JP3567100B2 - Diesel engine fuel metering device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディーゼルエンジンの燃料調量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディーゼルエンジンの燃料調量装置の従来技術として、図3に示すものが知られている。
この従来技術の構成は、次の通りである。
ガバナレバー101に接続具103を取り付け、この接続具103にラックピン係合部105を設け、このラックピン係合部105を燃料噴射ポンプ102の調量ラックピン106に係合させた、ディーゼルエンジンの燃料調量装置において、
上記接続具103を焼結合金で形成し、その成形時に接続具103に形成される一端開口状のスリットを、ラックピン係合部105とした。
【0003】
更に、上記従来技術は、次の構成を備えている。
接続具103の成形時に形成される一対の突起のうち、一方の突起を、エンジン停止手段107を受け止める入力部108とし、他方の突起を、ハイアイドルスプリング112に受け止められる接当部113としている。また、接続具103の成形時に形成される孔を、接続具103の取り付け孔111としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術には、次の問題がある。
▲1▼エンジン製造時、接続具103の取り扱いが面倒である。
接続具103を焼結合金で形成し、一端開口状のスリットをラックピン係合部105としたため、次の欠点がある。接続具103の素材となる焼結合金は、衝撃に弱い。また、一端開口状のスリットの奥端には、応力が集中しやすい。このため、接続具103は、落下等によって強い衝撃を受けると、損傷しやすく、エンジン製造時、その取り扱いが面倒である。
【0005】
▲2▼接続具103の耐用寿命が短い。
接続具103を焼結合金で形成し、一端開口状のスリットをラックピン係合部105としたため、次の欠点がある。接続具103の素材となる焼結合金は、衝撃に弱い。また、一端開口状のスリットの奥端には、応力が集中しやすい。このため、接続具103は、急速な調量操作等によって、強い繰り返し応力を受けると、損傷しやすく、その耐用寿命が短い。
【0006】
▲3▼ラックピン係合部105の修正作業が面倒である。
スリットをラックピン係合部105としたため、次の欠点がある。ラックピン係合部105の形状が調量ラックピン106に適合せず、ガバナレバー101の動きが調量ラックピン106に適正に伝わらない場合には、ラックピン係合部105の形状を修正する必要があるが、このような場合、ラックピン係合部105の縁を削る必要があるため、その修正作業が面倒である。
【0007】
▲4▼ラックピン係合部105の形成によって接続具103の製造コストが高くなる。
接続具103の成形時に形成される一端開口状のスリットを、ラックピン係合部105としたため、次の欠点がある。ラックピン係合部105を形成するために、接続具103の成形用の型の構造が複雑になり、ラックピン係合部103の形成によって接続具103の製造コストが高くなる。
【0008】
▲5▼入力部108が損傷しやすい。
接続具103の成形時に形成される突起を、エンジン停止手段107を受け止める入力部108としたため、次の欠点がある。入力部108の素材となる焼結合金は、衝撃に弱いため、入力部108は、急速なエンジン停止操作によって強い衝撃を受けると、損傷しやすい。
【0009】
▲6▼入力部108の形成によって接続具103の製造コストが高くなる。
接続具103の成形時に形成される突起を、エンジン停止手段107を受け止める入力部108としたため、次の欠点がある。入力部108を形成するために、接続具103の成形用の型の構造が複雑になり、入力部108の形成によって接続具103の製造コストが高くなる。
【0010】
▲7▼取り付け孔111の形成によって接続具103の製造コストが高くなる。
接続具103の成形時に形成される孔を、接続具103の取り付け孔111としたため、次の欠点がある。取り付け孔111を形成するために、接続具103の成形用の型の構造が複雑になり、取り付け孔111の形成によって接続具103の製造コストが高くなる。
【0011】
▲8▼接当部113が損傷しやすい。
接続具103の成形時に形成される突起を、ハイアイドルスプリング112に受け止められる接当部113としたため、次の欠点がある。接当部103の素材となる焼結合金は、衝撃に弱いため、接当部113は、急加速操作によって、ハイアイドルスプリング112に強く衝突すると、損傷しやすい。
【0012】
▲9▼接当部113の形成によって接続具103の製造コストが高くなる。
接続具103の成形時に形成される突起を、ハイアイドルスプリング112に受け止められる接当部113としたため、次の欠点がある。接当部108を形成するために、接続具103の成形用の型の構造が複雑になり、接当部113の形成によって接続部103の製造コストが高くなる。
【0013】
従来技術の問題点をまとめると、次の通りである。
▲1▼エンジン製造時、接続具103の取り扱いが面倒である。
▲2▼接続具103の耐用寿命が短い。
▲3▼ラックピン係合部105の修正作業が面倒になる。
▲4▼ラックピン係合部105の形成によって接続具103の製造コストが高くなる。
