JP3565376B2 - Emergency call system - Google Patents
Emergency call system Download PDFInfo
- Publication number
- JP3565376B2 JP3565376B2 JP29644595A JP29644595A JP3565376B2 JP 3565376 B2 JP3565376 B2 JP 3565376B2 JP 29644595 A JP29644595 A JP 29644595A JP 29644595 A JP29644595 A JP 29644595A JP 3565376 B2 JP3565376 B2 JP 3565376B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alert
- security
- control unit
- emergency notification
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、侵入者があった場合等、所定の異常が発生したときに通信回線を介して監視センターに通報する非常通報システムに係り、特に警戒、解除を設定するための防犯操作装置を備えた非常通報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
熱線センサ等の防犯センサによって異常を検知した場合に電話回線等の通信回線を介して異常事態が発生した旨を通報するものとして非常通報システムが知られている。
【0003】
非常通報システムは種々の構成を採ることができるが、安価なシステム構成として図1に示す構成が知られている。なお、図1において、1は防犯操作装置、2は制御部、3はカード読み取り部、10は非常通報装置、11は制御部、12はテンキー、13は回線制御部、15は防犯操作装置1の制御部2から非常通報装置10の制御部11への信号線、16は非常通報装置10の制御部11から防犯操作装置1の制御部2への信号線、17は通信回線を示す。
【0004】
防犯操作装置1は警戒、警戒の解除を設定するための装置であり、当該分野においては広くリモコンと通称されているものである。そして、この防犯操作装置1は出入口の屋外側に設置されている。
【0005】
なお、図1においては防犯操作装置1は1個しか示されていないが、これは図面が煩雑になることを避けるために代表的に1個で示しているに過ぎないものであって、複数個の防犯操作装置1を用いることが可能であることは当然である。
【0006】
さて、防犯操作装置1は、CPU及びその周辺回路で構成される制御部2、及びカード読み取り部3を備えている。制御部2には、予め登録されているコード番号が記憶されている。
【0007】
防犯操作装置1の動作を説明すると次のようである。
カード読み取り部3はカードが操作されると、読み取ったコード番号を制御部2に通知する。なお、カードは磁気カードでもよく、ICカードでもよく、光学式のカードでもよい。
【0008】
そして、制御部2は、警戒の状態にあるときにカード読み取り部3からコード番号が通知されると、当該コード番号が登録されているコード番号であるか否かを判断し、当該コード番号が登録されていないコード番号であった場合には無視するが、登録されているコード番号であった場合には警戒の解除を設定して、信号線15に警戒解除を示す信号を設定する。
【0009】
また、制御部2は、警戒が解除されている状態にあるときにカード読み取り部3からコード番号が通知された場合には、当該コード番号が登録されているコード番号であるか否かを判断し、当該コード番号が登録されていないコード番号であった場合には無視するが、登録されているコード番号であった場合には警戒を設定して、信号線15に警戒を示す信号を設定する。
【0010】
一方、非常通報装置10は屋内に設置されており、図1では省略しているが侵入者を検知するための熱線センサ、あるいは窓が開けられたことを検知するマグネットセンサ等の異常を検知するための種々の防犯センサ、及びベルやサイレン等の威嚇装置を備えている。
【0011】
また、非常通報装置10は、一般加入電話回線あるいは専用回線からなる通信回線17を介して、当該非常通報装置10の設置箇所の警備の委託先である警備会社に設置されている、いわゆるセンター装置と接続されており、そのセンター装置との通信を行うためのものとして回線制御部13を備えている。
【0012】
更に、非常通報装置10は動作遅延機能を有している。動作遅延機能とは、警戒の状態にあるときに防犯センサから異常を示す信号が出力されたとしても、防犯センサから最初の異常を示す信号が出力されてから所定の時間は異常事態が発生したとは判断しない機能、及び、警戒が解除されている状態において警戒状態に入る設定がなされた場合には警戒状態に入る操作がなされた時から所定の時間は防犯センサが異常を示す信号が出力しても異常事態が発生したとは判断しない機能をいう。ここで上記の所定の時間は、出入口から当該非常通報装置1が設置されている個所までの距離に応じて任意に定めることができるが、10sec 〜60sec の範囲で設定されるのが通常である。
【0013】
従って、防犯センサが異常を示す信号を出力することを発報と称することにすると、非常通報装置10の制御部11は、警戒状態にあるときに防犯センサが発報しても、その最初の発報から所定の時間は異常事態が発生したとは判断しない。また、警戒が解除されている状態において、後述するようにテンキー12によって警戒状態に入る操作がなされた場合には、その操作がなされたときから所定時間内に防犯センサが発報したとしても、異常事態が発生したとは判断しないのである。これが動作遅延機能である。
【0014】
さて、図1に示す非常通報システムにおいては警戒状態を解除する操作、警戒が解除されている状態から警戒状態に入るための操作は防犯操作装置1で行うこともでき、非常通報装置10で行うこともできる。
【0015】
まず、警戒状態を解除するための操作及びそのときの各部の動作について説明する。
【0016】
警戒状態にあるときに防犯操作装置1のカード読み取り部3においてカードの操作がなされると、制御部2は、このとき読み取られたコード番号が登録されているものである場合には警戒の解除を設定して、信号線15に警戒解除を示す信号を設定する。
【0017】
信号線15に警戒解除を示す信号が設定されると、非常通報装置10の制御部10は警戒が解除されたことを認識し、回線制御部13を起動して防犯操作装置1によって警戒が解除された旨を通信回線17を介してセンター装置へ通報すると共に、信号線16に警戒解除を示す信号を設定する。このことによって、防犯操作装置1の制御部2は非常通報装置10の制御部11が警戒解除の状態になったことを確認する。
【0018】
また、警戒を解除するための操作は非常通報装置10で行うこともでき、この場合には、当該操作者は防犯操作装置1のカード読み取り部3でカードの操作を行うことなく出入口から屋内に入り、非常通報装置10のテンキーで自分の暗証番号を入力する。
【0019】
このとき、当該出入口から非常通報装置10が設置されている箇所までのエリアに視野を有する防犯センサは発報することになるが、制御部11の動作遅延機能によって防犯センサの最初に発報したときから所定時間は保留されることになり、従って動作遅延機能に設定されている所定時間内に非常通報装置10のテンキー12から正規の暗証番号、即ち制御部11に予め登録されている暗証番号を入力すればよい。
【0020】
そして、制御部11は、防犯センサの最初の発報から所定時間内にテンキー12から正規の暗証番号が入力された場合には警戒が解除されたと判断し、回線制御部13を起動してこのときテンキー12から入力された暗証番号を付して警戒が解除された旨をセンター装置へ通報すると共に、信号線16に警戒解除を示す信号を設定する。
【0021】
信号線16に警戒解除を示す信号が設定されると、防犯操作装置1の制御部2は非常通報装置10の制御部11が警戒解除の状態になったと判断して信号線15に警戒解除を示す信号を設定する。
【0022】
しかし、防犯センサの発報があってから動作遅延機能に設定されている所定時間内にテンキー12が操作されない場合、及びテンキー12が操作された場合であっても入力された暗証番号が正規の暗証番号でなかった場合には、制御部11は動作遅延機能に設定されている所定時間が経過したとき、異常事態が発生したと判断して、威嚇装置を動作させると共に回線制御部13を起動して保留していた防犯センサの発報をセンター装置へ通報する。
【0023】
次に、警戒が解除されている状態から警戒に入れるための操作、及びそのときの各部の動作について説明する。
【0024】
警戒に入れる操作も防犯操作装置1で行うこともでき、非常通報装置10で行うこともできる。防犯操作装置1で行う場合には、警戒が解除されている状態において出入口から出て防犯操作装置1のカード読み取り部3でカードの操作を行えばよい。このとき制御部2は読み取られたコード番号が登録されているものである場合には警戒を設定して、信号線15に警戒を示す信号を設定する。
【0025】
信号線15に警戒を示す信号が設定されると、非常通報装置10の制御部10は警戒の状態が設定されたと認識し、回線制御部13を起動して防犯操作装置1によって警戒の状態に入った旨をセンター装置へ通報すると共に、信号線16に警戒を示す信号を設定する。このことによって、防犯操作装置1の制御部2は非常通報装置10の制御部11も警戒解除の状態になったことを確認する。
【0026】
そして、警戒状態に入った後に防犯センサが発報すれば、非常通報装置10の制御部11は最初の発報があってから動作遅延機能に設定されている所定時間は当該防犯センサの発報を保留するが、テンキー12が操作されることなくその所定時間が経過すると異常事態が発生したと判断して威嚇装置を動作させると共に、回線制御部13を起動して保留していた防犯センサの発報をセンター装置へ通報することになる。
【0027】
また、上述したように、警戒が解除されている状態から警戒に入るための操作は非常通報装置10で行うこともでき、この場合には、当該操作者は非常通報装置10のテンキー12で自分の暗証番号を入力すればよい。
【0028】
警戒が解除されている状態においてテンキー12から正規の暗証番号が入力されると、制御部11は警戒の状態が設定されたと判断し、回線制御部13を起動してこのときテンキー12から入力された暗証番号を付して警戒の状態に入った旨をセンター装置へ通報すると共に、信号線16に警戒を示す信号を設定する。
【0029】
信号線16に警戒を示す信号が設定されると、防犯操作装置1の制御部2は非常通報装置10の制御部11が警戒の状態になったと判断して信号線15に警戒を示す信号を設定する。このことによって制御部11は防犯操作装置1の制御部2も警戒の状態に入ったことを確認することができる。
【0030】
しかしこのとき、操作者がテンキー12で暗証番号を入力してから出入口を出るまでの間に当該エリアに視野を有する防犯センサが発報することになるが、制御部11の動作遅延機能によって防犯センサの最初に発報したときから所定時間は当該発報は保留されることになり、従って操作者は動作遅延機能に設定されている所定時間内に出入口から出ればよい。
【0031】
なお、信号線15、16の回路は本発明においては本質的な事項ではなく、要するに信号線15は非常通報装置10の制御部11に対して警戒の状態になったか、警戒解除の状態になったかを認識させることができ、信号線16は防犯操作装置1の制御部2に対して警戒の状態になったか、警戒解除の状態になったかを認識させることができるものであればよく、このような回路は種々に構成できるものであるので詳細な説明は省略する。例えば、一番簡単な構成としては、制御部2は警戒が解除されている状態から警戒に入った場合には信号線15にハイレベルを出力し、警戒の状態から警戒が解除された場合には信号線15にローレベルを出力するようにすればよい。信号線16についても同様である。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】
上述したところから明らかなように、図1に示す従来の非常通報システムにおいては、警戒に入る操作、警戒を解除する操作が非常通報装置10で行われた場合にはテンキー12から入力された暗証番号がセンター装置に通報されるので、センター装置側においては誰が警戒に入る操作を行ったか、あるいは誰が警戒を解除する操作を行ったかを確認することができるが、防犯操作装置1において行われた場合にはセンター装置に対しては単に警戒に入る操作あるいは警戒を解除する操作が防犯操作装置1で行われたことが通報されるだけであるのでセンター装置側では誰が操作したかを確認することができないという問題があった。
【0033】
つまり、近年では警戒に入る操作あるいは警戒を解除する操作が防犯操作装置1で行われた場合にも誰がその操作を行ったかを確認したいという要望が高まってきているのであるが、図1に示す従来の非常通報システムにおいてはその要望に応えることができないという問題があるのである。
【0034】
これに対して、防犯操作装置の制御部と、非常通報装置の制御部とで通信によってデータの授受を行うようにすれば上記の要望に応えることができる。即ち、防犯操作装置の制御部は警戒に入る操作あるいは警戒を解除する操作が行われた場合に、そのときカード読み取り部で読み取られたコード番号を非常通報装置の制御部に通信で知らせるようにし、非常通報装置の制御部は防犯操作装置の制御部から受けたコード番号をセンター装置に通報するようにすれば、センター装置側では誰が防犯操作装置で操作を行ったかを確認することができる。
【0035】
しかし、このような防犯操作装置の制御部と非常通報装置の制御部とで通信によってデータの授受を行うシステムは非常に高価であるばかりでなく、新規に非常通報システムを構築する場合には有利ではあっても、既存の非常通報システムに適用することは得策ではない。なぜなら、既存の非常通報システムを上述したような防犯操作装置の制御部と非常通報装置の制御部とで通信によってデータの授受を行うシステムに変更する場合には、既存の防犯操作装置及び非常通報装置を新規なシステムに適合したものと交換し、且つ防犯操作装置と非常通報装置の間に通信回線を敷設する工事を必要とするので、コストが非常に高くなるからである。
【0036】
そこで、本発明は、上記の課題を解決するものであって、安価な構成で、しかもどのような場合でも警戒に入る操作あるいは警戒を解除する操作を誰が行ったかをセンター装置に通報することができる非常通報システムを提供することを目的とするものである。
【0037】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の非常通報システムは、警戒、解除を設定するための防犯操作装置と、防犯操作装置と信号線によって接続されると共に、電話回線等の通信回線を介して監視センターと接続されてなる非常通報装置とを備える非常通報システムにおいて、非常通報装置は、操作者の識別番号を入力する操作手段と、防犯操作装置が警戒の解除が設定された旨の信号を信号線に設定した場合には、当該信号を受けてから予め定められた所定の時間内に操作手段によって登録されている暗証番号の入力操作が行われた場合に限り、入力された暗証番号及び警戒を解除した旨を通信回線を介して監視センターに通報し、警戒が解除されている状態において操作手段によって登録されている暗証番号が入力された場合には入力された暗証番号及び警戒状態になった旨を通信回線を介して監視センターに通報する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ発明の実施の形態について説明する。
本発明に係る非常通報システムのハード的な構成は図1に示すと同じであるが、後述するように操作方法及び非常通報装置10の制御部11の動作が異なっている。
【0039】
まず、警戒状態を解除するための操作及びそのときの各部の動作について説明する。
【0040】
警戒状態にあるときに防犯操作装置1のカード読み取り部3においてカードの操作がなされると、制御部2は、このとき読み取られたコード番号が登録されているものである場合には警戒の解除を設定して、信号線15に警戒解除を示す信号を設定する。
【0041】
信号線15に警戒解除を示す信号が設定されると、非常通報装置10の制御部10は警戒が解除されたことを認識し、信号線16に警戒解除を示す信号を設定すると共に、動作遅延機能を起動して所定時間待機する。
【0042】
そしてこの後、この非常通報システムにおいては、操作者には、防犯操作装置1のカード読み取り部3でカードの操作を行った後に出入口から屋内に入り、非常通報装置10のところに行き、自分に割り当てられた暗証番号をテンキー12から入力することが要求される。
【0043】
このとき、当該出入口から非常通報装置10が設置されている箇所までのエリアに視野を有する防犯センサは発報することになるが、制御部11の動作遅延機能によって防犯センサが最初に発報したときから所定時間は当該発報は保留されることになる。
【0044】
そして、動作遅延機能に設定されている所定時間内に非常通報装置10のテンキー12から正規の暗証番号が入力された場合には、制御部11は警戒を解除するための操作が正しく行われたと判断して、回線制御部13を起動してこのときテンキー12から入力された暗証番号を付して警戒が解除された旨をセンター装置へ通報する。
【0045】
また制御部11は信号線16に設定されている警戒解除を示す信号をそのまま保持する。これによって、防犯操作装置1の制御部2は正規な手続きによって警戒が解除されたことを認識することができる。
【0046】
しかし、信号線15に警戒解除を示す信号が設定されてから動作遅延機能に設定されている所定時間内にテンキー12から暗証番号が入力されなかった場合、及びテンキー12が操作された場合であっても入力された暗証番号が正規の暗証番号でなかった場合には、制御部11は動作遅延機能に設定されている所定時間が経過すると警戒解除の操作が正しく行われなかったと判断して、解除ミスを示す情報を回線制御部13を起動してセンター装置へ通報すると共に、信号線16に警戒を示す信号を設定する。
【0047】
信号線16に警戒を示す信号が設定されると、これに応じて防犯操作装置1の制御部2は警戒の状態に入り、信号線15に警戒を示す信号を設定する。
【0048】
また、警戒を解除するための操作は非常通報装置10だけで行うこともでき、この場合の操作及び動作は従来の技術の項で説明したと同じであるので説明は省略する。
【0049】
次に、警戒が解除されている状態から警戒に入れるための操作についてであるが、従来においては警戒に入れるための操作は防犯操作装置1のカード読み取り部3でカードの操作を行うことによっても行うことができたが、この非常通報システムにおいては非常通報装置10のテンキー12により行い、従来のように防犯操作装置1におけるカードの操作で行うことはできない。
【0050】
即ち、この非常通報システムにおいては、警戒が解除されている状態から警戒に入るための操作は非常通報装置10のテンキー12で暗証番号を入力する操作を行うだけでよい。
【0051】
警戒が解除されている状態においてテンキー12から正規の暗証番号が入力されると、制御部11は警戒の状態が設定されたと判断し、回線制御部13を起動してこのときテンキー12から入力された暗証番号を付して警戒の状態に入った旨をセンター装置へ通報すると共に、信号線16に警戒を示す信号を設定する。そして、このとき制御部11は、テンキー12から正規の暗証番号が入力されると動作遅延機能を起動して所定時間待機し、その所定時間が経過すると警戒の状態に入る。
【0052】
信号線16に警戒を示す信号が設定されると、防犯操作装置1の制御部2は非常通報装置10の制御部11が警戒の状態になったと判断して信号線15に警戒を示す信号を設定する。このことによって制御部11は防犯操作装置1の制御部2も警戒の状態に入ったことを確認する。
【0053】
なお、このとき、操作者がテンキー12で暗証番号を入力してから出入口を出るまでの間に当該エリアに視野を有する防犯センサが発報することになるが、制御部11の動作遅延機能によって防犯センサの最初に発報したときから所定時間は当該発報は保留されることになり、従って操作者は動作遅延機能に設定されている所定時間内に出入口から出ればよいことは上述した通りである。
【0054】
以上のようであるので、この非常通報システムによれば警戒を解除する場合にも、警戒に入る場合にも必ず非常通報装置10のテンキー12から暗証番号を入力することが要求されるので、この入力された暗証番号をセンター装置へ通報することができ、以てセンター装置側では誰が警戒を解除したか、あるいは誰が警戒に入れたかを明確に確認することができる。
【0055】
また、この非常通報システムのハード構成は従来と全く同じであり、動作の態様だけが異なるので、既存の非常通報システムを変更する場合にも容易に対応することができ、しかもその変更に要するコストは安価である。
【0056】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
【0057】
例えば、上記の実施態様では警戒に入る場合には非常通報装置10のテンキー12のみを操作すればよいものとしたが、防犯操作装置1でのカードの操作を組み合わせることも可能である。つまり、まずテンキー12で暗証番号を入力し、その後所定時間内に防犯操作装置1のカード読み取り部3で正規のコード番号が書き込まれたカードを操作するようにするのである。従ってこの場合には制御部2は信号線16に警戒を示す信号が設定された場合に即座に警戒の状態に入るのではなく、信号線16に警戒を示す信号が設定された後に所定時間待機し、その所定時間内に正規のカードが操作された場合にのみ警戒の状態に入り、信号線15に警戒を示す信号を設定するようにすればよい。
【0058】
また、この場合、当該所定時間内に正規のカードが操作されなかった場合には制御部2は信号線15を警戒解除を示す信号を設定し続けることになるが、これに対して制御部11は信号線15の信号が所定時間以上警戒解除を示している場合には警戒に入るための操作が正しく行われなかったと判断して、警戒セットミスを示す情報を回線制御部13を起動してセンター装置へ通報すると共に、信号線16に警戒を示す信号を設定し直しするようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】非常通報システムの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1…防犯操作装置、2…制御部、3…カード読み取り部、10…非常通報装置、11…制御部、12…テンキー、13…回線制御部、15、16…信号線、17…通信回線。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an emergency notification system that notifies a monitoring center via a communication line when a predetermined abnormality occurs, such as when an intruder is present, and particularly includes a security operation device for setting alerting and release. Emergency reporting system.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art An emergency notification system is known as a device for notifying that an abnormal situation has occurred via a communication line such as a telephone line when an abnormality is detected by a security sensor such as a heat ray sensor.
[0003]
Although the emergency notification system can take various configurations, the configuration shown in FIG. 1 is known as an inexpensive system configuration. In FIG. 1, 1 is a security operation device, 2 is a control unit, 3 is a card reading unit, 10 is an emergency notification device, 11 is a control unit, 12 is a numeric keypad, 13 is a line control unit, and 15 is a
[0004]
The
[0005]
Although only one
[0006]
The
[0007]
The operation of the
When the card is operated, the
[0008]
Then, when the code number is notified from the
[0009]
Further, when the code number is notified from the
[0010]
On the other hand, the
[0011]
In addition, the
[0012]
Further, the
[0013]
Therefore, if the security sensor outputs a signal indicating an abnormality, which is referred to as a report, the control unit 11 of the
[0014]
In the emergency notification system shown in FIG. 1, the operation of releasing the alert state and the operation of entering the alert state from the state in which the alert is released can be performed by the
[0015]
First, the operation for canceling the alert state and the operation of each unit at that time will be described.
[0016]
When a card is operated in the
[0017]
When a signal indicating warning release is set on the
[0018]
In addition, the operation for canceling the alert can be performed by the
[0019]
At this time, the security sensor having a field of view in the area from the entrance to the location where the
[0020]
Then, the control unit 11 determines that the alert has been released if the normal password is input from the
[0021]
When a signal indicating warning release is set on the
[0022]
However, if the
[0023]
Next, a description will be given of an operation for putting an alert from a state in which the alert has been released, and an operation of each unit at that time.
[0024]
The operation to put in an alert can be performed by the
[0025]
When a signal indicating an alert is set on the
[0026]
Then, if the security sensor issues an alert after entering the alert state, the control unit 11 of the
[0027]
Further, as described above, the operation for entering the alert from the state in which the alert has been released can also be performed by the
[0028]
If a formal security code is input from the
[0029]
When a signal indicating an alert is set on the
[0030]
However, at this time, the security sensor having a field of view in the area between the time when the operator enters the personal identification number with the
[0031]
Note that the circuits of the
[0032]
[Problems to be solved by the invention]
As is apparent from the above description, in the conventional emergency notification system shown in FIG. 1, when an operation to enter an alert and an operation to release the alert are performed by the
[0033]
That is, in recent years, there has been an increasing demand for confirming who performed the operation even when an operation to enter the alert or an operation to release the alert is performed by the
[0034]
On the other hand, if the control unit of the security operation device and the control unit of the emergency notification device exchange data by communication, the above-mentioned demand can be satisfied. In other words, the control unit of the security operation device notifies the code number read by the card reading unit to the control unit of the emergency notification device by communication when the operation to enter the alert or the operation to release the alert is performed. If the control unit of the emergency notification device reports the code number received from the control unit of the security operation device to the center device, the center device can confirm who performed the operation with the security operation device.
[0035]
However, such a system for exchanging data by communication between the control unit of the security operating device and the control unit of the emergency notification device is not only very expensive, but also advantageous in constructing a new emergency notification system. Nevertheless, it is not advisable to apply it to existing emergency reporting systems. This is because, when the existing emergency notification system is changed to a system for exchanging data by communication between the control unit of the security operation device and the control unit of the emergency notification device as described above, the existing security operation device and the emergency notification system are changed. This is because the cost is extremely high because it is necessary to replace the device with a new system and to lay a communication line between the security operation device and the emergency notification device.
[0036]
Therefore, the present invention is to solve the above-mentioned problem, and it is possible to notify the center apparatus of who has performed the operation to enter the alert or the operation to cancel the alert in any case with an inexpensive configuration. The purpose is to provide a possible emergency notification system.
[0037]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the emergency notification system according to the present invention includes a security operation device for setting alerting and release, and is connected to the security operation device by a signal line and via a communication line such as a telephone line. In an emergency notification system including an emergency notification device connected to a monitoring center, the emergency notification device includes an operation means for inputting an identification number of an operator, and a signal indicating that the security operation device has been set to release alert. Is set to the signal line, the input security code is input only when the operation of inputting the security code registered by the operating means is performed within a predetermined time after receiving the signal. Inform the surveillance center via the communication line that the security has been released, and if the registered security code has been entered by the operating means while the security has been released, enter it. Personal identification number and via a communication line that became alert state, characterized in that it comprises a control means for reporting to the monitoring center.
[0038]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the invention will be described with reference to the drawings.
Although the hardware configuration of the emergency notification system according to the present invention is the same as that shown in FIG. 1, the operation method and the operation of the control unit 11 of the
[0039]
First, the operation for canceling the alert state and the operation of each unit at that time will be described.
[0040]
When a card is operated in the
[0041]
When a signal indicating warning release is set on the
[0042]
After this, in this emergency reporting system, the operator operates the card with the
[0043]
At this time, the security sensor having a field of view in the area from the entrance to the location where the
[0044]
Then, when the normal password is input from the
[0045]
Further, the control unit 11 holds the signal indicating warning release set on the
[0046]
However, if the password is not input from the
[0047]
When a signal indicating an alert is set on the
[0048]
Further, the operation for canceling the alert can be performed only by the
[0049]
Next, regarding the operation for putting the guard on from the state where the guard has been released, conventionally, the operation for putting the guard on is also performed by operating the card with the
[0050]
That is, in this emergency notification system, the operation to enter the alert from the state in which the alert has been released only needs to perform the operation of inputting the password using the
[0051]
If a formal security code is input from the
[0052]
When a signal indicating an alert is set on the
[0053]
At this time, a security sensor having a field of view in the area from the time when the operator enters the password using the
[0054]
As described above, according to this emergency reporting system, it is required to input a password from the
[0055]
Further, the hardware configuration of the emergency call system is exactly the same as the conventional one, and only the operation mode is different. Therefore, it is possible to easily cope with the case where the existing emergency call system is changed, and furthermore, the cost required for the change. Is inexpensive.
[0056]
As mentioned above, although one Example of this invention was described, this invention is not limited to the said Example, A various deformation | transformation is possible.
[0057]
For example, in the above-described embodiment, only the ten key 12 of the
[0058]
Further, in this case, if the regular card is not operated within the predetermined time, the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration example of an emergency notification system.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
防犯操作装置と信号線によって接続されると共に、電話回線等の通信回線を介して監視センターと接続されてなる非常通報装置と
を備える非常通報システムにおいて、
非常通報装置は、
操作者の識別番号を入力する操作手段と、
防犯操作装置が警戒の解除が設定された旨の信号を信号線に設定した場合には、当該信号を受けてから予め定められた所定の時間内に操作手段によって登録されている暗証番号の入力操作が行われた場合に限り、入力された暗証番号及び警戒を解除した旨を通信回線を介して監視センターに通報し、警戒が解除されている状態において操作手段によって登録されている暗証番号が入力された場合には入力された暗証番号及び警戒状態になった旨を通信回線を介して監視センターに通報する制御手段と
を備えることを特徴とする非常通報システム。Security operation device for setting vigilance, release,
In an emergency notification system comprising an emergency notification device connected to the security operation device and a signal line and connected to a monitoring center via a communication line such as a telephone line,
The emergency reporting device is
Operating means for inputting an operator identification number;
When the security operation device sets a signal indicating that the alert has been released to the signal line, inputting a password registered by the operation means within a predetermined time after receiving the signal. Only when the operation is performed, the entered security code and the fact that the security has been released are notified to the monitoring center via the communication line, and the security code registered by the operating means in the state where the security has been released is displayed. An emergency notification system, comprising: a control unit that notifies the monitoring center via a communication line of the input personal identification number and the alert state when the information is input.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29644595A JP3565376B2 (en) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | Emergency call system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29644595A JP3565376B2 (en) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | Emergency call system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09138896A JPH09138896A (en) | 1997-05-27 |
JP3565376B2 true JP3565376B2 (en) | 2004-09-15 |
Family
ID=17833641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29644595A Expired - Fee Related JP3565376B2 (en) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | Emergency call system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3565376B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5290784B2 (en) * | 2009-01-28 | 2013-09-18 | アイホン株式会社 | Intercom system |
-
1995
- 1995-11-15 JP JP29644595A patent/JP3565376B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09138896A (en) | 1997-05-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5010423B2 (en) | Security system and security method | |
WO2004109618A1 (en) | Mechanical security system, control device, remote annunciator, control method and control program, computer-readable recording medium recording control program | |
EP3125209B1 (en) | Logging into a system with a bluetooth device | |
JP3565376B2 (en) | Emergency call system | |
JP5030497B2 (en) | Security system | |
JP5231347B2 (en) | Security equipment | |
JP2001273573A (en) | System for setting guard state | |
JP3223347B2 (en) | Operation diagnostic device for detection sensor | |
JP3368994B2 (en) | Alarm device | |
JP3646826B2 (en) | Data processing device | |
JP2578722Y2 (en) | Mechanical security equipment | |
JP4280912B2 (en) | Monitoring and reporting system | |
JP3368998B2 (en) | Monitoring system | |
JP2003177775A (en) | Automatic report device | |
JP2001273577A (en) | Device for setting guard state | |
JP2006277394A (en) | Security system, security device and security method | |
JP3050418B2 (en) | Building remote monitoring device | |
JP2009009273A (en) | Guard device, guard method and guard system | |
JPH10334384A (en) | Radio communication equipment | |
JP2000090381A (en) | Wireless sensor and maintenance and inspection method and device therefor | |
JP2856124B2 (en) | Security terminal | |
JP2001243573A (en) | Security system | |
JP4211976B2 (en) | Security equipment | |
JPH10320659A (en) | Guard system | |
JP3054801B2 (en) | Address security system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040518 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040602 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040603 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |