18) WO01/98275号公報(39頁、29行) 特開平4−360872号公報(64頁、表1) Guidelines for the Use of Antiretroviral Agents in HIV−Infected Adults and Adolescents. August13,2001 九州共立大学研究報告 工学部,第14号,1990年3月,p21−32 Memoirs Kyushu Inst.Tech.(Eng.)No.14,1984,pp.13−16 Journal of Medicinal Chemistry、vol.15,No.3,p.235−237,1972.table 1
これまでの薬理研究及び臨床結果から得られた知見より、抗HIV剤はエイズ発症の予防及び治療に有効であり、特にインテグラーゼ阻害作用を有する化合物は有効な抗HIV剤に成り得る。
従って、本発明は、抗HIV作用を有する薬剤、特にインテグラーゼ阻害作用を有する薬剤を提供することを課題とする。
本発明者らは、抗HIV作用、特にインテグラーゼ阻害作用を有する化合物を見出すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
より詳しくは下記(1)乃至(28)に示す通りである。
(1) 下記一般式[I]で表される4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含有してなる抗HIV剤。
Figure 0003567162
[式中、
環Cyは、
下記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、
下記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基であり、
(ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)
グループAは、
シアノ基、フェニル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、
ハロC1-4アルキル基、ハロC1-4アルキルオキシ基、
−ORa1、−SRa1、−NRa1a2
−CONRa1a2、−SO2NRa1a2
−CORa3、−NRa1CORa3、−SO2a3、−NRa1SO2a3
−COORa1、及び、−NRa2COORa3
からなる群であり、
(ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)
1は、
下記グループBから選ばれる置換基、又は、
ハロゲン原子及び下記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基であり、
グループBは、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)、
−ORa4、−SRa4、−NRa4a5
−CONRa4a5、−SO2NRa4a5
−CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6
−COORa4、及び、−NRa5COORa6からなる群であり、
{ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}
2は、水素原子又はC1-4アルキル基であり、
31は、水素原子、シアノ基、ヒドロキシ基、アミノ基、ニトロ基、
ハロゲン原子、C1-4アルキル基、C1-4アルコキシ基、C1-4アルキルスルファニル基、
ハロC1-4アルキル基、又は、ハロC1-4アルキルオキシ基であり、
Xは、C−R32又は窒素原子であり、
Yは、C−R33又は窒素原子であり、
ここで、R32及びR33は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)、
ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基、
−ORa7、−SRa7、−NRa7a8
−NRa7CORa9、−COORa10、又は、
−N=CH−NRa10a11
(ここで、Ra7及びRa8は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、グループB、又は、ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基であり、Ra9はC1-4アルキル基であり、Ra10及びRa11は、それぞれ同一又は異なって、水素原子又はC1-4アルキル基である。)である。]
(2) XがC−R32であり、YがC−R33である上記(1)記載の抗HIV剤。
(3) 環Cyが、
Figure 0003567162
[ここで、R4及びR6は、それぞれ同一又は異なって、下記グループAから選ばれる置換基であり、
ここで、グループAは、
シアノ基、フェニル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、
ハロC1-4アルキル基、ハロC1-4アルキルオキシ基、
−ORa1、−SRa1、−NRa1a2
−CONRa1a2、−SO2NRa1a2
−CORa3、−NRa1CORa3、−SO2a3、−NRa1SO2a3
−COORa1、及び、−NRa2COORa3
からなる群であり、
(ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)
5は、水素原子及びグループAから選ばれる置換基であり、ここで、R4とR5は、それらが置換するベンゼン環と一緒になって縮合環を形成してもよく、mは0又は1乃至3の整数であり、mが2又は3のとき、お互いのR6は、それぞれ同一又は異なっていてもよい。]である上記(1)記載の抗HIV剤。
(4) R2が水素原子である上記(1)記載の抗HIV剤。
(5) 下記一般式[II]で表される4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
Figure 0003567162
[式中、
4及びR6は、それぞれ同一又は異なって、下記グループAから選ばれる置換基であり、
ここでグループAは、
シアノ基、フェニル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、
ハロC1-4アルキル基、ハロC1-4アルキルオキシ基、
−ORa1、−SRa1
−NRa1a2、−CONRa1a2、−SO2NRa1a2
−CORa3、−NRa1CORa3、−SO2a3、−NRa1SO2a3
−COORa1、及び、−NRa2COORa3
からなる群であり、
(ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)
5は、水素原子及び上記グループAから選ばれる置換基であり、ここで、R4とR5は、それらが置換するベンゼン環と一緒になって縮合環を形成してもよく、
mは0又は1乃至3の整数であり、mが2又は3のとき、お互いのR6は、それぞれ同一又は異なっていてもよく、
1は、
下記グループBから選ばれる置換基、又は、
ハロゲン原子及び下記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基であり、
グループBは、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基、
(ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)
−ORa4、−SRa4
−NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5
−CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6
−COORa4、及び、−NRa5COORa6からなる群であり、
{ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}
31は、水素原子、シアノ基、ヒドロキシ基、アミノ基、ニトロ基、
ハロゲン原子、C1-4アルキル基、C1-4アルコキシ基、C1-4アルキルスルファニル基、
ハロC1-4アルキル基、又は、ハロC1-4アルキルオキシ基であり、
32及びR33は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)、
ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基、
−ORa7、−SRa7、−NRa7a8
−NRa7CORa9、−COORa10、又は、
−N=CH−NRa10a11
(ここで、Ra7及びRa8は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、グループB、又は、ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基であり、Ra9はC1-4アルキル基であり、Ra10及びRa11は、それぞれ同一又は異なって、水素原子又はC1-4アルキル基である。)である。]
(6) R31が、水素原子、シアノ基、ヒドロキシ基、又は、C1-4アルコキシ基である上記(5)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(7) R31が、水素原子である上記(6)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(8) R32及びR33が、それぞれ同一又は異なって、
水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、
下記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基、
(ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)
ここでグループAは、
シアノ基、フェニル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、
ハロC1-4アルキル基、ハロC1-4アルキルオキシ基、
−ORa1、−SRa1
−NRa1a2、−CONRa1a2、−SO2NRa1a2
−CORa3、−NRa1CORa3、−SO2a3、−NRa1SO2a3
−COORa1、及び、−NRa2COORa3
からなる群であり、
(ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)
ハロゲン原子及び下記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基、
ここでグループBは、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)、
−ORa4、−SRa4
−NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5
−CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6
−COORa4、及び、−NRa5COORa6からなる群であり、
{ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}
−ORa7、−SRa7、−NRa7a8、−NRa7CORa9、−COORa10、又は、−N=CH−NRa10a11
(ここで、Ra7及びRa8は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、グループB、又は、ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基であり、Ra9はC1-4アルキル基であり、Ra10及びRa11は、それぞれ同一又は異なって、水素原子又はC1-4アルキル基である。)である上記(5)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(9) R32が、
水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、
ハロゲン原子及び下記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基、
ここでグループBは、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)、
−ORa4、−SRa4
−NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5
−CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6
−COORa4、及び、−NRa5COORa6からなる群であり、
{ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる
1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}
−ORa7、−SRa7、−NRa7a8、−NRa7CORa9及び−COORa10(ここで、Ra7及びRa8は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、グループB、又は、ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基であり、Ra9はC1-4アルキル基であり、Ra10は水素原子又はC1-4アルキル基である。)である上記(5)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(10) R32が、水素原子、−ORa7又は−NRa7a8(ここで、Ra7及びRa8は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、グループB、又は、ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基である。)である上記(9)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(11) R33が、
水素原子、
ハロゲン原子及び下記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基、
ここでグループBは、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)、
−ORa4、−SRa4
−NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5
−CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6
−COORa4、及び、−NRa5COORa6からなる群であり、
{ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}
−ORa7、又は、−NRa7a8(ここで、Ra7及びRa8は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、グループB、又は、ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基である。)である上記(8)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(12) R33が、水素原子、−ORa7又は−NRa7a8(ここで、Ra7及びRa8は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、グループB、又は、ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基である。)である上記(11)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(13) Ra7及びRa8が、それぞれ同一又は異なって、ハロゲン原子及び下記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基[ここでグループBは、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)、
−ORa4、−SRa4
−NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5
−CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6
−COORa4、及び、−NRa5COORa6からなる群であり、
{ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}]である上記(8)乃至(12)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(14) R4及びR5が、
それぞれ同一又は異なって、シアノ基、フェニル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、ハロC1-4アルキル基、ハロC1-4アルキルオキシ基、−ORa1、−SRa1、−NRa1a2、−CONRa1a2、−SO2NRa1a2、−NRa1CORa3、−SO2a3、−NRa2COORa3、及び、−COORa1(ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)からなる群から選ばれる置換基である上記(5)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(15) R4が、
フェニル基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、ハロC1-4アルキルオキシ基、−ORa1、−NRa1a2、−CONRa1a2、−SO2NRa1a2、−NRa1CORa3、−SO2a3、−NRa1SO2a3、又は、−COORa1(ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)である上記(14)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(16) R4が、ハロゲン原子である上記(15)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(17) R5が、
水素原子、シアノ基、フェニル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、ハロC1-4アルキル基、−ORa1、−SRa1、−NRa1a2、−CONRa1a2、−SO2NRa1a2、及び、−NRa1CORa3(ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)からなる群から選ばれる置換基である上記(5)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(18) R6が、ハロゲン原子である上記(5)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(19) mが0又は1である上記(5)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(20) R1が、
下記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
ここでグループAは、
シアノ基、フェニル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、
ハロC1-4アルキル基、ハロC1-4アルキルオキシ基、
−ORa1、−SRa1
−NRa1a2、−CONRa1a2、−SO2NRa1a2
−CORa3、−NRa1CORa3、−SO2a3、−NRa1SO2a3
−COORa1、及び、−NRa2COORa3
からなる群であり、
(ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)
−NRa4a5、−NRa4CORa6、−NRa4SO2a6、及び、−NRa5COORa6{ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}から選ばれる置換基であるか、又は
ハロゲン原子及びグループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基[ここで、グループBが、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)、
−ORa4、−SRa4、−NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5、−CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6、−COORa4、及び、−NRa5COORa6(ここで、Ra4、Ra5及びRa6及びグループAは、上記定義の通り。)からなる群から選ばれる置換基である。]である上記(5)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(21) R1が、ハロゲン原子及びグループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基[ここで、グループBは、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基、
(ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)
−ORa4、−SRa4
−NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5
−CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6
−COORa4、及び、−NRa5COORa6からなる群であり、
{ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}]である上記(20)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(22) 6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−1)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−8−フルオロ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−2)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−メタンスルホニルアミノエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−3)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−イミダゾール−1−イルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−4)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−ジメチルカルバモイルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−5)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メチルカルバモイルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−6)、
1−カルバモイルメチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−7)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−イソプロピル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−8)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1−スルファモイルメチル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−9)、
1−(2−カルボキシエチル)−4−オキソ−6−(2,3−ジクロロベンジル)−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−10)、
1−(2−ヒドロキシエチル)−6−ナフタレン−1−イルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−11)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸 メチルエステル(実施例1−12)、
1−(2−カルバモイルエチル)−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−13)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−14)、
1−ベンジル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−15)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1−フェネチル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−16)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(3−フェニルプロピル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−17)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−イソブチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−18)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(4−フェニルブチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−19)、
1−ビフェニル−2−イルメチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−20)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(4−ヒドロキシブチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−21)、
1−ベンゾ[b]チオフェン−2−イルメチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−22)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(3,4−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−23)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ジメチルアミノエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−24)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(3−ヒドロキシプロピル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−25)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−メトキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−26)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−27)、
1−カルボキシメチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−28)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−[2−(4−メチルチアゾール−5−イル)エチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−29)、6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシプロピル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−30)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−メチルスルファニルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−32)、
6−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−33)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(5−ヒドロキシペンチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−34)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−モルフォリン−4−イルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−35)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−36)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−37)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1−プロピル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−38)、
1−ブチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−39)、
1−シクロペンチルメチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−40)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−メタンスルホニルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−41)、
1−シクロヘキシルメチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−42)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−43)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−フルオロエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−44)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1−(2−ピリジン−2−イルエチル)−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−45)、
1−(2−アミノエチル)−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−46)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−47)、
1−(2−アセチルアミノエチル)−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−48)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−エトキシカルボニルアミノエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−49)、
6−(2,3−ジフルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−50)、
6−(2−クロロ−4−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−51)、
6−(2−クロロベンジル)−4−オキソ−1−フェネチル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−65)、
6−(2−クロロ−3−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−66)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メチルスルファニルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−68)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メタンスルホニルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−69)、
1−tert−ブチルスルファモイルメチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−70)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メチルスルファモイルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−71)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−ジメチルスルファモイルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−72)、
6−(2−クロロ−3 ,6−ジフルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−73)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−74)、
6−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−1−スルファモイルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−75)、
6−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−1−メチルスルファモイルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−76)、
6−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−1−ジメチルスルファモイルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−77)、
6−(2−クロロ−3−メチルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−79)、
6−(2−ブロモベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−80)、
6−(2−クロロ−3−メトキシベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−82)、
1−(2−ヒドロキシエチル)−6−(2−メタンスルホニルベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−85)、
6−ビフェニル−2−イルメチル−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−86)、
6−(2−クロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−87)、
6−(2−クロロ−5−メチルスルファニルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−92)、
1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−6−(2−トリフルオロメチルオキシベンジル)−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−93)、
6−(2−クロロ−5−メチルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−97)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−99)、
6−(3−クロロ−2,6−ジフルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−100)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−101)、
1−シクロプロピル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−102)、
1−アミノ−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−1)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メトキシカルボニルアミノ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−2)、
1−アセチルアミノ−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−3)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メタンスルホニルアミノ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−4)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(N−メタンスルホニル−N−メチルアミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−5)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−ジメチルアミノ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−6)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メチルアミノ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−7)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−エチルアミノ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−8)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−5−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−1)、
6−(3−クロロ−2−メチルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−2)、
6−(3−クロロ−2−メトキシベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−3)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−4)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−5−ヒドロキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−5)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−6)、
1−(2−ヒドロキシエチル)−6−(2−メチルアミノベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−7)、
6−(2−ジメチルアミノベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−8)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1−フェニル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−9)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−10)、
1−シクロブチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−12)、
1−シクロペンチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−13)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−14)、
6−(2−ジメチルスルファモイルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−16)、
6−(3−クロロ−2,4−ジフルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−17)、
6−(2−カルボキシベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−18)、
1−(2−ヒドロキシエチル)−6−(2−メチルスルファモイルベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−19)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−7−エトキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−20)、
7−クロロ−6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−21)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−7−
トリフルオロメチル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−22)、(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−23)、
(R)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−24)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−8−トリフルオロメチル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−25)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−26)、
7−シアノ−6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−27)、
6−(2−エチルメチルアミノベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−28)、
6−[2−(N−メチル−N−プロピルアミノ)ベンジル]−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−29)、
6−[2−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)ベンジル]−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−30)、
6−[2−(N−メタンスルホニル−N−メチルアミノ)ベンジル]−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−31)、
6−[2−(N−イソプロピル−N−メチルアミノ)ベンジル]−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−32)、
1−tert−ブチル−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−33)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−34)、
8−アミノ−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−35)、
7−カルボキシ−6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−36)、
6−(3−クロロ−2,6−ジフルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−37)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−ジメチルアミノ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−38)、
8−アセチルアミノ−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−39)、
5−シアノ−6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−40)、
6−[2−(N−アセチル−N−メチルアミノ)ベンジル]−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−41)、
6−(2−ジエチルアミノベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−42)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−43)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−エトキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−44)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7,8−ジメトキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−45)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−エトキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−47)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−8−メチルアミノ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−48)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−7−プロピルオキシ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−49)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−(ジメチルアミノメチレンアミノ)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−50)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸 メチルエステル(実施例3−51)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−8−フェノキシ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−52)、6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−53)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−8−プロピルアミノ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−54)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−エチルアミノ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−55)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−56)、
(S)−6−(3−クロロ−2,6−ジフルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−8メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−57)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−8−プロピルオキシ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−58)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−59)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−60)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−エトキシ−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(
実施例3−61)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−ジメチルアミノ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−62)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−シクロヘキシルメトキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−63)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−ジエチルアミノ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−64)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−メチルアミノ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−65)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−7−ピロリジン−1−イル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−66)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−エトキシ−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−67)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−エトキシ−1−[1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−68)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−シクロヘキシルメトキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−69)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−70)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−3−メチルブチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−71)、
(S)−6−(3−クロロ−2,6−ジフルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−72)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−73)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−7−イソプロピル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−74)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2,2−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−75)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−7−(2−ヒドロキシエチルオキシ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−76)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−7−(3−ヒドロキシプロピルオキシ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−77)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−8−(2
−ヒドロキシエチルアミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−78)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−79)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−ジメチルアミノ−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−80)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−フェニルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−81)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)ブチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−82)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−((1S,2S)−1−ヒドロキシメチル−2−メチルブチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−83)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−84)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ベンジル−2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−85)、
6−(2−クロロ−5−メタンスルホニルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−1)、
6−(2−エチルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−4)、
6−(2−クロロ−5−メチルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−5)、
6−(2−クロロ−5−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−6)、
6−(5−ブロモ−2−クロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−7)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−7−フルオロ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−9)、
6−(2−クロロ−5−ヒドロキシベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−11)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−5−フルオロ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−12)、
6−(2−エトキシベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−13)、
6−(2−ヒドロキシベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−14)、
6−(2,3−ジクロロベンジル)−7−メチル−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−15)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−16)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カ
ルボン酸(実施例4−17)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−18)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピル)−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−19)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2,2−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−20)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−エトキシ−1−[1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−21)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2−シクロヘキシル−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−22)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−3−メチルブチル)−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−23)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピル)−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−24)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−3−メチルブチル)−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−25)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2,2−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−26)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−((1S,2S)−1−ヒドロキシメチル−2−メチルブチル)−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−27)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−エトキシ−1−((1S,2S)−1−ヒドロキシメチル−2−メチルブチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−28)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−7−メチルスルファニル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−29)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−エトキシ−1−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−30)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−エトキシ−1−[2,2−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−31)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピル)−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−32)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2,2−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−33)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2,2−ジメチル−1−(
ヒドロキシメチル)プロピル]−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−34)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)ブチル]−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−35)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−エトキシ−1−[1−(ヒドロキシメチル)ブチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−36)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−エトキシ−1−[2,2−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−37)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)ブチル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−38)、
6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−((1S,2S )−1−ヒドロキシメチル−2−メチルブチル)−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−39)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−40)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)−8−エトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−41)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−42)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)−7−エトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−43)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−44)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−エトキシ−1−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−45)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピル)−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−46)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)ブチル]−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−47)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−エトキシ−1−[1−(ヒドロキシメチル)ブチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−48)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)ブチル]−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−49)、
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−50)、および
(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2,2−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−52)からなる群から選択される上記(5)記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
(23) 上記(5)乃至(22)のいずれかに記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩と製薬上許容される担体を含有してなる医薬組成物。
(24) 上記(1)乃至(22)のいずれかに記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含有してなるインテグラーゼ阻害剤。
(25) 上記(5)乃至(22)のいずれかに記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含有してなる抗ウイルス剤。
(26) 上記(5)乃至(22)のいずれかに記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含有してなる抗HIV剤。
(27) 上記(1)乃至(22)のいずれかに記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩、及び、他の一種類以上の抗HIV活性物質を有効成分として含有してなる抗HIV組成物。
(28) 他の抗HIV剤との多剤併用療法のための、上記(1)乃至(22)のいずれかに記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含有してなる抗HIV剤。
本発明の化合物はHIVインテグラーゼに対し高い阻害活性を示す。
よって、これら化合物は、HIVインテグラーゼ阻害活性を有する抗HIV剤として、エイズの予防若しくは治療に有効な薬剤となり得る。また、プロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素阻害剤等の他の抗HIV剤との併用により、更に有効な抗HIV剤となり得る。また、インテグラーゼに特異的な高い阻害活性を有することは、人体に対し安全な副作用の少ない薬剤となり得る。
本明細書において使用する各置換基及び各部位の定義は、次の通りである。
「ハロゲン原子」とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子であり、好ましくはフッ素原子、塩素原子又は臭素原子である。
32、R33、R4、R5、R6、R6'、R6''、R6'''及びグループAとして特に好ましくはフッ素原子及び塩素原子であり、R32及びR5として更に好ましくは塩素原子であり、R31、R33、R4、R6'及びR6'''として、また「ハロゲン原子及びグループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基」のハロゲン原子として更に好ましくはフッ素原子である。
「C1-4アルキル基」とは、炭素数1乃至4の直鎖又は分岐鎖アルキル基を表し、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基が挙げられる。
2、R31及びRa6として好ましくは、メチル基及びエチル基であり、R4、R5、R6、R6'、R6''、R6'''及びグループAとして好ましくは、メチル基、エチル基及びイソプロピル基であり、更に好ましくはメチル基であり、Ra1及びRa2として好ましくは、メチル基、エチル基、プロピル基及びイソプロピル基であり、更に好ましくはメチル基であり、Ra3、Ra9、Ra10、Ra11及びグループAとして好ましくは、メチル基であり、Ra4及びRa5として好ましくは、メチル基、エチル基及びtert−ブチル基である。
「ハロC1-4アルキル基」とは、1乃至9個、好ましくは1乃至3個の上記定義の「ハロゲン原子」に置換された上記定義の「C1-4アルキル基」である。
具体的には、2−フルオロエチル基、2−クロロエチル基、2−ブロモエチル基、3−
フルオロプロピル基、3−クロロプロピル基、4−フルオロブチル基,4−クロロブチル基、トリフルオロメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、4,4,4−トリフルオロブチル基、ペンタフルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−トリフルオロメチル−エチル基等が挙げられる。
31、R4、R5、R6、R6'、R6''、R6'''及びグループAとして好ましくは、トリフルオロメチル基である。
「C1-4アルコキシ基」とは、そのアルキル部位が上記定義の「C1-4アルキル基」であるアルキルオキシ基であり、具体的にはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロピルオキシ基、ブトキシ基、イソブチルオキシ基、tert−ブチルオキシ基が挙げられる。
31において好ましくは、メトキシ基である。
「C1-4アルキルスルファニル基」とは、そのアルキル部位が上記定義の「C1-4アルキル基」であるアルキルスルファニル基であり、具体的にはメチルスルファニル基、エチルスルファニル基、プロピルスルファニル基、イソプロピルスルファニル基、ブチルスルファニル基、イソブチルスルファニル基、tert−ブチルスルファニル基が挙げられる。
31において好ましくは、メチルスルファニル基である。
「ハロC1-4アルキルオキシ基」とは、そのハロアルキル部位が上記定義の「ハロC1-4アルキル基」であるハロC1-4アルキルオキシ基である。
具体的には、2−フルオロエチルオキシ基、2−クロロエチルオキシ基、2−ブロモエチルオキシ基、3−フルオロプロピルオキシ基、3−クロロプロピルオキシ基、4−フルオロブチルオキシ基、4−クロロブチルオキシ基、トリフルオロメチルオキシ基、2,2,2−トリフルオロエチルオキシ基、3,3,3−トリフルオロプロピルオキシ基、4,4,4−トリフルオロブチルオキシ基、ペンタフルオロエチルオキシ基、2,2,2−トリフルオロ−1−トリフルオロメチル−エチルオキシ基等が挙げられる。
31、R4、R5、R6、R6'、R6''、R6'''及びグループAにおいて好ましくは、トリフルオロメチルオキシ基である。
「C3-10炭素環基」とは、炭素数3乃至10の飽和若しくは不飽和の環状炭化水素基であり、アリール基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、或いはそれらの縮合環を意味する。
「アリール基」として具体的には、フェニル基、ナフチル基、ペンタレニル基、アズレニル基等が挙げられ、好ましくはフェニル基及びナフチル基であり、特に好ましくはフェニル基である。
「シクロアルキル基」として具体的には、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、アダマンチル基、ノルボルナニル基等が挙げられ、好ましくはシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基及びシクロヘキシル基である。
「シクロアルケニル基」とは、少なくとも1個、好ましくは1又は2個の二重結合を含み、具体的にはシクロプロペニル基、シクロブテニル基、シクロペンテニル基、シクロペンタジエニル基、シクロヘキセニル基、シクロヘキサジエニル基(2,4−シクロヘキサジエン−1−イル基、2,5−シクロヘキサジエン−1−イル基等)、シクロヘプテニル基及びシクロオクテニル基等が挙げられる。
これら「アリール基」、「シクロアルキル基」、「シクロアルケニル基」が縮合した環として具体的には、インデニル基、インダニル基、1,4−ジヒドロナフチル基、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル基(1,2,3,4−テトラヒドロ−2−ナフチル基、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチル基等)、ペルヒドロナフチル基等が挙げられる。好ましくはフェニル基とその他環の縮合環であり、インデニル基、インダニル基、
1,4−ジヒドロナフチル基、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル基等であり、特に好ましくはインダニル基である。
「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基」とは、下記グループAから選ばれる1乃至5個、好ましくは1乃至3個の置換基により置換されても良い上記定義の「C3-10炭素環基」であり、無置換の「C3-10炭素環基」を含む。
「グループA」とは、シアノ基、フェニル基、ニトロ基、上記定義の「ハロゲン原子」、上記定義の「C1-4アルキル基」、上記定義の「ハロC1-4アルキル基」、上記定義の「ハロC1-4アルキルオキシ基」、−ORa1、−SRa1、−NRa1a2、−CONRa1a2、−SO2NRa1a2、−CORa3、−NRa1CORa3、−SO2a3、−NRa1SO2a3、−COORa1及び−NRa2COORa3からなる群であり、ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、上記定義の「C1-4アルキル基」又はベンジル基を示し、Ra3は、上記定義の「C1-4アルキル基」を示す。
「−ORa1」として具体的には、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロピルオキシ基、tert−ブトキシ基等が挙げられ、
「−SRa1」として具体的には、メルカプト基、メチルスルファニル基、エチルスルファニル基、プロピルスルファニル基、イソプロピルスルファニル基、tert−ブチルスルファニル基等が挙げられ、
「−NRa1a2」として具体的には、アミノ基、メチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、イソプロピルアミノ基、tert−ブチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、N−エチル−N−メチルアミノ基、N−メチル−N−プロピルアミノ基、N−イソプロピル−N−メチルアミノ基、N−ベンジル−N−メチルアミノ基等が挙げられ、
「−CONRa1a2」として具体的には、カルバモイル基、メチルアミノカルボニル基、エチルアミノカルボニル基、プロピルアミノカルボニル基、イソプロピルアミノカルボニル基、tert−ブチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、ジエチルアミノカルボニル基、N−メチル−N−エチルアミノカルボニル基等が挙げられ、
「−SO2NRa1a2」として具体的には、スルファモイル基、メチルアミノスルホニル基、エチルアミノスルホニル基、プロピルアミノスルホニル基、イソプロピルアミノスルホニル基、tert−ブチルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、ジエチルアミノスルホニル基、N−メチル−N−エチルアミノスルホニル基等が挙げられ、
「−CORa3」として具体的には、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、ピバロイル基等が挙げられ、
「−NRa1CORa3」として具体的には、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ブチリルアミノ基、イソブチリルアミノ基、ピバロイルアミノ基、N−アセチル−N−メチルアミノ基等が挙げられ、
「−SO2a3」として具体的には、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、tert−ブチルスルホニル基等が挙げられ、
「−NRa1SO2a3」として具体的には、メチルスルホニルアミノ基、エチルスルホニルアミノ基、プロピルスルホニルアミノ基、イソプロピルスルホニルアミノ基、tert−ブチルスルホニルアミノ基、N−メチル−N−(メチルスルホニル)アミノ基等が挙げられ、
「−COORa1」として具体的には、カルボキシル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロピルオキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基等が挙げられ、
「−NRa2COORa3」として具体的には、メトキシカルボニルアミノ基、エトキシカルボニルアミノ基、プロポキシカルボニルアミノ基、イソプロピルオキシカルボニルアミノ基、tert−ブトキシカルボニルアミノ基等が挙げられる。
グループAとして好ましくは、シアノ基、フェニル基、ニトロ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基、エチル基、イソプロピル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメチルオキシ基、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、メチルスルファニル基、アミノ基、メチルアミノ基、エチルアミノ基、イソプロピルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、N−エチル−N−メチルアミノ基、N−メチル−N−プロピルアミノ基、N−イソプロピル−N−メチルアミノ基、N−ベンジル−N−メチルアミノ基、カルバモイル基、メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、スルファモイル基、メチルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、アセチル基、アセチルアミノ基、N−アセチル−N−メチルアミノ基、メチルスルホニル基、メチルスルホニルアミノ基、N−メチル−N−(メチルスルホニル)アミノ基、カルボキシル基、メトキシカルボニル基、カルボキシアミノ基及びメトキシカルボニルアミノ基である。
グループAとして特に好ましくは、シアノ基、フェニル基、ニトロ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメチルオキシ基、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、メチルスルファニル基、アミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、N−エチル−N−メチルアミノ基、N−メチル−N−プロピルアミノ基、N−イソプロピル−N−メチルアミノ基、N−ベンジル−N−メチルアミノ基、ジメチルアミノカルボニル基、メチルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、アセチルアミノ基、N−アセチル−N−メチルアミノ基、メチルスルホニル基、N−メチル−N−(メチルスルホニル)アミノ基及びカルボキシル基であり、更に好ましくはフッ素原子及び塩素原子である。
置換基の個数は1乃至3個であることが好ましく、「C3-10炭素環基」がフェニル基の場合、環Cyにおいて好ましくは、2位モノ置換、3位モノ置換、2,3位ジ置換、2,4位ジ置換、2,5位ジ置換、2,6位ジ置換、2,3,4位トリ置換、2,3,5位トリ置換、2,3,6位トリ置換であり、特に好ましくは2,3位ジ置換である。
「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基」として具体的には、フェニル基、ナフチル基、2−フルオロフェニル基、2−クロロフェニル基、2−ブロモフェニル基、3−フルオロフェニル基、3−クロロフェニル基、3−ブロモフェニル基、4−フルオロフェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−エチルフェニル基、3−エチルフェニル基、2−イソプロピルフェニル基、3−イソプロピルフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル基、3−トリフルオロメチルフェニル基、2−ヒドロキシフェニル基、3−ヒドロキシフェニル基、4−ヒドロキシフェニル基、2−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、2−エトキシフェニル基、3−エトキシフェニル基、2−プロポキシフェニル基、3−プロポキシフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−(トリフルオロメチルオキシ)フェニル基、3−(トリフルオロメチルオキシ)フェニル基、2−メチルスルファモイルフェニル基、3−メチルスルファモイルフェニル基、2−アミノフェニル基、3−アミノフェニル基、2−(メチルアミノ)フェニル基、3−(メチルアミノ)フェニル基、2−(ジメチルアミノ)フェニル基、3−(ジメチルアミノ)フェニル基、2−(アセチルアミノ)フェニル基、3−(アセチルアミノ)フェニル基、2−ビフェニル基、3−ビフェニル基、2−(メチルスルホニル)フェニル基、3−(メチルスルホニル)フェニル基、2−スルファモイルフェニル基、3−スルファモイルフェニル基、2−(メチルアミノスルホニル)フェニル基、3−(メチルアミノスルホニル)フェニル基、2−(ジメチルアミノスルホニル)フェニル基、3−(ジメチルアミノスルホニル)フェニル基、2−(ジメチルスルホニル)フェニル基、2−(メチルスルホニルアミノ)フェニル基、3−(メチルスルホニルアミノ)フェニル基、2−カルバモイルフェニル基、3−カルバモイルフェニル基、2−(メチ
ルカルバモイル)フェニル基、3−(メチルカルバモイル)フェニル基、2−(ジメチルカルバモイル)フェニル基、3−(ジメチルカルバモイル)フェニル基、2,3−ジフルオロフェニル基、2,3−ジクロロフェニル基、2,3−ジブロモフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,5−ジクロロフェニル基、2,6−ジクロロフェニル基、2−クロロ−3−フルオロフェニル基、2−クロロ−4−フルオロフェニル基、2−クロロ−5−フルオロフェニル基、2−クロロ−6−フルオロフェニル基、3−クロロ−2−フルオロフェニル基、5−クロロ−2−フルオロフェニル基、5−ブロモ−2−クロロフェニル基、2−クロロ−5−ニトロフェニル基、2−クロロ−3−メチルフェニル基、2−クロロ−5−メチルフェニル基、2−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−クロロ−3−ヒドロキシフェニル基、2−クロロ−5−ヒドロキシフェニル基、2−クロロ−3−メトキシフェニル基、2−クロロ−5−メトキシフェニル基、2−クロロ−3−メチルスルファモイルフェニル基、2−クロロ−5−メチルスルファモイルフェニル基、2−クロロ−3−アミノフェニル基、2−クロロ−5−アミノフェニル基、2−クロロ−3−(メチルアミノ)フェニル基、2−クロロ−5−(メチルアミノ)フェニル基、2−クロロ−3−(ジメチルアミノ)フェニル基、2−クロロ−5−(ジメチルアミノ)フェニル基、2−クロロ−3−(アセチルアミノ)フェニル基、2−クロロ−5−(アセチルアミノ)フェニル基、2−クロロ−3−(メチルスルホニル)フェニル基、2−クロロ−5−(メチルスルホニル)フェニル基、2−クロロ−3−(メチルスルホニルアミノ)フェニル基、2−クロロ−5−(メチルスルホニルアミノ)フェニル基、2,3,4−トリフルオロフェニル基、2−クロロ−3,4−ジフルオロフェニル基、2−クロロ−3,5−ジフルオロフェニル基、2−クロロ−3,6−ジフルオロフェニル基、2−クロロ−4,5−ジフルオロフェニル基、2−クロロ−4,6−ジフルオロフェニル基、3−クロロ−2,4−ジフルオロフェニル基、3−クロロ−2,5−ジフルオロフェニル基、3−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル基、2,3−ジクロロ−4−フルオロフェニル基、3−クロロ−2−フルオロ−5−トリフルオロメチルフェニル基、2−クロロ−3,5,6−トリフルオロフェニル基、3−クロロ−2,4,5−トリフルオロフェニル基、3−クロロ−2,4,6−トリフルオロフェニル基、2,3−ジクロロ−4,5,6−トリフルオロフェニル基、3,5−ジクロロ−3,4,6−トリフルオロフェニル基、2,6−ジクロロ−3,4,5−トリフルオロフェニル基、ペルフルオロフェニル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、2−ヒドロキシシクロプロピル基、3−ヒドロキシシクロブチル基、3−ヒドロキシシクロペンチル基、2−ヒドロキシシクロヘキシル基、3−ヒドロキシシクロヘキシル基、4−ヒドロキシシクロヘキシル基、4−インダニル基及び1H−インデン−4−イル基が挙げられる。
環Cyとして好ましくは、フェニル基、ナフチル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、2−ブロモフェニル基、3−ブロモフェニル基、2−エチルフェニル基、3−エチルフェニル基、2−ヒドロキシフェニル基、2−エトキシフェニル基、3−(トリフルオロメチルオキシ)フェニル基、3−(メチルスルホニル)フェニル基、2,3−ジフルオロフェニル基、2,3−ジクロロフェニル基、2−クロロ−3−フルオロフェニル基、2−クロロ−4−フルオロフェニル基、2−クロロ−5−フルオロフェニル基、2−クロロ−6−フルオロフェニル基、3−クロロ−2−フルオロフェニル基、5−ブロモ−2−クロロフェニル基、2−クロロ−5−メチルフェニル基、2−クロロ−5−ヒドロキシフェニル基、2−クロロ−5−(メチルスルホニル)フェニル基、2−クロロ−3,6−ジフルオロフェニル基、3−クロロ−2,4−ジフルオロフェニル基、3−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル基、2−クロロ−3−メチルフェニル基、3−クロロ−2−メチルフェニル基、2−クロロ−3−メトキシフェニル基、3−クロロ−2−メトキシフェニル基、3−ニトロフェニル基、3−シアノフェニル基、4−メチルフェニル基、3−トリフルオロメチルフェニル基、2−(トリフルオロメチルオキシ)フェニル基、3−ヒドロキシフェニル基、3−エトキシフェニル基、3−アミノフェニル基、2−(メチルアミノ)フェニル基、2−(ジメチルアミノ)フェニル基、2−(ジエチルアミノ)フェニ
ル基、2−(N−エチル−N−メチルアミノ)フェニル基、2−(N−イソプロピル−N−メチルアミノ)フェニル基、2−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)フェニル基、2−(N−アセチル−N−メチルアミノ)フェニル基、2−(N−メチル−N−メチルスルホニルアミノ)フェニル基、3−(メチルアミノ)フェニル基、2−カルボキシフェニル基、3−(ジメチルアミノカルボニル)フェニル基、3−(アセチルアミノ)フェニル基、2−ビフェニル基、2−(メチルスルホニル)フェニル基、2−クロロ−5−メチルスルファニルフェニル基、2−クロロ−5−メチルフェニル基、2−(メチルアミノスルホニル)フェニル基、2−(ジメチルアミノスルホニル)フェニル基及び3−(ジメチルアミノスルホニル)フェニル基であり、
特に好ましくは2−クロロフェニル基、2−ブロモフェニル基、2−エチルフェニル基、2−ヒドロキシフェニル基、2−エトキシフェニル基、2,3−ジフルオロフェニル基、2,3−ジクロロフェニル基、2−クロロ−3−フルオロフェニル基、3−クロロ−2−フルオロフェニル基、2−クロロ−4−フルオロフェニル基、2−クロロ−5−フルオロフェニル基、2−クロロ−6−フルオロフェニル基、5−ブロモ−2−クロロフェニル基、2−クロロ−5−ヒドロキシフェニル基、2−クロロ−5−(メチルスルホニル)フェニル基、2−クロロ−3,6−ジフルオロフェニル基、3−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル基、2−クロロ−3−メチルフェニル基、2−クロロ−3−メトキシフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル基、2−(メチルスルホニル)フェニル基、2−クロロ−5−メチルスルファニルフェニル基、2−クロロ−5−メチルフェニル基及び2−(ジメチルアミノスルホニル)フェニル基であり、
更に好ましくは、2,3−ジクロロフェニル基、2,3−ジフルオロフェニル基、2−クロロ−3−フルオロフェニル基及び3−クロロ−2−フルオロフェニル基である。
1及びグループBとして好ましくは、フェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、2−ビフェニル基、シクロプロピル基、2−ヒドロキシシクロプロピル基、シクロブチル基、2−ヒドロキシシクロブチル基、3−ヒドロキシシクロブチル基、シクロペンチル基、2−ヒドロキシシクロペンチル基、3−ヒドロキシシクロペンチル基、シクロヘキシル基、2−ヒドロキシシクロヘキシル基、3−ヒドロキシシクロヘキシル基及び4−ヒドロキシシクロヘキシル基であり、特に好ましくは、フェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、2−ビフェニル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基及びシクロヘキシル基である。
32、R33、R1及びグループBとして好ましくは、フェニル基及びシクロヘキシル基である。
「複素環基」とは、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つ、好ましくは1乃至4個のヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和(部分的不飽和及び完全不飽和を含む)の単環の5員或いは6員の複素環、またはそれら複素環同士の縮合環、或いは、ベンゼン、シクロペンタン及びシクロヘキサンから選ばれるC3-10炭素環と複素環との縮合環を意味する。
「飽和の単環である複素環基」としては、ピロリジニル基、テトラヒドロフリル基、テトラヒドロチエニル基、イミダゾリジニル基、ピラゾリジニル基、1,3−ジオキソラニル基、1,3−オキサチオラニル基、オキサゾリジニル基、チアゾリジニル基、ピペリジニル基、ピペラジニル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロチオピラニル基、ジオキサニル基、モルホリニル基、チオモルホリニル基、2−オキソピロリジニル基、2−オキソピペリジニル基、4−オキソピペリジニル基、2,6−ジオキソピペリジニル基等が挙げられる。好ましくは、ピロリジニル基、ピペリジニル基及びモルホリニル基である。
「不飽和の単環である複素環基」としては、ピロリル基、フリル基、チエニル基、イミダゾリル基、1,2−ジヒドロ−2−オキソイミダゾリル基、ピラゾリル基、ジアゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、1,2,4−トリアゾリル基、1,2,3−トリアゾリル基、テトラゾリル基、1,3,4−オキサジアゾリル基、1,2,4−オキサジアゾリル基、1,3,4−チアジアゾリル基、1
,2,4−チアジアゾリル基、フラザニル基、ピリジル基、ピリミジニル基、3,4−ジヒドロ−4−オキソピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、1,3,5−トリアジニル基、イミダゾリニル基、ピラゾリニル基、オキサゾリニル基(2−オキサゾリニル基、3−オキサゾリニル基、4−オキサゾリニル基)、イソオキサゾリニル基、チアゾリニル基、イソチアゾリニル基、ピラニル基、2−オキソピラニル基、2−オキソ−2,5−ジヒドロフラニル基、1,1−ジオキソ−1H−イソチアゾリル基が挙げられる。好ましくは、ピロリル基、フリル基、チエニル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、ピリジル基、2−オキソ−2,5−ジヒドロフラニル基及び1,1−ジオキソ−1H−イソチアゾリル基である。
「縮合環である複素環基」としては、インドリル基(例えば、4−インドリル基、7−インドリル基等。)、イソインドリル基、1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソイソインドリル基、ベンゾフラニル基(例えば,4−ベンゾフラニル基、7−ベンゾフラニル基等。)、インダゾリル基、イソベンゾフラニル基、ベンゾチオフェニル基(例えば、4−ベンゾチオフェニル基、7−ベンゾチオフェニル基等。)、ベンゾオキサゾリル基(例えば、4−ベンゾオキサゾリル基、7−ベンゾオキサゾリル基等。)、ベンズイミダゾリル基(例えば、4−ベンズイミダゾリル基、7−ベンズイミダゾリル基等。)、ベンゾチアゾリル基(例えば、4−ベンゾチアゾリル基、7−ベンゾチアゾリル基等。)、インドリジニル基、キノリル基、イソキノリル基、1,2−ジヒドロ−2−オキソキノリル基、キナゾリニル基、キノキサリニル基、シンノリニル基、フタラジニル基、キノリジニル基、プリル基、プテリジニル基、インドリニル基、イソインドリニル基、5,6,7,8−テトラヒドロキノリル基、1,2,3,4−テトラヒドロキノリル基、2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリル基、ベンゾ[1,3]ジオキソリル基、3,4−メチレンジオキシピリジル基、4,5−エチレンジオキシピリミジニル基、クロメニル基、クロマニル基、イソクロマニル基等が挙げられる。
好ましくは、単環の5員或いは6員の複素環とベンゼン環との縮合環であり、具体的には、インドリル基、ベンゾフラニル基、ベンゾチオフェニル基、ベンズイミダゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾチアゾリル基及びベンゾ[1,3]ジオキソリル基等である。
「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基」とは、上記定義の「グループA」から選ばれる1乃至5個、好ましくは1乃至3個の置換基により置換されても良い上記定義の「複素環基」であり、無置換の「複素環基」を含む。
当該「複素環基」として好ましくは、1又は2個のヘテロ原子を含む単環の複素環、若しくはそれらとベンゼン環との縮合環である複素環である。
「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基」として具体的には、ピロリジニル基、ピペリジニル基、モルホリノ基、ピロリル基、2−ピロリル基、3−ピロリル基、2−フリル基、3−フリル基、2−チエニル基、3−チエニル基、4,5−ジクロロチオフェン−3−イル基、2−オキソ−2,5−ジヒドロフラン−3−イル基、1,1−ジオキソ−1H−イソチアゾール−5−イル基、4−メチルチアゾール−5−イル基、イミダゾリル基、2−イミダゾリル基、3−イミダゾリル基、4−イミダゾリル基、ピラゾリル基、2−オキサゾリル基、3−イソオキサゾリル基、2−チアゾリル基、3−イソチアゾリル基、3−フルオロピリジン−2−イル基、3−クロロピリジン−2−イル基、3−クロロ−4−フルオロピリジン−2−イル基、3,5−ジクロロピリジン−2−イル基、3−ピリジル基、2−フルオロピリジン−3−イル基、2−クロロピリジン−3−イル基、2−クロロ−4−フルオロピリジン−3−イル基、2−クロロ−5−フルオロピリジン−3−イル基、2,5−ジクロロピリジン−3−イル基、2−クロロ−6−フルオロピリジン−3−イル基、2,6−ジクロロピリジン−3−イル基、4−ピリジル基、2−フルオロピリジン−4−イル基、2−クロロピリジン−4−イル基、2−クロロ−3−フルオロピリジン−4−イル基、2,3−ジフルオロピリジン−4−イ
ル基、2,3−ジクロロピリジン−4−イル基、2,5−ジクロロピリジン−4−イル基、2−クロロ−6−フルオロピリジン−4−イル基、2,6−ジクロロピリジン−4−イル基、2−クロロ−3,6−ジフルオロピリジン−4−イル基、2−クロロ−3,5−ジフルオロピリジン−4−イル基、2,3,6−トリフルオロピリジン−4−イル基、2,3,5,6−テトラフルオロピリジン−4−イル基、2−インドリル基、3−インドリル基、4−インドリル基、7−インドリル基、2−ベンゾフラニル基、4−ベンゾフラニル基、7−ベンゾフラニル基、2−ベンゾチオフェニル基、4−ベンゾチオフェニル基、7−ベンゾチオフェニル基、2−ベンズイミダゾリル基、4−ベンズイミダゾリル基、2−ベンゾオキサゾリル基、4−ベンゾオキサゾリル基、7−ベンゾオキサゾリル基、2−ベンゾチアゾリル基、4−ベンゾチアゾリル基、7−ベンゾチアゾリル基、2−ベンゾ[1,3]ジオキソリル基、4−ベンゾ[1,3]ジオキソリル基及び5−ベンゾ[1,3]ジオキソリル基等が挙げられる。
環Cyとして好ましくは、2−ピリジル基及び4−ピリジル基であり、
1及びグループBとして好ましくは、イミダゾリル基、2−ピリジル基、2−ベンゾチオフェニル基、モルホリノ基及び4−メチルチアゾール−5−イル基であり、
32及びR33として好ましくはピロリジニル基である。
「ハロゲン原子及びグループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基」とは、上記定義の「ハロゲン原子」及び下記定義の「グループB」から選ばれる置換基群により置換されても良いC1-10アルキル基であり、無置換のアルキル基であっても良い。当該アルキル部分は、炭素数1乃至10の直鎖又は分岐鎖アルキル基を表し、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、1−メチルブチル基、1−エチルプロピル基、2−エチルプロピル基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、tert−ペンチル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、1−メチルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、1−エチルブチル基、1−エチル−1−メチルプロピル基、1−エチル−2−メチルプロピル基、1,1,2−トリメチルプロピル基、1,2,2−トリメチルプロピル基、1−エチル−1−メチルプロピル基、ヘプチル基、イソヘプチル基、1−メチルヘキシル基、1,1−ジメチルペンチル基、1,2−ジメチルペンチル基、1,3−ジメチルペンチル基、1,4−ジメチルペンチル基、1,1,2−トリメチルブチル基、1,1,3−トリメチルブチル基、1,2,2−トリメチルブチル基、1,2,3−トリメチルブチル基、1,3,3−トリメチルブチル基、1−エチルペンチル基、1−エチル−2−メチルブチル基、1−エチル−3−メチルブチル基、2−エチル−1−メチルブチル基、1−プロピルブチル基、1−エチル−2,2−ジメチルプロピル基、1−イソプロピル−2−メチルプロピル基、1−イソプロピル−1−メチルプロピル基、1,1−ジエチルプロピル基、1,1,2,2−テトラメチルプロピル基、1−イソプロピルブチル基、1−エチル−1−メチルブチル基、オクチル基、ノニル基、デカニル基等が挙げられ、好ましくは炭素数1乃至6の直鎖又は分岐鎖アルキル基であり、特に好ましくは炭素数1乃至6の分岐鎖アルキル基である。
「グループB」とは、上記定義の「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基」、上記定義の「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基」、−ORa4、−SRa4、−NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5、−CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6、−COORa4及び−NRa5COORa6からなる群である。
ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、上記定義の「C1-4アルキル基」、上記定義の「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基」、又は、上記定義の「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基」を示し、Ra6は、上記定義の「C1-4アルキル基」、上記定義の「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10
炭素環基」、又は、上記定義の「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基」を示す。
−ORa4、−SRa4、−NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5、−CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6、−COORa4及び−NRa5COORa6の具体例としては、それぞれ「グループA」の「−ORa1」、「−SRa1」、「−NRa1a2」、「−CONRa1a2」、「−SO2NRa1a2」、「−CORa3」、「−NRa1CORa3」、「−SO2a3」、「−NRa1SO2a3」、「−COORa1」及び「−NRa2COORa3」の定義の中で挙げられた置換基等が挙げられる。
「ハロゲン原子及びグループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基」として具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、1−メチルブチル基、1−エチルプロピル基、2−エチルプロピル基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、tert−ペンチル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、1−メチルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、1−エチルブチル基、1−エチル−1−メチルプロピル基、1−エチル−2−メチルプロピル基、1,1,2−トリメチルプロピル基、1,2,2−トリメチルプロピル基、1−エチル−1−メチルプロピル基、ヘプチル基、イソヘプチル基、1−メチルヘキシル基、1,1−ジメチルペンチル基、1,2−ジメチルペンチル基、1,3−ジメチルペンチル基、1,4−ジメチルペンチル基、1,1,2−トリメチルブチル基、1,1,3−トリメチルブチル基、1,2,2−トリメチルブチル基、1,2,3−トリメチルブチル基、1,3,3−トリメチルブチル基、1−エチルペンチル基、1−エチル−2−メチルブチル基、1−エチル−3−メチルブチル基、2−エチル−1−メチルブチル基、1−プロピルブチル基、1−エチル−2,2−ジメチルプロピル基、1−イソプロピル−2−メチルプロピル基、1−イソプロピル−1−メチルプロピル基、1,1−ジエチルプロピル基、1,1,2,2−テトラメチルプロピル基、1−イソプロピルブチル基、1−エチル−1−メチルブチル基、フルオロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロエチル基、2−フルオロエチル基、2−クロロエチル基、3−フルオロプロピル基、2−クロロプロピル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシ−1−メチルエチル基、2−ヒドロキシ−1,1−ジメチルエチル基、1−(ヒドロキシメチル)プロピル基、3−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシブチル基、4−ヒドロキシブチル基、2−ヒドロキシペンチル基、5−ヒドロキシペンチル基、2,3−ジヒドロキシプロピル基、2,3−ジヒドロキシブチル基、2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル基、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル基、1−(ヒドロキシメチル)ブチル基、1−(ヒドロキシメチル)−2−メチルプロピル基、1−(ヒドロキシメチル)−2,2−ジメチルプロピル基、1−(ヒドロキシメチル)−2−メチルブチル基、2−ヒドロキシ−1−フェニルエチル基、2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル基、1−(ヒドロキシメチル)−2−フェニルエチル基、3−メチル−1−(ヒドロキシメチル)ブチル基、2−エチル−1−(ヒドロキシメチル)ブチル基、3−ヒドロキシ−1−メチルプロピル基、1,1−ジメチル−3−ヒドロキシプロピル基、1,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピル基、1−イソプロピル−3−ヒドロキシプロピル基、2,2−ジメチル−1−(2−ヒドロキシエチル)プロピル基、1−エチル−3−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシ−1−イソプロピルプロピル基、1−エチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル基、1,1−ジメチル−2−ヒドロキシプロピル基、1,2−ジメチル−2−ヒドロキシプロピル基、1−エチル−2−ヒドロキシプロピル基、4−ヒドロキシ−1−メチルブチル基、2−エチル−1−(ヒドロキシメチル)−2−メチルブチル基、3,3−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)ブチル基、1−(ヒドロキシメチル)ペンチル基、4−メチル−1−(ヒドロキシメチル)ペンチル基、メトキシメチル基、2−メトキシエチル基、メチルスルファニルメチル基、2−(メチルスルファニル)エチル基、2−アミノエチル基、2
