JP3540029B2 - Operation position detection device for operation lever of work vehicle - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、コンバインまたはトラクタ等の作業車あるいは一般の作業車に設置して、中立位置を中心にその両側に傾動操作される操作レバーの操作位置を検出する検出装置に関し、詳しくは検出装置を構成するロータリスイッチの操作レバーに対する取付位置を調節する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンバインに設置される操向用の操作レバーは、その基部を運転席の運転部に左右傾動可能に立設し、この操作レバーの左右傾動操作によって切換弁を切換え、そして油圧シリンダーを作動させて左右いずれか一方のサイドクラッチ機構を切り作動させ、機体の操向を行うように構成している。
【0003】
また、前記操作レバーの基部にはロータリスイッチが連繋して設けてあり、このロータリスイッチは、例えば操作レバーが左右いずれか一方に中立域をこえて操作されサイドクラッチ機構が切り作動される場合、これを検出して作業車に設ける方向自動制御を中断させ、操作レバーによる手動の操向制御が優先して行われるように構成してある。
【0004】
そして、前記ロータリスイッチを工場出荷段階で組付ける場合、又はその後の交換・修理にあたって再びロータリスイッチを組付ける場合には、ロータリスイッチが操作レバーと適切な連繋のもとに取付けられるように、その取付位置の調節が必要となる。
ここで、従来のロータリスイッチの取付位置の調節作業を説明すると、取付位置の調節作業は、先ずロータリスイッチの接点がどの回動位置で導通するかを検出できる例えば、ランプ、ホーン等を準備するか、又はロータリスイッチの接点に直接テスターを当てて確認できるように準備し、前記操作レバーを中立位置から左右に傾倒操作していった時に、どの位置でランプ、ホーンが作動するかを聞き分け、又はテスターが導通するかを目視し、さらに、その位置での操作レバーの作動角度あるいは寸法をゲージ等で測定し、操作レバーが左右に振り分けて中立域をこえて操作された場合に、このロータリスイッチの接点が左右に振り分けて導通するように、従って、操作レバーの中立域とロータリスイッチの中立域とが一致するように調節作業が行われていた。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】
一般に、操作レバーの操作位置を検出するロータリスイッチは、操作レバーが中立域をこえて左右に傾倒操作された時に、ロータリスイッチの接点が導通、或いは非導通になるようにロータリスイッチの中立域を挟んで左右両側に接点を設けたり、或いは中立域の間にわたって接点を設けたりするものであって、ロータリスイッチ自体の中立位置(中立域の中央位置)は、それ自体で検出することができないようになっている。
【0006】
そして、前記のようにロータリスイッチの取付調節作業は、ロータリスイッチの接点の導通状態と、操作レバーの操作角度等から判断して行うので、実際に操作レバーが操作されてサイドクラッチ機構が切り操作される位置とロータリスイッチの接点が導通、又は非導通になる位置との間に誤差を生じ易い。また、このような調節作業は煩雑で熟練を要する作業となり、一人作業で行うことが困難で調整に長時間を要する等の課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明の第1の発明は、操作レバー2の基部を作業車1の運転部3に中立位置を中心に両側に傾動可能に枢着し、該操作レバー2が中立域Aをこえて両側に傾倒操作されることを操作レバー2に連繋するロータリスイッチ20の接点23,23aの導通状態により検出可能になす作業車の操作レバーの操作位置検出装置において、前記ロータリスイッチ20に、このロータリスイッチ20自体の中立位置を指示する角度検出接点24,24a を設け、またこの角度検出接点24,24a をロータリスイッチ20の中立位置を表示する表示装置30に接続し、該表示装置30の表示に基づきロータリスイッチ20をその中立位置で操作レバー2に連繋されるように取付けることができるように構成した作業車の操作位置検出装置である。
【0008】
そして第2の発明は、操作レバー2を作業車のサイドクラッチ機構7,7aを断続させる操向用の操作レバーになすと共に、ロータリスイッチ20を方向自動制御に用いる手動優先スイッチに構成する請求項1記載の作業車の操作レバーの操作位置検出装置である。そして角度検出接点24,24a 及び表示装置30は、操作レバー2に対するロータリスイッチ20の取付位置を調節するための装置となり、角度検出接点24,24a と表示装置30を接続し、このロータリスイッチ20がその中立位置で操作レバー2に連繋されると表示装置30は適正である旨を表示する。
【0009】
【作用】
操作レバー2の操作位置を検出するロータリスイッチ20の点検及び位置決め調節作業は、予め角度検出接点24,24aに表示装置30を接続し、その表示装置30の表示結果に基づき位置決め調節作業を行う。その際、ロータリスイッチ20の取付位置がずれていた時には表示装置30が不適正である旨を表示し、その場合にはロータリスイッチ20の取付け部や連繋状態を調節し、表示装置30が適正である旨を表示する位置でロータリスイッチ20を固定して位置決め調節作業を完了する。
【0010】
【実施例】
次に図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は本発明に係る操作レバーの操作位置検出装置を有する作業車の一例としてコンバイン1における操作レバー2の操作回路を示している。
そして3はこの操作レバー2及び走行変速レバー2a等が設置された運転部、4はエンジン5から無段変速プーリー機構G(走行変速レバー2aにより変速作動される)等を介して伝動される伝動ケースであり、この伝動ケース4中には前記変速レバー2aで変速操作される前後進変速機構4aと左右のクローラ走行装置(図示せず)の駆動スプロケット6,6を操作レバー2の左右動で切換えられ機体の操向を行うサイドクラッチ機構7,7aを備えている。
【0011】
この操作レバー2を左右に傾動すると切換バルブ2eが直接切換えられ、これによって復動シリンダ2fを作動して油圧によってサイドクラッチ機構7,7aを切り操作して操向するようになっている。
8は刈取部であり、コンバイン1の機体の前方に配置され、操作レバー2の前後操作により昇降シリンダ9を油圧で伸縮させることにより昇降可能に構成されている。この刈取部8の前方両側に位置するデバイダ8a,8a には刈巾内に接触片81を回動可能に突設した公知の機構で構成した方向センサ80,80 を設け、ハーネス回路を介しマイクロコンピュータを内蔵する制御部10に入力するように接続している。
【0012】
そして前記方向センサ80,80 が穀稈の遠近を感知すると従来の装置と同様に、この制御部10の指令によって左右いずれか一方のソレノイド82,82 が作動し、そのソレノイド82,82 によって突出作動する作動ピンがサイドクラッチ機構7,7aを切り作動し、各対応する駆動スプロケット6,6への動力を断続する。これにより、機体は穀稈列に倣って自動的に機体の方向制御を行うので刈り残しなく、また、作業者は他の監視作業等に専念することができる。
【0013】
一方、このコンバイン1においてはいわゆる『手動優先の方向自動制御装置』が設けてあり、前記方向センサ80に基づく方向自動制御中に、作業者が操作レバー2を左右に操作して機体の操向を手動にて行うと、この操作レバー2の下方に設けたロータリスイッチ20の接点23,23aが導通し、その信号が制御部10に入力されて方向センサ80の信号に基づく方向制御が中断される結果、操作レバー2に基づく機体の操向操作が優先して行われ、自動制御と手動制御が平行して行われる場合のように機体が停止する等のトラブルが回避できるようになっている。
【0014】
次に図2において操作機構11について説明する。
12はバルブケースであり、前記サイドクラッチ機構7,7aを油圧により切換え作動させる切換えバルブ2e(図1)のバルブスプール13と、刈取部8の昇降シリンダ9を切換え作動させる切換えバルブのバルブスプール14を上下方向にスライド可能に枢支するとともに、これらの頭部に作動杆15を各別に係合して作動させる前記操作レバー2の取付け基部を支点として、ジョイント16(支点)を介して全方向に傾動操作可能となるように構成してある。
【0015】
このバルブケース12は機体フレーム17にボルトで締着してある。そしてこの機体フレーム17にボルト18を中心に取付け角度調節可能に取着される取付片19にはバルブスプール13の上下方向の作動、すなわち操作レバー2の操作角度を検出する角度検出センサとしての前記ロータリスイッチ20を取付けている。
そして図2−Cに示すように、このロータリスイッチ20の回転アーム軸21にアーム21a の一端が取付ネジ21b によって取付位置と取付角度を調節できるように固定している。このアーム21a の他端にピン22が固定され、このピン22をバルブスプール13の頭部に切欠した係合部13a に係合させている。
【0016】
このように構成しているので、サイドクラッチ機構7,7aを操作するためにバルブスプール13が操作レバー2を切換えバルブ2eを介して上下方向に移動すると、その動きはピン22、アーム21a 、回転アーム軸21を介してロータリスイッチ20の可動接点を回動させ、その回動量からバルブスプール13の作動量を検出するように構成してある。
【0017】
なお、回転アーム軸21とアーム21aとは取付ネジ21bによって固定されており、この取付ネジ21bを調節することによって回転アーム軸21とアーム21aとの角度関係、即ちバルブスプール13とロータリスイッチ20との関係を調節してバルブスプール13が如何なる状態にあるかを正確に検出できるようになっている。
次に図3を参照してロータリスイッチ20の内部構造およびこのロータリスイッチ20を用いてバルブスプール13、すなわち操作レバー2に対するロータリスイッチ20の取付位置の調節を行う手段について説明する。
【0018】
ロータリスイッチ20の内部において回転アーム軸21と同心円上には、回転アーム軸21に取付けた可動接点が接触する左右の切換接点23,23aと調節接点(角度検出接点)24,24aとが円弧状に配設してある。
前記左右の切換接点23,23aは、図4に示すように操作レバー2が中立域「A」をこえて操作されたとき、回転アーム軸21に取付けた可動接点と接触するように非導通の中立部23bを挟んで左右に設けられ、通常の場合、左右の切換接点23,23aは制御部10に入力として接続され、切換接点23,23aと可動接点が導通すると制御部10は方向自動制御を中断させ、この切換接点23,23aと可動接点とは方向自動制御の手動優先スイッチとして機能するようになっている。
【0019】
本発明は、操作レバー2の操作位置を検出するロータリスイッチ20の操作レバー2(又はバルブスプール13)に対する取付位置を適正に調節することができる装置の改良に関するものであり、次のように構成してある。
即ち、ロータリスイッチ20の内部に設ける調節接点(角度検出接点)24,24aは左右の切換接点23,23aと同じく回転アーム軸21に取付けた可動接点と接触するように円弧状に形成してあるが、左右の調節接点24,24aの間に設けた中立部24bは巾狭で、しかも、左右の切換接点23,23aの中立部23bの中央に中立部24bが臨むように設けてある。
【0020】
そして操作レバー2が図3の中立部24bより左側に操作すると左側の接点24がONしてチェッカー(表示装置)30(図4−B)のNランプ33と、同時に接点23がONしてLランプ31を点灯させる。また逆に右側に操作レバー2を操作すると接点24aがONすると共に接点23aがONしてRランプ31aが点灯する。更に、操作レバー2の中立域「A」(ガタを含んで移動できる範囲)内の位置では中立状態を示すSランプ32を点灯させるように回路を構成してある。なお、(B)図に示すようにチェッカー30はNランプ33とSランプ32の点灯回路が反転するように構成されており、Sランプ32が点灯している時はNランプ33が消灯するように構成されている。
【0021】
図3のロータリスイッチ20の中立域(あるいは幅)24b は図4(A)における中立域「A」に相当するものであるが、この中立域「A」内において中立ランプSを点灯するようにしてある。そしてこの中立域「A」に等しいか、あるいは僅かに広い範囲に角度検出センサーとしての接点24,24aを配置し、この接点24,24aを利用してNランプ33を点灯するようにしている。
【0022】
そして操作レバー2をNランプ33が点灯した後に更に左側に傾動した場合に点灯するようにLランプ31を、右側に傾動した場合に点灯するようにRランプ31aをそれぞれ設けている。
また前記チェッカー30はロータリスイッチ20のハーネス20a(図3)に着脱可能に接続され、工場におけるコンバイン1の組立時に操作レバー2の接点位置決め調節を簡単かつ正確に行うことができるようにしている。
【0023】
このロータリスイッチ20の位置の調節は、図2に示すボルト21bを操作してアーム21aに対する回転アーム軸21の締め付け位置を調節したり、ボルト18を操作して取付片19を移動させて行うことができる。何れにしても、ロータリスイッチ20とバルブスプール13との位置関係を自由に調節することができる機構を採用しておくことが好ましい。
【0024】
また、前記チェッカー30と同様な機能を制御部10にあらかじめ組みつけておくことも可能であり、この場合は前記調節を随時容易に行うことが便利にできる。前記のように構成される調節接点24,24aの中立域24bの幅は、操作レバー2が組付上必然的に有し、且つ許容される中立点におけるレバーの左右ガタ等による振れ代「中立域Aに相当する」に対し、やや大きな振れ代となる左右傾動角においてONするように設定されている。
【0025】
前記構成の装置において、操作レバー2の操作位置に対してロータリスイッチ20が正確に調整して取り付けられている場合は、この操作レバー2が中立位置においてSランプ32が点灯している。
これに対して、操作レバー2が中立位置であるのにもかかわらずNランプ33が点灯している場合は、この操作レバー2とロータリスイッチ20との位置が正確でないと判断する。
【0026】
この場合に操作レバー2を操作するとNランプ33と更にLランプ31あるいはRランプ31a が同時に点灯する。しかし、あまりにも調整が狂っている場合には、これらのランプ31,31aの何れかが点灯しない場合があり得る。
一方、このNランプ33はSランプ32の両側に配置されているが、両Nランプ33は電気的に連結されているから、中立位置にある操作レバー2に対してロータリスイッチ20の何れの方向に傾斜しているのか分からない。そこでロータリスイッチ20とバルブスプール13との関係を調節する部材(バルブケース12の取付け角度を調節するか、ロータリスイッチ20の取付けボルト18を調節するか、更にアーム21a のボルト21b 等)を操作することによってSランプ33のみが点灯するように調節(セット調節)するのである。
【0027】
操作レバー2の操作位置検出装置が正確に調整されたならば、操作レバー2が中立位置でSランプ32のみが点灯する。そしてこの操作レバー2を左右に軽く振ることによってNランプ33が点灯する。そして更に左右に傾斜幅Bのように操作レバー2を振ると、Nランプ33と共にLランプ31あるいはRランプ31a が点灯する。この状態になると位置検出装置が正確に操作レバー2の位置を表示していることになる。
【0028】
このように、各ランプS,Nの点灯状況を目視しながらSあるいはN、更にNとL、あるいはNとRの組合わせによる点灯となるように調節することにより、コンバイン1による実作業において切換接点23,23aによる正確な切換作動を行い円滑な操向操作をできるようにしている。
なお、前記位置決め調節作業において、操作レバー2の適正位置を表示する表示手段として各ランプを点灯させる実施例を示したが、これに適正位置を音声で知らせる音声発生装置を設けることができる。
【0029】
前記実施例においては中立位置を示すSランプ32と、調整が狂っている位置を示すNランプ33とを併用した例を示し、これを利用することによって操作レバーの操作位置と表示装置の調整が容易となる。しかし、調整に慣れてくると、Sランプ32のみであっても、このランプ32が点灯するようにロータリースイッチ20の姿勢や取付状態を調整することができる。
【0030】
また、このSランプ32を省略してNランプ33のみを設けた場合には、このNランプ33が点灯していると調整が狂っていると判断し、このNランプ33が消灯するようにロータリースイッチ20を調整することも可能である。しかし、実施例に示したようにSランプ32とNランプ33とを組合わせることによって安心感を持って操作レバーの操作位置の検出装置の調整をすることができる。
【0031】
【発明の効果】
本発明に係る作業車の操作レバーの操作位置検出装置は、操作レバー2の基部を作業車1の運転部3に中立位置を中心に両側に傾動可能に枢着し、該操作レバー2が中立域Aをこえて両側に傾倒操作されることを操作レバー2に連繋するロータリスイッチ20の接点23,23a の導通により検出可能になす作業車の操作レバーの操作位置検出装置において、
前記ロータリスイッチ20に、該ロータリスイッチ20自体の中立位置を指示する角度検出接点24,24a を設け、また角度検出接点24,24a をロータリスイッチ20の中立位置を表示する表示装置30に接続し、該表示装置30の表示に基づきロータリスイッチ20をその中立位置で操作レバー2に連繋されるように取付けることができるように構成している。
【0032】
従って、操作レバー2の中立位置検出をロータリスイッチ20と一体的に設けた角度検出センサ24,24a により容易に把握することができ、その位置決め調節は操作レバー2の作動方向並びに適正位置を知らせるランプ又はブザー等の表示装置を認知しながら行えばよいので、簡単且つ正確に行うことができる。その結果1人の作業者でも操作レバー2の位置決め調節を正確に能率よく行うことを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの運転部の構成とその回路を示す図である。
【図2】(A)図は操作機構の斜視図、(B)図は(A)図の平面図、そして(C)図はバルブスプールの斜視図である。
【図3】ロータリスイッチの接点構造を示す平面図である。
【図4】(A)図は操作レバー及びロータリスイッチの作用を示す説明図、(B)図はロータリスイッチ及びチェッカーの回路図である。
【符号の説明】
1 コンバイン(作業車)
2 操作レバー
3 運転部
7,7a サイドクラッチ機構
20 ロータリスイッチ
23,23a 接点
24,24a 角度検出接点
30 表示装置
A 中立域 [0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a detection device that is installed in a work vehicle such as a combine or a tractor or a general work vehicle, and detects an operation position of an operation lever that is tilted to both sides around a neutral position. The present invention relates to a device for adjusting a mounting position of a rotary switch with respect to an operation lever.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the steering control lever installed on the combine has its base erected on the driving section of the driver's seat so that it can tilt left and right, the switching valve is switched by the left and right tilt operation of the operating lever, and the hydraulic cylinder is operated Then, one of the left and right side clutch mechanisms is disengaged and operated to steer the aircraft.
[0003]
In addition, a rotary switch is provided in connection with the base of the operation lever, and this rotary switch is operated, for example, when the operation lever is operated over the neutral range to one of the right and left and the side clutch mechanism is turned off. By detecting this, the automatic direction control provided to the work vehicle is interrupted, and the manual steering control by the operation lever is performed with priority.
[0004]
When the rotary switch is assembled at the factory shipment stage, or when the rotary switch is assembled again for subsequent replacement or repair, the rotary switch is mounted so that the rotary switch can be mounted in appropriate linkage with the operation lever. regulation of intake with position location is required.
Here, the operation of adjusting the mounting position of the conventional rotary switch will be described. In the operation of adjusting the mounting position, first, for example, a lamp, a horn, or the like that can detect at which rotational position the contact point of the rotary switch conducts is prepared. Or, prepared so that it can be confirmed by directly touching the contact of the rotary switch with a tester, when the operation lever was tilted left and right from the neutral position, the lamp and the horn were operated at which position, Alternatively, the operator visually checks whether or not the tester conducts, further measures the operating angle or dimension of the operating lever at that position with a gauge or the like. Adjust so that the contacts of the switch are conducted to the left and right, so that the neutral range of the operating lever matches the neutral range of the rotary switch Work has been carried out.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In general, a rotary switch that detects an operation position of an operation lever is provided in a neutral region of the rotary switch such that when the operation lever is tilted left and right beyond the neutral region, the contact of the rotary switch becomes conductive or non-conductive. A contact is provided on both left and right sides of the rotary switch, or a contact is provided between the neutral regions. The neutral position of the rotary switch itself (the center position of the neutral region) cannot be detected by itself. It has become.
[0006]
As described above, since the mounting operation of the rotary switch is performed based on the conduction state of the contacts of the rotary switch and the operation angle of the operation lever, the operation lever is actually operated and the side clutch mechanism is disengaged. An error is likely to occur between the position where the rotation is performed and the position where the contact of the rotary switch becomes conductive or non-conductive. In addition, such adjustment work becomes a work that requires skill complicated, there has been a challenge, such as it takes a long time to adjustment is difficult to perform alone work.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, according to the first invention of the present invention, the base of the
[0008]
In the second invention, the
[0009]
[Action]
Inspection and positioning adjustment work of the
[0010]
【Example】
Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows an operation circuit of an
[0011]
When the
Numeral 8 denotes a mowing unit, which is arranged in front of the fuselage of the combine 1 and is configured to be able to move up and down by hydraulically moving an elevating
[0012]
When the
[0013]
On the other hand, a so-called “manual priority direction automatic control device” is provided in the combine 1, and during the automatic direction control based on the
[0014]
Then 2 Odor Te described
[0015]
The
Then, as shown in FIG. 2 -C, it is fixed so that it can adjust the mounting position and mounting angle by one
[0016]
With this configuration, when the
[0017]
The
Next, the internal structure of the
[0018]
The inside of the
The left and right switching
[0019]
The present invention relates to an improvement of a device capable of appropriately adjusting a mounting position of a
That is, formed in an arc shape so as to contact with the movable contact point adjusting contacts (angle detection contact) 24, 24a provided inside attached to also rotate the
[0020]
When the
[0021]
Neutral zone (or width) 24b of the
[0022]
An
Also, the
[0023]
The position of the
[0024]
It is also possible to beforehand assembled the same function as the
[0025]
In the device having the above configuration, when the
On the other hand, when the
[0026]
In this case, when the
On the other hand, the
[0027]
If the operation position detecting device of the
[0028]
In this way, by visually checking the lighting conditions of the lamps S and N, the lighting is adjusted by S or N, and further by the combination of N and L, or the combination of N and R, so that switching is performed in the actual work by the combine 1. Accurate switching operation by the
In the above-mentioned positioning adjustment work, the embodiment has been described in which each lamp is turned on as a display means for displaying an appropriate position of the
[0029]
In the above embodiment, an example is shown in which the
[0030]
If the
[0031]
【The invention's effect】
In the operation position detection device for the operation lever of the work vehicle according to the present invention, the base of the
The
[0032]
Therefore, it is possible to more easily grasp the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration and a circuit of a driving unit of a combine.
2A is a perspective view of an operation mechanism, FIG. 2B is a plan view of FIG. 2A, and FIG. 2C is a perspective view of a valve spool.
FIG. 3 is a plan view showing a contact structure of the rotary switch.
[4] (A) drawing explanatory view showing an operation of the operation lever and the rotary switch, (B) figure is a circuit diagram of a rotary switch and checker.
[Explanation of symbols]
1 combine (work vehicle)
2 Operation lever
3 Operation section
7,7a side clutch mechanism
20 rotary switch
23,23a contact
24,24a angle detection contact
30 display device
A Neutral area
Claims (2)
前記ロータリスイッチ20に、該ロータリスイッチ20自体の中立位置を指示する角度検出接点24,24a を設け、また角度検出接点24,24a をロータリスイッチ20の中立位置を表示する表示装置30に接続し、該表示装置30の表示に基づきロータリスイッチ20をその中立位置で操作レバー2に連繋されるように取付けることができるように構成した作業車の操作位置検出装置。The basal portion of the operating lever 2 pivotally attached tiltably on both sides around the neutral position to the operation portion 3 of the work vehicle 1, an operation that the operating lever 2 is leaned and operated on both sides beyond the neutral zone A lever 2 In the operating position detecting device of the operating lever of the working vehicle , which can be detected by the conduction of the contacts 23, 23a of the rotary switch 20 connected to the
The rotary switch 20, the angle detection contact 24,2 4a to instruct the neutral position of the rotary switch 20 itself is provided, also connected to the angle detection contacts 24,2 4a to the display device 30 for displaying the neutral position of the rotary switch 20 An operation position detecting device for a working vehicle, wherein the rotary switch 20 can be mounted so as to be linked to the operation lever 2 at its neutral position based on the display on the display device 30 .
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JPH08119140A JPH08119140A (en) | 1996-05-14 |
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1994
- 1994-10-27 JP JP26361494A patent/JP3540029B2/en not_active Expired - Fee Related
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JPH08119140A (en) | 1996-05-14 |
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