JP3545457B2 - ケーブル長切替装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、浮上部にケーブルを介して接続して海中に吊下する海洋センサやマイクロホン等の吊下深度を切り替えるためのケーブル長切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のケーブル長切替装置として、例えば、実開平1−180818号公報に記載されるものがある。
図8は、このケーブル長切替装置の斜視図である。
一般に海洋センサ等は、センサ吊下用のケーブル1の一端を取り付けた浮上部2と、前記ケーブル1を繰り出し可能に収納した吊下部3と、前記ケーブル1の他端に接続したセンサ部とを重ねて水中に投入する。この投入後、ケーブル長を切り替える場合には、直ちに切り替えを行う。
【0003】
そして、前記浮上部2を水面に浮上させると共に、前記センサ部及び前記吊下部3を自重により沈降させ、その沈降に伴って前記ケーブル1を繰り出して吊下するようにしてある。
従来のケーブル長切替装置では、一端側を前記ケーブル1の所定の位置に結合した切り替え用ひも4と、一端を前記吊下部3上に固定すると共に前記切り替え用ひも4の他端側に通した針金状バネ5と、この針金状バネ5に対応するように前記吊下部3上に形成された突起部6と、前記針金状バネ5の他端と前記突起部6とで挟持されて吊下部3上に配置されたコマ7と、前記浮上部2から垂下するように設けられ、下端を前記コマ7に当接させたガイド管8と、このガイド管8に挿入され下端を前記コマ7に嵌合させたシャフト9と、このシャフト9を上方に付勢するように設けられたスプリング10と、前記シャフト9の下端とコマ7との嵌合を保つために前記スプリング10の付勢力に抗してシャフト9を抑えるように設けられ、通電により発熱して溶断する抵抗11とを設けてある。
【0004】
そして、上記ケーブル長切替装置では、水中に投入後、前記抵抗11に通電して溶断させた場合は、スプリング10の付勢力より前記シャフト9を上昇させてその下端を前記コマ7から引き抜いて、前記針金状バネ5の他端と前記突起部6とで前記コマ7を挟持して状態で保持することにより前記切り替え用ひも4が針金状バネ5から外れないようにした後、前記吊下部3の沈降により切り替え用ひも4の結合位置までケーブル1を繰り出すようにしている。
【0005】
また、前記抵抗11に通電しない場合は、前記浮上部2の浮上と前記吊下部3の沈降により前記コマ7を前記針金状バネ5の他端と前記突起部6との間から引き抜いて、前記切り替え用ひも4が針金状バネ5から外れるようにし、前記吊下部3の沈降によりケーブル1をすべて繰り出すようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ケーブル長切替装置では、セット時におけるシャフトは、スプリングにより上方に付勢した状態を抵抗により保持しているため、抵抗には前記付勢力と釣り合う力が加わるようになっている。
このため、抵抗は、衝撃に対するある程度の強度を持たなければならないので、前記付勢力と同等以上の弾性強度を必要とするが、抵抗は溶断するときの熱的な条件から限られたものの使用しかできない。また、前記付勢力にはある程度以上のものが必要であるため、シャフトの作動力をある程度以下にすることはできないという制約がある。
【0007】
以上の制約のため、スプリングの弾性力を変えてケーブル長切替装置を設計しなければならないが、抵抗の強度とシャフトの作動力との関係からスプリングの弾性力の設定が難しいという問題がある。
また、前記弾性力の設定が不適切な場合には、例えば、吊下部を海面に投下した時に受ける衝撃により抵抗を破綻して、ケーブル長切替装置が誤動作するという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、発熱体に接して一端を浮上部に固定した熱溶断体と、腕の先端に前記熱溶断体の他端を係止し、軸を中心にバネ力により回転するようにした腕付スプリングと、この腕付スプリングの腕により支えられ、スプリングにより下方に付勢されたシャフトによるスイッチ機構を前記浮上部に設け、吊下部側に前記スイッチ機構に対向して切り替え用ひもを掛止する掛止具を設け、発熱体を加熱して前記熱溶断体を溶断すると、前記腕付スプリングは熱溶断体の係止から外れ、シャフトは付勢力により掛止具を作動して切り替え用ひもの掛止を外すことによりケーブルの長さを切り替えることを特徴とする。
【0009】
【作用】
このような構成によると、前記発熱体が発熱した場合には、前記浮上部と前記吊下部とが分離する前に、前記熱溶断体が溶断して、前記腕付スプリングを回転してスペーサをシャフトから外し、シャフトを下方に付勢することで掛止具から切り替え用ひもを外し、ケーブルの切り替え用ひもによる固定を解くようにできる。
【0010】
また、上述のケーブル長切替装置を作動して、ケーブル長の切り替えを行う場合には、例えば、1台のケーブル長切替装置を用いて2段階の長さに切り替える場合に、ケーブルを短くしたいときには、前記発熱体を発熱しないで切り替え用ひもを掛止具から外さないで、浮上部と吊下部とを分離して海中に沈下させておこなうことができる。
【0011】
ケーブルを長くしたいときは、前記発熱体を発熱して切り替え用ひもをコマから外して、浮上部と吊下部とを分離して海中に沈下させる。
このため、発熱体で直接的にシャフトの付勢力を付けずに、間接的に熱溶断体でシャフトの付勢力を付けているので、発熱体の弾性強度は設計上考慮しなくてもよくなり、発熱体の選択の余地が広がる。また、スプリングの付勢力は、スペーサによりシャフトを持ち上げるだけで溜めておくことができるので、スプリングの弾性力を大きなものとすることが可能となる。
【0012】
【実施例】
以下に図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は本発明のケーブル長切替装置の概略構成図、図2は図1のスイッチ機構の概略正面図、図3はスイッチ機構の作動状態を示す説明図、図4ケーブル長切替装置の作動状態を示す説明図である。
【0013】
本発明のケーブル長切替装置は、浮上部側に設けてケーブル長の切り替えタイミングをはかるスイッチ機構と、吊下部側に設けて所定の長さにケーブルを固定するケーブル長固定機構とにより構成する。
以下に、スイッチ機構について説明する。
図において、12は浮上部で、フロートの一部の円筒部分であり、シャフト機構を配置する仕切板13を設け、底板14との間に空間を取るようにしてある。また、前記仕切板13に穴15をあけ、底板14に穴16をあけてある。それぞれの穴を結ぶ線が略鉛直方向の軸を通るようにしてある。前記穴16には、Oリング17を介し、中心に穴をあけたストッパ18を固着して水密をはかるようにしてある。
【0014】
また、仕切板13上には、軸19と支柱20と支柱21とを固着して設ける。
22はシャフトであり、上下方向に移動可能な状態で、前記穴15と穴16とに挿通し、シャフト1の中間に形成したストッパ23と前記ストッパ18との間に、シャフト22を下方に付勢するためのスプリング24を挿入してある。また、シャフト22の仕切板側の一端には円盤状の板25を固着してある。
【0015】
なお、この板25は、どのような形状のものでもよく、例えば、棒状のものにしてもよい。また、前記スプリング24は、下方に付勢する弾性力をシャフト22に与えればよいので、シャフト22にどのように取り付けてもよく、例えば、前記板25と仕切板13との間に挿入して設けてもよい。
26は腕付スプリングで、図2に示すように、一端側にカギ部26aを持つ腕部26bを設け、その腕部26bと連続してスプリング部26cを設け、そのスプリング部26cの端に伸ばした圧力受部26dを設けた構造にしてある。
【0016】
この腕付スプリング26は、前記軸19にスプリング部26cを挿通し、圧力受部26dを支柱20に接するようにして仕切板13上に取り付けてある。
27はスペーサであり、前記腕部26bに取り付けてあり、前記板25と仕切板13との間に入り、シャフト22を任意の高さに支持するためのものである。
なお、図中では、スペーサ27を腕部26bに挿通して設けてあるが、板25を支持することができるのであれば、どのように取り付けてあってもよい。スペーサ27の材質は、滑り摩擦抵抗の小さいものが好ましく、例えば、ポリアセタールなどがよい。また、腕26bが板25を持ち上げるように折り曲げ、その腕26の形状を変えてもよく、スペーサ27を用いなくてもよい。
【0017】
前記腕付スプリング26とシャフト22とは、セッティング時には、前記カギ部26aに糸状の熱溶断体28の一端を引っかけてその他端を前記支柱21に引っかけることで、上述したように、前記スペーサ27が板25と仕切板13との間に入りシャフト22を持ち上げるようにする。このようにすると、スプリング部26cには板25と仕切板13との間から外れる向きに付勢力が溜まる。つまり、シャフト22が下向きの付勢力を得ることになる。
【0018】
29は発熱体であり、前記熱溶断体28に下から接するように基板30に設けてあり、一般に電熱線などの電気抵抗体である。
なお、ここでは、熱溶断体28に接して設けてあるが、これは熱効率を考えてのことであり、熱溶断体28の付近に設けてあればその位置はどこであってもよい。また、熱溶断体28に対して下側に設けなくてもどのような位置関係にあってもよく、例えば、発熱体29を従来の熱溶断体のように鉛直方向に立たせて設けて熱溶断体28の側面側に設けるようにしてもよいし、発熱体29を基板30に持ち上げて設けてその下に熱溶断体28を設けるようにしてもよい。
【0019】
前記熱溶断体28は、糸状のものでなくても、腕付スプリング26と支柱21とを結び付けることができる形状のものであればよく、例えば、シート状のものでもよい。
なお、熱溶断体28と発熱体29との熱的な性質の関係は、発熱体29の発する熱により熱溶断体28が溶ける関係があれば、発熱体29の発熱温度と、熱溶断体28の溶断温度とはどのようなものであってもよい。
【0020】
次に、ケーブル長固定機構について説明する。
31は吊下部であり、仕切板13で2層に仕切られており、仕切板13の上側にはケーブル長固定機構を取り付けるようにし、その下側には吊下部31に一端を固定したケーブル32を収納するようにしてある。また、仕切板13の一部に穴33を設け、切り替え用ひも34を通すようにしてあり、前記浮上部12をその上に載せるようにしてある。
【0021】
前記ケーブル32は、図5から図7に示すように、その一端を前記浮上部12の下端側に取り付け、他端にマイクロホン等を取り付けるようにしてある。また、その途中には、前記吊下部31を取り付けており、この吊下部31内の図示しない仕切板の1つにクランプするようにして前記吊下部31を一定の位置になるようにしてある。
【0022】
前記切り替え用ひも34は、その一端を輪状にしており、また、他端をケーブル32に接続してある。このケーブル32との接続は、例えば、ケーブル32の所定位置に結び付けた後に、熱で収縮する素材でできたチューブで該所定位置を締めつけるようにする。
なお、一端を輪状にすることは、単に切り替え用ひも34を輪状にしてもよく、輪状の部品をその一端に取り付けるようにしてもよい。また、カギ形状であってもよい。
【0023】
35は掛止具で、その一端を下向きのカギ形状にして前記切り替え用ひも34の輪状部分を引っかけるようにし、他端が前記シャフト22の軸上になるようにしてあり、また、前記仕切板13の上側に取り付けた回転支持部36に取り付けて揺動するようにしてケーブル長固定機構を構成するようにしてある。
なお、前記掛止具35の一端は、略直角のカギ形状をしているが、切り替え用ひも34を引っかけることができるのであればどのような角度でもよく、例えば、鋭角でもよい。また、その一端がカギ形状でなくても、切り替え用ひも34の一端がカギ形状である場合には、輪状のものでもよい。
【0024】
次に、上記ケーブル長切替装置の発熱体を発熱した場合の動作を説明する。
図示しない海洋電池を作動し、発熱体29に通電して発熱させると、熱溶断体28は、次第に溶け、例えば、5秒位で溶断する。なお、この溶断時間は、発熱体29の発熱温度や熱溶断体28の種類や太さ等を変えて適当に設定し、どの位のものにしてもよいが、浮上部12と吊下部31とが分離して海中に沈下する前には溶断が終わる時間を設定する。
【0025】
熱溶断体28が溶断すると、図3に示すように、腕付スプリング26が軸19を中心にして反時計方向に回転する。この結果、スペーサ27が板25の下から外れ、自重とスプリング24の下向きの付勢力により、シャフト22が下向き動く。そして、図4に示すように、シャフト22の下端が掛止具35の一端を押し、掛止具35が反時計方向に揺動して掛止具35のカギ部35aから切り替え用ひも34を離脱する。
【0026】
なお、発熱体29を発熱しない場合には、上述の動作をしないので、掛止具35のカギ部35aから切り替え用ひも34は離脱しないままの状態を保持する。
上述では、ケーブル長切替装置が1台の作動の様子を説明したが、以下にケーブル長切替装置を2台使用して3段階、例えば、深度100m,200m,300mの3段階にケーブルの長さを変える場合を説明する。
【0027】
なお、本発明はこれに限らず、上述したように1台の使用で2段階にしても、複数台を使用して何段階に変えるものでもよい。
また、深度100mにするためのケーブル長切替装置の各部品については、Aをそれぞれつけ、深度200mにするためのケーブル長切替装置の各部品については、Bをそれぞれつけて説明する。
【0028】
本発明のケーブル長切替装置を従来の場合と同様にして水中に沈める。
すなわち、飛行機等から海面に投下して、吊下部31が自重により海中に沈下するようにする。このとき、ケーブル32に取り付ける海洋センサやマイクロホン等の深度を予め決めておいて、前記基板30上に設ける図示しない制御部に設定しておく。
【0029】
まず、一番浅い100mの深度の場合には、図示しない海水電池が作動しても、発熱体29A,29Bに電流を流さない。そうすると、発熱体29A,29Bは発熱しないので、2台のケーブル長切替装置が作動しないため、掛止具35A,35Bから切り替え用ひも34A,34Bが外れないまま、浮上部12と吊下部31とが分離する。
【0030】
このため、ケーブル32が切り替え用ひも34Aとの接続部まで展張すると、それ以上は展張しないため、図5に示すように、深度100mにところにマイクロホン37を位置させることができる。
次に、200mの深度の場合には、図示しない海水電池が作動すると、発熱体29Aには電流を流し発熱させ、発熱体29Bには電流を流さないで発熱させない。そうすると、1台のケーブル長切替装置のみが作動する。
【0031】
すなわち、発熱体29Aの発熱により、ケーブル長切替装置が作動して掛止具35Aから切り替え用ひも34Aが外れる。また、発熱体29B発熱しないので、ケーブル長切替装置は作動しないため、切り替え用ひも34Bは掛止具35Bから外れない。
この状態で、浮上部12と吊下部31とが分離するため、ケーブル32が切り替え用ひも33Aのところでは展張は止まらず、切え替え用ひも33Bのところで展張が止まるので、図6に示すように、深度200mのところにマイクロホン37を位置させることができる。
【0032】
最後に、300mの深度の場合には、図示しない海水電池が作動すると、発熱体29A,29Bのそれぞれに電流を流して発熱させる。そうすると、2台のケーブル長切替装置がそれぞれ作動して、掛止具35Aから切り替え用ひも34Aが外れ、また、掛止具35Bから切り替え用ひも34Bが外れる。
この状態で、浮上部12と吊下部31とが分離するため、ケーブル32が切り替え用ひも34A,34Bのところで展張は止まらないので、図7に示すように、全てのケーブル32を展張して深度300mところにマイクロホン37を位置させることができる。
【0033】
なお、従来のコマと本発明のスイッチ機構とを組み合わせてケーブル長切替装置を構成することもでき、また、従来のシャフトと本発明のケーブル長固定機構とを組み合わせることもできる。
以上説明した実施例によれば、シャフト22の下方への付勢力と掛止具35の揺動によりケーブル長の切り替えを行うことができるようになる。
【0034】
また、前記スペーサ27の滑り摩擦抵抗をできるだけ小さい素材を使用することで、腕付スプリング26の弾性力を小さいものとすることが可能となり、かつ、熱溶断体の弾性強度も小さなものとすることが可能となる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のケーブル長切替装置は、発熱体により熱溶断体を溶断して腕付スプリングの腕をシャフトから外し、シャフトを下方に付勢するようにしているため、発熱体としての抵抗が弾性強度の弱いものであってもよくなる。また、スプリングの弾性力も大きなものとすることができ、その設計も容易なものとなるので、ケーブル長切替装置の作動信頼性が高いものになるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル長切替装置の概略構成図である。
【図2】図1のスイッチ機構の概略正面図である。
【図3】スイッチ機構の作動状態を示す説明図である。
【図4】ケーブル長切替装置の作動状態を示す説明図である。
【図5】本発明のケーブル長切替装置の使用状態を示す説明図である。
【図6】本発明のケーブル長切替装置の使用状態を示す説明図である。
【図7】本発明のケーブル長切替装置の使用状態を示す説明図である。
【図8】従来のケーブル長切替装置の概略構成図である。
【符号の説明】
12 浮上部
13 仕切板
14 底板
15 穴
16 穴
17 Oリング
18 ストッパ
19 軸
20 支柱
21 支柱
22 シャフト
23 ストッパ
24 スプリング
25 板
26 腕付スプリング
27 スペーサ
28 熱溶断体
29 発熱体
30 基板
31 吊下部
32 ケーブル
33 穴
34 切り替え用ひも
35 掛止具
36 回転支持部
37 マイクロホン

Claims (2)

  1. センサ等を吊下するケーブルの一端を取り付けた浮上部と、前記ケーブルを繰り出し可能に収納した吊下部と、前記ケーブルの他端に接続したセンサ部とを重ねて水中に投入して、前記浮上部を水面に浮上させると共に、前記センサ部および前記吊下部を沈降させて、センサ部を吊下するもので、
    沈降に際して、前記吊下部に貫通して前記浮上部に取り付けたスイッチ機構の作動により、前記ケーブルの所定個所に一端を接続して吊下部に取り付けた切り替え用ひもの掛止もしくは掛止解除を行うようにし、
    掛止状態の時にはケーブル長を短くし、掛止を解いた状態の時にはケーブル長を長くなるように、所定長さのケーブルを吊下するようにしたケーブル長切替装置において、
    発熱体に接して一端を浮上部に固定した熱溶断体と、
    腕の先端に前記熱溶断体の他端を係止し、軸を中心にバネ力により回転するようにした腕付スプリングと、
    この腕付スプリングの腕により支えられ、スプリングにより下方に付勢されたシャフトによるスイッチ機構を前記浮上部に設け、
    吊下部側に前記スイッチ機構に対向して切り替え用ひもを掛止する掛止具を設け、
    発熱体を加熱して前記熱溶断体を溶断すると、前記腕付スプリングは熱溶断体の係止から外れ、シャフトは付勢力により掛止具を作動して切り替え用ひもの掛止を外すことによりケーブルの長さを切り替えることを特徴とするケーブル長切替装置。
  2. 請求項1記載のケーブル長切替装置において、掛止具は、回転支持部を中心にして揺動するようにし、その一端をスイッチ機構に対向させ、他端に前記切り替え用ひもを掛止するようにしたことを特徴とするケーブル長切替装置。
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