JP3556118B2 - オイルストレーナの取付構造 - Google Patents

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    • F16H61/0009Hydraulic control units for transmission control, e.g. assembly of valve plates or valve units

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  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はオイルストレーナの取付構造、特に樹脂製オイルストレーナの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動変速機などにおいて、ケーシングの底部にバルブボデーを固定するとともに、バルブボデーの下面側にオイルストレーナをそのオイル吐出口をバルブボデーのオイル吸込口へ嵌合させて取り付け、さらにケーシングにバルブボデーおよびオイルストレーナの下面側を覆うオイルパンを固定したものが知られている(例えば特開平10−231921号公報の図4参照)。
【0003】
上記オイルストレーナは金属板で構成され、その周縁部がバルブボデーにボルトで締結されている。しかし、金属製のオイルストレーナは重量増加を招き、コスト高となるので、近年、樹脂製のオイルストレーナが用いられるようになってきた。樹脂製オイルストレーナの場合、金属製オイルストレーナに比べて軽量化できるとともに、任意の形状に一体成形できるので、コスト低減が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、樹脂製オイルストレーナを金属製オイルストレーナと同様にバルブボデーにボルトで締結しようとすると、オイルストレーナのボルト締結部が割れ易いので、金属ブッシュが必要となり、かえってコスト増加を招く欠点があった。
【0005】
そこで、ボルトを用いずに取付可能なオイルストレーナの取付構造が、例えば実開昭62−39059号公報に開示されている。この取付構造は、ケーシングまたはバルブボデーにオイルストレーナの位置決め用係合部と係合する係止部を設けるとともに、オイルストレーナとオイルパンとの間に弾性部材を介装して、オイルストレーナをケーシングまたはバルブボデーに押圧固定したものである。
この場合には、ボルト締めが不要となるので、組付が簡単になる利点はあるが、弾性部材という別部材を必要とするので、部品点数が増え、コスト高になる可能性があった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、ボルトや弾性部材などを使用せずに、樹脂製オイルストレーナをバルブボデーに対して簡単かつ確実に取り付けることができるオイルストレーナの取付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ケーシングの底部にバルブボデーを固定するとともに、バルブボデーの下面側にオイルストレーナをそのオイル吐出口をバルブボデーのオイル吸込口へ嵌合させて取り付け、さらにケーシングにバルブボデーおよびオイルストレーナの下面側を覆うオイルパンを固定したものにおいて、上記バルブボデーの下面に、バルブボデーの下面に開口する油路をシールし、かつ周縁部がバルブボデーからはみ出たシール板を固定し、上記オイルストレーナを樹脂で成形し、その上面に上記バルブボデーからはみ出たシール板の周縁部に係合する複数本の取付爪を一体に突設し、上記取付爪をシール板の周縁部に係合させてオイルストレーナをシール板に対向させて取り付けるとともに、上記オイルストレーナの下面に、オイルパンの上面に当接可能で、上記オイル吐出口とオイル吸込口との嵌合外れを防止する突起を一体に突設したことを特徴とするオイルストレーナの取付構造を提供する。
【0008】
本発明では、バルブボデーの下面に固定されたシール板の周縁部に樹脂製オイルストレーナから突設した取付爪を係合させることによって、オイルストレーナを取り付けてある。したがって、従来のようなボルト締めが不要となり、金属ブッシュや弾性部材といった別部材が不要となる。また万一、取付爪が破損すると、オイルストレーナがバルブボデーから脱落し、オイルパンに溜められた油がオイルストレーナを介してバルブボデーへ流れなくなる。そこで、オイルストレーナの下面に突起を突設し、この突起をオイルパンの上面に当てることで、オイルストレーナのオイル吐出口とバルブボデーのオイル吸込口との嵌合外れを防止している。
【0009】
取付爪を係合させるバルブボデーの部位としては、バルブボデー自体に段部などを形成することが可能であるが、本発明では、バルブボデーの下面に油路シール板を取り付け、このシール板の縁部に取付爪を係止させてある。油路シール板を用いれば、バルブボデーに取付爪と係合する部分を別途形成する必要がないので、コスト増加を招かない。
【0010】
なお、突起はオイルパンの上面に常時当接している必要はなく、取付爪の破損や外れが発生した時のみ、突起がオイルパンの上面に当接するようにしてもよい。この場合、突起とオイルパンの上面との隙間は、オイルストレーナのオイル吐出口とバルブボデーのオイル吸込口との嵌合が外れない程度の隙間とする必要がある。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1,図2は本発明を自動変速機に適用した一例を示す。
1は変速機のケーシングであり、ケーシング1の底部には上下2つの部材2a,2bで構成されたバルブボデー2が固定されている。バルブボデー2の内部には複数本のバルブ3が配置されている。下側のバルブボデー2bの下面には金属板よりなる油路シール板4がボルト5によって固定されており、バルブボデー2bの下面に開口する油路をシールしている。バルブボデー2bの下面側には、樹脂製のオイルストレーナ6が筒状のオイル吐出口6cをバルブボデー2bのオイル吸込口2b へ嵌合させて取り付けられている。なお、バルブボデー2bのオイル吸込口2b は、オイルポンプ7の吸込側へ接続されている。そして、オイルポンプ7の吐出油は導入通路8を介してバルブボデー2aへ戻される。
【0012】
オイルストレーナ6は上側部材6aと下側部材6bとの周縁部を接合することで濾過室6dを構成している。オイルストレーナ6の上面の車両前方側と後方側と側方側との3箇所には、図2に示すように内向きの取付爪6f 〜6f が一体に突設されており、これら取付爪6f 〜6f を油路シール板4の周縁部4a,4b,4cに係合させることで、オイルストレーナ6は安定に取り付けられている。なお、オイルストレーナ6の上面には、油路シール板4の締結用ボルト5の頭部が嵌合する複数の凹部6hが形成されている。オイルストレーナ6の下面には、下方へ開口した広口のオイル吸込口6eと、3個の突起6g 〜6g とが形成されている。これら3個の突起6g 〜6g も車両前方側と後方側と側方側とに3角形状に配置されている。
【0013】
ケーシング1の下面には、バルブボデー2a,2bおよびオイルストレーナ6の下面側を覆うオイルパン9がボルト10によって締結されている。そして、オイルストレーナ6の突起6g 〜6g はオイルパン9の上面に当接または近接しており、オイル吸込口2b とオイル吐出口6cとの嵌合外れを防止している。なお、突起6g 〜6g はオイルストレーナ6とオイルパン9との間に一定の隙間を開けるスペーサとしての機能を有するので、この隙間を介してオイルパン9に溜まった油をオイルストレーナ6の吸込口6eへ円滑に導くことができる。
【0014】
この実施例のオイルストレーナ6は、その前部が平坦で、後部が上方へ傾斜している。この後部傾斜部はオイルパン9の後方側が上方に向かって傾斜しているのに対応している。そして、オイルストレーナ6のオイル吐出口6cとオイル吸込口6eは中央部、つまり前部平坦部と後部傾斜部との境界部付近に形成されている。
【0015】
上記のように取り付けられたオイルストレーナ6において、取付爪6f 〜6f が油路シール板4の周縁部4a,4b,4cに弾性的に係合するので、従来のようなボルト締結作業を解消でき、取付作業が簡単となる。万一、使用中に何れかの取付爪6f 〜6f が破損したり、油路シール板4との係合が外れても、オイルストレーナ6の下面に突設した突起6g 〜6g がオイルパン9の上面に当接または近接しているので、オイルストレーナ6のオイル吐出口6cがバルブボデー2bのオイル吸込口2b から外れるのを防止できる。したがって、オイルパン9に溜まった油を吸い込んで濾過し、オイルポンプ7へと送り込むオイルストレーナ6としての機能に支障が出ることがない。
【0016】
取付爪6f 〜6f の本数や形状は実施例に限定されるものではない。例えば、取付爪を幅広に形成すれば、2本でも足りる。また、4本以上の取付爪を設けてもよい。突起6g 〜6g の本数も3本に限らず、2本または4本以上としてもよく、連続したリブ状に形成してもよい。いずれにしてもオイルパン9に対して安定して着座し得る配置にすればよい。なお、連続リブの場合、オイルパン9に溜まった油がオイル吸込口6eへ流れ込むのを阻害しないように形成する必要がある。
また、取付爪6f 〜6f が係合するバルブボデー2の部分は、油路シール板4の縁部に限るものではなく、バルブボデー2の如何なる部分に係合させてもよい。
【0017】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項1に記載の発明によれば、バルブボデーの下面に固定したシール板の周縁部に樹脂製オイルストレーナの取付爪を係合させることによって、オイルストレーナを取り付けたので、従来のようなボルト締めが不要となり、金属ブッシュや弾性部材のような別部品も不要となる。したがって、組付作業の簡易化、重量軽減、およびコスト低減を実現できる。
【0018】
万一、取付爪が破損しても、オイルストレーナの下面に突設した突起がオイルパンの上面に当たって、オイルストレーナのオイル吐出口とバルブボデーのオイル吸込口との嵌合外れを防止するので、オイルストレーナとしての機能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動変速機の底部の断面図である。
【図2】図1に示された油路シール板とオイルストレーナとの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 バルブボデー
2b オイル吸込口
4 油路シール板
6 オイルストレーナ
6c オイル吐出口
6f 〜6f 取付爪
6g 〜6g 突起
9 オイルパン

Claims (1)

  1. ケーシングの底部にバルブボデーを固定するとともに、バルブボデーの下面側にオイルストレーナをそのオイル吐出口をバルブボデーのオイル吸込口へ嵌合させて取り付け、さらにケーシングにバルブボデーおよびオイルストレーナの下面側を覆うオイルパンを固定したものにおいて、
    上記バルブボデーの下面に、バルブボデーの下面に開口する油路をシールし、かつ周縁部がバルブボデーからはみ出たシール板を固定し、
    上記オイルストレーナを樹脂で成形し、その上面に上記バルブボデーからはみ出たシール板の周縁部に係合する複数本の取付爪を一体に突設し、
    上記取付爪をシール板の周縁部に係合させてオイルストレーナをシール板に対向させて取り付けるとともに、
    上記オイルストレーナの下面に、オイルパンの上面に当接可能で、上記オイル吐出口とオイル吸込口との嵌合外れを防止する突起を一体に突設したことを特徴とするオイルストレーナの取付構造。
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