JP3524830B2 - Automatic address setting system for air conditioners - Google Patents
Automatic address setting system for air conditionersInfo
- Publication number
- JP3524830B2 JP3524830B2 JP30925399A JP30925399A JP3524830B2 JP 3524830 B2 JP3524830 B2 JP 3524830B2 JP 30925399 A JP30925399 A JP 30925399A JP 30925399 A JP30925399 A JP 30925399A JP 3524830 B2 JP3524830 B2 JP 3524830B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- heat source
- side unit
- signal
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱源側ユニットに
対して、同一の通信線を介して複数台の利用側ユニット
を接続した、リンク通信方式を用いた空気調和機のアド
レス自動設定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱源側ユニットと、この熱源側
ユニットに同一の通信線を介して接続された複数台の利
用側ユニットとを備え、熱源側ユニットを運転した場
合、温度変化が検出された利用側ユニットに対して、こ
の運転した熱源側ユニットに対応するアドレスを、前記
通信線を介して自動設定するアドレス自動設定システム
が知られている(特開平6−147605号公報)。
【0003】この種のものでは、利用側ユニットにおけ
る利用側熱交換器のガス側に温度センサを設け、前記ア
ドレスを自動設定する場合、冷房運転或いは暖房運転を
行いつつ、ガス側に設けた温度センサの検出温度に変化
が検出された利用側ユニットに対して、この運転した熱
源側ユニットに対応するアドレスを、前記通信線を介し
て自動設定するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、ガス側に設けた温度センサを用いて、利用側
ユニットの温度変化を検出するので、暖房運転を行いつ
つアドレス自動設定を行う場合、温度変化を速く検出で
き、正確なアドレス設定を行うことができるものの、冷
房運転を行いつつアドレス自動設定を行う場合、ガス側
の温度センサの検出温度に温度変化が現れにくく、自動
設定に時間がかかると共に正確なアドレス設定を行うこ
とができない等の問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来技
術が有する課題を解消し、冷房運転時も暖房運転時もア
ドレス自動設定を短時間で正確に行うことができる空気
調和機のアドレス自動設定システムを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
熱源側ユニットと、この熱源側ユニットに同一の通信線
を介して接続された複数台の利用側ユニットとを備え、
熱源側ユニットを運転した場合、温度変化が検出された
利用側ユニットに対して、この運転した熱源側ユニット
に対応するアドレスを、前記通信線を介して自動設定す
る空気調和機のアドレス自動設定システムにおいて、前
記空気調和機を冷房運転及び暖房運転が可能なものと
し、前記利用側ユニットにおける利用側熱交換器のガス
側及び液側にそれぞれ温度センサを設け、冷房運転時或
いは暖房運転時のいずれの運転時にも前記アドレスを自
動設定できる構成とし、冷房運転時には液側の温度セン
サでの検出温度に従い、前記アドレスを自動設定し、暖
房運転時にはガス側の温度センサでの検出温度に従い、
前記アドレスを自動設定する構成とした、ことを特徴と
するものである。
【0007】冷房運転時の利用側ユニットの温度変化
は、液側の温度センサでの検出温度に温度変化が現れ易
く、暖房運転時の利用側ユニットの温度変化は、ガス側
の温度センサでの検出温度に温度変化が現れ易い。
【0008】請求項1記載の発明では、温度変化が現れ
易い方の温度センサを用いて、温度変化を検出すること
としたので、冷房運転時も暖房運転時もアドレス自動設
定を短時間で正確に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による空気調和機の
アドレス自動設定システムの一実施形態を、添付の図面
を参照して説明する。
【0010】図1において、1〜3は熱源側ユニットで
あり、熱源側ユニット1には利用側ユニット4が対応
し、熱源側ユニット2には利用側ユニット5〜8が対応
し、熱源側ユニット3には利用側ユニット9〜16が対
応するように冷媒配管で接続されている。これらのユニ
ット1〜16は同一の通信線17で接続されて、リンク
通信方式形成している。
【0011】18〜27はリモートコントローラであ
り、リモートコントローラ18は熱源側ユニット1と利
用側ユニット4とからなる空気調和機の運転を制御し、
リモートコントローラ19は熱源側ユニット2と利用側
ユニット5〜8とからなる空気調和機の運転を制御し、
リモートコントローラ20〜27は夫々利用側ユニット
9〜16の運転を制御する。尚、熱源側ユニット3は利
用側ユニット9〜16の運転に応じて運転を行う。図1
では熱源側ユニットを3台、利用側ユニットを13台と
したがこれに限るものではなく、熱源側ユニット、利用
側ユニットの台数は任意に増減できるものである。
【0012】図2は熱源側ユニット2と利用側ユニット
5〜8とからなる空気調和機の冷凍サイクルを示す冷媒
回路図である。この図において29、30は冷媒配管で
ある。圧縮機31から吐出された高温高圧の冷媒が四方
弁32、熱源側熱交換器33、34、冷媒配管30、利
用側熱交換器35、冷媒配管29、アキュムレータ36
を介して再び圧縮機31に戻る冷凍サイクルを構成して
いる。
【0013】圧縮機31から吐出された冷媒が、実線矢
印の方向に流れるとき(四方弁32が実線の状態にある
とき)は、熱源側熱交換器33、34が凝縮器として作
用し、利用側熱交換器35が蒸発器として作用して、利
用側ユニット5で冷房運転が行われる。 圧縮機31か
ら吐出された冷媒が、点線矢印の方向に流れるとき(四
方弁32が点線の状態にあるとき)は、熱源側熱交換器
33、34が蒸発器として作用し、利用側熱交換器35
が凝縮器として作用して、利用側ユニット5で暖房運転
が行われる。
【0014】37〜39はマフラー、40は低圧スイッ
チであり、冷凍サイクル中の低圧圧力が異常低下した際
に動作して圧縮機31の保護動作を行わさせる。41は
高圧スイッチであり、冷凍サイクル中の高圧圧力が異常
上昇した際に動作して圧縮機31の保護動作を行わさせ
る。
【0015】42、43は分液器、44は結氷防止コイ
ルであり、熱源側熱交換器33、34と一体に構成され
暖房運転時に凝縮器として作用し熱源側熱交換器33、
34の結氷を防止する。
【0016】利用側ユニット5(利用側ユニット6〜7
も同じ構成につき説明は省略)は利用側熱交換器35、
ストレ−ナ45、46、電子膨張弁47が直列に接続さ
れている。電子膨張弁47は利用側ユニット5の取りつ
けられた被調和室の負荷の大きさに応じてその流量及び
減圧量が任意に変更される。従って、負荷の大きさにあ
った冷凍能力が得られるものである。
【0017】この空気調和機では例えば建屋の屋上に熱
源側ユニットが設置され、建屋の各室に利用側ユニット
が設置され、その設置後熱源側ユニットと利用側ユニッ
ト間で制御用のアドレスが以下の手順で自動設定され
る。
【0018】図3はアドレスの自動設定を行う際の熱源
側ユニットの主な動作を示すフローチャートである。こ
のフローチャートにおいてステップS101でまず、全
ユニット(熱源側ユニット及び利用側ユニット)に電源
の供給を開始する。この後、各ユニット設置のマイクロ
プロセッサ(図示せず)の初期化が終了するとステップ
S102で信号(DATA=DA,SA,C)を設定す
る。DAはデストネ−ションアドレス、SAはソースア
ドレス、Cは制御コードであり、DA=00,SA=0
0,C=56に設定される。尚、C=56はアドレス設
定を示す。
【0019】ステップS103でSAを次の熱源側ユニ
ットの候補アドレスにする。熱源側ユニットのアドレス
は10、20、30、40…に設定される(図4参
照)。ステップS104でこのように設定されたDAT
Aを通信線17に出力する。同時にタイマを10秒に設
定して次へ進む。このとき出力信号のぶつかりが判断さ
れたときは、不特定の任意の時間(例えば温度センサの
検出した温度値に一定の値を掛けた値)の後再度信号の
出力を行う。
【0020】ステップS105、ステップS106では
出力したデータ(SA)に対して先使用があるか否かの
判断を行う。先使用がある場合は、そのSAを使用して
いる熱源側ユニットが同じDATA(00SA56)を
出力するのでこのDATAを入力するか否かをステップ
S105で判断する。先使用が判断されたときはステッ
プS103へ戻り次の候補アドレスで再度DATAの出
力を行う。10秒間待って(ステップS106)先使用
が判断されないときは、そのSAは未使用なのでステッ
プS107でそのSAを自己アドレスとして記憶する。
【0021】ステップS108、ステップS109では
自己アドレスSAが10か否かの判断を行い、SA=1
0のときはタイマを15分に設定して次へ進む。尚、こ
の15分の経過後(ステップS111)に自動的に利用
側熱交換器のアドレス設定を開始させるので、この時間
は全ての熱源側ユニットのアドレス設定が終わる時間を
考慮して設定される。
【0022】ステップS110で15分が経過するまで
信号(DATA)の受信状態にある。この間ステップS
112、ステップS113で受信信号のチェックを行
う。DATA=000056を受信した場合は利用側ユ
ニットのアドレス自動設定に移り(SA=10の熱源側
ユニットが他にある場合、そのユニットの計時が15分
に達するとそのユニットから出力される)、DATA=
00SA56(自分と同じSAの値を持つ信号)を受信
した場合はステップS114でその受信した信号をその
まま再送信する(そのSAの先使用を示す)。
【0023】利用側ユニットのアドレス自動設定を行う
前にアドレスの重複設定(信号がぶつかった際の待ち時
間の間に重複設定が行われることがある。)をチェック
し重複設定がある場合は再度アドレスの設定をやり直
す。
【0024】利用側ユニットのアドレス自動設定はSA
=10の時はステップS115でDATA=00005
6の信号を出力した後、ステップS116(N=10)
を経てステップS117〜ステップS119を行い利用
側ユニットのアドレス設定の順番待ちを行う。すなわち
ステップS117でNの値が自分の自己アドレス(S
A)に一致したときに冷媒配管を共有する利用側ユニッ
トのアドレス設定を開始する。順番待ちの間はDATA
=000056(アドレス自動設定の信号であり、利用
側ユニットのアドレス設定が終了した熱源側ユニットが
次の熱源側ユニットのアドレス設定動作をおこなわさせ
るために出力する)を受信するか否かをステップS11
8で判断し、このDATAの信号を受信するとステップ
S119でNの値を次の候補に変えステップS117へ
戻る。
【0025】ステップS117でSA=Nが判断される
とステップS120へ進み利用側ユニットのアドレス設
定を行う。次いでステップS121で全ユニットのアド
レス設定が終了すれば通常運転を開始する。尚、アドレ
ス設定の終了は、SA=10の自己アドレスを持つ熱源
側ユニットからの信号(DATA=0010C)でアド
レス未設定の問い合わせがなされた時に所定時間返答が
なければアドレス設定終了を判断し全ユニットにアドレ
ス設定終了の信号を出力して行われる。
【0026】図4は熱源側ユニット(例えば、図1に示
すように3台の場合)のアドレスの設定手順を示す図で
ある。この図において熱源側ユニット1〜3の初期化の
順番を熱源側ユニット3、熱源側ユニット2、熱源側ユ
ニット1とする。
【0027】熱源側ユニット3からDATA=0010
56が出力されると、10秒以内に熱源側ユニット2か
らDATA=001056が出力されるので、熱源側ユ
ニット3は次いでDATA=002056を出力する。
熱源側ユニット1は同様に10秒以内にDATA=00
1056を出力するので、次いで熱源側ユニット2はD
ATA=002056を出力する。この信号を熱源側ユ
ニット3が10秒以内に受信すると熱源側ユニット3は
DATA=003056の信号を出力する。
【0028】この段階でアドレスの重複がなくなるので
夫々の熱源側ユニットはアドレスが所定の値に設定され
る。熱源側ユニット1がSA=10を記憶してから15
分後にDATA=000056の信号を出力して利用側
ユニットのアドレス設定を開始する。
【0029】図5は利用側ユニットのアドレス自動設定
を行う際の熱源側ユニットフローチャートである。この
フローチャートにおいて、ステップS31で圧縮機を運
転する。ついでステップS32で利用側熱交換器の温度
変化のあった利用側ユニットを確認する(一定時間アド
レス自動設定モードになった利用側ユニットからの信号
を受け付け、応答があった利用側ユニットの数をカウン
トする。)。この時、利用側ユニットの接続台数を設定
するスイッチの設定値を入力する。利用側ユニットのア
ドレス設定はこのスイッチに設定された台数分行われた
際にアドレス設定の終了を判断する。
【0030】次にステップS33でアドレス自動設定開
始の信号とこの熱源側ユニットの自己アドレスSA(図
4に示すフローチャートで設定)を出力してアドレスの
自動設定を開始したことを利用側ユニットに知らせる。
以下の説明では例としてSA=20(すなわち、熱源側
ユニット2)として説明する。
【0031】ステップS34では熱源側ユニットが信号
を受信したか否かの判断を行ない、信号を受信した際に
はステップS35へ進む。
【0032】ステップS35では受信した信号のコマン
ド(C)が56か否かの判断を行い、C=56を満たし
ているときはアドレス設定動作を開始する。
【0033】ステップS36で受信した信号のSA=1
B、DA=20が満たされているときは、ステップS3
7〜ステップS39を行う。ステップS37では利用側
ユニットに与えるアドレスを選択してADDに格納す
る。このアドレス選択は、まだ使用していないアドレス
の内から番号の小さいものを順に付与する。例えば、2
1,22,23、〜スイッチによる設定値までのアドレ
スである。ステップS38、ステップS39ではDA、
SA、Cの値をセットしてこの信号を通信線17に出力
する。
【0034】次にステップS40で受信した信号のSA
=ADD、DA=20が満たされているとき、すなわち
先にステップS37〜ステップS39で設定し送信した
信号のディストネーションアドレスと今受信した信号の
ソースアドレスとが一致した時は、ステップS41ヘ進
みこの信号のソースアドレス(SA)を登録済みアドレ
スとして記憶部に登録する。
【0035】ステップS42ではこのようなアドレス設
定動作がスイッチで設定された利用側ユニットの台数分
終了したか否かの判断を行い、設定台数分のアドレス設
定が終了したときにはステップS43へ進む。
【0036】ステップS43では全利用側ユニットあて
にアドレス設定終了を表す信号を出力した後、通常運転
に移行する。
【0037】図6は利用側ユニット(いずれの利用側ユ
ニットでもよい)のアドレス設定動作を示すフローチャ
ートである。まずステップS1において、この利用側ユ
ニットの熱交換器の温度が変化したか否か(圧縮機の運
転で冷媒が流れてきたか否か)を判断し、熱交換器の温
度が変化した利用側ユニットが以下の動作を行う。
【0038】ステップS2では熱交換器の温度変化があ
ったことを示す信号を通信線17に出力する。ステップ
S3では熱源側ユニットからの自動アドレス設定の開始
信号及び、対応する熱源側ユニットのアドレスSA(こ
の例では20)受信するのをまち、受信後に以下のアド
レス自動設定の動作を始める。
【0039】ステップS4で遅延時間Tの設定を行う。
この遅延時間は温度検出用のA/D変換から最初に得ら
れた値に基づく時間と基本時間とを合わせた時間であ
る。従って、夫々の利用側ユニット毎の条件によって異
る遅延時間が設定される。
【0040】ステップS5ではこの時間Tが経過するま
で待機する。すなわち、タイマでこの遅延時間Tの計時
を行って時間経過の判断を行う。
【0041】遅延時間Tが経過するとステップS6、ス
テップS7へ進みアドレス設定信号を通信線17に出力
する。アドレス設定信号は、1例としてディストネーシ
ョンアドレス(DA)=20(熱源側ユニットのSA=
20)、ソースアドレス(SA)=1B(1Bはアドレ
ス未定を表す)、コマンド(C)=56(アドレス設定
制御を示すコマンド)から構成されている。
【0042】この信号の送信に伴って、ステップS8で
信号の衝突を判断する。すなわち、他の利用側ユニット
または熱源側ユニットが同時に信号の送信を行っている
か否かを判断する。信号が衝突した際は送信信号が変わ
ってしまう問題点がある。この信号の衝突は、信号を出
力する際に同時に通信線17の信号を受信し、この受信
信号と出力信号とが一致しているか否かを判断して行
う。尚、信号が衝突した場合はステップS4へ戻り所定
の遅延時間後に再度上記したステップをふんで信号の再
送信を行う。この動作はステップS9で信号の送信終了
が判断されるまで行われる。
【0043】次に信号の送信が終わるとステップS1
0、ステップS11で所定の時間Sの間に信号を受信す
るか否かの判断を行い、信号を受信しないときはステッ
プS4へ戻り再度上記のステップを行う。なお、所定時
間SはステップS11のタイマで計時される。
【0044】信号を受信するとステップS12ヘ進み、
受信した信号でSA=20、C=64が満たされている
か否かを判断する。
【0045】このステップS12の条件が満たされた時
は、ステップS13で受信した信号のDAの値を固有ア
ドレスとして格納場所ADDに格納する。次いでステッ
プS14でDA=20、SA=ADD、C=56の設定
を行う。
【0046】ステップS15〜ステップS19にてこの
信号を出力する。信号の出力手順は前記した手順と同じ
であるので説明は省略する。
【0047】ステップS20ではこのようにして設定さ
れた固有アドレスが他の利用側ユニットと重複している
か否かの判断を行う。この判断は他の利用側ユニットが
送信した信号が格納場所ADDに格納されている自己の
固有アドレスと一致したか否かによって判断される。ア
ドレスが一致した場合はアドレスの重複と判断し、ステ
ップS21で自己の値をクリアして再度アドレス設定を
熱源側ユニットに要求する。熱源側ユニットから出力さ
れるアドレス設定終了を表す信号を入力した際はステッ
プS22へ進みアドレス設定を終了して通常運転を開始
する。
【0048】図7は図5、図6に示したフローチャート
を用いて利用側ユニットのアドレス自動設定を行う際の
タイムチャートである。このタイムチャートにおいて熱
源側ユニットのアドレス(AD)は20であり、利用側
ユニットのアドレスは21〜24が任意に割り当てられ
るので、アドレスAD=21〜24のユニットがどの利
用側ユニットに対応しているかはアドレス設定の時点で
は不明である。なお、この割り当てられたアドレスを知
る方法としてはリモートコントローラの表示で知ること
が可能である。
【0049】まず、熱源側ユニット及び利用側ユニット
の起動が確認されると夫々の利用側ユニットはランダム
に定まる遅延時間ののち通信線にアドレス設定を表す信
号を出力する。図7のタイムチャートでは遅延時間(T
1〜T4)はT1<T2<T3<T4の関係が成り立つ
ように決まったものとする。
【0050】遅延時間T1が経過すると、利用側ユニッ
トは通信線17に“201B56”から成るアドレス設
定要求信号を出力する。この時、熱源側ユニットは信号
受信可能状態にあるので通信線17に出力された信号を
受信する。
【0051】この受信した信号に基づいて熱源側ユニッ
トはアドレス選択を行う。この時、まだいずれの利用側
ユニットのアドレスも設定されていないので、最も小さ
い値“21”が設定アドレスとして選択される。アドレ
スが選択されると熱源側ユニットはこの選択アドレスを
ディストネーションアドレスとするアドレス設定信号を
通信線17に出力する。
【0052】信号“201B56”を出力した利用側ユ
ニットは、この信号の出力後、所定時間(S)の間信号
受信の待機状態にある。この利用側ユニットは、この待
機状態中に熱源側ユニットが通信線に出力した信号を受
信すれば、その受信した信号のディストネーションアド
レスを自ユニットの固有アドレスとして登録し、このア
ドレスをソースアドレスとした信号“202156”を
通信線に出力する。
【0053】熱源側ユニットはディストネーションアド
レスとして選択設定したアドレスをソースアドレスとし
た信号を通信線を介して受信することによって選択設定
したアドレスが利用側ユニットのアドレスとして設定さ
れたことを確認し、次のアドレス設定に備えて信号受信
の待機状態に移る。
【0054】尚、アドレス設定された利用側ユニットは
アドレス設定終了を示す信号を受信するまでアドレスの
重複が生じるか否かの判断を行っている。アドレス重複
が生じた場合は自己のアドレスをクリアし再度アドレス
の設定要求を熱源側ユニットに行う。このアドレス重複
が生じる場合としては、例えば熱源側ユニットが利用側
ユニットの出力した信号を受信できず、アドレスの2重
指定を行った場合である。
【0055】次に遅延時間(T2)後には別の利用側ユ
ニットがアドレス設定要求の信号“201B56”を通
信線17に出力して前記と同様なアドレス設定が行われ
る。この時、熱源側ユニットにはすでに利用側ユニット
“21”がアドレス登録されているので、次のアドレス
“22”がこの信号を出力した利用側アドレスに与えら
れる。
【0056】以下同様にして利用側ユニットのアドレス
が“23”、“24”に設定され、全ての利用側ユニッ
トのアドレス設定が終了(スイッチに設定された利用側
ユニットの数とアドレス登録を行った利用側ユニットの
数とが一致したときにアドレス設定の終了を判断)する
とアドレス設定終了を示す信号を通信線17に出力して
通常運転に移行する。
【0057】尚、遅延時間T1〜T4は上記した一連の
アドレス設定プロセスが終了できる間隔(20mm秒程
度)が保たれるように設定される。
【0058】この実施形態では、以上のように、まず熱
源側ユニット夫々のアドレスを設定し、後に熱源側ユニ
ット単位で圧縮機の運転を行い、その熱源側ユニットに
対応する利用側ユニットが判断されると、そのグループ
単位で利用側ユニットのアドレス設定が行われる。
【0059】このアドレス設定では、図5のステップS
31或いは図6のステップS1から明らかなように、熱
源側ユニットを運転した場合、温度変化が検出された利
用側ユニットに対して、この運転した熱源側ユニットに
対応するアドレスを通信線を介して自動設定する。
【0060】この時の利用側ユニットの温度変化は、図
2に示すように、利用側ユニット4〜16における利用
側熱交換器35のガス側に設けられた温度センサ51、
或いはその液側に設けられた温度センサ53のいずれか
で検出される。これらの温度センサ51,53によって
温度変化を検出する場合、大きな温度変化が現れない部
位での温度計測は、計測時間が長くなるばかりでなく、
計測誤差が生じ正確な対応関係を判断できなくなる。
【0061】例えば、図2を参照して、暖房運転時には
冷媒が点線で示す方向に流れる。この暖房運転時には電
子膨張弁47の弁開度が通常大きく開かれており、利用
側熱交換器35のガス側では、そこへの冷媒の流入の如
何によって、利用側熱交換器35の液側に比べて温度変
化が速く大きく現れる。これに対し冷房運転時には電子
膨張弁47の弁開度を大きく開け過ぎると圧縮機31へ
の液バックを招来するため、冷房運転時には電子膨張弁
47の弁開度を絞るのが一般的である。この冷房運転時
には、冷媒は実線で示す方向に流れ、従ってこの冷房運
転時には利用側熱交換器35のガス側では速く大きな温
度変化が現れず、むしろその液側で速く大きな温度変化
が現れる。
【0062】この実施形態では、利用側ユニット4〜1
6の温度変化を短時間で正確に検出するため、第一に、
冷房運転時或いは暖房運転時のいずれの運転時にもアド
レスを自動設定できる構成とした。
【0063】そして、第二に、図5のステップS31或
いは図6のステップS1において、冷房運転時には液側
の温度センサ53での検出温度に従ってアドレスを自動
設定し、暖房運転時にはガス側の温度センサ51での検
出温度に従ってアドレスを自動設定する構成とした。
【0064】この実施形態では、温度変化が現れ易い方
の温度センサを用いて温度変化を検出するので、冷房運
転時も暖房運転時もアドレス自動設定を短時間の内に正
確に行うことができる。
【0065】また、上記のアドレス自動設定方式を用い
ると、熱源側ユニットの圧縮機を運転して利用側ユニッ
トに冷媒を流すことによって、その熱源側ユニットに対
応する利用側ユニットを判別することができる。熱源側
ユニットと利用側ユニットとからなるグループ(空気調
和機)が選択されるとそのグループ内でアドレス設定が
行えるので、他のグループを考慮せずグループ間でアド
レスが重複することなくアドレス設定が行える。
【0066】すなわち、複数の空気調和機全てを同じ通
信線に接続した際にも空気調和機のグループ間でアドレ
スが重複することなくアドレスの自動設定が行える等の
種々の効果を奏する。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、温度変化が現れ易い方
の温度センサを用いて温度変化を検出することとしたの
で、冷房運転時も暖房運転時もアドレス自動設定を短時
間の内に正確に行うことができるDETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0001]
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a heat source side unit.
In contrast, multiple user-side units via the same communication line
Of air conditioner using link communication system
LES automatic setting system.
[0002]
2. Description of the Related Art Generally, a heat source unit and a heat source unit
Multiple units connected to the unit via the same communication line
When the heat source side unit is operated
If the temperature change is detected,
The address corresponding to the heat source side unit operated
Automatic address setting system for automatic setting via communication line
Is known (JP-A-6-147605).
[0003] In this type, the user side unit
A temperature sensor is provided on the gas side of the use side heat exchanger
When setting the dress automatically, use the cooling operation or the heating operation.
While changing the temperature detected by the temperature sensor installed on the gas side
This operating heat is applied to the user side unit where
The address corresponding to the source unit via the communication line.
It is configured to set automatically.
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTION However, the conventional
In the configuration, the temperature sensor provided on the gas side is used to
Detects changes in the temperature of the unit.
When automatic address setting is performed, temperature changes can be detected quickly.
Address can be set accurately,
When performing automatic address setting while performing chamber operation, the gas side
Temperature change hardly appears in the temperature detected by the temperature sensor of
It takes time to set, and it is
There is a problem that cannot be done.
Therefore, an object of the present invention is to solve the above-described conventional technology.
Operation is eliminated and both cooling operation and heating operation are performed.
Air for automatic dress setting in a short time
To provide an automatic address setting system for harmonizers
You.
[0006]
According to the first aspect of the present invention,
Heat source side unit and the same communication line for this heat source side unit
And a plurality of user-side units connected via
Temperature change detected when operating the heat source side unit
This operated heat source side unit is compared to the utilization side unit.
Is automatically set via the communication line.
Address control system for air conditionersPrevious
The air conditioner shall be capable of cooling operation and heating operation.
AndGas of the use side heat exchanger in the use side unit
Temperature sensors are provided on the liquid side and liquid side, respectively, for cooling operation or
Or, the address is automatically registered during any operation of the heating operation.
During cooling operation, the liquid side temperature sensor
The address is automatically set according to the temperature detected by the
During chamber operation, according to the temperature detected by the gas-side temperature sensor,
The address is set automatically.
To do.
Temperature change of the user side unit during cooling operation
Is likely to cause a temperature change in the temperature detected by the liquid-side temperature sensor.
The temperature change of the user side unit during heating operation is
The temperature change easily appears in the temperature detected by the temperature sensor.
According to the first aspect of the present invention, a temperature change appears.
Detect temperature changes using the easier temperature sensor
The address is automatically set for both cooling operation and heating operation.
Setting can be performed accurately in a short time.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Hereinafter, an air conditioner according to the present invention will be described.
Attached drawing of one embodiment of an address automatic setting system
This will be described with reference to FIG.
In FIG. 1, 1 to 3 are heat source side units.
Yes, use side unit 4 corresponds to heat source side unit 1
And the use side units 5 to 8 correspond to the heat source side unit 2.
The heat source side unit 3 is paired with the use side units 9-16.
It is connected by a refrigerant pipe to respond. These uni
The units 1 to 16 are connected by the same communication line 17 and are linked.
Communication system has formed.
Reference numerals 18 to 27 denote remote controllers.
The remote controller 18 is connected to the heat source side unit 1.
Control the operation of the air conditioner comprising the
The remote controller 19 is connected to the heat source side unit 2 and the user side.
Controlling the operation of the air conditioner comprising units 5 to 8,
Remote controllers 20 to 27 are user-side units
9 to 16 operations are controlled. The heat source side unit 3 is
The operation is performed in accordance with the operation of the use side units 9 to 16. FIG.
Now we have 3 units on the heat source side and 13 units on the user side
However, the present invention is not limited to this.
The number of side units can be arbitrarily increased or decreased.
FIG. 2 shows the heat source side unit 2 and the use side unit.
Refrigerant indicating a refrigeration cycle of an air conditioner consisting of 5 to 8
It is a circuit diagram. In this figure, 29 and 30 are refrigerant pipes.
is there. The high temperature and high pressure refrigerant discharged from the compressor 31
The valve 32, the heat source side heat exchangers 33 and 34, the refrigerant pipe 30,
Side heat exchanger 35, refrigerant pipe 29, accumulator 36
To form a refrigeration cycle that returns to the compressor 31 again through
I have.
The refrigerant discharged from the compressor 31 is indicated by a solid arrow.
When flowing in the direction of the mark (the four-way valve 32 is in the state of the solid line)
), The heat source side heat exchangers 33 and 34 operate as condensers.
The use side heat exchanger 35 acts as an evaporator,
The cooling operation is performed by the use side unit 5. Compressor 31
When the refrigerant discharged from the nozzle flows in the direction of the dotted arrow (fourth
(When the direction valve 32 is in the state of the dotted line), the heat source side heat exchanger
33 and 34 function as evaporators, and use side heat exchangers 35
Acts as a condenser, and heating operation is performed in the user-side unit 5.
Is performed.
37 to 39 are mufflers, and 40 is a low pressure switch.
When the low pressure in the refrigeration cycle drops abnormally.
And the protection operation of the compressor 31 is performed. 41 is
High pressure switch, abnormal high pressure in refrigeration cycle
Activate when it rises to perform the protection operation of the compressor 31
You.
Reference numerals 42 and 43 denote liquid separators, and reference numeral 44 denotes an anti-icing coil.
And integrated with the heat source side heat exchangers 33 and 34.
During the heating operation, the heat source side heat exchanger 33 acts as a condenser,
34 to prevent ice formation.
Use side unit 5 (use side units 6 to 7)
The explanation is omitted for the same configuration), the use side heat exchanger 35,
The strainers 45 and 46 and the electronic expansion valve 47 are connected in series.
Have been. The electronic expansion valve 47 is mounted on the user side unit 5.
The flow rate and
The pressure reduction amount is arbitrarily changed. Therefore, the size of the load
Refrigeration capacity is obtained.
In this air conditioner, for example, heat is applied to the roof of a building.
Source side units are installed, and user side units are installed in each room of the building.
After the installation, the heat source side unit and user side unit
The address for control is automatically set between
You.
FIG. 3 shows a heat source for automatically setting an address.
It is a flowchart which shows the main operation | movement of a side unit. This
In step S101 in the flowchart of FIG.
Power supply to unit (heat source side unit and user side unit)
Start supplying. After this, the micro-
Step when initialization of processor (not shown) is completed
Set signals (DATA = DA, SA, C) in S102
You. DA is the destination address, SA is the source address.
Dress, C is a control code, DA = 00, SA = 0
0, C = 56. C = 56 is the address setting
Shows the setting.
In step S103, SA is set to the next heat source side unit.
To be a candidate address for the Address of heat source unit
Are set to 10, 20, 30, 40... (See FIG. 4).
See). DAT set in this way in step S104
A is output to the communication line 17. At the same time, set the timer to 10 seconds.
And proceed to the next step. At this time, the collision of the output signal is determined.
At any given time (e.g., temperature sensor
After multiplying the detected temperature value by a certain value),
Output.
In steps S105 and S106,
Whether the output data (SA) is used first
Make a decision. If there is prior use, use that SA
Heat source side unit has the same DATA (00SA56)
Output, so step whether to input this DATA
The determination is made in S105. If use is determined,
Return to step S103 and output DATA again at the next candidate address.
Do the force. Wait 10 seconds (step S106) and use first
If it is not determined, the SA is unused and
In step S107, the SA is stored as the self address.
In steps S108 and S109,
It is determined whether the own address SA is 10 or not, and SA = 1
If it is 0, set the timer to 15 minutes and proceed to the next step. In addition, this
Automatically used after 15 minutes (step S111)
This time since the address setting of the side heat exchanger is started.
Is the time when the address setting of all the heat source side units is completed.
It is set in consideration of.
Until 15 minutes have passed in step S110
It is in a receiving state of the signal (DATA). During this time, step S
112, the received signal is checked in step S113.
U. If DATA = 000056 is received, the user
Move to knit address automatic setting (SA = 10 heat source side)
If there is another unit, the clock of that unit is 15 minutes
Is output from the unit when it reaches
Receive 00SA56 (signal with same SA value as yourself)
If so, in step S114 the received signal is
It retransmits as it is (indicating prior use of the SA).
Automatic setting of address of user side unit
Address duplication setting before (when waiting for signal collision)
The overlap setting may be performed between the intervals. )check
If there are duplicate settings, set the address again
You.
The automatic setting of the address of the user side unit is SA
If it is 10, DATA = 00005 in step S115.
After outputting the signal of No. 6, step S116 (N = 10)
Through steps S117 to S119 and use
Wait for the address setting of the side unit. Ie
In step S117, the value of N is changed to its own address (S
User side unit that shares refrigerant piping when A)
Start the address setting of the port. DATA while waiting
= 000056 (Automatic address setting signal, use
The heat source side unit where the address setting of the side unit is completed
Perform the address setting operation of the next heat source side unit.
Is determined in step S11).
Judgment is made in step 8, and when this DATA signal is received, step
In step S119, the value of N is changed to the next candidate, and the process proceeds to step S117.
Return.
In step S117, it is determined that SA = N.
To step S120 to set the address of the user side unit.
Perform settings. Next, in step S121, all units are advertised.
When the sleep setting is completed, normal operation starts. The address
The setting of the heat source ends with a heat source having a self-address of SA = 10.
By the signal from the side unit (DATA = 0010C)
Response for a predetermined time when an inquiry is made
If not, determine the end of address setting and address to all units.
This is performed by outputting a signal indicating the end of the data setting.
FIG. 4 shows a heat source side unit (for example, as shown in FIG. 1).
Figure 3 shows the procedure for setting the address
is there. In this figure, initialization of the heat source side units 1 to 3 is performed.
The order is the heat source side unit 3, the heat source side unit 2, and the heat source side unit.
Knit 1.
Data = 0010 from the heat source side unit 3
When 56 is output, the heat source side unit 2
Since DATA = 001056 is output, the heat source side
Unit 3 then outputs DATA = 002056.
The heat source side unit 1 also sets DATA = 00 within 10 seconds.
1056, the heat source side unit 2 then outputs D
ATA = 002056 is output. This signal is
When the knit 3 receives within 10 seconds, the heat source side unit 3
A signal of DATA = 003056 is output.
At this stage, address duplication is eliminated.
Each heat source unit has its address set to a predetermined value.
You. 15 after the heat source side unit 1 stores SA = 10
Minutes later, the signal DATA = 00056 is output and the user side
Start unit address setting.
FIG. 5 shows the automatic setting of the address of the user side unit.
It is a heat source side unit flowchart at the time of performing. this
In the flowchart, the compressor is operated in step S31.
Turn over. Then, in step S32, the temperature of the use side heat exchanger
Check the user unit that has changed.
From the user-side unit that has entered the automatic setting mode
And the number of responding user units is counted.
To ). At this time, set the number of connected user side units
Enter the set value of the switch to be used. User side unit
Dress setting was performed for the number set in this switch.
At this time, the end of the address setting is determined.
Next, in step S33, automatic address setting is opened.
Start signal and self-address SA of this heat source side unit (Fig.
4) and outputs the address
Notifies the user side unit that automatic setting has started.
In the following description, SA = 20 (that is, the heat source side) is used as an example.
This will be described as a unit 2).
In step S34, the heat source side unit outputs a signal
To determine whether or not a signal has been received.
Goes to step S35.
In step S35, the command of the received signal is
It is determined whether C (C) is 56 or not, and C = 56 is satisfied.
If so, the address setting operation is started.
SA = 1 of the signal received in step S36
B, if DA = 20 is satisfied, step S3
Steps 7 to S39 are performed. In step S37, the user side
Select the address given to the unit and store it in ADD
You. This address selection is for addresses that have not yet been used.
Are assigned in ascending order. For example, 2
1, 22, 23, ~ Address to the set value by switch
Is. In step S38 and step S39, DA,
Set the values of SA and C and output this signal to communication line 17
I do.
Next, SA of the signal received in step S40
= ADD, DA = 20, that is,
First set and transmitted in steps S37 to S39
The destination address of the signal and the
If the source address matches, proceed to step S41
Register the source address (SA) of this signal
Registered in the storage unit.
In step S42, such an address setting is performed.
Constant operation is equivalent to the number of user side units set by the switch.
It is determined whether or not the setting has been completed.
When the determination is completed, the process proceeds to step S43.
In step S43, all the units on the user side are addressed.
After the signal indicating the end of address setting is output to
Move to
FIG. 6 shows a user side unit (any user side unit).
Flow chart showing the address setting operation
It is. First, in step S1, this user side user
Whether the temperature of the knit heat exchanger has changed (compressor operation
To determine whether the refrigerant has flowed during the operation) and determine the temperature of the heat exchanger.
The user unit whose degree has changed performs the following operation.
In step S2, the temperature of the heat exchanger changes.
A signal indicating that the communication has been completed is output to the communication line 17. Steps
In S3, start automatic address setting from heat source side unit
Signal and the address SA of the corresponding heat source side unit (this
In the example of 20), the following ad
Start the operation of the automatic setting.
In step S4, a delay time T is set.
This delay time is obtained first from the A / D conversion for temperature detection.
Time based on the set value and the basic time.
You. Therefore, it differs depending on the conditions of each user side unit.
Delay time is set.
In step S5, until the time T elapses.
Wait at. That is, the timer measures the delay time T.
To determine the passage of time.
When the delay time T has elapsed, the process proceeds to step S6.
Proceed to step S7 to output an address setting signal to communication line 17
I do. As an example, the address setting signal is
Address (DA) = 20 (SA of heat source side unit =
20), source address (SA) = 1B (1B is an address)
Command (C) = 56 (address setting)
Command indicating control).
With the transmission of this signal, at step S8
Determine signal collisions. That is, other user-side units
Or the heat source side unit is transmitting signals at the same time
It is determined whether or not. When the signal collides, the transmitted signal changes
There is a problem. This signal collision will signal
Simultaneously receive the signal on the communication line 17
Determine whether the signal matches the output signal
U. If the signal collides, the process returns to step S4 and a predetermined
After the delay time of
Send. This operation ends the signal transmission in step S9.
Is performed until it is determined.
Next, when the transmission of the signal is completed, step S1 is performed.
0, a signal is received during a predetermined time S in step S11.
And if no signal is received, step
Returning to step S4, the above steps are performed again. At a given time
The interval S is measured by the timer in step S11.
When the signal is received, the process proceeds to step S12,
SA = 20 and C = 64 are satisfied by the received signal
It is determined whether or not.
When the condition of step S12 is satisfied
Sets the value of DA of the signal received in step S13 to a unique
It is stored in the storage location ADD as a dress. Next,
Setting of DA = 20, SA = ADD, C = 56 in step S14
I do.
In steps S15 to S19,
Output a signal. The signal output procedure is the same as the previous procedure
Therefore, the description is omitted.
In step S20, the setting is performed in this manner.
Unique address is duplicated with another user unit
Is determined. This judgment is made by other user units.
The transmitted signal is stored in the storage location ADD.
The determination is made based on whether or not the address matches the unique address. A
If the addresses match, it is determined that the address is
In step S21, clear its own value and set the address again.
Require the heat source side unit. Output from the heat source side unit
When a signal indicating the end of address setting
Proceed to step S22 to end address setting and start normal operation
I do.
FIG. 7 is a flow chart shown in FIGS.
To automatically set the address of the user side unit using
It is a time chart. Heat in this time chart
The address (AD) of the source unit is 20 and the user side
Unit addresses 21 to 24 are arbitrarily assigned.
Therefore, the unit of address AD = 21 to 24 is
It is determined at the time of address setting whether the
Is unknown. Note that this assigned address is known.
The way to know is to know from the display on the remote controller
Is possible.
First, the heat source side unit and the utilization side unit
When the activation is confirmed, each user side unit is random
After the delay time specified in
Output a signal. In the time chart of FIG. 7, the delay time (T
1 to T4) satisfy the relationship of T1 <T2 <T3 <T4.
It is decided as follows.
When the delay time T1 has elapsed, the user-side unit
The address set on the communication line 17 consists of "201B56".
Outputs the fixed request signal. At this time, the heat source side unit
The signal output to the communication line 17 is
Receive.
Based on the received signal, the heat source side unit
Performs address selection. At this time, any user still
Since the unit address is not set, the smallest
Value "21" is selected as the set address. Address
When the heat source is selected, the heat source side unit
The address setting signal to be the destination address
Output to the communication line 17.
User side user who output signal "201B56"
After the output of this signal, the unit will output the signal for a predetermined time (S).
Waiting for reception. This user side unit
Receives a signal output from the heat source unit to the communication line during
If received, the destination address of the received signal
Address as the unique address of the unit, and
Signal "202156" with the dress as the source address
Output to the communication line.
The heat source side unit is a destination add
Address selected and set as the source address
Setting by receiving the signal via the communication line
Address is set as the user unit address.
Signal is received and the signal is received for the next address setting.
Move to standby state.
The user unit whose address is set is
Until a signal indicating the end of address setting is received,
A determination is made as to whether or not duplication occurs. Address duplication
If an error occurs, clear its own address and re-address
To the heat source side unit. This address duplication
Occurs when the heat source side unit is
The signal output from the unit cannot be received, and the
This is the case when specification is made.
Next, after the delay time (T2), another user side user is required.
The unit passes the address setting request signal “201B56”.
The signal is output to the signal line 17 and the same address setting as above is performed.
You. At this time, the heat source side unit is already
Since “21” is registered as an address, the next address
“22” is given to the user side address that output this signal.
It is.
In the same manner, the address of the user side unit
Are set to “23” and “24”, and all user-side
The address setting of the switch is completed (the user
The number of units and the
Judge the end of address setting when the numbers match)
And a signal indicating the end of address setting is output to the communication line 17.
Shift to normal operation.
The delay times T1 to T4 correspond to the above-described series of times.
Interval at which the address setting process can be completed (about 20 mm seconds)
Degrees) is set to be maintained.
In this embodiment, as described above,
Set the address of each unit on the heat source side, and
The compressor is operated in units of
When the corresponding user unit is determined, the group
The address setting of the user side unit is performed in units.
In this address setting, step S in FIG.
31 or as apparent from step S1 of FIG.
When the source unit is operated, the
For the operating heat source side unit,
The corresponding address is automatically set via a communication line.
The temperature change of the user side unit at this time is shown in FIG.
As shown in FIG. 2, use in the use side units 4 to 16
Temperature sensor 51 provided on the gas side of the side heat exchanger 35,
Or any of the temperature sensors 53 provided on the liquid side
Is detected by By these temperature sensors 51 and 53
When detecting a temperature change, a part where a large temperature change does not appear
Temperature measurement at the position not only increases the measurement time, but also
A measurement error occurs and an accurate correspondence cannot be determined.
For example, referring to FIG. 2, during the heating operation,
The refrigerant flows in the direction shown by the dotted line. During this heating operation,
Normally, the valve opening of the child expansion valve 47 is widely opened.
On the gas side of the side heat exchanger 35, the flow of refrigerant into
What causes the temperature change compared to the liquid side of the use side heat exchanger 35
It quickly and largely appears. In contrast, during cooling operation, the electronic
If the valve opening of the expansion valve 47 is too large, the compressor 31
During cooling operation, the electronic expansion valve
It is common to narrow the valve opening of 47. During this cooling operation
The refrigerant flows in the direction shown by the solid line,
When rotating, the gas side of the use side heat exchanger 35
Temperature change does not appear, but rather large temperature change quickly on the liquid side
Appears.
In this embodiment, the use side units 4-1
First, to accurately detect the temperature change of 6 in a short time,
The ad is added during either cooling operation or heating operation.
Configuration can be set automatically.
Second, in step S31 of FIG.
Alternatively, in step S1 of FIG.
Address automatically according to the temperature detected by the temperature sensor 53
During heating operation, the temperature is detected by the temperature sensor 51 on the gas side.
The address is automatically set according to the output temperature.
In this embodiment, the temperature change is more likely to appear.
The temperature change is detected using the temperature sensor of
Automatic address setting within a short period of time during both rotation and heating operations
I can do it for sure.
Also, using the above-mentioned automatic address setting method,
Then, the compressor of the heat source unit is operated to operate the
By flowing the refrigerant through the heat source unit,
The corresponding use side unit can be determined. Heat source side
Group consisting of units and user side units (air conditioner
If "Waki" is selected, the address setting within that group will be
So you can add ads between groups without considering other groups.
Addresses can be set without overlapping addresses.
That is, all of the plurality of air conditioners are set in the same communication mode.
When connected to the signal line, the address
Addresses can be set automatically without duplication of addresses.
It produces various effects.
[0067]
According to the present invention, the temperature change is more likely to appear.
The temperature change was detected using the temperature sensor of
In both the cooling operation and the heating operation, the automatic address setting is short.
Can be done accurately in time
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す空調システムの概略
図である。
【図2】空気調和機の冷凍サイクルを示す冷媒回路図で
ある。
【図3】アドレスの自動設定を行う際の熱源側ユニット
の主な動作を示すフローチャートである。
【図4】熱源側ユニットのアドレスの設定手順を示す図
である。
【図5】利用側ユニットのアドレス自動設定を行う際の
熱源側ユニットのフローチャートである。
【図6】利用側ユニットのアドレス設定動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】利用側ユニットのアドレス自動設定を行う際の
タイムチャートである。
【符号の説明】
1〜3 熱源側ユニット
4〜16 利用側ユニット
17 通信線
51,53 温度センサBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic diagram of an air conditioning system showing one embodiment of the present invention. FIG. 2 is a refrigerant circuit diagram illustrating a refrigeration cycle of the air conditioner. FIG. 3 is a flowchart showing a main operation of the heat source side unit when performing automatic address setting. FIG. 4 is a diagram showing a procedure for setting an address of a heat source side unit. FIG. 5 is a flowchart of a heat source side unit when performing automatic address setting of a use side unit. FIG. 6 is a flowchart illustrating an address setting operation of a use side unit. FIG. 7 is a time chart when performing automatic address setting of a user-side unit. [Explanation of Signs] 1-3 Heat source side unit 4-16 User side unit 17 Communication lines 51, 53 Temperature sensor
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102 F24F 11/02 103 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on front page (58) Field surveyed (Int. Cl. 7 , DB name) F24F 11/02 102 F24F 11/02 103
Claims (1)
に同一の通信線を介して接続された複数台の利用側ユニ
ットとを備え、熱源側ユニットを運転した場合、温度変
化が検出された利用側ユニットに対して、この運転した
熱源側ユニットに対応するアドレスを、前記通信線を介
して自動設定する空気調和機のアドレス自動設定システ
ムにおいて、前記空気調和機を冷房運転及び暖房運転が
可能なものとし、前記利用側ユニットにおける利用側熱
交換器のガス側及び液側にそれぞれ温度センサを設け、
冷房運転時或いは暖房運転時のいずれの運転時にも前記
アドレスを自動設定できる構成とし、冷房運転時には液
側の温度センサでの検出温度に従い、前記アドレスを自
動設定し、暖房運転時にはガス側の温度センサでの検出
温度に従い、前記アドレスを自動設定する構成としたこ
とを特徴とする空気調和機のアドレス自動設定システ
ム。(57) [Claims 1] A heat source side unit and a plurality of utilization side units connected to the heat source side unit via the same communication line, and the heat source side unit is operated. case, the use-side unit temperature change is detected, the address corresponding to this operation the heat source side unit, the automatic address setting system for an air conditioner for automatically setting via said communication line, said air conditioner The cooling operation and the heating operation are
And capable, respectively provided temperature sensors in the gas side and the liquid side of the utilization-side heat exchanger in the utilization-side unit,
The address can be automatically set at the time of either the cooling operation or the heating operation, and the address is automatically set according to the temperature detected by the liquid-side temperature sensor during the cooling operation, and the gas-side temperature during the heating operation. An address automatic setting system for an air conditioner, wherein the address is automatically set according to a temperature detected by a sensor.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30925399A JP3524830B2 (en) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | Automatic address setting system for air conditioners |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30925399A JP3524830B2 (en) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | Automatic address setting system for air conditioners |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001133020A JP2001133020A (en) | 2001-05-18 |
JP3524830B2 true JP3524830B2 (en) | 2004-05-10 |
Family
ID=17990784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30925399A Expired - Fee Related JP3524830B2 (en) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | Automatic address setting system for air conditioners |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3524830B2 (en) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103216914B (en) * | 2013-04-23 | 2016-01-13 | 四川长虹电器股份有限公司 | Air-conditioning addressing method |
CN103216913B (en) * | 2013-04-23 | 2016-01-20 | 四川长虹电器股份有限公司 | A kind of air-conditioning addressing method |
JP7159572B2 (en) * | 2018-03-08 | 2022-10-25 | 株式会社富士通ゼネラル | Display device |
JP7336458B2 (en) * | 2018-12-10 | 2023-08-31 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | Refrigeration system connection relationship determination device, refrigeration system and program |
-
1999
- 1999-10-29 JP JP30925399A patent/JP3524830B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001133020A (en) | 2001-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3113422B2 (en) | Automatic address setting method for air conditioners | |
US4381549A (en) | Automatic fault diagnostic apparatus for a heat pump air conditioning system | |
JP3486167B2 (en) | Multi-room air conditioner | |
US20070284452A1 (en) | Thermostat responsive to inputs from external devices | |
CN1766446B (en) | System for detecting mis-connected state between communication lines for multi-type air conditioner and method thereof | |
JP3492050B2 (en) | Trial operation method of multi-type air conditioner | |
KR100755315B1 (en) | Multi-Air conditioner system and the operating methode of the same | |
JP3524830B2 (en) | Automatic address setting system for air conditioners | |
JP3645784B2 (en) | Multi-room air conditioner | |
KR910015828A (en) | An air conditioner that connects an indoor unit to a single outdoor unit through a plurality of refrigerant pipes and signal lines. | |
JP3219568B2 (en) | Automatic address control device for air conditioning system | |
JP3856529B2 (en) | Air conditioner | |
US11281201B2 (en) | Air conditioner and methods of operation having a learning event | |
JP4407089B2 (en) | Refrigerant system address setting method for air conditioner | |
JP3191750B2 (en) | Air conditioner | |
JPH07305879A (en) | Detecting method of erroneous wiring of multi-type air conditioner | |
JP2994773B2 (en) | How to set the address of the air conditioner | |
JPH09184662A (en) | Air conditioner | |
KR100896283B1 (en) | Air Conditioner And Control Method For The Same | |
JPH11141957A (en) | Air conditioner | |
JP3216141B2 (en) | Air conditioner compressor control device | |
KR100456954B1 (en) | Air conditioner, method for detection of sensor position and method for control of sensor position | |
JP2970358B2 (en) | Air conditioner | |
JP7336458B2 (en) | Refrigeration system connection relationship determination device, refrigeration system and program | |
KR102523165B1 (en) | Air conditioning system and method of remote controlling air conditioning equipment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040213 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |