JP3532801B2 - 液冷方式の冷却装置 - Google Patents

液冷方式の冷却装置

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JP3532801B2 JP28049799A JP28049799A JP3532801B2 JP 3532801 B2 JP3532801 B2 JP 3532801B2 JP 28049799 A JP28049799 A JP 28049799A JP 28049799 A JP28049799 A JP 28049799A JP 3532801 B2 JP3532801 B2 JP 3532801B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば航空機、船
舶等に搭載されるアレイ型空中線装置のように、同等の
発熱を有する多数のモジュールを有する電子機器に用い
られ、モジュールからの発熱を冷却し、その温度を均一
に制御する液冷方式の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の航空機、船舶等に搭載されるアレ
イ型空中線装置にあっては、同等の発熱を有する多数の
送受信モジュールが密集配置されており、冷却装置を用
いて各モジュールの発熱を冷却することで、それらの電
気的特性を良好に維持している。
【0003】従来のアレイ型空中線装置で用いられる冷
却装置の全体構成を図1に示す。図1において、空中線
本体1には、多数のアンテナ素子1aがアレイ状に配列
されている。各アンテナ素子1aは個別に用意された送
受信モジュール1bに直接的に取り付けられている。こ
のため、送受信モジュール1bもアンテナ素子1aと同
じくアレイ状に密集配置されている。
【0004】送受信モジュール1bはアンテナ素子1a
の給電を行うため、発熱量が多く、しかも密集配置され
ていることから、空冷では放熱が追いつかない。さら
に、全モジュール1bの電気的特性を均一に維持するた
めには、全モジュール1bの温度を一定に維持しなけれ
ばならない。そこで、空中線本体1の内部に冷却液循環
パネルによる受熱器2を設け、この受熱器2を外部の冷
却器3とホース4a、4bで繋いで、冷却液を受熱器2
と冷却器3との間で循環させるようにした液冷システム
が採用されている。
【0005】ところで、近年、アレイ型空中線装置で
は、高性能化を図るため、さまざまな工夫が試みられて
いるが、特に冷却装置に対しては、次のような要望が出
されている。
【0006】モジュールの性能アップとコストダウンの
ために、モジュールの内部素子に要求される温度特性を
緩和できるように、各モジュールの温度をより均一かつ
一定になるように制御する。
【0007】液冷方式では、配管が一部でも破損すると
冷却液を循環できなくなるため、構成を増やさずに冗長
系を組み込む。
【0008】しかしながら、従来の液冷方式の冷却装置
では、構造的に上記の要望を満足させることが困難であ
った。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
の液冷方式の冷却装置では、同等の発熱を有する多数の
モジュールの温度制御に限界があること、及び冗長系を
組み込むことが困難であることなどの問題があった。
【0010】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたもので、同等の発熱を有する多数のモジュールを配
置する電子機器に用いられ、前記モジュールからの発熱
を放熱する場合において、温度制御性能を向上させ、さ
らに冗長系を有する液冷方式の冷却装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、以下のような特徴的構成を有する。
【0012】(1)同等の発熱を有する多数のモジュー
ルを密集配置する電子機器に用いられ、前記モジュール
からの発熱を放熱する液冷方式の冷却装置において、前
記多数のモジュールが取り付けられる1枚以上のコール
ドプレートと、前記1枚以上のコールドプレート中に冷
却液を媒体として循環させることで前記発熱を有する多
数のモジュールからの熱を受け取ってコールドプレート
外部に運ぶ熱輸送手段と、この熱輸送手段によりコール
ドプレート外部に輸送された熱を放熱する放熱手段とを
具備し、前記熱輸送手段は、前記コールドプレート中の
吸熱板に一方向に配列して埋設される複数の支管と、前
記複数の支管の両端にそれぞれ支管配列方向に沿って配
置される第1及び第2の内部分配管と、前記複数の支管
の両端にそれぞれ支管配列方向に沿って配置される第1
及び第2の内部集合管とを備え、前記支管を1本おき
に、第1の内部分配管及び第1の内部集合管、第2の内
部分配管及び第2の内部集合管に結合して、隣接支管同
士で互いに向きが逆になるように冷却液を流す第1及び
第2の冷却液内部循環系を形成し、前記第1及び第2の
冷却液内部循環系の冷却液入口と冷却液出口を各系の支
管流量特性が互いに相反する位置に設け、それぞれの入
口に冷却液を分配供給し、各出口からの冷却液を集合さ
せてコールドプレート外部に送り出すようにしたことを
特徴とする。
【0013】(2)前記第1の冷却液内部循環系は、冷
却液入口を前記第1の内部分配管の一方端に設け、冷却
液出口を前記第1の内部集合管の前記入口とは逆側の端
に設けたZ型であり、前記第2の冷却液内部循環系は、
冷却液入口を前記第2の内部分配管の一方端に設け、冷
却液出口を前記第2の内部集合管の前記入口とは逆側の
端に設けたZ型であり、前記第1の冷却液内部循環系と
前記第2の冷却液内部循環系とで入口及び出口が互いに
逆側にあることを特徴とする。
【0014】(3)前記第1の冷却液内部循環系は、冷
却液入口を前記第1の内部分配管の一方端に設け、冷却
液出口を前記第1の内部集合管の前記入口とは同一側の
端に設けたU型であり、前記第2の冷却液内部循環系
は、冷却液入口を前記第2の内部分配管の一方端に設
け、冷却液出口を前記第2の内部集合管の前記入口とは
同一側の端に設けたU型であり、前記第1の冷却液内部
循環系と前記第2の冷却液内部循環系とで入口及び出口
が互いに逆側にあることを特徴とする。
【0015】(4)前記第1の冷却液内部循環系は、冷
却液入口を前記第1の内部分配管の一方端に設け、冷却
液出口を前記第1の内部集合管の前記入口とは逆側の端
に設けたZ型であり、前記第2の冷却液内部循環系は、
冷却液入口を前記第2の内部分配管の一方端に設け、冷
却液出口を前記第2の内部集合管の前記入口とは同一側
の端に設けたU型であり、前記第1の冷却液内部循環系
と前記第2の冷却液内部循環系とで入口及び出口が互い
に同一側にあることを特徴とする。
【0016】(5)前記第1の冷却液内部循環系は、冷
却液入口を前記第1の内部分配管の支管結合範囲中央に
設け、冷却液出口を支管結合範囲中央に設けたC型であ
り、前記第2の冷却液内部循環系は、冷却液入口を前記
第2の内部分配管の支管結合範囲中央に設け、冷却液出
口を前記第2の内部集合管の両端に設けたT型であり、
前記第1の冷却液内部循環系と前記第2の冷却液内部循
環系とで入口及び出口が互いに逆側にあることを特徴と
する。
【0017】(6)前記熱輸送手段は、前記第1及び第
2の冷却液内部循環系の管圧が互いに等しくなるように
したことを特徴とする。
【0018】(7)前記熱輸送手段は、前記第1及び第
2の冷却液内部循環系のいずれか一方の冷却液循環を選
択的に停止し、他方の冷却液循環を継続して行う循環系
選択手段を備えることを特徴とする。
【0019】(8)前記熱輸送手段は、前記コールドプ
レートが複数枚あるとき、前記複数枚のコールドプレー
トの両端にそれぞれコールドプレート配列方向に沿って
配置される第1及び第2の外部分配管と、前記複数枚の
コールドプレートの両端にそれぞれコールドプレート配
列方向に沿って配置される第1及び第2の外部集合管と
を備え、前記コールドプレートを1枚おきに、第1の外
部分配管及び第1の外部集合管、第2の外部分配管及び
第2の外部集合管に結合して、隣接コールドプレート同
士で互いに向きが逆になるように冷却液を流す第1及び
第2の冷却液外部循環系を形成し、前記第1及び第2の
冷却液外部循環系の冷却液入口と冷却液出口を各系のコ
ールドプレート流量特性が互いに相反する位置に設け、
それぞれの入口に冷却液を分配供給し、各出口からの冷
却液を集合させて送り出すようにしたことを特徴とす
る。
【0020】(9)コールドプレートの冷却液循環構造
としては、内部吸熱板に一方向に配列して埋設される複
数の支管と、前記複数の支管の両端にそれぞれ支管配列
方向に沿って配置される第1及び第2の内部分配管と、
前記複数の支管の両端にそれぞれ支管配列方向に沿って
配置される第1及び第2の内部集合管とを具備し、前記
支管を1本おきに、第1の内部分配管及び第1の内部集
合管、第2の内部分配管及び第2の内部集合管に結合し
て、隣接支管同士で互いに向きが逆になるように冷却液
を流す第1及び第2の冷却液内部循環系を形成し、前記
第1及び第2の冷却液内部循環系の冷却液入口と冷却液
出口を各系の支管流量特性が互いに相反する位置に設
け、それぞれの入口に冷却液を分配供給し、各出口から
の冷却液を集合させて外部に送り出すようにしたことを
特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図2乃至図13を参照して
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0022】図2は図1に示したアレイ型空中線装置に
用いられる液冷方式冷却装置の全体構成を示すものであ
る。
【0023】図2において、冷却器3は、液ポンプ3
a、冷却液タンク3b、流量調整用の弁3cによる冷却
液循環サイクル系と、圧縮機3d、凝縮器3e、膨張弁
3fにより冷媒を循環させる冷凍サイクル系とを備え、
両循環サイクル系を熱交換器3gで結合している。
【0024】一方、空中線本体1には、図3に示す受熱
器2が設けられる。この受熱器2は、受熱部として機能
するコールドプレート2aを複数枚並列に配置し、各コ
ールドプレート2aの上端部及び下端部に、各コールド
プレート2aへ冷却液を分配供給する一対の外部分配管
2b、2eと各コールドプレート2aからの冷却液を集
合させる一対の外部集合管2c、2dを架設したもので
ある。一対の外部分配管2b、2e及び一対の外部集合
管2c、2dは、それぞれ分配器2f、集合器2gと結
合され、さらにホース4a、4bを通じて冷却器3の冷
却液循環サイクル系クイックディスコネクト3h、3i
に結合される。
【0025】上記コールドプレート2aの表面には、長
手方向に沿って互いに同等の発熱を有する多数のモジュ
ール1bが装着される。各コールドプレート2aには、
詳細は後述するが、図4に示すように、長手方向に冷却
液を流す多数の支管21が埋設された吸熱板22と、こ
の吸熱板22の長手方向両側に配置され、各支管21を
交互に束ねてそれぞれ上記一対の外部分配管2b及び一
対の外部集合管2cに結合する一対の内部分配管23、
24及び一対の内部集合管25、26が埋設されてい
る。
【0026】すなわち、各コールドプレート2aに対
し、外部分配管2b、2eから内部分配管23、24に
冷却液を送り込み、支管21を通じて内部集合管25、
26に集められた冷却液を外部集合管2c、2dに流す
ことにより、冷却液循環サイクル系がループ形成され
る。空中線本体1側において、モジュール1bからの発
熱はコールドプレート2aに熱伝達され、さらに内部の
支管21を流れる冷却液に熱伝達される。この冷却液に
伝達された熱は、冷却器3側の冷却液循環サイクル系に
より熱交換器3gに送られ、ここで冷凍サイクル系と熱
交換され、冷凍サイクル系により最終的に外気と熱交換
して放熱される。
【0027】冷凍サイクルの原理は、家庭で使われてい
る冷蔵庫の原理と同じである。圧縮機3dで圧縮された
冷媒は凝縮器3eを通って液化する。液化された冷媒
は、膨張弁3fを通ることで流量が調整される。冷媒は
熱交換器(蒸発器)3gを通過すると気化し、その際、
熱を奪うことで冷却する。気化した冷媒は、圧縮機3d
へと戻る。
【0028】以上のように、上記構成における液冷方式
の冷却装置では、コールドプレート2a内の支管21に
内部分配管23、24及び内部集合管25、26を介し
て冷却器3で冷却された液を循環させ、その表面に装着
されたモジュール1bの発熱を冷却液で吸収する熱交換
機能を実現している。
【0029】上記構成による液冷方式の冷却装置におい
て、以下に本発明の特徴となるコールドプレート2aの
詳細について説明する。
【0030】まず、図5を参照して、コールドプレート
2aの支管と内部分配管と内部集合管の関係について説
明する。尚、図5において、Vi は分配管入口速度、V
0 は集合管出口速度、V1(x) は分配管局所速度、V2
(x) は集合管局所速度、P1(x)は分配管局所圧力、P2
(x) は集合管局所圧力、A1 は分配管断面積、A2 は集
合管断面積、aは支管断面積、Lは分配管及び集合管の
長さ、lは支管ピッチ、qn は支管流量を示している。
【0031】支管21を流れる冷却液の流量qn は、以
下に示す分配管の式(1)と集合管の式(2)及び支管
の流量の式(3)の連立微分方程式を差分法により数値
的に求めることができる。
【0032】
【数1】
【0033】次に、コールドプレート2aにおける冷却
液の分配と流し方に関する考察結果について、図6、図
7、図8、図9を参照して説明する。尚、これらの図に
おいて、(a)はコールドプレート2a内の配管構成、
(b)はその温度及び流量特性を示している。但し、各
図(a)では、紙面の都合上、プレートの長さ寸法を無
視して示している。
【0034】図6(a)に示すコールドプレート2a
は、吸熱板22の図中上側に分配管23を、下側に集合
管25を各1本づつ配置し、分配管23と集合管25の
間を吸熱板22中に埋設された多数の支管21で結合し
て構成され、分配管23の図中左側を冷却液の入口、集
合管25の図中右側を冷却液の出口としている。この場
合、冷却液全体の流れ方がZ字型を成すことから、これ
をZ型とする。
【0035】Z型の場合は、図6(b)に示すように、
分配管23の入口から遠ざかるに従って、支管21を流
れる流量が増大する。したがって、コールドプレート表
面温度は、流量に反比例して温度が下降することにな
る。
【0036】図7(a)に示すコールドプレート2a
は、図6(a)の場合と同様の配管構成となっている
が、分配管23の図中左側を冷却液の入口、集合管25
の図中左側を冷却液の出口としている。この場合、冷却
液全体の流れ方がU字型を成すことから、これをU型と
する。
【0037】U型の場合は、図7(b)に示すように、
分配管23の入口から遠ざかるに従って、支管21を流
れる流量が減少する。したがって、コールドプレート表
面温度は、流量に反比例して温度が上昇することにな
る。
【0038】図8(a)に示すコールドプレート2a
は、図6(a)の場合と同様の配管構成となっている
が、分配管23の図中中央を冷却液の入口、集合管25
の図中中央を冷却液の出口としている。この場合、冷却
液全体の流れ方がU型を左右対称に配置したものと同じ
になる。これをC型とする。
【0039】C型の場合は、図8(b)に示すように、
U型に対してコールドプレート表面温度の上昇を半分に
することができる。
【0040】図9(a)に示すコールドプレート2a
は、図6(a)の場合と同様の配管構成となっている
が、分配管23の図中中央を冷却液の入口、集合管25
の図中左右両方を冷却液の出口としている。この場合、
冷却液全体の流れ方がZ型を左右対称に配置したものと
同じになる。これをT型とする。
【0041】T型の場合は、図9(b)に示すように、
Z型に対してコールドプレート表面温度上昇を半分にす
ることができる。
【0042】以上のことからわかるように、U型、Z
型、C型、T型のいずれも、冷却液の入口から遠ざかる
に従って、モジュールの発熱を吸収して冷却液温度が上
昇することにより、コールドプレート表面温度が上昇す
ることになる。
【0043】以上の考察の基に、本発明に係るコールド
プレート2aについて、図10、図11、図12、図1
3を参照して説明する。尚、これらの図において、
(a)は図4に示した一対の内部分配管23、24及び
一対の内部集合管25、26を有するコールドプレート
2a内の配管構成、(b)はその温度及び流量特性を示
している。但し、各図(a)では、紙面の都合上、プレ
ートの長さ寸法を無視して示している。
【0044】第1の実施形態として、図10(a)に示
すコールドプレート2aは、図6(a)に示したZ型配
管構成を2組用い、内部分配管23と内部集合管25に
よる第1のZ型配管部と内部分配管24と内部集合管2
6による第2のZ型配管部とで各支管21を交互に逆流
させるようにしたもので、これをZ*Z型とする。Z型
は、前述のように、分配管23の入口から遠ざかるに従
って支管21を流れる流量が増大する。コールドプレー
ト表面温度は流量に反比例して上昇するから、第1のZ
型配管部と第2のZ型配管部により各支管21を交互に
逆流させると、図10(b)に示すように各配管部で流
量特性が互いに逆特性となるため、コールドプレート2
aの表面温度は均熱化されるようになる。
【0045】第2の実施形態として、図11(a)に示
すコールドプレート2aは、図7(a)に示したU型配
管構成を2組用い、内部分配管23と内部集合管25に
よる第1のU型配管部と内部分配管24と内部集合管2
6による第2のU型配管部とで各支管21を交互に逆流
させるようにしたもので、これをU*U型とする。U型
は、前述のように、分配管23の入口から遠ざかるに従
って支管21を流れる流量が減少する。コールドプレー
ト表面温度は流量に反比例して上昇するから、第1のU
型配管部と第2のU型配管部により各支管21を交互に
逆流させると、図11(b)に示すように各配管部で流
量特性が互いに逆特性となるため、コールドプレート2
aの表面温度は均熱化されるようになる。
【0046】第3の実施形態として、図12(a)に示
すコールドプレート2aは、図6(a)に示したZ型配
管構成と図7(a)に示したU型配管構成を組み合わ
せ、内部分配管23と内部集合管25によるZ型配管部
と内部分配管24と内部集合管26によるU型配管部と
で各支管21を交互に逆流させるようにしたもので、こ
れをZ*U型とする。勿論、内部分配管23と内部集合
管25によりU型配管部を構成し、内部分配管24と内
部集合管26によりU型配管部を構成し、各配管部で各
支管21を交互に逆流させるようにして、U*Z型とし
てもよい。これらの場合、U型配管部とZ型配管部によ
り各支管21を交互に逆流させると、図12(b)に示
すようにU型とZ型で流量特性が互いに逆特性となるた
め、コールドプレート2aの表面温度は均熱化されるよ
うになる。
【0047】第4の実施形態として、図13(a)に示
すコールドプレート2aは、図8(a)に示したC型配
管構成と図9(a)に示したT型配管構成を組み合わ
せ、内部分配管23と内部集合管25によるT型配管部
と内部分配管24と内部集合管26によるC型配管部と
で各支管21を交互に逆流させるようにしたもので、こ
れをT*C型とする。勿論、内部分配管23と内部集合
管25によりC型配管部を構成し、内部分配管24と内
部集合管26によりT型配管部を構成し、各配管部で各
支管21を交互に逆流させるようにして、C*T型とし
てもよい。これらの場合、C型配管部とT型配管部によ
り各支管21を交互に逆流させると、図13(b)に示
すようにC型、T型で流量特性が互いに逆特性となるた
め、コールドプレート2aの表面温度は均熱化されるよ
うになる。
【0048】ここで、図10乃至図13の各(a)に示
す構成において、内部分配管23、24の各冷却液入口
は分配結合器27を通じて外部分配管2b、2eのいず
れか一方、または両方に接続し、内部集合管25、26
の冷却液出口は集合結合器28(図13のT型配管構造
の場合は一次集合結合器28及び二次集合結合器29)
を通じて外部集合管2c、2dのいずれか一方、または
両方に接続する。これにより、2つの配管部は共に稼働
状態となる。
【0049】但し、図10乃至図13の各(a)に示す
構成においては、コールドプレート内の内部分配管23
と内部集合管25による行きと内部分配管24と内部集
合管26による戻り(逆流)の流量を同じにして均熱化
するために、コールドプレート内の行きの系と戻り(逆
流)の系とで圧力損失を同じにする必要がある。
【0050】そこで、上記の各実施形態において、各支
管21を全て同一の径とし、内部分配管23、24及び
内部集合管25、26も全て同一の径とすれば、分配結
合器27から分配管23、24までの各配管を同一の径
及び長さとし、各内部集合管25、26から集合結合器
28(図13の場合は二次集合結合器29)までの各配
管を同一の径及び長さとする。これにより、配管の条件
が行きと戻りで同一になり、圧力損失も同じになる。
【0051】ところで、液冷方式の場合、液漏れの不具
合はシステムダウンにつながる致命傷になる。かといっ
て、冷却系を二重(バックアップ)に持たせると、装置
全体が大型化してしまい、好ましくない。そこで、本発
明では、最も問題となるコールドプレートについて、構
成を増やさずに冗長系を持たせる。
【0052】前述のように、空中線本体内部の受熱器2
には、均熱化の分配と流し方によるコールドプレート内
で行きの系と逆流(戻り)の系がある。そこで、一次分
配に三方弁等を操作して、どちらかの系を遮断して、生
き残れるようにする。この場合は、どちらかの系のみの
運用になるため、均熱化はできなくなる。従って、非常
時運用モードとして使用する。
【0053】具体的に説明すると、分配/集合結合器2
7、28の少なくともいずれか一方に、2つの配管部の
冷却液の流れを選択的に止める三方弁等の栓を設けてお
く。これにより、2つの配管部のいずれか一方で液漏れ
等の事故が発生した場合でも、その系統の冷却液の流れ
を遮断することができ、若干特性が劣化するが、継続し
てモジュールを冷却し、空中線を継続して稼働できるよ
うになる。
【0054】さらに、分配結合器27を外部分配管2
b、2eの両方に接続し、集合結合器28を外部集合管
2c、2dの両方に接続した場合には、図2に示した分
配器2f、集合器2gの少なくともいずれか一方に外部
分配管2b、2e、外部集合管2c、2dの冷却液の流
れを選択的に止める栓を設けておけば、いずれか一方の
外部分配管、外部集合管に損傷が生じた場合でも、他方
の管によって全コールドプレート2aに継続して冷却液
を流すことができる。
【0055】ところで、上記の各実施形態は、コールド
プレート2aの内部構造に本発明を適用したものである
が、本発明はコールドプレート2a間の温度差是正にも
適用可能である。
【0056】すなわち、図6乃至図9において、支管2
1を一つのコールドプレート2aに、内部分配管23を
外部分配管2bに、内部集合管25を外部集合管2dに
それぞれ置き換えて考えると、U型、Z型、C型、T型
の配管構造が成立する。各配管構造において、冷却液の
入口から遠ざかるに従って、各コールドプレート2aに
流れる冷却器の流量が変化するため、コールドプレート
2a間で温度差が生じることになる。
【0057】そこで、図10乃至図13において、支管
21を一つのコールドプレート2aに、内部分配管2
3、24を外部分配管2b、2eに、内部集合管25、
26を外部集合管2c、2dにそれぞれ置き換えて、Z
*Z型、U*U型、Z*U型またはU*Z型、T*C型
またはC*T型の一対の配管部を構成し、各配管部で互
いに隣接コールドプレート2a間で冷却液の流れの向き
が逆になるようにする。
【0058】これらの構造がコールドプレート間の温度
差を是正し、均一化を実現できることは、図10乃至図
13の実施形態で説明したコールドプレート内部構造の
場合と同様である。
【0059】また、冗長系のことに関しても、分配結合
器27、集合結合器28、29を図2に示した分配器2
f、集合器2gに置き換えてみれば、図10乃至図13
の実施形態で説明したコールドプレート内部構造の場合
と同様に結合することで、構成を増やさずに実現するこ
とができる。
【0060】前記した如く、上記構成による液冷方式の
冷却装置によれば、空中線本体1内の受熱器2におい
て、複数のコールドプレート2aを使用する場合に、コ
ールドプレート内部、コールドプレート間の温度差をな
くすことができ、これによって各コールドプレート2a
に取り付けられる全モジュールの温度を均一に維持する
ことができる。
【0061】また、液冷方式で問題となる「液漏れに対
する冗長性」については、非常時運用モードでの使用と
なるが、最も問題となるコールドプレート内部、コール
ドプレート間について、構成を増やさずに実現すること
ができる。
【0062】尚、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、その他、同等の発熱を有する多数のモジュ
ールを配置する電子機器の冷却装置に適用する等、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形しても、同様に実
施可能であることはいうまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、同等の発
熱を有する多数のモジュールを配置する電子機器に用い
られ、前記モジュールからの発熱を放熱する場合におい
て、温度制御性能を向上させ、さらに冗長系を有する液
冷方式の冷却装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のアレイ型空中線装置で用いられる冷却
装置の全体構成を示す斜視図。
【図2】 本発明が適用されるアレイ型空中線装置用の
液冷方式冷却装置における全体構成を示す系統図。
【図3】 図2に示す冷却装置で用いられるコールドプ
レートに空中線系のモジュールを装着した状態を示す斜
視図。
【図4】 図3に示すコールドプレートの内部構造を示
す平面図。
【図5】 図4に示すコールドプレートの支管と内部分
配管と内部集合管の関係を説明するためのモデル図。
【図6】 Z型配管構造を有するコールドプレートのモ
デルと特性を示す図。
【図7】 U型配管構造を有するコールドプレートのモ
デルと特性を示す図。
【図8】 C型配管構造を有するコールドプレートのモ
デルと特性を示す図。
【図9】 T型配管構造を有するコールドプレートのモ
デルと特性を示す図。
【図10】 本発明の第1の実施形態として、Z*Z型
配管構造を有するコールドプレートのモデルと特性を示
す図。
【図11】 本発明の第2の実施形態として、U*U型
配管構造を有するコールドプレートのモデルと特性を示
す図。
【図12】 本発明の第3の実施形態として、Z*U型
配管構造を有するコールドプレートのモデルと特性を示
す図。
【図13】 本発明の第4の実施形態として、T*C型
配管構造を有するコールドプレートのモデルと特性を示
す図。
【符号の説明】
1…空中線本体 1a…アンテナ素子 1b…送受信モジュール 2…受熱器 2a…コールドプレート 2b、2c…外部分配管 2d、2e…外部集合管 2f…分配器 2g…集合器 21…支管 22…吸熱板 23、24…内部分配管 25、26…内部集合管 27…分配結合器 28、29…集合結合器 3…冷却器 3a…液ポンプ 3b…冷却液タンク 3c…逆流防止用弁 3d…圧縮機 3e…凝縮器 3f…膨張弁 3g…熱交換器 3h、3i…クイックディスコネクト 4a、4b…ホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−98144(JP,A) 特開 平8−274521(JP,A) 特開 昭61−224504(JP,A) 特開 平10−51213(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/28 H05K 7/20

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同等の発熱を有する多数のモジュールを
    密集配置する電子機器に用いられ、前記モジュールから
    の発熱を放熱する液冷方式の冷却装置において、 前記多数のモジュールが取り付けられる1枚以上のコー
    ルドプレートと、 前記1枚以上のコールドプレート中に冷却液を媒体とし
    て循環させることで前記発熱を有する多数のモジュール
    からの熱を受け取ってコールドプレート外部に運ぶ熱輸
    送手段と、 この熱輸送手段によりコールドプレート外部に輸送され
    た熱を放熱する放熱手段とを具備し、 前記熱輸送手段は、前記コールドプレート中の吸熱板に
    一方向に配列して埋設される複数の支管と、前記複数の
    支管の両端にそれぞれ支管配列方向に沿って配置される
    第1及び第2の内部分配管と、前記複数の支管の両端に
    それぞれ支管配列方向に沿って配置される第1及び第2
    の内部集合管とを備え、前記支管を1本おきに、第1の
    内部分配管及び第1の内部集合管、第2の内部分配管及
    び第2の内部集合管に結合して、隣接支管同士で互いに
    向きが逆になるように冷却液を流す第1及び第2の冷却
    液内部循環系を形成し、前記第1及び第2の冷却液内部
    循環系の冷却液入口と冷却液出口を各系の支管流量特性
    が互いに相反する位置に設け、それぞれの入口に冷却液
    を分配供給し、各出口からの冷却液を集合させてコール
    ドプレート外部に送り出すようにしたことを特徴とする
    液冷方式の冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の冷却液内部循環系は、冷却液
    入口を前記第1の内部分配管の一方端に設け、冷却液出
    口を前記第1の内部集合管の前記入口とは逆側の端に設
    けたZ型であり、前記第2の冷却液内部循環系は、冷却
    液入口を前記第2の内部分配管の一方端に設け、冷却液
    出口を前記第2の内部集合管の前記入口とは逆側の端に
    設けたZ型であり、前記第1の冷却液内部循環系と前記
    第2の冷却液内部循環系とで入口及び出口が互いに逆側
    にあることを特徴とする請求項1記載の液冷方式の冷却
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の冷却液内部循環系は、冷却液
    入口を前記第1の内部分配管の一方端に設け、冷却液出
    口を前記第1の内部集合管の前記入口とは同一側の端に
    設けたU型であり、前記第2の冷却液内部循環系は、冷
    却液入口を前記第2の内部分配管の一方端に設け、冷却
    液出口を前記第2の内部集合管の前記入口とは同一側の
    端に設けたU型であり、前記第1の冷却液内部循環系と
    前記第2の冷却液内部循環系とで入口及び出口が互いに
    逆側にあることを特徴とする請求項1記載の液冷方式の
    冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の冷却液内部循環系は、冷却液
    入口を前記第1の内部分配管の一方端に設け、冷却液出
    口を前記第1の内部集合管の前記入口とは逆側の端に設
    けたZ型であり、前記第2の冷却液内部循環系は、冷却
    液入口を前記第2の内部分配管の一方端に設け、冷却液
    出口を前記第2の内部集合管の前記入口とは同一側の端
    に設けたU型であり、前記第1の冷却液内部循環系と前
    記第2の冷却液内部循環系とで入口及び出口が互いに同
    一側にあることを特徴とする請求項1記載の液冷方式の
    冷却装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の冷却液内部循環系は、冷却液
    入口を前記第1の内部分配管の支管結合範囲中央に設
    け、冷却液出口を支管結合範囲中央に設けたC型であ
    り、前記第2の冷却液内部循環系は、冷却液入口を前記
    第2の内部分配管の支管結合範囲中央に設け、冷却液出
    口を前記第2の内部集合管の両端に設けたT型であり、
    前記第1の冷却液内部循環系と前記第2の冷却液内部循
    環系とで入口及び出口が互いに逆側にあることを特徴と
    する請求項1記載の液冷方式の冷却装置。
  6. 【請求項6】 前記熱輸送手段は、前記第1及び第2の
    冷却液内部循環系の管圧が互いに等しくなるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の液冷方式の冷却装置。
  7. 【請求項7】 前記熱輸送手段は、前記第1及び第2の
    冷却液内部循環系のいずれか一方の冷却液循環を選択的
    に停止し、他方の冷却液循環を継続して行う循環系選択
    手段を備えることを特徴とする請求項1記載の液冷方式
    の冷却装置。
  8. 【請求項8】 前記熱輸送手段は、前記コールドプレー
    トが複数枚あるとき、前記複数枚のコールドプレートの
    両端にそれぞれコールドプレート配列方向に沿って配置
    される第1及び第2の外部分配管と、前記複数枚のコー
    ルドプレートの両端にそれぞれコールドプレート配列方
    向に沿って配置される第1及び第2の外部集合管とを備
    え、前記コールドプレートを1枚おきに、第1の外部分
    配管及び第1の外部集合管、第2の外部分配管及び第2
    の外部集合管に結合して、隣接コールドプレート同士で
    互いに向きが逆になるように冷却液を流す第1及び第2
    の冷却液外部循環系を形成し、前記第1及び第2の冷却
    液外部循環系の冷却液入口と冷却液出口を各系のコール
    ドプレート流量特性が互いに相反する位置に設け、それ
    ぞれの入口に冷却液を分配供給し、各出口からの冷却液
    を集合させて送り出すようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の液冷方式の冷却装置。
  9. 【請求項9】 内部吸熱板に一方向に配列して埋設され
    る複数の支管と、 前記複数の支管の両端にそれぞれ支管配列方向に沿って
    配置される第1及び第2の内部分配管と、 前記複数の支管の両端にそれぞれ支管配列方向に沿って
    配置される第1及び第2の内部集合管とを具備し、 前記支管を1本おきに、第1の内部分配管及び第1の内
    部集合管、第2の内部分配管及び第2の内部集合管に結
    合して、隣接支管同士で互いに向きが逆になるように冷
    却液を流す第1及び第2の冷却液内部循環系を形成し、 前記第1及び第2の冷却液内部循環系の冷却液入口と冷
    却液出口を各系の支管流量特性が互いに相反する位置に
    設け、それぞれの入口に冷却液を分配供給し、各出口か
    らの冷却液を集合させて外部に送り出すようにしたこと
    を特徴とするコールドプレートの冷却液循環構造。
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