JP3561827B2 - Seat body - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子の背凭れまたは座として用いることのできる座席体、特に、着座者からの負荷を受ける芯材がクッション体に内蔵されている座席体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、椅子の座または背凭れ用のクッション体として、良好な着座感が得られるように、硬質の合成樹脂層と軟質の合成樹脂層との多層構造としたり(例えば特公昭62−37998号公報参照)、フレームと表皮材との間に、ばね 、その他の弾性体を配設したもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来のクッション体のうち、多層としたものでは、高価な合成樹脂材料を多量に必要とし、材料コストが嵩むとともに、安価にするため薄型化すると、重々しさに欠け、高級感が出なくなり、かつ着座者の荷重に耐えるだけの支持強度が得られなくなる等の問題がある。
【0004】
また、フレームと表皮材との間にばねその他の詰め物を配設したものでは、それらの組付け作業が繁雑となり、結果的に製造コストが高くつ等の問題がある。
【0005】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、材料コストが安く、着座感や感触がよく、高級感があり、かつ大きな荷重にも耐えられるようにした座席体を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。
(1) 下向きの袋状とした上部に続いて、互いに開放可能とした前覆部と後覆部を有し、かつ両覆部の対向面に、座席体の芯材であるフレームが嵌合しうる凹所を形成してなるクッション体を、前記フレームに被せるとともに、前記凹所をこのフレームに嵌合し、かつこのクッション体を袋状の表皮材で覆い、表皮材の開口縁部を、開閉自在の閉塞手段により閉塞し、さらに表皮材の前側の布地の中間部に前覆布を取付け、前側の布地と前覆布の間に、表皮材とほぼ同幅のランバーサポートを収容する。
【0007】
(2) 上記 ( 1 ) 項において、閉塞手段が開閉可能なファスナーである。
【0008】
(3) 上記 ( 1 ) または ( 2 ) のいずれかにおいて、フレームを、上向きコ字形に曲げた鋼管からなるものとし、その上方開口部分に、左右方向に伸縮するばね部材を取付ける。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に述べる実施例は、本発明を事務用椅子の背凭れ用の座席体に適用したもので、図1は、椅子(A)の全体を、図2は、その背凭れ(1)だけを示している。
図1は、キャスター付きの脚を備える椅子本体(2)に取り付けた座体(3)と背凭れ(1)を示している。
【0010】
図2に示すように、背凭れ(1)は、フレーム(4)の表裏両面をクッション体(5)をもって、さらにその上を表皮材(6)をもって覆ってなるものである。
【0011】
図3に示すようにフレーム(4)は、ほぼ上向きコ字形に曲げた鋼管からなる主フレーム(7)と、主フレーム(7)の下部内方に配設され、同じくほぼ上向きコ字状に曲げた短い鋼管からなる副フレーム(8)とを有している。
副フレーム(8)は、その下端が主フレーム(7)の下端から上方に間隔を隔てるようにして、両側部が主フレーム(7)の左右の縦杆(7a)(7a)に溶接され、主、副フレーム(7)(8)の下部間の空隙部の中央に、椅子本体(2)への接続部である鋼板(9)が、溶接により取り付けられている。
【0012】
この鋼板(9)を椅子本体(2)の後端に当接させて、ねじ止めすることにより、背凭れ(1)は椅子本体(2)に取付けられる。
【0013】
主フレーム(7)の左右の縦杆(7a)(7a)には、左右方向を向く上下2本の鋼管製の補強杆(10)(10)の両端部が、溶接により取り付けられている。
これら補強杆(10)は、図2に示すように、裏側に大きく湾曲している。
【0014】
フレーム(4)の上端では、左右の縦杆(7a)(7a)は連結されておらず、上方に開口している。この上方開口部分には、上下に蛇行し、かつ左右方向に伸縮するSばねを好適とするばね部材(11)が取り付けられている。このばね部材(11)は、ここに加わる着座者の後方への負荷を弾性的に支持するものである。
【0015】
フレーム(4)に被せられるクッション体(5)は、図4に示すような形状に成型された成型体である。
【0016】
この図4及び図2に明らかなように、クッション体(5)は、前覆部(5a)と後覆部(5b)とからなる二つ折り状のもので、これら前後覆部(5a)(5b)の内側には、上述のフレーム(4)の形状に合致した凹所(12)が形成されている。
【0017】
クッション体(5)の上部(13)では、その上端縁(13a)及び左右両側縁(14)が前後一体となって袋状とされている。
図示はしていないが、この袋状部の内側にも、上述の凹所(12)が形成されていることはもちろんである。
【0018】
上部(13)に続くクッション体(5)の中間部(15)及び下部(16)では、前後の覆部(5a)(5b)の左右側縁及び下端縁は分離されており、両者の間には、上記袋状部と連通する収容部(17)が形成されている。
【0019】
このようなクッション体(5)の製作方法を、図6〜図9を参照して説明する。
まず図6に示す下型(18)の上面に形成された成形用の凹所(18a)に、クッション性を有するウレタンフォームをシート状に切断したスラブウレタン(19)を敷く。
下型(18)の凹所(18a)は、背凭れ(1)の表側の形状と一致する形状を有し、この中に、予め所望の輪郭形状に切断したスラブウレタン(19)を敷き込む。
【0020】
次いで、ウレタンのチップ材と、水と熱とに反応するウレタン系の接着剤とをよく混ぜ合せたチップ原料(20)を、スラブウレタン(19)の上から均一に散布して、チップ原料(20)の層を形成する。
チップ材の例としては、クッション材、クリーナ、フィルター等の断材のようなスコットフォームチップ、ウレタンブロックの上皮及び底皮等の皮付きチップ、モールドフォームチップ、モールドベント及びバリ、車両用三層ラミネートの断材のような布付きチップの1つまたはいくつかの混合物であって、比較的密度が大きく、かつ5mm程度の粒度に粉砕したものを用いるのがよい。
