JP3562845B2 - Drainage structure of unit building - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ユニット式建物の排水構造に係り、バルコニユニット、外廊下ユニット等の排水構造に利用できる。
【0002】
【背景技術】
図4は、従来の排水構造を有する集合住宅10を示す。
集合住宅10は、一階11と二階12とからなる二階建のユニット式建物であり、一階11は基礎13上に配置された五つの一階建物ユニット11A〜11Eにより構成され、二階12はそれら一階建物ユニット11A〜11Eの上部に配置された二階建物ユニット12A〜12Eにより構成されている。
なお、これらの建物ユニットは、四隅に立設された四本の柱と、これら四本の柱の上端間、下端間に架け渡された上梁、下梁とからなる骨組みを備えた軸組み工法による建物ユニットであり、内部と外部とは外壁パネルで仕切られている。
【0003】
この集合住宅10は、二階建物ユニット12A〜12Eの南側にバルコニ14を備え、北側に外廊下15を備えている。さらに、一階建物ユニット11Aの側面に階段16が設置されている。
【0004】
バルコニ14は、二階建物ユニット12A〜12Eに取り付けられたバルコニユニット14A〜14Eにより形成されており、両端に壁パネル18が取り付けられ、各バルコニユニット間に仕切板19が立設されている。また、バルコニ14には従来の排水構造を有する排水手段70〜72が設けられており、これらのうちの排水手段70がバルコニユニット14A、14Bの双方から雨水等を排水可能とされ、同様に、排水手段71がバルコニユニット14C、14Dの双方から排水可能とされている。そして、排水手段72がバルコニユニット14Eからのみ排水可能となっている。
【0005】
外廊下15は、図示略の廊下ユニットが二階建物ユニット12A〜12Eに取り付けられることにより形成されたものである。
階段16は、その上方側が外廊下15の片端に接続され、下方側が基礎13に固定されている。
そして、以上のバルコニ14、外廊下15、および階段16は、基礎13に立設された複数の支柱17により支持されている。
【0006】
図5は、二階建物ユニット12Dと、その両側に隣接された二階建物ユニット12C、12Eと、それらの建物ユニットに取り付けられたバルコニユニット14C〜14Eとを示す。なお、ここでは、バルコニユニット14C〜14Eの床を形成する部材の図示を省略する。
【0007】
二階建物ユニット12C〜12Eは、前述した骨組み20を有し、柱20Aの下端間には下梁20Bが架け渡されている。また、二階建物ユニット12C〜12Eの外側には出入口用開口部を備えたオートクレーブ養生の軽量気泡コンクリート製の外壁パネル21が図示略のブラケットを介して骨組み20に取り付けられている。
【0008】
バルコニユニット14C〜14Eは、複数のチャンネル材が枠状に接続された床枠22を含んで形成され、二階建物ユニット12C〜12Eと対向する面の両端側には金属プレート23が溶接等により固定されている。そして、二階建物ユニット12C〜12Eにおける骨組み20にも、金属プレート23と対応する位置に同様な金属プレート24が固定されており、これら金属プレート23、24同士が当接されて、バルコニユニット14C〜14Eがボルトおよびナット等により二階建物ユニット12C〜12Eに取り付けられている。また、これらバルコニユニット14C〜14Eには二階建物ユニット12C〜12Eとは反対側に手摺り壁25が立設されている。
【0009】
バルコニユニット14C〜14Eの互いに隣接配設された床枠22の間は、隣接空間26となっており、この隣接空間26には前述の柱17が立設されて両側の床枠22に図示略のブラケットを介して固定されている。また、バルコニユニット14C、14Dの間の隣接空間26には排水手段71が設けられ、バルコニユニット14D、14Eの間の隣接空間26には排水手段72が設けられている。
なお、図4の二階建物ユニット12A、12Bに取り付けられたバルコニユニット14A、14Bも、以上に説明したバルコニユニット14C、14Dと同様に形成されており、排水手段70がバルコニユニット14A、14Bの間の隣接空間に設けられている。
【0010】
図6は、排水手段71を示す。
ここで、バルコニユニット14C、14Dの床枠22の上方にはデッキ部材27が設置され、下方には軒天材28が取り付けられている。このデッキ部材27の上面は南側に向かって下り勾配となっており、下り勾配の先端にはバルコニユニット14C、14Dの長手方向に沿って排水溝29が形成されている。また、デッキ部材27には排水溝29が隣接空間26側に向かって下り勾配となるように底板30が取り付けられ、この底板30が受け部材31を介して床枠22に固定されている。さらに、排水溝29の隣接空間26側には底板30と受け材31とを貫通する開口27Aが設けられ、この開口27Aには外フランジを有する円筒状の排水口部材32が嵌合されている。
【0011】
なお、デッキ部材27、連結部材33、および開口27Aを除いたデッキ部材27の表面には図示略の防水シートが貼られ、バルコニユニット14C、14Dに降りそそいだ雨水等が開口27に嵌合された排水口部材32を通って排水手段71に流れ込むようになっている。
【0012】
バルコニユニット14C、14Dにおける各床枠22の互いに対向するチャンネル材22Aには上方、下方のフランジ部に連結部材33、34が架け渡されており、各ウェブ部には隣接空間26と床枠22の内部とを連通する連通孔35が設けられている。
【0013】
排水手段71は、金属や合成樹脂等からなる複数の筒体が互いに連通するように嵌合接続されて形成されたものであり、一対の排水管73と、これら排水管73に接続されて雨水を地上側に落とす樋74とから形成されている。
【0014】
排水管73は、一端が排水口部材32に接続され、他端が隣接空間26側に直角に曲がった曲管36と、伸縮自在な蛇腹状に形成されかつこの曲管36に接続された弾性管75と、各弾性管75に接続された直管76とを含んで形成され、これらのうちの各曲管36と各弾性管75とが床枠22の内部に配設されおり、各直管76が床枠22の内部から隣接空間26に突出配設されている。
【0015】
樋74は、一対の直管76を隣接空間26で互いに連通して雨水を外壁パネル21側に吐き出すように設けられたT字状のジョイント管77と、このジョイント管77に接続された呼び樋37と、外壁パネル21に沿って立設されてこの呼び樋37に接続された立て樋38とから形成されている。
なお、図4に示した、排水手段70は、以上に説明した排水手段71と同様な構造となっている。
【0016】
図5に示すように、排水手段72は、バルコニユニット12C、12Eの間の隣接空間26に設けられて、バルコニユニット12E側からのみ排水が行われるようになっている。そして、この排水手段72は、曲管36、弾性管75、直管76からなる排水管73と、呼び樋37、立て樋38、およびL字状のジョイント管78からなる樋79とにより形成されている。
【0017】
以上のようなバルコニ14では、以下のように排水手段70〜72の設置作業を行なう。
先ず、工場で生産された一階、二階建物ユニット11A〜11E、12A〜12Eを建築現場で組み合わせることにより、一階、二階11、12を形成する。その後、工場で予めデッキ部材27、排水口部材32、曲管36が取り付けられたバルコニユニット14A〜14Eを二階建物ユニット12A〜12Eに接続する。
【0018】
次いで、弾性管75を隣接空間26からチャンネル材22Aの連通孔35を通して床枠22の内部の曲管36に接続し、直管76を連通孔35から挿通して床枠22の内部で弾性管75に接続して排水管73を形成する。これにより、直管76の一端が弾性管75に接続され、他端が床枠22の内部から内部空間26に突出した状態となる。
【0019】
さらに、排水手段70および排水手段71では、バルコニユニット14A、14Bおよびバルコニユニット14D、14Cから延びた排水管73の直管76同士をT字状のジョイント管77により接続し、排水手段72ではバルコニユニット14Eのみから延びた排水管73にL字状のジョイント管78を接続する。
この後、これらジョイント管77、78に呼び樋37を接続し、この呼び樋37に立て樋38を接続して樋74、79を形成し、排水手段70〜72の設置作業を終了する。
【0020】
最後に、バルコニユニット14A〜14Eに軒天材28、連結部材33、34を取り付け、表面に防水シートをはりつけ、壁パネル18、仕切板19等を配設してバルコニー14を完成する。
【0021】
以上のような排水構造を有する排水手段70〜72によれば、バルコニ14に降りそそいだ雨水等が曲管36から樋74、79を通って排水溝等に流れ落ちるようになる。
また、このような排水手段70〜72では、排水管73が弾性管75を含んで形成されているため、排水手段70〜72を設置するにあたっては、樋74、79におけるジョイント管77、78と、排水管73における直管76との間に位置ズレが生じた場合でも、これらを接続可能になっている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、曲管36と弾性管75との接続や、この弾性管75と直管76との接続は、デッキ部材27の下方における床枠22の内部で行われるため、作業空間が狭く容易ではない。特に、直管76の弾性管75への接続は、弾性管75が蛇腹状であるため、その嵌合部が確実に固定されないことにより接続が難しい。従って、この排水管73の設置に手間がかかるという問題がある。
【0023】
一方、工場でバルコニユニット14A〜14Eの生産時に、曲管36、弾性管75、直管76の接続を行なって、排水管73を予め設置しておくことも考えられるが、この場合には、トラックの荷台の振動等により、ユニットの建築現場への運搬中に弾性管75のばたつき等が生じるため、建築現場での弾性管75の両端における嵌合部の信頼性が低下する。従って、弾性管75のばたつきを防ぐための複雑な固定手段が必要となる。
【0024】
本発明の目的は、固定手段を用いなくとも工場で排水管を形成しておくことができ、建築現場での排水管と樋との接続作業を容易に行なえるようになる排水構造を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るユニット式建物の排水構造は、ユニット式建物を構成するユニットの間に、これらユニットの少なくともいずれか一方から延びる排水管と接続される樋が設けられているとともに、排水管と樋との少なくともいずれか一方には伸縮自在とされた弾性管が含まれており、かつ前記排水管は各ユニットを構成する枠状の床枠内に配置されて、当該床枠に設けられた排水溝と連通している排水構造であって、弾性管は床枠間に形成された隣接空間に配置され、これら弾性管と排水管または樋との接続部分が当該隣接空間内に位置している。
【0026】
また、弾性管は単体として設けられてもよいが、樋と排水管とのいずれか一方に一体化されていることが好ましい。
【0027】
そして、その弾性管はゴム製等であってもよいが、耐候性を有する合成樹脂製等の蛇腹とすることにより劣化を防止できるので好ましい。
【0028】
【作用】
このような本発明においては、弾性管がユニット間に配置されるため、ユニットの内部には弾性管による接続箇所が無くなり、ユニットの内部の排水管を予め工場で形成しておいても、運搬時の振動により接続箇所の信頼性が低下することがない。従って、建築現場では、弾性管をユニット間の広い空間で設置すればよく、従来のように、狭い空間に排水管を形成する等の作業を行なう必要がないため、樋と排水管との接続作業を容易に行なえるようになる。
【0029】
また、弾性管が樋と排水管との何れか一方に一体化されている場合には、接続箇所が少なくなるため、接続箇所における水漏れ等の発生を抑えることが可能となる。
【0030】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に係る排水手段41を示す。
なお、排水手段41は、図4に示した集合住宅10に設けられたものであり、集合住宅10と同じ構成部材には同一符号を付し、ここでの説明を簡略化あるいは省略する。
【0031】
排水手段41は、バルコニユニット14C、14Dの間に設置されて、これらのバルコニユニット14C、14Dから雨水等を排水可能に設けられている。
排水手段41は、金属製や合成樹脂製等の筒体が複数接続されて形成されており、一端が排水口部材32に連通接続され他端が連通孔35から隣接空間26に突出した一対の排水管42と、これら排水管42に連通接続されて雨水を地上の排水溝等に落とす樋43とを有している。
【0032】
排水管42は、曲管36と直管44とから形成されている。
樋43は、各排水管42を隣接空間26で互いに連通して雨水を外壁パネル21側に吐き出すように設けられたT字状のジョイント管45と、このジョイント管45に接続された呼び樋37と、外壁パネル21に沿って立設されてこの呼び樋37に接続された立て樋38とから形成されている。
【0033】
ところで、この排水手段41は、バルコニユニット14C、14Dの間に設けられているが、図4で示した集合住宅10において、バルコニユニット14A、14Bの間にも同様に設けられてもよい。
【0034】
図2にも示すように、ジョイント管45は、T字状の基部45Aと、この基部45Aの各開口端部に径の大きさが基部45Aよりもやや大きく設けられた嵌合部45Bとを含んで形成され、これら嵌合部45Bには呼び樋37、一対の排水管42が嵌合可能となっている。そして、基部45Aと、一対の排水管42が嵌合される嵌合部45Bとの間には伸縮自在とされた蛇腹部45Cが一体化されて設けられている。
【0035】
このような実施例において、排水手段41の設置作業は、先ず、工場でのバルコニユニット14C、14Dの生産時に、直管44を曲管36に接続して一対の排水管42を形成しておく。
次いで、建築現場で、ジョイント管45を含んだ樋43を形成しておき、この樋43におけるジョイント管45と、バルコニユニット14C、14Dから延びた排水管42とを接続して行なう。
【0036】
このような本実施例によれば、以下のような効果がある。
すなわち、蛇腹部45Cを備えたジョイント管45が隣接空間26に配置されるため、バルコニユニット14C、14Dの内部には弾性管による接続箇所が無く、排水管42を曲管36と直管44との接続により予め工場で形成しておいても、運搬時の振動により接続箇所の信頼性が低下することがない。従って、建築現場での樋43と配管43との接続は、樋43を蛇腹部45Cを備えたジョイント管45を含んで形成した後、隣接空間26でこのジョイント管45を排水管42の直管44に接続するだけでよく、容易に行なうことができる。
さらに、排水管42を工場で形成可能となるため、バルコニユニット14C、14Dの工業化率をも高めることができる。
【0037】
また、蛇腹部45Cは、ジョイント部材45に一体化されているため、従来のような弾性管を用いた場合と比べて接続箇所が少なくなるため、接続箇所における水漏れ等の発生を抑えることが可能となる。
【0038】
そして、従来、軒天材28の床枠22への取り付け作業は、建築現場で床枠22内に排水管を配設した後に行っていたが、本実施例では、この軒天材28の取り付け作業を工場で排水管42の形成後に行なうことができ、建築現場での作業性をさらに向上できるうえ、バルコニユニット14C14Dの工業化率を一層高めることができる。
【0039】
図3は、ジョイント管の別実施例を示す。
ジョイント管46は、図4に示した集合住宅10のバルコニユニット14D、14Eの間に配設されて、バルコニユニット14Eからのみ排水可能に設けられた排水手段に使用されるものである。
【0040】