−(ジメチルアミノ)エチル基、カルボキシメチル基、2−カルボキシエチル基、2−カルボキシプロピル基、3−カルボキシプロピル基、カルバモイルメチル基、2−カルバモイルエチル基、メチルアミノカルボニルメチル基、ジメチルアミノカルボニルメチル基、2−(フェニルアミノカルボニル)エチル基、2−オキソプロピル基、メチルスルホニルメチル基、2−(メチルスルホニル)エチル基、スルファモイルメチル基、メチルアミノスルホニルメチル基、ジメチルアミノスルホニルメチル基、tert−ブチルアミノスルホニルメチル基、2−(アセチルアミノ)エチル基、2−(メチルスルホニルアミノ)エチル基、2−(エトキシカルボニルアミノ)エチル基、ベンジル基、フェネチル基、3−フェニルプロピル基、4−フェニルブチル基、2−ビフェニルメチル基、3,4−ジクロロベンジル基、2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル基、シクロペンチルメチル基、シクロヘキシルメチル基、2−シクロヘキシルエチル基、1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル基、1−シクロヘキシルメチル−2−ヒドロキシエチル基、フェニルアミノカルボニルメチル基、2−ピリジン−2−イルエチル基、2−イミダゾール−1−イルエチル基、2−ベンゾチオフェン−2−イルエチル基、2−モルホリノエチル基、2−(4−メチルチアゾリン−5−イル)エチル基、1−カルボキシエチル基、1−カルバモイルエチル基、1−カルボキシ−2−メチルプロピル基、1−カルバモイル−2−メチルプロピル基、2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)プロピル基、1−(ヒドロキシメチル)−2−メルカプトエチル基、1−(ヒドロキシメチル)−3−(メチルスルファニル)プロピル基、2−カルボキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル基、2−カルバモイル−1−(ヒドロキシメチル)エチル基、2−(インドール−3−イル)−1−(ヒドロキシメチル)エチル基、2−(イミダゾール−4−イル)−1−(ヒドロキシメチル)エチル基、2−(4−ヒドロキシフェニル)−1−(ヒドロキシメチル)エチル基、3−カルバモイル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル基、5−アミノ−1−(ヒドロキシメチル)ペンチル基が挙げられる。
1として好ましくは、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、2−フルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基,4−ヒドロキシブチル基、5−ヒドロキシペンチル基、2,3−ジヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシ−1−メチルエチル基、2−ヒドロキシ−1,1−ジメチルエチル基、2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル基、1−(ヒドロキシメチル)プロピル基、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル基、1−(ヒドロキシメチル)ブチル基、1−(ヒドロキシメチル)−2−メチルプロピル基、1−(ヒドロキシメチル)−2,2−ジメチルプロピル基、1−(ヒドロキシメチル)−2−メチルブチル基、1−(ヒドロキシメチル)−3−メチルブチル基、2−ヒドロキシ−1−フェニルエチル基、2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル基、1−(ヒドロキシメチル)−2−フェニルエチル基、2−メトキシエチル基、メチルスルファニルメチル基、2−(メチルスルファニル)エチル基、2−アミノエチル基、2−(ジメチルアミノ)エチル基、カルボキシメチル基、2−カルボキシエチル基、3−カルボキシプロピル基、カルバモイルメチル基、2−カルバモイルエチル基、メチルアミノカルボニルメチル基、ジメチルアミノカルボニルメチル基、2−(フェニルアミノカルボニル)エチル基、2−オキソプロピル基、メチルスルホニルメチル基、2−(メチルスルホニル)エチル基、スルファモイルメチル基、メチルアミノスルホニルメチル基、ジメチルアミノスルホニルメチル基、tert−ブチルアミノスルホニルメチル基、2−(アセチルアミノ)エチル基、2−(メチルスルホニルアミノ)エチル基、2−(エトキシカルボニルアミノ)エチル基、ベンジル基、フェネチル基、3−フェニルプロピル基、4−フェニルブチル基、2−ビフェニルメチル基、3,4−ジクロロベンジル基、シクロペンチルメチル基、シクロヘキシルメチル基、1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル基、1−シクロヘキシルメチル−2−ヒドロキシエチル基、2−ピリジン−2−イルエチル基、2−イミダゾール−1−イルエチル基、2−モルホリノエチル基、2−(4−メチルチアゾリン−5−イル)エチル基、ベンゾチオフェン−2−イルメチル基であり、特に好ましくは1位で分岐するアルキル基であり、及び/又は
ヒドロキシ基で置換されたアルキル基であり、具体的には2−ヒドロキシ−1−メチルエチル基、1−(ヒドロキシメチル)−2−メチルプロピル基、1−(ヒドロキシメチル)−2,2−ジメチルプロピル基、1−(ヒドロキシメチル)−2−メチルブチル基、2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル基及び2−フェニル−1−(ヒドロキシメチル)エチル基が挙げられる。これら特に好ましい置換基が光学活性体である場合には、S体であることがより好ましい。
32及びR33として好ましくは、メチル基、エチル基及びトリフルオロメチル基であり、Ra7及びRa8として好ましくは、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基及びシクロヘキシルメチル基であり、更に好ましくはメチル基、エチル基及びイソプロピル基であり、特に好ましくは、メチル基である。
一般式[I]において環Cyとして好ましくは、上記定義の「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基」であって、更に好ましくは、
Figure 0003567162
(式中、R4、R5、R6及びmは上記定義の通り。)であり、ここで更に好ましい態様は、一般式[II]で表される4−オキソキノリン化合物の場合と同じであって、mとして好ましくは0又は1であり、更に好ましくは0である。
環CyにおけるグループAとして好ましくは、シアノ基、フェニル基、ニトロ基、上記定義の「ハロゲン原子」、上記定義の「C1-4アルキル基」、上記定義の「ハロC1-4アルキル基」、上記定義の「ハロC1-4アルキルオキシ基」、上記定義の「−ORa1」、上記定義の「−SRa1」、上記定義の「−NRa1a2」、上記定義の「−CONRa1a2」、上記定義の「−SO2NRa1a2」、上記定義の「−NRa1CORa3」、上記定義の「−SO2a3」及び上記定義の「−NRa1SO2a3」であり、
更に好ましくはシアノ基、フェニル基、ニトロ基、「ハロゲン原子」、「C1-4アルキル基」、「ハロC1-4アルキル基」、「ハロC1-4アルキルオキシ基」、「−ORa1」、「−SRa1」、「−NRa1a2」、「−SO2a3」、「−SO2NRa1a2」及び「−NRa1CORa3」であり、特に好ましくは上記定義の「ハロゲン原子」である。
ここで環Cyとして更に好ましくは、
Figure 0003567162
(式中、R6'、R6''及びR6'''は、水素原子及び上記定義の「グループA」から選ばれる置換基であり、R4及びR5は上記定義の通り。)である。
4として好ましくは、フェニル基、上記定義の「ハロゲン原子」、上記定義の「C1-4アルキル基」、上記定義の「ハロC1-4アルキルオキシ基」、上記定義の「−ORa1」、上記定義の「−NRa1a2」、上記定義の「−SO2NRa1a2」、上記定義の「−NRa1CORa3」、上記定義の「−SO2a3」、上記定義の「−COORa1」及び上記定義の「−NRa1SO2a3」であり、
更に好ましくは「ハロゲン原子」、「C1-4アルキル基」、「ハロC1-4アルキルオキシ基」、「−ORa1」及び「−NRa1a2」であり、特に好ましくは上記定義の「ハロゲン原子」であり、
5として好ましくは、水素原子、シアノ基、ニトロ基、上記定義の「ハロゲン原子」、上記定義の「C1-4アルキル基」、上記定義の「ハロC1-4アルキル基」、上記定義の「−ORa1」、上記定義の「−SRa1」、上記定義の「−NRa1a2」、上記定義の「−CONRa1a2」、上記定義の「−SO2NRa1a2」及び上記定義の「−NRa1CORa3」であり、
更に好ましくは、水素原子、「ハロゲン原子」及び「C1-4アルキル基」であり、特に好ましくは「ハロゲン原子」である。
6として好ましくは、「ハロゲン原子」、上記定義の「C1-4アルキル基」、上記定義の「−SO2a3」、上記定義の「−ORa1」及び上記定義の「−SRa1」であり、更に好ましくは「ハロゲン原子」である。
6'及びR6'''として好ましくは、それぞれ同一又は異なって、水素原子及び上記定義の「ハロゲン原子」であり、R6''として好ましくは、水素原子、上記定義の「ハロゲン原子」、上記定義の「C1-4アルキル基」、上記定義の「−SO2a3」、上記定義の「−ORa1」及び上記定義の「−SRa1」であり、更に好ましくは、水素原子、「ハロゲン原子」、上記定義の「C1-4アルキル基」及び上記定義の「−SRa1」であり、更に好ましくは水素原子である。
1として好ましくは、上記定義の「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基」、上記定義の「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基」、上記定義の「−ORa4」(ここで、具体的に好ましくは、メトキシ基である。)、上記定義の「−NRa4a5」(ここで、具体的に好ましくは、アミノ基、メチルアミノ基、エチルアミノ基及びジメチルアミノ基である。)、上記定義の「−NRa4CORa6」(ここで、具体的に好ましくは、アセチルアミノ基である。)、上記定義の「−NRa4SO2a6」(ここで、具体的に好ましくは、メチルスルホニルアミノ基及びN−メチル−N−(メチルスルホニル)アミノ基である。)、上記定義の「−NRa5COORa6」(ここで、具体的に好ましくは、メトキシカルボニルアミノ基である。)及び上記定義の「ハロゲン原子及びグループBから選ばれる1乃至3個
の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基」であり、更に好ましくは、上記定義の「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基」及び「ハロゲン原子及びグループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基」であり、更に好ましくは上記定義の「ハロゲン原子及びグループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基」である。
2として好ましくは、水素原子である。
31として好ましくは、水素原子、シアノ基、上記定義の「ハロゲン原子」、ヒドロキシ基及び上記定義の「C1-4アルコキシ基」であり、更に好ましくは水素原子、シアノ基、上記定義の「ハロゲン原子」及び上記定義の「C1-4アルコキシ基」であり、更に好ましくは、水素原子、シアノ基、及び上記定義の「C1-4アルコキシ基」であり、特に好ましくは、水素原子である。
32として好ましくは、水素原子、シアノ基、上記定義の「ハロゲン原子」、上記定義の「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基」、上記定義の「ハロゲン原子及びグループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基」、上記定義の「−ORa7」、上記定義の「−SRa7」、上記定義の「−NRa7a8」、上記定義の「−COORa10」及び上記定義の「−N=CH−NRa10a11」であり、更に好ましくは、水素原子、上記定義の「−ORa7」、上記定義の「−SRa7」又は上記定義の「−NRa7a8」であり、更に好ましくは、水素原子又は上記定義の「−ORa7」であり、特に好ましくは、「−ORa7」である。
33として好ましくは、水素原子、上記定義の「ハロゲン原子およびグループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基」、上記定義の「−ORa7」及び上記定義の「−NRa7a8」であり、更に好ましくは、水素原子、上記定義の「−ORa7」又は上記定義の「−NRa7a8」であり、更に好ましくは、水素原子又は上記定義の「−ORa7」であり、特に好ましくは、水素原子である。
32とR33は、いずれか一方が水素原子、他方が上記定義の「−ORa7」である場合が好ましい。
31が水素原子であって、R32或いはR33が水素原子以外である場合が好ましい。
また、「製薬上許容されるその塩」とは、上記一般式[I]及び[II]で示される化合物と無毒の塩を形成するものであればいかなる塩でもよく、例えば塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸等の無機酸;又はシュウ酸、マロン酸、クエン酸、フマル酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、グルコン酸、アスコルビン酸、メチルスルホン酸、ベンジルスルホン酸等の有機酸;又は水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アンモニウム等の無機塩基;又はメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリエタノールアミン、エチレンジアミン、トリス(ヒドロキシメチル)メチルアミン、グアニジン、コリン、シンコニン等の有機塩基;又はリジン、アルギニン、アラニン等のアミノ酸と反応させることにより得ることができる。なお、本発明においては各化合物の含水物或るいは水和物及び溶媒和物も包含される。
また、上記一般式[I]及び[II]で示される化合物においては、種々の異性体が存在する。例えば、幾何異性体としてE体及びZ体が存在し、また、不斉炭素原子が存在する場合は、これらに基づく立体異性体としての鏡像異性体及びジアステレオマーが存在し、互変異性体が存在し得る。従って、本発明の範囲にはこれらすべての異性体及びそれらの混合物が包含される。本発明化合物においては、種々の異性体、副産物、代謝物、プロドラッグから単離・精製されたものが好ましく、純度が90%以上のものが好ましく、95%以上のものが更に好ましい。
なお、本発明においては各化合物のプロドラッグ及び代謝物も包含される。
「プロドラッグ」とは、化学的又は代謝的に分解し得る基を有し、生体に投与された後、元の化合物に復元して本来の薬効を示す本発明化合物の誘導体であり、共有結合によらない複合体及び塩を含む。
プロドラッグは、例えば、経口投与における吸収改善のため、或いは、標的部位へのターゲティングのために利用される。
修飾部位としては本発明化合物中の水酸基、カルボキシル基、アミノ基、チオール基などの反応性の高い官能基が挙げられる。
水酸基の修飾基として具体的には、アセチル基、プロピオニル基、イソブチリル基、ピバロイル基、ベンゾイル基、4−メチルベンゾイル基、ジメチルカルバモイル基、スルホ基等が挙げられる。カルボキシル基の修飾基として具体的には、エチル基、ピバロイルオキシメチル基、1−(アセチルオキシ)エチル基、1−(エトキシカルボニルオキシ)エチル基、1−(シクロヘキシルオキシカルボニルオキシ)エチル基、カルボキシルメチル基、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチル基、フェニル基、o−トリル基等が挙げられる。アミノ基の修飾基として具体的には、ヘキシルカルバモイル基、3−メチルチオ−1−(アセチルアミノ)プロピルカルボニル基、1−スルホ−1−(3−エトキシ−4−ヒドロキシフェニル)メチル基、(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキール−4−イル)メチル基等が挙げられる。
本発明化合物は、抗HIV剤、インテグラーゼ阻害剤、抗ウイルス剤等として、哺乳動物(ヒト、マウス、ラット、ハムスター、ウサギ、ネコ、イヌ、ウシ、ヒツジ、サル等)に投与することができる。
本発明化合物を医薬製剤として用いる場合、通常それ自体公知の製薬上許容される担体、賦形剤、希釈剤、増量剤、崩壊剤、安定剤、保存剤、緩衝剤、乳化剤、芳香剤、着色剤、甘味剤、粘稠剤、矯味剤、溶解補助剤、その他添加剤、具体的には水、植物油、エタノール又はベンジルアルコール等のアルコール、ポリエチレングリコール、グリセロールトリアセテート、ゼラチン、ラクトース、デンプン等の炭水化物、ステアリン酸マグネシウム、タルク、ラノリン、ワセリン等と混合して、常法により錠剤、丸剤、散剤、顆粒、坐剤、注射剤、点眼剤、液剤、カプセル剤、トローチ剤、エアゾール剤、エリキシル剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤等の形態となすことにより、全身的或いは局所的に、経口若しくは非経口で投与することができる。
投与量は年齢、体重、症状、治療効果、投与方法等により異なるが、通常、成人ひとり当たり、1回に0.01mg乃至1gの範囲で、1日1回乃至数回が、経口或いは静脈注射等の注射剤の形等で投与される。
抗HIV剤は、一般に、一時的なウイルス増殖の抑制のみでなく、再びウイルスが増殖しない様にその効果を持続させることが必要である。従って、長期投与が必要とされ、また、夜間等の長時間に渡り効果を持続させるためには一回の投与量を多くせざるを得なくなる場合も多い。これらの長期・大量投与は、副作用が生じる危険性を増加させる。
従って、本発明の4−オキソキノリン化合物においては、好ましい態様の一つとして経口投与による吸収性が高いものが挙げられ、また、投与された化合物の血中濃度が長時間維持されるものが挙げられる。
「エイズの予防」とは、例えば検査等によりHIVが検出された人であってエイズの症状が現われていない人に対し薬剤を投与すること、或いはエイズの治療後、その症状が改善された人であってHIVが根絶されておらずエイズの再発が懸念される人に対し薬剤を投与すること、感染の危険性を危惧してHIV感染前に薬剤を投与することが挙げられる。
多剤併用療法に用いられる「他の抗HIV剤」及び「他の抗HIV活性物質」としては、抗HIV抗体、HIVワクチン、インターフェロン等の免疫増強剤、HIVリボザイム
、HIVアンチセンス薬、逆転写酵素阻害剤、プロテアーゼ阻害剤、ウイルスの認識する宿主細胞の結合レセプター(CD4、CXCR4、CCR5等)とウイルスとの結合阻害剤等が挙げられる。
HIV逆転写酵素阻害剤として具体的には、レトロビル(R)(ジドブジン)、エピビル(R)(ラミブジン)、ゼリット(R)(サニルブジン)、ヴァイデックス(R)(ジダノシン)、ハイビッド(R)(ザルシタビン)、ザイアジェン(R)(硫酸アバカビル)、ビラミューン(R)(ネビラピン)、ストックリン(R)(エファビレンツ)、レスクリプター(R)(メシル酸デラビルジン)、コンビビル(R)(ジドブジン+ラミブジン)、Trizivir(R)(硫酸アバカビル+ラミブジン+ジドブジン)、また、Coactinon(R)(エミビリン)、Phosphonovir(R)、Coviracil(R)、alovudine(3'−フルオロ−3'−デオキシチミジン)、Thiovir(チオホスホノぎ酸)、カプラビリン(5−[(3,5−ジクロロフェニル)チオ]−4−イソプロピル−1−(4−ピリジルメチル)イミダゾール−2−メタノールカルバミン酸)、Tenofovir disoproxilフマル酸塩((R)−[[2−(6−アミノ−9H−プリン−9−イル)−1−メチルエトキシ]メチル]ホスホン酸ビス(イソプロポキシカルボニルオキシメチル)エステル フマル酸塩)、DPC−083((4S)−6−クロロ−4−[(1E)−シクロプロピルエテニル]−3,4−ジヒドロ−4−トリフルオロメチル−2(1H)−キナゾリノン)、DPC−961((4S)−6−クロロ−4−(シクロプロピルエチニル)−3,4−ジヒドロ−4−(トリフルオロメチル)−2(1H)−キナゾリノン)、DAPD((−)−β−D−2,6−ジアミノプリンジオキソラン)、Immunocal、MSK−055、MSA−254、MSH−143、NV−01、TMC−120、DPC−817、GS−7340、TMC−125、SPD−754、D−A4FC,capravirine、UC−781、emtricitabine、alovudine、Phosphazid、UC−781、BCH−10618,DPC−083,Etravirine、BCH−13520、MIV−210、Abacavir sulfate/lamivudine、GS−7340、GW−5634、GW−695634等が挙げられる。ここで、(R)は登録商標を示し(以下同様)、その他薬剤名称は一般名を示す。
また、HIVプロテアーゼ阻害剤として具体的には、クリキシバン(R)(硫酸インジナビルエタノール付加物)、サキナビル、インビラーゼ(R)(メシル酸サキナビル)、ノービア(R)(リトナビル)、ビラセプト(R)(メシル酸ネルフィナビル)、ロピナビル、プローゼ(R)(アンプレナビル)、カレトラ(R)(リトナビル+ロピナビル)、また、mozenavirdimesylate([4R−(4α,5α,6β)]−1,3―ビス[(3−アミノフェニル)メチル]ヘキサヒドロ−5,6−ジヒドロキシ−4,7−ビス(フェニルメチル)−2H−1,3−ジアゼピン−2−オン二メタンスルホン酸塩)、tipranavir(3'−[(1R)−1−[(6R)−5,6−ジヒドロ−4−ヒドロキシ−2−オキソ−6−フェニルエチル−6−プロピル−2H−ピラン−3−イル]プロピル]−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジンスルホン酸アミド)、lasinavir(N−[5(S)−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4(S)−ヒドロキシ−6−フェニル−2(R)−(2,3,4−トリメトキシベンジル)ヘキサノイル]−L−バリン2−メトキシエチレンアミド)、KNI―272((R)−N−tert−ブチル−3−[(2S,3S)−2−ヒドロキシ−3−N−[(R)−2−N−(イソキノリン−5−イルオキシアセチル)アミノ−3−メチルチオプロパノイル]アミノ−4−フェニルブタノイル]−5,5−ジメチル−1,3−チアゾリジン−4−カルボキサミド)、GW−433908、TMC−126、DPC−681、buckminsterfullerene、MK−944A(MK944(N−(2(R)−ヒドロキシ−1(S)−インダニル)−2(R)−フェニルメチル−4(S)−ヒドロキシ−5−[4−(2−ベンゾ[b]フラニルメチル)−2(S)−(tert−ブチルカルバモイル)ピペラジン−1−イル]ペンタナミド)+硫酸インジナビル)、JE−2147([2(S)−オキソ−4−フェニルメチル−3(S)−[(2−メチル−3−オキシ)フェニルカルボニルアミノ]−1−オキサブチル]−4−[(2−メチルフェニル)メチルアミノ]カルボニル−4(R)−5,5−ジメチル−1,3−チアゾール)、BMS−232632((3S,8S,9S,12S)−3,12−ビ
ス(1,1−ジメチルエチル)−8−ヒドロキシ−4,11−ジオキソ−9−(フェニルメチル)−6−[[4−(2−ピリジニル)フェニル]メチル]−2,5,6,10,13−ペンタアザテトラデカンジカルボン酸 ジメチルエステル)、DMP−850((4R,5S,6S,7R)−1−(3−アミノ−1H−インダゾール−5−イルメチル)−4,7−ジベンジル−3−ブチル−5,6−ジヒドロキシペルヒドロ−1,3−ジアゼピン−2−オン)、DMP−851、RO−0334649、Nar−DG−35、R−944、VX−385、TMC−114、Tipranavir、Fosamprenavir sodium、Fosamprenavir calcium、Darunavir、GW−0385、R−944、RO−033−4649、AG−1859等が挙げられる。
また、HIVインテグラーゼ阻害剤として、S−1360、L−870810等、DNAポリメラーゼ阻害剤或いはDNA合成阻害剤として、ホスカビル(R)、ACH−126443(L−2',3'−ジデヒドロ−ジデオキシ−5−フルオロシチジン)、エンテカビル((1S,3S,4S)−9−[4−ヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)−2−メチレンシクロペンチル]グアニン)、calanolideA([10R−(10α,11β,12α)]−11,12−ジヒドロ−12−ヒドロキシ−6,6,10,11−テトラメチル−4−プロピル−2H,6H,10H−ベンゾ[1,2−b:3,4−b':5,6−b'']トリピラン−2−オン)、calanolideB、NSC−674447(1,1'−アゾビスホルムアミド)、Iscador(viscum alubm 抽出物)、Rubitecan等、HIVアンチセンス薬として、HGTV−43、GEM−92等、抗HIV抗体或いはその他の抗体として、NM−01、PRO−367、KD−247、Cytolin(R)、TNX−355(CD4抗体)、AGT−1、PRO−140(CCR5抗体)、Anti-CTLA−4MAb等、HIVワクチン或いはその他のワクチンとして、ALVAC(R)、AIDSVAX(R)、Remune(R)、HIV gp41 ワクチン、HIV gp120ワクチン、HIV gp140 ワクチン、HIV gp160 ワクチン、HIV p17 ワクチン、HIV p24 ワクチン、HIV p55 ワクチン、AlphaVaxVector System、canarypox gp160 ワクチン、AntiTat、MVA−F6 Nefワクチン、HIV rev ワクチン、C4−V3ペプチド、p2249f、VIR−201、HGP−30W、TBC−3B、PARTICLE−3B等、Antiferon(インターフェロン−αワクチン)等、インターフェロン或いはインターフェロンアゴニストとして、スミフェロン(R)、MultiFeron(R)、インターフェロン−τ、Reticulose、ヒト白血球インターフェロンα等、CCR5アンタゴニストとしてSCH−351125等、HIVp24に作用する薬剤として、GPG−NH2(グリシル−プロリル−グリシンアミド)等、HIV融合阻害剤として、FP−21399(1,4−ビス[3−[(2,4−ジクロロフェニル)カルボニルアミノ]−2−オキソ−5,8−ジナトリウムスルホニル]ナフチル−2,5−ジメトキシフェニル−1,4−ジヒドラゾン)、T−1249、SyntheticPolymeric Construction No3、pentafuside、FP−21399、PRO−542、Enfuvirtide等、IL−2アゴニスト或いはアンタゴニストとして、インターロイキン−2、イムネース(R)、Proleukin(R)、Multikine(R)、Ontak(R)等、TNF−αアンタゴニストとして、Thalomid(R)(サリドマイド)、レミケード(R)(インフリキシマブ)、硫酸化カードラン等、α−グルコシダーゼ阻害剤として、Bucast(R)等、プリンヌクレオシドホスホリラーゼ阻害剤として、ペルデシン(2−アミノ−4−オキソ−3H,5H−7−[(3−ピリジル)メチル]ピロロ[3,2−d]ピリミジン)等、アポトーシスアゴニスト或いは阻害剤として、アーキンZ(R)、Panavir(R)、Coenzyme Q10(2−デカ(3−メチル−2−ブテニレン)−5,6−ジメトキシ−3−メチル−p−ベンゾキノン)等、コリンエステラーゼ阻害剤として、Cognex(R)等、免疫調節薬として、Imunox(R)、Prokine(R)、Met−enkephalin(6−de−L−アルギニン−7−de−L−アルギニン−8−de−L−バリンアミド−アドレノルフィン)、WF−10(テトラクロロデカオキシドの
10倍希釈液)、Perthon、PRO−542、SCH−D、UK−427857、AMD−070、AK−602等が挙げられる。
その他、ノイロトロピン(R)、ライダコール(R)、アンサー20(R)、Ampligen(R)、Anticort(R)、Inactivin(R)等、PRO−2000、RevM10遺伝子、HIV特異的細胞障害性T細胞(CTL免疫治療、ACTGプロトコール080治療、CD4−ζ遺伝子治療)、SCA結合蛋白、RBC−CD4複合体、Motexafin gadolinium、GEM−92、CNI−1493、(±)−FTC、Ushercell、D2S、BufferGel(R)、VivaGel(R)、Glyminox vaginal gel、ラウリル硫酸ナトリウム、2F5、2F5/2G12、VRX−496、Ad5gag2、BG−777、IGIV−C、BILR−255等が挙げられる。
本発明化合物との多剤併用療法に用いられる「他の抗HIV剤」及び「他の抗HIV活性物質」として好ましくは、逆転写酵素阻害剤及びプロテアーゼ阻害剤である。2剤若しくは3剤、或いはそれ以上の薬剤を併用することができるが、この時、作用メカニズムの異なる薬剤の組合せは好ましい態様の一つである。また、副作用の重複しない薬剤の選択が好ましい。
具体的な薬剤の組合せとしては、エファビレンツ、テノフォビル、エムトリシタビン、インジナビル、ネルフィナビル、アタザナビル、リトナビル+インジナビル、リトナビル+ロピナビル、リトナビル+サキナビル、ジダノシン+ラミブジン、ジドブジン+ジダノシン、スタブジン+ジダノシン、ジドブジン+ラミブジン、スタブジン+ラミブジン、エムトリーバからなる群と本発明の4−オキソキノリン化合物[I]の組み合わせが挙げられる(Guidelines for the Use of Antiretroviral Agents in HIV-InfectedAdults and Adolescents. August 13,2001)。特に好ましくは、エファビレンツ、インジナビル、ネルフィナビル、テノフォビル、エムトリシタビン、ジドブジン、ラミブジンとの組み合わせによる2剤併用、及び、ジドブジン+ラミブジン、テノフォビル+ラミブジン、テノフォビル+ジドブジン、テノフォビル+エファビレンツ、テノフォビル+ネルフィナビル、テノフォビル+インジナビル、テノフォビル+エムトリシタビン、エムトリシタビン+ラミブジン、エムトリシタビン+ジドブジン、エムトリシタビン+エファビレンツ、エムトリシタビン+ネルフィナビル、エムトリシタビン+インジナビル、ネルフィナビル+ラミブジン、ネルフィナビル+ジドブジン、ネルフィナビル+エファビレンツ、ネルフィナビル+インジナビル、エファビレンツ+ラミブジン、エファビレンツ+ジドブジン、エファビレンツ+インジナビルとの組み合わせによる3剤併用である。
次に、本発明の実施に用いる化合物の製造方法の一例を説明する。しかしながら、本発明化合物の製造方法はこれらに限定されるものではない。
本製法に記載はなくとも、必要に応じて官能基に保護基を導入し、後工程で脱保護を行う、官能基を前駆体として各工程に処し、しかるべき段階で所望の官能基に変換する、各製法及び工程の順序を入れ替えるなどの工夫により効率よい製造を実施すればよい。
また、各工程において、反応後の処理は通常行われる方法で行えばよく、単離精製は、必要に応じて、結晶化、再結晶化、蒸留、分液、シリカゲルクロマトグラフィー、分取HPLC等の慣用される方法を適宜選択し、また組み合わせて行えばよい。
製法1−1
Figure 0003567162
(式中、Halは塩素原子及び臭素原子等のハロゲン原子であり、Halは臭素原子及びヨウ素原子等のハロゲン原子であり、R1Aは上記定義の「ハロゲン原子及びグループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基」である。R2Aは上記定義の「C1-4アルキル基」であり、ここでメチル基及びエチル基が好ましく、化合物[6]において、各R2Aは異なっていてもよいが、同一であることが好ましい。 (R)は、R31、R32、R33の何れかの置換基であって、それぞれ同一又は異なっていてもよく、nは1乃至3の整数であり、ここで、置換基R3は*位置の両方同時には置換しない。その他の記号は前述の通りである。)
第1工程
アルゴン又は窒素気流下、溶媒中、加熱下、亜鉛末と1,2−ジブロモエタンを反応させた後、トリメチルシリルクロリドを加え反応させる。次いで、反応液に化合物[1]溶液を加え反応させることにより、化合物[2]を得ることができる。
溶媒として好ましくは、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン(THF)等のエーテル系溶媒;ベンゼン、トルエン、ヘキサン、キシレン等の炭化水素系溶媒等が挙げられる。
第2工程
化合物[2]を溶媒中、触媒の存在下、必要に応じてトリフェニルホスフィン、トリ(2−フリル)ホスフィン等の配位子の存在下、アルゴン又は窒素気流下、冷却乃至加熱下
で化合物[3]と反応させることにより化合物[4]を得ることができる。
触媒としては、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジクロロビス(ベンゾニトリル)パラジウム、ジクロロエチレンジアミンパラジウム、酢酸パラジウム、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム等のパラジウム触媒、ニッケル触媒等が挙げられる。
溶媒として好ましくは、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン(THF)等のエーテル系溶媒;ベンゼン、トルエン、ヘキサン、キシレン等の炭化水素系溶媒等が挙げられる。
第3工程
化合物[4]を、中性又はアルカリ性で亜鉛又は鉄;鉄と酸;スズ又は塩化スズ(II)と濃塩酸;硫化アルカリ;アルカリ性ハイドロサルファイト等により還元する、水素雰囲気下、接触還元を行う等の常法により還元することにより化合物[5]を得ることができる。
例えば、化合物[4]に、冷却下、酢酸及び亜鉛末を加え、室温で反応させることにより化合物[5]を得ることができる。又は、THF及びメタノールの混合溶媒中、水素雰囲気下、化合物[4]の溶液にパラジウム−炭素を加え、室温で反応させることにより化合物[5]を得ることができる。
第4工程
化合物[5]を溶媒中、加熱下、化合物[6]と反応させる。
溶媒としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール等のアルコール系溶媒;ベンゼン、トルエン、ヘキサン、キシレン等の炭化水素系溶媒;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン系溶媒;1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒若しくはそれらの混合溶媒が挙げられる。
次いで、溶媒を留去後、残渣をジフェニルエーテル、ジフェニルエーテルとジフェニルとの混合物、例えばDowtherm A(商標登録名,Fluka)等の溶媒中、加熱下で反応させることにより化合物[7]を得ることができる。
第5工程
化合物[7]を、溶媒中、塩基の存在下、化合物[8]と反応させることにより、化合物[I−1]を得ることができる。
塩基としては、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等が挙げられ、好ましくは炭酸カリウムである。
溶媒としては、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、キシレン等の炭化水素系溶媒;1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒;ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル等の極性溶媒若しくはそれらの混合溶媒が挙げられる。
第6工程
化合物[I−1]を溶媒中、室温乃至加熱下、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の塩基性条件下、或は、塩酸、硫酸等の酸性条件下で加水分解することにより化合物[I−2]を得ることができる。
溶媒としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール等のアルコール系溶媒;ベンゼン、トルエン、ヘキサン、キシレン等の炭化水素系溶媒;ジクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン系溶媒;1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒;ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル等の極性溶媒;水若しくはそれらの混合溶媒が挙げられる。
化合物[3]に換えて
Figure 0003567162
で表される化合物[20]を用いて、製法1−1と同様な反応を行うことにより化合物[I]を得ることができる。
製法1−2 水酸基の保護基を導入した化合物[9]を用いた製法例。
Figure 0003567162
(式中、rは1乃至6の整数であり、RP1は水酸基の保護基であり、その他の記号は前述の通りである。)
第1工程
製法1−1と同様にして得られる化合物[7]と化合物[9]を、製法1−1の工程5と同様にして反応させることにより、化合物[10]を得ることができる。
第2工程
化合物[10]を常法により脱保護することにより、化合物[I−3]を得ることができる。
水酸基の保護基としては、アセチル基、メチルオキシカルボニル基、メトキシメチル基、メトキシエトキシメチル基、トリメチルシリル基、tert−ブチルジメチルシリル基、tert−ブチルジフェニルシリル基等が挙げられる。
例えば、RP1がアセチル基又はメチルオキシカルボニル基の場合、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の塩基の存在下、加熱下、反応させることで脱保護することができる。濃塩酸を加え加熱する、濃アンモニア中加熱する等の処理を施してもよい。
例えば、RP1がtert−ブチルジメチルシリル基の場合、室温下、THF中、テトラブチルアンモニウムフルオライドで処理をする、又は、THF中、水酸化ナトリウムの存在下、加熱処理する、或るいは室温乃至加温下、酢酸−水−THFで処理をする等の方法を用い脱保護すればよい。本工程では、RP1の脱保護とR2Aの加水分解を2段階に分ける
こともできる。
製法2−1
Figure 0003567162
(式中、Halはハロゲン原子であり、好ましくはフッ素原子又は塩素原子であり、RC3及びRC4は、それぞれ同一若しくは異なって、メチル基、エチル基等の低級アルキル基であり、R1Bは、上記定義の「ハロゲン原子及びグループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基」、上記定義の「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基」、上記定義の「グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基」又は上記定義の「−ORa4」であり、その他の記号は前述の通りであり、ここで、置換基R3は*位置には置換しない。)
第1工程
ここで、Halは臭素或いはヨウ素であることが好ましく、常法のハロゲン化によって化合物[12]を得ることができる。
例えば、化合物[11]を、室温乃至加熱下、トリフルオロメタンスルホン酸、酢酸、濃硫酸、DMF等の溶媒中、N−ブロモスクシンイミド、N−ヨードスクシンイミド等のハロゲン化剤と反応させることにより化合物[12]を得ることができる。
第2工程
化合物[12]を、トルエン、キシレン等の炭化水素系;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン系溶媒;酢酸エチル等の溶媒中、加熱下、塩化オキサリル、塩化チオニル等のハロゲン化剤を加え反応させること等の常法
により酸ハライドを得る。
ここで、例えば、ハロゲン化剤として塩化チオニルを用いる場合、触媒量のDMFを加えても良い。
次いで、溶媒中、室温乃至加熱下、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、炭酸カリウム、ピリジン等の塩基の存在下、化合物[13]を加え反応させ、次いで、室温乃至加熱下、化合物[14]と反応させることにより化合物[15]を得ることができる。
溶媒としては、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、キシレン等の炭化水素系溶媒;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン系溶媒;1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒;アセトニトリル等の極性溶媒;酢酸エチル若しくはそれらの混合溶媒が挙げられる。
第3工程
化合物[15]を、溶媒中、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、カリウムtert−ブトキシド、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の塩基の存在下、反応させることにより化合物[16]を得ることができる。
また、好ましい製法のひとつとして、化合物[15]を、溶媒中、1,8−ジアザシクロ[5.4.0]−7−ウンデセンの存在下、室温から加温下で反応させることにより化合物[16]を得ることもできる。
溶媒としては、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、キシレン等の炭化水素系溶媒;ジクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン系溶媒;1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒;ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル等の極性溶媒若しくはそれらの混合溶媒が挙げられる。
第4工程
化合物[16]を、製法1−1の第2工程と同様にして、化合物[2]と反応させることにより化合物[I−4]を得ることができる。
第5工程
化合物[I−4]を、製法1−1の第6工程と同様にして、加水分解させることにより化合物[I−5]を得ることができる。
製法2−2 水酸基の保護基の導入・脱保護工程を含む製法例。
Figure 0003567162
(式中、各記号は前述の通りである。)
第1工程
製法2−1の第1工程と同様にして得られる化合物[12]を、製法2−1の第2工程と同様にして、化合物[13]及び化合物[17]と反応させることにより化合物[18]を得ることができる。
第2工程
常法によって化合物[18]の水酸基に保護基を導入し、次いで製法2−1の第3工程と同様にして環化することにより化合物[19]を得ることができる。
また、化合物[18]を製法2−1の第3工程と同様にして環化し、次いで常法によって水酸基に保護基を導入することにより化合物[19]を得ることもできる。
例えば、RP1がtert−ブチルジメチルシリル基の場合、化合物[18]をDMF又はトルエン溶媒中、イミダゾール及びtert−ブチルジメチルシリルクロリドを室温で反応させればよい。
また、RP1がメトキシカルボニル基の場合、化合物[18]をクロロホルム溶媒中、冷却乃至室温で、ピリジン、クロロ炭酸メチルと反応させればよい。
化合物[17]に換えて、NH−R1A’(ここでR1A’は、少なくとも1つの水酸基により置換されても良いC1−10アルキル基である。)であっても同様な製法を用いることができる。
第3工程
化合物[19]を、製法1−1の第2工程と同様にして、化合物[2]と反応させることにより化合物[I−6]を得ることができる。
第4工程
化合物[I−6]を、製法1−2の第2工程と同様にして、加水分解させることにより化合物[I−7]を得ることができる。本工程では、RP1の脱保護とR2Aの加水分解を2段階に分けることもできる。
製法3
Figure 0003567162
(式中、Ra7’は、ハロゲン原子及びグループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1−10アルキル基であり、その他の記号は前述の通りである。)
4−オキソキノリン上のフッ素原子を、常法の求核剤との反応により、−ORa7、−SRa7、−NRa7a8に変換することができる。またそれらを、常法により、更に−NRa7CORa9、−N=CH−NRa10a11に変換することもできる。
本製法は、4−オキソキノリン上の7位の位置に置換基を導入するのに適している。
製法3−1
化合物[21]に、常法でアルコキシ基を導入することにより化合物[I−8]を得ることができる。
例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール溶媒中、加熱下で金属アルコキシドと反応させ、次いで、加水分解により化合物[I−8]を得ることができる。
所望のアルコキシ基に対応する溶媒と金属アルコキシドを選択すればよく、メトキシ基の場合、メタノール溶媒中でナトリウムメトキシド又はカリウムメトキシド、エトキシ基の場合、エタノール溶媒中でナトリウムエトキシド又はカリウムエトキシドを反応させればよい。
製法3−2
化合物[21]を、常法でアミノ化することにより化合物[I−9]を得ることができる。
例えば、THF、ジオキサン、クロロホルム、ジクロロメタン、メタノール、エタノール、ピリジン等の不活性有機溶媒中、加熱下、アミンと反応させることにより化合物[I−9]を得ることができる。
また、DMF中、マイクロ波照射で、アミンと反応させることにより化合物[I−9]を得ることもできる。
製法4
中間体化合物[12]の製法例を挙げる。
Figure 0003567162
(式中、各記号は前述の通りである。)
第1工程
化合物[22]のカルボン酸に、常法で保護基を導入することにより化合物[23]を得ることができる。
例えばエステル化の場合、DMF、THF、トルエン等の溶媒中、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の塩基の存在下、ヨウ化メチル等のアルキル化剤と反応させることにより化合物[23]を得ることができる。
第2工程
化合物[23]を、製法1−1の第3工程と同様にして、常法で還元することにより化合物[24]を得ることができる。
第3工程
化合物[24]を、製法2−1の第1工程と同様にして、常法でハロゲン化することにより化合物[25]を得ることができる。
第4工程
化合物[25]を、水、或いは、THF、ジオキサン、酢酸エチル、クロロホルム、ジクロロメタン、メタノール、エタノール、ピリジン等の不活性有機溶媒中、冷却乃至室温で、亜硝酸ナトリウム及び、塩酸又は硫酸によりジアゾ化し、次いで、冷却乃至加熱下、塩化銅等のハロゲン化第一銅及び濃塩酸によりハロゲン化することで化合物[26]を得ることができる。ここでHalは、塩素原子が好ましい。
第5工程
化合物[26]の水酸基を常法により脱保護することにより、化合物[27]を得ることができる。
例えば、RP1がメチル基の時、ジクロロメタン中、冷却下、三臭化ホウ素を用い反応させることにより化合物[27]を得ることができる。
第6工程
化合物[27]を、溶媒中、塩基の存在下、化合物[8]と反応させることにより化合物[28]を得ることができる。
化合物[8]として、例えば、ヨウ化エチル等のアルキル化剤が挙げられる。
塩基としては、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等が挙げられ、好ましくは炭酸カリウムである。
溶媒としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール等のアルコール系溶媒;ベンゼン、トルエン、ヘキサン、キシレン等の炭化水素系溶媒;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン系溶媒;1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒;ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル等の極性溶媒;水若しくはそれらの混合溶媒が挙げられる。
第7工程
化合物[28]を、製法1−1の第6工程と同様にして、常法で加水分解することにより化合物[12’]を得ることができる。
第8工程
化合物[26]においてRP1が所望の置換基であるとき、第7工程と同様にして化合物[12’]を得ることができる。
製法5
Figure 0003567162
(式中、各記号は前述の通りである。)
第1工程
化合物[29]を、製法2−1の第1工程と同様にして、常法でハロゲン化することにより化合物[30]を得ることができる。
第2工程
化合物[30]を、製法2−1の第2工程と同様にして、化合物[13]及び化合物[17]と反応させることにより化合物[31]を得ることができる。
第3工程
化合物[31]を、製法2−1の第3工程と同様に反応させることにより化合物[32]を得ることができる。
第4工程
化合物[32]を、製法2−2の第2工程と同様に反応させることにより化合物[33]を得ることができる。
第5工程
化合物[33]を、製法1−1の第2工程と同様にして、化合物[2]と反応させることにより化合物[I−10]を得ることができる。
第6工程
化合物[I−10]を、製法1−2の第2工程と同様にして、加水分解させることにより化合物[I−11]を得ることができる。
第7工程
化合物[I−11]を、製法3−1と同様にして、常法でアルコキシ基を導入することにより化合物[I−12]を得ることができる。
次に、本発明に係る一般式[I]で表される4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩及びその製造方法を実施例によって具体的に説明する。しかしながら、本発明はこれら実施例によって限定されるものではない。
参考例1 塩化 2,3−ジクロロベンジル亜鉛のTHF溶液の調製
Figure 0003567162
アルゴン気流下、亜鉛末(55.1g, 843mmol)のテトラヒドロフラン(THF; 56ml)の懸濁液に1,2−ジブロモエタン(1,2-Dibromoethane;2.9ml, 33.8mmol)を加え5分間加熱還流した。続いて0℃でトリメチルシリルクロリド(Trimethylsilyl chloride; 8.6ml,67.5mmol)を加え0℃で5分間攪拌した後、2,3−ジクロロベンジルクロライド(2,3-Dichlorobenzyl Chloride; 82.4g,421.7mmol)のTHF(330ml)溶液を氷冷下滴下し、滴下終了後室温まで上げ、1時間攪拌し塩化 2,3−ジクロロベンジル亜鉛(2,3-DichlorobenzylzincChloride)のTHF溶液を得た。
実施例1−1 6−(2,3−ジクロロベンジル)−1,4−ジヒドロ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸の合成
第1工程 1,2−ジクロロ−3−(4−ニトロベンジル)ベンゼンの合成
Figure 0003567162
アルゴン気流下、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(Bis(dibenzylideneacetone)Palladium(0), 3.2g, 5.6mmol)、トリ(2−フリル)ホスフィン(Tri(2-furyl)phosphine,2.6g, 11.2mmol)をTHF(310ml)に溶解し、参考例1で得られた塩化
2,3−ジクロロベンジル亜鉛(421.7mmol)のTHF反応液を氷冷下カニュラーを通じて滴下し、続いて4−ヨードニトロベンゼン(4-Iodonitrobenzene;70.0g, 281mmol)のTHF(700ml)溶液を滴下した。室温で2時間攪拌したのち、反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加えセライトでろ過した。ろ液を減圧濃縮し、残さに水を加え酢酸エチルで抽出し有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮しその途中で析出した固体をろ取した。ろ液を再び減圧濃縮しその途中で析出した固体をろ取した。ろ取した固体をあわせてn-ヘキサンで洗浄後減圧乾燥することにより、淡褐
色固体の目的物(60.2g,収率76%)を得た。
1H NMR(CDCl3 400MHz) (δ) ppm:4.24 (2H, s), 7.09 (1H, d, J=7.7Hz), 7.18 (1H, dd,
J=7.8Hz, 7.9Hz), 7.32 (2H, d,J=8.9Hz), 7.40 (1H, d, J=8.0Hz), 8.15 (2H, d, J=8.7Hz)
MS(ESI): M- 280
第2工程 4−(2,3−ジクロロベンジル)フェニルアミンの合成
Figure 0003567162
第1工程で得られた1,2−ジクロロ−3−(4−ニトロベンジル)ベンゼン(25.0g,
88.6mmol)を酢酸(400ml)に溶解し、0℃で亜鉛末(70g, 1.1mol)を分割投入し室温で1時間攪拌した。反応液をセライトでろ過しエタノールで洗浄後、ろ液を減圧濃縮しその途中で析出した固体をろ取した。ろ取した固体をジエチルエーテルで洗浄後、酢酸エチル(500ml)および水(500ml)に溶解し、4N水酸化ナトリウム水溶液を加え水層を中和した。有機層を分離し、水層を更に酢酸エチルで抽出し、有機層をあわせて水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、減圧濃縮しその途中で析出した固体をろ取した。ろ取した固体をn-ヘキサンで洗浄後減圧乾燥することにより、淡褐色固体の目的物(18.1g,収率81%)を得た。
1H NMR (CDCl3 400MHz) (δ) ppm:3.52 (2H, brs), 4.01 (2H, s), 6.63 (2H, d, J=8.2Hz), 6.97 (2H, d, J=8.1Hz),7.02 (1H, d, J=7.6Hz), 7.09 (1H, dd, J=7.8Hz, 7.8Hz), 7.31 (1H, d, J=7.8Hz)
MS(ESI): M+ 252
第3工程 6−(2,3−ジクロロベンジル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチルエステルの合成
Figure 0003567162
第2工程で得られた4−(2,3−ジクロロベンジル)フェニルアミン(10.0g, 39.7mmol)をトルエン(100ml)に溶解し、エトキシメチレンマロン酸ジエチルエステル(DiethylEthoxymethylenemalonate, 8.8ml, 43.7mmol)を加え、3時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮し、残さにジフェニルエーテル(DiphenylEther, 100ml)を加えて溶解し、250℃で3時間加熱攪拌した。放冷後反応液にn-ヘキサンを加え析出した固体をろ取し、クロロホルムで洗浄後減圧乾燥することにより淡黄色固体の目的物(10.1g,収率68%)を得た。
1H NMR(DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.27 (3H, t, J=7.1Hz), 4.20 (2H, q, J=7.1Hz), 4.27 (2H, s), 7.34-7.41 (2H,m), 7.55-7.57 (3H, m), 7.90 (1H, s), 8.49 (1H, d, J=6.
6Hz), 12.26 (1H, brs)
MS(ESI): M+ 376
第4工程 1−(2−アセトキシエチル)−6−(2,3−ジクロロベンジル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチルエステルの合成
Figure 0003567162
第3工程で得られた6−(2,3−ジクロロベンジル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチルエステル(400mg, 1.1mmol)をジメチルホルムアミド(DMF; 8ml)に懸濁し、2−ブロモエチルアセテート(2-BromoethylAcetate; 152μl, 1.4mmol)および炭酸カリウム(440mg, 3.2mmol)を加え、80℃で加熱攪拌した。途中、2−ブロモエチルアセテート(152μl,1.4mmol)を2回追加し80℃で全1.5時間加熱攪拌した。放冷後反応液に飽和塩化アンモニウム水を加え、析出した固体をろ取し、水で洗浄後減圧乾燥することにより白色固体の目的物(468mg,収率95%)を得た。
1H NMR(DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.25 (3H, t, J=9.3Hz), 1.88 (3H, s), 4.20 (2H, q, J=9.3Hz), 4.27 (2H, s),4.33-4.41 (2H, m), 4.59-4.62 (2H, m), 7.32-7.41 (3H, m), 7.54 (1H, dd, J=2.9Hz,10.2Hz), 7.64 (1H, dd, J=2.4Hz, 11.2Hz), 7.81 (1H, d, J=11.7Hz), 7.88 (1H, d, J=2.4Hz),8.57 (1H, s)
第5工程 6−(2,3−ジクロロベンジル)−1,4−ジヒドロ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸の合成
Figure 0003567162
第4工程で得られた1−(2−アセトキシエチル)−6−(2,3−ジクロロベンジル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチルエステル(6.0g, 13.0mmol)をエタノ−ル(480ml)に懸濁し、4N水酸化ナトリウム水溶液(84ml, 21mmol)を加え30分間加熱還流した。放冷後、反応液を一部減圧濃縮し、塩酸を加え析出した固体をろ取し、水およびエタノールで洗浄後減圧乾燥することにより白色固体の目的物(4.5g,収率85%)を得た。
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.75 (2H, t, J=4.7Hz), 4.36 (2H, s), 4.60 (2H,
t, J=4.8Hz), 4.98 (1H,brs), 7.37-7.39 (1H, m), 7.45 (1H, dd, J=1.4, 7.6Hz), 7.57 (1H, dd, J=1.5,8.0Hz), 7.81 (1H, dd, J=2.1, 8.9Hz), 8.02 (1H, d, J=8.8Hz), 8.15 (1H, d,J=1.8Hz), 8.86 (1H, s), 15.18 (1H, brs)
MS (ESI) : M+ 392
m.p.: 247-249℃
実施例1−2 6−(2,3−ジクロロベンジル)−1,4−ジヒドロ−8−フルオロ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸の合成
第1工程 2,3−ジフルオロ−5−ヨード安息香酸の合成
Figure 0003567162
2,3−ジフルオロ安息香酸(2,3-Difluorobenzoic Acid; 5.0g, 31.6mmol)をトリフルオロメタンスルホン酸(25ml)に溶解し、アルゴン気流下、0℃でN−ヨードスクシンイミド(N-Iodosuccinimide;8.55g, 38.0mmol)を分割投入した。室温で3時間攪拌後、反応液を亜硫酸ナトリウムの氷水液に注ぎ攪拌した。析出した固体をろ取し、水で洗浄後減圧乾燥することにより淡ピンク色固体の目的物(7.5g,収率84%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm:7.74 (1H, m), 8.11 (1H, m)
MS(ESI): M- 283
第2工程 2−(2,3−ジフルオロ−5−ヨードベンゾイル)−3−(2−ヒドロキシエチルアミノ)アクリル酸エチルエステルの合成
Figure 0003567162
第1工程で得られた2,3−ジフルオロ−5−ヨード安息香酸(3.0g, 10.6mmol)をトルエンに溶解し、塩化チオニル(3.0ml, 41.1mmol)およびDMF(触媒量)を加え、3時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮し、残さにTHF(15ml)を加えて溶解し、3−ジメチルアミノアクリル酸エチルエステル(Ethyl3-Dimethylaminoacrylate, 1.66g, 11.6mmol)およびトリエチルアミン(1.77ml, 12.7mmol)のTHF(10ml)溶液に滴下し、50℃で2.5時間加熱攪拌した。放冷後、反応液をろ過し、THF(10ml)で洗浄した。ろ液にアミノエタノール(Aminoethanol;0.77ml, 12.7mmol)を加え、40℃で1時間加熱攪拌した。放冷後、反応液に水を加えて酢酸エチルで抽出し有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:1)で精製することにより、E,Z混合の黄色固体の目的物(3.8g,収率85%)を得た。
1H NMR(CDCl3 400MHz) (δ) ppm:0.91-1.09 (3H, m), 1.80-1.89 (1H, m), 3.52-3.63 (2H, m), 3.83-3.91 (2H, m),3.98-4.09 (2H, m), 7.36-7.52 (2H, m), 8.15 (1H, d, J=14.4Hz), 9.6 (0.22H, brs),11.0 (0.78H, brs)
MS(ESI): M+ 426
第3工程 2−(2,3−ジフルオロ−5−ヨードベンゾイル)−3−「2−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)エチルアミノ]アクリル酸エチルエステルの合成
Figure 0003567162
第2工程で得られた2−(2,3−ジフルオロ−5−ヨードベンゾイル)−3−(2−ヒドロキシエチルアミノ)アクリル酸エチルエステル(2.0g, 4.7mmol)をDMF(10ml)に溶解し、イミダゾール(imidazole; 705mg, 10.4mmol)およびtert−ブチルジメチルシリルクロリド(tert-Butyldimethylsilyl chloride; 1.49g, 9.9mmol)を加え、室温で4時間攪拌した。反応液に水を加えて酢酸エチルで抽出し有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製することにより、白色固体の目的物(2.3g,収率91%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm:0.07 (6H, s), 0.90 (9H, s), 1.07 (3H, t, J=7.1Hz),
3.45-3.55 (2H, m), 3.70-3.80(2H, m), 4.04 (2H, q, J=7.1Hz), 7.30-7.50 (2H, m), 8.14 (1H, d, J=14.1Hz),10.80-11.10 (1H, m)
MS(ESI): M+ 540
第4工程 1,4−ジヒドロ−8−フルオロ−6−ヨード−1−[2−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)エチル]−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチルエステルの合成
Figure 0003567162
第3工程で得られた2−(2,3−ジフルオロ−5−ヨードベンゾイル)−3−[2−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)エチルアミノ]アクリル酸エチルエステル(2.3g, 4.3mmol)をTHF(25ml)に溶解し、氷冷下水素化ナトリウム(256mg, 6.4mmol)を加え、0℃で1時間攪拌した。反応液に1N塩酸(6.4ml,6.4mmol)を加えて中和し、更に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2から酢酸エチル:ヘキサン=2:1)で精製することにより、白色固体の目的物(2.0g,収率92%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm:-0.12 (6H, s), 0.79 (9H, s), 1.38 (3H, t, J=7.1Hz), 3.90-4.00 (2H, m), 4.37 (2H,q, J=7.1Hz), 4.40-4.50 (2H, m), 7.69 (1H, dd, J=2.0Hz, 13.7Hz), 8.40 (1H, s),8.69 (1H, d, J=2.0Hz)
MS(ESI): M+ 520
第5工程 6−(2,3−ジクロロベンジル)−1,4−ジヒドロ−8−フルオロ−1−[2−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)エチル]−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチルエステルの合成
Figure 0003567162
アルゴン気流下、参考例1と同様にして得られた塩化 2,3−ジクロロベンジル亜鉛の1MTHF溶液(2.9ml, 2.9mmol)をTHF(20ml)に加え、続いてビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0) (22mg,0.039mmol)、トリ(2−フリル)ホスフィン(18mg, 0.077mmol)および第4工程で得られた1,4−ジヒドロ−8−フルオロ−6−ヨード−1−[2−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)エチル]−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチルエステル(1.0g,1.9mmol)を加え、室温で17時間攪拌し、さらに塩化 2,3−ジクロロベンジル亜鉛のTHF溶液(1.0 ml, 1.0mmol)を加え、1時間加熱還流した。放冷後、反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、セライトで不溶物をろ過した。ろ液を酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で粗精製し、続いてPTLC(酢酸エチル:クロロホルム=1:2)で精製することにより、淡黄色油状の目的物(562mg,収率53%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm:-0.13 (6H, s), 0.79 (9H, s), 1.38 (3H, t, J=7.1Hz), 3.90-4.00 (2H, m), 4.23 (2H,s), 4.37 (2H, q, J=7.1Hz), 4.40-4.50 (2H, m), 7.10-7.50 (4H, m), 8.20-8.30 (1H,m), 8.39 (1H, s)
MS(ESI): M+ 552
第6工程 6−(2,3−ジクロロベンジル)−1,4−ジヒドロ−8−フルオロ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチルエステルの合成
Figure 0003567162
第5工程で得られた6−(2,3−ジクロロベンジル)−1,4−ジヒドロ−8−フルオロ−1−[2−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)エチル]−4−オキソ−3
−キノリンカルボン酸エチルエステル(350mg, 0.63mmol)をTHF(25ml)に溶解し、テトラブチルアンモニウムフルオライド(Tetrabutylammoniumfluoride; 1M THF溶液;
1.9ml, 1.9mmol)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液に水を加え、析出した固体を濾取し、水で洗浄した後減圧乾燥することにより淡い黄色固体の目的物(279mg, 収率 定量的)を得た。
1H NMR(DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.27 (3H, t, J=7.1Hz), 3.65-3.80 (2H, m), 4.21 (2H, q, J=7.1Hz), 4.40-4.50(2H, m), 4.99 (1H, m), 7.30-7.90 (5H, m), 8.47 (1H, s)MS(ESI): M+ 438
第7工程 6−(2,3−ジクロロベンジル)−1,4−ジヒドロ−8−フルオロ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸の合成
Figure 0003567162
第6工程で得られた6−(2,3−ジクロロベンジル)−1,4−ジヒドロ−8−フルオロ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸エチルエステル(80mg, 0.18mmol)をエタノール(2ml)およびTHF(1ml)の混合溶媒に溶解し、1N 水酸化ナトリウム水溶液(1ml,1.0mmol)を加え、60℃で1時間加熱攪拌した。放冷後、反応液に10%クエン酸水溶液を加え、析出した固体を濾取し、30% エタノール水で洗浄した後減圧乾燥することにより、白色固体の目的物(70mg,収率93%)を得た。
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.78 (2H, m), 4.35 (2H, s), 4.64 (2H, m), 5.00
(1H, m), 7.39 (2H, m), 7.47(1H, m), 7.58 (1H, m), 8.00 (1H, m), 8.81 (1H, s), 14.80 (1H, s)
MS (ESI) : M+409
実施例3−38
第1工程
Figure 0003567162
2-クロロ-3-ニトロ安息香酸(6.00g, 29.77mmol)をトリフルオロメタンスルホン酸(40ml)に溶解し、0℃でN-ヨードスクシンイミド(7.37g,32.76mmol)を分割投入した。40℃で4時間攪拌後、反応液を氷水に加え攪拌後、析出した固体をろ取し、水で洗浄した後に減圧乾燥した。得られた固体をメタノール(50ml)に溶解し、濃硫酸(触媒量)を加え、5.5時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製することにより、淡黄色固体の目的物(5.35g,収率 53%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: 3.98(3H, s), 8.11 (1H, d, J=2.1Hz), 8.24(1H, d, J=2.1Hz)
第2工程
Figure 0003567162
第1工程で得た化合物(5.35g, 15.67mmol)をメタノール(25ml)に溶解し、4N水酸化カリウム水溶液(10.00ml, 4.00mmol)を加え、30分間加熱還流した。放冷後反応液に1N 塩酸を加え、析出した固体をろ取し、減圧乾燥することにより、白色固体の目的物(4.99g,収率 97%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: 8.14 (1H, d, J=2.0Hz), 8.39 (1H, d, J=2.1Hz)
第3工程
Figure 0003567162
第2工程で得た化合物(4.99g, 15.24mmol)をトルエン(50ml)に溶解し、塩化チオニル(5.00ml,68.54mmol)およびジメチルホルムアミド(触媒量)を加え、1時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮し、残さにテトラヒドロフラン(80ml)を加えて溶解した溶液を、3,3-ジメチルアミノアクリル酸エチル(2.29g,16.00mmol)およびトリエチルアミン(2.55ml, 18.30mmol)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液に滴下し、50℃で10時間加熱攪拌した。放冷後、反応液にアミノエタノール(1.10ml, 18.23mmol)を加え、40℃で1.5時間加熱攪拌した。放冷後、反応液に水を加えて酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:1)で精製することにより、E体とZ体とが混合した黄色固体の目的物(5.35g,収率75%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: 0.82-1.01 (3H, m), 3.63 (2H, br), 3.85-4.06(4H, m), 7.65-7.68 (1H, m), 8.02-8.06 (1H, m), 8.21-8.36 (1H, m), 9.78 (0.16H,br), 11.15 (0.84H, br)
第4工程
Figure 0003567162
第3工程で得た化合物(5.35g, 11.42mmol)をジメチルホルムアミド(50ml)に溶解し、イミダゾール(1.71g, 25.12mmol)およびtert-ブチルジメチルシリルクロリド(3.62g, 24.02mmol)を加え、室温で30分間攪拌した。反応液に水を加えて酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮することにより、淡黄色固体の粗生成物(7.10g)を得た。
第5工程
Figure 0003567162
第4工程で得た粗生成物(7.10g)をテトラヒドロフラン(70ml)に溶解し、氷冷下水素化ナトリウム(731mg,18.27mmol)を加え、0℃で45分間攪拌した。反応液に1N塩酸(18.3ml)および水を加えて攪拌した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、減圧濃縮しシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4から1:2)で精製することにより、黄色固体の目的物(5.58g,収率84%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: -0.14 (6H, s), 0.73 (9H, s), 1.39 (3H, t,J=7.1Hz), 3.74 (2H, t, J=4.6Hz), 4.02 (2H, t, J=4.6Hz), 4.39 (2H, q, J=7.1Hz),8.13 (1H, d, J=2.2Hz), 8.50 (1H, s), 9.02 (1H, d, J=2.2Hz)
第6工程
Figure 0003567162
第5工程で得た化合物(5.00g, 9.15mmol)をテトラヒドロフラン(100ml)に溶解し、アルゴン気流下、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(105mg,0.18mmol)およびトリ(2-フリル)ホスフィン(85mg, 0.37mmol)を加え、実施例4−32の第4工程の通り調製した臭化3-クロロ-2-フルオロベンジル亜鉛(11.90mmol)テトラヒドロフラン溶液を60℃で滴下し、滴下終了後4時間加熱還流した。放冷後、反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、セライトで不溶物をろ過した。ろ液を酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2から1:1)で精製することにより、褐色油状の目的物(2.67g,収率52%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: -0.19 (6H, s), 0.70(9H, s), 1.39 (3H, t,J=7.1Hz),
3.73 (2H, t, J=4.6Hz), 4.03 (2H, t, J=4.6Hz), 4.14 (2H, s), 4.38 (2H,q, J=7.1Hz), 7.02-7.14 (2H, m), 7.29-7.35 (1H, m), 7.73 (1H, d, J=2.2Hz), 8.50(1H, s), 8.59 (1H, s)
第7工程
Figure 0003567162
第6工程で得た化合物(1.00g, 1.79mmol)を酢酸(20ml)に溶解し、亜鉛末(1.16g,17.76mmol)を加え、室温で4時間攪拌した。反応液をセライトろ過し、ろ液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和重曹水、水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製したのち、ジエチルエーテルを加えてソニケーションを行い、ろ過後減圧乾燥することにより淡オレンジ色固体の目的物(730mg,収率77%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: -0.06 (6H, s), 0.77(9H, s), 1.41(3H, t,J=7.1Hz), 4.01 (2H, s), 4.08 (2H, t, J=4.7Hz), 4.39 (2H, q, J=7.1Hz), 4.50 (2H,brs), 4.75 (2H, t, J=4.7Hz), 6.81 (1H, s), 6.94-7.08 (2H, m), 7.20-7.26 (1H,m), 7.91 (1H, s), 8.34 (1H, s)
第8工程
Figure 0003567162
第7工程で得た化合物(100mg, 0.19mmol)をジメチルホルムアミド(2ml)に溶解し、ヨウ化メチル(0.029ml,0.47mmol)および水素化ナトリウム(23mg, 0.56mmol)を加え、室温で2時間攪拌した。反応液に10%クエン酸水溶液を加えて攪拌した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、減圧濃縮しシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:1)を行い、淡赤色固体の粗精製物(45mg)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: -0.33−-0.29 (6H, m), 0.64-0.69 (9H, m),1.23-1.41(3H, m), 2.66-2.70 (6H, m), 3.55-3.59 (2H, m), 4.36-4.4.2 (4H, m),4.82-4.96 (2H,
m), 6.96-7.11 (2H, m), 7.23-7.30(2H, m), 8.16-8.15 (1H, m),8.40-8.66 (1H, m)
第9工程
Figure 0003567162
第8工程で得た粗精製物(45mg)をテトラヒドロフラン(1ml)に溶解し、テトラブチルアンモニウムフルオリドの1M THF溶液(1.00ml,1.00mmol)を加え、室温で5分間攪拌した。反応液にエタノール(1ml)および1N水酸化ナトリウム水溶液(1ml, 1.00mmol)を加え、2時間加熱還流した。放冷後、反応液に10%クエン酸水溶液を加えて攪拌後クロロホルムで2回抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮してシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール:酢酸=10:1:0.1)に付すことにより粗精製物を得た。粗精製物にエタノール水を加えてソニケーションを行い、ろ過後減圧乾燥することによりベージュ色固体の目的物(22mg,収率27%)を得た。
1H NMR(DMSO-d6 300MHz) (δ) ppm: 2.67 (6H, s), 3.39 (2H, m), 4.21 (2H, s),4.72 (1H, t), 4.97 (2H, t), 7.20-7.22 (1H, m), 7.40-7.50 (2H, m), 7.65 (1H, s),7.84 (1H, s), 15.10 (1H, s)
MS(ESI): M+ 419
実施例3−62
第1工程
Figure 0003567162
後述の実施例4−33の第1工程で得た2,4-ジフルオロ-5-ヨード安息香酸(3.00g, 10.60mmol)をトルエン(10ml)に溶解し、塩化チオニル(3.00ml,41.10mmol)およびジメチルホルムアミド(触媒量)を加え、1.5時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮し、残さにテトラヒドロフラン(15ml)を加えて溶解した溶液を、3,3-ジメチルアミノアクリル酸エチル(1.66g,11.60mmol)およびトリエチルアミン(1.77ml, 12.70mmol)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液に滴下し、50℃で2.5時間加熱攪拌した。放冷後、反応液をろ過し、テトラヒドロフラン(10ml)で洗浄した。ろ液にアミノエタノール(0.77ml,12.76mmol)を加え、40℃で1時間加熱攪拌した。放冷後、反応液に水を加えて酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:1)で精製することにより、E体とZ体とが混合した黄色固体の粗精製物(3.00g, 収率67%)を得た。
第2工程
Figure 0003567162
第1工程で得た化合物(3.00g, 7.06mmol)をジメチルホルムアミド(15ml)に溶解し、イミダゾール(1.06g,15.52mmol)およびtert-ブチルジメチルシリルクロリド(2.23g, 14.82mmol)を加え、室温で14時間攪拌した。反応液に水を加えて酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製することにより、白色固体の目的物(3.22g,収率85%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: 0.06 (6H, s), 0.90 (9H, s), 1.08 (3H, t,J=7.1Hz),
3.51 (2H, br), 3.79(2H, t, J=4.9Hz), 4.05(2H, q, J=7.1Hz), 6.78 (1H,dd, J=7.9,
9.4Hz), 7.71 (1H, dd, J=7.3, 7.3Hz), 8.11 (1H, d, J=14.0Hz), 10.91(1H, br)
第3工程
Figure 0003567162
第2工程で得た化合物(3.22g, 5.97mmol)をテトラヒドロフラン(35ml)に溶解し、氷冷下水素化ナトリウム(358mg,8.95mmol)を加え、0℃で2.5時間攪拌した。反応液に1N塩酸(8.90ml, 8.90mmol)および水(35ml)を加えて攪拌し、析出した固体をろ取し、シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2から2:1)で精製することにより、淡黄色固体の目的物(2.52g,収率81%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: -0.11(6H, s), 0.79 (9H, s), 1.39 (3H, t,J=7.1Hz),
3.96 (2H, t, J=4.8Hz), 4.23(2H, t, J=4.8Hz), 4.38(2H, q, J=7.1Hz),7.14 (1H, d, J=9.3Hz), 8.47 (1H, s), 8.93 (1H, d, J=7.2Hz)
第4工程
Figure 0003567162
第3工程で得た化合物(1.00g, 1.93mmol)をテトラヒドロフラン(20ml)に溶解し、アルゴン気流下、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(22mg,0.039mmol)およびトリ(2-フリル)ホスフィン(18mg, 0.077mmol)を加え、前述の通り調製した臭化3-クロロ-2-フルオロベンジル亜鉛(2.89mmol)テトラヒドロフラン溶液を60℃で滴下し、滴下終了後1時間加熱還流した。放冷後、反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、セライトで不溶物をろ過した。ろ液を酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:1)で精製することにより、淡黄色固体の目的物(573mg,収率55%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: -0.12(6H, s), 0.78 (9H, s), 1.38 (3H, t,J=7.1Hz),
3.99 (2H, t), 4.13(2H, s), 4.23 (2H, t), 4.37 (2H, q, J=7.1Hz),6.96-7.13 (3H, m), 7.25-7.31(1H, m), 8.39 (1H, d), 8.46 (1H, s)
第5工程
Figure 0003567162
第4工程で得た化合物(170mg, 0.32mmol)をテトラヒドロフラン(1ml)に溶解し、2N水酸化ナトリウム水溶液(4.00ml, 2.00mmol)を加え、3.5時間加熱還流した。放冷後、反応液に10%クエン酸水溶液を加え、析出した固体をろ取し、50%エタノール水で洗浄した後減圧乾燥することにより、白色固体の目的物(117mg, 収率 94%)を得た。
1H NMR(DMSO-d6 300MHz) (δ) ppm: 3.73(2H, br), 4.25 (2H, s), 4.58(2H, br),4.96(1H, br), 7.19-7.22 (1H, m), 7.30-7.36 (1H, m), 7.49-7.54 (1H, m), 8.03(1H, d), 8.30 (1H, d), 8.88(1H, s), 15.42 (1H, brs)
第6工程
Figure 0003567162
第5工程で得た化合物(65mg, 0.17mmol)をジメチルスルホキシド(2.5ml)に溶解し、50Wで20分間、120℃以下でマイクロ波照射を行った。放冷後、反応液に10%クエン酸水溶液を加え、析出した固体をろ取し、水で洗浄した後に減圧乾燥することにより、黄白色固体の目的物(66mg,収率 96%)を得た。
1H NMR(DMSO-d6 300MHz) (δ) ppm: 2.88 (6H, s), 3.70-3.80 (2H, m), 4.22(2H,s), 4.60-4.70 (2H, m), 5.05 (1H, t), 7.20-7.31 (3H, m), 7.50-7.60 (1H, m), 7.80(1H, s), 8.78 (1H, s), 15.30-15.40(1H, brs)
MS(ESI): M+ 419
実施例3−73
第1工程
Figure 0003567162
2,4-ジフルオロ-5-ヨード安息香酸(5.00g, 17.60mol)をトルエン(25ml)に溶解し、塩化オキサリル(2.00ml,22.93mmol)およびジメチルホルムアミド(触媒量)を加え、室温で12時間攪拌した。反応液をろ過後、減圧濃縮してトルエン(20ml)を加え、不溶物をセライトろ過した。ろ液を減圧濃縮して得られた残さにテトラヒドロフラン(20ml)を加えて溶解した溶液を3,3-ジメチルアミノアクリル酸エチル(3.28g,22.91mmol)およびトリエチルアミン(3.70ml, 26.55mmol)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液に滴下し、1時間加熱還流した。放冷後、反応液に水および酢酸エチル(50ml)を加えて撹拌した後に分液し、有機層を1N塩酸(20ml)、水(200ml)および飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮することにより、褐色油状の粗生成物(7.24g)を得た。
第2工程
Figure 0003567162
第1工程で得た粗生成物(7.24g)をテトラヒドロフラン(20ml)に溶解し、(S)-2-アミノ-1-ブタノール(1.89g,21.24mmol)を加え、60℃で1.5時間加熱攪拌した。放冷後反応液を減圧濃縮し、得られた残さをジメチルホルムアミド(20ml)に溶解し、炭酸カリウム(7.33g,53.02mmol)を加え、70℃で1時間加熱攪拌した。放冷後反応液を減圧濃縮し、残さに水(150ml)を加え、室温で30分間撹拌した後、析出した固体をろ取した。得られた固体を水(50ml)、続いてヘキサン:ジエチルエーテル=7:3の混合溶媒(50ml)で洗浄し、減圧乾燥することにより、白色固体の目的物(4.69g,収率61%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: 0.97 (3H, t, J=7.4Hz), 1.40 (3H, t, J=7.1Hz), 1.95-2.05 (1H, m), 2.11-2.21 (1H, m), 4.05 (1H,br), 4.34-4.39 (5H, m), 5.59 (1H, br), 7.30 (1H, d, J=10.0Hz), 8.04 (1H, d, J=7.1Hz), 8.58 (1H, s)
第3工程
Figure 0003567162
第2工程で得られた化合物(4.69g, 10.82mmol)をジメチルホルムアミド(20ml)に溶解し、イミダゾール(950mg, 13.95mmol)およびtert-ブチルジメチルシリルクロリド(1.95g, 12.96mmol)を加え、室温で14.5時間攪拌した。反応液に水を加えて酢酸エチル(50ml)で抽出し、有機層を水で3回、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=3:7)で精製することにより、黄色油状の目的物(5.06g,収率86%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: -0.08 (3H, s), -0.05 (3H, s), 0.77 (9H, s),0.98 (3H, t, J=7.5Hz), 1.40 (3H, t, J=7.2Hz), 1.94-2.10(2H, m), 3.90 (2H, br),4.35-4.43(3H, m), 7.26 (1H, d, J=9.9Hz), 8.59 (1H, s), 8.95 (1H, d, J=7.2Hz)
第4工程
Figure 0003567162
第3工程で得た化合物(5.06g, 9.24mmol)をテトラヒドロフラン(20ml)に溶解し、アルゴン気流下、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(266mg,0.46mmol)およびトリ(2-フリル)ホスフィン(215mg, 0.92mmol)を加え、前述の通り調製した臭化3-クロロ-2-フルオロベンジル亜鉛(18.50mmol)テトラヒドロフラン溶液を滴下し、滴下終了後60℃で1時間加熱撹拌した。放冷後、反応液に水および酢酸エチルを加えて攪拌した後に分液し、有機層を1N塩酸、水、飽和重曹水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮して得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1から2:1)で精製することにより、褐色油状の目的物(3.86g,収率74%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: -0.10(3H, s), -0.06(3H, s), 0.752(9H, s),0.98(3H,
t, J=7.4Hz), 1.403H, t, J=7.1Hz), 1.90-2.12(2H, m), 3.89 (2H, br),4.12 (2H, s),
4.35-4.49(3H, m), 6.97-7.08 (2H, m), 7.22-7.29 (2H, m), 8.40 (1H,d, J=8.7Hz), 8.58(1H, s)
第5工程
Figure 0003567162
第4工程で得た化合物(3.86g, 6.85mmol)に28% ナトリウムメトキシドメタノール溶液(40.00ml, 0.20mol)および水(2.00ml, 0.11mol)を加え、5.5時間加熱還流した。放冷後反応液を減圧濃縮し、得られた残さに6N塩酸を加えて攪拌した後、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した後、減圧濃縮して得られた残さをエタノール(200ml)から再結晶することにより白色固体の目的物(2.03g,収率 68%)を得た。
1H NMR(DMSO-d6 300MHz) (δ) ppm: 0.87 (3H, t, J=7.3Hz), 1.80-2.10 (2H, m),3.70-3.90 (2H, m), 4.02 (3H, s), 4.11 (2H, s), 5.00-5.19 (2H, m), 7.16-7.24(2H, m), 7.44-7.48 (2H, m), 8.04 (1H, s), 8.78 (1H, s), 15.44 (1H, s)
MS(ESI): M+ 434
実施例3−75
第1工程
Figure 0003567162
2-フルオロ-5-ヨード安息香酸(6.60g, 24.81mmol)をクロロホルム(70ml)に溶解し、塩化オキサリル(4.30ml,49.29mmol)およびジメチルホルムアミド(触媒量)を加え、室温で3時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残さにクロロホルム(35ml)を加えて溶解した溶液を、3,3-ジメチルアミノアクリル酸エチル(4.26g,29.75mmol)およびトリエチルアミン(5.19ml, 37.24mmol)のクロロホルム(35ml)溶液に滴下し、室温で15時間攪拌した。反応液に水を加えて分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮して得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2から1:1)で精製することにより、E体とZ体とが混合したオレンジ色固体の目的物(6.40g,収率66%)を得た。
1H NMR(CDCl3 400MHz) (δ) ppm: 0.94 (3H, t, J=7.2Hz), 2.88 (3H, brs), 3.31(3H, brs), 3.97 (2H, q), 6.78 (1H, dd, J=8.4, 10.0Hz), 7.65-7.67 (1H, m),7.78(1H, s),
7,85 (1H, brs)
MS(ESI): M+ 392
第2工程
Figure 0003567162
第1工程で得た化合物(300mg, 0.77mmol)をテトラヒドロフラン(1.5ml)に溶解し、(S)-(+)-tert-ロイシノール(0.12ml,0.92mmol)を加え、60℃で1時間加熱攪拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残さをジメチルホルムアミド(1.2ml)に溶解し、炭酸カリウム(318mg,2.30mmol)を加え、70℃で5.5時間加熱攪拌した。冷却後反応液に1N塩酸 (5ml)を加え、氷冷下30分間攪拌し析出した固体をろ取した。得られた固体を30%エタノール水(6ml)、続いてヘキサン:ジエチルエーテル=2:1の混合溶媒(5ml)で洗浄したのち、減圧乾燥することにより、淡黄色固体の目的物(276mg,収率81%)で得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: 0.98 (9H, s), 1.41 (3H, t, J=7.0Hz),4.25-4.41 (4H, m), 4.64-4.70(1H, m), 5.14 (1H, br), 7.46 (1H, d, J=9.0Hz),7.89(1H, dd, J=2.2,
9.1Hz), 8.06 (1H, d, J=2.1Hz), 8.69(1H, s)
第3工程
Figure 0003567162
第2工程で得られた化合物(276mg, 0.62mmol)をジメチルホルムアミド(1ml)に溶解し、イミダゾール(51mg, 0.75mmol)およびtert-ブチルジメチルシリルクロリド(122mg, 0.81mmol)を加え、室温で30分間攪拌した。反応液に水を加えて酢酸エチルで2回抽出し、有機層を水で2回、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=3:5)で精製することにより、白色アモルファスの目的物(314mg,収率91%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: -0.09 (3H, s), -0.01 (3H, s), 0.66 (9H, s),1.04 (9H, s), 1.41 (3H, t, J=7.2Hz), 4.10-4.14 (2H, m), 4.40 (2H, q, J=7.0Hz),4.58-4.63 (1H, m), 7.39(1H, d, J=9.3Hz), 7.89 (1H, dd, J=2.2, 8.8Hz), 8.67 (1H,s), 8.87 (1H, d, J=2.1Hz)
第4工程
Figure 0003567162
第3工程で得た化合物(314mg, 0.56mmol)をテトラヒドロフラン(1.2ml)に溶解し、アルゴン気流下、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(16mg,0.028mmol)およびトリ(2-フリル)ホスフィン(13mg, 0.056mmol)を加え、前述の通り調製した臭化3-クロロ-2-フルオロベンジル亜鉛(1.13mmol)テトラヒドロフラン溶液を滴下し、滴下終了後50℃で1.5時間加熱撹拌した。放冷後、反応液に水および酢酸エチルを加えて攪拌し、不溶物をセライトろ過した。ろ液を分液し、有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮して得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で精製することにより、褐色アモルファスの目的物(283mg,収率87%)を得た。
1H NMR(CDCl3 400MHz) (δ) ppm: -0.11 (3H, s), -0.01 (3H, s), 0.63 (9H, s),1.06 (9H, s), 1.41 (3H, t, J=7.0Hz), 4.08-4.16 (4H, m), 4.38 (2H, q, J=7.0Hz),4.61-4.67 (1H, m), 6.95-7.08(2H, m), 7.23-7.27(1H, m), 7.47-7.49 (1H, m),7.53-7.55 (1H, m), 8.41 (1H, d, J=2.0Hz), 8.68 (1H, s)
第5工程
Figure 0003567162
第4工程で得た化合物(283mg, 0.49mmol)をエタノール(2ml)に溶解し、1N水酸化ナトリウム水溶液(1.00ml, 1.00mmol)を加え、1時間加熱還流した。放冷後反応液に酢酸(0.35ml)を加えて攪拌し、析出した固体をろ取した。得られた固体をジエチルエーテル(10ml)に懸濁させた。ろ過後減圧乾燥することにより、白色固体の目的物(157mg,収率74%)を得た。
1H NMR(DMSO-d6 400MHz) (δ) ppm: 1.00 (9H, s), 4.07-4.12 (2H, m), 4.30 (2H,s), 5.12-5.14 (2H, m), 7.20-7.25 (1H, m), 7.40-7.45 (1H, m), 7.51-7.53 (1H, m),7.87 (1H, d), 8.25 (1H, s), 8.41 (1H, d, J=9.2Hz), 8.85 (1H, s), 15.20-15.21(1H, br)
MS(ESI): M+ 432
実施例4−20
第1工程
Figure 0003567162
2-クロロ-4-ヒドロキシ安息香酸(5.18g, 30.02mmol)をトリフルオロメタンスルホン酸(25g)に溶解し、0℃でN-ヨードスクシンイミド(6.75g,30.00mmol)を分割添加した。室温で15時間攪拌後、さらにトリフルオロメタンスルホン酸(25g)を加え、0℃でN-ヨードスクシンイミド(2.02g,8.98mmol)を分割添加した。室温で13.5時間攪拌後、反応液を氷水(300ml)に加え2時間攪拌した。析出した固体をろ取し、水で洗浄後、減圧乾燥することにより2-クロロ-4-ヒドロキシ-5-ヨード安息香酸と2-クロロ-3,5-ジヨード-4-ヒドロキシ安息香酸との混合物(8:2)(5.76g)を得た。
第2工程
Figure 0003567162
第1工程で得た混合物(3.89g)をジメチルホルムアミド(20ml)に溶解し、炭酸カリウム(8.97g,64.90mmol)およびヨウ化イソプロピル(6.50ml, 65.15mmol)を加え、80℃で2.5時間加熱攪拌した。反応液を1N 塩酸(100ml)に加え、さらにトルエン(100ml)を加え攪拌後、不溶物をセライトろ過した。ろ液を分液し、有機層を水で3回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:9)で精製することにより、目的物を混合物(4.08g)として得た。
第3工程
Figure 0003567162
第2工程で得た混合物(4.08g)をエタノール(20ml)に溶解し、1N水酸化ナトリウム水溶液(20.00ml, 20.00mmol)を加え、24時間加熱還流した。放冷後反応液に1N 塩酸(30ml)を加えて攪拌した後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮することにより目的物を混合物(3.40g)として得た。
第4工程
Figure 0003567162
第3工程で得た混合物(3.40g)をトルエン(35ml)に溶解し、塩化チオニル(3.40ml,46.61mmol)およびジメチルホルムアミド(触媒量)を加え、1.5時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮し、残さにテトラヒドロフラン(25ml)を加えて溶解した溶液を3,3-ジメチルアミノアクリル酸エチル(4.29g,30.00mmol)およびトリエチルアミン(4.17ml, 30.00mmol)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液に滴下し、14時間加熱還流した。放冷後、反応液に水および酢酸エチルを加え、攪拌した後に分液した。有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1.5から1.5:1)で精製することにより、目的物を混合物(2.71g)として得た。
第5工程
Figure 0003567162
第4工程で得た混合物(300mg)をテトラヒドロフラン(2ml)に溶解し、(S)-(+)-tertロイシノール (0.10ml, 0.77mmol)を加え、20分間加熱還流した。放冷後反応液を減圧濃縮し、得られた残さをジメチルホルムアミド(4ml)に溶解し、イミダゾール(110mg,1.61mmol)およびtert-ブチルジメチルシリルクロリド(214mg, 1.42mmol)を加え、室温で20分間攪拌した。反応液に水を加えて酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製することにより、目的物を混合物(391mg)として得た。
第6工程
Figure 0003567162
第5工程で得た混合物(391mg)をトルエン(5ml)に溶解し、氷冷下水素化ナトリウム(29mg,0.73mmol)を加え、室温で30分間攪拌した。反応液にジメチルホルムアミド(3ml)、炭酸カリウム(100mg, 0.72mmol)およびヨウ化エチル(0.058ml,0.73mmol)を加え、60℃で30分間加熱攪拌した。放冷後反応液を氷水に加え、さらに1N塩酸を加えて中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=4:5から2:1)で精製することにより、淡黄白色固体の目的物(258mg, 収率19%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: -0.09 (3H, s), 0.00 (3H, s), 0.67 (9H, s),1.05(9H, s), 1.40 (3H, t, J=7.1Hz), 1.46 (6H, d, J=6.0Hz), 4.09-4.20(2H, m),4.39 (2H, q, J=7.1Hz), 4.43-4.49 (1H, m), 4.61-4.69(1H, m), 6.87 (1H, s), 8.60(1H, s), 8.94(1H, s)
第7工程
Figure 0003567162
第6工程で得た1,4-ジヒドロ-1-{2,2-ジメチル-1-[(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)メチル]プロピル}-6-ヨード-7-イソプロピルオキシ-4-オキソ-3-キノリンカルボン酸エチルエステル(258mg, 0.42mol)をテトラヒドロフラン(5ml)に溶解し、アルゴン気流下、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(9.7mg,0.017mmol)およびトリ(2-フリル)ホスフィン(7.8mg, 0.034mmol)を加え、前述の通り調製した臭化3-クロロ-2-フルオロベンジル亜鉛(0.63mmol)テトラヒドロフラン溶液を60℃で滴下し、滴下終了後1時間加熱還流した。放冷後、反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて攪拌し、セライトろ過した。ろ液に水を加えて酢酸エチルで抽出し、有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1から2:1)で粗精製することにより、淡黄色油状の粗精製物(216mg)を得た。
第8工程
Figure 0003567162
第7工程で得た粗精製物(216mg)をエタノール(2ml)およびテトラヒドロフラン(1ml)の混合溶媒に溶解し、1N水酸化ナトリウム水溶液(2.00ml, 2.00mmol)を加え、1時間加熱還流した。放冷後反応液に10% クエン酸水溶液を加え、攪拌した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、ろ液を減圧濃縮した。残さをジエチルエーテルおよびヘキサンの混合溶媒をで処理した。ろ過後減圧乾燥することにより、白色固体の目的物(140mg, 収率68%)を得た。
1H NMR(DMSO-d6 300MHz) (δ) ppm: 0.97 (9H, s), 1.18 (3H, d, J=5.9Hz), 1.26(3H, d, J=6.0Hz), 4.04-4.09 (4H, m), 5.09-5.13 (3H, m), 7.12-7.21 (2H, m),7.43-7.51 (2H, m), 8.19 (1H, s), 8.78 (1H, s), 15.46 (1H, s)
MS(ESI): M+ 490
実施例4−32
第1工程
Figure 0003567162
2,4-ジフルオロ-5-ヨード安息香酸(650.57g, 2.29 mol)をトルエン(1300ml)に溶解し、塩化チオニル(184ml, 2.52mol)およびジメチルホルムアミド(触媒量)を加え、90℃で2時間攪拌した。放冷後反応液を減圧濃縮した。トルエン(330ml)に溶解した残さを減圧濃縮し、それを再度繰り返した。残さをトルエン(690ml)に溶解した溶液を、3,3-ジメチルアミノアクリル酸エチル(361.52g, 2.525mol)およびジイソプロピルエチルアミン(480ml, 2.75mol)のトルエン(690ml)溶液に滴下し、90℃で3時間加熱攪拌した。放冷後、反応液に(S)-(+)-バリノール(260.00g, 2.52mol)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液に水(2600ml)を加えて分液し、水層をトルエン(680ml)で抽出後、有機層を合わせて水(2000ml)で2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮することにより褐色油状の粗生成物(1180g)を得た。
第2工程
Figure 0003567162
第1工程で得られた粗生成物(1180g)をジメチルホルムアミド(2500ml)に溶解し、粉砕した炭酸カリウム(292.00g, 1.06mol)を加え、室温で22時間攪拌した。反応液を氷水(約10L)に加えて30分間攪拌後、析出した固体をろ取し、水(2000ml)で洗浄した。得られた固体を減圧乾燥後、酢酸エチル(5000ml)に懸濁した。ろ過して減圧乾燥することにより、黄白色固体の目的物(774.63g, 収率82%)を得た。
1H NMR(DMSO-d6 300MHz) (δ) ppm: 0.72(3H, d, J=6.6Hz), 1.10 (3H, d, J=6.6Hz),1.28(3H, t, J=7.0Hz), 2.27 (1H, br), 3.77 (1H, br), 3.86(1H, br), 4.23 (2H, q,J=7.0Hz), 4.56(1H, br), 5.12 (1H, t, J=4.9Hz), 8.09(1H, d, J=11.1Hz), 8.62 (1H,d, J=7.5Hz), 8.68(1H, s)
MS(ESI): M+ 448
第3工程
Figure 0003567162
第2工程で得られた化合物(626.15g, 1.40mol)をクロロホルム(1250ml)に溶解し、ピリジン(433ml, 5.60mol)および4-(ジメチルアミノ)ピリジン(17.10g, 0.14mol)を加えた。10℃以下でクロロギ酸メチル(529.30g, 5.60mol)のクロロホルム(1250ml)溶液を滴下し、滴下終了後同温で30分間攪拌した。反応液を水(1250ml)、2N 塩酸(1250ml)、水(630ml)、飽和重曹水(630ml)の順で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し褐色油状の粗生成物 (834.02g)を得た。
第4工程
Figure 0003567162
(臭化3-クロロ-2-フルオロベンジル亜鉛 テトラヒドロフラン溶液の調製)
アルゴン気流下、亜鉛末(113.02g, 1.73mol)をテトラヒドロフラン(350ml)に懸濁させ、60℃で1,2-ジブロモエタン(1.207ml, 14.00mmol)およびトリメチルシリルクロリド(8.88ml, 70.00mmol)を加え、30分間加熱攪拌した。臭化3-クロロ-2-フルオロベンジル(406.73g, 1.82mol)のテトラヒドロフラン(700ml)溶液を60℃で滴下した。その混合液を1時間加熱下で攪拌し、臭化3-クロロ-2-フルオロベンジル亜鉛の溶液を得た。
(本工程)
第3工程で得た粗生成物(834.02g)をテトラヒドロフラン(1060ml)に溶解し、アルゴン気流下、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(19.65g, 28.00mmol)を加え、60℃で臭化3-クロロ-2-フルオロベンジル亜鉛(1.82mol)の溶液を滴下し、滴下終了後1.5時間加熱還流した。放冷後、反応液にトルエン(2120ml)および20%塩化アンモニウム水溶液(1410ml)を加え、攪拌した後に分液した。有機層を20%塩化アンモニウム水溶液(710ml)で2回、飽和重曹水(710ml)で2回の順で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し褐色油状の粗生成物 (849.34g)を得た。
第5工程
Figure 0003567162
第4工程で得た粗生成物(849.34g)をイソプロパノール(1100ml)に溶解し、4N 水酸化ナトリウム水溶液(1050ml, 4.20mmol)を加え、50℃で1.5時間加熱攪拌した。反応液に活性炭(37g)を加え、室温で30分間攪拌した後にセライトでろ過した。ろ液に6N 塩酸(740ml)および酢酸エチル(3650ml)を加え、攪拌した後に分液し、有機層を減圧濃縮した。残さをイソプロパノール(1070ml)に懸濁し、60℃で1時間攪拌し、放冷後、固体をろ取した。得られた固体をイソプロパノール(740ml)で洗浄し、減圧乾燥することにより、淡黄色固体の目的物(446.51g, 収率 73%)を得た。
1H NMR(DMSO-d6 400MHz) (δ) ppm: 0.71 (3H, d, J=6.5Hz), 1.13 (3H, d, J=6.5Hz),2.36 (1H, br), 3.77(1H, br), 3.94 (1H, br), 4.25 (2H, s), 4.77(1H, br), 5.16(1H, t, J=2.4Hz), 7.19-7.23(1H, m), 7.32-7.35 (1H, m), 7.48-7.52(1H, m),8.24-8.28 (2H,
m), 9.00 (1H, s), 15.00 (1H, s)
MS(ESI): M+ 436
第6工程
Figure 0003567162
第5工程で得た化合物(443.59g, 1.02mol)をメタノール(2400ml)に溶解し、28%ナトリウムメトキシド メタノール溶液(2077ml, 10.17mol)および水(44.30ml, 2.46mol)を加え、17.5時間加熱還流した。反応液に活性炭(22g)を加え、室温で1時間攪拌した後にセライトでろ過し、ろ液を減圧濃縮した。残さに水(1770ml) を加え、氷冷下で1時間攪拌した後、さらに6N 塩酸(1790ml)を加え、室温で2時間攪拌した。その後酢酸エチル(1770ml)を加えて攪拌後に分液し、有機層を10% 食塩水(890ml)で2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、残さの一部を数回再結晶(最終再結晶溶媒はメタノール−水)することにより白色固体の目的物(28.60g, 収率 67%)を得た。
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.72 (3H, d, J=6.5Hz), 1.16 (3H, d, J=6.5Hz), 2.30-2.50 (1H, m), 3.70-3.90(1H, m), 3.90-4.00 (1H, m), 4.03 (3H, s), 4.12 (2H, s), 4.80-4.90 (1H, m), 5.19(1H, t, J=5.2Hz), 7.19-7.25 (2H, m), 7.46-7.51 (2H, m), 8.04 (1H, s), 8.88 (1H,s), 15.44 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 448
実施例4−33
第1工程
Figure 0003567162
2,4-ジフルオロ安息香酸(600.00g, 3.80mol)を濃硫酸(2400ml)に溶解し、5℃以下でN-ヨードスクシンイミド(854.40g, 3.60mol)を分割添加した。添加終了後同温で3時間攪拌した。反応液を氷水(約10L)に注ぎ込み、次に10%亜硫酸ナトリウム水溶液(40ml)を加え、30分間攪拌した。析出物をろ取し、水(約3L)に懸濁し、pH3以上になるまでろ過を繰り返し行った。得られた湿晶(1677g)を50% エタノール水(3000ml)より再結晶を行うことにより、白色固体の目的物(824.70g, 収率76%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: 6.94 (1H, dd, J=10.3, 10.3Hz), 8.46 (1H, d,J=7.5Hz)
第2工程
Figure 0003567162
第1工程で得た化合物(150.00g, 0.53mol)を酢酸エチル(750ml)に溶解し、塩化オキサリル(51.0ml, 0.581mol)およびジメチルホルムアミド(触媒量)を加え、室温で3.5時間攪拌した。反応液をろ過後、ろ液を減圧濃縮した。残さをトルエン(150ml)に溶解後、減圧濃縮し、再度それを繰り返した。残さにテトラヒドロフラン(300ml)を加えて溶解した溶液を、3,3-ジメチルアミノアクリル酸エチル(83.2g, 0.581mol)およびトリエチルアミン(96ml, 0.686mol)のテトラヒドロフラン(450ml)溶液に滴下し、15時間加熱還流した。放冷後、反応液をろ過し、ろ液を減圧濃縮した。残さに酢酸エチル(750ml)を加え溶解し、塩化アンモニウム水(400ml)、飽和重曹水(200ml)、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮することにより、褐色油状の粗生成物(206.50g)を得た。
第3工程
Figure 0003567162
第2工程で得た粗生成物(206.50g)をテトラヒドロフラン(800ml)に溶解し、(S)-(+)-tert-ロイシノール塩酸塩(81.10g, 0.53mol)およびトリエチルアミン(74ml, 0.53mol)を加え、室温で50分間攪拌した。反応液をろ過後、ろ液を減圧濃縮し、得られた残さをジメチルホルムアミド(1000ml)に溶解し、炭酸カリウム(146.0g, 1.06mol)を加え90℃で3時間加熱攪拌した。氷冷下反応液を水(700ml)に加え、析出した固体をろ取し水で洗浄した。ろ取した固体を30% エタノール水(1000ml)に懸濁させ、ろ取した。この操作をヘキサン:エーテル=1:1の混合液で繰り返した。ろ過後減圧乾燥することにより、白色固体の目的物(184.74g, 収率76%)を得た。
1H NMR(DMSO-d6 400MHz) (δ) ppm: 0.968(9H, s), 1.27 (3H, t), 3.96-3.98 (2H,m), 4.18-4.27 (2H, m), 4.80 (1H, t, J=7.0Hz), 5.05 (1H, br), 8.22(1H, d,J=11.2Hz), 8.60 (1H, s), 8.61 (1H, d, J=7.2Hz)
第4工程
Figure 0003567162
第3工程で得られた化合物(150.00g, 0.33mol)をジメチルホルムアミド(600ml)に溶解し、イミダゾール(28.80g, 0.42mol)およびtert-ブチルジメチルシリルクロリド(28.80g, 0.42mol)を加え、室温で6時間攪拌した。反応液に水(1200ml)を加えて酢酸エチル(800ml)で抽出し、有機層を水で3回、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:3から1:2)で精製することにより、白色アモルファスの目的物(164.30g, 収率88%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: -0.08 (3H, s), 0.00 (3H, s), 0.67(9H, s),1.06(9H,s), 1.41(3H, t, J=7.1Hz), 4.05-4.18(2H, m), 4.36-4.43 (3H, m), 7.32(1H,d, J=10.3Hz), 8.65 (1H, s), 8.95(1H, d, J=7.4Hz)
第5工程
Figure 0003567162
第4工程で得た化合物(75.0g, 0.13mol)をテトラヒドロフラン(580ml)に溶解し、アルゴン気流下、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(2.99g, 5.20mmol)およびトリ(2-フリル)ホスフィン(2.41g, 10.38mmol)を加え、臭化3-クロロ-2-フルオロベンジル亜鉛(0.17mol)のテトラヒドロフラン溶液を60℃で滴下し、滴下終了後2時間加熱還流した。放冷後、反応液に酢酸エチル(75ml)および飽和塩化アンモニウム水溶液(38ml)を加え、室温で30分間攪拌後、分液した。有機層を水(75ml)で2回、飽和食塩水(200ml)の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2から1:1)で精製することにより、褐色アモルファスの目的物(66.80g, 収率73%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: -0.10 (3H, s), -0.01(3H, s), 0.64 (9H, s),1.06 (9
H, s), 1.40 (3H, t, J=7.1Hz), 4.04-4.15 (4H, m), 4.35-4.46(3H, m),6.95-7.03(2H, m), 7.24-7.31 (2H, m), 8.38 (1H, d, J=8.8Hz), 8.66(1H, s)
第6工程
Figure 0003567162
第5工程で得た化合物(2.41g, 4.07mmol)をメタノール(20ml)に溶解し、28% ナトリウムメトキシド メタノール溶液(8.4ml, 40.70mmol)および水(0.15ml, 8.14mmol)を加え、18時間加熱還流した。反応液に水(1.4ml)を加え、室温で1.5時間攪拌した後にセライトでろ過し、ろ液を減圧濃縮した。残さに水(25ml)および2N 塩酸(20ml)を加え、5分間攪拌した後、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮した。残さをヘキサン(20ml)でソニケーションし、静置後、デカントでヘキサンを除いた。これを3回繰り返した。残さにジエチルエーテル(30ml)を加えてソニケーション後、固体をろ取した。得られた固体を酢酸エチル(15ml)に加熱溶解し、ヘキサン(15ml)を加えて再結晶することにより白色固体の目的物(1.21g, 収率 64%)を得た。
1H NMR(DMSO-d6 300MHz) (δ) ppm: 0.99 (9H, s), 3.99-4.11 (7H, m), 5.11-5.20(2H, m), 7.19-7.25 (2H, m), 7.49-7.52 (2H, m),
8.03 (1H, s), 8.78(1H, s), 15.39(1H, s)
MS(ESI): M+ 462
実施例4−37
第1工程
Figure 0003567162
3-メトキシ-2-ニトロ安息香酸(20.00g, 0.10mol)をジメチルホルムアミド(100ml)に溶解し、炭酸カリウム(28.10g, 0.20mol)およびヨウ化メチル(7.60ml, 0.12mol)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液を水(300ml)に加えて攪拌した。析出した固体をろ取し、水(200ml)で洗浄した後に減圧乾燥することにより白色固体の粗生成物(23.90g)を得た。
第2工程
Figure 0003567162
第1工程で得た粗生成物(23.90g)をテトラヒドロフラン(150ml)およびメタノール(50ml)の混合溶媒に懸濁させ、5% パラジウム-炭素(含水)(2.30g)を加えた。混合物を水素雰囲気下、室温で19.5時間攪拌した。反応液に酢酸エチル(200ml)を加えてセライトでろ過し、ろ液を減圧濃縮し、水をトルエンと共沸的に除去することにより、褐色油状の粗生成物(18.80g)を得た。
第3工程
Figure 0003567162
第2工程で得た粗生成物(18.80g)をジメチルホルムアミド(200ml)に溶解し、N-ブロモスクシンイミド(17.98g, 0.10mol)を5℃で分割添加した。添加終了後同温で30分間攪拌した。反応液を水(500ml)に注ぎ込み、酢酸エチル(300ml)で2回抽出し、有機層を水(300ml)、飽和重曹水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、ろ液を減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホルム)で精製することにより、黄色油状の目的物(25.11g, 収率95%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: 3.86 (6H, s), 6.02 (2H, brs), 6.90 (1H, s),7.60 (1H, s)
第4工程
Figure 0003567162
第3工程で得た化合物(25.11g, 96.54mmol)を水(50ml)に懸濁させ、濃塩酸(25ml)を加え、5℃で亜硝酸ナトリウム(7.33g, 106.22mmol)の水溶液(100ml)を滴下した。滴下終了後同温で5分間攪拌した。この反応液を塩化第一銅(9.55g, 96.47mmol)の濃塩酸(75ml)溶液に室温で滴下した。滴下終了後、室温で13時間攪拌し、反応液に水(200ml)を加え、酢酸エチル(400ml)で抽出した。有機層を水(400ml)、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮することにより、オレンジ色固体の目的物(15.18g, 収率56%)を得た。
1H NMR(CDCl3 300MHz) (δ) ppm: 3.92 (3H, s), 3.93 (3H, s), 7.16 (1H, d,J=2.1Hz),
7.49 (1H, d, J=2.2Hz)
第5工程
Figure 0003567162
第4工程で得た化合物(74.80g, 0.27mol)をジクロロメタン(300ml)に溶解し、10℃以下で1M 三臭化ホウ素/ジクロロメタン溶液(700ml, 0.70mol)を滴下し、滴下終了後室温で1.5時間攪拌した。反応液を氷水(1500ml)に加え、析出した固体をろ取した。ろ液を分層し、水層を酢酸エチル(200ml)で抽出し、有機層を合わせて減圧濃縮した。ろ取した固体および残さをジエチルエーテル(1000ml)に溶解し、1N 水酸化ナトリウム水溶液(1000ml)を加えて抽出した。水層に2N 塩酸(500ml)を加えて攪拌した後、酢酸エチル(800ml)で抽出した。混合液を分液し、有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後ろ過し、減圧濃縮することによりベージュ色固体の目的物(63.83g, 収率95%)を得た。
1H NMR(DMSO-d6 300MHz) (δ) ppm: 7.23(1H, d, J=2.4Hz), 7.28 (1H, d, J=2.4Hz),10.99(1H, s), 13.55 (1H, brs)
第6工程
Figure 0003567162
第5工程で得た化合物(63.83g, 0.25mol)をジメチルホルムアミド(400ml)に溶解し、炭酸カリウム(87.70g, 0.64mol)およびヨウ化エチル(81.20ml, 1.02mol)を加え、50℃で3時間加熱攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水(600ml)および酢酸エチル(400ml)を加えて分液し、水層を酢酸エチル(400ml)で抽出し、有機層を合わせて食塩水(3回)、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後ろ過し、減圧濃縮することにより褐色固体の目的物(76.38g, 収率98%)を得た。
1H NMR(CDCl3 400MHz) (δ) ppm: 1.39 (3H, t, J=7.2Hz), 1.48 (3H, t),4.11(2H, q), 4.38 (2H, q, J=7.2Hz), 7.12 (1H, d, J=2.0Hz), 7.42 (1H, d,J=2.0Hz)
第7工程
Figure 0003567162
第6工程で得た化合物(76.38g, 0.25mol)をエタノール(250ml)に溶解し、8N 水酸化ナトリウム水溶液(62.00ml, 0.50mol)を加え、50℃で30分間加熱攪拌した。氷冷下反応液に2N 塩酸(250ml)を加えて攪拌した後、酢酸エチル(350ml)で2回抽出し、有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮することにより淡褐色固体の目的物(68.79g, 収率99%)を得た。
1H NMR(CDCl3 400MHz) (δ) ppm: 1.50 (3H, t, J=6.8Hz), 4.12 (2H, q,J=6.8Hz), 7.19
(1H, d, J=2.4Hz), 7.65(1H, d, J=2.4Hz)
第8工程
Figure 0003567162
第7工程で得た化合物(85.17g, 0.31mol)をトルエン(450ml)に溶解し、塩化チオニル(44.40ml, 0.61mol)およびジメチルホルムアミド(触媒量)を加え、90℃で1時間攪拌した。放冷後反応液を減圧濃縮し、残さをトルエンに溶解した後、混合液を減圧濃縮し、これを数回繰り返した。残さをテトラヒドロフラン(250ml)に溶解した溶液を、3,3-ジメチルアミノアクリル酸エチル(43.60g, 0.31mol)およびトリエチルアミン (50.90ml, 0.37mol)のテトラヒドロフラン(200ml)溶液に滴下し、15時間加熱還流した。放冷後、反応液に水(300ml)および酢酸エチル(500ml)を加えて攪拌した後に分液し、有機層を水(300ml)、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮することにより褐色油状の粗生成物(124.80g)を得た。
第9工程
Figure 0003567162
第8工程で得た粗生成物(124.80g)をテトラヒドロフラン(500ml)に溶解し、(S)-(+)-tert-ロイシノール塩酸塩(46.80g, 0.31mol)およびトリエチルアミン(42.50ml, 0.31mol)を加え、室温で40分間攪拌した。反応液をろ過後、ろ液を減圧濃縮し、得られた残さを酢酸エチル(800ml)に溶解し、水で2回、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮することにより褐色油状の粗生成物(131.30g)を得た。
第10工程
Figure 0003567162
第9工程で得た粗生成物(131.30g)をジメチルホルムアミド(400ml)に溶解し、イミダゾール (27.00g, 0.40mol)およびtert-ブチルジメチルシリルクロリド (41.30g, 0.27mol)を加え、室温で14時間攪拌した。反応液に水を加えて酢酸エチル(500ml)で2回抽出し、有機層を水で3回、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮することにより褐色油状の粗生成物(159.80g)を得た。
第11工程
Figure 0003567162
第10工程で得た粗生成物(159.80g)をトルエン(1100ml)に溶解し、水素化ナトリウム(15.80g, 0.40mol)を加え、100℃で14時間加熱攪拌した。氷冷下反応液に1N 塩酸(400ml)を加えて攪拌した後に分液し、有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮して得られた残さをジメチルホルムアミド(500ml)に溶解し、炭酸カリウム(42.10g, 0.31mol)およびヨウ化エチル(24.40ml, 0.31mol)を加え、50℃で1.5時間加熱攪拌した。氷冷下反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(400ml)を加えて攪拌した後、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を水、食塩水で2回、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:3から2:3)で精製することにより、褐色油状の目的物(76.50g, 収率45%)を得た。
1H NMR(CDCl3 400MHz) (δ) ppm: -0.05 (3H, s), 0.01 (3H, s), 0.73 (9H, s),0.98 (9H, s), 1.40(3H, t), 1.53-1.59 (3H, m), 4.10-4.24 (4H, m),4.34-4.44(2H,m), 6.10-6.14(1H, m), 7.22 (1H, s), 8.32 (1H, t, J=2.4Hz), 8.70(1H, s)
第12工程
Figure 0003567162
第11工程で得た化合物(76.50g, 0.14mol)をテトラヒドロフラン(500ml)に溶解し、アルゴン気流下、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(3.17g, 5.51mmol)およびトリ(2-フリル)ホスフィン(2.56g, 11.03mmol)を加え、前述の通り調製した臭化3-クロロ-2-フルオロベンジル亜鉛(0.28mol)テトラヒドロフラン溶液を60℃で滴下し、滴下終了後2.5時間加熱還流した。放冷後、反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(600ml)を加え、室温で1時間攪拌後セライトろ過した。分層後、水層を酢酸エチルで2回抽出した。一方、有機層は減圧濃縮後、酢酸エチルに再溶解し、先の抽出液と合わせた。この有機層を1N 塩酸、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥して濾過後、減圧濃縮した。得られた残さをジメチルホルムアミド(400ml)に溶解し、炭酸カリウム(19.00g, 0.14mol)およびヨウ化エチル(11.00ml, 0.14mol)を加え、50℃で1.5時間加熱攪拌した。氷冷下反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(400ml)を加えて攪拌した後、酢酸エチル(500ml)で抽出した。有機層を水、食塩水(2回)および飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、得られた残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2から1:1)で精製することにより、褐色油状の目的物(72.10g, 収率85%)を得た。
1H NMR(CDCl3 400MHz) (δ) ppm: -0.07 (3H, s), 0.00 (3H, s), 0.70 (9H, s),1.24 (9H, s), 1.39 (3H, t, J=7.2Hz), 1.51-1.54 (3H, m), 4.05 (2H, s), 4.07-4.19(4H, m),
4.33-4.45(2H, m), 6.12-6.15 (1H, m), 6.99-7.02 (2H, m), 7.04-7.09 (1H,m), 7.19-7.25 (1H, m), 8.06 (1H, d, J=2.4Hz), 8.69 (1H, s)
第13工程
Figure 0003567162
第12工程で得た化合物(65.80g, 0.11mol)をエタノール(200ml)に溶解し、1N 水酸化ナトリウム水溶液(640ml, 0.64mol)を加え、2時間加熱還流した。氷冷下反応液に2N 塩酸(350ml)を加えて攪拌した後、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。ろ過後、減圧濃縮し、残さにジエチルエーテル(500ml)を加え、ソニケーションを行い、得られた固体をろ取した。ろ取した固体を酢酸エチル(250ml)に加熱溶解し、ヘキサン(50ml)を加え、晶析した固体をろ取し、減圧乾燥することにより、白色固体の目的物(41.10g, 収率81%)を得た。
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.93 (9H, s), 1.49 (3H, t, J=6.9Hz), 4.00 (2H,
t, J=6.4Hz), 4.20 (2H, s),4.22-4.33 (2H, m), 5.12 (1H, t), 6.36 (1H, t, J=6.8Hz), 7.21 (1H, m), 7.39-7.48(2H, m), 7.54 (1H, s), 7.79 (1H, s), 8.79 (1H, s), 15.04 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 476
実施例1−3〜1−102、2−1〜2−8、3−1〜3−86、4−1〜4−54
実施例1−1、及び1−2及び上記の実施例と同様にして実施例1−3〜1−102、2−1〜2−8、3−1〜3−86及び4−1〜4−54の化合物を得た。これらの化学構造式をそれぞれ表1−1〜1−9、表2、表3−1〜3−8及び表4−1〜4−5に示す。
試験例
次に、本発明化合物のHIVインテグラーゼ阻害活性の評価方法について説明する。
(i)組換え体インテグラーゼ遺伝子発現系の構築
HIVインテグラーゼ全長遺伝子(J.Virol.,67, 425-437(1993))の185番目のフェニルアラニンをヒスチジンに置き換え、プラスミドpET21a(+)(ノバゲン製)の制限酵素NdeIとXhoI部位に挿入し、インテグラーゼ発現ベクターpET21a−IN−F185Hを構築した。
(ii)インテグラーゼタンパク質の生産と精製
(i)で得られたプラスミドpET21a−IN−F185Hで形質転換した大腸菌組換え体BL21(DE3)を、アンピシリンを含む液体培地で、30℃、振盪培養し、対数増殖期になった時点で、イソプロピル−β−D−チオガラクトピラノシド(isopropyl−β−D−thiogalactopyranoside)の添加によりインテグラーゼ遺伝子の発現を促した。続けて3時間培養し、インテグラーゼタンパク質の蓄積を促し、遠心分離により組換え体大腸菌をペレットとして集め、−80℃にて保存した。
この大腸菌を、1M塩化ナトリウムを含むLysis緩衝液(20mM HEPES (pH 7.5)、5mM DTT、10mM CHAPS、10%グリセロール)に懸濁、加圧・減圧処理を繰り返し破砕、4℃、40,000×g、60分の遠心分離により水溶性画分(上清)を回収した。これを、塩化ナトリウムを含まないLysis緩衝液で10倍希釈した後、SP−Sepharose(ファルマシア製)と混合、4℃にて60分撹拌し、インテグラーゼタンパク質をレジンに吸着させた。レジンを、100mM塩化ナトリウムを含むLysis緩衝液で洗浄後、1M塩化ナトリウムを含むLysis緩衝液でインテグラーゼタンパク質を溶出した。
溶出したインテグラーゼタンパク質溶液をSuperdex75(ファルマシア製)カラムに供し、ゲル濾過を行った。1M塩化ナトリウムを含むLysis緩衝液でタンパク質を溶出させた。
得られたインテグラーゼタンパク質の画分を集め、−80℃にて保存した。
(iii)DNA溶液の調製
グライナーにて合成された以下に示すDNAをTE緩衝液(10mM Tris−塩酸(pH8.0),1mM EDTA)に溶解、ドナーDNA、ターゲットDNA、それぞれの相補鎖(+と−鎖)を1μMとなるよう混合、95℃で5分、80℃で10分、70℃で10分、60℃で10分、50℃で10分、40℃で10分加温した後、25℃で保温することにより二本鎖DNAとし、これを用いた。
ドナーDNA(−鎖は5’末端にビオチン付加)
Donor+鎖:5’−Biotin−ACC CTT TTA GTC AGT GTG GAA AAT CTC TAG CA−3’(配列番号1)
Donor−鎖:5’−ACT GCT AGA GAT TTT CCA CAC TGA CTA AAA G−3’(配列番号2)
ターゲットDNA(+、−鎖共に3’末端にジゴキシゲニン付加)
Target+鎖:5’−TGA CCA AGG GCT AAT TCA CT−Dig−3’ (配列番号3)
Target−鎖:5’−AGT GAA TTA GCC CTT GGT CA−Dig−3’ (配列番号4)
(iv)酵素(HIVインテグラーゼ)阻害活性の測定
ドナーDNAをTE緩衝液で10nMとなるように希釈し、50μlを、ストレプトアビジンをコートしたマイクロタイタープレート(ロシュ製)の各ウェルに加え、37℃で60分吸着させた。次いで、0.1%ツイーン20を含むリン酸緩衝液(ダルベッコPBS、三光純薬製)及びリン酸緩衝液で洗浄した後、下記組成の反応液(70μl)、反応液で希釈した被験物質(10μl)及び100μg/mlインテグラーゼタンパク質(10μl)を各ウェルに加え、37℃で60分間反応させた。
次いで、50nMターゲットDNA(10μl)を加え、37℃、10分間反応させた後、0.1%ツイーン20を含むリン酸緩衝液で洗浄し、反応を停止させた。
次いで、100mU/mlパーオキシダーゼ標識抗ジゴキシゲニン抗体溶液(ロシュ製、100μl)を加え、37 ℃で60分反応させた後、0.1%ツイーン20を含むリン酸緩衝液で洗浄した。
次いで、パーオキシダーゼ呈色溶液(バイオラッド、100μl)を加え、室温で4分間反応させた後、1N硫酸(100μl)を加え発色を停止させた後、450nmにおける吸光度を測定した。
本発明化合物のHIVインテグラーゼ阻害活性(IC50)は、以下に示す計算式から求めた阻害率より算出した。結果を表5−1〜5−2、表6−1〜6−2及び表7に示す。
阻害率(%)=[1−(Object−Blank)/(Control−Blank)]×100
Object;被検化合物存在下ウェルの吸光度
Control;被検化合物非存在下ウェルの吸光度
Blank;被検化合物非存在下、インテグラーゼタンパク質非存在下ウェルの吸光度
抗ウイルス活性の評価
本発明化合物と既知の抗HIV剤の併用効果は、以下の要領で測定することができる。
例えば、既存のヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(ジドブジン、ラミブヂン、テノフォビル)、非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤(エファビレンツ)あるいはプロテアーゼ阻害剤(インジナビル、ネルフィナビル)と被験物質Aとの2剤併用効果等を、HIV−1IIIBに感染したCEM−SS細胞を用いてXTT法により評価する。
また、被験物質A、ジドブジン、ラミブヂンとの3剤併用、又は、被験物質A、テノフォビル、ラミブヂンとの3剤併用効果等を評価する。
併用試験の前に、各薬剤単独のIC50およびCC50を測定する。この結果から決定された、5濃度の薬剤Aと9濃度の薬剤Bを組み合わせ、2剤併用効果を評価する。また、3剤併用では、高濃度の薬剤Bおよび薬剤Cを混合し、薬剤Aと濃度を組み合わせ評価する。
被験物質及び併用薬剤の単独ないしは併用時の実験成績を、Prichard and Shipman MacSynergy II version 2.01およびDeltagraph version 1.5dのプログラムにより、解析する。3回の実験から得られた、組み合わせた各薬剤の濃度における阻害率より95%(もしくは68%、99%)信頼限界で三次元プロットを作成し、そこから算出されるμM%の数値から併用効果を判断する。判断基準を以下に示す。
相互作用の定義 μM
強い相乗作用 >100
わずかな相乗作用 +51〜+100
相加作用 +50〜-50
わずかな拮抗作用 -51〜-100
強い拮抗作用 <-100
Figure 0003567162
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以下に、上記表1−1から表4−5に示した実施例化合物のNMRおよびMSデータを記載する。
実施例1−1
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.75(2H, t, J=4.7Hz), 4.36(2H, s), 4.60(2H, t,
J=4.8Hz), 4.98(1H, brs),7.37-7.39(1H, m), 7.45(1H, dd, J=1.4, 7.6Hz), 7.57(1H, dd, J=1.5, 8.0Hz),7.81(1H, dd, J=2.1, 8.9Hz), 8.02(1H, d, J=8.8Hz), 8.15(1H, d, J=1.8Hz),8.86(1H, s), 15.18(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 392
実施例1−2
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.78 (2H, m), 4.35 (2H, s), 4.64 (2H, m), 5.00
(1H, m), 7.39 (2H, m), 7.47(1H, m), 7.58 (1H, m), 8.00 (1H, m), 8.81 (1H, s), 14.80 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 409
実施例1−3
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.85(3H, s), 3.41(2H, m), 4.37(2H, s), 4.63(2H, t, J=5.6Hz), 7.25-7.29(1H,m), 7.39(1H, dd, J=7.8, 7.8Hz), 7.47(1H, dd, J=1.5, 7.7Hz), 7.58(1H, dd, J=1.5,7.8Hz), 7.84(1H, dd, J=2.0, 8.9Hz), 8.00(1H, d, J=8.9Hz), 8.15(1H, d, J=1.8Hz),8.91(1H, s)
MS (ESI) : M+ 469
実施例1−4
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.38 (2H, s), 4.46 (2H, t, J= 5.9 Hz), 4.90 (2H, t, J= 5.9 Hz), 6.84 (1H,s), 7.14 (1H, s), 7.37-7.47 (3H, m), 7.59 (1H, m), 7.82 (1H, m), 8.01 (1H, m),8.15 (1H, s), 8.66 (1H, s), 14.99 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 441
実施例1−5
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.87 (3H, s), 3.12 (3H, s), 4.35 (2H, s), 5.59
(2H, s), 7.38-7.45 (2H, m),7.57 (1H, m), 7.71-7.76 (2H, m), 8.12 (1H, s), 8.94 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 432
実施例1−6
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.64 (3H, d, J= 4.4), 4.35 (2H, s), 5.24 (2H, s), 7.35-7.47 (2H, m),7.56-7.65 (2H, m), 7.80 (1H, m), 8.13 (1H, s), 8.32 (1H, q, J= 4.4 Hz), 9.00(1H, s)
MS (ESI) : M+ 418
実施例1−7
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.36 (2H, s), 5.23 (2H, s), 7.35-7.45 (2H, m),
7.54-7.65 (3H, m),7.83-7.88 (2H, m), 8.13 (1H, s), 9.01 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 404
実施例1−8
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.57 (6H, d, J= 6.5 Hz), 4.37 (2H, s), 5.24 (1H, m), 7.38 (1H, dd, J= 7.7,7.7 Hz) 7.46 (1H, dd, J= 1.6, 7.7 Hz), 7.58 (1H, dd,
J= 1.6, 7.7 Hz), 7.85 (1H,dd, J= 2.1, 8.9 Hz), 8.15-8.18 (2H, m), 8.86 (1H, s) MS (ESI) : M+ 389
実施例1−9
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.35 (2H, s), 5.98 (2H, s), 7.37-7.44 (4H, m),
7.57 (1H, m), 7.83 (1H, m),8.10-8.12 (2H, m), 8.99 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 440
実施例1−10
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.85 (2H, m), 4.36 (2H, s), 4.74 (2H, m), 7.38-7.46 (2H, m), 7.58 (1H, m),7.85 (1H, m), 8.00 (1H, m), 8.14 (1H, s), 9.00 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 419
実施例1−11
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.74 (2H, dt, J= 4.8, 5.6 Hz), 4.59 (2H, t, J=
4.9 Hz), 4.66 (2H, s), 4.98(1H, t, J= 5.6 Hz), 7.48-7.53 (4H, m), 7.85-8.08 (5H, m), 8.18 (1H, m),8.83 (1H, s), 15.24 (1H, brs)
MS (ESI) : M+ 373
実施例1−12
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.70 (2H, m), 3.72 (3H, s), 4.27 (2H, s), 4.38
(2H, m), 4.96 (1H, br),7.32-7.41 (2H, m), 7.54 (1H, dd, J= 1.8, 7.3 Hz), 7.61 (1H, dd, J= 2.2, 8.8Hz), 7.76 (1H, d, J= 8.8 Hz), 8.00 (1H, d, J= 2.2 Hz), 8.55 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 405
実施例1−13
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.67 (2H, m), 4.37 (2H, s), 4.73 (2H, m), 6.97
(1H, br), 7.38-7.48 (3H,m), 7.58 (1H, m), 7.87 (1H, m), 8.01 (1H, m), 8.15 (1H,
s), 8.93 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 418
実施例1−14
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.30 (3H, s), 4.34 (2H, s), 5.62 (2H, s), 7.37
(1H, m), 7.44 (1H, m), 7.55(1H, m), 7.72-7.78 (2H, m), 8.10 (1H, s), 8.90 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 403
実施例1−15
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.31 (2H, s), 5.84 (2H, s), 7.26-7.41 (7H, m), 7.55 (1H, m), 7.73(1H, m), 7.83 (1H, m), 8.13 (1H, m), 9.23 (1H, s), 15.18 (1H, brs)
MS (ESI) : M+ 437
実施例1−16
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.12 (2H, t, J= 7.3 Hz), 4.38 (2H, s), 4.78 (2H, t, J= 7.3 Hz),7.20-7.28 (5H, m), 7.37-7.47 (3H, m), 7.58 (1H, m), 7.85 (1H, m), 8.09 (1H, m),8.15 (1H, s), 8.79 (1H, s), 15.07 (1H, brs)
MS (ESI) : M+ 451
実施例1−17
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.13 (2H, tt, J= 7.3, 7.6 Hz), 2.70 (1H, t, J=
7.6 Hz), 4.36 (2H, s), 4.58(2H, t, J= 7.3 Hz), 7.15-7.24 (5H, m), 7.38-7.44 (3H, m), 7.57 (1H, m), 7.82(1H, m), 7.96 (1H, m), 8.13 (1H, s), 8.98 (1H, s), 15.14
(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 465
実施例1−18
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.89 (6H, d, J= 6.7 Hz), 2.16 (1H, tq, J= 6.7,
7.6 Hz), 4.37 (2H, s), 4.39(2H, d, J= 7.6 Hz), 7.38-7.47 (2H, m), 7.58 (1H, m),
7.83 (1H, dd, J= 2.0, 8.9Hz), 8.02 (1H, d, J= 8.9Hz), 8.14 (1H, d, J= 2.0 Hz), 8.97 (1H, s), 15.15 (1H,brs)
MS (ESI) : M+ 403
実施例1−19
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.61-1.64(2H, m), 1.76-1.84(2H, m), 2.60(2H, t, J=7.5Hz), 4.36(2H, s),4.56(2H, t, J=7.2Hz), 7.15-7.17(3H, m), 7.22-7.24(2H, m), 7.38-7.40(1H, m),7.44(1H, m), 7.56-7.59(1H, m), 7.82(1H, d, J=2Hz), 7.96(1H, d, J=8.9Hz),8.14(1H, d, J=1.8Hz), 9.01(1H, s), 15.15(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 514
実施例1−20
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 4.28(2H, s), 5.73(2H, s), 7.02(1H, d, J=7.6Hz), 7.27-7.43(11H, m),7.55(1H, d, J=7.6Hz), 7.60-7.62(1H, m), 8.08(1H, d, J=1.6Hz), 8.92(1H, s),14.97(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 502
実施例1−21
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.45-1.49(2H, m), 1.81-1.85(2H, m), 3.42(2H, t, J=6.3Hz), 4.36(2H, s),4.56(2H, t, J=7.4Hz), 7.38(1H, dd, J=7.7, 7.8Hz), 7.44-7.46(1H, m), 7.57(1H,dd, J=1.4, 7.8Hz), 7.83(1H, dd, J=2.0, 8.8Hz), 8.0(1H, d, J=8.9Hz), 8.14(1H, d,J=1.8Hz), 9.01(1H, s), 15.18(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 420
実施例1−22
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.32(2H, s), 6.16(2H, s), 7.32-7.42(4H, m), 7.51-7.55(2H, m),7.77-7.89(3H, m), 8.06-8.12(2H, m), 9.31(1H, s), 15.02(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 494
実施例1−23
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.31(2H, s), 5.83(2H, s), 7.19-7.21(1H, m), 7.33-7.43(2H, m),7.54-7.59(2H, m), 7.68-7.79(3H, m), 8.12(1H, s), 9.25(1H, s), 15.
05(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 508
実施例1−24
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.18(6H, s), 2.64(2H, br), 4.36(2H, s), 4.63(2H, br), 7.38-7.40(1H, m),7.45(1H, d, J=1.3Hz), 7.56-7.58(1H, m), 7.84(1H, m), 8.00(1H, d, J=8.9Hz),8.14(1H, d, J=1.7Hz), 8.90(1H, s), 15.15(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 419
実施例1−25
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.93-1.98(2H, m), 3.45(2H, t, J=5.6Hz), 4.36(2H, s), 4.59(2H, t, J=7.0Hz),4.68(1H, br), 7.37(1H, dd, J=7.7, 7.8Hz), 7.44-7.468(1H, m), 7.57(1H, d,J=7.8Hz), 7.83-7.99(1H, m), 8.00(1H, d, J=8.9Hz), 8.14(1H, s), 8.96(1H, s),15.16(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 406
実施例1−26
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.21(3H, s), 3.70(2H, t, J=4.8Hz), 4.36(2H, s), 4.75(2H, t, J=4.8Hz),7.38(1H, dd, J=7.7, 7.7Hz), 7.44-7.47(1H, m), 7.58(1H, dd, J=1.6, 7.8Hz),7.83(1H, dd, J=2.1, 8.9Hz), 8.04(1H, d, J=8.9Hz), 8.14(1H, d, J=2.0Hz),8.89(1H, s), 15.14(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 406
実施例1−27
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.36(2H, s), 5.68(2H, q, J=8.7Hz), 7.38(1H, dd, J=7.7, 7.7Hz), 7.46(1H,dd, J=1.7, 7.7Hz), 7.89(1H, dd, J=2.1, 8.9Hz), 8.13-8.16(2H, m), 9.11(1H, s),14.71(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 430
実施例1−28
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.34(2H, s), 4.78(2H, s), 7.34-7.44(2H, m), 7.55-7.57(1H, m), 7.69(1H, d,J=8.7Hz), 7.76(1H, d, J=9.0Hz), 8.09(1H, s), 8.85(1H,
s), 15.37(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 406
実施例1−29
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.04(3H, s), 3.27-3.38(2H, m), 4.37(2H, s), 4.78(2H, t, J=6.8Hz),7.37-7.39(1H, m), 7.45-7.47(1H, m), 7.58-7.61(1H, m), 7.85-7.87(1H, m),8.03-8.05(1H, m), 8.15(1H, s), 8.73(1H, s), 8.81(1H, s)
MS (ESI) : M+ 473
実施例1−30
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.20(3H, d, J=6.2Hz), 3.96(1H, br), 4.15-4.23(1H, m), 4.36(2H, s),4.65-4.69(1H, m), 5.02(1H, br), 7.37(1H, dd, J=7.7, 8.0Hz), 7.45(1H, d,J=6.6Hz), 7.57(1H, d, J=8.1Hz), 7.81(1H, d, J=8.8Hz), 8.03(1H, d, J=9.1Hz),8.13(1H, s), 8.84(1H, s)
MS (ESI) : M+ 406
実施例1−31
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.75 (2H, m), 4.19 (2H, s), 4.61 (2H, m), 5.00
(1H, br), 7.27-7.40 (4H,m), 7.86 (1H, m), 8.02 (1H, m), 8.26 (1H, m), 8.86 (1H,
s), 15.29 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 357
実施例1−32
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.10(3H, s), 2.95(2H, t, J=6.6Hz), 4.37(2H, s), 4.76(2H, t, J=6.6Hz),7.38(1H, dd, J=7.7, 7.8Hz), 7.45-7.47(1H, m), 7.58(1H, dd, J=1.5, 7.9Hz),7.90(1H, dd, J=2.0, 8.9Hz), 8.00(1H, d, J=8.9Hz), 8.15(1H, d, J=1.8Hz),9.02(1H, s), 15.12(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 422
実施例1−33
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.75(2H, s), 4.33(2H, s), 4.60(2H, t, J=4.8Hz), 4.98(1H, br),7.30-7.33(1H, m), 7.39-7.42(2H, m), 7.80(1H, dd, J=1.7, 8.9Hz), 8.02(1H, d,J=8.9Hz), 8.09(1H, s), 8.85(1H, s), 15,14(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 375
実施例1−34
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.33-1.44(4H, m), 1.75-1.81(2H, m), 3.36-3.38(2H, m), 4.54(2H, t,J=7.2Hz), 7.38(1H, dd, J=7.7, 7.7Hz), 7.46(1H, d, J=6.1Hz), 7.57(1H, d,J=7.8Hz), 7.83(1H, d, J=8.7Hz), 8.00(1H, d, J=8.9Hz), 8.14(1H, s), 9.01(1H, s),15.19(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 434
実施例1−35
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.33-2.45(4H, br), 2.64(2H, t, J=6.2Hz), 3.52(2H, t, J=4.4Hz), 4.27(2H,s), 4.40(2H, br), 7.34-7.42(2H, m), 7.55-7.60(2H, m), 7.71(1H, d, J=8.6Hz),8.04(1H, s), 8.57(1H, s)
MS (ESI) : M+ 461
実施例1−36
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.08(3H, s), 4.37(2H, s), 7.37(1H, dd, J=7.7, 7.7Hz), 7.44-7.46(1H, m), 7.57(1H,dd, J=1.7, 7.8Hz), 7.84-7.87(1H, m), 7.92(1H, d, J=8.8Hz), 8.12(1H, s),9.01(1H, s), 15.20(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 362
実施例1−37
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.41(3H, t, J=7.1Hz), 4.36(2H, s), 4.58(2H, q,
J=7.1Hz), 7.38(1H, dd,J=7.8, 7.7Hz), 7.44-7.46(1H, m), 7.57(1H, dd, J=1.5, 7.9Hz), 7.83(1H, dd,J=2.1, 8.8Hz), 8.01(1H, d, J=8.8Hz), 8.14(1H, s), 9.02(1H, s), 15.18(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 376
実施例1−38
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.90(3H, t, J=7.3Hz), 1.77-1.85(2H, m), 4.36(2H, s), 4.51(2H, t, J=7.3Hz),7.38(1H, dd, J=7.8, 7.6Hz), 7.44-7.46(1H, m), 7.58(1H, dd, J=1.7, 7.8Hz),7.83(1H, dd, J=2.1, 8.8Hz), 8.02(1H, d, J=8.9Hz), 8.14(1H, d, J=2.0Hz),9.02(1H, s), 15.18(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 390
実施例1−39
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.90(3H, t, J=7.3Hz), 1.30-1.37(2H, m), 1.74-1.79(2H, m), 4.36(2H, s),4.54(2H, t, J=7.3Hz), 7.38(1H, dd, J=7.6, 7.8Hz), 7.46(1H, dd, J=1.7, 7.6Hz),7.58(1H, dd, J=1.7, 7.8Hz), 7.83(1H, dd, J=2.1, 8.9Hz), 8.00(1H, d, J=8.9Hz),8.14(1H, d, J=2.0Hz), 9.01(1H, s), 15.18(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 404
実施例1−40
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.27-1.29(2H, m), 1.47-1.50(2H, m), 1.59-1.66(4H, m), 2.31-2.40(1H, m),4.36(2H, s), 4.51(2H, d, J=7.6Hz), 7.38-7.47(2H, m), 7.57(1H, dd, J=1.5,7.8Hz), 7.82(1H, dd, J=2.0, 8.8Hz), 8.05(1H, d, J=8.9Hz), 8.14(1H, d, J=1.8Hz),9.028(1H, s), 15.16(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 430
実施例1−41
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.11(3H, s), 3.77(2H, t), 4,37(2H, s), 4.99(2H, t), 7.35-7.41(1H, m),7.47(1H, d), 7.58(1H, d, J=7.8Hz), 7.83-7.92(2H, m), 8.16(1H, s), 9.05(1H, s)
MS (ESI) : M+ 454
実施例1−42
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.10(4H, br), 1.54-1.65(4H, br), 1.83(1H, br),
4.36(2H, s), 4.40(2H, d,J=7.4Hz), 7.38(1H, dd, J=7.7, 7.8Hz), 7.45-7.48(1H, m),
7.58(1H, dd, J=1.6,7.8Hz), 7.81-7.84(1H, m), 8.02(1H, d, J=8.9Hz), 8.13(1H, s),
8.93(1H, s),15.17(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 444
実施例1−43
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.37(2H, s), 4.49-4.56(1H, m), 4.77-4.82(1H, m), 4.91-4.97(1H, m),5.81(1H, d, J=4.7Hz), 7.30-760(8H, m), 7.81(1H, d, J=11.0Hz), 8.08(1H, d,J=8.9Hz), 8.17(1H, d), 8.93(1H, s), 15.19(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 468
実施例1−44
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.37(2H, s), 4.72-4.76(1H, m), 4.92(2H, t, J=4.6Hz), 4.98-5.01(1H, m),7.38(1H, dd, J=7.8, 8.1Hz), 7.44-7.46(1H, m), 7.58(1H, dd, J=1.6, 7.9Hz),7.84(1H, dd, J=2.1, 9.0Hz), 8.03(1H, d, J=9.3Hz), 8.15(1H, d, J=1.8Hz),8.78(1H, s), 8.98(1H, s)
MS (ESI) : M+ 394
実施例1−45
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.21(2H, br), 4.27(2H, s), 4.65(2H, br), 7.20-7.28(2H, m), 7.33-7.41(2H,m), 7.54-7.70(5H, m), 7.77(1H, d, J=8.7Hz), 8.05(1H, s), 8.50(1H, s), 8.52(1H,s)
MS (ESI) : M+ 453
実施例1−46
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.93(2H, t), 4.35(2H, s), 4.48(2H, s), 7.38(1H, dd, J=7.7, 7.7Hz),7.45(1H, d, J=6.2Hz), 7.57(1H, d, J=7.7Hz), 7.82(1H, d), 8.02(1H, d, J=9.1Hz),8.13(1H, s), 8.92(1H, s)
MS (ESI) : M+ 391
実施例1−47
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.13(6H, s), 4.35(2H, s), 4.50(2H, s), 4.90(1H, brs), 7.35-7.46(2H, m),7.57(1H, d, J=7.7Hz), 7.78(1H, d, J=7.1Hz), 8.10(1H, s), 8.19(1H, d, J=9.0Hz),8.88(1H, s), 15.22(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 420
実施例1−48
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.68(3H, s), 3.46(2H, br), 4.36(2H, s), 4.56(2H, br), 7.38-7.60(3H, m),7.81-8.13(4H, m), 8.80(1H, s)
MS (ESI) : M+ 433
実施例1−49
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.00(3H, t, J=7.0Hz), 3.41(2H, br), 3.82(2H, q), 4.36(2H, s), 4.57(2H,br), 7.24(1H, m), 7.38(1H, m), 7.46(1H, m), 7.58(1H, m),
7.83(1H, m), 8.03(1H,m), 8.13(1H, s), 8.82(1H, s)
MS (ESI) : M+ 463
実施例1−50
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.75(2H, m), 4.26(2H, s), 4.61(2H, t, J=4.8Hz), 5.00(1H, br),7.17-7.36(3H, m), 7.83(1H, dd, J=2.0, 8.8Hz), 8.03(1H, d, J=8.9Hz), 8.21(1H,s), 8.87(1H, s), 15.22(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 360
実施例1−51
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.75(2H, m), 4.28(2H, s), 4.61(2H, t, J=4.8Hz), 5.00(1H, br),7.24-7.28(1H, m), 7.44-7.55(2H, m), 7.80(1H, dd, J=2.1, 8.8Hz), 8
.02(1H, d,J=8.9Hz), 8.13(1H, d, J=1.9Hz), 8.86(1H, s), 15.22(1H, s)
MS (ESI) : M+ 376
実施例1−52
1H NMR (CDCl3 300MHz) (δ) ppm:1.42(3H, t, J=7.1Hz), 4.05(2H, s), 4.40(2H, q, J=7.1Hz), 5.35(2H, s),7.13-7.28(8H, m), 7.33-7.35(2H, m), 8.41(1H, d, J=2.0Hz), 8.58(1H, s)
MS (ESI) : M+ 398
実施例1−53
1H NMR (CDCl3 300MHz) (δ) ppm:4.10(2H, s), 5.48(2H, s), 7.13-7.50(12H, m), 8.41(1H, d, J=1.9Hz), 8.87(1H, s),14.96(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 370
実施例1−54
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.16(2H, s), 5.44(2H, s), 7.19-7.34(5H, m), 7.74(1H, d, J=8.8Hz), 7.83(1H,dd, J=2.0, 8.9Hz), 8.22(1H, d, J=1.9Hz), 9.08(1H, s), 13.58(1H, brs), 15.13(1H,brs)
MS (ESI) : M+ 338
実施例1−55
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.89(3H, t, J=7.3Hz), 1.25-1.35(5H, m), 1.66-1.76(2H, m), 4.09(2H, s),4.21(2H, q, J=7.1Hz), 4.34(2H, t, J=7.2Hz), 7.20-7.33(5H, m), 7.66(1H, dd,J=2.1, 8.7Hz), 7.74(1H, d, J=8.7Hz), 8.06(1H, d, J=1.9Hz), 8.64(1H, s)
MS (ESI) : M+ 364
実施例1−56
1H NMR (CDCl3 300MHz) (δ) ppm:0.99(3H, t, J=7.3Hz), 1.43(2H, m), 1.84-1.94(2H,
m), 4.15(2H, s), 4.28(2H, t,J=7.4Hz), 7.20-7.34(5H, m), 7.52(1H, d, J=8.8Hz), 7.65(1H, dd, J=2.1, 8.8Hz),8.42(1H, d, J=1.9Hz), 8.72(1H, s), 15.04(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 336
実施例1−57
1H NMR (CDCl3 300MHz) (δ) ppm:1.41(3H, t, J=7.2Hz), 3.85(3H, s), 4.11(2H, s), 4.39(2H, q, J=7.2Hz),7.17-7.35(6H, m), 7.51(1H, dd, J=2.4, 8.4Hz), 8.42(1H, d, J=1.8Hz), 8.45(1H, s)
MS (ESI) : M+ 322
実施例1−58
1H NMR (CDCl3 300MHz) (δ) ppm:3.99(3H, s), 4.16(2H, s), 7.19-7.33(5H, m), 7.52(1H, d, J=8.7Hz), 7.68(1H, dd,J=2.0, 8.7Hz), 8.41(1H, s), 8.72(1H, s)
MS (ESI) : M+ 294
実施例1−59
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.08-2.15(2H, m), 2.69(2H, t, J=7.8Hz), 4.16(2H, s), 4.57(2H, t, J=7.3Hz),7.15-7.31(10H, m), 7.81(1H, dd, J=2.0, 8.8Hz), 7.92(1H, d, J=8.8Hz), 8.20(1H,d, J=1.9Hz), 8.96(1H, s), 15.21(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 398
実施例1−60
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.11(2H, t, J=7.3Hz), 4.18(2H, s), 4.77(2H, t,
J=7.4Hz), 7.19-7.35(10H,m), 7.86(1H, d, J=8.7Hz), 8.06(1H, d, J=8.8Hz), 8.22(1H, s), 8.76(1H, s),15.14(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 384
実施例1−61
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.99-2.03(2H, m), 2.37(2H, t, J=7.1Hz), 4.17(2H, s), 4.54(2H, t, J=7.3Hz),7.21-7.34(5H, m), 7.87(1H, dd, J=2.0, 8.8Hz), 8.05(1H, d, J=8.8Hz), 8.21(1H, d,J=1.9Hz), 8.98(1H, s), 12.01(1H, brs), 15.28(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 366
実施例1−62
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.15(2H, s), 5.48(2H, s), 7.06-7.10(1H, m), 7.20-7.22(1H, m),7.28-7.34(6H, m), 7.56-7.58(2H, m), 7.74(1H, d, J=8.8Hz), 7.848.9Hz), 8.23(1H,s), 9.10(1H, s), 10.63(1H, brs), 15.18(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 413
実施例1−63
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.72 (2H, m), 4.26 (2H, s), 4.35 (2H, m), 5.23
(1H, br), 7.32-7.41 (2H,m), 7.53-7.58 (2H, m), 7.72 (1H, m), 8.05 (1H, s), 8.63
(1H, s)
MS (ESI) : M+ 391
実施例1−64
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.72 (2H, m), 4.23 (2H, s), 4.35 (2H, m), 5.24
(1H, br), 7.25-7.40 (3H,m), 7.57 (1H, m), 7.72 (1H, m), 8.03 (1H, s), 8.63 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 375
実施例1−65
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.12 (2H, t, J= 7.3 Hz), 4.31 (2H, s), 4.78 (2H, t, J= 7.3 Hz), 7.20-7.36(7H, m), 7.46-7.48 (2H, m), 7.86 (1H, m), 8.09 (1H, m), 8.15 (1H, s), 8.78 (1H,s), 15.08 (1H, brs)
MS (ESI) : M+ 417
実施例1−66
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.79 (2H, m), 4.39 (2H, s), 4.65 (2H, m), 5.04
(1H, m), 7.31-7.47 (3H, m),7.88 (1H, m), 8.07 (1H,m), 8.19 (1H, m), 8.90 (1H, s), 15.25 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 375
実施例1−67
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.74 (2H, m), 4.35 (2H, s), 4.62 (2H, m), 5.00
(1H, br), 7.62 (1H, m),7.81 (1H, m), 7.90 (1H, m), 8.02-8.13 (2H, m), 8.23 (1H,
m), 8.32 (1H, m), 8.87(1H, s)
MS (ESI) : M+ 368
実施例1−68
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.09 (3H, s), 4.35 (2H, s), 5.75 (2H, s), 7.37
(1H, m), 7.44 (1H,m), 7.55 (1H, m), 7.83 (1H, m), 8.01 (1H, m), 8.12 (1H, m), 9.10(1H, s)
MS (ESI) : M+ 407
実施例1−69
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.20 (3H, s), 4.36 (2H, s), 6.22 (2H, s), 7.36-7.47 (2H, m), 7.58 (1H, m), 7.86 (1H, m), 8.12-8.15 (2H, m), 9.04 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 439
実施例1−70
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.22 (9H, s), 4.36 (2H, s), 5.99 (2H, s), 7.35-7.46 (3H, m), 7.58(1H, m), 7.84 (1H, m), 8.08-8.11 (2H, m), 8.95 (1H, s), 14.75 (1H, br)
MS (ESI) : M+ 496
実施例1−71
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.62 (3H, d, J= 4.7 Hz), 4.36 (2H, s), 6.11 (2H, s), 7.36-7.47 (2H,m), 7.54-7.60 (2H, m), 7.84 (1H, m), 8.10-8.13 (2H, m), 8.98 (1H, s), 14.79(1H, br)
MS (ESI) : M+ 454
実施例1−72
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.77 (6H, s), 4.37 (2H, s), 6.20 (2H, s), 7.39
(1H, dd, J= 7.8, 7.8 Hz),7.47 (1H, dd, J= 1.7, 7.8 Hz), 7.59 (1H, dd, J= 1.7, 7.8 Hz), 7.89 (1H, m),8.11-8.14 (2H, m), 9.04 (1H, s), 14.69 (1H, br)
MS (ESI) : M+ 468
実施例1−73
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.75 (2H, br), 4.36 (2H, s), 4.60 (2H, m), 5.00 (1H, br), 7.39-7.49 (2H,m), 7.82 (1H, m), 8.04 (1H, m), 8.11 (1H, s), 8.87 (1H, s), 15.14 (1H, brs)
MS (ESI) : M+ 393
実施例1−74
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.41 (1H, m), 3.51 (1H, m), 3.82 (1H, m), 4.26
(1H, m), 4.36 (2H, s), 4.79(1H, m), 4.93 (1H, m), 5.19 (1H, m), 7.38 (1H, m), 7.46 (1H, m), 7.58 (1H, m),7.84 (1H, m), 7.97 (1H, m), 8.15 (1H, m), 8.84 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 421
実施例1−75
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.32 (2H, s), 5.98 (2H, s), 7.31-7.43 (5H, m),
7.80 (1H, m), 8.06(1H, m), 8.12 (1H, m), 8.99 (1H, m), 14.81 (1H, brs)
MS (ESI) : M+ 424
実施例1−76
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.62 (3H, d, J= 4.4 Hz), 4.32 (2H, s), 6.11 (2H, s), 7.30-7.43 (3H, m),7.53 (1H, q, J= 4.4 Hz), 7.84 (1H, m), 8.06 (1H, s), 8.12 (1H, m), 8.98(1H, m), 14.74 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 438
実施例1−77
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.77 (6H, s), 4.33 (2H, s), 6.19 (2H, s), 7.27-7.44 (3H, m), 7.89 (1H, m),8.06-8.14 (2H, m), 9.03 (1H, s), 14.64 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 452
実施例1−78
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.74 (2H, dt, J= 4.8, 5.6 Hz), 4.17 (2H, s), 4.60 (2H, t, J= 4.8 Hz), 4.99(1H, t, J= 5.6 Hz), 7.20-7.32 (5H, m), 7.82 (1H, m),
7.99 (1H, m), 8.21 (1H,m), 8.84 (1H, s), 15.27 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 323
実施例1−79
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.34 (3H, s), 3.75 (2H, br), 4.30 (2H, s), 4.61 (2H, t, J= 4.7 Hz), 5.00(1H, br), 7.21-7.31 (3H, m), 7.81 (1H, dd, J= 2.0, 8.9
Hz), 8.01 (1H, d, J= 8.9Hz), 8.15 (1H, d, J= 2.0 Hz), 8.86 (1H, s), 15.23 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 371
実施例1−80
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.76 (2H, m), 4.31 (2H, s), 4.61 (2H, m), 5.01
(1H, m), 7.23 (1H, m),7.36-7.47 (2H, m), 7.65 (1H, m), 7.81 (1H, m), 8.02 (1H,
m), 8.14 (1H,m), 8.86 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 401
実施例1−81
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.26 (3H, s), 3.75 (2H, m), 4.12 (2H, s), 4.60
(2H, m), 4.99 (1H, m),7.10-7.18 (4H, m), 7.80 (1H, m), 7.99 (1H, m), 8.20 (1H,
m), 8.85 (1H,s), 15.29 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 337
実施例1−82
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.73 (2H, dt, J= 4.8, 5.2 Hz), 3.84 (3H, s), 4.28 (2H, s), 4.60 (2H, t, J=4.8 Hz), 5.00 (1H, t, J= 5.2 Hz), 7.04-7.07 (2H, m),
7.30 (1H, m), 7.79(1H, m), 8.00 (1H, m), 8.11 (1H, m), 8.84 (1H, s), 15.22 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 387
実施例1−83
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.75 (2H, m), 4.50 (2H, s), 4.62 (2H, m), 7.60-8.15 (5H, m), 8.35(1H, s), 8.68 (1H, m), 8.87 (1H, s), 15.25 (1H, br)
MS (ESI) : M+ 324
実施例1−84
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.75 (2H, m), 4.33 (2H, s), 4.62 (2H, m), 7.57
(2H, d, J= 6.3 Hz), 7.89(1H, dd, J= 2.1, 8.7 Hz), 8.07 (1H, d, J= 8.7 Hz), 8.32
(1H, d, J= 2.1 Hz),8.62 (1H, d, J= 6.3 Hz), 8.88 (2H, s)
MS (ESI) : M+ 324
実施例1−85
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.21 (3H, s), 3.77 (2H, m), 4.61 (2H, m), 4.66
(2H, s), 5.02 (1H, m), 7.38(1H, m), 7.55 (1H, m), 7.68 (1H, m), 7.81 (1H, m), 8.00-8.05 (2H, m), 8.19 (1H,m), 8.87 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 401
実施例1−86
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.73 (2H, m), 4.15 (2H, s), 4.58 (2H, m), 5.00
(1H, m), 7.23-7.50 (10H,m), 7.88-7.92 (2H, m), 8.83 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 399
実施例1−87
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.75 (2H, m), 4.30 (2H, s), 4.61 (2H, m), 5.00
(1H, br), 7.26-7.38 (2H,m), 7.43-7.49 (2H, m), 7.82 (1H, m), 8.02 (1H, m), 8.14
(1H, m), 8.86 (1H, s),15.32 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 357
実施例1−88
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.74 (2H, m), 4.25 (2H, s), 4.60 (2H, m), 4.98
(1H, br), 7.25-7.53 (6H,m), 7.59-7.66 (3H, m), 7.87 (1H, m), 8.10 (1H, m), 8.29
(1H, m), 8.85 (1H, s),15.30 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 399
実施例1−89
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.79 (2H, m), 4.33 (2H, s), 4.64 (2H, m), 5.03
(1H, m), 7.57-7.65 (3H, m),7.76 (1H, m), 7.91 (1H,m), 8.06 (1H, m), 8.32 (1H, m), 8.90 (1H, s), 15.31 (1H,s)
MS (ESI) : M+ 391
実施例1−90
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.30 (3H, t, J= 6.8 Hz), 3.74 (2H, m), 3.98 (2H, q, J= 6.8 Hz), 4.12 (2H,s), 4.60 (2H, m), 5.01 (1H, m), 6.76 (1H, m), 6.82-6.84 (2H, m), 7.20 (1H, m),7.82 (1H, m), 7.99 (1H, m), 8.22 (1H, m), 8.85 (1H, s) MS (ESI) : M+ 367
実施例1−91
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.75 (2H, m), 4.25 (2H, s), 4.61 (2H, m), 7.53
(1H, m), 7.66-7.71 (2H, m),7.83-7.89 (2H, m), 8.02 (1H, m), 8.28 (1H, m), 8.87 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 348
実施例1−92
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.48 (3H, m), 3.74 (2H, m), 4.26 (2H, s), 4.61
(2H, m), 5.09 (1H, br),7.19 (1H, m), 7.39 (2H, m), 7.82 (1H, m), 8.04 (1H, m), 8.13 (1H, s), 8.85 (1H,s), 15.22 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 403
実施例1−93
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.75 (2H, m), 4.24 (2H, s), 4.61 (2H, m), 5.02
(1H, br), 7.38-7.47 (4H,m), 7.80 (1H, m), 8.03 (1H, m), 8.16 (1H, m), 8.86 (1H,
s), 15.23 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 407
実施例1−94
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.76 (2H, m), 3.99 (2H, s), 4.61 (2H, m), 5.01
(3H, m), 6.41 (3H, m), 6.93(1H, m), 7.78 (1H, m), 8.00 (1H, m), 8.20 (1H, m), 8.86 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 338
実施例1−95
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.00 (3H, s), 3.76 (2H, m), 4.13 (2H, s), 4.61
(2H, m), 5.01 (1H, m), 6.98(1H, m), 7.23 (1H, m), 7.43 (2H, m), 7.81 (1H, m), 8.01 (1H, m), 8.21 (1H, m),8.86 (1H, s), 9.87 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 380
実施例1−96
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.73 (2H, m), 4.18 (2H, s), 4.59 (2H, m), 4.98
(1H, br), 7.26 (1H, s),7.29 (1H, m), 7.39 (1H, m), 7.53 (1H, m), 7.99 (1H, s), 8.24 (1H, m), 8.85 (1H,s), 15.25 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 401
実施例1−97
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.28 (3H, s), 3.75 (2H, m), 4.25 (2H, s), 4.61
(2H, m), 5.04 (1H, br),7.13 (1H, s), 7.29-7.36 (2H, m), 7.81 (1H, m), 8.03 (1H,
m), 8.13 (1H, s), 8.86(1H, s), 15.24 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 371
実施例1−98
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.59 (6H, s), 3.75 (2H, m), 4.33 (2H, s), 4.61
(2H, m), 5.00 (1H, m),7.59-7.64 (3H, m), 7.73 (1H, m), 7.87 (1H, m), 8.03 (1H, m), 8.27 (1H, s), 8.86(1H, s), 15.27 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 430
実施例1−99
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.75 (2H, m), 4.26 (2H, s), 4.61 (2H, m), 5.00
(1H, br), 7.21 (1H, m),7.38-7.51 (2H, m), 7.83 (1H, m), 8.03 (1H, m), 8.22 (1H, s), 8.87 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 375
実施例1−100
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.76 (2H, m), 4.26 (2H, s), 4.61 (2H, m), 4.99 (1H, m), 7.25 (1H,m), 7.61 (1H, m), 7.81 (1H, m), 8.04 (1H, m), 8.16 (1H, m), 8.87 (1H, s), 15.16(1H, s)
MS (ESI) : M+ 393
実施例1−101
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.79(2H, m), 4.01(3H, s), 4.19(2H, s), 4.64-4.65(2H, m), 5.02(1H, t,J=5.5Hz), 7.25(1H, d, J=1.6Hz), 7.31-7.35(2H, m), 7.56-7.58(1H, m), 7.82(1H,s), 8.78(1H, s), 15.38(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 422
実施例1−102
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.19 (2H, m), 1.30 (2H, m), 3.83 (1H, m), 4.37
(2H, s), 7.38 (1H, m), 7.46(1H, m), 7.57 (1H, m), 7.89 (1H, m), 8.12 (1H, m), 8.24 (1H, m), 8.73 (1H, s),15.05 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 387
実施例2−1
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.37 (2H, s), 6.88 (2H, brs), 7.35-7.47 (2H, m), 7.58 (1H, m), 7.87 (1H,dd, J= 2.1, 8.9 Hz), 8.08 (1H, d, J= 2.1 Hz), 8.16 (1H, d, J= 8.9 Hz), 8.86(1H, s), 15.24 (1H, brs)
MS (ESI) : M+ 362
実施例2−2
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.75 (3H, brs), 4.36 (2H, s), 7.35 (1H, m), 7.42 (1H, m), 7.54 (1H, m),7.72 (1H, m), 7.85 (1H, m), 8.10 (1H, s), 9.03 (1H, s),
11.61 (1H, brs)
MS (ESI) : M+ 420
実施例2−3
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.16(3H, s), 4.36(2H, s), 7.35-7.45(2H, m), 7.58(1H, dd, J=1.8, 7.8Hz),7.76-7.85(2H, m), 8.10(1H, s), 8.96(1H, s), 12.02(1H, brs), 14.77(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 405
実施例2−4
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.32 (3H, s), 4.37 (2H, s), 7.38 (1H, m), 7.46
(1H, m), 7.58 (1H,m), 7.86 (1H, m), 8.06-8.10 (2H, m), 8.82 (1H, s), 14.60 (1H, br)
MS (ESI) : M+ 440
実施例2−5
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.46 (3H, s), 3.53 (3H, s), 4.37 (2H, s), 7.38
(1H, dd, J= 7.8, 7.8 Hz),7.47 (1H, dd, J= 2.1, 7.8 Hz), 7.58 (1H, dd, J= 2.1, 7.8 Hz), 7.88 (1H, dd, J=1.8, 8.7 Hz), 7.97 (1H, d, J= 8.7 Hz), 8.12 (1H, d, J= 1.8 Hz), 9.11 (1H,s), 15.54 (1H, brs)
MS (ESI) : M+ 454
実施例2−6
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.96 (6H, s), 4.36 (2H, s), 7.38 (1H, dd, J= 7.8, 7.8 Hz), 7.46 (1H, dd,J= 2.0, 7.8 Hz), 7.57 (1H, dd, J= 2.0, 7.8 Hz), 7.86 (1H, dd, J= 2.2, 8.8 Hz),8.12 (1H, d, J= 2.2 Hz), 8.25 (1H, d, J= 8.8 Hz), 9.25 (1H, s), 15.14 (1H, brs)
MS (ESI) : M+ 390
実施例2−7
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.84 (3H, d), 4.35 (2H, s), 7.19 (1H, q), 7.38
(1H, m), 7.45 (1H, m),7.55 (1H, m), 7.85 (1H, m), 8.09-8.11 (2H, m), 8.99 (1H, m)
MS (ESI) : M+ 376
実施例2−8
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.09 (3H, t, J= 7.1 Hz), 3.13 (2H, dq, J= 6.1,
7.1 Hz), 4.36 (2H, s), 7.19(1H, t, J= 6.1 Hz), 7.38 (1H, dd, J= 7.7, 7.7 Hz), 7.46 (1H, dd, J= 1.7,7.7 Hz), 7.58 (1H, dd, J= 1.7, 7.8 Hz), 7.85 (1H, dd, J= 2.1, 8.8 Hz), 8.10 (1H, d, J= 2.1 Hz), 8.15 (1H, d, J= 8.8 Hz), 8.99 (1H, s), 15.14 (1H, brs)
MS (ESI) : M+ 390
実施例3−1
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.75 (2H, m), 3.79 (3H, s), 4.28 (2H, s), 4.57 (2H, m), 5.02 (1H,m), 7.17 (1H, m), 7.32 (1H, m), 7.57 (2H, m), 7.76 (1H, m), 8.83 (1H, m), 15.75(1H, s)
MS (ESI) : M+ 421
実施例3−2
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.24 (3H, s), 3.77 (2H, dd, J= 5.2, 5.6Hz), 4.27 (2H, s), 4.61 (2H,t, J= 5.2Hz), 5.05 (1H, t, J= 5.6Hz), 7.23 (2H, m), 7.34 (1H, m), 7.76 (1H, m),8.03 (1H, m), 8.08 (1H, m), 8.86 (1H, s), 15.23 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 371
実施例3−3
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.73 (5H, s), 4.21 (2H, s), 4.61 (2H, t, J= 4.8Hz), 5.01 (1H, t, J=5.2Hz), 5.02 (1H, m), 7.12 (1H, m), 7.25 (1H, m), 7.37 (1H, m), 7.81 (1H, m),8.01 (1H, m), 8.19 (1H, m), 8.86 (1H, s), 15.26 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 387
実施例3−4
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.80 (2H, m), 4.01 (3H, s), 4.12 (2H, s), 4.65 (2H, m), 5.02 (1H,m), 7.17-7.50 (4H, m), 8.03 (1H, s), 8.81 (1H, s), 15.45 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 405
実施例3−5
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.74 (2H, t), 4.17 (2H, s), 4.56 (2H, t), 5.02 (1H, br), 7.20(1H,m), 7.31 (1H, m), 7.38 (1H, m), 7.52-7.56 (2H, m), 8.86 (1H,
s), 13.63 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 407
実施例3−6
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.78 (2H, t), 4.18 (2H, s), 4.44-4.49 (2H, m),
5.08 (1H, t), 7.20-7.25(2H, m), 7.34-7.40 (1H, m), 7.56 (1H, d), 7.82 (1H, s),
8.77 (1H, s),11.10-11.30 (1H, br), 15.49 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 408
実施例3−7
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.68 (3H, d, J=4.4Hz), 3.74 (2H, t, J=4.8Hz), 4.04 (2H, s), 4.60 (2H, t,J=4.8Hz), 5.01 (1H, t), 5.27 (1H, q, J=5.2Hz), 6.51-6.56 (2H, m), 6.95 (1H, d),7.07-7.09 (1H, m), 7.78 (1H, d, J=9.2Hz), 7.98 (1H, d,
J=8.8Hz), 8.21(1H, s), 8.84 (1H, s), 15.33 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 353
実施例3−8
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.62 (6H, s), 3.74 (2H, t), 4.24 (2H, s), 4.60
(2H, t, J=4.8Hz), 5.01 (1H,t), 6.97-7.05 (2H, m), 7.21 (2H, m), 7.77 (1H, d, J=11.2Hz), 7.97 (1H, d), 8.16(1H, s), 8.85 (1H, s), 15.29 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 367
実施例3−9
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 4.35 (2H, s), 7.11 (1H, d, J=8.8Hz), 7.37-7.40
(1H, m), 7.44 (1H, d), 7.56(1H, d), 7.69-7.74 (6H, m), 8.19 (1H, s), 8.68 (1H, s), 14.99 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 424
実施例3−10
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.84-3.95 (4H, m), 4.36 (2H, s), 5.11-5.19 (3H, m), 7.38 (1H, m), 7.45(1H, d), 7.57 (1H, d), 7.82 (1H, d, J=9.2Hz), 8.15 (1H, d, J=8.8Hz), 8.90 (1H,s), 15.21 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 422
実施例3−11
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.76 (2H, t), 4.05 (2H, s), 4.59 (2H, t), 5.00
(1H, t), 6.61 (1H, d), 6.64(1H, s), 6.70 (1H, d, J=8.0Hz), 7.09-7.11 (1H, m), 7.81 (1H, d, J=8.8Hz), 8.00(1H, d, J=8.8Hz), 8.21 (1H, s), 8.86 (1H, s), 9.30 (1H, s), 15.30 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 340
実施例3−12
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.80-1.90 (2H, m), 2.45-2.50 (2H, m), 2.60-2.70 (2H, m), 4.36 (2H, s),5.11-5.16 (1H, m), 7.38-7.40 (1H, m), 7.45 (1H, d), 7.57
(1H, d), 7.81 (1H, d,J=8.8Hz), 7.93 (1H, d), 8.14 (1H, s), 8.68 (1H, s), 15.16 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 402
実施例3−13
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.70-1.90 (4H, m), 1.91-2.00 (2H, m), 2.20-2.30 (2H, m), 4.37 (2H, s),5.20-5.30 (1H, m), 7.38-7.40 (1H, m), 7.45 (1H, d), 7.57
(1H, d), 7.86 (1H, d),8.16 (1H, d), 8.19 (1H, s), 8.75 (1H, s), 15.16 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 416
実施例3−14
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.70-3.80 (2H, m), 3.96 (3H, s), 4.32 (2H, s),
4.81 (2H, t), 4.90 (1H, t),7.35-7.43 (2H, m), 7.54-7.59 (2H, m), 7.69 (1H, s), 8.69 (1H, s), 15.16 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 422
実施例3−15
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.88 (3H, s), 2.95 (3H, s), 3.70-3.80 (2H, m),
4.21 (2H, s), 4.61 (2H, t),4.99 (1H, t), 7.20-7.23 (1H, m), 7.33 (1H, s), 7.37-7.38 (2H, dx2), 7.86 (1H,d), 8.02 (1H, d, J=8.8Hz), 8.26 (1H, s), 8.86 (1H, s), 15.30 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 395
実施例3−16
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.71 (6H, s), 3.70-3.76 (2H, m), 4.58 (2H, s),
4.60 (2H, t, J=5.2Hz), 5.02(1H, t), 7.42 (1H, d), 7.51 (1H, m), 7.64 (1H, m), 7.80 (1H, d), 7.84 (1H, d),8.01 (1H, d, J=8.8Hz), 8.11 (1H, s), 8.86 (1H, s), 15.25 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 431
実施例3−17
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.73-3.75 (2H, m), 4.24 (2H, s), 4.61 (2H, t),
5.00 (1H, t, J=5.6Hz), 7.31(1H, m), 7.48-7.51 (1H, m), 7.84 (1H, d), 8.02 (1H, d), 8.21 (1H, s), 8.87 (1H,s), 15.22 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 394
実施例3−18
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.70-3.80 (2H, m), 4.56 (2H, s), 4.60 (2H, t),
5.00 (1H, t), 7.38-7.43(2H, m), 7.52-7.54 (1H, m), 7.78 (1H, d), 7.87 (1H, d, J=7.8Hz), 7.98 (1H, d,J=8.9Hz), 8.11 (1H, s), 8.84 (1H, s), 12.60-13.00 (1H, br),
15.29 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 368
実施例3−19
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.74-3.77 (2H, m), 4.58 (2H, s), 4.61 (2H, t),
5.02 (1H, t, J=5.6Hz), 7.29(1H, d), 7.46 (1H, m), 7.56 (1H, m), 7.70 (1H, m), 7.81 (1H, d), 7.87 (1H, d), 8.01(1H, s), 8.18 (1H, s), 8.86 (1H, s), 15.27 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 417
実施例3−20
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.37 (3H, t, J=6.9Hz), 3.70-3.80 (2H, m), 4.22
(2H, s), 4.28 (2H, q,J=6.9Hz), 4.65 (2H, t), 5.00 (1H, t), 7.30-7.34 (3H, m), 7.60 (1H, d), 7.92(1H, s), 8.80 (1H, s), 15.44 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 436
実施例3−21
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.76 (2H, m), 4.40 (2H, s), 4.63 (2H, t, J=5.1Hz), 5.02 (1H, t, J=5.6Hz),7.20 (1H, d, J=6.3Hz), 7.35-7.39 (1H, m), 7.62 (1H, d, J=6.3Hz), 8.00 (1H, s),8.32 (1H, s), 8.89 (1H, s), 15.87 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 426
実施例3−22
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.80 (2H, t, J=5.3Hz), 4.48 (2H, s), 4.75 (2H,
t, J=4.6Hz), 5.06 (1H, t,J=5.6Hz), 7.24 (1H, d, J=6.3Hz), 7.39-7.42 (1H, m), 7.65 (1H, d, J=6.7Hz), 7.95(1H, s), 8.40 (1H, s), 9.00 (1H, s), 14.62 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 460
実施例3−23
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.53 (3H, d, J=6.4Hz), 3.76-3.83 (2H, m), 4.26
(2H, s), 5.19-5.23 (2H, m),7.20-7.22 (1H, m), 7.41-7.49 (2H, m), 7.86 (1H, d), 8.17 (1H, d, J=8.8Hz), 8.24(1H, s), 8.88 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 390
実施例3−24
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.53 (3H, d, J=6.8Hz), 3.76-3.82 (2H, m), 4.26
(2H, s), 5.19-5.23 (2H, m),7.22-7.24 (1H, m), 7.41-7.49 (2H, m), 7.86 (1H, d), 8.17 (1H, d, J=9.2Hz), 8.24(1H, s), 8.88 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 390
実施例3−25
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.40-3.50 (2H, m), 4.34 (2H, s), 4.57 (2H, t),
4.89 (1H, t), 7.24-7.27(1H, m), 7.45-7.51 (2H, m), 8.35 (1H, s), 8.45 (1H, s), 9.00 (1H, s),14.30-14.40 (1H, br)
MS (ESI) : M+ 444
実施例3−26
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.84-3.96 (4H, m), 4.26 (2H, s), 5.13-5.18 (3H, m), 7.19-7.21 (1H, m),7.40-7.48 (2H, m), 7.84 (1H, d, J=9.2Hz), 8.15 (1H, d, J=8.8Hz), 8.23 (1H, s),8.90 (1H, s), 15.24 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 406
実施例3−27
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.77 (2H, t, J=5.2Hz), 4.53 (2H, s), 4.68 (2H,
t, J=4.8Hz), 5.01 (1H, t,J=5.6Hz), 7.32 (1H, d, J=6.0Hz), 7.39-7.43 (1H, m), 7.64 (1H, d, J=6.4Hz), 8.07(1H, s), 8.79 (1H, s), 8.96 (1H, s), 14.61 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 417
実施例3−28
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.97 (3H, t, J=7.2Hz), 2.58 (3H, s), 2.84 (2H,
q, J=7.2Hz), 3.77 (2H, t),4.21 (2H, s), 4.60 (2H, t), 5.00 (1H, t), 7.00-7.02 (1H, m), 7.12 (1H, d),7.20-7.24 (2H, m), 7.78 (1H, d, J=8.8Hz), 7.98 (1H, d, J=8.8Hz), 8.17 (1H, s),8.84 (1H, s), 15.31 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 381
実施例3−29
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.78 (3H, t, J=7.2Hz), 1.42 (2H, m), 2.56 (3H,
s), 2.76 (2H, t, J=6.8Hz),3.74 (2H, t), 4.23 (2H, s), 4.60 (2H, t, J=4.8Hz), 5.
02 (1H, t, J=5.6Hz),7.00-7.03 (1H, m), 7.09 (1H, d), 7.20-7.21 (2H, m), 7.77 (1H, d, J=9.2Hz), 7.99(1H, d, J=8.8Hz), 8.15 (1H, s), 8.85 (1H, s), 15.30 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 395
実施例3−30
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.52 (3H, s), 3.77 (2H, t, J=4.8Hz), 4.01 (2H,
s), 4.30 (2H, s), 4.61 (2H,t), 4.90-5.10 (1H, br), 7.03-7.09 (2H, m), 7.20-7.26
(7H, m), 7.76 (1H, d),7.98 (1H, d), 8.17 (1H, s), 8.85 (1H, s), 15.30 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 443
実施例3−31
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.94 (3H, s), 3.09 (3H, s), 3.75 (2H, m), 4.13-4.18 (1H, m), 4.44-4.48(1H, m), 4.61 (2H, t), 5.02 (1H, t, J=5.6Hz), 7.33-7.37 (3H, m), 7.52 (1H, d,J=9.2Hz), 7.81 (1H, d), 8.01 (1H, d, J=8.8Hz), 8.15 (1H, s), 8.86 (1H, s),15.27 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 431
実施例3−32
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.01 (6H, d), 2.52 (3H, s), 3.12-3.19 (1H, m),
3.73-3.75 (2H, m), 4.20(2H, s), 4.60 (2H, t), 5.02 (1H, t), 7.00-7.02 (1H, m), 7.11 (1H, d), 7.19-7.22(2H, m), 7.77 (1H, d, J=8.8Hz), 7.98 (1H, d, J=9.2Hz), 8.18 (1H, s), 8.84 (1H,s), 15.31 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 395
実施例3−33
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.86 (9H, s), 4.26 (2H, s), 7.22-7.24 (1H, m),
7.42-7.49 (2H, m), 7.79(1H, d, J=9.2Hz), 8.28 (1H, s), 8.39 (1H, d, J=8.8Hz), 8.98 (1H, s), 15.16 (1H,s)
MS (ESI) : M+ 388
実施例3−34
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.71 (2H, m), 3.96 (3H, s), 4.21 (2H, s), 4.81
(2H, t), 4.89 (1H, t),7.19-7.24 (1H, m), 7.40-7.52 (3H, m), 7.77 (1H, s), 8.68 (1H, s), 15.17 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 406
実施例3−35
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.75 (2H, m), 4.09 (2H, s), 4.83 (2H, t), 5.33
(1H, t), 5.81 (2H, s), 7.15(1H, s), 7.15-7.24 (1H, m), 7.36 (1H, m), 7.48 (1H, m), 7.57 (1H, s), 8.77 (1H,s), 15.37 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 391
実施例3−36
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.79 (2H, t), 4.60 (2H, s), 4.68 (2H, t), 5.05
(1H, t), 7.11 (1H, d, J=6.0Hz),7.30-7.34 (1H, m), 7.57 (1H, d, J=6.8Hz), 8.02 (1H, s), 8.38 (1H, s), 8.95 (1H,s), 13.60-14.00 (1H, br), 14.88 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 436
実施例3−37
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.70-3.72 (2H, m), 4.98 (3H, s), 4.23 (2H, s),
4.81 (2H, t), 4.89 (1H, t),7.20-7.26 (1H, m), 7.50 (1H, s), 7.62-7.67 (2H, m), 8.68 (1H, s), 15.10 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 424
実施例3−38
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.67 (6H, s), 3.39 (2H, m), 4.21 (2H, s), 4.72
(1H, t), 4.97 (2H, t),7.20-7.22 (1H, m), 7.40-7.50 (2H, m), 7.65 (1H, s), 7.84 (1H, s), 15.10 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 419
実施例3−39
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.10 (3H, s), 4.50-4.60 (2H, m), 4.23 (2H, s),
4.65 (2H, t), 5.00 (1H, t),7.20-7.30 (1H, m), 7.40-7.50 (2H, m), 7.65 (1H, s), 8.20 (1H, s), 8.83 (1H, s),10.20 (1H, s), 15.00 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 433
実施例3−40
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.74-3.75 (2H, m), 4.55 (2H, s), 4.65 (2H, t),
5.00 (1H, t), 7.17 (1H, d,J=6.3Hz), 7.34-7.39 (1H, m), 7.62 (1H, d, J=6.6Hz), 7.73 (1H, d, J=9.3Hz), 8.34(1H, d, J=9.3Hz), 8.97 (1H, s), 14.62 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 417
実施例3−41
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.45 (3H, s), 2.97 (3H, s), 3.74-3.76 (2H, m),
4.12 (2H, s), 4.61 (2H, m),5.03 (1H, t, J=5.6Hz), 7.24-7.30 (1H, m), 7.30-7.39 (3H, m), 7.76 (1H, d), 8.01(1H, d, J=8.8Hz), 8.13 (1H, s), 8.87 (1H, s), 15.23 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 395
実施例3−42
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.88 (6H, t, J=7.2Hz), 2.91 (4H, q, J=6.8Hz), 3.75 (2H, m), 4.23 (2H, s),4.60 (2H, t), 5.02 (1H, t, J=5.6Hz), 7.00-7.06 (1H, m), 7.14-7.25 (3H, m), 7.77(1H, d), 7.98 (1H, d, J=8.8Hz), 8.16 (1H, s), 8.84 (1H, s), 15.32 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 395
実施例3−43
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.78 (6H, s), 3.99 (2H, s), 4.25 (2H, s), 4.23
(2H, s), 5.52 (1H, br),7.20-7.22 (1H, m), 7.42-7.49 (2H, m), 7.76 (1H, d, J=9.2Hz), 8.27 (1H, s), 8.34(1H, d, J=9.2Hz), 9.05 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 404
実施例3−44
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.36 (3H, t, J=6.9Hz), 3.70-3.80 (2H, m), 4.12
(2H, s), 4.24 (2H, q,J=7.0Hz), 4.62 (2H, t), 5.00 (1H, t), 7.16-7.27 (3H, m), 7.40-7.50 (1H, m),8.12 (1H, s), 8.80 (1H, s), 15.50 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 420
実施例3−45
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.70-3.80 (2H, m), 3.84 (3H, s), 3.85 (3H,s), 4.19 (2H, s), 4.75 (2H, t),4.92 (1H, t, J=5.6Hz), 7.21-7.28 (2H, m), 7.45-7.50 (1H, m), 7.95 (1H, s), 8.75(1H, s), 15.09 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 436
実施例3−46
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.62 (3H, s), 3.74 (2H, m), 4.02 (2H, s), 4.61
(2H, t), 5.01 (1H, t),5.50-5.60 (1H, m), 6.30-6.43 (3H, m), 6.95-7.01 (1H, m), 7.82 (1H, d), 7.99(1H, d, J=8.8Hz), 8.21 (1H, s), 8.85 (1H, s), 15.33 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 353
実施例3−47
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.42 (3H, t, J=6.8Hz), 3.70-3.80 (2H, m), 4.20-4.23 (4H, m), 4.84-5.00(3H, m), 7.20-7.30 (1H, m), 7.40-7.49 (3H, m), 7.77 (1H,
s), 8.67 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 420
実施例3−48
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.78 (3H, s), 3.60-3.70 (2H, m), 4.16 (2H, s),
4.75-4.79 (2H, m), 5.38(1H, t), 6.20-6.27 (1H, m), 7.07 (1H, s), 7.20-7.23 (1H,
m), 7.39-7.49 (3H, m),8.80 (1H, s), 15.32 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 405
実施例3−49
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.94 (3H, t, J=7.2Hz), 1.72-1.78 (2H, m), 3.77
(2H, m), 4.13-4.14 (4H, m),4.62 (2H, t), 5.00 (1H, br), 7.12-7.18 (2H, m), 7.26
(1H, s), 7.44-7.46 (1H,m), 8.13 (1H, s), 8.79 (1H, s), 15.49 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 434
実施例3−50
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.00 (3H, s), 3.08 (3H, s), 3.75-3.77 (2H, m),
4.16 (2H, s), 4.57 (2H, t),5.00 (1H, t, J=5.6Hz), 7.09-7.18 (2H, m), 7.24 (1H, s), 7.40-7.41 (1H, m), 7.85(1H, s), 8.01 (1H, s), 8.72 (1H, s), 15.67 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 446
実施例3−51
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.72 (3H, s), 3.72-3.80 (2H, m), 3.95 (3H, s),
4.06 (2H, s), 4.40-4.50(2H, m), 5.00 (1H, t), 7.12 (1H, s), 7.15-7.19 (2H, m), 7.40-7.45 (1H, m), 7.88(1H, s), 8.51 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 420
実施例3−52
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.77 (2H, m), 4.17 (2H, s), 4.72 (2H, t, J=4.8Hz), 4.97 (1H, t, J=5.6Hz),7.08 (2H, d, J=7.6Hz), 7.09-7.25 (2H, m), 7.31-7.36 (2H, m), 7.43-7.49 (3H, m),8.04 (1H, s), 7.76 (1H, s), 15.02 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 468
実施例3−53
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.24 (6H, d, J=7.2Hz), 3.75 (2H, t), 4.08 (2H,
s), 4.61 (2H, t), 4.99-5.04(2H, m), 7.11-7.20 (2H, m), 7.28 (1H, s), 7.43-7.45 (1H, m), 8.17 (1H, s), 8.79(1H, s), 15.52 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 434
実施例3−54
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.99 (3H, t, J=7.3Hz), 1.60-1.70 (2H, m), 3.00-3.10 (2H, m), 3.70-3.80(2H, m), 4.15 (2H, s), 4.82 (2H, t), 5.50 (1H, t), 6.20 (1H, t), 7.08 (1H, s),7.10-7.20 (1H, m), 7.40-7.51 (3H, m), 8.78 (1H, s), 15.30-15.40 (1H, br)
MS (ESI) : M+ 433
実施例3−55
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.24 (3H, t, J=6.9Hz), 3.08 (2H, m), 3.71-3.80
(2H, m), 4.15 (2H, s), 4.83(2H, t), 5.43 (1H, t), 6.21 (1H, t), 7.10 (1H, s), 7.17-7.23 (1H, m), 7.36-7.52(3H, m), 8.78 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 419
実施例3−56
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.53 (3H, d, J=6.8Hz), 3.72 (2H, m), 3.99 (3H,
s), 4.21 (2H, s), 5.12 (1H,t), 5.70-5.90 (1H, m), 7.20-7.21 (1H, m), 7.40-7.55 (3H, m), 7.76 (1H, s), 8.85(1H, s), 15.00-15.20 (1H, br)
MS (ESI) : M+ 420
実施例3−57
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.52 (3H, d, J=6.8Hz), 3.71 (2H, t), 4.00 (3H,
s), 4.23 (2H, s), 5.10 (1H,t), 5.80-5.90 (1H, m), 7.20-7.30 (1H, m), 7.51 (1H, s), 7.60-7.67 (2H, m), 8.85(1H, s), 14.90-15.10 (1H, br)
MS (ESI) : M+ 438
実施例3−58
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.03 (3H, d, J=8.4Hz), 1.78-1.87 (2H, m), 3.73
-3.75 (2H, m), 4.12(2H, t), 4.20 (2H, s), 4.85 (2H, t), 4.92 (1H, t), 7.20 (1H,
m), 7.39-7.51 (3H,m), 7.76 (1H, s), 8.68 (1H, s), 15.17 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 434
実施例3−59
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.35 (6H, s), 3.72-3.75 (2H, m), 4.20 (2H, s),
4.83-4.91 (4H, m), 7.20(1H, m), 7.39-7.49 (3H, m), 7.74 (1H, s), 8.66 (1H, s), 15.18 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 434
実施例3−60
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.86 (3H, t, J=7.3Hz), 1.80-2.10 (2H, m), 3.70-3.90 (2H, m), 4.26 (2H, s),5.00-5.10 (1H, m), 5.17 (1H, t, J=5.4Hz), 7.19-7.24 (1H, m), 7.39-7.51 (2H, m),7.84 (1H, d, J=8.8Hz), 8.20 (1H, d, J=8.8Hz), 8.23 (1H, s), 8.86 (1H, s), 15.24(1H, s)
MS (ESI) : M+ 404
実施例3−61
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.36 (3H, t, J=6.9Hz), 1.52 (3H, d, J=6.6Hz), 3.78-3.80 (2H,m), 4.12 (2H,s), 4.26 (2H, q, J=7.0Hz), 5.21-5.30 (2H, m), 7.16-7.24 (2H, m), 7.40-7.46 (2H,m), 8.14 (1H, s), 8.81 (1H, s), 15.40-15.60 (1H, br)
MS (ESI) : M+ 434
実施例3−62
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.88 (6H, s), 3.70-3.80 (2H, m), 4.22 (2H, s),
4.60-4.70 (2H, m), 5.05(1H, t), 7.20-7.31 (3H, m), 7.50-7.60 (1H, m), 7.80 (1H,
s), 8.78 (1H, s),15.30-15.40 (1H, br)
MS (ESI) : M+ 419
実施例3−63
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.90-1.29 (5H, m), 1.62-1.80 (6H, m), 3.75-3.78 (2H, m), 3.96 (2H, d,J=10.8Hz), 4.13 (2H, s), 4.60-4.62 (2H, m), 5.02 (1H, t),
7.06-7.24 (2H, m),7.14 (1H, s), 7.42-7.44 (1H, m), 8.16 (1H, s), 8.79 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 488
実施例3−64
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.85-0.89 (6H, m), 2.96-3.00 (2H, m), 3.10-3.20 (2H, m), 3.33-3.40 (2H,m), 4.22 (2H, s), 4.74 (1H, t), 5.09-5.10 (2H, m), 7.20
(1H, m), 7.38-7.47 (2H,m), 7.59 (1H, s), 7.89 (1H, s), 8.72 (1H, s), 15.08 (1H,
s)
MS (ESI) : M+ 447
実施例3−65
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.91 (3H, d, J=4.7Hz), 3.75-3.81 (2H, m), 4.01
(2H, s), 4.50-4.55 (2H, m),5.04(1H, t, J=5.5Hz), 6.59 (1H, s), 6.60-6.68 (1H, m), 7.15-7.24 (2H, m),7.51-7.55 (1H, m), 7.63 (1H, s), 8.65 (1H, s), 15.90 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 405
実施例3−66
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.91-2.00 (4H, m), 3.40-3.50 (4H, m), 3.70-3.81 (2H, m), 4.30 (2H, s),4.50-4.55 (2H, m), 5.05(1H, t), 6.87 (1H, s), 7.10-7.12 (1H, m), 7.18-7.21 (1H,m), 7.49-7.52 (1H, m), 7.72 (1H, s), 8.69 (1H, s), 15.65 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 445
実施例3−67
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.44 (3H, t), 1.55 (3H, d), 3.70-3.77, (2H, m), 4.19 (2H, s), 4.28 (2H, q,J=8.8Hz), 5.14(1H, t), 5.83-5.90 (1H, m), 7.20 (1H,
m), 7.39-7.40 (1H, m),7.48-7.50 (2H, m), 7.75 (1H, s), 8.86 (1H, s), 15.13 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 434
実施例3−68
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.86 (3H, t, J=7.3Hz), 1.37 (3H, t, J=6.9Hz), 1.80-2.00 (2H, m),3.70-3.90 (2H, m), 4.12 (2H, s), 4.20-4.28 (2H, m), 5.00-5.17 (2H, m), 7.14-7.30(2H, m), 7.42-7.49 (2H, m), 8.14 (1H, s), 8.78 (1H, s),15.50 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 448
実施例3−69
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.09-1.27 (5H, m), 1.68-1.82 (6H, m), 3.71-3.73 (2H, m), 3.99 (2H, d,J=5.6Hz), 4.20 (2H, s), 4.80-4.85 (2H, m), 4.92 (1H, t, J=5.6Hz), 7.20 (1H, m),7.38-7.40 (1H, m), 7.40-7.53 (2H, m), 7.75 (1H, s), 8.68 (1H, s),15.16 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 488
実施例3−70
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.70 (3H, d, J=6.4Hz), 1.12 (3H, d, J=6.4Hz), 2.30-2.40 (1H, m), 3.75-3.78(1H, m), 3.95-4.00 (1H, m), 4.25 (2H, s), 4.80-4.85 (1H, m), 5.18(1H, t),7.20-7.21 (1H, m), 7.41-7.48 (2H, m), 7.84 (1H, d), 8.21 (1H, s), 8.25 (1H, d,J=9.2Hz), 8.92 (1H, s), 15.21 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 418
実施例3−71
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.85 (3H, d), 0.90 (3H, d), 1.40-1.50 (1H, m),
1.80-1.91 (2H, m),3.71-3.80 (2H, m), 4.25 (2H, s), 5.15-5.20 (2H, m), 7.20-7.21
(1H, m),7.41-7.48 (2H, m), 7.84 (1H, d, J=8.8Hz), 8.22 (1H, s), 8.24 (1H, d, J=8.8Hz),8.83 (1H, s), 15.20 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 432
実施例3−72
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.86 (3H, t, J=7.3Hz), 1.23 (6H, m), 1.80-2.00
(2H, m), 3.70-3.90 (2H, m),4.09 (2H, s), 5.00-5.18 (3H, m), 7.12-7.21 (2H, m), 7.44-7.47 (2H, m), 8.20(1H, s), 8.79 (1H, s), 15.54 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 462
実施例3−73
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.87 (3H, t, J=7.3Hz), 1.80-2.10 (2H, m), 3.70-3.90 (2H, m), 4.02 (3H, s),4.11 (2H, s), 5.00-5.19 (2H, m), 7.16-7.24 (2H, m), 7.44-7.48 (2H, m), 8.04(1H, s), 8.78 (1H, s), 15.44 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 434
実施例3−74
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.23 (6H, dx2), 1.51 (3H, d, J=6.6Hz), 3.77 (2H, t), 4.09 (2H, s),4.90-5.10 (1H, m), 5.19-5.30 (2H, m), 7.12-7.21 (2H, m), 7.41-7.47 (2H, m),8.20 (1H, s), 8.81 (1H, s), 15.55 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 448
実施例3−75
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.00 (9H, s), 4.07-4.12 (2H, m), 4.30 (2H, s),
5.12-5.14 (2H, m),7.20-7.25 (1H, m), 7.40-7.45 (1H, m), 7.51-7.53 (1H, m), 7.87
(1H, d), 8.25(1H, s), 8.41 (1H, d, J=9.2Hz), 8.85 (1H, s), 15.20-15.21 (1H, br)
MS (ESI) : M+ 432
実施例3−76
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.70-3.81 (4H, m), 4.15 (2H, s), 4.24 (2H, t,
J=5.0Hz), 4.60-4.62 (2H, m),5.00-5.02 (2H, m), 7.15-7.20 (1H, m), 7.32-7.34 (2H,
m), 7.44-7.49 (1H, m),8.06 (1H, s), 8.79 (1H, s), 15.48 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 436
実施例3−77
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.90-1.92 (2H, m), 3.53-3.54 (2H, m), 3.70-3.80 (2H, m), 4.12 (2H, s),4.20-4.30 (2H, m), 4.60-4.70 (3H, m), 5.02 (1H, t), 7.16-7.22 (2H, m), 7.30(1H, s), 7.40-7.50 (1H, m), 8.11 (1H, s), 8.80 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 450
実施例3−78
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.10-3.20 (2H, m), 3.60-3.80 (4H, m), 4.15 (2H, s), 4.78-4.85 (3H,m), 5.30-5.40 (1H, m), 6.10-6.20 (1H, m), 7.15-7.20 (2H, m),
7.30-7.52(3H, m), 8.77 (1H, s), 15.33 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 435
実施例3−79
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.89 (3H, t, J=7.4Hz), 1.90-2.00 (2H, m), 3.70-3.80 (2H, m), 3.99 (3H,s), 4.22 (2H, s), 5.15 (1H, t, J=5.4Hz), 5.70-5.80 (1H, m), 7.19-7.24(1H, m), 7.38-7.52 (2H, m), 7.55 (1H, s), 7.77 (1H, s), 8.86 (1H, s), 15.12(1H, s)
MS (ESI) : M+ 434
実施例3−80
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.59 (3H, d, J=7.2Hz), 2.61 (3H, s), 2.80 (3H,
s), 4.20 (2H, s), 4.96 (1H,t, J=5.6Hz), 6.50-6.60 (1H, m), 7.19-7.23 (1H, m), 7.40-7.49 (2H, m), 7.60 (1H,s), 7.80 (1H, s), 8.81 (1H, s), 15.06 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 433
実施例3−81
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 4.10-4.40 (4H, m), 5.50-5.60 (1H, m), 6.20-6.30 (1H, m), 7.19-7.22(1H, m), 7.30-7.40 (6H, m), 7.40-7.50 (1H, m), 7.77 (1H, d), 8.00 (1H, d), 8.21(1H, s), 9.03 (1H, s), 15.11 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 452
実施例3−82
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.86 (3H, t), 1.18-1.34 (2H, m), 1.87-1.98 (2H, m), 3.73-3.84 (2H, m),4.25 (2H, s), 5.13-5.17 (2H, m), 7.21 (1H, m), 7.41-7.48
(2H, m), 7.83 (1H, d,J=8.0Hz), 8.19 (1H, d), 8.22 (1H, s), 8.85 (1H, s), 15.22 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 418
実施例3−83
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.72 (3H, t, J=7.3Hz), 0.90-1.20 (5H, m), 2.10-2.30 (1H, m), 3.70-3.80(1H, m), 3.90-4.10 (1H, m), 4.26 (2H, s), 4.90-5.00 (1H,
m), 5.10-5.20 (1H, m),7.20-7.25 (1H, m), 7.40-7.52 (2H, m), 7.84 (1H, d, J=7.8Hz), 8.23 (1H, s),8.26(1H, d), 8.92 (1H, s), 15.22 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 432
実施例3−84
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.54 (3H, d, J=6.6Hz), 3.81-3.82 (2H, m), 4.02
(3H, s), 4.12 (2H, s), 5.22(1H, t, J=5.4Hz), 5.23-5.40 (1H, m), 7.15-7.26 (2H, m), 7.44-7.50 (2H, m), 8.05(1H, s), 8.82 (1H, s), 15.46 (1H, s)
MS (ESI) : M- 418
実施例3−85
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.25-3.38 (2H, m), 3.82-3.89 (2H, m), 4.21 (2H, s), 5.27 (1H, t),5.40-5.50 (1H, m), 7.10-7.21 (6H, m), 7.30-7.40 (1H, m), 7.40-7.50 (1H, m),7.77 (1H, d), 8.14 (1H, d), 8.14 (1H, s), 8.96 (1H, s), 15.15 (1H,
s)
MS (ESI) : M+ 466
実施例3−86
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.70-3.80 (2H, m), 4.42 (2H, s), 4.69 (2H, t),
4.95 (1H, t), 7.37-7.42(1H, m), 7.51 (1H, d, J=6.2Hz), 7.59 (1H, d, J=7.9Hz), 8.48 (1H, s), 8.99 (1H,s), 9.04 (1H, s), 14.68 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 393
実施例4−1
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.26 (3H, s), 3.74 (2H, m), 4.42 (2H, s), 4.61
(2H, m), 5.09 (1H, br),7.78 (1H, m), 7.84 (2H, m), 8.04-8.07 (2H, m), 8.18 (1H, m), 8.86 (1H,s), 15.19 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 435
実施例4−2
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.73 (2H, m), 4.23 (2H, s), 4.59 (2H, m), 4.99
(1H, br), 7.20 (1H, m),7.31-7.34 (2H, m), 7.44 (1H, m), 7.85 (1H, m), 8.01 (1H, s), 8.26 (1H,m), 8.85 (1H, s), 15.27 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 407
実施例4−3
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.15 (3H, t, J= 7.6 Hz), 2.57 (2H, q, J= 7.6 Hz), 3.73 (2H, m), 4.13 (2H,s), 4.59 (2H, m), 4.99 (1H, m), 7.05 (2H, m), 7.13 (1H, m), 7.20 (1H, m), 7.81(1H, m), 7.98 (1H, m), 8.21 (1H, s), 8.84 (1H, s), 15.28 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 351
実施例4−4
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 1.07 (3H, t, J= 7.53 Hz), 2.58 (2H, q, J= 7.53
Hz), 3.76 (2H, m), 4.22(2H, s), 4.61 (2H, m), 5.02 (1H, m), 7.19-7.23 (4H, m), 7.76 (1H, m), 8.01 (1H,m), 8.09 (1H, s), 8.86 (1H, s), 15.26 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 351
実施例4−5
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 2.28(3H, s), 3.75(2H, m), 4.24(2H, s), 4.61(2H, m), 5.04(1H, br), 7.13(1H,d, J=8.1Hz), 7.28-7.36(2H, m), 7.81(1H, d, J=6.7Hz),
8.03(1H, d, J=8.9Hz),8.13(1H, s), 8.86(1H, s), 15.24(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 372
実施例4−6
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.75 (2H, m), 4.29 (2H, s), 4.62 (2H, m), 5.07
(1H, m), 7.19 (1H, m), 7.40(1H, m), 7.52 (1H, m), 7.84 (1H, m), 8.05 (1H, m), 8.19 (1H, s), 8.87 (1H, s),15.20 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 375
実施例4−7
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.75(2H, m), 4.29(2H, s), 4.61(2H, t, J=5.0Hz), 5.01(2H, t, J=5.4Hz),7.45(1H, d), 7.51(1H, d, J=11.2Hz), 7.74(1H, d), 7.84(1H,
dd), 8.01(1H, d),8.15(1H, s), 8.86(1H, s), 15.21(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 436
実施例4−8
実施例4−9
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.76 (2H, m), 4.34 (2H, s), 4.59 (2H, m), 5.01
(1H, m), 7.37 (2H, m), 7.62(1H, m), 8.07 (2H, m), 8.88 (1H, s), 14.99 (1H, s) MS (ESI) : M+ 409
実施例4−10
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.20(3H, s), 3.74(2H, m), 4.31(2H, s), 4.61(2H
, t), 5.00(1H, t),7.55-7.66(2H, m), 7.78(1H, d), 7.84-7.89(2H, m), 8.03(1H, d, J=8.9Hz), 8.30(1H,s), 8.86(1H, s), 15.27(1H, brs)
MS (ESI) : M+ 402
実施例4−11
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.75 (2H, m), 4.18 (2H, s), 4.61 (2H, m), 5.02
(1H, m), 6.69 (1H, m), 6.77(1H, m), 7.23 (1H, m), 7.80 (1H, m), 8.02 (1H, m), 8.15 (1H, s), 8.86 (1H, s),9.66 (1H, s), 15.24 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 373
実施例4−12
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 3.75 (2H, m), 4.29 (2H, s), 4.58 (2H, m), 5.00
(1H, s), 7.31 (1H, m), 7.35(1H, m), 7.58 (1H, m), 7.71 (1H, m), 7.82 (1H, m), 8.86 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 409
実施例4−13
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.34 (3H, t, J=6.8Hz), 3.73 (2H, m), 4.00 (2H, q, J=6.8Hz), 4.09(2H, s), 4.59 (2H, m), 5.00 (1H, m), 6.89 (1H, m), 6.95 (1H,
m), 7.19(1H, m), 7.27 (1H, m), 7.83 (1H, m), 7.97 (1H, m), 8.24 (1H, s), 8.84(1H, s), 15.33 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 367
実施例4−14
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 3.73 (2H, m), 4.06 (2H, s), 4.60 (2H, m), 5.05
(1H, m), 6.74 (1H,m), 6.85 (1H, m), 7.05 (1H, m), 7.14 (1H, m), 7.82 (1H, m), 7.99 (1H, m), 8.19(1H, s), 8.84 (1H, s), 9.55 (1H, s), 15.34 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 339
実施例4−15
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 2.49 (3H, s), 3.77 (2H, m), 4.27 (2H, s), 4.60
(2H, m), 5.01 (1H,s), 7.17 (1H, m), 7.35 (1H, m), 7.59 (1H, m), 7.78 (1H, s), 7.95 (1H, s), 8.81(1H, s), 15.22 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 406
実施例4−16
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 1.35 (3H, d), 1.40 (3H, d), 1.54 (3H, d, J=6.8Hz), 3.72 (2H, m), 4.20 (2H,s), 4.86-4.92 (1H, m), 5.12 (1H, t, J=5.2Hz), 5.80-5.90 (1H, m), 7.20 (1H, m),7.39-7.52 (3H, m), 7.74 (1H, s), 8.84 (1H, s), 15.13 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 448
実施例4−17
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.89 (3H, t, J=7.2Hz), 1.35-1.37 (6H, d), 1.88-2.06 (2H, m), 3.73-3.79(2H, m), 4.20 (2H, s), 4.80-5.00 (1H, m), 5.16 (1H, t), 5.81-5.84 (1H, m), 7.20(1H, m), 7.40-7.53 (3H, m), 7.75 (1H, s), 8.83 (1H, s), 15.09 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 462
実施例4−18
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.80-1.40 (6H, m), 1.40-1.60 (2H, m), 1.70-1.80 (1H, m), 1.80-2.10 (2H,m), 3.70-3.80 (1H, m), 3.90-4.00 (1H, m), 4.26 (2H, s),
4.80-5.00 (1H, m), 5.19(1H, t), 7.22-7.25 (1H, m), 7.42-7.49 (2H, m), 7.85 (1H,
d), 8.22 (1H, s), 8.26(1H, d, J=9.1Hz), 8.95 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 458
実施例4−19
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.70 (3H, d, J=6.6Hz), 1.14 (3H, d, J=6.4Hz), 1.21-1.24 (6H, m), 2.20-2.40(1H, m), 3.70-3.80 (1H, m), 3.90-4.00 (1H, m), 4.09
(2H, s), 4.80-4.90 (1H, m),5.00-5.20 (2H, m), 7.12-7.22 (2H, m), 7.43-7.47 (2H, m), 8.19 (1H, s), 8.87(1H, s), 15.51 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 476
実施例4−20
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.97 (9H, s), 1.18 (3H, d, J=5.9Hz), 1.26 (3H,
d, J=6.0Hz), 4.04-4.09 (4H,m), 5.09-5.13 (3H, m), 7.12-7.21 (2H, m), 7.43-7.51 (2H, m), 8.19 (1H, s), 8.78(1H, s), 15.46 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 490
実施例4−21
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.89 (3H, t, J=7.6Hz), 1.44 (3H, t), 1.92-2.06
(2H, m), 3.78 (2H, m), 4.19(2H, s), 4.25 (2H, q), 5.17 (1H, t, 5.6Hz), 5.78-5.83 (1H, m), 7.20 (1H, m),7.39-7.51 (3H, m), 7.76 (1H, s), 8.85 (1H, s), 15.11 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 448
実施例4−22
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.80-1.30 (6H, m), 1.50-1.80 (5H, m), 1.80-1.90 (2H, m), 3.60-3.80 (2H,m), 4.26 (2H, s), 5.10-5.20 (2H, m), 7.22 (1H, m), 7.30-7.50 (2H, m), 7.85(1H,d), 8.23 (1H, d), 8.23 (1H, s), 8.84 (1H, s), 15.20 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 472
実施例4−23
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.85 (3H, d), 0.91 (3H, d), 1.24-1.27 (6H, m),
1.35-1.43 (1H, m),1.70-1.80 (1H, m), 1.91-1.95 (1H, m), 3.75-3.80 (2H, m), 4.08
(2H, s),5.00-5.10 (1H, m), 5.16-5.19 (2H, m), 7.14-7.21 (2H, m), 7.43-7.44 (2H,
m),8.18 (1H, s), 8.79 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 490
実施例4−24
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.72 (3H, d), 1.09 (3H, d), 1.37-1.40 (6H, m),
2.35-2.38 (1H, m),3.77-3.79 (1H, m), 3.91-3.94 (1H, m), 4.20 (2H, s), 4.92-4.96
(1H, m), 5.23(1H, t), 5.74-5.76 (1H, m), 7.21 (1H, m), 7.40-7.53 (3H, m), 7.75 (1H,s), 8.88(1H, s), 15.08 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 476
実施例4−25
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.84 (3H, d, J=6.8Hz), 0.87 (3H, d, J=6.4Hz), 1.37 (3H, d, J=11.2Hz), 1.42(3H, d, J=10.8Hz), 1.83-1.87 (2H, m), 3.79-3.80 (2H,
m), 4.20 (2H, s),4.90-4.96 (1H, m), 5.20 (1H, t), 6.08-6.10 (1H, m), 7.21 (1H, m), 7.39-7.55(3H, m), 7.75 (1H,s), 8.78 (1H, s), 15.08 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 490
実施例4−26
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.91 (9H, s), 1.35 (3H, d), 1.44 (3H, d), 4.02-4.03 (2H, m), 4.20 (2H, s),4.92-4.95 (1H, m), 5.15 (1H, t), 6.43 (1H, t), 7.19-7.21 (1H, m), 7.39-7.48(2H, m), 7.55 (1H, s), 7.79 (1H, s), 8.80 (1H, s), 15.05 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 490
実施例4−27
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.76 (3H, t), 0.97-1.03 (2H, m), 1.12 (3H, d),
2.10-2.20 (1H, m),3.75-3.80 (1H, m), 3.98-4.02 (1H, m), 4.02 (3H, s), 4.11 (2H,
s), 4.92-4.95(1H, m), 5.19 (1H, t), 7.16-7.25 (2H, m), 7.44-7.50 (2H, m), 8.02 (1H, s), 8.87(1H, s), 15.40 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 462
実施例4−28
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.74 (3H, t, J=7.6Hz), 0.99-1.03 (2H, m), 1.11
(3H, d), 1.37 (3H, t,J=6.8Hz), 2.10-2.20 (1H, m), 3.70-3.80 (1H, m), 3.96-4.00 (1H, m), 4.11 (2H,s), 4.26 (2H, q, J=7.2Hz), 4.92-5.00 (1H, m), 5.18 (1H, t), 7.14-7.18 (1H, m),7.24-7.25 (1H, m), 7.40 (1H, s), 7.44-7.46 (1H, m), 8.12 (1H, s), 8.86(1H, s), 15.46 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 476
実施例4−29
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.89 (3H, t, J=7.3Hz), 1.98-2.01 (2H, m), 2.70
(3H, s), 3.80-3.90 (2H, m),4.21 (2H, s), 5.10-5.21 (2H, m), 7.15-7.22 (2H, m), 7.49-7.51 (1H, m), 7.65 (1H,s), 8.04 (1H, s), 8.84 (1H, s), 15.25 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 450
実施例4−30
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.70 (3H, d, J=6.5Hz), 1.15 (3H, d, J=6.5Hz), 1.37 (3H, t, J=6.9Hz),2.30-2.40 (1H, m), 3.70-3.80 (1H, m), 3.90-4.00 (1H, m), 4.11 (2H, s),4.20-4.30 (2H, m), 4.80-4.90 (1H, m), 5.18 (1H, t), 7.14-7.20 (1H, m),7.24-7.26 (1H, m), 7.43-7.49 (2H, m), 8.13 (1H, s), 8.87 (1H, s), 15.49 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 462
実施例4−31
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.97 (9H, s), 1.37 (3H, t, J=6.9Hz), 4.02-4.11
(4H, m), 4.25-4.31 (2H, m),5.10-5.20 (2H, m), 7.14-7.26 (2H, m), 7.44-7.49 (2H,
m), 8.12 (1H, s), 8.78(1H, s), 15.43 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 476
実施例4−32
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.72 (3H, d, J=6.5Hz), 1.16 (3H, d, J=6.5Hz), 2.30-2.50 (1H, m), 3.70-3.90(1H, m), 3.90-4.00 (1H, m), 4.03 (3H, s), 4.12 (2H, s), 4.80-4.90 (1H, m), 5.19(1H, t), 7.19-7.25 (2H, m), 7.46-7.51 (2H, m), 8.04 (1H, s), 8.88 (1H, s),15.44 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 448
実施例4−33
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.99 (9H, s), 3.99-4.11 (7H, m), 5.11-5.20 (2H, m), 7.19-7.25 (2H, m),7.49-7.52 (2H, m), 8.03 (1H, s), 8.78 (1H, s), 15.39 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 462
実施例4−34
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.93 (9H, s), 3.90-4.03(5H, m), 4.22 (2H, s), 5.10 (1H, t), 6.20 (1H, t),7.20-7.30 (1H, m), 7.40-7.57 (2H, m), 7.60 (1H, s), 7.79 (1H, s), 8.78 (1H, s),15.05 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 462
実施例4−35
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.86 (3H, t, J=7.2Hz), 1.19-1.29 (8H, m), 1.90-1.93 (2H, m), 3.72-3.80(2H, m), 4.08 (2H, s), 5.02-5.04 (1H, m), 5.10-5.20 (2H,
m), 7.11-7.22 (2H, m),7.43-7.46 (2H, m), 8.18 (1H, s), 8.78 (1H, s), 15.51 (1H,
s)
MS (ESI) : M+ 476
実施例4−36
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.88 (3H, t, J=7.2Hz), 1.20-1.35 (2H, m), 1.36
(3H, t, J=6.8Hz), 1.80-2.00(2H, m), 3.70-3.80 (2H, m), 4.11 (2H, s), 4.25 (2H, q, J=7.2Hz), 5.17 (1H, t,J=5.6Hz), 7.14-7.18 (1H, m), 7.24-7.26 (1H, m), 7.41 (1
H, s), 7.41-7.45 (1H,m), 8.13 (1H, s), 8.78 (1H, s), 15.48 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 462
実施例4−37
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.93 (9H, s), 1.49 (3H, t), 4.00 (2H, t, J=6.4Hz), 4.20 (2H, s), 4.22-4.33(2H, m), 5.12 (1H, t), 6.36 (1H, t, J=6.8Hz), 7.21 (1H, m), 7.39-7.48 (2H, m),7.54 (1H, s), 7.79 (1H, s), 8.79 (1H, s), 15.04 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 476
実施例4−38
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.89 (3H, t, J=8.0Hz), 1.23-1.40 (2H, m), 1.80-2.00 (2H, m), 3.75-3.90(2H, m), 4.02 (3H, s), 4.11 (2H, s), 5.10-5.21 (2H, m), 7.16-7.24 (2H, m),7.44-7.49 (2H, m), 8.03 (1H, s), 8.80 (1H, s), 15.44 (1H, br) MS (ESI) : M+ 448
実施例4−39
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.74 (3H, t, J=7.1Hz), 0.84-1.24 (11H, m), 2.10-2.30 (1H, m), 3.70-3.80(1H, m), 3.90-4.00 (1H, m), 4.09 (2H, s), 4.80-5.17 (3H, m), 7.15-7.22 (2H, m),7.40-7.50 (2H, m), 8.19 (1H, s), 8.87 (1H, s), 15.51 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 490
実施例4−40
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.80-0.89 (1H, m), 1.04-1.30 (11H, m), 1.50-1.60 (2H, m), 1.70-1.80 (1H,m), 1.93-2.01 (2H, m), 3.73-3.76 (1H, m), 3.96-4.00 (1H, m), 4.07 (2H, s),4.80-4.89 (1H, m), 5.00-5.17 (2H, m), 7.12-7.21 (2H, m), 7.40-7.42 (2H, m),8.17 (1H, s), 8.87 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 516
実施例4−41
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.80-1.30 (6H, m), 1.46 (3H, t, J=6.9Hz), 1.50-1.70 (2H, m), 1.70-1.80(1H, m), 1.90-2.10 (2H, m), 3.70-3.81 (1H, m), 3.92-4.00
(1H, m), 4.20 (3H, s),4.23 (2H, q, J=6.6Hz), 5.20 (1H, t, J=4.8Hz), 5.70-5.81 (1H, m), 7.19-7.24 (1H,m), 7.38-7.51 (3H, m), 7.77 (1H, s), 8.91 (1H, s), 15.11 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 502
実施例4−42
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.84-1.30 (6H, m), 1.50-1.70 (2H, m), 1.70-1.90 (1H, m), 1.94-2.10 (2H,m), 3.70-3.79 (1H, m), 3.90-4.00 (1H, m), 4.03 (3H, s),
4.10 (2H, s), 4.80-5.00(1H, m), 5.19 (1H, m), 7.19-7.30 (2H, m), 7.43-7.48 (2H,
m), 8.02 (1H, s), 8.87(1H, s), 15.45 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 488
実施例4−43
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.80-1.00 (1H, m), 1.14-1.28 (5H, m), 1.37 (3H, t, J=6.9Hz), 1.50-1.70(2H, m), 1.70-1.80 (1H, m), 1.90-2.10 (2H, m), 3.70-3.80
(1H, m), 3.90-4.00(1H, m), 4.11 (2H, s), 4.25(2H, q), 4.80-5.00 (1H, m), 5.18 (1H, m), 7.17-7.26(2H, m), 7.41-7.47 (2H, m), 8.13 (1H, s), 8.89 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 502
実施例4−44
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.80-1.00 (1H, m), 1.00-1.40 (5H, m), 1.50-1.70 (2H, m), 1.70-1.80 (1H,m), 1.90-2.10 (2H, m), 3.70-3.80 (1H, m), 3.90-4.00 (1H, m), 3.98 (3H, s),4.21(2H, s), 5.20 (1H, m), 5.60-5.70 (1H, m), 7.19-7.25 (1H, m), 7.39-7.54 (3H,m), 7.77 (1H, s), 8.92 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 488
実施例4−45
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.74 (3H, d, J=4.0Hz), 1.08 (3H, d, J=8.0Hz), 1.45 (3H, t, J=8.0Hz),2.36-2.40 (2H, m), 3.70-3.80 (1H, m), 3.89-3.93 (1H, m), 4.19 (2H, s), 4.26(2H,q, J=8.0Hz), 5.20 (1H, t, J=8.0Hz), 5.69-5.73(1H, m), 7.17-7.20 (1H, m), 7.39(1H, m), 7.48-7.51 (2H, m), 7.76 (1H, s), 8.89 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 462
実施例4−46
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.73 (3H, d, J=6.8Hz), 1.08 (3H, d, J=6.8Hz), 2.20-2.40 (2H, m), 3.81-3.91(1H, m), 3.91-3.99 (1H, m), 3.99 (3H, s), 4.22 (2H, s), 5.20 (1H, m),5.55-5.58 (1H, m), 7.10-7.22 (1H, m), 7.41-7.55 (3H, m), 7.77 (1H, s), 8.91 (1H,s), 15.09 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 448
実施例4−47
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.85 (3H, d, J=7.3Hz), 1.10-1.34 (2H, m), 1.33
(6H, d, J=6.0Hz), 1.70-2.00(2H, m), 3.75 (2H, m), 4.17 (2H, s), 4.80-4.90 (1H, m), 5.14 (1H, m),5.80-6.00 (1H, m), 7.10-7.20 (1H, m), 7.30-7.50 (3H, m), 7.72 (1H, s), 8.80 (1H,s)
MS (ESI) : M+ 476
実施例4−48
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.89 (3H, t), 1.20-1.40 (2H, m), 1.44 (3H, t),
1.80-2.00 (2H, m), 3.78(2H, m), 4.20 (2H, s), 4.23 (2H, q, J=6.8Hz), 5.16 (1H,
t, J=5.6Hz), 5.90-5.92 (1H,m), 7.15-7.21 (1H, m), 7.39-7.52 (3H, m), 7.76 (1H, s), 8.84 (1H, s), 15.10(1H, s)
MS (ESI) : M+ 462
実施例4−49
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.89 (3H, t), 1.23-1.35 (2H, m), 1.87-1.96 (2H, m), 3.72-3.79 (2H, m),3.98 (3H, s), 4.21 (2H, s), 5.15 (1H, t, J=5.2Hz), 5.85-5.88 (1H, m), 7.15-7.21(1H, m), 7.39-7.48 (2H, m), 7.54 (1H, s), 7.76 (1H, s), 8.85 (1H, s), 15.10(1H, s)
MS (ESI) : M+ 448
実施例4−50
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.80-1.00 (1H, m), 1.11-1.20 (4H, m), 1.20-1.30 (1H, m), 1.35 (3H,d), 1.40(3H, d), 1.55-1.70 (2H, m), 1.72-1.80 (1H, m), 1.95-2.10 (2H, m), 3.77-3.79(1H, m), 3.95-3.98 (1H, m), 4.20 (2H, s), 4.91-4.94 (1H, m), 5.24 (1H, t), 5.81-5.83 (1H, m), 7.15-7.21 (1H, m), 7.39-7.50 (2H, m), 7.53 (1H, s), 7.74 (1H,s), 8.89 (1H, s), 15.09 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 516
実施例4−51
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.91 (9H, s), 1.48 (3H, t, J=6.9Hz), 3.90-4.00
(2H, m), 4.13 (2H, s),4.22(2H, q, J=7.0Hz), 4.90-5.00 (1H, m), 6.10-6.20 (1H, m), 7.17-7.22 (1H, m),7.34-7.36 (2H, m), 7.45-7.50 (1H, m), 7.77 (1H, s), 8.75 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 476
実施例4−52
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.93 (9H, s), 3.90-4.02 (2H, m), 4.15 (2H, s),
4.80-4.81 (1H, m), 5.05(1H, m), 7.19-7.21 (1H, m), 7.35-7.40 (1H, m), 7.43-7.45
(1H, m), 7.57 (1H, d),8.01-8.03 (1H, d, J=8.8Hz), 8.12 (1H, s), 8.76 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 432
実施例4−53
1H NMR (DMSO-d6 400MHz) (δ)ppm: 0.81 (3H, d), 1.20 (3H, d), 2.28-2.41 (1H, m),
3.98 (3H, s), 4.00-4.05(2H, m), 4.08 (2H, s), 4.51-4.60 (1H, m), 7.02-7.08 (2H,
m), 7.19 (1H, s),7.28-7.30 (1H, m), 8.15 (1H, s), 8.60 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 448
実施例4−54
1H NMR (DMSO-d6 300MHz) (δ)ppm: 0.95 (9H, s), 3.96 (3H, s), 3.96-4.03 (4H, m), 4.83 (1H, m), 5.17(1H, m), 7.13-7.23 (2H, m), 7.28 (1H, s), 7.42-7.47 (1H, m),
7.80 (1H,s), 8.73 (1H, s)
MS (ESI) : M+ 462
配列表のフリーテキスト
配列番号1:HIVインテグラーゼの活性決定用Donor+鎖
配列番号2:HIVインテグラーゼの活性決定用Donor−鎖
配列番号3:HIVインテグラーゼの活性決定用Target+鎖
配列番号4:HIVインテグラーゼの活性決定用Target−鎖

Claims (28)

  1. 下記一般式[I]で表される4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含有してなる抗HIV剤。
    Figure 0003567162

    [式中、
    環Cyは、
    下記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、
    下記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基であり、
    (ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)
    グループAは、
    シアノ基、フェニル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、
    ハロC1-4アルキル基、ハロC1-4アルキルオキシ基、
    −ORa1、−SRa1、−NRa1a2
    −CONRa1a2、−SO2NRa1a2
    −CORa3、−NRa1CORa3、−SO2a3、−NRa1SO2a3
    −COORa1、及び、−NRa2COORa3
    からなる群であり、
    (ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)
    1は、
    下記グループBから選ばれる置換基、又は、
    ハロゲン原子及び下記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されたC1-10アルキル基であり、
    グループBは、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)、
    −ORa4、−SRa4、−NRa4a5
    −CONRa4a5、−SO2NRa4a5
    −CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6
    −COORa4、及び、−NRa5COORa6からなる群であり、
    {ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}
    2は、水素原子又はC1-4アルキル基であり、
    31は、水素原子、シアノ基、ヒドロキシ基、アミノ基、ニトロ基、
    ハロゲン原子、C1-4アルキル基、C1-4アルコキシ基、C1-4アルキルスルファニル基、
    ハロC1-4アルキル基、又は、ハロC1-4アルキルオキシ基であり、
    Xは、C−R32又は窒素原子であり、
    Yは、C−R33又は窒素原子であり、
    ここで、R32及びR33は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)、
    ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基、
    −ORa7、−SRa7、−NRa7a8
    −NRa7CORa9、−COORa10、又は、
    −N=CH−NRa10a11
    (ここで、Ra7及びRa8は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、グループB、又は、ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基であり、Ra9はC1-4アルキル基であり、Ra10及びRa11は、それぞれ同一又は異なって、水素原子又はC1-4アルキル基である。)である。]
  2. XがC−R32であり、YがC−R33である請求項1記載の抗HIV剤。
  3. 環Cyが、
    Figure 0003567162
    [ここで、R4及びR6は、それぞれ同一又は異なって、下記グループAから選ばれる置換基であり、
    ここで、グループAは、
    シアノ基、フェニル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、
    ハロC1-4アルキル基、ハロC1-4アルキルオキシ基、
    −ORa1、−SRa1、−NRa1a2
    −CONRa1a2、−SO2NRa1a2
    −CORa3、−NRa1CORa3、−SO2a3、−NRa1SO2a3
    −COORa1、及び、−NRa2COORa3
    からなる群であり、
    (ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)
    5は、水素原子及びグループAから選ばれる置換基であり、ここで、R4とR5は、それらが置換するベンゼン環と一緒になって縮合環を形成してもよく、mは0又は1乃至3の整数であり、mが2又は3のとき、お互いのR6は、それぞれ同一又は異なっていても
    よい。]である請求項1記載の抗HIV剤。
  4. 2が水素原子である請求項1記載の抗HIV剤。
  5. 下記一般式[II]で表される4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
    Figure 0003567162

    [式中、
    4及びR6は、それぞれ同一又は異なって、下記グループAから選ばれる置換基であり、
    ここでグループAは、
    シアノ基、フェニル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、
    ハロC1-4アルキル基、ハロC1-4アルキルオキシ基、
    −ORa1、−SRa1
    −NRa1a2、−CONRa1a2、−SO2NRa1a2
    −CORa3、−NRa1CORa3、−SO2a3、−NRa1SO2a3
    −COORa1、及び、−NRa2COORa3
    からなる群であり、
    (ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)
    5は、水素原子及び上記グループAから選ばれる置換基であり、ここで、R4とR5は、それらが置換するベンゼン環と一緒になって縮合環を形成してもよく、
    mは0又は1乃至3の整数であり、mが2又は3のとき、お互いのR6は、それぞれ同一又は異なっていてもよく、
    1は、
    下記グループBから選ばれる置換基、又は、
    ハロゲン原子及び下記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されたC1-10アルキル基であり、
    グループBは、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基、
    (ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)
    −ORa4、−SRa4
    −NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5
    −CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6
    −COORa4、及び、−NRa5COORa6からなる群であり、
    {ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}
    31は、水素原子、シアノ基、ヒドロキシ基、アミノ基、ニトロ基、
    ハロゲン原子、C1-4アルキル基、C1-4アルコキシ基、C1-4アルキルスルファニル基、
    ハロC1-4アルキル基、又は、ハロC1-4アルキルオキシ基であり、
    32及びR33は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)、
    ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基、
    −ORa7、−SRa7、−NRa7a8
    −NRa7CORa9、−COORa10、又は、
    −N=CH−NRa10a11
    (ここで、Ra7及びRa8は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、グループB、又は、ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基であり、Ra9はC1-4アルキル基であり、Ra10及びRa11は、それぞれ同一又は異なって、水素原子又はC1-4アルキル基である。)である。]
  6. 31が、水素原子、シアノ基、ヒドロキシ基、又は、C1-4アルコキシ基である請求項5記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
  7. 31が、水素原子である請求項6記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
  8. 32及びR33が、それぞれ同一又は異なって、
    水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、
    下記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基、
    (ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)
    ここでグループAは、
    シアノ基、フェニル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、
    ハロC1-4アルキル基、ハロC1-4アルキルオキシ基、
    −ORa1、−SRa1
    −NRa1a2、−CONRa1a2、−SO2NRa1a2
    −CORa3、−NRa1CORa3、−SO2a3、−NRa1SO2a3
    −COORa1、及び、−NRa2COORa3
    からなる群であり、
    (ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)
    ハロゲン原子及び下記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基、
    ここでグループBは、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)、
    −ORa4、−SRa4
    −NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5
    −CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6
    −COORa4、及び、−NRa5COORa6からなる群であり、
    {ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}
    −ORa7、−SRa7、−NRa7a8、−NRa7CORa9、−COORa10、又は、−N=CH−NRa10a11
    (ここで、Ra7及びRa8は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、グループB、又は、ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基であり、Ra9はC1-4アルキル基であり、Ra10及びRa11は、それぞれ同一又は異なって、水素原子又はC1-4アルキル基である。)である請求項5記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
  9. 32が、
    水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、
    ハロゲン原子及び下記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基、
    ここでグループBは、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)、
    −ORa4、−SRa4
    −NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5
    −CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6
    −COORa4、及び、−NRa5COORa6からなる群であり、
    {ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}
    −ORa7、−SRa7、−NRa7a8、−NRa7CORa9及び−COORa10(ここで、Ra7及びRa8は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、グループB、又は、ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基であり、Ra9はC1-4アルキル基であり、Ra10は水素原子又はC1-4アルキル基である。)である請求項5記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
  10. 32が、水素原子、−ORa7又は−NRa7a8(ここで、Ra7及びRa8は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、グループB、又は、ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基である。)である請求項9記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
  11. 33が、
    水素原子、
    ハロゲン原子及び下記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基、
    ここでグループBは、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)、
    −ORa4、−SRa4
    −NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5
    −CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6
    −COORa4、及び、−NRa5COORa6からなる群であり、
    {ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}
    −ORa7、又は、−NRa7a8(ここで、Ra7及びRa8は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、グループB、又は、ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基である。)である請求項8記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
  12. 33が、水素原子、−ORa7又は−NRa7a8(ここで、Ra7及びRa8は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、グループB、又は、ハロゲン原子及び上記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基である。)である請求項11記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
  13. a7及びRa8が、それぞれ同一又は異なって、ハロゲン原子及び下記グループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基[ここでグループBは、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)、
    −ORa4、−SRa4
    −NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5
    −CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6
    −COORa4、及び、−NRa5COORa6からなる群であり、
    {ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}]である請求項8乃至12記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容される
    その塩。
  14. 4及びR5が、
    それぞれ同一又は異なって、シアノ基、フェニル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、ハロC1-4アルキル基、ハロC1-4アルキルオキシ基、−ORa1、−SRa1、−NRa1a2、−CONRa1a2、−SO2NRa1a2、−NRa1CORa3、−SO2a3、−NRa2COORa3、及び、−COORa1(ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)からなる群から選ばれる置換基である請求項5記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
  15. 4が、
    フェニル基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、ハロC1-4アルキルオキシ基、−ORa1、−NRa1a2、−CONRa1a2、−SO2NRa1a2、−NRa1CORa3、−SO2a3、−NRa1SO2a3、又は、−COORa1(ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)である請求項14記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
  16. 4が、ハロゲン原子である請求項15記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
  17. 5が、
    水素原子、シアノ基、フェニル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、ハロC1-4アルキル基、−ORa1、−SRa1、−NRa1a2、−CONRa1a2、−SO2NRa1a2、及び、−NRa1CORa3(ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)からなる群から選ばれる置換基である請求項5記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
  18. 6が、ハロゲン原子である請求項5記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
  19. mが0又は1である請求項5記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
  20. 1が、
    下記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
    ここでグループAは、
    シアノ基、フェニル基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1-4アルキル基、
    ハロC1-4アルキル基、ハロC1-4アルキルオキシ基、
    −ORa1、−SRa1
    −NRa1a2、−CONRa1a2、−SO2NRa1a2
    −CORa3、−NRa1CORa3、−SO2a3、−NRa1SO2a3
    −COORa1、及び、−NRa2COORa3
    からなる群であり、
    (ここで、Ra1及びRa2は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、又は、ベンジル基を示し、Ra3は、C1-4アルキル基を示す。)
    −NRa4a5、−NRa4CORa6、−NRa4SO2a6、及び、−NRa5COORa6{こ
    こで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}から選ばれる置換基であるか、又は
    ハロゲン原子及びグループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基[ここで、グループBが、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)、
    −ORa4、−SRa4、−NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5、−CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6、−COORa4、及び、−NRa5COORa6(ここで、Ra4、Ra5及びRa6及びグループAは、上記定義の通り。)からなる群から選ばれる置換基である。]である請求項5記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
  21. 1が、ハロゲン原子及びグループBから選ばれる1乃至3個の置換基により置換されても良いC1-10アルキル基[ここで、グループBは、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、
    上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基、
    (ここで、当該複素環基は、炭素原子の他に、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも一つのヘテロ原子を包含する飽和若しくは不飽和環である。)
    −ORa4、−SRa4
    −NRa4a5、−CONRa4a5、−SO2NRa4a5
    −CORa6、−NRa4CORa6、−SO2a6、−NRa4SO2a6
    −COORa4、及び、−NRa5COORa6からなる群であり、
    {ここで、Ra4及びRa5は、それぞれ同一又は異なって、水素原子、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示し、Ra6は、C1-4アルキル基、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良いC3-10炭素環基、又は、上記グループAから選ばれる1乃至5個の置換基により置換されても良い複素環基(上記定義の通り。)を示す。}]である請求項20記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩。
  22. 6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−1)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−8−フルオロ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−2)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−メタンスルホニルアミノエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−3)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−イミダゾール−1−イルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−4)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−ジメチルカルバモイルメチル−4−オキソ−1
    ,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−5)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メチルカルバモイルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−6)、
    1−カルバモイルメチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−7)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−イソプロピル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−8)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1−スルファモイルメチル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−9)、
    1−(2−カルボキシエチル)−4−オキソ−6−(2,3−ジクロロベンジル)−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−10)、
    1−(2−ヒドロキシエチル)−6−ナフタレン−1−イルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−11)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸 メチルエステル(実施例1−12)、
    1−(2−カルバモイルエチル)−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−13)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1−(2−オキソプロピル)−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−14)、
    1−ベンジル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−15)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1−フェネチル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−16)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(3−フェニルプロピル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−17)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−イソブチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−18)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(4−フェニルブチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−19)、
    1−ビフェニル−2−イルメチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−20)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(4−ヒドロキシブチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−21)、
    1−ベンゾ[b]チオフェン−2−イルメチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−22)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(3,4−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−23)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ジメチルアミノエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−24)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(3−ヒドロキシプロピル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−25)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−メトキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−26)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−27)、
    1−カルボキシメチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−28)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−[2−(4−メチルチアゾール−5−イル)エチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−29)、6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシプロピル)−4−オキソ−1
    ,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−30)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−メチルスルファニルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−32)、
    6−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−33)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(5−ヒドロキシペンチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−34)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−モルフォリン−4−イルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−35)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−36)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−エチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−37)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1−プロピル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−38)、
    1−ブチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−39)、
    1−シクロペンチルメチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−40)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−メタンスルホニルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−41)、
    1−シクロヘキシルメチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−42)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−43)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−フルオロエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−44)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1−(2−ピリジン−2−イルエチル)−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−45)、
    1−(2−アミノエチル)−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−46)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−47)、
    1−(2−アセチルアミノエチル)−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−48)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−エトキシカルボニルアミノエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−49)、
    6−(2,3−ジフルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−50)、
    6−(2−クロロ−4−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−51)、
    6−(2−クロロベンジル)−4−オキソ−1−フェネチル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−65)、
    6−(2−クロロ−3−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−66)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メチルスルファニルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−68)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メタンスルホニルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−69)、
    1−tert−ブチルスルファモイルメチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−
    オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−70)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メチルスルファモイルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−71)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−ジメチルスルファモイルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−72)、
    6−(2−クロロ−3 ,6−ジフルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−73)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−74)、
    6−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−1−スルファモイルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−75)、
    6−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−1−メチルスルファモイルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−76)、
    6−(2−クロロ−6−フルオロベンジル)−1−ジメチルスルファモイルメチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−77)、
    6−(2−クロロ−3−メチルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−79)、
    6−(2−ブロモベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−80)、
    6−(2−クロロ−3−メトキシベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−82)、
    1−(2−ヒドロキシエチル)−6−(2−メタンスルホニルベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−85)、
    6−ビフェニル−2−イルメチル−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−86)、
    6−(2−クロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−87)、
    6−(2−クロロ−5−メチルスルファニルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−92)、
    1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−6−(2−トリフルオロメチルオキシベンジル)−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−93)、
    6−(2−クロロ−5−メチルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−97)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−99)、
    6−(3−クロロ−2,6−ジフルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−100)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−101)、
    1−シクロプロピル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例1−102)、
    1−アミノ−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−1)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メトキシカルボニルアミノ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−2)、
    1−アセチルアミノ−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−3)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メタンスルホニルアミノ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−4)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(N−メタンスルホニル−N−メチルアミノ
    )−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−5)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−ジメチルアミノ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−6)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−メチルアミノ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−7)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−エチルアミノ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例2−8)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−5−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−1)、
    6−(3−クロロ−2−メチルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−2)、
    6−(3−クロロ−2−メトキシベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−3)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−4)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−5−ヒドロキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−5)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−6)、
    1−(2−ヒドロキシエチル)−6−(2−メチルアミノベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−7)、
    6−(2−ジメチルアミノベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−8)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1−フェニル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−9)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−10)、
    1−シクロブチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−12)、
    1−シクロペンチル−6−(2,3−ジクロロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−13)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−14)、
    6−(2−ジメチルスルファモイルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−16)、
    6−(3−クロロ−2,4−ジフルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−17)、
    6−(2−カルボキシベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−18)、
    1−(2−ヒドロキシエチル)−6−(2−メチルスルファモイルベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−19)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−7−エトキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−20)、
    7−クロロ−6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−21)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−7−トリフルオロメチル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−22)、(S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−23
    )、
    (R)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−24)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−8−トリフルオロメチル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−25)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2−ヒドロキシ−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−26)、
    7−シアノ−6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−27)、
    6−(2−エチルメチルアミノベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−28)、
    6−[2−(N−メチル−N−プロピルアミノ)ベンジル]−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−29)、
    6−[2−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)ベンジル]−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−30)、
    6−[2−(N−メタンスルホニル−N−メチルアミノ)ベンジル]−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−31)、
    6−[2−(N−イソプロピル−N−メチルアミノ)ベンジル]−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−32)、
    1−tert−ブチル−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−33)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−34)、
    8−アミノ−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−35)、
    7−カルボキシ−6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−36)、
    6−(3−クロロ−2,6−ジフルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−37)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−ジメチルアミノ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−38)、
    8−アセチルアミノ−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−39)、
    5−シアノ−6−(2,3−ジクロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−40)、
    6−[2−(N−アセチル−N−メチルアミノ)ベンジル]−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−41)、
    6−(2−ジエチルアミノベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−42)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−43)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−エトキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−44)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7,8−ジメトキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−45)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−エトキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−47)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−8−メチルアミノ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−48)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−7−プロピルオキシ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−49)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−(ジメチルアミノメチレンアミノ)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−50)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸 メチルエステル(実施例3−51)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−8−フェノキシ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−52)、6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−53)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−8−プロピルアミノ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−54)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−エチルアミノ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−55)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−56)、
    (S)−6−(3−クロロ−2,6−ジフルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−8メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−57)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−8−プロピルオキシ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−58)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−59)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−60)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−エトキシ−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−61)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−ジメチルアミノ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−62
    )、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−シクロヘキシルメトキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−63)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−ジエチルアミノ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−64)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−メチルアミノ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−65)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−7−ピロリジン−1−イル−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−66)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−エトキシ−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−67)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−エトキシ−1−[1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−68)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−シクロヘキシルメトキシ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−69)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−70)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−3−メチルブチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−71)、
    (S)−6−(3−クロロ−2,6−ジフルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−72)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−73)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−7−イソプロピル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−74)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2,2−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−75)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−7−(2−ヒドロキシエチルオキシ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−76)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−7−(3−ヒドロキシプロピルオキシ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−77)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−8−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−78)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)
    プロピル]−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−79)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−ジメチルアミノ−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−80)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−フェニルエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−81)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)ブチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−82)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−((1S,2S)−1−ヒドロキシメチル−2−メチルブチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−83)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−84)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ベンジル−2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例3−85)、
    6−(2−クロロ−5−メタンスルホニルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−1)、
    6−(2−エチルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−4)、
    6−(2−クロロ−5−メチルベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−5)、
    6−(2−クロロ−5−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−6)、
    6−(5−ブロモ−2−クロロベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−7)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−7−フルオロ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−9)、
    6−(2−クロロ−5−ヒドロキシベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−11)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−5−フルオロ−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−12)、
    6−(2−エトキシベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−13)、
    6−(2−ヒドロキシベンジル)−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−14)、
    6−(2,3−ジクロロベンジル)−7−メチル−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−15)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−16)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−17)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例
    4−18)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピル)−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−19)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2,2−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−20)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−エトキシ−1−[1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−21)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2−シクロヘキシル−1−(ヒドロキシメチル)エチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−22)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−3−メチルブチル)−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−23)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピル)−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−24)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−3−メチルブチル)−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−25)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2,2−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−26)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−((1S,2S)−1−ヒドロキシメチル−2−メチルブチル)−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−27)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−エトキシ−1−((1S,2S)−1−ヒドロキシメチル−2−メチルブチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−28)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−7−メチルスルファニル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−29)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−エトキシ−1−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−30)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−エトキシ−1−[2,2−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−31)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピル)−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−32)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2,2−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−33)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2,2−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−34)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)
    ブチル]−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−35)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−7−エトキシ−1−[1−(ヒドロキシメチル)ブチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−36)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−エトキシ−1−[2,2−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−37)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)ブチル]−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−38)、
    6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−((1S,2S )−1−ヒドロキシメチル−2−メチルブチル)−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−39)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)−7−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−40)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)−8−エトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−41)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)−7−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−42)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)−7−エトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−43)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−44)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−エトキシ−1−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−45)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピル)−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−46)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)ブチル]−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−47)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−8−エトキシ−1−[1−(ヒドロキシメチル)ブチル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−48)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[1−(ヒドロキシメチル)ブチル]−8−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−49)、
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−(1−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)−8−イソプロピルオキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−50)、および
    (S)−6−(3−クロロ−2−フルオロベンジル)−1−[2,2−ジメチル−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(実施例4−52)からなる群から選択される請求項5記載の4−オキソキノリン化合
    物又は製薬上許容されるその塩。
  23. 請求項5乃至22のいずれかに記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩と製薬上許容される担体を含有してなる医薬組成物。
  24. 請求項1乃至22のいずれかに記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含有してなるインテグラーゼ阻害剤。
  25. 請求項5乃至22のいずれかに記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含有してなる抗ウイルス剤。
  26. 請求項5乃至22のいずれかに記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含有してなる抗HIV剤。
  27. 請求項1乃至22のいずれかに記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩、及び、他の一種類以上の抗HIV活性物質を有効成分として含有してなる抗HIV組成物。
  28. 他の抗HIV剤との多剤併用療法のための、請求項1乃至22のいずれかに記載の4−オキソキノリン化合物又は製薬上許容されるその塩を有効成分として含有してなる抗HIV剤。
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