【0021】
下型(18)にチップ原料(20)を投入した後、下型(18)の一方の端部にヒンジ接続された中子(21)を、図6に矢印により示すように下型(18)の凹所(18a)内に下ろす。
中子(21)は、フレーム(4)の形状と実質的に同じ形状を有するとともに、フレーム(4)のほぼ真ん中を2つに仕切る2mm程度の厚さの鉄板製の仕切部材(21a)を一体に有する。
【0022】
中子(21)を下型(18)の凹所(18a)内に下ろした状況を図7に示しているが、この図から明らかなように、中子(21)は、下型(18)の凹所(18a)の他方の端部、すなわち左側の端部まで届かず、中子(21)の先端と下型(18)の凹所(18a)の左側の端部との間には隙間が残るようにしてある。
【0023】
ついで、中子(21)の上から、上記と同様のチップ原料(20)を再度導入し、その上に、上記と同様のスラブウレタン(19)を敷設する。
その後、上型(22)を下型(18)の上に下ろすと、図8に示す状態となる。
【0024】
このように閉鎖した上下の型(22)(18)内に蒸気を注入して加熱し、チップ原料(20)中の接着剤を硬化させて成型を完了すると、図4及び図9に示すクッション体(5)が成形される。
【0025】
このクッション体(5)では、スラブウレタン(19)のクッション性により、チップ原料(20)が、中子(21)の仕切部材(21a)側、すなわち2つに分割されて形成された収容部(17)の内側に押しつけられた状態で硬化し、硬質のチップウレタン層(23)が形成され、その表面がクッション性のスラブウレタン(19)により覆われている。
【0026】
上記の製法では、上下2枚のスラブウレタン(19)(19)を用いているが、これを1枚の長寸のものとし、その右半部を下型(18)の凹所(18a)の内面に沿って敷き、その上にチップ原料(20)及び中子(21)を装着した後、それらを覆うように、左半部を二つ折り状に折り直して使用してもよい。
【0027】
また、上述の中子(21)に代えて、フレーム(4)そのものを下型(18)内に装着して、クッション体(5)を成形すれば、その後のクッション体(5)とフレーム(4)との組付け作業を省くことができる。
【0028】
図5は、表皮材(6)を、クッション体(5)の上に被せた状態で示している。
表皮材(6)は、頂部で折り返した前側の布地(6a)と後側の布地(6b)からなり、前側の布地(6a)の中間部には、前覆布(24)が縫い付け部(25)により取り付けられ、
前側の布地 (6a) と前覆布 (24) の間に、図示のように表皮材 ( 6 ) とほぼ同幅のランバーサポート(26)が収容されている。
前側及び後側の布地(6a)(6b)の左右の上縁と下縁とには、閉塞手段であるファスナー(27)が取り付けられている。
【0029】
組付けに当たっては、図3に示すフレーム(4)に、図4に示すクッション体(5)を、その袋状になった上部を先に入れて、凹所(12)をフレーム(4)の主フレーム(7)の上端部に嵌め合わす。
このようにすると、中間部(15)及び下部(16)に亘って、凹所(12)はフレーム(4)と合致する。
【0030】
最後に、表皮材(6)を被せ、ファスナー(27)を閉めると組付けは終わる。
【0031】
【発明の効果】
クッション体の芯材として、使用済みのウレタンのチップを用いることができるので、材料コストを低減できるとともに、芯材が、着座者の荷重に耐えるだけの十分な強度を維持しつつ、剛体とは異なる適度の弾性を有し、表面のウレタンフォームと協働して、快適な着座感や感触を得ることができる。
また、芯材が安価で軽量であるので、芯材を厚くすることができ、それと芯材の持つ弾性と表面のウレタンフォームとが協働して、高級感を出させることができる。
【0032】
フレームによってクッション体とそれに掛る荷重とを受けることができるとともに、フレームの前面が硬質のチップウレタンからなる芯材によって覆われていることにより、凭れたときにフレームの存在を感じさせることがなく、すなわち、フレームに当たる感じをなくすことができ、表面のウレタンフォームによるクッション性と相俟って、良好な当接感を得ることができる。
【0033】
フレームとクッション体との組付け作業が簡単であるとともに、フレームの両面がクッション体により覆われ、外観及び感触の良好な座席体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を背凭れに適用した椅子の側面図である。
【図2】図1に示す椅子の背凭れを、クッション体及び表皮材の一部を破断して示す斜視図である。
【図3】図2に示す背凭れの芯材であるフレームの正面図である。
【図4】図2に示すクッション体の斜視図である。
【図5】図2に示す表皮材を、クッション体に被せた状態で示す斜視図である。
【図6】図4に示すクッション体の成型の最初の工程を説明する図である。
【図7】図4に示すクッション体の成型の次の工程を説明する図である。
【図8】図4に示すクッション体の成型の最後の工程を説明する図である。
【図9】図6〜図8に示す工程により完成したクッション体の断面図である。
【符号の説明】
(A)椅子
(1)背凭れ
(2)椅子本体
(3)座部
(4)フレーム
(5)クッション体
(5a)前覆部
(5b)後覆部
(6)表皮材
(6a)(6b)布地
(7)主フレーム
(7a)縦杆
(8)副フレーム
(9)鋼板
(10)補強杆
(11)ばね部材
(12)凹所
(13)上部
(13a)上端縁
(14)側縁
(15)中間部
(16)下部
(17)収容部
(18)下型
(18a)凹所
(19)スラブウレタン(ウレタンフォーム)
(20)チップ原料
(21)中子
(21a)仕切部材
(22)上型
(23)チップウレタン
(24)前覆布
(25)縫い付け部
(26)ランバーサポート
(27)ファスナー[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a seat body that can be used as a backrest or a seat of a chair, and more particularly to a seat body in which a core member that receives a load from a seated person is built in a cushion body.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as a cushion for a chair seat or a backrest, a multilayer structure of a hard synthetic resin layer and a soft synthetic resin layer has been used so as to obtain a good seating feeling (for example, Japanese Patent Publication No. 62-37998). ), And springs and other elastic bodies are provided between the frame and the skin material.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, among the conventional cushion bodies as described above, those having a multilayer structure require a large amount of expensive synthetic resin material, and increase the material cost. There is such a problem that the feeling is not given and the supporting strength enough to withstand the load of the seated person cannot be obtained.
[0004]
In the case where a spring or other padding is provided between the frame and the skin material, the assembling work thereof becomes complicated, and as a result, there is a problem that the manufacturing cost is high.
[0005]
The present invention has been made in view of the above-described problems of the related art, and provides a seat body that is inexpensive in material cost, has a good seating feeling and feel, is luxurious, and can withstand a large load. It is aimed at.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the above-mentioned problem is solved as follows.
(1) Following a downwardly bag-shaped upper portion, a front cover portion and a rear cover portion that can be opened from each other are provided, and a frame serving as a core material of a seat body is fitted to the opposing surfaces of both cover portions. A cushion body formed with a recess that can be formed is put on the frame, the recess is fitted to the frame, and the cushion body is covered with a bag-like skin material. The front cover is closed by a closing means that can be opened and closed, and a front cover is attached to an intermediate portion of the fabric on the front side of the skin, and a lumbar support having substantially the same width as the skin is accommodated between the front fabric and the front cover. .
[0007]
(2) In the above item ( 1 ) , the closing means can be opened and closed.
[0008]
In any one of (3) above (1) or (2), the frame consisted of steel tube bent upward C-shaped, in its upper opening portion, mounting the spring member which expands and contracts in the horizontal direction.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
In the embodiments described below, the present invention is applied to a seat body for a backrest of an office chair. FIG. 1 shows the entire chair (A), and FIG. 2 shows only the backrest (1). Is shown.
Figure 1 shows the attached seat support the chair main body (2) of Ru with legs with castors (3) and backrest (1).
[0010]
As shown in FIG. 2, the backrest (1) has a frame (4) both sides of with cushion body (5) of, in which further comprising a thereon Tsu covering with the skin material (6).
[0011]
Frame (4) as shown in Figure 3, substantially a main frame (7) consisting of steel tube bent upward U-shaped, is disposed below the side of the main frame (7), also generally upwardly U-shape And a sub-frame (8) made of a bent short steel pipe.
The sub-frame (8) has its lower end spaced upward from the lower end of the main frame (7), and both sides are welded to the left and right vertical rods (7a) (7a) of the main frame (7), Lord, in the center of the air gap between the bottom of the sub-frame (7) (8), a connection to the chair main body (2) steel plate (9) is attached by welding.
[0012]
The backrest (1) is attached to the chair body (2) by bringing the steel plate (9) into contact with the rear end of the chair body (2) and screwing it.
[0013]
The left and right Tate杆main frame (7) (7a) (7a) is both end portions of the two upper and lower steel pipe reinforcement rod facing the lateral direction (10) (10) is attached by welding.
As shown in FIG. 2, the reinforcing
[0014]
At the upper end of the frame (4), the left and right vertical rods (7a) and (7a) are not connected but open upward. A spring member (11) suitable for an S-spring meandering up and down and expanding and contracting in the left-right direction is attached to the upper opening. The spring member (11) elastically supports the rearward load of the occupant added thereto.
[0015]
The cushion body (5) put on the frame (4) is a molded body molded into a shape as shown in FIG.
[0016]
As is apparent from FIGS. 4 and 2, the cushion body (5) is a two-folded shape including a front cover part (5a) and a rear cover part (5b), and these front and rear cover parts (5a) ( A recess (12) conforming to the shape of the frame (4) is formed inside 5b).
[0017]
In the upper portion (13) of the cushion body (5), the upper edge (13a) and the left and right side edges (14) are integrally formed in a front-rear shape to form a bag.
Although not shown, the recess (12) described above is of course also formed inside the bag-shaped portion.
[0018]
At the middle part (15) and lower part (16) of the cushion body (5) following the upper part (13), the left and right edges and the lower edge of the front and rear covering parts (5a) and (5b) are separated. A receiving portion (17) communicating with the bag-shaped portion is formed in the housing.
[0019]
A method of manufacturing such a cushion body (5) will be described with reference to FIGS.
First, a slab urethane (19) obtained by cutting urethane foam having cushioning properties into a sheet is laid in a molding recess (18a) formed on the upper surface of the lower mold (18) shown in FIG.
The recess (18a) of the lower mold (18) has a shape corresponding to the shape of the front side of the backrest (1), and slab urethane (19) cut in advance into a desired contour shape is laid therein. .
[0020]
Then, the chip material of urethane, water and urethane to react to heat and tip material (20) mixing well combined and adhesive, was uniformly sprayed over the slab urethane (19), the chip material ( The layer of 20) is formed.
Examples of the chip material include Scott foam chips such as cutting materials such as cushioning materials, cleaners, filters, etc., chips with skin such as urethane block epithelium and bottom skin, mold foam chips, mold vents and burrs, and three layers for vehicles. It is preferable to use a mixture of one or several chips with cloth, such as a cutting material of a laminate, having a relatively high density and ground to a particle size of about 5 mm.
[0021]
After the chip raw material (20) is put into the lower mold (18), the core (21) hinged to one end of the lower mold (18) is placed in the lower mold (18) as shown by an arrow in FIG. ) Into the recess (18a).
The core (21) has a shape substantially the same as the shape of the frame (4), and a partition member (21a) made of an iron plate having a thickness of about 2 mm that partitions the middle of the frame (4) into two. Have one.
[0022]
FIG. 7 shows a state in which the core (21) is lowered into the recess (18a) of the lower mold (18). As is clear from this figure, the core (21) is attached to the lower mold (18). ) Does not reach the other end of the recess (18a), that is, the left end, between the tip of the core (21) and the left end of the recess (18a) of the lower mold (18). Has a gap left.
[0023]
Next, the same chip material (20) as above is introduced again from above the core (21), and the same slab urethane (19) as above is laid thereon.
Thereafter, when the upper mold (22) is lowered onto the lower mold (18), a state shown in FIG. 8 is obtained.
[0024]
Steam is injected into the closed upper and lower molds (22) and (18) and heated to cure the adhesive in the chip raw material (20) and complete the molding. Then, the cushion shown in FIGS. The body (5) is formed.
[0025]
In the cushion body (5), the slab urethane (19) has a cushioning property, so that the chip raw material (20) is separated from the core (21) into the partition member (21a) side, that is, the storage part formed by being divided into two parts. It hardens while being pressed against the inside of (17) to form a hard chip urethane layer (23), the surface of which is covered with cushioning slab urethane (19).
[0026]
In the above manufacturing method, two upper and lower slab urethanes (19) and (19) are used, but this is made into one long piece, and the right half thereof is a recess (18a) of the lower mold (18). After the chip raw material (20) and the core (21) are mounted thereon, the left half may be folded back so as to cover them.
[0027]
Further, instead of the core (21), the frame (4) itself is mounted in the lower mold (18) and the cushion body (5) is molded, and then the cushion body (5) and the frame ( 4) The assembling work with 4) can be omitted.
[0028]
FIG. 5 shows a state in which the skin material (6) is put on the cushion body (5).
The skin material (6) is made up of a front fabric (6a) and a back fabric (6b) that are folded at the top, and a front covering fabric (24) is sewn in the middle of the front fabric (6a). Attached by (25),
Between the front side of the fabric (6a) and front drapes (24), the lumbar support having substantially the same width as the skin material (6) (26) is accommodated as shown.
Fasteners (27) as closing means are attached to the upper and lower edges of the left and right fabrics (6a) and (6b) on the front and rear sides.
[0029]
When assembling, the cushion body (5) shown in FIG. 4 is inserted into the frame (4) shown in FIG. Fit to the upper end of the main frame (7).
In this way, the recess (12) coincides with the frame (4) over the middle part (15) and the lower part (16).
[0030]
Finally, cover the skin material (6) and close the fastener (27) to complete the assembly.
[0031]
【The invention's effect】
As core material of the cushions body, it is possible to use the used urethane chip, it is possible to reduce material costs, the core material, while maintaining sufficient strength to withstand the load of the seated person, and the rigid Has a different moderate elasticity, and can cooperate with the urethane foam on the surface to provide a comfortable seating feeling and feel.
Further, since the core material is inexpensive and lightweight, the thickness of the core material can be increased, and the elasticity of the core material and the urethane foam on the surface can cooperate with each other to give a sense of quality.
[0032]
The frame can receive the cushion body and the load applied to it, and the front of the frame is covered with a core material made of hard chip urethane, so that you can not feel the presence of the frame when leaning, That is, it is possible to eliminate the feeling of hitting the frame, and to obtain a good contact feeling in combination with the cushioning property of the urethane foam on the surface.
[0033]
Frame and the cushion member and the assembly work can easily der Rutotomoni, both sides of the frame is covered by a cushion body can provide good seating of appearance and feel.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a chair in which the present invention is applied to a backrest.
FIG. 2 is a perspective view showing a backrest of the chair shown in FIG. 1 with a cushion body and a part of a skin material cut away.
FIG. 3 is a front view of a frame which is a core material of the backrest shown in FIG. 2;
FIG. 4 is a perspective view of the cushion body shown in FIG. 2;
FIG. 5 is a perspective view showing a state in which the skin material shown in FIG. 2 is put on a cushion body.
6 is a diagram illustrating an initial step of molding the cushion body shown in FIG.
FIG. 7 is a diagram illustrating a next step of molding the cushion body shown in FIG. 4;
FIG. 8 is a view illustrating a final step of molding the cushion body shown in FIG. 4;
FIG. 9 is a sectional view of the cushion body completed by the steps shown in FIGS. 6 to 8;
[Explanation of symbols]
(A) Chair
(1) Backrest
(2) Chair body
(3) Seat
(4) Frame
(5) Cushion body
(5a) Front cover
(5b) Back cover
(6) Skin material
(6a) (6b) Fabric
(7) Main frame
(7a) Vertical rod
(8) Secondary frame
(9) Steel plate
(10) Reinforcing rod
(11) Spring member
(12) recess
(13) Upper part
(13a) Top edge
(14) Side edge
(15) Middle part
(16) Lower part
(17) Housing section
(18) Lower mold
(18a) recess
(19) Slab urethane (urethane foam)
(20) Chip material
(21) Core
(21a) Partition member
(22) Upper type
(23) Tip urethane
(24) Front lining
(25) Sewing part
(26) Lumbar support
(27) Fastener
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JPH11128020A (en) | 1999-05-18 |
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