JP3523406B2 - 半密閉形スクリュー圧縮機 - Google Patents
半密閉形スクリュー圧縮機Info
- Publication number
- JP3523406B2 JP3523406B2 JP01206896A JP1206896A JP3523406B2 JP 3523406 B2 JP3523406 B2 JP 3523406B2 JP 01206896 A JP01206896 A JP 01206896A JP 1206896 A JP1206896 A JP 1206896A JP 3523406 B2 JP3523406 B2 JP 3523406B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- pressure
- semi
- casing
- terminal box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/008—Hermetic pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/08—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C18/12—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type
- F04C18/14—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type with toothed rotary pistons
- F04C18/16—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type with toothed rotary pistons with helical teeth, e.g. chevron-shaped, screw type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、半密閉形スクリュ
ー圧縮機およびそれを用いた冷凍装置に係り、石油、化
学工業、ガス会社、製薬会社等の引火爆発の危険のある
危険性材料を取扱う工場、事業所の冷却設備に使用され
る防爆形の冷凍機ユニットおよびこの防爆形の冷凍機ユ
ニットに搭載される防爆形の圧縮機装置、特に半密閉形
スクリュー圧縮機に関するものである。
ー圧縮機およびそれを用いた冷凍装置に係り、石油、化
学工業、ガス会社、製薬会社等の引火爆発の危険のある
危険性材料を取扱う工場、事業所の冷却設備に使用され
る防爆形の冷凍機ユニットおよびこの防爆形の冷凍機ユ
ニットに搭載される防爆形の圧縮機装置、特に半密閉形
スクリュー圧縮機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の防爆形冷凍機ユニットに搭載する
圧縮機は、例えば、実開昭５４−７８０１４号公報に記
載されているような開放形の往復動式圧縮機、または、
例えば実開昭５４−６７８４４号公報に記載されている
ような開放形のスクリュー圧縮機であった。これらの圧
縮機は非防爆形であるが、その駆動方式には、安全増防
爆構造あるいは耐圧防爆構造の電動機をベルト掛けまた
は直結形として採用し、耐圧防爆構造または内圧防爆構
造の保護装置を具備したものであった。
圧縮機は、例えば、実開昭５４−７８０１４号公報に記
載されているような開放形の往復動式圧縮機、または、
例えば実開昭５４−６７８４４号公報に記載されている
ような開放形のスクリュー圧縮機であった。これらの圧
縮機は非防爆形であるが、その駆動方式には、安全増防
爆構造あるいは耐圧防爆構造の電動機をベルト掛けまた
は直結形として採用し、耐圧防爆構造または内圧防爆構
造の保護装置を具備したものであった。
【０００３】ここで、耐圧構造とは、爆発性の気体が圧
力スイッチや温度スイッチなど収納した容器内に侵入
し、万一爆発しても、爆発圧力に耐え、かつ、外部の爆
発性の気体に引火する恐れがないようにした耐圧構造で
ある。また、内圧構造とは、圧力スイッチや温度スイッ
チなど収納した容器内に清浄な空気を送給し、容器内の
圧力が外気圧より高くなるようにして、外部の爆発性の
気体が容器内に侵入するのを防止した構造である。
力スイッチや温度スイッチなど収納した容器内に侵入
し、万一爆発しても、爆発圧力に耐え、かつ、外部の爆
発性の気体に引火する恐れがないようにした耐圧構造で
ある。また、内圧構造とは、圧力スイッチや温度スイッ
チなど収納した容器内に清浄な空気を送給し、容器内の
圧力が外気圧より高くなるようにして、外部の爆発性の
気体が容器内に侵入するのを防止した構造である。
【０００４】前記の耐圧防爆構造または内圧防爆構造の
保護装置を具備した圧縮機装置は、冷凍保安規則第１０
条第１１号（改正 昭和６２年４月１０日）の防爆性能
に定める「工場電気設備防爆指針」の２種危険場所にお
ける冷却設備の防爆形冷凍機ユニットに搭載できる。ま
た、前記の圧縮機装置は、高圧ガス取締法第５６条の３
の特定設備検査規則（改正 昭和６１年５月２０日）に
