JP3566219B2 - 斜面安定化工法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、斜面安定化工法に関し、特に、たとえば山の斜面を補強するために行なわれる斜面安定化工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
地震などによる山の斜面の崩壊を防止するために、斜面の補強が行なわれる。この場合、コンクリートなどで斜面を固める方法があるが、補強部の樹木を伐採する必要があり、環境保護の立場からも適当でない。そこで、斜面にロックボルトなどの補強材を打ち込んで、このロックボルトにワイヤロープなどで形成されたネットを固定することにより、斜面をネットで覆う方法が採用されている。
【0003】
この方法では、図15に示すように、斜面に適当な間隔でロックボルト1が打ち込まれ、このロックボルト1にネット2が固定される。ネット2は、縦横にワイヤロープ3を編むことによって形成される。ロックボルト1は、縦横のワイヤロープ3の交点部分に打ち込まれ、支圧板4によってワイヤロープ3が固定される。支圧板4は、ロックボルト1に嵌合されるナットなどによって締め付けられる。
【0004】
このようなネット2としては、図16に示すように、複数のリング状のリングユニット5を組み合わせて形成するものもある。このリングユニット5は、鋼材で形成された素線を撚り合わせて形成された線材6の両端を結合することによって形成される。線材6の両端には、図17に示すように、螺旋状の巻き付け部7が形成され、線材6の一方の端部の巻き付け部7を他方の端部に巻き付けることによってリングユニット5が形成される。これらのリングユニット5が複数個組み合わされて、ネット2が形成される。そして、図16に示すように、ロックボルト1には1つのリングユニット5が嵌め込まれ、リングユニット5の組合せ部分において支圧板4で固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ワイヤロープを縦横に編んだネットを用いた場合、1本のワイヤロープにかかった力は、そのままそのワイヤロープを支えるロックボルトに伝達される。そのため、部分的に力が加わった場合、ロックボルトが破損する可能性がある。1本のロックボルトが破損すると、そのロックボルトで支えられない力が他のロックボルトに伝達され、次々にロックボルトが破損するという連鎖反応が起こることになる。
【0006】
複数のリングユニットを組み合わせたネットを用いれば、リングの交点で力が分散され、縦横にワイヤロープを編んだネットを用いた場合に比べて、ある程度強い力に耐えることができると考えられる。しかしながら、ロックボルト部分でネットが固定されているため、ロックボルトにかかる力を分散することができず、ワイヤロープを縦横に編んだネットを用いた場合と同様にして、連鎖反応的にロックボルトが破損することが考えられる。また、ロックボルトに1つのリングユニットが嵌め込まれるため、嵌めこまれたリングユニットにかかる力はロックボルトで受け止めることができるが、そのリングユニットと組み合わされる隣のリングユニットはロックボルトで支えられていないため、全ての向きの力をロックボルトで支えることができない。
【0007】
それゆえに、この発明の主たる目的は、ネットにかかる力を分散して支持することにより、斜面の崩壊を防止することができる、斜面安定化工法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、斜面にロックボルトを打ち込み、ロックボルトにネットを張ることにより斜面を安定化させる斜面安定化工法であって、ネットは複数のリング状のリングユニットを固定しないで組み合わせることにより形成され、リングユニットは、線材の両端の凹凸を組み合わせて該組合せ部を止め具で押えることによりリング状に形成され、2つのリングユニットの間をロックボルトの打ち込み位置として該位置の斜面に孔を形成すると共に該孔の壁面と孔に挿入されたロックボルトとの間にモルタルを注入してロックボルトを斜面に固定し、2つのリングユニットの間にロックボルトが入るようにしてネットが張られ、ロックボルトにはネットを押えるための支圧板が組み合わされる、斜面安定化工法である。
【0009】
複数のリングユニットを固定しないで組み合わせることにより、リングユニットの交点において力が分散される。また、2つのリングユニットの間にロックボルトを入れることにより、全ての方向からの力がロックボルトで受け止められる。また、支圧板によってネットが押えられることにより、ロックボルト部分においても、ネットにかかる力を分散させることができる。また、線材の両端に形成された凹凸を組み合わせ、その組合せ部を止め具で押えて固定する構造とすれば、線材の太さに関係なく容易にリングユニットを形成することができる。
【0010】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の斜面安定化工法の一例を示す図解図である。この斜面安定化工法は、たとえば地震などによる山の斜面の崩壊を防止するためなどに応用される。斜面には、鋼材などで形成されたネット10が張り巡らされる。ネット10は、複数のリングユニット12を組み合わせることにより形成される。リングユニット12は、たとえば図2に示すように、四角形のリング状に形成される。リングユニット12は、図3に示すように、複数の素線14を撚り合わせた線材16によって形成される。
【0012】
リングユニット12の線材16の両端には、図4に示すように、凹凸の形成された鉤部材18が形成される。鉤部材18は、たとえば鉄製の丸棒などを加工することにより形成される。そして、凹凸が形成された部分が露出するようにして、線材16と鉤部材18とを覆うように、アルミニウムなどで形成された管材20が取り付けられる。この管材20上に、バネ性を有する止め具22が、スライド可能に取り付けられる。止め具22は、図5に示すように、円柱状の一部に切れ目22aが形成される。そして、管材20から外れたときに、図6に示すように、バネ性によって収縮して切れ目22aが塞がった円柱状となる。この止め具22の長さは、線材16の両端の鉤部材18の凹凸を組み合わせたとき、2つの管材20の間に嵌まり込む長さに設定される。
【0013】
これらのリングユニット12が組み合わされ、図7に示すように、線材16の両端に形成された鉤部材18の凹凸が組み合わされる。そして、管材20上において止め具22をスライドさせ、2つの管材20の間に移動させることにより、図8に示すように、止め具22は収縮して鉤部材18の嵌合部を押え付ける。このようにして、リングユニット12はリング状に固定され、ネット10が形成される。なお、リングユニット12間は固定されず、自由に動くことができる状態になっている。
【0014】
このようなネット10を斜面に張るために、図9に示すように、斜面に補強材として用いられるロックボルト30が打ち込まれる。ロックボルト30を打ち込むためには、まず、斜面に孔が形成され、ロックボルト30が孔に挿入される。そして、ロックボルト30と孔の壁面との間にモルタルなどが注入され、ロックボルト30が固定される。なお、ロックボルト30としては、先端部に切削刃が形成され、内部に貫通孔が形成されたものを用いることもできる。このようなロックボルト30の場合、削孔機にロックボルト30が装着され、ロックボルト30の切削刃で斜面に孔を形成したのち、貫通孔からロックボルト30と孔の壁面との間にモルタルを注入して固定される。そして、削孔用に用いられたロックボルト30が、そのままネット10を固定するために用いられる。
【0015】
ロックボルト30には、下側支圧板32と上側支圧板34とが嵌め込まれる。下側支圧板32は、図10(a)(b)に示すように、円板状に形成され、4つの端部に上方に突出する突起部32aが形成される。さらに、下側支圧板32の中央部には、ロックボルト30を通すための孔32bが形成される。また、上側支圧板34は、図11に示すように、下側支圧板32より大きい円板状に形成され、下側支圧板32の突起部32aに対応する位置に、孔34aが形成される。さらに、上側支圧板34の中央部には、ロックボルト30を通すための孔34bが形成される。そして、下側支圧板32の突起部32aが上側支圧板34の孔34aに嵌まるように、下側支圧板32と上側支圧板34とが組み合わされる。
【0016】
これらの下側支圧板32と上側支圧板34との間にネット10が挟み込まれ、ナット36で締め付けることにより、ネット10が支持される。このとき、図12に示すように、2つのリングユニット12の間にロックボルト30が入るように、ネット10が配置される。したがって、ロックボルト30は、2つのリングユニット12で挟まれた状態で、下側支圧板32と上側支圧板34とで押えられる。この状態で、ナット36などにより、上側支圧板34が締め付けられる。このとき、リングユニット12が完全に固定されないように、ある程度の自由度をもってナット36が締め付けられる。さらに、必要に応じて、ナット36上にシールキャップなどを被せてもよい。
【0017】
ネット10の最外部には、ワイヤロープ40が張られ、ネット10がワイヤロープ40に固定される。ネット10の固定は、たとえば螺旋状に形成された巻付グリップ42を巻付けることによって行なわれる。
【0018】
このような斜面安定化工法を用いるときの各部材の具体例としては、線径が6.8mmで1辺が525mmのリングユニット12、直径200mmの下側支圧板32、および直径300mmの上側支圧板34が用いられる。
【0019】
このようなネット10を用いれば、組み合わされたリングユニット12が固定されていないため、線材16に力が加わっても、リングユニット12の交点で線材16が自由に動くことができる。そのため、一方向に向かってネット10に力が加わった場合、図13に矢印で張力を示すように、リングユニット12の交点において力が四方に分散され、1本のロックボルト30に過大な力がかかることを防止することができる。
【0020】
複数のリングユニット12を組み合わせたネット10を用いて、リングユニット12の交点を結束した場合と結束しない場合について、張力の分布を測定したところ、リングユニット12の交点を結束した場合、力が加わった方向の線材16に働く張力が極端に大きいことがわかった。それに対して、リングユニット12の交点を結束しない場合、力が加わった方向の線材16に働く張力は結束しない場合より小さく、力が加わった方向と異なる向きの線材16に働く張力は結束しない場合より大きいことがわかった。このように、1つの方向に加わった力は、リングユニット12の交点において分散され、1本のロックボルト30に過大な力が加わることを防ぐことができる。
【0021】
また、ロックボルト30部分においては、図12に示すように、2つのリングユニット12の両方がロックボルト30にかかっているため、どの方向に力が加わっても、ロックボルト30で支えることができる。また、ロックボルト30部分のリングユニット12は、支持板32,34によって完全に固定されていないため、ロックボルト30の周囲で線材16が移動可能である。そのため、線材16の一方向に力が加わっても、その力の全てがロックボルト30で支えるのではなく、図14に示すように、ロックボルト30の両側の線材16に張力が働く。したがって、ロックボルト30部分においても、ネット10にかかる力が分散される。
【0022】
このように、ネット10に力が加わっても、その力が分散されて、ネット10および全てのロックボルト30で力が支えられる構造とすることができる。そのため、1つのロックボルト30に過大な力が加わって破損し、連鎖反応的に他のロックボルト30も破損するという事故を防止することができる。
【0023】
この斜面安定化工法を用いれば、たとえば、斜面の土塊や土層が動こうとしても、補強材として用いられるロックボルト30によって補強される。そして、このロックボルト30に生じた応力が、ネット10によって分散され、連鎖的なロックボルト30の破損を防ぐことができ、高い安全性を確保することができる。また、斜面の崩落についても、崩落する土塊がネット10で捕捉され、ネット10にかかる力が分散されるため、斜面の崩落に対して優れた引き留め効果を期待することができる。
【0024】
また、この工法に用いられるリングユニット12では、両端の鉤部材18が組み合わされて、止め具22で固定される構造であるため、リングユニット12の線材16の太さに関係なく容易にリング状に形成することができ、引張り力に対しても強い構造とすることができる。たとえば、図17に示すように、リングユニットの両端部に巻付け部を形成し、互いの端部に巻付ける構造では、線材16が太すぎると、人の力で両端部を巻付けることが困難となる。そのため、線材16の太さに限界があり、工事現場の条件に応じてリングユニット12の太さを変えることが困難である。それに対して、この発明の工法に用いられるリングユニット12では、鉤部材18の凹凸を組み合わせて止め具22をスライドさせるだけであるため、線材16の太さに関係なく、人の力でリングユニット12を形成することができる。したがって、工事現場の条件に応じて、自由にリングユニット12の太さを変えることができる。
【0025】
また、リングユニット12の太さを自由に設定できるため、線材16を構成する素線14を太くすることもできる。ネット10は屋外に設置されるため、ネット10を設置後に、素線14の表面から腐食が進行することになるが、素線14を太くすれば、内部に腐食が進行するまでに長時間必要とする。そのため、ネット10を設置したのち、長期間にわたって斜面を保護する効果を持続させることができる。
【0026】
また、上側支圧板34の大きさについて実験を行なったところ、これまで直径500mm程度の支圧板が用いられていたが、ネット10を用いて斜面を保護することができる最小の直径は300mmであることが確かめられた。山の斜面などの工事においては、運搬機械を用いることができない場合が多いため、支圧板34などはできるだけ軽量であることが好ましいが、上側支圧板34の直径を300mmにすることにより、運搬を容易にすることができる。
【0027】
このような斜面安定化工法では、ネット10を用いることにより、樹木があっても、リングユニット12で樹木を囲むことにより、樹木を伐採することなく斜面の保護を行なうことができる。このとき、適宜樹木の部分のリングユニット12を外すなどの方法により、樹木の大きさに応じてネット10を張ることができる。
【0028】
また、リングユニット12の大きさが一定であるため、一定間隔でロックボルト30を打ち込む場合、リングユニット12がものさしの役割を果たし、ロックボルト30の位置決めが容易である。なお、ロックボルト30の太さや長さは、支圧板やシールキャップなどとの組合せができる範囲で、その現場に適したものを選択することができる。また、リングユニット12の形状としては、たとえば三角形のリング状にするなど、他のリング状にしてもよい。
【0029】
【発明の効果】
この発明によれば、ネットにかかる力を分散させることができ、複数のロックボルトおよびネットの全体で斜面を保護することができる。そのため、地震などに対して、効率よく力を分散させることにより、斜面の崩壊を抑えることができる。
また、鉤部材と止め具との組合せにより、工事現場で簡単にリングユニットを形成することができる。また、リングユニットの太さに関係なく、人の力でリングユニットを形成できるため、現場の状況に応じたリングユニットを使用することができる。
さらに、支圧板などは軽量のものを使用することができ、工事現場への運搬を容易に行なうことができる。また、一定の大きさのリングユニットを用いることにより、ロックボルトの位置決めが容易となり、工事の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の斜面安定化工法で用いられるネットとロックボルトとを示す図解図である。
【図2】図1に示すネットを構成するリングユニットを示す平面図である。
【図3】図2に示すリングユニットを形成する線材の断面図解図である。
【図4】図2に示すリングユニットを形成するための線材の両端部を示す図解図である。
【図5】図4に示す線材に取り付けられた鉤部材を組み合わせた後に鉤部材上に配置される止め具の断面図解図である。
【図6】図5に示す止め具が収縮した状態を示す段面図解図である。
【図7】図4に示す鉤部材を組み合わせた状態を示す図解図である。
【図8】図7に示す鉤部材が外れないように止め具で押えた状態を示す図解図である。
【図9】斜面に打ち込むロックボルトを示す図解図である。
【図10】(a)はロックボルトに取り付けられる下支圧板を示す平面図であり、(b)はその側面図である。
【図11】(a)はロックボルトに取り付けられる上支圧板を示す平面図であり、(b)はその側面図である。
【図12】ロックボルトとリングユニットとの関係を示す図解図である。
【図13】リングユニットの組合せ部における張力の様子を示す図解図である。
【図14】ロックボルト部における張力の様子を示す図解図である。
【図15】従来の斜面安定化工法で用いられるネットとロックボルトとを示す図解図である。
【図16】リングユニットを用いた従来の工法におけるロックボルトとリングユニットとの関係を示す図解図である。
【図17】従来のリングユニットの構造を示す図解図である。
【符号の説明】
10 ネット
12 リングユニット
16 線材
18 鉤部材
22 止め具
30 ロックボルト
32 下側支圧板
34 上側支圧板
Claims (1)
- 斜面にロックボルトを打ち込み、前記ロックボルトにネットを張ることにより斜面を安定化させる斜面安定化工法であって、
前記ネットは複数のリング状のリングユニットを固定しないで組み合わせることにより形成され、前記リングユニットは、線材の両端の凹凸を組み合わせて該組合せ部を止め具で押えることによりリング状に形成され、2つの前記リングユニットの間を前記ロックボルトの打ち込み位置として該位置の斜面に孔を形成すると共に該孔の壁面と孔に挿入された前記ロックボルトとの間にモルタルを注入して前記ロックボルトを斜面に固定し、2つの前記リングユニットの間に前記ロックボルトが入るようにして前記ネットが張られ、前記ロックボルトには前記ネットを押えるための支圧板が組み合わされる、斜面安定化工法。
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- 2001-02-20 JP JP2001043601A patent/JP3566219B2/ja not_active Expired - Lifetime
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