▲5▼入力部108が損傷しやすい。
▲6▼入力部108の形成によって接続具103の製造コストが高くなる。
▲7▼取り付け孔111の形成によって接続具103の製造コストが高くなる。
▲8▼接当部113が損傷しやすい。
▲9▼接当部113の形成によって接続具103の製造コストが高くなる。
【0014】
本発明の課題は、上記問題点を解決できる、ディーゼルエンジンの燃料調量装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
(請求項1の発明)
請求項1の発明は、次の通りである(図1参照)。
ガバナレバー1に接続具3を取り付け、この接続具3にラックピン係合部5を設け、このラックピン係合部5を燃料噴射ポンプ2の調量ラックピン6に係合させた、ディーゼルエンジンの燃料調量装置において、
上記接続具3を板金で形成し、この板金の一部を折り曲げた部分を、上記ラックピン係合部5とし、前記ラックピン係合部5を、エンジン停止手段7を受け止める入力部8としても用いる、ことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料調量装置。
【0017】
(請求項2の発明)
請求項2の発明は、次の通りである(図1参照)。
請求項1に記載したディーゼルエンジンの燃料調量装置において、
前記板金の一部を打ち抜いた孔を、接続具3の取り付け孔11とした、ことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料調量装置。
【0018】
(請求項3の発明)
請求項3の発明は、次の通りである(図1参照)。
請求項1または請求項2に記載したディーゼルエンジンの燃料調量装置において、
前記ラックピン係合部5とは別に、前記板金の一部を折り曲げた部分を、ハイアイドルスプリング12に受け止められる接当部13とした、ことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料調量装置。
【0019】
【発明の作用及び効果】
(請求項1の発明)
請求項1の発明は、次の作用効果を奏する(図1参照)。
▲1▼エンジン製造時、接続具3の取り扱いを容易にすることができる。
接続具3を板金で形成し、この板金の一部を折り曲げた部分を、ラックピン係合部5としたため、次の利点がある。接続具3の素材となる板金は衝撃に強い。また、板金の一部を折り曲げて形成したラックピン係合部5には、特別な応力の集中個所が形成されない。このため、接続具3は、落下等によって強い衝撃を受けても、損傷にくく、エンジン製造時、その取り扱いが容易である。
【0020】
▲2▼接続具3の耐用寿命を長くすることができる。
接続具3を板金で形成し、この板金の一部を折り曲げた部分を、ラックピン係合部5としたため、次の利点がある。ラックピン係合部5の素材となる板金は、衝撃に強い。また、板金の一部を折り曲げて形成したラックピン係合部5には、特別な応力の集中個所が形成されない。このため、接続具3は、急速な調量操作等によって、強い繰り返し応力を受けても、損傷しにくく、その耐用寿命を長くすることができる。
【0021】
▲3▼ラックピン係合部5の修正作業が容易である。
板金の一部を折り曲げた部分を、ラックピン係合部5としたため、次の利点がある。ラックピン係合部5の形状が調量ラックピン6に適合せず、ガバナレバー1の動きが調量ラックピン6に適正に伝わらない場合には、ラックピン係合部5の形状を修正する必要があるが、このような場合、ラックピン係合部5の曲げ具合を調節するだけでよいため、ラックピン係合部5の修正作業が容易である。
【0022】
▲4▼ラックピン係合部5の形成によって接続具3の製造コストが高くなるのを抑制することができる。
接続具3を板金で形成し、この板金の一部を折り曲げた部分を、ラックピン係合部5としたため、次の利点がある。ラックピン係合部5は、板金の曲げ加工によって簡単に形成することができるため、その形成によって接続具3の製造コストが高くなるのを抑制することができる。
【0023】
▲5▼入力部8の損傷を抑制することができる。
板金のラックピン係合部5を、エンジン停止手段7を受け止める入力部8としても用いるため、次の利点がある。入力部8の素材となる板金は、衝撃に強いため、入力部8は、急速なエンジン停止操作によって強い衝撃を受けても、損傷しにくい。
【0024】
▲6▼入力部8の形成によって接続具3の製造コストが高くなるのを抑制することができる。
ラックピン係合部5を、エンジン停止手段7を受け止める入力部8としても用いるため、次の利点がある。入力部8を新たに形成する必要がないため、その形成によって接続具3の製造コストが高くなるのを抑制することができる。
【0025】
(請求項2の発明)
請求項2の発明は、請求項1の発明の作用効果に加え、次の作用効果を奏する(図1参照)。
▲7▼取り付け孔11の形成によって接続具3の製造コストが高くなるのを抑制することができる。
板金の一部を打ち抜いた孔を、接続具3の取り付け孔11としたため、次の利点がある。取り付け孔11は、板金の打ち抜き加工によって簡単に形成できるため、その形成によって接続具3の製造コストが高くなるのを抑制することができる。
【0026】
(請求項3の発明)
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明の作用効果に加え、次の作用効果を奏する(図1参照)。
▲8▼接当具13が損傷しにくい。
板金の一部を折り曲げた部分を、ハイアイドルスプリング12に受け止められる接当部13としたため、利点がある。接続部13の素材となる板金は、衝撃に強いため、接当部13は、急加速操作によって、ハイアイドルスプリング12に強く衝突しても、損傷しにくい。
【0027】
▲9▼接続部13の形成によって接続具3の製造コストが高くなるのを抑制することができる。
板金の一部を折り曲げた部分を、ハイアイドルスプリング12に受け止められる接当部13としたため、次の利点がある。接続部13は、板金の曲げ加工によって簡単に形成することができるため、その形成によって接続具3の製造コストが高くなるのを抑制することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2は本発明の実施形態を説明する図である。この実施形態では、ディーゼルエンジンが用いられている。
【0029】
このエンジンの構成は次の通りである(図2参照)。
このエンジンは、燃料噴射装置と、燃料調量装置とを備えている。燃料噴射装置は、燃料噴射ポンプ2と、燃料噴射カム軸14とを備えている。燃料噴射ポンプ2は、燃料調量ラック4を備え、噴射ポンプ収容ケース15に上方から差し込まれている。燃料調量ラック4は、調量ラックピン6を備え、これは燃料増減方向にスライドする。燃料噴射カム軸14は、噴射ポンプ収容ケース15内で、燃料噴射ポンプ2の下方に配置されている。燃料調量装置は、メカニカルガバナを備えている。
【0030】
メカニカルガバナの構成は、次の通りである。
メカニカルガバナは、ガバナレバー1と、ガバナスプリング16と、ガバナウェイト17とを備えている。ガバナレバー1は、一対のレバー18・19からなり、各レバー18・19は、ガバナレバー軸20に揺動自在に支持されている。第1のレバー18は、トルクアップ装置21と、ガバナフォース入力部22と、接続具3とを備えている。
【0031】
トルクアップ装置21は、第1のレバー18の中途高さ位置に設けられ、突出方向に付勢されたトルクピン23を備え、トルクピン23で第2のレバー19を受け止める。ガバナフォース入力部22は、第1のレバー18の下端部に設けられ、ガバナフォース24を受け止める。接続具3は、第1のレバー18の上端部に取り付けられ、第1のレバー18と燃料調量ラック4とを接続する。第2のレバー19は、ガバナスプリング16を介して調速レバー25に連動連結され、燃料制限具26に受け止められる接当部27を備えている。
【0032】
接続具3の構成は、次の通りである。
接続具3は、ラックピン係合部5と、取り付け孔11と、接当部13とを備えている。ラックピン係合部5と接当部13とは、接続具3の燃料減量側の端部に形成されている。ラックピン係合部5は、エンジン停止手段7を受け止める入力部8としても用いられる。取り付け孔11は、燃料増減方向に長く形成され、ラックピン係合部5と接当部13以外の部分に形成されている。取り付け孔11には、上記第1のレバー18に固定された一対の取り付けピン10が内嵌され、この取り付けピン10で、接続具3が第1レバー18にスライド自在に取り付けられている。この接続具3は、スタートスプリング9で燃料調量ラック4の燃料増量方向に付勢されている。スタートスプリング6の一端部は、噴射ポンプ収容ケース15に固定され、他端部は取り付け孔11に係止されている。このスタートスプリング9の付勢力により、ラックピン係合部5に係合した調量ラックピン6は、前記第2のレバー19に圧接される。接当部13は、ハイアイドルスプリング12に受け止められる。接続具3の素材と形状は後述する。
【0033】
メカニカルガバナの機能は、次の通りである。
部分負荷運転時には、ガバナレバー1を構成する一対のレバー18・19は、ガバナスプリング16のバネ力とガバナフォース24との不釣り合い力により、一体に揺動し、燃料調量ラック4を部分負荷領域で調量する。全負荷運転時には、第2のレバー19が燃料制限具26に接当する。過負荷運転時には、第2のレバー19を燃料制限具26に接当させたまま、第1のレバー18のみが、トルクピン23の突出力とガバナフォース24との不釣り合い力により揺動し、燃料調量ラック4をトルクライズ領域で調量し、エンストを抑制する。ハイアイドル運転時には、接当部13がハイアイドルスプリング12に受け止められ、燃料調量ラック4の燃料減量方向への過剰な移動を抑制し、ハイアイドル回転数を維持する。
【0034】
エンジンを停止する場合には、エンジン停止手段7で接続具3の入力部8を押すと、接続具3がスタートスプリング9の付勢力に抗してスライドし、調量ラック4が燃料無噴射位置まで移動する。この時、接続具3がガバナスプリング16の張力の抵抗を受けないので、エンジン停止手段7の出力は小力で済む。エンジンが停止すると、ガバナフォース24が無くなるため、燃料調量ラック4は、スタートスプリング9の付勢力で始動増量位置まで移動する。エンジン始動時には、燃料調量ラック4が始動増量位置にあるため、始動増量がなされ、エンジンの回転がスムーズに立ち上がる。
【0035】
接続具3の素材と形状は、次の通りである。
接続具3は冷間圧延鋼板の板金で形成され、この板金の一部をコの字形に折り曲げた部分が、ラックピン係合部5とされている。また、ラックピン係合部5とは別に、この板金の一部をコの字形に折り曲げた部分が、接当部13とされている。ラックピン係合部5とスプリング受け13とは、連続しており、相互に逆方向に折り曲げられている。このため、これらは、接続具3を構成する板金の一部をSの字形に折り曲げた部分で形成されていることになる。取り付け孔11は、接続具3を構成する板金の一部を打ち抜いた長孔で形成されている。接続具3は、全体を熱処理し、耐摩耗性を高めている。調量ラックピン6やエンジン停止手段7と接触するラックピン係合部5のみに熱処理を施してもよい。
【0036】
この接続具3の利点は、次の通りである。
接続部3の素材となる板金は、衝撃に強い。また、板金の一部を折り曲げて形成したラックピン係合部5や接当部13には、特別な応力の集中個所が形成されないため、接続具3が損傷しにくい。また、ラックピン係合部5や接当部13は、その素材となる板金が衝撃に強いため、損傷しにくい。また、ラックピン係合部5や接当部13の形状が適正でない場合は、その曲げ具合を調節するだけで、簡単に修正ができる。また、ラックピン係合部5や接当部13や取り付け孔11は、板金の曲げ加工と打ち抜き加工によって、簡単に形成することができる。また、ラックピン係合部5を、エンジン停止手段7を受け止める入力部8としたため、入力部8を新たに形成する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態で用いる燃料調量装置とその周辺部の説明図である。
【図2】本発明の実施形態で用いる接続具を説明する図で、図2(A)は斜視図、図2(B)は正面図、図2(C)は平面図である。
【図3】従来技術で用いられている燃料調量装置とその周辺部の説明図である。
【符号の説明】
1…カバナレバー、2…燃料噴射ポンプ、3…接続具、5…ラックピン係合部、6…調量ラックピン、7…エンジン停止手段、8…入力部、11…取り付け孔、12…ハイアイドルスプリング、13…接当部。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a fuel metering device for a diesel engine.
[0002]
[Prior art]
FIG. 3 shows a conventional fuel metering device for a diesel engine.
The configuration of this prior art is as follows.
A fuel metering for a diesel engine in which a connecting
The connecting
[0003]
Further, the above prior art has the following configuration.
One of the pair of projections formed at the time of forming the connecting
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The above prior art has the following problems.
{Circle around (1)} When the engine is manufactured, handling of the
Since the connecting
[0005]
{Circle around (2)} The service life of the connecting
Since the connecting
[0006]
{Circle around (3)} The work of correcting the rack
Since the slit is formed as the rack
[0007]
{Circle around (4)} The formation cost of the
Since the one-end opening slit formed at the time of molding the
[0008]
(5) The
Since the projection formed at the time of molding the connecting
[0009]
{Circle around (6)} The manufacturing cost of the
Since the projection formed at the time of molding the connecting
[0010]
{Circle around (7)} The formation cost of the connecting
Since the hole formed at the time of forming the connecting
[0011]
(8) The
Since the projection formed at the time of molding the
[0012]
{Circle around (9)} The manufacturing cost of the
Since the projection formed at the time of molding the
[0013]
The problems of the prior art are summarized as follows.
{Circle around (1)} When the engine is manufactured, handling of the
{Circle around (2)} The service life of the connecting
{Circle around (3)} The work of correcting the rack
{Circle around (4)} The formation cost of the
(5) The
{Circle around (6)} The manufacturing cost of the
{Circle around (7)} The formation cost of the connecting
(8) The
{Circle around (9)} The manufacturing cost of the
[0014]
An object of the present invention is to provide a fuel metering device for a diesel engine that can solve the above problems.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
(Invention of claim 1)
The invention of
A fuel metering for a diesel engine in which a connecting
The connecting
[0017]
(Invention of claim 2 )
The invention of
The fuel metering device for a diesel engine according to
A fuel metering device for a diesel engine, characterized in that a hole punched out from a part of the sheet metal is used as a mounting
[0018]
(Invention of claim 3 )
The invention of
The fuel metering device for a diesel engine according to
A fuel metering device for a diesel engine, wherein a part of the sheet metal bent apart from the rack
[0019]
Function and effect of the present invention
(Invention of claim 1)
The invention of
{Circle around (1)} When the engine is manufactured, the handling of the connecting
The connecting
[0020]
{Circle around (2)} The service life of the connecting
The connecting
[0021]
(3) The work of correcting the rack
Since a part obtained by bending a part of the sheet metal is used as the rack
[0022]
{Circle around (4)} The formation of the rack
The connecting
[0023]
(5) Damage to the
Since the rack
[0024]
{Circle around (6)} The increase in the manufacturing cost of the
Since the rack
[0025]
(Invention of claim 2 )
The invention of
{Circle around (7)} The increase in the manufacturing cost of the
Since the hole punched out from a part of the sheet metal is used as the mounting
[0026]
(Invention of claim 3 )
The invention of
{Circle around (8)} The
The bent portion of the sheet metal is used as the
[0027]
{Circle around (9)} The increase in the manufacturing cost of the
Since a portion obtained by bending a part of the sheet metal is used as the
[0028]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 and 2 are diagrams illustrating an embodiment of the present invention. In this embodiment, a diesel engine is used.
[0029]
The configuration of this engine is as follows (see FIG. 2).
This engine includes a fuel injection device and a fuel metering device. The fuel injection device includes a
[0030]
The configuration of the mechanical governor is as follows.
The mechanical governor includes a
[0031]
The torque-up
[0032]
The configuration of the
The
[0033]
The functions of the mechanical governor are as follows.
During the partial load operation, the pair of
[0034]
When the engine is stopped, when the
[0035]
The material and shape of the
The connecting
[0036]
The advantages of this
The sheet metal used as the material of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a fuel metering device used in an embodiment of the present invention and peripheral portions thereof.
FIGS. 2A and 2B are views for explaining a connector used in the embodiment of the present invention. FIG. 2A is a perspective view, FIG. 2B is a front view, and FIG. 2C is a plan view.
FIG. 3 is an explanatory view of a fuel metering device used in a conventional technique and a peripheral portion thereof.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
上記接続具(3)を板金で形成し、この板金の一部を折り曲げた部分を、上記ラックピン係合部(5)とし、
前記ラックピン係合部(5)を、エンジン停止手段(7)を受け止める入力部(8)としても用いる、ことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料調量装置。A connector (3) is attached to the governor lever (1), and a rack pin engaging portion (5) is provided on the connector (3), and the rack pin engaging portion (5) is connected to a metering rack pin (5) of the fuel injection pump (2). In the fuel metering device for a diesel engine engaged in 6),
The connecting tool (3) is formed of a sheet metal, and a part obtained by bending a part of the sheet metal is referred to as the rack pin engaging portion (5) .
The fuel metering device for a diesel engine, wherein the rack pin engaging portion (5) is also used as an input portion (8) for receiving engine stopping means (7) .
前記板金の一部を打ち抜いた孔を、接続具(3)の取り付け孔(11)とした、ことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料調量装置。The fuel metering device for a diesel engine according to claim 1 ,
A fuel metering device for a diesel engine, characterized in that a hole punched out of a part of the sheet metal is used as a mounting hole (11) for a connector (3).
前記ラックピン係合部(5)とは別に、前記板金の一部を折り曲げた部分を、ハイアイドルスプリング(12)に受け止められる接当部(13)とした、ことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料調量装置。The fuel metering device for a diesel engine according to claim 1 or 2 ,
Diesel engine fuel, characterized in that apart from the rack pin engaging part (5), a part of the sheet metal bent is a contact part (13) received by a high idle spring (12). Metering device.
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