JP3529156B2 - ムービングコイル駆動型ニードル弁 - Google Patents

ムービングコイル駆動型ニードル弁

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料、インキなどを鋼
材、紙などのマーキングに使用するムービングコイル駆
動型ニードル弁に関係する。
【0002】
【従来の技術】一般にマーキング装置により鋼材等に印
字される文字は、文字の大きさと文字の線の太さのバラ
ンスが要求される。このためマーキングノズルは塗料の
吐出量を変化させ、線の太さを調整できるようにする必
要がある。
【0003】図5は従来用いられている電磁駆動型ニー
ドル弁を示す。電磁駆動型ニードル弁は、塗料供給口か
ら加圧した塗料を供給され、ノズル開口1をニードル2
で周期的に開閉し、開の期間に塗料を吐出する。ノズル
開口1を開にするには、隔膜3を介してニードル2と結
合されたプランジャ4をコア5に吸引することにより行
われ、隔膜3を介してニードル2をばね6により押圧し
てノズル開口1を閉とする。プランジャ4とコア5は非
磁性体で構成されたガイド管7内を摺動可能であり、ガ
イド管7のコア側の端部にはナット8が取付けられてい
る。コア5のナット8側にはねじ棒9が取り付けられ、
ナット8の内面に刻設されたねじ穴と螺合する。これに
よりねじ棒9を回すことにより、コア5を移動してプラ
ンジャ4との間隙10を調整することができる。ガイド
管7の外周にはコイル11が巻装され、端部をナット1
2で押さえられている。コイル11に通電することによ
りプランジャ4はコア5に吸引され、通電を切るとばね
6により戻されてガイド管7内を往復動するが、そのス
トロークは間隙10によってきまる。このストロークを
調整してノズルからの吐出量が調整される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】マーキングを行う場
合、文字の大きさに合わせ、塗料の吐出量を調整するた
め、コア5の位置をマーキング前に手動でねじ棒9を回
して調整する。しかしマーキングする文字には大型の文
字と小型の文字が混在する場合があり、この場合全ての
文字の線の太さを一定の太さでマーキングするため、バ
ランスのとれない文字となっていた。また、文字の認識
を遠方などから容易にできるようにするため、文字を大
きくしても、文字の線の大きさは変わらないため文字認
識が困難になる場合が生じていた。また、マーキング対
象物が高温の場合、その温度により塗料の付着率(ノズ
ルから吐出した量に対してマーキング対象物に付着する
量の割合)が変化するが、温度変化に応じて塗料の吐出
量を変化させることができなかった。さらに、ばね6に
よりニードル2が戻る時ノズル開口1に先端が衝突する
ため、吐出塗料を制御するため頻繁にニードルを操作す
ると衝突面が摩耗し、ノズル部を頻繁に交換しなければ
ならなかった。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、マーキング中でも吐出量の調整ができ、ニードル
先端がノズル開口に衝突するのを防止するムービングコ
イル駆動型ニードル弁を提供することを目的とする。
【0006】上記目的を達成するため、隔膜をはさんで
液室と駆動室を構成し、該駆動室内のムービングコイル
に駆動電流を供給する制御部とを備え、前記液室は、前
記隔膜と密着し該隔膜と対向する位置にノズル開口を有
し、液の供給圧と比べて前記液室内の圧力が低くなると
開状態となり前記液室内の圧力が高くなると閉状態とな
ように、上部が前記液室に接着され、その他の部位は
前記液室に対してフリーとなっているリーフ弁タイプの
チェック弁を設けた液供給接続口を側部に備え、一端が
前記隔膜に固着され他端がニードル先端を構成し、隔膜
の変位によりノズル開口との間隔を変化させて弁作用を
するニードルを有し、前記制御部は、前記ムービングコ
イルにニードル先端とノズル開口との間隔を制御する駆
動電流を供給するものである。前記駆動室は、ニードル
と同軸上に前記隔膜に取り付けられ軸方向に摺動可能に
軸支されたガイド軸と、該ガイド軸を中心にして設けら
れた中空円筒の磁石部と、該磁石部と同軸上にその外側
