JP3527236B1 - 玩具製品 - Google Patents

玩具製品

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JP3527236B1
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    • A63B21/00—Exercising apparatus for developing or strengthening the muscles or joints of the body by working against a counterforce, with or without measuring devices
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Abstract

【要約】 本発明は、とりわけコレクターのアイテムとしてかつ／
又はゲームで使用するために適しかつハンドルと、第２
玩具製品との結合を作用させるための連結部であって、
結合要素を介して前記ハンドルに取り付けられ、かつ所
定の力又はトルクが作用した場合に外れる連結部とを備
える玩具製品に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、とりわけコレクタ
ーのアイテムとして適するものでありかつ／又はゲーム
で使用するための玩具製品に関するもので、該玩具製品
はハンドルを備えている。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】このよ
うな玩具製品はそれ自体知られており、例えば、コーン
フレークの箱に又はポテトチップスの袋に添えられてい
る。このような玩具製品の非常によく知られている例
は、いわゆるflippo（登録商標）である。これは、例え
ば、表面に絵が印刷されたカードボード又はプラスチッ
クであって、とりわけコレクターの子供向けアイテムと
してかつゲームを遊ぶ際の補助として使用されるラミネ
ートされたカードボード又はプラスチックの円形ディス
クである。本発明の目的は、特に、ゲームを遊ぶことに
関する追加の可能性を提供する請求項の前提部分に言及
した種類の玩具製品を提供することである。
【０００３】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による玩具製品は、第２玩具製品との結合を
作用させるための連結部であって、結合要素を介して前
記ハンドルに取り付けられ、かつ所定の力又はトルクが
作用した場合に外れる連結部を特徴としている。
【０００４】このような玩具製品は、ユーザにより第２
玩具製品に結合可能である。この第２玩具製品は第１玩
具製品と同一であってもよい。よって、１ユーザ又は両
ユーザは、２つの玩具製品のうちの一方の結合要素が折
れるまで、力又はトルクを発生させることが可能であ
る。よって、ゲーム又は対戦を遊ぶことが可能となって
おり、そのゲーム又は対戦は、例えば連結部が外れてい
なかった玩具製品のユーザが勝者で有り続けるといった
ものである。
【０００５】結合要素は、所定の力又はトルクで外れる
（break loose）ことにより折れる（give way）ことが
好ましい。結合要素が外れてしまった玩具製品は、その
場合に明らかに欠けており、かつ潜在的に参加している
製品の母集団の一部を殆ど構成することができない。さ
らに、外れた連結部及び／又はハンドルは、ゲームの勝
者にとってトロフィーとしての役割を果たしても良い。
【０００６】第２玩具製品に結合されるべく意図した連
結部の一部を同一形状である連結部に結合可能であるよ
うな形状とした場合に、上述した母集団の一部を構成す
る玩具製品は、全て同一形状を有することが可能であ
る。これは製造の観点から有利点を有している。なぜな
らば、その場合には、ただ一つの金型又は金型対が必要
とされるからである。さらに、このような玩具製品の各
所有者は、他の各所有者とゲーム又は対戦を遊ぶことが
可能となるであろう。
【０００７】非常に適切な態様は、第２玩具製品に結合
されるべく意図した連結部の一部が、突出部と該突出部
に対して相補的である空洞部を備えているものである。
このような構成が使用される場合には第１玩具製品と第
２玩具製品とを互いに容易に取付可能であること、さら
に結合要素又は各結合要素に対して充分大きな力又はト
ルクを作用させることが可能であることが、明らかとな
っていた。突出部がさらにくさび形状であるならば、結
合がなされる場合に各連結部が連結するであろう。よっ
て、各結合要素のうちの１つが折れた後に、一方の玩具
製品の連結部が他方の玩具製品の連結部に結合され続
け、かつ前記連結部を後の段階で解放可能である。
【０００８】さらに、１回限りのスナップ結合により連
結部をハンドル又は結合要素に結合することが好まし
い。このようなスナップ結合は容易に作用可能であり、
かつ該スナップ結合は結合に必要とされる各部材の少な
くとも１つを視覚的かつ永久的に損傷させることにより
解くことだけが可能である。
【０００９】本発明による玩具製品の好適な態様では、
連結部又はハンドルが、円柱部分を備え、該円柱部分に
より、それぞれハンドル内又は連結部内の円柱状空洞部
内に取り付けられる。このような態様が使用される場合
には、生成するトルクが結合要素に効果的に伝達可能で
ある。このような玩具製品により、結合要素が、好まし
くは、円柱状空洞部の壁部又は底部に取り付けられる。
【００１０】さらに、一方の連結部と他方の結合要素及
び／又はハンドルとの間には、所定量の遊びがあること
が好ましい。前記遊びにより、互いに隣接している又は
互いに取り囲んでいる各部材間の移動の幾分かの自由を
許容しているので、ゲーム又は対戦を開始する前に、例
えば、連結部をハンドルに接着することにより、玩具製
品に手が加えられたものであるか否かを確認することが
可能である。
【００１１】本発明は、さらに、上述したような多くの
玩具製品の収集に関係している。このような収集は、例
えば、（大）多数の消費者製品以上に分配されてもよく
かつ／又はゲーム又はゲームショーで使用されてもよ
い。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、各図面で説明している２つ
の例示的実施形態により本発明をより詳細に説明する。
図１は第１分離キー１と第２分離キー２とを示し、これ
らは互いに完全に同一のものである。分離キー１，２は
ハンドル３を備えている。分離キー１のハンドル３の上
側は平坦で薄いが、その厚さは下側（図１の右側）に向
かうにつれて増大している。ここで、分離キー１は円柱
状空洞部５を形成する中空円筒部４を備えている。連結
部６は、円柱状空洞部５内に収容されている。前記連結
部６（アダプタとも称することが可能である）は円柱部
分（cylindrical portion）７を備え、該円柱部分の直
径は円柱状空洞部５の内径よりも小さい。連結部６の円
柱部分７の回転対称軸線は、円柱状空洞部５の回転対称
軸線と（実質的に）一致している。
【００１３】連結部６の下側は、第２分離キー２の連結
部６’に結合されるために意図したものである。２つの
連結部６，６’は、それぞれ突出部９，９’を備え、か
つそれぞれ相補的な空洞部分８，８’を備えている。分
離キー１は、突出部９を空洞部分８’内に挿入すること
により分離キー２に結合可能である。これにより、突出
部９は空洞部分８内に同様に挿入される。
【００１４】分離キー１は、さらに、結合要素すなわち
剪断ピン１０を備えており、該結合要素すなわち剪断ピ
ンは円柱状空洞部５の底部に取り付けられている。剪断
ピン１０は、円柱状空洞部（cylindrical cavity）５の
底部から離れる方向に向いている端部にくさび形状とさ
れた厚み部１１を有し、その厚み部は直角形成された端
部を備えている。さらに、連結部６は、剪断ピン１０を
受容するために、その上側に凹所１２を具備している。
凹所１２は直角形成された端部１３を備え、この手法で
はスナップ結合を確立するために、端部はくさび形状と
された厚み部１１の直角端部と嵌合する。前記スナップ
結合を確立することは、凹所１２に傾斜壁部１４を形成
することにより、さらに容易にすることが可能である。
【００１５】図２は、結合がなされた後であって、かつ
トルクモーメントが各ハンドル３，３’の一方又は双方
により連結部６，６’間の結合に作用した後の円柱状空
洞部５，５’と連結部６，６’とを示している。前記ト
ルクは、剪断ピン１０’の脚部にて、前記剪断ピン１
０’の強度を超える力となっていた。結果として、剪断
１０’は挟み取られており、かつ分離キー２が明らかに
かつ永久的に損傷している。
【００１６】各突出部９，９’はくさび形状とされ、第
２分離キー２の連結部６’は第１分離キー１の連結部６
内に締め付けられたままである。これにより、前記各対
称軸線方向に離れるように各分離キー１，２を引くこと
により、前記連結部が円柱状空洞部５’から取り外し可
能である。
【００１７】剪断ピン１０，１０’の強度は、複数の手
法で変更可能である。例えば、剪断ピン１０の半径方向
距離は、作用したトルクが剪断ピン１０の剪断力に変換
される程度を決定することが可能である。剪断ピン１０
が円柱状空洞部５の対称軸線に近く配置されるほど、剪
断ピン１０の脚部にて、作用したトルクにより生じる剪
断力が大きくなり、かつ剪断ピン１０がより早く折れる
であろう。
【００１８】さらに、分離ピンの強度は、その厚さを変
化させることにより、又は分離キーの材料に対する添加
剤（該添加剤は、材料の特性を害するか、又は反対に該
特性を向上させる）により変更可能である。さらに、同
一の手法によりかつ同一の材料により製造された各分離
キーが強度において顕著な差異を依然として示すこと
が、実際には明らかとなっている。この差異は、おそら
く製造公差によるものである。
【００１９】図３Ａ〜図３Ｃは、本発明による玩具製品
の第２実施形態、すなわちディスク形状ハンドル３２を
備える第２のタイプの分離キー３１を示している。ディ
スク形状ハンドル３２は孔３３を有しており、この孔に
よりユーザは１つ又は２つ以上の分離キー３１を１束又
は１群のキーに取付可能である。この実施形態では、ハ
ンドル３２が比較的大きな表面積を有し、ハンドルは該
ハンドル上に絵又はテキストを配置するように使用可能
である。
【００２０】さらに、この分離キー３１は中空円筒部３
４を有しており、該円筒部は円柱状空洞部３５を備えて
いる。連結部３６は前記円柱状空洞部３５内に存在して
おり、前記連結部は、例えば、分離キー３１と同一であ
る第２分離キー（図示しない）の同一の連結部に結合可
能であるような形状とされている。連結部３６はスナッ
プ結合により剪断ピン３７に結合され、該剪断ピン３７
は円柱状空洞部３５の底部に存在している。開口部３８
は、中空円筒部３４の壁部における剪断ピン３７の位置
に形成されている。このタイプの構成により、単純かつ
精確な手法で分離キー３１を製造することが可能となっ
ている。なぜならば、剪断ピン３７の厚さは容易に金型
内で調整可能であるからである。ここで、分離キー３１
が前記金型内の移動部により形成される。前記移動部が
内側に移動する程度に応じて、例えば、射出成形プロセ
ス中に、結果として生成する剪断ピンはより厚く又はよ
り薄くなり、よって強度がより高く又はより低くなるで
あろう。
【００２１】本発明による玩具製品は、種々の材料によ
り製造することが可能である。ここで、例えば、ポリ塩
化ビニル、ポリアミド、ポリエステル、又はポリオレフ
ィンといったプラスチックを使用することが好ましい。
さらに、１つ又は２つ以上のパーツに対して砂糖といっ
た可食材料を使用することが考えられる。
【００２２】本発明による玩具製品は、種々の形態及び
／又は色で製造することが可能であり、例えば、玩具製
品の部分を構成する結合要素が折れるであろう力又はト
ルクの符号又は表示として作用することが可能である。
【００２３】上述の記載により、本発明による玩具製品
は非常に多様なゲーム及び競争を可能とすることが明ら
かであろう。よって、例えば、玩具製品をチップスの袋
又はコーンフレークの箱に添えることにより、（玩具製
品が例えば全国的に分配される）競争が考えられよう。
さらに、この競争において、非常に強い玩具製品を有し
ていると考える人は誰でも決勝に参加することができる
日が組織化されている。さらに、本玩具製品のハンドル
及び／又は連結部は、特に、それらが全ての種類の特別
な色で作られているならば、又はそれらが絵又はテキス
トを具備しているならば、コレクターのアイテムとして
機能することができる。さらに、玩具製品又は該玩具製
品の特定部分が、一種のクーポンとして機能することが
できる。これにより、例えば１０個の玩具製品が、ソフ
トドリンク１本又は練り歯磨き１チューブと交換可能で
ある。
【００２４】ハンドル及び／又は連結部は、文字又は絵
文字といったシンボルを具備してもよい。よって、とも
に「BACKPACK」との語をつづっている文字をそれぞれ具
備した複数の玩具製品の所有者は、該玩具製品を実際の
バックパックと交換することが可能であろう。結合要素
が依然として無傷である限り、シンボルが目に見えない
ことが好ましい。
【００２５】玩具製品の卸売業者がプレイボード（play
ing board）を提供することができるゲームのコマとし
て適切なようにハンドルを作るために、各種の色と絵の
組合せを使用してもよい。
【００２６】本発明は上述しかつ図面に示した如き実施
形態に制限されない。本発明は、特許請求の範囲にて規
定した如き本発明の範囲を逸脱することなく、種々の方
法で変更可能である。
【００２７】よって、玩具製品をチップス、コーンフレ
ーク、チューイングガム、粉末の洗剤、又は他の製品の
ためのパッケージに添えることが可能である。ソフトド
リンクのボトルのキャップの内側に連結部を添付するこ
とも可能である。これにより、キャップも本玩具製品用
ハンドルとして機能する。玩具製品それ自体を売ること
も可能であることは理にかなっている。 ［図面の簡単な説明］
【図１】 互いに結合される直前の本発明による２つの
同一の分離キーを示した図である。
【図２】 互いに結合されて、一方の結合要素が外れた
後の図１による各分離キーの詳細図である。
【図３Ａ】 本発明による第２分離キーの上平面図であ
る。
【図３Ｂ】 図３Ａによる分離キーの側面図である。
【図３Ｃ】 図３Ａによる分離キーの正面図である。
【符号の説明】
３，３２ ハンドル ５，３５ 円柱状空洞部 ６，３６ 連結部 ７ 円柱部分 ８，８’ 空洞部分 ９，９’ 突出部 １０，３７ 剪断ピン（結合要素）
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平９−10444（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−70580（ＪＰ，Ｕ) 米国特許3792858（ＵＳ，Ａ) 米国特許4886270（ＵＳ，Ａ) 仏国特許発明508253（ＦＲ，Ｂ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A63H 1/00 - 37/00 A63F 9/00 - 11/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 とりわけコレクターのアイテムとしてか
    つ／又はゲームで使用するために適しかつハンドルを備
    えた玩具製品において、 第２玩具製品と結合するための連結部であって、結合要
    素を介して前記ハンドルに取り付けられ、かつ所定の力
    又はトルクが作用した場合に前記結合要素が折れる連結
    部を有すること特徴とする玩具製品。
  2. 【請求項２】 第２玩具製品に連結されるべく意図した
    前記連結部の部分が、同一の連結部に連結可能であるよ
    うな形状とされたことを特徴とする請求項１に記載の玩
    具製品。
  3. 【請求項３】 第２玩具製品に連結されるべく意図した
    連結部の部分が、突出部と該突出部に対して相補的な空
    洞部分とを備えることを特徴とする請求項１又は２に記
    載の玩具製品。
  4. 【請求項４】 前記突出部はくさび形状であることを特
    徴とする請求項３記載の玩具製品。
  5. 【請求項５】 前記結合要素は剪断ピンを含むことを特
    徴とする請求項１乃至４の何れか１項記載の玩具製品。
  6. 【請求項６】 前記連結部は、１回限りのスナップ結合
    により前記結合要素に結合されることを特徴とする請求
    項１乃至５の何れか１項記載の玩具製品。
  7. 【請求項７】 前記結合要素は、前記円柱状空洞部の壁
    部又は底部に取り付けられることを特徴とする請求項１
    乃至６の何れか１項記載の玩具製品。
  8. 【請求項８】 前記連結部と前記結合要素との間には、
    所定量の遊びがあることを特徴とする請求項１乃至７の
    何れか１項記載の玩具製品。
  9. 【請求項９】 請求項１乃至８の何れか１項による多数
    の玩具製品のコレクション。
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