JP3557628B2 - Recipient integrated refrigerant condenser - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、例えば冷媒循環量が変動可能な車両用空気調和装置に用いられる受液器一体型冷媒凝縮器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両用空気調和装置の冷凍サイクルの受液器と凝縮器とは別個独立して配置されている。そのため、部品点数の低減即ちコスト低減が困難であり、また受液器と凝縮器とで互いに取付スペースを占めるため、省スペースの要望に応えることができないという不具合があった。そこで、その不具合を解消する目的で、米国特許第4972683号公報に開示された技術や実開平2−103667号公報に開示された技術が提案されている。
【0003】
先ず、米国特許第4972683号公報に開示された技術は、冷媒凝縮器の片側ヘッダ内の気液分離室の断面積を大きくして冷媒の流速を落とすことにより気相冷媒の浮力を利用して気液分離させるものであった。次に、実開平2−103667号公報に開示された技術は、冷媒凝縮器の出口側ヘッダの内部を2部屋に区画する仕切り部材に2部屋を連通するための貫通路を設け、出口側ヘッダの片側の部屋を気液分離室として用いるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、米国特許第4972683号公報に開示された技術においては、凝縮用チューブの流路径が微細で、しかも数多く気液二相状態の冷媒を吹き出す。このために、凝縮用チューブから出る気泡状の気相冷媒が小さいので、浮力の効果が期待できず、容易に気相冷媒を気液分離室より下流へ送り出してしまう。したがって、冷媒凝縮器より下流側に接続された温度作動式膨張弁で流動音が発生する等の問題が発生してしまう。
【0005】
そこで、温度作動式膨張弁に気相冷媒が送り込まれないようにするために、凝縮部と過冷却部を上下に配した冷媒凝縮器も考えられるが、この冷媒凝縮器の場合でも気液分離室へ冷媒を導く凝縮用チューブのうちの最下部の凝縮用チューブと気液分離室から液相冷媒のみを送り出すための過冷却用チューブのうちの最上部の過冷却用チューブとの距離が接近する。よって、容易に気相冷媒を気液分離室より下流側の過冷却部へ送り出してしまう。このため、とくに冷媒圧縮機の高速運転時のように冷媒の流速が大きい場合には、気液分離室から過冷却部へ気相冷媒の流入が多くなり、過冷却部内での過冷却域が減少してしまい、所望の過冷却度が得られないという問題が発生してしまう。
【0006】
また、実開平2−103667号公報に開示された技術においては、気液分離室内への冷媒流入口が気液分離室の下部(但し気液分離室内からの冷媒流出口よりも上方)に設けられているので、気液分離室の冷媒流入口と冷媒流出口の距離が接近することになる。このため、気液分離室の下流側へ容易に気相冷媒を送り出してしまうため、前述の問題が発生する。
【0007】
気液分離室内への冷媒流入口が気液分離室の下部に設けられていると、気液分離室の冷媒流入口より上方には流入してきた冷媒の一部しか回り込まないので、急激な冷凍サイクルの負荷変動に対して応答性が悪く、一時的にガス不足状態や高圧(凝縮圧力)が上昇するという問題が生じてしまう。
【0008】
この発明は、気液分離室内での冷媒の気液分離性を維持でき、気液分離室より下流の過冷却部への気相冷媒の流出を防止して所望の過冷却度を得ることができ、且つ急激な冷凍サイクルの負荷変動に対して応答性を向上することが可能な受液器一体型冷媒凝縮器の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、内部を流れる冷媒を凝縮する凝縮部、およびこの凝縮部で凝縮された冷媒を過冷却する過冷却部を上下に配設したコアと、このコアの水平方向の一端側において上下方向に延ばされ、上側部に前記凝縮部の上流端が接続され、下側部に前記過冷却部の下流端が接続された第1ヘッダと、前記コアの水平方向の他端側において上下方向に延ばされ、上側部に前記凝縮部の下流端が接続され、下側部に前記過冷却部の上流端が接続された第2ヘッダと、この第2ヘッダの内部を、前記凝縮部の下流端のみに連通する上流側連通室、前記過冷却部の上流端のみに連通する下流側連通室、および流入した冷媒を気液分離する気液分離室の3室のみに3分割する仕切り部とを備えた受液器一体型冷媒凝縮器であって、前記仕切り部は、前記気液分離室の上端部で開口し、前記上流側連通室より前記気液分離室内へ冷媒を流入させる冷媒流入口、および前記気液分離室の下端部で開口し、前記気液分離室より前記下流側連通室内へ冷媒を流出させる冷媒流出口を有する技術手段を採用した。
請求項2に記載の発明は、過冷却部よりも下流に、冷媒の状態を観察するためのサイトグラスを接続しても良い。
請求項3に記載の発明は、前記第1ヘッダの内部を、前記凝縮部の上流端のみに連通する入口側連通室、および前記過冷却部の下流端のみに連通する出口側連通室に分割するセパレータを備え、前記第1ヘッダには、冷媒圧縮機より吐出された冷媒を前記入口側連通室内に流入させるための冷媒吸入口が設けられており、前記仕切り部は、前記凝縮部の下流端と前記過冷却部の上流端との境界の位置に第2セパレータを有し、前記凝縮部は、前記入口側連通室から前記上流側連通室へ冷媒を流す複数の凝縮用チューブを有し、前記過冷却部は、前記下流側連通室から前記出口側連通室へ冷媒を流す複数の過冷却用チューブを有することを特徴としている。
【0010】
【作用】
請求項1に記載の発明によれば、第1ヘッダより凝縮部に流入した冷媒は、凝縮部内部で凝縮される。そして、凝縮部より流出した気液二相状態の冷媒を第2ヘッダの上流側連通室内に一旦集め、その後に気液分離室の上端部で開口した冷媒流入口を介して気液分離室内へ全ての冷媒を導くようにしている。これにより、急激な冷凍サイクルの負荷変動に対して気液分離室内の冷媒の液面変化が追従するため、一時的なガス不足状態や高圧上昇を防げる。
