JP3520698B2 - 空隙補填手段を備えたインターナルクランプ装置 - Google Patents

空隙補填手段を備えたインターナルクランプ装置

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JP3520698B2
JP3520698B2 JP29998896A JP29998896A JP3520698B2 JP 3520698 B2 JP3520698 B2 JP 3520698B2 JP 29998896 A JP29998896 A JP 29998896A JP 29998896 A JP29998896 A JP 29998896A JP 3520698 B2 JP3520698 B2 JP 3520698B2
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山 潔 士 金
田 仁 岸
置 博 之 玉
藤 一 幸 斎
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Jfe工建株式会社
デンヨー株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端部を開先加工し
た鋼管と鋼管を管内部より固定し、鋼管相互を外周から
円周溶接をする際に、鋼管内径の製造誤差の矯正を図
り、溶接後の鋼管の内壁部に生ずる裏波ビードを連続し
た均一の高さとするインターナルクランプ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、都市ガス供給等に使用される大口
径の鋼管相互を溶接する場合には、その端部を開先加工
した鋼管相互を内側よりインターナルクランプ装置を用
いて固定を行い、その後これらの鋼管外周部側より自動
溶接装置にて円周溶接が行われている。
【0003】このような従来のインターナルクランプ装
置1は、図17に示すように、鋼管20、20相互を突
き合わせ溶接を行う場合、各々の鋼管20はクランプ部
9をプランジャの摺動に伴うクランク機構21により内
部拡管してクランプ固定を行った後、鋼管の突き合わせ
部内側に具備される図18で示す楔型状裏当部材52の
環状分断体52a,52bにより鋼管20、20相互の
軸芯方向が若干の角度をなすような切合せを行い、さら
に、鋼管20、20の突き合わせ部の内面の全周に沿っ
て隙間なく裏当が行われ溶接が行われる。
【0004】しかし、このようなインターナルクランプ
装置1により鋼管20,20相互を固定して円周溶接を
行った場合でも鋼管20には許容される製造誤差があ
り、(JIS規格等においても製造に際しての許容誤差
が容認されており、この誤差の最大値と最小値の組み合
わせによっては鋼管相互の内径差に大きな差を生じる)
鋼管20のクランプ部9と実際に溶接が行われる開先部
との距離があるために、この許容誤差の矯正が図られな
いまま溶接が行われると、的確な芯出し作業ができない
ままの溶接処理となる。さらに、楔型状裏当部材52
は、楔型をなして相互に接するように周方向に分断され
た複数の環状分断体52a,52bが、突き合わせ部内
面の全周に渡り隙間無く裏当てを行うこととなるが、各
環状分断体52a,52bの鋼管20、20の内壁面に
押圧する押圧面は平面状であるために、この押圧面によ
って形成される裏波ビードの高さは不均一なものとな
る。
【0005】また、特公昭52−22905号で開示さ
れるインターナルクランプ装置の管芯出し兼矯正装置
は、鋼管の芯出し及び矯正を外輪側の形状の鋼管の内面
形状に形成する扇型裏当板と、内輪側の形状を鋼管の内
面形状に形成する逆扇型裏当板を複数組合せた構成によ
って、鋼管の突き合わせ部内面の全周に渡り隙間なく裏
当てを可能とするものであるが、各裏当板を作動させる
プランジャが各々独立したものであり、裏当板相互間に
段差を生じて鋼管を押圧して芯出しと矯正を行うため
に、鋼管の製造許容誤差が最大と最小の組み合わせとな
る場合には形成される裏波ビードは連続的なものとはな
るがその高さを均一にするものとはならない。
【0006】これらの状態で溶接処理が行われると形成
される裏波ビードによって、鋼管内を流れる流体に乱流
を生ずる要因となるのみならず、溶接後の鋼管の溶接箇
所の近傍に溶接応力の集中する箇所を多数生じさせて鋼
管の内外径に歪みを生じる要因ともなり、この鋼管の歪
みは、鋼管自体のぜい性破壊や疲労破壊、さらには応力
腐食等の有害な現象の要因になることがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらの要因を除去す
るため従来は、溶接部の内壁に不均一の高さに形成され
た裏波ビードをグラインダ等により補修処理を行った
り、応力集中を除去するためにショットピーニング処理
を施す等の作業が必要となり、これらの作業に費やす時
間はガス配給用本管のような大口径の鋼管等では、溶接
作業に要する作業時間と同程度、またはそれ以上に時間
を費やしていた。
【0008】以上のような欠点を解消するために本発明
はなされ、インターナルクランプ装置の湾曲形状の裏当
て部材である銅裏当て金が、製造許容誤差のある鋼管相
互を円周溶接する際に、鋼管相互の内径を矯正して固定
を行い円周溶接後の鋼管内壁に生ずる裏波ビードを均一
した高さのものとし、補填裏当て部材である補填裏当て
金が溶接後の裏波ビードを連続するものとするために、
裏波ビードの高さ等に要する調整作業が不要であり、ま
た、溶接部近傍の溶接応力の集中を生じさせ難いものと
する、空隙補填手段を備えたインターナルクランプ装置
の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの目的を
達成するために、課題を解決するための手段の特徴とし
て、端部を開先加工した鋼管相互を管内部より固定を図
り円周溶接を行うインターナルクランプ装置において、
複数の湾曲形状の裏当て部材をインターナルクランプ装
置の周円上のプランジャの頭部に往復動を自在に配置し
て、当該鋼管の内径の矯正を行う拡開手段と、前記拡開
手段の裏当て部材が鋼管内壁に当接した際に、隣接する
裏当て部材との端部間に形成される空隙を、補填裏当て
部材の挿入により前記裏当て部材を連続するものとする
空隙補填手段とから構成することである。
【0010】
【0011】さらに、前記裏当て部材の特徴としては、
その外周形状を鋼管の内周形状を等分割する湾曲形状で
あって、その両端部に所定の角度を形設し、その中央部
近傍を前記一のプランジャの当て金ホルダに螺着固定す
るとともに、この当て金ホルダを螺着固定したプランジ
ャの左右に位置するプランジャの頭部の凹形状に形設さ
れる当て金ホルダの凹状溝で摺動自在に遊嵌する構成と
することである。
【0012】また、前記空隙補填手段の特徴としては、
鋼管の内壁面に前記裏当て部材が当接する際に、この裏
当て部材に隣接する裏当て部材との間により形成するハ
の字状の空隙を、補填裏当て部材の補填裏当て金を壁面
方向への摺動を自在とする第1のアクチュエータと、鋼
管の管長方向への摺動を自在とする第2のアクチュエー
タとの同時作動によって挿入補填する構成とすることで
ある。
【0013】さらに、前記空隙補填手段の第2のアクチ
ュエータを回動自在に第1のアクチュエータの頭部に軸
支する首振り機構と、この首振り機構により回動を自在
とする第2のアクチュエータの回動の規制を図る回動規
制機構の特徴は、インターナルクランプ装置本体に螺着
固定されるとともに、案内棒を立設する案内棒ブラケッ
トと、前記第1のアクチュエータを係装してその縁部に
長穴状の案内穴を形成するブラケットとからなり、前記
案内棒が、前記ブラケットの案内穴に嵌遊自在に挿入さ
れるとともに、この案内穴の両縁部でその嵌遊が規制さ
れることにより前記首振り機構の回動の規制が図られる
構成とすることである。
【0014】さらにまた、前記裏当て部材の特徴は、そ
の両端部近傍の両側部を板材であってガイドピンカラー
を外嵌するガイドピンを突設する保護部材により挟持す
るとともに、この保護部材のガイドピンの貫通孔であっ
て長孔状のガイド溝を形成する当て金ホルダにより当該
裏当て部材の両端部の摺動を規制する裏当て部材の保護
機構を有する構成とすることである。
【0015】最後に、前記裏当て部材の特徴は、その両
端部近傍の底面に長軸のボルトを突起して螺着固定し、
この突起した長軸のボルトが前記当て金ホルダの凹形状
の凹状溝に形成された長穴に貫通することにより、当該
当て金ホルダの凹状溝での摺動の規制を図る裏当て部材
の保護機構を有する構成とすることである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の空隙補填手段を備えたイ
ンターナルクランプ装置の実施の形態を図面に基づいて
説明を行う。なお、従来例の説明で用いた符号と本発明
の特定事項に付した符号のうち、同一の符号をもって示
したものは同一の内容なために、その説明は省略する。
【0017】図1は本発明に係る空隙補填手段を備えた
インターナルクランプ装置の実施の形態を示す側面図で
あり、図2は鋼管内における図1に示すインターナルク
ランプ装置の正面図であり、図3は図1のA部位の主要
部を拡大した一部破断説明図であり、図4は図3の銅裏
当て金により鋼管の内周形状を矯正した後に溶接が行わ
れる状態の作動説明図であり、図5は図4の台形状の補
填裏当て金の作動説明図であり、図6は図2のB部位の
拡大図であり、図7は図6のC部位付近の銅裏当て金を
説明する斜視図である。
【0018】図において、符号1はインターナルクラン
プ装置を示し、符号2は裏当て部材である銅裏当て金を
示し、符号3はこの湾曲形状の銅裏当て金2を嵌合して
保持する当て金ホルダを示し、符号4はこの当て金ホル
ダ3を昇降摺動するプランジャを示し、符号12は空隙
補填手段の補填裏当て部材である補填裏当て金を示し、
符号10は鋼管20、20の開先部を溶接した溶接箇所
を示すものであり、符号10aは鋼管20、20の円周
溶接における裏波ビードを示すものである。
【0019】最初に銅裏当て金2の組付け状態を説明す
ると、前記インターナルクランプ装置1の本体の外周上
には、鋼管20、20の内部拡管をする複数のプランジ
ャ4が同一円周上で外周方向に伸縮を自在として配備さ
れるとともに、これらのプランジャ4の頭部には断面形
状を凹状とする凹状溝3zを形成した当て金ホルダ3が
鋼管20、20の突き合わせ部の中心線下部に一致する
ようにして取付けボルト3yにより螺着固定されてい
る。
【0020】本実施の形態においては、図2に示すごと
くプランジャ4をインターナルクランプ装置1の外周上
に12本配備するものであり、左右隣接する3本のプラ
ンジャ(4a、4b、4cと配列する)を一組として4
分割とする構成としており、銅裏当て金2は鋼管20、
20の内周径を4等分とする円弧状で湾曲形状の4本か
ら構成されている。この銅裏当て金2は、図7に示すよ
うにプランジャ4a、4b、4cの頭部に螺着固定され
る当金ホルダ3の凹状溝3zに嵌合して配置され、3本
を一組とするプランジャ4a、4b、4cの中央部に位
置するプランジャ4bの当て金ホルダ3にその円弧状の
中央部を取付けボルト2bによって螺着固定される形態
となっている。なお、取付けボルト2bに代えてこの図
の符号3bで示す穿設孔を当て金ホルダ3の一の側面に
形成し、ボルト3cによって銅裏当て金2へ貫通固定す
る固定方法によっても前述と同様の形態となる。
【0021】また、銅裏当て金2は一般的には銅合金か
らなり、その断面形状を当て金ホルダ3の凹状溝3zに
嵌合する形状であって、被溶接鋼管20の内壁の形状に
係合する円弧状に形成するとともに、両端部の縁部は後
述の図5の(b)で示す所定の角度のテーパ部2aが形
成されている。
【0022】次に、当て金ホルダ3の凹状溝3zと銅裏
当て金2の嵌合関係について説明を行うと、この銅裏当
て金2は当て金ホルダ3の凹状溝3zに全て嵌合状態と
する形態となっており、各々の湾曲形状の銅裏当て金2
の円弧状の中央部は、前述の説明のごとく3本を一組と
するプランジャ4a、4b、4cの中央部に配置するプ
ランジャ4bの当て金ホルダ3に取付けボルト2bによ
り螺着固定され、プランジャ4bの当て金ホルダ3の左
右に配置されるプランジャ4a、4cの当て金ホルダ3
の各々の凹状溝3zでは、それぞれのプランジャ4a、
4b、4cの上昇に伴って嵌合状態である銅裏当て金2
の両端部部分の摺動を自在とする形態としている。
【0023】このような形態とすることにより、各プラ
ンジャ4a、4b、4cが伸長すると、この伸長に伴っ
て当て金ホルダ3の凹状溝3zでの銅裏当て金2の両端
部部分が摺動する。そして鋼管20、20の芯出しや鋼
管20、20相互の内径の矯正を行う際には、プランジ
ャ4a、4b、4cを上昇させて当て金ホルダ3を介し
て銅裏当て金2が鋼管20の内壁を押圧し、鋼管20、
20相互の内径誤差がある箇所に作用して鋼管20、2
0相互の同一内径への矯正が行われ、溶接後の鋼管20
の内壁に形成される裏波ビード10aを均一にした高さ
とする。
【0024】一方、プランジャ4a、4b、4cが鋼管
20、20を内部拡張すると互いに隣接する銅裏当て金
2間には隙間が生ずるが、この隙間は銅裏当金2の端部
の縁部の図5(b)で示すテーパ部2aによりその形状
はハの字状の隙間が形成される。このハの字状の隙間を
補填するのが空隙補填手段であるが、この空隙補填手段
の補填裏当て金12は、その形状を銅裏当て金2、2の
端部の縁部のテーパ部2a、2aにより形成されるハの
字状の隙間に係合する台形状に形成されている。
【0025】この台形状の補填裏当て金12は、詳しく
は図13に示すように、下部に位置するブラケット12
aにボルト12c、12dによって螺着固定され、さら
にその底部にはスライドプレート15が配置されてい
る。このスライドプレート15は、填裏当て金12を鋼
管20の管長方向に摺動させる空隙補填手段の第2のア
クチュエータ13の往復動によって補填裏当て金12を
ハの字状の隙間に円滑に挿入させる機能を有するもので
ある。そして、このスライドプレート15は下部に位置
するブラケット13aにボルト15aをもって螺着固定
され、このブラケット13aの底部には鋼管20の管壁
方向への摺動を自在とする空隙補填手段の第1のアクチ
ュエータ14が配置されていて、この第1のアクチュエ
ータ14の上昇によりハの字状の隙間に挿入した補填裏
当て金12を鋼管内壁に押圧する。
【0026】補填裏当て金12による銅裏当て金2と隣
接の銅裏当て金2によって生じるハの字状の隙間を補填
する空隙補填手段の作用について以下に説明する。ま
ず、補填裏当て金12を鋼管20、20の管長方向に摺
動する第2のアクチュエータ13と、この補填裏当て金
12を鋼管20、20の内壁面まで昇降させる第1のア
クチュエータ14を摺動作動させ、銅裏当て金2と隣接
の銅裏当て金2によって生じるハの字状の隙間を補填裏
当て金12が鋼管20、20の内壁へ押圧する。この押
圧と同時にスライドプレート15に載置される補填裏当
て金12は、第1のアクチュエータ13によって鋼管2
0の管長方向に摺動し、補填裏当て金12の台形状先端
部を前記ハの字状の隙間に嵌合させられる。このような
一連の作動が同時に行われることにより、銅裏当て金2
によって生じたハの字状の隙間の補填が行われ、連続し
た裏波ビートの形成が可能となる。
【0027】図11乃至図13は空隙補填手段の第2の
実施の形態を示すものであるが、この空隙補填手段は、
前述の実施の形態例の空隙補填手段でハの字状の隙間を
補填した場合、台形状の補填裏当て金12の当接面12
bが、銅裏当て金2のテーパ部2aにより形成されるハ
の字状の隙間の形状によっては時として密接状態となら
ない場合もある。
【0028】このような場合の対応としては図11乃至
図13に示す実施の形態例があり、図11は空隙補填手
段の第2の実施の形態の側面図を示し、この図の(a)
は空隙補填手段の作動前を(b)は作動後の状態を示す
説明図を示し、図12は図11の平面図を示し、この図
の(a)は作動前を、(b)は作動後の状態をそれぞれ
示し、図13は図11の主要部の一部破断側面図を示す
ものである。
【0029】図において、補填裏当て金12を鋼管20
の内壁面へ摺動させる第1のアクチュエータ14はイン
ターナルクランプ装置1の本体にボルト17によって螺
着固定されており、この第1のアクチュエータ14の頭
部にはブラケット13aが図12の(b)に示すZ方向
の回動を自在としてボルト18による首振り機構が装備
されている。一方、この首振り機構は銅裏当て金2のテ
パ部2aによって形成されるハの字状の隙間の角度内
での回動範囲内に規制を行う回動規制機構によってその
回動は規制されているが、この回動規制機構はインター
ナルクランプ装置1の本体にボルト19により螺着固定
される案内棒ブラケット22と、この案内棒ブラケット
22上に立設する案内棒23と、前記ブラケット13a
の縁部に形成された長穴の案内穴13bとからにより構
成されている。
【0030】このような構成とする空隙補填手段の第2
の実施の形態の作用を説明すると、前述の空隙補填手段
の実施の形態例と同様に、まづ開先加工された鋼管2
0、20相互の内壁にプランジャ4が伸長して、このプ
ランジャ4の頭部に係着された当て金ホルダ3の銅裏当
て金2を当接させる。この様な状態となると隣接する銅
裏当て金2のテーパ部2a間には空隙が生ずることとな
るが、この空隙の形状はテーパ部2aにより台形状と略
同一の形状が形成される。
【0031】次に、鋼管20の内壁方向への昇降を行う
第1のアクチュエータ14(図11の(b)のY方向)
および管長方向への摺動を自在とする第2のアクチュエ
ータ13(図11の(b)のX方向)が、ほぼ同時に伸
長して補填裏当て金12の前記空隙への挿入が図られ
る。この時、プランジャ4の伸長に伴って生ずる各空隙
は、拡管矯正される鋼管20の製造許容誤差等による偏
平形状によって異なった形状の空隙となることがあるた
めに、補填裏当て金12がこれらの空隙に挿入される際
に、補填裏当て金12の当接面12bと裏当て部材2の
テーパ部2aが完全な当接状態とならない場合もある。
【0032】このような状態となった場合には、首振り
機構のボルト18により第1のアクチュエータ14の頭
部に取り付けられた第2のアクチュエータ13が回動し
て(図12の(b)のZ方向)空隙の補填が行われる。
なお、ブラケット13aの回動は所定の回動範囲に限ら
れており、ブラケット13aの縁部に形成された長穴の
案内穴13bに案内棒ブラケット22に立設された案内
棒23の端部が嵌入され回動範囲の規制が行われる。
【0033】以上の空隙補填手段の実施の形態若しくは
第2の実施の形態により、銅裏当て金2のテーパ部2a
間に生じたハの字状の隙間が補填裏当て金12の補填に
より完了すると、連続して均一高さとする裏波ビード1
0aを形成し円周溶接が行われ、その後、銅裏当て金2
のプランジャ4a、4b、4cを下降させるとともに、
補填裏当て金12の第2のアクチュエータ13と第1の
アクチュエータ14は図4の符号16に示すホームポジ
ションへ若しくは図11の(a)で示す状態に復帰す
る。
【0034】その際に、鋼管20の内壁面に押圧状態と
する銅裏当て金2と補填裏当て金12は、裏波ビード1
0aとの当接面に溶融した溶接材が繰り返し溶着するう
ちに鋼管20に固着する場合があり、このような場合に
は裏波ビード10aから銅裏当て金2と補填裏当て金1
2がスムースに剥離ができなくなることがある。
【0035】補填裏当て金12を裏波ビード10aから
剥離する場合には、独立した第1のアクチュエータ14
と第2のアクチュエータ13によって下降させるために
裏波ビード10aからの剥離は容易であるが、湾曲形状
の銅裏当て金2を下降させる場合には、中央部のプラン
ジャ4bの当て金ホルダ3にのみ螺着固定されているた
め、両端部近傍を嵌合状態とするプランジャ4a、4c
の銅裏当て金2では剥離が困難な状態となっている。プ
ランジャ4a、4cの下降を強行させた場合、銅裏当て
金2の端部近傍がプランジャ4a、4cの下降に伴って
歪みを生じたり、さらには破損に至る場合もあり、銅裏
当て金2の寿命を短くする要因となる。
【0036】このような銅裏当て金2の端部付近の歪み
による変形と両肩部2cが鋼管20の内壁と接触する際
の磨耗等からの保護を目的として銅裏当て金2の端部近
傍に装備されるのが銅裏当て金2の保護機構であるが、
この保護機構の実施の形態を以下に説明する。図8は銅
裏当て金2の保護機構の第1の実施の形態を説明する断
面図であり、図9は銅裏当て金2が裏波ビード10aか
ら剥離した状態を示す断面図であり、図10の(a)は
図8のD−D線における保護部材5により挟持された銅
裏当て金2の断面図である。
【0037】これらの図において、銅裏当て金2の両端
部付近の両側面にはステンレス鋼からなる保護部材5が
凹状溝3zを形成した銅裏当て金2の肩部2cと同一深
さの当て金により銅裏当て金2を挟持して皿ボルト5a
により螺着されるとともに、この保護部材5にはガイド
ピン6が鋼管20の管長方向に突設されている。そして
このガイドピン6の外周にはこのガイドピン6の保護を
図るためのガイドピンカラー7が外嵌されており、さら
に、当て金ホルダ3の両側面には貫通孔であって長孔の
ガイド溝8が形成されていて、このガイド溝8では保護
部材5に突設される前記ガイドピン6がその摺動を自在
に遊嵌する形態となっている。
【0038】ここで、保護部材5を装着した銅裏当て金
2の作用を説明すると、溶接を完了した銅裏当て金2が
裏波ビード10aより剥離する際には、プランジャ4b
の当て金ホルダ3においては銅裏当て金2の円弧状の中
央部が螺着固定されているために剥離が容易である。し
かし、銅裏当て金2の両端部は、前記ガイド溝8の内側
でプランジャ4a、4cの下降にともなってガイド溝8
の凹部の上止点にガイドピン6が当接状態に規制される
ためにプランジャ4a、4cと連動することとなり、こ
の強力なプランジャ4a、4cの下降力により裏波ビー
ド10aから容易に剥離させることができる。
【0039】なお、プランジャ4が鋼管20、20を内
部拡管するとき、そのプランジャ4や当て金ホルダ3、
さらには銅裏当て金2の組み立てガタや鋼管20、20
を内部拡管するときの大きな力による弾性歪等により銅
裏当て金2の両端部付近が、鋼管20の内壁面と接触し
やすく、その結果銅裏当て金2の幅の狭い肩部2cがこ
れらの部材と摩擦を生ずる。そこで銅裏当て金2の両端
部付近の両側面にはこの銅裏当て金2より硬度を有す
る、例えばステンレス鋼等による保護部材5が銅裏当て
金2を挟持した状態にボルトにより螺着され、その頭部
外縁5bが銅裏当て金2の肩部2cと同一の高さとなる
よう形成する。このように形成することによって、銅裏
当て金2の両端部付近では保護部材5の頭部外縁5bが
鋼管20の内壁面に当接することになり、銅裏当て金2
の肩部2cの磨耗防止を図ることができる。
【0040】しかも良好な裏波ビード10aを形成する
円周溶接を行うにあたり、銅裏当て金2の外周面に凹状
に溝部を形成し、その両肩部2cと溝部の寸法管理を行
うことが重要課題であって、繰り返しの溶接作業により
溶接材が溶着し、その肩部2cの高さが変形すると溶接
欠陥が生ずる要因となるが、本願発明ではそれを最小限
にくい止めることができる。
【0041】次に、銅裏当て金2の保護機構の第2の実
施の形態を以下に説明する。図14は保護機構の第2の
実施の形態例を説明する主要部の断面図であり、図15
は銅裏当て金2が裏波ビード10aから剥離した状態を
示す断面図であり、図16は銅裏当て金2の保護機構の
第2の実施の形態を示す部分斜視図であり、図10の
(b)は図14のE−E線における保護部材5により挟
持された銅裏当て金2の断面図である。
【0042】これらの図において、銅裏当て金2の保護
機構の第2の実施の形態は、銅裏当て金2の両端部近傍
の底面に長軸のボルト30が突起して螺着固定されてお
り、当て金ホルダ3の凹状溝3zの底部には、この突起
した長軸のボルト30が貫通してその摺動を自在とする
長穴3aが形成されている。銅裏当て金2の当て金ホル
ダ3の凹状溝3zでの摺動調整は、この長穴3aに貫通
するボルト30の伸縮調整を行うことにより調整され、
保護機構の第1の実施の形態と同一の作用が図られる。
【0043】
【発明の効果】以上説明を行った本発明である、空隙補
填手段を備えたインターナルクランプ装置によれば次の
効果を奏する。
【0044】1)開先加工した鋼管相互の円周溶接を行
う場合に、インターナルクランプ装置の湾曲形状の裏当
て部材が、製造許容誤差のある鋼管相互を円周溶接する
場合であっても鋼管相互の内径の矯正が図られて固定を
行うことが可能となり、円周溶接後の鋼管内壁に生ずる
裏波ビードを均一した高さとすることを可能とする。 2)また、インターナルクランプ装置の補填裏当て部材
が、裏当て部材によって形成された隙間の補填を行うた
めに、溶接後の裏波ビードを連続して形成することを可
能とする。 3)さらに、裏当て部材と補填裏当て部材によって裏波
ビードの高さ調整の作業が不要となるために、鋼管の溶
接部近傍への溶接応力の集中が生じ難いものとなる。 4)なお、空隙補填手段の第2のアクチュエータを回動
自在に第1のアクチュエータの頭部に軸支する首振り機
構と、この首振り機構により回動を自在とする第2のア
クチュエータの回動の規制を図る回動規制機構とを組み
込むことによって、案内棒ブラケットに立設する案内棒
がブラケットの案内穴に嵌遊自在に挿入されるために、
裏当て部材と補填裏当て部材の当接状況がさらに密な状
態となり、裏波ビードの高さ調整が不要となるととも
に、鋼管の溶接部近傍への溶接応力の集中が生じ難いも
のとなる。 5)また、裏当て部材の端部付近に挟持した保護部材等
による保護機構によって、鋼管内壁と裏当て部材の端部
が直接当接状態とならないために、裏当て部材を保護し
て変形の防止を図るという効果を奏する。 6)保護部材等からなる保護機構の当て金ホルダへの取
付は、この銅裏当て金の両端部近傍の底面に長軸のボル
トを突起して螺着固定し、当て金ホルダの凹状溝の底部
に形成された長穴に貫通することにより、その摺動が自
在となるとともに、裏波ビートによる固着から銅裏当て
金のスムーズな剥離が可能となる。 7)また、保護部材等からなる保護機構の当て金ホルダ
への取付は、銅裏当て金の両端部近傍の両側部がガイド
ピンカラーを外嵌するガイドピンを突設する保護部材に
より挟持することで、このガイドピンのガイド溝を形成
する当て金ホルダによって当該裏当て部材の両端部の摺
動を規制するために、前述の保護機構と同様、裏波ビー
トによる固着から銅裏当て金のスムーズな剥離が可能と
なる。という効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空隙補填手段を備えたインターナ
ルクランプ装置の実施の形態を示す側面図である。
【図2】鋼管内における図1に示すインターナルクラン
プ装置の正面図である。
【図3】図1のA部の主要部を拡大した説明図である。
【図4】図3の銅裏当て金により鋼管の内周形状を矯正
した後に溶接が行われる状態の作動説明図である。
【図5】図4の台形状の補填裏当て金の作動説明図であ
る。
【図6】図2のB部の拡大図である。
【図7】図6のC部付近の銅裏当て金を説明する斜視図
である。
【図8】銅裏当て金の保護機構の第1の実施の形態を説
明する断面図である。
【図9】銅裏当て金が裏波ビードから剥離した状態を示
す断面図である。
【図10】銅裏当て金の断面図であり、(a)は図8の
D−D線における矢視断面図であり、(b)は図14の
E−E線における銅裏当て金の矢視断面図である。
【図11】空隙補填手段の第2の実施の形態を示す側面
図であり、(a)は空隙補填手段の作動前を、(b)は
作動後の状態を示す作動説明図である。
【図12】図11の平面図であり、(a)は作動前を
(b)は作動後の状態を示す作動説明図である。
【図13】図11の主要部の一部破断側面図である。
【図14】保護機構の第2の実施の形態を説明する主要
部の断面図である。
【図15】銅裏当て金2が裏波ビード10aから剥離し
た状態を示す断面図である。
【図16】銅裏当て金2の保護機構の第2の実施の形態
を示す部分斜視図である。
【図17】従来のインターナルクランプ装置の側面図で
ある。
【図18】従来のインターナルクランプの楔形状裏当て
部材の動作説明図である。
【符号の説明】
1 インターナルクランプ装置 2 銅裏当て金 2a テーパ部 2b 取付けボルト 2c 肩部 3 当て金ホルダ 3a 長穴 3b 穿設孔 3c ボルト 3y 取付けボルト 3z 凹状溝 4 プランジャ 5 保護部材 5a 皿ボルト 5b 頭部外縁 6 ガイドピン 7 ガイドピンカラー 8 ガイド溝 9 クランプ部 10 溶接箇所 10a 裏波ビード 12 補填裏当て金 12a ブラケット 12b 当接面 12c ボルト 12d ボルト 13 第2のアクチュエータ 13a ブラケット 13b 案内穴 14 第1のアクチュエータ 14a ブラケット 15 スライドプレート 16 ホームポジション 17 ボルト(本体固定用) 18 ボルト(首振り機構用) 19 ボルト 20 鋼管 21 クランク機構 22 案内棒ブラケット 23 案内棒 30 ボルト 50 円周溶接機 52 楔型状裏当部材 52a 環状分断体 52b 環状分断体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉 置 博 之 神奈川県横浜市鶴見区下野谷1丁目20番 1号、日本鋼管工事下野谷寮A309号 (72)発明者 斎 藤 一 幸 埼玉県川越市芳野台2丁目8番65号 デ ンヨー株式会社埼玉事業所内 (56)参考文献 特開 昭55−92297(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 37/00,37/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部を開先加工した鋼管相互を管内部よ
    り固定を図り円周溶接を行うインターナルクランプ装置
    において、 複数の湾曲形状の裏当て部材をインターナルクランプ装
    置の円周上のプランジャの頭部に往復動を自在に配置し
    て、当該鋼管の内径の矯正を行う拡開手段と、 前記拡開手段の裏当て部材が鋼管内壁に当接した際に、
    隣接する裏当て部材との端部間に形成される空隙を、補
    填裏当て部材の挿入により前記裏当て部材を連続するも
    のとする空隙補填手段とから構成され、 前記裏当て部材は、 その外周形状を鋼管の内周形状を等分割する湾曲形状で
    あって、その両端部に所定の角度を形設し、その中央部
    近傍を前記一のプランジャの当て金ホルダに螺着固定す
    るとともに、この当て金ホルダを螺着固定したプランジ
    ャの左右に位置するプランジャの頭部の凹形状に形設さ
    れる当て金ホルダの凹状溝で摺動自在に遊嵌することを
    特徴とする 隙補填手段を備えたインターナルクランプ装置。
  2. 【請求項2】 端部を開先加工した鋼管相互を管内部よ
    り固定を図り円周溶接を行うインターナルクランプ装置
    において、 複数の湾曲形状の裏当て部材をインターナルクランプ装
    置の円周上のプランジャの頭部に往復動を自在に配置し
    て、当該鋼管の内径の矯正を行う拡開手段と、 前記拡開手段の裏当て部材が鋼管内壁に当接した際に、
    隣接する裏当て部材との端部間に形成される空隙を、補
    填裏当て部材の挿入により前記裏当て部材を連続するも
    のとする空隙補填手段とから構成され、 前記空隙補填手段は、 鋼管の内壁面に前記裏当て部材が当接する際に、この裏
    当て部材に隣接する裏当て部材との間により形成するハ
    の字状の空隙を、補填裏当て部材の補填裏当て金を壁面
    方向への摺動を自在とする第1のアクチュエータと、 鋼管の管長方向への摺動を自在とする第2のアクチュエ
    ータとの同時作動によって挿入補填することを特徴とす
    隙補填手段を備えたインターナルクランプ装置。
  3. 【請求項3】 端部を開先加工した鋼管相互を管内部よ
    り固定を図り円周溶接を行うインターナルクランプ装置
    において、 複数の湾曲形状の裏当て部材をインターナルクランプ装
    置の円周上のプランジャの頭部に往復動を自在に配置し
    て、当該鋼管の内径の矯正を行う拡開手段と、 前記拡開手段の裏当て部材が鋼管内壁に当接した際に、
    隣接する裏当て部材との端部間に形成される空隙を、補
    填裏当て部材の挿入により前記裏当て部材を連続するも
    のとする空隙補填手段とから構成され、 前記空隙補填手段の第2のアクチュエータを回動自在に
    第1のアクチュエータの頭部に軸支する首振り機構と、 この首振り機構により回動を自在とする第2のアクチュ
    エータの回動の規制を図る回動規制機構とは、 インターナルクランプ装置本体に螺着固定されるととも
    に、案内棒を立設する案内棒ブラケットと、前記第1の
    アクチュエータに係装してその縁部に長穴状の案内穴を
    形成するブラケットとからなり、 前記案内棒が、前記ブラケットの案内穴に嵌遊自在に挿
    入されるとともに、この案内穴の両縁部でその嵌遊が規
    制されることにより前記首振り機構の回動の規制が図ら
    れることを特徴とする 隙補填手段を備えたインターナルクランプ装置。
  4. 【請求項4】 端部を開先加工した鋼管相互を管内部よ
    り固定を図り円周溶接を行うインターナルクランプ装置
    において、 複数の湾曲形状の裏当て部材をインターナルクランプ装
    置の円周上のプランジャの頭部に往復動を自在に配置し
    て、当該鋼管の内径の矯正を行う拡開手段と、 前記拡開手段の裏当て部材が鋼管内壁に当接した際に、
    隣接する裏当て部材との端部間に形成される空隙を、補
    填裏当て部材の挿入により前記裏当て部材を連続するも
    のとする空隙補填手段とから構成され、 前記裏当て部材は、 その両端部近傍の両側部を板材であってガイドピンカラ
    ーを外嵌するガイドピンを突設する保護部材により挟持
    するとともに、この保護部材のガイドピンの貫通孔であ
    って長孔状のガイド溝を形成する当て金ホルダにより当
    該裏当て部材の両端部の摺動を規制する裏当て部材の保
    護機構を有することを特徴とする 隙補填手段を備えたインターナルクランプ装置。
  5. 【請求項5】 端部を開先加工した鋼管相互を管内部よ
    り固定を図り円周溶接を行うインターナルクランプ装置
    において、 複数の湾曲形状の裏当て部材をインターナルクランプ装
    置の円周上のプランジャの頭部に往復動を自在に配置し
    て、当該鋼管の内径の矯正を行う拡開手段と、 前記拡開手段の裏当て部材が鋼管内壁に当接した際に、
    隣接する裏当て部材との端部間に形成される空隙を、補
    填裏当て部材の挿入により前記裏当て部材を連続するも
    のとする空隙補填手段とから構成され、 前記裏当て部材は、 その両端部近傍の底面に長軸のボルトを突起して螺着固
    定し、この突起した長軸のボルトが前記当て金ホルダの
    凹形状の凹状溝に形成された長穴に貫通することによ
    り、当該当て金ホルダの凹状溝での摺動の規制を図る裏
    当て部材の保護機構を有することを特徴とする 隙補填手段を備えたインターナルクランプ装置。
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