定める容器を具備した冷却設備で、前記の２種危険場所
において、高圧ガスを冷却する冷却設備の防爆形冷凍機
ユニットにも搭載できるものであった。
保護装置を具備した圧縮機装置は、冷凍保安規則第１０
条第１１号（改正 昭和６２年４月１０日）の防爆性能
に定める「工場電気設備防爆指針」の２種危険場所にお
ける冷却設備の防爆形冷凍機ユニットに搭載できる。ま
た、前記の圧縮機装置は、高圧ガス取締法第５６条の３
の特定設備検査規則（改正 昭和６１年５月２０日）に
定める容器を具備した冷却設備で、前記の２種危険場所
において、高圧ガスを冷却する冷却設備の防爆形冷凍機
ユニットにも搭載できるものであった。
【０００５】また、例えば、特開平５−２１５０７３号
公報および特開平７−１６７０５７号公報記載の半密閉
レシプロ形圧縮機について、前者では、モータのステー
タと端子盤のターミナルとの間に接続されるリード線の
結線手段、後者では、モータのコイルエンドに対する冷
却手段に関する記載があるが、電動機用電源接続端子箱
を、裸充電部分および絶縁充電部分が外部と隔離された
気密構造にすることついては全く開示されていなかっ
た。さらに、圧縮機保護装置（圧力スイッチ，温度スイ
ッチ）の耐圧構造もしくは内圧構造についても記載され
ていなかつた。すなわち、前記半密閉形圧縮機は、防爆
形冷凍機ユニットに搭載できないものである。
公報および特開平７−１６７０５７号公報記載の半密閉
レシプロ形圧縮機について、前者では、モータのステー
タと端子盤のターミナルとの間に接続されるリード線の
結線手段、後者では、モータのコイルエンドに対する冷
却手段に関する記載があるが、電動機用電源接続端子箱
を、裸充電部分および絶縁充電部分が外部と隔離された
気密構造にすることついては全く開示されていなかっ
た。さらに、圧縮機保護装置（圧力スイッチ，温度スイ
ッチ）の耐圧構造もしくは内圧構造についても記載され
ていなかつた。すなわち、前記半密閉形圧縮機は、防爆
形冷凍機ユニットに搭載できないものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の防爆形冷凍
機ユニットに搭載する開放形の圧縮機は、圧縮機の駆動
方式に防爆構造の電動機をベルト掛けまたは直結形とし
て採用したもので、次のような課題があった。 （１）圧縮機に軸封装置を装備しているため、定期的な
メンテナンスを必要とする。 （２）圧縮機構部と電動機部との芯出し作業を必要とす
る。 （３）振動が大きいため、頑丈な基礎もしくは防振装置
を必要とする。 （４）圧縮機構部と電動機部との組合せ状態での据付け
面積が大きい。
機ユニットに搭載する開放形の圧縮機は、圧縮機の駆動
方式に防爆構造の電動機をベルト掛けまたは直結形とし
て採用したもので、次のような課題があった。 （１）圧縮機に軸封装置を装備しているため、定期的な
メンテナンスを必要とする。 （２）圧縮機構部と電動機部との芯出し作業を必要とす
る。 （３）振動が大きいため、頑丈な基礎もしくは防振装置
を必要とする。 （４）圧縮機構部と電動機部との組合せ状態での据付け
面積が大きい。
【０００７】また、従来技術の半密閉形圧縮機では、電
動機用電源接続端子箱は、裸充電部分および絶縁充電部
分が外部と隔離された気密構造とすることについて配慮
されておらず、防爆形冷凍機ユニットに搭載できないも
のであった。
動機用電源接続端子箱は、裸充電部分および絶縁充電部
分が外部と隔離された気密構造とすることについて配慮
されておらず、防爆形冷凍機ユニットに搭載できないも
のであった。
【０００８】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、保守作業の手間を減らし、据
付け面積が少なくてすむ、信頼性の高い半密閉形スクリ
ュー圧縮機およびそれを搭載する冷凍装置（防爆形冷凍
機ユニット）を提供することを目的とする。
るためになされたもので、保守作業の手間を減らし、据
付け面積が少なくてすむ、信頼性の高い半密閉形スクリ
ュー圧縮機およびそれを搭載する冷凍装置（防爆形冷凍
機ユニット）を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、固定子および回転子を含んでなる電動機
と、互いに噛み合って回転する雌雄一対のスクリューロ
ータからなる圧縮機構部とを直結して、分解可能なケー
シング内に収納し、該ケーシングに電動機用電源接続端
子箱を装着し、前記圧縮機構部の吐出側に、油分離手段
を内蔵した油回収器を前記ケーシングに気密性のあるフ
ランジを介して接合した半密閉形スクリュー圧縮機であ
って、前記電動機用電源接続端子箱は、底板と、該底板
に溶接された枠板と、該枠板に溶接されたフランジと、
該フランジに第１のシートパッキンを介して締結された
蓋と、を有し、前記ケーシングは、該ケーシングから突
出する形で端子台が形成され、該端子台に前記底板が第
２のシートパッキンを介して締結され、前記端子台を貫
通して複数本の端子ボルトが、一端は前記電動機用電源
端子箱内に、他端は前記ケーシング内に位置するよう
に、かつ絶縁材およびゴムシートを介して取り付けら
れ、前記枠板には、耐圧パッキン式継手が取り付けられ
た接続口が開口し、電源接続導線が前記耐圧パッキン式
継手の中を通って外部から前記電動機用電源接続端子箱
内に導かれ、前記端子ボルトに結線され、前記固定子の
導線が前記端子ボルトによって圧縮機構部の内部側に結
線される構成としたものである。
に、本発明は、固定子および回転子を含んでなる電動機
と、互いに噛み合って回転する雌雄一対のスクリューロ
ータからなる圧縮機構部とを直結して、分解可能なケー
シング内に収納し、該ケーシングに電動機用電源接続端
子箱を装着し、前記圧縮機構部の吐出側に、油分離手段
を内蔵した油回収器を前記ケーシングに気密性のあるフ
ランジを介して接合した半密閉形スクリュー圧縮機であ
って、前記電動機用電源接続端子箱は、底板と、該底板
に溶接された枠板と、該枠板に溶接されたフランジと、
該フランジに第１のシートパッキンを介して締結された
蓋と、を有し、前記ケーシングは、該ケーシングから突
出する形で端子台が形成され、該端子台に前記底板が第
２のシートパッキンを介して締結され、前記端子台を貫
通して複数本の端子ボルトが、一端は前記電動機用電源
端子箱内に、他端は前記ケーシング内に位置するよう
に、かつ絶縁材およびゴムシートを介して取り付けら
れ、前記枠板には、耐圧パッキン式継手が取り付けられ
た接続口が開口し、電源接続導線が前記耐圧パッキン式
継手の中を通って外部から前記電動機用電源接続端子箱
内に導かれ、前記端子ボルトに結線され、前記固定子の
導線が前記端子ボルトによって圧縮機構部の内部側に結
線される構成としたものである。
【００１０】前記構成において、圧縮機の吐出圧力が異
常上昇したとき、あるいは圧縮機の吸入圧力が異状低下
したときに該圧縮機の運転を停止する圧力スイッチと、
圧縮機の吐出ガス温度が異状に上昇した時に該圧縮機の
運転を停止する温度スイッチとを備えたものである。
常上昇したとき、あるいは圧縮機の吸入圧力が異状低下
したときに該圧縮機の運転を停止する圧力スイッチと、
圧縮機の吐出ガス温度が異状に上昇した時に該圧縮機の
運転を停止する温度スイッチとを備えたものである。
【００１１】
【００１２】
【００１３】
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
ないし図６を参照して説明する。ここで説明する冷凍装
置に係る冷凍機ユニットは、冷媒ガスを圧縮する半密閉
形スクリュー圧縮機と、圧縮されて高温，高圧になった
冷媒ガスを冷却，凝縮して液冷媒を生成させる凝縮器
と、この液冷媒を内装した蒸発コイルで周囲の被冷却物
から蒸発熱を奪って冷却する蒸発器とを備えて冷凍サイ
クルを構成し、さらに前記半密閉形スクリュー圧縮機に
付属して具備された圧力スイッチ、温度スイッチなど保
護装置とを含んで構成されている。
ないし図６を参照して説明する。ここで説明する冷凍装
置に係る冷凍機ユニットは、冷媒ガスを圧縮する半密閉
形スクリュー圧縮機と、圧縮されて高温，高圧になった
冷媒ガスを冷却，凝縮して液冷媒を生成させる凝縮器
と、この液冷媒を内装した蒸発コイルで周囲の被冷却物
から蒸発熱を奪って冷却する蒸発器とを備えて冷凍サイ
クルを構成し、さらに前記半密閉形スクリュー圧縮機に
付属して具備された圧力スイッチ、温度スイッチなど保
護装置とを含んで構成されている。
【００１５】まず、図１を参照して、半密閉形スクリュ
ー圧縮機の構成部品と冷媒の流れについて説明する。図
１は、本発明の一実施形態に係る半密閉形スクリュー圧
縮機の構成を示す略示構成図である。図１において、１
は、互いに噛み合って回転する雌雄一対のスクリューロ
ータ２からなる圧縮機構部、３は、スクリューロータ２
と一体のロータ軸、４は、ロータ軸３に嵌着された回転
子、５は、ケーシング７側に固定された固定子で、これ
ら回転子４，固定子５で電動機を構成している。
ー圧縮機の構成部品と冷媒の流れについて説明する。図
１は、本発明の一実施形態に係る半密閉形スクリュー圧
縮機の構成を示す略示構成図である。図１において、１
は、互いに噛み合って回転する雌雄一対のスクリューロ
ータ２からなる圧縮機構部、３は、スクリューロータ２
と一体のロータ軸、４は、ロータ軸３に嵌着された回転
子、５は、ケーシング７側に固定された固定子で、これ
ら回転子４，固定子５で電動機を構成している。
【００１６】６Ａ，６Ｂは、ロータ軸３を支持する軸
受、７は、軸受６Ａ，６Ｂおよび固定子５をその内面に
支持するケーシング、８Ａは、ケーシング７の電動機側
を覆うカバー、８Ｂは、ケーシング７の圧縮機構部側を
覆うカバー、９は、電動機用電源接続端子箱、１０（１
０Ａ，１０Ｂの総称）は油回収器、１６（１６Ａ，１６
Ｂの総称）は、油回収器１０内に設けられた油分離装置
である。１２は、固定子５の巻線端部、１３は、巻線端
部１２の導線、１４は端子ボルトを示す。また、１５
は、カバー８Ａに設けた吸入口、１７は、油回収器１０
に設けた吐出口である。
受、７は、軸受６Ａ，６Ｂおよび固定子５をその内面に
支持するケーシング、８Ａは、ケーシング７の電動機側
を覆うカバー、８Ｂは、ケーシング７の圧縮機構部側を
覆うカバー、９は、電動機用電源接続端子箱、１０（１
０Ａ，１０Ｂの総称）は油回収器、１６（１６Ａ，１６
Ｂの総称）は、油回収器１０内に設けられた油分離装置
である。１２は、固定子５の巻線端部、１３は、巻線端
部１２の導線、１４は端子ボルトを示す。また、１５
は、カバー８Ａに設けた吸入口、１７は、油回収器１０
に設けた吐出口である。
【００１７】より詳しく説明すれば、図１に示す半密閉
形スクリュー圧縮機は、固定子５および回転子４からな
る電動機と、互いに噛み合って回転する雌雄一対のスク
リューロータ２からなる圧縮機構部１とを直結して、ケ
ーシング７内に収納しているものである。そして、ケー
シング７に電動機用電源接続端子箱９を装着し、前記圧
縮機構部１の吐出側に、油分離手段１６を内蔵した油回
収器１０を前記ケーシング７に接合している。ケーシン
グ７とカバー８Ａ，８Ｂ、電動機用電源接続端子箱９、
および油回収器１０とは互いにボルト１１で結合されて
密閉容器を形成するもので、分解可能になっており、半
密閉形構造である。
形スクリュー圧縮機は、固定子５および回転子４からな
る電動機と、互いに噛み合って回転する雌雄一対のスク
リューロータ２からなる圧縮機構部１とを直結して、ケ
ーシング７内に収納しているものである。そして、ケー
シング７に電動機用電源接続端子箱９を装着し、前記圧
縮機構部１の吐出側に、油分離手段１６を内蔵した油回
収器１０を前記ケーシング７に接合している。ケーシン
グ７とカバー８Ａ，８Ｂ、電動機用電源接続端子箱９、
および油回収器１０とは互いにボルト１１で結合されて
密閉容器を形成するもので、分解可能になっており、半
密閉形構造である。
【００１８】固定子５の巻線端部１２の導線１３は、電
動機用電源接続端子箱９の端子ボルト１４のケーシング
側端部に接続されている。冷媒ガスは、カバー８Ａに形
成された吸入口１５から吸入され、回転子４，固定子５
の周囲を通過してスクリューロータ２により圧縮され
て、油回収器１０に内蔵された油分離装置１６を通過し
て油回収器１０に形成された吐出口１７から吐出管（図
示せず）を経て、凝縮器（図示せず）へ吐出される。
動機用電源接続端子箱９の端子ボルト１４のケーシング
側端部に接続されている。冷媒ガスは、カバー８Ａに形
成された吸入口１５から吸入され、回転子４，固定子５
の周囲を通過してスクリューロータ２により圧縮され
て、油回収器１０に内蔵された油分離装置１６を通過し
て油回収器１０に形成された吐出口１７から吐出管（図
示せず）を経て、凝縮器（図示せず）へ吐出される。
【００１９】次に、図２，図３を参照して電動機用電源
接続端子箱９について説明する。図２は、図１の半密閉
形スクリュー圧縮機に具備された電動機用電源接続端子
箱の構成を示す平面図、図３は、図２の側面断面図であ
る。電動機用電源接続端子箱９は、底板１８と、該底板
１８に直角をなして一方の辺が該底板１８に溶接された
枠板１９Ａ，１９Ｂと、これら枠板１９Ａ，１９Ｂの前
記底板１８に溶接された辺と反対側の辺に溶接されたフ
ランジ２０とで構成されている。蓋２１は、フランジ２
０にシートパッキン２２を介してボルト２３Ａおよび錠
締２３Ｂで締結され、電動機用電源接続端子箱９は気密
性を有する構造である。
接続端子箱９について説明する。図２は、図１の半密閉
形スクリュー圧縮機に具備された電動機用電源接続端子
箱の構成を示す平面図、図３は、図２の側面断面図であ
る。電動機用電源接続端子箱９は、底板１８と、該底板
１８に直角をなして一方の辺が該底板１８に溶接された
枠板１９Ａ，１９Ｂと、これら枠板１９Ａ，１９Ｂの前
記底板１８に溶接された辺と反対側の辺に溶接されたフ
ランジ２０とで構成されている。蓋２１は、フランジ２
０にシートパッキン２２を介してボルト２３Ａおよび錠
締２３Ｂで締結され、電動機用電源接続端子箱９は気密
性を有する構造である。
【００２０】ケーシング７には、該ケーシング７から突
出する形で台形状の端子台２４が形成されており、この
端子台２４に端子箱９の底板１８がシートパッキン２５
を介してボルト２６で締結されている。また、端子台２
４を貫通して複数本の端子ボルト１４が、一端は電動機
用電源接続端子箱９内に、他端は端子台２４内、つまり
ケーシング７内（圧縮機内部側）に位置して、絶縁材２
７およびゴムシート２８を介して取り付けられている。
前記ゴムシート２８は、電動機用電源接続端子箱９とケ
ーシング７内との気密を保持している。
出する形で台形状の端子台２４が形成されており、この
端子台２４に端子箱９の底板１８がシートパッキン２５
を介してボルト２６で締結されている。また、端子台２
４を貫通して複数本の端子ボルト１４が、一端は電動機
用電源接続端子箱９内に、他端は端子台２４内、つまり
ケーシング７内（圧縮機内部側）に位置して、絶縁材２
７およびゴムシート２８を介して取り付けられている。
前記ゴムシート２８は、電動機用電源接続端子箱９とケ
ーシング７内との気密を保持している。
【００２１】枠板１９Ａには、耐圧パッキン式継手２９
を接続するための接続口３０が開口している。耐圧パッ
キン式継手２９は、この接続口３０に取り付けられてお
り、電源接続導線３１は、前記耐圧パッキン式継手２９
の中を通って外部から電動機用電源接続端子箱９内に導
かれる。このように、電源接続導線３１は耐圧パッキン
式継手２９を通して配設され、端子ボルト１４によって
電動機用電源接続端子箱９の内部側端に結線される。図
１に示した固定子５の導線１３は端子ボルト１４の圧縮
機内部側に結線される。
を接続するための接続口３０が開口している。耐圧パッ
キン式継手２９は、この接続口３０に取り付けられてお
り、電源接続導線３１は、前記耐圧パッキン式継手２９
の中を通って外部から電動機用電源接続端子箱９内に導
かれる。このように、電源接続導線３１は耐圧パッキン
式継手２９を通して配設され、端子ボルト１４によって
電動機用電源接続端子箱９の内部側端に結線される。図
１に示した固定子５の導線１３は端子ボルト１４の圧縮
機内部側に結線される。
【００２２】図２，３に示す電動機用電源接続端子箱９
は、鋼板を溶接構造で成形し、蓋２１とフランジ２０と
の接合面にはシートパッキン２２を、底板１８と端子台
２４との接合面にはシートパッキン２５をそれぞれ介在
させ、ボルトで締結している。電源接続導線３１は、耐
圧パッキン式継手２９を通して配設しているため、裸充
電部分および絶縁充電部分が外部と隔離されて、かつ、
気密性を有する構造である。この気密性を有する構造の
電動機用電源接続端子箱９は、爆発性の気体が端子箱９
内に侵入することがないようになっている。
は、鋼板を溶接構造で成形し、蓋２１とフランジ２０と
の接合面にはシートパッキン２２を、底板１８と端子台
２４との接合面にはシートパッキン２５をそれぞれ介在
させ、ボルトで締結している。電源接続導線３１は、耐
圧パッキン式継手２９を通して配設しているため、裸充
電部分および絶縁充電部分が外部と隔離されて、かつ、
気密性を有する構造である。この気密性を有する構造の
電動機用電源接続端子箱９は、爆発性の気体が端子箱９
内に侵入することがないようになっている。
【００２３】次に、図４，図５を参照して油回収器の実
施の形態を説明する。図４は、図１の半密閉形スクリュ
ー圧縮機に具備された油回収器の一実施形態を示す断面
図、図５は、図１の半密閉形スクリュー圧縮機に具備さ
れた油回収器の他の実施形態を示す断面図である。図４
に示す油回収器１０Ａは、フランジ３２Ａ、胴３３Ａ、
および端板３４Ａで構成された気密性を有する溶接構造
の容器で、フランジ３２Ａと胴３３Ａとの溶接部３５Ａ
は突合せ溶接、胴３３Ａと端板３４Ａとの溶接部３５Ｂ
はＵ開先溶接で加工されたものである。胴３３Ａの内部
には油分離装置１６Ａが内蔵されている。
施の形態を説明する。図４は、図１の半密閉形スクリュ
ー圧縮機に具備された油回収器の一実施形態を示す断面
図、図５は、図１の半密閉形スクリュー圧縮機に具備さ
れた油回収器の他の実施形態を示す断面図である。図４
に示す油回収器１０Ａは、フランジ３２Ａ、胴３３Ａ、
および端板３４Ａで構成された気密性を有する溶接構造
の容器で、フランジ３２Ａと胴３３Ａとの溶接部３５Ａ
は突合せ溶接、胴３３Ａと端板３４Ａとの溶接部３５Ｂ
はＵ開先溶接で加工されたものである。胴３３Ａの内部
には油分離装置１６Ａが内蔵されている。
【００２４】また、図５に示す油回収器１０Ｂは、フラ
ンジ３２Ｂ、胴３３Ｂ、および端板３４Ｂで構成された
気密性を有する溶接構造の容器で、フランジ３２Ｂと胴
３３Ｂとの溶接部３６Ａおよび胴３３Ａと端板３４Ａと
の溶接部３６Ｂは、いずれも差込み溶接で加工されたも
のである。胴３３Ｂの内部には油分離装置１６Ｂが内蔵
されている。
ンジ３２Ｂ、胴３３Ｂ、および端板３４Ｂで構成された
気密性を有する溶接構造の容器で、フランジ３２Ｂと胴
３３Ｂとの溶接部３６Ａおよび胴３３Ａと端板３４Ａと
の溶接部３６Ｂは、いずれも差込み溶接で加工されたも
のである。胴３３Ｂの内部には油分離装置１６Ｂが内蔵
されている。
【００２５】次に、図６を参照して圧縮機保護装置およ
び冷凍機ユニットの冷凍サイクル構成について説明す
る。図６は、本発明の一実施形態に係る半密閉形スクリ
ュー圧縮機の圧縮機保護装置および冷凍機ユニットの冷
凍サイクル構成を示す系統図である。図６において、１
は、図１に示した半密閉形スクリュー圧縮機（以下圧縮
機という）に相当する。３７は圧縮機１に対する吸入配
管、３８は圧縮機１に対する吐出配管、５０は、圧縮機
１で圧縮されて高温，高圧になった冷媒ガスを冷却，凝
縮して液冷媒を生成させる凝縮器、５１は減圧器、５２
は、液冷媒を蒸発させ、被冷却物から蒸発熱を奪つて冷
却する蒸発器である。これら圧縮機１、凝縮器５０、減
圧器５１、蒸発器５２を吸入配管３７、吐出配管３８な
ど冷媒配管で接続して冷凍サイクルが構成されている。
び冷凍機ユニットの冷凍サイクル構成について説明す
る。図６は、本発明の一実施形態に係る半密閉形スクリ
ュー圧縮機の圧縮機保護装置および冷凍機ユニットの冷
凍サイクル構成を示す系統図である。図６において、１
は、図１に示した半密閉形スクリュー圧縮機（以下圧縮
機という）に相当する。３７は圧縮機１に対する吸入配
管、３８は圧縮機１に対する吐出配管、５０は、圧縮機
１で圧縮されて高温，高圧になった冷媒ガスを冷却，凝
縮して液冷媒を生成させる凝縮器、５１は減圧器、５２
は、液冷媒を蒸発させ、被冷却物から蒸発熱を奪つて冷
却する蒸発器である。これら圧縮機１、凝縮器５０、減
圧器５１、蒸発器５２を吸入配管３７、吐出配管３８な
ど冷媒配管で接続して冷凍サイクルが構成されている。
【００２６】圧縮機１に対し、導管３９Ａで高圧圧力ス
イッチ４０が、導管３９Ｂで低圧圧力スイッチ４１がそ
れぞれ接続されている。また、吐出配管３８には感温筒
４２が装着され、この感温筒４２には導管４３を介して
吐出ガス温度スイッチ４４が接続されている。
イッチ４０が、導管３９Ｂで低圧圧力スイッチ４１がそ
れぞれ接続されている。また、吐出配管３８には感温筒
４２が装着され、この感温筒４２には導管４３を介して
吐出ガス温度スイッチ４４が接続されている。
【００２７】高圧圧力スイッチ４０は、圧縮機の吐出圧
力が異常に上昇した場合、設定値の公差内で作動し、圧
縮機の運転を自動的に停止する。低圧圧力スイッチ４１
は、圧縮機の吸入圧力が異常に低下した場合、設定値の
公差内で作動し、圧縮機の運転を自動的に停止する。吐
出ガス温度スイッチ４４は、圧縮機の吐出ガス温度が異
常に上昇した場合、設定値の公差内で作動し、圧縮機の
運転を自動的に停止する。これらの圧力スイッチや温度
スイッチには耐圧構造または内圧構造のいずれを適用し
ても良い。
力が異常に上昇した場合、設定値の公差内で作動し、圧
縮機の運転を自動的に停止する。低圧圧力スイッチ４１
は、圧縮機の吸入圧力が異常に低下した場合、設定値の
公差内で作動し、圧縮機の運転を自動的に停止する。吐
出ガス温度スイッチ４４は、圧縮機の吐出ガス温度が異
常に上昇した場合、設定値の公差内で作動し、圧縮機の
運転を自動的に停止する。これらの圧力スイッチや温度
スイッチには耐圧構造または内圧構造のいずれを適用し
ても良い。
【００２８】上記の図４ないし図６を参照して説明した
各実施形態においては、スクリュー圧縮機を、圧縮機構
部と電動機とを同一ケーシングに内蔵した半密閉形圧縮
機とし、圧力スイッチ、温度スイッチなどの保護装置を
具備しているので、冷凍保安規則第１０条第１１号（改
正昭和６２年４月１０日）、防爆性能に定める「工場電
気設備防爆指針 ガス蒸気防爆１９７９（昭和５４
年）」の２種危険場所における冷却設備の防爆形冷凍機
ユニットに搭載するのに必要な防爆性能を備えており、
かつ、高圧ガス取締法第５６条の３（改正昭和６１年５
月２０日）の特定設備検査規則に定める容器を具備して
いるので、前記の２種危険場所において、高圧ガスを冷
却する冷却設備の防爆形冷凍機ユニットに搭載するのに
必要な防爆性能を備えた半密閉形スクリュー圧縮機装置
を得ることができる。
各実施形態においては、スクリュー圧縮機を、圧縮機構
部と電動機とを同一ケーシングに内蔵した半密閉形圧縮
機とし、圧力スイッチ、温度スイッチなどの保護装置を
具備しているので、冷凍保安規則第１０条第１１号（改
正昭和６２年４月１０日）、防爆性能に定める「工場電
気設備防爆指針 ガス蒸気防爆１９７９（昭和５４
年）」の２種危険場所における冷却設備の防爆形冷凍機
ユニットに搭載するのに必要な防爆性能を備えており、
かつ、高圧ガス取締法第５６条の３（改正昭和６１年５
月２０日）の特定設備検査規則に定める容器を具備して
いるので、前記の２種危険場所において、高圧ガスを冷
却する冷却設備の防爆形冷凍機ユニットに搭載するのに
必要な防爆性能を備えた半密閉形スクリュー圧縮機装置
を得ることができる。
【００２９】ここで、前記の２種危険場所の定義は次の
とおりである。２種危険場所とは、異常な状態におい
て、危険雰囲気を生成する恐れのある場所で次のような
場所を云う。危険性材料を常時取扱っているが、これら
は密閉した容器または設備内に封じられており、その容
器または設備が事故のため破損した場合、または操作を
誤った場合にのみそれらが漏出して危険な濃度になる場
所を云う。
とおりである。２種危険場所とは、異常な状態におい
て、危険雰囲気を生成する恐れのある場所で次のような
場所を云う。危険性材料を常時取扱っているが、これら
は密閉した容器または設備内に封じられており、その容
器または設備が事故のため破損した場合、または操作を
誤った場合にのみそれらが漏出して危険な濃度になる場
所を云う。
【００３０】図６に示すように、冷媒ガスを圧縮する圧
縮機１と、圧縮されて高温，高圧になった冷媒ガスを冷
却，凝縮して液冷媒を生成させる凝縮器５０と、この液
冷媒を蒸発させ、被冷却物から蒸発熱を奪つて冷却する
蒸発器５２とを備えて冷凍サイクルを構成する冷凍装置
においては、前述した各実施形態の半密閉形スクリュー
圧縮機を用いることにより、保守作業の手間を減らし、
据付け面積が少なくてすむ、信頼性の高い冷凍装置（防
爆形冷凍機ユニット）を提供することができるものであ
る。
縮機１と、圧縮されて高温，高圧になった冷媒ガスを冷
却，凝縮して液冷媒を生成させる凝縮器５０と、この液
冷媒を蒸発させ、被冷却物から蒸発熱を奪つて冷却する
蒸発器５２とを備えて冷凍サイクルを構成する冷凍装置
においては、前述した各実施形態の半密閉形スクリュー
圧縮機を用いることにより、保守作業の手間を減らし、
据付け面積が少なくてすむ、信頼性の高い冷凍装置（防
爆形冷凍機ユニット）を提供することができるものであ
る。
【００３１】さらに付記すれば、従来技術の開放形圧縮
機を使用した防爆形特定設備用冷凍機ユニットと比較
し、上述の如き半密閉形スクリュー圧縮機を使用した場
合、次に記す効果がある。 （１）電動機を内蔵した半密閉構造であるため、軸封装
置を必要とせず、したがって軸封要素の交換も不要で、
信頼性の向上とメンテナンスの簡素化を図ることができ
る。 （２）電動機の芯出しが不要である。 （３）据付け面積が小さくなる。
機を使用した防爆形特定設備用冷凍機ユニットと比較
し、上述の如き半密閉形スクリュー圧縮機を使用した場
合、次に記す効果がある。 （１）電動機を内蔵した半密閉構造であるため、軸封装
置を必要とせず、したがって軸封要素の交換も不要で、
信頼性の向上とメンテナンスの簡素化を図ることができ
る。 （２）電動機の芯出しが不要である。 （３）据付け面積が小さくなる。
【００３２】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、保守作業の手間を減らし、据付け面積が少なくて
すむ、信頼性の高い半密閉形スクリュー圧縮機およびそ
れを搭載する冷凍装置（防爆形冷凍機ユニット）を提供
することができる。
れば、保守作業の手間を減らし、据付け面積が少なくて
すむ、信頼性の高い半密閉形スクリュー圧縮機およびそ
れを搭載する冷凍装置（防爆形冷凍機ユニット）を提供
することができる。
【図１】本発明の一実施形態に係る半密閉形スクリュー
圧縮機の構成を示す略示構成図である。
圧縮機の構成を示す略示構成図である。
【図２】図２は、図１の半密閉形スクリュー圧縮機に具
備された電動機用電源接続端子箱の構成を示す平面図で
ある。
備された電動機用電源接続端子箱の構成を示す平面図で
ある。
【図３】図２の側面断面図である。
【図４】図１の半密閉形スクリュー圧縮機に具備された
油回収器の一実施形態を示す断面図である。
油回収器の一実施形態を示す断面図である。
【図５】図１の半密閉形スクリュー圧縮機に具備された
油回収器の他の実施形態を示す断面図である。
油回収器の他の実施形態を示す断面図である。
【図６】本発明の一実施形態に係る半密閉形スクリュー
圧縮機の圧縮機保護装置および冷凍機ユニットの冷凍サ
イクル構成を示す系統図である。
圧縮機の圧縮機保護装置および冷凍機ユニットの冷凍サ
イクル構成を示す系統図である。
【符号の説明】
１…圧縮機構部、２…スクリューロータ、４…回転子、
５…固定子、６Ａ，６Ｂ…軸受、７…ケーシング、８
Ａ，８Ｂ…カバー、９…電動機用電源接続端子箱、１０
Ａ，１０Ｂ…油回収器、１３…導線、１４…端子ボル
ト、１５…吸入口、１６Ａ，１６Ｂ…油分離装置、１７
…吐出口、４０…高圧圧力スイッチ、４１…低圧圧力ス
イッチ、４４…吐出ガス温度スイッチ。
５…固定子、６Ａ，６Ｂ…軸受、７…ケーシング、８
Ａ，８Ｂ…カバー、９…電動機用電源接続端子箱、１０
Ａ，１０Ｂ…油回収器、１３…導線、１４…端子ボル
ト、１５…吸入口、１６Ａ，１６Ｂ…油分離装置、１７
…吐出口、４０…高圧圧力スイッチ、４１…低圧圧力ス
イッチ、４４…吐出ガス温度スイッチ。
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ
Ｈ０２Ｋ 5/22 Ｈ０２Ｋ 5/22
(56)参考文献 特開 平７−55298（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−195955（ＪＰ，Ａ)
実開 平７−26740（ＪＰ，Ｕ)
特公 昭46−9101（ＪＰ，Ｂ１)
実公 昭44−18286（ＪＰ，Ｙ１)
実公 昭38−5617（ＪＰ，Ｙ１)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
F04C 29/00
F04C 18/16
F04C 29/02 351
F04C 29/10 331
F25B 1/047
H02K 5/22
Claims (2)
- 【請求項１】 固定子および回転子を含んでなる電動機
と、互いに噛み合って回転する雌雄一対のスクリューロ
ータからなる圧縮機構部とを直結して、分解可能なケー
シング内に収納し、該ケーシングに電動機用電源接続端
子箱を装着し、前記圧縮機構部の吐出側に、油分離手段
を内蔵した油回収器を前記ケーシングに気密性のあるフ
ランジを介して接合した半密閉形スクリュー圧縮機であ
って、前記電動機用電源接続端子箱は、底板と、該底板
に溶接された枠板と、該枠板に溶接されたフランジと、
該フランジに第１のシートパッキンを介して締結された
蓋と、を有し、前記ケーシングは、該ケーシングから突
出する形で端子台が形成され、該端子台に前記底板が第
２のシートパッキンを介して締結され、前記端子台を貫
通して複数本の端子ボルトが、一端は前記電動機用電源
端子箱内に、他端は前記ケーシング内に位置するよう
に、かつ絶縁材およびゴムシートを介して取り付けら
れ、前記枠板には、耐圧パッキン式継手が取り付けられ
た接続口が開口し、電源接続導線が前記耐圧パッキン式
継手の中を通って外部から前記電動機用電源接続端子箱
内に導かれ、前記端子ボルトに結線され、前記固定子の
導線が前記端子ボルトによって圧縮機構部の内部側に結
線されることを特徴とする半密閉形スクリュー圧縮機。 - 【請求項２】 請求項１に記載のものにおいて、圧縮機
の吐出圧力が異常上昇したとき、あるいは圧縮機の吸入
圧力が異状低下したときに該圧縮機の運転を停止する圧
力スイッチと、圧縮機の吐出ガス温度が異状に上昇した
時に該圧縮機の運転を停止する温度スイッチとを備えた
ことを特徴とする半密閉形スクリュー圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01206896A JP3523406B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 半密閉形スクリュー圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01206896A JP3523406B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 半密閉形スクリュー圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09203384A JPH09203384A (ja) | 1997-08-05 |
| JP3523406B2 true JP3523406B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=11795296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01206896A Expired - Fee Related JP3523406B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 半密閉形スクリュー圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3523406B2 (ja) |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP01206896A patent/JP3523406B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09203384A (ja) | 1997-08-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20060056996A1 (en) | Compressor and driving motor assembly | |
| EP2863057B1 (en) | Inverter-integrated electric compressor | |
| KR20180007413A (ko) | 방폭형 공조 장치 | |
| CN108870702A (zh) | 一种屋顶一体式防爆空调 | |
| JP3523406B2 (ja) | 半密閉形スクリュー圧縮機 | |
| JP3421761B2 (ja) | 半密閉形圧縮機及び防爆形冷凍機ユニット | |
| EP3421792B1 (en) | Semi-hermetic compressor motor for ammonia service | |
| JP6416645B2 (ja) | 密閉型圧縮機 | |
| CN214429373U (zh) | 一种可防尘的防爆电机 | |
| CN108457894A (zh) | 高效无泄漏屏蔽泵 | |
| JP3348118B2 (ja) | キャンドモータを用いたアンモニヤ冷媒用回転圧縮装置及びその運転方法 | |
| WO2024111345A1 (ja) | 電動圧縮機及びこれを備えた空気調和装置 | |
| JPH10220353A (ja) | 半密閉形スクリュー圧縮機 | |
| CN217898181U (zh) | 一种防爆环境用压缩机 | |
| CN100396929C (zh) | 压缩机及过载保护装置 | |
| JP2020150638A (ja) | インバータ内蔵電動機及び電動圧縮機 | |
| JPH1114249A (ja) | 防爆冷凍・冷蔵装置 | |
| JP2021032129A (ja) | 圧縮機、および冷凍サイクル装置 | |
| CN87103613A (zh) | 气密旋转式压缩机 | |
| WO2023013433A1 (ja) | 電動圧縮機 | |
| US3003683A (en) | Explosion-proof refrigerator | |
| JP3893904B2 (ja) | 電動圧縮機 | |
| WO2022202802A1 (ja) | 電動圧縮機 | |
| JPS62296739A (ja) | プロテクタ取付装置 | |
| WO2024111344A1 (ja) | 圧縮機及びこれを備える空気調和装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040203 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040206 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |