JP3564010B2 - Elevator maintenance tools - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、対象となるエレベータの動作に関連する情報を受信し編集するエレベータメンテナンスツールに関する。
【0002】
【従来の技術】
エレベータの故障又は保守点検時に、エレベータの動作状況に関するデータを収集、解析し、異常の有無を判定する手段として、エレベータメンテナンスツールが用いられている。
【0003】
図1は従来のエレベータメンテナンスツールを用いたエレベータメンテナンスシステムの構成図である。以下、図1のエレベータメンテナンスシステムの構成について説明する。
【0004】
データ収集の対象となるエレベータには、エレベータ制御演算装置11が設置されている。エレベータ制御演算装置11は、エレベータの制御又は動作に基づく演算処理命令(以下、動作情報処理命令という)に対して、対応する結果のデータ(以下、動作情報データという)を出力する機能を有する。エレベータ制御演算装置11は、外部とのデータ通信を司るエレベータ用インターフェース11aと、動作情報処理命令の実行及びデータ通信制御を司るエレベータ制御演算用CPU11b、エレベータ制御演算用プログラム11c及びエレベータ制御演算用メモリ11dを有している。
【0005】
エレベータ制御演算装置11のエレベータ用インターフェース11aは、メンテナンスツール12と接続している。メンテナンスツール12は、エレベータ制御演算装置11に実行させる動作情報処理命令の設定及びエレベータ制御演算装置11より動作情報データを受信し、編集する機能を有する。エレベータ用インターフェース11aは、メンテナンスツール12内にあるメンテナンスツール用インターフェース12aと直接接続している。両インターフェースは互換性のある通信インターフェースであり、エレベータ制御演算装置11の演算周期に同期した双方向のデータの送信が可能である。またメンテナンスツール12は、動作情報処理命令及び動作情報データを格納する通信インターフェース用メモリ12bと、動作情報処理命令の設定、動作情報データの編集を司るメンテナンスツール用CPU12c、メンテナンスツール用プログラム12d及びメンテナンスツール用メモリ12eを、また補助装置として表示装置12f及び入力装置12gを有している。ここで通信インターフェース用メモリ12bは、デュアルポートRAMであり、メンテナンスツール用CPU12c又はエレベータ制御演算用CPU11bからのアクセスが可能である。また、メンテナンスツール用CPU12cにはエレベータ制御演算用CPU11bからのアクセスの完了を識別するための処理完了フラグが設けられている。
【0006】
図2はエレベータ制御演算装置11の動作を示したワークフローである。また、図3はメンテナンスツール12の動作を示したワークフローである。以下、図を用いて図1に示されるシステムの動作について段階別に分けて説明する。
【0007】
第1段階:
第1段階では、メンテナンスツール12において、動作情報処理命令を設定する。図3のワークフローにおいて、メンテナンス担当者がメンテナンスツール12のメンテナンスツール用プログラム12dを介して、エレベータ制御演算装置11に実行させる動作情報処理命令を入力装置を用いて選択する(ステップS301)。動作情報処理命令には一例として、エレベータかご又は乗場の呼出登録や、エレベータ制御演算装置11のエレベータ制御演算用メモリ11dの特定アドレスへのアクセスなどが挙げられる。ステップS301において選択された動作情報処理命令は、通信インターフェース用メモリ12bに格納されるが、メンテナンスツール用CPU12cは、通信インターフェース用メモリ12bに格納されているデータの内容が読取可能か否かを確認する(ステップS302)。ステップS302において、既にエレベータ制御演算用CPU11bが通信インターフェース用メモリ12bにアクセスしていた場合、メンテナンスツール用CPU12cからのアクセスは不可能であり動作情報処理命令は格納できないため、エレベータ制御演算用CPU11bからのアクセスが終了するまで待機する。メンテナンスツール用CPU12cからのアクセスが可能である場合、メンテナンスツール用CPU12cはステップS301で選択した動作情報処理命令の内容を通信インターフェース用メモリ12bに格納する(ステップS303)。ステップS303において、通信インターフェース用メモリ12bには動作情報処理命令の他に、必要に応じて制御パラメータ又はアドレス情報等の関連データも格納される。次にメンテナンスツール用CPU12cは、通信インターフェース用メモリ12bの処理完了フラグをリセットする(ステップS304)。ステップS304の操作により、通信インターフェース用メモリ12bはエレベータ制御演算装置11からのアクセスを許可する。以上で第1段階の動作は終了する。
【0008】
第2段階:
第2段階では、エレベータ制御演算装置11は設定された動作情報処理命令をメンテナンスツール12の通信インターフェース用メモリ12bより読み込み、実行し、動作情報データを通信インターフェース用メモリ12bに格納する。図2のワークフローにおいて、エレベータ制御演算装置11のエレベータ制御演算用CPU11bは、メンテナンスツール12との接続が確立しているか否かを確認する(ステップS201)。ステップS201においてエレベータ制御演算装置11は、演算周期と同じタイミングで常にメンテナンスツール12との接続の確認を行っている。ステップS201において接続が確認できた場合、エレベータ制御演算用CPU11bはエレベータ用インターフェース11aを介して、メンテナンスツール12のインターフェース用メモリ12bに格納されているデータの内容が読取可能か否かを確認する(ステップS202)。この時点でメンテナンスツール12においてステップS304までの動作が完了しているならば、インターフェース用メモリ12bの処理完了フラグはリセットされているため、エレベータ制御演算用CPU11bからのアクセスは許可される。ステップS201においてメンテナンスツール12との接続が確認できない場合、又はステップS202においてエレベータ制御演算用CPU11bからのアクセスが不可能であれば、エレベータ制御演算用CPU11bは動作情報処理命令の実行動作を終了し、次の演算周期のタイミングでステップS201の操作を再び実行する。
【0009】
ステップS202において、インターフェース用メモリ12bの処理完了フラグがリセットされており、且つエレベータ制御演算用CPU11bからのアクセスが可能であれば、エレベータ制御演算用CPU11bは、インターフェース用メモリ12bに格納されている動作情報処理命令の内容を読み取り、エレベータ制御演算用プログラム11cを基に動作情報処理命令を判別する(ステップS203)。動作情報処理命令を判別したエレベータ制御演算用CPU11bは、判別結果に基づき対応する動作情報処理命令を実行し、処理結果である動作情報データをインターフェース用メモリ12bに格納する(ステップS204)。例えば、動作情報処理命令が処理Aと判別された場合、ステップS204ではエレベータかご呼び登録が実行され、処理結果である動作情報データがインターフェース用メモリ12bに格納される。動作情報処理命令が処理B、処理Nと判別された場合はそれぞれ、乗場呼び登録、エレベータ制御演算用メモリ11dの参照が行われ、対応する動作情報データがインターフェース用メモリ12bに格納される。ステップS204において、動作情報処理命令が実行され動作情報データがインターフェース用メモリ12bに格納されると、エレベータ制御演算用CPU11bは、インターフェース用メモリ12bの処理完了フラグをセットする(ステップS205)。ステップS205の操作により、エレベータ制御演算装置11からの通信インターフェース用メモリ12bのアクセスが完了したことが示される。以上で第2段階の動作は終了する。
【0010】
第3段階:
第3段階では、メンテナンスツール12は、通信インターフェース用メモリ12bに格納された動作情報データを読み込み、編集する。図3において、メンテナンスツール12のメンテナンスツール用CPU12cはステップS304における通信インターフェース用メモリ12bの処理完了フラグのリセット後も、通信インターフェース用メモリ12bに格納されているデータの内容が読取可能か否かを確認する(ステップS305)。ステップS305において、メンテナンスツール用CPU12cからのアクセスが可能である場合、さらにメンテナンスツール用CPU12cは、通信インターフェース用メモリ12bの処理完了フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS306)。ステップS205における通信インターフェース用メモリ12bの処理完了フラグのセットが行われていれば、次にメンテナンスツール用CPU12cは、通信インターフェース用メモリ12bに格納されている動作情報データを読み取り、メンテナンスツール用メモリ12eに格納する(ステップS307)。ステップS305において、通信インターフェース用メモリ12bが既にエレベータ制御演算用CPU11bからアクセスされていた場合、又はステップS306において処理完了フラグがリセットされていた場合、メンテナンスツール用CPU12cはステップS305に戻り、データの読み取り確認操作を繰り返す。
【0011】
ステップS307で動作情報データをメンテナンスツール用メモリ12eに格納した後、メンテナンスツール用CPU12cは、通信インターフェース用メモリ12bに格納されている動作情報処理命令を消去する(ステップS308)。次にメンテナンスツール用CPU12cはメンテナンスツール用プログラム12dを介して、メンテナンスツール用メモリ12eに格納された動作情報データの編集を行う(ステップS309)。ステップS309の操作により、メンテナンス担当者は希望する形式の動作情報データを得ることができる。また、動作情報データは必要に応じて表示装置12fへ出力することも可能である。以上の一連の動作により、動作情報処理命令に対応したエレベータ制御演算装置11の動作情報データを得ることができる。ステップS309の動作情報データの編集後、メンテナンスツール用CPU12cはステップS302に戻り、選択された動作情報処理命令の実行を継続して行う(ステップS310のYes)。以上が図1で示されるエレベータメンテナンスシステムの動作である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
一般的にエレベータ制御演算装置は、逐次入力される動作情報処理命令に対し10m〜50m秒の演算周期で演算処理を行い、動作情報データを出力する。またエレベータの動作制御試験などでは連続的に動作情報処理命令を実行させ動作情報データを収集する必要があるため、エレベータメンテナンスツールには高速且つ大容量のデータ送受信が可能な通信インターフェースが必要となる。このためエレベータのメンテナンスツールは従来、ハードウェア及びソフトウェアを含めてすべて専用設計を行った上で開発されていたが、開発コストが高いことが問題となっていた。問題の解決策として、市販のパソコンをメンテナンスツールとして用いることで開発コストの低減を図ろうとする提案がなされていたが、パソコンに用いられる通信インターフェースでは動作情報データの送受信速度に対応できないことや、オペレーティングシステムでの定期的な割り込み処理が発生することが原因で動作情報データの抜け落ちが発生し、確実に連続した動作情報データを収集することが難しかった。また、従来のメンテナンスツールで得られた動作情報データをパソコンによって編集する方法においても、メンテナンスツールは専用設計であるため、パソコンの通信インターフェースとの互換性がなく、またメンテナンスツールで扱うデータの形式はパソコン上では認識できなかったことから、パソコンの流用が難しいという問題があった。
【0013】
この発明は、以上の問題を鑑みてなされたもので、連続した動作情報処理命令に基づいて送信されるエレベータの動作情報データを、エレベータ制御演算装置の演算周期に同期して収集、編集でき、且つ容易に開発できるエレベータメンテナンスツールを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明のエレベータメンテナンスツールは、動作情報処理命令に従い対象となるエレベータの動作に基づく動作情報データを出力するエレベータ制御演算装置に接続され、前記エレベータ制御演算装置に対し動作情報処理命令を設定し、前記動作情報処理命令を実行した前記エレベータ制御演算装置から動作情報データを受信し、編集するエレベータメンテナンスツールであって、
端末部と
エレベータ制御演算装置の演算周期に同期してエレベータ制御演算装置とデータの送受信を行うエレベータ用インターフェースと、端末部とデータの送受信を行う端末用インターフェースと、を有する中間処理部と、
から構成され、
前記端末部は、中間処理部に動作情報処理命令及びエレベータ制御演算装置へ送信するデータのフォーマットとデータ長及び端末部で受信されるデータのフォーマットとデータ長を含む関連情報を送信することと、前記中間処理部を介して受信した動作情報データを編集することを特徴とし、
前記中間処理部は、前記関連情報に基づいて、前記端末部から送信された動作情報処理命令を前記エレベータ制御演算装置が認識できるデータ形式に変換し、エレベータ制御演算装置に設定することと、前記動作情報処理命令に従い前記エレベータ制御演算装置より出力された動作情報データを前記エレベータ制御演算装置の演算周期に同期して受信した後、前記関連情報に基づいて、前記端末部が認識できるデータ形式に変換して前記端末部へ送信することを特徴とするものである。
【0015】
また、前記端末部は、関連情報として、前記動作情報処理命令の実行回数を送信し、前記中間処理部は、前記端末部から送信された動作情報処理命令に従い前記エレベータ制御演算装置より出力された動作情報データを実行回数分受信することを特徴とするものである。
【0016】
また、前記端末部は、前記端末部が認識できるデータ形式を前記中間処理部に設定できることを特徴とするものである。
【0017】
また、前記端末部は、新たな動作情報データを認識させるような前記中間処理部の機能を変更することを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
図4は、本発明の実施の形態に係るエレベータメンテナンスツールを用いたエレベータメンテナンスシステムの構成図である。以下、図4のエレベータメンテナンスシステムの構成について説明する。以下、図1と同一の装置、手段については同一符号を付して説明を省略する。
【0019】
メンテナンスツール41は、端末部42及び中間処理部43とで構成されている。役割として端末部42は動作情報処理命令の設定及び動作情報データの処理を、中間処理部43はエレベータ制御演算装置11又は端末部42との動作情報処理命令及び動作情報データの送受信及びデータ形式変換の制御を担っている。エレベータ制御演算装置11のエレベータ用インターフェース11aは、中間処理部43のメンテナンスツール用インターフェース43aと直接接続することができる。両インターフェースは互換性のある通信インターフェースであり、エレベータ制御演算装置11の演算周期に同期した双方向のデータの送信が可能である。また中間処理部43は、動作情報処理命令及び動作情報データを格納する通信インターフェース用メモリ43bと、通信インターフェース用メモリ43bの動作制御及び受信した動作情報データのデータの編集を司るメンテナンスツール用CPU43c、メンテナンスツール用プログラム43d及びメンテナンスツール用メモリ43eと、端末部42とのデータ送受信を行うための端末用インターフェース43fを有している。ここで通信インターフェース用メモリ43bの仕様及び機能は、図1の通信インターフェース用メモリ12bと同一なので説明は省略する。
【0020】
中間処理部43の端末用インターフェース43fは、端末部42の端末用インターフェース42aと直接接続しており、双方向のデータの送信が可能である。また端末部42は、動作情報処理命令の設定及び送信、動作情報データの編集を司る端末用CPU42b、端末用プログラム42c及び端末用メモリ42dを有し、さらに補助装置として表示装置42e及び入力装置42fを有している。
【0021】
図5は端末部42の動作を示したワークフローである。また、図6は中間処理部43の動作を示したワークフローである。以下、図4のエレベータメンテナンスシステムの動作について段階別に分けて説明する。ここでエレベータ制御演算装置11の動作については、図2のワークフローで示されているため詳細な説明は省略する。
【0022】
第1段階:
第1段階では、メンテナンスツール41の端末部42が、動作情報処理命令を中間処理部43に送信する。図5のワークフローにおいて、メンテナンス担当者は端末部42の端末用プログラム42cを介して、エレベータ制御演算装置11に実行させる動作情報処理命令を入力装置42fを用いて選択する(ステップS501)。ステップS501において選択された動作情報処理命令は関連情報と共に、端末用CPU42bによって、端末用インターフェース42aに設けられた送信バッファに格納される(ステップS502)。ここで関連情報とは、エレベータ制御演算装置11へ送信するデータ又は端末部42で受信されるデータのフォーマットとデータ長、動作情報処理命令の指定実行回数を指す。指定実行回数とは、メンテナンスツール41が一つの動作情報処理命令についてエレベータ制御演算装置11に連続して行わせる回数のことである。指定実行回数を設定することにより、中間処理部43は端末部42とは独立して、指定実行回数分の動作情報データを受信することができる。また関連情報については、あらかじめ端末用プログラム42cに登録してあり、登録した内容が自動的に端末用インターフェース42aの送信バッファに格納される。次に端末用CPU42bは、端末用インターフェース42aの送信バッファに格納された動作情報処理命令及び関連情報を中間処理部43に送信する(ステップ503)。端末部42より送信された動作情報処理命令及び関連情報は、中間処理部43の端末用インターフェース43fの受信バッファに格納される。この時点で動作情報処理命令及び関連情報の処理は中間処理部43に移る。以上で第1段階の動作は終了する。
【0023】
第2段階:
第2段階では、エレベータ制御演算装置11に動作情報処理命令を中間処理部43の通信インターフェース用メモリ43bより読み込ませ、実行させ、出力された動作情報データを中間処理部43の通信インターフェース用メモリ43bに格納する。さらに通信インターフェース用メモリ43bに格納された動作情報データを端末部42へ送信する。図6のワークフローにおいて、中間処理部43のメンテナンスツール用CPU43cは、端末用インターフェース43fの受信バッファにある受信データの有無を確認することにより、端末部42より動作情報処理命令及び関連情報が送信されたか否かを確認する(ステップS601)。
【0024】
ステップS601において、動作情報処理命令及び関連情報が送信されたと確認された場合、メンテナンスツール用CPU43cはメンテナンスツール用プログラム43dに従って、送信された動作情報処理命令及び関連情報に誤りがないか否かを判定する(ステップS602)。ステップS602において、動作情報処理命令及び関連情報に誤りがあると判定された場合、メンテナンスツール用CPU43cは端末部42に対して誤りがあった旨を通知し、動作情報処理命令の再送信を促し、端末用インターフェース43fの受信バッファの誤りのあったデータを消去する。さらにステップS601に戻り、再度動作情報処理命令及び関連情報が送信されるのを待つ。誤りがないと判定された場合、メンテナンスツール用CPU43cは端末用インターフェース43fの受信バッファから動作情報処理命令及び関連情報を、メンテナンスツール用メモリ43eに格納する。さらにメンテナンスツール用CPU43cは、動作情報処理命令の連続実行回数、すなわち同一の動作情報処理命令を連続して実行させた回数を0と設定して、メンテナンスツール用メモリ43eに格納する。次にメンテナンスツール用CPU43cはメンテナンスツール用プログラム43dを用いて、関連情報として設定されているエレベータ制御演算装置11へ送信するデータフォーマット及びデータ長に従って、通信インターフェース用メモリ43bに動作情報処理命令を格納する(ステップS604)。次にメンテナンスツール用CPU43cは、通信インターフェース用メモリ43bの処理完了フラグをリセットする(ステップS605)。ステップS605の操作後、エレベータ制御演算装置11のエレベータ制御演算用CPU11bが通信インターフェース用メモリ43bにアクセスすると、エレベータ制御演算装置11では通信インターフェース用メモリ43bに格納された動作情報処理命令が実行される。
【0025】
エレベータ制御演算装置11による動作情報処理命令の実行は、図2で示されたワークフローと同一であるので詳細な説明は省略するが、具体的には、エレベータ制御演算装置11より通信インターフェース用メモリ43bの内容確認を行い、動作情報処理命令が読み取られ、以後エレベータ制御演算装置11にて動作情報処理命令が実行される。最終的に動作情報データが通信インターフェース用メモリ43bに格納され、処理完了フラグがセットされることにより、エレベータ制御演算装置11の動作は終了し、動作情報データの処理は中間処理部43に移る。
【0026】
図6のワークフローにおいて、中間処理部43のメンテナンスツール用CPU43cは、エレベータ制御演算装置11から動作情報データが通信インターフェース用メモリ43bに格納されたかを確認するため、通信インターフェース用メモリ43bの処理完了フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS606)。ステップS606において、処理完了フラグがリセットされている、すなわちエレベータ制御演算装置11から動作情報データが通信インターフェース用メモリ43bに格納されていなければ、メンテナンスツール用CPU43cは動作情報データが格納されるのを待つ。処理完了フラグがセットされていれば、メンテナンスツール用CPU43cはメンテナンスツール用プログラム43dを用いて、関連情報として設定されている端末部42で受信されるデータフォーマット及びデータ長に従って、通信インターフェース用メモリ43bに格納された動作情報データを端末用インターフェース43fの送信バッファに格納する(ステップS607)。さらにメンテナンスツール用CPU43cは、ステップS601でメンテナンスツール用メモリ43eに格納された連続実行回数の値を1増やす。ステップS607の操作後、メンテナンスツール用CPU43cは、通信インターフェース用メモリ43bに格納されている動作情報処理命令を消去し(ステップS608)、端末用インターフェース43fの送信バッファに格納された動作情報データを端末部42に送信する(ステップS609)。
【0027】
ステップS609の操作後にメンテナンスツール用CPU43cは、メンテナンスツール用メモリ43eに格納されている動作情報処理命令の連続実行回数を、関連情報として設定されている動作情報処理命令の指定実行回数と比較する(ステップS610)。ステップS610において連続実行回数が指定実行回数未満であれば、メンテナンスツール用CPU43cはステップS601に戻り、再度動作情報処理命令及び関連情報が送信されたか否かを確認する。ステップS601において動作情報処理命令及び関連情報が送信されていなければ、メンテナンスツール用CPU43cは動作情報処理命令が継続中であることを確認し(ステップS603)、ステップS604に移りメンテナンスツール用メモリ43eに格納されている動作情報処理命令を再度通信インターフェース用メモリ43bに格納する。ステップS610において、連続実行回数が指定実行回数に達すると、メンテナンスツール用CPU43cはメンテナンスツール用メモリ43eに格納されている動作情報処理命令、関連情報及び連続実行回数を消去し、動作情報処理命令に対する操作を終了する。
【0028】
第2段階の動作においてメンテナンスツール用CPU43cは、動作情報処理命令を逐次エレベータ制御演算装置11で実行させ、動作情報データが通信インターフェース用メモリ43bに格納された後に端末部42へ送信するルーチンを指定実行回数分行っているが、動作情報データが指定回数分端末用インターフェース43fの送信バッファに格納された後に、まとめて端末部42に送信することにより、端末部42へ動作情報データを送信する回数を軽減することができる。
【0029】
第3段階:
第3段階では、メンテナンスツール41の端末部42は中間処理部43より送信された動作情報データを編集する。ステップS609において中間処理部43より送信された動作情報データは、端末部42の端末用インターフェース42aに一時格納され、この時点で動作情報データの処理は端末部42に移る。端末用インターフェース42aは、中間処理部43より送信された動作情報データを格納できる受信バッファを有しており、端末部42の端末用CPU42bが動作情報データの確認をできる状態になるまで格納される。
【0030】
図5のワークフローにおいて、端末部42の端末用CPU42bは、端末インターフェース42aの受信バッファの動作情報データの有無を確認することにより、中間処理部43より動作情報データを受信したか否かを確認する(ステップS504)。ステップS504において、動作情報データの受信を確認できなかった場合、端末用CPU42bは再度動作情報データの受信を待つ。動作情報データの受信を確認できた場合、端末用CPU42bは端末用プログラム42cに従って動作情報データに誤りがないか否かを判定する(ステップS505)。ステップS505において、動作情報データに誤りがあると判定された場合、端末用CPU42bはステップS502に戻り、再度動作情報処理命令及び関連情報を中間処理部43に送信する。誤りがないと判定された場合、端末用CPU42bは、端末用インターフェース42aの受信バッファより動作情報データを読み取り端末用メモリ42dに格納し(ステップS506)、端末用プログラム42cを用いて端末用メモリ42dに格納された動作情報データの編集を行う(ステップS507)。ステップS507の操作により、メンテナンス担当者は希望する表示形式の動作情報データを得ることができる。また、動作情報データは必要に応じて表示装置42eへ出力することも可能である。
【0031】
ステップS507の動作情報データの編集後、端末用CPU42bはステップS502に戻り、選択された動作情報処理命令の実行を継続する(ステップS508のYes)。以上が図4で示されるエレベータメンテナンスシステムの動作である。
【0032】
上述したエレベータメンテナンスシステムの動作によれば、動作情報処理命令を端末部42にて設定し、中間処理部43でエレベータ制御演算装置11から動作情報処理命令に基づく動作情報データを、エレベータ制御演算装置11の演算周期に同期し且つ連続して指定実行回数分受信することができる。また、中間処理部43は端末部42の通信インターフェースを用いて動作情報データを端末部42に送信するため、端末部42との通信上の整合性がとれ、端末部42は中間処理部43より送信された動作情報データをもれなく受信することができる。
【0033】
また、メンテナンスの対象となるエレベータの種類が変わると、エレベータの設計仕様が異なることにより、エレベータ制御演算装置はメンテナンスツール41では対応できないデータのフォーマットを扱う場合がある。メンテナンスツール41で新しいデータのフォーマットの動作情報データを扱うためには、このデータのフォーマットをメンテナンスツール41で認識させる必要がある。これに対応するため、実施の形態のメンテナンスツール41では、端末部42より中間処理部43のメンテナンスツール用プログラム43dの内容を更新することで新しいデータのフォーマットを認識させることが可能である。具体的には新しいデータのフォーマットへの変換、又は新しいデータのフォーマットからの変換に対応したメンテナンスツール用プログラムを端末用インターフェース42aを介して中間処理部43に送信し、メンテナンスツール用メモリ43eに格納した後、メンテナンスツール用CPU43cによってメンテナンスツール用プログラム43dの内容を書き換える手順で行われる。これにより中間処理部43を交換することなく新しいデータのフォーマットを認識するエレベータのメンテナンスに対応できる。
【0034】
この実施の形態において、メンテナンスツール41を端末部42及び中間処理部43とで構成し、端末部42で設定した動作情報処理命令をエレベータ制御演算装置11に実行させ、動作情報データを中間処理部43にて受信した後、端末部42で認識できるフォーマットに変換した上で動作情報データを端末部42に送信することにより、中間処理部43にてエレベータ制御演算装置11の演算周期に同期して動作情報データを連続して収集し、収集した動作情報データを端末部42にて編集することが可能である。この実施の形態により、例えばある規定時間内の動作情報データを連続して収集し、動作情報データの時間的な傾向を調べることが可能になる。
【0035】
また、端末部42に市販のパソコンを用いるとすると、中間処理部43のハードウェア及びソフトウェア、パソコンにインストールする端末部42の機能を実現する端末用プログラム42cが開発対象となるため、従来の専用メンテナンスツールの開発と比較して開発コストを軽減でき、且つ開発が容易となる。
【0036】
また、中間処理部43の機能を実現するメンテナンスツール用プログラム43dは、端末部42より機能の更新を行うことができるため、メンテナンス対象となるエレベータに応じて中間処理部43を交換することなく、メンテナンス作業を行うことが可能となる。また機能更新のためのメンテナンスツール用プログラム43dの開発期間が短縮でき、開発が容易となる。
【0037】
また、この実施の形態のエレベータメンテナンスツールにおいて、中間処理部43は端末部42と独立した構成となっているため、中間処理部43は動作電源をエレベータから受け取るようにすることが好適である。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、エレベータメンテナンスツールを端末部及び中間処理部とで構成し、端末部で動作情報処理命令を設定してエレベータ制御演算装置に実行させ、処理結果である動作情報データを中間処理部で受信した後、端末部で認識できるデータ形式に動作情報データを変換し、端末部に送信することによって、エレベータ制御演算装置の演算周期に同期した動作情報データの連続収集及び編集が可能となる。
【0039】
また、端末部を市販のパソコンとすることにより、端末部のハードウェアの開発の必要がなくなるため、開発コストを軽減することができる。さらにエレベータメンテナンスツールの機能更新時に端末部より中間処理部の機能を実現するソフトウェアを更新することで、中間処理部を交換することなくソフトウェアの更新のための開発のみで対応できるため、機能更新時の開発コストの軽減及び開発期間の短縮を実現でき、容易に開発を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のエレベータメンテナンスツールを用いたエレベータメンテナンスシステムの構成図である。
【図2】エレベータ制御演算装置の動作を示したワークフロー図である。
【図3】従来のエレベータメンテナンスツールの動作を示したワークフロー図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るエレベータメンテナンスツールを用いたエレベータメンテナンスシステムの構成図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るエレベータメンテナンスツールの端末部の動作を示したワークフロー図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るエレベータメンテナンスツールの中間処理部の動作を示したワークフロー図である。
【符号の説明】
11 エレベータ制御演算装置、12 従来のエレベータメンテナンスツール、41 エレベータメンテナンスツール、42 端末部、43 中間処理部。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an elevator maintenance tool for receiving and editing information related to the operation of a target elevator.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art An elevator maintenance tool is used as a means for collecting and analyzing data relating to an operating state of an elevator at the time of elevator failure or maintenance and inspection to determine whether there is an abnormality.
[0003]
FIG. 1 is a configuration diagram of an elevator maintenance system using a conventional elevator maintenance tool. Hereinafter, the configuration of the elevator maintenance system of FIG. 1 will be described.
[0004]
An elevator control operation device 11 is installed in an elevator for which data is to be collected. The elevator control operation device 11 has a function of outputting data (hereinafter, operation information data) corresponding to an operation processing instruction (hereinafter, operation information processing instruction) based on elevator control or operation. The elevator control operation device 11 includes an elevator interface 11a that controls data communication with the outside, an elevator control calculation CPU 11b that controls execution of operation information processing commands and data communication control, an elevator control calculation program 11c, and an elevator control calculation memory. 11d.
[0005]
The elevator interface 11 a of the elevator control arithmetic device 11 is connected to the maintenance tool 12. The maintenance tool 12 has a function of setting an operation information processing command to be executed by the elevator control operation device 11 and receiving and editing operation information data from the elevator control operation device 11. The elevator interface 11a is directly connected to the maintenance tool interface 12a in the maintenance tool 12. Both interfaces are compatible communication interfaces, and are capable of transmitting bidirectional data in synchronization with the operation cycle of the elevator control operation device 11. The maintenance tool 12 includes a communication interface memory 12b for storing operation information processing instructions and operation information data, a maintenance tool CPU 12c for setting operation information processing instructions, and editing operation information data, a maintenance tool program 12d, and a maintenance tool. It has a tool memory 12e and a display device 12f and an input device 12g as auxiliary devices. Here, the communication interface memory 12b is a dual port RAM, and can be accessed from the maintenance tool CPU 12c or the elevator control calculation CPU 11b. The maintenance tool CPU 12c is provided with a processing completion flag for identifying completion of access from the elevator control calculation CPU 11b.
[0006]
FIG. 2 is a workflow showing the operation of the elevator control arithmetic unit 11. FIG. 3 is a workflow showing the operation of the maintenance tool 12. The operation of the system shown in FIG. 1 will be described below step by step with reference to the drawings.
[0007]
First stage:
In the first stage, an operation information processing command is set in the maintenance tool 12. In the workflow of FIG. 3, the maintenance staff selects an operation information processing command to be executed by the elevator control arithmetic unit 11 via the maintenance tool program 12d of the maintenance tool 12 using the input device (step S301). Examples of the motion information processing command include call registration of an elevator car or a landing, access to a specific address of an elevator control calculation memory 11d of the elevator control calculation device 11, and the like. The motion information processing command selected in step S301 is stored in the communication interface memory 12b, but the maintenance tool CPU 12c checks whether the data stored in the communication interface memory 12b is readable. (Step S302). In step S302, if the elevator control calculation CPU 11b has already accessed the communication interface memory 12b, the access from the maintenance tool CPU 12c is impossible and the operation information processing command cannot be stored. Wait until the access is completed. When the access from the maintenance tool CPU 12c is possible, the maintenance tool CPU 12c stores the contents of the operation information processing command selected in step S301 in the communication interface memory 12b (step S303). In step S303, in addition to the operation information processing command, related data such as control parameters or address information is stored in the communication interface memory 12b as necessary. Next, the maintenance tool CPU 12c resets the processing completion flag in the communication interface memory 12b (step S304). By the operation in step S304, the communication interface memory 12b permits access from the elevator control arithmetic unit 11. Thus, the operation of the first stage is completed.
[0008]
Second stage:
In the second stage, the elevator control arithmetic unit 11 reads the set operation information processing command from the communication interface memory 12b of the maintenance tool 12, executes the command, and stores the operation information data in the communication interface memory 12b. In the workflow of FIG. 2, the elevator control calculation CPU 11b of the elevator control calculation device 11 checks whether a connection with the maintenance tool 12 has been established (step S201). In step S201, the elevator control arithmetic unit 11 constantly checks the connection with the maintenance tool 12 at the same timing as the arithmetic cycle. If the connection is confirmed in step S201, the elevator control calculation CPU 11b checks whether the data stored in the interface memory 12b of the maintenance tool 12 can be read through the elevator interface 11a ( Step S202). At this point, if the operation up to step S304 has been completed in the maintenance tool 12, the processing completion flag in the interface memory 12b has been reset, and access from the elevator control calculation CPU 11b is permitted. If the connection with the maintenance tool 12 cannot be confirmed in step S201, or if access from the elevator control calculation CPU 11b is impossible in step S202, the elevator control calculation CPU 11b ends the execution operation of the motion information processing command, The operation of step S201 is executed again at the timing of the next calculation cycle.
[0009]
In step S202, if the processing completion flag in the interface memory 12b is reset and the access from the elevator control calculation CPU 11b is possible, the elevator control calculation CPU 11b performs the operation stored in the interface memory 12b. The contents of the information processing command are read, and the motion information processing command is determined based on the elevator control calculation program 11c (step S203). The elevator control calculation CPU 11b that has determined the motion information processing command executes the corresponding motion information processing command based on the determination result, and stores the motion information data as the processing result in the interface memory 12b (step S204). For example, when it is determined that the motion information processing command is the process A, elevator car call registration is executed in step S204, and motion information data as a process result is stored in the interface memory 12b. When the motion information processing command is determined to be process B or process N, hall call registration and reference to the elevator control calculation memory 11d are performed, and the corresponding motion information data is stored in the interface memory 12b. In step S204, when the motion information processing command is executed and the motion information data is stored in the interface memory 12b, the elevator control calculation CPU 11b sets a processing completion flag in the interface memory 12b (step S205). The operation in step S205 indicates that the access to the communication interface memory 12b from the elevator control arithmetic device 11 has been completed. Thus, the operation of the second stage is completed.
[0010]
Third stage:
In the third stage, the maintenance tool 12 reads and edits the operation information data stored in the communication interface memory 12b. In FIG. 3, the maintenance tool CPU 12c of the maintenance tool 12 determines whether or not the contents of the data stored in the communication interface memory 12b can be read even after the processing completion flag of the communication interface memory 12b is reset in step S304. Confirm (step S305). In step S305, when the access from the maintenance tool CPU 12c is possible, the maintenance tool CPU 12c further checks whether or not the processing completion flag of the communication interface memory 12b is set (step S306). If the processing completion flag of the communication interface memory 12b has been set in step S205, the maintenance tool CPU 12c reads the operation information data stored in the communication interface memory 12b, and then executes the maintenance tool memory 12e. (Step S307). In step S305, if the communication interface memory 12b has already been accessed from the elevator control calculation CPU 11b, or if the processing completion flag has been reset in step S306, the maintenance tool CPU 12c returns to step S305 to read data. Repeat the confirmation operation.
[0011]
After storing the operation information data in the maintenance tool memory 12e in step S307, the maintenance tool CPU 12c deletes the operation information processing instruction stored in the communication interface memory 12b (step S308). Next, the maintenance tool CPU 12c edits the operation information data stored in the maintenance tool memory 12e via the maintenance tool program 12d (step S309). By the operation in step S309, the maintenance staff can obtain operation information data in a desired format. Further, the operation information data can be output to the display device 12f as needed. Through the above series of operations, operation information data of the elevator control operation device 11 corresponding to the operation information processing command can be obtained. After editing the operation information data in step S309, the maintenance tool CPU 12c returns to step S302, and continues to execute the selected operation information processing command (Yes in step S310). The above is the operation of the elevator maintenance system shown in FIG.
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
In general, an elevator control operation device performs an operation process on an operation information processing command sequentially input at an operation period of 10 m to 50 msec, and outputs operation information data. In addition, in an operation control test of an elevator or the like, since it is necessary to continuously execute an operation information processing command and collect operation information data, an elevator maintenance tool needs a communication interface capable of transmitting and receiving high-speed and large-capacity data. . For this reason, maintenance tools for elevators have conventionally been developed after dedicated designs including hardware and software have been developed. However, high development costs have been a problem. As a solution to the problem, proposals have been made to reduce development costs by using a commercially available personal computer as a maintenance tool.However, the communication interface used for personal computers cannot respond to the transmission and reception speed of operation information data, Omission of operation information data occurs due to the occurrence of periodic interrupt processing in the operating system, and it has been difficult to reliably collect continuous operation information data. Also, in the method of editing the operation information data obtained by the conventional maintenance tool with a personal computer, the maintenance tool is designed exclusively, so it is not compatible with the communication interface of the personal computer, and the data format handled by the maintenance tool There was a problem that it was difficult to use a personal computer because it could not be recognized on a personal computer.
[0013]
The present invention has been made in view of the above problems, and can collect and edit operation information data of an elevator transmitted based on a continuous operation information processing command in synchronization with a calculation cycle of an elevator control calculation device. Another object of the present invention is to provide an elevator maintenance tool that can be easily developed.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
The elevator maintenance tool of the present invention is connected to an elevator control operation device that outputs operation information data based on the operation of the target elevator according to the operation information processing instruction, and sets an operation information processing instruction to the elevator control operation device. An elevator maintenance tool that receives operation information data from the elevator control arithmetic device that has executed the operation information processing command, and edits the operation information data.
Terminal and,
An elevator interface for transmitting / receiving data to / from the elevator control / operation device in synchronization with a calculation cycle of the elevator control / operation device, and a terminal interface for transmitting / receiving data to / from the terminal unit.Intermediate processing sectionWhen,
Consisting of
The terminal unit,Transmitting the relevant information including the operation information processing instruction to the intermediate processing unit and the format and data length of the data to be transmitted to the elevator control arithmetic unit and the format and data length of the data received by the terminal unit;Editing the operation information data received via the intermediate processing unit,Characterized by
The intermediate processing unit,Based on the relevant information,The terminal unitConverting the motion information processing command transmitted from the data processing device into a data format recognizable by the elevator control arithmetic device, and setting the data in the elevator control arithmetic deviceAfter receiving the operation information data output from the elevator control operation device according to the operation information processing instruction in synchronization with the operation cycle of the elevator control operation device,Based on the relevant information,The data is converted into a data format recognizable by the terminal unit and transmitted to the terminal unit.
[0015]
Further, the terminal unit includes:As related information,The number of executions of the motion information processing instructionSubmitAnd the intermediate processing unit includes the terminal unitSent byThe operation information data output from the elevator control arithmetic unit according to the operation information processing instruction is received by the number of times of execution.
[0016]
Further, the terminal unit can set a data format recognizable by the terminal unit in the intermediate processing unit.
[0017]
Further, the terminal unit changes a function of the intermediate processing unit so as to recognize new operation information data.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 4 is a configuration diagram of an elevator maintenance system using the elevator maintenance tool according to the embodiment of the present invention. Hereinafter, the configuration of the elevator maintenance system of FIG. 4 will be described. Hereinafter, the same devices and means as those in FIG.
[0019]
The maintenance tool 41 includes a terminal unit 42 and an intermediate processing unit 43. As a role, the terminal unit 42 sets the operation information processing command and processes the operation information data. Is responsible for the control. The elevator interface 11a of the elevator control operation device 11 can be directly connected to the maintenance tool interface 43a of the intermediate processing unit 43. Both interfaces are compatible communication interfaces, and are capable of transmitting bidirectional data in synchronization with the operation cycle of the elevator control operation device 11. Further, the intermediate processing unit 43 includes a communication interface memory 43b that stores the operation information processing command and the operation information data, a maintenance tool CPU 43c that controls the operation of the communication interface memory 43b and edits the received operation information data, It has a maintenance tool program 43d and a maintenance tool memory 43e, and a terminal interface 43f for transmitting and receiving data to and from the terminal unit 42. Here, the specifications and functions of the communication interface memory 43b are the same as those of the communication interface memory 12b of FIG.
[0020]
The terminal interface 43f of the intermediate processing unit 43 is directly connected to the terminal interface 42a of the terminal unit 42, and bidirectional data transmission is possible. Further, the terminal unit 42 has a terminal CPU 42b, a terminal program 42c, and a terminal memory 42d that manage setting and transmission of motion information processing commands and editing of motion information data, and a display device 42e and an input device 42f as auxiliary devices. have.
[0021]
FIG. 5 is a workflow showing the operation of the terminal unit 42. FIG. 6 is a workflow showing the operation of the intermediate processing unit 43. Hereinafter, the operation of the elevator maintenance system of FIG. 4 will be described step by step. Here, the operation of the elevator control arithmetic unit 11 is shown in the workflow of FIG.
[0022]
First stage:
In the first stage, the terminal unit 42 of the maintenance tool 41 transmits a motion information processing command to the intermediate processing unit 43. In the workflow of FIG. 5, the maintenance staff selects the operation information processing instruction to be executed by the elevator control arithmetic device 11 via the terminal program 42c of the terminal unit 42 using the input device 42f (step S501). The motion information processing command selected in step S501 is stored in the transmission buffer provided in the terminal interface 42a by the terminal CPU 42b together with related information (step S502). Here, the related information indicates the format and data length of the data to be transmitted to the elevator control arithmetic device 11 or the data received by the terminal unit 42, and the designated number of executions of the motion information processing command. The designated number of executions is the number of times the maintenance tool 41 causes the elevator control arithmetic unit 11 to continuously perform one operation information processing instruction. By setting the specified number of executions, the intermediate processing unit 43 can receive the operation information data for the specified number of executions independently of the terminal unit 42. The related information is registered in advance in the terminal program 42c, and the registered contents are automatically stored in the transmission buffer of the terminal interface 42a. Next, the terminal CPU 42b transmits the motion information processing command and the related information stored in the transmission buffer of the terminal interface 42a to the intermediate processing unit 43 (Step 503). The motion information processing command and the related information transmitted from the terminal unit 42 are stored in the reception buffer of the terminal interface 43f of the intermediate processing unit 43. At this point, the processing of the motion information processing command and the related information is transferred to the intermediate processing unit 43. Thus, the operation of the first stage is completed.
[0023]
Second stage:
In the second stage, the operation information processing command is read from the communication interface memory 43b of the intermediate processing unit 43 and executed by the elevator control arithmetic unit 11, and the output operation information data is stored in the communication interface memory 43b of the intermediate processing unit 43. To be stored. Furthermore, the operation information data stored in the communication interface memory 43b is transmitted to the terminal unit 42. In the workflow of FIG. 6, the maintenance tool CPU 43c of the intermediate processing unit 43 confirms the presence / absence of reception data in the reception buffer of the terminal interface 43f, so that the operation information processing command and related information are transmitted from the terminal unit 42. It is confirmed whether or not it has been performed (step S601).
[0024]
In step S601, when it is confirmed that the motion information processing command and the related information have been transmitted, the maintenance tool CPU 43c determines whether the transmitted motion information processing command and the related information are correct according to the maintenance tool program 43d. A determination is made (step S602). If it is determined in step S602 that there is an error in the motion information processing command and the related information, the maintenance tool CPU 43c notifies the terminal unit 42 that there is an error, and prompts retransmission of the motion information processing command. Then, the erroneous data in the reception buffer of the terminal interface 43f is deleted. Then, the process returns to step S601, and waits until the motion information processing command and the related information are transmitted again. When it is determined that there is no error, the maintenance tool CPU 43c stores the operation information processing command and the related information from the reception buffer of the terminal interface 43f in the maintenance tool memory 43e. Further, the maintenance tool CPU 43c sets 0 as the number of continuous executions of the motion information processing command, that is, the number of times the same motion information processing command is continuously executed, and stores the number in the memory 43e for the maintenance tool. Next, the maintenance tool CPU 43c uses the maintenance tool program 43d to store the operation information processing command in the communication interface memory 43b according to the data format and data length to be transmitted to the elevator control operation device 11 set as the related information. (Step S604). Next, the maintenance tool CPU 43c resets the processing completion flag in the communication interface memory 43b (step S605). After the operation in step S605, when the elevator control calculation CPU 11b of the elevator control calculation device 11 accesses the communication interface memory 43b, the elevator control calculation device 11 executes the motion information processing instruction stored in the communication interface memory 43b. .
[0025]
The execution of the motion information processing instruction by the elevator control arithmetic unit 11 is the same as the workflow shown in FIG. 2, and thus detailed description is omitted. Specifically, the elevator control arithmetic unit 11 sends the communication interface memory 43b Is read, and the operation information processing command is read, and thereafter, the elevator control arithmetic unit 11 executes the operation information processing command. Eventually, the operation information data is stored in the communication interface memory 43b, and the processing completion flag is set, whereby the operation of the elevator control arithmetic unit 11 ends, and the processing of the operation information data moves to the intermediate processing unit 43.
[0026]
In the workflow of FIG. 6, the maintenance tool CPU 43c of the intermediate processing unit 43 checks whether the operation information data from the elevator control arithmetic unit 11 has been stored in the communication interface memory 43b. Is set (step S606). In step S606, if the processing completion flag is reset, that is, if the operation information data from the elevator control arithmetic unit 11 is not stored in the communication interface memory 43b, the maintenance tool CPU 43c determines that the operation information data is stored. wait. If the processing completion flag is set, the maintenance tool CPU 43c uses the maintenance tool program 43d according to the data format and data length received by the terminal unit 42 set as the related information, and the communication interface memory 43b. Is stored in the transmission buffer of the terminal interface 43f (step S607). Further, the maintenance tool CPU 43c increases the value of the number of continuous executions stored in the maintenance tool memory 43e by 1 in step S601. After the operation in step S607, the maintenance tool CPU 43c deletes the operation information processing command stored in the communication interface memory 43b (step S608), and stores the operation information data stored in the transmission buffer of the terminal interface 43f in the terminal. It is transmitted to the unit 42 (step S609).
[0027]
After the operation of step S609, the maintenance tool CPU 43c compares the number of continuous executions of the motion information processing instruction stored in the memory 43e for the maintenance tool with the designated execution number of the motion information processing instruction set as the related information ( Step S610). If the continuous execution count is less than the designated execution count in step S610, the maintenance tool CPU 43c returns to step S601 and checks again whether the motion information processing command and the related information have been transmitted. If the operation information processing instruction and the related information have not been transmitted in step S601, the maintenance tool CPU 43c confirms that the operation information processing instruction is continuing (step S603), and proceeds to step S604 to store it in the maintenance tool memory 43e. The stored motion information processing instruction is stored again in the communication interface memory 43b. In step S610, when the number of continuous executions reaches the specified number of executions, the maintenance tool CPU 43c deletes the operation information processing instruction, the related information, and the number of continuous executions stored in the maintenance tool memory 43e, and responds to the operation information processing instruction. End the operation.
[0028]
In the operation of the second stage, the maintenance tool CPU 43c causes the elevator control arithmetic unit 11 to sequentially execute the operation information processing instruction, and designates a routine for transmitting the operation information data to the terminal unit 42 after the operation information data is stored in the communication interface memory 43b. The number of times that the operation information data is transmitted to the terminal unit 42 by collectively transmitting the operation information data to the terminal unit 42 after the operation information data is stored in the transmission buffer of the terminal interface 43f for the specified number of times. Can be reduced.
[0029]
Third stage:
In the third stage, the terminal unit 42 of the maintenance tool 41 edits the operation information data transmitted from the intermediate processing unit 43. The operation information data transmitted from the intermediate processing unit 43 in step S609 is temporarily stored in the terminal interface 42a of the terminal unit 42, and the processing of the operation information data shifts to the terminal unit 42 at this time. The terminal interface 42a has a reception buffer capable of storing the operation information data transmitted from the intermediate processing unit 43, and is stored until the terminal CPU 42b of the terminal unit 42 can confirm the operation information data. .
[0030]
In the workflow of FIG. 5, the terminal CPU 42b of the terminal unit 42 confirms whether or not operation information data has been received from the intermediate processing unit 43 by confirming the presence or absence of the operation information data in the reception buffer of the terminal interface 42a. (Step S504). If the reception of the operation information data cannot be confirmed in step S504, the terminal CPU 42b waits for the reception of the operation information data again. If the reception of the operation information data has been confirmed, the terminal CPU 42b determines whether there is any error in the operation information data according to the terminal program 42c (step S505). If it is determined in step S505 that there is an error in the motion information data, the terminal CPU 42b returns to step S502, and transmits the motion information processing command and the related information again to the intermediate processing unit 43. When it is determined that there is no error, the terminal CPU 42b reads the operation information data from the reception buffer of the terminal interface 42a and stores it in the terminal memory 42d (step S506), and uses the terminal program 42c to store the terminal memory 42d. The operation information data stored in the file is edited (step S507). By the operation in step S507, the maintenance person can obtain operation information data in a desired display format. Further, the operation information data can be output to the display device 42e as needed.
[0031]
After editing the motion information data in step S507, the terminal CPU 42b returns to step S502 and continues to execute the selected motion information processing command (Yes in step S508). The above is the operation of the elevator maintenance system shown in FIG.
[0032]
According to the operation of the elevator maintenance system described above, the operation information processing command is set in the terminal unit 42, and the intermediate processing unit 43 transmits the operation information data based on the operation information processing command from the elevator control operation device 11 to the elevator control operation device. It is possible to continuously receive the specified number of executions in synchronization with the eleventh calculation cycle. Further, since the intermediate processing unit 43 transmits the operation information data to the terminal unit 42 using the communication interface of the terminal unit 42, consistency in communication with the terminal unit 42 is ensured, and the terminal unit 42 The transmitted operation information data can be completely received.
[0033]
Further, when the type of the elevator subject to maintenance changes, the elevator control arithmetic device may handle a data format that cannot be supported by the maintenance tool 41 due to a difference in the design specification of the elevator. In order for the maintenance tool 41 to handle operation information data in a new data format, the maintenance tool 41 needs to recognize the data format. To cope with this, in the maintenance tool 41 of the embodiment, it is possible to make the terminal unit 42 recognize the new data format by updating the contents of the maintenance tool program 43d of the intermediate processing unit 43. Specifically, the maintenance tool program corresponding to the conversion of the new data format or the conversion from the new data format is transmitted to the intermediate processing unit 43 via the terminal interface 42a, and stored in the maintenance tool memory 43e. After that, the maintenance tool CPU 43c rewrites the contents of the maintenance tool program 43d. This makes it possible to cope with elevator maintenance that recognizes a new data format without replacing the intermediate processing unit 43.
[0034]
In this embodiment, the maintenance tool 41 is composed of a terminal unit 42 and an intermediate processing unit 43, the operation information processing command set in the terminal unit 42 is executed by the elevator control arithmetic unit 11, and the operation information data is converted into the intermediate processing unit. After being received at 43, the information is converted into a format recognizable by the terminal unit 42, and then the operation information data is transmitted to the terminal unit 42. The operation information data can be continuously collected, and the collected operation information data can be edited by the terminal unit 42. According to this embodiment, for example, it is possible to continuously collect operation information data within a certain specified time and to examine a temporal tendency of the operation information data.
[0035]
If a commercially available personal computer is used as the terminal unit 42, the hardware and software of the intermediate processing unit 43 and the terminal program 42c that realizes the function of the terminal unit 42 installed in the personal computer are to be developed. The development cost can be reduced as compared with the development of the maintenance tool, and the development becomes easier.
[0036]
In addition, since the maintenance tool program 43d that realizes the function of the intermediate processing unit 43 can update the function from the terminal unit 42, without replacing the intermediate processing unit 43 according to the elevator to be maintained, Maintenance work can be performed. Further, the development period of the maintenance tool program 43d for updating the function can be shortened, and the development becomes easy.
[0037]
Further, in the elevator maintenance tool of the present embodiment, since the intermediate processing unit 43 has a configuration independent of the terminal unit 42, it is preferable that the intermediate processing unit 43 receives operating power from the elevator.
[0038]
【The invention's effect】
According to the present invention, an elevator maintenance tool is composed of a terminal unit and an intermediate processing unit, and an operation information processing command is set in the terminal unit and executed by the elevator control arithmetic unit. After receiving the data, the operation information data is converted into a data format that can be recognized by the terminal unit and transmitted to the terminal unit, so that continuous collection and editing of the operation information data synchronized with the operation cycle of the elevator control operation device is possible. Become.
[0039]
Further, by using a commercially available personal computer for the terminal unit, the development cost of the terminal unit hardware can be reduced because there is no need to develop the terminal unit hardware. Furthermore, by updating the software that realizes the function of the intermediate processing unit from the terminal unit when updating the function of the elevator maintenance tool, it is possible to respond only by developing for software update without replacing the intermediate processing unit. The development cost can be reduced and the development period can be shortened, and development can be performed easily.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of an elevator maintenance system using a conventional elevator maintenance tool.
FIG. 2 is a workflow diagram showing an operation of the elevator control arithmetic device.
FIG. 3 is a workflow diagram showing an operation of a conventional elevator maintenance tool.
FIG. 4 is a configuration diagram of an elevator maintenance system using the elevator maintenance tool according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a workflow diagram showing the operation of the terminal of the elevator maintenance tool according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a workflow diagram illustrating an operation of an intermediate processing unit of the elevator maintenance tool according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
11 elevator control arithmetic unit, 12 conventional elevator maintenance tool, 41 elevator maintenance tool, 42 terminal unit, 43 intermediate processing unit.

Claims (4)

動作情報処理命令に従い対象となるエレベータの動作に基づく動作情報データを出力するエレベータ制御演算装置に接続され、前記エレベータ制御演算装置に対し動作情報処理命令を設定し、前記動作情報処理命令を実行した前記エレベータ制御演算装置から動作情報データを受信し、編集するエレベータメンテナンスツールであって、
端末部と
エレベータ制御演算装置の演算周期に同期してエレベータ制御演算装置とデータの送受信を行うエレベータ用インターフェースと、端末部とデータの送受信を行う端末用インターフェースと、を有する中間処理部と、
から構成され、
前記端末部は、中間処理部に動作情報処理命令及びエレベータ制御演算装置へ送信するデータのフォーマットとデータ長及び端末部で受信されるデータのフォーマットとデータ長を含む関連情報を送信することと、前記中間処理部を介して受信した動作情報データを編集することを特徴とし、
前記中間処理部は、前記関連情報に基づいて、前記端末部から送信された動作情報処理命令を前記エレベータ制御演算装置が認識できるデータ形式に変換し、エレベータ制御演算装置に設定することと、前記動作情報処理命令に従い前記エレベータ制御演算装置より出力された動作情報データを前記エレベータ制御演算装置の演算周期に同期して受信した後、前記関連情報に基づいて、前記端末部が認識できるデータ形式に変換して前記端末部へ送信することを特徴とするエレベータメンテナンスツール。
Connected to an elevator control operation device that outputs operation information data based on the operation of the target elevator in accordance with the operation information processing instruction, set the operation information processing instruction to the elevator control operation device, and executed the operation information processing instruction An elevator maintenance tool for receiving and editing operation information data from the elevator control arithmetic device,
A terminal unit ;
An elevator interface that transmits and receives data to and from the elevator control arithmetic device in synchronization with the arithmetic cycle of the elevator control arithmetic device, and a terminal interface that transmits and receives data to and from the terminal unit ,
Consisting of
The terminal unit transmits an operation information processing instruction to the intermediate processing unit and related information including a data format and a data length to be transmitted to the elevator control operation device and a data format and a data length received by the terminal unit, editing the operation information data received via the intermediate processing unit, characterized by,
The intermediate processing unit converts the motion information processing instruction transmitted from the terminal unit into a data format that can be recognized by the elevator control arithmetic device based on the related information, and sets the data format in the elevator control arithmetic device. After receiving the operation information data output from the elevator control operation device in accordance with the operation information processing instruction in synchronization with the operation cycle of the elevator control operation device , based on the related information, the terminal information is converted into a data format that can be recognized by the terminal unit. An elevator maintenance tool, which converts and transmits the converted data to the terminal unit.
請求項1に記載のエレベータメンテナンスツールにおいて、
前記端末部は、関連情報として、前記動作情報処理命令の実行回数を送信し、前記中間処理部は、前記端末部から送信された動作情報処理命令に従い前記エレベータ制御演算装置より出力された動作情報データを実行回数分受信することを特徴とするエレベータメンテナンスツール。
The elevator maintenance tool according to claim 1,
The terminal unit transmits the number of executions of the motion information processing instruction as related information, and the intermediate processing unit outputs the motion information output from the elevator control arithmetic device according to the motion information processing instruction transmitted from the terminal unit. An elevator maintenance tool that receives data for the number of executions.
請求項1又は請求項2に記載のエレベータメンテナンスツールにおいて、
前記端末部は、前記端末部が認識できるデータ形式を前記中間処理部に設定できることを特徴とするエレベータメンテナンスツール。
The elevator maintenance tool according to claim 1 or 2,
An elevator maintenance tool, wherein the terminal unit can set a data format recognizable by the terminal unit in the intermediate processing unit.
請求項1から請求項3のいずれかに記載のエレベータメンテナンスツールにおいて、
前記端末部は、新たなデータ形式を認識させるよう前記中間処理部の機能を変更することを特徴とするエレベータメンテナンスツール。
The elevator maintenance tool according to any one of claims 1 to 3,
The terminal maintenance tool changes the function of the intermediate processing unit so that a new data format is recognized.
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