JP3549934B2 - 利用者セルと動作および保守セルの両方を含むセル流の成形方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、第1および第2のタイプのセルを有し、セル流の隣接したセルが成形遅延内に受信された場合、成形遅延に対してそれらを互いに遅延するステップを含んでいるセル流を成形する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような方法は、既に文献(Study Item 19 on the ITU−TS Living List
“Aggregate or separate shaping of user cells and (operation and maintenance or) OAM Cells”)に記載されている。この文献に記載されている第1のオプションは、上記に定められているような集合成形、すなわち隣接したセルがそれらのタイプにかかわらず互いに遅延される成形を行う。この既知の方法において、成形遅延は、第1のタイプのセルすなわち利用者セルおよび第2のタイプすなわちOAMセルに対して呼び設定時に協議されたピークセル速度の和の逆数の関数である。
【0003】
例えば上記の文献に既に記載されているように、この既知の集合成形方法は、これらのセルを処理する受信ターミナルによって受信されたときにギャップすなわち上記の協議されたピークセル速度に対応した到達時間の間の時間を越えた相互遅延を利用者セルの流れの中で生じさせる欠点がある。これらのギャップは、この受信ターミナルによって経験されたセル遅延変化を増加させ、それはセル遅延変化すなわちCDVの増加がサービス品質すなわちQoSを低下させるため、特に低いビット速度のセル流では許容できない。
【0004】
したがって、上記の文献から明らかなように、集合成形を使用しない多数の別のオプションが現在検討されている。これらのオプションの最も有望なものは第4のものであり、それでは利用者セルすなわち第1のセルが利用者セルのピークセル速度の逆数に等しい成形遅延にしたがって成形され、OAMすなわち第2のセルは成形される必要がなく、成形方法をバイパスすることを利用者が示すものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
後者の方法は良好なQoSを提供するが、それはまた多数の欠点を表わしており、そのうちのいくつかが論文(France Telecom Contribution TD 5.1.to ETSI/NA5,1993年 5月10乃至14日)の特に3.1 節に記載されている。これらの欠点の1つは、特定のセル流のOAMセルが成形をバイパスするか否かを利用者が通報することを可能にするために余分な信号伝送が要求されることである。さらに、セル流の間でこのような区別を行うことは、非同期転送モードすなわちATMの基本原理、すなわちATM層の内側において全てのセル流が等しく処理されなければならないという原理に反するものである。
【0006】
さらに、OAMセルが成形をバイパスする各セル流に対して、セルのクランピングは最小化されることができず、特に同じセル流の利用者セルおよびOAMセルから構成されたセルがクランプすることが避けられない。これは、このバイパス処理が選択的にのみ行われる理由でもある。最後に、OAMセルが成形をバイパスすることを許された場合、セルシーケンスの完全性を保証することができない。
【0007】
現在好ましい成形方法の上記の欠点を考慮して、本発明は上記に述べられた集合成形方法に戻ることを提案している。したがって、本発明の目的は、上記の最初に述べられたタイプであるが、利用者セル間にギャップが生ぜず、一方セルシーケンスの完全性、並びにOAMセル間およびOAMセルと利用者セルとの間のクランピングを最小にすることのできる成形方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的は、隣接したセルが共に前記第1のタイプである場合、前記第1のセルの予め定められたピークセル速度の逆数の関数であり、そうでなければ前記逆数の分数の関数である前記成形遅延を導出するステップを含んでいることを特徴とするセル流の成形方法によって達成される。
【0009】
本発明は、上述の分数の適切な選択により上記の方法でセルを成形することが結果的に利用者セルに対して協議されたピークセル速度の逆数、したがって最適QoSに等しいこれらの利用者セルの間に相互遅延を生じさせ、一方においてOAMセルは依然として利用者セルに関して成形される。このことは利用者セル間にギャップを導入せずにセルシーケンスの完全性を実現するだけでなく、分数を適切に選択することにより集中および個々の分流に対する最小セルクランピングが達成されることを確実に可能にする。
【0010】
上記の説明において、“…の関数で”とは、成形遅延がその逆数または分数と異なる程度を示す許容誤差値を成形方法が考慮することを可能にするために使用されているものである。このような許容誤差値は、例えばそれが技術的に良く知られている仮想スケジューリングアルゴリズムすなわちVSAを使用したときに成形方法に含まれ、それにおいてこの許容誤差値は許容されたセル遅延変化すなわちCDVと呼び、符号γで示す。しかしながら、このような許容誤差値の使用は成形方法を実行するのに厳密には不要であり、この場合、成形遅延はその上述の逆数または分数に完全に等しい。後の場合、成形は一般に“スペーシング(spacing) ”と呼ぶ。
【0011】
隣接したセルが成形遅延より小さい遅延で受信されることは、上記から明らかに理解されることに留意すべきである。明らかに、これがそれに該当しないならば、成形方法は実際にこれらのセルを相互に遅延せず、その受信時にセルの第2のものを直ぐに転送する。許容誤差値に関する上記の説明を参照すると、セルを遅延しない上記決定に対する適切な成形遅延は、この許容誤差値を考慮せずに最大成形遅延に常に等しいことに留意べきである。
【0012】
本発明の特徴は、成形遅延は、前記隣接したセルの第2のものが前記第2のタイプである場合に前記逆数の第1の予め定められた分数の関数として導出され、前記隣接したセルの第1のものが前記第2のタイプであり、一方前記隣接したセルの第2のものが前記第1のタイプである場合に前記逆数の第2の可変的な分数の関数として導出され、前記第2の可変的な分数は、前記後の値が正である場合に前記第1の分数により乗算された前記後のセルの前に受信された連続した第2のセルの個数を前記逆数から減算することによって計算された値に等しいことである。
【0013】
上記の第1および第2の分数の選択において、連続した利用者セルは、最適なQoSを提供するため必要に応じて上記のそれらのピークセル速度の逆数に対して常に相互に遅延されることが明らかに認められる。しかしながら計算された値が正であり、したがって上記の遅延を達成するために、利用者セル間において受信されたOAMセルの個数は上限を有していなければならない。
このことから、前記第1の予め定められた分数は、整数値で除算された前記逆数に等しく、前記整数値は、連続した第2のセルの個数の理論的上限プラス1に等しい本発明の重要な特徴が生じる。
利用者および本発明の方法が使用されるネットワークの両者がOAMセルを生成する機構に依存するこのような上限の存在において、上記の特徴は通常上述されたように常に計算される第2の分数を生成することが確認される。さらに、この特徴、並びに上記の上限および2つの連続した利用者セル間の相互遅延に対する制限の両方に留意することにより、OAMセル間および利用者セルとOAMセルとの間のセルクランピングは最小にされる。
【0014】
本発明のさらに別の特徴は、前記整数値は、前記理論的上限に応じてプログラムされていることである。
そのようにすることによって、本発明の成形方法は上記の上限が予め知られていないネットワークにおいて使用されることが可能であり、それにおいてOAMセルを生成する異なる機構のいずれかが使用されるか、或はこの機構はその時点では特定されていない。
【0015】
【実施例】
以下の実施例の説明および添付図面を参照することによって、本発明の上記およびその他の目的および特徴が明らかになり、本発明自体が最も良く理解されるであろう。
図1にそのフロー図が示された成形方法は、図2のaのセル流CS1 に適用され、このセル流CS1 は典型的に先行するポリース段の出力流であり、U1 乃至U7 のような第1のタイプのセルすなわち利用者セルと、O1 乃至O6 のような第2のタイプすなわち動作および保守すなわちOAMセルを含む。成形方法において、セル流CS1 のセルU1 乃至U7 、およびO1 乃至O6 の到達時間の間の時間は、図2のbに示されているような結果的なセル流CS2 を得るように調節されることが必要である。
【0016】
この調節は、セル流CS1 に対する異なるトラフィックパターンが上述のポリース段の動作の結果得られるため、またネットワークに対する最大の負荷により良好な品質のサービスすなわちQoSを実現するようにこのようなトラフィックパターンの特定の範囲だけを許容することが一般に望ましいために必要とされる。したがって、セル流CS2 は結果的にリソースがネットワークにおいてさらに最適に使用されるより規則的なトラフィックパターンを特徴としていることが認識される。
【0017】
2つの異なるタイプ、すなわちセル到達時間の間の時間が一定であるように制御されるスペーシング方法として知られている第1のタイプ、および例えば良く知られている仮想スケジューリングアルゴリズムVSAによる例に対する、理論上のセル到達時間の間の時間に関するいくつかの遅延変化が許容される成形方法として知られている第2のタイプの成形方法が存在している。簡略にするために、スペーシング方法だけを詳細に説明する。第2のタイプの成形方法は、理論的な到達時間の間の時間を以下で考慮する一定の到達時間の間の時間と考えることにより、当業者がこのような方法に本発明の原理を容易に適用することができるため例示しない。
【0018】
さらに、例えば文献(P.Boyer 氏他によるISS 1992,1992年10月,Vol.2 ,paper A9.3,316 乃至320 頁)に記載されているように、通常複数のこのような成形方法は並列に動作し、その後それらの結果的なセル流CS2 が出力バッファ
(示されていない)を介して同じリンクで多重化されることに注意すべきである。ここでは後の内容を詳細に説明せず、以下考慮される伝送時間は、セルが上述の出力バッファにおいて待ち行列にされている時間に対応すると考えられる。
【0019】
図1に示された成形方法は、成形方法の第1のステップ10で受信された各セルU1 乃至U7 、およびO1 乃至O6 に対して順次連続的に実行され、それによってこのセルの到達時間tがそのように受信されたセルに対して成形方法で使用される。簡略にするために、以下においてこの時間tは、セル流CS1 の第1のセルU1 が受信された時間においてゼロであると考える。さらにこの方法を良く理解するために、それによって使用される2つのパラメータTUおよびXの説明が必要なことに留意しなければならない。パラメータTUは、呼び設定時に協議される2つの利用者セルのピークセル速度から計算されるこれらの利用者セル間の一定の到達時間の間の時間である。次に、(X−1)は2つの連続した利用者セル間に割込む利用者セルおよびネットワークで発生されたOAMセルの両者の個数の上限に等しい。これらのOAMセルが発生される機構に応じて、すなわちこれらのセルに対して許容されたバースト長に応じて、パラメータXは 1から64まで変化する。
【0020】
セル流CS1 の受信後、すなわちステップ10の後に受信されたセルがセル流CS1 の第1のセルであるか否かがステップ11でチェックされる。これが肯定的なYで答えられた場合、前の利用者セルの受信からの累算された遅延である変数Δおよび現在処理されているセルに対する理論上の発信時間であるTDTがゼロで初期化される。それがセル流CS1 の第1のセルではないノーNの場合、このセルの別のチェックがステップ13で実行される。
【0021】
このチェックは、セルのタイプすなわちそれが利用者セルであるかまたはOAMセルであるかを決定するものである。それが利用者セルである場合、すなわち図1のUSERの場合、ステップ14で別のチェックが実行される。このチェックにおいて、ΔがTUより小さいか否かが決定され、これが肯定的なYで答えられた場合、TDTが前のTDTの値プラスTUマイナスΔに等しくされるステップ15が実行される。別の否定的な場合Nにおいて、この方法はステップ15の後に実行され、Δの値がゼロにリセットされるリセットステップ16にジャンプする。
【0022】
ステップ13において現在のセルがOAMセルであると認められた場合、すなわち図1のOAMの場合、上記で考慮されたステップ12および16の後にステップ17が実行される。このステップ17において、累算された遅延はこの遅延ΔプラスTU/Xの前の値に等しくそれを設定することによって更新される。ステップ17において、この遅延Δを累算した後、次のステップ18において現在のセルが現在のTDTの値によって示された時間の前に受信されたか否かがチェックされ、これはtがTDTより小さいか否かをチェックすることによって行われる。セルがそのように受信されていない否定Nの場合、現在のセルが受信された時間tにTU/Xを加算することによって新しいTDT値が成形方法によりステップ19で処理されるべき次のセルに関して計算される。このステップ19の後、セルはステップ22を実行することによって伝送される。
【0023】
そうではなくセルが受信されていたケースYの場合、この方法はステップ18でステップ20にジャンプし、現在のTDTの値によって示された時間に達するまで待機する待機処理が実行される。この待機処理の後、ステップ21において前のTDT値にTU/Xを加算することによってこの方法により処理されるべき次のセルを適切に伝送するように新しいTDT値が計算される。
