JP3547166B2 - Composition for promoting growth of bifidobacteria containing dietary fiber derived from aloe - Google Patents
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、アロエ緑色廃棄物の再利用（リサイクリング）としても有用なアロエ緑色廃棄物から得られた食餌繊維の新しい用途に係り、より詳しくは、アロエ緑色廃棄物から得られた食餌繊維をビフィダス菌の成長を促進させるための組成物として利用したビフィダス菌成長促進用組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】
アロエは、虫に刺された時、火傷の時、消化器官の異常の時等における治療剤として、あるいは、緩下剤（ｌａｘａｔｉｖｅ）として最も長く愛用されてきた薬用植物の一つである。そして、最近では、キャンディ、ジェリー、ジュース等の飲食物に添加する食用添加剤として、また、生理的効能をもつ成分として化粧品の添加剤としても広く用いられるようになっている。
【０００３】
アロエは、その種類がおよそ３５０にも達するが、実際にはアロエヴェラ（Ａｌｏｅ ｖｅｒａ ）とアロエアボレセンス（Ａｌｏｅ ａｂｏｒｅｓｃｅｎｃｅ）だけが広範に利用されている。
アロエアボレセンスは、葉全体が活用されるので廃棄物がほとんどない。しかしながら、アロエヴェラについては、９９．５％が水分である内部のゲル成分だけが利用されており、このゲル成分は水を含むとき葉全体の重さの５０％を占めるが、乾燥された場合には１０％を占めるのみである。
【０００４】
このように、アロエヴェラは、その内部の柔組織ゲル（ｐａｒｅｎｃｈｙｍａ ｇｅｌ）だけが利用されているので、残りの部分は農業廃棄物として廃棄されている。以下、アロエヴェラを主とするアロエからその柔組織ゲル部分を採取した残りの廃棄物部分をアロエ緑色廃棄物という。
そして、このアロエ緑色廃棄物は、アロエヴェラの場合は乾燥時にその葉全体の重量の９０％を占め、また、微生物の成長を抑制する成分を含んでいるので容易には腐敗しない。
【０００５】
ところで、食餌繊維は、それが水を吸収した時、元々の体積の１，０００倍以上にも膨潤し、陽イオンや、炭素数の少ない低級脂肪酸や、胆汁酸を吸着し、大便の体積を増し、そして、その腸内滞留時間を長くするので、胃腸障害を治療することができ、また、脂血症（ｌｉｐｉｄｅｍｉａ ）、糖血症（ｇｌｙｃｅｍｉａ）、直腸癌（ｒｅｃｔａｌ ｃａｎｃｅｒ ）等を予防すると報告されている。
【０００６】
トゥローウェル（Ｔｒｏｕｗｅｌｌ）が食餌繊維の摂取量と老人性疾病との相関関係を発表して以来、米国の癌研究所（Ｃａｎｃｅｒ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ ）では毎日１０〜１５ｇ以上、あるいは、２０〜３０ｇまで摂取するよう奨励しており、かくして食餌繊維製品が競争して開発されている。
【０００７】
ここで、食餌繊維とは、人間又は動物由来の消化酵素によっては分解されない「耐性炭水化物（ｒｅｓｉｓｔａｎｔ ｃａｒｂｏｈｙｄｒａｔｅ）」であり、キシラン（ｘｙｌａｎｓ）、マンナン（ｍａｎｎａｎｓ ）、ガラクタン（ｇａｌａｃｔａｎｓ ）及びベータグルカン（β−ｇｌｕｃａｎｓ）等のようなセルロース、リグニン（ｌｉｇｎｉｎｓ ）、ペクチン（ｐｅｃｔｉｎｓ ）、ゴム（ｇｕｍｓ）や藻類（ａｌｇａｅ ）から誘導される硫化ガラクタン（ｓｕｌｆａｔｅｄ ｇａｌａｃｔａｎｓ）、マンヌロナン（ｍａｎｎｕｒｏｎａｎｓ ）の如き生体抽出物等を含み、更に、人工的に合成されたセルロースのエーテル又はエステルを含むものである。これらのうち、水溶性食餌繊維は液状製品に適用することが可能であり、また、不溶性食餌繊維はヨーグルトのような不透明液状製品やパン、菓子のような固体製品に適用することができる。
【０００８】
砂糖黍のパルプ、オレンジパルプ（ｏｒａｎｇｅ ｐｕｌｐ ）のような果物のパルプ、穀物の種子の外皮、あるいはその他の農業廃棄物から食餌繊維を抽出するために、多くの試みがなされてきた。農業廃棄物をリサイクルしようとするこれらの試みは、これらの廃棄物によって生じる汚染公害を解決するという視点から、意義のあることである。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
かかる観点に鑑みて、本発明者は、柔組織ゲル成分抽出後のアロエ緑色廃棄物について鋭意研究を重ねた結果、このアロエ緑色廃棄物には極めて多量の食餌繊維が含まれていることを見出し、また、このアロエ緑色廃棄物から得られた食餌繊維がビフィダス菌の成長を大いに促進する能力を有することを見出し、本発明を完成した。
【００１０】
従って、本発明の目的は、アロエから柔組織ゲル成分を採取した後のアロエ緑色廃棄物から得られた食餌繊維の新しい用途を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、このようなアロエ緑色廃棄物から得られた食餌繊維を含有するビフィダス菌成長促進用組成物を提供するにある。
【００１１】
すなわち、本発明は、アロエ緑色廃棄物から得られた食餌繊維を含有するビフィダス菌成長促進用組成物である。そして、上記アロエ緑色廃棄物がアロエヴェラ緑色廃棄物であるビフィダス菌成長促進用組成物であり、また、上記食餌繊維が水溶性食餌繊維であるビフィダス菌成長促進用組成物である。
【００１２】
先ず、食餌繊維の定量法を本発明で使用した方法によって説明する。
方法１：食餌繊維の総量測定法（ＡＯＡＣ １９８５， ｂｙ Ａｓｓｏ． Ｏｆｆ． Ａｇｒｉｃ． Ｃｈｅｍ． ）秤量したサンプルを、手順によってサーマミル〔ｔｈｅｒｍａｍｙｌ 、ノボ（Ｎｏｖｏ）社製〕、プロテアーゼ（ｐｒｏｔｅａｓｅ）及びグルコアミーラゼ（ｇｌｕｃｏａｍｙｌａｓｅ）等で分解し、それから濾過される。濾過されたものは乾燥され、その重さが測定される。この物質は燃焼され、そして、その灰分の重量が測定される。サンプルの元々の重量に対する灰分の重量の比率（％）が計算される。食餌繊維の総量は、この方法によって測定することができる。
【００１３】
方法２：サウスゲイド変法（ｍｏｄｉｆｉｅｄ Ｓｏｕｔｈｇａｔｅ ｍｅｔｈｏｄ ）によるＳＤＦ（水溶性食餌繊維）、ＮＣ（非セルロース食餌繊維）及びＣＤ（セルロー
ス性食餌繊維）の分別法
乾燥、脱脂されたサンプル１ｇをサーマミル、プロテアーゼ、及びグルコアミラーゼで逐次加水分解した後、塩水、１Ｎ硫酸及び７２％硫酸で順次抽出する。このようにして得られたものを３つのグループに分類する。すなわち、塩水で抽出して得られた水溶性食餌繊維（ＳＤＦ）、残存物を１Ｎ硫酸で抽出して得られた非セルロース性食餌繊維（ＮＣ）、及び更にその残存物を７２％硫酸で抽出して得られたセルロース性食餌繊維（ＣＤ）である。
【００１４】
それぞれの食餌繊維の重さを測定する。元の１ｇのサンプルから各灰分の重さを除いた部分がリグニン（ｌｉｇｎｉｎ）に当たる。この方法によってそれぞれ異なる食餌繊維の含有量を測定することができる。
【００１５】
六炭糖（ｈｅｘｏｓｅ）、ウロン酸（ｕｒｏｎｉｃ ａｃｉｄ ）及び五炭糖（ｐｅｎｔｏｓｅ ）に対する定量法は日本食品衛生法（Ｊａｐａｎｅｓｅ Ｆｏｏｄ Ｓａｎｉｔａｔｉｏｎ Ａｃｔ）の食品成分分析法（Ａｎａｌｙｓｉｓ ｏｆ ｃｏｍｐｏｎｅｎｔｓ ｏｆ ｆｏｏｄ）に従った。
【００１６】
上述したように、本発明の第二の目的は、アロエ緑色廃棄物の食餌繊維がビフィダス菌の成長を促進する効能を有するという発見に基づいて、アロエ緑色廃棄物から抽出された食餌繊維を含有するビフィダス菌成長促進用組成物を提供することにある。
【００１７】
そして、この組成物がビフィダス菌の成長を促進する効能を測定するため、改良された和田の方法（Ｗａｄａ ｅｔ ａｌ．，日本栄養−食料学会誌４４， ｐ１７１， １９９１）を用いた。
【００１８】
アロエ緑色廃棄物（アロエ皮）から食餌繊維を抽出する方法には種々あり、本発明の実施例による抽出方法に限定されるものではない。
本発明の特徴は、アロエ緑色廃棄物を食餌繊維のソースとして利用することであり、アロエ緑色廃棄物から食餌繊維を抽出する方法については、既知の方法を採用することができる。抽出された食餌繊維については２つのグループ、すなわち水溶性食餌繊維と不溶性食餌繊維とに分別することができる。
【００１９】
水溶性食餌繊維はドリンク剤のような透明な製品に用いられ、また、不溶性食餌繊維はヨーグルト、パン、菓子の如く、食餌繊維を添加することのできる全ての製品に用いられる。その添加量は、製品の種類、使用の目的、製造方法等によって異なり、当業者の判断で容易に選択され得る。
【００２０】
一般的に、食餌繊維の添加量は、０．０１〜９９重量％の範囲内で適宜選択が可能であり、好ましくは０．１〜５０重量％である。
なお、アロエ緑色廃棄物だけではなく、他の材料から抽出した食餌繊維もやはりビフィダス菌の成長を促進する効能をもつ。
【００２１】
【実施例】
以下、本発明の内容を実施例によって詳細に説明するが、上述したように、本発明はここに記述する実施例にのみ限定されるものではない。
【００２２】
実施例１
取扱いを容易ならしめるために先ず乾燥し、次いで粉砕して作製したアロエヴェラの外皮粉末１０ｇを、８５％メタノール溶液１００ｍｌに浸漬して一時間膨潤させた。
【００２３】
次に、還流冷却器が取り付けられた丸底フラスコ中で攪拌しながら一時間沸騰し、そして、遠心分離にかけて上澄液を取り除いた。乾燥した残分１ｇを０．０５Ｍ燐酸緩衝液（ｐＨ ６．０）２０ｍｌに分散させ、ノボ社製サーマミル１２０Ｌを０．１ｍｌ添加し、内部温度が９０℃になるように調整しながら３０分間分解させた。
【００２４】
その後、６０℃まで冷却した後にｐｈを７．５に調整し、これに蛋白分解酵素（プロテアーゼ、シグマ社製Ｐ−５３８０）０．１ｍｌを添加して３０分間反応させ、次いでｐｈを４．５に調整してグルコアミラーゼ（シグマ社製Ａ−３０４２）０．１ｍｌを添加して更に３０分間反応させ、得られた反応混合物に４倍量のエタノールを加えて食餌繊維を沈澱させ、回収した。
【００２５】
上記方法１（ＡＯＡＣ）で測定された食餌繊維の総量は６４重量％であった。回収された食餌繊維の７．５重量５が灰分であった。
【００２６】
同じ方法で種々の物質から食餌繊維を回収し、アロエ緑色廃棄物と比較した。結果は次の通りである。
精白米：１．４〜１．９重量％、玄米：５．５〜６．９重量％、穀物類：１．４〜１７重量％、蔬菜類（ｖｅｇｉｔａｂｌｅｓ）：１１〜２４重量％、果物類：９〜２５重量％、海藻類：１２〜４４重量％。
これらの結果から、本発明のアロエ緑色廃棄物は極めて優れた食餌繊維源であることが判明した。
【００２７】
実施例２
実施例１で得られた食餌繊維１ｇを水３０ｍｌに分散させ、熱水で２０分間沸騰させた後、遠心分離にかけて上澄液を分離して回収した。この処理を３回繰り返して得られた上澄液に４倍量のエタノールを添加し、生成した沈澱物を回収した。これら分画内のＳＤＦ含有量は０．２３ｇであった。糖構成比は六炭糖３８重量％、ウロン酸５２重量％、五炭糖１３重量％であった。
【００２８】
実施例３
ＭＲＳ培地（ジフコ社製、プロテアーゼペプトン＃３１０ｇ、牛肉エキス１０ｇ、酵母エキス５ｇ、酢酸ナトリウム５ｇ、Ｋ２ ＨＰＯ４ ２ｇ、トゥイーン（Ｔｗｅｅｎ ）８０１ｍｌ、クエン酸アンモニウム（ａｍｍｏｎｉｕｍ ｃｉｔｒａｔｅ）２ｇ、硫酸マグネシウム０．２ｇ、硫酸マンガン０．２ｇ等を水１リットルに溶解したもの、ｐＨ６．５）４ｍｌをゴム栓のある瓶に分注し、炭酸ガスが５％になるように調整しながら窒素ガスを吹き込んで瓶の中の空気を除き、栓を閉めて滅菌した。
【００２９】
また、アロエＳＤＦを０．５重量％の割合で水に溶解し、滅菌して、これを注射器で上記滅菌ＭＳＲ培地に注入した。
対照群としては糖、葡萄糖又はスタキオース（ｓｔａｃｈｙｏｓｅ ）を用いた。
【００３０】
培養したビフィダスロンガム（Ｂ．Ｌ．：Ｂｉｆｉｄｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ ｌｏｎｇｕｍ、Ｋｏｒｅａｎ Ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎ ｆｏｒ Ｔｙｐｅ Ｃｕｌｔｕｒｅ， ＫＣＴＣ３１２８）、ビフィダスインファンチス（Ｂ．Ｉ．：Ｂｉｆｉｄｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ ｉｎｆａｎｔｉｓ、Ｋｏｒｅａｎ Ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎ ｆｏｒ Ｔｙｐｅ Ｃｕｌｔｕｒｅ， ＫＣＴＣ３２７０）、ビフィダスアニマリス（Ｂ．Ａ．：Ｂｉｆｉｄｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ ａｎｉｍａｌｉｓ、理化学研究所微生物系統保存施設 ＪＣＭ１１９０）、又は、ビフィダスボウン（Ｂ．Ｂ．：Ｂｉｆｉｄｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ ｂｏｕｍ、理化学研究所微生物系統保存施設ＪＣＭ１２１１）を注射器で上記ＭＲＳ培地に１０８ｃｅｌｌ ほど接種し、嫌気性グラブボックス（ａｎａｅｒｏｂｉｃ ｇｌｏｖｅ ｂｏｘ ）の中の３７℃定温器で４８時間培養し、その濁度とｐＨを測定した。結果は表１に示す通りであった。
なお、濁度は、６００ｎｍでの吸光度で、それぞれ＋：１以下、＋＋：１〜１．５、＋＋＋：１．５以上を示す。
【００３１】
【表１】
表１に示す結果から明らかなように、本発明のアロエＳＤＦは、ビフィダス菌の成長促進物質として良く知られているスタキオースと同等のビフィダス成長促進機能を有することが確認された。
【００３３】
【発明の効果】
本発明によれば、これまではそのまま捨てられて多少とも環境を汚染していたアロエ緑色廃棄物から極めて有用な食餌繊維を回収し、これをビフィダス菌成長促進用組成物として利用するものであり、アロエ緑色廃棄物を再利用し、また、このアロエ緑色廃棄物による環境汚染を防止できるものである。[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a new use of dietary fiber obtained from aloe green waste which is also useful as recycling of aloe green waste. More specifically, the present invention relates to the use of dietary fiber obtained from aloe green waste. The present invention relates to a composition for promoting the growth of bifidobacteria, which is used as a composition for promoting the growth of bifidobacteria.
[0002]
[Prior art]
Aloe is one of the medicinal plants that has long been used as a remedy for insect bites, burns, digestive organ abnormalities, etc., or as a laxative. Recently, it has been widely used as an edible additive to be added to foods and drinks such as candy, jelly, juice and the like, and also as a cosmetic additive as a component having a physiological effect.
[0003]
Aloe, which is about 350 in kind, is actually widely used only in Aloe vera and Aloe aboresence.
Aloair Bolesens uses almost all of the leaves, so there is little waste. However, for Aloe Vera, only the inner gel component, which is 99.5% water, is utilized, which occupies 50% of the weight of the whole leaf when containing water, but when dried, Occupies only 10%.
[0004]
In this way, Aloe Vera uses only the parenchyma gel inside the Aloe Vera, and the remaining part is discarded as agricultural waste. Hereinafter, the remaining waste portion obtained by collecting the soft tissue gel portion from aloe mainly composed of aloe vera is referred to as aloe green waste.
In the case of aloe vera, this aloe green waste occupies 90% of the weight of the whole leaf when dried, and does not easily rot because it contains a component that suppresses the growth of microorganisms.
[0005]
By the way, dietary fiber, when it absorbs water, swells to more than 1,000 times its original volume, adsorbs cations, lower fatty acids with few carbon atoms, and bile acids, and reduces the volume of feces. It increases the intestinal residence time and can treat gastrointestinal disorders, and also reports prevention of lipidemia, glycemia, rectal cancer, etc. Have been.
[0006]
Since Trouwell has announced a correlation between dietary fiber intake and geriatric disease, the Cancer Research Institute in the United States consumes more than 10-15 g, or up to 20-30 g daily. And dietary fiber products are being developed in competition.
[0007]
Here, the dietary fiber is a “resistant carbohydrate” that is not decomposed by digestive enzymes derived from humans or animals, and is xylan, mannans, galactans, and beta-glucan (β-). glucans, etc .; and biological extracts such as lignins, pectins, gums and algae (algae) derived from sulphated galactans, mannuronans, and mannuronans. And artificially synthesized cellulose ethers or esters. Among these, water-soluble dietary fiber can be applied to liquid products, and insoluble dietary fiber can be applied to opaque liquid products such as yogurt and solid products such as bread and confectionery.
[0008]
Many attempts have been made to extract dietary fiber from sugar cane pulp, fruit pulp such as orange pulp, cereal seed hulls, or other agricultural waste. These attempts to recycle agricultural waste are significant in terms of resolving the pollution caused by these wastes.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
In view of such a viewpoint, the present inventors have conducted intensive studies on aloe green waste after extracting soft tissue gel components, and as a result, have found that this aloe green waste contains an extremely large amount of dietary fiber. Also, they have found that dietary fiber obtained from this aloe green waste has the ability to greatly promote the growth of bifidobacteria, and completed the present invention.
[0010]
Accordingly, it is an object of the present invention to provide a new use of dietary fiber obtained from aloe green waste after harvesting the soft tissue gel component from aloe.
It is another object of the present invention to provide a composition for promoting the growth of bifidobacteria containing dietary fiber obtained from such aloe green waste.
[0011]
That is, the present invention is a composition for promoting the growth of bifidobacteria comprising dietary fiber obtained from aloe green waste. The aloe green waste is a bifidobacterium growth promoting composition that is aloe vera green waste, and the dietary fiber is a bifidobacterium growth promoting composition that is a water-soluble dietary fiber.
[0012]
First, a method for quantifying dietary fiber will be described by the method used in the present invention.
Method 1: A method of measuring the total amount of dietary fiber (AOAC 1985, by Asso. Off. Agric. Chem.). ) And then filtered. The filtered product is dried and its weight is measured. This material is burned and its ash is weighed. The ratio (%) of the ash weight to the original weight of the sample is calculated. The total amount of dietary fiber can be measured by this method.
[0013]
Method 2: Differentiated method of SDF (water-soluble dietary fiber), NC (non-cellulose dietary fiber) and CD (cellulose dietary fiber) by modified Southgate method. And glucoamylase, and then sequentially extracted with brine, 1N sulfuric acid and 72% sulfuric acid. Those obtained in this way are classified into three groups. That is, the water-soluble dietary fiber (SDF) obtained by extracting with salt water, the non-cellulosic dietary fiber (NC) obtained by extracting the residue with 1N sulfuric acid, and further extracting the residue with 72% sulfuric acid. It is a cellulosic dietary fiber (CD) obtained by the following method.
[0014]
The weight of each dietary fiber is measured. The portion excluding the weight of each ash from the original 1 g sample corresponds to lignin. By this method, the content of different dietary fibers can be measured.
[0015]
Hexose, uronic acid, and pentose were quantified in accordance with the Analysis of Components of Foods Act of the Japan Food Sanitation Act.
[0016]
As mentioned above, a second object of the present invention is to contain dietary fiber extracted from aloe green waste based on the discovery that the dietary fiber of aloe green waste has the ability to promote the growth of bifidobacteria. To provide a composition for promoting the growth of bifidobacteria.
[0017]
In order to determine the effect of this composition on promoting the growth of bifidobacteria, an improved method of Wada (Wada et al., Journal of Japanese Society of Nutrition and Food Science 44, p171, 1991) was used.
[0018]
There are various methods for extracting dietary fiber from aloe green waste (aloe skin), and the method is not limited to the extraction method according to the embodiment of the present invention.
A feature of the present invention is to utilize aloe green waste as a source of dietary fiber, and a known method for extracting dietary fiber from aloe green waste can be employed. The extracted dietary fiber can be divided into two groups: water-soluble dietary fiber and insoluble dietary fiber.
[0019]
Water-soluble dietary fiber is used for transparent products such as drinks, and insoluble dietary fiber is used for all products to which dietary fiber can be added, such as yogurt, bread and confectionery. The amount added depends on the type of the product, the purpose of use, the production method, and the like, and can be easily selected by those skilled in the art.
[0020]
Generally, the amount of dietary fiber added can be appropriately selected within the range of 0.01 to 99% by weight, and is preferably 0.1 to 50% by weight.
In addition, not only aloe green waste but also dietary fiber extracted from other materials also has the effect of promoting the growth of bifidobacteria.
[0021]
【Example】
Hereinafter, the contents of the present invention will be described in detail with reference to examples, but as described above, the present invention is not limited to the examples described here.
[0022]
Example 1
To facilitate handling, 10 g of the aloe vera hull powder prepared by drying and then pulverizing was immersed in 100 ml of a 85% methanol solution to swell for 1 hour.
[0023]
It was then boiled for 1 hour with stirring in a round bottom flask equipped with a reflux condenser and centrifuged to remove the supernatant. 1 g of the dried residue was dispersed in 20 ml of 0.05M phosphate buffer (pH 6.0), and 0.1 ml of Nova Thermomill 120 L was added. The mixture was decomposed for 30 minutes while adjusting the internal temperature to 90 ° C. I let it.
[0024]
Then, after cooling to 60 ° C., the ph was adjusted to 7.5, 0.1 ml of a protease (protease, P-5380 manufactured by Sigma) was added thereto, and the mixture was reacted for 30 minutes, and then the ph was 4.5. Then, 0.1 ml of glucoamylase (A-3042 manufactured by Sigma) was added thereto, and the mixture was reacted for further 30 minutes. To the resulting reaction mixture, 4-fold amount of ethanol was added to precipitate and recover dietary fiber.
[0025]
The total amount of dietary fiber measured by the above method 1 (AOAC) was 64% by weight. 7.5 weight 5 of the recovered dietary fiber was ash.
[0026]
Dietary fiber was recovered from various materials in the same manner and compared to aloe green waste. The results are as follows.
Milled rice: 1.4-1.9% by weight, brown rice: 5.5-6.9% by weight, cereals: 1.4-17% by weight, vegetables: 11-24% by weight, fruits : 9 to 25% by weight, seaweed: 12 to 44% by weight.
From these results, it was found that the aloe green waste of the present invention is a very excellent dietary fiber source.
[0027]
Example 2
1 g of the dietary fiber obtained in Example 1 was dispersed in 30 ml of water, boiled with hot water for 20 minutes, and then centrifuged to separate and collect the supernatant. This treatment was repeated three times, and a 4-fold amount of ethanol was added to the supernatant obtained, and the resulting precipitate was collected. The SDF content in these fractions was 0.23 g. The sugar composition ratio was 38% by weight of hexose, 52% by weight of uronic acid, and 13% by weight of pentose.
[0028]
Example 3
MRS medium (produced by Difco, protease peptone # 310 g, beef extract 10 g, yeast extract 5 g, sodium acetate 5 g, K 2 HPO 4 2 g, Tween 801 ml, ammonium citrate (ammonia citrate) 2 g, magnesium sulfate 0.2 g , 0.2 g of manganese sulfate, etc. dissolved in 1 liter of water, pH 6.5) Dispense 4 ml into a bottle with a rubber stopper and blow nitrogen gas while adjusting the carbon dioxide gas to 5%. The inside of the container was evacuated, the stopper was closed, and sterilization was performed.
[0029]
Aloe SDF was dissolved in water at a ratio of 0.5% by weight, sterilized, and injected into the sterilized MSR medium with a syringe.
Sugar, glucose or stachyose was used as a control.
[0030]
Cultured bifidus longum (BL: Bifidobacterium longum, Korean Collection for Type Culture, KCTC 3128), Bifidas Infantis (BI, Bifidobacterium konto konfi konto konfi ti ti tan ti kon ti ti ti ti tan ti ti ti tan ti ti ti tan ti ti ti ti tan ti ti ti ti s ti n ti s ti n ti s ti n ti s ti n ti s ti n ti s ti n ti s ti n ti s ti s s) Fidas animalis (BA: Bifidobacterium animalis, RIKEN Microbial Strain Preservation Facility JCM1190) or Bifidas Boun (BB: Bifidobacterium boum, RIKEN Microbial Strain Preservation Facility JCM1211), and the above-mentioned MRS medium using a syringe. inoculated about 10 8 cell, the anaerobic glove box (a Were cultured for 48 hours in aerobic glove box) 37 ℃ incubator in, and measured the turbidity and pH. The results were as shown in Table 1.
The turbidity is an absorbance at 600 nm, which indicates +: 1 or less, ++: 1 to 1.5, and ++: 1.5 or more, respectively.
[0031]
[Table 1]
As is clear from the results shown in Table 1, it was confirmed that the aloe SDF of the present invention has a bifidus growth promoting function equivalent to stachyose, which is well-known as a bifidobacterial growth promoting substance.
[0033]
【The invention's effect】
According to the present invention, extremely useful dietary fiber is recovered from aloe green waste which has been previously discarded as it is and pollutes the environment to some extent, and is used as a composition for promoting the growth of bifidobacteria. In addition, the aloe green waste can be reused, and environmental pollution by the aloe green waste can be prevented.
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| JP6700906B2 (en) * | 2016-03-30 | 2020-05-27 | 森永乳業株式会社 | Aloe-containing fermented milk manufacturing method, aloe-containing fermented milk, and method for masking aloe-derived odor of aloe-containing fermented milk |
-
1994
- 1994-06-02 JP JP12145894A patent/JP3547166B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JPH07327635A (en) | 1995-12-19 |
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