JP3559489B2 - Automatic course control device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駅構内に存在する進路を自動制御する自動進路制御装置に関し、特に列車の間隔を高密度で運転する必要のある線区の進路制御に好適な自動進路制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
駅の進路を自動制御するための自動進路制御装置では、予め定められた列車の運行手順を記録しているダイヤに基づいて進路制御する順番を決定する。この制御順序は、番線や駅の進出口、線路の交差部等の、他列車との競合関係がある個所で算出する。この様にして、列車進入前には制御を行う順番を規定しておく。次に、列車の存在(在線)を検知した後、制御を行う対象となる列車の位置と、制御開始点(制御点)の発生タイミング、予め定められた制御保留時分との関係により進路を制御する時分を算出し、制御を行う信号機(進路)の制御順序が1位であることや、その信号機(進路)の着点に他の列車が在線していないことなどのチェックを以って進路構成を行うための制御出力を転てつ器や信号機などの現場設備に対して行う。また、他の列車が遅延している様な場合で、制御順序が1位でないなどの理由で制御が待たされる様な場合は、マンマシン手段を介して人間系に問いかけを行い、その応答結果によって制御順序を変更したり、運転整理入力等によりダイヤの変更を行って制御順序を変更する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の進路制御装置では、制御を行う対象列車のみを基準として制御時分や制御順序の算出を行うため、列車遅延等の運行乱れの際に行うダイヤ変更(運転整理)の過渡状態で発生する制御上のデッドロックを回避できない。また、制御する対象列車の状態だけで制御の可否を判定する方式では、先行している列車の在線状態や制御状態によっては、より早く後続列車からの続行制御が可能な場合であっても、より安全側に制御を保留するようにしており、最適タイミングでの制御は不可能である。
【0004】
本発明の目的は、列車高密度運転線区において、他に在線している列車の制御開始時分や、制御状態、遅延状態、進行方向などの属性を取得して、列車間の相関関係を算出することにより、駅構内に存在する進路を、制御上のデッドロックを防止しながら、かつ、最適なタイミングで自動制御できるようにした自動進路制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、列車の運行に関する時刻を含む情報を格納したダイヤデータベースと、制御範囲に在線している列車の移動を検知する列車追跡手段と、この手段により追跡された列車の情報を格納した在線列車テーブルと、ダイヤデータベース及び在線列車テーブルの情報から駅構内に存在する列車に対する進路を制御する進路制御手段とを備えた自動進路制御装置において、
制御範囲にある第1線区から進出した列車が到達する第2線区に他列車が在線しているときでもその他列車の在線列車テーブル上に登録された状態に応じて前記第1線区から前記第2線区への列車進行の進路構成を許可する判定条件を駅線系に応じて予め設定した第1のテーブルと、
在線列車テーブルに登録された列車で、その列車が在線している線区を第1線区として前記判定条件が設定されており、かつ前記第2線区に在線している他列車があってその状態が前記判定条件を満たしているか否かを判定する判定手段と、
この手段による判定結果を登録した第2のテーブルとを設けると共に、
前記進路制御手段は、在線列車テーブルに登録された列車が、その在線位置からの進出に関してその制御順位が1位でかつ進出制御の時刻を経過しているとき、当該列車が前記第2テーブルに登録されておりかつその進路に対する前記判定条件が満たされていることが登録されているときは、前記第2線区に他列車が在線していても当該列車に対する進出制御を行う機能を有したことを特徴とする自動進路制御装置を開示する。
【0006】
更に本発明は、第1のテーブルに設定される判定条件は、前記第2線区に在線している他列車に対して出発制御が終わっており、かつ前記第1及び第2線区に在線している当該列車及び他列車の進行方向が同一であるとした条件であることを特徴とする動進路制御装置を開示する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明になる自動進路制御装置の構成例を示すブロック図で、本自動進路制御装置1は、ネットワーク5を介し、信号機2、転てつ器3、列車の位置を検知する軌道回路4などの現場設備と接続されている。このネットワーク5を通して、送られてくる現場設備状態情報S1は設備I/F101を介して取り込まれ、列車追跡処理部102へ入力される。列車追跡処理部102は、現場設備の状態情報S1から列車の移動を検知し、自動進路制御装置1が制御対象としている範囲に在線している列車情報S2を在線列車テーブル103に登録する。
【0008】
操作端末部6は、自動進路制御装置1に接続されているマンマシンI/F部であり、この操作端末部から入力された運転整理情報S3の内容に従い、運転整理処理部104は、列車の運行時刻や運用を登録しているデータベースであるダイヤDB105の内容変更操作を行うことが可能である。
【0009】
進路制御処理部106は、ダイヤDB105を参照し、列車の然るべき運行形態を読み取り、在線列車テーブル103から列車に対する進路制御時刻や進路制御方向を求める。この際、高密度制御判断部107によって生成された高密度制御可否テーブル108を参照し、進路制御処理部106が在線列車テーブル103、ダイヤDB105の情報からは制御保留とする場合であっても、高密度制御可否テーブル108上に制御可の情報が登録されていれば進路制御可とする。そして設備I/F部101に対して、進路構成の要求信号S4を出力し、この要求信号S4は、連動装置等の保安設備を介して現場設備に送信され、転てつ器の転換や、信号機の点灯制御が行われる。
【0010】
上記の高密度制御可否テーブル108、高密度制御判断部107、及び高密度制御指定定数テーブル109は本発明の特徴とする部分で、高密度制御判断部107は、在線列車テーブル103を参照し、制御を行う列車と、その列車に対して進路構成を行おうとしている進路をキーとして、高密度制御指定定数テーブル109からチェック条件を取得したのち、そのチェック条件に関連する列車を在線列車テーブル103から検索し、その列車の進行方向や制御時刻といった属性をダイヤDB105や在線列車テーブル103から判断することにより、高密度制御可能な進路群を高密度制御可否テーブル108に登録する。
【0011】
次に、図1の自動進路制御装置1の在線列車テーブル103の例を説明する。図2は、ある自動進路制御その制御範囲にあるいくつかの線区と列車の在線状態の例を示しており、列車Aレは駅の左側の進入口(下りの進入駅間)に、列車Bレは下り本線という番線に、列車Cレは上り本線という番線に在線しており、下り1番線には列車が在線していない状態である。信号機1R、3R、4R、2L、5Lはそれぞれ図示の位置に設置されており、これら信号機の名前の末尾のR及びLは右方向に進行する進路及び左方向に進行する進路であることを意味する。図中の太い実線は線路である。
【0012】
図3は、図2の状態に対応する在線列車テーブル103の内容を示しており、レコード番号Noの「1」〜「3」に在線中の列車番号Aレ、Bレ、Cレのそれぞれの在線位置、進行方向(L:左方、R:右方)、制御予定信号機(進路)とその制御予定時刻が登録されている。
【0013】
次に、図1の自動進路制御装置の動作例を説明する。図4は駅を中心とする自動進路制御装置の制御範囲の在線状態の例で、下り進入駅間に列車Aレが、下り本線に列車Bレが在線している。下り方向(右方向)には信号機1R、4Rが、逆方向には信号機6Lが設けられており、他列車との交差関係での競合点K1、K2、K3が存在する。図5は、図4に対応する在線列車テーブル103を示しており、列車Aレは下り進入駅間に在線し、信号機1R、4Rを制御対象進路とし、R方向に進行中、また、列車Bレは下り本線に在線し、信号機1R、4Rを制御対象進路とし、Aレと同じくR方向に進行中であることを示す。なお、列車Bレは図4に示す位置関係から、信号機1Rは既に走行済みである。
【0014】
図6、図4の線形に対応する高密度制御指定定数テーブル109の例である。この例では、レコード番号(No)「1」に高密度制御の指定対象である進路1Rが予め設備の形により指定され、この指定された進路がチェックすべきチェック個所に「下り本線」が、そしてそのチェック条件に「同一方向」かつ「出発制御済み」が登録されている。高密度制御判断部107は、図5の在線列車テーブルと図6の高密度制御指定定数テーブルから、進路(信号機)1Rを制御する際に、図6チェック個所の“下り本線”に在線している列車が図5から“列車Bレ”であり、かつその列車Bレは出発制御が終わっているので、条件チェックOKとして判断した結果を、図7のように高密度可否テーブル108に登録する。この結果、列車Aレは先行する列車Bレが下り本線に在線しても、デッドロックを発生させることなく、信号機1Rを制御することが可能となる。
【0015】
図8は、高密度制御を含んだ進路制御処理部106の処理フローで、この進路制御処理部は、制御を行う対象となる列車に対して制御を行う進路単位に、在線列車テーブルの制御予定信号機を制御可能かどうかを判定し、制御可能であれば進路構成の指示出力を行う部分で、周期的に起動されて在線列車テーブルに登録されている全ての列車に対しての判断とその結果の制御出力を行う。まず、在線列車テーブル103に未処理の列車が残っているかを調べ(ステップ801)、残っていればテーブル103からその1つの列車名を取り出す(ステップ802)。そして取り出した列車の制御対象である信号機に関連する順序が1位であるかをチェックする(ステップ803)。これは、図4の状態で、列車Aレに対して進路1Rの制御を行う際に、他の列車と競合する競合点K1やK2の使用順序や、下り本線に到着する順序など、ダイヤに基づいて一意に決定される順序であり、図示を省略した順序テーブルに示されている。ここで順序が1位であれば、次に制御時刻を経過しているかどうかを判断する(ステップ804)。これは、在線列車テーブル上に登録されている制御予定時刻になっているかどうかで判断する。制御予定時刻を経過していれば、制御可能な状態であることを示すので以下の処理に進むが、制御順序が1位でないとき、あるいは制御時刻が経過していないときは(ステップ803又は804でNo)、その列車に対する制御はできないのでステップ801に戻る。
【0016】
取り出した列車の制御が可能なときは、高密度制御判断可否テーブル108を参照し、今制御対象としている列車が問題としている進路(信号機)が登録されていて、そのチェック結果がOKかをみる(ステップ805)。この結果、チェックOKであれば、進路制御出力可と判断し、以下の通常処理を行わずに、すぐに進路構成の要求信号S4(図1参照)を出力する(ステップ808)。高密度が可能でないときは(ステップ805でNo)、高密度制御判断可否テーブル108に進路が登録されていて、かつ、チェックNGかをしらべ(ステップ806)、高密度制御判断可否テーブルに当該進路の登録が無い場合は(ステップ806でNo)、進路の着点に列車が在線しているかをしらべ(ステップ807)、在線していなければやはり要求信号S4を出力する(ステップ808)。またステップ806で“Yes”のときは進路構成はできないので、何もせずにステップ801へ戻り、ステップ807で“Yes”のときは、高密度制御を行う必要がないので、安全側で進路制御出力を保留する。前述した図4の線形と在線状態では、従来装置では列車Bレが下り本線に在線しているのでこの状態では列車Aレの進路1Rに対する進路制御は待たされるが、図8の処理によるとステップ805で“Yes”となり、列車Aレに対する制御をすぐ行える。
【0017】
図9は、図4で示した例で、下り本線に在線している先行列車Bレの進行方向がL方向と、逆になっているケースである。図10は、このときの在線列車テーブルを示しており、列車Bレに対する制御予定信号機2が信号機6Lに、そしてその制御時刻が“10:01:00”(未実行)となってる点以外は図5と同じである。高密度制御指定定数テーブル109は、駅線形が図4と図9では同じであるので、同じもの、即ち図6のテーブルとなる。そしてこのときに作成できる高密度制御可否テーブル108は、図4対応の図7とチェック結果のみが“NG”となって異なっている。
【0018】
図9の状態にあるときの列車Aレの信号機1Rに対する制御判断のときは、図8のステップ803でまず信号機1Rの制御順序をチェックする。ここでは、図10の列車Aレに対する信号機1Rの制御予定時刻と列車Bレに対する信号機6Lの制御予定時刻に注目すると、競合点K1、K2では列車Aレの制御順序の方が優先順位が高くなっている。これは、通常のダイヤでは発生しないが、列車乱れの際の運転整理過渡状態でしばしば発生する。次に、信号機1Rに対しての制御予定時刻のチェックを行う。列車からAレの信号機1R制御予定時刻は10時30秒であることが分かるが、本例ではこの制御予定時刻が過ぎてしまっているとする。そうすると図8のステップ805以下に進む。このとき、図6の高密度制御指定定数テーブルと在線状態から、信号機1Rの着点である下り本線に在線している列車が、「同一方向」でなく、また、「出発制御済み」でもないので、図11に示したように高密度制御可否テーブルではチェック結果はNGで、列車Aレの信号機1Rに対する進路制御出力は保留される。なお、この様な場合、列車Bレは列車Aレとの順序上のデッドロックになっているので、信号機6Lの制御出力を先に行って列車Bレが上り本線から進出した後、列車Aレに対する信号機1Rの進路制御出力を行うように操作される。
【0019】
図12は、更に別の列車状態を示す例で、列車Aレが下り本線まで到着する際に進路制御する信号機が信号機1R、2Rの2つのある場合の例である。図13はこの図12の状態に対応した在線列車テーブル103を示しており、図14は、図12の線形に対して定められた高密度制御指定定数テーブル109を示している。そして図13、図14のテーブルから図15に示す高密度制御可否テーブルが作成される。
【0020】
図12の状態にあるときの列車Aレに対する信号機1Rの制御判断を行うときは、図8のステップ803でまず信号機1Rの制御順序についてチェックする。この場合も、図9のの例と同じ様に、競合点K1での順序上のデッドロックが発生していて、制御順序が1位であったとする(制御順序1位で無い場合は、信号機1Rの制御出力を行わずに問題が発生しない)。次に、制御予定時刻も経過しているものとする。そうすると高密度制御判断の結果を参照することになるが、図14の様に、高密度制御指定定数テーブル109が指定されており、信号機1Rを制御する際は、下り本線と下り1区の条件チェックを行う。ここで、高密度制御判断部107では、図14の第2レコードの下り1区に対するチェックは、チェックOKとなるが、1レコード目の、下り本線の「同一方向」かつ「出発制御済み」のチェックにおいて、列車Bレは列車AレのR方向に対してL方向であり、「同一方向」ではないこと、さらに、列車Bレに対する信号機6Lが制御済みでないため「出発制御済み」でもないので、図15のように、信号機1Rに対して高密度制御のチェックはNGとなる。従って、信号機1Rの制御は保留され、デッドロックを防止することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、高密度制御判断を行う処理部を設け、従来の進路制御処理部で判定した結果では、ただ単に進路制御出力不可となった進路に対して、高密度制御用の制御が可能かどうかの判断を行う。また、これらは、複雑な制御対象設備に対応するために、設備毎に判断条件を分けることを可能とする。これにより、従来の方式であれば安全側として、進路制御出力できない条件の進路であっても、デッドロックを防止しながらも、最適なタイミングでの進路制御出力を可能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる自動進路制御その構成例を示すブロック図である。
【図2】駅線形と列車在線状態の例である。
【図3】図2の状態に対応した在線列車テーブルである。
【図4】駅線形と列車在線状態の別の例である。
【図5】図4の状態に対応した在線列車テーブルである。
【図6】図4の駅線形に対応した高密度制御指定定数テーブルである。
【図7】図4の状態に対応した高密度制御可否テーブルである。
【図8】進路制御処理のフローチャートである。
【図9】駅線形と列車在線状態の別の例である。
【図10】図9の状態に対応した在線列車テーブルである。
【図11】図9の状態に対応した高密度制御可否テーブルである。
【図12】駅線形と列車在線状態の別の例である。
【図13】図9の状態に対応した在線列車テーブルである。
【図14】図9の駅線形に対応した高密度制御指定定数テーブルである。
【図15】図9の状態に対応した高密度制御可否テーブルである。
【符号の説明】
1 自動進路制御装置
103 在線列車テーブル
105 ダイヤDB
106 進路制御処理部
107 高密度制御判断部
108 高密度制御可否テーブル
109 高密度制御指定定数テーブル[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic route control device for automatically controlling a route existing in a station yard, and more particularly to an automatic route control device suitable for route control of a line section in which trains must be operated at high density.
[0002]
[Prior art]
In an automatic route control device for automatically controlling the route of a station, the order of route control is determined based on a schedule on which a predetermined train operation procedure is recorded. This control order is calculated at a location where there is a competitive relationship with another train, such as a track, an exit of a station, or an intersection of a track. In this way, the order in which control is performed is specified before the train enters. Next, after detecting the existence (train presence) of the train, the route is determined based on the relationship between the position of the train to be controlled, the generation timing of the control start point (control point), and the predetermined control suspension time. The time and minute to be controlled are calculated, and it is checked that the control order of the traffic signal (path) to be controlled is first and that no other trains are present at the arrival point of the traffic signal (path). A control output for performing a route configuration is provided to on-site equipment such as a switch and a traffic signal. In the case where another train is delayed and the control is delayed because the control order is not the first, the human system is interrogated via man-machine means and the response result is returned. To change the control order, or to change the schedule by traffic control input or the like to change the control order.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional route control device, since the control time and the control order are calculated based only on the target train to be controlled, it occurs in a transitional state of a diagram change (operation re-arrangement) performed in the event of an operation disturbance such as a train delay. Cannot avoid control deadlock. In addition, in the method of determining whether control is possible only by the state of the target train to be controlled, depending on the on-rail state and control state of the preceding train, even if continuation control from the subsequent train is possible earlier, Control is suspended on the safer side, and control at optimal timing is impossible.
[0004]
An object of the present invention is to acquire control control time, control state, delay state, traveling direction, and other attributes of trains on other trains in a high-density train operation line section, and obtain a correlation between trains. It is an object of the present invention to provide an automatic route control device capable of automatically controlling a route existing in a station premises at an optimal timing by calculating the route while preventing deadlock in control.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a timetable that stores information including time related to train operation, a train tracking unit that detects the movement of a train that is located in a control range, and a train track that stores train information tracked by this unit. In an automatic route control device including a train table and route control means for controlling a route for a train existing in the station yard from information on the diamond database and the on-rail train table,
Even when other trains are present in the second track to which the trains that have advanced from the first track in the control range reach, from the first track according to the state registered on the train train table of other trains. A first table in which a determination condition for permitting a route configuration of a train traveling to the second line section is set in advance according to a station line system;
In the train registered in the on-rail train table, the determination condition is set as the first rail section where the train is located, and there is another train located on the second rail section. Determining means for determining whether the state satisfies the determination condition,
A second table in which the determination result by this means is registered, and
The route control means, when the train registered in the on-rail train table has the first control order regarding the advance from the on-rail position and the time of the advance control has passed, the train is stored in the second table. When it is registered that the judgment condition for the route is registered and the registered condition is satisfied, even if another train is present in the second line section, there is a function of performing the advance control for the train. An automatic route control device characterized by the above is disclosed.
[0006]
Further, according to the present invention, the determination condition set in the first table is that the departure control has been completed for the other trains located on the second line section, and that the first and second line sections have the departure control. A traveling route control device is disclosed, which is a condition that the traveling directions of the train and the other train are the same.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a configuration example of an automatic route control device according to the present invention. The automatic
[0008]
The
[0009]
The route
[0010]
The above-described high-density control availability table 108, high-density
[0011]
Next, an example of the on-rail train table 103 of the automatic
[0012]
FIG. 3 shows the contents of the on-rail train table 103 corresponding to the state of FIG. 2, and shows the respective train numbers A, B, and C on the train at record numbers No. "1" to "3". The on-rail position, the traveling direction (L: left, R: right), the scheduled control signal (path), and the scheduled control time are registered.
[0013]
Next, an operation example of the automatic route control device of FIG. 1 will be described. FIG. 4 shows an example of a state where the train is located in the control range of the automatic route control device centering on the station. Train A is located between the downcoming stations, and train B is located on the downbound main line.
[0014]
6 is an example of a high-density control designation constant table 109 corresponding to the linearity of FIGS. 6 and 4. In this example, a
[0015]
FIG. 8 is a processing flow of the route
[0016]
When it is possible to control the taken-out train, the high-density control determination possibility table 108 is referred to check whether the route (signal) that the train to be controlled is in question is registered and the check result is OK. (Step 805). As a result, if the check is OK, it is determined that the route control output is possible, and the route configuration request signal S4 (see FIG. 1) is immediately output without performing the following normal processing (step 808). If the high-density control is not possible (No in step 805), the route is registered in the high-density control determination possibility table 108, and whether or not the check is NG is checked (step 806). Is not registered (No in step 806), it is checked whether or not the train is present at the destination of the course (step 807), and if not, the request signal S4 is also output (step 808). If "Yes" in
[0017]
FIG. 9 shows the example shown in FIG. 4, in which the traveling direction of the preceding train B on the down main line is opposite to the L direction. FIG. 10 shows the on-rail train table at this time, except that the scheduled
[0018]
When the control of the
[0019]
FIG. 12 shows another example of the state of the train, in which there are two
[0020]
When the control of the
[0021]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the processing unit for performing the high-density control determination is provided, and as a result determined by the conventional route control processing unit, the high-speed control simply It is determined whether or not control for density control is possible. In addition, these make it possible to divide judgment conditions for each equipment in order to cope with complicated equipment to be controlled. As a result, there is an effect that the route control output can be performed at an optimal timing while preventing the deadlock even if the route is in a condition where the route control output cannot be performed on the safe side in the conventional method.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an example of a configuration of an automatic route control according to the present invention.
FIG. 2 is an example of a station alignment and a train presence state.
FIG. 3 is an on-rail train table corresponding to the state of FIG. 2;
FIG. 4 is another example of the station alignment and the train presence state.
FIG. 5 is an on-rail train table corresponding to the state of FIG. 4;
FIG. 6 is a high-density control designation constant table corresponding to the station alignment of FIG. 4;
FIG. 7 is a high-density control availability table corresponding to the state of FIG. 4;
FIG. 8 is a flowchart of a course control process.
FIG. 9 is another example of a station alignment and a train presence state.
FIG. 10 is an on-rail train table corresponding to the state of FIG. 9;
FIG. 11 is a high-density control availability table corresponding to the state of FIG. 9;
FIG. 12 is another example of a station alignment and a train presence state.
FIG. 13 is an on-rail train table corresponding to the state of FIG. 9;
FIG. 14 is a high-density control designation constant table corresponding to the station alignment of FIG. 9;
FIG. 15 is a high-density control availability table corresponding to the state of FIG. 9;
[Explanation of symbols]
1 automatic
106 Route
Claims (2)
制御範囲にある第1線区から進出した列車が到達する第2線区に他列車が在線しているときでもその他列車の在線列車テーブル上に登録された状態に応じて前記第1線区から前記第2線区への列車進行の進路構成を許可する判定条件を駅線系に応じて予め設定した第1のテーブルと、
在線列車テーブルに登録された列車で、その列車が在線している線区を第1線区として前記判定条件が設定されており、かつ前記第2線区に在線している他列車があってその状態が前記判定条件を満たしているか否かを判定する制御判定部と、
この判定部による判定結果を登録した第2のテーブルとを設けると共に、
前記進路制御処理部は、在線列車テーブルに登録された列車が、その在線位置からの進出に関してその制御順位が1位でかつ進出制御の時刻を経過しているとき、当該列車が前記第2テーブルに登録されておりかつその進路に対する前記判定条件が満たされていることが登録されているときは、前記第2線区に他列車が在線していても当該列車に対する進出制御を行う機能を有したことを特徴とする自動進路制御装置。A timetable that stores information including the time related to the operation of the train, a train tracking processing unit that detects the movement of the train that is on the control range, and a trained train table that stores information on the train tracked by this means. An automatic route control device including a route database and a route control processing unit that controls a route for a train existing in the station yard from information on a train line train table.
Even when other trains are present in the second track to which the trains that have advanced from the first track in the control range reach, from the first track according to the state registered on the train train table of other trains. A first table in which a determination condition for permitting a route configuration of a train traveling to the second line section is set in advance according to a station line system;
In the train registered in the on-rail train table, the determination condition is set as the first rail section where the train is located, and there is another train located on the second rail section. A control determination unit that determines whether the state satisfies the determination condition,
A second table in which the determination result of the determination unit is registered,
The route control processing unit, when the train registered in the on-rail train table has the first control order regarding the advance from the on-rail position and has passed the time of the advance control, the train is registered in the second table. Is registered and that the determination condition for the course is satisfied is registered even if another train is present in the second line section. An automatic course control device characterized by the following.
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Publications (2)
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