JP3546498B2 - アルミニウムの酸エッチング廃液からの酸の分離濃縮回収方法 - Google Patents

アルミニウムの酸エッチング廃液からの酸の分離濃縮回収方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3546498B2
JP3546498B2 JP30683894A JP30683894A JP3546498B2 JP 3546498 B2 JP3546498 B2 JP 3546498B2 JP 30683894 A JP30683894 A JP 30683894A JP 30683894 A JP30683894 A JP 30683894A JP 3546498 B2 JP3546498 B2 JP 3546498B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exchange membrane
waste liquid
aluminum
acid
sulfuric acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30683894A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08144100A (ja
Inventor
信義 正司
敬司 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP30683894A priority Critical patent/JP3546498B2/ja
Publication of JPH08144100A publication Critical patent/JPH08144100A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3546498B2 publication Critical patent/JP3546498B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えばアルミニウムを硫酸又はこれを主成分とする水溶液により陽極酸化処理をした後、排出される廃液中から硫酸を分離して濃縮・回収するなどのアルミニウムの酸エッチング廃液からの酸の分離濃縮回収方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
アルミニウムは航空機、船舶、車両、各種機械の部品、建築材としてのサッシやカ−テンウォ−ルをはじめ、電気製品、事務用品その他の各種分野で使用されているが、従来、その耐食性を改善するためにそのアルミニウムに陽極酸化処理を施こすことにより、表面に耐食性の酸化皮膜を形成することが広く行われており、この陽極酸化処理は良質の皮膜が比較的小さい処理コストで形成できることから、多くの場合硫酸或いは硫酸を主体とする電解浴が使用されている。
【0003】
ところが、そのように硫酸陽極酸化処理により酸化皮膜を形成する場合、同じ処理液で長時間その処理を行っていると、被陽極酸化材であるアルミニウムが電解浴中に硫酸アルミニウムとして僅かずつ溶解・蓄積し、このため電解浴中の遊離硫酸濃度が次第に減少してくる。電解浴がこのようになると、アルミニウム表面に形成される酸化皮膜に緻密性がなくなるなどの悪影響を与えることから、従来硫酸陽極酸化処理においては、電解浴中になお有効な硫酸が含まれているにも拘わらず、これを廃液として廃棄せざるを得なかった。
【0004】
しかし、このような廃液をそのまま廃棄すると、単に硫酸の損失となるばかりでなく、公害上の問題があり、このためその廃液を大量のアルカリにより中和するなどの処理が要求され、その無害化処理や廃棄に多大の費用を要していたが、これらの問題を解決する手法の一つとして、これまで陰イオン交換膜による電気を負荷しない拡散透析法を用いる手法が提案されている。
【0005】
例えば、特公昭53−7918号公報に記載の方法によれば、硫酸によるアルミニウムの陽極酸化処理廃液を陰イオン交換膜を介して水と対置して透析させ、上記廃液中の硫酸を水側に選択的且つ効率的に分離回収するというものであり、この方法ではこの処理を所定の操作条件下すなわち10g/l以上の濃度のアルミニウムの存在下に行うことにより硫酸の透析量を飛躍的に増大させ、その廃液中に存在する遊離硫酸を70%以上もの高率で回収できるというものである。
【0006】
しかしこの廃液処理法は、その廃液から硫酸を回収することを目的とするものではあるが、この方法の場合、回収される硫酸は回収側に水を使用し、廃液との濃度差を利用するため、いつの場合にも廃液よりも低い濃度の硫酸にならざるを得ず、また商業的に効率よく実施するためには、処理廃液中10g/l以上の濃度のアルミニウムの存在下に行うこと等、所定の前提ないしは条件が必要不可欠である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、拡散透析法を適用した従来技術が有する上記のような欠点を有しないアルミニウムの陽極酸化処理廃液などのアルミニウムの酸エッチング廃液からの酸の分離濃縮回収方法を提供することを目的とするものであり、これを特定のカチオン交換膜と特定のアニオン交換膜とを組み合わせて用いる電気透析槽を使用する新規な方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、陰イオン交換体層と陽イオン交換体層との複層イオン交換膜からなる水素イオンを選択的に透過するカチオン交換膜と、弱塩基性アニオン交換膜からなる水素イオンを透過しにくいアニオン交換膜とを陽極、陰極間に交互に配列して形成され、陽極側がアニオン交換膜で区画され、陰極側がカチオン交換膜で区画された複数個の脱塩室と、陽極側がカチオン交換膜で区画され、陰極側がアニオン交換膜で区画された複数個の濃縮室とが構成される電気透析槽の脱塩室に、アルミニウムの酸エッチング廃液を供給して通電することにより、濃縮室から濃縮酸を回収する方法であって、複層イオン交換膜の陰イオン交換体層が、イオン交換容量0.5〜4ミリ当量/g乾燥樹脂、膜厚0.1〜150μm及び硫酸0.5モル/リットル溶液中の抵抗が1Ω・cm2以下を有することを特徴とする、拡散透析法を適用しない、アルミニウムの酸エッチング廃液からの酸の分離濃縮回収方法である。

【0009】
ここで、本発明においてその処理対象とするアルミニウムの酸エッチング廃液の代表例である前記アルミニウムの陽極酸化処理廃液とは、アルミニウム又はアルミニウム合金を硫酸又は硫酸を主体とする電解浴中で陽極酸化する過程から排出する廃液であり、この廃液中には陽極酸化処理の被処理材であるアルミニウムから溶出したアルミニウム分が硫酸アルミニウムとして含有され、また電解浴の主成分として使用されて、まだ有効な硫酸が通常約50g/l〜300g/l程度含有されている。また上記廃液には、電解浴成分としてその中に添加されたシュウ酸、コハク酸、クロム酸又はそれらの塩等に起因して、これら成分が若干量含有される場合があるが、本発明によれば、これら成分を含む廃液についても同様に適用することができるものである。
【0010】
また、上記水素イオンを選択的に透過するカチオン交換膜の一例として、好ましくは特開平5−228344号公報に記載のカチオン交換膜を挙げることができる。ここに記載のカチオン交換膜は、陰イオン交換体層と陽イオン交換体層とを一体化した複層イオン交換膜を、好ましくは陰イオン交換体層を陽極側に面するように使用し、これにより水素イオンの透過性を大きくし、他の陽イオンの透過性を可及的に小さくすることができる。
【0011】
ここで上記複層イオン交換膜を構成するその陰イオン交換体層としては、好ましくは実質的に芳香族環と連結基から構成されたセグメントであって、陰イオン交換基が導入されたセグメントと陰イオン交換基が実質的に導入されていないセグメントとのブロック共重合体が使用され、また上記複層イオン交換膜を構成するその陽イオン交換体層としては、好ましくはスチレン又はその誘導体とジビニルベンゼンとの共重合体を母体とする強酸性陽イオン交換膜が用いられる。
また、これら両者を一体化した複層イオン交換膜は、好ましくは膜状に成形された陽イオン交換体層に、陰イオン交換体層を形成する重合体溶液を流延、乾燥し、積層させて得られる。
【0012】
この複層イオン交換膜においては、水素イオンの場合、陽イオン交換体層だけでは水素イオンとともにアルミニウムイオンも透過してしまい、所期の透析効果が得られないため、その表面に陰イオン交換膜を積層させた複層構造とし、これによりイオン半径の大きいアルミニウムイオンの透過を阻止し、水素イオンを選択的に透過させるようにしたものである。
【0013】
なかでもイオン交換容量0.5〜4ミリ当量/g乾燥樹脂、固定イオン濃度1〜10ミリ当量/g HO、膜厚0.1〜150μm及び硫酸0.5モル/リットル溶液中の抵抗が1Ω・cm 以下を有する陽極側の陰イオン交換体層と陰極側の陽イオン交換体層との複層イオン交換膜として構成することにより、水素イオン選択透過性が高く、水分裂を生じる限界電流密度が高い膜として使用することができる。
【0014】
また、本発明では、上記水素イオンを選択的に透過するカチオン交換膜とともに、水素イオンを透過しにくいアニオン交換膜を組合わせて使用し、これにより廃液中の硫酸イオンをそのイオン交換作用により、選択的にアニオン交換膜を透過、移行させるが、このアニオン交換膜としては、通常の強塩基性アニオン交換膜ではなく、好ましくは3級アミンなどの弱塩基性のアニオン交換基を有するアニオン交換膜などの水素イオンを透過しにくいアニオン交換膜であれば何れも使用することができ、またそのような特性を有するものであれば、均一系や不均一系、また縮合系や重合系を問わず使用することができる。
【0015】
図1は、本発明の分離濃縮回収方法を実施する電気透析装置の一態様を示す概略図である。図1中、1は容器、2は陽極、3は陰極であり、また4は陽極室、5は陰極室である。またHは水素イオンを選択的に透過するカチオン交換膜、Aは水素イオンを透過しにくいアニオン交換膜であり、図示のとおり、水素イオンを選択的に透過するカチオン交換膜H及び水素イオンを透過しにくいアニオン交換膜Aの複数個が相対して所定間隔を置いて交互に配列されている。
【0016】
そして上記配列により、陽極2側がアニオン交換膜Aで、陰極3側がカチオン交換膜Hで区画された複数個の区画室すなわち脱塩室S、S・・・Sn(これらの各区画室に被処理廃液が供給される)と、陽極2側がカチオン交換膜Hで、陰極3側がアニオン交換膜Aで区画された複数個の区画室すなわち濃縮室T、T・・・Tnとが交互に構成されている。
【0017】
また、陽極室4は、カチオン交換膜H及び容器1の内壁により区画されて構成され、図示のとおりその中に陽極2が配置され、また陰極室5は、カチオン交換膜H及び容器1の内壁により区画されて構成され、その中に陰極3が配置されている。また図1中、6は脱塩室S、S・・・Snへの被処理液供給用の導管であり、7は濃縮室T、T・・・Tnへの回収液供給用の導管である。
【0018】
以上は、この態様における基本的構成であるが(なお、ここでその区画室が1個の場合には、全体として3室構造となる)、これらの構成を備えている限り、フィルタ−プレス型(圧濾器型)やユニットセル型(水槽型)の何れでも適用可能である。なお図1中被処理液及び回収液の排出用の導管は図示していないが、これは必要に応じて回分形式(バッチ式)、循環形式の何れも採用することができる。また被処理液と回収液とは図1に示した態様では並流形式であるが、これとは逆に両液流を対流(向流)形式とすることもきることは勿論である。
【0019】
この装置の操作に際しては、両電極2及び3間に所定の電圧がかけられる。また区画室(脱塩室)S、S・・・Snに対し、本発明における処理対象液である例えば硫酸によるアルミニウムの陽極酸化処理廃液が導管6を介して好ましくは1〜20cm/秒の流速で供給され、一方区画室(濃縮室)T、T・・・Tnには、回収液すなわち水又は適宜の電解質を含む水溶液、例えば硫酸水溶液が好ましくは1〜20cm/秒の流速で供給される。また両電極室4及び5の電解質溶液としては、電流を有効に通すものであれば差し支えなく、適宜の溶液を使用するが、区画室(濃縮室)T、T・・・Tnへ供給する水溶液と同じ溶液を使用することもできる。
【0020】
以上の操作中、被処理液中の硫酸イオン(SO 2− )成分は、これと反対の電荷を有する電極(+極)方向へ移動し、水素イオンを拡散透過しにくいアニオン交換膜Aを通して区画室(濃縮室)T、T・・・Tnへ透過移行し、また被処理液中の水素イオンはこれと反対の電荷を有する電極(−極)方向へ移動し、水素イオンを選択的に透過するカチオン交換膜Hを通して同じく区画室(濃縮室)T、T・・・Tnへ透過移行し、区画室(濃縮室)T、T・・・Tn中の回収液へ硫酸分として濃縮回収される。
【0021】
このとき被処理液中の水素イオンは、水素イオンを選択的に透過するカチオン交換膜Hを通過するが、アルミニウムイオン(Al3+)は通過しない。図1で云えば、アルミニウムイオン(Al3+)は脱塩室S、S・・・Sn中の被処理液中にそのまま残り、被処理液は硫酸が除去されるに従って液量の減少が起こり、これが結果として被処理液中で濃縮され、高濃度の硫酸アルミニウムとして得ることができるものである。
【0022】
また、上記操作中すなわち通電処理時に透析装置に印加する電圧は、好ましくは0.1〜1.0V(ボルト)/陰陽膜単位程度であり、電流密度は好ましくは1〜20A/dm 程度であるが、これら範囲とは限らず、被処理廃液中の硫酸及び硫酸アルミニウムの各濃度、使用する交換膜H及びAの種類、また電気透析装置の規模等如何により適宜設定することができる。
以上は、アルミニウムの硫酸による陽極酸化廃液を例にして説明したが、本発明はアルミニウムの塩酸、修酸、硝酸などによる酸エッチング廃液にも同様にして適用でき、この場合にはこれらの各酸に対応するアルミニウム塩を高濃度で得ることができる。
【0023】
【実施例】
以下、本発明を実施例によって説明するが、かかる実施例によって本発明が制限されるものではないことは勿論である。水素イオン選択透過性カチオン交換膜「セレミオンHSV」〔旭硝子(株)社製、商品名、陽イオン交換体層と陰イオン交換体層との複層イオン交換膜〕と水素イオン難透過性アニオン交換膜「セレミオンAAV」〔旭硝子(株)社製、商品名、ビニルピリジン系弱塩基性陰イオン交換体膜〕とを上記カチオン交換膜の複層イオン交換膜の陰イオン交換体層が陽極側に面するように交互に配列し(図1参照)、カチオン交換膜の陽極側に構成される脱塩室を10室及び濃縮室10室を有する全有効膜面積が17.2dm となる電気透析槽を準備した。
【0024】
上記電気透析槽の脱塩室には、初期組成として、硫酸190g/l及び硫酸アルミニウム18g/l(Alとして換算)に調整した原液10リットルを膜面線速度8cm/secで循環供給し、濃縮室には250g/lの硫酸溶液を満液となる量(150ミリリットル)張り込んだ。また電気透析槽の両端の電極室には200g/lの硫酸水溶液を5リットル調整し、循環供給した。
【0025】
この状態において、0.5ボルト/単位セルで通電したところ、初期には7.0A/dm の電流が流れ、濃縮室からは391ml/時間で269g/lの硫酸濃縮液が採取された。また同じ0.5ボルト/単位セルでの通電を17時間継続したところ、濃縮室からの溢流液は初めのものを含めて計6.0リットルとなり、この液の組成は硫酸250g/l、硫酸アルミニウム0.118g/l(Alとして換算)であった。
【0026】
また上記処理終了時の脱塩液の量は4.0リットルとなっており、組成は硫酸100g/l、硫酸アルミニウム44.8g/l(Alとして換算)であった。またこの間の硫酸の電流効率は43.9%であった。このように、本発明によれば硫酸等をしかも高濃度として回収することができ、併わせて高濃度の硫酸アルミニウム等を得ることができるものである。
【0027】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明によれば、アルミニウムの酸エッチング廃液、例えばアルミニウムの硫酸による陽極酸化処理廃液から硫酸をアルミニウムイオンときわめて有効に分離して濃縮・回収できるとともに、併わせて高濃度の硫酸アルミニウム等を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する電気透析装置の一態様を示す概略図。
【符号の説明】
H 水素イオンを選択的に透過するカチオン交換膜
A 水素イオンを透過しにくいアニオン交換膜
1 容器
2 陽極
3 陰極
4 陽極室
5 陰極室
6 被処理液供給用導管
7 回収液供給用の導管
、S・・・Sn 区画室(脱塩室)
、T・・・Tn 区画室(濃縮室)

Claims (2)

  1. 陰イオン交換体層と陽イオン交換体層との複層イオン交換膜からなる水素イオンを選択的に透過するカチオン交換膜と、弱塩基性アニオン交換膜からなる水素イオンを透過しにくいアニオン交換膜とを陽極、陰極間に交互に配列して形成され、陽極側がアニオン交換膜で区画され、陰極側がカチオン交換膜で区画された複数個の脱塩室と、陽極側がカチオン交換膜で区画され、陰極側がアニオン交換膜で区画された複数個の濃縮室とが構成される電気透析槽の脱塩室に、アルミニウムの酸エッチング廃液を供給して通電することにより、濃縮室から濃縮酸を回収する方法であって、複層イオン交換膜の陰イオン交換体層が、イオン交換容量0.5〜4ミリ当量/g乾燥樹脂、膜厚0.1〜150μm及び硫酸0.5モル/リットル溶液中の抵抗が1Ω・cm2以下を有することを特徴とする、拡散透析法を適用しない、アルミニウムの酸エッチング廃液からの酸の分離濃縮回収方法。
  2. 上記アルミニウムの酸エッチング廃液が、硫酸による陽極酸化廃液である請求項1に記載のアルミニウムの酸エッチング廃液からの酸の分離濃縮回収方法。
JP30683894A 1994-11-16 1994-11-16 アルミニウムの酸エッチング廃液からの酸の分離濃縮回収方法 Expired - Lifetime JP3546498B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30683894A JP3546498B2 (ja) 1994-11-16 1994-11-16 アルミニウムの酸エッチング廃液からの酸の分離濃縮回収方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30683894A JP3546498B2 (ja) 1994-11-16 1994-11-16 アルミニウムの酸エッチング廃液からの酸の分離濃縮回収方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08144100A JPH08144100A (ja) 1996-06-04
JP3546498B2 true JP3546498B2 (ja) 2004-07-28

Family

ID=17961872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30683894A Expired - Lifetime JP3546498B2 (ja) 1994-11-16 1994-11-16 アルミニウムの酸エッチング廃液からの酸の分離濃縮回収方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3546498B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4918197B2 (ja) * 2001-09-04 2012-04-18 前澤工業株式会社 ホウ酸と鉱酸との混酸から鉱酸を回収する方法
JP4843895B2 (ja) * 2003-08-07 2011-12-21 住友金属工業株式会社 水溶液の処理方法および装置
CN101597095A (zh) * 2008-06-05 2009-12-09 佳科太阳能硅(厦门)有限公司 湿法冶硅的废酸回收处理方法
JP5466873B2 (ja) * 2009-05-08 2014-04-09 株式会社野坂電機 酸の濃縮方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08144100A (ja) 1996-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Walters et al. Concentration of radioactive aqueous wastes. Electromigration through ion-exchange membranes
Strathmann Electrodialysis, a mature technology with a multitude of new applications
Strathmann Electrodialysis and related processes
EP1069079B1 (en) Electric deionization apparatus
CN101195081B (zh) 防止电去离子作用装置中结垢的方法及装置
JP4855068B2 (ja) 電気式脱イオン水製造装置及び脱イオン水製造方法
Strathmann Ion-exchange membrane processes in water treatment
Strathmann Electrodialysis and its application in the chemical process industry
Rao et al. Electrodialysis in the recovery and reuse of chromium from industrial effluents
US4357220A (en) Method and apparatus for recovering charged ions from solution
JP2001314864A (ja) 偏光板製造廃液の処理方法
KR100519196B1 (ko) 이온 교환 물질의 전기화학적 처리
JP3546498B2 (ja) アルミニウムの酸エッチング廃液からの酸の分離濃縮回収方法
JP4710176B2 (ja) 超純水製造装置
US3673068A (en) Process for recovering waste acids and metals by electrodialysis
Strathmann Electrodialysis
Audinos et al. Electrodialysis
US20070256940A1 (en) Device and Method for Removing Foreign Matter from Process Solutions
US4769152A (en) Process for removing electrolyte
JPH07299333A (ja) 有機酸の再生方法
EP0553136A1 (en) Guard membranes for use in electrodialysis cells
GB2383275A (en) Ion exchange column regeneration by electrodialysis
US20210198126A1 (en) Electrodialysis process for high ion rejection in the presence of boron
Scott Ion-exchange and charge driven processes
Bungay 1. THE PRINCIPLE OF ELECTRODIALYSIS 2. ION-EXCHANGE MEMBRANES AND THEIR PROPERTIES

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031226

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040323

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110423

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423

Year of fee payment: 8

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term