【0024】
現在のセルは、このステップ21の後にステップ22を再度実行することによって伝送され、ステップ22の伝送動作後、次のセルが既に受信されており、一方において現在のセルに対してこの方法を実行している場合、成形方法がステップ10で再度直接スタートする。次のセルがその時点で受信されていない場合、上記のフロー図のステップ10におけるスタートを再度実行する前に、この次のセルの受信を待機する。
上記の説明から明らかであるように、上記のフロー図は結果的に以下さらに詳細に説明する図2のbのセル流CS2 に図2のaのセル流CS1 を再配列する。
【0025】
第1の利用者セルU1 に対して、このセルU1 がt=0で受信されるという上記の仮定から、ステップ18で実行されるチェックは否定的なNであるため、成形方法はやはり結果的にt=0でそれを伝送する。このセルU1 を処理した後、変数TDTおよびΔの両者はそれぞれステップ12およびステップ17と19によりTU/Xに等しい。この例において、図2のbから認められるように、TUは6つのセル時間スロットに等しく、一方X=3とは、上述のセル時間スロットが 155Mビット/秒のリンクに対応し、一方2つの連続した利用者セルU5 −U6 間の連続したOAMセルO2 −O3 の数が理論上の上限である(X−1)すなわち最大で2を有する場合、利用者セルU1 乃至U7 のピークセル速度が例えば6で除算された 155Mビット/秒に等しいことを具体的に意味する。
【0026】
t=5で受信される次のセルU2 に対して、ステップ13はそれが利用者セルであることを示し、したがってステップ14で累算された遅延ΔがTUより小さいか否かがチェックされ、この場合TDTがステップ15で再度計算されるように保持する。このステップは結果的に図2のbにおいてTDTU2 として示された利用者セルU2 に対するTDT値を生じさせ、この値はTUに等しく、また既に認められているように、累算された遅延Δと共にこの計算は結果的にTUの連続した利用者セルU1 −U2 間の相互遅延を生成する。さらにこのセルU2 に対して、ステップ17は、それが適時に受信されること、すなわちt=5がTDTU2 =TU=6より小さいことを示し、その後ステップ20の待機手順が実行され、正確にTDTU2 −t=1のセル時間スロットの待機時間を生じさせる。この待機ステップの後、セルU2 は最終的に伝送され、このセルに対するこの方法はΔおよびTDTに対してそれぞれTU/XおよびTU+TU/Xの値で終了される。
【0027】
t=3で受信される次のセルU3 は、この場合計算されたTDT値TDTU3 が2*TUに等しく、したがってt=13より小さいため、ステップ18はセルU3 が時間内に受信されないことを示すことを除いて、前に説明されたセルとほとんど同じ方法で処理される。したがって、このセルU3 に対してステップ19が実行され、TDTの値をt+TU/Xすなわち13+2 =15に更新して、セル流CS2 内ですなわち時間t=13でこのセルを直ぐに伝送する。
【0028】
t=7で受信される次のセルU4 に対して、セルU3 と同じ成形方法の動作が行われ、この時間は結果的に19に等しいTDT値TDTU4 を生じさせ、したがってTDTU4 −t=2のセル時間スロットの待機処理だけでなく、ステップ21で計算された最終的なTDT値であるTDTU4 +TU/X=21およびTU/XのΔを生じさせる。
【0029】
次のセルO1はt=19で受信され、ステップ13でOAMセルであることが認められる。このようなOAMセルO1に対して、前の利用者セルU1 乃至U4 とは対照的に、累算された遅延Δはリセットされず、このセルO1の処理後この遅延が2*TU/Xに等しいように、さらに値TU/Xにより累算される。また、前のセルU4 の処理の最後に計算されるTDTの値は、面倒を伴わずにO1に関する理論上の発信時間TDTO1 として考えられる。この場合、t=19がTDTO1 =21より小さいため、これは結果的に2つのセル時間スロットを待機させて、ステップ21でTDTO1+TU/X=23にTDT値を更新した後にt=21でO1を伝送させる。
【0030】
その後、成形方法は、t=20で受信された次のセルが利用者セルU5 であることを確認し、したがってステップ14のチェックを実行する。Δ=2*TU/Xはこの利用者セルU5 に対してTUより小さいため、ステップ15が実行されて、U5 に対するTDT値TDTU5 を生じさせ、この値は23+6 −4 =25に等しい。この後、通常のステップがこの利用者セルU5 に対して実行され、その結果このセルU5 が時間t=25で最終的に伝送されるように5つのセル時間スロットを待機させる。再び、TDTとΔとが協同することにより、2つの連続した利用者セルU4 およびU5 の間の全体的な遅延は、それら間で処理されたOAMセルの数にかかわらずTUと定められることができる。セルU5 の処理後、またステップ16、17および21により、TDTは25+2 に等しくされ、ΔはTU/Xに等しくされる。
【0031】
次のセルO2およびO3は共にステップ17においてOAMセルであることが認められているため、TU/Xに対してそれらに先行する各セルU5 およびO2に関して遅延され、結果的に各TDT値TDTO2=27およびTDTO3=29を生じさせる。これらの値は、セルO2およびO3が共に時間内に受信されるときのそれらの各送信時間でもある。セルO3が処理された後、TDTは31に等しく、ΔはTUに等しいため、やはり利用者セルである次のセルU6 はTDTの再計算の必要なしに上記のTDT値であるTDTU6 で送られるが、これはステップ14においてΔがTUに等しいことが判明しているためであることに留意すべきである。U5 に関するU6 の遅延は、上記のU2 およびU5 に関するものと同様に説明されることが認められる。
【0032】
最終的に、上記の上限のために許容される連続したOAMセル04乃至06が依然として受信される場合の本発明の成形方法の応答を示すためにセル04乃至06、U7 の最後のストリングが示されている。この場合それは04乃至06等の3以上の連続したOAMセルが受信されることを意味する。これがそのケースならば、累算された遅延Δは、これらOAMセル06の最後のものを処理した後のTUより大きいため、これらのOAMセルだけでなく、それらに続く利用者セルU7 に対しても、先行したセルをステップ21で処理したときに計算されたTDT値が使用されることが確認される。これはこのようなセル04乃至06,U7 が全てTU/Xの相互遅延を有して伝送されることを特に意味しており、これは上記の理論上の上限のためにこれらのセルに対して達成可能な最小の遅延であり、またそれは最小のギャップ、すなわちU6 およびU7 等の利用者セル間におけるTUを上まわる相互遅延を導入することが非常に重要である。
【0033】
以上、特定の装置との関連で本発明の原理を説明してきたが、この説明は単なる例示であり、本発明の技術的範囲を制限するものではないことが明らかに理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による成形方法のフロー図。
【図2】本発明の成形方法が適用されるセル流CS1 およびそれによって得られるセル流CS2 の概略図。
Claims (7)
- 第1および第2のタイプのセルを有し、セル流の隣接したセルが成形遅延内に受取られた場合、前記成形遅延に対してそれらを互いに遅延するステップを含んでいるセル流の成形方法において、
さらに前記隣接したセルが共に前記第1のタイプである場合、前記第1のセルの予め定められたピークセル速度の逆数の関数であり、そうでなければ前記逆数の分数の関数である前記成形遅延を導出するステップを含んでいることを特徴とするセル流の成形方法。 - 前記成形遅延は、前記隣接したセルの第2のものが前記第2のタイプである場合に前記逆数の第1の予め定められた分数の関数として導出され、前記隣接したセルの第1のものが前記第2のタイプであり、一方前記隣接したセルの第2のものが前記第1のタイプである場合に前記逆数の第2の可変的な分数の関数として導出され、前記第2の可変的な分数は、前記後の値が正である場合に前記第1の分数により乗算された前記後のセルの前に受信された連続した第2のセルの個数を前記逆数から減算することによって計算された値に等しいことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記第2の可変的な分数は、前記値が0または負の場合に前記第1の分数に等しいことを特徴とする請求項2記載の方法。
- 前記第1の予め定められた分数は、整数値で除算された前記逆数に等しいことを特徴とする請求項3記載の方法。
- 前記整数値は、連続した第2のセルの個数の理論的上限プラス1に等しいことを特徴とする請求項4記載の方法。
- 前記整数値は、前記理論的上限に応じてプログラムされていることを特徴とする請求項5記載の方法。
- 前記流れは非同期転送モードセル流であり、前記第1のタイプのセルは利用者セルであり、前記第2のタイプのセルは動作および保守セルであることを特徴とする請求項1記載の方法。
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