JP3532924B2 - レーダーによって得られたデータを改善する方法 - Google Patents
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Description
る方法に関するものである。
ルの受信がラジオおよびテレビジョンの送信によって妨
害され得るということである。特に、CARABAS(登録商
標)と呼ばれ、スウェーデン特許No.8406007−8(45
6、117)およびヨーロッパ特許86900306.1(202,320)
の発明の要旨をなす広帯域低周波数レーダーにおいて
は、これは極めて重大な問題である。少なくとも局所的
なラジオおよびテレビジョン基地局のシグナル強度は、
その周波数で対応する周波数におけるCARABASのシグナ
ル強度より遥かに強い。さらに、レーダー基地局の出力
をこれらラジオおよびテレビジョンシグナルに対抗する
のに十分な程度まで増大させることは不可能である。さ
らに、これは違法なことである。その代わりに、もし可
能ならばそのような周波数を出力シグナル中において排
除するか、あるいは少なくともこれらの周波数における
受信されたシグナルを無視することが便利である。
て望まれたシグナル処理を実行することができるように
するため、問題となっているタイプの狭周波数帯干渉
を、フィルタによって除去し、シグナル強度の計算され
た値によって置き換えることが望ましい。本発明は、こ
の問題を解決するものである。
に説明される。
いて本発明を実行するときに用いられる第1のサブルー
チンを示した図である。
おいて本発明を実行するときに用いられる第2のサブル
ーチンを示した図である。
iew2において本発明を実行するときに用いられる第3の
サブルーチンを示した図である。
と呼ばれるLabView2において本発明を実行するときに用
いられるメインルーチンを示した図である。
RABASに基づいて発展してきた。そして、以下では、こ
の装置を考慮して主たる説明がなされる。しかしなが
ら、本発明は、それ以外のレーダーに関連して用いられ
ることができ、結果的に、これは請求の範囲に記載され
た構成の範囲内に含まれるものであることが当業者によ
って容易にわかる。
除されたか否かにかかわらず、受信されたレーダーデー
タは多数の帯域に分割される。これら多数の帯域は、互
いに独立しており、また帯域間には、ラジオ送信等から
の干渉が関係するレーダーデータの存在しないギャップ
が生じる。これに関して、SARレーダーにおけるイメー
ジスペクトルと一般的なレーダー未処理データとの間に
は本質的な差異は存在しないが、ここでは、このような
イメージスペクトルによってレーダーデータが意味さ
れ、このレーダデータから実際のイメージが2次元逆フ
ーリエ変換によって得られる。実際、SARイメージは、
送信された周波数およびこれらのデータのドップラー周
波数をそれぞれイメージスペクトルの方位角周波数およ
び動径周波数に関係付けるような処理により、レーダー
未処理データから得られる。ラジオ送信等は、この2次
元スペクトル中において破壊されたデータの同心円とし
て現れる。これら同心円の動径周波数は、干渉が生じる
送信周波数に対応している。
ジ中に生じる質の低下を計算するために、レーダーデー
タおよびレーダーイメージの統計に関する仮定がなされ
る。レーダーデータに対して統計はほとんど変動せず、
ランダム位相のスペクトルとみなすことができる。しか
しながら、この場合(レーダーシステムにおける感度揺
らぎの調節の後)、振幅が大きく変動する可能性はほと
んどない。
徴付けられており、この振幅分布は、理想的な場合に
は、均一な強度をもつ弱い反射体のバックグラウンドに
対する離散的なより強い反射体から構成されている。こ
の強い反射体はレーダーによって検出されるべき目標物
である。
べてにおいて、予備的知識は存在しないので、あらゆる
推測が平等に現実に生じる。本発明においては、したが
って振幅値はこれらのポイントではゼロに設定されてい
る。
レーダーデータに対応する処理と、妨害されたインター
バル中においてこれらのデータを正確に消去するエラー
処理との組み合わせの結果であるとみなされ得る。これ
ら二つの処理は、共にランダム位相を有している。ラン
ダム位相のためにエラー処理と理想的な処理との間の出
力比は、見失われたポイントとすべてのポイントとの間
の比率となる。もし、これらのポイントの半数が見失わ
れるならば、相対的なエラーは−3dBとなる。ここに、
この比率は、REPと略される相対エラー出力と呼ばれ
る。
での受信されたレーダーデータはゼロに設定されるもの
と仮定される。このとき、より強い反射体からのレーダ
反射およびラジオ干渉が混在することは、イメージ全体
にわたって広がり、かつ弱い反射体として誤って解釈さ
れるこれらの反射体からの副ローブに帰着する。しかし
ながら、より強い反射体それ自体に対しては、副ローブ
が合計されて相対的に同等に強い反射体をもたらすこと
は起こりそうもない。
おけるデータを最初に評価する際に、状況は、最も強い
反射体がまさしくそのものであるということ仮定によっ
て改善され得る。この仮定に基づき、妨害されたインタ
ーバル中におけるデータを補間することによって、最も
強い反射体からの副ローブは減少し、その結果、誤った
値を除去するためのスレッショールドは低下し得る。こ
のとき、第2の反復適用が可能となる。この反復適用
は、見失われた周波数におけるスペクトルのより良好な
計算を確立するための強い反射体の広いレンジを含んで
いる。これによって、副ローブレベルがさらに減少す
る。
数は著しく増大する。それ故、誤った目標物が実際の目
標物よりも強くなるという可能性は急激に増大する。も
し、誤った目標物の個数が、反復適用ステップにおいて
現実の目標物の個数を超えるならば、このステップは計
算の質を低下させる。これの解決法は、与えられたステ
ップにおけるスレッショールドを低下されるよりもむし
ろ、与えられた方法でより多くの目標物を含ませること
によって補間を実行することにある。
初のステップでは最も強い反射体だけが、次のステップ
では最も強い二つの反射体が、その次のステップでは4
つの最も強い反射体がというように、反復適用の基礎と
して含まれた。この反復適用は、ピクセルの半数がその
補間中に含まれるようになったときに終了する。この処
理は、指数関数的に進行していくという利点を有してお
り、それによって、非常に膨大な個数のピクセルを処理
するのに適している。それと同時に、SARイメージは非
常に強い散乱体をわずかしか含んでおらず、その一方大
多数の目標物がノイズフロアに対して相対的に小さなコ
ントラストを与えるという事実をうまく考慮する。この
方法は、シミュレートされたデータ上においてうまく機
能することがわかっている。
信されたレーダー反射の帯域幅よりも小さい帯域幅を有
する干渉によって妨害された周波数帯にわたって補間を
行うことにより、レーダーによって得られたデータを改
善する方法に関するものであり、以下に詳細に説明する
ような構成を備えている。
おいて生成され、アンテナシステムを通じて送信され
る。レーダー反射はアンテナシステムを通じてレーダー
受信機において受信され、シグナル処理装置において処
理される。そのとき、次のステップ(A)〜(J)が実
行される。
の周波数値が狭周波数帯干渉によって影響を受けたのか
が決定される。
たは複素数シグナルf(ti)によって表され、N個のサ
ンプルを含む各レーダー反射が、N個のサンプルによっ
て与えられた周波数離散的な関数F(ωi)にフーリエ
変換される。なお、ここに、添字iは1からNまでをと
り、i=1、2、……、Nである。
…<NM<Nとなるように固定される。
領域においてFk(ωi)=F(ωi)とおき、狭周波数
帯干渉を有するインターバルの範囲内ではFk(ωi)=
Hk(ωi)とおくことによって、F(ωi)がF
k(ωi)に変形される。
i)=0とおかれ、k≧2に対してはHk(ωi)が形成
される。
フーリエ変換される。
k-1に対してhk(ti)=fk-1(ti)、ここで|fk-1(ti)
|は|fk-1(ti)|のNk-1最大値を構成する、とおき、
関数の残りのN−Nk-1個の値に対してはhk(ti)=0と
おくことによって、fk-1(ti)が関数hk(ti)に変形さ
れる。
ーリエ変換される。
こで1≦k≦Mである。
て、最終的にフィルターをかけられたレーダー反射fNM
(ti)が得られる。
行される。この場合、狭周波数帯干渉は、SARイメージ
のフーリエ変換における妨害されたインターバルとして
生じる。妨害されたインターバルは、2次元スペクトル
における同心円の特性を有しており、すなわち、それら
はインターバルΩ≦(ωi 2+μj 2)1/2≦Ω’における
妨害されたインターバルとして現れる。ここに、値Ω、
Ω’は各独立した干渉帯域を表している。
の周波数値が狭周波数帯干渉によって影響を受けたのか
が決定される。
的な実数または複素数シグナルf(xi,yj)によって記
述され、シグナルf(xi,yj)が、N×N個のサンプル
によって与えられた周波数離散的な関数F(ωi,μj)
にフーリエ変換される。なお、ここに、添字iおよびj
は1からNまでをとり、i=1、2、……、N、j=
1、2、……、Nである。
…<NM<N2となるように固定される。
領域においてFk(ωi,μj)=F(ωi,μj)とおき、
狭周波数帯干渉を有するインターバルの範囲内ではF
k(ωi,μj)=Hk(ωi,μj)とおくことによって、
F(ωi,μj)が関数Fk(ωi,μj)に変形される。
i,μj)=0とされ、k≧2に対してはHk(ωi,μj)
が形成される。
j)に逆フーリエ変換される。
k-1に対してhk(xi,yj)=fk-1(xi,yj)、ここで|fk-1
(xi,yj)|は|fk-1(xi,yj)|のNk-1最大値を構成す
る、とおき、関数の残りのN−Nk-1個の値に対してはhk
(xi,yj)=0とおくことによって、fk-1(xi,yj)が関
数hk(xi,yj)に変形される。
μj)にフーリエ変換される。
こに、1≦k≦Mである。
よって、最終的にフィルターをかけられたレーダーイメ
ージfNM(xi,yj)が得られる。
い実施例では、ステップ(C)における数N1、N2、…
…、NMは、Nk=2k-1、ここでkは1≦k≦Mなる整数で
ある、に従って選択される。
−1に最も近い整数として選択すること、すなわち、NM
≦N/2となるようにすることが便利である。もしNがN
×Nによって置き換えられるならば、これと同様のこと
を2次元の場合に適用することができる。
ぐに示唆されるように、N×Nの正方形をなしているも
のと仮定される。しかしながら、その代わりにN×N'の
長方形のイメージを用いることも容易に思いつく。長方
形のイメージはより大きな正方形イメージの興味ある一
部とみなされ得る。この長方形イメージにおいて見失わ
れた円はそれイメージの1つの円の一部として見い出さ
れ得る。他方、正方形イメージ中に長方形イメージを埋
め込み、正方形イメージの残りの部分をシグナルに関し
てゼロで満たすことによって長方形イメージから正方形
イメージに移行することが常に可能である。
ラミング言語Cに至るグラフィックシェルLabView2によ
って実行され、このプログラムによって生成されたシン
ボルを用いることによって記述される。このプログラム
中に含まれる種々のサブルーチンの名前は、ダーウィン
進化論との外見上の類似によって示唆されている。もち
ろん、現実との関連性は全くない。基礎的なサブルーチ
ンは、この精神から「ジャングルロウ」と呼ばれ、図1
に図示されている。このプログラムは現実の双極子アレ
イに種々の値を保持するか、またはそれらの値をゼロに
設定するルーチンから構成されている。アレイ中のエレ
メントが保持されるか否かを決定する事実は、その値が
スレッショールド値を越えるか否かである。
れ、そしてランクのオーダーにおいてソートされるべく
反転される。予め決定されたランク数はスレッショール
ド値を設定し、このスレッショールド値以上においてデ
ータ値は不変に保たれる。すなわち、2つの類似アレイ
値が存在しないと仮定することによって、ゼロでない値
の個数はスレッショールド値のランク数に一致する。
る。このプログラムは見失われた周波数データを書き込
むものであり、図2に図示されている。入力値は、周波
数に位相するデータの複素数アレイと、スレッショール
ド値のランク数と、見失われた周波数のアレイである。
データアレイから、イメージアレイは、逆FFT(高速フ
ーリエ変換)の後、実数部分として得られる。「ジャン
グルロウ」は、これに影響を及ぼすことにより、最も強
いイメージアレイ値のみをゼロでないように保持するこ
とを許される。ゼロを虚数部に入力した後、周波数デー
タは順方向FFTによって得られる。値はこのアレイから
拾い上げられ、如何なる周波数データももたないポイン
トとしてリストアップされたアレイ位置に見い出される
べき値に置き換えられ得る。この位置は以下に説明する
ようにプログラム「ダストビン」から得られる。
下させるプログラムは、「ジェオメトリックマシン」と
呼ばれ、図3に図示されている。プログラムの入力値は
再び周波数データの複素数アレイからなっている。用い
られるこれらのデータからの情報のみが、アレイの長さ
となる。スレッショールド値のランク数は、シフトレジ
スタから得られる。シフトレジスタは当初1に設定され
ている。プログラムが実行されるとき、シフトレジスタ
内の値は、この値がアレイの長さの半分以下である限
り、数2を掛けられた値によって置き換えられる。シフ
トレジスタ内に生じる値はすべて、スレッショールド値
のランク数のシーケンスを表示する出力アレイに集めら
れる。
ックリラクゼーション」であり、図4に図示されてい
る。プログラム「ミューテーション」、「ジェオメトリ
ックマシン」に加えて、このプログラムまたは、プログ
ラム「ダストビン」および「インバージョン」を使用す
る。それらは、現存する形式で簡単に記述される。
て周波数に位相するデータアレイがゼロであるのかをチ
ェックし、それらをアレイとして受け取るサブルーチン
である。「インバージョン」は1次元FFTのみを含んで
おり、適当なパラメータを選択した後、グラフィックデ
ィスプレイに適用されるFFTの実数部分を選び出す。
数データの入力アレイによってシフトレジスタを初期化
する。プログラム「ジェオメトリックマシン」によっ
て、「ダーウィニスティックリラクゼーション」は、ス
レッショールド値のランク数を超えるアレイ内の値を読
み取り、プログラム「ミューテーション」により、シフ
トレジスタ内のデータアレイを正確なものとし、そし
て、古いデータアレイを更新されたものによって置き換
える。これはスレッショールド値のランク数を超えるア
レイ内のエレメントのすべてに対して続行される。最後
に、「−1」がランク数として入力され、これはシフト
レジスタのさらにもう1回だけの反復適用を強制し、そ
れによって最終結果が「インバージョンプログラム」に
入力される。
に先立って、どの周波数が妨害されたかを検出すること
ができる。したがって、ラジオ送信等によって妨害され
た周波数の円が、また実際の状況においてゼロに設定さ
れるということを仮定することができる。
レーダー受信機に平行な受信シグナルに単に耳を傾ける
ことである。SARイメージを周波数データのヒストグラ
ムに変換することにより、放送が引き起こす干渉を検出
することも可能である。これらは、受信された振幅を検
出可能なレーダーデータと検出可能な干渉に分解する鋭
いスレッショールド値を生じさせる。
タリングプログラムは、シミュレートされるデータに基
づいてテストされてきた。入力値は、SARイメージのヒ
ストグラムとそれらの1次元の対応物とラジオ送信統計
であった。SARイメージに対して許容され得るREP値は−
10dB以下である。「ダーウィニスティックリラクゼーシ
ョン」によるフィルタリングの結果はREP値の低下を意
味し、もし利用可能な帯域幅の30〜40%がラジオ干渉に
よって妨害されるならば、「ダーウィニスティックリラ
クゼーション」は利用可能なイメージ中において全く同
一の結果を生じさせる。フィルタリングがなければ、帯
域幅の5〜10%だけが見失われ得る。言い換えれば、30
〜40%の妨害時に、REP値はフィルタリングによって低
下せしめられ、フィルタリングなしの5〜10%の妨害時
のREP値と比較できるものとなる。
Claims (6)
- 【請求項1】レーダーによって得られたデータを、狭周
波数帯干渉、すなわち受信されたレーダー反射の帯域幅
より小さい帯域幅をもつ干渉によって妨害された周波数
帯にわたって補間することによって改善する方法であっ
て、レーダー送信機においてレーダーシグナルを生成
し、前記レーダーシグナルをアンテナシステムを通じて
送信し、レーダー反射をアンテナシステムを通じてレー
ダー受信機において受信し、前記レーダー反射をシグナ
ル処理装置において処理する方法において、 (A)モニタリングまたはそれ以外の方法によって、ど
の周波数値が前記狭周波数帯干渉によって影響を受けた
のかを決定し、 (B)時間的に連続して接続され、時間離散的な実数ま
たは複素数シグナルf(ti)、ここでi=1、2、…
…、Nである、によって表され、N個のサンプルを含む
前記各レーダー反射を、N個のサンプルによって与えら
れた周波数離散的な関数F(ωi)、ここでi=1、
2、……、Nである、にフーリエ変換し、 (C)一組の整数N1、N2、……、NMを、1≦N1<N2<…
…<NM<Nとなるように固定し、 (D)前記シグナル処理装置により、前記狭周波数帯干
渉の外側領域においてFk(ωi)=F(ωi)とおき、
前記狭周波数帯干渉を有するインターバルの範囲内では
Fk(ωi)=Hk(ωi)とおくことによって、関数F
(ωi)を関数Fk(ωi)に変形し、 (E)以下のステップ(F)〜(H)に従って、H1(ω
i)=0とし、k≧2に対してはHk(ωi)を形成し、 (F)関数Fk-1(ωi)を時間離散的な関数fk-1(ti)
に逆フーリエ変換し、 (G)前記シグナル処理装置により、i=1、2、…
…、Nk-1に対してhk(ti)=fk-1(ti)、ここで|fk-1
(ti)|は|fk-1(ti)|のNk-1最大値を構成する、と
おき、関数の残りのN−Nk-1個の値に対してはhk(ti)
=0とおくことによって、関数fk-1(ti)を関数h
k(ti)に変形し、 (H)関数hk(ti)を、周波数離散的な関数Hk(ωi)
にフーリエ変換し、 (I)前記ステップ(D)〜(H)をM回繰り返し、こ
こで1≦k≦Mとし、 (J)FNM(ωi)を逆フーリエ変換することによっ
て、最終的にフィルターをかけられた前記レーダー反射
fNM(ti)を得ることを特徴とする方法。 - 【請求項2】前記ステップ(C)における数N1、N2、…
…、NMは、Nk=2k-1、ここでkは1≦k≦Mなる整数で
ある、に従って選択されることを特徴とする請求項1に
記載の方法。 - 【請求項3】前記数Mは、log2(N/2)−1に最も近い
整数として選択されることを特徴とする請求項2に記載
の方法。 - 【請求項4】SARレーダーにおけるレーダーイメージ
を、インターバルΩ≦(ωi 2+μj 2)1/2≦Ω’におけ
る妨害されたインターバル中に見い出されるべき周波数
帯にわたって補間することによって改善する方法であっ
て、レーダー送信機においてレーダーシグナルを生成
し、前記レーダーシグナルをアンテナシステムを通じて
送信し、レーダー反射をアンテナシステムを通じてレー
ダー受信機において受信し、前記レーダー反射をシグナ
ル処理装置において処理する方法において、 (A)モニタリングまたはそれ以外の方法によって、ど
の周波数値が前記狭周波数帯干渉によって影響を受けた
のかを決定し、 (B)前記イメージを、N'×N"個のサンプルを含む時間
離散的な実数または複素数シグナルf(xi,yj)、ここ
でi=1、2、……、N'、j=1、2、……、N"であ
る、によって記述し、前記シグナルf(xi,yj)を、N'
×N"個のサンプルによって与えられた周波数離散的な関
数F(ωi,μj)、ここでi=1、2、……、N'、j=
1、2、……、N"である、にフーリエ変換し、 (C)一組の整数N1、N2、……、NMを、1≦N1<N2<…
…<NM<N′×N"となるように固定し、 (D)前記シグナル処理装置により、前記狭周波数帯干
渉の外側領域においてFk(ωi,μj)=F(ωi,μj)
とおき、前記狭周波数帯干渉を有するインターバルの範
囲内ではFk(ωi,μj)=Hk(ωi,μj)とおくことに
よって、関数F(ωi,μj)を関数Fk(ωi,μj)に変
形し、 (E)以下のステップ(F)〜(H)に従って、H1(ω
i,μj)=0とし、k≧2に対してはHk(ωi,μj)を
形成し、 (F)関数Fk-1(ωi,μj)を時間離散的な関数f
k-1(xi,yj)に逆フーリエ変換し、 (G)前記シグナル処理装置により、i=1、2、…
…、Nk-1に対してhk(xi,yj)=fk-1(xi,yj)、ここで
|fk-1(xi,yj)|は|fk-1(xi,yj)|のNk-1最大値を構
成する、とおき、関数の残りのN−Nk-1個の値に対して
はhk(xi,yj)=0とおくことによって、関数fk-1(xi,
yj)を関数hk(xi,yj)に変形し、 (H)関数hk(xi,yj)を、周波数離散的な関数H
k(ωi,μj)にフーリエ変換し、 (I)前記ステップ(D)〜(H)をM回繰り返し、こ
こで1≦k≦Mとし、 (J)FNM(ωi,μj)を逆フーリエ変換することによ
って、最終的にフィルターをかけられた前記レーダーイ
メージfNM(xi,yj)を得ることを特徴とする方法。 - 【請求項5】前記ステップ(C)における数N1、N2、…
…、NMは、Nk=2k-1、ここでkは1≦k≦Mなる整数で
ある、に従って選択されることを特徴とする請求項4に
記載の方法。 - 【請求項6】前記数Mは、log2(N'×N"/2)−1に最も
近い整数として選択されることを特徴とする請求項5に
記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
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