請求項3に記載の発明によれば、凝縮部の下流端と過冷却部の上流端との境界の位置に設置した第2セパレータの存在により、また、気液分離室(受液部、受液器)の上端部で開口した冷媒流入口により、複数の凝縮用チューブの下流端から複数の過冷却用チューブの上流端までの流路長さが極めて長くなっている。これにより、冷媒流入口より受液部内へ流入した際に気液分離がし易くなり、受液部内において気相冷媒が上方に液相冷媒が下方に滞留するようになる。
【0011】
そして、気液分離室の冷媒流入口が気液分離室の上端部で開口し、冷媒流出口が気液分離室の下端部で開口し、冷媒流入口が上流側連通室を介して凝縮部の下流端に連通し、冷媒流出口が下流側連通室を介して過冷却部の上流端に連通しているので、凝縮部の下流端から過冷却部の上流端までの流路長さが極めて長くなり、気液分離室から過冷却部へ分離できていない気泡状の気相冷媒を送り出すことはない。
【0012】
そして、気液分離室の下流側に過冷却部が設けられているため、気液分離室での気液分離が完全でなくても、過冷却部にて気泡状の気相冷媒は消滅するので、気液分離室の容積、つまり気液分離室の断面積を小さくすることが可能となり、凝縮部と過冷却部の有効放熱面積が小さくならない。
【0013】
【実施例】
次に、この発明の受液器一体型冷媒凝縮器を自動車用空気調和装置に適用した実施例に基づいて説明する。
【0014】
〔第1実施例の構成〕
図1ないし図4はこの発明の第1実施例を示したもので、図1は自動車用空気調和装置の冷凍サイクルを示した図である。この自動車用空気調和装置の冷凍サイクル1は、冷媒圧縮機2、受液器一体型冷媒凝縮器3、サイトグラス4、膨張弁5および冷媒蒸発器6を、金属製パイプまたはゴム製パイプよりなる冷媒配管7によって順次接続されている。
【0015】
冷媒圧縮機2は、自動車のエンジンルーム(図示せず)内に設置されたエンジンEにベルト(図示せず)と電磁クラッチ(図示せず)を介して連結されている。この冷媒圧縮機2は、エンジンEの回転動力が伝達されると、冷媒蒸発器6より内部に吸入した気相冷媒を圧縮して、高温高圧の気相冷媒を受液器一体型冷媒凝縮器3へ吐出する。
【0016】
受液器一体型冷媒凝縮器3は、凝縮部8、受液部9および過冷却部10を一体的に設けている。凝縮部8は、冷媒圧縮機2の吐出側に接続され、冷媒圧縮機2より内部に流入した気相冷媒をクーリングファン(図示せず)等により送られてくる室外空気と熱交換させて冷媒を凝縮液化させる凝縮器として働く。
【0017】
受液部9は、凝縮部8より内部に流入した気液二相状態の冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに気液分離して、液相冷媒のみ過冷却部10に供給する受液器として働く。過冷却部10は、凝縮部8より下方に隣接して設けられ、受液部9より内部に流入した液相冷媒をクーリングファン等により送られてくる室外空気と熱交換させて液相冷媒を過冷却する過冷却器として働く。
【0018】
サイトグラス4は、受液器一体型冷媒凝縮器3の過冷却部10より下流側に接続され、冷凍サイクル1内を循環する冷媒の状態を観察するものである。このサイトグラス4は、自動車のエンジンルーム内において点検者が視認し易い場所、例えば受液器一体型冷媒凝縮器3に隣設した冷媒配管7の途中に単独で架装されている。
【0019】
そして、サイトグラス4は、図1に示したように、両端部が冷媒配管7に溶接や締結等の手段で接続される管状の金属ボディ11、およびこの金属ボディ11の上面に形成された覗き窓12に嵌め込まれた溶着ガラス13等より構成されている。一般に覗き窓12から気泡が見られるときは冷媒不足であり、気泡が見られないときは冷媒量が適正量である。
【0020】
膨張弁5は、冷媒蒸発器6の冷媒入口部側に接続され、サイトグラス4より流入した高温高圧の液相冷媒を断熱膨張して低温低圧の霧状冷媒にするもので、本例では冷媒蒸発器6の冷媒出口部の冷媒過熱度を所定値に維持するよう弁開度を自動調整する温度作動式膨張弁が用いられている。
【0021】
冷媒蒸発器6は、冷媒圧縮機2の吸入側と膨張弁5の下流側との間に接続され、膨張弁5より内部に流入した気液二相状態の冷媒をブロワ(図示せず)により吹き付けられる室外空気または室内空気と熱交換させて冷媒を蒸発気化させる熱交換器として働く。
【0022】
次に、この実施例の受液器一体型冷媒凝縮器3を図2ないし図4に基づいて詳細に説明する。この受液器一体型冷媒凝縮器3は、例えば高さが300mm〜400mm、幅が300mm〜600mmで、自動車のエンジンルーム内の走行風を受け易い場所に取付ブラケット(図示せず)を介して一体的に取り付けられている。そして、受液器一体型冷媒凝縮器3は、熱交換を行うコア14、このコア14の水平方向の一端側に配された第1ヘッダ15、およびコア14の水平方向の他端側に配された第2ヘッダ16等から構成され、炉中にて一体ろう付けして製造される。
【0023】
コア14は、凝縮部8および過冷却部10よりなり、上端部および下端部に受液器一体型冷媒凝縮器3を自動車に取り付けるための取付用ブラケットを固定するサイドプレート17、18がろう付け等の手段により接合されている。凝縮部8は、複数の凝縮用チューブ19およびコルゲートフィン20よりなり、これらはろう付け等の手段により接合されている。過冷却部10は、複数の過冷却用チューブ21およびコルゲートフィン22よりなり、これらはろう付け等の手段により接合されている。
【0024】
なお、サイドプレート17、18は、アルミニウムまたはアルミニウム合金でろう材でクラッド処理した金属プレートをプレス加工することによって形状が得られ、水平方向の両端部にそれぞれ第1ヘッダ15および第2ヘッダ16に差し込まれる挿入片171、172、181、182が形成されている。
【0025】
複数の凝縮用チューブ19および過冷却用チューブ21は耐腐食性、熱伝導性に優れたアルミニウムまたはアルミニウム合金等で押出し加工することによって断面形状が偏平な長円形状に形成され、内部に複数の冷媒流路を有している。また、コルゲートフィン20、21は、冷媒の放熱効率を向上させるための放熱フィンで、両側面をろう材でクラッド処理したアルミニウムまたはアルミニウム合金等の金属プレートをコルゲート状にプレス加工したものである。
