JP3545297B2 - 画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP3545297B2
JP3545297B2 JP36614199A JP36614199A JP3545297B2 JP 3545297 B2 JP3545297 B2 JP 3545297B2 JP 36614199 A JP36614199 A JP 36614199A JP 36614199 A JP36614199 A JP 36614199A JP 3545297 B2 JP3545297 B2 JP 3545297B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
projected
projection
synthesizing
shift amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP36614199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001184484A (ja
Inventor
崇 飯田
直樹 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP36614199A priority Critical patent/JP3545297B2/ja
Publication of JP2001184484A publication Critical patent/JP2001184484A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3545297B2 publication Critical patent/JP3545297B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどにより撮像された複数の画像を合成して円筒面に投影した360度分の合成画像を生成する画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から360度の合成画像を生成するための手法としては、撮像時における撮像条件に制約を加えることにより合成画像を得る方法が用いられている。すなわち、三脚に撮像装置を取り付けて、撮像装置の動きを水平面に平行な平面上における回転方向に制約し、この制約のもとに撮像された撮像画像を水平方向にそって合成していくものである。
【0003】
一方、近年におけるデジタルスチルカメラの普及に伴い、三脚を用いることなく撮像した撮像画像を合成して、同様に360度の合成画像を生成する要望が高まっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、三脚を用いることなく撮像された撮像画像は、通常、水平面に対して傾斜しているため、互いに隣接する複数の画像を合成して得られる360度分の合成画像が水平面に対して傾斜し、これにより合成画像における始端(0度)及び終端(360度)の繋ぎ目がずれて、適切な合成画像を得ることができないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、三脚を用いることなく手動で撮像された画像であっても、合成画像における始端及び終端の繋ぎ目がずれることなく、適切に円筒面に投影した360度分の合成画像を得ることができる画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の画像を合成して円筒面に投影した360度分の合成画像を生成する画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、画像を円筒面に投影する円筒面投影処理ステップと、その円筒面投影処理ステップにて得られた投影画像について、所定の投影画像を始端に隣接する画像間で対応する領域を抽出する対応領域抽出ステップと、その対応領域抽出ステップにて得られた対応領域に基づいて360度分に相当する投影画像を合成した場合の始端及び終端の投影画像間におけるずれ量を算出するずれ量算出ステップと、対応領域抽出ステップにて得られた対応領域とずれ量算出ステップにて得られたずれ量とに基づいて360度分に相当する投影画像を合成する画像合成ステップとを備えていることを特徴とする。
【0007】
また、360度分に相当する投影画像を合成した場合の合成画像における画像サイズを算出する画像サイズ算出ステップと、投影画像または合成画像のうち、画像サイズ算出ステップにて得られた画像サイズ外側の画像を画像サイズ内側の画像に合成する第2の画像合成ステップとを備えていることを特徴とする。
【0008】
また、対応領域抽出ステップは、始端の投影画像から順次隣接する投影画像との対応領域を抽出する毎に、その投影画像と始端の投影画像との重なり具合を抽出するステップと、その重なり具合に基づいて終端の投影画像を決定するステップとを含むことを特徴とする。
【0009】
具体的には、ずれ量算出ステップにて算出されるずれ量が、始端の投影画像における基準画像の座標値と、終端の投影画像に始端の投影画像を合成させた場合の基準画像の座標値との差であり、画像合成ステップにて、両基準画像の座標値が円筒面に対して同一の垂直断面上に位置すべく360度分に相当する投影画像が合成されることを特徴とする。
【0010】
具体的には、ずれ量算出ステップにて算出されるずれ量が、始端の投影画像における基準画像の座標値と、終端の投影画像に始端の投影画像を合成させた場合の基準画像の座標値との差であり、画像合成ステップは、対応領域抽出ステップにて得られた対応領域に基づいて360度分に相当する投影画像を合成するステップと、そのステップにて得られた合成画像を、両基準画像の座標値が円筒面に対して同一の垂直断面上に位置すべく回転させるステップと含むことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を画像合成装置に適用した場合の実施の形態について説明する。
〔画像合成装置の説明〕
まず、複数の画像から継目のない合成画像を得るための画像合成装置について説明する。
【0012】
図1は、本実施の形態における画像合成装置の概略構成を示している。
【0013】
パーソナルコンピュータ1には、ディスプレイ2、マウス3及びキーボード4が接続されている。パーソナルコンピュータ1は、CPU11、メモリ12、ハードディスク13、CD−ROMのようなリムーバブルディスクのドライブ(ディスクドライブ)14を備えている。
【0014】
ハードディスク13には、OS(オペレーションシステム)等の他、画像合成プログラムが格納されている。画像合成プログラムは、そが格納されたCD−ROM5を用いて、ハードディスク13にインストールされる。また、ハードディスク13には、デジタルスチルカメラによって撮像された複数の画像が予め格納されているものとする。なお、これらの画像は、三脚を用いることなく使用者が回転しながら手動で360度全方向を撮像した画像である。
【0015】
図2は、画像合成ソフトが起動せしめられた場合にCPU11によって実行される画像合成処理手順を示している。
【0016】
まず、ユーザによって指定された複数の画像がハードディスク13からメモリ12に読み込まれる(ステップS01)。
【0017】
次に、メモリ12に読み込まれた複数の画像それぞれについて、円筒面に投影する円筒面投影処理が行われる(ステップS02)。この円筒面投影処理については、種々提案されているが、以下にその一例を示す。
【0018】
図9に示すように、ワールド座標系において焦点距離がfの平面(Z=f)上の任意の点をP(x,y,f)とすると、この点Pは次式1を用いてX−Z平面に垂直な円筒面上の点u=(θ,ν),θ∈(−π,π〕に投影される。
【0019】
【数1】
Figure 0003545297
【0020】
次に、メモリ12に読み込まれた複数の画像のうち、ユーザによって指定された始端画像とそれに隣接する画像とが重なり合う対応領域の抽出処理が行われる(ステップS03)。この対応領域抽出処理は、例えば、SSD法(Sum of Squared Difference)、正規化相互相関法に基づいて行われる。なお、ここでは画像I1をユーザによって指定された始端画像とし、図3に示すように、この始端画像I1の左上を原点、一方の辺に沿ってx軸、他方の辺に沿ってy軸となる座標軸が設定される。
(a)SSD法の説明
SSD法では、まず、2枚の画像I1、I2の重なり部分ω(サイズ:M×N)が、次式2に示すように、画素あたりの2乗誤差Eを用いて求められる。画像間の移動量(d)が可能な範囲で変化せしめられ、Eが最小となる移動量(d)から、対応領域が抽出される。なお、このEが最小になるときの移動量(d)は、隣接する2画像間における左上の頂点の移動量を意味する。また、この対応領域の抽出は、処理を高速化するならば低解像度の画像を用いればよい。
【0021】
【数2】
Figure 0003545297
【0022】
(b)正規化相互相関法の説明
正規化相互相関法では、まず、2枚の画像I1、I2の重なり部分ω(サイズ:M×N)が、次式3に示すように、正規化相互相関係数Cを用いて求められる。画像間の移動量(d)が可能な範囲で変化せしめられ、Cが最大となる移動量(d)から、重なり部が抽出される。また、この重なり部の抽出は、処理を高速化するならば低解像度の画像を用いればよい。
【0023】
【数3】
Figure 0003545297
【0024】
式3において、I1 ̄、I2 ̄は、一方の画像I1を固定させ、他方の画像I2をdだけ移動させたときの、両画像の重なり部における各画像それぞれの濃淡値の平均である。また、σ1、σ2は、他方の画像I2を固定させ、一方の画像I1をdだけ移動させたとき両画像の重なり部における各画像それぞれの濃淡値の分散である。
【0025】
次に、求められた重なり部が一致するように両画像I1、I2が合成されて、図4に示すような合成画像I12が生成される(ステップS04)。
【0026】
次に、始端画像I1の左上頂点(x1,y1)=(0,0)の座標に対する、合成された画像I2の左上頂点の座標(x2,y2)の移動量d12(dx12,dy12)が算出される(ステップS05)。なお、ここではdx12=x2−x1、dy12=y2−y1とする。
【0027】
そして、順次隣接する画像I3、I4…INについてステップS03〜S04の処理を繰り返すことにより、図5に示すような合成画像I1Nが生成されるとともに、各隣接画像間における左上の点の移動量d12(dx12,dy12), d23(dx23,dy23),…dN-1N(dxN-1N,dyN-1N)が算出される。なお、ステップS03〜S04の処理の繰り返しは、ユーザ指定した終端画像INに対してステップS03〜S04の処理が完了することによって終了する(ステップS06)。
【0028】
次に、合成画像I1Nのずれ量を算出する(ステップS07)。まず、終端画像INと始端画像I1についてステップS03、S05と同様の処理を行うことにより、終端画像INに対して始端画像I1を合成させた場合の終端画像INに対する始端画像I1の移動量を演算する。すなわち、始端画像I1を終端画像INに合成するために移動させた画像を図5中破線で示す画像I1´とし、終端画像INに対する始端画像I1の移動量に代えて、終端画像INに対する画像I1´の移動量dN1´(dxN1´,dyN1´)を算出する。そして、得られた互いに隣接する2画像間の移動量から、次式4を用いて画像I1と画像I1´間の移動量d11´(dx11´,dy11´)が合成画像I1Nノのずれ量として算出される。
【0029】
【数4】
Figure 0003545297
【0030】
次に、ステップS07において得られたずれ量d11´(dx11´,dy11´)から、次式5を用いて合成画像I1N全体の傾きθが算出される(ステップS08)。
【0031】
【数5】
Figure 0003545297
【0032】
そして、原点を中心に合成画像I1N全体を、ステップS08にて得られた角度θだけ回転させて、図6に示すような合成画像を生成する(ステップS09)。
【0033】
更に、ステップS09にて得られた合成画像I1N全体を、始端画像I1の左端のx座標が0となる位置までx軸と平行に移動させるとともに、合成画像I1Nの上端の座標が0となる位置までy軸と平行に移動させて、図7に示すような合成画像I1Nを生成する(ステップS10)。
【0034】
次に、円筒面に投影したN枚の入力画像から1枚の合成画像I1Nを生成した場合における合成画像I1Nの360度分のサイズを求める(ステップS11)。ここで、合成画像I1Nの幅(x軸方向の長さ)をWとするすると、次式6により幅Wが算出される。
【0035】
【数6】
Figure 0003545297
【0036】
また、合成画像I1Nの高さ(y軸方向の長さ)をHとすると、高さHは合成画像I1Nにおけるy座標の最大値と最小値との差により算出される。
【0037】
次に、ステップS11にて得られた合成画像I1Nの360度分のサイズに基づく矩形領域を設定し、この矩形領域から外側に位置する領域の画像Pを切り取るとともに、切り取った画像Pを始端画像I1の対応する位置に合成して、図8に示すような合成画像I1Nを生成する(ステップS12)。すなわち、切り取った画像Pの左端のx座標値が0となる位置まで、x軸と平行に切り取った画像Pを平行移動する。このとき、すでに別の入力画像が描画されているときは、互いに重なり合う画像の重心からの距離に応じた比で各画素の値が荷重平均される(ブレンディング処理)。
【0038】
上述した一連の処理により、円筒面に投影した360度の合成画像をメモリ12上に生成することができる。
【0039】
このように、本実施の形態によれば、円筒面に投影した合成画像I1Nにおける始端と終端とのずれを補正することにより、基準面に対して略平行な合成画像を生成することができるため、合成画像I1Nにおける始端及び終端の繋ぎ目がずれることがなく、適切な合成画像を得ることが可能となる。
【0040】
また、終端画像INのうち、円筒面に投影した360度分の画像サイズに相当する矩形領域の外側に位置する画像Pを始端画像I1に重ねあわせているため、矩形領域内における合成画像I1Nの領域を拡大することが可能となる。
【0041】
なお、上述の形態においては、始端画像I1と終端画像INとをユーザが指定する場合について説明したが、自動で設定することも可能である。例えば、始端画像は、360度の画像を合成する目的ではどの画像を始端画像に設定しても略同様の結果を得ることができるため、自動設定可能である。また、終端画像は、始端画像と順次合成されていく各画像との重なり具合を検出することにより自動設定可能である。すなわち、始端画像に対して重なり部を有さない画像と重なり部を有し、且つ、始端画像と重なり部を有する画像を終端画像とすれよい。

【0042】
また、本実施の形態においては、隣接する2画像間の合成手法として、単に抽出した重なり部どうしを重ねあわる手法を用いたが、それに限定されることなく種々の合成手法を用いてもよい。
【0043】
また、本実施の形態においては、説明をわかりやすくするため、一旦、合成画像I1Nを生成した後、合成画像I1Nの傾きθを算出して合成画像I1Nの傾きを補正する場合について説明したが、合成画像I1Nを生成することなく、各合成画像の座標演算に基づいて合成画像I1Nの傾き及び画像サイズを算出した後、画像合成を行って合成画像を生成してもよい。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、円筒面に投影した合成画像における始端と終端とのずれを補正することにより、基準面に対して略平行な合成画像を得ることができるため、三脚を用いることなく手動で撮像された画像であっても、合成画像における始端及び終端の繋ぎ目がずれることがなく、適切な合成画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像合成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像合成装置における画像合成処理手順を示すフローチャートである。
【図3】合成画像が投影される円筒面上に設定した座標系を説明する説明図である。
【図4】図2のフローチャートのステップS04における合成画像を説明する説明図である。
【図5】図2のフローチャートのステップS06における合成画像を説明する説明図である。
【図6】図2のフローチャートのステップS10における合成画像を説明する説明図である。
【図7】図2のフローチャートのステップS11における合成画像を説明する説明図である。
【図8】図2のフローチャートのステップS13における処理を合成画像を説明する説明図である。
【図9】平面を円筒面に投影する円筒面投影処理の一例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ
11 CPU
12 メモリ
13 ハードディスク
14 ディスクドライブ

Claims (8)

  1. 複数の画像を合成して円筒面に投影した360度分の合成画像を生成する画像合成方法において、
    前記画像を円筒面に投影する円筒面投影処理ステップと、該円筒面投影処理ステップにて得られた投影画像について、所定の投影画像を始端に隣接する画像間で対応する領域を抽出する対応領域抽出ステップと、該対応領域抽出ステップにて得られた対応領域に基づいて360度分に相当する投影画像を合成した場合の始端及び終端の投影画像間におけるずれ量を算出するずれ量算出ステップと、前記対応領域抽出ステップにて得られた対応領域と前記ずれ量算出ステップにて得られたずれ量とに基づいて前記360度分に相当する投影画像を合成する画像合成ステップとを備え、前記対応領域抽出ステップは、前記始端の投影画像から順次隣接する投影画像との対応領域を抽出する毎に、該投影画像と前記始端の投影画像との重なり具合を抽出するステップと、該重なり具合に基づいて前記終端の投影画像を決定するステップとを含むことを特徴とする画像合成方法。
  2. 360度分に相当する投影画像を合成した場合の合成画像における画像サイズを算出する画像サイズ算出ステップと、前記投影画像または前記合成画像のうち、前記画像サイズ算出ステップにて得られた画像サイズ外側の画像を画像サイズ内側の画像に合成する第2の画像合成ステップとを備えていることを特徴とする請求項1記載の画像合成方法。
  3. 前記ずれ量算出ステップにて算出されるずれ量が、前記始端の投影画像における基準画像の座標値と、前記終端の投影画像に前記始端の投影画像を合成させた場合の基準画像の座標値との差であり、
    前記画像合成ステップにて、前記両基準画像の座標値が前記円筒面に対して同一の垂直断面上に位置すべく360度分に相当する投影画像が合成されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像合成方法。
  4. 前記ずれ量算出ステップにて算出されるずれ量が、前記始端の投影画像における基準画像の座標値と、前記終端の投影画像に前記始端の投影画像を合成させた場合の基準画像の座標値との差であり、
    前記画像合成ステップは、前記対応領域抽出ステップにて得られた対応領域に基づいて前記360度分に相当する投影画像を合成するステップと、該ステップにて得られた合成画像を、前記両基準画像の座標値が前記円筒面に対して同一の垂直断面上に位置すべく回転させるステップとを含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像合成方法。
  5. 複数の画像を合成して円筒面に投影した360度分の合成画像を生成する画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記画像を円筒面に投影する円筒面投影処理ステップと、該円筒面投影処理ステップにて得られた投影画像について、所定の投影画像を始端に隣接する画像間で対応する領域を抽出する対応領域抽出ステップと、該対応領域抽出ステップにて得られた対応領域に基づいて360度分に相当する投影画像を合成した場合の始端及び終端の投影画像間におけるずれ量を算出するずれ量算出ステップと、前記対応領域抽出ステップにて得られた対応領域と前記ずれ量算出ステップにて得られたずれ量とに基づいて前記360度分に相当する投影画像を合成する画像合成ステップとを備え、前記対応領域抽出ステップは、前記始端の投影画像から順次隣接する投影画像との対応領域を抽出する毎に、該投影画像と前記始端の投影画像との重なり具合を抽出するステップと、該重なり具合に基づいて前記終端の投影画像を決定するステップとを含む画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 360度分に相当する投影画像を合成した場合の合成画像における画像サイズを算出する画像サイズ算出ステップと、前記投影画像または前記合成画像のうち、前記画像サイズ算出ステップにて得られた画像サイズ外側の画像を画像サイズ内側の画像に合成する第2の画像合成ステップとを備えた請求項5記載の画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 前記ずれ量算出ステップにて算出されるずれ量が、前記始端の投影画像における基準画像の座標値と、前記終端の投影画像に前記始端の投影画像を合成させた場合の基準画像の座標値との差であり、
    前記画像合成ステップにて、前記両基準画像の座標値が前記円筒面に対して同一の垂直断面上に位置すべく360度分に相当する投影画像が合成される請求項5または6に記載の画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 前記ずれ量算出ステップにて算出されるずれ量が、前記始端の投影画像における基準画像の座標値と、前記終端の投影画像に前記始端の投影画像を合成させた場合の基準画像の座標値との差であり、
    前記画像合成ステップは、前記対応領域抽出ステップにて得られた対応領域に基づいて前記360度分に相当する投影画像を合成するステップと、該ステップにて得られた合成画像を、前記両基準画像の座標値が前記円筒面に対して同一の垂直断面上に位置すべく回転させるステップと含む請求項5ないし7のいずれかに記載の画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP36614199A 1999-12-24 1999-12-24 画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Expired - Fee Related JP3545297B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36614199A JP3545297B2 (ja) 1999-12-24 1999-12-24 画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36614199A JP3545297B2 (ja) 1999-12-24 1999-12-24 画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001184484A JP2001184484A (ja) 2001-07-06
JP3545297B2 true JP3545297B2 (ja) 2004-07-21

Family

ID=18486025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36614199A Expired - Fee Related JP3545297B2 (ja) 1999-12-24 1999-12-24 画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3545297B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008077628A (ja) 2006-08-21 2008-04-03 Sanyo Electric Co Ltd 画像処理装置並びに車両周辺視界支援装置及び方法
BR112014001565A2 (pt) 2011-07-22 2017-06-13 Fujifilm Corp método de geração de imagem panorâmica e dispositivo de captura de imagem
JP7106399B2 (ja) * 2018-09-05 2022-07-26 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001184484A (ja) 2001-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3889650B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体
JP4512584B2 (ja) イメージマッチング速度とブレンディング方法を改善したパノラマ映像提供方法および装置
JP4493113B2 (ja) プロジェクタおよび投影画像補正装置
JP4327856B2 (ja) 小型システム用のパノラマメーカーエンジン
JP4010754B2 (ja) 画像処理装置と画像処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2005100407A (ja) 複数のソース画像からパノラマ画像を作成するシステム及び方法
JP2007164258A (ja) 画像合成処理装置及び方法
JP2000221586A5 (ja)
JP6467612B2 (ja) 正置画像処理システムおよび構造物維持管理業務システム
JP2021157600A (ja) 画像処理装置、画像処理方法
JP3545297B2 (ja) 画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5321417B2 (ja) 透視変換パラメータ生成装置、画像補正装置、透視変換パラメータ生成方法、画像補正方法、及びプログラム
JP4776983B2 (ja) 画像合成装置及び画像合成方法
JP4594848B2 (ja) 内接矩形検出装置および内接矩形検出プログラム
JP4346742B2 (ja) 画像合成方法、画像合成装置及び記憶媒体
JP7192526B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JPH1115951A (ja) ずれ検出装置および画像合成装置
JP3241243B2 (ja) パノラマ画像合成システム及びパノラマ画像合成方法
JP2005063141A5 (ja)
JP2005063141A (ja) 画像変換システム及び画像変換方法
JPH1118007A (ja) 全方向性画像表示システム
JP4796295B2 (ja) カメラアングル変化の検出方法および装置およびプログラム並びにこれを利用した画像処理方法および設備監視方法および測量方法およびステレオカメラの設定方法
JP2005217721A (ja) 静止画像生成装置および生成方法
JP3126157B2 (ja) 画像情報処理装置
JP4353358B2 (ja) データ生成装置、データ生成方法、および、コンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040407

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees