JP3562118B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の太陽電池を直列に接続してなる一定数の太陽電池構成を複数列並列に接続して主太陽電池構成とし、一定数の太陽電池構成に満たない端数太陽電池列の出力電流を制御してインバータ装置の入力電圧に追従させる電源装置関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、太陽光発電による分散型電源と商用電源を連系し、太陽光発電だけでは電力がまかなえない場合、その電力を系統側から供給するシステムが開発されている。
【0003】
このようなシステムは、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池、太陽電池からの出力が太陽電池に逆流しないようダイオードや開閉器で構成された接続箱、太陽電池からの直流電力を商用電源と同期のとれた交流電力に変換する電力変換装置および商用電源の異常を検出する保護装置で構成されている。また、一般家庭を対象とした低圧連系用システムにおいては、通常、太陽電池を家屋の屋根に設置し、電力変換装置は屋内に設置されることが多い。
【0004】
そして、従来の太陽光発電装置においては、複数の太陽電池アレイを直列に接続してなる一定数の太陽電池構成を複数列並列に接続して太陽電池構成とし、この太陽電池構成の出力を直流/交流電力変換装置(インバータ装置)に入力する構成であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような太陽光発電装置においては、太陽電池アレイを据え付ける屋根の形状/面積の制限により、定められた同一の直列数にできなくて太陽電池アレイを取り付けられずに屋根にスペースが余る場合がある。すなわち、屋根面積を十分に活用できないという問題点があった。
【0006】
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その的とするところは、端数太陽電池列で出力した直流電力を利用することができて、太陽電池を設置する物体、例えば屋根と太陽電池の利用度を高め経済性を高めることが可能になる電源装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の的を達成するために、請求項1の発明に係わる電源装置は、複数の太陽電池を直列に接続して成る一定数の太陽電池構成を複数列並列に接続して主太陽電池構成とし、一定数の太陽電池構成に満たない端数太陽電池列で出力した直流電力を、前記主太陽電池構成の出力側に接続されたインバータ装置に取り込むべく、前記端数太陽電池列の目標電圧値を設定する目標電圧値設定手段と、この目標電圧値設定手段が設定した目標電圧値と前記端数太陽電池列の出力電圧との電圧差に見合う電流を制御して前記端数太陽電池列の出力電圧が目標電圧値になるように制御する電流制御手段と、この電流制御手段により前記端数太陽電池列の出力電流を制御して前記インバータ装置の入力電圧に追従する制御回路とを有して構成したことを特徴とする。
【0011】
かかる構成により、前記端数太陽電池列で出力した直流電力を、前記主太陽電池構成の出力側に接続されたインバータ装置に取り込むことができる。このために、太陽電池を設置する物体、例えば屋根の形状/面積の制限を受けることなく太陽電池を取り付けることが可能になり、屋根面積を十分に活用することができる。したがって、太陽電池を設置する物体、例えば屋根と太陽電池の利用度を高め経済性を高めることが可能になる。
【0013】
また、前記目標電圧値設定手段で端数太陽電池列の目標電圧値を設定し、前記電流制御手段で、前記目標電圧値設定手段が設定した目標電圧値と前記端数太陽電池列の出力電圧との電圧差に見合う電流を制御して前記端数太陽電池列の出力電圧が目標電圧値になるように制御し、前記制御回路で、前記電流制御手段により前記端数太陽電池列の出力電流を制御して(出力インピーダンスを大にし)前記インバータ装置の入力電圧に追従することができる。
【0014】
