JP3566950B2 - Semiconductor device with booster circuit - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、低電圧電源から高い電圧を得るための昇圧回路を備えた半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、EEPROMやフラッシュメモリなどの半導体装置(以下、IC)の単一低電圧電源化に伴って、例えば記憶内容の書き込みや消去動作に必要な電圧をそのICの内部で得るように、電源電圧の昇圧が行われるようになってきている。このために、チャージポンプ回路などの昇圧回路がICに備えられる。
【0003】
図7は従来の昇圧回路の構成を示す図である。図7において、初段のチャージポンプユニットU1から出力段のチャージポンプユニットUnまでN段のチャージポンプユニット(以下、ユニットと称することがある。)が直列に接続されて、ハイカレントポンプCP1を構成している。初段のユニットU1に電源電圧Vdd(例えば、2Vや3Vなど)が供給される。また、出力段のユニットUnの出力側からは、ソースとゲートが接続された高耐圧用のN型MOSトランジスタQoとそのドレイン側とグランド電位間に接続されたキャパシタCoとからなる出力平滑回路を介して、電源電圧Vddが昇圧された所定の出力電圧Vout(例えば、10V)が出力される。
【0004】
各ユニットU1〜Unは、同様の構成であり、例えばユニットU1を例に説明すると、高耐圧用のN型MOSトランジスタQ1とキャパシタC1とを備えている。N型MOSトランジスタQ1のソースSは、電源電圧Vddが供給されるとともに、ゲートGに接続されており、いわゆるダイオード接続とされている。また、そのドレインDは次段のユニットU2のN型MOSトランジスタQ2のソースSに接続されており、その基板はもっとも低い電位点、この例ではグランド電位に接続されている。また、キャパシタC1は一端がドレインDに接続され、他端がクロックライン(この場合は、第1クロックCLK1のクロックライン)に接続される。
【0005】
なお、各ユニットのキャパシタは、奇数番のユニットU1,U3などでは第1クロックCLK1のクロックラインに接続され、偶数番のユニットU2,U4などでは第2クロックCLK2のクロックラインに接続される。
【0006】
第1クロックCLK1及び第2クロックCLK2は、例えば、電源電圧Vddと同じ振幅電圧で所定の周波数を持ち、ほぼ逆位相の状態で変化する二相クロックである。この第1クロックCLK1は、クロック信号clkが第1バッファB1で増幅されて出力される。また、第2クロックCLK2は、クロック信号clkが反転回路NOT1で反転され、第2バッファB2で増幅されて出力される。
【0007】
この図7の昇圧回路においては、起動信号(図示せず)を受けてクロック信号clkがHレベル/Lレベルに交互に変化を開始すると、第1バッファB1及び反転回路NOT1・第2バッファB2により、第1クロックCLK1,第2クロックCLK2が、逆位相の状態で変化を開始する。
【0008】
この第1クロックCLK1、第2クロックCLK2の動作開始に応じて、各ユニットU1〜Unが同時にチャージポンプ動作を開始し、電源電圧Vddが各ユニット毎に順次チャージアップされ、昇圧された出力電圧Voutが出力される。この出力電圧Voutが、EEPROMなどの所定の端子に供給される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
この昇圧回路においては、各ユニットU1〜UnのキャパシタC1〜Cnは、出力電圧Voutとともに所要の電流を供給することができるように比較的大きな容量のものが用いられている。したがって、起動直後には、同時に動作を開始する各ユニットU1〜Unにより大電流が消費されるから、電圧降下により電源電圧が低下し、不安定になる。この電源電圧の変動は、昇圧回路が起動する都度生じることになるから、この昇圧回路が組み込まれている半導体装置中のロジック回路等の動作(例えば、書き込み動作や、読み出し動作)に、誤動作を惹起するなどの悪影響を与えることがある。
【0010】
電源回路の容量に電流変化にも耐えられるように余裕を持たせられればそのような変動を避けることはできるが、例えば携帯機器用など小型化、軽量化が求められる半導体装置では、余裕を持たせることは困難である。
【0011】
そこで、本発明は、起動時の消費電流を抑制するように昇圧動作の条件を変更することにより、起動時の電圧変動を少なくし、他回路への悪影響を避けることができるように構成した昇圧回路を備えた半導体装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の昇圧回路を備えた半導体装置は、入力端側と出力端側をもつMOSトランジスタとこのMOSトランジスタの出力端側に一端が接続され他端にクロックが供給されるキャパシタとを有するチャージポンプユニットが、複数直列に接続され電源電圧が昇圧された出力電圧が出力されるチャージポンプ手段と、
起動信号を受けて前記クロックの発生を開始するクロック発生手段を備え、
前記クロック発生手段は、少なくとも前記起動信号を受けてから予め定められている所定の条件を満たすまでの間は、前記クロックとして前記キャパシタへの電流供給能力が制限されるとともに振幅が前記電源電圧よりも小さい能力制限クロックを発生し、前記所定の条件を満たした後は前記電源電圧の振幅を持つクロックを発生することを特徴とする。
【0013】
