JP3559467B2 - 表示モニタ付撮像記録装置 - Google Patents
表示モニタ付撮像記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3559467B2 JP3559467B2 JP6946299A JP6946299A JP3559467B2 JP 3559467 B2 JP3559467 B2 JP 3559467B2 JP 6946299 A JP6946299 A JP 6946299A JP 6946299 A JP6946299 A JP 6946299A JP 3559467 B2 JP3559467 B2 JP 3559467B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noise
- image
- display monitor
- monitor
- compression
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データを圧縮して蓄積する際の画像データ表示方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、画像表示には圧縮される前の画像をそのまま表示しており、圧縮された画像とは異なったものであった。
【0003】
そのため、撮影者が撮影の際に観察した画像と、計算機などに取り込んで観測した画像は、圧縮率が大きい場合にはかなり異なったものとなっていた。
【0004】
画像圧縮部分がハードウェア化されているものでは、圧縮してそれをもとにもどしたものを表示することで、圧縮率の確認が行えるが、圧縮をソフト処理で行っている場合には画像確認のために時間がかかりすぎてしまうため、行われていなかった。
【0005】
また、表示装置そのものが、実際の画像サイズに比べ小さいために表示を見る限りではブロックノイズ等が見えないが、計算機上で再生するとノイズが目立つなどということがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
撮影した画像と、撮影の際に液晶画面上で表示される画像が異なる場合、撮影者が、自分で圧縮率を選択することは容易ではない。
【0007】
間違った選択をした場合には、必要な画像を得ることができず、撮り直しを余儀なくされていた。
【0008】
本発明では、上記従来の課題を解決することを目的とするものであり、撮影時に画像表示に用いられる画像と、記録される画像の差異をなくす方法を提案する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、圧縮記録を行なう表示モニタ付撮像記録装置において、画像ノイズの大きさが変化するようにノイズを発生させるノイズ発生手段と、モニタ信号へ前記画像ノイズを加算するノイズ加算手段とを有し、前記表示モニタのサイズが小さくなるほど、ノイズ加算量を増加させる。
【0010】
また、本発明によれば、圧縮記録を行なう表示モニタ付撮像記録装置において、圧縮率に比例してブロックノイズの大きさが変化するようにノイズを発生させるブロックノイズ発生手段と、モニタ信号へ前記ブロックノイズを加算するノイズ加算手段とを有し、表示画像の大きさに対応してノイズ加算量を変化させる。
【0011】
また、本発明によれば、前記表示モニタに、圧縮率に対応した動き予測に用いる画像を表示する。
【0012】
また、本発明によれば、圧縮記録を行なう表示モニタ付撮像記録装置において、圧縮率に比例して画像ノイズの大きさが変化するようにノイズを発生させるノイズ発生手段と、モニタ信号へ前記画像ノイズを加算するノイズ加算手段とを有し、前記表示モニタのサイズが小さくなるほど、ノイズ加算量を増加させる。
【0013】
また、本発明によれば、圧縮記録を行なう表示モニタ付撮像記録装置において、圧縮率に比例してブロックノイズの大きさが変化するようにノイズを発生させるブロックノイズ発生手段と、モニタ信号へ前記画像ノイズを加算するノイズ加算手段とを有し、前記表示モニタのサイズが小さくなるほど、ノイズ加算量を増加させる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の画像処理の原理図である。
【0015】
101は画像入力部であり、102は画像処理部、103はメインメモリである。104はソフト的に圧縮を行うディジタル・シグナル・プロセッサ(以下、DSPと略記する)であり、105はノイズ量制御、106はノイズ加算回路、107は画像表示部を示す。
【0016】
ノイズは、どのようなものでも良いが、JPEG圧縮の際に起きる8x8のブロックノイズを乗せるのが、効果的と思われる。
【0017】
また、表示装置が小さいことによりノイズが目立ちにくい場合には実際に取得される画像サイズにあわせたブロックノイズを乗せるのではなく、表示画像の大きさに対して、8x8のブロックノイズを乗せることにより、よりはっきりと撮影者にブロックノイズを意識させることができる。
【0018】
また、ノイズの大きさは圧縮率に応じて大きさが変化するようにする。
【0019】
図2はMPEG動画圧縮時のブロック図を示している。
【0020】
201は画像入力装置、202は画像表示装置、203はフレームメモリ、204はDCT変換、205は量子化、206は逆量子化、207はIDCT変換、208はループフィルタ、209は予測メモリ、210は動きベクトル検出、211は符号化パラメータ制御、212は可変長符号化、213は多重化、214はコードバッファを表す。
【0021】
通常は、画像表示にはフレームメモリを直接出力するが、MPEG動画では、次の画像を作成するために動き予測を行うための予測画像がメモリに蓄えられる。 この画像は、圧縮画像と等価であるので、点線で示すようにこの画像を表示に使用することで表示画像と圧縮画像の差異をなくすことができる。
【0022】
本発明は、圧縮画像と撮影時に観測する画像に故意にノイズを乗せることで撮影者に圧縮率によるノイズを意識させるもの、又は圧縮画像と同等のものを表示し、撮影者が容易に画像の圧縮率を決定できるようにするものである。
【0023】
ノイズ成分を乗せる回路はいろいろ考えられるが、たとえば図3のようなものがあげられる。
【0024】
401はノイズ追加回路、402は入力バッファ、403は原画8x8のマトリックス、404は8x8がその輝度平均算出、405は高周波成分のパワー(高周波成分の輝度総和)算出、406は求めたパワーの量子化、407はその逆量子化、408は量子化した結果により決まる重み付け制御、409は高周波成分の8x8のマトリックス、410は低周波成分(8x8画素の平均)の量子化、411はその逆量子化、412は出力バッファを表す。
【0025】
403と409はそれぞれ、メモリ又は、レジスタにより構成される。
【0026】
JPEGによる圧縮ではブロックノイズ成分が問題になる。そこで、図3では8x8のブロック平均を求めた低周波成分と、8x8の原画像から前述の低周波成分を差し引いた高周波成分とに分離し、それぞれのパワーを求め、そのパワーを量子化する。
【0027】
次に、それらを逆量子化して、その量子化・逆量子化した値と量子化前のパワーとの比をそれぞれの周波数成分に掛けて、足し合わせる。
【0028】
ブロックのノイズ量はパワーの量子化値で設定することができる。量子化値が大きいと8x8のブロック間が不連続となりブロックノイズが形成される。
【0029】
図4はMPEG動画カメラにおいての実施の形態を示している。
【0030】
501は画像入力部、502はメインメモリで、内部にはフレームメモリ、動き予測メモリがある。503はDSPで、これにより動画の圧縮が行われる。DSPはメインメモリを動き予測を行う際のバッファとして用いる。
【0031】
504は表示選択装置で、撮影者の意図によりフレームメモリ及び予測画像(圧縮中の画像)を選択できる。505は表示装置である。動き予測メモリは図2で示した209に相当する。
【0032】
【発明の効果】
本発明により、撮影者は撮影の際に圧縮率が高い場合に画像が劣化をしていることを知ることができるため、その場で圧縮率を選択することが可能となる。
【0033】
本発明では、圧縮率に対応した画像ノイズを発生させるノイズ発生手段と、モニタ信号へ前記画像ノイズを加算するノイズ加算手段とを有することにより、撮影者は撮影の際に圧縮率が高い場合に画像が劣化をしていることを知ることができる。
【0034】
また本発明では、ノイズ発生手段を圧縮率に対応したブロックノイズを発生させるブロックノイズ発生手段にすることにより、圧縮率の高さに応じてブロックノイズが大きくなることを確認できる。
【0035】
また本発明では、撮影した動画像をMPEGで圧縮して記録を行なう表示モニタ付撮像記録装置において、画像モニタ上に動き予測に用いる画像を表示することにより、動き部分がどのように記録されるかを事前に確認できる。
【0036】
また本発明では、圧縮記録を行なう表示モニタ付撮像記録装置において、圧縮画像と、圧縮前の画像との表示選択を行うことにより、圧縮による画質の劣化具合を事前に確認できる。
【0037】
また本発明では、圧縮記録を行なう表示モニタ付撮像記録装置において、モニタサイズが小さくなると、ノイズ加算量を増加させることで、モニタサイズに囚われずに画像の劣化量を確認することができ、モニタサイズの異なる機種への設計変更が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のノイズの追加の原理を示すブロック図である。
【図2】本発明のMPEG動画の表示原理を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のブロック図である。
【符号の説明】
101 画像入力部
102 画像処理部
103 メインメモリ
104 DSP
105 ノイズ量制御
106 ノイズ加算回路
107 画像表示部
Claims (5)
- 圧縮記録を行なう表示モニタ付撮像記録装置において、画像ノイズの大きさが変化するようにノイズを発生させるノイズ発生手段と、モニタ信号へ前記画像ノイズを加算するノイズ加算手段とを有し、前記表示モニタのサイズが小さくなるほど、ノイズ加算量を増加させることを特徴とする表示モニタ付撮像記録装置。
- 圧縮記録を行なう表示モニタ付撮像記録装置において、圧縮率に比例してブロックノイズの大きさが変化するようにノイズを発生させるブロックノイズ発生手段と、モニタ信号へ前記ブロックノイズを加算するノイズ加算手段とを有し、表示画像の大きさに対応してノイズ加算量を変化させることを特徴とする表示モニタ付撮像記録装置。
- 前記表示モニタに、圧縮率に対応した動き予測に用いる画像を表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示モニタ付撮像記録装置。
- 圧縮記録を行なう表示モニタ付撮像記録装置において、圧縮率に比例して画像ノイズの大きさが変化するようにノイズを発生させるノイズ発生手段と、モニタ信号へ前記画像ノイズを加算するノイズ加算手段とを有し、前記表示モニタのサイズが小さくなるほど、ノイズ加算量を増加させることを特徴とする表示モニタ付撮像記録装置。
- 圧縮記録を行なう表示モニタ付撮像記録装置において、圧縮率に比例してブロックノイズの大きさが変化するようにノイズを発生させるブロックノイズ発生手段と、モニタ信号へ前記画像ノイズを加算するノイズ加算手段とを有し、前記表示モニタのサイズが小さくなるほど、ノイズ加算量を増加させることを特徴とする表示モニタ付撮像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6946299A JP3559467B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 表示モニタ付撮像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6946299A JP3559467B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 表示モニタ付撮像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000270243A JP2000270243A (ja) | 2000-09-29 |
JP3559467B2 true JP3559467B2 (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=13403358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6946299A Expired - Fee Related JP3559467B2 (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | 表示モニタ付撮像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3559467B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4578197B2 (ja) * | 2004-09-29 | 2010-11-10 | 三洋電機株式会社 | 画像表示装置 |
-
1999
- 1999-03-16 JP JP6946299A patent/JP3559467B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000270243A (ja) | 2000-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7990434B2 (en) | Digital camera for recording a still image while shooting a moving image | |
JP3093233B2 (ja) | 画像符号化装置及びその方法 | |
US7932935B2 (en) | Imaging apparatus capable of reducing deterioration of an image even when the gain increased | |
JP4794987B2 (ja) | 映像信号処理装置 | |
US20090290045A1 (en) | Image Data Processing Apparatus, Image Data Processing Method, And Program | |
JP2006157481A (ja) | 画像符号化装置及びその方法 | |
JPH10164492A (ja) | 撮像装置 | |
US7750972B2 (en) | Digital camera | |
JP4245782B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP4407055B2 (ja) | 電子カメラ | |
JP3559467B2 (ja) | 表示モニタ付撮像記録装置 | |
JP4638392B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2007067708A (ja) | 撮像装置およびその画像生成方法 | |
JP3115912B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JPH0767032A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2010004281A (ja) | 電子的撮像装置 | |
JP3958583B2 (ja) | 画像データ圧縮装置 | |
US6680747B1 (en) | Image processing apparatus and image processing method | |
JP2011239240A (ja) | 撮像装置 | |
JP3752931B2 (ja) | デジタルカメラおよび画像データ処理方法 | |
JP3253537B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP3027023B2 (ja) | ディジタル電子スチル・カメラおよびその動作方法ならびにディジタル画像再生装置および方法 | |
JP2006041861A (ja) | 撮像装置およびその画像生成方法 | |
JP3587535B2 (ja) | カメラ | |
JP2005252666A (ja) | 撮像装置及び携帯電話 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040511 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040521 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080528 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090528 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100528 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110528 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110528 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120528 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120528 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140528 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |