JP3526251B2 - 電光表示装置 - Google Patents
電光表示装置Info
- Publication number
- JP3526251B2 JP3526251B2 JP34102099A JP34102099A JP3526251B2 JP 3526251 B2 JP3526251 B2 JP 3526251B2 JP 34102099 A JP34102099 A JP 34102099A JP 34102099 A JP34102099 A JP 34102099A JP 3526251 B2 JP3526251 B2 JP 3526251B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display device
- electronic display
- outer container
- water
- configuration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
ードを有し、文字や図形を含んだ情報を表示するドット
マトリクス型の電光表示装置に関する。
公共施設での情報提供サービスでは、文字や図形等の各
種情報を発光ダイオードを用いて表示するドットマトリ
クス型の電光表示装置が幅広く使用されてきている。こ
のような電光表示装置は、通行人などの人目を引くため
に表示情報を目立たせる必要があり、通行人の人目に止
まるよう屋外に設置されることが多い。このため、電光
表示装置では、発光ダイオード等の電気部品を外容器に
収容して、その外容器を防滴構造とすることが一般的で
ある。ところが、屋外に配置した電光表示装置では、雨
風に直接さらされることや周囲の温度変化や湿度変化が
大きいことなどに起因して、その外容器の内部に水が溜
まり、上述の電気部品を破壊し当該装置に故障を生じる
ことがあった。具体的には、電光表示装置を屋外に設置
した場合、その外容器内外の温度差によって生じた結露
による水分、あるいは飛来物など異物によって損壊した
外容器の部分から浸入した雨水などが外容器の内部に溜
まって、電気部品の破壊による故障を生じやすかった。
それゆえ、従来の電光表示装置には、その外容器の内部
に溜まった水を排水するための水抜き孔を外容器の下
部、つまり外容器の側面の下部または外容器の底面に設
けたものが知られている。
置について、具体的に説明する。図12の(a)は、従
来の電光表示装置の構成を示す一部切り欠き正面図であ
る。図12の(b)は図12の(a)に示した電光表示
装置の構成を示す一部切り欠き側面図であり、図12の
(c)は同電光表示装置の底部の構成を示す底面図であ
る。図12の(a)〜図12の(c)において、従来の
電光表示装置31は、複数の発光ダイオード32からな
るドットマトリクス型の情報表示部33、及び前記情報
表示部33を収納する外容器34を備えている。情報表
示部33は、各発光ダイオード32を図示を省略した駆
動回路によって駆動して、文字や図形を含んだ情報を表
示する。外容器34は、例えば合成樹脂により直方体状
に形成したものであり、少なくとも上記情報表示部33
に対向した前面34aを透光性を有する物質により構成
している。さらに、外容器34の底面34bには、その
四隅部分に水抜き孔35を設けている。これらの水抜き
孔35により、従来の電光表示装置31では、外容器3
4の内部の水を排水していた。
光表示装置31では、外容器34の底面34bの水抜き
孔35が塞がれて、外容器34内の水を排水できないこ
とがあった。具体的には、従来の電光表示装置31で
は、例えば図13に示すように、底面34bと設置面4
1とが互いに密接して設置された場合、水抜き孔35は
設置面41により塞がれて、外容器34内に溜まった水
40を全く排水することができなかった。その結果、こ
の従来の電光表示装置31では、水40又はそれによる
高い湿度によって発光ダイオード32等の電気部品が破
壊され、当該装置に故障を生じた。このような設置面に
よる水抜き孔の閉塞を防止するために、従来の電光表示
装置では水抜き孔の開口位置を避けて当該装置を設置す
ることができるよう設計された専用の設置金具を用いる
ことが知られている。しかしながら、設置業者などの作
業者が十分に注意を払うこなく設置した場合、専用の設
置金具を使用しておきながら、その設置金具または設置
面により水抜き孔が塞がれることがあった。さらに、設
置場所によっては水抜き孔が設置金具や設置面などで塞
がれているかどうかを設置後に全く確認することができ
ない場合があり、従来の電光表示装置では外容器の内部
に溜まった水による故障の発生を完全に防ぐことは困難
なものであった。また、例えば特開平6−289792
号公報に開示された表示装置のように、外容器をほぼ二
重構造として、水抜き孔を設けた外面と設置面に設置さ
れる支持体の表面とを別に構成した従来の電光表示装置
がある。しかしながら、このような従来の電光表示装置
では、装置が大型化や高価格化するという新たな問題点
を生じた。
るためになされたものであり、当該装置の設置作業を容
易なものとすることができ、かつ装置を大型化すること
なく水抜き孔の排水機能を維持して、結露や浸入した水
分による故障を防止することができる電光表示装置を提
供することを目的とする。
を有し、文字や図形を含んだ情報を表示する情報表示部
と、前記情報表示部を収納する外容器とを備え、前記外
容器の底面を下に凸に湾曲した曲面形状に形成して、そ
の曲面形状の下部頂点部分に水抜き孔と水抜き路確保手
段を設けている。このように構成することにより、外容
器内の水分は、底面の下部頂点部分に集まり、そこに形
成された水抜き孔から外部へ排水される。
述の発明のものに加えて、前記底面を、前記外容器の前
後方向の中央部分が下に凸に湾曲した凸曲面形状に形成
している。このように構成することにより、外容器内の
水分は凸曲面形状の最低部に集まり、そこに形成された
水抜き孔から外部へ排水される。
ましい実施形態について、図面を参照しながら説明す
る。
明の第1の実施形態である電光表示装置の構成を示す一
部切り欠き正面図である。図1の(b)は図1の(a)
に示した電光表示装置の構成を示す一部切り欠き側面図
であり、図1の(c)は同電光表示装置の底部の構成を
示す底面図である。図1の(a)〜図1の(c)におい
て、本実施形態の電光表示装置1は、複数の発光ダイオ
ード2を有するドットマトリクス型の情報表示部3、及
び前記情報表示部3を収納する外容器4を具備してい
る。情報表示部3は、例えば48×32ドットの各画素
をパイロットランプ型の発光ダイオード2により構成し
て、文字や図形を含んだ情報を表示する。詳細には、情
報表示部3は、図示を省略した駆動回路によって所定の
可視光を発光する発光ダイオード2の点滅動作を画素単
位に制御し所望の情報を表示する。外容器4は、少なく
とも上記情報表示部3に対向した前面4aが透光性を有
する物質により構成され、例えば直方体状に形成されて
いる。この前面4aの具体的な物質には、好ましくはア
クリル樹脂やガラスがある。また、前面4a以外の部分
は、例えばABS等の合成樹脂やアルミニウムなどの金
属材料により構成されている。尚、外容器4の具体的な
寸法例は、縦490mm×横660mm×奥行き88m
mである。
容器4の内部に溜まった水を外部に排水するための水抜
き孔5と前記水抜き孔5の近傍に設けられた突起部6と
が外容器4の底面4bの四隅部分に設けられている。各
水抜き孔5は、例えば直径5mmの貫通孔であり、外容
器4の内部と外部とを連通している。各突起部6は、水
抜き孔5の排水機能を確保するための水抜き路確保手段
を構成するものであり、底面4bから所定の寸法(例え
ば、5mm)外側に突出している。この突起部6の寸法
は後述の隙間を規定するものであり、本実施形態の電光
表示装置1ではこの隙間によって水抜き孔5から外部へ
の排水路を確保している。つまり、これらの水抜き孔5
及び突起部6を設けることにより、本実施形態の電光表
示装置1では、水が外容器4の内部に溜まることを防い
で発光ダイオード2などの電気部品の破壊及び当該装置
の故障の発生を防止することができる。尚、上述の説明
では、4つの水抜き孔5の近傍に4つの突起部6(水抜
き路確保手段)をそれぞれ設けた構成について説明した
が、実施形態はこれに限定されるものではなく、水抜き
孔5を設けた外容器4の外面と同一の外面上に水抜き路
確保手段を設けて、水抜き孔5から外部への排水路を確
保できる構成であればよい。
表示装置での水抜き孔5及び突起部6の機能について具
体的に説明する。図2は、図1に示した電光表示装置で
の水抜き孔及び突起部の機能を示す説明図である。図2
に示すように、本実施形態の電光表示装置1では、当該
装置が底面4bを下にして設置されたとき、底面4bと
設置面41との間には突起部6による隙間が生じる。こ
れにより、本実施形態の電光表示装置1は、底面4bが
設置面41から離れた状態で固定され、水抜き孔5が設
置面41によって塞がれることを防止することができ
る。その結果、本実施形態の電光表示装置1では、外容
器4の内部の水40が図の矢印で示すように外容器4の
内部から水抜き孔5、及び上記隙間を経て外部に排出さ
れる。したがって、本実施形態の電光表示装置1では、
外容器4の内部で発生した結露による水分、及び外容器
4の微少な隙間から浸入した雨水等の水分が集まった水
40を溜めることなく外部に排水して、上述の電気部品
の破壊及び当該装置の故障の発生を防止することができ
る。尚、設置面41は、当該装置が設置される設置対象
物の表面、及び当該装置を設置するための設置金具の表
面を含んだものである。
1では、水抜き孔5とその水抜き孔5の近傍に設けた突
起部6とを外容器4の底面4bに配設している。これに
より、本実施形態の電光表示装置1では、突起部6が底
面4bと設置面41との間に隙間を確保して、設置面4
1が水抜き孔5を塞ぐことを防止することができる。そ
の結果、本実施形態の電光表示装置1では、外容器4の
内部の水40を水抜き孔5から外部に排水することがで
き、外容器4の内部に溜まった水40による電気部品の
破壊及び当該装置の故障の発生を防止することができ
る。また、[発明が解決しようとする課題]の欄に記載
した従来例のように外容器をほぼ二重構造とすることな
く、本実施形態の電光表示装置1は外容器4内の水40
を排水することができる。つまり、本実施形態の電光表
示装置1では、当該装置を大型化することなく排水を行
うことができる。さらに、本実施形態の電光表示装置1
では、突起部6によって上述の隙間が自動的に確保され
るので、水抜き孔5が設置面41などで塞がれているか
どうかを設置後に確認する作業を省略して、当該装置の
設置作業を容易なものとすることができる。また、本実
施形態の電光表示装置1では、底面4bの四隅部分に4
つの水抜き孔5をそれぞれ設けることにより、電光表示
装置1が若干傾いて設置された場合でも、傾いた側の水
抜き孔5から確実に排水することができる。
明の第2の実施形態である電光表示装置の構成を示す一
部切り欠き正面図である。図3の(b)は図3の(a)
に示した電光表示装置の構成を示す一部切り欠き側面図
であり、図3の(c)は同電光表示装置の底部の構成を
示す底面図である。この実施形態では、電光表示装置の
構成において、突起部の代わりに、少なくとも1つの水
抜き孔と外部とを連通する溝を設けた。それ以外の各部
は、第1の実施形態のものと同様であるのでそれらの重
複した説明は省略する。図3の(a)〜図3の(c)に
示すように、本実施形態の電光表示装置1’では、2つ
の溝8が外容器7の前後方向で底面7bに設けられてい
る。各溝8は、水抜き路確保手段を構成するものであ
り、例えば2つの水抜き孔5と連通して、外容器7の前
面7a及び後面(背面)7cに達している。各溝8の断
面形状は、例えば矩形状に形成され、上記排水路を構成
している。
形態の電光表示装置1’では、例えば図4に示すよう
に、底面7bに設置面41が密接して取付けられた場合
でも、溝8により排水路が確保される。したがって、本
実施形態の電光表示装置1’では、外容器7の内部の水
40は水抜き孔5、及び溝8を経て外部に排水され、水
40が外容器7の内部に溜められることを防ぐことがで
きる。尚、上述の説明では、各溝8が2つの水抜き孔5
と連通した構成について説明したが、水抜き孔毎に溝を
設ける構成でもよい。さらに、溝8の一端及び他端が外
容器7の前面7a及び後面7cにそれぞれ達する構成に
ついて説明したが、本発明の実施形態はこれに限定され
るものではなく、溝の少なくとも一端が外容器のいずれ
かの外面に達する構成であればよい。
の実施形態である電光表示装置の底部の構成を示す底面
図である。この実施形態では、電光表示装置の構成にお
いて、溝を外容器の長手方向に設けた。それ以外の各部
は、第2の実施形態のものと同様であるのでそれらの重
複した説明は省略する。図5に示すように、本実施形態
の電光表示装置では、2つの溝9が外容器7の長手方向
で底面7dに設けられている。各溝9は、水抜き路確保
手段を構成するものであり、例えば2つの水抜き孔5と
連通して、外容器7の両側面に達している。各溝9の断
面形状は、例えば矩形状に形成され、上記排水路を構成
している。
形態の電光表示装置では、例えば図6に示すように、底
面7dに設置面41が密接して取付けられた場合でも、
溝9により排水路が確保される。したがって、本実施形
態の電光表示装置では、外容器7の内部の水40は水抜
き孔5、及び溝9を経て外部に排水され、水40が外容
器7の内部に溜められることを防ぐことができる。さら
に、本実施形態の電光表示装置では、上記第2の実施形
態のものと異なり、溝9が外容器7の長手方向で両側面
に達するよう形成されている。それゆえ、本実施形態の
電光表示装置では、当該装置を前方から視認したとき、
溝9が前面7aにより遮られ見えなくなって第2の実施
形態のものに比べて美観的に優れたものにできる。尚、
上述の説明では、各溝9が2つの水抜き孔5と連通した
構成について説明したが、水抜き孔毎に溝を設ける構成
でもよい。さらに、溝9の一端及び他端が外容器7の両
側面にそれぞれ達する構成について説明したが、本発明
の実施形態はこれに限定されるものではなく、溝の少な
くとも一端が外容器のいずれかの側面または後面に達す
る構成であればよい。
明の第4の実施形態である電光表示装置の構成を示す一
部切り欠き正面図である。図7の(b)は図7の(a)
に示した電光表示装置の構成を示す一部切り欠き側面図
であり、図7の(c)は同電光表示装置の底部の構成を
示す底面図である。図8の(a)は図7のVIIIa−VIII
a線で断面をとった部分断面図であり、図8の(b)は
図7のVIIIb−VIIIb線で断面をとった部分断面図であ
る。この実施形態では、電光表示装置の構成において、
少なくとも外容器の底面を下方に湾曲させた曲面形状に
形成した。それ以外の各部は、第3の実施形態のものと
同様であるのでそれらの重複した説明は省略する。図7
の(a)〜図8の(b)に示すように、本実施形態の電
光表示装置21では、外容器10の底面10b及び上面
10cがそれぞれ下方及び上方に湾曲させた曲面形状に
形成されている。さらに、本実施形態の電光表示装置2
1では、底面10bの下部頂点部分に水抜き孔5と水抜
き路確保手段である溝11とを設けている。具体的に
は、本実施形態の電光表示装置21では、水抜き孔5と
その水抜き孔5に連通した溝11とを外容器10の前面
10a及び背面10d寄りの2箇所に設けている。
形態の電光表示装置21では、例えば図9に示すよう
に、外容器10の内部の水40は曲面形状に形成された
底面10bの下部頂点部分に集められ、水抜き孔5、及
び溝11を経て外部に排水されて外容器10の内部に溜
められることを防ぐことができる。さらに、本実施形態
の電光表示装置21では、外容器10の底面10bを下
方に湾曲させた曲面形状としているので、外容器10内
の水分は重力の作用によって底面10bの下部頂点部分
に集まり、水抜き孔5、及び溝11は効率よく水40を
排水することができる。さらに、底面10bを曲面形状
とすることにより、溝11の長手方向での長さを第3の
実施形態のものに比べて短くすることができる。尚、上
記説明以外に、底面10bを複数の下部頂点部分を有す
る曲面形状に形成して、各下部頂点部分に水抜き孔5及
び溝11を設ける構成でもよい。
発明の第5の実施形態である電光表示装置の構成を示す
一部切り欠き正面図である。図10の(b)は図10の
(a)に示した電光表示装置の構成を示す一部切り欠き
側面図であり、図10の(c)は同電光表示装置の底部
の構成を示す底面図である。図11の(a)は図10の
XIa−XIa線で断面をとった部分断面図であり、図
11の(b)は図10のXIb−XIb線で断面をとっ
た部分断面図である。この実施形態では、電光表示装置
の構成において、下方に湾曲した底面をさらに外容器の
前後方向の中央部分で突出した凸曲面形状に形成した。
それ以外の各部は、第4の実施形態のものと同様である
のでそれらの重複した説明は省略する。図10の(a)
〜図11の(b)に示すように、本実施形態の電光表示
装置21’では、外容器12の底面12b及び上面12
cがそれぞれ下方及び上方に湾曲させた曲面形状に形成
されている。さらに、本実施形態の電光表示装置21’
では、底面12bを外容器12の前後方向の中央部分で
突出した凸曲面形状に形成して、その凸曲面形状の下部
頂点部分に水抜き孔5と水抜き路確保手段である溝13
とを設けている。つまり、本実施形態の電光表示装置2
1’では、水抜き孔5とその水抜き孔5に連通した溝1
3とは、下方に湾曲した底面12bの下部頂点部分で、
かつ外容器12の前面12aと背面12dとの間の中央
部分に設けられている。
形態の電光表示装置21’では、外容器12の内部の水
は底面12bの凸曲面形状の下部頂点部分、すなわち外
容器12の最低部に集められ、水抜き孔5、及び溝13
を経て外部に排水されて外容器12の内部に溜められる
ことを防ぐことができる。さらに、本実施形態の電光表
示装置21’では、外容器12内の水分は上述の最低部
に自然に集まるので、水抜き孔5と溝13との設置数を
1つにすることができ、外容器12の加工工数を削減で
きる。尚、上記説明以外に、底面12bを複数の最低部
を有する凸曲面形状に形成して、各最低部に水抜き孔5
及び溝13を設ける構成でもよい。
発光ダイオードを用いた構成を説明したが、本発明の実
施形態はこれに限定されるものではなく、電球を含んだ
発光素子であればよい。さらに、情報表示部はドットマ
トリクス型に限定されるものではなく、例えば印刷等で
印字された表示情報を蛍光灯などの光源により照らして
表示する構成でもよい。また、上述の第1〜第3の実施
形態では、外容器の底面に水抜き孔と水抜き路確保手段
(突起部または溝)とを設けた構成について説明した
が、外容器の側面下部に水抜き孔と水抜き路確保手段と
を設ける構成でもよい。また、上述の第2〜第5の実施
形態の説明では、矩形状に形成された断面形状を有する
溝を設けた構成について説明したが、溝の断面形状は矩
形状に限定されるものではない。また、上述の第4〜第
5の実施形態では、装置全体のデザインバランスを考慮
して、外容器の上面を底面と対照的な形状とした。これ
により、直方体状の堅苦しいイメージに比べて柔らかい
イメージを与えることができるが、本発明の実施形態は
これに限定されるものではなく、例えば両側面もそれぞ
れ外側に湾曲した形状としてもよい。さらに、第1の実
施形態に示した突起部を第4〜第5の実施形態に示した
底面の下部頂点部分または最低部に設ける構成でもよ
い。
を、下方に湾曲させた曲面形状に形成しているので、外
容器の内部に入った水は、曲面形状に形成された底面の
最も低い部分に集まり、水抜き孔を通って外部へ排水さ
れる。従って外容器の内部に水が溜まることはない。さ
らに外容器の底面を、外容器の前後方向の中央部分で下
方に突出させて凸曲面形状にしたことにより、外容器に
入った水は下方に湾曲した底面の最も低い前後方向の中
央部分に集まり、そこに設けられた水抜き孔を通って外
部へ排水される。これにより、外容器の内部に溜まった
水による電気部品の破壊及び当該装置の故障の発生を防
止することができる。さらに、本発明の電光表示装置で
は、水抜き路確保手段によって水抜き孔から外部への排
水路を自動的に確保することができるので、水抜き孔が
設置面などで塞がれているかどうかを設置後に確認する
作業を省略することができ、当該装置の設置作業が容易
になる。
電光表示装置の構成を示す一部切り欠き正面図であり、
図1の(b)は図1の(a)に示した電光表示装置の構
成を示す一部切り欠き側面図であり、図1の(c)は同
電光表示装置の底部の構成を示す底面図である。
起部の機能を示す説明図である。
電光表示装置の構成を示す一部切り欠き正面図であり、
図3の(b)は図3の(a)に示した電光表示装置の構
成を示す一部切り欠き側面図であり、図3の(c)は同
電光表示装置の底部の構成を示す底面図である。
の機能を示す説明図である。
底部の構成を示す底面図である。
の機能を示す説明図である。
電光表示装置の構成を示す一部切り欠き正面図であり、
図7の(b)は図7の(a)に示した電光表示装置の構
成を示す一部切り欠き側面図であり、図7の(c)は同
電光表示装置の底部の構成を示す底面図である。
をとった部分断面図であり、図8の(b)は図7のVIII
b−VIIIb線で断面をとった部分断面図である。
の機能を示す説明図である。
ある電光表示装置の構成を示す一部切り欠き正面図であ
り、図10の(b)は図10の(a)に示した電光表示
装置の構成を示す一部切り欠き側面図であり、図10の
(c)は同電光表示装置の底部の構成を示す底面図であ
る。
で断面をとった部分断面図であり、図11の(b)は図
10のXIb−XIb線で断面をとった部分断面図であ
る。
を示す一部切り欠き正面図であり、図12の(b)は図
12の(a)に示した電光表示装置の構成を示す一部切
り欠き側面図であり、図12の(c)は同電光表示装置
の底部の構成を示す底面図である。
水抜き孔が塞がれた状態の一例を示す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の発光素子を有し、文字や図形を含
んだ情報を表示する情報表示部と、前記情報表示部を収
納する外容器とを備え、 前記外容器の底面を下に凸に湾曲した曲面形状に形成し
て、その曲面形状の下部頂点部分に水抜き孔と水抜き路
確保手段を設けたことを特徴とする電光表示装置。 - 【請求項2】 前記底面を前記外容器の前後方向の中央
部分が下に凸に湾曲した凸曲面形状に形成したことを特
徴とする請求項1に記載の電光表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34102099A JP3526251B2 (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 電光表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34102099A JP3526251B2 (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 電光表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001154591A JP2001154591A (ja) | 2001-06-08 |
JP3526251B2 true JP3526251B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=18342486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34102099A Expired - Fee Related JP3526251B2 (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 電光表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3526251B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4636835B2 (ja) * | 2004-09-09 | 2011-02-23 | エムケー精工株式会社 | 表示装置 |
JP4685480B2 (ja) * | 2005-03-18 | 2011-05-18 | 株式会社ファースト | 表示装置 |
KR200448223Y1 (ko) | 2008-10-22 | 2010-03-25 | 유은희 | 전광판용 엘이디모듈의 방수커버 |
JP5222987B2 (ja) * | 2011-10-12 | 2013-06-26 | 株式会社ジャパンディスプレイイースト | 表示装置 |
-
1999
- 1999-11-30 JP JP34102099A patent/JP3526251B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001154591A (ja) | 2001-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20020096121A (ko) | 주야 변환용 멀티 광고판 | |
JP4156017B1 (ja) | 協賛式避難誘導案内標示板 | |
US6450657B1 (en) | Lighted panel device able to be applied onto posts | |
TW200910285A (en) | Electronic display panels for automobiles | |
KR100930069B1 (ko) | 투명판의 결로 및 열적 변형방지기능을 갖는 발광다이오드형 광고판 | |
US7145469B2 (en) | Display system for use on horizontal or non-horizontal surfaces | |
JP3526251B2 (ja) | 電光表示装置 | |
US20110061275A1 (en) | System and method of advertising and advertisement display device | |
US7263792B2 (en) | Illuminated identification panel | |
KR101448132B1 (ko) | 밝기에 기초하여 다양한 동작 모드를 가지는 led 전광판 | |
US5556686A (en) | Street address display | |
KR200450816Y1 (ko) | 현수막 게시대 | |
KR100844028B1 (ko) | 시민게시판 | |
KR200476074Y1 (ko) | 매립형 바닥 표지물 | |
KR200251058Y1 (ko) | 주야 변환용 멀티 광고판 | |
JP2007133149A (ja) | ディスプレイ架台 | |
CN218466403U (zh) | 可拆式卡布灯箱广告道闸 | |
KR200297373Y1 (ko) | 광고용 간판 | |
KR200327627Y1 (ko) | 소형 소화기가 부착된 실내 벽걸이 전광판 | |
CN218468600U (zh) | 用于显示信息的升降组件及升降装置 | |
JP3140719U (ja) | 協賛式避難誘導案内標示板 | |
CN210984161U (zh) | 一种标识路牌 | |
KR200273337Y1 (ko) | 지하철 출입구 광고물 | |
KR200423833Y1 (ko) | 광고보드 | |
CA2135862C (en) | Attraction boards and the mountings therefor |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040127 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |