JP3540087B2 - 媒体環境更新装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータが読取可能な情報記憶領域を備えた情報記憶媒体(以下、媒体)の環境更新を行う技法、例えば、機能改良、ファイル追加、メンバの書換/追加/削除等に伴う媒体環境の更新を既存情報を保持しながら効率的に行う技法に関する。
【0002】
【従来の技術】
カードシステムで使用される媒体、例えばRAMディスクやメモリカード内の既存情報を保持しながらその初期化バージョンや管理ファイル構成等の環境を新しいものに更新する場合、従来は、システム内にバックアップファイルを備え、このバックアップファイルを新環境に構築して更新対象媒体の記憶情報を退避させ、情報退避が終了した媒体の記憶領域を新環境に更新した後、退避中の記憶情報を媒体に復帰させている。この場合、バックアップファイルの環境構築から媒体内の記憶情報の復帰に至る途中で電源断等による異常な中断があった場合には、バックアップファイルに退避している情報を媒体へ複写し、その環境を元に戻してから改めて一連の媒体環境更新処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、異常な中断がある度に環境更新処理を最初から繰り返すのでは、媒体に存する記憶情報が大きい場合に多大な時間を要する。また、一連の環境更新処理の過程で正常に終了している処理があっても、その部分について改めて重複実行することになるため、無駄な処理時間が生じる。さらに、バックアップファイルの環境再構築にも多大な時間を要するため、異常中断後の再起動が困難になる場合があった。
【0004】
本発明の課題は、媒体環境を更新する過程で異常中断があり、再び環境更新処理を行う場合に、既に正常に終了している処理については重複実行を回避して無駄な処理時間の発生を抑えるとともに、異常中断後の再起動を容易にする手法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決する媒体環境更新装置を提供する。この装置は、コンピュータが読取可能な記憶領域を備えた第1及び第2媒体の環境が更新可能か否かを判定する第1処理部、環境更新が可能の場合に第1媒体の記憶領域を新環境に構築する第2処理部、旧環境下にある第2媒体内の記憶情報を新環境下の第1媒体へ退避させる第3処理部、情報退避が完了した第2媒体を前記新環境に更新する第4処理部を実行する媒体管理手段と、この媒体管理手段における各処理部の実行状況を表すフラグ情報を生成するフラグ情報生成手段と、このフラグ情報生成手段で生成した前記フラグ情報を不揮発性メモリに更新自在に記録する記録手段と、を有することを特徴とする。
【0006】
上記媒体環境更新装置において、不揮発性メモリに記録されているフラグ情報に応じて前記媒体管理手段における所要の処理部を実行させる処理振り分け手段を更に備えてもよく、前記第1媒体に退避中の前記記憶情報を前記新環境に更新された第2媒体へ全複写する第4処理部を、前記媒体管理手段に含んで構成してもよい。
【0007】
前記フラグ情報生成手段は、例えば、個々の媒体について予定された処理部が起動して所要処理を実行又は中断する度に、未実行の場合の情報と異なる情報をもつフラグを媒体毎に生成する手段を含んで成り、生成されたフラグの組合せパターンを前記フラグ情報とすることを特徴とする。
【0008】
本発明は、また、コンピュータが読み取り可能な記憶領域を備えた第1及び第2媒体の環境を更新する媒体環境更新方法をも提供する。この方法は、第1及び第2媒体の環境が更新可能か否かを判定する処理と、環境更新が可能の場合に第1媒体を新環境に構築する処理と、旧環境下にある第2媒体内の記憶情報を新環境下の第1媒体へ退避させる処理と、情報退避が完了した第2媒体を前記新環境に更新する処理とを少なくともこの順に実行するとともに、前記各処理の実行が終了又は中断する度に、それぞれ未実行の場合の情報と異なる情報のフラグを媒体毎に生成し、生成したフラグの組合せパターンを不揮発性メモリに更新自在に記録する過程を含むことを特徴とする。
【0009】
この方法では、前記各処理の中断後に、前記不揮発性メモリに記録されているフラグの組合せパターンに基づいて所要の後続処理を実行することができる。また、第2媒体の環境の更新が正常終了したときは、第1媒体に退避中の記憶情報を第2媒体に複写する。これにより第1及び第2媒体に最新且つ同一の環境が構築される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態となる媒体環境更新装置の機能ブロック図であり、媒体環境であるシステムバージョンや管理ファイル構成を更新する場合の例を示すものである。図1において、符号1はコンピュータプログラムにより実現される媒体環境更新装置、2は第1媒体の一例となるメモリカード、3は第2媒体の一例となるRAMディスクである。メモリカ−ド2及びRAMディスク3の記憶領域には、消滅してはならない情報、即ち、環境更新後もそのまま使用する情報が記憶されている。
【0011】
メモリカード2及びRAMディスク3には、それぞれの記憶領域を監視して環境構築情報(システムのバージョン情報)や記憶情報の移行情報を管理するための後述の更新管理フラグを管理する情報管理部21,31が設けられている。これら情報管理部21,31は、上記更新管理フラグを更新自在に保持するための不揮発性メモリを備えて構成される。
【0012】
媒体環境更新装置1は、実装されたメモリカード2やRAMディスク3の環境やその更新状況、あるいは記憶情報等を管理する媒体管理部11と、この媒体管理部11における処理の実行状況を表す更新管理フラグを生成する更新管理フラグ設定部12と、処理中断後の再起動時に中断チェック処理を行って所要の後続処理を振り分ける処理振り分け部13と、媒体管理部11における処理の中断を検出する処理中断検出部14と、各部11〜14の起動及び実行制御を行う主制御部15とから構成される。
【0013】
媒体管理部11は、媒体評価部111、媒体初期化部112、情報変換処理部113、及び情報転送部114を備えている。媒体評価部111は、メモリカード2とRAMディスク3の環境がそれぞれ更新可能か否か、あるいは両者に記憶されている情報が同一か否か等を評価するものであり、媒体初期化部112は、メモリカード2とRAMディスク3の記憶領域を初期化して所定のファイルアロケートを行うものである。情報変換処理部113は、旧環境下の記憶情報を新環境下で管理できる形式に変換するものである。情報転送部114は、メモリカード2とRAMディスク3との間の情報転送制御を行うものである。
【0014】
更新管理フラグ設定部12は、媒体管理部11の実行状況を表す更新管理フラグを生成するとともに、生成した更新管理フラグを情報管理部21,31の不揮発性メモリに設定するものである。更新管理フラグは、本実施形態ではメモリカード2及びRAMディスク3毎に、予定された処理の未実行時には「OFF」を設定し、処理実行後にこれを「ON」、または「ON」から「OFF」に書き換える。異常実行時ないしアクセス不能時には「エラー」に書き換える。このフラグ設定の詳細については後述する。
【0015】
処理振り分け部13は、情報管理部21,31の不揮発性メモリに記録されている更新管理フラグの組合せパターンに応じて媒体管理部11における後続処理を振り分けるものである。処理中断検出部14は、例えば電源断等による処理の中断を検出したときに、主制御部15にその旨を通知するものである。
【0016】
次に、上記構成の媒体環境更新装置1の動作を図2〜図4を参照して詳細に説明する。
図2は、媒体環境更新装置1の主制御部14における通常時の処理手順説明図であり、Sは処理ステップを表す。
【0017】
図2を参照すると、主制御部14は、まず媒体管理部11を起動し、媒体評価部111でメモリカード2とRAMディスク3がそれぞれ環境更新可能か否かを評価する(S101)。評価は、まず、両媒体2,3の記憶情報が同一か否かを判定し、同一の場合に、RAMディスク3の記憶領域のファイル構成やフォーマットが、予定された旧環境のものかどうか、つまり更新元のものかどうかを判定することにより行う。両媒体2,3の記憶情報が同一でない場合、あるいはRAMディスク3の環境が更新元のもので無い場合は、異常状態を表す情報を主制御部15に通知して以後の処理を終了させる。
【0018】
RAMディスク3の環境が更新元である場合は、更新管理フラグ設定部12を起動してRAMディスク3に関する情報管理部31の更新管理フラグを「OFF」から「ON」に書き換える(S102)。
【0019】
その後、媒体初期化部112を起動してメモリカード2の初期化処理を行う(S103)。具体的には、メモリカード2の内容を初期化(フォーマッティング)し、新環境下の管理ファイル構成でファイルアロケートする。ファイルアロケートが正常終了した場合は、情報変換処理部113を起動させ、旧環境下(旧システムバージョン)のRAMディスク3内の記憶情報を新環境下で管理できる形式に変換する(S104)。なお、旧環境下には存在せず、新環境下で新たに追加となるファイルやデータは、予め決められた初期値、もしくは媒体環境更新処理中に他の入力装置からの入力(マンインタフェース、オペレーションによる入力、もしくは追加、変更データ保持媒体による入力)を受け付けてメモリカード2に直接書き込むようにする。この処理が正常に終了したときは、情報転送部114を起動する。
【0020】
情報転送部114は、情報変換処理部113で変換された情報をRAMディスク3からメモリカード2に転送し、該当領域への書込を行う(S105)。これをRAMディスク3内の全ての情報について繰り返す(S106)。情報変換、その転送、及びメモリカード2への書込が全て正常に終了したときは、更新管理フラグ設定部12を起動してメモリカード2に関する情報管理部21の更新管理フラグを「OFF」から「ON」に書き換える(S107)。
【0021】
その後、媒体初期化部112でRAMディスク3の初期化処理を行う(S108)。具体的には、RAMディスク3の初期化(フォーマッティング)を行った後、RAMディスク3の内容を新環境下の管理ファイル構成でアロケートする。
【0022】
主制御部14は、RAMディスク3の初期化処理が正常に終了すると、情報転送部114を起動して、メモリカード2からRAMディスク3への全複写処理を行う(S109)。即ち、メモリカード2の環境情報を含めた全ての記憶情報をRAMディスク3に全複写する。これによりRAMディスク3の記憶領域に直ちに新環境が構築される。全複写が正常に終了すると、更新管理フラグ設定部12を起動して、メモリカード2とRAMディスク3に関する情報管理部21,31の更新管理フラグをそれぞれ「OFF」に書き換える(S110)。
【0023】
上記一連の処理が全て正常に終了すると、メモリカード2とRAMディスク3の情報管理部21,31には、それぞれ新環境のバージョン情報が記憶され、さらに更新管理フラグが初期状態に設定(書き換え)られる。
【0024】
次に、処理中断検出部14が電源断等を検出して媒体管理部11での上記一連の処理が途中で中断された場合、あるいは一連の処理過程の途中でメモリカード2やRAMディスク3が一時的に抜かれてその情報管理部21,31へのアクセスが不能になった場合について説明する。
【0025】
これらの場合、媒体管理部11が起動した所要の処理を行ったにも拘わらず、メモリカード2やRAMディスク3に関する更新管理フラグは正常に書き換えられていない場合がある。そこで、再起動時に処理振り分け部13を起動し、中断チェック処理を行う。処理振り分け部14における中断チェック処理の手順を図3に示す。
【0026】
図3を参照すると、処理振り分け部14では、まず、メモリカード2とRAMディスク3の各情報管理部21,31に設定されている更新管理フラグを読み出す(S201)。正常に読み出された場合(S202:Yes)は、各更新管理フラグの組合せパターンに基づいて所要の後続処理の振り分けを行う(S203)。
ここで読み出される更新管理フラグの組合せパターンの例と、それに応じて振り分けられる処理内容の例を図4に示す。
この実施形態では、更新管理フラグとして、「OFF」、「ON」、及び「エラー」を規定しているので、組合せパターンは9通りとなる。このうち、「エラー」についてはアクセス不能として扱われる。そこで、図4を参照すると、メモリカード(図4ではMCと略称)2とRAMディスク(図4ではRAMと略称)3が共に「OFF」の場合は、媒体評価部111での処理が終了する前に中断があったことになるので、媒体管理部11の処理を図2の媒体評価処理(S101)に振り分ける。
【0027】
また、RAMディスク3に関する更新管理フラグが「ON」であってメモリカード2についての更新管理フラグがOFFの場合、及びRAMディスク3に関する更新管理フラグが「ON」であってメモリカード2についての更新管理フラグがエラーの場合、いずれの場合においても、媒体評価処理(S101)は行われていたことになるので、媒体管理部11の処理をメモリカード2の初期化処理(S103)に振り分ける。
【0028】
さらに、メモリカード2に関する更新管理フラグが「ON」の場合は、RAMディスク3についての更新管理フラグに拘わらず、情報変換、及び変換後情報のメモリカード2への転送は全て正常に終了していることになるので、媒体管理部11の処理をRAMディスク3の初期化処理(S108)に振り分ける。
【0029】
一方、S202において、情報管理部21,31から更新管理フラグが正常に読み出せなかった場合(例えばメモリカード2とRAMディスク3が共に未実装の場合、あるいは媒体異常の場合等)、あるいは更新管理フラグの少なくとも一方がアクセス不能で他方が「ON」でない場合は、正常に行われた処理が存在しないので、判断を行わず、異常終了処理、例えば異常メッセージの出力や、異常原因と思われる情報の表示を行って処理を終える(S204)。
【0030】
上述の媒体環境更新装置1により、次のような効果が期待できる。
(1)システムバージョン移行等に伴う各媒体の環境更新処理の際に、電源断等により異常中断し、その後に改めて再起動を行う場合、処理振り分け部13によって、既に正常に処理を実行した部分は省かれるので、重複処理による無駄な処理時間がなくなり、従来手法に比べて処理時間が格段に短縮される。この効果は、メモリカード2の記憶情報量が多いシステムではより顕著となり、実用的価値が高いものである。
(2)中断後の再起動を行う場合、従来はバックアップファイルから更新対象媒体の環境情報を複写して環境を再構築しなければならなかったが、情報管理部21,31の更新管理フラグの組合せパターンを確認するだけで、メモリカード2やRAMディスク3の環境の再構築無しに直ちに必要な後続処理を実現することができるので、中断後の再起動が極めて円滑になる。
【0031】
なお、本実施形態では、第1媒体としてメモリカード2、第2媒体としてRAMディスク3を例に挙げて説明したが、各媒体は媒体環境更新装置1が管理可能な媒体であればよいので、他の種類のストレージ媒体であってもよいのは勿論である。
また、情報管理部21,31は、媒体毎に対応していればよいので、必ずしも媒体の数と同数にしなくともよく、存在箇所も媒体管理部11であってよい。更新管理フラグも、「OFF」と「ON」に代えて、「1」や「0」、あるいはそれ以外の数値情報を用いてもよい。
さらに、本実施形態では二種類の更新管理フラグを媒体毎にそれぞれ三段階に分けて設定したが(S102,S107,S110)、要は、媒体毎の処理の実行状況を確認できればよいので、更新管理フラグの数およびその設定回数は任意であってよい。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、媒体環境の更新処理の途中で異常中断があり、その後に改めて環境更新処理を行う場合に、既に正常終了している処理についての重複実行が回避される効果がある。また、更新対象媒体の環境を元に戻さずに所要の後続処理を実行できるので、異常中断後の再起動が容易になる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態となる媒体環境更新装置のブロック構成図。
【図2】本実施形態による媒体環境更新処理の手順説明図。
【図3】本実施形態による中断後チェック処理の手順説明図。
【図4】更新管理フラグの組合せパターンに対応する処理振り分け内容の説明図。
【符号の説明】
1 媒体環境更新装置
2 第1媒体となるメモリカード
3 第2媒体となるRAMディスク
21,31 情報管理部
11 媒体管理部
12 更新管理フラグ設定部
13 処理振り分け部
14 処理中断検出部
15 主制御部
111 媒体評価部
112 媒体初期化部
113 情報変換処理部
114 情報転送部
Claims (7)
- 第1及び第2情報記憶媒体に記憶された記憶情報が同一であるかどうか、及び情報記憶領域を備えた前記第1及び前記第2情報記憶媒体の環境が更新可能か否かを判定する媒体評価部、環境更新が可能の場合であってかつ記憶情報が同一である場合に前記第1情報記憶媒体の記憶領域を新環境に構築し、また情報退避が完了した前記第2情報記憶媒体を前記新環境に更新する媒体初期化部、旧環境下にある第2情報記憶媒体内の記憶情報を新環境下の形式で前記第1情報記憶媒体へ退避させる情報変換処理部、からなる媒体管理手段と、
この媒体管理手段における各処理部の実行状況を表すフラグ情報を生成するフラグ情報生成手段と、
前記フラグ情報生成手段で生成した前記フラグ情報を不揮発性メモリに更新自在に記録する記録手段と、を有することを特徴とする媒体環境更新装置。 - 前記不揮発性メモリに記録されているフラグ情報に応じて前記媒体管理手段における所要の処理部を実行させる処理振り分け手段を更に備えた請求項1記載の媒体環境更新装置。
- 前記第1情報記憶媒体に退避中の前記記憶情報を前記新環境に更新された第2情報記憶媒体へ全複写する処理部を前記媒体管理手段に含んで成る請求項1記載の媒体環境更新装置。
- 前記フラグ情報生成手段は、個々の媒体について予定された処理部が起動して所要処理を実行又は中断する度に、未実行の場合の情報と異なる情報をもつフラグを媒体毎に生成する手段を含んで成り、生成されたフラグの組合せパターンを前記フラグ情報とすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの項記載の媒体環境更新装置。
- 情報記憶領域を備えた第1及び第2情報記憶媒体の環境を更新する方法であって、
前記第1及び前記第2情報記憶媒体に記憶された記憶情報が同一か否か、及び前記第1及び前記第2情報記憶媒体の環境が更新可能か否かを判定する処理と、
環境更新が可能の場合であってかつ記憶情報が同一である場合に前記第1情報記憶媒体の記憶領域を新環境に構築する処理と、
旧環境下にある第2情報記憶媒体内の記憶情報を新環境下の形式で第1情報記憶媒体へ退避させる処理と、
情報退避が完了した第2情報記憶媒体を前記新環境に更新する処理とを少なくともこの順に実行するとともに、
前記各処理の実行が終了又は中断する度に、それぞれ未実行の場合の情報と異なる情報のフラグを媒体毎に生成し、生成したフラグの組合せパターンを不揮発性メモリに更新自在に記録する過程を含むことを特徴とする媒体環境更新方法。 - 前記各処理の中断後に、前記不揮発性メモリに記録されているフラグの組合せパターンに基づいて所要の後続処理を特定することを特徴とする請求項5記載の媒体環境更新方法。
- 前記第2情報記憶媒体の環境の更新が正常終了したときに前記第1情報記憶媒体に退避中の記憶情報を第2情報記憶媒体に全複写することを特徴とする請求項5又は6記載の媒体環境更新方法。
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