JP3546205B2 - 輪状形成術の輪の移植を補助するためのホルダー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
(関連分野)
本願は、1989年7月3日付の同時係属米国特許出願387,909号と1989年1月30日付444,189号の一部継続出願である。
【0002】
本発明は、器官または身体部分を外科的に治療する間に配置される縫合線の寸法と(または)形を制御するために使用される外科縫合ガイドに関する。殊に、本発明は、剛性ホルダーに着脱可能に取り付けて、外科手術縫合糸の間隔と位置を制御するため可撓性縫合ガイドの組み合わせに関する。
【0003】
【従来の技術】
(発明の背景)
器官やその他の身体部分を外科的に修復する際、外科医は器官を切開することが普通である。外科的な傷を閉じると、縫合糸は、種々の組織層内に配置され、傷の2つの辺縁を引きつけて、治癒過程でなめらかで有力な表面が矯正されるようにしている。だが、縫合糸が応力にさらされると、組織に裂け目が入って傷の閉じ口を傷めることが多い。
【0004】
従って、多くの場合、外科切開が行われた器官の壁を強化し支持するために恒久的な支持力を付与する手段をもつことが望ましい。また、多くの場合、その代わりに、生分解性の縫合ガイドを備えることも望ましい。
【0005】
多くの場合、切開は直線に沿って行われるが、解剖上の条件に合致するような形をしているため、外科医が所望の形を形成するために縫合糸上の張力を平衡させることは困難になる。
【0006】
一定数の例では、縫合線はほぼ曲線となっており、縫合線が所定寸法を維持することは極めて重要な意味をもつ。例えば、二本の血管や腸のようなその他の器官を共に縫合する場合、縫合線が潜在的な閉塞点をつくりだして血管を狭窄することがないように防止する手段が存在する必要がある。
【0007】
同様の問題は、腸や気管支を切除する場合にも生ずる。別例として、外科医が外科手段により胃の大きさを小さくしょうとする場合、変形した器官が特定の円周寸法をとり、器官の大きさを小さくするために使用されるひだが均一に分布して、縫合線に沿って可撓性の劣った領域が形成されることになる危険を避けるようにする手段が存在する必要がある。
【0008】
美容整形手術のようなその他の状況では、外科医が縫合線が所定の長さに制限されることを望む場合もある。
【0009】
以上の状況の全てにおいて、縫合ガイドを使用して所望の外科閉鎖寸法を達成することを助けたり、縫合糸が位置する領域を固定し支えて、縫合糸が組織から裂けたり、縫合線が引糸のように振舞い、組織に望ましくないひだをつける危険を避けることが望まれる。
【0010】
以上の問題は、変形した僧帽弁、すなわち両尖弁を外科的に矯正する際に、一連のプロステーゼのうちの一つが使用される、輪状形成術として知られる外科手術においてとりわけ鋭いものとなっている。
【0011】
心弁に対する疾患と一定の固有欠陥は、心室が収縮する際血液の心室から心房への逆流を妨げる際に、心臓弁膜尖の働きを損なう恐れがある。例えば、心臓組織のリューマチ熱と細菌性炎症は、弁輪をひずませたり拡張したりして、心臓弁膜尖を弁中心から変位させ、弁収縮時に血液の漏れをひきおこす恐れがある。
【0012】
今日、輪状形成術として知られる二つの手法が拡張し(または)変形した弁論を作り直すために使用されている。
【0013】
「ひだ形成」として知られる技法では、弁論の円周を、円周の小さな剛性または半剛性プロステーゼリングを輪の基部周囲に移植することによって小さくすると共に、輪にひだをつけてその円周をリングの円周まで小さくしている。「改造法」として知られる技法では、輪の円周は小さくしないで輪を長い形に改造するものである。この目標を達成するには、輪と同じ円周を有するが長いまたは楕円形をした剛性または半剛性のリングを、弁の基部周囲に外科的に移植する。ひだ形成法と改造法とは、共に、心臓弁膜尖の先端を共に戻すことによって拡張した弁を閉じる際の隙間を除去するように意図している。
【0014】
輪状形成術では、種々の多くのプロステーゼが開発されて使用されている。全体として、プロステーゼは弁輪基部周囲にフィットする輪状または一部輪状の部材である。最初、プロステーゼは、剛性フレーム部材または弁の正規開閉時にほとんどたわまない金属製その他の剛性材料による「リング」として設計されていた。正常な心弁輪は、噴門サイクル中に継続的にたわむため、剛性のリングプロステーゼはこの運動を妨害し、弁自体の運動を制限することになる。従って剛性リングプロスデーゼを移植するために使用される縫合糸は、縫合糸を裂いてばらばらにするだけの応力を蒙ることになる。剛性輪状形成リングプロステーゼの例は、米国特許3,656,185(1972年4月18日,特許権者 カーペンター)と4,164,046(1979年8月14日,特許権者 クーリー)によって開示されている。
【0015】
その他の例は、完全に可撓性の輪状形成リングプロステーゼの使用を提案している。完全に可撓性のリングプロステーゼの例は、米国特許4,290,151(1981年9月22日,特許権者 マサナ)に開示されており、カルロス D.ジュランとホセルイス M.ウバゴの「房室弁改造用の完全可撓製プロステーゼリングの臨床学的ならびに血行力学作用」(胸部手術紀要5,No.5,458−463,1976年11月)とM.プイッヒマサナ他による「新しい調節可能リングに対する僧帽弁輪状形成術の保存外科手術」(心臓弁外科手術1980,30−37,1981年)と題する論文で論じられている。
【0016】
可撓性プロステーゼは、一般に可撓性材料により構成した内側支持部材を備えている。この支持部材は、生体両立性の織布材料中にくるめる。弁の開閉中に心臓弁膜尖どうしを整合しなおすには、リングを弁輪周囲に適当に縫合させることによって行う。
【0017】
だが、完全可撓性リングプロステーゼは、微妙な移植手術中において縫合領域に対して殆ど何の支持も与えるものではない。
【0018】
たとえ、外科医が弁輸周囲に沿って均一に縫い目を分布させようと試みても、移植中の縫い目の引き糸効果によって、可撓性リングをおおう材料にひだをつけるから縫い目自体もまた、リング周辺の局部領域でひだを形成する傾向がみられる。心臓弁輪における多重ひだ形成として知られるこの現象によって、輪周辺には、かたい領域がつくりだされる。かくして、可撓性リングは、実際には剛性領域を付与する結果となり、弁輪円周が望み通り縮小するとはいえ、弁の開閉中に弁輪を歪めることになる。
【0019】
剛性リングプロステーゼの欠陥の幾つかを克服するために、更にその他の種類の輪状形成プロステーゼが設計されており、リング円周を移植中に外科医が調節したり、移植リングが弁の開閉中に移動するにつれて自動的に調節するように工夫している。
【0020】
このタイプの調節可能プロステーゼは、剛性の、もしくは少なくとも一部剛性のフレームと組み合わせて設計するのが普通である。
【0021】
自動調節リングプロステーゼの例は、米国特許4,489,446(権利者リード,1984年12月25日)において開示されている。プロステーゼの輪を自動調節できるように二個の往復する剛性金属片がフレームを構成している。米国特許4,602,911(権利者 アーマディ外)と、4,042,979(権利者 アンゲル,1977年8月23日)は、更にリング円周を調節する機構を有する調節可能なリングプロステーゼを提示している。しかし、フレーム部材が剛性のため、自動調節プロステーゼはその他のタイプの剛性リングプロステーゼの欠陥の多くを克服してはいない。
【0022】
米国特許4,055,861(権利者 カーペンター、1977年11月1日)は、上記完全可撓性リングと種々のタイプの剛性リングとの間に可撓性を有する輪状形成リングプロステーゼについて開示している。カーペンターのリングは、同程度にかつ全方向に変形可能であって、ポリエチレンテレフタレートの円筒形剛毛を2〜8回巻いた環状の束よりなる弾性を備えていることが望ましいとされている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
剛性と半剛性の輪状形成リングは、可撓性リングにより惹起されるひだを除去するが、そのようなリングの限定的性質は弁が正常に開閉する能力にとって一般的に危険である。
【0024】
そのため、公知の輪状形成リングプロステーゼにかかわる上記欠陥を全くもたない変形または拡張した心弁輪を改形する外科手術を提供することが本発明の目的である。
【0025】
心弁の輪状形成に使用するためには、他の分野と同様、縫合ガイドが全体的に可撓性、軽量かつしなやかであると共に、ガイドを貫いてその周囲に縫った縫合糸にかかる応力に拡するに十分な強さを有することが望ましい。
【0026】
だが、全体に可撓性の縫合ガイドは、上記の引き糸効果における組織のひだを防ぐことができず、従って、縫合線とそれが位置する組織が任意の所望寸法、例えば、所望の円周を維持するようにすることはできない。
【0027】
従って、外科手術中に縫合ガイドに対して一時的に剛性と一定の寸法を与えるが、一たび手術が完了した後は、縫合ガイドを自由に屈曲させるような手段に対する必要が存在する。
【0028】
【課題を解決するための手段】
本発明は、輪状形成術の輪の移植を補助するためのホルダーに関し、このホルダーは、少なくとも一部が円周辺縁を規定する剛性体であって、該辺縁に沿って輪状形成術の輪が適合し得る、剛性体;該輪状形成術の輪を、該円周辺縁に沿ってぴんと張って取り付ける複数の縫合糸であって、縫合糸の各々の両端部が、該輪状形成の輪を通る部分を有して該剛性体に取り付けられる、縫合糸;および該円周辺縁に隣接する剛性体中に形成される複数の切断ガイドを備え、ここで、各縫合糸の一部分は、該剛性体からの該輪状形成術の輪の容易な離脱のために、該切断ガイドの1つを横切って通過する。
【0029】
好ましくは、前記複数の切断ガイドは、前記剛性体の円周辺縁に沿って等しく間隔を置いて配置され、前記輪状形成術の輪は、該円周辺縁に沿って均一にぴんと張って取り付けられている。
【0030】
好ましくは、前記剛性体はほぼ平面に形成され、そして前記切断ガイドは該平面に対してほぼ垂直に伸びている。
【0031】
好ましくは、前記切断ガイドの各々は、前記縫合糸の1つが通過するように形成された第1の溝を有する隆起プラットホームを備える。
【0032】
好ましくは、前記切断ガイドの各々は、前記第1の溝に対してほぼ垂直に伸びる第2の溝をさらに備えている。
【0033】
好ましくは、前記切断ガイドの各々の第2の溝は前記第1の溝より深い。
【0034】
好ましくは、前記ホルダーは、前記円周辺縁に形成され、そして前記縫合糸が前記輪状形成術の輪の内部円周を通って前記剛性体からほぼ伸び、該輪状形成術の輪の外部円周が移植を補助する妨げとはならないように配置されるアパーチャをさらに備える。
【0035】
好ましくは、前記剛性体は、前記円周辺縁内の平面内にほぼ伸びる平面状部材を備え、そして該平面状の部材中に形成される開口部を備える視覚的な窓をさらに備える。
【0036】
好ましくは、前記ホルダーは、前記円周辺縁から中央位置に伸びるスポークによって、前記平面状の部材中に形成される複数の視覚的な窓を備える。
【0037】
好ましくは、前記ホルダーは、前記スポークを前記中央位置に連結するハブをさらに備え、該ハブが該ホルダーを操作するためにハンドルに取り付けられるように適合されている。
【0038】
好ましくは、前記ホルダーは、ハブに連結され、そして前記輪状形成術の輪を通る縫合糸の配置の間に握られるように形成されるハンドルをさらに備える。
【0039】
好ましくは、前記ホルダーは、前記ハンドルを前記剛性体に伸びてつなぐつなぎ手段をさらに備える。
【0040】
好ましくは、前記つなぎ手段は、前記剛性体の1つの端部であって、かつ前記ハンドルの対向する端部に取り付けられた所定長さの繊維材料のスプールを備える。
【0041】
好ましくは、前記ハンドルは、前記スプールを収納するためのキャビティを有するスプールハウジングを備える。
【0042】
本発明はまた、輪状形成術の輪の移植のためのホルダーに関し、このホルダーは、健常な解剖学的心弁輪の形状に適合するような形状の外部円周辺縁を有する本体;該本体中の該円周辺縁に沿って間隔を置いて配置される、複数のアパーチャ;該円周辺縁に沿って間隔を置いて配置される、複数の切断ガイド;および該輪状形成の輪を該本体の円周辺縁に取り付ける複数の縫合糸であって、縫合糸の各々がその両端部で該本体に取り付けられ、かつ第1のアパーチャを通り、該輪状形成術の輪を通り、第2のアパーチャを通り、該切断ガイドの1つを横切り、第3のアパーチャを通り、再び該輪状形成術の輪を通り、そして第4のアパーチャを通る、縫合糸を備える。
【0043】
好ましくは、前記複数の切断ガイドは、前記剛性の本体の円周辺縁に沿って、前記輪状形成の輪が該円周辺縁に沿って均一にぴんと張って取り付けられるように均等に間隔を置いて配置される。
【0044】
好ましくは、前記複数の切断ガイドの各々は、縫合糸支持表面を有する隆起プラットホーム、および切断工具を挿入するための該縫合支持表面にある切断ガイド溝開口部を備え、該表面上に支持された縫合糸を切断し、そしてそれによって前記輪状形成の輪をホルダーから離脱する。
【0045】
好ましくは、前記切断ガイドの各々は、前記縫合糸を受ける第2の溝を備え、該第2の溝が前記縫合支持表面を含む表面によって規定される。
【0046】
好ましくは、前記切断ガイド溝は、前記第2の溝よりも深い。
【0047】
好ましくは、前記切断ガイド溝および第2の溝は、互いにほぼ垂直である。
【0048】
好ましくは、前記切断ガイド溝の端部は閉鎖され、挿入方向にある前記工具の動きを止める。
【0049】
好ましくは、前記アパーチャは、前記縫合糸が前記輪状形成術の輪の内部円周を通って該本体からほぼ伸び、該輪状形成術の輪の外部円周が移植の補助を妨げないように配置される。
【0050】
好ましくは、前記外部円周辺縁は、前記輪状形成術の輪が少なくとも部分的に適合する外方向に向いた経路を規定する。
【0051】
好ましくは、前記外方向に向いた経路は、前記輪状形成術の輪が前記縫合糸によって離脱可能に保持される溝を備え、前記切断工具が前記縫合ガイドに挿入されるとき各縫合糸が2つの部分に分割され、縫合糸の該部分の各々が前記本体に1つの端部で固定されたままであり、自由な部分が前記ホルダーを該輪状形成術の輪から離すことによって引っ張られ、それによって該リングを溝から離脱する。
【0052】
好ましくは、前記ホルダーは、前記本体に連結され、そして前記輪状形成術の輪を通る縫合糸の配置の間に握られるように形成されるハンドルをさらに備える。
【0053】
好ましくは、第2の縫合糸が、前記本体を前記ハンドルに離脱可能に連結する。
【0054】
好ましくは、前記ホルダーは、前記ハンドルと前記本体との間に位置する部材を備え、そして切断工具によって接近可能なハンドル離脱溝を有し、該工具が前記第2の縫合糸を切断し、かつ該ハンドルを該本体から脱連結することを可能にする。
【0055】
好ましくは、前記部材は、前記本体上の隆起プラットホームを備え、該プラットホームが前記ハンドル放出溝を備える。
【0056】
好ましくは、前記ホルダーは、前記ハンドルを前記本体に伸びてつなぐつなぎ手段をさらに備える。
【0057】
好ましくは、前記つなぎ手段は、前記本体の1つの端部であって、かつ前記ハンドルの対向する端部に取り付けられた所定長さの繊維材料のスプールを備える。
【0058】
好ましくは、前記ハンドルは、前記スプールを収納するためのキャビティを有するスプールハウジングを備える。
【0059】
好ましくは、前記スプールハウジングは、前記スプール上に設置されたドクイアを受けるための第1および第2の対向するスロットを備える。
【0060】
本発明はまた、縫合ガイドの移植を補助するためのホルダーに関し、このホルダーは、該縫合ガイドが適合され得る辺縁を規定する剛性体;該辺縁に対して該縫合ガイドをぴんと張って取り付ける複数の縫合糸であって、該縫合糸の各々の両末端が、輪状形成術の輪を通る部分を備えて該剛性体に取り付けられている縫合糸;および該辺縁に隣接して該剛性体中に形成される複数の切断ガイドを備え、ここで、各縫合糸の一部が、該縫合ガイドの該剛性体からの離脱を容易にするために該切断ガイドの1つを横切って通過する。
【0061】
好ましくは、前記辺縁は、健常な解剖学的心弁輪の形状に適合するような形状であり、そして前記縫合ガイドが輪状形成の輪であって、かつ該辺縁に沿って均一にぴんと張って取り付けられる。
【0062】
好ましくは、前記辺縁は直線状であり、そして前記縫合ガイドは直線状であって、かつ該辺縁に均一にぴんと張って取り付けられる。
【0063】
好ましくは、前記剛性体は環状であり、そして前記辺縁が該環状剛性体の内部環状辺縁状に形成され、そしてここで、前記縫合ガイドが環状であって、かつ該辺縁に均一にぴんと張って取り付けられる。
【0064】
好ましくは、前記ホルダーは、ハブに連結され、そして前記縫合ガイドを通る縫合糸の配置の間に握られるように形成されるハンドルをさらに備える。
【0065】
好ましくは、前記ホルダーは、前記ハンドルを前記剛性体に伸びてつなぐつなぎ手段をさらに備える。
【0066】
好ましくは、前記つなぎ手段は、前記剛性体の1つの端部であって、かつ前記ハンドルの対向する端部に取り付けられた所定長さの繊維材料のスプールを備える。
【0067】
好ましくは、前記ハンドルは、前記スプールを収納するためのキャビティを有するスプールハウジングを備える。
【0068】
【発明の実施の形態】
(発明の要約)
本発明は、ほぼ可撓性の縫合ガイドをぴんと張った位置に保持する組成体を提供して、所定寸法を有する縫合線を配置することにより上記の欠陥を克服するものである。
【0069】
ホルダー組成体に取り付ける時、可撓性縫合ガイドは、縫合中の身体部分や血管部分の形に合致する円周のような形をとる。ホルダー組成体は、直線形であれ、曲線形であれ、またはそれら両者の組み合わせであれ、縫合ガイドを任意の所望形に保持するように構成することができ、縫合ガイドは、生分解性とすることも永久的に移植することもできる。かくして、改造手術をうけもつ外科医は、所望の形や寸法をもった縫合線を実現する上で助かることになる。
【0070】
上記組成体は、縫合ガイドが一定形、一定寸法にぴんと張った形で配置保持される表面を有するホルダー部分を備える。
【0071】
殊に、ホルダー組成体は、縫合ガイドが縫合線にとって都合のよい形や寸法をとるように、ぴんと張った形で配置される外側に向いた全体として平坦な面を有するボデーを備える。
【0072】
この表面は、縫合ガイドの一部を受け取るための窪みを少なくとも一つ備えていることが望ましい。上記組成体は、更に着脱可能なハンドルと縫合ガイドを着脱可能に裏面に締めつける機構を備える。
【0073】
本発明の組成体と共に使用される可撓性縫合ガイドは、全体として長い可撓性のボデー要素を備える。同要素は、織布材料のような生体両立的なカバー内に収納した内部可撓性リブを備える。縫合ガイドは、その目的が内部に置かれた縫合糸からの裂けを防ぐための永久支持体としての役目を果たすものであるか、縫合支持作用を一時的なものとするかによって、生分解性材料か非生分解性材料の何れかによって構成することができる。縫合糸を手術後に支持するその働きの外に、手術中に開示のホルダーと組みにして使用する場合、縫合ガイドは、剛性支持体と完成縫合線の長さを外科が制御する際のテンプレートとしての働きをする。例えば、もし課題が一部を取り除いた腸の2端を共に縫合することである場合、縫合ガイドとホルダーの組み合わせにより、外科接合の円周を結腸の付近領域の円周よりも小さくも大きくもなく、ほぼ等しくすることができる。
【0074】
従って、ホルダー装置は、縫合ガイドに対して一時的な剛性や緊張を付与しながら、それに縫合目的を容易にするために選択した形を付与するように設計する。例えば、目的が縫合線を曲面の円周付近に配置することである場合、ホルダーはその円周の少なくとも一部にフィットさせ、縫合ガイドを前記円周に対して保持し、円周を歪めない外科接合を行う上で外科医を補助するように設計する。
【0075】
使用時、縫合ガイドは、それが沿在し、ボデーの形を一時的にとるように配置された着脱可能に取り付ける手段、例えば、一本またはそれ以上の糸、VelcroTMピースその他により、外側方向に面するボデー面に対して着脱可能に保持する。上記取付手段は、手術を完了するに十分な時間縫合ガイドをホルダーボデーにしっかりと取り付ける能力をもつが、一旦縫合線が置かれると、溶解する能力をもつ生分解性接着剤とすることもできる。一例では、糸は、寸刺の出入により、縫合ガイドの少なくとも一部を貫通させ、ボデーの周囲を通すことにより縫合ガイドをボデー面に対して少なくとも2点、例えば、その極端部に取り付けるようにする。
【0076】
縫合ガイドをボデーに対して着脱可能に取り付ける手段は、いったん縫合線が外科医により配置されたら、組織を貫く縫合糸の変位や裂けを生じさせるほど縫い目を攪乱せずに、縫合ガイドをボデーから引き離すことができるようなものでなければならない。例えば、着脱取付手段が一本またはそれ以上の糸である場合、縫合ガイドをボデーに備える糸の一部を配置してはさみ、その他により切断し縫合ガイドを身体から自由に解放するようにできなければならない。
【0077】
糸が切断されるか破断すると、縫合ガイドはボデーから自由に解放される。
【0078】
(好適例の解説)
本発明は、ほぼ可撓性の移植可能な縫合ガイドをぴんと張った位置に保持し、弁論の基部周囲にひだを形成することによって、大きな心弁輪を所望の円周まで小さくするように、所望の形または寸法を有する縫合線に沿って縫合するホルダー組成体を対象としている。本発明の縫合ガイドは、織布カバー内に収納した自由に屈曲するリブから構成する。使用中、本発明の可撓性縫合ガイドは、ホルダー組成体によりぴんと保持され、ホルダー組成体の形により決定される形に保持され、外科医は、縫合ガイドにより提供される支持体を使用して縫合糸を均一に配置させ、縫合ガイドを介して、縫合ガイドとホルダーのそれとほぼ同様の形をした縫合線内へ通した縫合糸によって組織を引っ張る。例えば、輪状形成に使用する場合、ホルダー組成体はC形として、それに一時的に添えられた縫合ガイドがC形の形をとるようにすることができる。その後、縫合ガイドを心弁論の基部に縫合して、拡張または変形した弁輪の円周をより正常な円周に制限することができる。縫合ガイドをホルダーから放すと、ガイドは、器官または血管のダイナミックな作用によって、身体器官や血管部分がとるどんな形もとることができよう。
【0079】
一般的にいって、ガイドマウント組成体は、ホルダー組成体がひだを輪の壁内に保持する助けをするために縫合ガイドが周囲に配置される一般的な弁輪の形をした上記例におけると同様に、所望縫合線の形と同じ形に構成したガイド支持体を含む。縫合ガイドはこのガイド支持体の少なくとも一部、例えば真っ直ぐまたはカーブした部分に沿って取り付ける。
【0080】
ホルダー組成体によって、外科医は縫合ガイドを適正に位置ぎめできる一方で、縫合ガイドを使用して縫合糸と関連組織を縫合プロセス中に所望の形に引き込むことができる。
【0081】
自由な可撓性縫合ガイドは、手術中着脱可能なホルダー組成体により一時的な剛性を付与されることにより、縫合線の寸刺の位置を制御する上で外科医に対して精度を与えることができる。かくして、例えば、輪状形成において、弁輪の円周が調節される時に多数のひだが形成される危険は著しく少なくなる。
【0082】
さて、図1Aについて述べると、縫合ガイド10は、所望寸法をした長尺の可撓性部材である。その可撓性のために縫合ガイド10の長さを操作して、円形、C形、直線、曲線、曲線と直線の部分の組み合わせといった任意の所望の形をとらせることができる。図1Bにおいて、縫合ガイド10は2端を縫合糸11と共に縫合することによりリング状に成形したものが描かれている。
【0083】
図1Aに示すように、縫合ガイド10は、カバー16内に収納されたほぼ可撓性の内側リブ14から成っている。
【0084】
リブ14は、マイラまたはシリコンゴムのような生体両立的な弾性可撓材料による平坦でロッド状またはチューブ状の部材より構成する。また、リブ14は、縫合ガイドの位置が手術後のX線で判断できるように、バリウムスルフェートの例えば、約10〜15重量パーセント、特に13重量パーセントのX線不透過性物質を含むこともできる。外側カバー16は、裂けずに縫合糸に対する固定材としての働きをするに十分な強度と、縫合ガイド10の可撓性を制限せずにリブ14のしまったカバー内に形成できるだけの可撓性とを有する、任意の生体両立性材料から構成する。
【0085】
外側カバー16は、組織の内部成長を促す材料、例えばダクロンベロアを備える織布であることが望ましい。この外側カバー16は、フレームを完全に収納するようにしっかりとフレーム14の周囲につつみ縫いする。外側布16の厚さは、外科医が縫合糸を通過させるだけの十分な厚さとする。
【0086】
図1は、それぞれ全体を12と10で示すように縫合ガイドが取付られるホルダー組成体の一例の分解図である。ホルダー組成体12は、ガイドマウント組成体18とハンドル42とハウジング44より成るハンドル組成体40を備える。
【0087】
図2〜5は、ガイドマウント組成体18と、その上に縫合ガイド10がどのように取り付けられるかを詳細に示す。ガイドマウント組成体18は、ガイドサポート20を含む。図解上、ここに示す縫合ガイド組成体18は、拡大した心弁輪のひだに使用することを意図したものである。従って、ガイドサポート20の対面する辺縁は、全体としてC形または環状で、外科医が輪状形成手術により心臓輪中に実現したいと思うものと同様な円周寸法を有する。特に、サポート20は全体としてレンズ状で、その端部が真っ直ぐな側部30により接続されたC形部分28をを有する。
【0088】
縫合ガイド10は、ガイドサポート20のカーブしたC形部分28の周囲に配置された溝またはトラフ32内に嵌め込む。
【0089】
トラフ32は、図4に最もよく描かれているように、縫合ガイド10の一部を収める寸法をとる。縫合ガイド10をトラフ32内に配置することによって、ガイド10は、ガイドサポート20の形に合致し、カバー16の相当部分は、トラフ32外部に露出され外科医が縫合糸を通すことが可能となる。
【0090】
図2−5に示す実施例では、ガイドマウント組成体18は、中心サポートハブ22を備え、同ハブに対してガイドサポート20が多数の、望むらくは3本の一体に形成したスポークにより取り付けられる(スポークの1本を24で示す)。マウント組成体18の構成は、この場合、ハブ22とスポーク24を備えるカーブしたガイドサポート20を備え、縫合プロセス中で外科医は心弁を視覚的に観察することができる。中心サポートハブ22は、環状溝36を形成している。この溝36は、ガイドサポート20の反対側のハブ22の端34に近接して形成され、ポスト部材38を形成する。
【0091】
ガイドサポート20の反対側の溝36の側に残るハブ22の部分とハブ端34は、全体を35で示すように内側方向に傾斜する周面を備えている。また、ハブ22は、開いたボア37を備え、ボア37を貫いて円筒形プラグ39が嵌着される。
【0092】
プラグ39は、ボア37の両側から延び出るような寸法となっている。テーパー面35とプラグ39の目的は以下に述べる。
【0093】
更に、図1より判る通り、ハンドル組成体40は、端54がハウジング44に取り付けられた長尺のハンドル42を備える。ハウジング44は、ポスト42の端42に一体に構成することもできるが、端に外側方向を向いたねじを構成してハウジング44の上部に形成された開口59の表面に沿って形成されたねじと嵌まりあうようにすることが望ましい。ポスト42の反対端は、エッチングした外側面52により構成し、外科医がポスト42を掴みやすくする。別の実施例では、ポスト42の端54とハウジング44の開口59を形成して、端54が開口59内に押しばめできるようにする。
【0094】
ハウジング44は、はめ輪構造でキャビティ46を形成する円形壁を備える。図4によく見ることができるように、キャビティは一方の側が開き、全体が開口45のように見える。
【0095】
円形壁60の内側面は、内側方向に開口45から短距離だけ収斂している。キャビティ46は、開いた側45でぴったりとハブ22を収めるだけの幅をもっているが、プラグ39は、ハブ22から十分外側方向に延び開いた側を通ってキャビティ46内へ延びるのを防止している。壁60は、図2,3の48,49で見るように、2つのJ形をしたノッチを形成している。これらのJ形ノッチ48,49を形成することにより、それぞれ、ハブ22から外側へと延びるプラグ39の端を受け取るようにする。ノッチ48,49の形は、各ノッチの長短脚の間にランド50を形成する。
【0096】
ハンドル組成体40は、ハブ22の端34を、プラグ39の外側方向に延びる端の一つがJ形ノッチ48,49のそれぞれ1つを貫通するようにしてキャビティ39内へ挿入することによって、ガイドマウント組成体18へ連結する。ハブ22のテーパー面35は、壁60の内側方向に傾斜する面と係合する。このことによって、ハブ端34は、僅かに圧縮さればね力が生ずる。ばね力は、外側方向に延びるプラグ39の端がJ形ノッチ48,49の大きな脚部を通る運動を制限する働きをする。更に力が加わると、ハンドル40の回転が、プラグ39の外側端をランド50を横切って、J形ノッチ48,49の小さな脚部内へ通す形でプラグ39の端をJ形ノッチ48,49の大きな脚部内へ通す。
【0097】
ハブ端34の僅かな圧縮によって確立されるばね力は、ハウジング44とガイドマウント組成体18間の連結を維持する。ハンドル40は、上記手順を逆にすることによりガイドマウント組成体18から連結を解除する。
【0098】
縫合ガイド10をガイドマウント組成体18のガイドサポート20に着脱可能に取り付ける手段の一例を図5に示す。ガイドサポート20は、ガイドサポート20を貫いて延び溝32と連結する2つのアパーチャを形成している。アパーチャ66,68の正確な位置は重要ではない。図のように、アパーチャ66,68は、ガイドサポート20の真っ直ぐな部分に沿って、スポークの2つに近接する位置に構成する。
【0099】
コードまたは縫合糸70の一端71は、図の孔66と同様にアパーチャの1つを通り、ガイドサポート20上に結ぶ。縫合糸70の他端73は、縫合ガイドl0のボデーを通って一端から他端へと移行する。この端73は、その後、まず孔68を通った後、孔66で結ばれる。縫合ガイド10を外科手術後所定位置へ縫合した後、即ち、弁輪周囲に縫合した後、アパーチャ66,68間の縫合糸の位置を2つに切断する。縫合糸70は、ハンドル組成体12を引き抜くことにより縫合ガイド10から抜き出る。
【0100】
別の実施例(図示せず)に従えば、第1端71は孔66で結ばれ、第2端73は、まず、縫合ガイド10の一端を通過した後横切って戻り、縫合ガイド10の他端、孔68を通過した再び孔66で結ばれる。縫合糸70の除去は、2つの孔間の任意の点で縫合糸を2つに切断してそれを引き抜くことによって達成される。
【0101】
図6に示すガイドマウント組成体の代替例は、開いたC形辺84を有するがCの端と接続する真っ直ぐな辺を有しないガイドサポート82を備える。ガイドサポート82の形の上記差は別として、図6のガイドマウント組成体80は(先に提示した要素番号の素数により示すような)、図5の縫合ガイドについて説明したものと似た要素を含んでいるが、本文では、これ以上詳細に説明しない。
【0102】
このガイドマウント組成体側では、縫合糸をガイドサポートに着脱自在に取り付ける手段は上記のように孔68’,66’(図示せず)間の開いたスペースを横切って結ぶことによって配置される縫合糸(図示せず)である。
【0103】
好適例では、ハンドル組成体40は、ガイドマウント組成体18へ接続する。図1に示すように、この接続は、全体を100で示すラニヤードの一端をハンドル組成体40へ、またラニヤード100の他端をガイドサポート20、例えば、スポーク24の1つに接続することによって行う。ラニヤード100によって、外科医は、縫合手術中にハンドル組成体40をガイドサポート20から外し、外科手術部位をよりはっきりと見ることができる。ハンドル40をガイドマウント組成体18に接続することにより、外科手術終了後に医者がガイドサポート20を患者の体内に残す危険は著しく少なくなる。
【0104】
またラニヤード100によって、医者はハンドルを外した後にガイドサポート20を除去しやすくなる。
【0105】
更にもう一つの好適例では、ハンドル組成体40を変形して、ガイドマウント組成体用のつなぎ手段の働きを行う縫合糸または弦のスプールを収納する。つなぎ手段は、反対端をハンドル組成体とガイドマウント組成体にそれぞれ取り付け、ハンドルがガイドマウント組成体から外した時に、ハンドル組成体から自動的に巻き戻されるようになっている。
【0106】
この好適例は、幾つかの図面8〜10によく見ることができる。本例によるハンドル組成体の下部は図8に90で示す。ハンドル組成体90は、ハウジング92、ハンドル延長部94、ハンドルポスト96を備える。
【0107】
ハウジング92は、上記のJ形ノッチ48,49と似た働きをする一対の対向するJ形ノッチ98,99を備える。ハンドル延長部94は、ハンドルポスト96の下端に適当な方法で固定する。
【0108】
図の通り、ハンドル延長部94は、一端にハンドルポスト96の下端104を受け取るボア102を備える。ハンドルポストの端104は、溶接、打ち抜き、またはそれぞれの部材に互いにロックする螺刻面を設けることによって、ボア102内に保持することができる。従って、ハンドル組成体90のこれら構造の何れも、これ以上詳しく論じない。
【0109】
先に述べた実施例との主な相違は、ハンドル組成体90が、全体を106で示す縫合糸スプールを担うように構成されている点である。この縫合糸スプール106は、ハンドル延長部94内に形成されたボア112内に収納する。ハンドル延長部94とハウジング92は共に着脱可能にはめ合うように構成する。ハンドル延長部94とハウジング92は、それぞれ嵌まり合うカラー108,110を備える。カラー108は、カラー110から上部方向に延びる舌116を受け取る溝114を形成する。
【0110】
舌116は、一つの中心アパーチャ122と、このアパーチャ122から逆方向に延び出る2つの対向する破断部118,120を形成する。
【0111】
カラーl08,110の各々は、4つのアパーチャを有する。カラー108のアパーチャ126〜129は、ハンドル延長部94とハウジング92が共に嵌まり合った時、カラー110のアパーチャ130〜133と整合する。
【0112】
縫合糸スプール106は、ボア112に嵌まり合うハンドルポスト96の下端104に沿って、円筒形に巻いた一定の長さの縫合糸を備える。この長さの縫い目の反対端どうしは、舌116とハンドル延長部94に結びつける。
【0113】
縫い目の一端は、122の中心アパーチャを貫いて引き込み、図の115に示すように、舌116に結びつける。縫い目の反対端は、ボア112からハンドル延長部94内を延びる開口124を貫いて引き込み、117に示すように、ハンドル延長部94の周りに結びつける。
【0114】
本発明の目的上「縫合糸」の意味は、ハウジング92をハンドル延長部94に接続する上で有効な、任意のコード、弦またはフィラメント状材料を含むことに注意されたい。
【0115】
ハンドル延長部94とハウジング92は、共に舌116を溝114内へ置くことによって装着する。縫い目糸は、整合したアパーチャ内を走りハンドル延長部94とハウジング92を共に保持するようにする。例えば、1本の縫い目糸134は、ハンドル延長部94のアパーチャ126,127とハウジング92のアパーチャ130,131内に通し、第2の縫い目糸136は、ハンドル延長部94のアパーチャ128,129とハウジング92のアパーチャ132,133に通す。
【0116】
本例のハンドル組成体90は、上記の如くガイドマウント組成体18に連結する。ハンドルポスト96は、縫合糸134,136を切断しハウジング92からハンドル延長部94を引き去ることによってハウジング92から取り除く。ハンドルポスト96を引き去ると縫合糸スプール106がほどける。縫合ガイドを縫合線に沿って、即ち、心輪周囲の所定位置に縫合させた後、ガイドマウント組成体を縫合ガイドに保持する縫合糸を切断する。その後、ガイドマウント組成体をハンドルポスト96上で引っ張ることによって取り外す。
【0117】
もう一つの例では、図11〜13に示すように、ハンドル組成体140も変形して、ガイドマウント組成体142用のつなぎ手段と似た働きをする縫合糸または弦のスプールを収納する。図11について述べると、ハンドル組成体140は、ハウジング144、ハンドルポスト146、大きなハンドル部分148を備える。ハンドルポスト146は、縫合ガイドホルダー組成体を使用しながら外科医がハンドルを所望角度に曲げることを可能にする可鍛性金属その他の材料により製作することが望ましい。大きなハンドル部分148により、外科医は、ハンドルを握りやすくなると共に、縫合ガイドホルダーを手術部位へ送ることが容易になる。ハウジング144は、図12について詳説するように、ガイドマウント150に着脱可能に取り付ける。
【0118】
図12について述べると、ハウジング144は、ハンドルポスト146を受け取るボア154を備える。ハンドルポスト146の端は、押しばね、摩擦ばめ、溶接またはそれぞれの部材に互いにロックしあう螺刻面を設けることによって、ボア154内に保持することができる。
【0119】
また、ハウジング144は、縫合糸スプール160のドグイア158を受け取る一対の対向するスロット156を備える。縫合糸スプール160は、スピンドルポスト164に沿って、円筒形に巻いた一定の長さの縫合糸162を備える。縫合糸162の一端は、縫合糸スプール160の上端166内のアパーチャ(図示せず)に結ぶ。縫合糸162の他端は、ガイドマウント150のハブ168に添付する。特に、縫合糸162は、アパーチャ170と172を通りアパーチャ172にしばる。
【0120】
スピンドルポスト164の下端は、内部にハブ168のボア176により受け取られる大きさに形成された一対の対向するノッチ174を備える。
【0121】
従って、スピンドルポスト164は、ボア176内へ押しばめ、または摩擦ばめする。
【0122】
縫合糸スプール160は、ハウジング144の内側キャビティ(図示せず)内に収納し、ドグイア158が対向するスロット156内にスナップ装着された時所定位置に保持される。その後、縫合糸スプール160を所定位置に有するハウジング144を、図11に示す縫合糸178,180によりガイドマウントに取り付ける。縫合糸180は、図12の点線186により示すように、ハウジング144内の一対のアパーチャとガイドマウント150内の一対のアパーチャ184を貫通する。縫合糸178は、図12の点線192で示すようにハウジング144内の一対のアパーチャ188とガイドマウント150内の一対のアパーチャ190を貫通する。
【0123】
一旦、縫合ガイドとガイドマウント組成体が手術部位に配置されると、医者は、必要とあらば、図11,12に示す切断ガイド194,196の位置で縫合糸178,180を切断することによりハンドルを除去することができる。切断ガイド194,196は、内部を縫合糸が貫通する浅溝195と、はさみその他の切断工具を挿入して、その位置の縫合糸を切ることの可能な浅溝に対して垂直なプラットホーム内に形成された深溝197を備えた隆起したプラットホームより構成する。縫合糸が切られ、ハンドルが取り外されると、スプール160はハウジング144内に残り、縫合糸162はハブ168に取り付けたままとなる。ハンドルがガイドマウントから引き離される時、縫合糸はスピンドルポスト164から引き外され、縫合ガイドがガイドマウントから離され手術が完了した後、ガイドマウントを取り外すためのつなぎ手段を提供することになる。
【0124】
図13について述べると、縫合ガイド152は、縫合糸198,200,202により、ガイドマウント150に着脱可能に取り付ける。縫合糸198は、アパーチャ204に結んだ後、縫合ガイドの一端を通り、切断ガイド208上部のアパーチャ206を通った後、再びアパーチャ206を通り、縫合ガイド152、アパーチャ209、アパーチャ210を通り、そこで縫合糸198の他端が結ばれる。
【0125】
縫合糸200は、一端がアパーチャ210を通って結ばれた後、ガイドマウント150下部のアパーチャ211、縫合ガイド152,212を通り、切断ガイド214を横切りアパーチャ212を通って戻る。その後、縫合糸200は、再び縫合ガイド152を通り、アパーチャ215,216を通り、そこで結ばれる。最後に、縫合糸202は、一端をアパーチャ216で縛り、縫合ガイド150下部のアパーチャ217、縫合ガイド152、アパーチャ218を通り、切断ガイド220、アパーチャ218を再び通り、そこで縫合ガイド152、アパーチャ222を貫通し、そこで縛られる。
【0126】
ガイドマウント150内の縫合ガイド152の反対端に配置されるアパーチャ224,226を使用して、縫合ガイド152の各端を一時ガイドマウント150の各端に取り付け、縫合糸198,200,202をガイドマウントと縫合ガイドのアパーチャ内に通す過程で縫合ガイドを所定位置に保持する。いったん縫合糸198,200,202の通しが完了すると、その後、224,226の縫合糸を取り去る。224,226の縫合糸は図解上、図11では223,225で示す。
【0127】
図13について述べると、切断ガイド208,214,220は、内部に縫合糸が貫通する浅溝228と切断工具か貫通する浅溝に垂直にプラットホーム内に形成した深溝230を形成した隆起プラットホームより構成され、深溝上に位置する位置で縫合糸を切るようになっている。深溝は、切断工具またははさみの先端がその点を超えて通れないように一端をストッパー232により閉じる。
【0128】
このストッパーは、切断工具が開いたスペース234内のガイドマウント150のスポークどうしの間に落ちて、患者の組織を誤って切らないようにするためである。
【0129】
医者が縫合ガイドマウント150から縫合ガイドを外す準備が整うと、切断工具を切断ガイドの切断溝へ通すことによって、縫合糸198,200,202を単にぷつんと切るだけでよい。縫合糸が3つの位置全てで切り終わると、ガイドマウントは、つなぎ手段で引っ張るかそれを取り外すことにより回収することができ、縫合糸は、ガイドマウント上で結ばれているためガイドマウント150により取り外すことができる。
【0130】
図14〜18について述べると、縫合ガイドを保持する縫合ガイドホルダーの2つの追加的な実施例が描かれている。図14,15は、線形の縫合ガイドを配置するための線形縫合ガイドホルダーを示す。図16,17,18は、円形縫合ガイドを配置する円形またはリング状の縫合ガイドホルダーを示す。
【0131】
図14について述べると、線形縫合ガイドホルダーは、図2に示すタイプの着脱可能なハンドル240と線形ガイドマウント242を有する。しかし、図8,12に示すつなぎ手段を有するハンドル例も使用することができる。ガイドマウント242は、線形の溝またはトラフ244を有し、その内部に図15に示すように、縫合ガイド246を嵌め込むことができる。ガイドマウント242内に形成したアパーチャ248を使用して、図15に示すように縫合ガイドをガイドマウントに縫合する。
【0132】
ガイドマウント242は、ガイドマウントの各下端に切断ガイド252,254を備える。
【0133】
縫合ガイド246は、縫合糸250により線形ガイドマウント242に対してぴんと固定する。縫合糸250の一端は、アパーチャ248aに結び、縫合ガイド246、アパーチャ248bを通り、切断ガイド252を横切り、アパーチャ248c,246,248dを通り、そこで第2の長さの縫合糸256に結び付ける。縫合糸256は、アパーチャ248e、縫合ガイド246、アパーチャ248fを通り、切断ガイド254を横切り、アパーチャ248g、縫合ガイド246、アパーチャ248hを通り、そこで結びつける。かくして、先の例の如く、医者が縫合ガイドホルダーから縫合ガイドを離す準備が整うと、切断工具を切断溝252,254内に挿入し、その位置で縫合糸250,256を切るだけでよい。その後、縫合糸250,256を縫合ガイドマウント242により除去する。図14,15に示す線形縫合ガイドは、切開がほぼ直線状に行われるどのような外科手術についても使用することができる。縫合ガイドマウント242は、どんな長さでもよく、縫合ガイド246は、図15に示すように縫合ガイドマウントの全長を延びるようにしてもよく、あるいは長さを短くして縫合ガイドマウント242のほんの一部に固定することもできる。もし医者がフックや曲がった端を有する縫合ガイドを欲する場合には、縫合ガイドを縫合ガイドマウント242の辺縁周囲に延びるようにして1または2つの曲がったもしくはフック状の端を提供することもできる。
【0134】
図16について述べると、2本の血管や腸のようなその他の器官を共に縫合する上で有効な円形縫合ガイドホルダーが描かれている。
【0135】
同ホルダーは、腸や気管支の切除する上でも有効である。
【0136】
縫合ガイドホルダーは、ハンドル260を有するが、この場合には着脱可能ではない。しかしながら、先に描いた種々のハンドル例の何れもつなぎ手段の思想を含めて活用することができる。縫合ガイドマウント258は、リングの内側円筒面上に形成した溝またはトラフ260を有するリング形である。
【0137】
溝またはトラフ260は、図17に示すように円形縫合ガイド261を受け取るような形をしている。縫合ガイドマウント258は、縫合ガイド261を図17に示すような縫合ガイドホルダーに縫合する際に使用するために、その円周の周りに均等に配置した複数のアパーチャ262を備える。縫合糸264は、図14,15について説明したものと似た形で、アパーチャと縫合リングに通す。本例については、これ以上の説明は省略する。縫合糸264は、266と268のような2つの位置でぷつんと切って縫合ガイドを縫合ガイドホルダーから外すことができる。その代わりに、先に述べた実施例に示すように切断ガイドを設けることもできる。
【0138】
図18は、図17のライン18−18に沿って描いた縫合ガイドが取り付けられた縫合ガイドホルダーの断面図である。図18は、溝260が縫合ガイド261に係合する様子を示し、縫合ガイドのリブ263と外側カバー265を示す。
【0139】
図面には、C形、線形、円形の種々の形の縫合ガイドホルダーが解説図示されているが、本発明によれば、縫合ガイドホルダーはどんな外科手術を伴うかによって所望の形に構成することができる。例えば、縫合ガイドホルダーは胃を切除する手術や、縫合ラインをまぶたや目に沿って設定する必要のある一定の整形手術の場合には曲線形とすることができる。
【0140】
以上、幾つかの好適例を解説したが、本発明の範囲から逸脱せずに、種々の変形、置換を施すこともできる。従って、本発明は例解として述べたもので発明を限定する趣旨ではないことを理解されたい。
【0141】
【発明の効果】
器官または身体部分を外科的に治療する間に配置され、縫合線の寸法および形を制御するために用いられる外科縫合用デバイスが提供される。心弁輪周りの円周のように、縫合ガイド(10)の長さと等しい寸法を有する縫合線を実現するために用いられる、実質的に可撓性の所定長さの縫合ガイドを実質的に緊張位置に保持するホルダー組成体が提供される。この組成体は、これに対して縫合ガイド(10)の長さが着脱可能に配置される表面を有する剛性の縫合ガイドホルダー(20)を備える。このガイドホルダー(20)は、初期の縫合線の形に等しい円周または扇形などの形態をとり得る。このガイドホルダーの形態は、従って、縫合ガイド(10)を所望の縫合線を設定する際に最も有益な形態に維持するような形態に選択される。この組成体は、さらに縫合ガイド(10)をホルダー(20)の表面に対して着脱可能にしばる機構(89、48、49)と、ハンドル(42)を手術部位を妨害されずに見ることができるように離すことができるが、ホルダー(20)もまた、取り外されるまでは、手術部位から外せないようにラニヤードによってホルダー(20)に対して延長可能に取り付ける着脱可能ハンドル(40)を備える。
【図面の簡単な説明】
本発明は添付図面を参照することにより十分に理解され、またその利点も当業者に明らかとなるはずである。図面では同じ参照番号は幾つかの図面において同じ要素を指すものとする。
【図1】図1は、本発明の実施例による剛性ホルダー組成体上に取り付けた可撓性縫合ガイドの分解斜視図である。
【図1A】図1Aは、本発明による可撓性縫合ガイドの長さの部分断面上面図である。
【図1B】図lBは、リング形に縫合した本発明の可撓性縫合ガイドの部分断面の上面図である。
【図2】図2は、縫合ガイドのない図1のホルダー組成体のガイドマウント部分とハンドル部分の下部の分解図である。
【図3】図3は、図2に示す組み立てられたガイドマウント部分と下部ハンドル部分上に取り付けた本発明の可撓縫合ガイドの斜視図である。
【図4】図4は、図3の組み立てられたガイドマウントと下部ハンドル部分のライン4−4に沿う断面図である。
【図5】図5は、可撓性縫合ガイドがぴんと張って固定された図3のガイドマウントの上面図である。
【図6】図6は、本発明のもう一つの実施例によるガイドマウントの斜視図である。
【図7】図7は、本発明の別の実施例によるレンズ状の断面形をした縫合ガイドの断面図である。
【図8】図8は、本発明の別の実施例によるハンドル組成体の斜視側面図である。
【図9】図9は、図8のハンドル延長部の下面図である。
【図10】図10は、図8のハウジングの上面図である。
【図11】図llは、本発明の別の実施例による縫合ガイドホルダーの斜視図である。
【図12】図12は、図11の縫合ガイドホルダーのガイドマウント部分と下部ハンドル部分の分解図である。
【図13】図13は、図11の縫合ガイドホルダーのガイドマウント部分の上面図である。
【図14】図14は、本発明の別の実施例による線形縫合ガイドホルダーの斜視図である。
【図15】図15は、縫合ガイドを取り付けた図14の縫合ガイドホルダーの斜視図である。
【図16】図16は、本発明の別の実施例による円形縫合ガイドホルダーの斜視図である。
【図17】図17は、縫合ガイドを取り付けた図16の縫合ガイドホルダーの斜視図である。
【図18】図18は、ライン18−18に沿って描いた図17の縫合ガイドとホルダーの断面図である。
【符号の説明】
10 縫合ガイド
12 ホルダー組成体
18 ガイドマウント組成体
20 ガイドサポート
36 溝
40、140 ハンドル組成体
42 ハンドル
44、144 ハウジング
48 ノッチ
66、68、170、172 アパーチャ
100 ラニヤード
150 ガイドマウント
152 縫合ガイド
160 縫合糸スプール
194、196 切断ガイド
162、178、180、198、200、202 縫合糸
Claims (38)
- 輪状形成術の輪の移植を補助するためのホルダーであって:少なくとも一部が外部円周辺縁を規定する剛性体であって、該辺縁に沿って輪状形成術の輪が適合し得る、剛性体;
該輪状形成術の輪を、該外部円周辺縁に沿ってぴんと張って取り付ける1つの縫合糸であって、該縫合糸の両端部が、該輪状形成の輪を通る部分を有して該剛性体に取り付けられる、縫合糸;
該外部円周辺縁に隣接する剛性体中に形成される複数の切断ガイド;
ここで、該縫合糸の一部分が、該剛性体からの該輪状形成術の輪の容易な離脱のために、該切断ガイドの1つを横切って通過する;および
該外部円周辺縁中に形成され、そして該縫合糸が、該剛性体から該輪状形成術の輪の内部円周を通って伸び得、それによって該輪状形成術の輪の外部円周が移植の間に妨害されないように配置される、アパーチャを備える、ホルダー。 - 前記複数の切断ガイドが、前記剛性体の円周辺縁に沿って等しく間隔を置いて配置され、前記輪状形成術の輪が、該円周辺縁に沿って均一にぴんと張って取り付けられる、請求項1に記載のホルダー。
- 前記剛性体がほぼ平面に形成され、そして前記切断ガイドが該平面に対してほぼ垂直に伸びる、請求項1に記載のホルダー。
- 前記切断ガイドの各々が、前記縫合糸が通過するように形成された第1の溝を有する隆起プラットホームを備える、請求項3に記載のホルダー。
- 前記切断ガイドの各々が、前記第1の溝に対してほぼ垂直に伸びる第2の溝をさらに備える、請求項4に記載のホルダー。
- 前記切断ガイドの各々の第2の溝が前記第1の溝より深い、請求項5に記載のホルダー。
- 前記剛性体が、前記円周辺縁内の平面内にほぼ伸びる平面状部材を備え、そして該平面状の部材中に形成される開口部を備える視覚的な窓をさらに備える、請求項1のホルダー。
- 前記円周辺縁から中央位置に伸びるスポークによって、前記 平面状の部材中に形成される複数の視覚的な窓がある、請求項7に記載のホルダー。
- 前記スポークを前記中央位置に連結するハブをさらに備える請求項8に記載のホルダーであって、該ハブが該ホルダーを操作するためにハンドルに取り付けられるように適合されている、ホルダー。
- 前記ハブに連結され、そして前記輪状形成術の輪を通る縫合糸の配置の間に握られるように形成されるハンドルをさらに備える、請求項9に記載のホルダー。
- 前記ハンドルを前記剛性体に伸びてつなぐつなぎ手段をさらに備える、請求項10に記載のホルダー。
- 前記つなぎ手段が、前記剛性体の1つの端部であって、かつ前記ハンドルの対向する端部に取り付けられた所定長さの繊維材料のスプールを備える、請求項11に記載のホルダー。
- 前記ハンドルが、前記スプールを収納するためのキャビティを有するスプールハウジングを備える、請求項12に記載のホルダー。
- 輪状形成術の輪の移植のためのホルダーであって:
健常な解剖学的心弁輪の形状に適合するような形状の外部円周辺縁を有する本体;
該本体中の該外部円周辺縁に沿って間隔を置いて配置される、複数のアパーチャ;
該外部円周辺縁に沿って間隔を置いて配置される、複数の切断ガイド;および該輪状形成の輪を該本体の外部円周辺縁に取り付ける1つの縫合糸であって、該縫合糸がその両端部で該本体に取り付けられ、かつ第1のアパーチャを通り、該輪状形成術の輪を通り、第2のアパーチャを通り、該切断ガイドの1つを横切り、第3のアパーチャを通り、再び該輪状形成術の輪を通り、そして第4のアパーチャを通る、縫合糸、
を備え、
ここで、該複数のアパーチャは、該外部円周辺縁上に配置され、該縫合糸が、該本体から、該輪状形成術の輪の密着して隣接する内部円周を通って伸び、それ によって該輪状形成術の輪の外部円周が移植の間に妨害されないように配置される、ホルダー。 - 前記複数の切断ガイドが、前記剛性の本体の円周辺縁に沿って、前記輪状形成の輪が該円周辺縁に沿って均一にぴんと張って取り付けられるように均等に間隔を置いて配置される、請求項14に記載のホルダー。
- 前記複数の切断ガイドの各々が、縫合糸支持表面を有する隆起プラットホーム、および切断工具を挿入するための該縫合支持表面にある切断ガイド溝開口部を備え、該表面上に支持された縫合糸を切断し、そしてそれによって前記輪状形成の輪をホルダーから離脱する、請求項14に記載のホルダー。
- 前記切断ガイドの各々が、前記縫合糸を受ける第2の溝を備え、該第2の溝が前記縫合支持表面を含む表面によって規定される、請求項16に記載のホルダー。
- 前記切断ガイド溝が、前記第2の溝よりも深い、請求項17に記載のホルダー。
- 前記切断ガイド溝および第2の溝が、互いにほぼ垂直である、請求項17に記載のホルダー。
- 前記切断ガイド溝の端部が閉鎖され、挿入方向にある前記工具の動きを止める、請求項16に記載のホルダー。
- 前記外部円周辺縁が、前記輪状形成術の輪が少なくとも部分的に適合する外方向に向いた経路を規定する、請求項14に記載のホルダー。
- 前記外方向に向いた経路が、前記輪状形成術の輪が前記縫合糸によって離脱可能に保持される溝を備え、切断工具が前記縫合ガイドに挿入されるとき前記縫合糸が2つの部分に分割され、縫合糸の該部分の各々が前記本体に1つの端部で固定されたままであり、自由な部分が前記ホルダーを該輪状形成術の輪から離すことによって引っ張られ、それによって該リングを溝から離脱する、請求項21に記載のホルダー。
- 前記本体に連結され、そして前記輪状形成術の輪を通る縫合糸の配置の間に握られるように形成されるハンドルをさらに備える、請求項1 4に記載のホルダー。
- 第2の縫合糸が、前記本体を前記ハンドルに離脱可能に連結する、請求項23に記載のホルダー。
- 前記ハンドルと前記本体との間に位置する部材を備え、そして切断工具によって接近可能なハンドル離脱溝を有し、該工具が前記第2の縫合糸を切断し、かつ該ハンドルを該本体から脱連結することを可能にする、請求項24に記載のホルダー。
- 前記部材が、前記本体上の隆起プラットホームを備え、該プラットホームが前記ハンドル放出溝を備える、請求項25に記載のホルダー。
- 前記ハンドルを前記本体に伸びてつなぐつなぎ手段をさらに備える、請求項23に記載のホルダー。
- 前記つなぎ手段が、前記本体の1つの端部であって、かつ前記ハンドルの対向する端部に取り付けられた所定長さの繊維材料のスプールを備える、請求項27に記載のホルダー。
- 前記ハンドルが、前記スプールを収納するためのキャビティを有するスプールハウジングを備える、請求項28に記載のホルダー。
- 前記スプールハウジングが、前記スプール上に設置されたドクイアを受けるための第1および第2の対向するスロットを備える、請求項29に記載のホルダー。
- 縫合ガイドの移植を補助するためのホルダーであって:
該縫合ガイドが適合され得る外部辺縁を規定する剛性体;
該外部辺縁に対して該縫合ガイドをぴんと張って取り付ける1つの縫合糸であって、該縫合糸の両末端が、該縫合ガイドを通る部分を備えて該剛性体に取り付けられている、縫合糸;
該外部辺縁に隣接して該剛性体中に形成される複数の切断ガイドを備え、
ここで、該縫合糸の一部が、該縫合ガイドの該剛性体からの離脱を容易にするために該外部辺縁に沿って該切断ガイドの1つを横切って通過する;および
該外部辺縁中に形成され、そして該縫合糸が該剛直体から該縫合ガイドの内部辺縁を通って伸び得、それによって、該縫合ガイドの外部辺縁が移植の間に妨害 されないように配置されるアパーチャ、を備える、ホルダー。 - 前記辺縁が、健常な解剖学的心弁輪の形状に適合するような形状であり、そして前記縫合ガイドが輪状形成の輪であって、かつ該辺縁に沿って均一にぴんと張って取り付けられる、請求項31に記載のホルダー。
- 前記辺縁が直線状であり、そして前記縫合ガイドが直線状であって、かつ該辺縁に均一にぴんと張って取り付けられる、請求項31に記載のホルダー。
- 前記剛性体が環状であり、そして前記辺縁が該環状剛性体の内部環状辺縁状に形成され、そしてここで、前記縫合ガイドが環状であって、かつ該辺縁に均一にぴんと張って取り付けられる、請求項31に記載のホルダー。
- ハブに連結され、そして前記縫合ガイドを通る縫合糸の配置の間に握られるように形成されるハンドルをさらに備える、請求項31に記載のホルダー。
- 前記ハンドルを前記剛性体に伸びてつなぐつなぎ手段をさらに備える、請求項35に記載のホルダー。
- 前記つなぎ手段が、前記剛性体の1つの端部であって、かつ前記ハンドルの対向する端部に取り付けられた所定長さの繊維材料のスプールを備える、請求項36に記載のホルダー。
- 前記ハンドルが、前記スプールを収納するためのキャビティを有するスプールハウジングを備える、請求項35に記載のホルダー。
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