したがって、前記インバータ装置の最大電力点追従機能を満足させるなど、インバータ装置に影響を与えることなく、簡単な電源手段によりインバータ装置に端数太陽電池列を接続することができる。
【0015】
また、求項の発明に係わる電源装置は、請求項記載の電源装置において、前記目標電圧値設定手段が、前記端数太陽電池列の開放電圧を基準値にして定めた電圧値を目標電圧値として設定する電圧設定手段である。
【0016】
かかる構成により、上記した請求項の発明と同様な作用を奏し得る。
【0017】
また、求項の発明に係わる電源装置は、請求項記載の電源装置において、前記目標電圧値設定手段が、前記端数太陽電池列の出力電力の最大電力点の電圧を目標電圧値として設定する最大電力点追従制御手段である。
【0018】
かかる構成により、上記した請求項の発明と同様な作用を奏し得る。
【0019】
また、求項の発明に係わる電源装置は、請求項1ないし3のいずれか一に記載の電源装置において、前記電流制御手段が、前記端数太陽電池列の出力電圧を検出する電圧検出部と、前記端数太陽電池列の出力電流を検出する電流検出部と、前記目標電圧値設定手段により設定された目標電圧値と前記端数太陽電池列の出力電圧とを比較して電圧差を元に電流指令値を作成する電圧制御部と、前記電圧制御部から出力した電流指令値と前記電流検出部が検出した前記端数太陽電池列の出力電流値とを比較して駆動パルスを発生する電流制御部と、前記電流制御部からのパルス信号により前記制御回路を制御する駆動部とを備えた。
【0020】
かかる構成により、上記した請求項の発明と同様な作用を奏し得るばかりか、前記電圧制御部において、目標電圧値設定手段から出力した目標電圧値と電圧検出部が検出した端数太陽電池列の出力電圧値とを比較して電圧差を元に電流指令値を作成し、電流制御部において、電圧制御部から出力した電流指令値と電流検出部が検出した端数太陽電池列の出力電流値とを比較して電流差を検出してパルス信号を発生し、このパルス信号により駆動部が制御回路を制御し、電流指令値に見合う出力電流が制御回路に流れるようにして、端数太陽電池列の出力電圧を目標電圧値に近づけて端数太陽電池列の出力電流をインバータ装置に入力して、この端数太陽電池列を有効利用することができる。
【0021】
また、求項の発明に係わる電源装置は、請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載の電源装置において、前記制御回路は、スイッチング素子をパルス信号によりオン・オフ作動させて、このスイッチング素子の導通期間と、繰り返し周波数を制御することにより前記端数太陽電池列の出力電流を制御する電流制御構成である。
【0022】
かかる構成により、上記した請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載の発明と同様な作用を奏し得るばかりか、電源装置の構成を簡素化することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に、太陽光発電による分散型電源と商用電源とを系統連系する系統連系システムを示す。この図面において、1は商用電源の電力系統であり、発電所の主電源2と、この発電所2からの電力を降圧して配電する変電所3と、配電線4に設けられた遮断器5と、供給された電力を降圧して各家庭に供給する柱上変圧器6とを備えている。
【0028】
各家庭に設置された分散型電源は、太陽電池アレイ8と、この太陽電池アレイ8から出力される直流電力を交流電力に変えるインバータ(インバータ回路)9を内蔵したインバータ装置10とを備えている。
【0029】
このインバータ装置10は、商用電源の電力系統1から分散型電源を切り離す遮断器11と、周波数変動や電圧変動に基づいて、商用電源の電力系統1の遮断器5の開成を検知して遮断器11を開成させる開成検知手段12とを含む系統連系保護装置を内蔵した構成となっている。
【0030】
かかる系統連系システムにおいては、計測される太陽電池アレイ8の出力電圧及び出力電流に基づいて、太陽電池アレイ8の発電電力を演算する演算手段14と、太陽電池アレイ8の出力電圧を変化させる出力可変手段15と、この出力可変手段15を制御して太陽電池アレイ8の出力電圧を変化させることにより、演算手段14で演算された発電電力が最大となる出力電圧値を探索する最大電力点追従動作を、一定の時間間隔をあけて断続的に行う制御手段16と、発電量が異常であるときなどに表示を行う表示手段17とを備えている。そして、前記開成検知手段12、演算手段14、出力可変手段15及び制御手段16は、マイクロコンピュータ20によって構成されている。
【0031】
この制御手段16は、出力可変手段15を介してインバータ回路9を制御することにより、太陽電池アレイ8の出力電圧を変化させ、演算手段14から出力される電力が最大となる電圧値を探索するものである。
【0032】
(実施の形態例1)
図2の(1)は屋根に本発明に係わる太陽光発電装置を設置した家屋の斜視図、図2の(2)は本発明に係わる電源装置及びこの電源装置を用いた太陽光発電装置の実施の形態例1の構成説明図、図3は同太陽光発電装置の太陽電池アレイの構成説明図、図4はモジュールの構成説明図である。
【0033】
この実施の形態例1は、上記した系統連系システムを用いて実施されるものである。そして、家屋21の屋根22に、本発明に係わる太陽光発電装置を構成する多数枚の前記太陽電池アレイ8が設置してある。太陽電池アレイ8は定格3KW出力の場合、直列に6枚のモジュールMを接続してモジュール列Nを構成し、モジュール列Nを並列に5枚(計30モジュール)を接続して構成されている。
【0034】
そして、一般的にモジュールM毎の出力電圧の違いからモジュールM(構成単位であるセルS)を保護するため、太陽電池アレイ8のモジュール列N毎に逆流防止ダイオード23を接続する。
【0035】
また、モジュール列NにおいてモジュールMは直列に接続されているため、1個のモジュールMが無出力状態(陰になった状態)になると解放状態となってしまうため、モジュール列Nが全て無出力状態になってしまう。これを防ぐため、図5に示すように各モジュールM毎に並列にバイパスダイオード24を接続している。
【0036】
したがって、上記のように構成された太陽電池アレイ8は直列に6枚接続して一定数の太陽電池構成25とし、この一定数の太陽電池構成25を4列並列に接続して主太陽電池構成(6直列4配列アレイ)26が構成してあるが、前記屋根22の太陽電池設置面積の違いにより一定数の太陽電池構成25より太陽電池アレイ8の枚数が少ない端数太陽電池列27が生じる。
【0037】
本発明の実施の形態例1では、端数太陽電池列27の出力側に電源装置Gを接続してこの電源装置Gにより端数太陽電池列27で出力した直流電力を、主太陽電池構成(6直列4配列アレイ)27の出力側に設けられたインバータ装置10に取り込むようにしたものである。
【0038】
本発明の実施の形態例1によれば、6数の太陽電池アレイ8を直列に接続して成る一定数の太陽電池構成25を4数列並列に接続して主太陽電池構成26とし、一定数の太陽電池構成25に満たない端数太陽電池列27の出力側に電源手段である電源装置Gを接続して、この電源装置Gにより前記端数太陽電池列27で出力した直流電力を、前記主太陽電池構成26の出力側に接続されたインバータ装置10に取り込むようにしたことにより、前記端数太陽電池列27で出力した直流電力を、前記主太陽電池構成26の出力側に接続されたインバータ装置10に取り込むことができる。
【0039】
このために、太陽電池を設置する物体、例えば屋根22の形状/面積の制限を受けることなく太陽電池を取り付けることが可能になり、屋根面積を十分に活用することができる。したがって、太陽電池を設置する物体、例えば屋根22と太陽電池の利用度を高め経済性を高めることが可能になる。
【0040】
上記した実施の形態例1では、前記端数太陽電池列27で出力した直流電力を、電源装置Gにより前記主太陽電池構成26の出力側に接続されたインバータ装置10に取り込むことを主眼としており、電源装置Gの構成に付いては言及していない。
【0041】
したがって、前記端数太陽電池列27で出力した直流電力をインバータ装置10に取り込む場合、前記端数太陽電池列27の不足電圧分を昇圧電源を用いて、定められた直列数に相当する一定の電圧に昇圧してインバータ装置10に入力する方法が考えられるが、このようにすると、インバータ装置10が最大電力追従制御できなくなり、太陽電池利用効率が減少する。また、昇圧電源装置の出力電圧を可変とし、最大電力点に追従させる場合、昇圧電源装置の構成が複雑になり、コストアップとなる。かかる問題点は次に述べる実施の形態例2で解決される。
【0042】
(実施の形態例2)
図8に本発明に係わる電源装置及びこの電源装置を用いた太陽光発電装置の実施の形態例2を示す。この実施の形態例2における電源装置Gは、前記端数太陽電池列27の目標電圧値Vを設定する目標電圧値設定手段と、この目標電圧値設定手段が設定した目標電圧値Vと前記端数太陽電池列27の出力電圧Vとの電圧差に見合う電流を制御して前記端数太陽電池列27の出力電圧Vが目標電圧値Vになるように制御する電流制御手段とから構成される制御部33と、この制御部33の電流制御手段により前記端数太陽電池列27の出力電流Iを制御して前記インバータ装置10の入力電圧に追従する制御回路とを備えている。
【0043】
そして、前記制御回路は、陰、陽極の入力接続端子28、29と、陰、陽極の出力接続端子30、31を有する直流/直流電力変換回路32であり、この直流/直流電力変換回路32はコンデンサC1、C2とコイルLとダオオードDとスイッチング素子(トランジスタTr)Tと有しており、このスイッチング素子Tは入力接続端子28に対して並列に組み込まれている。
【0044】
また、前記制御部33は、直流/直流電力変換回路32に設けられて端数太陽電池列27の出力電圧を検出する電圧検出部(検出センサ)34と、直流/直流電力変換回路32に設けられて端数太陽電池列27の出力電流を検出する電流検出部(検出センサ)35と、端数太陽電池列27の開放電圧の、例えば80%程度の目標電圧値(電圧指令値)Vを設定する電圧設定部36と、この電圧設定部36から出力した目標電圧値Vと電圧検出部34が検出した端数太陽電池列27の出力電圧Vとを比較して電圧差を元に電流指令値Iを作成する電圧制御部37と、この電圧制御部37から出力した電流指令値Iと電流検出部35が検出した端数太陽電池列27の出力電流Iとを比較してPWM(パルス・ウィズス・モジュレーション)駆動パルスを発生する電流制御部38と、この電流制御部38からのパルス信号により前記スイッチング素子Tを制御する駆動部であるPWM駆動部39とを備えている。
【0045】
この場合、目標電圧値設定手段は電圧設定部36であり、電流制御手段は、電圧検出部34と電流検出部35と電圧制御部37と電流制御部38とPWM駆動部39とから構成される。
【0046】
そして、上記のように構成された電源装置Gは、その入力接続端子28、29でリード線40、41を介して端数太陽電池列27の出力端子27−1、27ー2に接続し、また、出力接続端子30、31はリード線42、43を介してインバータ装置10の入力端子10−1、10ー2に接続して、主太陽電池構成(6直列4配列アレイ)26の出力回路に組み込まれている。
【0047】
次に、上記のように構成された太陽光発電装置の作動を説明する。
前記電圧設定部36において、端数太陽電池列27の開放電圧の、例えば80%程度の目標電圧値Vを設定する。次に、電圧検出部34で端数太陽電池列27の出力電圧Vを検出する。そして、電圧制御部37において、電圧設定部36から出力した目標電圧値Vと電圧検出部34が検出した端数太陽電池列27の出力電圧Vとを比較して電圧差を元に電流指令値Iを作成する。
【0048】
端数太陽電池列27における出力電流I−出力電圧Vの関係は、図6に示すような曲線特性を有する。したがって、目標電圧値Vより出力電圧Vが高い場合には、これらの電圧差ΔV(V−V)を無くすべく、この電圧差ΔVに見合った端数太陽電池列27の出力電流を多く流せばよい。この出力電流を多く流すために、すなわち、電圧差ΔVを無くすべく電流指令値Iを作成する。
【0049】
そして、電流検出部35が端数太陽電池列27の出力電流Iを検出する。次に、電流制御部38において、電圧制御部37から出力した電流指令値Iと電流検出部35が検出した端数太陽電池列27の出力電流Iとを比較して電流差ΔI(I−I)を検出し、PWM駆動パルスを発生する。そして、このパルス信号によりPWM駆動部39が前記スイッチング素子Tを制御し、電流指令値Iに見合う出力電流が直流/直流電力変換回路32に流れるようにして、端数太陽電池列27の出力電圧Vを目標電圧値Vに近づけて端数太陽電池列27の出力電流をインバータ装置10に入力して、この端数太陽電池列27を有効利用する。
【0050】
直流/直流電力変換回路32において出力電流を制御するのであるが、この電流制御は、スイッチング素子TであるトランジスタTrがパルス信号によりオン・オフ作動によりなされる。すなわち、トランジスタTrがパルス信号によりオン作動すると、入力端子(入力電源Vin)からコイルLと通して端数太陽電池列27の出力電流Iが流れる。コイルLを流れる電流は、図7に示すように時間に比例して単調に増加することから(数1)のようになる。
【0051】
【数1】
Figure 0003562118
トランジスタTrの導通期間t=tonでは出力電流I−1は最大値Ipとなり、このとき、コイルLに電気エネルギPが蓄えられる。この電気エネルギPは、繰り返し周波数をfとすると、単位時間当りでは(数2)のようになる。
【0052】
【数2】
Figure 0003562118
ここで、トランジスタTrがオフ作動すると、コイルLには逆起電力が発生して、ダイオードDを通してコンデンサC1を充電する。このコンデンサC1の両端電圧が出力電圧Vになる。
【0053】
出力電流をI、負荷抵抗をRとすると、出力電力PとコイルLの蓄積電力が等しいために(数3)のようになり、出力電流Iは(数4)に示すようになって、トランジスタTrの導通期間ton及び繰り返し周波数fに比例する。
【0054】
【数3】
Figure 0003562118
【0055】
【数4】
Figure 0003562118
したがって、トランジスタTrの導通期間tonを長く、繰り返し周波数fを高くすれば出力電流Iが増加し、逆にトランジスタTrの導通期間tonを短く、繰り返し周波数fを低くすれば出力電流Iが減少する。
【0056】
上記した実施の形態2によれば、前記電圧設定部36で端数太陽電池列27の目標電圧値Vを設定し、前記電流制御手段で、前記電圧設定部36が設定した目標電圧値Vと前記端数太陽電池列27の出力電圧Vとの電圧差ΔVに見合う電流を制御して前記端数太陽電池列27の出力電圧Vが目標電圧値Vになるように制御し、前記直流/直流電力変換回路32で、前記電流制御手段により前記端数太陽電池列27の出力電流Iを制御して(出力インピーダンスを大にし)前記インバータ装置10の入力電圧に追従することができる。
【0057】
したがって、前記インバータ装置10の最大電力点追従機能を保持するなど、インバータ装置10に影響を与えることなく、簡単な電源装置Gによりインバータ装置10に端数太陽電池列27を接続することができる。
【0058】
(実施の形態例3)
図9に本発明に係わる電源装置及びこの電源装置を用いた太陽光発電装置の実施の形態例3を示す。この実施の形態例3の電源装置及びこの電源装置を用いた太陽光発電装置が、上記した実施の形態例2の電源装置及びこの電源装置を用いた太陽光発電装置と異なるところは、その電源装置Gの制御部33の構成であり、他の構成は実施の形態例2の電源装置及びこの電源装置を用いた太陽光発電装置と同様であるので、実施の形態例2と同じ符号を付して説明を省略する。
【0059】
実施の形態例3の太陽光発電装置の電源装置Gの制御部33は、直流/直流電力変換回路32に設けられて端数太陽電池列27の出力電圧を検出する電圧検出部(検出センサ)34と、直流/直流電力変換回路32に設けられて端数太陽電池列27の出力電流を検出する電流検出部(検出センサ)35と、端数太陽電池列27の出力電力の最大電力点PMaxを探索して最大電力点PMaxの電圧を目標電圧値Vとするための目標電圧値設定手段としての最大電力点追従制御部(最大電力点追従制御手段)44と、この最大電力点追従制御部44から出力した目標電圧値Vと電圧検出部34が検出した端数太陽電池列27の出力電圧Vとを比較して電圧差ΔVを元に電流指令値Iを作成する電圧制御部37と、この電圧制御部37から出力した電流指令値Iと電流検出部35が検出した端数太陽電池列27の出力電流Iとを比較してPWM駆動パルスを発生する電流制御部38と、この電流制御部38からのパルス信号により前記スイッチング素子Tを制御するPWM駆動部39とを備えている。
【0060】
最大電力点追従制御部44における最大電力点追従制御は、基本的には電圧を変動させて、電力変化によって次回の変動方向を決定する方法が用いられる。例えば、電圧を1V上昇させて電力変化がマイナスであれば、次回に電圧を−1V変動させる方法である。
【0061】
すなわち、図10のフローチャートにおいて、端数太陽電池列27の出力電圧Vを出力電圧範囲の上限から減少方向に、また、出力電圧Vの下限方向から増加方向にΔV変化させ(ステップS1)、その出力電圧Vの変化に伴う直流電流を計測し(ステップS2)、演算手段により直流電力を演算する(ステップS3)。この直流電力が変化前の直流電力と比べて増加しているか否かを判断し(ステップS4)、直流電力が増加していると判断されると、電圧変動方向をそのまま(ステップS5)としてステップS1に向かう。また、ステップS4で直流電力が増加していないと判断されると、電圧変動方向が反転した(ステップS5)としてステップS1に至る。
【0062】
次に、上記のように構成された太陽光発電装置の作動を説明する。
前記最大電力点追従制御部44において、電流検出部35で検出された端数太陽電池列27の出力電流Iと、電圧検出部34で検出された端数太陽電池列27の出力電圧Vとを入力として、端数太陽電池列27の出力電力の最大電力点PMaxを探索し、最大電力点PMaxの電圧を目標電圧値Vとする。
【0063】
そして、電圧制御部37において、電圧設定部36から出力した目標電圧値Vと電圧検出部34が検出した端数太陽電池列27の出力電圧Vとを比較して電圧差ΔVを元に電流指令値Iを作成する。
【0064】
次に、電流制御部38において、電圧制御部37から出力した電流指令値Iと電流検出部35が検出した端数太陽電池列27の出力電流Iとを比較して電流差ΔIを検出し、PWM駆動パルスを発生する。そして、このパルス信号によりPWM駆動部39が前記スイッチング素子Tを制御し、電流指令値Iに見合う出力電流Iが直流/直流電力変換回路32に流れるようにして、端数太陽電池列27の出力電圧Vを目標電圧値Vに近づけて端数太陽電池列27の出力電流Iをインバータ装置10に入力して、この端数太陽電池列27を有効利用する。
【0065】
上記した実施の形態3によれば、前記最大電力点追従制御部44において、端数太陽電池列27の出力電力の最大電力点PMaxを探索し、最大電力点PMaxの電圧を目標電圧値Vとし、前記電圧設定部36で端数太陽電池列27の目標電圧値Vを設定し、前記電流制御手段で、前記電圧設定部36が設定した目標電圧値Vと前記端数太陽電池列27の出力電圧Vとの電圧差ΔVに見合う電流を制御して前記端数太陽電池列27の出力電圧Vが目標電圧値Vになるように制御し、前記直流/直流電力変換回路32で、前記電流制御手段により前記端数太陽電池列27の出力電流Iを制御して(出力インピーダンスを大にし)前記インバータ装置10の入力電圧に追従することができる。
【0066】
したがって、前記インバータ装置10の最大電力点追従機能を保持するなど、インバータ装置10に影響を与えることなく、簡単な電源装置Gによりインバータ装置10に端数太陽電池列27を接続することができる。
【0067】
なお、上記した実施の形態例1〜3では、家屋21の屋根22に設置される電源装置及びこの電源装置を用いた陽光発電装置について述べたが、本発明に係わる電源装置及びこの電源装置を用いた太陽光発電装置はこれに限らず、ソーラーカー等の太陽光発電を必要とする物体についても適用できるものである。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項の発明に係わる電源装置によれば、複数の太陽電池を直列に接続して成る一定数の太陽電池構成を複数列並列に接続して主太陽電池構成とし、一定数の太陽電池構成に満たない端数太陽電池列で出力した直流電力を、前記主太陽電池構成の出力側に接続されたインバータ装置に取り込むようにしたことにより、前記電源装置により端数太陽電池列で出力した直流電力を、前記主太陽電池構成の出力側に接続されたインバータ装置に取り込むことができる。このために、太陽電池を設置する物体、例えば屋根の形状/面積の制限を受けることなく太陽電池を取り付けることが可能になり、屋根面積を十分に活用することができる。したがって、太陽電池を設置する物体、例えば屋根と太陽電池の利用度を高め経済性を高めることが可能になる。
【0070】
また、請求項の発明に係わる電源装置によれば、記端数太陽電池列の目標電圧値を設定する目標電圧値設定手段と、この目標電圧値設定手段が設定した目標電圧値と前記端数太陽電池列の出力電圧との電圧差に見合う電流を制御して前記端数太陽電池列の出力電圧が目標電圧値になるように制御する電流制御手段と、この電流制御手段により前記端数太陽電池列の出力電流を制御して前記インバータ装置の入力電圧に追従する制御回路とを、前記目標電圧値設定手段で端数太陽電池列の目標電圧値を設定し、前記電流制御手段で、前記目標電圧値設定手段が設定した目標電圧値と前記端数太陽電池列の出力電圧との電圧差に見合う電流を制御して前記端数太陽電池列の出力電圧が目標電圧値になるように制御し、前記制御回路で、前記電流制御手段により前記端数太陽電池列の出力電流を制御して(出力インピーダンスを大にし)前記インバータ装置の入力電圧に追従することができる。
【0071】
したがって、前記インバータ装置の最大電力点追従機能を満足させるなど、インバータ装置に影響を与えることなく、簡単な電源手段によりインバータ装置に端数太陽電池列を接続することができる。
【0072】
また、請求項の発明に係わる電源装置によれば、請求項記載の電源装置において、前記目標電圧値設定手段が、前記端数太陽電池列の開放電圧を基準値にして定めた電圧値を目標電圧値として設定する電圧設定手段であることにより、上記した請求項の発明と同様な効果を奏し得る。
【0073】
また、請求項の発明に係わる電源装置によれば、請求項記載の電源装置において、前記目標電圧値設定手段が、前記端数太陽電池列の出力電力の最大電力点の電圧を目標電圧値として設定する最大電力点追従制御手段であることにより、上記した請求項の発明と同様な効果を奏し得る。
【0074】
また、請求項の発明に係わる電源装置によれば、請求項1ないし請求項3のいずれか一に記載の電源装置において、前記電流制御手段が、前記端数太陽電池列の出力電圧を検出する電圧検出部と、前記端数太陽電池列の出力電流を検出する電流検出部と、前記目標電圧値設定手段により設定された目標電圧値と前記端数太陽電池列の出力電圧とを比較して電圧差を元に電流指令値を作成する電圧制御部と、前記電圧制御部から出力した電流指令値と前記電流検出部が検出した前記端数太陽電池列の出力電流値とを比較して駆動パルスを発生する電流制御部と、前記電流制御部からのパルス信号により前記制御回路を制御する駆動部とを備えたことにより、上記した請求項の発明と同様な効果を奏し得るばかりか、前記電圧制御部において、目標電圧値設定手段から出力した目標電圧値と電圧検出部が検出した端数太陽電池列の出力電圧値とを比較して電圧差を元に電流指令値を作成し、電流制御部において、電圧制御部から出力した電流指令値と電流検出部が検出した端数太陽電池列の出力電流値とを比較して電流差を検出してパルス信号を発生し、このパルス信号により駆動部が制御回路を制御し、電流指令値に見合う出力電流が制御回路に流れるようにして、端数太陽電池列の出力電圧を目標電圧値に近づけて端数太陽電池列の出力電流をインバータ装置に入力して、この端数太陽電池列を有効利用することができる。
【0075】
また、請求項の発明に係わる電源装置によれば、請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載の電源装置において、前記制御回路は、スイッチング素子をパルス信号によりオン・オフ作動させて、このスイッチング素子の導通期間と、繰り返し周波数を制御することにより前記端数太陽電池列の出力電流を制御する電流制御構成であることにより、上記した請求項1ないし請求項4の発明と同様な効果を奏し得るばかりか、電源装置の構成を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】太陽光発電による分散型電源と商用電源とを系統連系する系統連系システムの構成説明図である。
【図2】(1)は本発明に係わる電源装置及びこの電源装置を用いた太陽光発電装置を備えた家屋の斜視図である。
(2)は本発明に係わる電源装置及びこの電源装置を用いた太陽光発電装置の実施の形態例1の構成説明図である。
【図3】本発明に係わる電源装置及びこの電源装置を用いた太陽光発電装置における太陽電池アレイの構成説明図である。
【図4】同太陽電池アレイの構成するモジュールの構成説明図である。
【図5】同モジュールの等価回路図である。
【図6】太陽光発電装置のV−I、V−P特性図である。
【図7】制御回路の電流波形図である。
【図8】本発明に係わる電源装置及びこの電源装置を用いた太陽光発電装置の実施の形態例2の構成説明図である。
【図9】本発明に係わる電源装置及びこの電源装置を用いた太陽光発電装置の実施の形態例3の構成説明図である。
【図10】最大電力点追従動作のフローチャートである。
【符号の説明】
8 太陽電池アレイ
10 インバータ装置
25 一定数の太陽電池構成
26 主太陽電池構成
27 端数太陽電池列
32 直流/直流電力変換回路(制御回路)
33 制御部
34 電圧検出部
35 電流検出部
36 電圧設定部(目標電圧値設定手段)
37 電圧制御部
38 電流制御部
39 PWM駆動部(駆動部)
44 最大電力点追従制御部(最大電力点追従制御手段、目標電圧値設定手段)
G 電源装置(電源手段)

Claims (5)

  1. 複数の太陽電池を直列に接続して成る一定数の太陽電池構成を複数列並列に接続して主太陽電池構成とし、一定数の太陽電池構成に満たない端数太陽電池列で出力した直流電力を、前記主太陽電池構成の出力側に接続されたインバータ装置に取り込むべく、前記端数太陽電池列の目標電圧値を設定する目標電圧値設定手段と、この目標電圧値設定手段が設定した目標電圧値と前記端数太陽電池列の出力電圧との電圧差に見合う電流を制御して前記端数太陽電池列の出力電圧が目標電圧値になるように制御する電流制御手段と、この電流制御手段により前記端数太陽電池列の出力電流を制御して前記インバータ装置の入力電圧に追従する制御回路とを有して構成したことを特徴とする電源装置。
  2. 前記目標電圧値設定手段が、前記端数太陽電池列の開放電圧を基準値にして定めた電圧値を目標電圧値として設定する電圧設定手段である請求項1記載の電源装置。
  3. 前記目標電圧値設定手段が、前記端数太陽電池列の出力電力の最大電力点の電圧を目標電圧値として設定する最大電力点追従制御手段である請求項1記載の電源装置。
  4. 前記電流制御手段が、前記端数太陽電池列の出力電圧を検出する電圧検出部と、前記端数太陽電池列の出力電流を検出する電流検出部と、前記目標電圧値設定手段により設定された目標電圧値と前記端数太陽電池列の出力電圧とを比較して電圧差を元に電流指令値を作成する電圧制御部と、前記電圧制御部から出力した電流指令値と前記電流検出部が検出した前記端数太陽電池列の出力電流値とを比較して駆動パルスを発生する電流制御部と、前記電流制御部からのパルス信号により前記制御回路を制御する駆動部とを備えた請求項1ないし請求項3のいずれか一に記載の電源装置。
  5. 前記制御回路は、スイッチング素子をパルス信号によりオン・オフ作動させて、このスイッチング素子の導通期間と、繰り返し周波数を制御することにより前記端数太陽電池列の出力電流を制御する電流制御構成である請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載の電源装置。
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