【0026】
なお、複数の凝縮用チューブ19および複数の過冷却用チューブ21は水平方向に配されている。そして、複数の凝縮用チューブ19内を流れる冷媒は第1ヘッダ15から第2ヘッダ16へ流れ、複数の過冷却用チューブ21内を流れる冷媒は逆に第2ヘッダ16から第1ヘッダ15へ流れる。また、この実施例では、凝縮用チューブ19の本数を、過冷却用チューブ21の本数より多くしてあり、実験的経験によれば、過冷却用チューブ21の本数はコア14の全体の15%〜20%程度が好ましい。
【0027】
第1ヘッダ15は、断面形状が略U字状のヘッダプレート23および断面形状が半円弧状のタンクプレート24よりなり、上下方向に延びる円筒形状を呈する。この第1ヘッダ15は、それぞれ耐腐食性および熱伝導性に優れたアルミニウムまたはアルミニウム合金で両側面をろう材でクラッド処理した金属プレートをプレス加工することによって所定の形状を得ている。
【0028】
また、第1ヘッダ15の上側部は凝縮部8を構成する複数の凝縮用チューブ19の上流端が接続され、下側部は過冷却部10を構成する複数の過冷却用チューブ21の下流端が接続されている。そして、第1ヘッダ15の上下方向(板長さ方向)の上下端部の開口部には、キャップ25が嵌め込まれている。
【0029】
なお、キャップ25は、アルミニウムまたはアルミニウム合金でろう材でクラッド処理した金属プレートをプレス加工することによって形状が得られ、第1ヘッダ15の上下端部にろう付け等の手段により接合される略円環状の接合片251と、この接合片251より窪んでおり、上下端部の開口部を塞ぐ略円板状の閉塞部252とを有している。
【0030】
ヘッダプレート23には、プレス加工によって、長円形状の抜き穴26が多数形成され、上下端部に貫通穴27がそれぞれ形成されている。その多数の抜き穴26には、複数の凝縮用チューブ19の上流端および複数の過冷却用チューブ21の下流端が差し込まれた状態でろう付け等の手段により接合されている。また、2個の貫通穴27には、サイドプレート17、18の挿入片171、181が差し込まれた状態でろう付け等の手段により接合されている。
【0031】
タンクプレート24には、プレス加工によって、内部を上下に仕切るセパレータ28を固定する穴部29、入口配管30を固定する円形状の冷媒吸入口31および出口配管32を固定する円形状の冷媒吐出口33が形成されている。そのセパレータ28は、略円板形状に形成され、第1ヘッダ15の内部を、凝縮部8の上流端のみに連通する入口側連通室34と過冷却部10の下流端のみに連通する出口側連通室35とに分割するものである。
【0032】
入口配管30は、円管形状を呈し、冷媒圧縮機2より吐出された高温高圧の気相冷媒を入口側連通室34内に流入させるための配管で、ろう付け等の手段により冷媒吸入口31に接合されている。また、出口配管32は、円管形状を呈し、出口側連通室35内の液相冷媒をサイトグラス4へ送り出す配管で、ろう付け等の手段により冷媒吐出口33に接合されている。
【0033】
第2ヘッダ16は、図4にも示したように、断面形状が略U字状のヘッダプレート36および断面形状が略R形状の筒状体37よりなり、上下方向に延びる二重筒状を呈する。この第2ヘッダ16は、それぞれ耐腐食性および熱伝導性に優れたアルミニウムまたはアルミニウム合金である。
【0034】
また、第2ヘッダ16の上側部は凝縮部8を構成する複数の凝縮用チューブ19の下流端が接続され、下側部は過冷却部10を構成する複数の過冷却用チューブ21の上流端が接続されている。そして、第2ヘッダ16の上下方向(板長さ方向)の上下端部の開口部には、キャップ38が嵌め込まれている。
【0035】
なお、キャップ38は、第2ヘッダ16の上下端部にろう付け等の手段により接合される略円環状の接合片381と、この接合片381より窪んでおり、第2ヘッダ16の上下端部の内側の開口部を塞ぐ略円板状の閉塞部382と、第2ヘッダ16の上下端部の外側の開口部を塞ぐ偏平な楕円形状の閉塞部383とを有している。
【0036】
ヘッダプレート36には、両側面をろう材でクラッド処理した金属プレートをプレス加工することによって、長円形状の抜き穴39が多数形成され、上下端部に貫通穴40がそれぞれ形成されている。その多数の抜き穴39には、複数の凝縮用チューブ19の下流端および複数の過冷却用チューブ21の上流端が差し込まれた状態でろう付け等の手段により接合されている。また、2個の貫通穴40には、サイドプレート17、18の挿入片172、182が差し込まれた状態でろう付け等の手段により接合されている。
【0037】
筒状体37は、押出し加工にて所定の形状に形成され、内側部に第2ヘッダ16内を第1の部屋と第2の部屋とに分割する第1セパレータ41を有している。この第1セパレータ41には、プレス加工による追加工によって、第1の部屋の内部を上側の部屋と下側の部屋とに分割する第2セパレータ42を固定する穴部43、第1の部屋と第2の部屋とを連通する円形状の冷媒流入口44および円形状の冷媒流出口45が形成されている。
【0038】
第1セパレータ41および第2セパレータ42は、凝縮部8の下流端のみに連通する上流側連通室46と過冷却部10の上流端のみに連通する下流側連通室47と外側に形成される受液部9を構成する気液分離室48とに、第2ヘッダ16の内部を3分割するものである。
【0039】
なお、気液分離室48は、上流側連通室46より内部に流入した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して液相冷媒のみを下流側連通室47へ送り出す受液器として働く。そして、冷媒流入口44は上流側連通室46の上端部および気液分離室48の上端部で開口し、上流側連通室46内の冷媒を気液分離室48内に流入させる連通口である。また、冷媒流出口45は下流側連通室47の下端部および気液分離室48の下端部で開口し、気液分離室48内の冷媒を下流側連通室47内に流出させる連通口である。
【0040】
〔第1実施例の作用〕
次に、この実施例の自動車用空気調和装置の冷凍サイクル1の作用を図1および図2に基づいて簡単に説明する。自動車用空気調和装置の運転が開始されると、電磁クラッチが通電され、冷媒圧縮機がベルトと電磁クラッチを介してエンジンEによって回転駆動される。
【0041】
このため、冷媒圧縮機2内で圧縮されて吐出された高温高圧の気相冷媒は、入口配管30を通って第1ヘッダ15の入口側連通室34内に流入する。入口側連通室34内に流入した気相冷媒は、入口側連通室34内で凝縮部8を構成する複数の凝縮用チューブ19に分配される。
【0042】
そして、複数の凝縮用チューブ19に分配された気相冷媒は、これらの凝縮用チューブ19を通過する際にコルゲートフィン20を介して室外空気と熱交換して凝縮液化され、一部の気相冷媒を残してほとんど液相冷媒となる。このような気液二相状態の冷媒は、複数の凝縮用チューブ19より第2ヘッダ16の上側連通室46内に流入する。上側連通室46内に流入した気液二相状態の冷媒は、一旦集められて、多数の小さな径の気泡状の気相冷媒が集められて大きな径気泡状の気相冷媒となった後に、冷媒流入口44を通って受液部9(気液分離室48)内へ流入する。
【0043】
なお、受液部9(気液分離室48)では、その断面積をある程度大きく(例えば500mm2 )とることで受液部9内を流れる冷媒の速度を低減している。また、受液部9の冷媒流入口44が受液部9の上端部で開口し、冷媒流出口45が受液部9の下端部で開口しており、さらに冷媒流入口44が上流側連通室46を介して複数の凝縮用チューブ19の下流端に連通し、冷媒流出口45が下流側連通室47を介して複数の過冷却用チューブ21の上流端に連通している。このため、複数の凝縮用チューブ19のうちの最下部の凝縮用チューブ19の下流端から複数の過冷却用チューブ21のうちの最下部の過冷却用チューブ21の上流端までの流路長さが極めて長くなっている。
【0044】
したがって、受液部9内で気液二相状態の冷媒が効率良く気液分離するため、受液部9の上部に気相冷媒が、下部に液相冷媒が溜まることになる。よって、受液部9内において気液界面ができるだけの十分な冷媒が冷凍サイクル1内に充填されているならば、受液部9の下部にある冷媒流出口45からは過冷却度を持たない液相冷媒のみが下流側連通室47内に流入する。下流側連通室47内に流入した液相冷媒は、下流側連通室47内で過冷却部10を構成する複数の過冷却用チューブ21に分配される。
【0045】
そして、複数の過冷却用チューブ21に分配された液相冷媒は、これらの過冷却用チューブ21を通過する際にコルゲートフィン22を介して室外空気と熱交換して過冷却され、過冷却度を持つ液相冷媒となり、第1ヘッダ15の出口側連通室35内に流入する。
【0046】
出口側連通室35内に流入した液相冷媒は、出口配管32、サイトグラス4を通って膨張弁5内へ流入する。なお、膨張弁5内には気相冷媒を含まない単相の液相冷媒が供給されるため、膨張弁5内に流入する液相冷媒の冷媒循環量が低下することはなく、十分な量の霧状冷媒が冷媒蒸発器6内へ供給されるので、自動車用空気調和装置の冷凍能力の低下を防止することができる。
【0047】
〔第1実施例の効果〕
以上のように、自動車用空気調和装置の冷凍サイクル1は、複数の凝縮用チューブ19の下流端より流出した気液二相状態の冷媒を第2ヘッダ16の上流側連通室46内にて一旦集め、その後に受液部9の上端部で開口する冷媒流入口44より受液部9内へ全ての冷媒を導くようにしている。これにより、急激な冷凍サイクル1の負荷変動に対して受液部9内の冷媒の液面変化の応答性が向上するため、一時的なガス不足状態や高圧(凝縮圧力)の上昇を防止することができる。
【0048】
そして、凝縮部8の下流端と過冷却部10の上流端との境界の位置に設置した第2セパレータ42の存在により、また受液部9の上流端で開口した冷媒流入口44により、複数の凝縮用チューブ19の下流端から複数の過冷却用チューブ21の上流端までの流路長さが極めて長くなっている。これにより、冷媒流入口44より受液部9内へ流入した際に気液分離し易くなり、受液部9内において気相冷媒が上方に液相冷媒が下方に滞留するようになる。
【0049】
したがって、冷媒圧縮機2の高速運転時のように冷媒の流速が速い場合でも、受液部9から複数の過冷却用チューブ21、サイトグラス4および膨張弁5へ分離できていない気泡状の気相冷媒を流出させることがなくなり、過冷却部10内で過冷却域が減少することはなく、過冷却部10で所望の過冷却度を得ることができる。また、膨張弁5内へ気相冷媒が流入することはないので膨張弁5での流動音の発生を防止することができる。
【0050】
そして、受液部9の下流側に過冷却部10が設けられているため、受液部9での気液分離が完全でなくても、過冷却部10にて気泡状の気相冷媒は完全に消滅するので、受液部9の容積、つまり受液部9の断面積を小さくすることができ、コア14の凝縮部8と過冷却部10の有効放熱面積が縮小化することを防止することができる。
【0051】
また、この実施例では、受液器一体型冷媒凝縮器3を冷媒圧縮機2とサイトグラス4との間に接続しているので、部品点数の低減即ちコスト低減が図られるため、生産性を向上することができる。また、自動車のエンジンルーム内にコンパクトに収めることができるため、省スペースとなる。
【0052】
なお、この実施例では、サイトグラス4を過冷却部10より下流側に接続しているため、受液部9での気液分離性を確実にする必要はなく、受液部9の容積、つまり受液部9の断面積は冷凍サイクル1の負荷変動による冷媒変動量と冷媒漏れに対する余裕量の分だけ見込んでおけば良い。
【0053】
〔第1比較例〕
図5はこの発明の第1比較例を示したもので、受液器一体型冷媒凝縮器を示した図である。この比較例では、第1ヘッダ15および第2ヘッダ16内に、凝縮部8を構成する複数の凝縮用チューブ19と連通している部屋を第2セパレータ51、52により2分割して中間連通室53および上流側連通室54を追加し、凝縮部8内での冷媒の流し方をSターンとしている。
なお、凝縮部8内での冷媒の流し方はセパレータをさらに増やすことでターン数を増やしても良い。但し、凝縮部8内への冷媒吸入口31と受液部9内への冷媒流入口44とは相反する位置に設ける必要がある。
【0054】
〔変形例〕
この実施例では、本発明を自動車用空気調和装置に適用したが、本発明を鉄道車両、船舶や航空機等のように冷媒循環量が変動するあらゆる空気調和装置に適用しても良い。
この実施例では、第2ヘッダ16をヘッダプレート36と筒状体37で構成したが、第2ヘッダ16を押出し成形により一部品で構成しても良い。同様に、第1ヘッダ15も押出し成形により一部品で構成しても良い。
また、第2ヘッダ16を複数の筒状体を上下方向に張り合わせて構成しても良く、さらに第2ヘッダ16を1個の筒状体で形成して、その筒状体内に別途設けた第1セパレータ41を嵌め込んでも良い。
【0055】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明は、第2ヘッダの内部を、上流側連通室、下流側連通室および気液分離室の3室のみに3分割する仕切り部を備えた受液器一体型冷媒凝縮器において、気液分離室内での冷媒の気液分離性を向上させることができ、且つ気液分離室より下流の過冷却部へ気相冷媒が流出し難くなるため、過冷却部内で過冷却域の減少量を抑えることができるので、過冷却部で所望の過冷却度を得ることができ、さらに膨張弁での作動音の発生を防止することができる。また、気液分離室内へ全ての冷媒を導くことができるため、急激な冷凍サイクルの負荷変動に対して応答性を向上することができるので、ガス不足状態や高圧上昇を防止することができる。
また、上流側連通室より内部に流入した冷媒を気液分離して液相冷媒のみを下流側連通室へ送り出す気液分離室(受液器、受液部)の下流側に過冷却部を設けているため、受液部での気液分離が完全でなくても、過冷却部にて気泡状の気相冷媒は完全に消滅するので、受液部の容積、つまり受液部の断面積を小さくすることができ、コアの凝縮部と過冷却部の有効放熱面積が縮小化することを防止できる。
請求項2に記載の発明は、冷媒の状態を観察するためのサイトグラスを過冷却部よりも下流側に接続しているため、気液分離室(受液器、受液部)での気液分離性を確実にする必要はなく、受液部の容積、つまり受液部の断面積は冷凍サイクルの負荷変動による冷媒変動量と冷媒漏れに対する余裕量の分だけ見込んでおけば良い。また、受液器一体型冷媒凝縮器を冷媒圧縮機とサイトグラスとの間に接続しているので、部品点数の低減、コスト低減が図られるため、生産性を向上することができる。また、自動車のエンジンルーム内にコンパクトに収めることができるので、省スペースとなる。
また、冷媒圧縮機、受液器一体型冷媒凝縮器、サイトグラス、膨張弁および冷媒蒸発器を冷媒配管によって順次接続して自動車用空気調和装置の冷凍サイクルを構成した場合には、膨張弁内には気相冷媒を含まない単相の液相冷媒が供給されるため、膨張弁内に流入する液相冷媒の冷媒循環量が低下することなく、十分な量の霧状冷媒が冷媒蒸発器内へ供給されるので、自動車用空気調和装置の冷凍能力の低下を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、冷媒圧縮機の高速運転時のように冷媒の流速が速い場合でも、気液分離室(受液器、受液部)から複数の過冷却用チューブへ分離できていない気泡状の気相冷媒を流出させることがなくなり、過冷却部内で過冷却域が減少することはなく、過冷却部で所望の過冷却度を得ることができる。また、受液器一体型冷媒凝縮器よりも下流側に膨張弁を接続した場合には、膨張弁内へ気相冷媒が流入することはないので、膨張弁での流動音の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に用いた自動車用空気調和装置の冷凍サイクルを示した構成図である。
【図2】この発明の第1実施例に用いた受液器一体型冷媒凝縮器を示した断面図である。
【図3】図2の受液器一体型冷媒凝縮器の分解図である。
【図4】図2の第2ヘッダを示した断面図である。
【図5】この発明の第1比較例に用いた受液器一体型冷媒凝縮器を示した断面図である。
【符号の説明】
1 冷凍サイクル
3 受液器一体型冷媒凝縮器
4 サイトグラス
8 凝縮部
9 受液部
10 過冷却部
14 コア
15 第1ヘッダ
16 第2ヘッダ
19 凝縮用チューブ
21 過冷却用チューブ
31 冷媒吸入口
33 冷媒吐出口
41 第1セパレータ(仕切り部)
42 第2セパレータ(仕切り部)
44 冷媒流入口
45 冷媒流出口
46 上流側連通室
47 下流側連通室
48 気液分離室[0001]
[Industrial applications]
BACKGROUND OF THE
[0002]
[Prior art]
BACKGROUND ART Conventionally, a receiver and a condenser of a refrigeration cycle of an air conditioner for a vehicle have been separately and independently arranged. Therefore, it is difficult to reduce the number of parts, that is, to reduce the cost. Further, since the receiver and the condenser occupy an installation space for each other, there is a problem that it is not possible to meet a demand for space saving. Therefore, for the purpose of solving the problem, a technique disclosed in U.S. Pat. No. 4,972,683 and a technique disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 2-103667 have been proposed.
[0003]
First, the technology disclosed in U.S. Pat. No. 4,972,683 utilizes the buoyancy of a gas-phase refrigerant by increasing the cross-sectional area of a gas-liquid separation chamber in a header on one side of a refrigerant condenser to reduce the flow velocity of the refrigerant. Gas-liquid separation was performed. Next, the technology disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open Publication No. 2-103667 is to provide a through-passage for communicating the two chambers with a partition member that divides the interior of the outlet header of the refrigerant condenser into two chambers. Was used as a gas-liquid separation chamber.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the technique disclosed in U.S. Pat. No. 4,972,683, the flow path diameter of the condensing tube is fine, and many refrigerants in a gas-liquid two-phase state are blown out. For this reason, since the gaseous gaseous refrigerant flowing out of the condensing tube is small, the effect of buoyancy cannot be expected, and the gaseous refrigerant is easily sent downstream from the gas-liquid separation chamber. Therefore, a problem such as generation of a flow noise at the temperature-operated expansion valve connected downstream of the refrigerant condenser occurs.
[0005]
Therefore, in order to prevent the gas-phase refrigerant from being sent to the temperature-operated expansion valve, a refrigerant condenser in which a condensing part and a supercooling part are arranged vertically can be considered. The distance between the lowermost condensing tube of the condensing tubes that guide the refrigerant to the chamber and the uppermost subcooling tube of the subcooling tubes for sending only the liquid-phase refrigerant from the gas-liquid separation chamber is close I do. Therefore, the gas-phase refrigerant is easily sent out to the supercooling section on the downstream side of the gas-liquid separation chamber. For this reason, especially when the flow velocity of the refrigerant is high, such as during high-speed operation of the refrigerant compressor, the flow of the gas-phase refrigerant from the gas-liquid separation chamber to the subcooling unit increases, and the subcooling region in the subcooling unit This causes a problem that the desired degree of supercooling cannot be obtained.
[0006]
Further, in the technology disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 2-103667, the refrigerant inlet into the gas-liquid separation chamber is provided at a lower portion of the gas-liquid separation chamber (but above the refrigerant outlet from the gas-liquid separation chamber). Therefore, the distance between the refrigerant inlet and the refrigerant outlet of the gas-liquid separation chamber is reduced. Therefore, the above-described problem occurs because the gas-phase refrigerant is easily sent to the downstream side of the gas-liquid separation chamber.
[0007]
If the refrigerant inlet to the gas-liquid separation chamber is provided at the lower part of the gas-liquid separation chamber, only a part of the refrigerant that has flowed in from above the refrigerant inlet of the gas-liquid separation chamber will be circulated. Responsiveness to cycle load fluctuations is poor, and there is a problem that a gas shortage state and a high pressure (condensing pressure) temporarily increase.
[0008]
The present invention can maintain the gas-liquid separation property of the refrigerant in the gas-liquid separation chamber, and can prevent the gas-phase refrigerant from flowing out to the supercooling section downstream from the gas-liquid separation chamber to obtain a desired degree of subcooling. It is an object of the present invention to provide a receiver-integrated refrigerant condenser capable of improving the response to a sudden change in load of a refrigeration cycle.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
The invention described in
The invention according to
[0010]
[Action]
The invention according to claim 1According toThe refrigerant flowing from the first header into the condensing section is condensed inside the condensing section. AndThe gas-liquid two-phase refrigerant flowing out of the condenserSecondThe refrigerant is once collected in the communication chamber on the upstream side of the header, and then all the refrigerant is introduced into the gas-liquid separation chamber through the refrigerant inlet opening at the upper end of the gas-liquid separation chamber. Thus, a change in the liquid level of the refrigerant in the gas-liquid separation chamber follows a sudden change in the load of the refrigeration cycle, thereby preventing a gas shortage state or a high pressure rise.
According to the third aspect of the present invention, the presence of the second separator provided at the boundary between the downstream end of the condensing section and the upstream end of the supercooling section also allows the gas-liquid separation chamber (liquid receiving section, receiving section) to be provided. Due to the refrigerant inlet opening at the upper end of the liquid container, the flow path length from the downstream ends of the plurality of condensing tubes to the upstream ends of the plurality of subcooling tubes is extremely long. This facilitates gas-liquid separation when flowing into the liquid receiving part from the refrigerant inflow port, so that the gas-phase refrigerant stays upward and the liquid-phase refrigerant stays downward in the liquid receiving part.
[0011]
The refrigerant inlet of the gas-liquid separation chamber is opened at the upper end of the gas-liquid separation chamber, the refrigerant outlet is opened at the lower end of the gas-liquid separation chamber, and the refrigerant inlet is connected to the condenser through the upstream communication chamber. Since the refrigerant outlet communicates with the upstream end of the subcooling section through the downstream communication chamber, the flow path length from the downstream end of the condensation section to the upstream end of the subcooling section is small. It is extremely long, and the gaseous refrigerant in the form of bubbles that cannot be separated from the gas-liquid separation chamber to the supercooling section is not sent out.
[0012]
Since the supercooling section is provided on the downstream side of the gas-liquid separation chamber, even if the gas-liquid separation in the gas-liquid separation chamber is not complete, the gaseous refrigerant in a bubble state disappears in the supercooling section. Therefore, the volume of the gas-liquid separation chamber, that is, the cross-sectional area of the gas-liquid separation chamber can be reduced, and the effective heat radiation area of the condensing section and the supercooling section does not decrease.
[0013]
【Example】
Next, a description will be given based on an embodiment in which the liquid receiver-integrated refrigerant condenser of the present invention is applied to an air conditioner for a vehicle.
[0014]
[Configuration of First Embodiment]
1 to 4 show a first embodiment of the present invention, and FIG. 1 is a view showing a refrigeration cycle of an air conditioner for a vehicle. In the
[0015]
The
[0016]
The receiver-integrated
[0017]
The
[0018]
The sight glass 4 is connected to the downstream side of the supercooling
[0019]
As shown in FIG. 1, the sight glass 4 has a
[0020]
The expansion valve 5 is connected to the refrigerant inlet side of the
[0021]
The
[0022]
Next, the receiver-integrated
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
The plurality of condensing
[0026]
The plurality of condensing
[0027]
The
[0028]
The upper end of the
[0029]
The
[0030]
In the
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
As shown in FIG. 4, the
[0034]
The upper end of the
[0035]
The
[0036]
The
[0037]
The
[0038]
The
[0039]
The gas-
[0040]
[Operation of the first embodiment]
Next, the operation of the
[0041]
For this reason, the high-temperature and high-pressure gas-phase refrigerant compressed and discharged in the
[0042]
The gas-phase refrigerant distributed to the plurality of condensing
[0043]
In the liquid receiving section 9 (gas-liquid separation chamber 48), the cross-sectional area is somewhat large (for example, 500 mm).2), The speed of the refrigerant flowing in the
[0044]
Therefore, the refrigerant in the gas-liquid two-phase state is efficiently separated into gas and liquid in the
[0045]
The liquid-phase refrigerant distributed to the plurality of
[0046]
The liquid-phase refrigerant flowing into the outlet-
[0047]
[Effect of the first embodiment]
As described above, the
[0048]
The presence of the
[0049]
Therefore, even when the flow rate of the refrigerant is high, such as during high-speed operation of the
[0050]
Since the
[0051]
Further, in this embodiment, since the receiver-integrated
[0052]
In this embodiment, since the sight glass 4 is connected to the downstream side of the supercooling
[0053]
[No.1 comparisonExample)
FIG. 5 shows a second embodiment of the present invention.1 comparisonFIG. 2 is a view showing an example, and is a diagram showing a liquid receiver-integrated refrigerant condenser. thisComparisonIn the example, in the
The number of turns may be increased by further increasing the number of separators in the flow of the refrigerant in the
[0054]
(Modification)
In this embodiment, the present invention is applied to an air conditioner for a vehicle, but the present invention may be applied to any air conditioner in which the amount of circulating refrigerant varies, such as a railway vehicle, a ship, an aircraft, and the like.
In this embodiment, the
Further, the
[0055]
【The invention's effect】
Claim 1The invention ofIn a receiver-integrated refrigerant condenser including a partition portion that divides the inside of the second header into only three chambers of an upstream communication chamber, a downstream communication chamber, and a gas-liquid separation chamber,Since the gas-liquid separation of the refrigerant in the gas-liquid separation chamber can be improved, and the gas-phase refrigerant hardly flows to the supercooling section downstream of the gas-liquid separation chamber, the subcooling area is reduced in the subcooling section. Since the amount can be suppressed, a desired degree of subcooling can be obtained in the subcooling section, and furthermore, generation of operation noise in the expansion valve can be prevented.Butit can. In addition, since all the refrigerant can be introduced into the gas-liquid separation chamber, the responsiveness to a sudden change in the load of the refrigeration cycle can be improved, so that a gas shortage state and a high pressure rise can be prevented.
In addition, a subcooling unit is provided downstream of a gas-liquid separation chamber (liquid receiver, liquid receiver) that separates the refrigerant flowing into the inside from the upstream communication chamber into gas and liquid and sends only the liquid-phase refrigerant to the downstream communication chamber. Even if the gas-liquid separation at the liquid receiving part is not complete, the gaseous refrigerant in the form of bubbles will completely disappear at the supercooling part, so the volume of the liquid receiving part, that is, the disconnection of the liquid receiving part The area can be reduced, and the effective heat radiation area of the condensing part and the supercooling part of the core can be prevented from being reduced.
According to the second aspect of the present invention, since the sight glass for observing the state of the refrigerant is connected to the downstream side of the supercooling section, the gas in the gas-liquid separation chamber (liquid receiver, liquid receiving section) is connected. It is not necessary to ensure liquid separation properties, and the volume of the liquid receiving part, that is, the cross-sectional area of the liquid receiving part, may be taken into account by the amount of refrigerant fluctuation due to load fluctuation of the refrigeration cycle and the amount of margin for refrigerant leakage. Further, since the receiver-integrated refrigerant condenser is connected between the refrigerant compressor and the sight glass, the number of parts can be reduced and the cost can be reduced, so that productivity can be improved. In addition, since it can be compactly stored in the engine room of a car, space can be saved.
Further, when a refrigeration cycle of an automobile air conditioner is configured by sequentially connecting a refrigerant compressor, a receiver-integrated refrigerant condenser, a sight glass, an expansion valve, and a refrigerant evaporator by a refrigerant pipe, the inside of the expansion valve Is supplied with a single-phase liquid-phase refrigerant that does not contain a gas-phase refrigerant, so that a sufficient amount of atomized refrigerant is supplied to the refrigerant evaporator without reducing the refrigerant circulation amount of the liquid-phase refrigerant flowing into the expansion valve. Since it is supplied to the inside, it is possible to prevent a decrease in the refrigeration capacity of the vehicle air conditioner.
According to the third aspect of the present invention, even when the flow rate of the refrigerant is high, such as during high-speed operation of the refrigerant compressor, the refrigerant can be separated from the gas-liquid separation chamber (liquid receiver, liquid receiver) into a plurality of subcooling tubes. The uncooled bubble-shaped gas-phase refrigerant does not flow out, and the subcooling region does not decrease in the subcooling unit, and a desired degree of subcooling can be obtained in the subcooling unit. Further, when the expansion valve is connected to the downstream side of the receiver-integrated refrigerant condenser, the gas-phase refrigerant does not flow into the expansion valve, thereby preventing the generation of flow noise at the expansion valve. be able to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram showing a refrigeration cycle of an automotive air conditioner used in a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a receiver-integrated refrigerant condenser used in the first embodiment of the present invention.
3 is an exploded view of the receiver-integrated refrigerant condenser of FIG. 2;
FIG. 4 is a sectional view showing a second header of FIG. 2;
FIG. 5 of the present invention;1 comparisonIt is sectional drawing which showed the liquid receiver integrated type | mold refrigerant condenser used for the example.
[Explanation of symbols]
1 Refrigeration cycle
3 Receptor-integrated refrigerant condenser
4 Sight glass
8 Condenser
9 Liquid receiving part
10 Supercooling section
14 core
15 First header
16 Second header
19 Condensing tube
21 Subcooling tube
31 Refrigerant inlet
33 Refrigerant outlet
41 1st separator (partition part)
42 Second separator (partition part)
44 Refrigerant inlet
45 Refrigerant outlet
46 Upstream communication room
47 Downstream communication room
48 gas-liquid separation chamber
Claims (3)
(b)このコアの水平方向の一端側において上下方向に延ばされ、上側部に前記凝縮部の上流端が接続され、下側部に前記過冷却部の下流端が接続された第1ヘッダと、
(c)前記コアの水平方向の他端側において上下方向に延ばされ、上側部に前記凝縮部の下流端が接続され、下側部に前記過冷却部の上流端が接続された第2ヘッダと、
(d)この第2ヘッダの内部を、前記凝縮部の下流端のみに連通する上流側連通室、前記過冷却部の上流端のみに連通する下流側連通室、および流入した冷媒を気液分離する気液分離室の3室のみに3分割する仕切り部と
を備えた受液器一体型冷媒凝縮器であって、
前記仕切り部は、前記気液分離室の上端部で開口し、前記上流側連通室より前記気液分離室内へ冷媒を流入させる冷媒流入口、および前記気液分離室の下端部で開口し、前記気液分離室より前記下流側連通室内へ冷媒を流出させる冷媒流出口を有することを特徴とする受液器一体型冷媒凝縮器。(A) a condensing part for condensing the refrigerant flowing inside, and a core having a vertically arranged supercooling part for supercooling the refrigerant condensed in the condensing part,
(B) a first header extending vertically in one end of the core in the horizontal direction, an upper end connected to an upstream end of the condensing part, and a lower part connected to a downstream end of the supercooling part; When,
(C) a second end in which the core extends vertically at the other end in the horizontal direction , the upper end is connected to the downstream end of the condensing unit, and the lower end is connected to the upstream end of the supercooling unit . Header and
(D) the gas-liquid inside the second header, before Symbol upstream side communicating chamber communicating with only the downstream end of the condensing portion, the downstream communication chamber which communicates only the upstream end of the supercooling part, and the refrigerant flowing into A liquid receiver-integrated refrigerant condenser comprising: a partition part that divides into three chambers of only a gas-liquid separation chamber to be separated;
Before Symbol partition portion is open at the upper end of the gas-liquid separation chamber, open at the lower end of the coolant inlet port from the upstream side communicating chamber flowing the refrigerant into the gas-liquid separation chamber, and the gas-liquid separation chamber And a refrigerant outlet integrated with a receiver, which has a refrigerant outlet for allowing the refrigerant to flow from the gas-liquid separation chamber to the downstream communication chamber.
前記過冷却部よりも下流に、冷媒の状態を観察するためのサイトグラスを接続したことを特徴とする受液器一体型冷媒凝縮器。The liquid receiver-integrated refrigerant condenser according to claim 1,
A refrigerant condenser integrated with a liquid receiver, wherein a sight glass for observing the state of the refrigerant is connected downstream of the supercooling section.
前記第1ヘッダの内部を、前記凝縮部の上流端のみに連通する入口側連通室、および前記過冷却部の下流端のみに連通する出口側連通室に分割するセパレータを備え、A separator that divides the inside of the first header into an inlet communication chamber that communicates only with the upstream end of the condensing section and an outlet communication chamber that communicates only with the downstream end of the supercooling section,
前記第1ヘッダには、冷媒圧縮機より吐出された冷媒を前記入口側連通室内に流入させるための冷媒吸入口が設けられており、The first header is provided with a refrigerant suction port for allowing the refrigerant discharged from the refrigerant compressor to flow into the inlet-side communication chamber,
前記仕切り部は、前記凝縮部の下流端と前記過冷却部の上流端との境界の位置に第2セパレータを有し、The partition section has a second separator at a boundary between a downstream end of the condensation section and an upstream end of the supercooling section,
前記凝縮部は、前記入口側連通室から前記上流側連通室へ冷媒を流す複数の凝縮用チューブを有し、The condensing section has a plurality of condensing tubes for flowing a refrigerant from the inlet communication chamber to the upstream communication chamber,
前記過冷却部は、前記下流側連通室から前記出口側連通室へ冷媒を流す複数の過冷却用チューブを有することを特徴とする受液器一体型冷媒凝縮器。The subcooling unit includes a plurality of subcooling tubes for flowing a refrigerant from the downstream communication chamber to the outlet communication chamber.
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