JP3545297B2 - 画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどにより撮像された複数の画像を合成して円筒面に投影した360度分の合成画像を生成する画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から360度の合成画像を生成するための手法としては、撮像時における撮像条件に制約を加えることにより合成画像を得る方法が用いられている。すなわち、三脚に撮像装置を取り付けて、撮像装置の動きを水平面に平行な平面上における回転方向に制約し、この制約のもとに撮像された撮像画像を水平方向にそって合成していくものである。
【0003】
一方、近年におけるデジタルスチルカメラの普及に伴い、三脚を用いることなく撮像した撮像画像を合成して、同様に360度の合成画像を生成する要望が高まっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、三脚を用いることなく撮像された撮像画像は、通常、水平面に対して傾斜しているため、互いに隣接する複数の画像を合成して得られる360度分の合成画像が水平面に対して傾斜し、これにより合成画像における始端(0度)及び終端(360度)の繋ぎ目がずれて、適切な合成画像を得ることができないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、三脚を用いることなく手動で撮像された画像であっても、合成画像における始端及び終端の繋ぎ目がずれることなく、適切に円筒面に投影した360度分の合成画像を得ることができる画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の画像を合成して円筒面に投影した360度分の合成画像を生成する画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、画像を円筒面に投影する円筒面投影処理ステップと、その円筒面投影処理ステップにて得られた投影画像について、所定の投影画像を始端に隣接する画像間で対応する領域を抽出する対応領域抽出ステップと、その対応領域抽出ステップにて得られた対応領域に基づいて360度分に相当する投影画像を合成した場合の始端及び終端の投影画像間におけるずれ量を算出するずれ量算出ステップと、対応領域抽出ステップにて得られた対応領域とずれ量算出ステップにて得られたずれ量とに基づいて360度分に相当する投影画像を合成する画像合成ステップとを備えていることを特徴とする。
【0007】
また、360度分に相当する投影画像を合成した場合の合成画像における画像サイズを算出する画像サイズ算出ステップと、投影画像または合成画像のうち、画像サイズ算出ステップにて得られた画像サイズ外側の画像を画像サイズ内側の画像に合成する第2の画像合成ステップとを備えていることを特徴とする。
【0008】
また、対応領域抽出ステップは、始端の投影画像から順次隣接する投影画像との対応領域を抽出する毎に、その投影画像と始端の投影画像との重なり具合を抽出するステップと、その重なり具合に基づいて終端の投影画像を決定するステップとを含むことを特徴とする。
【0009】
具体的には、ずれ量算出ステップにて算出されるずれ量が、始端の投影画像における基準画像の座標値と、終端の投影画像に始端の投影画像を合成させた場合の基準画像の座標値との差であり、画像合成ステップにて、両基準画像の座標値が円筒面に対して同一の垂直断面上に位置すべく360度分に相当する投影画像が合成されることを特徴とする。
【0010】
具体的には、ずれ量算出ステップにて算出されるずれ量が、始端の投影画像における基準画像の座標値と、終端の投影画像に始端の投影画像を合成させた場合の基準画像の座標値との差であり、画像合成ステップは、対応領域抽出ステップにて得られた対応領域に基づいて360度分に相当する投影画像を合成するステップと、そのステップにて得られた合成画像を、両基準画像の座標値が円筒面に対して同一の垂直断面上に位置すべく回転させるステップと含むことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を画像合成装置に適用した場合の実施の形態について説明する。
〔画像合成装置の説明〕
まず、複数の画像から継目のない合成画像を得るための画像合成装置について説明する。
【0012】
図1は、本実施の形態における画像合成装置の概略構成を示している。
【0013】
パーソナルコンピュータ1には、ディスプレイ2、マウス3及びキーボード4が接続されている。パーソナルコンピュータ1は、CPU11、メモリ12、ハードディスク13、CD−ROMのようなリムーバブルディスクのドライブ(ディスクドライブ)14を備えている。
【0014】
ハードディスク13には、OS(オペレーションシステム)等の他、画像合成プログラムが格納されている。画像合成プログラムは、そが格納されたCD−ROM5を用いて、ハードディスク13にインストールされる。また、ハードディスク13には、デジタルスチルカメラによって撮像された複数の画像が予め格納されているものとする。なお、これらの画像は、三脚を用いることなく使用者が回転しながら手動で360度全方向を撮像した画像である。
【0015】
図2は、画像合成ソフトが起動せしめられた場合にCPU11によって実行される画像合成処理手順を示している。
【0016】
まず、ユーザによって指定された複数の画像がハードディスク13からメモリ12に読み込まれる(ステップS01)。
【0017】
次に、メモリ12に読み込まれた複数の画像それぞれについて、円筒面に投影する円筒面投影処理が行われる(ステップS02)。この円筒面投影処理については、種々提案されているが、以下にその一例を示す。
【0018】
図9に示すように、ワールド座標系において焦点距離がfの平面(Z=f)上の任意の点をP(x,y,f)とすると、この点Pは次式1を用いてX−Z平面に垂直な円筒面上の点u=(θ,ν),θ∈(−π,π〕に投影される。
【0019】
【数1】
【0020】
次に、メモリ12に読み込まれた複数の画像のうち、ユーザによって指定された始端画像とそれに隣接する画像とが重なり合う対応領域の抽出処理が行われる(ステップS03)。この対応領域抽出処理は、例えば、SSD法(Sum of Squared Difference)、正規化相互相関法に基づいて行われる。なお、ここでは画像I1をユーザによって指定された始端画像とし、図3に示すように、この始端画像I1の左上を原点、一方の辺に沿ってx軸、他方の辺に沿ってy軸となる座標軸が設定される。
(a)SSD法の説明
SSD法では、まず、2枚の画像I1、I2の重なり部分ω(サイズ:M×N)が、次式2に示すように、画素あたりの2乗誤差Eを用いて求められる。画像間の移動量(d)が可能な範囲で変化せしめられ、Eが最小となる移動量(d)から、対応領域が抽出される。なお、このEが最小になるときの移動量(d)は、隣接する2画像間における左上の頂点の移動量を意味する。また、この対応領域の抽出は、処理を高速化するならば低解像度の画像を用いればよい。
【0021】
【数2】
【0022】
(b)正規化相互相関法の説明
正規化相互相関法では、まず、2枚の画像I1、I2の重なり部分ω(サイズ:M×N)が、次式3に示すように、正規化相互相関係数Cを用いて求められる。画像間の移動量(d)が可能な範囲で変化せしめられ、Cが最大となる移動量(d)から、重なり部が抽出される。また、この重なり部の抽出は、処理を高速化するならば低解像度の画像を用いればよい。
【0023】
【数3】
【0024】
式3において、I1 ̄、I2 ̄は、一方の画像I1を固定させ、他方の画像I2をdだけ移動させたときの、両画像の重なり部における各画像それぞれの濃淡値の平均である。また、σ1、σ2は、他方の画像I2を固定させ、一方の画像I1をdだけ移動させたとき両画像の重なり部における各画像それぞれの濃淡値の分散である。
【0025】
次に、求められた重なり部が一致するように両画像I1、I2が合成されて、図4に示すような合成画像I12が生成される(ステップS04)。
【0026】
次に、始端画像I1の左上頂点(x1,y1)=(0,0)の座標に対する、合成された画像I2の左上頂点の座標(x2,y2)の移動量d12(dx12,dy12)が算出される(ステップS05)。なお、ここではdx12=x2−x1、dy12=y2−y1とする。
【0027】
そして、順次隣接する画像I3、I4…INについてステップS03〜S04の処理を繰り返すことにより、図5に示すような合成画像I1Nが生成されるとともに、各隣接画像間における左上の点の移動量d12(dx12,dy12), d23(dx23,dy23),…dN-1N(dxN-1N,dyN-1N)が算出される。なお、ステップS03〜S04の処理の繰り返しは、ユーザ指定した終端画像INに対してステップS03〜S04の処理が完了することによって終了する(ステップS06)。
【0028】
次に、合成画像I1Nのずれ量を算出する(ステップS07)。まず、終端画像INと始端画像I1についてステップS03、S05と同様の処理を行うことにより、終端画像INに対して始端画像I1を合成させた場合の終端画像INに対する始端画像I1の移動量を演算する。すなわち、始端画像I1を終端画像INに合成するために移動させた画像を図5中破線で示す画像I1´とし、終端画像INに対する始端画像I1の移動量に代えて、終端画像INに対する画像I1´の移動量dN1´(dxN1´,dyN1´)を算出する。そして、得られた互いに隣接する2画像間の移動量から、次式4を用いて画像I1と画像I1´間の移動量d11´(dx11´,dy11´)が合成画像I1Nノのずれ量として算出される。
【0029】
【数4】
【0030】
次に、ステップS07において得られたずれ量d11´(dx11´,dy11´)から、次式5を用いて合成画像I1N全体の傾きθが算出される(ステップS08)。
【0031】
【数5】
【0032】
そして、原点を中心に合成画像I1N全体を、ステップS08にて得られた角度θだけ回転させて、図6に示すような合成画像を生成する(ステップS09)。
【0033】
更に、ステップS09にて得られた合成画像I1N全体を、始端画像I1の左端のx座標が0となる位置までx軸と平行に移動させるとともに、合成画像I1Nの上端の座標が0となる位置までy軸と平行に移動させて、図7に示すような合成画像I1Nを生成する(ステップS10)。
【0034】
次に、円筒面に投影したN枚の入力画像から1枚の合成画像I1Nを生成した場合における合成画像I1Nの360度分のサイズを求める(ステップS11)。ここで、合成画像I1Nの幅(x軸方向の長さ)をWとするすると、次式6により幅Wが算出される。
【0035】
【数6】
【0036】
また、合成画像I1Nの高さ(y軸方向の長さ)をHとすると、高さHは合成画像I1Nにおけるy座標の最大値と最小値との差により算出される。
【0037】
次に、ステップS11にて得られた合成画像I1Nの360度分のサイズに基づく矩形領域を設定し、この矩形領域から外側に位置する領域の画像Pを切り取るとともに、切り取った画像Pを始端画像I1の対応する位置に合成して、図8に示すような合成画像I1Nを生成する(ステップS12)。すなわち、切り取った画像Pの左端のx座標値が0となる位置まで、x軸と平行に切り取った画像Pを平行移動する。このとき、すでに別の入力画像が描画されているときは、互いに重なり合う画像の重心からの距離に応じた比で各画素の値が荷重平均される(ブレンディング処理)。
【0038】
上述した一連の処理により、円筒面に投影した360度の合成画像をメモリ12上に生成することができる。
【0039】
このように、本実施の形態によれば、円筒面に投影した合成画像I1Nにおける始端と終端とのずれを補正することにより、基準面に対して略平行な合成画像を生成することができるため、合成画像I1Nにおける始端及び終端の繋ぎ目がずれることがなく、適切な合成画像を得ることが可能となる。
【0040】
また、終端画像INのうち、円筒面に投影した360度分の画像サイズに相当する矩形領域の外側に位置する画像Pを始端画像I1に重ねあわせているため、矩形領域内における合成画像I1Nの領域を拡大することが可能となる。
【0041】
なお、上述の形態においては、始端画像I1と終端画像INとをユーザが指定する場合について説明したが、自動で設定することも可能である。例えば、始端画像は、360度の画像を合成する目的ではどの画像を始端画像に設定しても略同様の結果を得ることができるため、自動設定可能である。また、終端画像は、始端画像と順次合成されていく各画像との重なり具合を検出することにより自動設定可能である。すなわち、始端画像に対して重なり部を有さない画像と重なり部を有し、且つ、始端画像と重なり部を有する画像を終端画像とすれよい。
【0042】
また、本実施の形態においては、隣接する2画像間の合成手法として、単に抽出した重なり部どうしを重ねあわる手法を用いたが、それに限定されることなく種々の合成手法を用いてもよい。
【0043】
また、本実施の形態においては、説明をわかりやすくするため、一旦、合成画像I1Nを生成した後、合成画像I1Nの傾きθを算出して合成画像I1Nの傾きを補正する場合について説明したが、合成画像I1Nを生成することなく、各合成画像の座標演算に基づいて合成画像I1Nの傾き及び画像サイズを算出した後、画像合成を行って合成画像を生成してもよい。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、円筒面に投影した合成画像における始端と終端とのずれを補正することにより、基準面に対して略平行な合成画像を得ることができるため、三脚を用いることなく手動で撮像された画像であっても、合成画像における始端及び終端の繋ぎ目がずれることがなく、適切な合成画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像合成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像合成装置における画像合成処理手順を示すフローチャートである。
【図3】合成画像が投影される円筒面上に設定した座標系を説明する説明図である。
【図4】図2のフローチャートのステップS04における合成画像を説明する説明図である。
【図5】図2のフローチャートのステップS06における合成画像を説明する説明図である。
【図6】図2のフローチャートのステップS10における合成画像を説明する説明図である。
【図7】図2のフローチャートのステップS11における合成画像を説明する説明図である。
【図8】図2のフローチャートのステップS13における処理を合成画像を説明する説明図である。
【図9】平面を円筒面に投影する円筒面投影処理の一例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ
11 CPU
12 メモリ
13 ハードディスク
14 ディスクドライブ
【産業上の利用分野】
本発明は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどにより撮像された複数の画像を合成して円筒面に投影した360度分の合成画像を生成する画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から360度の合成画像を生成するための手法としては、撮像時における撮像条件に制約を加えることにより合成画像を得る方法が用いられている。すなわち、三脚に撮像装置を取り付けて、撮像装置の動きを水平面に平行な平面上における回転方向に制約し、この制約のもとに撮像された撮像画像を水平方向にそって合成していくものである。
【0003】
一方、近年におけるデジタルスチルカメラの普及に伴い、三脚を用いることなく撮像した撮像画像を合成して、同様に360度の合成画像を生成する要望が高まっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、三脚を用いることなく撮像された撮像画像は、通常、水平面に対して傾斜しているため、互いに隣接する複数の画像を合成して得られる360度分の合成画像が水平面に対して傾斜し、これにより合成画像における始端(0度)及び終端(360度)の繋ぎ目がずれて、適切な合成画像を得ることができないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、三脚を用いることなく手動で撮像された画像であっても、合成画像における始端及び終端の繋ぎ目がずれることなく、適切に円筒面に投影した360度分の合成画像を得ることができる画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の画像を合成して円筒面に投影した360度分の合成画像を生成する画像合成方法および画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、画像を円筒面に投影する円筒面投影処理ステップと、その円筒面投影処理ステップにて得られた投影画像について、所定の投影画像を始端に隣接する画像間で対応する領域を抽出する対応領域抽出ステップと、その対応領域抽出ステップにて得られた対応領域に基づいて360度分に相当する投影画像を合成した場合の始端及び終端の投影画像間におけるずれ量を算出するずれ量算出ステップと、対応領域抽出ステップにて得られた対応領域とずれ量算出ステップにて得られたずれ量とに基づいて360度分に相当する投影画像を合成する画像合成ステップとを備えていることを特徴とする。
【0007】
また、360度分に相当する投影画像を合成した場合の合成画像における画像サイズを算出する画像サイズ算出ステップと、投影画像または合成画像のうち、画像サイズ算出ステップにて得られた画像サイズ外側の画像を画像サイズ内側の画像に合成する第2の画像合成ステップとを備えていることを特徴とする。
【0008】
また、対応領域抽出ステップは、始端の投影画像から順次隣接する投影画像との対応領域を抽出する毎に、その投影画像と始端の投影画像との重なり具合を抽出するステップと、その重なり具合に基づいて終端の投影画像を決定するステップとを含むことを特徴とする。
【0009】
具体的には、ずれ量算出ステップにて算出されるずれ量が、始端の投影画像における基準画像の座標値と、終端の投影画像に始端の投影画像を合成させた場合の基準画像の座標値との差であり、画像合成ステップにて、両基準画像の座標値が円筒面に対して同一の垂直断面上に位置すべく360度分に相当する投影画像が合成されることを特徴とする。
【0010】
具体的には、ずれ量算出ステップにて算出されるずれ量が、始端の投影画像における基準画像の座標値と、終端の投影画像に始端の投影画像を合成させた場合の基準画像の座標値との差であり、画像合成ステップは、対応領域抽出ステップにて得られた対応領域に基づいて360度分に相当する投影画像を合成するステップと、そのステップにて得られた合成画像を、両基準画像の座標値が円筒面に対して同一の垂直断面上に位置すべく回転させるステップと含むことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を画像合成装置に適用した場合の実施の形態について説明する。
〔画像合成装置の説明〕
まず、複数の画像から継目のない合成画像を得るための画像合成装置について説明する。
【0012】
図1は、本実施の形態における画像合成装置の概略構成を示している。
【0013】
パーソナルコンピュータ1には、ディスプレイ2、マウス3及びキーボード4が接続されている。パーソナルコンピュータ1は、CPU11、メモリ12、ハードディスク13、CD−ROMのようなリムーバブルディスクのドライブ(ディスクドライブ)14を備えている。
【0014】
ハードディスク13には、OS(オペレーションシステム)等の他、画像合成プログラムが格納されている。画像合成プログラムは、そが格納されたCD−ROM5を用いて、ハードディスク13にインストールされる。また、ハードディスク13には、デジタルスチルカメラによって撮像された複数の画像が予め格納されているものとする。なお、これらの画像は、三脚を用いることなく使用者が回転しながら手動で360度全方向を撮像した画像である。
【0015】
図2は、画像合成ソフトが起動せしめられた場合にCPU11によって実行される画像合成処理手順を示している。
【0016】
まず、ユーザによって指定された複数の画像がハードディスク13からメモリ12に読み込まれる(ステップS01)。
【0017】
次に、メモリ12に読み込まれた複数の画像それぞれについて、円筒面に投影する円筒面投影処理が行われる(ステップS02)。この円筒面投影処理については、種々提案されているが、以下にその一例を示す。
【0018】
図9に示すように、ワールド座標系において焦点距離がfの平面(Z=f)上の任意の点をP(x,y,f)とすると、この点Pは次式1を用いてX−Z平面に垂直な円筒面上の点u=(θ,ν),θ∈(−π,π〕に投影される。
【0019】
【数1】
【0020】
次に、メモリ12に読み込まれた複数の画像のうち、ユーザによって指定された始端画像とそれに隣接する画像とが重なり合う対応領域の抽出処理が行われる(ステップS03)。この対応領域抽出処理は、例えば、SSD法(Sum of Squared Difference)、正規化相互相関法に基づいて行われる。なお、ここでは画像I1をユーザによって指定された始端画像とし、図3に示すように、この始端画像I1の左上を原点、一方の辺に沿ってx軸、他方の辺に沿ってy軸となる座標軸が設定される。
(a)SSD法の説明
SSD法では、まず、2枚の画像I1、I2の重なり部分ω(サイズ:M×N)が、次式2に示すように、画素あたりの2乗誤差Eを用いて求められる。画像間の移動量(d)が可能な範囲で変化せしめられ、Eが最小となる移動量(d)から、対応領域が抽出される。なお、このEが最小になるときの移動量(d)は、隣接する2画像間における左上の頂点の移動量を意味する。また、この対応領域の抽出は、処理を高速化するならば低解像度の画像を用いればよい。
【0021】
【数2】
【0022】
(b)正規化相互相関法の説明
正規化相互相関法では、まず、2枚の画像I1、I2の重なり部分ω(サイズ:M×N)が、次式3に示すように、正規化相互相関係数Cを用いて求められる。画像間の移動量(d)が可能な範囲で変化せしめられ、Cが最大となる移動量(d)から、重なり部が抽出される。また、この重なり部の抽出は、処理を高速化するならば低解像度の画像を用いればよい。
【0023】
【数3】
【0024】
式3において、I1 ̄、I2 ̄は、一方の画像I1を固定させ、他方の画像I2をdだけ移動させたときの、両画像の重なり部における各画像それぞれの濃淡値の平均である。また、σ1、σ2は、他方の画像I2を固定させ、一方の画像I1をdだけ移動させたとき両画像の重なり部における各画像それぞれの濃淡値の分散である。
【0025】
次に、求められた重なり部が一致するように両画像I1、I2が合成されて、図4に示すような合成画像I12が生成される(ステップS04)。
【0026】
次に、始端画像I1の左上頂点(x1,y1)=(0,0)の座標に対する、合成された画像I2の左上頂点の座標(x2,y2)の移動量d12(dx12,dy12)が算出される(ステップS05)。なお、ここではdx12=x2−x1、dy12=y2−y1とする。
【0027】
そして、順次隣接する画像I3、I4…INについてステップS03〜S04の処理を繰り返すことにより、図5に示すような合成画像I1Nが生成されるとともに、各隣接画像間における左上の点の移動量d12(dx12,dy12), d23(dx23,dy23),…dN-1N(dxN-1N,dyN-1N)が算出される。なお、ステップS03〜S04の処理の繰り返しは、ユーザ指定した終端画像INに対してステップS03〜S04の処理が完了することによって終了する(ステップS06)。
【0028】
次に、合成画像I1Nのずれ量を算出する(ステップS07)。まず、終端画像INと始端画像I1についてステップS03、S05と同様の処理を行うことにより、終端画像INに対して始端画像I1を合成させた場合の終端画像INに対する始端画像I1の移動量を演算する。すなわち、始端画像I1を終端画像INに合成するために移動させた画像を図5中破線で示す画像I1´とし、終端画像INに対する始端画像I1の移動量に代えて、終端画像INに対する画像I1´の移動量dN1´(dxN1´,dyN1´)を算出する。そして、得られた互いに隣接する2画像間の移動量から、次式4を用いて画像I1と画像I1´間の移動量d11´(dx11´,dy11´)が合成画像I1Nノのずれ量として算出される。
【0029】
【数4】
【0030】
次に、ステップS07において得られたずれ量d11´(dx11´,dy11´)から、次式5を用いて合成画像I1N全体の傾きθが算出される(ステップS08)。
【0031】
【数5】
【0032】
そして、原点を中心に合成画像I1N全体を、ステップS08にて得られた角度θだけ回転させて、図6に示すような合成画像を生成する(ステップS09)。
【0033】
更に、ステップS09にて得られた合成画像I1N全体を、始端画像I1の左端のx座標が0となる位置までx軸と平行に移動させるとともに、合成画像I1Nの上端の座標が0となる位置までy軸と平行に移動させて、図7に示すような合成画像I1Nを生成する(ステップS10)。
【0034】
次に、円筒面に投影したN枚の入力画像から1枚の合成画像I1Nを生成した場合における合成画像I1Nの360度分のサイズを求める(ステップS11)。ここで、合成画像I1Nの幅(x軸方向の長さ)をWとするすると、次式6により幅Wが算出される。
【0035】
【数6】
【0036】
また、合成画像I1Nの高さ(y軸方向の長さ)をHとすると、高さHは合成画像I1Nにおけるy座標の最大値と最小値との差により算出される。
【0037】
次に、ステップS11にて得られた合成画像I1Nの360度分のサイズに基づく矩形領域を設定し、この矩形領域から外側に位置する領域の画像Pを切り取るとともに、切り取った画像Pを始端画像I1の対応する位置に合成して、図8に示すような合成画像I1Nを生成する(ステップS12)。すなわち、切り取った画像Pの左端のx座標値が0となる位置まで、x軸と平行に切り取った画像Pを平行移動する。このとき、すでに別の入力画像が描画されているときは、互いに重なり合う画像の重心からの距離に応じた比で各画素の値が荷重平均される(ブレンディング処理)。
【0038】
上述した一連の処理により、円筒面に投影した360度の合成画像をメモリ12上に生成することができる。
【0039】
このように、本実施の形態によれば、円筒面に投影した合成画像I1Nにおける始端と終端とのずれを補正することにより、基準面に対して略平行な合成画像を生成することができるため、合成画像I1Nにおける始端及び終端の繋ぎ目がずれることがなく、適切な合成画像を得ることが可能となる。
【0040】
また、終端画像INのうち、円筒面に投影した360度分の画像サイズに相当する矩形領域の外側に位置する画像Pを始端画像I1に重ねあわせているため、矩形領域内における合成画像I1Nの領域を拡大することが可能となる。
【0041】
なお、上述の形態においては、始端画像I1と終端画像INとをユーザが指定する場合について説明したが、自動で設定することも可能である。例えば、始端画像は、360度の画像を合成する目的ではどの画像を始端画像に設定しても略同様の結果を得ることができるため、自動設定可能である。また、終端画像は、始端画像と順次合成されていく各画像との重なり具合を検出することにより自動設定可能である。すなわち、始端画像に対して重なり部を有さない画像と重なり部を有し、且つ、始端画像と重なり部を有する画像を終端画像とすれよい。
【0042】
また、本実施の形態においては、隣接する2画像間の合成手法として、単に抽出した重なり部どうしを重ねあわる手法を用いたが、それに限定されることなく種々の合成手法を用いてもよい。
【0043】
また、本実施の形態においては、説明をわかりやすくするため、一旦、合成画像I1Nを生成した後、合成画像I1Nの傾きθを算出して合成画像I1Nの傾きを補正する場合について説明したが、合成画像I1Nを生成することなく、各合成画像の座標演算に基づいて合成画像I1Nの傾き及び画像サイズを算出した後、画像合成を行って合成画像を生成してもよい。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、円筒面に投影した合成画像における始端と終端とのずれを補正することにより、基準面に対して略平行な合成画像を得ることができるため、三脚を用いることなく手動で撮像された画像であっても、合成画像における始端及び終端の繋ぎ目がずれることがなく、適切な合成画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像合成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像合成装置における画像合成処理手順を示すフローチャートである。
【図3】合成画像が投影される円筒面上に設定した座標系を説明する説明図である。
【図4】図2のフローチャートのステップS04における合成画像を説明する説明図である。
【図5】図2のフローチャートのステップS06における合成画像を説明する説明図である。
【図6】図2のフローチャートのステップS10における合成画像を説明する説明図である。
【図7】図2のフローチャートのステップS11における合成画像を説明する説明図である。
【図8】図2のフローチャートのステップS13における処理を合成画像を説明する説明図である。
【図9】平面を円筒面に投影する円筒面投影処理の一例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ
11 CPU
12 メモリ
13 ハードディスク
14 ディスクドライブ
Claims (8)
- 複数の画像を合成して円筒面に投影した360度分の合成画像を生成する画像合成方法において、
前記画像を円筒面に投影する円筒面投影処理ステップと、該円筒面投影処理ステップにて得られた投影画像について、所定の投影画像を始端に隣接する画像間で対応する領域を抽出する対応領域抽出ステップと、該対応領域抽出ステップにて得られた対応領域に基づいて360度分に相当する投影画像を合成した場合の始端及び終端の投影画像間におけるずれ量を算出するずれ量算出ステップと、前記対応領域抽出ステップにて得られた対応領域と前記ずれ量算出ステップにて得られたずれ量とに基づいて前記360度分に相当する投影画像を合成する画像合成ステップとを備え、前記対応領域抽出ステップは、前記始端の投影画像から順次隣接する投影画像との対応領域を抽出する毎に、該投影画像と前記始端の投影画像との重なり具合を抽出するステップと、該重なり具合に基づいて前記終端の投影画像を決定するステップとを含むことを特徴とする画像合成方法。 - 360度分に相当する投影画像を合成した場合の合成画像における画像サイズを算出する画像サイズ算出ステップと、前記投影画像または前記合成画像のうち、前記画像サイズ算出ステップにて得られた画像サイズ外側の画像を画像サイズ内側の画像に合成する第2の画像合成ステップとを備えていることを特徴とする請求項1記載の画像合成方法。
- 前記ずれ量算出ステップにて算出されるずれ量が、前記始端の投影画像における基準画像の座標値と、前記終端の投影画像に前記始端の投影画像を合成させた場合の基準画像の座標値との差であり、
前記画像合成ステップにて、前記両基準画像の座標値が前記円筒面に対して同一の垂直断面上に位置すべく360度分に相当する投影画像が合成されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像合成方法。 - 前記ずれ量算出ステップにて算出されるずれ量が、前記始端の投影画像における基準画像の座標値と、前記終端の投影画像に前記始端の投影画像を合成させた場合の基準画像の座標値との差であり、
前記画像合成ステップは、前記対応領域抽出ステップにて得られた対応領域に基づいて前記360度分に相当する投影画像を合成するステップと、該ステップにて得られた合成画像を、前記両基準画像の座標値が前記円筒面に対して同一の垂直断面上に位置すべく回転させるステップとを含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像合成方法。 - 複数の画像を合成して円筒面に投影した360度分の合成画像を生成する画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記画像を円筒面に投影する円筒面投影処理ステップと、該円筒面投影処理ステップにて得られた投影画像について、所定の投影画像を始端に隣接する画像間で対応する領域を抽出する対応領域抽出ステップと、該対応領域抽出ステップにて得られた対応領域に基づいて360度分に相当する投影画像を合成した場合の始端及び終端の投影画像間におけるずれ量を算出するずれ量算出ステップと、前記対応領域抽出ステップにて得られた対応領域と前記ずれ量算出ステップにて得られたずれ量とに基づいて前記360度分に相当する投影画像を合成する画像合成ステップとを備え、前記対応領域抽出ステップは、前記始端の投影画像から順次隣接する投影画像との対応領域を抽出する毎に、該投影画像と前記始端の投影画像との重なり具合を抽出するステップと、該重なり具合に基づいて前記終端の投影画像を決定するステップとを含む画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 360度分に相当する投影画像を合成した場合の合成画像における画像サイズを算出する画像サイズ算出ステップと、前記投影画像または前記合成画像のうち、前記画像サイズ算出ステップにて得られた画像サイズ外側の画像を画像サイズ内側の画像に合成する第2の画像合成ステップとを備えた請求項5記載の画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 前記ずれ量算出ステップにて算出されるずれ量が、前記始端の投影画像における基準画像の座標値と、前記終端の投影画像に前記始端の投影画像を合成させた場合の基準画像の座標値との差であり、
前記画像合成ステップにて、前記両基準画像の座標値が前記円筒面に対して同一の垂直断面上に位置すべく360度分に相当する投影画像が合成される請求項5または6に記載の画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 前記ずれ量算出ステップにて算出されるずれ量が、前記始端の投影画像における基準画像の座標値と、前記終端の投影画像に前記始端の投影画像を合成させた場合の基準画像の座標値との差であり、
前記画像合成ステップは、前記対応領域抽出ステップにて得られた対応領域に基づいて前記360度分に相当する投影画像を合成するステップと、該ステップにて得られた合成画像を、前記両基準画像の座標値が前記円筒面に対して同一の垂直断面上に位置すべく回転させるステップと含む請求項5ないし7のいずれかに記載の画像合成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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