このジョイント管46は、L字状の基部46Aと、この基部46Aの両開口端部に径の大きさが基部46Aよりもやや大きくされた嵌合部46Bとを含んで形成され、これら嵌合部46Bには呼び樋37、排水管42が嵌合可能となっている。そして、基部46Aと、排水管42が嵌合される嵌合部46Bとの間には伸縮自在とされた蛇腹部46Cが一体化されている。
このようなジョイント管46を用いた排水手段においても、蛇腹部46Cが隣接空間26に配設されるため、前述の実施例と同様な効果がある。
【0041】
なお、本発明は前記各実施例に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記各実施例では、ジョイント管45、46に蛇腹部45C、46Cが設けられていたが、このような蛇腹部は、例えば、直管42における隣接空間26に突出した部分に設けられた場合であってもよい。
【0042】
前記各実施例では、ジョイント管45、46を有する排水構造がバルコニユニットの間に設けられていたが、例えば、図4に示す外廊下15を形成するための廊下ユニットの間に設けてもよく、また、庇を庇ユニットで形成する場合には、それらの庇ユニット間に設けてもよい。
さらに、建物ユニット間に設けることにより、雨水を屋根側から建物ユニットの間に設けられた立て樋を通して排水することや、建物ユニット内からの排水を行なってもい。
【0043】
前記各実施例では、集合住宅10が軸組みによる建物ユニットの組み合わせにより建てられたものであったが、こられの建物ユニットは軸組みの他、例えば、床パネル、壁パネル、天井パネル等からなるパネル工法による建物ユニット等であってもよい。
【0044】
前記実施例では、排水構造が集合住宅10に設けられていたが、本発明の排水構造は集合住宅に限定されるものではなく、戸建等のユニット式建物にも適用できる。
【0045】
【発明の効果】
以上に述べたように本発明によれば、弾性管をユニットの間に配置することにより、ユニットの内部における弾性管の接続箇所を省いたため、建築現場における樋と排水管との接続作業が容易に行なえるという効果がある。
【0046】
また、弾性管を樋と排水管との何れか一方と一体化した場合には、接続箇所が少なくなるため、接続箇所における水漏れ等の発生を抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る排水構造を示す正面図である。
【図2】図1の排水構造を構成するジョイント管の斜視図である。
【図3】前記ジョイント管の別実施例を示す斜視図である。
【図4】従来の排水構造を備えた集合住宅の全体斜視図である。
【図5】従来の排水構造を示す平面図である。
【図6】従来の排水構造を示す正面図である。
【符号の説明】
10 ユニット式建物である集合住宅
14A〜14E 構成ユニットであるバルコニユニット
42 排水管
43 樋
45、46 樋の構成部材であって、弾性管が一体化されたジョイント管[0001]
[Industrial applications]
INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention relates to a drainage structure of a unit-type building, and can be used for a drainage structure of a balcony unit, an outer corridor unit, and the like.
[0002]
[Background Art]
FIG. 4 shows an apartment house 10 having a conventional drainage structure.
The apartment house 10 is a two-story unit-type building including a first floor 11 and a
These building units are framed with a framework consisting of four pillars erected at the four corners and an upper beam and a lower beam spanned between the upper and lower ends of these four columns. It is a building unit by the construction method, and the inside and outside are separated by an outer wall panel.
[0003]
The apartment house 10 has a
[0004]
The
[0005]
The
The upper side of the
The
[0006]
FIG. 5 shows a second-floor building unit 12D, second-
[0007]
The second-
[0008]
The
[0009]
An
The
[0010]
FIG. 6 shows the drainage means 71.
Here, a
[0011]
A waterproof sheet (not shown) is attached to the surface of the
[0012]
Connecting
[0013]
The drainage means 71 is formed by fitting and connecting a plurality of cylindrical bodies made of metal, synthetic resin, or the like so as to communicate with each other. And a
[0014]
The
[0015]
The
The
[0016]
As shown in FIG. 5, the drainage means 72 is provided in the
[0017]
In the
First, the first and
[0018]
Next, the
[0019]
Further, in the drainage means 70 and the drainage means 71, the
Thereafter, the calling
[0020]
Finally, the
[0021]
According to the drainage means 70 to 72 having the above-described drainage structure, rainwater or the like that has flowed down to the
In such drainage means 70 to 72, since the
[0022]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the connection between the
[0023]
On the other hand, it is conceivable to connect the
[0024]
An object of the present invention is to provide a drainage structure in which a drainage pipe can be formed in a factory without using fixing means, and a connection work between a drainage pipe and a gutter at a construction site can be easily performed. It is in.
[0025]
[Means for Solving the Problems]
Drainage structure of unitary building according to the present invention, while the units constituting the unitary building, together with the gutter to be connected to the at least water discharge pipe extending from one of these units is provided, the drainage tube and the gutter And at least one of them includes an elastic tube that is made expandable and contractible, and the drainage pipe is disposed in a frame-shaped floor frame constituting each unit , and the drainage pipe provided on the floor frame is provided. A drainage structure communicating with the groove , wherein the elastic pipes are arranged in adjacent spaces formed between the floor frames, and a connection portion between the elastic pipes and the drainage pipe or gutter is located in the adjacent space. .
[0026]
Further, the elastic pipe may be provided as a single body, but it is preferable that the elastic pipe is integrated with one of the gutter and the drain pipe.
[0027]
The elastic tube may be made of rubber or the like, but is preferably made of a bellows made of weather-resistant synthetic resin or the like because deterioration can be prevented.
[0028]
[Action]
In the present invention, since the elastic pipe is arranged between the units, there is no connection point by the elastic pipe inside the unit, and even if the drainage pipe inside the unit is formed in a factory in advance, the unit can be transported. The reliability of the connection portion does not decrease due to the vibration at the time. Therefore, at the construction site, it is sufficient to install the elastic pipe in a wide space between the units, and it is not necessary to perform a work such as forming a drain pipe in a narrow space as in the conventional case. Work can be done easily.
[0029]
Further, when the elastic pipe is integrated with one of the gutter and the drain pipe, the number of connection points is reduced, so that it is possible to suppress the occurrence of water leakage or the like at the connection points.
[0030]
【Example】
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows drainage means 41 according to an embodiment of the present invention.
In addition, the drainage means 41 is provided in the apartment house 10 shown in FIG. 4, and the same components as those in the apartment house 10 are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be simplified or omitted.
[0031]
The
The
[0032]
The
The
[0033]
Incidentally, the drainage means 41 is provided between the
[0034]
As shown in FIG. 2, the
[0035]
In such an embodiment, the drainage means 41 is installed first by connecting the
Next, a
[0036]
According to this embodiment, the following effects can be obtained.
That is, since the
Furthermore, since the
[0037]
In addition, since the
[0038]
Conventionally, the work of attaching the eaves to the
[0039]
FIG. 3 shows another embodiment of the joint pipe.
The
[0040]
The
Also in the drainage means using such a
[0041]
It should be noted that the present invention is not limited to the above-described embodiments, but includes other configurations and the like that can achieve the object of the present invention, and includes the following modifications and the like.
For example, in each of the above embodiments, the
[0042]
In the above embodiments, the drainage structure having the
Furthermore, by providing between the building units, rainwater may be drained from the roof side through a vertical gutter provided between the building units, or may be drained from inside the building unit.
[0043]
In each of the above embodiments, the apartment house 10 was built by combining building units with a frame. However, these building units may be formed from floor panels, wall panels, ceiling panels, and the like in addition to the frames. It may be a building unit or the like by a panel construction method.
[0044]
In the above embodiment, the drainage structure is provided in the apartment house 10. However, the drainage structure of the present invention is not limited to the apartment house, but can be applied to a unit-type building such as a detached house.
[0045]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the connection work of the gutter and the drainage pipe at the building site is omitted because the connection of the elastic pipe inside the unit is omitted by disposing the elastic pipe between the units. There is an effect that it can be easily performed.
[0046]
Further, when the elastic pipe is integrated with either one of the gutter and the drain pipe, the number of connection points is reduced, so that there is an effect that occurrence of water leakage or the like at the connection points can be suppressed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a drainage structure according to one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a joint pipe constituting the drainage structure of FIG.
FIG. 3 is a perspective view showing another embodiment of the joint pipe.
FIG. 4 is an overall perspective view of an apartment house provided with a conventional drainage structure.
FIG. 5 is a plan view showing a conventional drainage structure.
FIG. 6 is a front view showing a conventional drainage structure.
[Explanation of symbols]
10
Claims (3)
前記弾性管は前記床枠間に形成された隣接空間に配置され、
これら弾性管と排水管または樋との接続部分が当該隣接空間内に位置している
ことを特徴とするユニット式建物の排水構造。Between units constituting a unitary building, together with the gutter to be connected to the at least water discharge pipe extending from one of these units is provided, telescopic in at least one of said drain pipe and gutter Drain pipe is disposed in a frame-shaped floor frame constituting each unit, and the drain pipe is in communication with a drain groove provided in the floor frame. ,
The elastic tube is disposed in an adjacent space formed between the floor frames,
A drainage structure for a unit-type building, wherein a connecting portion between the elastic pipe and a drainage pipe or a gutter is located in the adjacent space.
前記弾性管は、前記樋と前記排水管とのいずれか一方に一体化されていることを
特徴とするユニット式建物の排水構造。The drainage structure for a unit building according to claim 1,
The drainage structure of a unit-type building, wherein the elastic pipe is integrated with one of the gutter and the drainage pipe.
前記弾性管は蛇腹であることを特徴とするユニット式建物の排水構造。In the drainage structure of the unit-type building according to claim 2,
The drainage structure for a unit-type building, wherein the elastic tube is a bellows.
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