JP3526875B2 - 回転ドラグ装置の改良 - Google Patents

回転ドラグ装置の改良

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JP3526875B2
JP3526875B2 JP51249997A JP51249997A JP3526875B2 JP 3526875 B2 JP3526875 B2 JP 3526875B2 JP 51249997 A JP51249997 A JP 51249997A JP 51249997 A JP51249997 A JP 51249997A JP 3526875 B2 JP3526875 B2 JP 3526875B2
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リチャード アーサー リンゼイ
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ザ ヴィテック グループ ピーエルシー
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、相対的に回転可能な2部材間に、選択され
た速度/トルク特性をもつ継手を与える回転ドラグ装置
に関する。特に本発明は、パンヘッドおよびティルトヘ
ッド等のTV/ビデオカメラ台に適用可能である。
相対的に移動する要素間に摩擦または粘性せん断力に
よってドラグ(連れ回り)すなわち減衰を生じる装置が
周知である。前者は一般に、一方の要素に取り付けた摩
擦クラッチを含み、これは相対移動する要素に加圧下で
接触して、得られる摺動接触によってエネルギを消散す
る。減衰力の大きさは摩擦接触圧によって異なるため、
容易に変更される。
摩擦ダンパのトルク/速度特性は、摩擦材料の選択、
または摩擦面に流体を与えて摺動接触部に境界潤滑を行
うことによって変更でき、この場合、減衰力は静止位置
から最初のレベルまでは速度とともに増大するが、その
後は速度に関係なくほぼ一定にとどまる。
粘性ダンパは一般に、相対移動要素の各々に交互に取
り付けた複数の介挿プレートを含み、あるプレートと隣
接するプレートとの間には粘性流体を充填した小さな隙
間がある。プレート同士が相対移動すると、流体中に粘
性せん断力が生じる。こうして発生した減衰力は速度と
ほぼ正比例して増加するが、静止状態ではゼロである。
ドラグ/ダンパ装置の特に重要な適用形態は、カメラ
特にテレビカメラ用のパンおよびティルトヘッドであ
る。この適用形態では、カメラを休止状態から非常にゆ
っくりと移動させる際の「ジャーキング」を回避するた
めに、ゼロに近い速度ではトルクをほぼゼロにできるの
が有利である。一方、カメラの移動速度が一定速度を越
えて上昇する場合は、抵抗トルクがそれに比例して増大
せず、カメラの移動により大きな力をかける必要がない
ことが有利である。
手動操作による動きの円滑さおよび制御性を向上する
ことが減衰装置の目的であるカメラ台等の適用形態で
は、以下の特性が求められる。
1.高速では減衰と速度との関係の変化率がゼロに近づ
き、不合理な制約なく比較的速い移動速度を達成できる
と同時に、低速では適切な減衰制御ができる。
2.移動開始時および逆移動時の微調整については、装置
は休止状態では減衰を生じず、低速では減衰と速度との
変化率が高い。
本発明の発明者らによる英国特許出願番号第9018312.