に設けられ一端が前記隔膜に結合された中空円筒のボビ
ンにコイルを巻回してなるムービングコイルと、該ボビ
ンの外側に設けられた外筒およびこの外筒と前記磁石部
を接続する部材よりなり磁石部と共にムービングコイル
の存在空間に磁場を形成し、前記ガイド軸を支持するケ
ーシングと、前記ボビンの他端と前記ケーシングの間に
設けられボビンを隔膜側へ付勢するばねとを備えるもの
である。
【0007】また、前記制御部は、駆動電流の上限値の
調整、およびその電流の振幅およびその持続時間、周期
の少なくとも一方の調整を行い、ノズル開口よりの吐出
量、吐出パターンを調整するようにしたものである。
【0008】また、前記磁石部は外周と内周が相異なる
磁極に着磁された永久磁石としたものである。
【0009】また、前記ガイド軸の一端は、板ばねによ
り軸方向へ移動可能に支持されるようにしたものであ
る。
【0010】
【作用】コイルに大きな定電流を加えばね力に対抗して
ニードル先端とノズル開口との間隔を一定量はなすよう
にすると、隔膜もこれと共に一定量コイル側に移動す
る。この定電流を前記間隔を周期的に少なくするように
パルス的に変化させると、隔膜の位置も同様に移動す
る。隔膜がコイル側へ移動した時、液供給接続口より液
室へ液が供給され、隔膜が戻る時ノズル開口とニードル
先端との間隙からポンプ作用により液が吐出される。
【0011】定電流の大きさを調整することにより隔膜
の移動範囲を調整し、電流の変化幅とその持続時間を調
整し、隔膜の戻り量を調整すれば吐出量を調整すること
ができる。電流の変化幅とその持続時間は、ニードル先
端がノズル開口に対し間隙を有するように設定すること
により、ノズル開口とニードル先端の摩耗を防止するこ
とができる。また電流変化の周期を変えることにより、
吐出周期を変化させることができる。また、電流の変化
幅およびその持続時間と、周期の両方を変化させること
により大きな吐出量の変化を起こすことができる。
【0012】磁石部を外周と内周が反対の磁極に着磁さ
れた永久磁石とすることにより、ムービングコイルの存
在空間を均一で広範囲の磁場とすることができる。
【0013】ガイド軸の一端を板ばねで軸方向に移動可
能なように支持することにより、ガイド軸の摩擦を少な
くし、隔膜の往復動の拘束を少なくすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本実施例の構成を示す断面図であ
る。21はリング状の永久磁石で、外周部と内周部の極
性が異なるように磁化されている。なお、永久磁石は、
永久磁石と、これに接続する継鉄(ヨーク)から構成し
てもよい。以下の説明はヨークが接続したものも含め永
久磁石として説明する。例えば外周面をN極とした場
合、内周面はS極となる。22はケーシングで継鉄を兼
ね、外筒22aと、外筒22aより短い内筒22b、お
よび外筒22aと内筒22bの一方の端面を結合する端
板22cより構成され、内筒22bの外面に永久磁石2
1を設置し、この永久磁石21と対向する外筒22aの
内面に磁極22dを構成し、磁極22dと永久磁石21
の外周間の空間に磁場を形成する。この磁場空間、磁極
22d、外筒22a、端板22c、内筒22b、永久磁
石21は磁気回路を構成している。
【0015】永久磁石21と磁極22dとの空間にはボ
ビン23が設置され、ボビン23にはコイル24が巻装
されている。ケーシング22の外筒22aの他方の端面
には隔膜25が設けられ、ボビン23の一端は隔膜25
の中央部に結合され、ボビン23の他端と端板22cと
の間には、ボビン23を隔膜25側に付勢するばね26
が設けられる。またケーシング22の内筒22bの中心
には一端を隔膜25とボビン23の取付部に固定され、
内筒22bの内面に設けられた軸受け27により軸方向
に摺動可能に軸支され後述するニードル34と一体化し
たガイド軸28が設けられている。ケーシング22内は
駆動室を構成する。
【0016】ケーシング22の外筒22aの端面には、
隔膜25を挟んで中空円筒の液室ケース29が設けられ
ている。液室ケース29の隔膜25と反対側の端面には
中心にノズル開口30を有するノズルチップ31が設け
られ、側面には液供給接続口32が設けられ、液供給接
続口32にはチェック弁33が設けられている。チェッ
ク弁33はゴム製のリーフ弁タイプとし、上部で液室ケ
ース29に接着され、その他はフリーとなっている。液
供給接続口32には図示しない液体供給装置より、設定
可能な一定圧力で液体が供給されている。液室ケース2
9の中心軸上には一端が隔膜25を密封貫通し、隔膜2
5及びボビン23に固着すると共にガイド軸28と一体
化し、他端がニードル先端35を形成し、このニードル
先端35がノズル開口30に嵌合するニードル34が設
けられている。液室ケース29内は液室36を構成す
る。なお、コイル24に通電していないときは、ばね2
6によりニードル先端35はノズル開口30に押圧され
ノズルは閉じた状態となっている。隔膜25はケーシン
グ22側と液室ケース29内の液室36を隔離すると共
に、軸方向への変位により、液室36内の容積を変化さ
せ液供給接続口32に設けられたチェック弁33と共に
ポンピング作用を行う。
【0017】コイル24に接続して制御部37が設けら
れ、コイルに任意に設定可能な定電流を流し、これをパ
ルス的に変化させる。定電流は、ニードル先端35と、
ノズル開口30の間隔を一定量離す大きさと方向の電流
であり、パルス的電流変化は、この間隔を所定量周期的
に少なくする振幅とその持続時間を有する電流である。
ニードル34と隔膜25は同一量移動するので、前記間
隔の大きなときは隔膜25のコイル24側への変位は大
きくなり、またパルス的に電流値を変化させた後は、隔
膜25はノズル開口30側へ戻る。
【0018】次に動作について説明する。永久磁石21
の外周部と外筒22aの磁極22dとの間には磁場が形
成されており、この磁束に直交したコイル24に電流が
流れると、この電流と直交する方向、つまりコイル24
の軸方向に力が発生する。電流の向きにより、ニードル
先端35とノズル開口30の間隔を大きくする方向(以
下上方向という)、又は小さくする方向(以下下方向と
いう)の力が発生する。発生する力Fは次式で表され
る。
【0019】発生する力F=KΦIN …(1) K:磁束密度等によって決まる定数 Φ:磁束密度 I:コイルに流れる電流 N:コイルの巻数
【0020】この力Fにより隔膜25を上下方向に変位
させ、液室36内でチェック弁33と共にポンピング作
用を行わせ、これに応じてニードル先端35とノズル開
口30との間隔も変化させながら液の吐出を行う。コイ
ル24が上方へ移動する方向の定電流を流し、隔膜25
が上方に変位すると液室36の内容積が増加し、液室3
6内の圧力が低下するため、チェック弁33を境にして
液供給接続口32内の圧力の方が高くなってチェック弁
33が開となり、液が液室36に流入し、液室内圧は供
給圧と等しくなる。この時点でニードル34は隔膜25
と共に上方に引き上げられているため、ノズルは開状態
となっている。また、定電流により発生する力と、ボビ
ン23、コイル24、ガイド軸28、ニードル34の自
重、ばね26の反力、隔膜25の反力などが釣り合った
位置で隔膜25の上方への変位は停止する。
【0021】次にコイル24に、コイル24が下方へ所
定量変位するよう電流の向きと振幅およびその持続時間
を定めて、所定の周期でパルス的に電流を変化させる。
これにより隔膜25が上下動を開始する。隔膜25が下
方へ移動する時は液室36の容積が減少し、内圧が上昇
し、チェック弁33は閉となり、ニードル先端35とノ
ズル開口30との間隙は隔膜25の移動と対応して小さ
くなり、この間隙より液室容積の減少分の液が吐出され
る。なお、電流の振幅とその持続時間の大きさにより、
隔膜25の下方への変位が決まるので、大きな吐出量を
得る時は大きくするが、最大でもノズル開口30を通し
て液が吐出できる間隔をあけた状態で止まるように設定
する。これによりノズル開口30とニードル先端35の
衝突により発生する摩耗を防止できる。
【0022】液体の供給圧力の設定値、隔膜25を上下
動させるパルス的電流の振幅およびその持続時間、周期
の設定により、隔膜25の下降動作時のみ液を吐出さ
せ、その時の1回当たりの吐出量を制御することができ
る。また、供給圧をある程度高くし、定電流値の値をノ
ズル開口30とニードル先端35が所定の間隙となるよ
うに調整し、連続的に液を吐出することもできる。
【0023】図2はコイル電流と隔膜の変位量、および
吐出量の関係の一例を示す。(a)はコイル電流を示
し、(b)は隔膜の変位、(c)は吐出量を示す。
(c)においてTはパルス的電流の周期、tは振幅の持
続時間を表す。バイアス電流39(定電流)は隔膜25
を引き上げ、ニードル先端35とノズル開口30との間
隔がニードル先端35(隔膜25)の振幅に対して十分
な値となるように設定したもので、吐出量とは無関係と
なる。バイアス電流39により、隔膜25を引き上げて
液室36の容積を拡大し、液供給接続口32より液を液
室36に補充し、充満したタイミングで隔膜25を下方
へ変位させる方向の電流をパルス的に加えると、隔膜2
5には下向きに磁束によって発生する力F、ばね26に
よる反発力、ボビン23、コイル24、隔膜25の一
部、ガイド軸28、ニードル34の自重が加わる。この
下向きの力に対し、液圧とボビン23等自重を発生する
部材の慣性力が反力として加わるが、必要とする力を発
生するように電流の振幅を設定することにより、液室内
容積を縮小し、液をノズル開口30とニードル先端35
の間隙より吐出させる。引き続き電流はバイアス電流3
9に戻り、再び、隔膜25は引き上げられ、液を補充
し、次のサイクルの吐出動作が開始される。
【0024】実施例ではバイアス電流2Aに対して隔膜
の引き上げ量は0.4mmであった。吐出量は隔膜25
の押し下げ量にほぼ比例し、0.2mmの押し下げ量で
約0.02ccの吐出量が得られた。電流の変化周期T
を短くすると一定時間内における吐出量が多くなり、長
くすると少なくなる。また電流の振幅を大きくし、その
持続時間を長くすると、ニードル先端35がノズル開口
30に衝突し、両者が摩耗するので、衝突しないように
設定する。
【0025】図3は永久磁石21を大きくした場合とガ
イド軸28の支持に板ばねを用いた場合を示す。これら
は相互に関係はなく、単に1つの図面に同時に示しただ
けである。コイル24の存在する空間の磁場を強くする
ためには、永久磁石の磁力を強くするだけではなく、こ
の空間を含む磁気回路の磁気抵抗を小さくする必要があ
る。このため永久磁石21を大きくし、磁力を強くする
と共に永久磁石21が磁気回路に占める割合を大きく
し、磁気抵抗を小さくする。図3(a)では永久磁石2
1と、永久磁石21と磁極22d間のコイル空間、外筒
22a、端板22cが磁気回路を構成する。図1に比べ
内筒22bが永久磁石21に代わったことにより、磁気
抵抗が減少している。永久磁石21の極性は上下方向
(ガイド軸方向)をN,S極としている。
【0026】ガイド軸28の軸受として板ばね38を用
いた例を示す。図3(a)は断面図を示し、(b),
(c)は平面図を示す。(b)はガイド軸28方向への
伸縮は小さいが形状が簡単な板ばね38aを示し、
(c)は伸縮の大きな形状の板ばね38bを示す。ニー
ドル34のストロークが大きい場合は(c)を用いる。
板ばね38a,38bは図1に示す軸受方式よりも摩擦
力が少なく、隔膜25、ニードル34の変位を円滑にす
ることができる。
【0027】図4は図3に示した永久磁石21の一部を
ヨーク21aで構成した場合を示す。永久磁石を製作す
る場合、形状によっては着磁しにくい場合がある。この
ような場合、高透磁率の金属からなるヨークを永久磁石
に密着させることにより、所望の形状の磁石を構成する
ことができる。永久磁石21は磁気回路中にあれば、コ
イル24と対面した位置になくてもよい。この場合の磁
気回路は永久磁石21と、ヨーク21a,ヨーク21a
と磁極22d間のコイル空間、外筒22a、端板22c
で構成される。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
はコイルに電流を加えて変位させ、この変位を隔膜とニ
ードルに伝えて、隔膜の変位と共にノズル間隙を変化さ
せて液を吐出することを可能とし、さらに電流を制御し
て吐出量を調整することができる。また電流を調整して
ニードル先端とノズル開口が衝突しないようにし、両者
の摩耗を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】本実施例のコイル電流、隔膜変位量、吐出量の
一例を示す図である。
【図3】永久磁石を大きくした例とガイド軸を板ばねで
支えた例を示す図である。
【図4】永久磁石を永久磁石とヨークで構成した場合を
示す図である。
【図5】従来の電磁駆動型ニードル弁の構造を示す図で
ある。
【符号の説明】
21 永久磁石 22 ケーシング 22a 外筒 22b 内筒 22c 端板 22d 磁極 23 ボビン 24 コイル 25 隔膜 26 ばね 27 軸受 28 ガイド軸 29 液室ケース 30 ノズル開口 31 ノズルチップ 32 液供給接続口 33 チェック弁 34 ニードル 35 ニードル先端 36 液室 37 制御部 38 板ばね 39 バイアス電流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−146721(JP,A) 実開 平3−116414(JP,U) 実開 平6−31867(JP,U) 実開 昭63−75381(JP,U) 実開 昭60−148069(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05C 5/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隔膜をはさんで液室と駆動室を構成し、
    該駆動室内のムービングコイルに駆動電流を供給する制
    御部とを備え、 前記液室は、前記隔膜と密着し該隔膜と対向する位置に
    ノズル開口を有し、液の供給圧と比べて前記液室内の圧
    力が低くなると開状態となり前記液室内の圧力が高くな
    ると閉状態となるように、上部が前記液室に接着され、
    その他の部位は前記液室に対してフリーとなっているリ
    ーフ弁タイプのチェック弁を設けた液供給接続口を側部
    に備え、一端が前記隔膜に固着され他端がニードル先端
    を構成し、隔膜の変位によりノズル開口との間隔を変化
    させて弁作用をするニードルを有し、 前記制御部は、前記ムービングコイルにニードル先端と
    ノズル開口との間隔を制御する駆動電流を供給すること
    を特徴とするムービングコイル駆動型ニードル弁。
  2. 【請求項2】 前記駆動室は、ニードルと同軸上に前記
    隔膜に取り付けられ軸方向に摺動可能に軸支されたガイ
    ド軸と、該ガイド軸を中心にして設けられた中空円筒の
    磁石部と、該磁石部と同軸上にその外側に設けられ一端
    が前記隔膜に結合された中空円筒のボビンにコイルを巻
    回してなるムービングコイルと、該ボビンの外側に設け
    られた外筒およびこの外筒と前記磁石部を接続する部材
    よりなり磁石部と共にムービングコイルの存在空間に磁
    場を形成し、前記ガイド軸を支持するケーシングと、前
    記ボビンの他端と前記ケーシングの間に設けられボビン
    を隔膜側へ付勢するばねとを備えるものであることを特
    徴とする請求項1に記載のムービングコイル駆動型ニー
    ドル弁。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、駆動電流の上限値の調
    整、およびその電流の振幅およびその持続時間、周期の
    少なくとも一方の調整を行い、ノズル開口よりの吐出
    量、吐出パターンを調整することを特徴とする請求項1
    又は2に記載のムービングコイル駆動型ニードル弁。
  4. 【請求項4】 前記磁石部は外周と内周が相異なる磁極
    に着磁された永久磁石であることを特徴とする請求項1
    乃至3の何れか一項に記載のムービングコイル駆動型ニ
    ードル弁。
  5. 【請求項5】 前記ガイド軸の一端は、板ばねにより軸
    方向へ移動可能に支持されていることを特徴とする請求
    項1乃至4の何れか一項に記載のムービングコイル駆動
    型ニードル弁。
  6. 【請求項6】 前記チェック弁は、ゴム製であることを
    特徴とする請求項1乃至5に記載のムービングコイル駆
    動型ニードル弁。
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