この本発明の請求項1の昇圧回路を備えた半導体装置によれば、起動信号を受けてから予め定められている所定の条件、例えば、時間や出力電圧値、を満たすまでの間は、全チャージポンプユニットのキャパシタへ電流供給能力が制限されたクロックが供給される。したがって、昇圧回路起動時の消費電流が抑制されるから、電源電圧の変動を少なくし、他回路への影響を避けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の昇圧回路を備えた半導体装置の実施の形態について、図1〜図6を参照して説明する。
【0015】
図1は本発明の第1の実施の形態に係る、昇圧回路を備えた半導体装置の回路構成を示す図である。図2は、クロックを発生するバッファの構成例を示す図であり、また、図3は能力の制限されたクロックと通常のクロックとを示す図である。
【0016】
図1において、従来の図7と同様に、初段のチャージポンプユニットU1から出力段のチャージポンプユニットUnまでN段のユニットが直列に接続されて、チャージポンプ手段であるハイカレントポンプCP1を構成しており、ユニットU1に電源電圧Vdd(例えば、2Vや3Vなど)が供給され、出力段のユニットUnから、N型MOSトランジスタQo、キャパシタCoからなる出力平滑回路を介して所定の出力電圧Vout(例えば、10V)が出力される。各ユニットU1〜Unについても従来の図7と同様であり、対応する構成には、同じ符号を付している。なお、N型MOSトランジスタQo、キャパシタCoからなる出力平滑回路を、ハイカレントポンプCP1に含ませるようにしてもよい
【0017】
この図1の第1の実施の形態では、起動信号Stを受けてクロック信号clkを出力するクロック信号発生器CGと、起動信号Stを受けて所定時間τ後に起動時制御信号SconをLレベルからHレベルに立ち上げるオンディレイ動作のタイマTDと、クロック信号clkを反転する反転回路NOT1と、クロック信号clkが入力されこれに同期しかつ起動時制御信号Sconにより電流駆動能力が制御される可制御第1バッファB11と、反転回路NOT1により反転されたクロック信号clkが入力されこれに同期しかつ起動時制御信号Sconにより電流駆動能力が制御される可制御第2バッファB21とを備えている。これらにより、クロック発生手段が形成されている。
【0018】
図2は、この第1の実施の形態に用いられる可制御第1バッファB11(もしくは可制御第2バッファB21)の構成例を示す図である。図2において、電源電圧Vdd点とグランドとの間にP型MOSトランジスタQ21、P型MOSトランジスタQ22、N型MOSトランジスタQ23及びN型MOSトランジスタQ24がこの順序で接続されている。
【0019】
MOSトランジスタQ21のゲートには反転回路NOT3を介して起動時制御信号Sconが供給され、MOSトランジスタQ24のゲートには直接に起動時制御信号Sconが供給される。MOSトランジスタQ21にはダイオード接続されたP型MOSトランジスタQ25が並列に接続され、また,MOSトランジスタQ24にはダイオード接続されたN型MOSトランジスタQ26が並列に接続されている。
【0020】
そして、MOSトランジスタQ22,Q23のゲートにはクロック信号clk(もしくはクロック信号clkの反転信号)が供給され、MOSトランジスタQ22とMOSトランジスタQ23の接続点から第1クロックCLK1(もしくは第2クロックCLK2)が出力される。
【0021】
さて、このように構成される本発明の昇圧回路の動作を図1〜図3を参照しつつ説明する。
【0022】
まず、起動信号Stが立ち上がる(Hレベル)と、クロック信号発生器CGは直ちに発振を開始しクロック信号clkを発生し、一方タイマTDは予め設定されている所定時間τの計時を開始する。クロック信号clkは、直接可制御第1バッファB11に供給され、また反転回路NOT1を介して可制御第2バッファB21に供給される。これにより可制御第1バッファB11及び可制御第2バッファB21から、所定の周波数を持ち、ほぼ逆位相の状態で変化する二相クロックである第1クロックCLK1及び第2クロックCLK2が、それぞれ発生される。
【0023】
起動信号Stの立ち上がりから所定時間τが経過するまでは、起動時制御信号SconはLレベルの状態にあるから、この間はMOSトランジスタQ21及びMOSトランジスタQ24はオフされている。したがって、所定時間τの間は、ダイオード接続されているMOSトランジスタQ25及びMOSトランジスタQ26を介して第1クロックCLK1,第2クロックCLK2が出力されることになる。
【0024】
このMOSトランジスタQ25及びMOSトランジスタQ26では、それぞれしきい値電圧Vthだけ電圧降下が生じるから、図3(a)に示されているように、第1クロックCLK1,第2クロックCLK2の振幅の変動幅(即ち、HレベルとLレベルとの間の電圧差)はその分だけ小さくなり、Vdd−2Vthになる。ハイカレントポンプCP1の消費電流は、各ユニットU1〜Unのキャパシタの容量が大きければ大きく、キャパシタの逆端(クロックライン側)の変動幅が大きければ大きくなるから、第1クロックCLK1,第2クロックCLK2の変動幅が小さくされていることにより、消費電流は小さくなる。
【0025】
このように第1クロックCLK1,第2クロックCLK2の変動幅が小さくされていることにより、各ユニットU1〜UnのキャパシタC1〜Cnへの電流供給能力が制限されるから、昇圧回路の電流消費量が低減される。特に、昇圧回路の起動直後では大きな電流(例えば、100mA)を消費するが、この実施の形態のように電流供給能力を制限することにより消費される電流が小さく(例えば、40mA)なる。
【0026】
したがって、出力電圧Voutが予定された電圧値になるまでの時間は多少長くはなるが、昇圧回路起動時の消費電流が抑制されるから、電源電圧の変動が少なくなり、他回路への影響を避けることができる。
【0027】
そして、起動後の所定時間τが経過すると、起動時制御信号SconがHレベルになり、MOSトランジスタQ21及びMOSトランジスタQ24がオンする。これにより、MOSトランジスタQ25及びMOSトランジスタQ26による電圧降下は除去されるから、第1クロックCLK1及び第2クロックCLK2は、図3(b)に示されるように、電源電圧Vddの変動幅になる。この通常動作状態での昇圧回路の消費電流は、負荷条件にもよるが、例えば10〜20mA程度であり、起動時に消費する電流より遙かに小さいから、他回路への電源電圧変動の影響を軽減できる。
【0028】
図4は、可制御第1バッファB11及び可制御第2バッファB21の他の実施例を示す図である。この実施例では、図2で電流能力制限用に設けられていたダイオード接続のMOSトランジスタQ25,MOSトランジスタQ26の定電圧降下素子に代えて、抵抗R1及び抵抗R2を設けている。
【0029】
この抵抗R1,R2は、電流制限素子として機能するから、この図4の可制御第1バッファB11、可制御第2バッファB21もやはり起動時の電流能力制限機能を果たすことができる。更に、この抵抗R1,R2に代えて、他に定電流源回路を設けることによっても同様の効果を得ることができる。この抵抗や定電流源に代替する点は、他の実施の形態においても同様に適用することができる。
【0030】
図5は本発明の第2の実施の形態に係る、昇圧回路を備えた半導体装置の回路構成を示す図である。
【0031】
この図5の第2の実施に形態においては、ハイカレントポンプCP1の各ユニットU1〜Unに、その出力側電圧を供給されるもっとも高い電圧、即ち電源電圧Vddにクランプするためのクランプ手段が設けられている。
【0032】
このクランプ手段は、各ユニットU1〜Unの出力側と電源電圧Vddとの間に設けられるMOSトランジスタQ11〜Q1n(この例ではN型MOSトランジスタ)から構成されている。このN型MOSトランジスタQ11〜Q1nは、起動信号Stを反転回路NOT2により反転した信号によりオン/オフが制御される。この第2の実施の形態においては、クランプ手段以外の構成は、図1の第1の実施の形態におけると同様の構成である。
【0033】
図5において、昇圧回路が停止しているときは、N型MOSトランジスタQ11〜Q1nはオンしているから、各ユニットU1〜Unの出力側電圧即ち全てのキャパシタC1〜Cnは電源電圧Vddにクランプされている。
【0034】
起動信号Stが立ち上がると、そのHレベルが反転回路NOT2で反転されてLレベルとなるから、N型MOSトランジスタQ11〜Q1nはオフされ、これにより、電源電圧Vddへのクランプは解除される。
【0035】
この後は、図1の第1の実施の形態と同様に昇圧動作が行われるが、その際、各キャパシタが電源電圧Vddに事前にクランプされていたことにより、キャパシタの充電に要する消費電流が少なくて済む。したがって、第1の実施の形態に比較して更に起動時の消費電流を小さくすることができる。また、同じ消費電流とすれば、電流能力を制限する時間を短くすることができる。
【0036】
なお、図5では、昇圧回路が停止しているときは、通常はクロック信号発生器CGの条件に応じて可制御第1バッファB11と可制御第2バッファB21の出力はいずれかがHレベルで他方がLレベルになる。しかし、起動信号Stに応じて制御される簡単なロジック回路を可制御第1バッファB11、可制御第2バッファB21に付加することにより、いずれの出力もLレベルに固定しておくことができる。この場合には、全てのキャパシタC1〜Cnを電源電圧Vddに充電しておくことができる。
【0037】
図6は本発明の第3の実施の形態に係る、昇圧回路を備えた半導体装置の回路構成を示す図である。
【0038】
この図6の第3の実施に形態においては、昇圧回路の出力電圧Voutを所定の基準電圧と比較し、起動時制御信号Sconを発生する電圧比較手段Vcomが設けられている。これにより、第1,第2の実施の形態で設けられていたタイマTDは除去されている。また、第1,第2の実施の形態で設けられていたクロック信号発生器CGに代えて、アンド回路ANDを設け、起動信号Stと外部から供給されるクロック信号clkとのアンド条件により、アンド回路ANDからクロック信号clkを出力するようにしている。このクロック信号発生器CGに代えてアンド回路ANDを設けることは、第1,第2の実施の形態でも同様に行うことができる。その他の構成は、図5の第2の実施の形態と同じである。
【0039】
電圧比較手段Vcomは、出力電圧Voutを抵抗R3,R4で分圧して比較電圧Vs(=Vout×R3/(R3+R4))を形成する分圧手段と、電源電圧Vddを抵抗R5,R6で分圧して基準電圧Vref(=Vdd×R5/(R5+R6))を形成する分圧手段と、比較電圧Vsを基準電圧Vrefと比較し、Vs>Vrefの時に起動時制御信号Sconを出力する演算増幅器OP1と、抵抗R3とグランド間及び抵抗R5とグランド間にそれぞれ接続されたN型MOSトランジスタQ21、Q22とを備えている。そして、起動信号Stの立ち上がりにより、N型MOSトランジスタQ21、Q22をオンするとともに、演算増幅器OP1を動作可能にしている。これにより、待機時の無駄な電力消費を少なくすることができる。
【0040】
この図6において、起動信号Stが立ち上がる(Hレベル)と、まず、MOSトランジスタQ11〜Q1nはオフされてクランプ動作は停止される。同時に、外部からのクロック信号clkがアンド回路ANDを介して供給されるから、第1クロックCLK1及び第2クロックCLK2が、それぞれ発生され、チャージポンプ動作が開始される。
【0041】
この状態では、起動時制御信号SconはLレベルの状態にあるから、第1の実施の形態で説明したのと同様に、第1クロックCLK1,第2クロックCLK2の変動幅が小さく、各ユニットU1〜UnのキャパシタC1〜Cnへの電流供給能力が制限されるから、昇圧回路の消費電流が低減されている。
【0042】
起動信号Stの立ち上がりから時間の経過と共に出力電圧Voutが上昇していく。出力電圧Voutから形成される比較電圧Vsが、電源電圧Vddから形成される基準電圧Vrefより大きくなると(Vs>Vref)、演算増幅器OP1の出力、即ち起動時制御信号SconがHレベルになる。
【0043】
これにより、可制御第1バッファB11及び可制御第2バッファB21の電流能力制限は解除され、第1クロックCLK1及び第2クロックCLK2は、通常動作状態である電源電圧Vddの変動幅になる。
【0044】
このように、昇圧回路の出力電圧Voutが、起動後に所定の電圧に達するまでは可制御第1バッファB11及び可制御第2バッファB21の電流能力が制限され、その後制限状態を解除して通常状態に戻す。したがって、出力電圧Voutが予定された電圧値になるまでの時間は多少長くはなるが、昇圧回路起動時の消費電流が抑制されるから、電源電圧の変動が少なくなり、他回路への影響を避けることができる。
【0045】
なお、以上の各実施の形態では、電流能力の制限を一段階としているが、これを二段階あるいはそれ以上の他段階に制御することも、同様の手法を用いることにより実施することができる。
【0046】
また、チャージポンプユニットは、以上説明した各実施の形態における構成に限られるものではなく、例えば、MOSトランジスタとして、P型基板に形成されたN型ウエルと、このN型ウエル中に形成されたP型ウエルと、このP型ウエル中に形成されたN型のソース領域、このソース領域とチャネル領域を隔てて形成されたN型ドレイン領域、チャネル上方に絶縁物を介して形成されたゲートとを備えたウエル分離形式であり、そのN型ウエルはP型基板との間及びP型ウエルとの間が逆バイアスされるように高電位点に接続される構造のダブルウエル形式のMOSトランジスタを用いることができる。また、各ユニットが主NMOSトランジスタと主キャパシタ及び副NMOSトランジスタと副キャパシタとを持ち、それらが4相クロックで駆動される形式のものでも、同様に構成することができる。
【0047】
【発明の効果】
請求項1記載の昇圧回路を備えた半導体装置によれば、起動信号を受けてから予め定められている所定の条件、例えば、時間や出力電圧値、を満たすまでの間は、全チャージポンプユニットのキャパシタへ電流供給能力が制限されたクロックが供給される。したがって、昇圧回路起動時の消費電流が抑制されるから、電源電圧の変動を少なくし、他回路への影響を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る、昇圧回路を備えた半導体装置の回路構成を示す図。
【図2】クロックを発生するバッファの構成例を示す図。
【図3】電流能力の制限されたクロックと通常のクロックとを示す図。
【図4】クロックを発生するバッファの他の構成例を示す図。
【図5】第2の実施の形態に係る、昇圧回路を備えた半導体装置の回路構成を示す図。
【図6】第2の実施の形態に係る、昇圧回路を備えた半導体装置の回路構成を示す図。
【図7】従来の昇圧回路の構成を示す図。
【符号の説明】
CP1,CP11 ハイカレントポンプ
U1〜Un チャージポンプユニット
Q1〜Qn、Q21〜Q26、Q11〜Q1n、Qo MOSトランジスタ
C1〜Cn、Co キャパシタ
B11 可制御第1バッファ
B21 可制御第2バッファ
NOT1、NOT2,NOT3 反転回路
CG クロック信号発生器
TD タイマ
R1〜R6 抵抗
Vcom 電圧比較手段
OP1 演算増幅器
Q21、Q22 MOSトランジスタ
AND アンド回路
clk クロック信号
CLK1 第1クロック
CLK2 第2クロック
St 起動信号
Scon 起動時制御信号
Vdd 電源電圧
Vout 出力電圧[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a semiconductor device including a booster circuit for obtaining a high voltage from a low-voltage power supply.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, with the use of a single low-voltage power supply for a semiconductor device (hereinafter referred to as an IC) such as an EEPROM or a flash memory, for example, a power supply is required so that a voltage necessary for writing or erasing stored contents is obtained inside the IC. The voltage is increasing. For this purpose, a booster circuit such as a charge pump circuit is provided in the IC.
[0003]
FIG. 7 is a diagram showing a configuration of a conventional booster circuit. In FIG. 7, N stages of charge pump units (hereinafter, sometimes referred to as units) are connected in series from a first stage charge pump unit U1 to an output stage charge pump unit Un to form a high current pump CP1. ing. The power supply voltage Vdd (for example, 2 V or 3 V) is supplied to the first unit U1. Further, from the output side of the unit Un of the output stage, an output smoothing circuit including an N-type MOS transistor Qo for a high withstand voltage having a source and a gate connected, and a capacitor Co connected between the drain side and a ground potential is provided. Thus, a predetermined output voltage Vout (for example, 10 V) in which the power supply voltage Vdd is boosted is output.
[0004]
Each of the units U1 to Un has the same configuration. For example, when the unit U1 is described as an example, it includes an N-type MOS transistor Q1 for high withstand voltage and a capacitor C1. The source S of the N-type MOS transistor Q1 is supplied with the power supply voltage Vdd and is connected to the gate G, which is a so-called diode connection. The drain D is connected to the source S of the N-type MOS transistor Q2 of the next unit U2, and the substrate is connected to the lowest potential point, in this example, the ground potential. The capacitor C1 has one end connected to the drain D and the other end connected to a clock line (in this case, a clock line of the first clock CLK1).
[0005]
The capacitor of each unit is connected to the clock line of the first clock CLK1 in the odd-numbered units U1 and U3, and is connected to the clock line of the second clock CLK2 in the even-numbered units U2 and U4.
[0006]
The first clock CLK1 and the second clock CLK2 are, for example, two-phase clocks that have the same amplitude voltage as the power supply voltage Vdd, have a predetermined frequency, and change in almost the opposite phase. The first clock CLK1 is output by amplifying the clock signal clk in the first buffer B1. Further, the second clock CLK2 is obtained by inverting the clock signal clk by the inverting circuit NOT1, amplifying the clock signal clk by the second buffer B2, and outputting the amplified signal.
[0007]
In the booster circuit shown in FIG. 7, when the clock signal clk starts to alternately change to the H level / L level in response to the start signal (not shown), the first buffer B1 and the inverting circuits NOT1 and the second buffer B2. , The first clock CLK1 and the second clock CLK2 start to change in opposite phases.
[0008]
In response to the start of the operation of the first clock CLK1 and the second clock CLK2, the units U1 to Un simultaneously start the charge pump operation, the power supply voltage Vdd is sequentially charged up for each unit, and the boosted output voltage Vout Is output. This output voltage Vout is supplied to a predetermined terminal such as an EEPROM.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
In this booster circuit, the capacitors C1 to Cn of the units U1 to Un have relatively large capacities so that a required current can be supplied together with the output voltage Vout. Therefore, immediately after the start, a large current is consumed by the units U1 to Un that start operating at the same time, so that the power supply voltage is reduced due to the voltage drop and becomes unstable. This fluctuation of the power supply voltage occurs every time the booster circuit is started. Therefore, a malfunction (eg, a write operation or a read operation) of a logic circuit or the like in a semiconductor device in which the booster circuit is incorporated may cause a malfunction. It may cause adverse effects such as inducing.
[0010]
Such fluctuations can be avoided if the power supply circuit capacity is given a margin so that it can withstand a current change.However, for a semiconductor device that is required to be reduced in size and weight, such as for a portable device, a margin is provided. It is difficult to get them.
[0011]
In view of the above, the present invention provides a booster configured to reduce the voltage fluctuation at the time of startup and to avoid adverse effects on other circuits by changing the conditions of the boosting operation so as to suppress the current consumption at the time of startup. It is an object to provide a semiconductor device provided with a circuit.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a semiconductor device having a booster circuit, a MOS transistor having an input terminal and an output terminal, a capacitor having one end connected to the output terminal of the MOS transistor and a clock supplied to the other end. A charge pump unit that outputs a boosted output voltage of a plurality of power supply voltages connected in series;
Clock generating means for receiving the start signal and starting generation of the clock,
Said clock generating means, the at least until the start signal receiving a predetermined condition is satisfied which is predetermined from, Rutotomoni amplitude current supply capability is limited to the capacitor as the clock from the supply voltage And generating a clock having an amplitude of the power supply voltage after the predetermined condition is satisfied .
[0013]
According to the semiconductor device having the booster circuit of claim 1 of the present invention, a period from when the start signal is received to when a predetermined condition such as a time or an output voltage value is satisfied is satisfied. A clock having a limited current supply capability is supplied to the capacitor of the charge pump unit. Therefore, current consumption at the time of starting the booster circuit is suppressed, so that fluctuations in the power supply voltage can be reduced and influence on other circuits can be avoided.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of a semiconductor device including a booster circuit according to the present invention will be described with reference to FIGS.
[0015]
FIG. 1 is a diagram showing a circuit configuration of a semiconductor device having a booster circuit according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram illustrating a configuration example of a buffer that generates a clock, and FIG. 3 is a diagram illustrating a clock with a limited capacity and a normal clock.
[0016]
In FIG. 1, similarly to the conventional FIG. 7, N-stage units are connected in series from a first-stage charge pump unit U1 to an output-stage charge pump unit Un to form a high-current pump CP1 as charge pump means. The power supply voltage Vdd (for example, 2 V or 3 V) is supplied to the unit U1, and a predetermined output voltage Vout (from an output stage unit Un) is output via an output smoothing circuit including an N-type MOS transistor Qo and a capacitor Co. For example, 10 V) is output. Each of the units U1 to Un is the same as in the conventional FIG. 7, and the corresponding components are denoted by the same reference numerals. Note that an output smoothing circuit including an N-type MOS transistor Qo and a capacitor Co may be included in the high current pump CP1.
In the first embodiment shown in FIG. 1, a clock signal generator CG which receives a start signal St and outputs a clock signal clk, and a start time control signal Scon is changed from an L level after a predetermined time τ after receiving the start signal St. An on-delay operation timer TD that rises to the H level, an inverting circuit NOT1 that inverts the clock signal clk, and a controllable control in which the current driving capability is controlled in synchronization with the clock signal clk and synchronized with the clock signal clk. The control circuit includes a first buffer B11 and a controllable second buffer B21 to which a clock signal clk inverted by the inverting circuit NOT1 is input, synchronized with the clock signal clk, and whose current drive capability is controlled by the start-up control signal Scon. These form a clock generating means.
[0018]
FIG. 2 is a diagram showing a configuration example of the controllable first buffer B11 (or the controllable second buffer B21) used in the first embodiment. In FIG. 2, a P-type MOS transistor Q21, a P-type MOS transistor Q22, an N-type MOS transistor Q23 and an N-type MOS transistor Q24 are connected in this order between the power supply voltage Vdd and the ground.
[0019]
The start-up control signal Scon is supplied to the gate of the MOS transistor Q21 via the inverting circuit NOT3, and the start-up control signal Scon is directly supplied to the gate of the MOS transistor Q24. The MOS transistor Q21 is connected in parallel with a diode-connected P-type MOS transistor Q25, and the MOS transistor Q24 is connected in parallel with a diode-connected N-type MOS transistor Q26.
[0020]
Then, a clock signal clk (or an inverted signal of the clock signal clk) is supplied to the gates of the MOS transistors Q22 and Q23, and a first clock CLK1 (or a second clock CLK2) is supplied from a connection point between the MOS transistors Q22 and Q23. Is output.
[0021]
Now, the operation of the booster circuit thus configured according to the present invention will be described with reference to FIGS.
[0022]
First, when the start signal St rises (H level), the clock signal generator CG immediately starts oscillating and generates the clock signal clk, while the timer TD starts measuring a predetermined time τ. The clock signal clk is directly supplied to the controllable first buffer B11, and is also supplied to the controllable second buffer B21 via the inverting circuit NOT1. As a result, the controllable first buffer B11 and the controllable second buffer B21 respectively generate a first clock CLK1 and a second clock CLK2, which are two-phase clocks having a predetermined frequency and changing in almost opposite phases. You.
[0023]
Until a predetermined time τ has elapsed from the rise of the start signal St, the start-time control signal Scon is at the L level, and during this time, the MOS transistor Q21 and the MOS transistor Q24 are off. Therefore, during the predetermined time τ, the first clock CLK1 and the second clock CLK2 are output via the diode-connected MOS transistors Q25 and Q26.
[0024]
In the MOS transistor Q25 and the MOS transistor Q26, a voltage drop occurs by the threshold voltage Vth. Therefore, as shown in FIG. 3A, the fluctuation width of the amplitude of the first clock CLK1 and the second clock CLK2. (That is, the voltage difference between the H level and the L level) decreases by that amount, and becomes Vdd-2Vth. The current consumption of the high current pump CP1 increases as the capacitance of the capacitors of the units U1 to Un increases, and increases as the fluctuation width at the opposite end (clock line side) of the capacitors increases. Since the fluctuation width of CLK2 is reduced, the current consumption is reduced.
[0025]
Since the fluctuation width of the first clock CLK1 and the second clock CLK2 is reduced as described above, the current supply capability of the units U1 to Un to the capacitors C1 to Cn is limited. Is reduced. In particular, immediately after the start-up of the booster circuit, a large current (for example, 100 mA) is consumed, but the current consumed is reduced (for example, 40 mA) by limiting the current supply capability as in this embodiment.
[0026]
Therefore, although the time required for the output voltage Vout to reach the predetermined voltage value is slightly longer, the current consumption at the time of starting the booster circuit is suppressed, so that the fluctuation of the power supply voltage is reduced and the influence on other circuits is reduced. Can be avoided.
[0027]
Then, when a predetermined time τ has elapsed after the activation, the activation control signal Scon becomes H level, and the MOS transistors Q21 and Q24 are turned on. As a result, the voltage drop due to the MOS transistor Q25 and the MOS transistor Q26 is eliminated, so that the first clock CLK1 and the second clock CLK2 have the fluctuation width of the power supply voltage Vdd as shown in FIG. The current consumption of the booster circuit in the normal operation state depends on the load conditions, but is, for example, about 10 to 20 mA, which is much smaller than the current consumed at startup. Can be reduced.
[0028]
FIG. 4 is a diagram showing another embodiment of the first controllable buffer B11 and the second controllable buffer B21. In this embodiment, a resistor R1 and a resistor R2 are provided instead of the constant voltage drop elements of the diode-connected MOS transistors Q25 and Q26 provided for limiting the current capability in FIG.
[0029]
Since the resistors R1 and R2 function as current limiting elements, the controllable first buffer B11 and the controllable second buffer B21 in FIG. 4 can also perform the current capability limiting function at the time of startup. Further, a similar effect can be obtained by providing another constant current source circuit instead of the resistors R1 and R2. This alternative to the resistor and the constant current source can be similarly applied to other embodiments.
[0030]
FIG. 5 is a diagram illustrating a circuit configuration of a semiconductor device including a booster circuit according to the second embodiment of the present invention.
[0031]
In the second embodiment shown in FIG. 5, each unit U1 to Un of the high current pump CP1 is provided with a clamp means for clamping the output side voltage to the highest voltage supplied, that is, the power supply voltage Vdd. Have been.
[0032]
This clamping means is composed of MOS transistors Q11 to Q1n (N-type MOS transistors in this example) provided between the output sides of the units U1 to Un and the power supply voltage Vdd. ON / OFF of the N-type MOS transistors Q11 to Q1n is controlled by a signal obtained by inverting a start signal St by an inverting circuit NOT2. In the second embodiment, the configuration other than the clamp means is the same as that in the first embodiment of FIG.
[0033]
In FIG. 5, when the booster circuit is stopped, the N-type MOS transistors Q11 to Q1n are on, so that the output voltages of the units U1 to Un, that is, all the capacitors C1 to Cn are clamped to the power supply voltage Vdd. Have been.
[0034]
When the start signal St rises, its H level is inverted by the inverting circuit NOT2 and becomes L level, so that the N-type MOS transistors Q11 to Q1n are turned off, whereby the clamp to the power supply voltage Vdd is released.
[0035]
Thereafter, the boosting operation is performed in the same manner as in the first embodiment of FIG. 1. At this time, since the capacitors are clamped in advance to the power supply voltage Vdd, the current consumption required for charging the capacitors is reduced. Less is needed. Therefore, the current consumption at the time of starting can be further reduced as compared with the first embodiment. Further, if the current consumption is the same, the time for limiting the current capability can be shortened.
[0036]
In FIG. 5, when the booster circuit is stopped, one of the outputs of the controllable first buffer B11 and the controllable second buffer B21 is normally H level according to the condition of the clock signal generator CG. The other goes to L level. However, by adding a simple logic circuit controlled in accordance with the start signal St to the controllable first buffer B11 and the controllable second buffer B21, both outputs can be fixed at the L level. In this case, all the capacitors C1 to Cn can be charged to the power supply voltage Vdd.
[0037]
FIG. 6 is a diagram illustrating a circuit configuration of a semiconductor device including a booster circuit according to the third embodiment of the present invention.
[0038]
In the third embodiment shown in FIG. 6, a voltage comparing means Vcom for comparing the output voltage Vout of the booster circuit with a predetermined reference voltage and generating a start-up control signal Scon is provided. Thereby, the timer TD provided in the first and second embodiments is removed. Further, an AND circuit AND is provided in place of the clock signal generator CG provided in the first and second embodiments, and AND circuit AND is provided according to the AND condition between the start signal St and the clock signal clk supplied from the outside. The clock signal clk is output from the circuit AND. The provision of the AND circuit AND in place of the clock signal generator CG can be similarly performed in the first and second embodiments. Other configurations are the same as those of the second embodiment in FIG.
[0039]
The voltage comparison means Vcom divides the output voltage Vout by the resistors R3 and R4 to form a comparison voltage Vs (= Vout × R3 / (R3 + R4)), and divides the power supply voltage Vdd by the resistors R5 and R6. A voltage dividing means for forming a reference voltage Vref (= Vdd × R5 / (R5 + R6)), and an operational amplifier OP1 for comparing the comparison voltage Vs with the reference voltage Vref and outputting a start-up control signal Scon when Vs> Vref. , And N-type MOS transistors Q21 and Q22 connected between the resistor R3 and the ground and between the resistor R5 and the ground, respectively. Then, in response to the rise of the start signal St, the N-type MOS transistors Q21 and Q22 are turned on, and the operational amplifier OP1 is enabled. As a result, wasteful power consumption during standby can be reduced.
[0040]
In FIG. 6, when the start signal St rises (H level), first, the MOS transistors Q11 to Q1n are turned off and the clamp operation is stopped. At the same time, since the external clock signal clk is supplied via the AND circuit AND, the first clock CLK1 and the second clock CLK2 are respectively generated, and the charge pump operation is started.
[0041]
In this state, the start-up control signal Scon is at the L level, so that the variation width of the first clock CLK1 and the second clock CLK2 is small and the units U1 Since the current supply capability to the capacitors Un to Un of the capacitors C1 to Cn is limited, the current consumption of the booster circuit is reduced.
[0042]
The output voltage Vout increases with the lapse of time from the rise of the start signal St. When the comparison voltage Vs formed from the output voltage Vout becomes higher than the reference voltage Vref formed from the power supply voltage Vdd (Vs> Vref), the output of the operational amplifier OP1, that is, the start-up control signal Scon becomes H level.
[0043]
As a result, the current capability limitation of the controllable first buffer B11 and the controllable second buffer B21 is released, and the first clock CLK1 and the second clock CLK2 have the fluctuation width of the power supply voltage Vdd in the normal operation state.
[0044]
As described above, the current capability of the controllable first buffer B11 and the controllable second buffer B21 is limited until the output voltage Vout of the booster circuit reaches a predetermined voltage after startup, and then the limited state is released and the normal state is released. Return to Therefore, although the time required for the output voltage Vout to reach the predetermined voltage value is slightly longer, the current consumption at the time of starting the booster circuit is suppressed, so that the fluctuation of the power supply voltage is reduced and the influence on other circuits is reduced. Can be avoided.
[0045]
In each of the above embodiments, the current capability is limited to one stage, but the control of the current capability to two or more other stages can be performed by using a similar method.
[0046]
Further, the charge pump unit is not limited to the configuration in each of the embodiments described above. For example, as a MOS transistor, an N-type well formed on a P-type substrate and a MOS transistor formed in the N-type well are used. A P-type well, an N-type source region formed in the P-type well, an N-type drain region formed between the source region and the channel region, and a gate formed above the channel via an insulator. The N-type well is a double-well type MOS transistor which is connected to a high potential point so that a reverse bias is applied between the N-type well and the P-type substrate. Can be used. Each unit may have a main NMOS transistor and a main capacitor, and a sub-NMOS transistor and a sub-capacitor, and may be driven by a four-phase clock.
[0047]
【The invention's effect】
According to the semiconductor device provided with the booster circuit according to claim 1, all charge pump units are provided from when the start signal is received to when a predetermined condition such as a time or an output voltage value is satisfied. Are supplied with a clock having a limited current supply capability. Therefore, current consumption at the time of starting the booster circuit is suppressed, so that fluctuations in the power supply voltage can be reduced and influence on other circuits can be avoided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a circuit configuration of a semiconductor device including a booster circuit according to a first embodiment.
FIG. 2 is a diagram illustrating a configuration example of a buffer that generates a clock.
FIG. 3 is a diagram showing a clock with a limited current capability and a normal clock.
FIG. 4 is a diagram illustrating another configuration example of a buffer that generates a clock.
FIG. 5 is a diagram illustrating a circuit configuration of a semiconductor device including a booster circuit according to a second embodiment.
FIG. 6 is a diagram illustrating a circuit configuration of a semiconductor device including a booster circuit according to a second embodiment.
FIG. 7 illustrates a configuration of a conventional booster circuit.
[Explanation of symbols]
CP1, CP11 High current pumps U1 to Un Charge pump units Q1 to Qn, Q21 to Q26, Q11 to Q1n, Qo MOS transistors C1 to Cn, Co capacitor B11 Controllable first buffer B21 Controllable second buffer NOT1, NOT2, NOT3 Inverting circuit CG Clock signal generator TD Timer R1 to R6 Resistance Vcom Voltage comparing means OP1 Operational amplifier Q21, Q22 MOS transistor AND AND circuit clk Clock signal CLK1 First clock CLK2 Second clock St Start signal Scon Start control signal Vdd Power supply voltage Vout output voltage
Claims (1)
起動信号を受けて前記クロックの発生を開始するクロック発生手段を備え、
前記クロック発生手段は、少なくとも前記起動信号を受けてから予め定められている所定の条件を満たすまでの間は、前記クロックとして前記キャパシタへの電流供給能力が制限されるとともに振幅が前記電源電圧よりも小さい能力制限クロックを発生し、前記所定の条件を満たした後は前記電源電圧の振幅を持つクロックを発生することを特徴とする、昇圧回路を備えた半導体装置。A plurality of charge pump units each having a MOS transistor having an input end and an output end and a capacitor having one end connected to the output end and a clock supplied to the other end are connected in series to increase the power supply voltage. Charge pump means for outputting the output voltage,
Clock generating means for receiving the start signal and starting generation of the clock,
Said clock generating means, the at least until the start signal receiving a predetermined condition is satisfied which is predetermined from, Rutotomoni amplitude current supply capability is limited to the capacitor as the clock from the supply voltage A semiconductor device comprising a booster circuit, wherein the semiconductor device generates a clock having a small capacity limit and generates a clock having the amplitude of the power supply voltage after the predetermined condition is satisfied .
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