0は、直列に結合された2つのトルク抵抗型回転減衰装
置を含む回転ダンパを開示しており、一方の回転減衰装
置は、入力と、出力と、入出力間の相対回転に抵抗トル
クを与える粘性流体継手とを有し、抵抗トルクは入出力
間の相対速度がゼロの時はゼロで、その後、入出力間の
相対速度にほぼ正比例して増大する。他方の回転減衰装
置は、入力と、出力と、入出力間の相対回転に一定のト
ルクまで抵抗し、それを越えるとほぼ一定のトルク抵抗
でスリップさせるトルク抵抗型摩擦継手とを有する。こ
うして2つの回転減衰装置は、2つの装置の特性を組み
合わせた速度/トルク特性を提供し、粘性結合によって
生じたトルクは一定レベルまで速度に従って上昇し、そ
の時点でトルクは摩擦継手をスリップさせ、その後、よ
り速い速度では、ダンパによって与えられる抵抗はほぼ
一定のままとなる。
このような別個の摩擦継手と粘性継手とを連続して設
けると配置が複雑になってしまい、限られた空間に収容
するのが困難になる。カメラ台中でドラグ装置に許容さ
れた空間は通常は限られており、このためドラグ装置を
できるだけコンパクトにすることが非常に望ましい。
本発明は、相対的に回転可能な部材群を備えた回転ド
ラグ装置を提供する。一方の部材は、周辺部に取り付け
られ環状の有効面を形成する複数の近接した薄壁からな
る可とう性のある環状プレート群と、該プレート間の空
間を充填する粘性流体とを含む。他方の部材は、上記の
環状プレート群に介挿され、部材が相対回転するとプレ
ート間を摺動する一部環状の有効面を有する複数のセグ
メント要素と、部材間の相対速度の上昇とともに流体圧
がセグメントプレートの前方で上昇すると、プレート間
から粘性流体を解放する手段とを含む。環状プレートが
可とう性であるため、プレート群を互いに近づけてプレ
ート間からの粘性流体の損失に適応できる。これにより
装置の減衰特性は、部材群の相対速度が遅い場合の環状
プレートおよびセグメントプレートの有効面間の粘性ド
ラグから、プレート間から粘性流体が失われ、部材間の
相対回転速度が速くなる場合の各プレートの有効面間の
境界潤滑へと切り替わることができる。
本発明による一実施形態では、プレート間の粘性流体
の解放を可能にする手段は、環状プレートの有効面外側
に、粘性流体をプレート間で軸方向に流すための開口を
有する。
より特定的には、開口は、環状プレート周辺部で環状
プレート有効面の外側に間隔をあけて設けられた細長い
アーチ状のスリットから構成してもよい。
本発明による特定の実施形態では、細長いアーチ状の
スリットは、互い違いに配置された内側および外側のア
ーチ状スリット群から構成してもよく、これにより内側
および外側のスリット群の各端部間に可とう性のあるビ
ーム要素を形成して、環状プレートの有効面部分がプレ
ートの周辺取り付け部に対して軸方向に移動できるよう
にし、これにより環状プレートの有効面同士の間隔はプ
レート間の粘性流体の量に応じて変化できる。
上記のどの実施形態においても、セグメント要素は、
該要素の有効面の軸方向の移動を制限して、環状プレー
トの有効面の軸方向の移動に適応する手段を含んでもよ
い。
例えば、セグメント要素の有効面の軸方向の移動を許
可するセグメント要素中の手段は、プレートの有効面の
外側に内側および外側の環状スリット列を含んでもよ
く、外側のスリット群は内側のスリット群と互い違いに
配置されて、スリット群の各端部間にビーム要素を形成
し、これは可とう性があり、取り付け部に対する各セグ
メント要素有効面の軸方向の移動を制限できる。
上記のどの実施形態においても、環状プレートは装置
の前記一方の部材の外周縁に取り付けてもよく、セグメ
ント要素は環状プレート内で前記他方の装置に取り付け
てもよい。
さらに、上記のどの実施形態においても、セグメント
要素と環状プレートとの有効面間の重なりを調整して、
得られるドラグの度合いを変える手段が設けられる。
より特定的には、セグメント要素は、各環状プレート
対の間に係合するように対で取り付けてもよい。
セグメント要素と環状プレートとの有効面間の重なり
を調整して、得られるドラグの度合いを変える手段が設
けられる場合、該調整手段は、各セグメントプレート対
のプレート同士の間隔を変更する手段を含んでもよい。
より特定的には、ドラグ装置の前記他方の部材は、環
状プレートの軸と同軸の中心軸をもつハブと、ハブ上に
摺動可能に取り付けられ、ハブの中心軸へ向かって、ま
たは中心軸から離れるように移動する一対のセグメント
プレートキャリア(台)とを含んでもよい。前記セグメ
ントプレート対はプレートキャリアの外側に取り付けら
れ、プレートキャリア同士の間隔を調整してセグメント
プレートと環状プレートとの有効面を重なり具合を調整
する駆動機構が設けられる。
本発明による特定の実施形態では、取り付け部材の間
隔を調整する機構は、各プレートキャリアからハブを横
切って延びる平行な細長いのこ歯ラック部材と、該ラッ
クに係合してラックの各位置を調整する回転可能なピニ
オンドライブとを含む。
細長いのこ歯ラック部材は互いに摺動するように係合
してもよく、該部材間のあそびまたはバックラッシを取
り除く手段が設けられてもよい。
この実施形態では、バックラッシ防止手段は、ハブと
一方のラック部材との間で作用して、ラック部材をハブ
を介して保持する、ばねを搭載した固定用の構成を含ん
でもよい。
次に、添付の図面を参照して本発明の特定の実施形態
を説明する。
図1は、粘性継手配列が収容される外ハウジングと、
装置によって得られる抵抗の度合いを変化させる制御機
構とを含む、TV/ビデオカメラ台のパン/ティルト運動
制御用回転粘性ドラグ装置の平面図である。
図2は、装置の前面立面図であり、円形のハウジング
と、継手の抵抗を変化させる回転制御ノブとを示す。
図3は、装置の後面立面図である。
図4は、継手のステータ用の環状プレートの積み重ね
と、ロータ用のセグメントプレート対の積み重ねとを含
むドラグ装置の粘性継手を構成する部品群の立面図であ
り、セグメントプレートが最小抵抗位置にある状態を示
す。
図5は、図4と同様の図であるが、セグメントプレー
トが最大抵抗位置にある状態を示す。
図6は、粘性継手を形成する外側および内側のプレー
ト群と、内部セグメントプレート対との積み重ねの一部
を示す斜視図である。
図7は、プレート間の距離を調節し、シャーシとシャ
ーシ上に摺動可能に取り付けられたプレートキャリアと
を有する外側のハブを含む。内部セグメントプレート用
の取り付け機構の斜視図である。
図8は、図7と同様の図であるが、シャーシがハブか
ら取り外された様子を示す。
図9は、図8のシャーシの側面図である。
図10は、シャーシから取り外されたプレートキャリア
の対の斜視図である。
図11は、最大間隔位置でのプレートキャリアの対の斜
視図である。
図12は、図11と同様の図であるが、最小間隔位置での
プレートキャリアの対を示す。
図13は、図11と同様の図であるが、構成中でバックラ
ッシを最小にするために一方の台に作用するばね力の方
向を示す。
図14および図15は、図1の装置の変形例である。
まず、図1を参照すると、特にTV/ビデオカメラ台に
利用することを意図して回転ドラグ装置が図示される。
台のパンおよび傾斜(ティルト)運動をそれぞれ減衰さ
せるために、カメラ台にこのような装置が2つ設けられ
る。図示される装置は、特に、傾斜運動を制御するのに
適している。
上記装置は、環状のベースプレート1を含み、その一
方側に閉じた環状のハウジング2が設けられ、ハウジン
グ2は粘性流体継手3を含む。継手3は、間隔を開けて
ハウジング内に装着された環状プレートのスタック5か
らなるステータ(固定子)4と、ベースプレート上にお
いて軸7の周りに回転可能に装着されたロータ(回転
子)6とを含む。ロータは、間隔を開け、対をなしてス
テータ内に配置されたセグメントプレートのスタック8
を担持し、上記対になったプレートは、以下に詳細に説
明するようにステータの環状プレートの間に介挿され
る。
対になったセグメントプレートの間隔は、このプレー
トと環状プレートとの重なりの度合いを変化させること
によって調整することができ、それによって、継手が与
える粘性ドラグを変えることができる。プレートの間隔
を変えるための機構9が、ベースプレートの粘性継手と
対向する側に配置される。上記機構は、ベースプレート
上で固定ハブ10内に装着されて駆動ピニオン11を担持す
る中央シャフトを含む。ハブの一方側に、ハウジング2
にボルトで固定されるサブハウジング12が設けられる。
シャフト13がハウジング内に装着され、ブロックの形で
ベースプレート1に接続されたハウジング内でシャフト
に固定されるピニオン14を伴う。ハウジングは、ピニオ
ン11がそこを貫いて突出してピニオン14と係合するサイ
ドスロット15を有する。シャフト13の一方端はサブハウ
ジング12から突出し、そのシャフトの突出した端部に制
御ノブ16が装着される。シャフトの回転によってセグメ
ントプレートを調整する態様については後述する。
ここで、図4ないし6を参照すると、ドラグ装置の回
転粘性継手がより詳細に図示される。継手のステータ
は、その外周部で幅の狭い環状のスペーサプレート21に
よって間隔を開けられた薄壁で環状の可撓性金属プレー
ト20のスタックを含む。プレート20はボルト穴22を含
み、プレート21もこれに対応するボルト穴23を含んで、
ボルト(図示せず)を受ける。ボルトでプレートのスタ
ックをともに固定し、このスタックをハウジング内で固
定する。
各環状プレート20は、そのいずれの側にも内部環状有
効面24を有し、その有効面24を越えた所にプレートは環
状バンドを有し、プレート内のその位置で一連の内側お
よび外側アーチ形スリット26、27が形成される。内側ス
リット群26は、外側スリット群に対して互い違いに対称
に配置され、隣接する内側および外側スリットの端部間
でアーチ形ビーム28を形成する。ビーム28は撓むことが
できるため、有効面24を有するプレートの内側環状部
が、それが装着されるプレートの外周部に対して軸方向
に撓むことが可能になる。プレートを撓ませる目的を以
下に説明する。
継手30のロータは一対のセグメントプレートキャリア
31、32を含み、その各々が、幅の狭いスペーサプレート
34によって間隔を開けられた薄壁の可撓性セグメントプ
レート33のスタックを有する。セグメントプレートおよ
びスペーサはボルトでキャリアに固定され、そのための
穴が35で図示される。
セグメントプレート33はステータの環状プレート20間
に介挿され、環状プレートの有効面24と係合する外側の
環状有効面36を有する。
各セグメントプレートは、有効面36とプレートキャリ
アとの間に一部環状のバンド37を有し、そこに内側およ
び外側スリット38、39の列が形成される。内側スリット
は外側スリットに対して互い違いに対称に配置され、ス
リットの各端部間で長さの等しい環状ビーム40を形成す
る。この構成により、各プレートの外側部分が、上述し
た環状プレートが撓むのと同じような態様で、その台に
対して軸方向に撓むことが可能となる。
ハウジング2は粘性流体で充填され、環状プレート20
間の空間に入り込み、ロータがステータ内へと回転する
際に環状プレート20とセグメントプレート33の隣接する
有効面間に流体の膜を形成する。得られる粘性ドラグ
は、セグメントプレートと環状プレートの重なり具合に
よって決定され、図4に示されるセグメントプレートの
先のみが重なる最小のプレート係合位置と、図5に示さ
れるセグメントプレートの有効面全体が環状プレートの
有効面全体と係合する最大プレート係合位置との間で変
化する。セグメントプレートをその外縁部に向かって断
面がテーパ状になるようにすることによって、プレート
が最小進入位置と最大進入位置との間で動く際に環状プ
レート間に進入しやすくしてもよい。
ロータがステータ内へと回転するにつれて、セグメン
トプレートの前方にある環状プレート20間の粘性流体に
圧力が生じ、これに応じてセグメントプレートの後方で
は圧力が減少する。プレートの前方での圧力の上昇によ
り、流体はスリット26、27を通って、スタックとハウジ
ング2の側壁との間に空洞を有するスタックの端部へと
押し出される傾向にある。セグメントプレートの後端の
後方での圧力の減少により、プレートは互いに引きつけ
あう。このことは、上述した環状プレート内の可撓性バ
ンドと、セグメントプレート内の可撓性バンド37とによ
って可能になる。ロータの速度が上昇するに連れ、より
多くの流体がプレート間から流出され、最終的には粘性
流体がセグメントプレートの有効面と環状プレートの有
効面との間に単なる境界潤滑を与えるのみの状態とな
る。この段階で、継手によって与えられるドラグ特性
は、セグメントプレートと環状プレートの有効面間で十
分な粘性層がある際に見られるドラグが速度に正比例し
て上昇する線形特性から、プレートの有効面間での境界
潤滑のみを伴う一定ドラグへと変化する。
対になったセグメントプレートの間隔を調整するため
に継手のロータで実現される台の機構を図9ないし13を
参照して説明する。この機構は、その中におおむね円筒
状のシャーシ42が装着される環状の壁41を備えた外側ハ
ブを含む。プレートキャリア31、32がシャーシ内に摺動
可能に装着され、互いに近接および離隔するような動き
を行う。図10に最もよく示されるように、各プレートキ
ャリアは、キャリアの後方からハブを横切って延伸して
おり他方のキャリアと摺動して係合する長手の脚部を有
する。脚部の隣接する面は、互いに対向して配置されて
シャフト13上の共通のピニオンに係合する歯付ラックを
備えて形成される。ノブ16によるシャフト13の回転によ
り、図12および13に示される最大分離位置と最小分離位
置との間でラック44を介したキャリア32の間隔の調整が
行われる。
キャリア間の遊びをなくすために、一方のキャリアの
脚部の外側傾斜面に対して押圧する対応の傾斜面を一方
側に有するばねを備えたストリップ50によってキャリア
を互いに押圧する。ストリップの他方側は、シャーシの
隣接する内壁に対して押圧する。他方のキャリア部材の
脚部もまた、隣接するシャーシの傾斜面に対して押圧す
る傾斜面を有する。ばね付ストリップは、キャリア部材
を合わせて保持するように動作し、遊びまたはバックラ
ッシを排除する。ばね付ストリップ50は、図13の矢印で
示される穴を備え、ばね付スクリューアジャスタ51、52
を受ける。ばね付スクリューアジャスタ51、52は、ハウ
ジング1のベースプレートに装着されて、ストリップ50
と係合する。スクリューアジャスタ52を調整することに
よってキャリア部材の何らかの磨耗を補償するようにば
ね圧を調整することができる。
本発明の範囲から逸脱することなく、上述の実施形態
には多くの変形が可能であることが理解されるであろ
う。例えば、上記装置の制御ロータを固定して保持し、
それに対してステータを回転させても良い。このような
構造は、カメラ台のパン動作を制御するのに用いること
ができ、上記機構の制御ノブのためのかさ歯車駆動装置
を設けて、パンおよびティルトの両方を制御するための
ノブをカメラ台で互いに並置できるようにしても良い。
さらに、境界潤滑モードにおいて、環状プレートおよ
び/またはセグメントプレートの有効面のドラグ特性を
表面に施される表面処理/コーティングにより変更して
も良い。たとえば、表面をポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)等の乾式潤滑剤で被覆しても良い。
好ましくは、回転ドラグ装置の空洞は、装置から粘性
流体が損失されないように周囲から封止される。しか
し、封止されたドラグ装置が流体で完全に充填されてい
なければ、隣接するプレート間に気泡があるためにドラ
グ出力が損失され、重なり合うプレートの有効作用領域
が小さくなってしまう。
この問題を解決する手段として、ドラグプレートを封
止された粘性流体に浸し、最初に排気して空気が存在し
ないことを確かにすることが考えられる。しかし、この
種の封止ユニットは、温度変化に伴う粘性流体の体積変
化に適応するための手段を必要とする。
本発明による具体的な構成の一つでは、粘性流体の温
度変化に適応するための手段は、粘性流体に浸され、ド
ラグ装置の外部への通気孔を1カ所以上備える薄壁ブラ
ダを含む。ブラダは、粘性流体の圧力に大きな変化を起
こすのに十分なエネルギを蓄えることなく体積を変える
のに十分な可撓性を有する。
図14を参照すると、粘性流体の温度変化に適応するた
めの薄壁ブラダを備えた図1の回転ドラグ装置の封止さ
れた形態のものが図示される。上記装置のベースプレー
ト1は、ロータ6が装着される中央の環状ボス60を有す
る。ボスはそれを取り囲むシート61を含み、ラジアル軸
受62の内レースがそれに支持される。軸受の外レース
は、ステータ4の延長部64内に形成されたシート63に取
り付けられる。運動用シール65が、軸受62に隣接したス
テータ内のシート66に装着されてボス60とともに封止
し、それによって粘性流体継手を含む空洞を周囲から密
封し、流体の損失を防ぐ。
ステータ4は、上述のものと同様に2部分からなる
が、この構成では、ステータ端部キャップは、ステータ
リング4の外側の凹部と係合する一体型スリーブを有
し、そのスリーブとリングとの間に固定用シール69が装
着されてその間での流体の損失を防ぐ。端部キャップは
上述したものと同様にボルト70によってリングに固定さ
れるが、この場合には、端部キャップとリングとの間を
ボルトが貫通して環状プレート5のスタックを固定す
る。
ボルトはまた、装置のエンクロージャにおいて環状プ
レート71も固定する。プレートの一方側およびステータ
リング4の対向面は、断面が一部環状の凹部それぞれ72
および73を伴って形成され、その間で、ポートを介して
外気への通気孔となる環状の薄壁ブラダ74を受ける。
図15に示される構成では、ブラダはT字型片75に連結
される薄壁管の形態をとり、T字型片は、ステータの壁
のポート穴76を介して外気に通じ、封止リング77によっ
て粘性流体がT字型片およびブラダに入るのを防ぐ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−173426(JP,A) 特開 平3−172629(JP,A) 特開 平3−292423(JP,A) 特開 昭62−180120(JP,A) 特開 昭58−170427(JP,A) 特表 平5−507340(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16M 11/00

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対的に回転可能な部材群を有するパンヘ
    ッドおよびティルトヘッドの回転ドラグ装置であって、
    前記部材の一方(4)が、その周辺部に密に間隔を開け
    て装着されて環状の有効面(24)を与える薄壁の可撓性
    環状プレート(20)の群(5)とプレート間の空間を充
    填する粘性流体とを有し、前記部材の他方(6)は、環
    状プレートと介挿されて前記部材群の相対的回転でプレ
    ートに対して摺動する一部環状の有効面(36)を有する
    セグメント要素(33)の群(8)とを有し、前記部材間
    の相対速度の上昇に伴ってセグメントプレートの前方で
    流体圧が上昇する際にプレート間から粘性流体の放出を
    可能にする手段(26、27)が設けられ、環状プレートの
    可撓性によってプレート群を互いに対して近接させるこ
    とが可能となり、そのときプレート間から流体が流出す
    ることによって流体力が失われ、それによって、前記装
    置の減衰の種類は、前記部材の相対速度が遅い際の環状
    プレートとセグメントプレートの間においては粘性ドラ
    グであり、プレート間から粘性流体がより高い相対速度
    で駆動された場合には、各プレートの有効面間の境界潤
    滑であることを特徴とする回転ドラグ装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の回転ドラグ装置であっ
    て、プレート間での粘性流体の放出を可能にする前記手
    段(26、27)は、環状プレート(20)の有効面(24)の
    外側に、粘性流体をプレート間で軸方向に流すための開
    口(26、27)を含むことを特徴とする回転ドラグ装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の回転ドラグ装置であっ
    て、前記開口(26、27)が、環状プレート(20)の周辺
    部で環状プレートの有効面(24)の外側に間隔を開けて
    設けられた長手でアーチ形のスリット(26、27)を含む
    ことを特徴とする回転ドラグ装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の回転ドラグ装置であっ
    て、前記長手でアーチ形のスリット(26、27)は、互い
    違いに配置された内側(26)および外側(27)アーチ形
    スリット群を含み、これにより内側スリット(26)およ
    び外側スリット(27)の各端部間で可撓性のアーチ形ビ
    ーム(28)を形成して、環状プレートの有効面部分がプ
    レートの周辺取り付け部に対して軸方向に移動できるよ
    うにし、これにより環状プレートの有効面間の間隔はプ
    レート間の粘性流体の量に応じて変化できることを特徴
    とする回転ドラグ装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転
    ドラグ装置であって、前記セグメント要素(33)が、環
    状プレート(20)の有効面(24)の軸方向の運動に適応
    するように前記セグメント要素(33)の有効面(36)の
    軸方向の動きを可能にするための手段(40)を有するこ
    とを特徴とする回転ドラグ装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の回転ドラグ装置であっ
    て、その有効面(36)の軸方向の動きを可能にするセグ
    メントプレート内の前記手段(40)は、プレートの有効
    面の外側に内側(38)および外側(39)の環状スリット
    列を含み、外側のスリット群は、内側のスリット群に対
    して互い違いに配置されて、スリットの各端部間に環状
    ビーム(40)を形成し、該環状ビーム(40)は可撓性が
    あり、それぞれの取り付け部に対する前記セグメント要
    素(33)の有効面(36)の制限された軸方向の動きを可
    能にすることを特徴とする回転ドラグ装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1項に記載の回転
    ドラグ装置であって、前記環状プレート(20)が前記装
    置の前記一方の部材(4)の外周縁に装着され、前記セ
    グメントプレート(33)が環状プレート内で前記他方の
    部材(6)に装着されることを特徴とする回転ドラグ装
    置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか1項に記載の回転
    ドラグ装置であって、得られるドラグの度合いを変化さ
    せるために前記セグメントプレート(33)と前記環状プ
    レート(20)の有効面間の重なりを調整する手段が設け
    られることを特徴とする回転ドラグ装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の回転ドラグ装置であっ
    て、前記セグメントプレート(33)が対で設けられ、各
    対が2つの隣接する環状プレート(20)の間に係合する
    ことを特徴とする回転ドラグ装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の回転ドラグ装置であっ
    て、前記セグメントおよび前記環状プレートの有効面間
    の重なりを調整するための前記手段が、セグメントプレ
    ートの各対のプレート同士の間隔を調整するための手段
    (12、16、32、44)を含むことを特徴とする回転ドラグ
    装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の回転ドラグ装置であっ
    て、前記他方の部材(6)が、前記環状プレート(20)
    の軸と同軸の中央軸を有するハブと、前記ハブに摺動可
    能に装着されて前記中央軸に対して近接および離隔する
    ように動く一対のセグメントプレートキャリア(32)と
    を含み、前記セグメントプレート対(33)は、前記プレ
    ートキャリアの外側に装着され、前記キャリア同士の間
    隔を調整することで前記セグメントプレートと前記環状
    プレートの有効面の重なり具合を調整する駆動機構(1
    2、16、43、44)が設けられることを特徴とする回転ド
    ラグ装置。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の回転ドラグ装置であっ
    て、前記装着部材の間隔を調整する前記機構は、前記各
    プレートキャリア(32)からハブを横切って延伸する平
    行で長手の歯付ラック部材(44)と、前記ラックと係合
    してその各位置を調整する回転可能なピニオン駆動装置
    (12、16)とを含むことを特徴とする回転ドラグ装置。
  13. 【請求項13】請求項11または12に記載の回転ドラグ装
    置であって、前記部材(43、44)と前記プレートキャリ
    ア(32)との間の遊びまたはバックラッシを排除するた
    めの抗バックラッシ手段(50、51、52)が設けられるこ
    とを特徴とする回転ドラグ装置。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の回転ドラグ装置であっ
    て、前記バックラッシ防止手段が、前記ハブと前記ラッ
    ク部材の1つとの間で作用して前記ハブを介して前記ラ
    ック部材を合わせて保持するためのばねを備えたクラン
    プ機構(50、51)を含むことを特徴とする回転ドラグ装
    置。
  15. 【請求項15】請求項1〜14のいずれか1項に記載の回
    転ドラグ装置であって、前記環状プレートおよび/また
    はセグメントプレートの有効面(24、36)が、境界潤滑
    モードでそのドラグ特性を変えるために、表面処理/コ
    ーティングを有することを特徴とする回転ドラグ装置。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の回転ドラグ装置であっ
    て、前記有効面がPTFEコーティングを有することを特徴
    とする回転ドラグ装置。
  17. 【請求項17】請求項1〜16のいずれか1項に記載の回
    転ドラグ装置であって、前記相対的に回転可能な部材間
    に封止手段(65、69、77)が設けられ、前記環状および
    セグメントプレートを含む空間を封止して、粘性流体の
    損失を防ぎ、該空間に可撓性の壁を備えたブラダ(74、
    75)が装着され、外気と通気して、温度変化に伴う該粘
    性流体の膨張および収縮に適応することを特徴とする回
    転ドラグ装置。
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