JP3557841B2

JP3557841B2 - Structure of seat belt holder

Info

Publication number: JP3557841B2
Application number: JP08248897A
Authority: JP
Inventors: 信彦原; 崇行三家本
Original assignee: Suzuki Motor Co Ltd
Current assignee: Suzuki Motor Co Ltd
Priority date: 1997-04-01
Filing date: 1997-04-01
Publication date: 2004-08-25
Anticipated expiration: 2017-04-01
Also published as: JPH10278733A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はシートベルトの挿入性を下げずにシートベルトホルダの取付面からの高さを低くすることができるシートベルトホルダの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
自動車のリヤシートにもフロントシートと同様に３点式のシートベルトを採用する場合がある。
一方、リヤシートには、荷台を拡大するためにシートバックを可倒式にしたものがある。
【０００３】
この場合、シートベルトのベルトが垂下しているため、リヤシートのシートバックを前倒しにする際、あるいはシートバックを引き起こす際に、ベルトをシートバックの前側あるいは後側等に挟み込んだりすることがある。
【０００４】
図９は、このようなシートベルトのベルト１００の挟み込みを防止するためのシートベルトホルダ１０１を示したものである。シートベルトホルダ１０１は車室内壁面１０２を構成するクオータトリム１０３の表面に装着されており、ベルト１００を引っかけることによって車室内壁面１０２に保持するものである。
【０００５】
図１０は、従来のシートベルトホルダ１０１の構造を示したものである。
このシートベルトホルダ１０１は、クオータトリム１０３の表面に装着する基板部分１０１ａと、この基板部分１０１ａと一体成形されるとともに基板部分１０１ａと一定間隔を保持して設けられたホルダ部分１０１ｂとで構成されている。基板部分１０１ａの裏面には、ボス部１０１ｃが設けられており、このボス部１０１ｃをクオータトリム１０３に設けられた取付孔（図示せず）に挿通して固定している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシートベルトホルダ１０１は、ホルダ部分１０１ｂの先端部ａが基板部分１０１ａの先端部ｂより、長さｃだけ引っ込んでおり、ベルト１００を挿入するための、ある程度の挿入部分の幅ｈを確保できないことから、ベルト１００の挿入性を上げるために、ａ部を基板部分１０１ａと反対側に反らして成形している。このため、シートベルトホルダ１０１の高さｄが高くなり、それだけ室内空間がせまくなる他、図１１に示すように、シートバック１０４の移動範囲Ａにシートベルトホルダ１０１を取り付けた場合には、シートバック１０４を小さくしなければならなかった。また、シートベルトホルダ１０１を固定する位置は、クオータトリム１０３等の表面に微妙な曲率が付いていることが多いため、合わせ面ｅが平面に形成された従来の構造では、図１２に示すように、隙間ｆが発生する可能性が高かった。
【０００７】
本発明は上記課題を解決し、シートベルトの挿入性を下げずにシートベルトホルダの取付面からの高さを低くすることができるシートベルトホルダの構造を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、車体の室内側壁面に基板部分を装着し、この基板部分に一体的に、かつ基板部分と一定間隔を保持して設けられたホルダ部分によってシートベルトを保持するようにしたシートベルトホルダの構造において、上記ホルダ部分の先端部を上記基板部分の先端部よりも突出させ、かつホルダ部分の幅を基板部分よりも狭く形成したシートベルトホルダを上記車体の室内側壁面としてのクオータトリムに車体前方斜め上方側に向けて開口部が向くように取付けたことにある。
また、本発明は、車体の室内側壁面に基板部分を装着し、この基板部分に一体的に設けられたホルダ部分によってシートベルトを保持するようにしたシートベルトホルダの構造において、上記ホルダ部分に対向する上記基板部分の先端部に、上記ホルダ部分に対向して突起部を形成し、かつ上記基板部分の裏面側に凹部を形成したことにある。
さらに本発明は、車体の室内側壁面に基板部分を装着し、この基板部分に一体的に、かつ基板部分と一定間隔を保持して設けられたホルダ部分によってシートベルトを保持するようにしたシートベルトホルダの構造において、上記ホルダ部分の先端部を上記基板部分の先端部よりも突出させ、かつホルダ部分の幅を基板部分よりも狭く形成するとともに上記ホルダ部分に対向する上記基板部分の先端部に、上記ホルダ部分に対向して突起部を形成し、かつ上記基板部分の裏面側に凹部を形成したシートベルトホルダを上記車体の室内側壁面としてのクオータトリムに車体前方斜め上方側に向けて開口部が向くように取付けたことにある。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
【００１０】
図１において、１は可倒式リヤシートであり、シートバック２が前倒れ可能に構成されている。３はリヤシート１用に採用した３点式シートベルトであり、クオータパネル４内部に配装したリトラクタ（図示せず）から引き出されたベルト５をスルーリング６を通して車室内に垂下している。
【００１１】
７はベルト５の途中部分を保持するように車体の室内側壁面８としてのクオータトリム９に装着されたシートベルトホルダで、このシートベルトホルダ７は車体前方斜め上方側に向けて開口部が向くように取付けられている。
【００１２】
このシートベルトホルダ７は、図２ないし図５に示すように、クオータトリム９に基板部分７ａを装着し、この基板部分７ａと一定間隔を保持してホルダ部分７ｂを一体的に設けたもので、上記ホルダ部分７ｂの先端部１０を上記基板部分７ａの先端部１１よりも所定長さＬだけ突出させて形成したものである。
シートベルトホルダ７のホルダ部分７ｂの幅は、基板部分７ａよりもせまく形成されているので、シートベルト３のベルト５を、シートベルトホルダ７に挿入しやすい、シートベルトホルダ７の外観がよい等の効果がある。
上記基板部分７ａの裏面には、ボス部１２が２個所形成されており、このボス部１２をクオータトリム９に高周波加熱によって溶着してシートベルトホルダ７が固定されている。
【００１３】
シートベルトホルダ７はホルダ部分７ｂの先端部１０が基板部分７ａよりも所定長さＬだけ長いので、クオータトリム９表面からホルダ部分７ｂまでの間隙（シートベルト３挿入部分の幅ｈ）を確保できることから、クオータトリム９表面からホルダ部分７ｂまでの高さＨが低くなり、シートベルトの挿入性を下げずにシートベルトホルダ７の取付面からの高さＨを低くすることができる。
一方、シートベルトホルダ７の基板部分７ａには、ホルダ部分７ｂとの対向面に突起部１３が形成されており、シートベルト３のベルト５を保持するようにしている。
また、シートベルトホルダ７の基板部分７ａの裏面側は、凹状１４に形成されており、取付面（クオータトリム９）の形状（曲率面）に対応して、合わせ面（基板部分７ａの裏面）に隙間が生じるのを防止する。
【００１４】
上記構成によるシートベルトホルダの構造によると、シートベルト不使用時にはベルト５をシートベルトホルダ７に引掛けておく。こうして、シートバック２を倒したり、起こしたりする際に、ベルト５を挟み込む不具合を防止することができる。
シートベルトホルダ７は、ホルダ部分７ｂの先端部１０を上記基板部分７ａの先端部１１よりも所定長さＬだけ突出させて形成されているので、クオータトリム９表面からホルダ部分７ｂまでの隙間を充分にとることができる。これによって、シートベルト３のベルト５をホルダ部分７ｂに容易に挿入することができる。
一方、シートベルトホルダ７のホルダ部分７ｂの幅は、基板部分７ａよりもせまく形成されているので、シートベルト３のベルト５を、シートベルトホルダ７に挿入しやすい、シートベルトホルダ７の外観がよい等の効果がある。
また、シートベルトホルダ７の基板部分７ａには、ホルダ部分７ｂとの対向面に突起部１３が形成されており、シートベルト３のベルト５を保持することができる。さらに、シートベルトホルダ７の基板部分７ａは、裏面側を凹部１４に形成しているので、合わせ面（クオータトリム９）の形状（曲率面）に対応できることから合わせ面における隙間が生じるのを防止することができる。
【００１５】
なお、シートベルトホルダ７は、突起部１３の位置を、図６および図７に示すように、ホルダ部分７ｂの下面側に設けることもできる。また、シートベルトホルダ７′は、基板部分７ａのホルダ部分７ｂと対向する面を省略して、図８に示すように、基板部分７ａ′をそのまま、クオータトリム９表面に取り付けるようにしても良い。
【００１６】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によるシートベルトホルダの構造によると、以下のような効果を奏することができる。
請求項１において、車体の室内側壁面に基板部分を装着し、この基板部分に一体的に、かつ基板部分と一定間隔を保持して設けられたホルダ部分によってシートベルトを保持するようにしたシートベルトホルダの構造において、上記ホルダ部分の先端部を上記基板部分の先端部よりも突出させ、かつホルダ部分の幅を基板部分よりも狭く形成したシートベルトホルダを上記車体の室内側壁面としてのクオータトリムに車体前方斜め上方側に向けて開口部が向くように取付けたので、シートベルトの挿入性を下げずにシートベルトホルダの取付面からの高さを低くすることができる。
請求項２において、車体の室内側壁面に基板部分を装着し、この基板部分に一体的に設けられたホルダ部分によってシートベルトを保持するようにしたシートベルトホルダの構造において、上記ホルダ部分に対向する上記基板部分の先端部に、上記ホルダ部分に対向して突起部を形成し、かつ上記基板部分の裏面側に凹部を形成したので、シートベルト保持部の変形を防ぐことができるとともにシートベルトの保持力を上げることができる。また、基板部分の裏面側に凹部を形成したので、合わせ面における隙間の発生を防ぐことができる。さらに、合わせ面の形状にも対応することができる。
請求項３において、車体の室内側壁面に基板部分を装着し、この基板部分に一体的に、かつ基板部分と一定間隔を保持して設けられたホルダ部分によってシートベルトを保持するようにしたシートベルトホルダの構造において、上記ホルダ部分の先端部を上記基板部分の先端部よりも突出させ、かつホルダ部分の幅を基板部分よりも狭く形成するとともに上記ホルダ部分に対向する上記基板部分の先端部に、上記ホルダ部分に対向して突起部を形成し、かつ上記基板部分の裏面側に凹部を形成したシートベルトホルダを上記車体の室内側壁面としてのクオータトリムに車体前方斜め上方側に向けて開口部が向くように取付けたので、シートベルトの挿入性を下げずにシートベルトホルダの取付面からの高さを低くすることができるとともに合わせ面における隙間の発生を防ぐことができる。また、合わせ面の形状にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態によるシートベルトホルダの取付けを示す斜視図である。
【図２】図１のシートベルトホルダを示す正面図である。
【図３】図１のシートベルトホルダを示す平面図である。
【図４】図３のＡ−Ａ線断面図である。
【図５】図３のＢ−Ｂ線断面図である。
【図６】本発明の他の実施例によるシートベルトホルダを示す図４と同一部分の断面図である。
【図７】本発明の他の実施例によるシートベルトホルダを示す図５と同一部分の断面図である。
【図８】本発明の他の実施例によるシートベルトホルダを示す概念図である。
【図９】従来のシートベルトホルダの構造を示す斜視図である。
【図１０】従来のシートベルトホルダを示す正面図である。
【図１１】シートバックの移動範囲を示す概念図である。
【図１２】従来のシートベルトホルダの取付面を示す概念図である。
【符号の説明】
１可倒式リヤシート
２シートバック
３３点式シートベルト
４クオータパネル
５ベルト
７，７′ シートベルトホルダ
８室内側壁面
９クオータトリム
１３突起部
１４凹状
７ａ，７ａ′ 基板部分
７ｂホルダ部分[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure of a seatbelt holder capable of lowering a height from a mounting surface of a seatbelt holder without lowering seatbelt insertability.
[0002]
[Prior art]
In some cases, a three-point seat belt is also used for a rear seat of an automobile, similarly to a front seat.
On the other hand, some rear seats have a retractable seat back in order to enlarge a carrier.
[0003]
In this case, since the belt of the seat belt is hung, when the seat back of the rear seat is moved forward or the seat back is caused, the belt may be pinched between the front side and the rear side of the seat back.
[0004]
FIG. 9 shows a seat belt holder 101 for preventing such a seat belt from being pinched by the belt 100. The seat belt holder 101 is mounted on the surface of a quarter trim 103 constituting a vehicle interior wall surface 102, and is held on the vehicle interior wall surface 102 by hooking a belt 100.
[0005]
FIG. 10 shows the structure of a conventional seatbelt holder 101.
The seatbelt holder 101 includes a substrate portion 101a to be mounted on the surface of the quarter trim 103, and a holder portion 101b formed integrally with the substrate portion 101a and provided at a constant distance from the substrate portion 101a. ing. A boss portion 101c is provided on the back surface of the substrate portion 101a, and the boss portion 101c is inserted into and fixed to a mounting hole (not shown) provided in the quarter trim 103.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional seat belt holder 101, the tip end portion a of the holder portion 101b is retracted by the length c from the tip end portion b of the substrate portion 101a, and a certain width h of the insertion portion for inserting the belt 100 is required. Therefore, in order to improve the insertability of the belt 100, the a portion is formed by warping the side opposite to the substrate portion 101a. For this reason, the height d of the seatbelt holder 101 is increased, and the indoor space is reduced accordingly. In addition, as shown in FIG. 11, when the seatbelt holder 101 is attached to the movement range A of the seatback 104, the seat The back 104 had to be smaller. In addition, since the position where the seat belt holder 101 is fixed often has a delicate curvature on the surface of the quarter trim 103 or the like, in the conventional structure in which the mating surface e is formed in a plane, as shown in FIG. In addition, there is a high possibility that the gap f is generated.
[0007]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned problem and to provide a structure of a seatbelt holder capable of lowering a height from a mounting surface of the seatbelt holder without lowering seatbelt insertability.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the present invention mounts a substrate portion on an indoor side wall surface of a vehicle body, and holds a seat belt by a holder portion provided integrally with the substrate portion and at a predetermined interval from the substrate portion. in the structure of the seat belt holder which is adapted to the distal end of the holder portion is protruded from the front end portion of the substrate portion, and a seat belt holder which is narrower than the width of the substrate portion of the holder portion of the vehicle body chamber It is mounted on the quarter trim as the inner wall surface so that the opening is directed toward the obliquely upper side in front of the vehicle body .
Further, the present invention is that the substrate portion is attached to the vehicle body of the indoor side wall, the holder portion is integrally formed with the substrate portion in the structure of the seat belt holder which is adapted to hold the seat belt, to the holder portion A protruding portion is formed at a tip portion of the opposing substrate portion so as to oppose the holder portion, and a concave portion is formed on a back surface side of the substrate portion .
Further, the present invention provides a seat in which a substrate portion is mounted on an indoor side wall surface of a vehicle body, and a seat belt is held by a holder portion provided integrally with the substrate portion and at a predetermined interval from the substrate portion. In the structure of the belt holder, the tip of the holder portion is made to protrude from the tip of the substrate portion , and the width of the holder portion is formed smaller than that of the substrate portion, and the tip portion of the substrate portion facing the holder portion. The seat belt holder having a projection formed opposite to the holder portion and having a recess formed on the back surface side of the substrate portion is directed obliquely upward and forward of the vehicle body to a quarter trim as an indoor side wall surface of the vehicle body. It has been installed so that the opening faces .
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0010]
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a retractable rear seat, and a seat back 2 is configured to be able to fall forward. Reference numeral 3 denotes a three-point seat belt adopted for the rear seat 1, and a belt 5 pulled out from a retractor (not shown) disposed inside the quarter panel 4 is suspended in a vehicle interior through a through ring 6.
[0011]
Reference numeral 7 denotes a seat belt holder mounted on a quarter trim 9 as an indoor side wall surface 8 of the vehicle body so as to hold an intermediate portion of the belt 5, and the opening of the seat belt holder 7 is directed obliquely upward toward the front of the vehicle body. Installed as
[0012]
As shown in FIGS. 2 to 5, the seat belt holder 7 has a substrate portion 7a mounted on a quarter trim 9, and a holder portion 7b is provided integrally with the substrate portion 7a while maintaining a constant interval. The tip portion 10 of the holder portion 7b is formed so as to protrude by a predetermined length L from the tip portion 11 of the substrate portion 7a.
Since the width of the holder portion 7b of the seat belt holder 7 is smaller than the width of the substrate portion 7a, the belt 5 of the seat belt 3 can be easily inserted into the seat belt holder 7, and the appearance of the seat belt holder 7 is good. Has the effect of
Two bosses 12 are formed on the back surface of the substrate portion 7a, and the seat belt holder 7 is fixed by welding the bosses 12 to the quarter trim 9 by high-frequency heating.
[0013]
Since the front end portion 10 of the holder portion 7b is longer than the substrate portion 7a by a predetermined length L in the seat belt holder 7, a gap (the width h of the seat belt 3 insertion portion) from the surface of the quarter trim 9 to the holder portion 7b can be secured. Therefore, the height H from the surface of the quarter trim 9 to the holder portion 7b is reduced, and the height H from the mounting surface of the seat belt holder 7 can be reduced without lowering the seat belt insertability.
On the other hand, a projection 13 is formed on the substrate portion 7a of the seat belt holder 7 on the surface facing the holder portion 7b so as to hold the belt 5 of the seat belt 3.
The back side of the substrate portion 7a of the seat belt holder 7 is formed in a concave shape 14, and the mating surface (the back surface of the substrate portion 7a) corresponds to the shape (curvature surface) of the mounting surface (quarter trim 9). To prevent gaps from occurring.
[0014]
According to the structure of the seat belt holder having the above configuration, the belt 5 is hooked on the seat belt holder 7 when the seat belt is not used. In this way, it is possible to prevent the belt 5 from being pinched when the seat back 2 is tilted or raised.
Since the seatbelt holder 7 is formed by projecting the front end portion 10 of the holder portion 7b beyond the front end portion 11 of the substrate portion 7a by a predetermined length L, a gap from the surface of the quarter trim 9 to the holder portion 7b is formed. We can take enough. Thus, the belt 5 of the seat belt 3 can be easily inserted into the holder portion 7b.
On the other hand, the width of the holder portion 7b of the seat belt holder 7 is smaller than the width of the substrate portion 7a, so that the belt 5 of the seat belt 3 can be easily inserted into the seat belt holder 7. There are effects such as good.
Further, a projection 13 is formed on the substrate portion 7a of the seat belt holder 7 on the surface facing the holder portion 7b, so that the belt 5 of the seat belt 3 can be held. Further, since the back surface side of the substrate portion 7a of the seat belt holder 7 is formed in the concave portion 14 , it can correspond to the shape (curvature surface) of the mating surface (quarter trim 9), thereby preventing a gap from being formed in the mating surface. can do.
[0015]
The seat belt holder 7 can also be provided with the position of the protrusion 13 on the lower surface side of the holder portion 7b as shown in FIGS. In the seat belt holder 7 ', the surface of the substrate portion 7a facing the holder portion 7b may be omitted, and the substrate portion 7a' may be directly attached to the surface of the quarter trim 9, as shown in FIG. .
[0016]
【The invention's effect】
As described above, according to the structure of the seat belt holder according to the present invention, the following effects can be obtained.
2. A seat according to claim 1, wherein a substrate portion is mounted on an indoor side wall surface of the vehicle body, and the seatbelt is held by a holder portion provided integrally with the substrate portion and at a predetermined interval from the substrate portion. in the structure of the belt holder, quotas the distal end of the holder portion is protruded from the front end portion of the substrate section, and the width of the holder portion of the seat belt holder which is narrower than the substrate portion as an indoor side wall surface of the body Since the trim is mounted on the trim so that the opening faces obliquely upward and forward, the height of the seat belt holder from the mounting surface can be reduced without lowering the seat belt insertability.
In claim 2, the substrate portion attached to the vehicle body interior side wall surface in the structure of the seat belt holder which is adapted to hold the seat belt by a holder portion provided integrally with the substrate portion, opposite to the holder portion A projection is formed at the end of the substrate portion facing the holder portion, and a recess is formed on the back surface side of the substrate portion, so that the seat belt holding portion can be prevented from being deformed and the seat belt can be prevented. Holding power can be increased. Further, since the concave portion is formed on the back surface side of the substrate portion, it is possible to prevent the generation of a gap on the mating surface. Furthermore, it can correspond to the shape of the mating surface.
4. The seat according to claim 3, wherein a substrate portion is mounted on an indoor side wall surface of the vehicle body, and the seat belt is held by a holder portion provided integrally with the substrate portion and at a predetermined interval from the substrate portion. In the structure of the belt holder, the tip of the holder portion is made to protrude from the tip of the substrate portion, and the width of the holder portion is formed smaller than that of the substrate portion, and the tip portion of the substrate portion facing the holder portion. The seat belt holder having a projection formed opposite to the holder portion and having a recess formed on the back surface side of the substrate portion is directed obliquely upward and forward of the vehicle body to a quarter trim as an indoor side wall surface of the vehicle body. Since the mounting is made so that the opening faces, the height from the mounting surface of the seatbelt holder can be lowered without lowering the seatbelt insertability, and It is possible to prevent the occurrence of a gap in the allowed surface. Further, it is possible to cope with the shape of the mating surface.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing attachment of a seat belt holder according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view showing the seat belt holder of FIG.
FIG. 3 is a plan view showing the seat belt holder of FIG. 1;
FIG. 4 is a sectional view taken along line AA of FIG. 3;
FIG. 5 is a sectional view taken along line BB of FIG. 3;
FIG. 6 is a sectional view of the same portion as FIG. 4 showing a seat belt holder according to another embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a sectional view of the same portion as FIG. 5 showing a seat belt holder according to another embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a conceptual diagram showing a seat belt holder according to another embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a perspective view showing the structure of a conventional seat belt holder.
FIG. 10 is a front view showing a conventional seat belt holder.
FIG. 11 is a conceptual diagram showing a movement range of a seat back.
FIG. 12 is a conceptual diagram showing a mounting surface of a conventional seat belt holder.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Foldable rear seat 2 Seat back 3 Three-point seat belt 4 Quarter panel 5 Belt 7, 7 'Seat belt holder 8 Indoor side wall surface 9 Quarter trim 13 Projection 14 Recessed 7a, 7a' Substrate part 7b Holder part

Claims

In a seat belt holder structure in which a substrate portion is mounted on an indoor side wall surface of a vehicle body, and a seat belt is held by a holder portion provided integrally with the substrate portion and at a predetermined interval from the substrate portion . The seatbelt holder formed by projecting the tip of the holder part from the tip of the substrate part and making the width of the holder part narrower than the substrate part is inclined obliquely in front of the vehicle body to the quarter trim as the interior side wall surface of the vehicle body. A seat belt holder structure characterized in that the opening is directed upward .

In a seat belt holder structure in which a substrate portion is mounted on an indoor side wall surface of a vehicle body and a seat belt is held by a holder portion provided integrally with the substrate portion, the substrate portion facing the holder portion may be provided. A structure of a seat belt holder, wherein a protrusion is formed at a front end portion so as to face the holder portion, and a concave portion is formed on a back surface side of the substrate portion .

In a seat belt holder structure in which a substrate portion is mounted on an indoor side wall surface of a vehicle body, and a seat belt is held by a holder portion provided integrally with the substrate portion and at a predetermined interval from the substrate portion . The tip of the holder portion projects from the tip of the substrate portion , and the width of the holder portion is formed narrower than the substrate portion, and the tip of the substrate portion facing the holder portion has the holder portion. The seat belt holder, which has a projection formed opposite to the front side and a recess formed on the back surface side of the substrate portion, faces the quarter trim as an interior side wall surface of the vehicle body so that the opening portion faces obliquely upward and forward of the vehicle body. The structure of the seatbelt holder, characterized in that it is mounted on a seatbelt.