JP3546171B2 - Game ball counter - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明の遊技球計数器は、所謂CR機と呼称されるカードリーダー方式の遊技台の裏面の「貸し球」と呼称される遊技者に貸し出される遊技球の通路に設置されて遊技球を計数する遊技球計数器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、所謂CR機と呼称されるカードリーダー方式の遊技台にては、裏面の遊技球の通路が、「貸し球」と呼称される遊技者に貸し出される遊技球の通路とゲーム中に入賞があったときに遊技者に払い出される賞球の通路が区別されていない遊技台が主流であった。
【0003】
しかしながら、上記遊技者に貸し出される「貸し球」の通路は本来は遊技場の設備として位置付けられるものであり、入賞があったときに遊技者に払い出される賞球の通路は各遊技台中の1機構として位置付けられるものであるが、遊技台の構成上の便宜という観点から両通路が1本化され構成されているのが現状である。
【0004】
両通路が多くの遊技台において1本化されている理由は、遊技台の構成上の便宜と価格面の問題という観点からである。まず、遊技台の構成上の便宜の点においては、上記両通路を別にするということは、ただでさえ狭い遊技台の裏面に通路を別々に2本設け、さらに通路上のどこかに遊技球の数を数える計数器を各通路毎に1基づつ設置せねばならないということである。
【0005】
遊技球の通路は遊技球の幅があればよいが、計数器は遊技球を正確に計数する必要上から遊技球を一定の間隔で落下させて計数する機構が必要となる。従来の計数器は、遊技者に貸し出される「貸し球」の計数よりは賞球の計数の方に主眼を置いているために、大当たりの際に払い出される大量の賞球を迅速に計数する能力を有する必要があり、計数機構を駆動する動力源の形状も大きなものとなり、結果として計数器全体も大きなものとならざるを得なかった。
【0006】
さらに、賞球の払い出しの速度を速めるために賞球通路を2条に分離し、計数器中のセンサーに遊技球を交互に落下させ交互に計数する機構を持たせる等、計数器の機構は益々大型化、複雑化する傾向にある。このため、遊技者に貸し出される「貸し球」の通路と賞球の球通路を分離し、夫々の球通路に1基ずつ従来の計数器を設置することは遊技台の裏面の狭小なスペースにおいては益々困難となる一方である。
【0007】
さらに、図13bに示すように、機構が大型化し、複雑化している従来の計数器は価格面にても高価なものとなりつつあるので、このような計数器を2基設置することは、遊技台自体の価格を押し上げる大きな要因の1つともなる。したがって、いきおい球通路を一本化し、計数器も賞球用の計数器1基で「貸し球」の計数もすませようとする考え方が支配的であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のように「貸し球」の通路と賞球の通路は本来別にした方が良い。遊技者が法律を遵守して遊技をするという前提であれば、便宜上上記両通路を共有しても現実的な問題は発生しないが、遊技者が不正操作を行った場合には、責任の所在を明確にする必要上、上記両通路が明確に区別され、上記両通路を通過する遊技球がきちんと別々の計数器で計数されている必要が生じる。
【0009】
しかしながら、従来の遊技球の計数器は機構が複雑で嵩張るので、各種の装置を設置せねばならない遊技台の裏面に2基設置するのは無理があり、また、計数器自体の価格も高いので2基設置することにより遊技台そのものの製造原価が押し上げられることとなるのは前述のとおりである。そこで、いかなる点に問題があるかをさらに突き詰めて考えてみた。
【0010】
問題点は、究極のところ、遊技者に払い出される「貸し球」と賞球を、同じ能力の計数器で計数しようとするところにあるのは明白である。すなわち、遊技者に払い出される「貸し球」はごく少量なので、1回当たり25球程度を正確に計数できれば充分であるのに対し、賞球の方は大当たりの時などにはその何十倍もの量になり、その大量の賞球を正確に計数せねばならない。
【0011】
したがって、遊技者に払い出される「貸し球」と賞球の通路を分離するのであれば、「貸し球」の通路に設置する計数器に賞球計数用の従来の計数器を用いるのは鶏を裂くに牛刀を以ってする如き不合理であるのは明白である。すなわち、「貸し球」の通路に設置する計数器は、少量の遊技球を正確に計数できる能力があれば良いことになる。
【0012】
要するに、ここで求められているのは、少量の遊技球を正確に計数でき、全体の容積はごく小である「貸し球」専用の計数器である。したがって、簡単な機構で正確に作動し、安価に提供でき、できる限り装置全体の容積を小さなものとした遊技球計数器を開発することを本発明の課題としたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであって、その要旨とするところは、以下のとおりである。すなわち、遊技球の通路となる球通路が内部に形成された球通路筐体と該球通路の下部に遊技球が通過する感知孔を位置せしめたセンサーを格納するセンサー格納部と上記球通路筐体に隣接してモーターを格納するモーター室と遊技球を係止保留状態にし得るストッパーを格納するストッパー室を設けた本体と該本体を被覆するカバー及び上記ストッパーの軸の受板より構成され、上記モーターよりギアを介して一体として回転せしめられる上ストッパーと下ストッパーより構成されるストッパーにおいて、遊技球を係止保留する上ストッパーのテーパー面と遊技球を係止保留する下ストッパーのテーパー面が180°ずれた位置に形成されており、さらに遊技球を通過させる上ストッパーの垂直端部と遊技球を通過させる下ストッパーの垂直端部が180°ずれた位置に形成されており、上記上ストッパーのテーパー面が上記球通路に突出するように上記球通路筐体の1部が切欠されており上記下ストッパーのテーパー面が上記球通路に突出するように上記球通路筐体の1部が切欠されており、上記球通路に突出する上記上ストッパーのテーパー面で係止保留されていた遊技球が上記ストッパー全体の回転により該遊技球の位置に上記上ストッパーの垂直端部が位置することにより該遊技球の係止保留が解除され該遊技球が落下した際に落下地点に上記球通路に突出する上記下ストッパーのテーパー面が位置することにより該遊技球が一旦上記下ストッパーのテーパー面で係止保留され、さらに上記ストッパー全体の回転により該遊技球の位置に上記下ストッパーの垂直端部が位置して該遊技球の係止保留が解除され該遊技球が落下すると同時に次の遊技球は上記球通路に突出する上記上ストッパーのテーパー面により係止保留され、先に落下した遊技球は球通路の直下に位置する上記センサーの感知孔を通過することにより遊技球の通過が正確に計数されることを特徴とする遊技球計数器を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の1実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本実施例の1部を欠截した外観斜視図、図2は平面図、図3は正面図、図4は底面図、図5は背面図、図6は右側面図、図7は左側面図、図8は諸部品の参考分解図、図9a、図9bはストッパーSの詳細を示す外観斜視図、図10a〜図12bは作動プロセスを示す説明図である。図13a(本実施例)、図13b(従来の計数器)は従来の計数器とのサイズを比較するための外観斜視図である。
【0015】
本実施例は、図8に見るように、大きく分けて、本体1、カバー10、モーター16、センサー24、ストッパーS、受板9から構成される。ギア18はモーター16とストッパーSの連結部品であり、軸23はストッパーSに付属する1部品である。
【0016】
本体1は内部に球通路3を有する球通路筐体2を右方に有し、該球通路筐体2の下部にセンサー24が格納されるセンサー格納部15を有し、左方には略中間部分に水平に設けられた隔壁5により上部にモーター室4が、隔壁5と後板6により下部にストッパー室8が形成される。なお、7は隔壁5の支持板である。該球通路筐体2、センサー格納部15、隔壁5、後板6、支持板7は一体として形成されている。
【0017】
本体1の球通路筐体2は図1〜図8に見るように略直方体状で、平面中央から垂直方向に、遊技球Q1、Q2、Q3、…が自由落下可能な幅と奥行きを有する平面形が略正方形状の略直方体状の球通路3が穿設されている。また、球通路筐体2の左側面の下端部分には帯状の切欠部2a、2bが上下に夫々穿設されている。
【0018】
球通路筐体2の下方には夫々略長方形状の右側板15b、底板15c、左側板15eが一体として構成されたセンサー格納部15が一体として固着されている。右側板15bの前部には先端に略3角形状の爪を有する爪部15aが一体に突設され、底板15cの略中央には球通路3と同一平面形状の孔15dが球通路3に対応する位置に穿設されている。
【0019】
右側板15b、底板15c、左側板15eに囲繞されたセンサー格納部15内には空間Rが形成され、該空間Rには、図8に見るように後部に円形の感知孔24aを有する略直方体状のセンサー24が格納される。センサー24が完全に格納されると、図4に見るように感知孔24aは孔15dと重なり、また、センサー24の前部は固定爪15aにより固定される。
【0020】
球通路筐体2の左側面の略中央部分には略長方形状の隔壁5の右端が一体として固着されている。隔壁5は略中央に、後記ギア18の軸18aが嵌入する円形の軸孔5aが穿設されており、軸孔5aのやや右方の下面には後記ギア19の軸23が嵌合固設される軸孔5bが刻設されている。
【0021】
隔壁5の後端部には略長方形状の後板6が一体に固着されている。後板6の右端は図5に見るように1部が切欠された状態で球通路筐体2の後部に達し、球通路筐体2の後部は後板6の右端と嵌合する状態に切欠され、後板6の右端と球通路筐体2の後部は切欠部分が互いに嵌合する状態で一体として固着されている。
【0022】
後板6の正面略中央部分には図4、図6、図7に示すように略正方形状の凹部6aが刻設されている。該凹部6aは、後記ストッパーSの上ストッパー20と下ストッパー21の端部が後板6に衝突するのを防止するためのものである。
【0023】
後板6の左端近傍と隔壁5の左端近傍には略3角形状の支持板7の上端部が隔壁5の左端近傍に、後端部が後板6の左端近傍に夫々一体として固着されている。該支持板7は隔壁5にかかる後記モーター16の重量を支える機能を有するものである。
【0024】
10はカバーで、図8に見るように略長方形状の天板11、前板12、側板13、さらに図4の底面図に見るように略L字型の底板14が固着され一体として形成されている。カバー10は前板12に穿設されたねじ孔12a、12aにより隔壁5の前端部に螺着されることにより、本体1に螺着固定されるものである。
【0025】
天板11は、前端を前板12の上端に、左端を側板13の上端に夫々一体に固着され、略中央部に後記モーター16の冷却用のスリット11aが5本穿設されている。前板12は上端を天板11の前端に、左端を側板13の前端に、下端を底板14の前端に夫々一体に固着され、上部には後記モーター16の冷却用のスリット12bが3本穿設され、略中央左右にはねじ孔12a、12aが夫々穿設されている。
【0026】
側板13は上端を天板11の左端に、前端を前板12の左端に、下端を底板14の左端に夫々一体として固着され、上部の中央付近から後端に至るまで略長方形の切欠部13aが設けられている。底板14は図4に見るように前端を前板12の下端に、左端を側板13の下端に夫々一体として固着されている。
【0027】
9は後記ストッパーSの軸23の受板で、前部が低く後部が高い階段状となっており、図8に見るように前部の右端近傍に軸23を受けるための軸孔9aが刻設されている。受板9は図5に見るように後板6の下部に螺着固定されている。
【0028】
カバー10が本体1に螺着固定されることにより、球通路筐体2の左側面上部を右端とし、カバー10の側板13の右側面上部を左端とし、カバー10の前板12の背面上部を前端とし、カバー10の天板11の底面を上端とし、隔壁5の上面を下端とするモーター室4が形成される。該モーター室4の後部には隔壁はなく、開放状態となっている。
【0029】
また、球通路筐体2の左側面下部を右端とし、カバー10の側板13の右側面下部を左端とし、カバー10の前板12の背面下部を前端とし、カバー10の底板14の上面と受板9の上面を下端とし、隔壁5の下面を上端とし、後板6の正面を後端とするストッパー室8が形成される。
【0030】
モーター室4において、隔壁5の上面には固定板17によりモーター16が螺着される。モーター16の軸16aは隔壁5の軸孔5aより下方に突設される。また、モーター16のコードは図1〜図7に見るようにカバー10の側板13の切欠部13aから外部に延伸される。なお、本実施例におけるモーター16はステッピングモーターとする。
【0031】
ストッパー室8において、ギア18の上面に突設された軸18aの中心には軸孔18bが穿設され、軸孔18bはモーター16の軸16aに密嵌され、モーター16の回転をギア18に伝達する。なお、軸18aは軸孔5aに遊嵌された状態にある。
【0032】
19はギア18に歯合するギアで、ストッパーSに一体に固着されている。ストッパーSは略円盤状の上ストッパー20と下ストッパー21及び軸22が一体として形成され、ギア19は上ストッパー20の上面の軸22の周囲に一体に固着された状態にある。
【0033】
軸22の中心には軸孔22aが穿設され、さらにもう1本の軸23が回動自在に挿通されている。軸23の上端は隔壁5の軸孔5bに嵌合固着されており、下端は受板9の軸孔9aに嵌合固着されている。したがって、ストッパーSは軸23の周囲に回動自在に装着されていることとなる。
【0034】
図9a、図9bにストッパーSの詳細を示す。前述のようにストッパーSは軸22、上ストッパー20、下ストッパー21、ギア19が一体として構成されている。略円盤状の上ストッパー20の円周端部の半分以上には上面に繋がるテーパー面20aと下面に繋がるテーパー面20bが形成され、この部分にては残余の部分より半径が長く構成されている。
【0035】
上ストッパー20のテーパー面20a、テーパー面20b以外の部分は円周端部が垂直に形成された垂直端部20cとなり、この部分にてはテーパー面20a、テーパー面20bの部分に比較すると半径が短く構成されている。テーパー面20a、テーパー面20bと垂直端部20cが円周上にて接続する部分が2箇所生じるが、一方は滑らかに変化し、他方は急激に切り替わって段部20dを形成している。したがって、上ストッパー20のテーパー面20aに係止保留されている先頭の遊技球が落下する際には、該テーパー面20a上を添接しながらスムーズに流下していく。
【0036】
上ストッパー20と略同一直径の下ストッパー21は円周端部の半分以上に上面に繋がるテーパー面21aが形成され、この部分にては残余の部分より半径が長くなっている。テーパー面21a以外の部分は円周端部が垂直に形成された垂直端部21bとなり、この部分にてはテーパー面21aの部分に比較すると半径が短くなっている。テーパー面21aと垂直端部21bが接続する部分が2個所生じるが、一方は滑らかに変化し、他方は急激に切り替わって段部21cを形成している。
【0037】
上ストッパー20のテーパー面20a、20bと下ストッパー21のテーパー面21aは、図9a、図9b、図10b、図11b、図12bに見るとおり位相が略180°ずれており、結果として垂直端部20cと垂直端部21bも位相が略180°ずれている。また、段部20dと段部21cも位相が略180°ずれている。
【0038】
図10a、図12aに明らかなように上ストッパーのテーパー面20a、20bが球通路3側に位置するとき、テーパー面20a、20bは半径が長いのでスリット2aより球通路3内部に突出する。このとき、下ストッパー21においては半径の短い垂直端部21bが球通路3側に位置するので、垂直端部21bがスリット2bから球通路3内部に突出することはない。
【0039】
また、図11aに明らかなように下ストッパーのテーパー面21aが球通路3側に位置するとき、テーパー面21aは円周半径が長いのでスリット2bより球通路3内部に突出する。このとき、上ストッパー20においては半径の短い垂直端部20cが球通路3側に位置するので、垂直端部20cがスリット2aから球通路3内部に突出することはない。
【0040】
以下に、本実施例の作用について、図面を参照しながら説明する。
図10aにおいて、遊技球Q1、Q2、Q3、Q4が上方より球通路3内に連続的に落下してくるものとする。図10aは本実施例の初期状態を示しており、該初期状態においてはストッパーSの状態は図10a、図10bに示すように常に上ストッパー20のテーパー面20a、20bの段部20dに近い部分が球通路3内に突出された状態にあり、先頭球である遊技球Q1はテーパー面20a上に係止保留された状態にある。
【0041】
この状態で、ストッパーSが図10bにおける時計回り(矢印方向)に回転すると、テーパー面20aは遊技球Q1を係止保留したまま時計回りに回転し、約180°回転したところで図11a、図11bに見るように球通路3側には半径の短い垂直端部20cが位置することとなり、遊技球Q1は係止保留状態を解除され落下する。
【0042】
しかし、このとき、下ストッパー21の球通路3側にはテーパー面21aが位置しており、テーパー面21aは半径が長いのでスリット2bより球通路3内に突出し、遊技球Q1はテーパー面21aにて係止保留される。先頭球である遊技球Q1が係止保留されることにより後続の遊技球Q2、Q3、Q4も全て係止保留される。
【0043】
モーター16の回転によりストッパーSは遊技球Q1を下ストッパー21のテーパー面21a上に掛止保留したまま時計回り(図11bの矢印方向)に回転し、図11a、図11bの状態から約180°回転したところで図12a、図12bの状態となる。このとき、上ストッパー20の半径の長いテーパー面20aが球通路3内に迫り出し、遊技球Q2(及び続く遊技球Q3,Q4、…)はテーパー面20a上に係止保留される。
【0044】
この状態にて、下ストッパー21の球通路3側には半径の短い垂直端部21bが位置することになり、遊技球Q1は掛止保留状態を解除され、図12aに示すように球通路3より落下し、球通路3の直下に装着されているセンサー24の感知孔24a内を通過する。
【0045】
センサー24は電子式センサーで、感知孔24a内を遊技球Q1が通過すると、感知孔24aを囲繞するコイル(図示せず)のインダクタンスが変化し、パルス信号を出力するよう構成してある(公知技術)。これにより、遊技球Q1の通過が計数される(機械式センサーを用いることも当然可である)。
【0046】
センサー24により計数された遊技球Q1は感知孔24aの直下の孔15dを通過して下方に落下し、「貸し球」として遊技者に貸し出される。続く遊技球Q2(及び続く遊技球Q3,Q4、…)は図12a、図12bに明らかなように、遊技球Q1が感知孔24aにて計数されているときには上ストッパーのテーパー面20aで係止保留状態にある。
【0047】
この際、遊技球Q1、Q2、Q3、…が連続的に感知孔24aを通過するような構成であるとセンサー24の計数能力が不安定になり、誤作動を引き起こすが、本実施例にては以上のように、先の遊技球Q1が完全に感知孔24aを通過し終わるまで次の遊技球Q2は係止保留状態にある。
【0048】
すなわち、遊技球Q1、Q2、Q3、…は連続的ではなく個別に分断され、一定間隔で感知孔24aを通過する構成となっているのでセンサー24の計数能力は安定し、誤作動を生じない。また、遊技球Q1、Q2、Q3、…は連続せず、1個づつ落下するので、本実施例の下に位置する諸機構にも余分な衝撃を与えることがない。
【0049】
遊技球Q1が計数され完全に落下し終わると、以下、遊技球Q2、Q3、…に関して上記のプロセスが繰り返される。なお、本実施例にてモーター16をステッピングモーターとしたのは、予め必要な球数をモーター16にプログラムすることにより遊技球の計数を、モーター側にても行えるという理由による。
【0050】
これにより計数がより正確になるという効果が生ずると同時に必要な球数を計数し終えればモーター16は自動的に停止するので、モーター16を停止させる機構を組み込む必要がないという効果も生ずるものである。したがって、上記効果を期待しない場合には、モーター16が通常のモーターであっても、当然本発明は成立し得るものである。
【0051】
なお、上ストッパー20の下面に連続するテーパー面20bの作用は、例えば図11aの状態で下ストッパー21のテーパー面21a上に係止保留されている遊技球Q1の上部がなんらかの理由で、上ストッパー20に接触した際、遊技球Q1が上ストッパー20と下ストッパー21の間に噛みこまれるのを防止するためである。
【0052】
図13a、図13bは本発明の計数器(上記実施例)Aと従来の計数器Bの大きさを、同一縮尺にて比較したものである。図13bに示す従来の計数器Bは本発明の出願人の出願による景品球払出装置(特許番号第2957446号)をさらに改良したもので、賞球の計数器としては最新式の機構を有し、かつ最小の大きさのものである。
【0053】
すなわち、大量の賞球を迅速に計数するために球通路27を2条とし、モーター26によりトロイダルコアT(特許番号第2957446号の明細書にては「球受部材」と呼称)を回転させて遊技球Q1、Q2…を交互にセンサー25に落下させ、計数するという構成である。なお、モーター26もやはりステッピングモーターで、本発明の上記実施例同様モーター26側の計数とセンサー25による計数を合わせて計数を正確なものとしている。
【0054】
従来の計数器Bにおいては、大量の賞球を迅速に計数するために球通路27、27より落下してくる2個の遊技球Q1、Q2をトロイダルコアTにより強制的にくわえ込んで迅速に移動させ、センサー25に落下させる必要から、モーター26にはその分出力の大きなものが求められ、結果としてモーター26のサイズは大きなものとならざるを得ない。
【0055】
これに対し、本発明(上記実施例)の計数器Aにては、ストッパーSの上ストッパー20あるいは下ストッパー21に遊技球Q1を載上して自然落下するまで回転させるだけなのでモーター16の出力はストッパーSを回転させる出力に遊技球Q1の回転摩擦力を合計した程度で良く、その分モーター16のサイズも小さくできる。
【0056】
計数器全体のサイズはモーターサイズを基準として決定されてくるのであるが、本発明(上記実施例)の計数器Aのモーター16と従来の計数器Bのモーター26を比較すると、その直径において略倍近い差が生じている。したがって、図13aと図13bの比較に見るように、計数器Aは寸法においては計数器Bの2分の1近くにまで縮小され、容積においてはさらに3分の1以下にまで縮小されている。
【0057】
【発明の効果】
本発明の計数器は簡略化された機構を用いているので、計数器自体の大きさを、従来の計数器に比較してサイズで約2分の1、容積では約3分の1以下に縮小することができた。従来は主としてスペースの問題から遊技台の裏面に計数器を2基設置することに無理があり、やむなく1基の計数器で「貸し球」と賞球の計数を兼用して行い、その結果「貸し球」と賞球の通路も1本であったが、本発明の遊技球計数器によりスペース的に無理なく遊技台の裏面に従来の計数器に加えて本発明の計数器を設置することが可能となり、「貸し球」と賞球の計数を夫々分離して行うことができ、「貸し球」と賞球の通路を明確に分離できることとなった。
【0058】
本発明の計数器においてモーターにステッピングモーターを用いた実施例にては、遊技球の計数を、モーター側にても行え、計数がより正確になるという効果が生ずると同時に必要な球数を計数し終えればモーターは自動的に停止するので、モーターを停止させる機構を組み込む必要がないという効果も生ずる。
【0059】
本発明の計数器は1基のモーターによって上ストッパーと下ストッパーを同時に作用させるという簡素な機構を用いているので、故障が少なく、また製作費用も従来の計数器と比較して極めて安価であり、従来の計数器に加えて本発明の遊技球計数器を装着しても遊技台そのものの製造原価に殆ど影響を与えない。
【0060】
本発明の計数器においては、計数を終えた遊技球は計数器から連続的に落下せず、1個づつ落下するので、計数器の下に位置する諸機構に余分な衝撃を与えることがない。
【0061】
本発明の計数器にては、上ストッパーの下面にもテーパー面を設けてあるので、下ストッパーのテーパー面にて掛止保留されている遊技球が上ストッパーと下ストッパーの間に噛みこまれて計数器の駆動状態に影響を与えるという危惧がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の1部を欠截した外観斜視図である。
【図2】本発明の1実施例の平面図である。
【図3】本発明の1実施例の正面図である。
【図4】本発明の1実施例の底面図である。
【図5】本発明の1実施例の背面図である。
【図6】本発明の1実施例の右側面図である。
【図7】本発明の1実施例の左側面図である。
【図8】本発明の1実施例の諸部品の参考分解図である。
【図9】a 本発明の1実施例のストッパーの外観斜視図である。
b 本発明の1実施例のストッパーの外観斜視図である。
【図10】a 本発明の1実施例の作用工程の1部を欠截した参考説明図である。
b 図10aにおけるストッパーの状態を示す参考平面図である。
【図11】a 本発明の1実施例の作用工程の1部を欠截した参考説明図である。
b 図11aにおけるストッパーの状態を示す参考平面図である。
【図12】a 本発明の1実施例の作用工程の1部を欠截した参考説明図である。
b 図12aにおけるストッパーの状態を示す参考平面図である。
【図13】a 本発明の1実施例の外観斜視図である。
b 従来の遊技球計数器の1例の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 本体
2 球通路筐体
2a 切欠部
2b 切欠部
3 球通路
4 モーター室
5 隔壁
5a 軸孔
5b 軸孔
6 後板
6a 凹部
7 支持板
8 ストッパー室
9 受板
9a 軸孔
10 カバー
11 天板
11a スリット
12 前板
12a ねじ孔
12b スリット
13 側板
13a 切欠部
14 底板
15 センサー格納部
15a 固定爪
15b 右側板
15c 底板
15d 孔
15e 左側板
16 モーター
16a 軸
17 固定板
18 ギア
18a 軸
18b 軸孔
19 ギア
20 上ストッパー
20a、20b テーパー面
20c 垂直端部
20d 段部
21 下ストッパー
21a テーパー面
21b 垂直端部
21c 段部
22 軸
22a 孔
23 軸
24 センサー
24a 感知孔
25 センサー
26 モーター
27、27球通路
Q1、Q2、Q3、Q4 遊技球
A 遊技球計数器
B 遊技球計数器
R 空間
S ストッパー
T トロイダルコア[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The game ball counter of the present invention is installed in a passage of game balls to be lent to a player called a "lending ball" on the back of a card reader type game table called a so-called CR machine and counts the number of game balls. The present invention relates to a game ball counter.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a card reader type gaming table called a so-called CR machine, the path of the game ball on the back side is the same as the path of the game ball to be lent to a player called a “lending ball” and a prize is won during the game. The mainstream was a gaming table where the path of the prize ball paid out to the player when there was no distinction was made.
[0003]
However, the path of the "lending ball" to be lent to the player is originally positioned as a facility of a game arcade, and the path of the prize ball to be paid out to the player when a prize is won is one mechanism in each gaming table. However, from the viewpoint of the convenience of the configuration of the gaming table, it is the current situation that both paths are integrated into one.
[0004]
The reason why both passages are unified in many game consoles is from the viewpoint of the convenience in configuration of the game console and the problem of price. First, in terms of the structure of the game console, separating the two passages means that two separate passages are provided separately on the back surface of the narrow game console, and the game ball is located somewhere on the passage. Means that one counter must be provided for each path.
[0005]
The path of the game balls may have the width of the game balls, but the counter needs a mechanism for dropping the game balls at regular intervals and counting them because it is necessary to accurately count the game balls. Conventional counters focus on counting prize balls rather than counting "lending balls" to be lent to players, so the ability to quickly count a large number of prize balls paid out during a jackpot. Therefore, the shape of the power source for driving the counting mechanism also becomes large, and as a result, the entire counter must be large.
[0006]
In addition, the mechanism of the counter is such that the prize ball passage is separated into two lines in order to increase the speed of paying out prize balls, and a sensor in the counter is provided with a mechanism for alternately dropping game balls and counting them alternately. It tends to be larger and more complex. For this reason, separating the passage of the "lending ball" to be lent to the player and the ball passage of the prize ball, and installing one conventional counter in each of the ball passages is necessary in a small space on the back of the gaming table. Is becoming more and more difficult.
[0007]
Further, as shown in FIG. 13B, the conventional counter having a large and complicated mechanism is becoming expensive in terms of price. This is one of the major factors that raises the price of the stand itself. Therefore, the idea of unifying the vibrating ball passage and using a single counter for the prize ball as well as the counter for counting "lending balls" was dominant.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, as described above, it is better to separate the passage of the “rental ball” and the passage of the prize ball. As long as the player plays the game in compliance with the law, sharing the above two passages for convenience will not cause a real problem, but if the player performs an illegal operation, the responsibility is held. In order to clarify the above, it is necessary that the two paths are clearly distinguished, and the game balls passing through the two paths must be properly counted by different counters.
[0009]
However, since the conventional game ball counter has a complicated and bulky mechanism, it is impossible to install two counters on the back of the game console where various devices must be installed, and the cost of the counter itself is high. As described above, the installation cost of the gaming table itself is increased by installing two units. So, I sought to find out more about what's wrong.
[0010]
Obviously, the problem lies in trying to count the "lending ball" and the prize ball to be paid out to the player with a counter of the same ability. In other words, the "lending ball" paid out to the player is very small, so it is enough to accurately count about 25 balls at a time, whereas the prize ball is tens of times that at the time of a big hit. The quantity must be counted accurately.
[0011]
Therefore, if it is necessary to separate the passage between the "lending ball" to be paid out to the player and the prize ball passage, the conventional counter for counting the prize ball for the counter installed in the "lending ball" passage is a chicken. Obviously it is unreasonable to have a sword to tear. In other words, the counter installed in the passage of the “rental ball” only needs to have an ability to accurately count a small amount of game balls.
[0012]
In short, what is needed is a counter dedicated to "lending balls" that can accurately count a small number of gaming balls and has a very small overall volume. Accordingly, it is an object of the present invention to develop a game ball counter that can be operated accurately with a simple mechanism, can be provided at a low cost, and has as small a volume as possible.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made to solve the above problems, and the gist thereof is as follows. That is, a ball passage housing in which a ball passage serving as a passage of a game ball is formed, a sensor storage portion for storing a sensor in which a sensing hole through which a game ball passes is positioned below the ball passage, and the ball passage housing. A body provided with a motor chamber for storing a motor adjacent to the body and a stopper chamber for storing a stopper capable of holding a game ball in a locked state, a cover covering the main body, and a receiving plate for the shaft of the stopper, In the stopper composed of the upper stopper and the lower stopper which are integrally rotated by the motor via a gear, the tapered surface of the upper stopper for retaining and retaining the game ball and the taper surface of the lower stopper for retaining and retaining the game ball are provided. It is formed at a position shifted by 180 °, and the vertical end of the upper stopper through which the game ball passes and the vertical stopper of the lower stopper through which the game ball passes The end is formed at a position shifted by 180 °, a part of the ball passage housing is cut out so that the tapered surface of the upper stopper projects into the ball passage, and the tapered surface of the lower stopper is A part of the ball passage housing is cut out so as to protrude into the ball passage, and the game ball that has been retained and retained by the taper surface of the upper stopper protruding into the ball passage is rotated by rotation of the entire stopper. When the vertical end of the upper stopper is located at the position of the game ball, the hold of the game ball is released, and when the game ball falls, the tapered surface of the lower stopper protrudes into the ball passage at the drop point. Is positioned, the game ball is temporarily locked and held on the taper surface of the lower stopper, and the vertical end of the lower stopper is positioned at the position of the game ball by rotation of the entire stopper. At the same time, the holding of the game ball is released and the game ball falls, and at the same time, the next game ball is locked and held by the tapered surface of the upper stopper protruding into the ball passage, and the game ball that has dropped first is in the ball passage. A game ball counter characterized in that the passage of the game ball is accurately counted by passing through the sensing hole of the sensor located immediately below the game ball.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 is a perspective view of an external appearance of a part of the embodiment, FIG. 2 is a plan view, FIG. 3 is a front view, FIG. 4 is a bottom view, FIG. 5 is a rear view, FIG. Is a left side view, FIG. 8 is a reference exploded view of various parts, FIGS. 9a and 9b are external perspective views showing details of a stopper S, and FIGS. 10a to 12b are explanatory views showing an operation process. FIGS. 13a (this embodiment) and 13b (conventional counter) are external perspective views for comparing the size with the conventional counter.
[0015]
As shown in FIG. 8, the present embodiment is roughly composed of a
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
Below the
[0019]
A space R is formed in the
[0020]
A right end of a substantially
[0021]
A substantially rectangular
[0022]
As shown in FIGS. 4, 6, and 7, a substantially square
[0023]
Near the left end of the
[0024]
[0025]
The
[0026]
The
[0027]
[0028]
When the
[0029]
The lower left side of the
[0030]
In the
[0031]
In the
[0032]
19 is a gear that meshes with the
[0033]
A
[0034]
9a and 9b show details of the stopper S. As described above, the stopper S has the
[0035]
The portion of the
[0036]
The
[0037]
The tapered surfaces 20a and 20b of the
[0038]
As is clear from FIGS. 10a and 12a, when the
[0039]
11A, when the
[0040]
Hereinafter, the operation of the present embodiment will be described with reference to the drawings.
In FIG. 10A, it is assumed that the game balls Q1, Q2, Q3, and Q4 continuously fall into the
[0041]
In this state, when the stopper S rotates clockwise (in the direction of the arrow) in FIG. 10B, the
[0042]
However, at this time, the
[0043]
With the rotation of the
[0044]
In this state, the
[0045]
The
[0046]
The game ball Q1 counted by the
[0047]
At this time, if the configuration is such that the game balls Q1, Q2, Q3,... Continuously pass through the
[0048]
That is, the game balls Q1, Q2, Q3,... Are not divided continuously but individually, and pass through the
[0049]
When the game balls Q1 have been counted and completely dropped, the above process is repeated for the game balls Q2, Q3,. The reason why the
[0050]
This has the effect that the counting becomes more accurate, and at the same time, the
[0051]
The function of the tapered
[0052]
FIGS. 13a and 13b show a comparison between the size of the counter A of the present invention (the above embodiment) and the size of the conventional counter B at the same scale. The conventional counter B shown in FIG. 13B is a further improvement of a prize ball dispensing device (Patent No. 2957446) filed by the applicant of the present invention, and has a state-of-the-art mechanism as a prize ball counter. And the smallest size.
[0053]
That is, in order to quickly count a large number of prize balls, the
[0054]
In the conventional counter B, in order to quickly count a large number of prize balls, the two toy balls Q1, Q2 falling from the
[0055]
On the other hand, in the counter A of the present invention (the above embodiment), since the game ball Q1 is merely put on the
[0056]
The size of the whole counter is determined on the basis of the motor size. However, when comparing the
[0057]
【The invention's effect】
Since the counter of the present invention uses a simplified mechanism, the size of the counter itself can be reduced to about one-half in size and about one-third or less in volume compared to a conventional counter. Could be reduced. Conventionally, it was impossible to install two counters on the back of the game console mainly due to space issues, and it was unavoidable to use one counter to count "lending balls" and prize balls, and as a result, " Although there was only one passage between the “lending ball” and the prize ball, the game ball counter of the present invention should be able to install the counter of the present invention in addition to the conventional counter on the back of the game console without space constraints It becomes possible to perform the counting of the “lending ball” and the prize ball separately, and it becomes possible to clearly separate the passage between the “lending ball” and the prize ball.
[0058]
In the embodiment using the stepping motor as the motor in the counter of the present invention, the game balls can be counted on the motor side, and the effect that the counting becomes more accurate occurs, and at the same time, the number of necessary balls is counted. The motor stops automatically when the operation is completed, so that there is no need to incorporate a mechanism for stopping the motor.
[0059]
Since the counter of the present invention uses a simple mechanism in which the upper stopper and the lower stopper are simultaneously operated by one motor, the number of failures is small, and the manufacturing cost is extremely low as compared with the conventional counter. Even if the game ball counter of the present invention is mounted in addition to the conventional counter, the manufacturing cost of the game console itself is hardly affected.
[0060]
In the counter according to the present invention, the game balls that have finished counting do not drop continuously from the counter and fall one by one, so that no extra impact is given to the mechanisms located below the counter. .
[0061]
In the counter of the present invention, since the taper surface is also provided on the lower surface of the upper stopper, the game ball suspended and held on the taper surface of the lower stopper is caught between the upper stopper and the lower stopper. Therefore, there is no fear of affecting the driving state of the counter.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external perspective view of an embodiment of the present invention, in which a part of the embodiment is omitted.
FIG. 2 is a plan view of one embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a front view of one embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a bottom view of one embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a rear view of one embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a right side view of one embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a left side view of one embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a reference exploded view of parts of one embodiment of the present invention.
FIG. 9A is an external perspective view of a stopper according to an embodiment of the present invention.
b It is an external perspective view of the stopper of one Example of this invention.
FIG. 10 (a) is a reference explanatory view in which a part of operation steps of one embodiment of the present invention is omitted.
b is a reference plan view showing the state of the stopper in FIG. 10a.
FIG. 11A is a reference explanatory view in which a part of operation steps of one embodiment of the present invention is omitted.
b is a reference plan view showing the state of the stopper in FIG. 11a.
FIG. 12A is a reference explanatory view in which a part of the operation steps of one embodiment of the present invention is omitted.
b is a reference plan view showing the state of the stopper in FIG. 12a.
FIG. 13A is an external perspective view of one embodiment of the present invention.
b It is an external appearance perspective view of an example of the conventional game ball counter.
[Explanation of symbols]
1 body
2 Ball passage housing
2a Notch
2b Notch
3 ball passage
4 Motor room
5 Partition wall
5a Shaft hole
5b Shaft hole
6 Rear plate
6a recess
7 Support plate
8 Stopper room
9 Receiving plate
9a Shaft hole
10 Cover
11 Top plate
11a slit
12 Front plate
12a Screw hole
12b slit
13 Side plate
13a Notch
14 Bottom plate
15 Sensor storage
15a Fixed nail
15b Right side plate
15c bottom plate
15d hole
15e Left side plate
16 motor
16a axis
17 Fixing plate
18 gears
18a axis
18b Shaft hole
19 Gear
20 Upper stopper
20a, 20b Tapered surface
20c vertical end
20d step
21 Lower stopper
21a Tapered surface
21b Vertical end
21c step
22 axes
22a hole
23 axes
24 sensors
24a sensing hole
25 sensors
26 motor
27, 27 ball passage
Q1, Q2, Q3, Q4 game ball
A game ball counter
B game ball counter
R space
S stopper
T toroidal core
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